JPH1096037A - 耐摩耗性に優れた銅合金 - Google Patents
耐摩耗性に優れた銅合金Info
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- JPH1096037A JPH1096037A JP8250545A JP25054596A JPH1096037A JP H1096037 A JPH1096037 A JP H1096037A JP 8250545 A JP8250545 A JP 8250545A JP 25054596 A JP25054596 A JP 25054596A JP H1096037 A JPH1096037 A JP H1096037A
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- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C9/00—Alloys based on copper
- C22C9/06—Alloys based on copper with nickel or cobalt as the next major constituent
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/30—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 1550°C
- B23K35/302—Cu as the principal constituent
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐摩耗性に優れた銅合金を提供する。
【解決手段】 重量%で、Ni:10%〜30%、S
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、場合
によってはさらにFe:2.0%〜15.0%,Cr:
1.0%〜10.0%の少なくとも1種を含み、同じく
場合によってはMm:0.01%〜0.1%,P:0.
1%〜1.0%の少なくとも1種を含み、同じく場合に
よってはMn:1.0%〜10.0%を含み、同じく場
合によってはB:0.5%〜3.0%を含み、残部Cu
および不純物からなる組成を有する耐摩耗性に優れた銅
合金。
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、場合
によってはさらにFe:2.0%〜15.0%,Cr:
1.0%〜10.0%の少なくとも1種を含み、同じく
場合によってはMm:0.01%〜0.1%,P:0.
1%〜1.0%の少なくとも1種を含み、同じく場合に
よってはMn:1.0%〜10.0%を含み、同じく場
合によってはB:0.5%〜3.0%を含み、残部Cu
および不純物からなる組成を有する耐摩耗性に優れた銅
合金。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐摩耗性に優れた
銅合金に関し、特に、エンジン用摺動部材、例えば、ア
ルミニウム合金製シリンダーヘッドのバルブシート(弁
座)部等への肉盛り用粉末素材として好適な耐摩耗性に
優れた銅合金に関するものである。
銅合金に関し、特に、エンジン用摺動部材、例えば、ア
ルミニウム合金製シリンダーヘッドのバルブシート(弁
座)部等への肉盛り用粉末素材として好適な耐摩耗性に
優れた銅合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の肉盛り用粉末素材、とく
に銅合金よりなる肉盛り用粉末素材としては、例えば、
重量%で、Al:1.0〜5.0%、元素周期律表第V
a族元素であるV,Nb,Taの少なくとも1種:0.
1%〜5.0%、Si:1.0〜5.0%、残部がCu
および不純物からなる基本組成を有し、その他、Co,
Fe,Ni,Mnを適宜添加した銅合金を規定した特開
平8−35027号公報に開示されたものがある。
に銅合金よりなる肉盛り用粉末素材としては、例えば、
重量%で、Al:1.0〜5.0%、元素周期律表第V
a族元素であるV,Nb,Taの少なくとも1種:0.
1%〜5.0%、Si:1.0〜5.0%、残部がCu
および不純物からなる基本組成を有し、その他、Co,
Fe,Ni,Mnを適宜添加した銅合金を規定した特開
平8−35027号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この銅合金粉末を用い
て、レーザ光の熱電によりアルミニウム合金の基材上に
肉盛りをした場合には、優れた耐摩耗性を有する組織が
得られるものの、生産性を高めるために高出力のレーザ
光の熱源による肉盛りを行うと、基材であるアルミニウ
ム合金の希釈に伴って、材料欠陥や耐摩耗性の低い材料
組織を生じやすいという課題があった。
て、レーザ光の熱電によりアルミニウム合金の基材上に
肉盛りをした場合には、優れた耐摩耗性を有する組織が
得られるものの、生産性を高めるために高出力のレーザ
光の熱源による肉盛りを行うと、基材であるアルミニウ
ム合金の希釈に伴って、材料欠陥や耐摩耗性の低い材料
組織を生じやすいという課題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、例えば、アルミニウム合
金製シリンダーヘッドのバルブシート(弁座)部への銅
合金肉盛りにおいて、耐摩耗性を損なうことなく生産性
の高い銅合金組成を見いだすことを目的としている。
がみてなされたものであって、例えば、アルミニウム合
金製シリンダーヘッドのバルブシート(弁座)部への銅
合金肉盛りにおいて、耐摩耗性を損なうことなく生産性
の高い銅合金組成を見いだすことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
種々の材料組成系を用いた実験解析結果に基づき、例え
ば、基材がアルミニウム合金である場合において、基材
であるアルミニウム合金の希釈を抑制するためには、銅
合金にAl(アルミニウム)を添加せず、また、融点が
高いCo(コバルト)も添加せず、Ni(ニッケル)お
よびSi(シリコン)とMo(モリブデン)、W(タン
グステン)、Ta(タンタル)、Nb(ニオブ)、V
(バナジウム)の少なくとも1種を含んだ銅合金を基本
合金として、場合によってはさらに、Fe(鉄)、Cr
(クロム)、Mm(ミッシュメタル)、P(リン)、M
n(マンガン)、B(ボロン)を添加することにより、
上記課題を達成できることを見い出した。
種々の材料組成系を用いた実験解析結果に基づき、例え
ば、基材がアルミニウム合金である場合において、基材
であるアルミニウム合金の希釈を抑制するためには、銅
合金にAl(アルミニウム)を添加せず、また、融点が
高いCo(コバルト)も添加せず、Ni(ニッケル)お
よびSi(シリコン)とMo(モリブデン)、W(タン
グステン)、Ta(タンタル)、Nb(ニオブ)、V
(バナジウム)の少なくとも1種を含んだ銅合金を基本
合金として、場合によってはさらに、Fe(鉄)、Cr
(クロム)、Mm(ミッシュメタル)、P(リン)、M
n(マンガン)、B(ボロン)を添加することにより、
上記課題を達成できることを見い出した。
【0006】すなわち、本発明に係わる耐摩耗性に優れ
た銅合金は、請求項1に記載しているように、重量%
で、Ni:10%〜30%、Si:0.5%〜5.0
%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少なくとも1
種:2.0%〜15.0%、残部Cuおよび不純物から
なる組成を有するものであることを特徴としている。
た銅合金は、請求項1に記載しているように、重量%
で、Ni:10%〜30%、Si:0.5%〜5.0
%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少なくとも1
種:2.0%〜15.0%、残部Cuおよび不純物から
なる組成を有するものであることを特徴としている。
【0007】同じ目的を達成する本発明に係わる耐摩耗
性に優れた銅合金は、請求項2に記載しているように、
重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.5%〜
5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少なくと
も1種:2.0%〜15.0%、さらにFe:2.0%
〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0%の少なくと
も1種を含み、残部Cuおよび不純物からなる組成を有
するものであることを特徴としている。
性に優れた銅合金は、請求項2に記載しているように、
重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.5%〜
5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少なくと
も1種:2.0%〜15.0%、さらにFe:2.0%
〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0%の少なくと
も1種を含み、残部Cuおよび不純物からなる組成を有
するものであることを特徴としている。
【0008】また、同じ目的を達成する本発明に係わる
耐摩耗性に優れた銅合金は、請求項3に記載しているよ
うに、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.5
%〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少な
くとも1種:2.0%〜15.0%、さらにFe:2.
0%〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0%の少な
くとも1種を含み、さらにMm(ミッシュメタル):
0.01%〜0.1%,P:0.1%〜1.0%の少な
くとも1種を含み、残部Cuおよび不純物からなる組成
を有するものであることを特徴としている。
耐摩耗性に優れた銅合金は、請求項3に記載しているよ
うに、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.5
%〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少な
くとも1種:2.0%〜15.0%、さらにFe:2.
0%〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0%の少な
くとも1種を含み、さらにMm(ミッシュメタル):
0.01%〜0.1%,P:0.1%〜1.0%の少な
くとも1種を含み、残部Cuおよび不純物からなる組成
を有するものであることを特徴としている。
【0009】さらに、同じ目的を達成する本発明に係わ
る耐摩耗性に優れた銅合金は、請求項4に記載している
ように、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.
5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少
なくとも1種:2.0%〜15.0%、さらにFe:
2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0%の
少なくとも1種を含み、さらにMm:0.01%〜0.
1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも1種を含
み、さらにMn:1.0%〜10.0%を含み、残部C
uおよび不純物からなる組成を有するものであることを
特徴としている。
る耐摩耗性に優れた銅合金は、請求項4に記載している
ように、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.
5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少
なくとも1種:2.0%〜15.0%、さらにFe:
2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0%の
少なくとも1種を含み、さらにMm:0.01%〜0.
1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも1種を含
み、さらにMn:1.0%〜10.0%を含み、残部C
uおよび不純物からなる組成を有するものであることを
特徴としている。
【0010】さらにまた、同じ目的を達成する本発明に
係わる耐摩耗性に優れた銅合金は、請求項5に記載して
いるように、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:
0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,V
の少なくとも1種:2.0%〜15.0%、さらにF
e:2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0
%の少なくとも1種を含み、さらにMm:0.01%〜
0.1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも1種を
含み、さらにMn:1.0%〜10.0%を含み、さら
にはB:0.5%〜3.0%を含み、残部Cuおよび不
純物からなる組成を有するものであることを特徴として
いる。
係わる耐摩耗性に優れた銅合金は、請求項5に記載して
いるように、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:
0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,V
の少なくとも1種:2.0%〜15.0%、さらにF
e:2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜10.0
%の少なくとも1種を含み、さらにMm:0.01%〜
0.1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも1種を
含み、さらにMn:1.0%〜10.0%を含み、さら
にはB:0.5%〜3.0%を含み、残部Cuおよび不
純物からなる組成を有するものであることを特徴として
いる。
【0011】そして、本発明に係わる耐摩耗性に優れた
銅合金の実施態様においては、請求項6に記載している
ように、珪化物からなる硬質析出物が分散した組織を有
するものであるようになすことができ、また、請求項7
に記載しているように、本発明に係わる耐摩耗性に優れ
た銅合金は、肉盛り用粉末素材であるものとすることが
できる。
銅合金の実施態様においては、請求項6に記載している
ように、珪化物からなる硬質析出物が分散した組織を有
するものであるようになすことができ、また、請求項7
に記載しているように、本発明に係わる耐摩耗性に優れ
た銅合金は、肉盛り用粉末素材であるものとすることが
できる。
【0012】
【発明の作用】本発明に係わる耐摩耗性に優れた銅合金
は、上述した化学成分組成(重量%)を有するものであ
るが、以下に、その限定理由について述べる。
は、上述した化学成分組成(重量%)を有するものであ
るが、以下に、その限定理由について述べる。
【0013】Ni(ニッケル):10%〜30% Niは耐摩耗性の向上に有効な元素であり、このような
効果を得るためには10%以上含有させることが必要で
あるが、Ni含有量が多すぎると肉盛り層に多くの欠陥
が発生し、摺動後に場合によっては欠陥部の剥離により
ピットが形成されることもありうるので30%以下とし
た。
効果を得るためには10%以上含有させることが必要で
あるが、Ni含有量が多すぎると肉盛り層に多くの欠陥
が発生し、摺動後に場合によっては欠陥部の剥離により
ピットが形成されることもありうるので30%以下とし
た。
【0014】Si(シリコン):0.5%〜5.0% Siは珪化物からなる硬質析出物が分散した組織を発現
させることによって耐摩耗性を効果的に向上させるのに
有効な元素であり、このような効果を得るためには0.
5%以上含有させることが必要であるが、Si含有量が
多すぎると肉盛り層に多くの欠陥が発生することもあり
うるので5.0%以下とした。
させることによって耐摩耗性を効果的に向上させるのに
有効な元素であり、このような効果を得るためには0.
5%以上含有させることが必要であるが、Si含有量が
多すぎると肉盛り層に多くの欠陥が発生することもあり
うるので5.0%以下とした。
【0015】Mo(モリブデン),W(タングステ
ン),Ta(タンタル),Nb(ニオブ),V(バナジ
ウム)の少なくとも1種:2.0%〜15.0% Mo,W,Ta,Nb,Vは耐摩耗性の向上に有効な元
素であり、このような効果を得るためにはこれらの元素
の合計で2.0%以上含有させることが必要であるが、
これらの元素の含有量が多すぎると肉盛り層に多くの欠
陥が発生し、摺動後に場合によっては欠陥部の剥離によ
りピットが形成されることもありうるので15.0%以
下とした。
ン),Ta(タンタル),Nb(ニオブ),V(バナジ
ウム)の少なくとも1種:2.0%〜15.0% Mo,W,Ta,Nb,Vは耐摩耗性の向上に有効な元
素であり、このような効果を得るためにはこれらの元素
の合計で2.0%以上含有させることが必要であるが、
これらの元素の含有量が多すぎると肉盛り層に多くの欠
陥が発生し、摺動後に場合によっては欠陥部の剥離によ
りピットが形成されることもありうるので15.0%以
下とした。
【0016】Fe(鉄):2.0%〜15.0%,Cr
(クロム):1.0%〜10.0%の少なくとも1種 Fe,Crは耐摩耗性のより一層の向上に有効な元素で
あり、このような効果を得るためにはFeについては
2.0%以上、Crについては1.0%以上とすること
が必要であるが、これらの元素の含有量が多すぎると肉
盛り層に多くの欠陥が発生することもありうるので、F
eについては15.0%以下、Crについては10.0
%以下とした。
(クロム):1.0%〜10.0%の少なくとも1種 Fe,Crは耐摩耗性のより一層の向上に有効な元素で
あり、このような効果を得るためにはFeについては
2.0%以上、Crについては1.0%以上とすること
が必要であるが、これらの元素の含有量が多すぎると肉
盛り層に多くの欠陥が発生することもありうるので、F
eについては15.0%以下、Crについては10.0
%以下とした。
【0017】Mm(ミッシュメタル):0.01%〜
0.1%,P(リン):0.1%〜1.0%の少なくと
も1種 Mm,Pは肉盛り層における材料欠陥の発生を減少させ
るのに有効な元素であり、このような効果を得るために
はMmについては0.01%以上、Pについては0.1
%以上含有させることが必要であるが、これらの元素の
含有量が多すぎると耐摩耗性を低下させるので、Mmに
ついては0.1%以下、Pについては1.0%以下とす
る必要がある。
0.1%,P(リン):0.1%〜1.0%の少なくと
も1種 Mm,Pは肉盛り層における材料欠陥の発生を減少させ
るのに有効な元素であり、このような効果を得るために
はMmについては0.01%以上、Pについては0.1
%以上含有させることが必要であるが、これらの元素の
含有量が多すぎると耐摩耗性を低下させるので、Mmに
ついては0.1%以下、Pについては1.0%以下とす
る必要がある。
【0018】Mn(マンガン):1.0%〜10.0% Mnは肉盛り層における材料欠陥の発生を減少させるの
に有効な元素であり、このような効果を得るためには
1.0%以上含有させることが必要であるが、Mn含有
量が多すぎると耐摩耗性を低下させるので10.0%以
下とした。
に有効な元素であり、このような効果を得るためには
1.0%以上含有させることが必要であるが、Mn含有
量が多すぎると耐摩耗性を低下させるので10.0%以
下とした。
【0019】B(ボロン):0.5%〜3.0% Bは肉盛り層における材料欠陥の発生を減少させるのに
有効な元素であり、このような効果を得るためには0.
5%以上含有させることが必要であるが、B含有量が多
すぎると耐摩耗性を低下させるので3.0%以下とし
た。
有効な元素であり、このような効果を得るためには0.
5%以上含有させることが必要であるが、B含有量が多
すぎると耐摩耗性を低下させるので3.0%以下とし
た。
【0020】本発明に係わる耐摩耗性に優れた銅合金
は、上述した化学成分組成を有するものであり、Siお
よび珪化物形成元素の適量含有によって珪化物からなる
硬質析出物が分散した組織を有するものであるように
し、これによて耐摩耗性のより一層の向上がもたらされ
るようにすることが望ましい。
は、上述した化学成分組成を有するものであり、Siお
よび珪化物形成元素の適量含有によって珪化物からなる
硬質析出物が分散した組織を有するものであるように
し、これによて耐摩耗性のより一層の向上がもたらされ
るようにすることが望ましい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係わる耐摩耗性に優れた銅合金
は、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.5%
〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少なく
とも1種:2.0%〜15.0%、残部Cuおよび不純
物からなる組成を有するものであるから、例えば、アル
ミニウム合金基材の上に耐摩耗性銅合金の肉盛りを行う
場合において、肉盛り用の銅合金中にAlを含有してい
ないことから、アルミニウム合金基材の希釈を生じるこ
とがなく、したがって材料欠陥や耐摩耗性の低い材料組
織の発生を防止することが可能であり、耐摩耗性の良好
なる銅合金層を得ることが可能であるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
は、重量%で、Ni:10%〜30%、Si:0.5%
〜5.0%、およびMo,W,Ta,Nb,Vの少なく
とも1種:2.0%〜15.0%、残部Cuおよび不純
物からなる組成を有するものであるから、例えば、アル
ミニウム合金基材の上に耐摩耗性銅合金の肉盛りを行う
場合において、肉盛り用の銅合金中にAlを含有してい
ないことから、アルミニウム合金基材の希釈を生じるこ
とがなく、したがって材料欠陥や耐摩耗性の低い材料組
織の発生を防止することが可能であり、耐摩耗性の良好
なる銅合金層を得ることが可能であるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
【0022】そして、請求項2に記載しているように、
上記組成に加えてさらにFe:2.0%〜15.0%,
Cr:1.0%〜10.0%の少なくとも1種を含むも
のとすることによって、耐摩耗性をより一層改善するこ
とが可能であり、請求項3に記載しているように、上記
組成に加えてさらにMm:0.01%〜0.1%,P:
0.1%〜1.0%の少なくとも1種を含むものとする
ことによって、例えば、肉盛り層における材料欠陥の発
生をより一層低減させることが可能であり、請求項4に
記載しているように、上記組成に加えてさらにMn:
1.0%〜10.0%を含むものとすることによって、
例えば、肉盛り層における材料欠陥の発生を有効に低減
することが可能であり、請求項5に記載しているよう
に、上記組成に加えてさらにB:0.5%〜3.0%を
含むものとすることによって、例えば、肉盛り層におけ
る材料欠陥の発生を有効に低減することが可能であると
いう著しく優れた効果がもたらされる。
上記組成に加えてさらにFe:2.0%〜15.0%,
Cr:1.0%〜10.0%の少なくとも1種を含むも
のとすることによって、耐摩耗性をより一層改善するこ
とが可能であり、請求項3に記載しているように、上記
組成に加えてさらにMm:0.01%〜0.1%,P:
0.1%〜1.0%の少なくとも1種を含むものとする
ことによって、例えば、肉盛り層における材料欠陥の発
生をより一層低減させることが可能であり、請求項4に
記載しているように、上記組成に加えてさらにMn:
1.0%〜10.0%を含むものとすることによって、
例えば、肉盛り層における材料欠陥の発生を有効に低減
することが可能であり、請求項5に記載しているよう
に、上記組成に加えてさらにB:0.5%〜3.0%を
含むものとすることによって、例えば、肉盛り層におけ
る材料欠陥の発生を有効に低減することが可能であると
いう著しく優れた効果がもたらされる。
【0023】そして、請求項6に記載しているように、
珪化物からなる硬質析出物が分散した組織を有するもの
とすることによって、耐摩耗性により一層優れた銅合金
とすることが可能であり、請求項7に記載しているよう
に、上記銅合金が肉盛り用粉末素材であるものとするこ
とによって、耐摩耗性に優れた肉盛り層を得ることが可
能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
珪化物からなる硬質析出物が分散した組織を有するもの
とすることによって、耐摩耗性により一層優れた銅合金
とすることが可能であり、請求項7に記載しているよう
に、上記銅合金が肉盛り用粉末素材であるものとするこ
とによって、耐摩耗性に優れた肉盛り層を得ることが可
能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係わる耐摩耗性に優れた銅合
金の実施例について比較例と共に詳細に説明する。
金の実施例について比較例と共に詳細に説明する。
【0025】表1,表2に示す成分組成を有する本発明
実施例1〜12、比較例1〜10および先願の発明に係
わる従来例1の材料粉末を下記に示すプロセスにて作製
して用意し、レーザ肉盛りによって実機のエンジンシリ
ンダーヘッドのバルブシート部を形成した。
実施例1〜12、比較例1〜10および先願の発明に係
わる従来例1の材料粉末を下記に示すプロセスにて作製
して用意し、レーザ肉盛りによって実機のエンジンシリ
ンダーヘッドのバルブシート部を形成した。
【0026】まず、肉盛り用粉末は、以下のプロセスに
て作製した。すなわち、高周波誘導炉を用い、黒鉛るつ
ぼ内で各実施例1〜12および比較例1〜10の成分組
成を有する銅合金溶湯を溶製し、各合金溶湯をるつぼ底
部から下流させる間にガスを噴射するガスアトマイズに
よって粉末化し、脱水処理および脱ガス処理ならびに粒
度調整を行うことによって、それぞれの肉盛り用粉末を
得た。
て作製した。すなわち、高周波誘導炉を用い、黒鉛るつ
ぼ内で各実施例1〜12および比較例1〜10の成分組
成を有する銅合金溶湯を溶製し、各合金溶湯をるつぼ底
部から下流させる間にガスを噴射するガスアトマイズに
よって粉末化し、脱水処理および脱ガス処理ならびに粒
度調整を行うことによって、それぞれの肉盛り用粉末を
得た。
【0027】次いで、これらの粉末を出力5kWの炭酸
ガスレーザを用いて、表3の肉盛り条件に基づき、JI
S H 5202で制定するAC2A材よりなるアルミ
ニウム合金製直列4気筒DOHC型エンジンシリンダー
ヘッドの吸気および排気バルブシート部の位置において
加工した凹部、合計16箇所に、3mm以上の厚さで肉
盛りを行った。そして、同一材料につき、各々10台分
のシリンダーヘッド粗成形体を作製した。
ガスレーザを用いて、表3の肉盛り条件に基づき、JI
S H 5202で制定するAC2A材よりなるアルミ
ニウム合金製直列4気筒DOHC型エンジンシリンダー
ヘッドの吸気および排気バルブシート部の位置において
加工した凹部、合計16箇所に、3mm以上の厚さで肉
盛りを行った。そして、同一材料につき、各々10台分
のシリンダーヘッド粗成形体を作製した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】次に、上記のごとくして得られたシリンダ
ーヘッド粗成形体に機械加工を行って所定の寸法および
表面粗さに仕上げた。ここで、同一材料のシリンダーヘ
ッド10台分のバルブシート部160箇所の加工面の引
け巣、ポア、マイクロクラックなどといった肉盛り層の
材料欠陥の有無をカラーチェックにより調べた。各材料
において欠陥を発生したシート部の個数を表5,表6に
まとめて示す。
ーヘッド粗成形体に機械加工を行って所定の寸法および
表面粗さに仕上げた。ここで、同一材料のシリンダーヘ
ッド10台分のバルブシート部160箇所の加工面の引
け巣、ポア、マイクロクラックなどといった肉盛り層の
材料欠陥の有無をカラーチェックにより調べた。各材料
において欠陥を発生したシート部の個数を表5,表6に
まとめて示す。
【0032】続いて、材料欠陥の存在しないシリンダー
ヘッドを用いて実機エンジン試験を実施した。実機エン
ジン試験条件を表4に示す。
ヘッドを用いて実機エンジン試験を実施した。実機エン
ジン試験条件を表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】エンジン試験終了後のバルブシートおよび
バルブフェース部の摩耗深さならびにバルブシート摺動
面の摩耗状況の外観を調べた。これらの測定結果を同じ
く表5,表6に示す。
バルブフェース部の摩耗深さならびにバルブシート摺動
面の摩耗状況の外観を調べた。これらの測定結果を同じ
く表5,表6に示す。
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】これらの実験結果から、本発明の実施例1
〜12においては、珪化物からなる硬質析出物が分散し
た組織を有するものとなっていて耐摩耗性に優れた肉盛
り層を得ることが可能であり、欠陥を発生したシート部
の個数は10個未満と少なく、エンジン試験後のシート
部および相手のバルブフェース部の摩耗量はいずれも小
さいうえに、シート部の摩擦摺動面の外観もほぼ平滑で
あり、シール性を阻害するような摩耗痕や欠落ピットの
発生は見られなかった。
〜12においては、珪化物からなる硬質析出物が分散し
た組織を有するものとなっていて耐摩耗性に優れた肉盛
り層を得ることが可能であり、欠陥を発生したシート部
の個数は10個未満と少なく、エンジン試験後のシート
部および相手のバルブフェース部の摩耗量はいずれも小
さいうえに、シート部の摩擦摺動面の外観もほぼ平滑で
あり、シール性を阻害するような摩耗痕や欠落ピットの
発生は見られなかった。
【0038】一方、Ni,Si,Moの含有量が少ない
比較例1においては、シート材の耐摩耗性が十分でない
ために、シート部の摩耗が著しく大きくなっていると共
に、この摩耗粉の移着、剥離にともない相手のバルブフ
ェース部の摩耗量も大きくなっていた。
比較例1においては、シート材の耐摩耗性が十分でない
ために、シート部の摩耗が著しく大きくなっていると共
に、この摩耗粉の移着、剥離にともない相手のバルブフ
ェース部の摩耗量も大きくなっていた。
【0039】また、Ni,Siの含有量が多い比較例2
においては、加工後のシート部の肉盛り層に多くの欠陥
が発生しているうえに、加工後のシート部に欠陥が見ら
れなかったシリンダーヘッドについてエンジン試験を行
ったにもかかわらず、試験後のシート部の数箇所に摺動
面直下の材料欠陥部の剥離によって生じたと考えられる
ピットが形成していた。
においては、加工後のシート部の肉盛り層に多くの欠陥
が発生しているうえに、加工後のシート部に欠陥が見ら
れなかったシリンダーヘッドについてエンジン試験を行
ったにもかかわらず、試験後のシート部の数箇所に摺動
面直下の材料欠陥部の剥離によって生じたと考えられる
ピットが形成していた。
【0040】さらに、Mo,W,Taの合計含有量が2
%未満である比較例3においては、シート材の耐摩耗性
の改善が不十分なためにやはりシート部の摩耗量が大き
くリング状の溝が形成されているとともに、相手バルブ
フェース部の摩耗量も大きいものとなっていた。この結
果は、Mo,Nb,Vの合計含有量が2%未満である比
較例4についても同様の結果であった。
%未満である比較例3においては、シート材の耐摩耗性
の改善が不十分なためにやはりシート部の摩耗量が大き
くリング状の溝が形成されているとともに、相手バルブ
フェース部の摩耗量も大きいものとなっていた。この結
果は、Mo,Nb,Vの合計含有量が2%未満である比
較例4についても同様の結果であった。
【0041】さらにまた、Mo含有量が15%を超えて
いる比較例5については、比較例2の結果と同様に、肉
盛り層に多くの欠陥が発生しているうえに、試験後のシ
ート部の数箇所に摺動面直下の材料欠陥部の剥離によっ
て生じたと考えられるピットが形成していた。また、F
e,Crを少量添加することによる耐摩耗性の改善効果
も認められないように思われた。そして、Feを15
%、Crを10%それぞれ超えて添加された比較例6に
ついても、比較例5と同じ結果が得られた。
いる比較例5については、比較例2の結果と同様に、肉
盛り層に多くの欠陥が発生しているうえに、試験後のシ
ート部の数箇所に摺動面直下の材料欠陥部の剥離によっ
て生じたと考えられるピットが形成していた。また、F
e,Crを少量添加することによる耐摩耗性の改善効果
も認められないように思われた。そして、Feを15
%、Crを10%それぞれ超えて添加された比較例6に
ついても、比較例5と同じ結果が得られた。
【0042】さらにまた、Ni,Si,Mo,W,F
e,Crの含有量が本発明の成分範囲にある組成系にM
m(ミッシュメタル)を0.01%未満、Pを0.1%
未満、Mnを1%未満加えた比較例7においては、耐摩
耗性は改善されているものの、材料欠陥に対する著しい
改善効果は認められなかった。
e,Crの含有量が本発明の成分範囲にある組成系にM
m(ミッシュメタル)を0.01%未満、Pを0.1%
未満、Mnを1%未満加えた比較例7においては、耐摩
耗性は改善されているものの、材料欠陥に対する著しい
改善効果は認められなかった。
【0043】逆に、Mm(ミッシュメタル)を0.1
%、Pを1.0%を超えて含有する比較例8において
は、材料欠陥を減らす効果は有るものの、耐摩耗性が大
きく悪化してしまっていた。
%、Pを1.0%を超えて含有する比較例8において
は、材料欠陥を減らす効果は有るものの、耐摩耗性が大
きく悪化してしまっていた。
【0044】さらにまた、Mnを10%超えて含有する
比較例9とBを3.0%超えて含有する比較例10につ
いても、比較例8と同じような結果を生じた。
比較例9とBを3.0%超えて含有する比較例10につ
いても、比較例8と同じような結果を生じた。
【0045】また、先願発明の組成範囲で作製した従来
例1においては、摩耗深さで見た耐摩耗性は良好である
ものの、材料欠陥の発生が多く、本実施例の肉盛り条件
下での生産性が著しく劣っている結果となった。
例1においては、摩耗深さで見た耐摩耗性は良好である
ものの、材料欠陥の発生が多く、本実施例の肉盛り条件
下での生産性が著しく劣っている結果となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加 納 眞 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 松 山 秀 信 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 重量%で、Ni:10%〜30%、S
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、残部
Cuおよび不純物からなる組成を有することを特徴とす
る耐摩耗性に優れた銅合金。 - 【請求項2】 重量%で、Ni:10%〜30%、S
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、さら
にFe:2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜1
0.0%の少なくとも1種を含み、残部Cuおよび不純
物からなる組成を有することを特徴とする耐摩耗性に優
れた銅合金。 - 【請求項3】 重量%で、Ni:10%〜30%、S
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、さら
にFe:2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜1
0.0%の少なくとも1種を含み、さらにMm:0.0
1%〜0.1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも
1種を含み、残部Cuおよび不純物からなる組成を有す
ることを特徴とする耐摩耗性に優れた銅合金。 - 【請求項4】 重量%で、Ni:10%〜30%、S
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、さら
にFe:2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜1
0.0%の少なくとも1種を含み、さらにMm:0.0
1%〜0.1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも
1種を含み、さらにMn:1.0%〜10.0%を含
み、残部Cuおよび不純物からなる組成を有することを
特徴とする耐摩耗性に優れた銅合金。 - 【請求項5】 重量%で、Ni:10%〜30%、S
i:0.5%〜5.0%、およびMo,W,Ta,N
b,Vの少なくとも1種:2.0%〜15.0%、さら
にFe:2.0%〜15.0%,Cr:1.0%〜1
0.0%の少なくとも1種を含み、さらにMm:0.0
1%〜0.1%,P:0.1%〜1.0%の少なくとも
1種を含み、さらにMn:1.0%〜10.0%を含
み、さらにはB:0.5%〜3.0%を含み、残部Cu
および不純物からなる組成を有することを特徴とする耐
摩耗性に優れた銅合金。 - 【請求項6】 珪化物からなる硬質析出物が分散した組
織を有する請求項1ないし5のいずれかに記載の耐摩耗
性に優れた銅合金。 - 【請求項7】 肉盛り用粉末素材である請求項1ないし
5のいずれかに記載の耐摩耗性に優れた銅合金。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250545A JPH1096037A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 耐摩耗性に優れた銅合金 |
| US08/931,498 US5911949A (en) | 1996-09-20 | 1997-09-16 | Abrasion resistant copper alloy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250545A JPH1096037A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 耐摩耗性に優れた銅合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096037A true JPH1096037A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17209511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8250545A Pending JPH1096037A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 耐摩耗性に優れた銅合金 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5911949A (ja) |
| JP (1) | JPH1096037A (ja) |
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- 1996-09-20 JP JP8250545A patent/JPH1096037A/ja active Pending
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