JPH109793A - 直交流式冷却塔及びこの直交流式冷却塔用の連結体 - Google Patents

直交流式冷却塔及びこの直交流式冷却塔用の連結体

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JPH109793A
JPH109793A JP17754996A JP17754996A JPH109793A JP H109793 A JPH109793 A JP H109793A JP 17754996 A JP17754996 A JP 17754996A JP 17754996 A JP17754996 A JP 17754996A JP H109793 A JPH109793 A JP H109793A
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passage
liquid contact
gas
cooling water
flow
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JP17754996A
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English (en)
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Tadanobu Muto
忠信 武藤
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Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Shinwa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏期においては充分な冷却を行え、中間期に
おいては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期におい
ては、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにする。 【解決手段】 全体直方体状の熱交換器Aにおける循環
冷却水流下通路10と気液接触通路20は充填板30に
よって仕切られている。負荷部からの循環冷却水をこの
流下通路10に供給する本管40が配備してあり、この
本管40に連なる第1の散水管41が、全体直方体状の
熱交換器Aの上面に水平に配管されている。上下多段の
気液接触通路20は連結体により相互に接続され、外気
取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路20は、
相互連通してある。更に、気液接触通路20に循環冷却
水を供給する流路は2系統に区分され、各系統の気液接
触通路20a、20bは適宜空気専用通路に切替可能と
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は直交流式冷却塔、
殊に白煙発生防止機能を有する多段式の大型冷却塔とこ
の直交流式冷却塔用の連結体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の直交流式冷却塔は、種々の形式
のものが開発され、製造販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記直交流式冷却塔に
おける冬期白煙の発生を防止するものにおいては、この
白煙発生防止機能を冬期は基準にして決定するため、中
間期においては、この機能が過剰気味となり、また夏期
においては、冷却能力の不足を来すおそれがあり、冷却
塔の大型化に伴い、日本の四季に応じて適切な機能を発
揮できるものが望まれている。本件発明は、前記課題を
解決し、夏期においては充分な冷却を行え、中間期にお
いては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期において
は、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにした直交流
式冷却塔を市場に提供することを目的とする。本件発明
は、前記課題を解決し、全段の気液接触通路を相互連通
してあり、全段の気液接触通路の繋ぎ目から隣接する通
路内に循環冷却水が漏出するのを防止し中間期において
は白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期においては、
白煙防止機能を強めに発揮し得るようにした直交流式冷
却塔を市場に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は両側縁が密閉されると共に、上下に開放
した扁平で細幅な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷
却水流下通路と、この各循環冷却水流下通路に隣接して
形成されると共に、循環冷却水及び空気流が相互に直接
接触して直交流式に流れる前記循環冷却水流下通路より
広幅な気液接触通路とを上下多段に有し、各気液接触通
路は間隔をおいて垂直に配置された隣接する2枚の充填
板間に形成され、これら循環冷却水流下通路と気液接触
通路が前記充填板によって仕切られている全体直方体状
の大気解放型熱交換器が内部に配備されている直交流式
冷却塔において、上下が開口された中空体からなる連結
体の周壁の上下端には、充填板受入れ溝部が形成され、
前記上下段の気液接触通路と循環冷却水流下通路のう
ち、少なくとも一方はこの連結体により相互に接続さ
れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路
は、相互連通してあり、前記気液接触通路に循環冷却水
を供給する流路は少なくとも2系統に区分され、各系統
の気液接触通路は適宜空気専用通路に切替可能としてあ
ることを特徴とする直交流式冷却塔とする。
【0005】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における負荷部からの循環冷却水を前記直交流式
冷却塔における最上段の前記流下通路に供給する本管か
ら、複数本の分配管が分岐してあり、各散水管から延び
る数本の散水管は、各系統の最上段の気液接触通路内に
挿入されると共に、各分配管には開閉弁が設けられてい
ることを特徴としてあることが、その配管構造上好まし
い。
【0006】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における負荷部から前記直交流式冷却塔の上部水
槽に循環冷却水を供給する本管から流量調整用のバイパ
ス管が分岐され、このバイパス管は、前記直交流式冷却
塔の下部水槽から負荷部へ循環冷却水を戻す戻し管に接
続してあると共に、前記上部水槽には少なくとも2種の
高さの異なる位置と開口した分配散水管が配管してあ
り、前記2種の高さの異なる分配管のうち、一方の分配
管から延びる散水管は前記2系統に区分された気液接触
通路のうちの一方の系統の最上段の気液接触通路内に位
置し、他方の分配管から延びる散水管は、他方の系統の
最上段の気液接触通路内に位置することを特徴としてあ
ることが、その配管構造上望ましい。
【0007】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における循環冷却水を前記直交流式冷却塔の上部
水槽に供給する供給管には流量調節弁が設けてあり、こ
の上部水槽の底部は階段状に形成され、最下段の底部に
は、前記流下通路に向けて開口する分配管が垂下してお
り、最下段を除く他の少なくとも2つの段部の底部に
は、前記各系統の気液接触通路へ循環冷却水を供給する
ための分配管が連通していることを特徴とする直交流式
冷却塔としてあることが、循環冷却水を分配する構造上
好ましい。
【0008】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における循環冷却水を供給管により供給される直
交流式冷却塔の上部水槽の内部は少なくとも3つの部屋
に垂直な堰により仕切られ、3つの部屋のうち、一つの
部屋の底部には前記流下通路に向けて開口する分配管が
垂下され、他の2つの部屋の底部には、各系統の気液接
触通路に循環冷却水を供給する分配管が垂下しており、
前記供給管には、流量調整弁が設けてあることを特徴と
することが、循環冷却水を分配する構造上望ましい。
【0009】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔の前記連結体における上下端に形成された充填板
受入れ溝部間の寸法は、気液接触通路の中間部の幅寸法
より狭く形成された端部の幅寸法に一致しており、隣接
する気液接触通路間の循環冷却水流下通路の幅寸法は、
この連結体による接続端部において広幅としてあること
を特徴としてある。
【0010】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記連続体で相互に接続される通路は前
記気液接触通路としてあり、前記上段の気液接触通路と
下段の気液接触通路を連結する前記連結体の両側壁は数
箇所において中空体の桟によって連結され、これら桟は
前記連結体の長手方向で間隔をおいて配列され、各桟の
両端は相隣る循環冷却水流下通路に開口させてあり、こ
れら桟内に充填板受け材がその軸線を外気取入口の幅方
向として挿入してあり、その両端が冷却塔機枠に取り付
けられていることを特徴とする。
【0011】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記連結体で相互に接続される通路は前
記循環冷却水流下通路としてあり、前記上段の循環冷却
水流下通路と下段の循環冷却水流下通路を連結する前記
連結体の両側壁は数箇所において中空体の桟によって連
結され、これら桟は前記連結体の長手方向で間隔をおい
て配列され、各桟の両端は相隣る気液接触通路に開口さ
せてあり、これら桟内に充填板受け材がその軸線を外気
取入口の軸方向として挿入してあり、その両端が冷却塔
機枠に取り付けられていることを特徴とする。
【0012】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記連結体は、充填板の全幅に亘り延在
している単一の連結体として形成されていることを特徴
とする。
【0013】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記充填板は上段ほど外気取入口寄りに
位置するように段積みされ、この段積みのずれに応じて
前記連結体の上端の充填板受入れ溝部は、その下端の充
填板受入れ溝部より外部取入口寄りに偏在して形成され
ていることを特徴とする。
【0014】前記課題を解決するために、関連発明は、
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記
載の冷却塔に使用されることを特徴とする直交流式冷却
塔用の連結体としてある。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 この形態は請求項1、2、6、7、9に記載された発明
の代表的な実施の形態であり、請求項11記載の発明の
代表的な実施の形態と併せて説明する。図1及び図2に
おいて、Aは直交流式冷却塔B内に配備される全体直方
体状の大気解放型熱交換器であり、両側縁が密閉される
と共に、上下に開放した扁平な垂直方向の相互に平行な
数個の循環冷却水流下通路10と、この循環冷却水流下
通路10に隣接して形成されると共にこの循環冷却水及
び空気流が相互に直接接触して直交流式に流れる気液接
触通路20を上下多段に有し、各気液接触通路20は間
隔をおいて配置された隣接する2枚の充填板30間に形
成され、前記流下通路10と気液接触通路20は充填板
30によって仕切られている。上下が開口された中空体
からなる連結体21の周壁の上下端には、充填板受入れ
溝部22、23が形成され、前記上下段の気液接触通路
20はこの連結体21により相互に接続され、外気取入
口の全高さにわたり、全段の気液接触通路20は、相互
連通してある(図12、図14、図15、図16参
照)。この連結体21の両側壁は数個所において中空体
の桟24により連結され、これら桟24は前記連結体2
1の長手方向で間隔をおいて配列される(図14、図1
5、図16参照)。
【0016】前記各桟24の両端は相隣る循環冷却水流
下通路10に開口させてあり、これら桟24内に充填板
受材25がその軸線を外気取入口の幅方向として挿入し
てあり(図1参照)、その両端が冷却塔機枠に取り付け
られている。この形態においては、これら気液接触通路
20のうち、最上段のものは、2枚一組の充填材30の
上部は、中央部で窪み、両側が凸となる形状として閉じ
られている。この閉じられている充填材30の上部表面
には、所定ピッチをおいて縦方向の畝31が形成されて
いる(図13参照)。これら畝31により、循環冷却水
は前記流下通路10内に案内流下することになる。隣接
する気液接触通路20の前記充填板30間に、前記流下
通路10が形成されている場合には全段の前記流下通路
10は気液接触通路20同様に前記連結体21により相
互に連通された状態となる。前記連結体21における上
下端に形成された充填板受入れ溝部22と23間の寸法
は、気液接触通路20の中間部の幅寸法より狭く形成さ
れた端部の幅寸法に一致しており、隣接する気液接触通
路20、20間の循環冷却水流下通路10の幅寸法は、
この連結体21による接続端部において広幅としてある
(図12参照)。この隣接する充填板30には凹凸が多
数形成されているため、前記流下通路10の両側縁は外
気流の流れにくい形状となり、略密閉された状態となる
が、必要に応じてこの両側縁をクリップなどの密封具
(図示せず)で密封する場合もある(図7参照)。前記
流下通路10と前記気液接触通路20の比率はこの実施
の形態では略1:1であるが、1:2でも良く、更に、
必ずしもこの流下通路10と気液接触通路20が交互に
配列してなくとも良く、前記流下通路10が数個の気液
接触通路20をおいて配列される場合もある(図8参
照)。負荷部からの循環冷却水を前記流下通路10に供
給する本管40が配備してあり、この本管40に連なる
第1の散水管41が、前記全体直方体状の熱交換器Aの
上面に水平に配管されている。前記気液接触通路20に
循環冷却水を供給する流路は2系統に区分され、各系統
の気液接触通路20a、20bは適宜空気専用通路に切
替可能としてある。
【0017】即ち、この本体40から分岐する2本の分
配管42、43のうち、第1の分配管42から水平に延
びる数本の散水管42aは、前記2系統に区分された気
液接触通路20のうちの一方の系統の最上段の気液接触
通路20a内に位置し、第2の分配管43から水平に延
びる数本の散水ノズル43aは他方の系統の最上段の気
液接触通路20b内に位置すると共に、散水管41及び
分配管42、43には開閉弁45、46、47が各々設
けられている。この第1、第2の分配管42、43の開
閉弁46、47を操作することで、各系統の気液接触通
路20a、20bは空気専用通路に適宜切替えられる。
なお、この実施の形態では連結体21は上下段の気液接
触通路20を相互に接続するものとして説明したが、上
下段の前記流下通路10同士を相互に接続する連結体と
する場合もある(請求項8記載の発明の実施の形態に対
応)。前記充填板30が上段ほど外気取入口寄りに位置
するように段積みされている場合には、この段積みのず
れに応じて前記連結体20の上端の充填板受入れ溝部2
2は、その下端の充填板受入れ溝部23より外部取入口
寄りに偏在して形成されている場合もある(請求項11
記載の発明の実施の形態に対応)。
【0018】この形態の作用は次の通りである。 a)夏期において、前記開閉弁46、47、を全て開
き、前記気液接触通路20全てに負荷部から送られてく
る高温の循環冷却水を散布し、外気流と直接接触させ、
気化の潜熱により、循環冷却水を冷却し、負荷部へ送り
循環使用する。この際、開閉弁45を閉じて前記流下通
路10に高温の循環冷却水を敢えて流さなくともよい。
前記連結体21により、上段の気液接触通路20を流れ
る循環冷却水は、これに隣接する前記流下通路10に流
下することなく下段の気液接触通路20内に流入する。
この連結体21の設置箇所において気液接触通路20の
幅は狭くなっているため、流下する循環冷却水は連結体
21内に寄せ集められた状態で下段の気液接触通路20
内に流下する。この連結体21の設置箇所において隣接
する連結体30間の間隙寸法は充分に維持され、前記流
下通路10を流下する循環冷却水は、この連結体30間
の間隙を通り、気液接触通路20内に侵入することな
く、円滑に下段の前記流下通路10に流入する。
【0019】b)中間期(春期、梅雨時、秋期)におい
て、前記2系統の気液接触通路20のうち、一方の系統
の気液接触通路20a(又は20b)への循環冷却水の
供給を対応する開閉弁46(又は47)の閉止により停
止し、この気液接触通路20a(又は20b)を空気専
用通路とし、前記流下通路10を流れる高温の循環冷却
水をこの空気専用通路を流れる外気流により間接的に冷
却すると共にこの外気流を乾き空気とする。この他方の
系統の最上段の気液接触通路20b(又は20a)に供
給された循環冷却水は外気流と直接接触し、気化の潜熱
作用により冷却されると共に、この外気流は自身昇温し
湿り空気となり、前記畝に案内されて前記流下通路10
を流下する循環冷却水はこの昇温した湿り空気により間
接的に冷却され、夏期における冷却能力に比べて50%
〜78%程度冷却能力を発揮する。この乾き空気と湿り
空気を直交流式冷却塔Bの排気口44下方に設けた通風
室48で混合し、過飽和空気とせずに、即ち白煙を伴わ
ずにこの排気口44から排気する。
【0020】c)冬期において、前記開閉弁46、47
を全て閉じて、全ての気液接触通路20への循環冷却水
の供給を停止し、空気専用通路とし、前記流下通路10
のみに負荷部から送られてくる高温の循環冷却水を供給
し、空気専用通路を流れる外気流により循環冷却水を間
接的に冷却すると共に、絶対湿度を一定としこの外気流
を加温し、乾き空気として、前記排気口44より白煙を
伴わずに排気する。なお、前記上下が開口された中空体
からなる連結体21の周壁の上下端には、充填板受入れ
溝部22、23が形成され、前記上下段の気液接触通路
20はこの連結体21により相互に接続され、外気取入
口の全高さにわたり、全段の気液接触通路20は、相互
連通してあるため、前記中間期、冬期において、乾き空
気を発生する通路内に循環冷却水が流入することは未然
に防止され、所期の白煙発生防止効果を発揮する。更
に、夏期における循環冷却水の散布量に対して、冬期に
おける循環冷却水の散布量は減少する。なお、図1の第
1の散水管41は、この熱交換器Aの上部に沿い配管さ
れているが、最上段の前記流下通路10の上端開口内に
配管する場合もある(図9参照)。
【0021】実施の形態2 この実施の形態は請求項3、6、7、9記載の発明の代
表的な実施の形態である。実施の形態1と同一符号のも
のは、実施の形態1と同一の構成であり、実施の形態1
と異なる構造は次の通りである。負荷部から前記直交流
式冷却塔Bの上部水槽Cに循環冷却水を供給する本管4
0からバイパス管50が分岐され、このバイパス管50
は、前記直交流式冷却塔Bの下部水槽Dから負荷部へ循
環冷却水を戻す戻し管51に接続してあると共に、この
バイパス管50に開閉弁52が設けてあり、前記上部水
槽Cにはその底部を貫通して起立する2種の高さの異な
る垂直な分配管53、54が設けてある。つまり、各分
配管53、54の上端の開口した位置が上下に相互に異
なるよう配管してある(図3参照)。なお、高さの異な
る分配管は2本に限定されるものではなく、図10、図
11のように5本の高さの異なる分配管53、54、5
6、57、58が配管してある場合もある。この上部水
槽Cの底部に、前記流下通路10に循環冷却水を供給す
る孔55が多数設けてあり、前記2種の高さの異なる垂
直な分配管53、54のうち、一方の分配管53の下端
部から水平に延びる散水管53aは前記2系統に区分さ
れた気液接触通路20のうちの一方の系統の最上段の気
液接触通路20a内に位置し、他方の分配管54の下端
部から水平に延びる散水管54aは、他方の系統の最上
段の気液接触通路20b内に位置する。更に、最上段の
一組の充填材30の上部は、中央部が窪んで閉じている
と共に、この窪みに傾斜面を介して連なる両側の凸部分
は開口しているこの開口した一側の凸部分内に分配管5
3、54の下端部は挿入されている(図4参照)。この
充填材30の上部表面には、所定ピッチをおいて縦方向
の畝31が形成されている。これら畝31により、循環
冷却水は前記流下通路10内に案内流下することにな
る。
【0022】この形態の作用を次に説明する。 a)夏期において、前記バイパス管50への循環冷却水
の流入を遮断し、負荷部から送られてくる高温の循環冷
却水を全て前記上部水槽Cに供給し、前記流下通路10
及び気液接触通路20にはこの循環冷却水を分配供給
し、全段の気液接触通路20においては外気流と循環冷
却水を直接接触し、気化の潜熱で冷却すると共に、前記
流下通路10を流下する循環冷却水は外気流と間接冷却
して、このように冷却された全ての循環冷却水を負荷部
へ戻し管を通して戻し、循環使用する。このようにして
直交流式冷却塔Bの冷却能力を100%発揮させる。
【0023】b)中間期において、負荷部からの高温の
循環冷却水の一部をバイパス管50に通し、上部水槽C
への循環冷却水の供給量を夏期に比べ減少させ、最高位
の分配管53から一方の系統への最上段の気液接触通路
20aへの供給を停止し、この気液接触通路20aを空
気専用通路とし、他方の系統の最上段の気液接触通路2
0bと前記流下通路10に循環冷却水を供給し、この空
気専用通路を流れる外気流によりこの流下通路10を流
れる高温の循環冷却水を間接的に冷却すると共にこの外
気流を絶対湿度を一定として加温して乾き空気とし、循
環冷却水が供給される他方の系統の気液接触通路20b
を流れる外気流はこの高温の循環冷却水と直接接触し気
化の潜熱作用により循環冷却水を冷却すると共に自身昇
温し湿り空気となり、前記流下通路10を流れる高温の
循環冷却水を間接的に冷却する。この乾き空気と湿り空
気をこの冷却塔Bの前記通風室で混合し、過飽和空気と
ならずに、即ち白煙を伴わずに排気口から排気する。こ
の際この冷却塔Bの冷却能力は夏期における冷却能力の
50%〜70%程度となる。
【0024】c)冬期において、前記バイパス管50を
通る循環冷却水の流量を中間期に比べ増大させ、上部水
槽Cにおける循環冷却水の水位を最低位の分配管54の
上端より低くし、循環冷却水を前記流下通路10内にの
み供給し、全ての気液接触通路20を空気専用通路に切
替え、これら空気専用通路10を流れる循環冷却水を外
気流により間接的に冷却すると共に、絶対湿度を一定と
し、この外気流を加温し、乾き空気の発生量を最大とし
前記排気口から白煙を伴わず排気する。前記中間期、冬
期において、乾き空気を発生する通路内に循環冷却水が
流入することは実施の形態1と同様に連結体21により
未然に防止され、所期の白煙発生防止効果を発揮する。
また、この外気流で間接的に冷却された循環冷却水を戻
し管を通り負荷部へ送り循環使用する。
【0025】実施の形態3 この実施の形態は請求項4、6、7、9記載の発明の代
表的な実施の形態である。実施の形態1と同一符号のも
のは、実施の形態1と同一の構成、作用であり、実施の
形態1と異なる構造は次の通りである。循環冷却水を前
記直交流式冷却塔Bの上部水槽Cに供給する本管40に
は流量調節弁61が設けてある。この上部水槽Cの底部
は階段状に形成され、最下段67の底部には、前記流下
通路に向けて開口する分配管の一種である散水孔部62
が穿設しており、最下段67を除く他の少なくとも2つ
の段部63、64の底部には、前記各系統の気液接触通
路へ循環冷却水を供給するための分配管65、66が連
通している(図5参照)。
【0026】この形態の作用は次のとおりである。 a)夏期において、流量調整弁61を開き、前記上部水
槽Cの水位を最大水位とし、全ての段部67、63、6
4を水没させ、前記流下通路及び全ての気液接触通路に
前記分配管65、66を通して循環冷却水を供給し、冷
却塔の冷却能力を100%発揮する。
【0027】b)中間期において、前記流量調整弁61
を絞り、前記上部水槽Cの水位を下げ、前記一方の系統
の気液接触通路と前記流下通路に前記散水孔部62と分
配管65を通して循環冷却水を供給し、分配管66から
前記他方の系統の気液接触通路への循環冷却水の供給を
遮断し、空気専用通路とする。この空気専用通路を流れ
る外気流と前記流下通路を流れる高温の循環冷却水を間
接的に接触させ、この外気流で高温の循環冷却水を冷却
し、外気流は自身昇温して絶対湿度一定の乾き空気とな
る。一方の系統の気液接触通路から発生する湿り空気と
この乾き空気とを前記通風室で混合し、過飽和空気とせ
ずに白煙を伴わずに排気する。
【0028】c)冬期において、前記流量調整弁61を
更に絞り、前記上部水槽Cの水位を最低位とし、全ての
循環冷却水を前記散水孔部62から流下通路のみに供給
し、全ての気液接触通路を空気専用通路とし、乾き空気
の発生量を最大とし、白煙の発生を防止する。前記中間
期、冬期において、乾き空気を発生する通路内に循環冷
却水が流入することは、実施の形態1と同様に前記連結
体21により未然に防止され、白煙の発生防止効果を発
揮する。
【0029】実施の形態4 この実施の形態は請求項5、6、7、9記載の発明の代
表的な実施の形態である。実施の形態1と同一の符号の
ものは、実施の形態1と同一の構成であり、実施の形態
1に異なる構造は次の通りである。循環冷却水を本管4
0により供給される直交流式冷却塔Bの上部水槽Cの内
部は少なくとも3つの部屋81、82、83に垂直な堰
84、85により仕切られ、3つの部屋81、82、8
3のうち、一つの部屋81の底部には前記流下通路に向
けて開口する散水管86が垂下され、他の2つの部屋8
2、83の底部には、各系統の気液接触通路に循環冷却
水を供給する分配管87、88が垂下しており、前記供
給管40には、流量調整弁89が設けてある(図6参
照)。
【0030】この形態の作用は次のとおりである。 a)夏期においては、前記流量調整弁89を全開とし、
前記上部水槽Cの水位を最大水位とし、全ての気液接触
通路と流下通路に循環冷却水を前記全ての部屋81、8
2、83から供給し、循環冷却水の冷却を充分に行う。
【0031】b)中間期においては流量調整弁89を絞
り、前記上部水槽Cへの循環冷却水の流入量を少なく
し、前記堰84、85により3つの部屋81、82、8
3のうち、図示のものでは最左側の部屋83への給水を
停止し、他方の系統の気液接触通路に循環冷却水を供給
せず、この他方の系統の気液接触通路を専用空気通路と
する。この際、一方の系統の気液接触通路と前記流下通
路には部屋81、82から循環冷却水を供給する。この
空気専用通路を流れる外気流と前記流下通路を流れる高
温の循環冷却水を間接的に接触させ、この外気流で高温
の循環冷却水を冷却し、外気流は自身昇温して絶対湿度
一定の乾き空気となる。一方の系統の気液接触通路から
発生する湿り空気と前記乾き空気とを前記通風室にて混
合し、白煙を伴わずに排気する。
【0032】c)冬期において、 更に前記流量調整弁89を絞り上部水槽Cへの循環冷却
水の流入量を最少とし、前記3つの部屋81、82、8
3のうち、気液接触通路用の分配管87、88が垂下し
ている2つの部屋82、83を空部屋とし、全ての気液
接触通路に循環冷却水を供給せず、空気専用通路とし、
残りの一つの部屋81に連通する散水管86から循環冷
却水を流下通路のみに供給し、乾き空気を最大量発生さ
せ、白煙の発生を防止する。前記中間期、冬期におい
て、乾き空気を発生する通路内に循環冷却水が流入する
ことは実施の形態1と同様に前記連結体21により未然
に防止され、所期の白煙発生防止効果を発揮する。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明の効果を説明する。
夏期においては、前記気液接触通路全てに負荷部から送
られてくる高温の循環冷却水を散布し、外気流と直接接
触させ、気化の潜熱により、循環冷却水を冷却し、負荷
部へ送り循環使用することができる。中間期(春期、梅
雨時、秋期)においては、前記2系統の気液接触通路の
うち、一方の系統の気液接触通路への循環冷却水の供給
を停止し、この気液接触通路を空気専用通路とし、前記
流下通路を流れる高温の循環冷却水をこの空気専用通路
を流れる外気流により間接的に冷却すると共にこの外気
流を乾き空気とすることができ、また、他方の系統の気
液接触通路へは循環冷却水を供給し、湿り空気を発生さ
せることができる。この乾き空気と湿り空気を直交流式
冷却塔の排気口下方に設けた通風室で混合し、過飽和空
気とせずに、即ち白煙を伴わずに大気に排気することが
できる。
【0034】更に、この他方の系統の気液接触通路に供
給された循環冷却水を外気流と直接接触し、気化の潜熱
作用により冷却できると共に、前記流下通路を流れる循
環冷却水を外気流により間接的に冷却し、夏期における
冷却能力に比べて50%〜78%程度冷却能力を発揮す
ることができる。冬期においては、全ての気液接触通路
への循環冷却水の供給を停止し、空気専用通路とし、前
記流下通路のみに負荷部から送られてくる高温の循環冷
却水を供給し、空気専用通路を流れる外気流により循環
冷却水を間接的に冷却すると共に、外気流を絶対湿度を
一定とし加温し、乾き空気として、前記排気口より白煙
を伴わずに排気することができる。更に全段の気液接触
通路を前記連結体で相互連通することにより、全段の気
液接触通路の繋ぎ目から隣接する通路内に循環冷却水が
漏出するのを防止でき、中間期においては白煙防止機能
を弱めとして発揮し、冬期においては、白煙防止機能を
強めに発揮することがより確実に行える。更に、冬期に
おける循環冷却水の散布量を夏期における循環冷却水の
散布量を減少でき、節水できると共にキャリィオーバを
減少できる。
【0035】請求項2記載の発明においては前記効果に
加えて次の効果を発揮する。夏期においては、前記開閉
弁を全て開き、前記気液接触通路全てに負荷部から送ら
れてくる高温の循環冷却水を散布し、外気流と直接接触
させ、気化の潜熱作用により循環冷却水を冷却し、負荷
部へ送り循環使用することができる。中間期(春期、梅
雨時、秋期)においては、前記2系統の気液接触通路の
うち、一方の系統の気液接触通路への循環冷却水の供給
を対応する開閉弁を閉じることにより停止し、この気液
接触通路を空気専用通路とし、前記流下通路を流れる高
温の循環冷却水をこの空気専用通路を流れる外気流によ
り間接的に冷却すると共にこの外気流を乾き空気とする
ことができ、また、他方の系統の気液接触通路へは循環
冷却水を供給し、湿り空気を発生させることができる。
この乾き空気と湿り空気を直交流式冷却塔の排気口下方
に設けた通風室で混合し、過飽和空気とせずに、即ち白
煙を伴わずに大気に排気することができる。
【0036】更に、この他方の系統の気液接触通路に供
給された循環冷却水を外気流と直接接触し、気化の潜熱
作用により冷却できると共に、前記流下通路を流れる循
環冷却水を外気流により間接的に冷却し、夏期における
冷却能力に比べて50%〜78%程度冷却能力を発揮す
ることができる。冬期においては、前記開閉弁を全て閉
じて全ての気液接触通路への循環冷却水の供給を停止
し、空気専用通路とし、前記流下通路のみに負荷部から
送られてくる高温の循環冷却水を供給し、空気専用通路
を流れる外気流により循環冷却水を間接的に冷却すると
共に、外気流を絶対湿度を一定とし加温し、乾き空気と
して、前記排気口より白煙を伴わずに排気することがで
きる。
【0037】次に請求項3に記載された発明は請求項1
記載の発明の効果に加えて次の効果を発揮する。夏期に
おいては、負荷部から送られてくる高温の循環冷却水を
全て前記上部水槽に供給し、前記流下通路及び気液接触
通路にはこの循環冷却水を分配供給し、気液接触通路に
おいては外気流と循環冷却水を直接接触し、気化の潜熱
作用で冷却すると共に、前記流下通路を流下する循環冷
却水は外気流と間接冷却して、負荷部へ戻し管を通して
戻し、循環使用することができ、直交流式冷却塔の冷却
能力を100%発揮できる。中間期においては、負荷部
からの高温の循環冷却水の一部をバイパス管に通し、上
部水槽への循環冷却水の供給量を夏期に比べ減少させ、
最高位の分配管から一方の系統への気液接触通路への供
給を停止し、この通路を空気専用通路とし、他方の系統
の気液接触通路と前記流下通路に循環冷却水を供給し、
この空気専用通路を流れる外気流を乾き空気とし、循環
冷却水が供給される他方の系統の気液接触通路を流れる
外気流を湿り空気とし、この乾き空気と湿り空気を前記
通風室で混合し、過飽和空気とならずに、即ち白煙を伴
わずに大気に排気することができる。この際冷却塔の冷
却能力は夏期における冷却能力の50%〜70%程度と
することができる
【0038】冬期においては、バイパス管を通る循環冷
却水の流量を中間期に比べ多くし、上部水槽における循
環冷却水の水位を最低位の分配管の上端より低くし、循
環冷却水を前記流下通路内にのみ供給し、全ての気液接
触通路を空気専用通路に切替え、これら空気専用通路を
流れる外気流を絶対湿度を一定とし、高温の循環冷却水
により加温し、乾き空気とし前記通風室から白煙を伴わ
ず大気に排気することができる。また、この外気流で間
接的に冷却された循環冷却水を戻し管を通り負荷部へ送
り循環使用することができる。
【0039】請求項4記載の発明は請求項1記載の発明
の効果に加えて次の効果を発揮する。 夏期において
は、流量調整弁を開き、前記上部水槽の水位を最大水位
とし、全ての段部を水没させ、前記流下通路及び全ての
気液接触通路に前記分配管を通して散水し、冷却塔の冷
却能力を100%発揮することができる。また、中間期
においては、前記流量調整弁を絞り、前記上部水槽の水
位を下げ、前記一方の系統の気液接触通路と前記流下通
路に分配管を通して循環冷却水を供給し、前記他方の系
統の気液接触通路への循環冷却水の供給を遮断し、空気
専用通路として、この空気専用通路から発生する乾き空
気と一方の気液接触通路から発生する湿り空気とを前記
通風室で混合し、過飽和空気とせずに白煙を伴わずに排
気することができる。冬期においては、前記流量調整弁
を更に絞り、前記上部水槽の水位を最低位とし、全ての
循環冷却水を流下通路のみに供給し、全ての気液接触通
路を空気専用通路とし、乾き空気の発生量を最大とし、
白煙の発生を防止することができる。
【0040】請求項5記載の発明は請求項1記載の発明
の効果に加えて次の効果を発揮する。 夏期において
は、前記上部水槽の水位を最大水位とし、全ての気液接
触通路と流下通路に循環冷却水を供給し、循環冷却水の
冷却を充分に行うことができる。中間期においては前記
上部水槽への循環冷却水の流入量を少なくし、前記堰に
より3つの部屋のうち、他方の気液接触通路に循環冷却
水を無給水とする空部屋を形成し、専用空気通路とし、
乾き空気を発生させ、一方の気液接触通路と流下通路に
循環冷却水を供給し、一方の気液接触通路から発生する
湿り空気と前記乾き空気とを前記通風室で混合し、白煙
を伴わずに排気することができる。冬期においては、上
部水槽への循環冷却水の流入量を最少とし、全ての気液
接触通路に循環冷却水を供給せず、空気専用通路とし、
循環冷却水を流下通路のみに供給し、乾き空気を最大量
発生させ、白煙の発生を防止することができる。
【0041】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4及び5記載の発明の効果に加えて、次の効果を奏
する。前記連結体の設置箇所において気液接触通路の幅
は狭くなっているため、流下する循環冷却水は連結体に
寄せ集められた状態で下段の気液接触通路内に流下する
ことができる。この連結体の設置箇所において隣接する
連結体間の間隙寸法を充分に広く取ることができ、前記
流下通路を流下する循環冷却水を、この連結体間の間隙
を通り、気液接触通路内に侵入することなく、円滑に下
段の前記流下通路に流入させることができる。
【0042】請求項7記載の発明においては、請求項1
乃至6記載の発明の効果に加えて、連結体の桟に挿入さ
れた充填板受け材により、上下多段に設置された気液接
触通路を形成する充填板を安定よく支持できる。
【0043】請求項8記載の発明においては、請求項1
乃至6記載の発明の効果に加えて、連結体の桟に挿入さ
れた充填板受け材により、上下多段に設置された循環冷
却水流下通路を形成する充填板を安定よく支持できる。
【0044】請求項9記載の発明においては、請求項1
乃至8記載の発明の効果に加えて、前記連結体の構造を
簡略化できる。
【0045】請求項10記載の発明においては、請求項
1乃至9記載の発明の効果に加えて、前記のように充填
板を外気取入口に対して位置づれして段積みしたもので
は外気取入口からの循環冷却水のキャリーオーバを低減
できる。
【0046】請求項11記載の発明においては請求項
1、2、3、4、5、6、7、8、9及び10記載の発
明の効果を前記連結体により奏することができる。実施
の形態1における特有の効果としては、気液接触通路2
0のうち、最上段のものは、2枚一組の充填材30上部
が、中央部が窪み、両側が凸となる形状として閉じられ
ており、この閉じられた充填材30の上部表面には所定
ピッチをおいて縦方向の畝31が形成されているため、
隣接する気液接触通路20間に形成された前記流下通路
10の全幅にわたりこれら畝31により循環冷却水を均
一に分配し案内流下することができる。
【0047】実施の形態2における特有の効果は、実施
の形態1における畝の効果に加えて、前記散水管53、
54の下端部を、この充填材30の上部における開口し
た凸部に挿入して配管することで前記大気開放型熱交換
器Aの側方に前記散水管53、54が張り出すことなく
配管でき、外気取入口とこの大気開放型熱交換器Aとの
間に配管のためのスペースを確保しなくても済み、この
冷却塔Bの床面積をその分縮少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の概略正面図である。
【図2】図1の要部斜視図である。
【図3】実施の形態2の概略正面図である。
【図4】図3における間接熱交換器部分を示す平面図で
ある。
【図5】実施の形態3における上部水槽の概略図であ
る。
【図6】実施の形態4における上部水槽の概略図であ
る。
【図7】その他の熱交換器部分を示す概略平面図であ
る。
【図8】別の熱交換器部分を示す概略平面図である。
【図9】その他の散水管の配管を示す概略側面図であ
る。
【図10】図3と類似した形態の一部省略した概略正面
図である。
【図11】図10の間接熱交換器部分を示す平面図であ
る。
【図12】連結体の使用状態を示す図1の要部側面図で
ある。
【図13】図2の熱交換器の上部における畝部を示す斜
視図である。
【図14】図1の連結体の正面図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】図1の連結体の桟部分を示す縦断面である。
【図17】その他の連結体の正面図である。
【符号の説明】
A 間接熱交換器 B 直交流式冷却塔 10 循環冷却水流下通路 20 気液接触通路 21 連結体
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 直交流式冷却塔及びこの直交流式
冷却塔用の連結体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は直交流式冷却塔、
殊に白煙発生防止機能を有する多段式の大型冷却塔とこ
の直交流式冷却塔用の連結体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の直交流式冷却塔は、種々の形式
のものが開発され、製造販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記直交流式冷却塔に
おける冬期白煙の発生を防止するものにおいては、この
白煙発生防止機能を冬期は基準にして決定するため、中
間期においては、この機能が過剰気味となり、また夏期
においては、冷却能力の不足を来すおそれがあり、冷却
塔の大型化に伴い、日本の四季に応じて適切な機能を発
揮できるものが望まれている。本件発明は、前記課題を
解決し、夏期においては充分な冷却を行え、中間期にお
いては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期において
は、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにした直交流
式冷却塔を市場に提供することを目的とする。本件発明
は、前記課題を解決し、全段の気液接触通路を相互連通
してあり、全段の気液接触通路の繋ぎ目から隣接する通
路内に循環冷却水が漏出するのを防止し中間期において
は白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期においては、
白煙防止機能を強めに発揮し得るようにした直交流式冷
却塔を市場に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は両側縁が密閉されると共に、上下に開放
した扁平で細幅な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷
却水流下専用通路と、この各循環冷却水流下専用通路に
隣接して形成されると共に、循環冷却水及び空気流が相
互に直接接触して直交流式に流れる前記循環冷却水流下
専用通路より広幅な気液接触通路とを上下多段に有し、
各気液接触通路は間隔をおいて垂直に配置された隣接す
る2枚の充填板の間に形成され、これら循環冷却水流下
専用通路と気液接触通路が前記充填板によって仕切られ
ている全体直方体状の大気解放型熱交換器が内部に配備
され、上下が開口された中空体からなる連結体の周壁の
上下端には、充填板受入れ溝部が形成され、前記上下段
の気液接触通路と循環冷却水流下専用通路のうち、少な
くとも一方はこの連結体により相互に接続され、外気取
入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路は相互連通
してあり、また全段の循環冷却水流下専用通路も相互連
通してあり、前記気液接触通路に循環冷却水を供給する
流路は少なくとも2系統に区分され、各系統の気液接触
通路は適宜空気専用通路に切替可能としてあることを特
徴とする直交流式冷却塔とする。
【0005】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における負荷部からの循環冷却水を前記直交流式
冷却塔における最上段の前記流下専用通路に供給する本
管から、複数本の分配管が分岐してあり、各散水管から
延びる数本の散水管は、各系統の最上段の気液接触通路
内に挿入されると共に、各分配管には開閉弁が設けられ
ていることを特徴としてあることが、その配管構造上好
ましい。
【0006】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における負荷部から前記直交流式冷却塔の上部水
槽に循環冷却水を供給する本管から流量調整用のバイパ
ス管が分岐され、このバイパス管は、前記直交流式冷却
塔の下部水槽から負荷部へ循環冷却水を戻す戻し管に接
続してあると共に、前記上部水槽には少なくとも2種の
高さの異なる位置と開口した分配散水管が配管してあ
り、前記2種の高さの異なる分配管のうち、一方の分配
管から延びる散水管は前記2系統に区分された気液接触
通路のうちの一方の系統の最上段の気液接触通路内に位
置し、他方の分配管から延びる散水管は、他方の系統の
最上段の気液接触通路内に位置することを特徴としてあ
ることが、その配管構造上望ましい。
【0007】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における循環冷却水を前記直交流式冷却塔の上部
水槽に供給する供給管には流量調節弁が設けてあり、こ
の上部水槽の底部は階段状に形成され、最下段の底部に
は、前記流下専用通路に向けて開口する分配管が垂下し
ており、最下段を除く他の少なくとも2つの段部の底部
には、前記各系統の気液接触通路へ循環冷却水を供給す
るための分配管が連通していることを特徴とする直交流
式冷却塔としてあることが、循環冷却水を分配する構造
上好ましい。
【0008】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における循環冷却水を供給管により供給される直
交流式冷却塔の上部水槽の内部は少なくとも3つの部屋
に垂直な堰により仕切られ、3つの部屋のうち、一つの
部屋の底部には前記流下専用通路に向けて開口する分配
管が垂下され、他の2つの部屋の底部には、各系統の気
液接触通路に循環冷却水を供給する分配管が垂下してお
り、前記供給管には、流量調整弁が設けてあることを特
徴とすることが、循環冷却水を分配する構造上望まし
い。
【0009】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔の前記連結体における上下端に形成された充填板
受入れ溝部間の寸法は、気液接触通路の中間部の幅寸法
より狭く形成された端部の幅寸法に一致しており、隣接
する気液接触通路間の循環冷却水流下専用通路の幅寸法
は、この連結体による接続端部において広幅としてある
ことを特徴としてある。
【0010】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記連続体で相互に接続される通路は前
記気液接触通路としてあり、前記上段の気液接触通路と
下段の気液接触通路を連結する前記連結体の両側壁は数
箇所において中空体の桟によって連結され、これら桟は
前記連結体の長手方向で間隔をおいて配列され、各桟の
両端は相隣る循環冷却水流下専用通路に開口させてあ
り、これら桟内に充填板受け材がその軸線を外気取入口
の幅方向として挿入してあり、その両端が冷却塔機枠に
取り付けられていることを特徴とする。
【0011】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記連結体で相互に接続される通路は前
記循環冷却水流下専用通路としてあり、前記上段の循環
冷却水流下専用通路と下段の循環冷却水流下専用通路を
連結する前記連結体の両側壁は数箇所において中空体の
桟によって連結され、これら桟は前記連結体の長手方向
で間隔をおいて配列され、各桟の両端は相隣る気液接触
通路に開口させてあり、これら桟内に充填板受け材がそ
の軸線を外気取入口の軸方向として挿入してあり、その
両端が冷却塔機枠に取り付けられていることを特徴とす
る。
【0012】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記連結体は、充填板の全幅に亘り延在
している単一の連結体として形成されていることを特徴
とする。
【0013】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における前記充填板は上段ほど外気取入口寄りに
位置するように段積みされ、この段積みのずれに応じて
前記連結体の上端の充填板受入れ溝部は、その下端の充
填板受入れ溝部より外部取入口寄りに偏在して形成され
ていることを特徴とする。
【0014】前記課題を解決するために、関連発明は、
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記
載の冷却塔に使用されることを特徴とする直交流式冷却
塔用の連結体としてある。
【0015】
【発明の実施の形態】 実施の形態1 この形態は請求項1、2、6、7、9に記載された発明
の代表的な実施の形態であり、請求項11記載の発明の
代表的な実施の形態と併せて説明する。図1及び図2に
おいて、Aは直交流式冷却塔B内に配備される全体直方
体状の大気解放型熱交換器であり、両側縁が密閉される
と共に、上下に開放した扁平な垂直方向の相互に平行な
数個の循環冷却水流下専用通路10と、この循環冷却水
流下専用通路10に隣接して形成されると共にこの循環
冷却水及び空気流が相互に直接接触して直交流式に流れ
る気液接触通路20を上下多段に有し、各気液接触通路
20は間隔をおいて配置された隣接する2枚の充填板3
0間に形成され、前記流下専用通路10と気液接触通路
20は充填板30によって仕切られている。上下が開口
された中空体からなる連結体21の周壁の上下端には、
充填板受入れ溝部22、23が形成され、前記上下段の
気液接触通路20はこの連結体21により相互に接続さ
れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路
20は、相互連通してある(図12、図14、図15、
図16参照)。この連結体21の両側壁は数個所におい
て中空体の桟24により連結され、これら桟24は前記
連結体21の長手方向で間隔をおいて配列される(図1
4、図15、図16参照)。
【0016】前記各桟24の両端は相隣る循環冷却水流
下専用通路10に開口させてあり、これら桟24内に充
填板受材25がその軸線を外気取入口の幅方向として挿
入してあり(図1参照)、その両端が冷却塔機枠に取り
付けられている。この形態においては、これら気液接触
通路20のうち、最上段のものは、2枚一組の充填材3
0の上部は、中央部で窪み、両側が凸となる形状として
閉じられている。この閉じられている充填材30の上部
表面には、所定ピッチをおいて縦方向の畝31が形成さ
れている(図13参照)。これら畝31により、循環冷
却水は前記流下専用通路10内に案内流下することにな
る。隣接する気液接触通路20の前記充填板30間に、
前記流下専用通路10が形成されている場合には全段の
前記流下専用通路10は気液接触通路20同様に前記連
結体21により相互に連通された状態となる。前記連結
体21における上下端に形成された充填板受入れ溝部2
2と23間の寸法は、気液接触通路20の中間部の幅寸
法より狭く形成された端部の幅寸法に一致しており、隣
接する気液接触通路20、20間の循環冷却水流下専用
通路10の幅寸法は、この連結体21による接続端部に
おいて広幅としてある(図12参照)。この隣接する充
填板30には凹凸が多数形成されているため、前記流下
専用通路10の両側縁は外気流の流れにくい形状とな
り、略密閉された状態となるが、必要に応じてこの両側
縁をクリップなどの密封具(図示せず)で密封する場合
もある(図7参照)。前記流下専用通路10と前記気液
接触通路20の比率はこの実施の形態では略1:1であ
るが、1:2でも良く、更に、必ずしもこの流下専用通
路10と気液接触通路20が交互に配列してなくとも良
く、前記流下専用通路10が数個の気液接触通路20を
おいて配列される場合もある(図8参照)。負荷部から
の循環冷却水を前記流下専用通路10に供給する本管4
0が配備してあり、この本管40に連なる第1の散水管
41が、前記全体直方体状の熱交換器Aの上面に水平に
配管されている。前記気液接触通路20に循環冷却水を
供給する流路は2系統に区分され、各系統の気液接触通
路20a、20bは適宜空気専用通路に切替可能として
ある。
【0017】即ち、この本体40から分岐する2本の分
配管42、43のうち、第1の分配管42から水平に延
びる数本の散水管42aは、前記2系統に区分された気
液接触通路20のうちの一方の系統の最上段の気液接触
通路20a内に位置し、第2の分配管43から水平に延
びる数本の散水ノズル43aは他方の系統の最上段の気
液接触通路20b内に位置すると共に、散水管41及び
分配管42、43には開閉弁45、46、47が各々設
けられている。この第1、第2の分配管42、43の開
閉弁46、47を操作することで、各系統の気液接触通
路20a、20bは空気専用通路に適宜切替えられる。
なお、この実施の形態では連結体21は上下段の気液接
触通路20を相互に接続するものとして説明したが、前
記気液接触通路20a、20bの配列の態様に応じて
は、上下段の前記流下専用通路10同士を相互に接続す
る連結体とする場合もある(請求項8記載の発明の実施
の形態に対応)。前記充填板30が上段ほど外気取入口
寄りに位置するように段積みされている場合には、この
段積みのずれに応じて前記連結体20の上端の充填板受
入れ溝部22は、その下端の充填板受入れ溝部23より
外部取入口寄りに偏在して形成されている場合もある
(請求項10記載の発明の実施の形態に対応)。
【0018】この形態の作用は次の通りである。 a)夏期において、 前記開閉弁46、47、を全て開き、前記気液接触通路
20全てに負荷部から送られてくる高温の循環冷却水を
散布し、外気流と直接接触させ、気化の潜熱により、循
環冷却水を冷却し、負荷部へ送り循環使用する。この
際、開閉弁45を閉じて前記流下専用通路10に高温の
循環冷却水を敢えて流さなくともよい。前記連結体21
により、上段の気液接触通路20を流れる循環冷却水
は、これに隣接する前記流下専用通路10に流入するこ
となく下段の気液接触通路20内に流入する。この連結
体21の設置箇所において気液接触通路20の幅は狭く
なっているため、流下する循環冷却水は連結体21内に
寄せ集められた状態で下段の気液接触通路20内に流下
する。この連結体21の設置箇所において隣接する連結
体30間の間隙寸法は充分に維持され、前記流下専用通
路10を流下する循環冷却水は、この連結体30間の間
隙を通り、気液接触通路20内に侵入することなく、円
滑に下段の前記流下専用通路10に流入する。流下中
に、外気により間接的に前記流下専用通路10内を流れ
る循環冷却水も冷却される。
【0019】b)中間期(春期、梅雨時、秋期)におい
て、 前記2系統の気液接触通路20のうち、一方の系統の気
液接触通路20a(又は20b)への循環冷却水の供給
を対応する開閉弁46(又は47)の閉止により停止
し、この気液接触通路20a(又は20b)を空気専用
通路とし、前記流下専用通路10を流れる高温の循環冷
却水をこの空気専用通路を流れる外気流により間接的に
冷却すると共にこの外気流を乾き空気とする。この他方
の系統の最上段の気液接触通路20b(又は20a)に
供給された循環冷却水は外気流と直接接触し、気化の潜
熱作用により冷却されると共に、この外気流は自身昇温
し湿り空気となり、前記畝に案内されて前記流下専用通
路10を流下する循環冷却水はこの昇温した湿り空気に
より間接的に冷却され、夏期における冷却能力に比べて
50%〜78%程度冷却能力を発揮する。この乾き空気
と湿り空気を直交流式冷却塔Bの排気口44下方に設け
た通風室48で混合し、過飽和空気とせずに、即ち白煙
を伴わずにこの排気口44から排気する。
【0020】c)冬期において、 前記開閉弁46、47を全て閉じて、全ての気液接触通
路20への循環冷却水の供給を停止し、空気専用通路と
し、前記流下専用通路10のみに負荷部から送られてく
る高温の循環冷却水を供給し、空気専用通路を流れる外
気流により循環冷却水を間接的に冷却すると共に、絶対
湿度を一定としこの外気流を加温し、乾き空気として、
前記排気口44より白煙を伴わずに排気する。なお、前
記上下が開口された中空体からなる連結体21の周壁の
上下端には、充填板受入れ溝部22、23が形成され、
前記上下段の気液接触通路20はこの連結体21により
相互に接続され、外気取入口の全高さにわたり、全段の
気液接触通路20は、相互連通してあるため、前記中間
期、冬期において、乾き空気を発生する通路内に循環冷
却水が流入することは未然に防止され、所期の白煙発生
防止効果を発揮する。更に、夏期における循環冷却水の
散布量に対して、冬期における循環冷却水の散布量は減
少する。なお、図1の第1の散水管41は、この熱交換
器Aの上部に沿い配管されているが、最上段の前記流下
専用通路10の上端開口内に配管する場合もある(図9
参照)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側縁が密閉されると共に、上下に開放し
    た扁平で細幅な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却
    水流下通路と、この各循環冷却水流下通路に隣接して形
    成されると共に、循環冷却水及び空気流が相互に直接接
    触して直交流式に流れる前記循環冷却水流下通路より広
    幅な気液接触通路とを上下多段に有し、各気液接触通路
    は間隔をおいて垂直に配置された隣接する2枚の充填板
    を間に形成され、これら循環冷却水流下通路と気液接触
    通路が前記充填板によって仕切られている全体直方体状
    の大気解放型熱交換器が内部に配備されている直交流式
    冷却塔において、上下が開口された中空体からなる連結
    体の周壁の上下端には、充填板受入れ溝部が形成され、
    前記上下段の気液接触通路と循環冷却水流下通路のう
    ち、少なくとも一方はこの連結体により相互に接続さ
    れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路
    は相互連通してあり、また全段の循環冷却水流下通路も
    相互連通してあり、前記気液接触通路に循環冷却水を供
    給する流路は少なくとも2系統に区分され、各系統の気
    液接触通路は適宜空気専用通路に切替可能としてあるこ
    とを特徴とする直交流式冷却塔。
  2. 【請求項2】負荷部からの循環冷却水を最上段の前記流
    下通路に供給する本管から、複数本の分配管が分岐して
    あり、 各分配管から延びる数本の散水管は、各系統の最上段の
    気液接触通路内に挿入されると共に、各散水管には開閉
    弁が設けられていることを特徴とする請求項1記載の直
    交流式冷却塔。
  3. 【請求項3】負荷部から前記直交流式冷却塔の上部水槽
    に循環冷却水を供給する本管から流量調整用のバイパス
    管が分岐され、このバイパス管は、前記直交流式冷却塔
    の下部水槽から負荷部へ循環冷却水を戻す戻し管に接続
    してあると共に、前記上部水槽には少なくとも2種の高
    さの異なる位置に開口した分配管が配管してあり、 前記2種の高さの異なる分配管のうち、一方の分配管か
    ら延びる散水管は前記2系統に区分された気液接触通路
    のうちの一方の系統の最上段の気液接触通路内に位置
    し、他方の分配管から延びる散水管は、他方の系統の最
    上段の気液接触通路内に位置することを特徴とする請求
    項1記載の直交流式冷却塔。
  4. 【請求項4】循環冷却水を前記直交流式冷却塔の上部水
    槽に供給する供給管には流量調節弁が設けてあり、 この上部水槽の底部は階段状に形成され、最下段の底部
    には、前記流下通路に向けて開口する分配管が垂下して
    おり、 最下段を除く他の少なくとも2つの段部の底部には、前
    記各系統の気液接触通路へ循環冷却水を供給するための
    分配管が連通していることを特徴とする請求項1記載の
    直交流式冷却塔。
  5. 【請求項5】循環冷却水を供給管により供給される直交
    流式冷却塔の上部水槽の内部は少なくとも3つの部屋に
    垂直な堰により仕切られ、3つの部屋のうち、一つの部
    屋の底部には前記流下通路に向けて開口する散水管が垂
    下され、他の2つの部屋の底部には、各系統の気液接触
    通路に循環冷却水を供給する分配管が垂下しており、前
    記供給管には、流量調整弁が設けてあることを特徴とす
    る請求項1記載の直交流式冷却塔。
  6. 【請求項6】前記連結体における上下端に形成された充
    填板受入れ溝部間の寸法は、気液接触通路の中間部の幅
    寸法より狭く形成された気液接触通路における端部の幅
    寸法に一致しており、隣接する気液接触通路間の循環冷
    却水流下通路の幅寸法は、この連結体による接続端部に
    おいて広幅としてあることを特徴とする請求項1、2、
    3、4又は5記載の直交流式冷却塔。
  7. 【請求項7】前記連続体で相互に接続される通路は前記
    気液接触通路としてあり、前記上段の気液接触通路と下
    段の気液接触通路を連結する前記連結体の両側壁は数箇
    所において中空体の桟によって連結され、これら桟は前
    記連結体の長手方向で間隔をおいて配列され、 各桟の両端は相隣る循環冷却水流下通路に開口させてあ
    り、これら桟内に充填板受け材がその軸線を外気取入口
    の幅方向として挿入してあり、その両端が冷却塔機枠に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6記載の直交流式冷却塔。
  8. 【請求項8】前記連結体で相互に接続される通路は前記
    循環冷却水流下通路としてあり、前記上段の循環冷却水
    流下通路と下段の循環冷却水流下通路を連結する前記連
    結体の両側壁は数箇所において中空体の桟によって連結
    され、これら桟は前記連結体の長手方向で間隔をおいて
    配列され、 各桟の両端は相隣る気液接触通路に開口させてあり、こ
    れら桟内に充填板受け材がその軸線を外気取入口の軸方
    向として挿入してあり、その両端が冷却塔機枠に取り付
    けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5又は6記載の直交流式冷却塔。
  9. 【請求項9】前記連結体は、充填板の全幅に亘り延在し
    ている単一の連結体として形成されていることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の直
    交流式冷却塔。
  10. 【請求項10】前記充填板は上段ほど外気取入口寄りに
    位置するように段積みされ、 この段積みのずれに応じて前記連結体の上端の充填板受
    入れ溝部は、その下端の充填板受入れ溝部より外部取入
    口寄りに偏在して形成されていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の直交流
    式冷却塔。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10記載の冷却塔に使用されることを特徴と
    する直交流式冷却塔用の連結体。
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