JPH1092091A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH1092091A JPH1092091A JP24446896A JP24446896A JPH1092091A JP H1092091 A JPH1092091 A JP H1092091A JP 24446896 A JP24446896 A JP 24446896A JP 24446896 A JP24446896 A JP 24446896A JP H1092091 A JPH1092091 A JP H1092091A
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- magnetic disk
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は前記従来技術による不具合を除
去することであり、温度変化によって生じる磁気ディス
クのずれ、及び軸受の予圧変化の両者を防止することが
できるスピンドルモータ構造を備えた磁気ディスク装置
を提供することである。 【解決手段】ハブ10と軸受外輪21a、21bとは直
接またはスペーサ13を介して固着され、さらにハブ1
0、及びスペーサ13の軸受外輪21a、21b固着部
近傍には、円周状の溝10a、10b、13a、13b
を有する。また円周状の溝で、外周側に位置する溝10
b、13bはヨーク12の近傍側で閉じ、内周側に位置
する溝10a、13aは前記ヨーク12の遠方側で閉じ
ている。
去することであり、温度変化によって生じる磁気ディス
クのずれ、及び軸受の予圧変化の両者を防止することが
できるスピンドルモータ構造を備えた磁気ディスク装置
を提供することである。 【解決手段】ハブ10と軸受外輪21a、21bとは直
接またはスペーサ13を介して固着され、さらにハブ1
0、及びスペーサ13の軸受外輪21a、21b固着部
近傍には、円周状の溝10a、10b、13a、13b
を有する。また円周状の溝で、外周側に位置する溝10
b、13bはヨーク12の近傍側で閉じ、内周側に位置
する溝10a、13aは前記ヨーク12の遠方側で閉じ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に係り、特に温度変化によって生じる磁気ディスクのず
れ、及び軸受の予圧変化を防止することができるスピン
ドルモータ構造を備えた磁気ディスク装置に関する。
に係り、特に温度変化によって生じる磁気ディスクのず
れ、及び軸受の予圧変化を防止することができるスピン
ドルモータ構造を備えた磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は種々の温度条件にて
使用されている。また磁気ディスク装置では、一般にモ
ータハブ等の回転体に磁気ディスクはクランプ板等によ
って加圧固定され、固定された磁気ディスクが輸送時の
衝撃や温度変化による熱衝撃によってずれないことが重
要である。よって温度変化による熱衝撃を考慮した場
合、モータハブと磁気ディスクとの熱膨張率は同一であ
るこみとが望ましく、例えば磁気ディスクの材質がアル
ミ系である場合、モータハブの材質もアルミであること
が望ましい。
使用されている。また磁気ディスク装置では、一般にモ
ータハブ等の回転体に磁気ディスクはクランプ板等によ
って加圧固定され、固定された磁気ディスクが輸送時の
衝撃や温度変化による熱衝撃によってずれないことが重
要である。よって温度変化による熱衝撃を考慮した場
合、モータハブと磁気ディスクとの熱膨張率は同一であ
るこみとが望ましく、例えば磁気ディスクの材質がアル
ミ系である場合、モータハブの材質もアルミであること
が望ましい。
【0003】また磁気ディスク装置では一般に高回転精
度を得るために軸受に予圧をかけて使用され、予圧が低
下すると回転精度が低下し、逆に予圧が上がると軸受寿
命が大幅に低下することから予圧は安定して維持される
ことが重要である。
度を得るために軸受に予圧をかけて使用され、予圧が低
下すると回転精度が低下し、逆に予圧が上がると軸受寿
命が大幅に低下することから予圧は安定して維持される
ことが重要である。
【0004】以上の両者を解決するために従来技術によ
る磁気ディスク装置では、軸受の予圧にバネを用いた定
圧モータや、特開平6−314466に記載されている
ような、ハブと軸受の外輪を固着する筒状部材とを材質
の異なる別部材にして、ハブと磁気ディスクとを同じ熱
膨張率の材質(アルミ)にし、さらに筒状部材は磁性体
でヨークを兼ねる構造のものが提案されている。
る磁気ディスク装置では、軸受の予圧にバネを用いた定
圧モータや、特開平6−314466に記載されている
ような、ハブと軸受の外輪を固着する筒状部材とを材質
の異なる別部材にして、ハブと磁気ディスクとを同じ熱
膨張率の材質(アルミ)にし、さらに筒状部材は磁性体
でヨークを兼ねる構造のものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、磁気ディスク装
置では小型高速化が進み、製品の主流がサイズでは5イ
ンチから3.5インチ、2.5インチ、1.8インチへ
とより小型に移行し、さらにスピンドルモータの回転数
は3600rpmから、5400rpm、7200rp
mへとより高速に移行している。そのなかで磁気ディス
ク装置は決められたサイズの制限があるなかで小型高速
化を進めなければならず、磁気ディスク装置の主要構成
部品であるスピンドルモータも小型高速化が必要とされ
てきた。
置では小型高速化が進み、製品の主流がサイズでは5イ
ンチから3.5インチ、2.5インチ、1.8インチへ
とより小型に移行し、さらにスピンドルモータの回転数
は3600rpmから、5400rpm、7200rp
mへとより高速に移行している。そのなかで磁気ディス
ク装置は決められたサイズの制限があるなかで小型高速
化を進めなければならず、磁気ディスク装置の主要構成
部品であるスピンドルモータも小型高速化が必要とされ
てきた。
【0006】しかしながら従来の磁気ディスク装置は、
例えば予圧にバネを用いた定圧モータでは、予圧は一定
でかつハブの材質を磁気ディスクと同一にすることは容
易ではあるが、モータ内部にバネを設ける必要があるた
めモータの小型化が非常に困難である。
例えば予圧にバネを用いた定圧モータでは、予圧は一定
でかつハブの材質を磁気ディスクと同一にすることは容
易ではあるが、モータ内部にバネを設ける必要があるた
めモータの小型化が非常に困難である。
【0007】ところで磁気ディスク装置ではスピンドル
モータのハブの材質がアルミ等の非磁性体の場合、界磁
システムを構成するため、ハブと永久磁石との間に材質
が磁性体であるヨークを介存させる必要がある。このよ
うな磁気ディスク装置に温度変化が加わった場合、ハブ
のヨークに接触している部分は弾性率の大きいヨークに
ならった熱膨張率になり、ハブのヨークに接触していな
い部分はハブのみの熱膨張率となる。これはハブとヨー
クとの熱膨張率は大きく異なることから、温度変化によ
ってハブに収縮率が異なる部分が発生し、その応力から
ハブは大きく変形することになる。このことは軸受が、
ハブの変形の大きな場所に直接またはスペーサを介して
固着されていた場合、温度変化によって軸受に大きな力
が加わり、予圧変動をもたらすことを意味する。さらに
スピンドルモータの高速化に伴い、軸受に対する負荷は
より大きくなり、中速モータでは十分な軸受寿命を得ら
れたレベルの予圧変化でも高速モータでは得られないと
いう不具合が生じてきた。
モータのハブの材質がアルミ等の非磁性体の場合、界磁
システムを構成するため、ハブと永久磁石との間に材質
が磁性体であるヨークを介存させる必要がある。このよ
うな磁気ディスク装置に温度変化が加わった場合、ハブ
のヨークに接触している部分は弾性率の大きいヨークに
ならった熱膨張率になり、ハブのヨークに接触していな
い部分はハブのみの熱膨張率となる。これはハブとヨー
クとの熱膨張率は大きく異なることから、温度変化によ
ってハブに収縮率が異なる部分が発生し、その応力から
ハブは大きく変形することになる。このことは軸受が、
ハブの変形の大きな場所に直接またはスペーサを介して
固着されていた場合、温度変化によって軸受に大きな力
が加わり、予圧変動をもたらすことを意味する。さらに
スピンドルモータの高速化に伴い、軸受に対する負荷は
より大きくなり、中速モータでは十分な軸受寿命を得ら
れたレベルの予圧変化でも高速モータでは得られないと
いう不具合が生じてきた。
【0008】また例えば特開平6−314466に記載
されているような、ハブと軸受の外輪を固着する筒状部
材とを材質の異なる別部材にして、ハブと磁気ディスク
とを同じ熱膨張率の材質(アルミ)にし、さらに筒状部
材は磁性体でヨークを兼ねる構造では、ハブ変形に伴う
予圧変動は防止できるものの、やはりモータの小型化を
進めるためハブ、及び筒状部材を薄く構成せざるをえな
く、軸受周辺部材に重要な真円度等の精度をだすことが
困難になるほか、薄くなったハブ全体の熱膨張率が弾性
率の大きい筒状部材の熱膨張率にならい、筒状部材の熱
膨張率にならったハブの熱膨張と磁気ディスクとの熱膨
張率の相違から、温度変化によって磁気ディスクのずれ
は発生しやすくなるという問題がある。
されているような、ハブと軸受の外輪を固着する筒状部
材とを材質の異なる別部材にして、ハブと磁気ディスク
とを同じ熱膨張率の材質(アルミ)にし、さらに筒状部
材は磁性体でヨークを兼ねる構造では、ハブ変形に伴う
予圧変動は防止できるものの、やはりモータの小型化を
進めるためハブ、及び筒状部材を薄く構成せざるをえな
く、軸受周辺部材に重要な真円度等の精度をだすことが
困難になるほか、薄くなったハブ全体の熱膨張率が弾性
率の大きい筒状部材の熱膨張率にならい、筒状部材の熱
膨張率にならったハブの熱膨張と磁気ディスクとの熱膨
張率の相違から、温度変化によって磁気ディスクのずれ
は発生しやすくなるという問題がある。
【0009】本発明の目的は前記従来技術による不具合
を除去することであり、温度変化によって生じる磁気デ
ィスクのずれ、及び軸受の予圧変化の両者を防止するこ
とができるスピンドルモータ構造を備えた磁気ディスク
装置を提供することである。
を除去することであり、温度変化によって生じる磁気デ
ィスクのずれ、及び軸受の予圧変化の両者を防止するこ
とができるスピンドルモータ構造を備えた磁気ディスク
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による磁気ディスク装置は、磁気ディスクを支
持するためのハブと、前記ハブの内側に有する永久磁石
と、前記ハブと前記永久磁石との間に介存し界磁システ
ムを構成するためのヨークと、前記ハブを軸受を介して
支持するシャフトとを有し、前記ハブは前記シャフトに
対して回転可能なスピンドルモータを有する磁気ディス
ク装置において、前記ハブと前記軸受とは直接またはス
ペーサを介して固着され、さらに前記ハブ、及び前記ス
ペーサの軸受固着部近傍には、円周状の溝を有すること
を第1の特徴とする。
に本発明による磁気ディスク装置は、磁気ディスクを支
持するためのハブと、前記ハブの内側に有する永久磁石
と、前記ハブと前記永久磁石との間に介存し界磁システ
ムを構成するためのヨークと、前記ハブを軸受を介して
支持するシャフトとを有し、前記ハブは前記シャフトに
対して回転可能なスピンドルモータを有する磁気ディス
ク装置において、前記ハブと前記軸受とは直接またはス
ペーサを介して固着され、さらに前記ハブ、及び前記ス
ペーサの軸受固着部近傍には、円周状の溝を有すること
を第1の特徴とする。
【0011】また第1の特徴の磁気ディスク装置におい
て、前記ハブ、及び前記スペーサに設けられた円周状の
溝はそれぞれ複数個有し、前記複数の溝はそれぞれ隣接
する溝と閉じている側が異なることを第2の特徴とす
る。
て、前記ハブ、及び前記スペーサに設けられた円周状の
溝はそれぞれ複数個有し、前記複数の溝はそれぞれ隣接
する溝と閉じている側が異なることを第2の特徴とす
る。
【0012】また第2の特徴の磁気ディスク装置におい
て、前記ハブ、及び前記スペーサに設けられた複数個の
円周状の溝は、それぞれ外周側の溝は前記ヨークの近傍
側で閉じ、内周側の溝は前記ヨークの遠方側で閉じてい
ることを特徴とする磁気ディスク装置。
て、前記ハブ、及び前記スペーサに設けられた複数個の
円周状の溝は、それぞれ外周側の溝は前記ヨークの近傍
側で閉じ、内周側の溝は前記ヨークの遠方側で閉じてい
ることを特徴とする磁気ディスク装置。
【0013】前記第1の特徴による磁気ディスク装置
は、軸受に固着されたハブ及びスペーサの軸受固着部近
傍に円周状の溝を設けたことにより、温度変化によって
発生するハブの変形が溝によって吸収され、軸受固着部
のハブの変形は大幅に小さくなることから、軸受に加わ
る力は温度変化によっても安定し、予圧変動は防止でき
る。
は、軸受に固着されたハブ及びスペーサの軸受固着部近
傍に円周状の溝を設けたことにより、温度変化によって
発生するハブの変形が溝によって吸収され、軸受固着部
のハブの変形は大幅に小さくなることから、軸受に加わ
る力は温度変化によっても安定し、予圧変動は防止でき
る。
【0014】前記第2の特徴による磁気ディスク装置
は、軸受に固着されたハブ及びスペーサの軸受固着部近
傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数でかつ隣接す
る溝と閉じている側が異なることから、軸受に加わる力
は温度変化によってもより一層安定し、予圧変動は防止
できる。
は、軸受に固着されたハブ及びスペーサの軸受固着部近
傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数でかつ隣接す
る溝と閉じている側が異なることから、軸受に加わる力
は温度変化によってもより一層安定し、予圧変動は防止
できる。
【0015】前記第3の特徴による磁気ディスク装置
は、軸受に固着されたハブ及びスペーサの軸受固着部近
傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数でさらに外周
側にある溝がヨーク近傍で閉じ、内周側にある溝がヨー
ク遠方側で閉じていることから、高温時に発生するハブ
の変形は溝によってより完全に吸収され、軸受固着部の
ハブの変形は大幅に小さくなることから、軸受に加わる
力は温度変化によってもより一層安定し、予圧変動は防
止できる。
は、軸受に固着されたハブ及びスペーサの軸受固着部近
傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数でさらに外周
側にある溝がヨーク近傍で閉じ、内周側にある溝がヨー
ク遠方側で閉じていることから、高温時に発生するハブ
の変形は溝によってより完全に吸収され、軸受固着部の
ハブの変形は大幅に小さくなることから、軸受に加わる
力は温度変化によってもより一層安定し、予圧変動は防
止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による磁気ディスク
装置の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1は
本実施例による磁気ディスク装置の磁気ディスク回転機
構部を説明するための一部断面図である。図1におい
て、磁気ディスク装置の磁気ディスク回転機構部は、デ
ータを記録再生するためのメディアである複数の磁気デ
ィスク2と、該複数の磁気ディスク2を搭載し、回転す
る手段であるスピンドルモータ1と、該複数の磁気ディ
スク2と伴に該スピンドルモータ1に互い違いに積層さ
れる複数のディスクスペーサ3と、該磁気ディスク2の
内周縁で当接し、中央部で該スピンドルモータ1に定着
されて該複数の磁気ディスク2を積層方向に加圧するこ
とにより固定するクランブ板4と、該スピンドルモータ
1と該クランプ板4を固定する手段である複数のねじ5
から構成され、さらに該スピンドルモータ1は、磁気デ
ィスク2を搭載支持するためのハブ10と、該ハブ10
の内側に設けられた永久磁石11と、該ハブ10と該永
久磁石11との間に介存し界磁システムを構成するため
の磁性体であるヨーク12と、該ハブ10の上側に外輪
21aが直接固着された軸受20aと、該ハブ10の下
側に外輪21bがスペーサ13を介して固着された軸受
20bと、該軸受20a、20bの内輪22a、22b
に固着され該スピンドルモータ1の回転軸であるシャフ
ト14と、該シャフト14に旋回し電流を流すことによ
り、該界磁システムと共に磁気回路を形成し、該ハブ1
0をシャフト14に対して回転可能にするためのアマチ
ュアコイル15、等で構成され、さらに該軸受20a、
20bのボール23a、23bには回転精度をだすため
に図示された方向の予圧P1、P2が加えられている。
また該ハブ10の上側の該外輪21a固着部近傍には円
周状の溝10a、10bが設けられ、内周側の溝10a
は該ヨーク12より遠方側(クランブ板4側)で閉じ、
外周側の溝10bは該ヨーク12の近傍側で閉じてい
る。さらに該スペーサ13の該外輪22a固着部近傍に
は円周状の溝13a、13bが設けられ、内周側の溝1
3aは該ヨーク12より遠方側で閉じ、外周側の溝13
bは該ヨーク12の近傍側で閉じている。ここで、温度
変化による該複数の磁気ディスク2のずれを防止するた
め、該ハブ10の材質は該磁気ディスク2と共にアルミ
系でできている。また該スペーサ13の材質も同様にア
ルミ系である。
装置の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1は
本実施例による磁気ディスク装置の磁気ディスク回転機
構部を説明するための一部断面図である。図1におい
て、磁気ディスク装置の磁気ディスク回転機構部は、デ
ータを記録再生するためのメディアである複数の磁気デ
ィスク2と、該複数の磁気ディスク2を搭載し、回転す
る手段であるスピンドルモータ1と、該複数の磁気ディ
スク2と伴に該スピンドルモータ1に互い違いに積層さ
れる複数のディスクスペーサ3と、該磁気ディスク2の
内周縁で当接し、中央部で該スピンドルモータ1に定着
されて該複数の磁気ディスク2を積層方向に加圧するこ
とにより固定するクランブ板4と、該スピンドルモータ
1と該クランプ板4を固定する手段である複数のねじ5
から構成され、さらに該スピンドルモータ1は、磁気デ
ィスク2を搭載支持するためのハブ10と、該ハブ10
の内側に設けられた永久磁石11と、該ハブ10と該永
久磁石11との間に介存し界磁システムを構成するため
の磁性体であるヨーク12と、該ハブ10の上側に外輪
21aが直接固着された軸受20aと、該ハブ10の下
側に外輪21bがスペーサ13を介して固着された軸受
20bと、該軸受20a、20bの内輪22a、22b
に固着され該スピンドルモータ1の回転軸であるシャフ
ト14と、該シャフト14に旋回し電流を流すことによ
り、該界磁システムと共に磁気回路を形成し、該ハブ1
0をシャフト14に対して回転可能にするためのアマチ
ュアコイル15、等で構成され、さらに該軸受20a、
20bのボール23a、23bには回転精度をだすため
に図示された方向の予圧P1、P2が加えられている。
また該ハブ10の上側の該外輪21a固着部近傍には円
周状の溝10a、10bが設けられ、内周側の溝10a
は該ヨーク12より遠方側(クランブ板4側)で閉じ、
外周側の溝10bは該ヨーク12の近傍側で閉じてい
る。さらに該スペーサ13の該外輪22a固着部近傍に
は円周状の溝13a、13bが設けられ、内周側の溝1
3aは該ヨーク12より遠方側で閉じ、外周側の溝13
bは該ヨーク12の近傍側で閉じている。ここで、温度
変化による該複数の磁気ディスク2のずれを防止するた
め、該ハブ10の材質は該磁気ディスク2と共にアルミ
系でできている。また該スペーサ13の材質も同様にア
ルミ系である。
【0017】次に、図2は本発明を用いていない磁気デ
ィスク回転機構部の従来例であり、ハブ110、及びス
ペーサ113には円周状の溝は設けられていないことが
本実施例と異なるのみで以下本実施例と同様に構成され
ている。また図3は図2の磁気ディスク回転機構部、特
にスピンドルモータ101のロータ部が温度上昇によっ
て変形する様を示す図である。
ィスク回転機構部の従来例であり、ハブ110、及びス
ペーサ113には円周状の溝は設けられていないことが
本実施例と異なるのみで以下本実施例と同様に構成され
ている。また図3は図2の磁気ディスク回転機構部、特
にスピンドルモータ101のロータ部が温度上昇によっ
て変形する様を示す図である。
【0018】図3において、該スピンドルモータ101
の温度が上昇することによって該スピンドルモータ10
1の該ハブ110には左図の如くおよそ径方向の熱膨張
F101a、F101b、及び軸方向熱膨張のF102
a、F102bが働く。ここでヨーク112は磁性体で
ある必要性から鉄系の材質でなっており、該ハブ11
0、及び該スペーサ113の材質であるアルミ系より熱
膨張係数は小さく、弾性係数は大きい。よって該ヨーク
112に接触している部分の該ハブ110の熱膨張F1
01a、およびF102aは該ヨーク112の熱膨張に
およそならい、該ヨーク112に接触していない部分の
該ハブ110の熱膨張F101b、およびF102ba
と比較して小さい。よって右図の如く該ハブ110は変
形し、軸受の外輪121a、121bの軸方向の位置は
それぞれδ1、δ2変化する。これは図2において予圧
P1、及びP2が大幅に上昇することを意味する。予圧
が上昇した場合、軸受の寿命は大幅に低下する。
の温度が上昇することによって該スピンドルモータ10
1の該ハブ110には左図の如くおよそ径方向の熱膨張
F101a、F101b、及び軸方向熱膨張のF102
a、F102bが働く。ここでヨーク112は磁性体で
ある必要性から鉄系の材質でなっており、該ハブ11
0、及び該スペーサ113の材質であるアルミ系より熱
膨張係数は小さく、弾性係数は大きい。よって該ヨーク
112に接触している部分の該ハブ110の熱膨張F1
01a、およびF102aは該ヨーク112の熱膨張に
およそならい、該ヨーク112に接触していない部分の
該ハブ110の熱膨張F101b、およびF102ba
と比較して小さい。よって右図の如く該ハブ110は変
形し、軸受の外輪121a、121bの軸方向の位置は
それぞれδ1、δ2変化する。これは図2において予圧
P1、及びP2が大幅に上昇することを意味する。予圧
が上昇した場合、軸受の寿命は大幅に低下する。
【0019】図4は図1における本実施例の磁気ディス
ク回転機構部、特にスピンドルモータ1のロータ部が温
度上昇によって変形する様を示す図である。図4におい
て、該スピンドルモータ1の温度が上昇することによっ
て該スピンドルモータ1の該ハブ10には左図の如くお
よそ径方向の熱膨張F1a、F1b、及び軸方向熱膨張
のF2a、F2bが働く。ここでヨーク12は磁性体で
ある必要性から鉄系の材質でなっており、該ハブ10、
及び該スペーサ13の材質であるアルミ系より熱膨張係
数は小さく、弾性係数は大きい。よって該ヨーク12に
接触している部分の該ハブ10の熱膨張F1a、および
F2aは該ヨーク12の熱膨張におよそならい、該ヨー
ク12に接触していない部分の該ハブ110の熱膨張F
101b、およびF102baと比較して小さい。よっ
て右図の如く該ハブ10は変形する。しかしながら、該
ハブ10、及び該スペーサ13に設けられた溝10a、
10b、13a、13b、がハブの変形に伴い、それぞ
れの溝10a‘、10b’、13a‘、13b’のとお
り変形することにより、軸受の外輪21a、21bの軸
方向の位置は変化しない。これは図1において予圧P
1、及びP2が温度上昇による該ハブ10の変形によっ
て変化しないことを意味する。
ク回転機構部、特にスピンドルモータ1のロータ部が温
度上昇によって変形する様を示す図である。図4におい
て、該スピンドルモータ1の温度が上昇することによっ
て該スピンドルモータ1の該ハブ10には左図の如くお
よそ径方向の熱膨張F1a、F1b、及び軸方向熱膨張
のF2a、F2bが働く。ここでヨーク12は磁性体で
ある必要性から鉄系の材質でなっており、該ハブ10、
及び該スペーサ13の材質であるアルミ系より熱膨張係
数は小さく、弾性係数は大きい。よって該ヨーク12に
接触している部分の該ハブ10の熱膨張F1a、および
F2aは該ヨーク12の熱膨張におよそならい、該ヨー
ク12に接触していない部分の該ハブ110の熱膨張F
101b、およびF102baと比較して小さい。よっ
て右図の如く該ハブ10は変形する。しかしながら、該
ハブ10、及び該スペーサ13に設けられた溝10a、
10b、13a、13b、がハブの変形に伴い、それぞ
れの溝10a‘、10b’、13a‘、13b’のとお
り変形することにより、軸受の外輪21a、21bの軸
方向の位置は変化しない。これは図1において予圧P
1、及びP2が温度上昇による該ハブ10の変形によっ
て変化しないことを意味する。
【0020】また、本実施例においても溝10a、10
b、13a、13bの詳細な位置、深さ、幅等について
は、ハブ10の剛性、予圧のノミナル値、許容変動予圧
幅、軸受の外輪21a、21bの圧入しろ、等種々の条
件によって便宜決定されるものである。ハブ10の温度
変化による変形が大きく、より大きな吸収力が必要な場
合、溝10a、10b、13a、13bの深さはより深
く、またヨーク12の遠方で閉じている溝10a、13
aはより内周に位置し、またヨーク12の近傍で閉じて
いる溝10b、13bはより外周に位置するとよい。ま
た溝は軸受の許容変動予圧幅が比較的大きく、さほど吸
収力が必要としない場合、溝はそれぞれ複数でなくヨー
ク12の遠方で閉じている溝10a、13a、またヨー
ク12の近傍で閉じている溝10b、13bのいずれか
のみでもよい。また上下の軸受の予圧変動量に差が大き
い場合、上側の軸受対応の溝10a、10b、あるいは
下側の溝13a、13bの溝のみでもよい。さらに本実
施例では頻度の多い高温度使用時の変形を中心に述べて
いるが、低温の場合逆に予圧は低下し、回転精度が悪化
する。この場合溝の幅を大きくするとよい。
b、13a、13bの詳細な位置、深さ、幅等について
は、ハブ10の剛性、予圧のノミナル値、許容変動予圧
幅、軸受の外輪21a、21bの圧入しろ、等種々の条
件によって便宜決定されるものである。ハブ10の温度
変化による変形が大きく、より大きな吸収力が必要な場
合、溝10a、10b、13a、13bの深さはより深
く、またヨーク12の遠方で閉じている溝10a、13
aはより内周に位置し、またヨーク12の近傍で閉じて
いる溝10b、13bはより外周に位置するとよい。ま
た溝は軸受の許容変動予圧幅が比較的大きく、さほど吸
収力が必要としない場合、溝はそれぞれ複数でなくヨー
ク12の遠方で閉じている溝10a、13a、またヨー
ク12の近傍で閉じている溝10b、13bのいずれか
のみでもよい。また上下の軸受の予圧変動量に差が大き
い場合、上側の軸受対応の溝10a、10b、あるいは
下側の溝13a、13bの溝のみでもよい。さらに本実
施例では頻度の多い高温度使用時の変形を中心に述べて
いるが、低温の場合逆に予圧は低下し、回転精度が悪化
する。この場合溝の幅を大きくするとよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明による磁気デ
ィスク装置では、軸受に固着されたハブ及びスペーサの
軸受固着部近傍に円周状の溝を設けたことにより、温度
変化によって発生するハブの変形が溝によって吸収さ
れ、軸受固着部のハブの変形は大幅に小さくなることか
ら、軸受に加わる力は温度変化によっても安定し、予圧
変動は防止できる。
ィスク装置では、軸受に固着されたハブ及びスペーサの
軸受固着部近傍に円周状の溝を設けたことにより、温度
変化によって発生するハブの変形が溝によって吸収さ
れ、軸受固着部のハブの変形は大幅に小さくなることか
ら、軸受に加わる力は温度変化によっても安定し、予圧
変動は防止できる。
【0022】また軸受に固着されたハブ及びスペーサの
軸受固着部近傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数
でかつ隣接する溝と閉じている側が異なることから、軸
受に加わる力は温度変化によってもより一層安定し、予
圧変動は防止できる。
軸受固着部近傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数
でかつ隣接する溝と閉じている側が異なることから、軸
受に加わる力は温度変化によってもより一層安定し、予
圧変動は防止できる。
【0023】また軸受に固着されたハブ及びスペーサの
軸受固着部近傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数
でさらに外周側にある溝がヨーク近傍で閉じ、内周側に
ある溝がヨーク遠方側で閉じていることから、高温時に
発生するハブの変形は溝によってより完全に吸収され、
軸受固着部のハブの変形は大幅に小さくなることから、
軸受に加わる力は温度変化によってもより一層安定し、
予圧変動は防止できる。
軸受固着部近傍に設けた円周状の溝が、それぞれに複数
でさらに外周側にある溝がヨーク近傍で閉じ、内周側に
ある溝がヨーク遠方側で閉じていることから、高温時に
発生するハブの変形は溝によってより完全に吸収され、
軸受固着部のハブの変形は大幅に小さくなることから、
軸受に加わる力は温度変化によってもより一層安定し、
予圧変動は防止できる。
【図1】本一実施例による磁気ディスク装置の磁気ディ
スク回転部の一部断面図である。
スク回転部の一部断面図である。
【図2】従来例による磁気ディスク装置の磁気ディスク
回転部の一部断面図である。
回転部の一部断面図である。
【図3】従来例による磁気ディスク回転部、特にスピン
ドルモータのロータ部が温度上昇によって変化する様を
示す図である。
ドルモータのロータ部が温度上昇によって変化する様を
示す図である。
【図4】本一実施例による磁気ディスク回転部、特にス
ピンドルモータのロータ部が温度上昇によって変化する
様を示す図である。
ピンドルモータのロータ部が温度上昇によって変化する
様を示す図である。
1,101…スピンドルモータ、2,102…磁気ディ
スク、10,110…ハブ、 12,112…ヨー
ク、13,113…スペーサ、14,114…シャフ
ト、20a,20b,120a,120b…軸受、21
a,21b,121a,121b…軸受外輪、10a,
10b…ハブに設けられた溝、13a,13b…スペー
サに設けられた溝、 P1,P2…予圧、F1a,
F1b,F2a,F2b,F101a,F101b,F
102a,F102b…熱膨張。
スク、10,110…ハブ、 12,112…ヨー
ク、13,113…スペーサ、14,114…シャフ
ト、20a,20b,120a,120b…軸受、21
a,21b,121a,121b…軸受外輪、10a,
10b…ハブに設けられた溝、13a,13b…スペー
サに設けられた溝、 P1,P2…予圧、F1a,
F1b,F2a,F2b,F101a,F101b,F
102a,F102b…熱膨張。
Claims (3)
- 【請求項1】磁気ディスクを支持するためのハブと、前
記ハブの内側に有する永久磁石と、前記ハブと前記永久
磁石との間に介存し界磁システムを構成するためのヨー
クと、前記ハブを軸受を介して支持するシャフトを有
し、前記ハブは前記シャフトに対して回転可能なスピン
ドルモータを有する磁気ディスク装置において、前記ハ
ブと前記軸受とは直接またはスペーサを介して固着さ
れ、さらに前記ハブ、及び前記スペーサの軸受固着部近
傍全周に円周状の溝を有することを特徴とする磁気ディ
スク装置。 - 【請求項2】請求項1の磁気ディスク装置において、 前記ハブ、及び前記スペーサに設けられた円周状の溝は
それぞれ複数個有し、前記複数の溝はそれぞれ隣接する
溝と閉じている側が異なることを特徴とする磁気ディス
ク装置。 - 【請求項3】請求項2の磁気ディスク装置において、 前記ハブ、及び前記スペーサに設けられた複数個の円周
状の溝は、それぞれ外周側の溝は前記ヨークの近傍側で
閉じ、内周側の溝は前記ヨークの遠方側で閉じているこ
とを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24446896A JPH1092091A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24446896A JPH1092091A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092091A true JPH1092091A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17119108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24446896A Pending JPH1092091A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1092091A (ja) |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP24446896A patent/JPH1092091A/ja active Pending
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