JPH1111160A - 防振材用ブラケット - Google Patents
防振材用ブラケットInfo
- Publication number
- JPH1111160A JPH1111160A JP17062397A JP17062397A JPH1111160A JP H1111160 A JPH1111160 A JP H1111160A JP 17062397 A JP17062397 A JP 17062397A JP 17062397 A JP17062397 A JP 17062397A JP H1111160 A JPH1111160 A JP H1111160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding member
- mounting member
- vibration
- mounting
- friction stir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/12—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
- B23K20/122—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保持部材と取付け部材の接合部の強度低下や
寸法精度の低下がなく、しかも車体の振動等によって接
合部の接合が緩むこともない防振材用ブラケットを提供
する。 【解決手段】 円筒状の防振材40の外周部を包囲して
該防振材を外周締付け状態に保持する金属製の保持部材
2と、保持部材を車体等の取付け側に取り付ける金属製
の取付け部材3とに分割構成され、保持部材2と取付け
部材3とが摩擦撹拌接合により接合一体化されてなる。
寸法精度の低下がなく、しかも車体の振動等によって接
合部の接合が緩むこともない防振材用ブラケットを提供
する。 【解決手段】 円筒状の防振材40の外周部を包囲して
該防振材を外周締付け状態に保持する金属製の保持部材
2と、保持部材を車体等の取付け側に取り付ける金属製
の取付け部材3とに分割構成され、保持部材2と取付け
部材3とが摩擦撹拌接合により接合一体化されてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばエンジンを
車体に取り付ける場合などにおいて用いられる、アルミ
ニウム(その合金を含む、以下同じ)等の金属製の防振
材用ブラケットに関する。
車体に取り付ける場合などにおいて用いられる、アルミ
ニウム(その合金を含む、以下同じ)等の金属製の防振
材用ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の防振材用ブラケットは、円筒状
の防振材を保持する保持部と、車体等の取付け側に取り
付けられる取付け部とを有する三次元形状を有してお
り、従来は、鋳物・ダイキャスト製のものが主流であっ
た。しかし、鋳物・ダイキャスト製のブラケットでは、
強度的に不安があった。
の防振材を保持する保持部と、車体等の取付け側に取り
付けられる取付け部とを有する三次元形状を有してお
り、従来は、鋳物・ダイキャスト製のものが主流であっ
た。しかし、鋳物・ダイキャスト製のブラケットでは、
強度的に不安があった。
【0003】そのため、近時、図7に示されるように、
ブラケット(51)を、保持部材(52)と取付け部材(5
3)とに分割構成し、それぞれをボルトナットの締結に
より、あるいはMIG、TIG等の溶融溶接により接合
一体化させたものが提供されるようになってきている
(例えば特開平8−200443号)。
ブラケット(51)を、保持部材(52)と取付け部材(5
3)とに分割構成し、それぞれをボルトナットの締結に
より、あるいはMIG、TIG等の溶融溶接により接合
一体化させたものが提供されるようになってきている
(例えば特開平8−200443号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保持部
材(52)と取付け部材(53)とをボルトナットの締結に
より接合する場合は、車体の振動等によって接合が緩み
やすく、経時的に接合強度の低下を招くという欠点があ
った。
材(52)と取付け部材(53)とをボルトナットの締結に
より接合する場合は、車体の振動等によって接合が緩み
やすく、経時的に接合強度の低下を招くという欠点があ
った。
【0005】また、MIG、TIG等の溶融溶接により
接合一体化した場合には、溶接の溶け込み深さが浅いう
え、保持部材(52)及び取付け部材(53)の接合部の溶
融を伴うためにこの部分が熱的影響を受けやすく、接合
部の強度低下や熱歪みによる寸法精度の低下を招来しや
すいという欠点があった。
接合一体化した場合には、溶接の溶け込み深さが浅いう
え、保持部材(52)及び取付け部材(53)の接合部の溶
融を伴うためにこの部分が熱的影響を受けやすく、接合
部の強度低下や熱歪みによる寸法精度の低下を招来しや
すいという欠点があった。
【0006】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、保持部材と取付け部材の接合
部の強度低下や寸法精度の低下がなく、しかも車体の振
動等によって接合部の接合が緩むこともない防振材用ブ
ラケットの提供を課題とする。
てなされたものであって、保持部材と取付け部材の接合
部の強度低下や寸法精度の低下がなく、しかも車体の振
動等によって接合部の接合が緩むこともない防振材用ブ
ラケットの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、円筒状の防
振材の外周部を包囲して該防振材を外周締付け状態に保
持する金属製の保持部材と、保持部材を車体等の取付け
側に取り付ける金属製の取付け部材とに分割構成され、
かつ、該保持部材と取付け部材とが摩擦撹拌接合により
接合一体化されてなることを特徴とする防振材用ブラケ
ットによって解決される。
振材の外周部を包囲して該防振材を外周締付け状態に保
持する金属製の保持部材と、保持部材を車体等の取付け
側に取り付ける金属製の取付け部材とに分割構成され、
かつ、該保持部材と取付け部材とが摩擦撹拌接合により
接合一体化されてなることを特徴とする防振材用ブラケ
ットによって解決される。
【0008】即ち、保持部材と取付け部材とをボルトナ
ットの締結により接合する場合のように、車体の振動等
によって接合が緩み、経時的に接合強度の低下を招くこ
とがなく、またMIG、TIG等の溶融溶接の場合のよ
うな熱影響等による接合部の強度低下や熱歪みによる寸
法精度の低下の問題もない。
ットの締結により接合する場合のように、車体の振動等
によって接合が緩み、経時的に接合強度の低下を招くこ
とがなく、またMIG、TIG等の溶融溶接の場合のよ
うな熱影響等による接合部の強度低下や熱歪みによる寸
法精度の低下の問題もない。
【0009】上記において、保持部材と取付け部材とが
機械的に接合された状態で、摩擦撹拌接合されるのが、
接合強度のさらなる増大を図り得る点で望ましい。
機械的に接合された状態で、摩擦撹拌接合されるのが、
接合強度のさらなる増大を図り得る点で望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0011】図1〜3はこの発明の一実施形態を示すも
のである。これらの図において、(1)は防振材用ブラ
ケットであり、該防振材用ブラケット(1)は、保持部
材(2)と取付け部材(3)とを備え、これら2部材に
よって構成されている。保持部材(2)及び取付け部材
(3)は、いずれもアルミニウム製の押出型材を所定長
さ単位に切断して得られる押出型材スライス切断品から
なる。具体的には保持部材(2)はJIS6N01−T
5材により、取付け部材(3)はJIS6061−T6
材によりそれぞれ形成されている。このように、保持部
材(2)と取付け部材(3)をアルミニウムで製作する
ことにより、軽量で高剛性のブラケットとすることがで
きる。
のである。これらの図において、(1)は防振材用ブラ
ケットであり、該防振材用ブラケット(1)は、保持部
材(2)と取付け部材(3)とを備え、これら2部材に
よって構成されている。保持部材(2)及び取付け部材
(3)は、いずれもアルミニウム製の押出型材を所定長
さ単位に切断して得られる押出型材スライス切断品から
なる。具体的には保持部材(2)はJIS6N01−T
5材により、取付け部材(3)はJIS6061−T6
材によりそれぞれ形成されている。このように、保持部
材(2)と取付け部材(3)をアルミニウムで製作する
ことにより、軽量で高剛性のブラケットとすることがで
きる。
【0012】前記保持部材(2)は、周方向の一か所が
分断されて軸方向に延びる開口部(4)が形成されたC
字状の円弧状周壁からなる保持部本体(21)と、該保
持部本体(21)の開口部(4)の両方の開口縁部に軸
方向全域に渡って外周面上に突出する一対の結合部(2
2)(23)とを、一体押出成形により備えている。前
記保持部本体(21)は、内部に円筒型の防振ブッシュ
(40)が配置されるものであり、両結合部(22)
(23)の対向面同士を当接させ接合一体化することに
より、保持部本体(21)内の円筒型の防振ブッシュ
(40)を外周締め付け状態に保持するものとなされて
いる。なお、結合部(22)(23)は、その対向面の
凹凸(5)(6)を互いに嵌合させかしめあわせ、要す
れば凸部(6)を凹部(5)形状に沿って抜け止め状態
に塑性変形させることにより接合一体化されるようにな
されている。また、この実施形態では、防振ブッシュ
(40)として、中心に位置する支軸部材(41)と、
該支軸部材(41)の周囲に配設された円筒型の剛性ス
リーブ(42)とが、それらの間に介挿されたゴム弾性
体 (43)によって連結されたソリッドタイプのもの
が用いられている。
分断されて軸方向に延びる開口部(4)が形成されたC
字状の円弧状周壁からなる保持部本体(21)と、該保
持部本体(21)の開口部(4)の両方の開口縁部に軸
方向全域に渡って外周面上に突出する一対の結合部(2
2)(23)とを、一体押出成形により備えている。前
記保持部本体(21)は、内部に円筒型の防振ブッシュ
(40)が配置されるものであり、両結合部(22)
(23)の対向面同士を当接させ接合一体化することに
より、保持部本体(21)内の円筒型の防振ブッシュ
(40)を外周締め付け状態に保持するものとなされて
いる。なお、結合部(22)(23)は、その対向面の
凹凸(5)(6)を互いに嵌合させかしめあわせ、要す
れば凸部(6)を凹部(5)形状に沿って抜け止め状態
に塑性変形させることにより接合一体化されるようにな
されている。また、この実施形態では、防振ブッシュ
(40)として、中心に位置する支軸部材(41)と、
該支軸部材(41)の周囲に配設された円筒型の剛性ス
リーブ(42)とが、それらの間に介挿されたゴム弾性
体 (43)によって連結されたソリッドタイプのもの
が用いられている。
【0013】かつ、前記保持部材(2)の一方の結合部
(22)の突出長さは他方の結合部(23)よりも長く
設定されるとともに、他方の結合部(23)の端面より
も外側の位置において、一方の結合部(22)の内面に
は、他方の結合部(23)の厚さ方向に該厚さ分だけ突
出する係合凸部(24)が形成されている。
(22)の突出長さは他方の結合部(23)よりも長く
設定されるとともに、他方の結合部(23)の端面より
も外側の位置において、一方の結合部(22)の内面に
は、他方の結合部(23)の厚さ方向に該厚さ分だけ突
出する係合凸部(24)が形成されている。
【0014】一方、前記取付け部材(3)は、横断面長
方形状の角材からなり、その幅は保持部材(2)におけ
る短尺の結合部(23)の長さ方向の端面から係合凸部
(24)の外側端面までの長さにほぼ等しく設定されて
いる。かつまた、取付け部材(3)の長さ方向の中間部
における幅方向の一側部には、前記係合凸部(24)に
対応する僅かに小さい大きさのコ字形の切込み状の係合
凹部(31)が押出により形成されており、従って、こ
の係合凹部(31)の長さ範囲にわたって取付け部材
(3)はその幅が縮小された幅細部(32)となされて
いる。
方形状の角材からなり、その幅は保持部材(2)におけ
る短尺の結合部(23)の長さ方向の端面から係合凸部
(24)の外側端面までの長さにほぼ等しく設定されて
いる。かつまた、取付け部材(3)の長さ方向の中間部
における幅方向の一側部には、前記係合凸部(24)に
対応する僅かに小さい大きさのコ字形の切込み状の係合
凹部(31)が押出により形成されており、従って、こ
の係合凹部(31)の長さ範囲にわたって取付け部材
(3)はその幅が縮小された幅細部(32)となされて
いる。
【0015】そして、この取付け部材(3)は、上記保
持部材(2)の軸方向の長さよりも長く設計されてその
両端部が保持部材(2)の軸線方向の両側に突出するよ
うになされており、この突出する両端部にそれぞれ、取
付け孔(33)(33)が、取付け部材(3)の幅方向
を貫通して、機械加工等により押出後に穿設されてい
る。なお、保持部材(2)における結合部(22)の端
部にも、取付け孔(25)が穿設されている。
持部材(2)の軸方向の長さよりも長く設計されてその
両端部が保持部材(2)の軸線方向の両側に突出するよ
うになされており、この突出する両端部にそれぞれ、取
付け孔(33)(33)が、取付け部材(3)の幅方向
を貫通して、機械加工等により押出後に穿設されてい
る。なお、保持部材(2)における結合部(22)の端
部にも、取付け孔(25)が穿設されている。
【0016】而して、保持部材(2)と取付け部材
(3)とは、次のようにして接合一体化されている。
(3)とは、次のようにして接合一体化されている。
【0017】即ち、前記取付け部材(3)の幅細部(3
2)を、前記保持部材(2)における短尺結合部(2
3)の端面と長尺結合部(22)の係合凸部(24)と
の間に形成された嵌込凹部(7)に圧入状態に嵌め込む
とともに、係合凸部(24)を取付け部材(3)の係合
凹部(31)に圧入状態に嵌め込んで係合させる。この
係合凹部(31)と係合凸部(24)の係合構造によ
り、取り付け部材(3)は、長さ方向及び幅方向のいず
れの方向においても保持部材(2)からの離脱が阻止さ
れる。しかも取付け部材(3)は保持部材(2)の嵌入
凹部(7)に圧入状態に嵌め込まれるから、保持部材
(2)からの離脱が益々阻止される。
2)を、前記保持部材(2)における短尺結合部(2
3)の端面と長尺結合部(22)の係合凸部(24)と
の間に形成された嵌込凹部(7)に圧入状態に嵌め込む
とともに、係合凸部(24)を取付け部材(3)の係合
凹部(31)に圧入状態に嵌め込んで係合させる。この
係合凹部(31)と係合凸部(24)の係合構造によ
り、取り付け部材(3)は、長さ方向及び幅方向のいず
れの方向においても保持部材(2)からの離脱が阻止さ
れる。しかも取付け部材(3)は保持部材(2)の嵌入
凹部(7)に圧入状態に嵌め込まれるから、保持部材
(2)からの離脱が益々阻止される。
【0018】次に、この状態で、保持部材(2)の短尺
結合部(23)と取付け部材(3)との境界部(8)、
及び保持部材(2)の係合凸部(24)と取付け部材
(3)との境界部(8)の2か所において、図3に示さ
れるように、摩擦撹拌接合を実施して固相接合する。
(9)は摩擦撹拌接合部である。摩擦撹拌接合は、図3
に示されるように、径大な円柱状回転子(10)の先端
軸心部に、表面に所定の凹凸を有するピン状プローブ
(11)を同軸一体に突設させた硬質で耐熱性の接合工
具(12)を用い、次のようにして行う。即ち、図3に
示されるように、この接合工具(12)を回転させなが
ら、そのピン状プローブ(11)の先端を、取付け部材
(3)と保持部材(2)との境界部の一端ないしその近
傍部に当接させ、その摩擦熱で周囲を軟化可塑化させつ
つ、プローブ(11)を材料内に突き刺して挿入し、円
柱状回転子(10)の先端面(10a)を境界部(8)
の表面に当接させる。しかる後、その状態を維持しなが
ら、接合工具(12)を境界部(8)に沿って他端に向
けて移動させていく。これにより、接合工具(12)の
通過する境界部(8)では、周辺の材料が、摩擦熱で軟
化され撹拌され、円柱状回転子(10)にて飛散を規制
されながら、プローブ(11)の通過溝を埋めるように
塑性流動したのち、熱を急速に失って冷却固化し、保持
部材(2)と取付け部材(3)とが接合されていく。
結合部(23)と取付け部材(3)との境界部(8)、
及び保持部材(2)の係合凸部(24)と取付け部材
(3)との境界部(8)の2か所において、図3に示さ
れるように、摩擦撹拌接合を実施して固相接合する。
(9)は摩擦撹拌接合部である。摩擦撹拌接合は、図3
に示されるように、径大な円柱状回転子(10)の先端
軸心部に、表面に所定の凹凸を有するピン状プローブ
(11)を同軸一体に突設させた硬質で耐熱性の接合工
具(12)を用い、次のようにして行う。即ち、図3に
示されるように、この接合工具(12)を回転させなが
ら、そのピン状プローブ(11)の先端を、取付け部材
(3)と保持部材(2)との境界部の一端ないしその近
傍部に当接させ、その摩擦熱で周囲を軟化可塑化させつ
つ、プローブ(11)を材料内に突き刺して挿入し、円
柱状回転子(10)の先端面(10a)を境界部(8)
の表面に当接させる。しかる後、その状態を維持しなが
ら、接合工具(12)を境界部(8)に沿って他端に向
けて移動させていく。これにより、接合工具(12)の
通過する境界部(8)では、周辺の材料が、摩擦熱で軟
化され撹拌され、円柱状回転子(10)にて飛散を規制
されながら、プローブ(11)の通過溝を埋めるように
塑性流動したのち、熱を急速に失って冷却固化し、保持
部材(2)と取付け部材(3)とが接合されていく。
【0019】この摩擦撹拌接合は固相接合の範疇に属
し、材料を溶融させることなく軟化状態で材料同士を直
接接合させるものであるから、MIG、TIG等の溶融
溶接の場合のような熱影響等による接合部の強度低下や
熱歪みによる寸法精度の低下の問題が発生せず高品質で
強固な接合部を形成でき、しかも、上記のような接合工
具(12)を用い、円柱状回転子(10)の先端面(1
0a)を境界部(8)の表面に当接させて接合を行うこ
とにより、凹凸のないスッキリとしたきれいな外観の接
合部(9)を形成することができる。
し、材料を溶融させることなく軟化状態で材料同士を直
接接合させるものであるから、MIG、TIG等の溶融
溶接の場合のような熱影響等による接合部の強度低下や
熱歪みによる寸法精度の低下の問題が発生せず高品質で
強固な接合部を形成でき、しかも、上記のような接合工
具(12)を用い、円柱状回転子(10)の先端面(1
0a)を境界部(8)の表面に当接させて接合を行うこ
とにより、凹凸のないスッキリとしたきれいな外観の接
合部(9)を形成することができる。
【0020】図4はこの発明の他の実施形態を示すもの
である。図4において、図1〜図3に示した実施形態と
同一の構成要素については同一の符号を付す。
である。図4において、図1〜図3に示した実施形態と
同一の構成要素については同一の符号を付す。
【0021】この実施形態において、保持部材(2)は
アルミニウム押出材を軸線方向にスライス切断すること
によって製作されている。一方、取付け部材(3)は、
ADC12等を用いたアルミニウムダイカスト、AC4
Cを用いたアルミニウム鋳物、あるいはアルミニウム鍛
造プレス等によって製作されている。
アルミニウム押出材を軸線方向にスライス切断すること
によって製作されている。一方、取付け部材(3)は、
ADC12等を用いたアルミニウムダイカスト、AC4
Cを用いたアルミニウム鋳物、あるいはアルミニウム鍛
造プレス等によって製作されている。
【0022】前記保持部材(2)は、その保持部材本体
(21)に一対の結合部(22)(23)を有するが、
この実施形態では、各結合部(22)(23)は下方に
同一長さまで伸びている。そして、一方の結合部(2
2)は厚肉に、他方の結合部(23)は薄肉に形成され
るとともに、結合部(22)(23)の対向面の凹凸
(5)(6)を互いに嵌合させかしめあわせることによ
り、保持部本体(21)内の円筒型の防振ブッシュ(4
0)を外周締め付け状態に保持したものとなされてい
る。
(21)に一対の結合部(22)(23)を有するが、
この実施形態では、各結合部(22)(23)は下方に
同一長さまで伸びている。そして、一方の結合部(2
2)は厚肉に、他方の結合部(23)は薄肉に形成され
るとともに、結合部(22)(23)の対向面の凹凸
(5)(6)を互いに嵌合させかしめあわせることによ
り、保持部本体(21)内の円筒型の防振ブッシュ(4
0)を外周締め付け状態に保持したものとなされてい
る。
【0023】かつ、厚肉の結合部(22)の底面中央部
には、深さ方向に奥広がり状となされた嵌合溝(26)
が軸線方向に形成されている。
には、深さ方向に奥広がり状となされた嵌合溝(26)
が軸線方向に形成されている。
【0024】一方、取付け部材(3)は、その上部中央
部に前記嵌合溝(26)に対応するわずかに大きな断面
形状の嵌合凸条(34)が形成されており、この嵌合凸
条(34)が、前記厚肉結合部(22)の嵌合溝(2
6)に側方から圧入状態にスライド嵌合されている。そ
して、保持部材(2)と取付け部材(3)と幅方向の両
境界部分(8)(8)において摩擦撹拌接合が施され、
保持部材(2)と取付け部材(3)とが金属的に接合一
体化されている。(9)は摩擦撹拌接合部である。
部に前記嵌合溝(26)に対応するわずかに大きな断面
形状の嵌合凸条(34)が形成されており、この嵌合凸
条(34)が、前記厚肉結合部(22)の嵌合溝(2
6)に側方から圧入状態にスライド嵌合されている。そ
して、保持部材(2)と取付け部材(3)と幅方向の両
境界部分(8)(8)において摩擦撹拌接合が施され、
保持部材(2)と取付け部材(3)とが金属的に接合一
体化されている。(9)は摩擦撹拌接合部である。
【0025】なお、図4に示す(35)は、取付け部材
(3)の足部の底面に設けられた取付けのためのねじ孔
である。
(3)の足部の底面に設けられた取付けのためのねじ孔
である。
【0026】図5〜図7はこの発明のさらに他の実施形
態を示すものである。これらの図において、図1〜6に
示した実施形態と同一の構成要素については同一の符号
を付す。
態を示すものである。これらの図において、図1〜6に
示した実施形態と同一の構成要素については同一の符号
を付す。
【0027】この実施形態において、保持部材(2)は
アルミニウム押出材を軸線方向にスライス切断すること
によって製作されているが、圧入タイプのものに製作さ
れている。つまり、保持部本体(21)には開口部
(4)が存在することなく周方向に連続しており、防振
ブッシュ(40)は圧入によって保持部本体(21)に
外周締め付け状態に装填保持されている。
アルミニウム押出材を軸線方向にスライス切断すること
によって製作されているが、圧入タイプのものに製作さ
れている。つまり、保持部本体(21)には開口部
(4)が存在することなく周方向に連続しており、防振
ブッシュ(40)は圧入によって保持部本体(21)に
外周締め付け状態に装填保持されている。
【0028】前記保持部材(2)は、保持部本体(2
1)から径方向下方に突出した突出部(27)を備える
とともに、この突出部(27)の下端部には、側面に開
口する横断面L形の嵌合溝(28)が形成されている。
1)から径方向下方に突出した突出部(27)を備える
とともに、この突出部(27)の下端部には、側面に開
口する横断面L形の嵌合溝(28)が形成されている。
【0029】一方、取付け部材(3)は鉄製板金からな
るもので、断面L形部(36)と逆L形部(37)が一
体となった対称L形断面に形成されている。また、取付
け部材(3)の所定位置には、取付けのためのボルト挿
通孔(33)が設けられている。
るもので、断面L形部(36)と逆L形部(37)が一
体となった対称L形断面に形成されている。また、取付
け部材(3)の所定位置には、取付けのためのボルト挿
通孔(33)が設けられている。
【0030】そして、前記保持部材(2)のL形嵌合溝
(28)に、前記取付け部材(3)の断面L形部(3
6)が保持部材(2)の軸線方向外方から圧入状態にス
ライド嵌合されるとともに、保持部材(2)の幅方向両
側面において、保持部材(2)と取付け部材(3)との
境界部分(8)が摩擦撹拌接合されている。(9)は摩
擦撹拌接合部である。
(28)に、前記取付け部材(3)の断面L形部(3
6)が保持部材(2)の軸線方向外方から圧入状態にス
ライド嵌合されるとともに、保持部材(2)の幅方向両
側面において、保持部材(2)と取付け部材(3)との
境界部分(8)が摩擦撹拌接合されている。(9)は摩
擦撹拌接合部である。
【0031】以上の実施形態では、摩擦撹拌接合に加え
て、保持部材(2)と取付け部材(3)を圧入状態に嵌
合するという機械的接合を実施した場合を示したが、機
械的接合は行わなくても良い。しかし、行った方が接合
強度のさらなる増大を図り得る点で望ましい。また、機
械的接合も圧入嵌合に限定されることはなく、ピンを用
いて保持部材(2)と取付け部材(3)を結合するピン
嵌合方式、保持部材(2)あるいは取付け部材(3)の
少なくとも一方の部材を部分的にプレスによりかしめて
潰すことにより、両部材(2)(3)を結合するプレス
かしめ方式等を採用しても良い。
て、保持部材(2)と取付け部材(3)を圧入状態に嵌
合するという機械的接合を実施した場合を示したが、機
械的接合は行わなくても良い。しかし、行った方が接合
強度のさらなる増大を図り得る点で望ましい。また、機
械的接合も圧入嵌合に限定されることはなく、ピンを用
いて保持部材(2)と取付け部材(3)を結合するピン
嵌合方式、保持部材(2)あるいは取付け部材(3)の
少なくとも一方の部材を部分的にプレスによりかしめて
潰すことにより、両部材(2)(3)を結合するプレス
かしめ方式等を採用しても良い。
【0032】また、防振ブッシュ(40)として、中心
に位置する支軸部材(41)と、該支軸部材(41)の
周囲に配設された円筒型の剛性スリーブ(42)とが、
それらの間に介挿されたゴム弾性体(43)によって連
結されたソリッドタイプのものを示したが、外側の剛性
スリーブ(42)がなく、かつゴム弾性体(43)の内
部に、外周面に設けられた注入口から液体を封入され、
この封入液体によって防振機能を発揮させる形式のもの
を用いても良い。
に位置する支軸部材(41)と、該支軸部材(41)の
周囲に配設された円筒型の剛性スリーブ(42)とが、
それらの間に介挿されたゴム弾性体(43)によって連
結されたソリッドタイプのものを示したが、外側の剛性
スリーブ(42)がなく、かつゴム弾性体(43)の内
部に、外周面に設けられた注入口から液体を封入され、
この封入液体によって防振機能を発揮させる形式のもの
を用いても良い。
【0033】また、保持部材(2)と取付け部材(3)
の材質や形状の組み合わせは、上記実施形態に限定され
ることはなく、任意の材質や形状を選択すれば良い。
の材質や形状の組み合わせは、上記実施形態に限定され
ることはなく、任意の材質や形状を選択すれば良い。
【0034】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の防振材用ブラケ
ットは、円筒状の防振材の外周部を包囲して該防振材を
外周締付け状態に保持する金属製の保持部材と、保持部
材を車体等の取付け側に取り付ける金属製の取付け部材
とに分割構成され、かつ、該保持部材と取付け部材とが
摩擦撹拌接合により接合一体化されてなるものであるか
ら、保持部材と取付け部材とをボルトナットの締結によ
り接合する場合のように、車体の振動等によって接合が
緩み、経時的に接合強度の低下を招くという欠点を防止
することができる。
ットは、円筒状の防振材の外周部を包囲して該防振材を
外周締付け状態に保持する金属製の保持部材と、保持部
材を車体等の取付け側に取り付ける金属製の取付け部材
とに分割構成され、かつ、該保持部材と取付け部材とが
摩擦撹拌接合により接合一体化されてなるものであるか
ら、保持部材と取付け部材とをボルトナットの締結によ
り接合する場合のように、車体の振動等によって接合が
緩み、経時的に接合強度の低下を招くという欠点を防止
することができる。
【0035】また、材料を溶融させることなく軟化状態
で材料同士を直接接合させる摩擦撹拌接合を採用してい
るから、MIG、TIG等の溶融溶接の場合のような熱
影響等による接合部の強度低下や熱歪みによる寸法精度
の低下の問題がなく、高品質で強固な接合部を形成で
き、その機能を長期にわたって安定的に発揮できる耐久
性に優れたブラケットとなしうる。
で材料同士を直接接合させる摩擦撹拌接合を採用してい
るから、MIG、TIG等の溶融溶接の場合のような熱
影響等による接合部の強度低下や熱歪みによる寸法精度
の低下の問題がなく、高品質で強固な接合部を形成で
き、その機能を長期にわたって安定的に発揮できる耐久
性に優れたブラケットとなしうる。
【0036】もとより、保持部材と取付け部材とはこれ
を別々に製作できるから、特殊な全体形状のブラケット
の提供が可能である。
を別々に製作できるから、特殊な全体形状のブラケット
の提供が可能である。
【0037】また、保持部材と取付け部材とが機械的に
接合された状態で、摩擦撹拌接合されてなる場合には、
上記効果に加えて、機械的接合と摩擦撹拌接合との相乗
的効果により、接合強度のさらなる増大を図り得る。
接合された状態で、摩擦撹拌接合されてなる場合には、
上記効果に加えて、機械的接合と摩擦撹拌接合との相乗
的効果により、接合強度のさらなる増大を図り得る。
【図1】防振材用ブラケットの一実施形態を示すもの
で、保持部材と取付け部材を接合する前の状態の斜視図
である。
で、保持部材と取付け部材を接合する前の状態の斜視図
である。
【図2】(イ)は防振材を締付けた保持部材に、取付け
部材を接合する前の状態を示す斜視図、(ロ)は取付け
部材の組付け後の状態を示す斜視図である。
部材を接合する前の状態を示す斜視図、(ロ)は取付け
部材の組付け後の状態を示す斜視図である。
【図3】図2の保持部材と取付け部材を摩擦撹拌接合し
ている状態の斜視図である。
ている状態の斜視図である。
【図4】他の実施形態を示すもので、(イ)は防振材を
締付けた保持部材に、取付け部材を接合する前の状態を
示す斜視図、(ロ)は取付け部材の接合後の状態を示す
斜視図である。
締付けた保持部材に、取付け部材を接合する前の状態を
示す斜視図、(ロ)は取付け部材の接合後の状態を示す
斜視図である。
【図5】さらに他の実施形態を示すもので、防振材を装
着した保持部材に取付け部材を接合する前の状態を示す
斜視図である。
着した保持部材に取付け部材を接合する前の状態を示す
斜視図である。
【図6】図5の保持部材と取付け部材の接合後の状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図6のブラケットの横断面図である。
1…ブラケット 2…保持部材 3…取付け部材 9…摩擦撹拌接合部 40…防振ブッシュ(防振材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 貞男 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 榎本 正敏 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 潮田 俊太 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 栃木 雅晴 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 岩目地 範行 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状の防振材の外周部を包囲して該防
振材を外周締付け状態に保持する金属製の保持部材と、
保持部材を車体等の取付け側に取り付ける金属製の取付
け部材とに分割構成され、かつ、該保持部材と取付け部
材とが摩擦撹拌接合により接合一体化されてなることを
特徴とする防振材用ブラケット。 - 【請求項2】 保持部材と取付け部材とが機械的に接合
された状態で、摩擦撹拌接合されてなる防振材用ブラケ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17062397A JPH1111160A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 防振材用ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17062397A JPH1111160A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 防振材用ブラケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111160A true JPH1111160A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15908315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17062397A Pending JPH1111160A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 防振材用ブラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111160A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001259865A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-25 | Yamashita Rubber Co Ltd | 金属製部材の結合方法 |
| US6352193B1 (en) | 2000-08-01 | 2002-03-05 | General Electric Company | Apparatus for joining electrically conductive materials |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17062397A patent/JPH1111160A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001259865A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-25 | Yamashita Rubber Co Ltd | 金属製部材の結合方法 |
| US6352193B1 (en) | 2000-08-01 | 2002-03-05 | General Electric Company | Apparatus for joining electrically conductive materials |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3333728B2 (ja) | ブッシュ装着用部材及びその製造方法 | |
| US5857659A (en) | Mounting component for a cylindrical bushing and a mounting body | |
| US6007058A (en) | Mounting component for a cylindrical bushing and a mounting body | |
| JPH0415157B2 (ja) | ||
| JP3602073B2 (ja) | 結合システムによってシートバック又はシートパン上のフランジに取り付けられた、ヒンジ機構を特徴とする自動車シート | |
| JP2008173990A (ja) | プロペラシャフトの支持構造 | |
| JPH1111160A (ja) | 防振材用ブラケット | |
| JPS5811322B2 (ja) | プラスチック製車輛用ホイル | |
| JPH1128920A (ja) | サスペンションアーム | |
| JPH1111161A (ja) | 防振材用ブラケット | |
| JPH1120435A (ja) | サスペンションアーム用部材 | |
| JP2872989B1 (ja) | 車両の操向装置 | |
| JP3554907B2 (ja) | サスペンションメンバの車体取付用ボルト | |
| JP2001122111A (ja) | 鉄道車両の軸ばり用ゴムブッシュ | |
| JPH1120434A (ja) | サスペンションアーム用部材 | |
| JPH0214549Y2 (ja) | ||
| JP2001334813A (ja) | アルミニウム製サスペンションアームおよびその製造方法 | |
| JP2002178880A (ja) | ワイパ装置及びワイパ装置のピボットホルダと中空フレームとの連結方法 | |
| JP2604668Y2 (ja) | ダイナミックダンパ付プロペラシャフト | |
| JPH06109085A (ja) | リングギアの接合方法 | |
| JPH055085Y2 (ja) | ||
| JPH10324123A (ja) | サスペンションアーム用部材 | |
| JPH11254932A (ja) | ブッシュ装着用部材 | |
| JPH05240282A (ja) | エンジンマウント用ブラケット | |
| JP4174290B2 (ja) | ホース中間保持金具 |