JPH109329A - 電気粘性流体を用いたロータリダンパ - Google Patents
電気粘性流体を用いたロータリダンパInfo
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- JPH109329A JPH109329A JP18012596A JP18012596A JPH109329A JP H109329 A JPH109329 A JP H109329A JP 18012596 A JP18012596 A JP 18012596A JP 18012596 A JP18012596 A JP 18012596A JP H109329 A JPH109329 A JP H109329A
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Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回動軸を一方向と他方向とに回動させるとき
に、減衰力特性をそれぞれ独立させて制御し、装置の簡
略化を図るようにする。 【解決手段】 ケーシング1内に電気粘性流体4を収容
すると共に回動軸6を回転可能に設ける。また、回動筒
7内には隔壁22等を介して第1,2の電極筒26,3
0を設け、各電極筒26,30をコントロールユニット
41に個別に接続する。そして、回動軸6と一体となっ
た回動筒7内には、流出入室B1 、ディスクバルブ1
8、流通室C1 、筒状通路27、流通室D、流出入室B
2 およびチェックバルブ35等とからなる第1の流路手
段を設けると共に、流出入室B2 、ディスクバルブ2
0、流通室C2 、筒状通路31、流通室D、流出入室B
1 およびチェックバルブ39等からなる第2の流路手段
内を設け、各液室A1 ,A2 間をこれら各流路手段を介
して互いに連通させる。
に、減衰力特性をそれぞれ独立させて制御し、装置の簡
略化を図るようにする。 【解決手段】 ケーシング1内に電気粘性流体4を収容
すると共に回動軸6を回転可能に設ける。また、回動筒
7内には隔壁22等を介して第1,2の電極筒26,3
0を設け、各電極筒26,30をコントロールユニット
41に個別に接続する。そして、回動軸6と一体となっ
た回動筒7内には、流出入室B1 、ディスクバルブ1
8、流通室C1 、筒状通路27、流通室D、流出入室B
2 およびチェックバルブ35等とからなる第1の流路手
段を設けると共に、流出入室B2 、ディスクバルブ2
0、流通室C2 、筒状通路31、流通室D、流出入室B
1 およびチェックバルブ39等からなる第2の流路手段
内を設け、各液室A1 ,A2 間をこれら各流路手段を介
して互いに連通させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両等に作
用する振動を緩衝するのに好適に用いられる電気粘性流
体を用いたロータリダンパに関し、特に、減衰力を適宜
に調整できるようにした電気粘性流体を用いたロータリ
ダンパに関する。
用する振動を緩衝するのに好適に用いられる電気粘性流
体を用いたロータリダンパに関し、特に、減衰力を適宜
に調整できるようにした電気粘性流体を用いたロータリ
ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等には外部からの振動や衝
撃等を緩衝するためにダンパが装備されている。そし
て、このようなダンパとして、例えば、特開昭64−1
2152号公報(以下、従来技術という)に記載のダン
パが知られている。
撃等を緩衝するためにダンパが装備されている。そし
て、このようなダンパとして、例えば、特開昭64−1
2152号公報(以下、従来技術という)に記載のダン
パが知られている。
【0003】この種の従来技術によるダンパは、固定ベ
ーンが設けられ内部に油液を収容した筒状のケーシング
と、該ケーシング内に回動可能に設けられ、軸方向両端
側が該ケーシング外に突出した中空の回動軸と、該回動
軸と前記ケーシングとの間に位置して該回動軸の外周側
に設けられ、前記固定ベーンとの間で第1,第2の油室
を画成した可動ベーンと、該第1,第2の油室間を互い
に連通させるように前記回動軸内に設けられた連通路
と、該連通路の途中に設けられ、該連通路を流通する油
液に減衰力を発生させる減衰力発生機構等とからなって
いる。
ーンが設けられ内部に油液を収容した筒状のケーシング
と、該ケーシング内に回動可能に設けられ、軸方向両端
側が該ケーシング外に突出した中空の回動軸と、該回動
軸と前記ケーシングとの間に位置して該回動軸の外周側
に設けられ、前記固定ベーンとの間で第1,第2の油室
を画成した可動ベーンと、該第1,第2の油室間を互い
に連通させるように前記回動軸内に設けられた連通路
と、該連通路の途中に設けられ、該連通路を流通する油
液に減衰力を発生させる減衰力発生機構等とからなって
いる。
【0004】そして、従来技術によるダンパを、例えば
自動二輪車等に取付ける場合には、車体側にケーシング
を固定して設けると共に、車輪側を揺動可能に支持する
揺動アームには回動軸の突出端側を取付け、走行時の振
動等により揺動アームが車体側に対して上,下に揺動す
るときに、前記回動軸をケーシングに対して回動させる
ことにより、第1,第2の油室間で油液を流通させ、こ
のときに連通路内を流れる油液に対し減衰力発生機構で
絞り抵抗を与えることによって所定の減衰力を発生させ
るようにしている。
自動二輪車等に取付ける場合には、車体側にケーシング
を固定して設けると共に、車輪側を揺動可能に支持する
揺動アームには回動軸の突出端側を取付け、走行時の振
動等により揺動アームが車体側に対して上,下に揺動す
るときに、前記回動軸をケーシングに対して回動させる
ことにより、第1,第2の油室間で油液を流通させ、こ
のときに連通路内を流れる油液に対し減衰力発生機構で
絞り抵抗を与えることによって所定の減衰力を発生させ
るようにしている。
【0005】また、他の従来技術として電気粘性流体を
用いたロータリダンパが、例えば実開平4−12700
5号公報等に記載されている。
用いたロータリダンパが、例えば実開平4−12700
5号公報等に記載されている。
【0006】他の従来技術によるダンパでは、ケーシン
グ内に電気粘性流体を収容し、該ケーシング側の固定ベ
ーンと回動軸側の可動ベーンとの間で互いに隣り合うよ
うに第1,第2の油室を画成すると共に、回動軸内には
前記各液室を互いに連通するように制御用隙間としての
絞り通路を設けると共に、該絞り通路側には一対の電極
を互いに対向させて配設するようにし、該各電極に外部
から通電を行うようにしている。
グ内に電気粘性流体を収容し、該ケーシング側の固定ベ
ーンと回動軸側の可動ベーンとの間で互いに隣り合うよ
うに第1,第2の油室を画成すると共に、回動軸内には
前記各液室を互いに連通するように制御用隙間としての
絞り通路を設けると共に、該絞り通路側には一対の電極
を互いに対向させて配設するようにし、該各電極に外部
から通電を行うようにしている。
【0007】そして、回動軸をケーシングに対して回動
させるときに、前記絞り通路内を流通する電気粘性流体
に対し前記電極間で電界を付与し、電気粘性流体の粘度
を増,減させることによって、絞り通路内での電気粘性
流体の流路抵抗を変えるようにし、これにより減衰力を
外部から容易に制御できるようにしている。
させるときに、前記絞り通路内を流通する電気粘性流体
に対し前記電極間で電界を付与し、電気粘性流体の粘度
を増,減させることによって、絞り通路内での電気粘性
流体の流路抵抗を変えるようにし、これにより減衰力を
外部から容易に制御できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、第1,第2の油室の間を連通する連通路の
途中に減衰力発生機構を設ける構成とし、該減衰力発生
機構内を油液が流れるときの絞り抵抗によって減衰力を
発生させているに過ぎない。このため、減衰力発生機構
のディスクバルブ等を取換えたり、絞り通路の面積を変
更したりしないと、減衰力特性を変えることができず、
外部からの遠隔操作等で減衰力を調整するのが難しいと
いう問題がある。
来技術では、第1,第2の油室の間を連通する連通路の
途中に減衰力発生機構を設ける構成とし、該減衰力発生
機構内を油液が流れるときの絞り抵抗によって減衰力を
発生させているに過ぎない。このため、減衰力発生機構
のディスクバルブ等を取換えたり、絞り通路の面積を変
更したりしないと、減衰力特性を変えることができず、
外部からの遠隔操作等で減衰力を調整するのが難しいと
いう問題がある。
【0009】一方、他の従来技術の場合には、前述のよ
うな従来技術による問題を解決するために電気粘性流体
を用いるようにしている。しかし、このような他の従来
技術にあっては下記のような問題がある。
うな従来技術による問題を解決するために電気粘性流体
を用いるようにしている。しかし、このような他の従来
技術にあっては下記のような問題がある。
【0010】即ち、回動軸がケーシングに対して一方向
に回転するときにも、他方向に回転するときにも、電気
粘性流体は同一の絞り通路を一方向または他方向に流通
するに過ぎないために、この回動軸の回動方向に応じて
電極間で発生する電界を変えない限り、同一特性の減衰
力しか発生させることができないという問題がある。
に回転するときにも、他方向に回転するときにも、電気
粘性流体は同一の絞り通路を一方向または他方向に流通
するに過ぎないために、この回動軸の回動方向に応じて
電極間で発生する電界を変えない限り、同一特性の減衰
力しか発生させることができないという問題がある。
【0011】また、回動軸の回動方向等に応じて電極間
の電界を変えるためには、これを感知するセンサ等を新
たに設け、該センサで検出した回動軸の回動方向に応じ
て電極間で発生させるべき電界を高精度に変える必要が
あり、装置全体の構成が複雑化、大型化し、コストアッ
プを招くばかりでなく、減衰力を可変に制御する上での
安定性や信頼性を向上させるのが難しくなるという問題
がある。
の電界を変えるためには、これを感知するセンサ等を新
たに設け、該センサで検出した回動軸の回動方向に応じ
て電極間で発生させるべき電界を高精度に変える必要が
あり、装置全体の構成が複雑化、大型化し、コストアッ
プを招くばかりでなく、減衰力を可変に制御する上での
安定性や信頼性を向上させるのが難しくなるという問題
がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、回動軸を一方向に回動させた
ときにも他方向に回動させたときにも、回動方向を特別
に検出することなく、減衰力特性をそれぞれ独立して制
御することができ、制御上の安定性や信頼性を確実に向
上できるようにした電気粘性流体を用いたロータリダン
パを提供することを目的としている。
されたもので、本発明は、回動軸を一方向に回動させた
ときにも他方向に回動させたときにも、回動方向を特別
に検出することなく、減衰力特性をそれぞれ独立して制
御することができ、制御上の安定性や信頼性を確実に向
上できるようにした電気粘性流体を用いたロータリダン
パを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明による電気粘性流体を用いたダンパは、内
部に電気粘性流体を収容し、固定ベーンが設けられた筒
状のケーシングと、該ケーシングに対して相対回転可能
に設けられ、該ケーシング内を軸方向に延びた回動軸
と、該回動軸と前記ケーシングとの間に位置して該回動
軸側に設けられ、前記固定ベーンとの間で互いに隣り合
うように第1,第2の液室を画成した可動ベーンと、前
記回動軸がケーシングに対して一方向に相対回転すると
きに前記第1の液室から第2の液室に向けて前記電気粘
性流体を流通させ、逆向きの流れを阻止する第1の流路
手段と、前記回動軸がケーシングに対して他方向に相対
回転するときに前記第2の液室から第1の液室に向けて
前記電気粘性流体を流通させ、逆向きの流れを阻止する
第2の流路手段と、前記第1の流路手段の途中に設けら
れ、該第1の流路手段内を流れる電気粘性流体に通電を
行う第1の電極部と、前記第2の流路手段の途中に設け
られ、該第2の流路手段内を流れる電気粘性流体に通電
を行う第2の電極部とから構成している。
ために本発明による電気粘性流体を用いたダンパは、内
部に電気粘性流体を収容し、固定ベーンが設けられた筒
状のケーシングと、該ケーシングに対して相対回転可能
に設けられ、該ケーシング内を軸方向に延びた回動軸
と、該回動軸と前記ケーシングとの間に位置して該回動
軸側に設けられ、前記固定ベーンとの間で互いに隣り合
うように第1,第2の液室を画成した可動ベーンと、前
記回動軸がケーシングに対して一方向に相対回転すると
きに前記第1の液室から第2の液室に向けて前記電気粘
性流体を流通させ、逆向きの流れを阻止する第1の流路
手段と、前記回動軸がケーシングに対して他方向に相対
回転するときに前記第2の液室から第1の液室に向けて
前記電気粘性流体を流通させ、逆向きの流れを阻止する
第2の流路手段と、前記第1の流路手段の途中に設けら
れ、該第1の流路手段内を流れる電気粘性流体に通電を
行う第1の電極部と、前記第2の流路手段の途中に設け
られ、該第2の流路手段内を流れる電気粘性流体に通電
を行う第2の電極部とから構成している。
【0014】このように構成することにより、回動軸を
ケーシングに対して一方向に回動させるときには、第1
の流路手段によってケーシング内に収容された電気粘性
流体が第1の液室から第2の液室へと一方向にのみ流れ
るようになる。そして、第1の流路手段の途中には第1
の電極部を設けているから、該第1の電極部に通電を行
って第1の流路手段内に電界を発生させることにより、
該第1の流路手段内を流れる電気粘性流体の粘度を増大
させることができ、この電気粘性流体の粘度を増,減さ
せることによって減衰力を調整することができる。
ケーシングに対して一方向に回動させるときには、第1
の流路手段によってケーシング内に収容された電気粘性
流体が第1の液室から第2の液室へと一方向にのみ流れ
るようになる。そして、第1の流路手段の途中には第1
の電極部を設けているから、該第1の電極部に通電を行
って第1の流路手段内に電界を発生させることにより、
該第1の流路手段内を流れる電気粘性流体の粘度を増大
させることができ、この電気粘性流体の粘度を増,減さ
せることによって減衰力を調整することができる。
【0015】また、回動軸をケーシングに対して他方向
に回動させるときには、第2の流路手段によって電気粘
性流体が第2の液室から第1の液室へと他方向にのみ流
れるようになる。ここで、第2の流路手段の途中には前
記第1の流路手段と同様に第2の電極部を設けているか
ら、該第2の電極部に通電を行い、第2の流路手段内に
電界を発生させることにより、該第2の流路手段内を流
れる電気粘性流体の粘度を増大させることができ、この
電気粘性流体の粘度を増,減させることによって減衰力
を調整することができる。
に回動させるときには、第2の流路手段によって電気粘
性流体が第2の液室から第1の液室へと他方向にのみ流
れるようになる。ここで、第2の流路手段の途中には前
記第1の流路手段と同様に第2の電極部を設けているか
ら、該第2の電極部に通電を行い、第2の流路手段内に
電界を発生させることにより、該第2の流路手段内を流
れる電気粘性流体の粘度を増大させることができ、この
電気粘性流体の粘度を増,減させることによって減衰力
を調整することができる。
【0016】即ち、前記各絞り通路内で発生する電界を
前記各電極部によりそれぞれ別々に適宜に調整すること
ができ、これによって回動軸の一方向回動時と他方向回
動時とで、当該ダンパで発生する減衰力の大きさをそれ
ぞれ独立して制御することができる。
前記各電極部によりそれぞれ別々に適宜に調整すること
ができ、これによって回動軸の一方向回動時と他方向回
動時とで、当該ダンパで発生する減衰力の大きさをそれ
ぞれ独立して制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。
図面に従って詳細に説明する。
【0018】ここで、図1ないし図7は本発明の実施例
による電気粘性流体を用いたロータリダンパを車両に適
用した場合を例に挙げて示している。
による電気粘性流体を用いたロータリダンパを車両に適
用した場合を例に挙げて示している。
【0019】図において、1はケーシングで、該ケーシ
ング1は一端側が開口端部2Aとなり、他端側が閉塞端
部2Bとなった筒状のケーシング本体2と、円板状の蓋
板3とからなり、前記ケーシング本体2は、閉塞端部2
Bの中央部から軸方向に突出した筒状の軸受部2Cと、
開口端部2Aの外周側から径方向外向きに突出した環状
のフランジ部2Dとを有している。また、蓋板3の中央
部には前記軸受部2Cとほぼ同様の軸受部3Aが設けら
れ、該蓋板3はケーシング本体2内を密閉状態で閉塞す
るように前記フランジ部2Dに一体的に取付けられてい
る。
ング1は一端側が開口端部2Aとなり、他端側が閉塞端
部2Bとなった筒状のケーシング本体2と、円板状の蓋
板3とからなり、前記ケーシング本体2は、閉塞端部2
Bの中央部から軸方向に突出した筒状の軸受部2Cと、
開口端部2Aの外周側から径方向外向きに突出した環状
のフランジ部2Dとを有している。また、蓋板3の中央
部には前記軸受部2Cとほぼ同様の軸受部3Aが設けら
れ、該蓋板3はケーシング本体2内を密閉状態で閉塞す
るように前記フランジ部2Dに一体的に取付けられてい
る。
【0020】ここで、ケーシング1は例えば車両の車体
側に一体に取付けられ、該ケーシング1内には電気粘性
流体4が充填(収容)されている。また、前記ケーシン
グ1には図2および図3に示す如く、その内周側にほぼ
等間隔に離間して複数の固定ベーン5,5,…が配設さ
れている。そして、該各固定ベーン5はケーシング1の
内周側を軸方向に沿って細長く板状に延び、かつケーシ
ング1の内周面から径方向内向きに突出し、その突出端
を後述する回動筒7の外周面にほぼ摺接させている。
側に一体に取付けられ、該ケーシング1内には電気粘性
流体4が充填(収容)されている。また、前記ケーシン
グ1には図2および図3に示す如く、その内周側にほぼ
等間隔に離間して複数の固定ベーン5,5,…が配設さ
れている。そして、該各固定ベーン5はケーシング1の
内周側を軸方向に沿って細長く板状に延び、かつケーシ
ング1の内周面から径方向内向きに突出し、その突出端
を後述する回動筒7の外周面にほぼ摺接させている。
【0021】6はケーシング1に対して回転可能に設け
られた回動軸で、該回動軸6はケーシング1内をその中
心軸に沿って延び、両端側がケーシング1の軸受部2
C,3Aにそれぞれ回転可能に支持されている。そし
て、該回動軸6の外周面には図4に示すように、蓋板3
側となる軸方向一端側に位置して環状の段差部6Aが形
成されている。
られた回動軸で、該回動軸6はケーシング1内をその中
心軸に沿って延び、両端側がケーシング1の軸受部2
C,3Aにそれぞれ回転可能に支持されている。そし
て、該回動軸6の外周面には図4に示すように、蓋板3
側となる軸方向一端側に位置して環状の段差部6Aが形
成されている。
【0022】また、回動軸4の軸方向中間部には後述の
温度補償室46内に開口するように径方向に連通穴6B
が形成されている。そして、回動軸6は前記軸受部2
C,3Aから突出した各突出端側が例えば車軸側(図示
せず)に一体的に取付けられ、車体に振動等が作用した
ときにケーシング1に対して図2および図3中の矢示R
1 ,R2 方向に相対回動するようになっている。
温度補償室46内に開口するように径方向に連通穴6B
が形成されている。そして、回動軸6は前記軸受部2
C,3Aから突出した各突出端側が例えば車軸側(図示
せず)に一体的に取付けられ、車体に振動等が作用した
ときにケーシング1に対して図2および図3中の矢示R
1 ,R2 方向に相対回動するようになっている。
【0023】7は回動軸6の外周側を取囲むようにして
ケーシング1内に回動可能に設けられた回動筒を示し、
該回動筒7は図1および図4に示す如くケーシング1と
回動軸6との間を軸方向に円筒状をなして延び、その外
周側には図2および図3に示す如く、複数の可動ベーン
8,8,…が周方向に沿って等間隔に離間して配設され
ている。そして、該各可動ベーン8は前記各固定ベーン
5と同様に回動筒7の外周面を軸方向に沿って細長く板
状に延び、かつ径方向外向きに突出形成され、その突出
端側をケーシング本体2の内周面にほぼ摺接させてい
る。
ケーシング1内に回動可能に設けられた回動筒を示し、
該回動筒7は図1および図4に示す如くケーシング1と
回動軸6との間を軸方向に円筒状をなして延び、その外
周側には図2および図3に示す如く、複数の可動ベーン
8,8,…が周方向に沿って等間隔に離間して配設され
ている。そして、該各可動ベーン8は前記各固定ベーン
5と同様に回動筒7の外周面を軸方向に沿って細長く板
状に延び、かつ径方向外向きに突出形成され、その突出
端側をケーシング本体2の内周面にほぼ摺接させてい
る。
【0024】ここで、前記各可動ベーン8は前記各固定
ベーン5との間で横断面が扇型状をなした第1,第2の
液室A1 ,A2 をそれぞれ画成し、該各液室A1 ,A2
は、各ベーン5,8を挟んで互いに隣合うようにケーシ
ング1と回動筒7との間に周方向に沿って交互に配設さ
れている。そして、各可動ベーン8を各固定ベーン5に
対し回動軸6を中心として矢示R1 方向に相対回動させ
たときには、第1,第2の液室A1 ,A2 はそれぞれの
容積が減,増するようになり、また、各可動ベーン8を
矢示R2 方向に相対回動させたときには、第1,第2の
液室A1 ,A2はそれぞれの容積が増,減するようにな
っている。
ベーン5との間で横断面が扇型状をなした第1,第2の
液室A1 ,A2 をそれぞれ画成し、該各液室A1 ,A2
は、各ベーン5,8を挟んで互いに隣合うようにケーシ
ング1と回動筒7との間に周方向に沿って交互に配設さ
れている。そして、各可動ベーン8を各固定ベーン5に
対し回動軸6を中心として矢示R1 方向に相対回動させ
たときには、第1,第2の液室A1 ,A2 はそれぞれの
容積が減,増するようになり、また、各可動ベーン8を
矢示R2 方向に相対回動させたときには、第1,第2の
液室A1 ,A2はそれぞれの容積が増,減するようにな
っている。
【0025】9,10は回動軸6の外周側でその軸方向
一端側および他端側の位置にそれぞれ設けられた連結筒
を示し、該連結筒9,10のうち一方の連結筒9は図4
および図5に示す如く、内周側に回動軸6が螺合状態で
挿通された小径の円筒部9Aと、該円筒部9Aの蓋板3
側となる軸方向一端側から径方向外向きに延設された環
状板部9Bと、該環状板部9Bの外周側から蓋板3側へ
と軸方向に筒状をなして延びた大径の円筒部9C等とか
ら全体として段付筒状体に形成されている。
一端側および他端側の位置にそれぞれ設けられた連結筒
を示し、該連結筒9,10のうち一方の連結筒9は図4
および図5に示す如く、内周側に回動軸6が螺合状態で
挿通された小径の円筒部9Aと、該円筒部9Aの蓋板3
側となる軸方向一端側から径方向外向きに延設された環
状板部9Bと、該環状板部9Bの外周側から蓋板3側へ
と軸方向に筒状をなして延びた大径の円筒部9C等とか
ら全体として段付筒状体に形成されている。
【0026】そして、連結筒9は円筒部9Aと回動軸6
との間に設けたキー11により回動軸6に対し廻止め状
態で保持されると共に、円筒部9Aは回動軸6の段差部
6A側に設けた後述の押えリング40と回動軸6の外周
側に螺着したナット12等との間で、回動軸6に対し軸
方向に抜止め状態で保持されている。
との間に設けたキー11により回動軸6に対し廻止め状
態で保持されると共に、円筒部9Aは回動軸6の段差部
6A側に設けた後述の押えリング40と回動軸6の外周
側に螺着したナット12等との間で、回動軸6に対し軸
方向に抜止め状態で保持されている。
【0027】また、連結筒10についても図4および図
6に示す如く、円筒部10A、環状板部10Bおよび円
筒部10C等から連結筒9とほぼ同様に形成されてい
る。そして、連結筒10は、円筒部10Aと回動軸6と
の間に設けたキー13により回動軸6に対し廻止め状態
で保持されると共に、環状板部10Bが回動軸6の外周
側に設けた後述の押えリング36とストッパプレート3
7等との間で回動軸6に対し軸方向に抜止め状態で保持
されている。
6に示す如く、円筒部10A、環状板部10Bおよび円
筒部10C等から連結筒9とほぼ同様に形成されてい
る。そして、連結筒10は、円筒部10Aと回動軸6と
の間に設けたキー13により回動軸6に対し廻止め状態
で保持されると共に、環状板部10Bが回動軸6の外周
側に設けた後述の押えリング36とストッパプレート3
7等との間で回動軸6に対し軸方向に抜止め状態で保持
されている。
【0028】そして、これら連結筒9,10は円筒部9
C,10Cが回動筒7内に液密状態で嵌着され、回動筒
7を回動軸6に一体的に連結している。ここで、連結筒
9,10は、それぞれ蓋板3およびケーシング1の閉塞
端部1Bとの間で回動筒7の外周側に環状の流出入室B
1,B2 を画成している。また、前記連結筒9,10の
円筒部9A,10Aには、それぞれ後述の各チェックバ
ルブ39,35に対す環状の弁座部9A1 ,10A1 が
設けられ、前記環状板部9B,10Bには、それぞれ後
述の各ディスクバルブ18,20に対する環状の弁座部
9B1 ,10B1 が設けられている。
C,10Cが回動筒7内に液密状態で嵌着され、回動筒
7を回動軸6に一体的に連結している。ここで、連結筒
9,10は、それぞれ蓋板3およびケーシング1の閉塞
端部1Bとの間で回動筒7の外周側に環状の流出入室B
1,B2 を画成している。また、前記連結筒9,10の
円筒部9A,10Aには、それぞれ後述の各チェックバ
ルブ39,35に対す環状の弁座部9A1 ,10A1 が
設けられ、前記環状板部9B,10Bには、それぞれ後
述の各ディスクバルブ18,20に対する環状の弁座部
9B1 ,10B1 が設けられている。
【0029】14,14,…は前記第1の液室A1 側に
位置して回動筒7と連結筒9とに周方向に離間して設け
られた複数個の連通孔を示し、該各連通孔14は図2に
示す如く、回動筒7と連結筒9の円筒部9Cとを径方向
に貫通するように形成され、液室A1 を流出入室B1 に
常時連通させている。そして、各連通孔14は、各可動
ベーン8を矢示R1 方向に回動させた場合に、電気粘性
流体4が液室A1 から流出入室B1 へと流出するのを許
すと共に、各可動ベーン8を矢示R2 方向に回動させた
場合には、電気粘性流体4が流出入室B1 から液室A1
内に流入するのを許すようになっている。
位置して回動筒7と連結筒9とに周方向に離間して設け
られた複数個の連通孔を示し、該各連通孔14は図2に
示す如く、回動筒7と連結筒9の円筒部9Cとを径方向
に貫通するように形成され、液室A1 を流出入室B1 に
常時連通させている。そして、各連通孔14は、各可動
ベーン8を矢示R1 方向に回動させた場合に、電気粘性
流体4が液室A1 から流出入室B1 へと流出するのを許
すと共に、各可動ベーン8を矢示R2 方向に回動させた
場合には、電気粘性流体4が流出入室B1 から液室A1
内に流入するのを許すようになっている。
【0030】15,15,…は前記第2の液室A2 側に
位置して回動筒7と連結筒10に周方向に離間して設け
られた複数個の他の連通孔を示し、該各連通孔15は図
3に示す如く、回動筒7と連結筒10の円筒部10Cと
を径方向に貫通するように形成され、第2の液室A2 を
流出入室B2 に常時連通させている。そして、各連通孔
15は、各可動ベーン8を矢示R1 方向に回動させた場
合に、電気粘性流体4が流出入室B2 から第2の液室A
2 内に流入するのを許すと共に、各可動ベーン8を矢示
R2 方向に回動させた場合には、電気粘性流体4が第2
の液室A2 から流出入室B2 へと流出するのを許すよう
になっている。
位置して回動筒7と連結筒10に周方向に離間して設け
られた複数個の他の連通孔を示し、該各連通孔15は図
3に示す如く、回動筒7と連結筒10の円筒部10Cと
を径方向に貫通するように形成され、第2の液室A2 を
流出入室B2 に常時連通させている。そして、各連通孔
15は、各可動ベーン8を矢示R1 方向に回動させた場
合に、電気粘性流体4が流出入室B2 から第2の液室A
2 内に流入するのを許すと共に、各可動ベーン8を矢示
R2 方向に回動させた場合には、電気粘性流体4が第2
の液室A2 から流出入室B2 へと流出するのを許すよう
になっている。
【0031】16,16,…は連結筒9の環状板部9B
に周方向に離間して設けられた第1の短軸流通路、1
7,17,…は連結筒10の環状板部10Bに周方向に
離間して設けられた第2の短軸流通路を示し、該各短軸
流通路16,17は、図1ないし図6に示す如くそれぞ
れ環状板部9B,10Bの径方向外側部位を軸方向に貫
通して形成されている。そして、該各流通路16,17
は流出入室B1 ,B2 をディスクバルブ18,20を介
して後述の流通室C1 ,C2 に連通させている。また、
各流通路16,17は、その軸方向内側端部が連結筒
9,10の弁座部9B1 ,10B1 に開口した開口部1
6A,17Aとなっている。
に周方向に離間して設けられた第1の短軸流通路、1
7,17,…は連結筒10の環状板部10Bに周方向に
離間して設けられた第2の短軸流通路を示し、該各短軸
流通路16,17は、図1ないし図6に示す如くそれぞ
れ環状板部9B,10Bの径方向外側部位を軸方向に貫
通して形成されている。そして、該各流通路16,17
は流出入室B1 ,B2 をディスクバルブ18,20を介
して後述の流通室C1 ,C2 に連通させている。また、
各流通路16,17は、その軸方向内側端部が連結筒
9,10の弁座部9B1 ,10B1 に開口した開口部1
6A,17Aとなっている。
【0032】18は連結筒9の円筒部9A外周側に設け
られた減衰力バルブとしての第1のディスクバルブで、
該ディスクバルブ18は後述の筒状ホルダ23との間に
配設された押えリング19により弁座部9B1 に押付け
られた状態で取付けられ、その外周端側で各短軸流通路
16の開口部16Aを開閉させるようになっている。な
お、この弁座部9B1 には、図示しないオリフィスが形
成されている。
られた減衰力バルブとしての第1のディスクバルブで、
該ディスクバルブ18は後述の筒状ホルダ23との間に
配設された押えリング19により弁座部9B1 に押付け
られた状態で取付けられ、その外周端側で各短軸流通路
16の開口部16Aを開閉させるようになっている。な
お、この弁座部9B1 には、図示しないオリフィスが形
成されている。
【0033】ここで、流出入室B1 内の液圧が流通室C
1 側よりも大きくなり、ディスクバルブ18の開弁圧に
達すると、ディスクバルブ18は開口部16Aを開口さ
せるように開弁動作し、電気粘性流体4が流出入室B1
側から各流通路16を介して流通室C1 側へ向けて流れ
るの許すと共に、電気粘性流体4がディスクバルブ18
を通過するときに、この電気粘性流体4に対し一定の流
路抵抗を与えるようになっている。また、流出入室B1
内の液圧がディスクバルブ18の開弁圧以下になると、
ディスクバルブ18は開口部16Aを閉塞させるように
閉弁動作し、電気粘性流体4が流通室C1 側から各流通
路16を介して流出入室B1 側へと流れるの阻止するも
のである。
1 側よりも大きくなり、ディスクバルブ18の開弁圧に
達すると、ディスクバルブ18は開口部16Aを開口さ
せるように開弁動作し、電気粘性流体4が流出入室B1
側から各流通路16を介して流通室C1 側へ向けて流れ
るの許すと共に、電気粘性流体4がディスクバルブ18
を通過するときに、この電気粘性流体4に対し一定の流
路抵抗を与えるようになっている。また、流出入室B1
内の液圧がディスクバルブ18の開弁圧以下になると、
ディスクバルブ18は開口部16Aを閉塞させるように
閉弁動作し、電気粘性流体4が流通室C1 側から各流通
路16を介して流出入室B1 側へと流れるの阻止するも
のである。
【0034】20は連結筒10の円筒部10A外周側に
設けられた減衰力バルブとしての第2のディスクバルブ
で、該ディスクバルブ20は後述の筒状ホルダ24との
間に配設された押えリング21により弁座部10B1 に
押付けられた状態で取付けられ、その外周端側で各短軸
流通路17の開口部17Aを開閉させるようになってい
る。
設けられた減衰力バルブとしての第2のディスクバルブ
で、該ディスクバルブ20は後述の筒状ホルダ24との
間に配設された押えリング21により弁座部10B1 に
押付けられた状態で取付けられ、その外周端側で各短軸
流通路17の開口部17Aを開閉させるようになってい
る。
【0035】ここで、流出入室B2 内の液圧が流通室C
2 側よりも大きくなり、ディスクバルブ20の開弁圧に
達すると、ディスクバルブ20は開口部17Aを開口さ
せるように開弁動作し、電気粘性流体4が流出入室B2
側から各流通路17を介して流通室C2 側へ向けて流れ
るの許すと共に、電気粘性流体4がディスクバルブ20
を通過するときに、この電気粘性流体4に対し一定の流
路抵抗を与えるようになっている。また、流出入室B2
内の液圧がディスクバルブ20の開弁圧以下になると、
ディスクバルブ20は開口部17Aを閉塞させるように
閉弁動作し、電気粘性流体4が流通室C2 側から各短軸
流通路17を介して流出入室B2 側へと流れるの阻止す
るものである。
2 側よりも大きくなり、ディスクバルブ20の開弁圧に
達すると、ディスクバルブ20は開口部17Aを開口さ
せるように開弁動作し、電気粘性流体4が流出入室B2
側から各流通路17を介して流通室C2 側へ向けて流れ
るの許すと共に、電気粘性流体4がディスクバルブ20
を通過するときに、この電気粘性流体4に対し一定の流
路抵抗を与えるようになっている。また、流出入室B2
内の液圧がディスクバルブ20の開弁圧以下になると、
ディスクバルブ20は開口部17Aを閉塞させるように
閉弁動作し、電気粘性流体4が流通室C2 側から各短軸
流通路17を介して流出入室B2 側へと流れるの阻止す
るものである。
【0036】22は回動筒7の内周側で軸方向中間位置
に設けられた環状の隔壁を示し、該隔壁22は環状平板
として形成され、その両側面には周方向に沿って環状の
取付凹溝22A,22Aが形成されている。また、該隔
壁22はその外周側が回動筒7の内周面に液密状態で固
着され、筒状ホルダ23,24との間で電極筒26,3
0を保持する構成になっている。そして、隔壁22は回
動筒7と電極筒26,30との間に筒状の流通室C1 ,
C2 を画成し、流通室C1 ,C2 間で電気粘性流体4が
流通するのを阻止している。
に設けられた環状の隔壁を示し、該隔壁22は環状平板
として形成され、その両側面には周方向に沿って環状の
取付凹溝22A,22Aが形成されている。また、該隔
壁22はその外周側が回動筒7の内周面に液密状態で固
着され、筒状ホルダ23,24との間で電極筒26,3
0を保持する構成になっている。そして、隔壁22は回
動筒7と電極筒26,30との間に筒状の流通室C1 ,
C2 を画成し、流通室C1 ,C2 間で電気粘性流体4が
流通するのを阻止している。
【0037】23,24は回動軸6の軸方向で互いに離
間して連結筒9,10側にそれぞれ設けられた一対の筒
状ホルダを示し、該各筒状ホルダ23,24は内周側が
それぞれ連結筒9,10の円筒部9A,10A外周側に
螺合した状態で一体的に取付けられている。そして、各
筒状ホルダ23,24のうち、隔壁22を挟んで互いに
対向した端面には、周方向に沿って環状の各取付凹溝2
3A,24Aが形成されている。
間して連結筒9,10側にそれぞれ設けられた一対の筒
状ホルダを示し、該各筒状ホルダ23,24は内周側が
それぞれ連結筒9,10の円筒部9A,10A外周側に
螺合した状態で一体的に取付けられている。そして、各
筒状ホルダ23,24のうち、隔壁22を挟んで互いに
対向した端面には、周方向に沿って環状の各取付凹溝2
3A,24Aが形成されている。
【0038】25A,25Bは隔壁22の各取付凹溝2
2A内にそれぞれ設けられた絶縁体、25C,25Dは
筒状ホルダ23,24の取付凹溝23A,24A内にそ
れぞれ設けられた絶縁体を示し、該絶縁体25A〜25
Dは、それぞれ各取付凹溝22A,23A,24A内で
径方向内側寄りの位置に嵌着されている。そして、各絶
縁体25A,25C内および各絶縁体25B,25Dに
は、それぞれ電極筒26,30の筒状電極26A,30
A両端側が嵌着され、これによって該筒状電極26A,
30Aを筒状電極26B,30Bに対してそれぞれ電気
的に絶縁している。
2A内にそれぞれ設けられた絶縁体、25C,25Dは
筒状ホルダ23,24の取付凹溝23A,24A内にそ
れぞれ設けられた絶縁体を示し、該絶縁体25A〜25
Dは、それぞれ各取付凹溝22A,23A,24A内で
径方向内側寄りの位置に嵌着されている。そして、各絶
縁体25A,25C内および各絶縁体25B,25Dに
は、それぞれ電極筒26,30の筒状電極26A,30
A両端側が嵌着され、これによって該筒状電極26A,
30Aを筒状電極26B,30Bに対してそれぞれ電気
的に絶縁している。
【0039】26は隔壁22と筒状ホルダ23との間で
保持された第1の電極部としての電極筒を示し、該電極
筒26は図1ないし図6に示す如く、回動軸6の外周側
に互いに同心円状をなして配設された小径の筒状電極2
6Aと大径の筒状電極26Bとからなり、該筒状電極2
6A,26B間には、径方向に微小な隙間を有した第1
の筒状通路27が形成されている。そして、筒状電極2
6Aはその両端側がそれぞれ各絶縁体25A,25Cを
介して隔壁22および筒状ホルダ23の取付凹溝22
A,23A内に液密状態で嵌着されると共に、筒状電極
26Bはその両端側がそれぞれ該取付凹溝22A,23
A内に液密状態で直接嵌着されている。
保持された第1の電極部としての電極筒を示し、該電極
筒26は図1ないし図6に示す如く、回動軸6の外周側
に互いに同心円状をなして配設された小径の筒状電極2
6Aと大径の筒状電極26Bとからなり、該筒状電極2
6A,26B間には、径方向に微小な隙間を有した第1
の筒状通路27が形成されている。そして、筒状電極2
6Aはその両端側がそれぞれ各絶縁体25A,25Cを
介して隔壁22および筒状ホルダ23の取付凹溝22
A,23A内に液密状態で嵌着されると共に、筒状電極
26Bはその両端側がそれぞれ該取付凹溝22A,23
A内に液密状態で直接嵌着されている。
【0040】ここで、筒状電極26Bは連結筒9および
隔壁22を介して回動筒7との間で円筒状をなした流通
室C1 を画成している。また、筒状電極26Aは電極筒
30の筒状電極30Aと共に、連結筒9,10を介して
回動軸6との間で筒状をなした流通室Dを画成してい
る。そして、筒状電極26A,26Bにはそれぞれ後述
の絞り孔28,29が形成され、前記筒状通路27を該
各絞り孔28,29を介して流通室C1 ,Dに連通させ
ている。
隔壁22を介して回動筒7との間で円筒状をなした流通
室C1 を画成している。また、筒状電極26Aは電極筒
30の筒状電極30Aと共に、連結筒9,10を介して
回動軸6との間で筒状をなした流通室Dを画成してい
る。そして、筒状電極26A,26Bにはそれぞれ後述
の絞り孔28,29が形成され、前記筒状通路27を該
各絞り孔28,29を介して流通室C1 ,Dに連通させ
ている。
【0041】また、電極筒26は筒状電極26Aが後述
のリード線44等を介してコンロトールユニット41お
よび電源43に接続され、筒状電極26Bはアース側に
接続されている。そして、前記筒状電極26Aはコント
ロールユニット41側からの通電により、筒状電極26
Bとの間で前記筒状通路27内および各絞り孔28,2
9内に電界を発生させるようになっている。
のリード線44等を介してコンロトールユニット41お
よび電源43に接続され、筒状電極26Bはアース側に
接続されている。そして、前記筒状電極26Aはコント
ロールユニット41側からの通電により、筒状電極26
Bとの間で前記筒状通路27内および各絞り孔28,2
9内に電界を発生させるようになっている。
【0042】28,28,…は電極筒26の筒状電極2
6A周方向に離間して設けられた複数の絞り孔、29,
29,…は筒状電極26Bの周方向に離間して設けられ
た複数の絞り孔を示し(いずれも1個のみ図示)、該各
絞り孔28,29のうち各絞り孔28は筒状電極26B
の軸方向外側部位を径方向に貫通して形成され、前記筒
状通路27を流通室C1 に連通させている。また、各絞
り孔29は筒状電極26Aの軸方向内側部位を径方向に
貫通して形成され、前記筒状通路27を流通室Dに連通
させている。
6A周方向に離間して設けられた複数の絞り孔、29,
29,…は筒状電極26Bの周方向に離間して設けられ
た複数の絞り孔を示し(いずれも1個のみ図示)、該各
絞り孔28,29のうち各絞り孔28は筒状電極26B
の軸方向外側部位を径方向に貫通して形成され、前記筒
状通路27を流通室C1 に連通させている。また、各絞
り孔29は筒状電極26Aの軸方向内側部位を径方向に
貫通して形成され、前記筒状通路27を流通室Dに連通
させている。
【0043】そして、これら各絞り孔28,29は、筒
状通路27と共に第1の絞り通路を構成し、電気粘性流
体4が流通室C1 側から流通室D側に向けて該第1の絞
り通路内を流れるのを許すと共に、電極筒26で発生す
る電界により第1の絞り通路内を流れる電気粘性流体4
に絞り抵抗を与える構成になっている。
状通路27と共に第1の絞り通路を構成し、電気粘性流
体4が流通室C1 側から流通室D側に向けて該第1の絞
り通路内を流れるのを許すと共に、電極筒26で発生す
る電界により第1の絞り通路内を流れる電気粘性流体4
に絞り抵抗を与える構成になっている。
【0044】30は隔壁22と筒状ホルダ24との間で
保持された第2の電極部としての電極筒を示し、該電極
筒30は図1ないし図6に示す如く、筒状電極30Aと
筒状電極30Bとから第1の電極筒26とほぼ同様に形
成され、該各筒状電極30A,30B間には、筒状通路
31が形成されている。そして、前記筒状電極30Aは
その両端側がそれぞれ絶縁体25B,25Dを介して隔
壁22および筒状ホルダ24の取付凹溝22A,24A
内に液密状態で嵌着されると共に、筒状電極30Bはそ
の両端側がそれぞれ該取付凹溝22A,24A内に液密
状態で直接嵌着されている。
保持された第2の電極部としての電極筒を示し、該電極
筒30は図1ないし図6に示す如く、筒状電極30Aと
筒状電極30Bとから第1の電極筒26とほぼ同様に形
成され、該各筒状電極30A,30B間には、筒状通路
31が形成されている。そして、前記筒状電極30Aは
その両端側がそれぞれ絶縁体25B,25Dを介して隔
壁22および筒状ホルダ24の取付凹溝22A,24A
内に液密状態で嵌着されると共に、筒状電極30Bはそ
の両端側がそれぞれ該取付凹溝22A,24A内に液密
状態で直接嵌着されている。
【0045】ここで、前記筒状電極30Bは連結筒10
および隔壁22を介して回動筒7との間で円筒状をなし
た流通室C2 を画成している。そして、筒状電極30
A,30Bにはそれぞれ後述の絞り孔32,33が形成
され、前記筒状通路31を該各絞り孔32,33を介し
て流通室C2 ,Dに連通させている。
および隔壁22を介して回動筒7との間で円筒状をなし
た流通室C2 を画成している。そして、筒状電極30
A,30Bにはそれぞれ後述の絞り孔32,33が形成
され、前記筒状通路31を該各絞り孔32,33を介し
て流通室C2 ,Dに連通させている。
【0046】また、電極筒30は筒状電極30Aが後述
のリード線45等を介してコンロトールユニット41お
よび電源43に接続され、筒状電極30Bはアース側に
接続されている。そして、前記筒状電極30Aはコント
ロールユニット41側からの通電により、筒状電極30
Bとの間で前記筒状通路31内および各絞り孔32,3
3内に電界を発生させるようになっている。
のリード線45等を介してコンロトールユニット41お
よび電源43に接続され、筒状電極30Bはアース側に
接続されている。そして、前記筒状電極30Aはコント
ロールユニット41側からの通電により、筒状電極30
Bとの間で前記筒状通路31内および各絞り孔32,3
3内に電界を発生させるようになっている。
【0047】32,32,…は電極筒30の筒状電極3
0B周方向に離間して設けられた複数の絞り孔、33,
33,…は電極筒30Aの周方向に離間して設けられた
複数の絞り孔を示し(いずれも1個のみ図示)、該各絞
り孔32,33のうち各絞り孔32は筒状電極30Bの
軸方向外側部位を径方向に貫通して形成され、前記筒状
通路31を流通室C2 に連通させている。また、各絞り
孔33は筒状電極30Aの軸方向内側部位を径方向に貫
通して形成され、前記筒状通路31を流通室Dに連通さ
せている。
0B周方向に離間して設けられた複数の絞り孔、33,
33,…は電極筒30Aの周方向に離間して設けられた
複数の絞り孔を示し(いずれも1個のみ図示)、該各絞
り孔32,33のうち各絞り孔32は筒状電極30Bの
軸方向外側部位を径方向に貫通して形成され、前記筒状
通路31を流通室C2 に連通させている。また、各絞り
孔33は筒状電極30Aの軸方向内側部位を径方向に貫
通して形成され、前記筒状通路31を流通室Dに連通さ
せている。
【0048】そして、これら各絞り孔32,33は、筒
状通路31と共に第2の絞り通路を構成し、電気粘性流
体4が流通室C2 側から流通室D側に向けて該第2の絞
り通路内を流れるのを許すと共に、電極筒30で発生す
る電界により第2の絞り通路内を流れる電気粘性流体4
に絞り抵抗を与える構成になっている。
状通路31と共に第2の絞り通路を構成し、電気粘性流
体4が流通室C2 側から流通室D側に向けて該第2の絞
り通路内を流れるのを許すと共に、電極筒30で発生す
る電界により第2の絞り通路内を流れる電気粘性流体4
に絞り抵抗を与える構成になっている。
【0049】34,34,…は連結筒10の円筒部10
Aに周方向に離間して設けられた第1の長軸流通路を示
し、該各長軸流通路34は、図4および図6に示す如く
円筒部10Aを軸方向に貫通して形成され、流出入室B
2 を流通室Dに連通させている。また、各長軸流通路3
4は、その軸方向外側端部が連結筒10の弁座部10A
1 に開口した開口部34Aとなっている。
Aに周方向に離間して設けられた第1の長軸流通路を示
し、該各長軸流通路34は、図4および図6に示す如く
円筒部10Aを軸方向に貫通して形成され、流出入室B
2 を流通室Dに連通させている。また、各長軸流通路3
4は、その軸方向外側端部が連結筒10の弁座部10A
1 に開口した開口部34Aとなっている。
【0050】35は連結筒10側に位置して回動軸6の
外周側に設けられた環状のチェックバルブを示し、該チ
ェックバルブ35は回動軸6の外周側に螺着した押えリ
ング36により、連結筒10の弁座部10A1 に押付け
られた状態で取付けられている。そして、該チェックバ
ルブ35はその外周端側で各長軸流通路34の開口部3
4Aを開閉させるようになっている。
外周側に設けられた環状のチェックバルブを示し、該チ
ェックバルブ35は回動軸6の外周側に螺着した押えリ
ング36により、連結筒10の弁座部10A1 に押付け
られた状態で取付けられている。そして、該チェックバ
ルブ35はその外周端側で各長軸流通路34の開口部3
4Aを開閉させるようになっている。
【0051】ここで、流通室D内の液圧が流出入室B2
側よりも大きくなると、チェックバルブ35は、前記開
口部34Aを開口させるように開弁動作し、電気粘性流
体4が流通室D側から各長軸流通路34を介して流出入
室B2 側へ向けて流れるの許すようになっている。ま
た、流出入室B2 内の液圧が流通室Dよりも大きくなる
と、チェックバルブ35は開口部34Aを閉塞させるよ
うに閉弁動作し、電気粘性流体4が流出入室B2 側から
各長軸流通路34を介して流通室D側へと流れるの阻止
する構成になっている。
側よりも大きくなると、チェックバルブ35は、前記開
口部34Aを開口させるように開弁動作し、電気粘性流
体4が流通室D側から各長軸流通路34を介して流出入
室B2 側へ向けて流れるの許すようになっている。ま
た、流出入室B2 内の液圧が流通室Dよりも大きくなる
と、チェックバルブ35は開口部34Aを閉塞させるよ
うに閉弁動作し、電気粘性流体4が流出入室B2 側から
各長軸流通路34を介して流通室D側へと流れるの阻止
する構成になっている。
【0052】そして、チェックバルブ35は、各連通孔
14、流出入室B1 、各短軸流通路16、ディスクバル
ブ18、流通室C1 、第1の絞り通路(筒状通路27、
各絞り孔28,29)、流通室D、流出入室B2 、各長
軸流通路34、各連通孔15と共に第1の流路手段を構
成し、該第1の流路手段はディスクバルブ18およびチ
ェックバルブ35を介して電気粘性流体4が第1の液室
A1 から第2の液室A2 へと流れるのを許すと共に、逆
向きの流れを阻止するものである。
14、流出入室B1 、各短軸流通路16、ディスクバル
ブ18、流通室C1 、第1の絞り通路(筒状通路27、
各絞り孔28,29)、流通室D、流出入室B2 、各長
軸流通路34、各連通孔15と共に第1の流路手段を構
成し、該第1の流路手段はディスクバルブ18およびチ
ェックバルブ35を介して電気粘性流体4が第1の液室
A1 から第2の液室A2 へと流れるのを許すと共に、逆
向きの流れを阻止するものである。
【0053】37は流出入室B2 内で回動軸6の外周側
に設けられたストッパプレートで、該ストッパプレート
37は図1ないし図6に示す如く、内周側が回動軸6の
外周側に螺着された環状部37Aと、該環状部37Aか
ら連結筒10側へと軸方向に筒状をなして延びた筒部3
7Bとからなり、該筒部37Bにはその周方向に沿って
複数の連通孔37C,37C,…が穿設されている。そ
して、ストッパプレート37は環状部37Aの内側面に
前記押えリング36を当接させることにより、押えリン
グ36の緩止めを行うと共に、筒部37Bの先端面を環
状板部10Bの軸方向外側端面に当接させることによ
り、回動軸6の軸方向に対する連結筒10の抜止めを行
うものである。
に設けられたストッパプレートで、該ストッパプレート
37は図1ないし図6に示す如く、内周側が回動軸6の
外周側に螺着された環状部37Aと、該環状部37Aか
ら連結筒10側へと軸方向に筒状をなして延びた筒部3
7Bとからなり、該筒部37Bにはその周方向に沿って
複数の連通孔37C,37C,…が穿設されている。そ
して、ストッパプレート37は環状部37Aの内側面に
前記押えリング36を当接させることにより、押えリン
グ36の緩止めを行うと共に、筒部37Bの先端面を環
状板部10Bの軸方向外側端面に当接させることによ
り、回動軸6の軸方向に対する連結筒10の抜止めを行
うものである。
【0054】38,38,…は連結筒9の円筒部9Aに
周方向に離間して設けられた第2の長軸流通路を示し、
該各長軸流通路38は図4および図5に示す如く円筒部
9Aを軸方向に貫通して形成され、流出入室B1 を流通
室Dに連通させている。また、各長軸流通路38は、そ
の軸方向外側端部が連結筒9の弁座部9A1 に開口した
開口部38Aとなっている。
周方向に離間して設けられた第2の長軸流通路を示し、
該各長軸流通路38は図4および図5に示す如く円筒部
9Aを軸方向に貫通して形成され、流出入室B1 を流通
室Dに連通させている。また、各長軸流通路38は、そ
の軸方向外側端部が連結筒9の弁座部9A1 に開口した
開口部38Aとなっている。
【0055】39は連結筒9側に位置して回動軸6の外
周側に設けられた環状のチェックバルブを示し、該チェ
ックバルブ39は、回動軸6の段差部6Aに嵌合した押
えリング40により、連結筒9の弁座部9A1 に押付け
られた状態で取付けられている。そして、該チェックバ
ルブ39はその外周端側で各長軸流通路38の開口部3
8Aを開閉させるようになっている。
周側に設けられた環状のチェックバルブを示し、該チェ
ックバルブ39は、回動軸6の段差部6Aに嵌合した押
えリング40により、連結筒9の弁座部9A1 に押付け
られた状態で取付けられている。そして、該チェックバ
ルブ39はその外周端側で各長軸流通路38の開口部3
8Aを開閉させるようになっている。
【0056】ここで、流通室D内の液圧が流出入室B1
側よりも大きくなると、チェックバルブ39は前記開口
部38Aを開口させるように開弁動作し、電気粘性流体
4が流通室D側から各長軸流通路38を介して流出入室
B1 側へ向けて流れるの許すようになっている。また、
流出入室B1 内の液圧が流通室Dよりも大きくなると、
チェックバルブ39は開口部38Aを閉塞させるように
動作し、電気粘性流体4が流出入室B1 側から各長軸流
通路38を介して流通室D側へと流れるの阻止する構成
になっている。
側よりも大きくなると、チェックバルブ39は前記開口
部38Aを開口させるように開弁動作し、電気粘性流体
4が流通室D側から各長軸流通路38を介して流出入室
B1 側へ向けて流れるの許すようになっている。また、
流出入室B1 内の液圧が流通室Dよりも大きくなると、
チェックバルブ39は開口部38Aを閉塞させるように
動作し、電気粘性流体4が流出入室B1 側から各長軸流
通路38を介して流通室D側へと流れるの阻止する構成
になっている。
【0057】そして、チェックバルブ39は、各連通孔
15、流出入室B2 、ディスクバルブ20、各短軸流通
路17、流通室C2 、第2の絞り通路(筒状通路31、
各絞り孔32,33)、流通室D、流出入室B1 、各長
軸流通路38および各連通孔14と共に第2の流路手段
を構成し、該第2の流路手段はディスクバルブ20およ
びチェックバルブ39により電気粘性流体4が第2の液
室A2 から第1の液室A1 へと流れるのを許すと共に、
逆向きの流れを阻止するものである。
15、流出入室B2 、ディスクバルブ20、各短軸流通
路17、流通室C2 、第2の絞り通路(筒状通路31、
各絞り孔32,33)、流通室D、流出入室B1 、各長
軸流通路38および各連通孔14と共に第2の流路手段
を構成し、該第2の流路手段はディスクバルブ20およ
びチェックバルブ39により電気粘性流体4が第2の液
室A2 から第1の液室A1 へと流れるのを許すと共に、
逆向きの流れを阻止するものである。
【0058】41はコントロールユニットで、該コント
ロールユニット41はリード線42を介して電源43に
接続されると共に、リード線44,45等を介して電極
筒26,30の筒状電極26A,30Aにそれぞれ個別
に接続されている。そして、コントロールユニット41
は当該ダンパの振動状態に応じて電源43から各筒状電
極26A,30Aに出力される印加電圧をそれぞれ独立
して適宜に調整できるようになっている。
ロールユニット41はリード線42を介して電源43に
接続されると共に、リード線44,45等を介して電極
筒26,30の筒状電極26A,30Aにそれぞれ個別
に接続されている。そして、コントロールユニット41
は当該ダンパの振動状態に応じて電源43から各筒状電
極26A,30Aに出力される印加電圧をそれぞれ独立
して適宜に調整できるようになっている。
【0059】なお、46は回動軸6内を軸方向一端側か
ら中間部まで筒状に延びるように形成された温度補償室
を示し、該温度補償室46内にはフリーピストン46A
が摺動可能に設けられ、温度補償室46内を該フリーピ
ストン46Aを介して両端側が密閉された空気等のガス
室46Bと、一端側が連通穴6Bを介して流通室D内に
連通し、電気粘性流体4が流出入可能となった液室46
Cとに画成している。そして、該温度補償室46は電気
粘性流体4の体積が温度変化等に伴って変化した場合
に、フリーピストン46Aを摺動変位させてガス室46
Cを拡,縮させることにより、電気粘性流体4の体積変
化分を補償するものである。
ら中間部まで筒状に延びるように形成された温度補償室
を示し、該温度補償室46内にはフリーピストン46A
が摺動可能に設けられ、温度補償室46内を該フリーピ
ストン46Aを介して両端側が密閉された空気等のガス
室46Bと、一端側が連通穴6Bを介して流通室D内に
連通し、電気粘性流体4が流出入可能となった液室46
Cとに画成している。そして、該温度補償室46は電気
粘性流体4の体積が温度変化等に伴って変化した場合
に、フリーピストン46Aを摺動変位させてガス室46
Cを拡,縮させることにより、電気粘性流体4の体積変
化分を補償するものである。
【0060】本実施例によるロータリダンパは、上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0061】まず、外部からの振動が当該ロータリダン
パに作用し、図2に示すように回動軸6がケーシング1
に対して矢示R1 方向に相対回動すると、各液室A1 ,
A2の容積がそれぞれ減,増するから、各液室A1 内の
電気粘性流体4は各連通孔14を介して流出入室B1 内
に流出する。
パに作用し、図2に示すように回動軸6がケーシング1
に対して矢示R1 方向に相対回動すると、各液室A1 ,
A2の容積がそれぞれ減,増するから、各液室A1 内の
電気粘性流体4は各連通孔14を介して流出入室B1 内
に流出する。
【0062】ここで、各短軸流通路16および各長軸流
通路38には、それぞれディスクバルブ18、チェック
バルブ39を設けているから、前記流出入室B1 内に流
入した電気粘性流体4は各長軸流通路38からディスク
バルブ18を通過して流通室C1 内を流通すると共に、
各絞り孔28,29および筒状通路27からなる絞り通
路内を流通してから流通室D内を流通するようになる。
そして、各短軸流通路17および各長軸流通路34に
は、それぞれディスクバルブ20、チェックバルブ35
を設けているから、前記流通室D内を流通した電気粘性
流体4は各短軸流通路17からチェックバルブ35を通
過して流出入室B2 内へと流出すると共に、各連通孔1
5を介して各液室A2 内に流出するようになる。
通路38には、それぞれディスクバルブ18、チェック
バルブ39を設けているから、前記流出入室B1 内に流
入した電気粘性流体4は各長軸流通路38からディスク
バルブ18を通過して流通室C1 内を流通すると共に、
各絞り孔28,29および筒状通路27からなる絞り通
路内を流通してから流通室D内を流通するようになる。
そして、各短軸流通路17および各長軸流通路34に
は、それぞれディスクバルブ20、チェックバルブ35
を設けているから、前記流通室D内を流通した電気粘性
流体4は各短軸流通路17からチェックバルブ35を通
過して流出入室B2 内へと流出すると共に、各連通孔1
5を介して各液室A2 内に流出するようになる。
【0063】このように、回動軸6を矢示R1 方向に相
対回動させたときには、電気粘性流体4を、各連通孔1
4、流出入室B1 ,各短軸流通路16、ディスクバルブ
18、流通室C1 、第1の絞り通路(筒状通路27、各
絞り孔28,29)、流通室D、各長軸流通路34、チ
ェックバルブ35、流出入室B2 および各連通孔15か
らなる第1の流路手段内を、各液室A1 から各液室A2
に向けて流通させることができ、逆方向の流れを阻止す
ることができる。
対回動させたときには、電気粘性流体4を、各連通孔1
4、流出入室B1 ,各短軸流通路16、ディスクバルブ
18、流通室C1 、第1の絞り通路(筒状通路27、各
絞り孔28,29)、流通室D、各長軸流通路34、チ
ェックバルブ35、流出入室B2 および各連通孔15か
らなる第1の流路手段内を、各液室A1 から各液室A2
に向けて流通させることができ、逆方向の流れを阻止す
ることができる。
【0064】また、回動軸6を図3に示すように矢示R
2 方向に相対回動させたときには、前述した場合とは反
対に、電気粘性流体4を、各連通孔15、流出入室B2
、ディスクバルブ20、各短軸流通路17、流通室C2
、第2の絞り通路(筒状通路31、各絞り孔32,3
3)、流通室D、各長軸流通路38、チェックバルブ3
9、流出入室B1 および各連通孔14とからなる第2の
流路手段内を、各液室A2 から各液室A1 に向けて流通
させることができ、逆方向の流れを阻止することができ
る。
2 方向に相対回動させたときには、前述した場合とは反
対に、電気粘性流体4を、各連通孔15、流出入室B2
、ディスクバルブ20、各短軸流通路17、流通室C2
、第2の絞り通路(筒状通路31、各絞り孔32,3
3)、流通室D、各長軸流通路38、チェックバルブ3
9、流出入室B1 および各連通孔14とからなる第2の
流路手段内を、各液室A2 から各液室A1 に向けて流通
させることができ、逆方向の流れを阻止することができ
る。
【0065】即ち、本実施例による当該ダンパでは、回
動軸6を矢示R1 方向に相対回動させたときと,矢示R
2 方向に相対回動させたときとで、電気粘性流体4をそ
れぞれ前記第1,2の絞り通路内に別々に流通させるこ
とができる。
動軸6を矢示R1 方向に相対回動させたときと,矢示R
2 方向に相対回動させたときとで、電気粘性流体4をそ
れぞれ前記第1,2の絞り通路内に別々に流通させるこ
とができる。
【0066】そして、各電極筒26の筒状電極26Aは
リード線44を介してそれぞれコントロールユニット4
1に接続しているから、例えば回動軸6が矢示R1 方向
に相対回動したときに、コントロールユニット41から
の印加電圧を筒状電極26Aに出力して筒状電極26
A,26B間で電界を発生させることにより、前記第1
の絞り通路内を流通する電気粘性流体4に絞り抵抗を与
えることができ、この電気粘性流体8の絞り抵抗を増大
させることによって減衰力を増加させることができる。
しかも、前記電気粘性流体4には流出入室B1 から各短
軸流通路16を介して流通室C内を流通するときに、デ
ィスクバルブ18により予め絞り抵抗を与えることがで
きるから、これによって減衰力をさらに増加させるこが
できる。
リード線44を介してそれぞれコントロールユニット4
1に接続しているから、例えば回動軸6が矢示R1 方向
に相対回動したときに、コントロールユニット41から
の印加電圧を筒状電極26Aに出力して筒状電極26
A,26B間で電界を発生させることにより、前記第1
の絞り通路内を流通する電気粘性流体4に絞り抵抗を与
えることができ、この電気粘性流体8の絞り抵抗を増大
させることによって減衰力を増加させることができる。
しかも、前記電気粘性流体4には流出入室B1 から各短
軸流通路16を介して流通室C内を流通するときに、デ
ィスクバルブ18により予め絞り抵抗を与えることがで
きるから、これによって減衰力をさらに増加させるこが
できる。
【0067】また、回動軸6が矢示R2 方向に相対回動
したときには、コントロールユニット41からの印加電
圧を電極筒30の筒状電極30Aに出力して筒状電極3
0A,30B間で電界を発生させることにより、前記第
2の絞り通路内を流通する電気粘性流体4に絞り抵抗を
与えることができ、この電気粘性流体4の絞り抵抗を増
大させることによって前述した場合と同様に減衰力を増
加させることができる。しかも、前記電気粘性流体4に
は流出入室B2 から各短軸流通路17を介して流通室C
2 内を流通するときに、ディスクバルブ20により予め
絞り抵抗を与えることができるから、これによっても減
衰力をさらに増加させるこができる。なお、このような
回動の際には、ケーシング1と可動ベーン8との間等か
ら若干の流体のリークが生じる。
したときには、コントロールユニット41からの印加電
圧を電極筒30の筒状電極30Aに出力して筒状電極3
0A,30B間で電界を発生させることにより、前記第
2の絞り通路内を流通する電気粘性流体4に絞り抵抗を
与えることができ、この電気粘性流体4の絞り抵抗を増
大させることによって前述した場合と同様に減衰力を増
加させることができる。しかも、前記電気粘性流体4に
は流出入室B2 から各短軸流通路17を介して流通室C
2 内を流通するときに、ディスクバルブ20により予め
絞り抵抗を与えることができるから、これによっても減
衰力をさらに増加させるこができる。なお、このような
回動の際には、ケーシング1と可動ベーン8との間等か
ら若干の流体のリークが生じる。
【0068】かくして、本実施例では、電極筒26,3
0の筒状電極26A,30Aをリード線44,45等を
介してそれぞれ個別にコントローユニット41に接続し
たから、コントロールユニット41から筒状電極26
A,30Aに出力される印加電圧を適宜に別々に調整す
ることにより、前記第1,第2の絞り通路内を流通する
電気粘性流体4に対して互いに異なった絞り抵抗を与え
ることができ、これによって回動軸6が矢示R1 方向に
回動したときと、矢示R2 方向に回動したときとで、当
該ダンパで発生する減衰力をそれぞれ独立に制御するこ
とができ、この減衰力を当該ダンパに作用する振動状態
に応じてそれぞれ所望の大きさに変更することができ
る。
0の筒状電極26A,30Aをリード線44,45等を
介してそれぞれ個別にコントローユニット41に接続し
たから、コントロールユニット41から筒状電極26
A,30Aに出力される印加電圧を適宜に別々に調整す
ることにより、前記第1,第2の絞り通路内を流通する
電気粘性流体4に対して互いに異なった絞り抵抗を与え
ることができ、これによって回動軸6が矢示R1 方向に
回動したときと、矢示R2 方向に回動したときとで、当
該ダンパで発生する減衰力をそれぞれ独立に制御するこ
とができ、この減衰力を当該ダンパに作用する振動状態
に応じてそれぞれ所望の大きさに変更することができ
る。
【0069】ここで、図7に示すように回動軸6を矢示
R1 ,R2 にそれぞれ相対回動させたときの当該ダンパ
による減衰力特性を調査するための実験を行った。な
お、横軸は角速度(当該ダンパに作用する振動の大きさ
に相当)を表し、縦軸は減衰トルク(当該ダンパで発生
する減衰力に相当)を表している。
R1 ,R2 にそれぞれ相対回動させたときの当該ダンパ
による減衰力特性を調査するための実験を行った。な
お、横軸は角速度(当該ダンパに作用する振動の大きさ
に相当)を表し、縦軸は減衰トルク(当該ダンパで発生
する減衰力に相当)を表している。
【0070】ここで、図7中に点線で示す特性線Eは、
電極筒26への電圧を印加しない状態で回動軸6を矢示
R1 方向に回動させた場合を示し、実線で示す特性線F
は電極筒26に所定の電圧を印加した状態で回動軸6を
矢示R1 方向に回動させた場合を示している。また、二
点鎖線で示す特性線Gは電極筒26に電圧を印加しない
状態で回動軸6を矢示R2 方向に回動させた場合を示
し、一点鎖線で示す特性線Hは電極筒26に一定の電圧
を印加した状態で回動軸6を矢示R2 方向に回動させた
場合を示している。
電極筒26への電圧を印加しない状態で回動軸6を矢示
R1 方向に回動させた場合を示し、実線で示す特性線F
は電極筒26に所定の電圧を印加した状態で回動軸6を
矢示R1 方向に回動させた場合を示している。また、二
点鎖線で示す特性線Gは電極筒26に電圧を印加しない
状態で回動軸6を矢示R2 方向に回動させた場合を示
し、一点鎖線で示す特性線Hは電極筒26に一定の電圧
を印加した状態で回動軸6を矢示R2 方向に回動させた
場合を示している。
【0071】なお、図7中の変曲点I以下の小さい角速
度のときは、ディスクバルブ18,20は開弁しない状
態で、弁座部9B1 に設けられたオリフィス及びケーシ
ング1と可動ベーン8との間等のリークにより減衰力を
発生する。そして、角速度が変曲点I以上の角速度とな
るとディスクバルブ18,20が開弁し、減衰力を発生
する。
度のときは、ディスクバルブ18,20は開弁しない状
態で、弁座部9B1 に設けられたオリフィス及びケーシ
ング1と可動ベーン8との間等のリークにより減衰力を
発生する。そして、角速度が変曲点I以上の角速度とな
るとディスクバルブ18,20が開弁し、減衰力を発生
する。
【0072】そして、これらの特性線E〜Hからも明ら
かなように、角速度が大きくなるに応じ減衰トルクを増
大でき、回動軸6を矢示R1 方向に回動される特性線
E,Fの場合と、矢示R2 方向に回動される特性線G,
Hの場合とでそれぞれ異なる減衰力特性を得ることがで
きる上に、電極筒26,30にそれぞれ電圧を印加する
ことにより、特性線F,Hの如く当該ダンパで発生する
減衰力トルクをそれぞれ増大できる。
かなように、角速度が大きくなるに応じ減衰トルクを増
大でき、回動軸6を矢示R1 方向に回動される特性線
E,Fの場合と、矢示R2 方向に回動される特性線G,
Hの場合とでそれぞれ異なる減衰力特性を得ることがで
きる上に、電極筒26,30にそれぞれ電圧を印加する
ことにより、特性線F,Hの如く当該ダンパで発生する
減衰力トルクをそれぞれ増大できる。
【0073】また、電極筒26,30に印加する電圧を
それそれ別々に調整することにより、回動軸6が矢示R
1 ,R2 方向に回動するときの減衰力特性をそれぞれ独
立して変えることができ、電圧値を大きくするに応じて
減衰力を増大させることが可能となる。
それそれ別々に調整することにより、回動軸6が矢示R
1 ,R2 方向に回動するときの減衰力特性をそれぞれ独
立して変えることができ、電圧値を大きくするに応じて
減衰力を増大させることが可能となる。
【0074】さらに、電極筒26,30に同一値の電圧
を印加した場合でも、絞り孔28,29,32,33ま
たは筒状通路27,31等の径方向寸法を互いに変える
ことにより、電気粘性流体4の流路抵抗を互いに異なる
大きさに設定でき、回動軸6の回転方向に応じて減衰力
特性を変えることができる。
を印加した場合でも、絞り孔28,29,32,33ま
たは筒状通路27,31等の径方向寸法を互いに変える
ことにより、電気粘性流体4の流路抵抗を互いに異なる
大きさに設定でき、回動軸6の回転方向に応じて減衰力
特性を変えることができる。
【0075】従って、本実施例では、車両に作用する振
動に合わせてコントロールユニット41からの印加電圧
を電極筒26,30に予め別々に出力することにより、
回動軸6を矢示R1 に回動させるときにも、矢示R2 方
向に回動させるときにも、それぞれ前記振動に対する所
望の減衰力特性を各々独立に発生させることができ、他
の従来技術で述べたように回動軸6の回動方向を感知す
るためのセンサ等を不要にでき、これによって全体の構
造を簡素化し、小型化等を図ることができる。
動に合わせてコントロールユニット41からの印加電圧
を電極筒26,30に予め別々に出力することにより、
回動軸6を矢示R1 に回動させるときにも、矢示R2 方
向に回動させるときにも、それぞれ前記振動に対する所
望の減衰力特性を各々独立に発生させることができ、他
の従来技術で述べたように回動軸6の回動方向を感知す
るためのセンサ等を不要にでき、これによって全体の構
造を簡素化し、小型化等を図ることができる。
【0076】また、コントロールユニット41から電極
筒26,30に印加する電圧を適宜に変更することによ
り、走行時時には路面状況等に合わせて回動軸6を矢示
R1方向に回動させたときと矢示R2 方向に回動させた
ときとで、当該ダンパで発生する減衰力特性をそれぞれ
独立に安定させて調整でき、当該ダンパにより減衰力を
調整するときの安定性や信頼性を確実に向上させること
ができる。
筒26,30に印加する電圧を適宜に変更することによ
り、走行時時には路面状況等に合わせて回動軸6を矢示
R1方向に回動させたときと矢示R2 方向に回動させた
ときとで、当該ダンパで発生する減衰力特性をそれぞれ
独立に安定させて調整でき、当該ダンパにより減衰力を
調整するときの安定性や信頼性を確実に向上させること
ができる。
【0077】なお、前記実施の形態では、各長軸流通路
34,38側にチェックバルブ35,39を設け、各短
軸流通路16,17側にディスクバルブ18,20を設
けるものとして説明したが、本発明はこれに限らず、例
えばディスクバルブ18,20を廃止し、チェックバル
ブ35,39によって電気粘性流体4の流れ方向を決め
る構成としてもよい。
34,38側にチェックバルブ35,39を設け、各短
軸流通路16,17側にディスクバルブ18,20を設
けるものとして説明したが、本発明はこれに限らず、例
えばディスクバルブ18,20を廃止し、チェックバル
ブ35,39によって電気粘性流体4の流れ方向を決め
る構成としてもよい。
【0078】また、前記実施の形態では、当該ダンパを
自動二輪車等に適用するものとして述べたが、本発明は
これに限らず、例えば四輪車等の車両に適用してもよ
く、産業機器や精密機器等にも適用してよいものであ
る。
自動二輪車等に適用するものとして述べたが、本発明は
これに限らず、例えば四輪車等の車両に適用してもよ
く、産業機器や精密機器等にも適用してよいものであ
る。
【0079】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、請
求項1に記載の如く、前記回動軸がケーシングに対して
一方向に相対回転するときには第1の流路手段により前
記第1の液室から第2の液室に向けて前記電気粘性流体
を流通させると共に、前記回動軸がケーシングに対して
他方向に相対回転するときに第2の流路手段により前記
第2の液室から第1の液室に向けて前記電気粘性流体を
流通させるようにし、前記第1,第2の流路手段の途中
には、該第1,第2の流路手段内を流れる電気粘性流体
に通電を行う第1,第2の電極部を設けたから、前記各
流路手段内で発生する電界を前記各電極部によりそれぞ
れ別々に調整することにより、回動軸を一方向に回動さ
せるときと、他方向に回動させるときとで、当該ダンパ
による減衰力特性をそれぞれ独立して制御することがで
きる。
求項1に記載の如く、前記回動軸がケーシングに対して
一方向に相対回転するときには第1の流路手段により前
記第1の液室から第2の液室に向けて前記電気粘性流体
を流通させると共に、前記回動軸がケーシングに対して
他方向に相対回転するときに第2の流路手段により前記
第2の液室から第1の液室に向けて前記電気粘性流体を
流通させるようにし、前記第1,第2の流路手段の途中
には、該第1,第2の流路手段内を流れる電気粘性流体
に通電を行う第1,第2の電極部を設けたから、前記各
流路手段内で発生する電界を前記各電極部によりそれぞ
れ別々に調整することにより、回動軸を一方向に回動さ
せるときと、他方向に回動させるときとで、当該ダンパ
による減衰力特性をそれぞれ独立して制御することがで
きる。
【0080】従って、外部から振動等が作用した場合
に、回動軸が一方向に回動するときと、他方向に回動す
るときとで、それぞれ前記振動に対する所望の減衰力特
性を各々独立に発生させることができ、他の従来技術で
述べたように回動軸の回動方向を感知するためのセンサ
等を不要にでき、これによって全体の構造を簡素化で
き、全体の小型化等を図ることができる。
に、回動軸が一方向に回動するときと、他方向に回動す
るときとで、それぞれ前記振動に対する所望の減衰力特
性を各々独立に発生させることができ、他の従来技術で
述べたように回動軸の回動方向を感知するためのセンサ
等を不要にでき、これによって全体の構造を簡素化で
き、全体の小型化等を図ることができる。
【0081】また、第1,第2の電極部への印加電圧を
適宜に変更することにより、当該ダンパに作用する振動
に合わせて回動軸を一方向に回動させたときと他方向に
回動させたときとで、当該ダンパの減衰力特性をそれぞ
れ独立させて調整でき、減衰力を調整するときの安定性
や信頼性を確実に向上させることができる。
適宜に変更することにより、当該ダンパに作用する振動
に合わせて回動軸を一方向に回動させたときと他方向に
回動させたときとで、当該ダンパの減衰力特性をそれぞ
れ独立させて調整でき、減衰力を調整するときの安定性
や信頼性を確実に向上させることができる。
【図1】本発明の実施例によるロータリダンパを示す図
2中の矢示I−I線に沿った縦断面図である。
2中の矢示I−I線に沿った縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】図1中の矢示III −III 方向断面図である。
【図4】電極筒およびディスクバルブ等を示す図1中の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図5】図4中の第1の筒状電極側を拡大して示す要部
断面図である。
断面図である。
【図6】図4中の第2の筒状電極側を拡大して示す要部
断面図である。
断面図である。
【図7】回動軸の角速度に対する減衰力トルクの関係を
示す減衰力の特性線図である。
示す減衰力の特性線図である。
1 ケーシング 4 電気粘性流体 5 固定ベーン 6 回動軸 8 可動ベーン 14,15 連通孔 16,17 短軸流通路 18 ディスクバルブ 20 ディスクバルブ 26 第1の電極筒(第1の電極部) 27 第1の筒状通路 28,29 絞り孔 30 第2の電極筒(第2の電極部) 31 第2の筒状通路 32,33 絞り孔 34 長軸流通路 35 チェックバルブ(第1の流路手段) 38 長軸流通路 39 チェックバルブ(第2の流路手段) A1 第1の液室 A2 第2の液室 B1 流出入室 B2 流出入室 C1 流通室(第1の流路手段) C2 流通室(第2の流路手段) D 流通室
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に電気粘性流体を収容し、固定ベー
ンが設けられた筒状のケーシングと、該ケーシングに対
して相対回転可能に設けられ、該ケーシング内を軸方向
に延びた回動軸と、該回動軸と前記ケーシングとの間に
位置して該回動軸側に設けられ、前記固定ベーンとの間
で互いに隣り合うように第1,第2の液室を画成した可
動ベーンと、前記回動軸がケーシングに対して一方向に
相対回転するときに前記第1の液室から第2の液室に向
けて前記電気粘性流体を流通させ、逆向きの流れを阻止
する第1の流路手段と、前記回動軸がケーシングに対し
て他方向に相対回転するときに前記第2の液室から第1
の液室に向けて前記電気粘性流体を流通させ、逆向きの
流れを阻止する第2の流路手段と、前記第1の流路手段
の途中に設けられ、該第1の流路手段内を流れる電気粘
性流体に通電を行う第1の電極部と、前記第2の流路手
段の途中に設けられ、該第2の流路手段内を流れる電気
粘性流体に通電を行う第2の電極部とから構成してなる
電気粘性流体を用いたロータリダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18012596A JPH109329A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 電気粘性流体を用いたロータリダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18012596A JPH109329A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 電気粘性流体を用いたロータリダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109329A true JPH109329A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16077860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18012596A Pending JPH109329A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 電気粘性流体を用いたロータリダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109329A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6782242B1 (en) | 1999-08-06 | 2004-08-24 | Nokia Mobile Phones Ltd. | Slide assembly for a communication unit |
| KR101321468B1 (ko) * | 2011-09-27 | 2013-10-28 | 한국기계연구원 | Mr 유체를 이용한 능동형 진동 저감장치 |
| US20150014105A1 (en) * | 2012-03-05 | 2015-01-15 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Rotary damper |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP18012596A patent/JPH109329A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6782242B1 (en) | 1999-08-06 | 2004-08-24 | Nokia Mobile Phones Ltd. | Slide assembly for a communication unit |
| KR101321468B1 (ko) * | 2011-09-27 | 2013-10-28 | 한국기계연구원 | Mr 유체를 이용한 능동형 진동 저감장치 |
| US20150014105A1 (en) * | 2012-03-05 | 2015-01-15 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Rotary damper |
| US9702425B2 (en) * | 2012-03-05 | 2017-07-11 | Kyb Corporation | Rotary damper |
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