JPH111082A - Icカードおよびicカードの製造方法 - Google Patents
Icカードおよびicカードの製造方法Info
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- JPH111082A JPH111082A JP15387897A JP15387897A JPH111082A JP H111082 A JPH111082 A JP H111082A JP 15387897 A JP15387897 A JP 15387897A JP 15387897 A JP15387897 A JP 15387897A JP H111082 A JPH111082 A JP H111082A
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Abstract
いICカードおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 このICカードは、上部シート1とコア
部シート2と底部シート3との三層積層構造となってい
る。底部シート3の上側には、コア部シート2が重ねら
れており、コア部シート2の上側には、上部シート1が
重ねられている。コア部シート2には、凹部4が形成さ
れており、この凹部4にICモジュール5が埋設されて
いる。そして、底部シート3とコア部シート2との間、
コア部シート2と上部シート1との間およびICモジュ
ール5と凹部4との間には、充間剤6,7,8がそれぞ
れ充填されており、充間剤6,7,8が60℃以下の常
温で硬化させられることにより底部シート3とコア部シ
ート2およびコア部シート2と上部シート1が固着され
ている。
Description
ICカードの製造方法に関する。
ュータを利用した電子機器の外部記憶装置として、フロ
ッピーディスク、カセットテープ等の磁気記憶媒体が広
く利用されている。ところが近年では、小型化や取り扱
い易さを図るべく、RAM、ROM等の半導体メモリー
を備えたカード状、あるいはパッケージ状の記憶媒体が
用いられてきている。
ャッシュカード等のカード状の記憶媒体においては、磁
気カードに変わるものとして、カード素材にマイクロプ
ロセッサーやRAM、ROM等の半導体メモリーを含む
ICモジュールを搭載するICカードが開発されてい
る。この種のICカードは、接触型と非接触型とがある
が、いずれの場合も情報記憶量が非常に大きく、かつセ
キュリティ性を有するという点で優れている。
は、読取装置や書込装置などの機械に挿入して、中波
帯、マイクロ波帯などの電波の交信を行うことによっ
て、物理的に接触することなくデータの読み書きをする
ことができる。このような非接触式ICカードは、IC
モジュールがカード内に実装された構造となっている。
ICモジュールは、ICチップ、バッテリー、メモリ
ー、アンテナ等から構成されいるため、複雑な形状とな
っている。
製造方法としては、従来、熱ラミネート方式と射出成形
方式とが提案されている。熱ラミネート方式は、樹脂シ
ートにICモジュールを実装するための孔を打ち抜き、
その孔内にICモジュールを実装した後、その樹脂シー
トの上下に樹脂シートを重ね合わせて加熱圧縮を行い一
体化する方法である。一方、射出成形方式は、金型内に
ICモジュールを固定し、金型を閉じた後、金型キャビ
ティ内に樹脂を射出する方法である。
方式では、加熱圧縮を行ったときに、ICモジュールを
構成するアンテナやコイルなどの金属と樹脂シートとの
熱収縮率の違いによって、成形されたカードの表面にI
Cモジュールの跡が凹凸となって現れる。また、加熱を
行うことによりカードが湾曲してしまう。また、カード
表面のラベルシートが熱によって劣化するという問題が
ある。
圧力によって、金型内に固定されたICモジュールが破
損するおそれがある。なお、射出圧縮を行う場合は、金
型キャビティを圧縮するため、この圧縮によりICモジ
ュールが破損するおそれもある。また、射出成形で作製
したカードには、カード厚さが均一でなかったり、カー
ドが湾曲したりする問題もある。また、熱ラミネート方
式と同様に金属と樹脂シートとの熱収縮率の違いによっ
て、成形されたカードの表面に凹凸が現れる。
ものであり、表面平滑性に優れ、かつ平坦な見栄えの美
しいICカードおよびその製造方法を提供することを目
的とする。
め、本発明に係るICカードは、底部シートと、上記底
部シートの一方の面上に重ねられ、凹部を有するコア部
シートと、上記コア部シートの上記底部シートに重ねら
れた面と反対側の面上に重ねられる上部シートとの積層
構造になっており、上記凹部に埋設されるICモジュー
ルを備えるICカードにおいて、上記底部シートと上記
コア部シートとの間および上記コア部シートと上記上部
シートとの間に充間剤が充填されていることを特徴とす
る。この構成では、底部シートとコア部シートとの間お
よびコア部シートと上部シートとの間に充間剤が充填さ
れているため、カード表面に生じる凹凸を低減すること
ができる。また、カードを上下からプレスすることによ
りカードの厚さを制御するのが容易であるため、作製す
るカードの厚さを均一にすることができる。
に記載のICカードにおいて、上記充間剤の硬化収縮率
が8%以下であることを特徴とする。この構成では、底
部シートとコア部シートとの間およびコア部シートと上
部シートとの間に充填されている充間剤と、ICモジュ
ールを構成するアンテナやコイルなどの金属との収縮率
の違いが少ないため、カード表面に生じる凹凸をさらに
低減することができる。
または請求項2に記載のICカードにおいて、60℃以
下の温度で硬化させられた上記充間剤が充填されている
ことを特徴とする。この構成では、充間剤が高温で硬化
させられることがないため、カード表面を形成する上部
シートの熱による劣化やカードのねじれ、湾曲を防ぐこ
とができる。また、製造過程でシートを高温で加熱する
必要がないため、PVC(ポリ塩化ビニル)、PET
(ポリエチレンテレフタラート)、ABS(アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、PC(ポリ
カーボネート)、紙などの多くのものを素材とするシー
トでカードを構成することができる。
ないし請求項3のいずれかに記載のICカードにおい
て、上記充間剤が紫外線硬化型嫌気性接着剤であること
を特徴とする。この構成では、水銀ランプ等で紫外線を
照射することによって、充間剤を短時間で硬化させてカ
ードを作製することができる。
ないし請求項3のいずれかに記載のICカードにおい
て、上記充間剤がエポキシ樹脂であることを特徴とす
る。
ないし請求項5のいずれかに記載のICカードの製造方
法であって、上記底部シートの一方の面上に上記充間剤
を塗布した上に、上記凹部を有する上記コア部シートの
一方の面を貼り合わせて、上記凹部に上記ICモジュー
ルを実装した後、上記コア部シートの他方の面上に上記
充間剤を塗布し、その上に上記上部シートの一方の面を
貼り合わせることによりICカードを成形することを特
徴とする。この方法によれば、製造時におけるICモジ
ュールの破損を低減することができる。
実施形態について説明する。 (1) ICカードの構成 まず、図1は本発明の実施形態に係るICカードの構成
を示す。同図に示すように、このICカードは、上部シ
ート1とコア部シート2と底部シート3との三層積層構
造となっている。底部シート3の上側には、コア部シー
ト2が重ねられており、コア部シート2の上側には、上
部シート1が重ねられている。
シート3の素材としては、PVC(ポリ塩化ビニル)、
PET(ポリエチレンテレフタラート)、ABS(アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、PC
(ポリカーボネート)、紙など多くのものを用いること
ができる。
ット印刷法などにより必要な印刷がなされている。コア
部シート2は、上部シート1および底部シート3より肉
厚が大きくなっている。また、コア部シート2には、凹
部4が形成されており、この凹部4にICモジュール5
が埋設されている。ICモジュール5は、ICチップ、
バッテリー、メモリー、アンテナ等から構成されてい
る。
びコア部シート2と上部シート1との間には、充間剤
6,7がそれぞれ充填されている。そして、充間剤6,
7が硬化させられることにより底部シート3とコア部シ
ート2およびコア部シート2と上部シート1が固着され
ている。また、ICモジュール5と凹部4との間には、
充間剤8が充填されており、充間剤8が硬化させられる
ことによりICモジュール5はコア部シート2に埋設さ
れている。充間剤6,7,8には、エポキシ樹脂や紫外
線硬化型嫌気性接着剤などの硬化収縮率の小さい(8%
以下)ものを用いるとよい。
図2に示すように、底部シート3の上面に充間剤6を均
一に塗布する。そして、図3に示すように、凹部4が打
ち抜きによって形成されたコア部シート2を塗布された
充間剤6上に貼り合わせる。この後、ICモジュール5
を凹部4に埋設し、ICモジュール5と凹部4との間に
充間剤8を充填する。そして、図1に示すように、コア
部シート2の上面およびICモジュール5の上部に充間
剤7を均一に塗布した上に上部シート1を貼り合わせ
る。
常温で硬化させる。そして、上部シート1の上面にオフ
セット印刷法などにより印刷を行った後、カード用の打
ち抜き機によってカードの形状に打ち抜く。このように
してICカードを作製する。
ト2との間、コア部シート2と上部シート1との間およ
びICモジュール5と凹部4との間に充間剤6,7,8
がそれぞれ充填されているため、ICモジュール5を構
成するアンテナやコイルなどの金属と、上部シート1、
コア部シート2および底部シート3との熱収縮率の違い
によるカード表面の凹凸を低減することができる。ま
た、カードを上下からプレスすることによりカードの厚
さを制御するのが容易であるため、作製するカードの厚
さを均一にすることができる。
さいため、ICモジュール5を構成するアンテナやコイ
ルなどの金属と、上部シート1、コア部シート2および
底部シート3との熱収縮率の違いによるカード表面の凹
凸をさらに低減できる。また、充間剤6,7,8が60
℃以下の常温で硬化させられているため、作製されたカ
ードが湾曲したり、カードの表面のラベルとなる上部シ
ート1が劣化したりすることがない。
び底部シート3とが充間剤6,7で固着された積層構造
となっているため、従来のカードに比べて気密性が高
く、機械的強度や耐久性に優れている。
ュール5に過度の力が加わることがないため、ICモジ
ュール5の破損するおそれが少なく、収率は射出成形に
比べて格段に優れている。また、充間剤6,7,8を6
0℃以下の常温で硬化させているため、PVC、PE
T、ABS、PC、紙などの多くのものをシート素材と
してICカードを作製することができる。
た場合、上述のICカードは低コストで生産することが
できる。また、PVCは装飾の点で優れており、カード
表面へのエンボス、磁気ストライプの貼り付け、カード
プリンタでの転写、ホログラムの貼り付けなども容易に
行うことができる。
硬質塩化ビニルシートを使用し、その上面に1〜5μm
厚のエポキシ樹脂(粘度10000cP(25℃)、硬
化収縮率4%)を充間剤6として均一に塗布した。そし
て、打ち抜き機で直径16mmの凹部4が形成された厚さ
540μmの白色硬質塩化ビニルシートをコア部シート
2として貼り合わせた。この後、直径15mmの非接触式
ICモジュール(ICチップの面積1mm2、コイル50
ターン巻)をICモジュール5として凹部4に埋設し、
エポキシ樹脂を充間剤8として凹部4に充填した。そし
て、コア部シート2の上面およびICモジュール5の上
部に充間剤7としてエポキシ樹脂を均一に塗布し、その
上に白色硬質塩化ビニルシートを上部シート1として貼
り合わせた。
m2)を加えた後、ステンレス板にて狭持し、60℃で1
時間以上加熱しエポキシ樹脂を硬化させた。この後、カ
ード表面に膜厚0.5μmでカード表面全体にオフセッ
ト法で後印刷を行った。そして、カード用の打ち抜き機
でカード形状に打ち抜いてICカードを作製した。この
ようにして、ICモジュールの跡がカード表面に凹凸と
して現れることがなく、外観的に見栄えがよく、高品質
なICカードを作製することができた。
の透明ポリエチレンテレフタラートシートを使用し、そ
の上面に1〜5μm厚の紫外線硬化型嫌気性接着剤(粘
度5000cP、硬化収縮率7%)を充間剤6として均
一に塗布した。そして、打ち抜き機で直径16mmの凹部
4が形成された厚さ540μmの白色硬質塩化ビニルシ
ートをコア部シート2として貼り合わせた。この後、直
径15mmの非接触式ICモジュール(ICチップの面積
1mm2、コイル50ターン巻)をICモジュール5とし
て凹部4に埋設し、紫外線硬化型嫌気性接着剤を充間剤
8として凹部4に充填した。そして、コア部シート2の
上面およびICモジュール5の上部に充間剤7として紫
外線硬化型嫌気性接着剤を均一に塗布し、その上に透明
ポリエチレンテレフタラートシートを上部シート1とし
て貼り合わせた。
m2)を加えた後、水銀ランプで紫外線を10秒間照射し
て紫外線硬化型嫌気性接着剤を硬化させた。この後、カ
ード表面に1〜3μmの塩化ビニル/酢酸ビニル共重合
樹脂を受像層として塗布し、膜厚0.5μmでカード表
面全体にオフセット法で後印刷を行った。そして、カー
ド用の打ち抜き機でカード形状に打ち抜いてICカード
を作製した。このようにして、ICモジュールの跡がカ
ード表面に凹凸として現れることがなく、外観的に見栄
えがよく、高品質なICカードを作製することができた
カード表面の凹凸が少なく平面平滑性に優れており、か
つ平坦な見栄えの美しいICカードを提供することがで
きる。
図である。
ト上に充間剤が塗布された状態を示す側断面図である。
態にICモジュールが実装されたコア部シートが貼り合
わされた状態を示す側断面図である。
4…凹部、5…ICモジュール、6…充間剤、7…充間
剤、8…充間剤
Claims (6)
- 【請求項1】 底部シートと、 上記底部シートの一方の面上に重ねられ、凹部を有する
コア部シートと、 上記コア部シートの上記底部シートに重ねられた面と反
対側の面上に重ねられる上部シートとの積層構造になっ
ており、 上記凹部に埋設されるICモジュールを備えるICカー
ドにおいて、 上記底部シートと上記コア部シートとの間および上記コ
ア部シートと上記上部シートとの間に充間剤が充填され
ていることを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 上記充間剤の硬化収縮率が8%以下であ
ることを特徴とする請求項1に記載のICカード。 - 【請求項3】 60℃以下の温度で硬化させられた上記
充間剤が充填されていることを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載のICカード。 - 【請求項4】 上記充間剤が紫外線硬化型嫌気性接着剤
であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
れかに記載のICカード。 - 【請求項5】 上記充間剤がエポキシ樹脂であることを
特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
ICカード。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載のICカードの製造方法であって、 上記底部シートの一方の面上に上記充間剤を塗布した上
に、上記凹部を有する上記コア部シートの一方の面を貼
り合わせて、上記凹部に上記ICモジュールを実装した
後、 上記コア部シートの他方の面上に上記充間剤を塗布し、
その上に上記上部シートの一方の面を貼り合わせること
によりICカードを成形することを特徴とするICカー
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15387897A JPH111082A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | Icカードおよびicカードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15387897A JPH111082A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | Icカードおよびicカードの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH111082A true JPH111082A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15572089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15387897A Pending JPH111082A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | Icカードおよびicカードの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH111082A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002042067A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 非接触型データキャリア及び非接触型データキャリアを有する冊子 |
| JP2002042068A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 非接触型データキャリア及び非接触型データキャリアを有する冊子 |
| JP2002294197A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型icメディア貼り合わせ用接着剤 |
| KR102242063B1 (ko) * | 2019-11-04 | 2021-05-12 | (주)비티비엘 | 품질이 우수한 휴대용 카드 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15387897A patent/JPH111082A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002042067A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 非接触型データキャリア及び非接触型データキャリアを有する冊子 |
| JP2002042068A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 非接触型データキャリア及び非接触型データキャリアを有する冊子 |
| JP2002294197A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型icメディア貼り合わせ用接着剤 |
| KR102242063B1 (ko) * | 2019-11-04 | 2021-05-12 | (주)비티비엘 | 품질이 우수한 휴대용 카드 |
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Legal Events
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060606 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060807 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060926 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070213 |