JPH109794A - 直交流式冷却塔及びこの直交流式冷却塔用の連結体 - Google Patents

直交流式冷却塔及びこの直交流式冷却塔用の連結体

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JPH109794A
JPH109794A JP17860796A JP17860796A JPH109794A JP H109794 A JPH109794 A JP H109794A JP 17860796 A JP17860796 A JP 17860796A JP 17860796 A JP17860796 A JP 17860796A JP H109794 A JPH109794 A JP H109794A
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flow
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JP17860796A
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Tadanobu Muto
忠信 武藤
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Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Shinwa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏期においては充分な冷却を行え、中間期に
おいては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期におい
ては、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにする。 【解決手段】 循環冷却水流下通路10と気液接触通路
12が充填板11によって仕切られている全体直方体状
の間接熱交換器Bが直交流式冷却塔A内に配備されてい
る。この流下通路10に循環冷却水を分配する主管9
が、この間接熱交換器Bの上面に沿い配管されている。
更に、連結体で上下多段の気液接触通路12を相互に接
続し、外気取入口の全高さにわたり全段の気液接触通路
12を相互連通してある。これら気液接触通路12に散
布水を供給する流路をすくなくとも2系統に区分し、各
系統の水路を適宜空気専用通路に切替可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は直交流式冷却塔、
殊に白煙発生防止機能を有する多段式の直交流式冷却塔
及びこの直交流式冷却塔用の連結体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の直交流式冷却塔は、種々の形式
のものが開発され、製造販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記直交流式冷却塔に
おける冬期白煙の発生を防止するものにおいては、この
白煙発生防止機能は冬期を基準にして決定するため、中
間期においては、この機能が過剰気味となり、また夏期
においては、冷却能力の不足を来すおそれがあり、冷却
塔の大型化に伴い、日本の四季に応じて適切な機能を発
揮できるものが望まれている。本件発明は、前記課題を
解決し、夏期においては充分な冷却を行い、中間期にお
いては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期において
は、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにした直交流
式冷却塔を市場に提供することを目的とする。また、本
件発明の他の目的は、循環冷却水と散布水の混合が生じ
ないようにすることであり、更に、本件発明の目的は、
乾き空気と湿り空気が間接熱交換器内において混ざり合
わないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は両側縁が密閉されると共に、上下に開放
した扁平な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却水流
下通路と、この循環冷却水流下通路に隣接して形成され
ると共に、散布水及び空気流が相互に直接接触して直交
流式に流れる気液接触通路とを上下多段に有し、各気液
接触通路は間隔をおいて垂直に配置された隣接する2枚
の充填板間に形成され、この循環冷却水流下通路と気液
接触通路が前記充填板によって仕切られている全体直方
体状の間接熱交換器が内部に配備されている直交流式冷
却塔において、上下が開口された中空体からなる連結体
の周壁の上下端には充填板受入れ溝部が形成され、前記
上下段の気液接触通路はこの連結体により相互に接続さ
れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路
は相互連通してあり、前記気液接触通路に散布水を供給
する流路はすくなくとも2系統に区分され、各系統の水
路は適宜空気専用通路に切替可能としてあることを特徴
とする直交流式冷却塔とする。
【0005】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における負荷部からの循環冷却水を前記冷却塔に
供給する供給管が設けてあり、散布水用貯水槽から気液
接触通路へ散布水を供給する本管から複数本の分配管が
分岐してあり、分配管から水平に延びる数本の散水管は
各系統の気液接触通路内に位置すると共に、各分配管に
は開閉弁が設けられていることが、その操作上好まし
い。
【0006】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔に散布水用上部水槽が設けてあり、直交流式冷却
塔の散布水用貯水槽から散布水を散布水用上部水に送る
本管からバイパス管が分岐して、散布水復帰管としてあ
ると共に、このバイパス管に流量調整弁が設けてあり、
前記散布水用上部水槽には少なくとも2種の高さの異な
る分配管が配管してあり、前記2種の高さの異なる分配
管のうちの一方の分配管から水平に延びる散水管が前記
2系統に区分された気液接触通路のうちの一方の系統の
気液接触通路内に位置し、他方の分配管から延びる散水
管は、他方の系統の気液接触通路内に位置することが、
散水域の切替え操作上望ましい。
【0007】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔に散布水用上部水槽が設けてあり、散布水を直交
流式冷却塔の散布水用貯水槽から前記散布水用上部水槽
に供給する本管には、容量可変型ポンプが接続され、こ
の散布水用上部水槽には少なくとも2種の高さの異なる
分配管が配管してあり、前記2種の高さの異なる分配管
のうちの一方の分配管から延びる散水管は前記2系統に
区分された気液接触通路のうちの一方の気液接触通路内
に位置し、他方の分配管から延びる散水管は他方の系統
の気液接触通路内に位置することが、水位調整上好まし
い。
【0008】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における散布水用上部水槽に散布水を供給する供
給管に流量調整弁が設けてあり、この散布水上部水槽の
底部は、階段状に形成してあり、少なくとも2つの異な
る段部の底部に分配管が連通して設けてあり、これら2
種の分配管のうちの一方の分配管から延びる散水管は、
前記2系統に区分された気液接触通路のうち、一方の系
統の気液接触通路内に位置し、他方の分配管から延びる
散水管は、他方の系統の気液接触通路内に位置すること
が散水域の切替え操作上好ましい。
【0009】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における散布水用上部水槽に散布水を供給する供
給管に流量調整弁が設けてあり、この散布水用上部水槽
の内部は、少なくとも2室に堰により仕切られ、各室に
連通する連通管から延びる散水管は、各気液接触通路内
に位置することが、その散水量の調整上望ましい。前記
課題を解決するために、関連発明は、前記直交流式冷却
塔の前記連結体における上下端に形成された充填板受入
れ溝部間の寸法は、気液接触通路の中間部の幅寸法より
狭く形成された気流接触通路の端部の幅寸法に一致して
おり、隣接する気液接触通路間の循環冷却水流下通路の
幅寸法は、この連結体による接続端部において広幅とし
てあることを特徴としてある。前記課題を解決するため
に、関連発明は、前記冷却塔に使用されることを特徴と
する直交流式冷却塔用の連結体としてある。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 この形態は請求項1、2、7及び8記載の発明の代表的
な実施の形態である。図1及び図2において、Aは直交
流式冷却塔であり、両側縁が密閉されると共に、上下に
開放した扁平な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却
水流下通路10と、この循環冷却水流下通路10に隣接
して形成されると共に、散布水及び空気流が相互に直接
接触して直交流式に流れる気液接触通路12とを上下多
段に有し、この循環冷却水流下通路10と気液接触通路
12が波形の充填板11によって仕切られている全体直
方体状の間接熱交換器Bがこの直交流式冷却塔A内に配
備されている。更に、上下が開口された中空体からなる
連結体60の周壁の上下端には充填板受入れ溝部61、
62が形成され、前記上下段の気液接触通路12はこの
連結体60により相互に接続され、外気取入口の全高さ
にわたり、全段の気液接触通路12は相互連通してある
(図11、図13、図14、図15参照)。この連結体
60の両側壁は数個所において中空体の桟63により連
結され、これら桟63は前記連結体60の長手方向で間
隔をおいて配列されている(図13、図14及び図15
参照)。前記各桟63の両端は相隣る前記流下通路10
に開口させてあり、これら桟63内に充填板受材(図示
せず)がその軸線を外気取入口の幅方向として挿入して
あり、その両端が冷却塔機枠に取り付けられている。こ
の形態において、これら気液接触通路20のうち、最上
段のものは2枚一組の充填材30の上部は、中央部で窪
み、両側が凸となる形状として閉じられている。この閉
じられている充填材30の上部表面には、所定ピッチを
おいて縦方向の畝310が形成されている。これら畝3
10により、循環冷却水は前記流下通路10内に案内流
下することになる(図12参照)。隣接する気液接触通
路12の前記充填板30間に前記流下通路10が形成さ
れている場合には、全段の前記流下通路10は気液接触
通路12同様、前記連結体60により外気取入口の全高
さにわたり、相互連通してある。これに加え、前記連結
体60により前記上下段の流下通路10は相互に接続さ
れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の流下通路10
は相互連通してある。前記連結体60における上下端に
形成された充填板受入れ溝部61、62間の寸法は、気
液接触通路12の中間部の幅寸法より狭く形成された気
液接触通路12の端部の幅寸法に一致しており、隣接す
る気液接触通路12間の循環冷却水流下通路の幅寸法
は、この連結体60による接続端部において広幅として
ある(図11参照)。前記流下通路10に循環冷却水を
供給する供給管14が、この間接熱交換器Bの上面に沿
い配管されている。前記気液接触通路12に散布水を供
給する流路はすくなくとも2系統に区分され、各系統の
水路は適宜空気専用通路に切替可能としてある。即ち、
負荷部(例えば、冷凍器)(図示せず)からの循環冷却
水を主管9をへて前記冷却塔A内の間接熱交換器Bにお
ける前記流下通路10に供給する供給管14が設けてあ
り、散布水用貯水槽15から気液接触通路12へ散布水
を供給する本管16から2本の分配管17、18が分岐
している。これら分配管17、18のうち、第1の分配
管17から水平に伸びる数本の散水管19は、2系統に
区分された気液通路12a、12bのうち、一方の系統
の気液接触通路12a内に位置し、第2の分配管18か
ら水平に延びる数本の散水管20は他方の系統の気液接
触通路12b内に位置すると共に、各分配管17、18
には開閉弁21、22が設けられている。
【0011】隣接する気液接触通路12において相互接
触する波形の充填板11間に前記循環冷却水流下通路1
0が形成され、この流下通路10の両側縁は前記充填板
11に形成した凹凸部により閉止され、空気が流れにく
い状態とする。必要に応じて、隣接する充填板11の側
縁同士をピンチ(図示せず)で閉じ前記流下通路10の
両側縁を密閉する場合もある(図8参照)。また、この
気液接触通路12と前記流下通路10を交互にこの実施
例では配列してあるが、これに限定されず、その比率を
略1:1から4:1程度(図示のものは2:1)に必要
に応じ変更することもある(図9参照)。
【0012】また、冷却能力に応じて前記熱交換器ユニ
ットの数を増減して所望の冷却能力を得る。前記気液接
触通路12の底部は散布水溜め部23としてあり、この
散布水溜め部23は前記散布水用貯水槽15に連通して
いる。一方、前記流下通路10から流下してくる循環冷
却水を受け取る循環冷却水受水槽24が前期散布水用貯
水槽15と仕切られてこの直交流式冷却塔Aに設けてあ
り、冷却された循環冷却水は、この受水槽24に収集さ
れた後、前記負荷部に送られ再使用される。なお、前記
循環冷却水の供給管14の配管は前記に限定されず、各
流下通路10内に挿入した状態で配管する場合もある
(図10参照)。なお、この実施の形態では、連結体6
0は上下段の気流接触通路20を相互に接続するものと
して説明したが、上下段の前記流下通路10同士を接続
する連結体とする場合もある。充填板11が上段ほど外
気取入口寄りに位置するように段積みされている場合に
は、この段積みのずれに応じて前記連結体60の上端の
充填板受入れ溝部はその下端の充填板受入れ溝部より外
部取入口寄りに偏在して形成されている(図16参
照)。
【0013】この態様の作用を次に説明する。夏期にお
いては、負荷部から送られてくる温度の高い循環冷却水
を前記流下通路10に流すと共に、全ての気液接触通路
12に散布水を散布し、この気液接触通路12に濡れ壁
を形成し、前記循環冷却水を間接的に冷却し負荷部へ再
び供給し使用する。空気と直接接触し、気化の潜熱で冷
却された散布水は再び気液接触通路12内に散布され
る。この際、多段の気液接触通路12内に散布された散
布水と、前記畝に案内されて前記流下通路10を流れる
循環冷却水とは、前記連結体60により、完全に仕切ら
れ、相互に混合することはない。前記連結体により、気
液接触通路20を流れる散布水は、前記流下通路10に
流下することなく下段の気液接触通路20内に流入す
る。この連結体の設置箇所において気液接触通路の幅は
狭くなっているため、流下する循環冷却水は連結体に寄
せ集められた状態で下段の気液接触通路20内に流下す
る。
【0014】中間期(春、秋、梅雨時)においては、前
記2系統のうち、一方の系の気液接触通路12a(又は
12b)のみに散布水を供給し、他方の系統の気液接触
通路12b(又は12a)には散布水を供給せず、空気
専用通路とし、この空気専用通路を流れる空気流は前記
循環冷却水を間接的に冷却し、自身昇温し、乾き空気と
なり、散布水を供給した気液接触通路12a(又は12
b)が生じた湿り空気とこの乾き空気をこの冷却塔Aの
排気口25下方の通風室26において混合し、過飽和空
気とならず、白煙を伴わずに大気に排気する。この際、
循環冷却水の冷却能力は夏期の際の冷却能力に対して7
0%程度となる。
【0015】冬期においては、全ての気液接触通路12
に散布水を供給せず、空気専用通路とし、この空気専用
通路を流れる空気流は前記流下通路10内を流下する循
環冷却水を間接的に冷却する。この際、空気流は絶対湿
度を変えることなく加温され、乾き空気となり、前記排
気口25から白煙を伴わずに排気される。この際、循環
冷却水の冷却能力は夏期の際の冷却能力に対して30%
〜40%となる。前記中間期、冬期においては、この態
様においては前記開閉弁17、18の閉止により前記各
系統の気液接触通路12a、12bを適宜空気専用通路
に切替える。この際、散布された散布水は、前記貯水槽
15に集められ、再び使用される。前記上下が開口され
た中空体からなる連結体60の周壁の上下端には充填板
受入れ溝部61、62が形成され、前記上下段の気液接
触通路12はこの連結体24により相互に接続され、外
気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路12は
相互連通してあり、これに加え、前記連結体60により
前記上下段の流下通路10は相互に接続され、外気取入
口の全高さにわたり、全段の流下通路10は相互連通し
てあるため、湿り空気と、乾き空気が混ざり合うことは
よく中間期においては白煙防止機能が弱めとして発揮さ
れ、冬期においては、白煙防止機能は強めに発揮され
る。
【0016】実施の形態2 この形態は請求項3、7、8記載の発明の代表的な実施
の形態である。前記実施の形態1と異なる構成は次の通
りである。前記直交流式冷却塔Aの循環冷却水用上部水
槽30と散布水用上部水槽31が別個に隣接して設けて
あり、直交流式冷却塔Aにおける散布水用貯水槽15か
ら散布水を汲み上げポンプP1により散布水用上部水槽
31に送る本管16からバイパス管32が分岐して散布
水復帰管としてあると共に、このバイパス管32に流量
調整弁33が設けてあり、前記散布水用上部水槽31に
は2種の高さの異なる分配管34、35が配管してあ
る。なお、この分配管34、35の種類は2種に限ら
ず、その水位調整を細かくする際には、これ以上とす
る。前記2種の高さの異なる分配管34、35のうちの
一方の分配管34から水平に延びる散水管36が2系統
に区分された気液通路のうちの一方の系統の気液通路内
に位置し、他方の分配管35から水平に延びる散水管3
7は、他方の系統の気液通路内に位置する(図3、図4
参照)。更に、最上段の一組の充填材11の上部は、中
央部が窪んで閉じていると共に、この窪みに傾斜面を介
して連なる両側の凸部分は開口している。この開口した
一側の凸部分内に分配管34、35の下端部は挿入され
ている。この充填材11の上部表面には、所定ピッチを
おいて縦方向の畝310が形成されている。これら畝3
10により循環冷却水は前記流下通路10内に案内流下
することになる。
【0017】この形態の作用を次に説明する。中間期、
冬期においては、前記バイパス管32に設けた流量調整
弁33の開度を調整し、前記散布水用上部水槽31へ供
給される散布水の流量を変更させ、この散布水用上部水
槽31内の散布水の水位を調整し、その水位に応じて前
記2種の高さの異なる分配管34、35を経て散水管3
6、37より、散布水を選択的に散布又は無散布とし、
前記各系統の気液接触通路を適宜空気専用通路に切替え
ることで実施の形態1と同様の作用をなす。その他、実
施の形態1と同一の符号のものは同一の構成、作用をな
す。
【0018】実施の形態3 この実施の形態は請求項4、7、8記載の発明の代表的
な実施の形態である。実施の形態2と異なる構成は次の
通りである。前記直交流式冷却塔Aに散布水用上部水槽
31が設けてあり、散布水を直交流式冷却塔Aの散布水
用貯水槽15から前記散布水用上部水槽31に供給する
本管16には、容量可変型ポンプPが接続され、この散
布水用上部水槽31には2種の高さの異なる分配管3
4、35が配管してあり、各分配管34、35から水平
に延びる散水管36、37が水平に延び、実施の形態2
同様に2系統の気液接触通路に位置している(図5参
照)。
【0019】この形態の作用を次に説明する。中間期、
冬期においては、前記ポンプPの吐出容量を調整し前記
散布水用上部水槽31へ供給される流量を変更し、この
散布水の水位を変更することで前記2種の高さの異なる
分配管34、35を経て前記散水管36、37より散布
水を選択的に散布又は無散布とし、前記各系統の気液接
触通路を適宜空気専用通路に切替えて実施の形態2と同
様の作用をなす。その他、実施の形態2と同一の符号の
ものは同一の構成、作用をなす。
【0020】実施の形態4 この実施の形態は、請求項5、7、8記載の発明の代表
的な実施の形態である。実施の形態2と異なる構成は次
の通りである。前記直交流式冷却塔Aにおける散布水用
上部水槽31に散布水を供給する供給管40が設けてあ
り、この散布水用上部水槽31の底部は、階段状に形成
してあり、2つの異なる高さの段部31a、31bの底
部に分配管34a、35aが連通してると共に、この散
布水用上部水槽31の最下段部31cにも分配管36a
が連通して設けてあり、これら分配管34a、35a、
36aから水平に延びる各散水管(図示せず)は、3系
統に区分された気液接触通路のうち、対応する系統の気
液接触通路内に位置する(図6参照)。
【0021】この形態の作用を次に説明する。中間期、
冬期においては、散布水用上部水槽31における散布水
の水位を調整し、この上部水槽31の前記段部31a、
31b、31cの底部に連通する分配管34a、35
a、36aを経て散水管(図示せず)より散布水を選択
的に前記気液接触通路に散布又は無散布して、前記各系
統の気液接触通路を適宜空気専用通路に切替えて、実施
の形態2と同様の作用をなす。その他、実施の形態2と
同一の符号のものは同一の構成、作用をなす。
【0022】実施の形態5 この形態は、請求項6、7、8記載の発明の代表的な実
施の形態である。実施形態2と異なる構成は次の通りで
ある。前記直交流式冷却塔Aにおける散布水用上部水槽
31に散布水を供給する供給管40が設けてあり、この
散布水用上部水槽31の内部は、3室31d、31e、
31fに堰50、51により仕切られ、各室31d、3
1e、31fに連通する連通管52a、52b、52c
から延びる散水管(図示せず)は、3系統に区分された
気液接触通路のうち、対応する各系統の気液接触通路内
に位置する(図7参照)。
【0023】この形態の作用を次に説明する。中間期、
冬期においては、前記散布水用上部水槽31に供給され
る散布水の流量を調整し、この散布水用上部水槽31に
おける散布水の水位を調整して、この上部水槽31の各
室31d、31e、31fに連通する連通管52a、5
2b、52cを通して散水管より散布水を選択的に前記
気液接触通路に散布又は無散布して、前記各系統の気液
接触通路を適宜空気専用通路に切替えて、実施の形態2
と同様の作用をなす。その他、実施の形態2と同一の符
号のものは同一の構成、作用をなす。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、夏期に
おいては、負荷部から送られてくる湿度の高い循環冷却
水を前記流下通路に流すと共に、全ての気液接触通路に
散布水を散布し、この気液接触通路に濡れ壁を形成し、
前記循環冷却水を間接的に冷却し負荷部へ再び供給し使
用し、100%冷却能力を発揮できる。
【0025】中間期(春、秋、梅雨時)においては、前
記2系統のうち、一方の系統の気液接触通路のみに散布
水を供給し、他方の系統の気液接触通路には散布水を供
給せず、空気専用通路とし、この空気専用通路を流れる
空気流で前記循環冷却水を間接的に冷却し、自身昇温
し、乾き空気となり、散布水を供給した気液接触通路が
生じた湿り空気とこの乾き空気を排気口において混合
し、過飽和空気とならず、白煙を伴わずに大気に排気す
ることができる。この際、循環冷却水の冷却能力は夏期
に比べて70%程度で充分である。
【0026】冬期においては、全ての気液接触通路に散
布水を供給せず、空気専用通路とし、この空気専用通路
を流れる空気流と全ての流下通路内を流下する循環冷却
水を間接的に冷却し、空気流の絶対湿度を変えることな
く空気流を加温し、乾き空気として排気口から白煙を伴
わずに排気できる。この際、循環冷却水の冷却能力は夏
期の30%〜40%で充分である。前記上下が開口され
た中空体からなる連結体の周壁の上下端には充填板受入
れ溝部が形成され、前記上下段の気液接触通路はこの連
結体により相互に接続され、外気取入口の全高さにわた
り、全段の気液接触通路は相互連通してあるため、結果
として前記連結体により前記上下段の流下通路も相互に
接続され、外気取入口の全高さにわたり、全段の流下通
路も相互連通された状態となり、散布水と循環冷却水の
混合を四季を通して未然に防止でき、夏期においては充
分な冷却を行なうことができ、更に、中間期冬期におい
ては湿り空気と乾き空気は混ざり合うことはなく、中間
期においては白煙防止機能を弱めとして発揮でき、冬期
においては白煙防止機能を強めに発揮できる。
【0027】請求項2記載の発明においては、中間期、
冬期においては、前記開閉弁の閉止により前記各系統の
気液接触通路を適宜空気専用通路に切替えることで請求
項1記載の発明と同様の効果を奏する。この際、散布さ
れた散布水を、前記貯水槽に集め、再び使用することが
できる。
【0028】請求項3記載の発明においては、中間期、
冬期においては、前記バイパス管に設けた流量調整弁の
開度を調整し、前記散布水用上部水槽へ供給される散布
水の流量を変更させ、この散布水用上部水槽内の散布水
の水位を調整し、その水位に応じて前記2種の高さの異
なる分配管を経て散水管より、散布水を選択的に散布又
は無散布とし、前記各系統の気液接触通路を適宜空気専
用通路に切替えることで請求項1記載の発明と同様の効
果を奏することができる。
【0029】請求項4記載の発明において、中間期、冬
期においては、前記ポンプの吐出容量を調整し前記散布
水用上部水槽へ供給される流量を変更し、この散布水の
水位を変更することで前記2種の高さの異なる分配管を
経て前記散水管より散布水を選択的に散布又は無散布と
し、前記各系統の気液接触通路を適宜空気専用通路に切
替えて請求項1記載の発明と同様の効果を奏することが
できる。
【0030】請求項5記載の発明においては、中間期、
冬期においては、散布水用上部水槽における散布水の水
位を調整し、この上部水槽の前記段部底部に連通する分
配管を経て散水管より散布水を選択的に前記気液接触通
路に散布又は無散布して、前記各系統の気液接触通路を
適宜空気専用通路に切替えて、請求項1記載の発明と同
様の効果を奏することができる。
【0031】請求項6記載の発明においては、中間期、
冬期においては、前記散布水用上部水槽に供給される散
布水の流量を調整し、この散布水用上部水槽における散
布水の水位を調整して、この上部水槽の各室に連通する
連通管を通して散水管より散布水を選択的に前記気液接
触通路に散布又は無散布して、前記各系統の気液接触通
路を適宜空気専用通路に切替えて、請求項1記載の発明
と同様の効果を奏することができる。
【0032】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5及び6記載の発明の効果に加えて、次の効果
を奏する。前記連結体の設置箇所において気液接触通路
の幅は狭くなっているため、流下する散布水は連結体に
寄せ集められた状態で下段の気液接触通路内に流下する
ことができる。この連結体の設置箇所において隣接する
連結体の間隙寸法を充分に広く取ることができ、前記流
下通路を流下する循環冷却水を、この連結体間の間隙を
通り、気液接触通路内に侵入することなく、円滑に下段
の前記流下通路に流入させることができる。
【0033】請求項8記載の発明においては請求項1、
2、3、4、5、6及び7記載の発明の効果を前記連結
体により奏することができる。実施の形態1における特
有の効果としては、前記のような形状に閉じられた充填
材11の上部表面には所定ピッチにおいて縦方向の畝3
10が形成されているため、隣接する気液接触通路20
間に形成された前記流下通路20の全幅にわたり、これ
ら畝310により循環冷却水を均一に分配し案内流下す
ることができる。実施の形態2おける特有の効果は、実
施の形態1における畝310の効果に加えて、前記散水
管34、35の下端部をこの充填材11の上部における
開口した凸部に流入して配管することで、前記間接熱交
換器Bの側方に前記散水管34、35が張り出すことな
く配管のスペースを確保しなくとも済み、冷却塔の床面
積をその文縮少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の概略正面図である。
【図2】図1の概略斜視図である。
【図3】実施の形態2の概略正面図である。
【図4】図3の熱交換器部分を示す平面図である。
【図5】実施の形態3の概略正面図である。
【図6】実施の形態4の散布水用上部水槽を示す概略図
である。
【図7】実施の形態5の散布水用上部水槽を示す概略図
である。
【図8】熱交換器の別の例を示す平面図である。
【図9】熱交換器の別の配列を示す平面図である。
【図10】循環冷却水の供給管の別の配管例を示す側面
図である。
【図11】図1における連結体の使用状態を示す概略側
面図である。
【図12】図2の熱交換器の上部における畝部を示す斜
視図である。
【図13】図11の連結体の正面図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】図13の桟部分の縦断面図である。
【図16】その他の連結体の正面図である。
【符号の説明】
10 循環冷却水流下通路 12 気液接触通路 60 連結体
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 直交流式冷却塔及びこの直交流式
冷却塔用の連結体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は直交流式冷却塔、
殊に白煙発生防止機能を有する多段式の直交流式冷却塔
及びこの直交流式冷却塔用の連結体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の直交流式冷却塔は、種々の形式
のものが開発され、製造販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記直交流式冷却塔に
おける冬期白煙の発生を防止するものにおいては、この
白煙発生防止機能は冬期を基準にして決定するため、中
間期においては、この機能が過剰気味となり、また夏期
においては、冷却能力の不足を来すおそれがあり、冷却
塔の大型化に伴い、日本の四季に応じて適切な機能を発
揮できるものが望まれている。本件発明は、前記課題を
解決し、夏期においては充分な冷却を行い、中間期にお
いては白煙防止機能を弱めとして発揮し、冬期において
は、白煙防止機能を強めに発揮し得るようにした直交流
式冷却塔を市場に提供することを目的とする。また、本
件発明の他の目的は、循環冷却水と散布水の混合が生じ
ないようにすることであり、更に、本件発明の目的は、
乾き空気と湿り空気が間接熱交換器内において混ざり合
わないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は両側縁が密閉されると共に、上下に開放
した扁平な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却水流
下専用通路と、この循環冷却水流下専用通路に隣接して
形成されると共に、散布水及び空気流が相互に直接接触
して直交流式に流れる気液接触通路とを上下多段に有
し、各気液接触通路は間隔をおいて垂直に配置された隣
接する2枚の充填板間に形成され、この循環冷却水流下
専用通路と気液接触通路が前記充填板によって仕切られ
ている全体直方体状の間接熱交換器が内部に配備されて
いる直交流式冷却塔で、上下が開口された中空体からな
る連結体の周壁の上下端には充填板受入れ溝部が形成さ
れ、前記上下段の気液接触通路はこの連結体により相互
に接続され、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液
接触通路は相互連通してあり、前記気液接触通路に散布
水を供給する流路はすくなくとも2系統に区分され、各
系統の水路は適宜空気専用通路に切替可能としてあるこ
とを特徴とする直交流式冷却塔とする。
【0005】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔における負荷部からの循環冷却水を前記冷却塔に
供給する供給管が設けてあり、散布水用貯水槽から気液
接触通路へ散布水を供給する本管から複数本の分配管が
分岐してあり、分配管から水平に延びる数本の散水管は
各系統の気液接触通路内に位置すると共に、各分配管に
は開閉弁が設けられていることが、その操作上好まし
い。
【0006】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔に循環冷却水様上部水槽と散布水用上部水槽が別
個に設けてあり、直交流式冷却塔の散布水用貯水槽から
散布水を前記散布水用上部水槽に送る本管からバイパス
管が分岐して散布水復帰管としてあると共に、このバイ
パス管に流量調整弁が設けてあり、前記散布水用上部水
槽には少なくとも2種の高さの異なる分配管が配管して
あり、前記2種の高さの異なる分配管のうちの一方の分
配管から延びる散水管が前記2系統に区分された気液接
触通路のうちの一方の系統の気液接触通路内に位置し、
他方の分配管から延びる散水管は、他方の系統の気液接
触通路内に位置することが、散水域の切替え操作上望ま
しい。
【0007】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔に循環冷却水様上部水槽と散布水用上部水槽が別
個に設けてあり、散布水を直交流式冷却塔の散布水用貯
水槽から前記散布水用上部水槽に供給する本管には、容
量可変型ポンプが接続され、この散布水用上部水槽には
少なくとも2種の高さの異なる分配管が配管してあり、
前記2種の高さの異なる分配管のうちの一方の分配管か
ら延びる散水管は前記2系統に区分された気液接触通路
のうちの一方の気液接触通路内に位置し、他方の分配管
から延びる散水管は他方の系統の気液接触通路内に位置
することが、水位調整上好ましい。
【0008】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔に循環冷却水用上部水槽と散布水用上部水槽が別
個に設けてあり、この散布水用上部水槽に散布水を供給
する供給管が設けてあり、この散布水用上部水槽の底部
は、階段状に形成してあり、少なくとも2つの異なる段
部の底部に分配管が連通して設けてあり、これら2種の
分配管のうちの一方の分配管から延びる散水管は、前記
2系統に区分された気液接触通路のうち、一方の系統の
気液接触通路内に位置し、他方の分配管から延びる散水
管は、他方の系統の気液接触通路内に位置することが散
水域の切替え操作上好ましい。
【0009】前記課題を解決するために、前記直交流式
冷却塔に循環冷却水用上部水槽と散布水用上部水槽が別
個に設けてあり、この散布水用上部水槽に散布水を供給
する供給管に流量調整弁が設けてあり、この散布水用上
部水槽の内部は、少なくとも2室に堰により仕切られ、
各室に連通する連通管から延びる散水管は、各気液接触
通路内に位置することが、その散水量の調整上望まし
い。前記課題を解決するために、関連発明は、前記直交
流式冷却塔の前記連結体における上下端に形成された充
填板受入れ溝部間の寸法は、気液接触通路の中間部の幅
寸法より狭く形成された気流接触通路の端部の幅寸法に
一致しており、隣接する気液接触通路間の循環冷却水流
下専用通路の幅寸法は、この連結体による接続端部にお
いて広幅としてあることを特徴としてある。前記課題を
解決するために、関連発明は、前記冷却塔に使用される
ことを特徴とする直交流式冷却塔用の連結体としてあ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】 実施の形態1 この形態は請求項1、2、7及び8記載の発明の代表的
な実施の形態である。図1及び図2において、Aは直交
流式冷却塔であり、両側縁が密閉されると共に、上下に
開放した扁平な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却
水流下専用通路10と、この循環冷却水流下専用通路1
0に隣接して形成されると共に、散布水及び空気流が相
互に直接接触して直交流式に流れる気液接触通路12と
を上下多段に有し、この循環冷却水流下専用通路10と
気液接触通路12が波形の充填板11によって仕切られ
ている全体直方体状の間接熱交換器Bがこの直交流式冷
却塔A内に配備されている。更に、上下が開口された中
空体からなる連結体60の周壁の上下端には充填板受入
れ溝部61、62が形成され、前記上下段の気液接触通
路12はこの連結体60により相互に接続され、外気取
入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路12は相互
連通してある(図11、図13、図14、図15参
照)。この連結体60の両側壁は数個所において中空体
の桟63により連結され、これら桟63は前記連結体6
0の長手方向で間隔をおいて配列されている(図13、
図14及び図15参照)。前記各桟63の両端は相隣る
前記流下専用通路10に開口させてあり、これら桟63
内に充填板受材(図示せず)がその軸線を外気取入口の
幅方向として挿入してあり、その両端が冷却塔機枠に取
り付けられている。この形態において、これら気液接触
通路20のうち、最上段のものは2枚一組の充填材30
の上部は、中央部で窪み、両側が凸となる形状として閉
じられている。この閉じられている充填材30の上部表
面には、所定ピッチをおいて縦方向の畝310が形成さ
れている。これら畝310により、循環冷却水は前記流
下専用通路10内に案内流下することになる(図12参
照)。隣接する気液接触通路12の前記充填板30間に
前記流下専用通路10が形成されている場合には、全段
の前記流下専用通路10は気液接触通路12同様、前記
連結体60により外気取入口の全高さにわたり、相互連
通してある。これに加え、前記連結体60により前記上
下段の流下専用通路10は相互に接続され、外気取入口
の全高さにわたり、全段の流下専用通路10は相互連通
してある。前記連結体60における上下端に形成された
充填板受入れ溝部61、62間の寸法は、気液接触通路
12の中間部の幅寸法より狭く形成された気液接触通路
12の端部の幅寸法に一致しており、隣接する気液接触
通路12間の循環冷却水流下専用通路の幅寸法は、この
連結体60による接続端部において広幅としてある(図
11参照)。前記流下専用通路10に循環冷却水を供給
する供給管14が、この間接熱交換器Bの上面に沿い配
管されている。前記気液接触通路12に散布水を供給す
る流路はすくなくとも2系統に区分され、各系統の水路
は適宜空気専用通路に切替可能としてある。即ち、負荷
部(例えば、冷凍器)(図示せず)からの循環冷却水を
主管9をへて前記冷却塔A内の間接熱交換器Bにおける
前記流下専用通路10に供給する供給管14が設けてあ
り、散布水用貯水槽15から気液接触通路12へ散布水
を供給する本管16から2本の分配管17、18が分岐
している。これら分配管17、18のうち、第1の分配
管17から水平に伸びる数本の散水管19は、2系統に
区分された気液通路12a、12bのうち、一方の系統
の気液接触通路12a内に位置し、第2の分配管18か
ら水平に延びる数本の散水管20は他方の系統の気液接
触通路12b内に位置すると共に、各分配管17、18
には開閉弁21、22が設けられている。
【0011】隣接する気液接触通路12において相互接
触する波形の充填板11間に前記循環冷却水流下専用通
路10が形成され、この流下専用通路10の両側縁は前
記充填板11に形成した凹凸部により閉止され、空気が
流れにくい状態とする。必要に応じて、隣接する充填板
11の側縁同士をピンチ(図示せず)で閉じ前記流下専
用通路10の両側縁を密閉する場合もある(図8参
照)。また、この気液接触通路12と前記流下専用通路
10を交互にこの実施例では配列してあるが、これに限
定されず、その比率を略1:1から4:1程度(図示の
ものは2:1)に必要に応じ変更することもある(図9
参照)。
【0012】また、冷却能力に応じて前記熱交換器ユニ
ットの数を増減して所望の冷却能力を得る。前記気液接
触通路12の底部は散布水溜め部23としてあり、この
散布水溜め部23は前記散布水用貯水槽15に連通して
いる。一方、前記流下専用通路10から流下してくる循
環冷却水を受け取る循環冷却水受水槽24が前期散布水
用貯水槽15と仕切られてこの直交流式冷却塔Aに設け
てあり、冷却された循環冷却水は、この受水槽24に収
集された後、前記負荷部に送られ再使用される。なお、
前記循環冷却水の供給管14の配管は前記に限定され
ず、各流下専用通路10内に挿入した状態で配管する場
合もある(図10参照)。なお、この実施の形態では、
連結体60は上下段の気流接触通路20を相互に接続す
るものとして説明したが、上下段の前記流下専用通路1
0同士を接続する連結体とする場合もある。充填板11
が上段ほど外気取入口寄りに位置するように段積みされ
ている場合には、この段積みのずれに応じて前記連結体
60の上端の充填板受入れ溝部はその下端の充填板受入
れ溝部より外部取入口寄りに偏在して形成されている
(図16参照)。
【0013】この態様の作用を次に説明する。夏期にお
いては、負荷部から送られてくる温度の高い循環冷却水
を前記流下専用通路10に流すと共に、全ての気液接触
通路12に散布水を散布し、この気液接触通路12に濡
れ壁を形成し、前記循環冷却水を間接的に冷却し負荷部
へ再び供給し使用する。空気と直接接触し、気化の潜熱
で冷却された散布水は再び気液接触通路12内に散布さ
れる。この際、多段の気液接触通路12内に散布された
散布水と、前記畝に案内されて前記流下専用通路10を
流れる循環冷却水とは、前記連結体60により、完全に
仕切られ、相互に混合することはない。前記連結体によ
り、気液接触通路20を流れる散布水は、前記流下専用
通路10に流下することなく下段の気液接触通路20内
に流入する。この連結体の設置箇所において気液接触通
路の幅は狭くなっているため、流下する循環冷却水は連
結体に寄せ集められた状態で下段の気液接触通路20内
に流下する。この際、循環冷却水は空気により間接的に
冷却される。
【0014】中間期(春、秋、梅雨時)においては、前
記2系統のうち、一方の系の気液接触通路12a(又は
12b)のみに散布水を供給し、他方の系統の気液接触
通路12b(又は12a)には散布水を供給せず、空気
専用通路とし、この空気専用通路を流れる空気流は前記
循環冷却水を間接的に冷却し、自身昇温し、乾き空気と
なり、散布水を供給した気液接触通路12a(又は12
b)が生じた湿り空気とこの乾き空気をこの冷却塔Aの
排気口25下方の通風室26において混合し、過飽和空
気とならず、白煙を伴わずに大気に排気する。この際、
循環冷却水の冷却能力は夏期の際の冷却能力に対して7
0%程度となる。
【0015】冬期においては、全ての気液接触通路12
に散布水を供給せず、空気専用通路とし、この空気専用
通路を流れる空気流は前記流下専用通路10内を流下す
る循環冷却水を間接的に冷却する。この際、空気流は絶
対湿度を変えることなく加温され、乾き空気となり、前
記排気口25から白煙を伴わずに排気される。この際、
循環冷却水の冷却能力は夏期の際の冷却能力に対して3
0%〜40%となる。前記中間期、冬期においては、こ
の態様においては前記開閉弁17、18の閉止により前
記各系統の気液接触通路12a、12bを適宜空気専用
通路に切替える。この際、散布された散布水は、前記貯
水槽15に集められ、再び使用される。前記上下が開口
された中空体からなる連結体60の周壁の上下端には充
填板受入れ溝部61、62が形成され、前記上下段の気
液接触通路12はこの連結体24により相互に接続さ
れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路
12は相互連通してあり、これに加え、前記連結体60
により前記上下段の流下専用通路10は相互に接続さ
れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の流下専用通路
10は相互連通してあるため、湿り空気と、乾き空気が
混ざり合うことはよく中間期においては白煙防止機能が
弱めとして発揮され、冬期においては、白煙防止機能は
強めに発揮される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側縁が密閉されると共に、上下に開放し
    た扁平な垂直方向の相互に平行な数個の循環冷却水流下
    通路と、この循環冷却水流下通路に隣接して形成される
    と共に、散布水及び空気流が相互に直接接触して直交流
    式に流れる気液接触通路とを上下多段に有し、各気液接
    触通路は間隔をおいて垂直に配置された隣接する2枚の
    充填板間に形成され、この循環冷却水流下通路と気液接
    触通路が前記充填板によって仕切られている全体直方体
    状の間接熱交換器が内部に配備されている直交流式冷却
    塔において、上下が開口された中空体からなる連結体の
    周壁の上下端には充填板受入れ溝部が形成され、前記上
    下段の気液接触通路はこの連結体により相互に接続さ
    れ、外気取入口の全高さにわたり、全段の気液接触通路
    は相互連通してあり、前記気液接触通路に散布水を供給
    する流路はすくなくとも2系統に区分され、各系統の水
    路は適宜空気専用通路に切替可能としてあることを特徴
    とする直交流式冷却塔。
  2. 【請求項2】負荷部からの循環冷却水を前記冷却塔に供
    給する供給管が設けてあり、散布水用貯水槽から気液接
    触通路へ散布水を供給する本管から複数本の分配管が分
    岐してあり、 分配管から延びる数本の散水管は各系統の気液接触通路
    内に位置すると共に、各分配管には開閉弁が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の直交流式冷却塔。
  3. 【請求項3】前記直交流式冷却塔に散布水用上部水槽が
    設けてあり、直交流式冷却塔の散布水用貯水槽から散布
    水を前記散布水用上部水槽に送る本管からバイパス管が
    分岐して散布水復帰管としてあると共に、このバイパス
    管に流量調整弁が設けてあり、前記散布水用上部水槽に
    は少なくとも2種の高さの異なる分配管が配管してあ
    り、 前記2種の高さの異なる分配管のうちの一方の分
    配管から延びる散水管が前記2系統に区分された気液接
    触通路のうちの一方の系統の気液接触通路内に位置し、
    他方の分配管から延びる散水管は、他方の系統の気液接
    触通路内に位置することを特徴とする請求項1記載の直
    交流式冷却塔。
  4. 【請求項4】前記直交流式冷却塔に散布水用上部水槽が
    設けてあり、散布水を直交流式冷却塔の散布水用貯水槽
    から前記散布水用上部水槽に供給する本管には、容量可
    変型ポンプが接続され、この散布水用上部水槽には少な
    くとも2種の高さの異なる分配管が配管してあり、 前記2種の高さの異なる分配管のうちの一方の分配管か
    ら延びる散水管は前記2系統に区分された気液接触通路
    のうちの一方の気液接触通路内に位置し、他方の分配管
    から延びる散水管は他方の系統の気液接触通路内に位置
    することを特徴とする請求項1記載の直交流式冷却塔。
  5. 【請求項5】前記直交流式冷却塔における散布水用上部
    水槽に散布水を供給する供給管が設けてあり、この散布
    水用上部水槽の底部は、階段状に形成してあり、少なく
    とも2つの異なる段部の底部に分配管が連通して設けて
    あり、これら2種の分配管のうちの一方の分配管から延
    びる散水管は、前記2系統に区分された気液接触通路の
    うち、一方の系統の気液接触通路内に位置し、 他方の分配管から延びる散水管は、他方の系統の気液接
    触通路内に位置することを特徴とする請求項1記載の直
    交流式冷却塔。
  6. 【請求項6】前記直交流式冷却塔における散布水用上部
    水槽に散布水を供給する供給管が設けてあり、この散布
    水用上部水槽の内部は、少なくとも2室に堰により仕切
    られ、各室に連通する連通管から延びる散水管は、各気
    液接触通路内に位置することを特徴とする請求項1記載
    の直交流式冷却塔。
  7. 【請求項7】前記連結体における上下端に形成された充
    填板受入れ溝部間の寸法は、気液接触通路の中間部の幅
    寸法より狭く形成された気液接触通路の端部の幅寸法に
    一致しており、隣接する気液接触通路間の循環冷却水流
    下通路の幅寸法は、この連結体による接続端部において
    広幅としてあることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5又は6記載の直交流式冷却塔。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の冷却塔に使用されることを特徴とする直交流式冷却塔
    用の連結体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000329480A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 白煙防止機能付き冷水塔
CN101625211B (zh) 2008-07-11 2012-07-18 中冶焦耐工程技术有限公司 高温烟气管路用自然循环风冷式闸板
CN114046674A (zh) * 2022-01-05 2022-02-15 河北爱节能源科技有限公司 一种采用搪玻璃翅片管的新型闭式冷却塔
CN114111431A (zh) * 2021-12-25 2022-03-01 上海瀚显空调节能技术有限公司 可同时适用于横流冷却塔和逆流冷却塔的布水装置

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