JPH11100538A - ポリマー分散液を基剤とする水性印刷インキ及びその使用 - Google Patents

ポリマー分散液を基剤とする水性印刷インキ及びその使用

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JPH11100538A
JPH11100538A JP10220251A JP22025198A JPH11100538A JP H11100538 A JPH11100538 A JP H11100538A JP 10220251 A JP10220251 A JP 10220251A JP 22025198 A JP22025198 A JP 22025198A JP H11100538 A JPH11100538 A JP H11100538A
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Bernhard Schlarb
シュラープ ベルンハルト
Gerald Wildburg
ヴィルトブルク ゲラルト
Rau Maria Gyopar
ギュオパー ラウ マリア
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無極性プラスチック支持体及び金属箔に印刷
するのに適した新規の水性印刷インキを得る。 【解決手段】 該印刷インキは、 a)a1) ガラス転移温度−10〜+90℃を有する
ポリマーPを生じる少なくとも1種のエチレン系不飽和
モノマーAから成る混合物Mを、保護コロイドとしての
タンパク質又はタンパク質分解生成物の存在でかつ他の
添加剤の存在又は不在でラジカル共重合することによっ
て得られる水性ポリマー分散液、 a2) 必要な場合には塩基、及び必要な場合には他の
添加剤を含有する結合剤5.0〜95.0重量%、 b) 顔料1.0〜40重量%; c) ワックス0〜20重量%; d) 必要な場合には完全水混和性有機溶剤、 e) 必要な場合には他の添加剤、 f) 100重量%までの水 を含有する 【効果】 該インキは良好な湿潤付着力、湿潤汚れ抵抗
等を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリマー分散液を
基剤とする結合剤を含有する水性印刷インキ及び該印刷
インキのフレキソ印刷及びグラビア印刷のための使用に
関する。
【0002】
【従来の技術】環境保護の分野における進歩に対する一
般的努力により、特に空気の質に関する高い要求のため
に、現在、有機溶剤の含量の低減された(たとえ含有し
ていてもごく僅かの)水性印刷インキに対する要求が増
大している。水性印刷インキは、現在特に紙及びボール
紙に印刷するために使用される。しかし非吸収性表面、
例えばポリオレフィン、PVC及びポリエステルフィル
ムの形の無極性プラスチック支持体及び金属箔、例えば
アルミニウム箔に印刷するために適している水性印刷イ
ンキに対する要求が増大している。このような支持体は
一般にフレキソ又はグラビア印刷法によって印刷され
る。水性印刷インキによって印刷されたフィルム又は箔
は、それらが一般に毒性学的に安全であり、また食品包
装用にも使用されうるという利点を有する。例えばコロ
ナ放電によって前処理されたポリエチレン又はポリプロ
ピレンの無極性支持体の印刷は、支持体への印刷インキ
の付着に関連した諸問題を、特に水中でのプリントの長
期貯蔵(湿式付着)後に起す。
【0003】ヨーロッパ特許第0130336号明細書
は、水中でのプリントの貯蔵の場合にも無極性支持体へ
の良好な付着力を有しかつインキの乾燥後に良好な湿潤
汚れ抵抗を有する水性印刷インキを記載している。これ
らのインキは、コノモマーとして、水溶性脂肪族ジヒド
ラジン化合物の添加によって架橋される、エチレン系不
飽和アルデヒド及びケトンから成るポリマー分散液を基
剤とする結合剤を含有する。一方においてこれらの結合
剤は、これらを基剤とする印刷インキの製品特性に関し
て不十分であり、他方においてジヒドラジン化合物を基
剤とする結合剤は、食品用フィルムに印刷するために使
用される場合には毒物学的に安全ではない。
【0004】ドイツ国特許出願公開第3323810号
明細書は、乳化剤を含まない水性ポリマー分散液の製造
方法及び再分散性プラスチック粉末の製造及び接着剤の
製造のため、及び表面塗布助剤、繊維助剤又は紙助剤と
しての該分散液の使用を記載している。ここで使用され
る保護コロイドは、水溶性タンパク質、好ましくは塩基
性条件下で分解されたゼラチン誘導体であり、重合のp
Hは、タンパク質の等電点が到達されることも超過され
ることもないように選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、無極
性プラスチック支持体及び金属箔において使用するのに
も適している新規の水性印刷インキを提供することであ
る。特にこのような印刷インキは、水中でのプリントの
長期貯蔵の場合にも乾燥後の良好な湿潤付着力を有しな
ければならない。さらに印刷インキ中に含有された結合
剤は、良好な顔料混和性、水混和性有機溶剤の含分が低
いにも拘らず低い粘度、貯蔵中の粘度の良好な安定性、
弱い臭気(neutral odor)及び印刷適性を示さなければ
ならない。さらに該結合剤は、インキが食品用フィルム
に印刷するために使用される場合には、毒性学的に安全
でなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】意外にも、保護コロイド
としてのタンパク質又はタンパク質分解生成物の存在で
得られるポリマー分散液を基剤とする結合剤を使用する
場合には、前記目的が達成されることが判明した。
【0007】従って本発明は、 a)a1) ガラス転移温度−10〜+90℃を有する
ポリマーPを生じる少なくとも1種のエチレン系不飽和
モノマーAから成る混合物Mを、保護コロイドとしての
タンパク質又はタンパク質分解生成物の存在でかつ他の
添加剤の存在又は不在でラジカル共重合することによっ
て得られる水性ポリマー分散液、 a2) 必要な場合には塩基、及び必要な場合には他の
添加剤を含有する結合剤5.0〜95.0重量%; b) 顔料1.0〜40重量%; c) ワックス0〜20重量%; d) 必要な場合には完全水混和性有機溶剤、 e) 必要な場合には他の添加剤、 f) 100重量%までの水 を含有することを特徴とする、水性印刷インキに関す
る。
【0008】成分a): a1):ポリマーPの製造の製造のために使用されるモ
ノマー混合物Mは、ラジカル重合可能の少なくとも1種
のエチレン系不飽和モノマーA(主モノマー)50〜1
00重量%、好ましくは60〜99.9重量%、特に好
ましくは80〜99重量%及び少なくとも1種のコモノ
マーB0〜50重量%、好ましくは0.1〜40重量
%、特に好ましくは1〜20重量%を含有する。
【0009】適当なモノマーAは、α,β−モノエチレ
ン系不飽和C〜C−モノカルボン酸及びC〜C
−ジカルボン酸と炭素原子好ましくは1〜12個、特に
好ましくは1〜8個、特に1〜4個のアルカノールとの
エステル、例えばアクリル酸及び/又はメタクリル酸と
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール、イソブタノール及び2−エ
チルヘキサノールとのエステル、ビニルアルコールと炭
素原子1〜20個のモノカルボン酸とのエステル、例え
ばビニルホルメート、ビニルアセテート、ビニルプロピ
オネート、ビニル−n−ブチレート、ビニルラウレート
及びビニルステアレート、及びC−、C10−又はC
11−側鎖を有する高枝分れ飽和モノカルボン酸[バー
サテイック酸(Versatic acids)]のビニルエステル、
ビニル芳香族炭化水素、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、α−n−ブチルスチレ
ン、p−n−ブチルスチレン、p−n−デシルスチレ
ン、o−クロロスチレン又はビニルトルエン、ビニル及
びビニリデンハロゲン化物、例えば塩化ビニル及び塩化
ビニリデン、α,β−エチレン系不飽和ニトリル、例え
ばアクリロニトリル及びメタクリロニトリル、C〜C
−モノオレフィン、例えばエチレン及びプロピレン、
及び炭素原子2〜8個及びオレフィン二重結合少なくと
も2個を有する非芳香族炭化水素、例えばブタジエン、
イソプレン及びクロロプレン、及びそれらの混合物であ
る。
【0010】適当なコモノマーBの例は、アクリルアミ
ド及びメタクリルアミド及びそれらのN−アルキル化誘
導体、α,β−モノエチレン系不飽和C〜C−モノ
カルボン酸及びC〜C−ジカルボン酸及びそれらの
無水物及び半エステル、ビニルスルホン酸及びそれらの
水溶性塩及びN−ビニルピロリドンである。
【0011】他の適当なコモノマーBは、エポキシ、ヒ
ドロキシル、N−メチロール又はカルボニル官能基又は
2個の非共役エチレン系不飽和二重結合ならびにそれら
のエチレン系不飽和二重結合を有する架橋性モノマー混
合物Mは、これらの架橋性モノマー0〜40重量%、好
ましくは0〜20重量%、特に好ましくは0.2〜15
重量%を含有することができる。架橋反応は好ましくは
ポリマーが乾燥されている間に起り、架橋は熱によっ
て、必要な場合には触媒、例えばプロトン供与物質例え
ばマレイン酸、リン酸水素ジアンモニウム又は硝酸アン
モニウムの添加によって促進されうる。
【0012】架橋性モノマーBの例は、α,β−不飽和
カルボン酸とジオールとのエステル、例えばヒドロキシ
アルキルアクリレート及びヒドロキシアルキルメタクレ
ート、α,β−不飽和カルボン酸のN−ヒドロキシアル
キル化アミド、例えばN−ヒドロキシアルキル化アクリ
ルアミド及びメタクリルアミド、例えばN−メチロール
アクリルアミド及びN−メチロールメタクリルアミド、
及び少なくとも2個のビニル基、少なくとも2個のビニ
リデン基又は少なくとも2個のアルケニル基を有するモ
ノマーである。これらは、例えばアルキレングリコール
ジアクリレート、アルキレングリコールジメタクリレー
ト、例えばエチレングリコールジアクリレート、ブチレ
ングリコール1,3−ジアクリレート、ブチレングリコ
ール1,4−ジアクリレート及びプロピレングリコール
ジアクリレート、ジニビルベンゼン、ビニルメタクリレ
ート、ビニルアクリレート、アリルメタクリレート、ア
リルアクリレート、ジアリルマレエート、ジアリルフマ
レート及びメチルビスアクリルアミドを包含する。
【0013】他の架橋性モノマーBは、アクリルアミド
グリコール酸及びメタクリルアミドグリコール酸及びそ
れらのエーテル、エステル又は12個までの炭素原子を
有するアルコール、例えばアルカノールとのエチルエス
テル、例えばアクリルアミドメトキシ酢酸、メチルアク
リルアミドヒドロキシアセテート、メチルアクリルアミ
ドメトキシアセテート、メタクリルアミドメトキシ酢
酸、メチルメタクリルアミドヒドロキシアセテート、メ
チルメタクリルアミドメトキシアセテート、相応のブチ
ル及びブトキシ誘導体、ブチルアクリルアミドブトキシ
アセテート及びブチルメタクリルアミドブトキシアセテ
ートである。
【0014】他の架橋性モノマーBは、オレフィン系不
飽和ケトン又はアルデヒドである。適当な共重合性オレ
フィン系不飽和ケトン又はアルデヒドは、少なくとも1
個のアルド又はケト基及び重合体二重結合を有するモノ
マーである。特に、アクロレイン、メタクロレイン、ジ
アセトンアクリルアミド、ホルミルスチレン、好ましく
は4〜7個の炭素原子のビニルアルキルケトン、特にビ
ニルメチルケトン、ビニルエチルケトン及びビニルイソ
ブチルケトン、及び/又は式(I):
【0015】
【化1】
【0016】[式中Rは水素又はメチルであり、R
は水素又はC〜C−アルキルであり、RはC
−アルキル及びRはC〜C−アルキルであ
る]のアクリル(メタクリル)オキシアルキルプロパノ
ールが有利である。このようなアクリル(メタクリル)
オキシプロパナール[(meth)acrgloxyalkylpropana
l]は、ドイツ国特許出願公開第2722097号明細
書に記載された方法によって、式(II):
【0017】
【化2】
【0018】[式中R、R及びRは前記のものを
表わす]のβ−ヒドロキシアルキルプロパナールを、希
釈剤及び少量のスルホン酸及び鉱酸の存在でアクリル酸
又はメタクリル酸でエステル化することによって製造す
ることができる。さらにケト基を有する適当なモノマー
は、ジアセトンアクリレート、ジアセトンメタクリレー
ト、アセトニルアクリレート、2−ジヒドロキシプロピ
ルアクリレートアセチルアセテート及び1,4−ブタン
ジオールアクリレートアセチルアセテートである。アル
ド又はケト基を有しかつ重合される単位として組込まれ
るコモノマーの量は、一般に、コポリマー中のモノマー
の量に対して約0.5〜10重量%、好ましくは1〜5
重量%である。
【0019】有利な実施態様では、混合物Mは、ラジカ
ル重合可能でありかつ次の4種類から選択されるエチレ
ン系不飽和モノマーAを上記の有利な割合で含有する: −I類 アクリル酸及び/又はメタクリル酸と炭素原子1〜12
個のアルカノールとのエステル及び/又はスチレン: −II類 スチレン及び/又は共役ジエン、有利には1,3−ブタ
ジエン: −III類 ビニルハロゲン化物及び/又はビニリデンハロゲン化
物、好ましくは塩化ビニル及び/又は塩化ビニリデン: −IV類 ビニルエステル及び/又は二重結合1又は2個及び炭素
原子2〜8個を有する脂肪族炭化水素及び/又はアクリ
ル酸及び/又はメタクリル酸のエステル。
【0020】特に、I類のモノマーを含有する混合物M
が有利である。
【0021】他の有利な実施態様においては、混合物M
はラジカル重合可能でありかつ次の4種類から選択され
るエチレン系不飽和コモノマーBを上記の有利な割合で
含有する: −V類 ヒドロキシアルキルアクリレート及び/又はヒドロキシ
アルキルメタクリレート; −VI類 アクリルアミド及び/又はメタクリルアミド及びそれら
のN−アルキル誘導体; −VII類 α,β−モノエチレン系不飽和モノ−及び/又はジカル
ボン酸及びそれらの無水物及び半エステル; −VIII類 オレフィン系不飽和ケトン又はアルデヒド。
【0022】特に、V類のコモノマーを含有する混合物
Mが有利である。
【0023】特に有利な実施態様においては、混合物M
は、エチレン系不飽和モノマーAとして、メチルアクリ
レート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリ
レート又はこれらの混合物及びコモノマーBとして、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、クロトン酸、無水マレイン酸、マレイン酸及び
/又はフマル酸とC〜C10−アルカノールとの半エ
ステル及び/又はこれらの混合物を含有する。特に有利
なコモノマーはアクリル酸、メタクリル酸及びこれらの
混合物である。
【0024】ポリマーPのガラス転移温度は好ましくは
−10〜+90℃、特に0〜70℃である。該ポリマー
のガラス転移温度は示差熱分析(DTA)又は示差走査
熱量法(DSC、ASTM3418/82に記載されて
いる)によって測定することができる。
【0025】使用される保護コロイドはタンパク質又は
タンパク質分解生成物である。適当な出発タンパク質は
例えば動物源又は植物源から得られる。これらは、例え
ば動物タンパク質、例えばゼラチン、カゼイン又は魚タ
ンパク質を包含するが、これらのタンパク質は例えば
毛、角、ひずめ、かぎつめ、つめ、骨又は乳から常法に
よって得られる。植物タンパク質は、例えばイネ、コム
ギ、ジャガイモ又は脂肪種子からのタンパク質を包含
し、これらも同様に常法で得られる。タンパク質分解生
成物を製造するためには、これらの出発タンパク質を
酸、アルカリ又は酵素によって開裂させて、出発タンパ
ク質よりも小さい分子量を有するオリゴペプチド及びポ
リペプチドを生成させることができる。結合剤a)中に
本発明により含有されたポリマーPは、好ましくは保護
コロイドとしてのゼラチン又はゼラチン分解生成物の存
在で製造する。好ましくは、高分解ゼラチン誘導体、例
えばゲリータ(Gelita,Deutsche Gelalinefabrike社か
らの商標)、例えばゲリータ−Sol Dを使用する。
ポリマー分散液a1)を製造するための混合物Mは、ゼ
ラチン又はゼラチン誘導体を重合されるモノマーの重量
に対して0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜40
重量%、特に好ましくは0.5〜20重量%の量で含有
する。
【0026】本発明により使用されうる保護コロイド
は、単独の分散剤として又は他の界面活性剤との混合物
として加えてもよい。
【0027】適当な他の界面活性剤添加物は、乳化重合
において分散剤として通常使用される保護コロイド及び
乳化剤である(例えば、Houben-Weyl,Methoden der org
anischen Chemie,Volume XIV/1,Makromolekulare Stoff
e.Georg-Thieme-Verlag,Stuttgart.1961,page411〜
420に記載されている)。適当な付加的保護コロイド
の例は、ポリビニルアルコール及び部分加水分解ポリビ
ニルアセテート、ポリアクリレート、ポリビニルピロリ
ドン、セルロース及びセルロース誘導体、例えばメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース又はカルボキ
シメチルセルロース、デンプン及びデンプン誘導体、例
えばシアノアルキルエーテルデンプン、ヒドロキシアル
キルエーテルデンプン、カルボキシメチルデンプン等で
ある。適当な乳化剤は陰イオン、陽イオン及び非イオン
乳化剤である。
【0028】有利に使用される界面活性剤物質は、保護
コロイドと対比すると通常3500ダルトンよりも小さ
い相対分子量を有する乳化剤である。
【0029】使用することのできる非イオン乳化剤は、
芳香脂肪族又は脂肪族非イオン乳化剤、例えばエトキシ
ル化モノ−、ジ−及びトリアルキルフェノール(エトキ
シル化度:3〜50、アルキル基:C〜C10)、エ
トキシル化長鎖アルコール(エトキシル化度:3〜5
0、アルキル基:C〜C36)及びポリエチレンオキ
シド/ポリプロピレンオキシドブロックコポリマーであ
る。エトキシル化長鎖アルカノール(アルキル基:C
10〜C22、平均エトキシル化度:10〜50)が好
ましく、それらの中で特に、線状のC12〜C18アル
キル基及び平均エトキシル化度10〜50を有するもの
ならびにエトキシル化モノアルキルフェノールが好まし
い。
【0030】適当な陰イオン乳化剤の例は、アルキルス
ルフェート(アルキル基:C〜C 22)エトキシル化
アルカノール:(エトキシル化度:2〜50、アルキル
基:C12〜C18)及びエトキシル化アルキルフェノ
ール(エトキシル化度:3〜50、アルキル基:C
)の硫酸半エステル、アルカンスルホン酸(アルキ
ル基:C12〜C18)及びアルキルアリールスルホン
酸(アルキル基:C〜C18)のアルカリ金属及びア
ンモニウム塩である。他の適当な乳化剤は、Houben-Wey
l,Methoden der organischen Chemie,Volume XIV/1,Mak
romolekulare Stoffe.Georg-Thieme-Verlag,Stuttgart.
1961,page192〜208に記載されている。他の適当
な陰イオン乳化剤は、ビス(フェニルスルホン酸)エー
テル及び1又は2個の芳香環上にC〜C24アルキル
基を有する、前記エーテルのアルカリ金属又はアンモニ
ウム塩である。これらの化合物は一般に公知で、例えば
米国特許第4,269,749号明細書から知られてお
りかつ例えばドウファックス(Dowfax:商標名)2Al
(Dow Chemical Company)として市販されている。
【0031】適当な陽イオン乳化剤は好ましくは第四級
アンモニウムハロゲン化物、例えばトリメチルセチルア
ンモニウムクロリド、メチルトリオクチルアンモニウム
クロリド又はベンジルトリエチルアンモニウムクロリ
ド、又はN−C〜C20アルキルピリジン、−モルホ
リン又は−イミダゾールの第四級化合物、例えばN−ラ
ウリルピリジニウムクロリドである。
【0032】前記乳化剤の1つを使用する場合、この乳
化剤のそれぞれのタンパク質誘導体に対する適合性を基
礎にしてこれを選択しなければならない。乳化剤の量は
一般に、重合されるモノマーの量に対して0.01〜1
0重量%である。
【0033】水性ポリマー分散液の製造のためには、混
合物Mを、好ましくはタンパク質又はタンパク質誘導体
の存在で常法でラジカル水性乳化重合法によって重合す
る。乳化重合温度は一般に30〜95℃である。重合媒
体は水のみ又は水と水混和性液体、例えばメタノールと
の混合物から成っていてよい。好ましくは水のみを使用
する。乳化重合は、バッチ法として又は段階及び勾配手
順を含む供給法(feedprosess)の形で行なうことがで
きる。有利な手順は供給法であり、同法では初めに重合
バッチの一部を入れ、重合温度に加熱しかつ種ラテック
スの形成と共に部分的に重合し、次に重合バッチの残部
を通常は、多数の空間的に別個の供給路(その1個以上
はモノマーを純粋な形又は乳化された形で含有する)を
介して、連続的、段階的に又は濃度勾配の重ね合わせ
(superposition)によって重合ゾーンに供給し、同時
に重合を持続する。有利には、初めに取った物質及び/
又はモノマー供給物は分散媒体の表面張力を下げ、それ
によって撹拌を促進するために少量の乳化剤を含有す
る。
【0034】乳化重合においては、保護コロイドを初め
に入れるか、その若干量を初めに取って、残部を計量供
給するか又は全量を乳化重合の間に計量供給してもよ
い。重合バッチは、有利には、重合すべきモノマーの変
換が80%に達した場合には、保護コロイドの全量の少
なくとも半分を含有する。特に有利には、保護コロイド
の全量を重合において初めに使う。
【0035】重合条件下でラジカルに分解するすべての
化合物、例えば過酸化物、ヒドロペルオキシド、過酸化
水素、過硫酸塩、アゾ化合物及びレドックス触媒を重合
開始剤として使用することができる。水溶性開始剤の使
用が有利である。場合によっては、異なる重合開始剤の
混合物、例えば過酸化水素とペルオキソ二硫酸ナトリウ
ム又はペルオキソ二硫酸カリウムとの混合物を使用する
のが有利である。過酸化水素とペルオキソ二硫酸ナトリ
ウムとの混合物は、任意の所望の割合で使用することが
できる。開始剤として同様に適当な有機過酸化物はヨー
ロッパ特許出願公開第0536597号明細書に記載さ
れている。上記の重合開始剤は常用の量、例えば重合す
べきモノマーに対して0.01〜5重量%、好ましくは
0.1〜2.0重量%の量で使用する。
【0036】他の適当な開始剤はレドックス触媒であ
る。レドックス触媒は、酸化成分として少なくとも1種
の前記過化物及び還元化合物として例えばアスコルビン
酸、グルコース、ソルボース、アンモニウム又はアルカ
リ金属重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、ヒポ亜硫酸
塩、ピロ亜硫酸塩又は硫化物、金属塩、例えば鉄(I
I)イオン又は銀イオン又はヒドロキシメチルスルホキ
シル酸ナトリウムを含有する。
【0037】一般に、使用されるラジカル開始剤系の量
は、重合すべきモノマーの全量に対して0.1〜2重量
%である。重合開始剤としては、特に好ましくはアンモ
ニウム及び/又はアルカリ金属ペルオキソ二硫酸塩をそ
のままで又は結合系の一部として使用する。特に好まし
くはペルオキソ二硫酸ナトリウムを使用する。
【0038】ラジカル開始剤系は、重合容器中に全部始
めに導入するか又はラジカル水性乳化重合の過程でその
消費に応じて連続的又は段階的に使用することができ
る。特にこれは、周知のように、開始剤系の化学的性質
及び重合温度に依存する。開始剤系は好ましくは、消費
の速度で重合ゾーンに供給する。
【0039】ラジカル水性乳化重合は、一般には大気圧
で行なうが、しかしまた過圧又は減圧で行なってもよ
い。
【0040】モノマー混合物Mはまた、慣用の重合調節
剤、すなわちメルカプタン、例えばt−ドデシルメルカ
プタンの存在で重合させてもよい。この場合には該調節
剤を、混合物Mの全量に対して0.01〜5重量%の量
で使用する。
【0041】また常用の添加剤を、初めに使った混合物
中又は供給物の1つの中のポリマー分散液に又は重合の
終了後に加えることもできる。例えば分散液のpHは、
所望の場合には、酸又は塩基、例えばアルカリ金属水酸
化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属リン酸塩、ア
ルカリ金属酢酸塩、アンモニア、HCl等によって調節
することができる。他の適当な添加剤は還元剤及び漂白
剤、例えばヒドロキシメタンスルフィン酸のアルカリ金
属塩(例えばBASF AG製のロンガリット(Rongal
it:商標)C)である。
【0042】重合の終了後に、重合されるモノマーの量
に対して0.1〜5重量%の量で通常ポリマー分散液に
加えることができる物質は、遊離カルボキシル基を有す
るポリマーを架橋することができる化合物、すなわち多
価金属の塩基性化合物、例えば酸化亜鉛、酸化カルシウ
ム又は相応の水酸化物、酢酸塩又は炭酸塩又は相応の混
合塩である。他の適当な化合物は、存在するヒドロキシ
ル基を架橋する化合物、すなわち二−及び多官能価無機
酸及び酸誘導体、例えば塩化ホスホリル、アルカリ金属
トリメタリン酸塩、アルカリ金属ポリリン酸塩又はアル
カリ金属テトラホウ酸塩、二−及び多官能価有機酸、例
えばアジピン酸、クエン酸、1,2,3,4−ブタンテ
トラカルボン酸、及び純−シス−1,2,3,4−シク
ロペンタンテトラカルボン酸、二−及び多官能価有機酸
の誘導体、例えば無水物又は混合無水物、例えばジアセ
チルアジピン酸及び無水アセチルクエン酸、酸塩化物、
例えば塩化シアヌル酸、イミダゾリド及びグアニジン誘
導体及び二−及び多官能価イソシアネート、例えばヘキ
サメチレンジイソシアネート及び2,4−ジイソシアネ
ートトルエン、二−及び多官能価アルキル化剤、例えば
エピクロロヒドリン、β,β′−ジクロロエチルエーテ
ル、ジエポキシド、種々のアルデヒド又はアルデヒド誘
導体、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ア
クロレイン、2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン又
はグルタルジアルデヒドである。また、ホルムアルデヒ
ド、グリオキサール、メラミン、フェノール及び/又は
尿素を基剤とする縮合物も適当である。ホルムアルデヒ
ド及びホルムアルデヒド含有架橋剤系は毒性学的理由の
ためにあまり適当ではない。
【0043】新規水性ポリマー分散液は、一般に15〜
70重量%、好ましくは30〜60重量%の全固体分を
もって製造される。
【0044】成分a2)前記の保護コロイドの1つの存
在でのラジカル乳化重合によって得られる水性ポリマー
分散液のpHは、新規の結合剤a)を配合するために塩
基を加えることによって調節することができる。適当な
塩基の例はアンモニア、揮発性有機アミン、好ましくは
モノ−、ジ−又はトリエタノールアミン又はモノ−、ジ
−又はトリアルキルアミン、例えばエチルアミン、ジメ
チルアミン、トリメチルアミン又はトリエチルアミン、
及び環状アミン、例えばピロリジン、ピペリジン、ピペ
ラジン又はモルホリン、又はこれらの混合物である。他
の適当な塩基はアルカリ金属水酸化物、例えばNaOH
又はKOHである。好ましくはこれらの塩基の1つを、
少なくとも部分的中和のためになお遊離酸基を含むポリ
マー分散液a1)に加える。
【0045】結合剤a)はさらに常用添加剤を含有して
もよい。これらは、例えばワックス及びワックス分散液
(成分C)として次下にも記載する)を包含し、結合剤
成分としてかつ水性印刷インキの配合の間に加えること
ができる。
【0046】必要な場合には、成分a1)〜a3)中に
含有された水の量の他にさらに水を結合剤a)に加えて
もよい。好ましくは結合剤混合物を貯蔵し、水を加える
ことなく水性印刷インキに加える。
【0047】結合剤a)の粘度(4mmノズルを有する
液出カップでDIN53211により測定)は、一般に
約10〜30秒の流出時間に相当する。
【0048】可能な変法においては、前記結合剤a)の
配合を別個には行なわないが、上記の成分a1)及びa
2)を1つの段階で成分b)、c)、d)、e)及び/
又はf)と配合して新規の水性印刷インキを調製する。
【0049】成分b)水性印刷インキは、特に水性顔料
配合物の形又は水性媒体中での分散のために配合された
顔料(顔料ペースト)の形で、少なくとも1種の顔料約
1.0〜40重量%を含有する。印刷インキを製造する
ために使用されうる適当な顔料は、水性のグラビア印刷
又はフレキソ印刷用インキ用に使用することができる常
用の顔料である。
【0050】成分c)また新規の水性印刷インキを使用
するために製造された印刷フィルムの磨耗抵抗を改善す
るためには、水性印刷インキに他の成分と適合しうるワ
ックス0〜20重量%を加えることができる。適当なワ
ックスは当業者には周知である。これらは微結晶質ワッ
クス、ポリエチレンワックス等を包含し、水性分散液の
形で水性印刷インキに加えてもよい。適当な水性パラフ
ィン又はポリエチレンワックス分散液は例えばBASF
AG社製のバンフォーブ(Basophob:商標)ワックス
又はルバックス(Luwax:商標)ワックスである。前記
ワックスもまた、上述のように結合剤a)中の一成分と
して存在していてよい。
【0051】成分d)新規印刷インキは、必要な場合に
は、粘度を調節しかつ乾燥工程を促進するために水混和
性溶剤を含有していてもよい。新規印刷インキ中の有機
溶剤の量は好ましくは少量であって、結合剤a)の全重
量に対して約10重量%より多くはない。適当な水混和
性有機溶剤は、例えばC1〜C4−アルコール、例えば
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
パノール及びn−ブタノール、又はケトン、例えばメチ
ルエチルケトン又はアセトンである。好ましくはイソプ
ロパノールを使用する。
【0052】成分e)新規結合剤はまた、必要な場合に
は、他の添加剤も含有することができる。適当な他の添
加剤e)は、例えば成分a)の添加剤として上に挙げた
界面活性物質であり、好ましくは非イオン及び/又は陰
イオン乳化剤を使用する。
【0053】さらに適当な添加剤e)は、例えば疎水性
シリコーン化合物を基剤とする消泡剤であり、これは主
として脂肪族の炭化水素と組合わせて使用することもで
きる。これらは、例えば Muenzing DS Chemie GmbH 社
製のノプコ(NOPCO:商標)8034−E及びアギ
タン(Agitan:商標)281を包含する。
【0054】所望ならばまた、水の追加量を新規水性印
刷インキ中に導入してもよい。
【0055】印刷インキの配合、特に顔料配合物との混
合又は無機又は有機顔料と一緒の磨砕は、常用の混合及
び磨砕装置を用いて行なうことができる。特に、水性媒
体又は水性顔料配合物中での分散のために特定の仕上工
程で処理された顔料を使用するのが有利である。これに
よって得られた印刷インキの乾燥時間は一般に約60℃
で約1〜4分である。
【0056】新規印刷インキは、保存寿命、光沢の付
与、付着強さ、印刷プレスに対する挙動、特に湿潤汚れ
抵抗及び臭気中性(odor neutrality)に関する一定の
品質を有する。該印刷インキは好ましくは、フレキソ印
刷及び水性グラビア印刷において、紙、特に非孔質表面
を有する支持体、例えばプラスチックフィルム及び金属
箔に印刷するために使用する。次に本発明を、非限定的
例により説明する。
【0057】
【実施例】
a)分散液の製造 例1〜5による新規の分散液及び比較例1及び2による
分散液(ゼラチン誘導体を加えない)の製造のために、
初めに入れた混合物を撹拌器及び環流凝縮器を有する反
応容器で85℃に加熱し、供給物1 5重量%、供給物
2 10重量%、供給物3 10重量%及び存在する場
合には、供給物4 20重量%を加えた。初期重合を8
5℃で15分間行ない、その後供給物1,2,3及び4
(存在する場合)の計量供給を始めた。前記の供給物の
添加は3時間(供給物1及び2)又は3.5時間(供給
物3及び4)にわたり連続的に行なう。次いで重合を8
5℃で1時間続ける。次にt−ブチルヒドロペルオキシ
ド2.9g及びロンガリット(Rongalit:商標)C(B
ASF AG社製の、ヒドロキシメタンスルフィン酸を
基剤とする還元剤)2gを、60分間にわたって加える
ことによって該バッチを脱臭する。生成する水性ポリマ
ー分散液の固体含分をDIN53189により測定す
る。容器及び供給物の含有物の組成を第1表に示し、分
散液の組成を第2表に記載する。
【0058】
【表1】
【0059】 略語:NH3 アンモニア(水中の25重量%溶液) NaOH 酸化ナトリウム(水中の25重量%溶液) n−BA n−ブチルアクリレート t−BHP t−ブチルヒドロペルオキシド MAA メタクリル酸 MMA メタクリル酸メチル NaPS ペルオキソ二硫酸ナトリウム NLS ラウリル硫酸ナトリウム(水中の15重量%溶液)
【0060】
【表2】
【0061】b)印刷インキの製造 印刷インキを製造するために、第3表記載の添加剤を用
い、溶解機(800〜1000rpm)によって15分
間撹拌して水性分散液を配合する。
【0062】
【表3】
【0063】c)性能特性 印刷インキ1〜5及びV1及びV2を、6μmナイフコ
ーターによってコロナ前処理したポリエチレンフィルム
(Thermopack 社製のLDPE−White、表面張力40m
N/m)に塗布し、乾燥機で60℃で2分間乾燥した。
【0064】−付着力(第4表) 付着力は、テサ(Tesa:商標)剥離法によって%で評価
する。粘着性フィルム(テサフィルム(Tesafilm:商
標)104−Beiersdorf AG社製)の幅2
0〜25mmのストリップを、試験すべきプリントに貼
り付け、一様に加圧しかつ急激に剥離する。この試験
は、1.乾燥後及び2.水中での貯蔵後に行なう。分離
した面積を全面積の%で表わす。
【0065】−湿潤付着(第4表) 湿潤付着を測定するためには、乾燥塗膜を水を含むバケ
ット中に置く。
【0066】水中の塗膜を親指で静かに摩擦することに
よって、湿潤塗膜が支持体から摩擦除去されうるか否か
を評価することができる。この試験は水中での30分間
及び1時間の貯蔵後に行なう。
【0067】評価: 良好=磨耗なし 中度=相当な磨耗あり 不良=全フィルムが摩擦除去される −湿潤擦りきず抵抗、湿潤圧潰抵抗(Crumple resistan
ce)(第4表) 湿潤擦りきず及び圧潰抵抗は、湿潤状態における同様的
摩擦及び圧潰(Crumpling)による強い機械的応力に対
するプリントの抵抗力を意味すると解釈する。
【0068】これらの試験は、湿潤付着試験後に水作用
下の塗膜に対して円形状に20回塗膜を摩擦するという
手順によって行なう。
【0069】評価 目視評価を行なって、プリントがどの程度まで損傷され
たかどうかを測定する: 1=プリントは申分ない、擦りきず又は圧潰の跡は認め
られない 2=プリントはわずかな擦りきず跡を示す。
【0070】3=プリントは数箇所で擦りきずを生じ
る。
【0071】4=プリントは相当に擦りきずを生じる。
【0072】5=プリントは完全に摩擦除去される。
【0073】1又は2の等級が得られるならば、プリン
トは湿潤擦りきず及び圧潰に対して抵抗力があると考え
る。
【0074】−湿潤汚れ抵抗(第4表) 湿潤汚れ抵抗は、ぬぐい取り(Wiping)によって形成さ
れるわずかな機械的応力に対するプリントの抵抗力を意
味すると解決される。極めて湿潤しているプリントを、
平滑な堅い表面上に置く。柔軟な(無付香の)、湿り紙
クロスを用いて弱い圧力下でぬぐい取りを同じ方向に5
0回行なう。
【0075】評価 目視評価を行なって、紙がどの程度まで汚されたか又は
プリントが表面からぬぐい取られたかどうかを測る: 1=プリントは申分なく、紙は少しの汚れを示す 2=プリントは、紙と同様にわずかな汚れ跡を示す 3=プリントは汚れ部分を示し、紙はわずかに汚れる 4=プリントは相当に汚れる、紙は相当に汚れる 5=印刷インキは完全に汚れる、紙は著しく汚れる −光沢(第4表) 光沢は目視により評価した。
【0076】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリア ギュオパー ラウ ドイツ連邦共和国 ハスロッホ ハインケ ルシュトラーセ 14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性印刷インキにおいて、 a)a1) ガラス転移温度−10〜+90℃を有する
    ポリマーPを生じる少なくとも1種のエチレン系不飽和
    モノマーAから成る混合物Mを、保護コロイドとしての
    タンパク質又はタンパク質分解生成物の存在でかつ他の
    添加剤の存在又は不在でラジカル共重合することによっ
    て得られる水性ポリマー分散液、 a2) 必要な場合には塩基、及び必要な場合には他の
    添加剤;を含有する結合剤5.0〜95.0重量%; b) 顔料1.0〜40重量%; c) ワックス0〜20重量%; d) 必要な場合には完全水混和性有機溶剤、 e) 必要な場合には他の添加剤、 f) 100重量%までの水 を含有することを特徴とする、水性印刷インキ。
  2. 【請求項2】 混合物Mが、ラジカル重合可能な、少な
    くとも1種のエチレン系不飽和モノマーA50〜100
    重量%及び少なくとも1種のコモノマーB0〜50重量
    %を含有する、請求項1記載の印刷インキ。
  3. 【請求項3】 モノマーAを、α,β−不飽和C〜C
    −モノカルボン酸及びC〜C−ジカルボン酸のエ
    ステル、ビニルアルコールとC〜C20−モノカルボ
    ンとのエステル、ビニル芳香族炭化水素、ビニルハロゲ
    ン化物、ビニリデンハロゲン化物、α,β−エチレン系
    不飽和ニトリル、C〜C−モノオレフィン、少なく
    とも2個のオレフィン二重結合を有する非芳香族炭化水
    素及びそれらの混合物から選択する、請求項1又は2記
    載の印刷インキ。
  4. 【請求項4】 モノマーAを、アクリル酸又はメタクリ
    ル酸とメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
    ソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール及び
    2−エチルヘキサノールとのエステル、ビニルホルメー
    ト、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニル
    ラウレート、ビニルステアレート、C −、C10−及
    びC11−側鎖を有する高枝分れ飽和モノカルボン酸
    [バーサティック酸(Versatic acid)]のビニルエス
    テル、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
    レン、α−n−ブチルスチレン、p−n−ブチルスチレ
    ン、p−n−デシルスチレン、o−クロロスチレン、ビ
    ニルトルエン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロ
    ニトリル、メタクリロニトリル、エチレン、プロピレ
    ン、1,3−ブタジエン、イソプレン、クロロプレン及
    びそれらの混合物、好ましくはメチルアクリレート、エ
    チルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチ
    ルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート及びそ
    れらの混合物から選択する、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の印刷インキ。
  5. 【請求項5】 混合物Mが、ヒドロキシアルキルアクリ
    レート及びメタクリレート、アクリルアミド及びメタク
    リルアミド及びそれらのN−アルキル誘導体、α,β−
    モノエチレン系不飽和C〜C−モノカルボン酸及び
    〜C−ジカルボン酸及びそれらの無水物及び半エ
    ステル、オレフィン系不飽和ケトン及びアルデヒド及び
    それらの混合物から選択された少なくとも1種のコモノ
    マーBを含有する、請求項1から4までのいずれか1項
    記載の印刷インキ。
  6. 【請求項6】 コモノマーBを、アクリル酸、メタクリ
    ル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン
    酸、無水マレイン酸、マレイン酸及びフマル酸とC
    10−アルコールとの半エステル及びこれらの混合物
    から選択する、請求項1から5までのいずれか1項記載
    の印刷インキ。
  7. 【請求項7】 コモノマーBを、アクリル酸、メタクリ
    ル酸及びそれらの混合物から選択する、請求項1から6
    までのいずれか1項記載の印刷インキ。
  8. 【請求項8】 混合物Mを、重合されるモノマーの量に
    対して0.1〜50重量%のタンパク質又はタンパク質
    分解生成物の存在で重合する、請求項1から7までのい
    ずれか1項記載の印刷インキ。
  9. 【請求項9】 混合物Mを、保護コロイドとしてのゼラ
    チン又はゼラチン誘導体の存在で重合する、請求項8記
    載の印刷インキ。
  10. 【請求項10】 ポリマーPのガラス転移温度が少なく
    とも0℃でありかつ70℃以下である、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の印刷インキ。
  11. 【請求項11】 完全水混和性有機溶剤a3)がC
    −アルカノール又はC〜C−アルカノールの混
    合物である、請求項1から10までのいずれか1項記載
    の印刷インキ。
  12. 【請求項12】 4mmノズルを有する流出カップでD
    IN53211により測定した結合剤a)の粘度が10
    〜30秒の流出時間に相当する、請求項1から11まで
    のいずれか1項記載の印刷インキ。
  13. 【請求項13】 フレキソ印刷及びグラビア印刷のため
    の、請求項1から12までのいずれか1項記載の印刷イ
    ンキの使用。
  14. 【請求項14】 紙、プラスチックフィルム又は金属箔
    に印刷するための、請求項1から12までのいずれか1
    項記載の印刷インキの使用。
JP10220251A 1997-08-04 1998-08-04 ポリマー分散液を基剤とする水性印刷インキ及びその使用 Withdrawn JPH11100538A (ja)

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