JPH1096267A - ボールジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造 - Google Patents
ボールジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造Info
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- JPH1096267A JPH1096267A JP5301297A JP5301297A JPH1096267A JP H1096267 A JPH1096267 A JP H1096267A JP 5301297 A JP5301297 A JP 5301297A JP 5301297 A JP5301297 A JP 5301297A JP H1096267 A JPH1096267 A JP H1096267A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラス弦材の回転を防止する。
【解決手段】 ワッシャ6と球状ノード7間の回転を阻
止するピン8を設ける。エンドコーン2とワッシャ6間
及びワッシャ6と球状ノード7間の双方に、回転を阻止
するピン8を設けるようにしてもよい。
止するピン8を設ける。エンドコーン2とワッシャ6間
及びワッシャ6と球状ノード7間の双方に、回転を阻止
するピン8を設けるようにしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールジョイント
式トラス構造体のトラス弦材と球状ノード(先の出願で
ある特願平8−200080号においてはボールジョイ
ントと称した)間の結合部が強風や地震等の外力により
振動することによってゆるむことを防止する球状ノード
とトラス弦材間の結合構造に関する。
式トラス構造体のトラス弦材と球状ノード(先の出願で
ある特願平8−200080号においてはボールジョイ
ントと称した)間の結合部が強風や地震等の外力により
振動することによってゆるむことを防止する球状ノード
とトラス弦材間の結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボールジョイント式トラス構造体
は屋根構造に多用され、トラス格点で複数のトラス弦材
の端部を球状ノードにより連結している。最近は駅前広
場、商業施設の共用オープンスペース或いは公園施設に
おいて、バス停留所の屋根パネル保持体やモニュメント
に適用されている。このような場合各軸のトラス弦材に
照明灯や案内板を付設するニーズがある。トラス弦材の
端部と球状ノードの連結は、ボルトとナットにより連結
するボルト−ナット方式とボルトと下記に示すボルト−
ワッシャ方式とがある。ボルト−ワッシャ方式は、例え
ば、図10に示す特公昭56−29064号公報で開示
された例がある。図10に示す例は、縦孔を備えた接続
円盤(トラス弦材の端部)をパイプ棒の端部に溶接固着
し、前記縦孔にねじボルトを挿通させ、該ねじボルトの
六角形部分に回動筒機構を嵌合し、この回動筒機構(以
下、ワッシャという)を回転させることで前記ねじボル
トのねじ部分を中空ボールのねじ孔に螺合させ、前記パ
イプ棒(以下、トラス弦材という)を該中空ボール(以
下、球状ノードという)に結合固定するものである。
は屋根構造に多用され、トラス格点で複数のトラス弦材
の端部を球状ノードにより連結している。最近は駅前広
場、商業施設の共用オープンスペース或いは公園施設に
おいて、バス停留所の屋根パネル保持体やモニュメント
に適用されている。このような場合各軸のトラス弦材に
照明灯や案内板を付設するニーズがある。トラス弦材の
端部と球状ノードの連結は、ボルトとナットにより連結
するボルト−ナット方式とボルトと下記に示すボルト−
ワッシャ方式とがある。ボルト−ワッシャ方式は、例え
ば、図10に示す特公昭56−29064号公報で開示
された例がある。図10に示す例は、縦孔を備えた接続
円盤(トラス弦材の端部)をパイプ棒の端部に溶接固着
し、前記縦孔にねじボルトを挿通させ、該ねじボルトの
六角形部分に回動筒機構を嵌合し、この回動筒機構(以
下、ワッシャという)を回転させることで前記ねじボル
トのねじ部分を中空ボールのねじ孔に螺合させ、前記パ
イプ棒(以下、トラス弦材という)を該中空ボール(以
下、球状ノードという)に結合固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワッシャと端
部、ワッシャと球状ノード間の締め付け力を超えるボル
トの締め付け方向と反対のトルク、例えばトラ構造体に
加わる振動やストラス弦材に付設した照明灯や案内板に
加わる強風の風圧や地震の揺れがトラス弦材にかかると
ボルトに対してトラス弦材の端部、球状ノードに対して
ボルトがそれぞれ回転し、締め付けが弱くなって結合部
にゆるみが生じる。その場合、トラス弦材は球状ノード
間の距離を大きく変えないまでも、例えばねじ山一つ分
以内の範囲で自由に回転するようになる。この場合、1
箇所の結合部にゆるみが生じると、他の結合部に加わる
振動も大きくなり、結合部におけるゆるみが構造物全体
に及ぶ心配があった。また、トラス弦材の回転により、
トラス弦材に照明灯や案内板を付設してある場合、これ
らも同時に所定位置から回転し、設定位置から横を向い
たり下を向いたりして美観を損なう虞れがある。この現
象は斜に取り付けられたトラス弦材に多く発生する可能
性がある。本発明の目的は、このような結合部における
ボルトのゆるみを防止することにある。
部、ワッシャと球状ノード間の締め付け力を超えるボル
トの締め付け方向と反対のトルク、例えばトラ構造体に
加わる振動やストラス弦材に付設した照明灯や案内板に
加わる強風の風圧や地震の揺れがトラス弦材にかかると
ボルトに対してトラス弦材の端部、球状ノードに対して
ボルトがそれぞれ回転し、締め付けが弱くなって結合部
にゆるみが生じる。その場合、トラス弦材は球状ノード
間の距離を大きく変えないまでも、例えばねじ山一つ分
以内の範囲で自由に回転するようになる。この場合、1
箇所の結合部にゆるみが生じると、他の結合部に加わる
振動も大きくなり、結合部におけるゆるみが構造物全体
に及ぶ心配があった。また、トラス弦材の回転により、
トラス弦材に照明灯や案内板を付設してある場合、これ
らも同時に所定位置から回転し、設定位置から横を向い
たり下を向いたりして美観を損なう虞れがある。この現
象は斜に取り付けられたトラス弦材に多く発生する可能
性がある。本発明の目的は、このような結合部における
ボルトのゆるみを防止することにある。
【0004】本発明の目的はまた、前記ボルトのゆるみ
によりトラス弦材が回転するような事態を防止すること
にある。
によりトラス弦材が回転するような事態を防止すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の手段は、トラス格点を、一方の端部をトラス
弦材の端部に固定し他方の端面の軸方向に第1の孔を形
成したトラス弦材端部部材と、表面から内部に向かって
形成され内周に雌ねじを有する第2の孔を複数個備えた
球状ノードとを、先端部に該球状ノードの第2の孔の雌
ねじと螺合する雄ねじを形成し該先端部と頭部間の軸方
向に垂直な断面を多角形とし前記トラス弦材端部部材の
第1の孔を該第1の孔よりも大きい径のボルト頭部を前
記トラス弦材側にして貫通するボルトと、該ボルトの多
角形部外周に嵌合したワッシャとにより連結した単位ト
ラス連結部を複数有するボールジョイント式トラス構造
体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造において、前
記ワッシャと前記球状ノード間に両者の相対回転を阻止
する回転阻止手段を設けたことを特徴とする。
明の第1の手段は、トラス格点を、一方の端部をトラス
弦材の端部に固定し他方の端面の軸方向に第1の孔を形
成したトラス弦材端部部材と、表面から内部に向かって
形成され内周に雌ねじを有する第2の孔を複数個備えた
球状ノードとを、先端部に該球状ノードの第2の孔の雌
ねじと螺合する雄ねじを形成し該先端部と頭部間の軸方
向に垂直な断面を多角形とし前記トラス弦材端部部材の
第1の孔を該第1の孔よりも大きい径のボルト頭部を前
記トラス弦材側にして貫通するボルトと、該ボルトの多
角形部外周に嵌合したワッシャとにより連結した単位ト
ラス連結部を複数有するボールジョイント式トラス構造
体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造において、前
記ワッシャと前記球状ノード間に両者の相対回転を阻止
する回転阻止手段を設けたことを特徴とする。
【0006】上記目的を達成する本発明の第2の手段
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャの外周の多角形辺の少なくとも一つに凹部を
形成しその凹部に固定手段を配置してなることを特徴と
する。
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャの外周の多角形辺の少なくとも一つに凹部を
形成しその凹部に固定手段を配置してなることを特徴と
する。
【0007】上記目的を達成する本発明の第3の手段
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャ外周に、ボルト軸線に沿う方向を長手方向と
する凹部を形成し、前記球状ノードのワッシャ外周線上
に前記ワッシャの凹部と同軸の第4の孔を形成し、一端
を前記第4の孔に挿入し、残りの部分を前記ワッシャ凹
部に嵌合するピン部材を配置してなることを特徴とす
る。
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャ外周に、ボルト軸線に沿う方向を長手方向と
する凹部を形成し、前記球状ノードのワッシャ外周線上
に前記ワッシャの凹部と同軸の第4の孔を形成し、一端
を前記第4の孔に挿入し、残りの部分を前記ワッシャ凹
部に嵌合するピン部材を配置してなることを特徴とす
る。
【0008】上記目的を達成する本発明の第4の手段
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャの前記球状ノード側端面にボルトの中心軸と
直交する方向に第4の凹部を形成し、前記球状ノードの
表面の前記第4の凹部と対向する位置に該中心軸と直交
する方向に第3の凹部を形成し、前記第3の凹部と第4
の凹部に嵌合するピン部材を配置してなることを特徴と
する。
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャの前記球状ノード側端面にボルトの中心軸と
直交する方向に第4の凹部を形成し、前記球状ノードの
表面の前記第4の凹部と対向する位置に該中心軸と直交
する方向に第3の凹部を形成し、前記第3の凹部と第4
の凹部に嵌合するピン部材を配置してなることを特徴と
する。
【0009】上記目的を達成する本発明の第5の手段
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、内
側が前記ワッシャの多角形の2辺の外周に当接し外側の
各辺に凹部を形成した山形部材を前記球状ノード端面部
に配置し、前記山形部材の外面にて山形部材を前記球状
ノード端面部に固定する固定手段を設けてなることを特
徴とする。
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、内
側が前記ワッシャの多角形の2辺の外周に当接し外側の
各辺に凹部を形成した山形部材を前記球状ノード端面部
に配置し、前記山形部材の外面にて山形部材を前記球状
ノード端面部に固定する固定手段を設けてなることを特
徴とする。
【0010】上記目的を達成する本発明の第6の手段
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、中
心に前記ボルトの多角形部と嵌合する多角形の孔を備
え、外周部の少なくとも1個所に前記ワッシャの最大半
径よりも大きい半径を持つ領域を設けた板状部材を前記
ボルトに嵌合させて、前記ワッシャと球状ノードの端面
の間に配置し、前記領域に該板状部材を前記球状ノード
に固定する固定手段を設け、板状部材とワッシャ間の他
の固定手段を設けてなることを特徴とする。
は、上記第1の手段において、前記回転阻止手段は、中
心に前記ボルトの多角形部と嵌合する多角形の孔を備
え、外周部の少なくとも1個所に前記ワッシャの最大半
径よりも大きい半径を持つ領域を設けた板状部材を前記
ボルトに嵌合させて、前記ワッシャと球状ノードの端面
の間に配置し、前記領域に該板状部材を前記球状ノード
に固定する固定手段を設け、板状部材とワッシャ間の他
の固定手段を設けてなることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成する本発明の第7の手段
は、トラス格点を、一方をトラス弦材の端部に固定し他
方の端面の軸方向に第1の孔を形成したトラス弦材端部
部材と、第2の孔に雌ねじを形成した球状ノードと、先
端部に該球状ノードの雌ねじと螺合する雄ねじを形成し
該先端部と頭部間の軸方向断面を多角形とし前記トラス
弦材端部部材の第1の孔を貫通するボルトと、該ボルト
の多角形部外周に嵌合したワッシャとにより連結した単
位トラス連結部とを複数有するボールジョイント式トラ
ス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造におい
て、前記トラス弦材端部部材と前記ワッシャ間及び前記
ワッシャと前記球状ノード間にその回転を阻止する回転
阻止手段を設けたことを特徴とする。
は、トラス格点を、一方をトラス弦材の端部に固定し他
方の端面の軸方向に第1の孔を形成したトラス弦材端部
部材と、第2の孔に雌ねじを形成した球状ノードと、先
端部に該球状ノードの雌ねじと螺合する雄ねじを形成し
該先端部と頭部間の軸方向断面を多角形とし前記トラス
弦材端部部材の第1の孔を貫通するボルトと、該ボルト
の多角形部外周に嵌合したワッシャとにより連結した単
位トラス連結部とを複数有するボールジョイント式トラ
ス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造におい
て、前記トラス弦材端部部材と前記ワッシャ間及び前記
ワッシャと前記球状ノード間にその回転を阻止する回転
阻止手段を設けたことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成する本発明の第8の手段
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャの多角形辺のそれぞれに凹部を形成しその凹
部に固定手段を配置してなることを特徴とする。
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、前
記ワッシャの多角形辺のそれぞれに凹部を形成しその凹
部に固定手段を配置してなることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成する本発明の第9の手段
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、前
記トラス弦材端部部材の端面のワッシャ外周線上に第3
の孔を形成し、前記ワッシャ外周に該第3の孔と同軸に
凹部を形成し、前記球状ノードのワッシャ外周線上に該
ワッシャ凹部と同軸の第4の孔を形成し、一端を前記第
3の孔に挿入し、他端を前記第4の孔に挿入し、中間部
を前記ワッシャ凹部に嵌合する長尺ピン部材を配置して
なることを特徴とする。
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、前
記トラス弦材端部部材の端面のワッシャ外周線上に第3
の孔を形成し、前記ワッシャ外周に該第3の孔と同軸に
凹部を形成し、前記球状ノードのワッシャ外周線上に該
ワッシャ凹部と同軸の第4の孔を形成し、一端を前記第
3の孔に挿入し、他端を前記第4の孔に挿入し、中間部
を前記ワッシャ凹部に嵌合する長尺ピン部材を配置して
なることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成する本発明の第10の手段
は、上記第9の手段において、前記ピン部材を二重管方
式としてその両端で中管が突出・埋入自在としたもので
あることを特徴とする。
は、上記第9の手段において、前記ピン部材を二重管方
式としてその両端で中管が突出・埋入自在としたもので
あることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成する本発明の第11の手段
は、上記第7の手段において、回転阻止手段は、前記ト
ラス弦材端部部材の端面にボルトの中心軸と直交する方
向に第1の凹部を形成し、前記ワッシャの前記トラス弦
材端部部材側端面に該中心軸と直交する方向に第1の凹
部と対向する第2の凹部を形成し、前記球状ノードの端
面に該中心軸と直交する方向に第3の凹部を形成し、前
記ワッシャの前記球状ノード側端面に該中心軸と直交す
る方向に第3の凹部と対向する第4の凹部を形成し、一
方の端部を前記第1の凹部と第2の凹部に嵌合し、他方
の端部を前記第3の凹部と第4の凹部に嵌合するかすが
い状ピン部材を配置してなることを特徴とする。
は、上記第7の手段において、回転阻止手段は、前記ト
ラス弦材端部部材の端面にボルトの中心軸と直交する方
向に第1の凹部を形成し、前記ワッシャの前記トラス弦
材端部部材側端面に該中心軸と直交する方向に第1の凹
部と対向する第2の凹部を形成し、前記球状ノードの端
面に該中心軸と直交する方向に第3の凹部を形成し、前
記ワッシャの前記球状ノード側端面に該中心軸と直交す
る方向に第3の凹部と対向する第4の凹部を形成し、一
方の端部を前記第1の凹部と第2の凹部に嵌合し、他方
の端部を前記第3の凹部と第4の凹部に嵌合するかすが
い状ピン部材を配置してなることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成する本発明の第12の手段
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、内
側が前記ワッシャの多角形の2辺の外周に当接し、外側
の各辺に凹部を形成した山形部材を、前記トラス弦材端
部部材の端面並びに、前記球状ノード端面部に配置し、
それぞれ山形部材の外面にて固定手段を設けてなること
を特徴とする。
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、内
側が前記ワッシャの多角形の2辺の外周に当接し、外側
の各辺に凹部を形成した山形部材を、前記トラス弦材端
部部材の端面並びに、前記球状ノード端面部に配置し、
それぞれ山形部材の外面にて固定手段を設けてなること
を特徴とする。
【0017】上記目的を達成する本発明の第13の手段
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、薄
板で中心に前記ボルトの多角形部と嵌合する孔を形成
し、一方の端に前記トラス弦材の端部端面または前記球
状ノード端面に固定する固定部と、反対側の端に前記ワ
ッシャの多角形辺方向に折り曲げ可能な張出し部とを有
する板状部材をトラス弦材端部部材の端面及び球状ノー
ドの端面とに設けてそれぞれに固定手段を設けてなるこ
とを特徴とする。
は、上記第7の手段において、前記回転阻止手段は、薄
板で中心に前記ボルトの多角形部と嵌合する孔を形成
し、一方の端に前記トラス弦材の端部端面または前記球
状ノード端面に固定する固定部と、反対側の端に前記ワ
ッシャの多角形辺方向に折り曲げ可能な張出し部とを有
する板状部材をトラス弦材端部部材の端面及び球状ノー
ドの端面とに設けてそれぞれに固定手段を設けてなるこ
とを特徴とする。
【0018】上記目的を達成する本発明の第14の手段
は、上記第1乃至第13の手段のいずれかにおいて、ト
ラス弦材端部部材はトラス弦材の端部にねじにより結合
され、該ねじの巻き方向は、前記ボルトの先端部に形成
された雄ねじの巻き方向と逆方向であることを特徴とす
る。
は、上記第1乃至第13の手段のいずれかにおいて、ト
ラス弦材端部部材はトラス弦材の端部にねじにより結合
され、該ねじの巻き方向は、前記ボルトの先端部に形成
された雄ねじの巻き方向と逆方向であることを特徴とす
る。
【0019】上記第1乃至第6の手段によれば、単位ト
ラス連結部において球状ノードとワッシャ間に部材を嵌
合させて球状ノードとボルトの相対回転を抑止し、ボル
トの緩み並びにトラス弦材の回転を防止することができ
る。上記第7乃至第13の手段によれば、単位トラス連
結部においてトラス弦材の端部とワッシャ間、球状ノー
ドとワッシャ間に部材を嵌合させてワッシャ並びにトラ
ス弦材の回転を防止することができる。
ラス連結部において球状ノードとワッシャ間に部材を嵌
合させて球状ノードとボルトの相対回転を抑止し、ボル
トの緩み並びにトラス弦材の回転を防止することができ
る。上記第7乃至第13の手段によれば、単位トラス連
結部においてトラス弦材の端部とワッシャ間、球状ノー
ドとワッシャ間に部材を嵌合させてワッシャ並びにトラ
ス弦材の回転を防止することができる。
【0020】上記第14の手段によれば、トラス弦材と
トラス弦材端部部材がねじ結合されるので溶接結合の場
合に比べ、結合後の全体の長さの寸法精度保持が容易に
なり、また、トラス弦材端部部材とトラス弦材を結合す
るねじの巻き方向が、球状ノードとボルトを結合するね
じの巻き方向と逆方向になっているので、ボルトを球状
ノードに捩じ込む際に、トラス弦材端部部材とトラス弦
材を結合するねじ結合が緩むことがない。したがって、
ボールジョイント式トラス構造体の組立ての際の、単位
トラス連結部の寸法精度の保持が容易になる。
トラス弦材端部部材がねじ結合されるので溶接結合の場
合に比べ、結合後の全体の長さの寸法精度保持が容易に
なり、また、トラス弦材端部部材とトラス弦材を結合す
るねじの巻き方向が、球状ノードとボルトを結合するね
じの巻き方向と逆方向になっているので、ボルトを球状
ノードに捩じ込む際に、トラス弦材端部部材とトラス弦
材を結合するねじ結合が緩むことがない。したがって、
ボールジョイント式トラス構造体の組立ての際の、単位
トラス連結部の寸法精度の保持が容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明するがこれに限定されるものではない。図1は
本発明の実施の形態の構成を示す横断面図である。本図
はボールジョイント式トラス構造体のトラス格点におけ
るトラス弦材と球状ノードをボルト−ワッシャ方式で連
結した状態を示す。本図に示すようにトラス弦材である
パイプ1(アルミ合金材または鋼管)にトラス弦材端部
部材であるエンドコーン2(アルミ合金材または鋼材)
がねじまたは溶接により固定され、エンドコーン2の先
端部の中心軸方向に第1の孔21が形成されている。エ
ンドコーン2の第1の孔21にボルト3が挿入され、ボ
ルト頭部13はスプリング4及びスプリング押さえ板5
により押圧され球状ノード7側に付勢されている。ボル
ト3の軸方向のボルト頭部側は六角形をなし、先端側に
は雄ねじが形成されている。ボルト3の六角形をなして
いる部分に同じく内側、外側共に六角形をなしているワ
ッシャ6が嵌合されている。ボルト3の先端側の雄ねじ
は球状ノード7の第2の孔22に形成された雌ねじと螺
合している。尚、球状ノード7には通常複数のトラス弦
材が連結されるので複数の孔22が形成され、一本のト
ラス弦材の両端に前述の単位トラス連結部が形成される
ものである。上記に説明した構造は従来のものと同じで
あるが、本発明トラス弦材の一方又は両方の単位トラス
連結部に回転阻止部材が配設されるものである。すなわ
ち、本願発明の特徴はエンドコーン2とワッシャ6間及
びワッシャ6と球状ノード7間の回転を阻止する回転阻
止手段を設けたことにある。即ち、エンドコーン2の端
面のワッシャ6外周線上に第3の横孔23を形成し、同
じく球状ノード7のワッシャ外周線上にエンドコーン2
の第3の横孔23と同軸に第4の横孔24を形成する。
より説明するがこれに限定されるものではない。図1は
本発明の実施の形態の構成を示す横断面図である。本図
はボールジョイント式トラス構造体のトラス格点におけ
るトラス弦材と球状ノードをボルト−ワッシャ方式で連
結した状態を示す。本図に示すようにトラス弦材である
パイプ1(アルミ合金材または鋼管)にトラス弦材端部
部材であるエンドコーン2(アルミ合金材または鋼材)
がねじまたは溶接により固定され、エンドコーン2の先
端部の中心軸方向に第1の孔21が形成されている。エ
ンドコーン2の第1の孔21にボルト3が挿入され、ボ
ルト頭部13はスプリング4及びスプリング押さえ板5
により押圧され球状ノード7側に付勢されている。ボル
ト3の軸方向のボルト頭部側は六角形をなし、先端側に
は雄ねじが形成されている。ボルト3の六角形をなして
いる部分に同じく内側、外側共に六角形をなしているワ
ッシャ6が嵌合されている。ボルト3の先端側の雄ねじ
は球状ノード7の第2の孔22に形成された雌ねじと螺
合している。尚、球状ノード7には通常複数のトラス弦
材が連結されるので複数の孔22が形成され、一本のト
ラス弦材の両端に前述の単位トラス連結部が形成される
ものである。上記に説明した構造は従来のものと同じで
あるが、本発明トラス弦材の一方又は両方の単位トラス
連結部に回転阻止部材が配設されるものである。すなわ
ち、本願発明の特徴はエンドコーン2とワッシャ6間及
びワッシャ6と球状ノード7間の回転を阻止する回転阻
止手段を設けたことにある。即ち、エンドコーン2の端
面のワッシャ6外周線上に第3の横孔23を形成し、同
じく球状ノード7のワッシャ外周線上にエンドコーン2
の第3の横孔23と同軸に第4の横孔24を形成する。
【0022】図2は本発明の実施の形態の構成を示す縦
断面図である。本図は図1のエンドコーン2から球状ノ
ード7方向を見たII−II線断面図である。本図に示すよ
うにワッシャ6外周にエンドコーン2の第3の横孔23
と球状ノード7の第4の横孔24と同軸に半円形のワッ
シャの凹部16を形成し、短尺状ピン8の端部をエンド
コーン2の第3の横孔23に挿入し、他の短尺状ピン8
の端部を球状ノード7の第4の横孔24に挿入し、それ
ぞれのピンの突出部をワッシャ6の凹部16に嵌合す
る。ピン8の形状は丸棒に限定されるものでは無く、ピ
ン8の全長或いは両端にねじを形成しても良い。なお、
ピン8は人目につかない位置に取付けることが望まし
い。
断面図である。本図は図1のエンドコーン2から球状ノ
ード7方向を見たII−II線断面図である。本図に示すよ
うにワッシャ6外周にエンドコーン2の第3の横孔23
と球状ノード7の第4の横孔24と同軸に半円形のワッ
シャの凹部16を形成し、短尺状ピン8の端部をエンド
コーン2の第3の横孔23に挿入し、他の短尺状ピン8
の端部を球状ノード7の第4の横孔24に挿入し、それ
ぞれのピンの突出部をワッシャ6の凹部16に嵌合す
る。ピン8の形状は丸棒に限定されるものでは無く、ピ
ン8の全長或いは両端にねじを形成しても良い。なお、
ピン8は人目につかない位置に取付けることが望まし
い。
【0023】図1,図2に示した実施例では、2本のピ
ン8が用いられ、うち1本がエンドコーン2の第3の横
孔23に挿入されてエンドコーン2とワッシャ6(つま
りボルト3)の相対回転を抑止し、他の1本が球状ノー
ド7の第4の横孔24に挿入されて球状ノード7とワッ
シャ6(つまりボルト3)の相対回転を抑止している。
しかし、トラス弦材の両端の連結部に同じ構造の回転防
止手段が施されている場合で、トラス弦材が中心軸を中
心に回転しても支障のない場合や、なんらかの手段で、
ボルト3とエンドコーン2の間、エンドコーン2とワッ
シャ6の間に十分な摩擦力が加わっている場合は、エン
ドコーン2の第3の横孔23に挿入されているピン8を
省き、かつ第3の横孔23を省いてもよい。球状ノード
7の第4の横孔24に挿入されているピン8により、球
状ノード7とボルト3の相対回転を抑止することができ
れば、ボルト3がゆるむことはなく、したがってエンド
コーン2(つまりはパイプ1)が球状ノード7に対して
回転することもなくなる。
ン8が用いられ、うち1本がエンドコーン2の第3の横
孔23に挿入されてエンドコーン2とワッシャ6(つま
りボルト3)の相対回転を抑止し、他の1本が球状ノー
ド7の第4の横孔24に挿入されて球状ノード7とワッ
シャ6(つまりボルト3)の相対回転を抑止している。
しかし、トラス弦材の両端の連結部に同じ構造の回転防
止手段が施されている場合で、トラス弦材が中心軸を中
心に回転しても支障のない場合や、なんらかの手段で、
ボルト3とエンドコーン2の間、エンドコーン2とワッ
シャ6の間に十分な摩擦力が加わっている場合は、エン
ドコーン2の第3の横孔23に挿入されているピン8を
省き、かつ第3の横孔23を省いてもよい。球状ノード
7の第4の横孔24に挿入されているピン8により、球
状ノード7とボルト3の相対回転を抑止することができ
れば、ボルト3がゆるむことはなく、したがってエンド
コーン2(つまりはパイプ1)が球状ノード7に対して
回転することもなくなる。
【0024】図3は本発明の他の実施の形態の構成を示
す縦断面図である。図2に示す例ではピン8を片側で1
本用いたが本図に示すようにピンを2個以上の複数個用
いるとトラス弦材の回転を阻止する効果はより増大す
る。この場合も、先に述べたように、球状ノード7側だ
けとしてもよい。
す縦断面図である。図2に示す例ではピン8を片側で1
本用いたが本図に示すようにピンを2個以上の複数個用
いるとトラス弦材の回転を阻止する効果はより増大す
る。この場合も、先に述べたように、球状ノード7側だ
けとしてもよい。
【0025】図4は本発明の他の実施の形態の構成を示
す横断面図である。前図に示すようにそれぞれ独立した
短尺状のピン8を2個用いても良いが、本図に示すよう
に長尺状で定尺のピン8aを用いて対峙する横孔23,
24に同時に押入するものである。この場合長尺状のピ
ンを二重管方式として内部にスプリングを設けて両端の
中管が突出・埋入自在としたものでも良い。
す横断面図である。前図に示すようにそれぞれ独立した
短尺状のピン8を2個用いても良いが、本図に示すよう
に長尺状で定尺のピン8aを用いて対峙する横孔23,
24に同時に押入するものである。この場合長尺状のピ
ンを二重管方式として内部にスプリングを設けて両端の
中管が突出・埋入自在としたものでも良い。
【0026】図5は本発明の他の実施の形態の構成を示
す横断面図である。本図に示すようにピン8を一体形の
かすがい状とし、エンドコーン2とワッシャ6及びワッ
シャ6と球状ノード7の接触面にボルト3の中心軸と直
交する方向のエンドコーン2側の第1の凹部25とワッ
シャ6側の第2の凹部25Aで形成する第5の縦孔25
Hと、ワッシャ6側の第3の凹部26Aと球状ノード7
側の第4の凹部26で形成する第6の縦孔26Hを形成
してかすがい状のピン8bを挿入しても良い。このよう
にするとコストを低減でき、部材管理の手間も省ける。
す横断面図である。本図に示すようにピン8を一体形の
かすがい状とし、エンドコーン2とワッシャ6及びワッ
シャ6と球状ノード7の接触面にボルト3の中心軸と直
交する方向のエンドコーン2側の第1の凹部25とワッ
シャ6側の第2の凹部25Aで形成する第5の縦孔25
Hと、ワッシャ6側の第3の凹部26Aと球状ノード7
側の第4の凹部26で形成する第6の縦孔26Hを形成
してかすがい状のピン8bを挿入しても良い。このよう
にするとコストを低減でき、部材管理の手間も省ける。
【0027】この場合、前記第1、第2の凹部を設け
ず、形成する縦孔を、球状ノード7表面の第4の凹部2
6とワッシャ6の該第4の凹部26に対向する位置に設
けられた第3の凹部26Aで形成される第6の縦孔26
Hのみとし、この第6の縦孔26Hにピン8を挿入して
球状ノード7とワッシャ6(つまりはボルト3)の相対
回転を抑止するようにしても、ボルト3の回転の回転を
防止することができる。これにより、連結部にゆるみは
生じない。この場合は、ピン8の形状をかすがい状にす
る必要はない。
ず、形成する縦孔を、球状ノード7表面の第4の凹部2
6とワッシャ6の該第4の凹部26に対向する位置に設
けられた第3の凹部26Aで形成される第6の縦孔26
Hのみとし、この第6の縦孔26Hにピン8を挿入して
球状ノード7とワッシャ6(つまりはボルト3)の相対
回転を抑止するようにしても、ボルト3の回転の回転を
防止することができる。これにより、連結部にゆるみは
生じない。この場合は、ピン8の形状をかすがい状にす
る必要はない。
【0028】図6は本発明の他の実施の形態の構成を示
す縦断面図である。本図に示す山形部材9は内面がワッ
シャ6の六角形の二辺の外周に当接し、外面の各辺にタ
ップねじや止めねじ等の固定手段8cと嵌合する山形部
材の凹部19を形成したもので、トラス弦材端部部材並
びに球状ノードの端面に配設されワッシャ6が完全に締
まり切る位置に確実に固定できる。また、球状ノード7
間の隙間が無く安定すると共に腐食を防止する点からも
好ましい。更に、この場合山形部材は内面がワッシャ6
の六角形の三辺の外周に当接してワッシャ6の二山に掛
かるようにしても良い。固定手段8cとエンドコーン2
の第3の横孔23及び球状ノード7の第4の横孔24と
の嵌合は図1に示す例と同様に行ってもよい。
す縦断面図である。本図に示す山形部材9は内面がワッ
シャ6の六角形の二辺の外周に当接し、外面の各辺にタ
ップねじや止めねじ等の固定手段8cと嵌合する山形部
材の凹部19を形成したもので、トラス弦材端部部材並
びに球状ノードの端面に配設されワッシャ6が完全に締
まり切る位置に確実に固定できる。また、球状ノード7
間の隙間が無く安定すると共に腐食を防止する点からも
好ましい。更に、この場合山形部材は内面がワッシャ6
の六角形の三辺の外周に当接してワッシャ6の二山に掛
かるようにしても良い。固定手段8cとエンドコーン2
の第3の横孔23及び球状ノード7の第4の横孔24と
の嵌合は図1に示す例と同様に行ってもよい。
【0029】図7は本発明の他の実施の形態の構成を示
す縦断面図である。本図に示す例は図6に示す固定手段
8cを山形部材9の両端側で嵌合させたものである。
す縦断面図である。本図に示す例は図6に示す固定手段
8cを山形部材9の両端側で嵌合させたものである。
【0030】図6、図7に示す例において、固定手段8
cは球状ノード7側にのみ設けるようにしてもよい。
cは球状ノード7側にのみ設けるようにしてもよい。
【0031】図8及び図9は、それぞれ本発明の他の実
施の形態の構成を示す断面図である。図8に示すように
中心に孔20を形成した2枚の薄い板材例えばアルミニ
ウムの薄い板材10をボルト3に嵌合させ、外周の少な
くとも2か所に孔20の中心からの半径がワッシャ6の
最大半径よりも大きい領域を設け、それぞれ一方の領域
をビス11で図8に示すようにそれぞれエンドコーン2
と球状ノード7端面に固定し、他方の領域を図9に示す
ように折り曲げ部12としてワッシャ6の一辺に当接す
るように折り曲げる。前記二つの領域は、互いに孔20
を挟んで対称の位置に設けるのが望ましい。この例は板
材10の加工が容易で簡便に対応できる。
施の形態の構成を示す断面図である。図8に示すように
中心に孔20を形成した2枚の薄い板材例えばアルミニ
ウムの薄い板材10をボルト3に嵌合させ、外周の少な
くとも2か所に孔20の中心からの半径がワッシャ6の
最大半径よりも大きい領域を設け、それぞれ一方の領域
をビス11で図8に示すようにそれぞれエンドコーン2
と球状ノード7端面に固定し、他方の領域を図9に示す
ように折り曲げ部12としてワッシャ6の一辺に当接す
るように折り曲げる。前記二つの領域は、互いに孔20
を挟んで対称の位置に設けるのが望ましい。この例は板
材10の加工が容易で簡便に対応できる。
【0032】孔20は、ボルト3の六角形部の最大外径
より大きい径の円としてもよいが、ボルト3の六角形部
の嵌合する六角形の孔とすればより確実に回り止めの効
果がある。
より大きい径の円としてもよいが、ボルト3の六角形部
の嵌合する六角形の孔とすればより確実に回り止めの効
果がある。
【0033】図8、図9に示す例においても、前述のよ
うにボルト3とエンドコーン2の間、エンドコーン2と
ワッシャ6の間に十分な摩擦力が加わっている場合
は、、板材10を球状ノード7側にのみ配置することに
より、ボルト3の球状ノード7に対する相対回転を抑止
し、パイプ1の回転を防止することが可能である。
うにボルト3とエンドコーン2の間、エンドコーン2と
ワッシャ6の間に十分な摩擦力が加わっている場合
は、、板材10を球状ノード7側にのみ配置することに
より、ボルト3の球状ノード7に対する相対回転を抑止
し、パイプ1の回転を防止することが可能である。
【0034】なお、上記各実施例においてはパイプ1と
エンドコーン2は、ねじまたは溶接により結合されるも
のとして説明したが、ねじ結合の場合、パイプ1とエン
ドコーン2を結合するねじの巻き方向と、球状ノード7
とボルト3を結合するねじの巻き方向は互いに逆方向と
しておくのが望ましい。例えば、パイプ1とエンドコー
ン2を結合するねじを左ねじとし、球状ノード7とボル
ト3を結合するねじを右ねじとしておく。こうすれば、
ボールジョイント式トラス構造体の組み立てのために、
ワッシャ6を回転させてボルト3を第2の孔22に捩じ
込んでも、ボルト3とエンドコーン2の間に働く摩擦力
はエンドコーン2をパイプ1に捩じ込む方向に作用し、
組立て済みのパイプ1とエンドコーン2を結合するねじ
がゆるんで単位トラス連結部の結合強度の低下や寸法精
度の低下を来す恐れがない。
エンドコーン2は、ねじまたは溶接により結合されるも
のとして説明したが、ねじ結合の場合、パイプ1とエン
ドコーン2を結合するねじの巻き方向と、球状ノード7
とボルト3を結合するねじの巻き方向は互いに逆方向と
しておくのが望ましい。例えば、パイプ1とエンドコー
ン2を結合するねじを左ねじとし、球状ノード7とボル
ト3を結合するねじを右ねじとしておく。こうすれば、
ボールジョイント式トラス構造体の組み立てのために、
ワッシャ6を回転させてボルト3を第2の孔22に捩じ
込んでも、ボルト3とエンドコーン2の間に働く摩擦力
はエンドコーン2をパイプ1に捩じ込む方向に作用し、
組立て済みのパイプ1とエンドコーン2を結合するねじ
がゆるんで単位トラス連結部の結合強度の低下や寸法精
度の低下を来す恐れがない。
【0035】以上図示した例ではトラス弦材の片側での
連結部を示したがトラス弦材の他端側の連結部にも同様
に配置すればより好適な結果が得られる。また、将来状
況によって案内板や方向指示板等が取り付けられる可能
性がある位置の球状ノード−トラス弦材間の全てに上記
手段を配置すれば最適である。
連結部を示したがトラス弦材の他端側の連結部にも同様
に配置すればより好適な結果が得られる。また、将来状
況によって案内板や方向指示板等が取り付けられる可能
性がある位置の球状ノード−トラス弦材間の全てに上記
手段を配置すれば最適である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、球状ノードとワッシャ
間に回転阻止手段が設けられるので、トラス弦材端部部
材を介してトラス弦材を球状ノードに結合するボルトの
ゆるみを防止する効果が得られる。また、トラス弦材の
端部部材とワッシャ間及び球状ノードとワッシャ間に部
材を嵌合させてワッシャ並びにトラス弦材の回転を防止
する効果が得られる。ボルトのゆるみを防止することに
より、単位トラス連結部の結合強度の低下が防止され、
かつ、これによりトラス弦材に照明灯、案内板、方向指
示板等を配設して強風や地震にあっても所定の立体配置
位置を保ち、外観を損なうことがない。
間に回転阻止手段が設けられるので、トラス弦材端部部
材を介してトラス弦材を球状ノードに結合するボルトの
ゆるみを防止する効果が得られる。また、トラス弦材の
端部部材とワッシャ間及び球状ノードとワッシャ間に部
材を嵌合させてワッシャ並びにトラス弦材の回転を防止
する効果が得られる。ボルトのゆるみを防止することに
より、単位トラス連結部の結合強度の低下が防止され、
かつ、これによりトラス弦材に照明灯、案内板、方向指
示板等を配設して強風や地震にあっても所定の立体配置
位置を保ち、外観を損なうことがない。
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す横断面図であ
る。
る。
【図2】図1の矢視II−II線から見た縦断面図である。
【図3】発明の他の実施の形態の構成を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の他の実施の形態の構成を示す横断面図
である。
である。
【図5】本発明の他の実施の形態の構成を示す横断面図
である。
である。
【図6】本発明の他の実施の形態の構成を示す縦断面図
である。
である。
【図7】本発明の他の実施の形態の構成を示す縦断面図
である。
である。
【図8】本発明の他の実施の形態の構成を示す縦断面図
である。
である。
【図9】本発明の他の実施の形態の構成を示す横断面図
である。
である。
【図10】従来技術の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】 1 パイプ 2 エンドコーン 3 ボルト 4 スプリング 5 スプリング押さえ板 6 ワッシャ 7 球状ノード 8 短尺状ピン 8a 長尺状ピン 8b かすがい状
ピン 8c 固定手段 9 山形部材 10 板材 11 ビス 12 折り曲げ部 13 ボルト頭部 16 ワッシャの凹部 19 山形部材の
凹部 20 板材の孔 21 第1の孔 22 第2の孔 23 第3の横孔 24 第4の横孔 25 第5の縦孔 26 第6の縦孔
ピン 8c 固定手段 9 山形部材 10 板材 11 ビス 12 折り曲げ部 13 ボルト頭部 16 ワッシャの凹部 19 山形部材の
凹部 20 板材の孔 21 第1の孔 22 第2の孔 23 第3の横孔 24 第4の横孔 25 第5の縦孔 26 第6の縦孔
Claims (14)
- 【請求項1】 トラス格点を、一方の端部をトラス弦材
の端部に固定し他方の端面の軸方向に第1の孔を形成し
たトラス弦材端部部材と、表面から内部に向かって形成
され内周に雌ねじを有する第2の孔を複数個備えた球状
ノードとを、先端部に該球状ノードの第2の孔の雌ねじ
と螺合する雄ねじを形成し該先端部と頭部間の軸方向に
垂直な断面を多角形とし前記トラス弦材端部部材の第1
の孔を該第1の孔よりも大きい径のボルト頭部を前記ト
ラス弦材側にして貫通するボルトと、該ボルトの多角形
部外周に嵌合したワッシャとにより連結した単位トラス
連結部を複数有するボールジョイント式トラス構造体に
おいて、 前記ワッシャと前記球状ノード間に両者の相対回転を阻
止する回転阻止手段を設けたことを特徴とするボールジ
ョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の
結合構造。 - 【請求項2】 前記回転阻止手段は、前記ワッシャの外
周の多角形辺の少なくとも一つに凹部を形成しその凹部
に固定手段を配置してなることを特徴とする請求項1に
記載のボールジョイント式トラス構造体の球状ノードと
トラス弦材間の結合構造。 - 【請求項3】 前記回転阻止手段は、前記ワッシャ外周
に、ボルト軸線に沿う方向を長手方向とする凹部を形成
し、 前記球状ノードのワッシャ外周線上に前記ワッシャの凹
部と同軸の第4の孔を形成し、 一端を前記第4の孔に挿入し、残りの部分を前記ワッシ
ャ凹部に嵌合するピン部材を配置してなることを特徴と
する請求項1に記載のボールジョイント式トラス構造体
の球状ノードとトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項4】 前記回転阻止手段は、前記ワッシャの前
記球状ノード側端面にボルトの中心軸と直交する方向に
第4の凹部を形成し、 前記球状ノードの表面の前記第4の凹部と対向する位置
に該中心軸と直交する方向に第3の凹部を形成し、 前記第3の凹部と第4の凹部に嵌合するピン部材を配置
してなることを特徴とする請求項1に記載のボールジョ
イント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結
合構造。 - 【請求項5】 前記回転阻止手段は、内側が前記ワッシ
ャの多角形の2辺の外周に当接し外側の各辺に凹部を形
成した山形部材を前記球状ノード端面部に配置し、前記
山形部材の外面にて山形部材を前記球状ノード端面部に
固定する固定手段を設けてなることを特徴とする請求項
1に記載のボールジョイント式トラス構造体の球状ノー
ドとトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項6】 前記回転阻止手段は、中心に前記ボルト
の多角形部と嵌合する多角形の孔を備え、外周部の少な
くとも1個所に前記ワッシャの最大半径よりも大きい半
径を持つ領域を設けた板状部材を前記ボルトに嵌合させ
て、前記ワッシャと球状ノードの端面の間に配置し、前
記領域に該板状部材を前記球状ノードに固定する固定手
段を設け、板状部材とワッシャ間の他の固定手段を設け
てなることを特徴とする請求項1に記載のボールジョイ
ント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合
構造。 - 【請求項7】 トラス格点を、一方をトラス弦材の端部
に固定し他方の端面の軸方向に第1の孔を形成したトラ
ス弦材端部部材と、第2の孔に雌ねじを形成した球状ノ
ードと、先端部に該球状ノードの雌ねじと螺合する雄ね
じを形成し該先端部と頭部間の軸方向断面を多角形とし
前記トラス弦材端部部材の第1の孔を貫通するボルト
と、該ボルトの多角形部外周に嵌合したワッシャとによ
り連結した単位トラス連結部とを複数有するボールジョ
イント式トラス構造体において、 前記トラス弦材端部部材と前記ワッシャ間及び前記ワッ
シャと前記球状ノード間にその回転を阻止する回転阻止
手段を設けたことを特徴とするボールジョイント式トラ
ス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項8】 前記回転阻止手段は、前記ワッシャの多
角形辺のそれぞれに凹部を形成しその凹部に固定手段を
配置してなることを特徴とする請求項7に記載のボール
ジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間
の結合構造。 - 【請求項9】 前記回転阻止手段は、前記トラス弦材端
部部材の端面のワッシャ外周線上に第3の孔を形成し、 前記ワッシャ外周に該第3の孔と同軸に凹部を形成し、 前記球状ノードのワッシャ外周線上に該ワッシャ凹部と
同軸の第4の孔を形成し、 一端を前記第3の孔に挿入し、他端を前記第4の孔に挿
入し、中間部を前記ワッシャ凹部に嵌合する長尺ピン部
材を配置してなることを特徴とする請求項7に記載のボ
ールジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦
材間の結合構造。 - 【請求項10】 前記ピン部材を二重管方式としてその
両端で中管が突出・埋入自在としたものであることを特
徴とする請求項9に記載のボールジョイント式トラス構
造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項11】 回転阻止手段は、前記トラス弦材端部
部材の端面にボルトの中心軸と直交する方向に第1の凹
部を形成し、前記ワッシャの前記トラス弦材端部部材側
端面に該中心軸と直交する方向に第1の凹部と対向する
第2の凹部を形成し、 前記球状ノードの端面に該中心軸と直交する方向に第3
の凹部を形成し、 前記ワッシャの前記球状ノード側端面に該中心軸と直交
する方向に第3の凹部と対向する第4の凹部を形成し、 一方の端部を前記第1の凹部と第2の凹部に嵌合し、他
方の端部を前記第3の凹部と第4の凹部に嵌合するかす
がい状ピン部材を配置してなることを特徴とする請求項
7に記載のボールジョイント式トラス構造体の球状ノー
ドとトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項12】 前記回転阻止手段は、内側が前記ワッ
シャの多角形の2辺の外周に当接し、外側の各辺に凹部
を形成した山形部材を、 前記トラス弦材端部部材の端面並びに、 前記球状ノード端面部に配置し、それぞれ山形部材の外
面にて固定手段を設けてなることを特徴とする請求項7
に記載のボールジョイント式トラス構造体の球状ノード
とトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項13】 前記回転阻止手段は、薄板で中心に前
記ボルトの多角形部と嵌合する孔を形成し、一方の端に
前記トラス弦材の端部端面または前記球状ノード端面に
固定する固定部と、反対側の端に前記ワッシャの多角形
辺方向に折り曲げ可能な張出し部とを有する板状部材を
トラス弦材端部部材の端面及び球状ノードの端面とに設
けてそれぞれに固定手段を設けてなることを特徴とする
請求項7に記載のボールジョイント式トラス構造体の球
状ノードとトラス弦材間の結合構造。 - 【請求項14】 トラス弦材端部部材はトラス弦材の端
部にねじにより結合され、該ねじの巻き方向は、前記ボ
ルトの先端部に形成された雄ねじの巻き方向と逆方向で
あることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記
載のボールジョイント式トラス構造体の球状ノードとト
ラス弦材間の結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5301297A JPH1096267A (ja) | 1996-07-30 | 1997-03-07 | ボールジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20008096 | 1996-07-30 | ||
| JP8-200080 | 1996-07-30 | ||
| JP5301297A JPH1096267A (ja) | 1996-07-30 | 1997-03-07 | ボールジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096267A true JPH1096267A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=26393711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5301297A Pending JPH1096267A (ja) | 1996-07-30 | 1997-03-07 | ボールジョイント式トラス構造体の球状ノードとトラス弦材間の結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096267A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111371036A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-03 | 国网山东省电力公司滨州市沾化区供电公司 | 一种电动除鸟窝绝缘杆 |
| JP2021142448A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | 株式会社Screenホールディングス | スリットノズルおよび基板処理装置 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP5301297A patent/JPH1096267A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021142448A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | 株式会社Screenホールディングス | スリットノズルおよび基板処理装置 |
| CN111371036A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-03 | 国网山东省电力公司滨州市沾化区供电公司 | 一种电动除鸟窝绝缘杆 |
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