JPH11111708A - プラズマ成膜処理方法 - Google Patents
プラズマ成膜処理方法Info
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- JPH11111708A JPH11111708A JP9284450A JP28445097A JPH11111708A JP H11111708 A JPH11111708 A JP H11111708A JP 9284450 A JP9284450 A JP 9284450A JP 28445097 A JP28445097 A JP 28445097A JP H11111708 A JPH11111708 A JP H11111708A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板に対してプラズマにより成膜処理を行う
に当たって、基板のパ−ティクル汚染を抑えること。 【解決手段】 真空容器2内に2.45GHzのマイク
ロ波を導入すると共に、875ガウス磁界を形成して電
子サイクロトロン共鳴により成膜ガスをプラズマ化し、
基板であるウエハW上にSiOF膜を成膜する。この際
真空容器2の内壁全体の内部に流路31を形成し、ここ
に温度調整されたガルデンを通流させて、ウエハWを搬
入し、成膜し、搬出する一連のプロセスサイクルの間、
内壁面の温度を、プラズマが発生しているときに到達す
る温度T0以上の温度例えば80℃に制御する。このよ
うにすると、内壁面の温度はプラズマの発生や消失に関
係なく一定温度に維持されるので、付着したSiOF膜
の熱変形による剥離が抑えられて、ウエハWのパ−ティ
クル汚染が抑えられる。
に当たって、基板のパ−ティクル汚染を抑えること。 【解決手段】 真空容器2内に2.45GHzのマイク
ロ波を導入すると共に、875ガウス磁界を形成して電
子サイクロトロン共鳴により成膜ガスをプラズマ化し、
基板であるウエハW上にSiOF膜を成膜する。この際
真空容器2の内壁全体の内部に流路31を形成し、ここ
に温度調整されたガルデンを通流させて、ウエハWを搬
入し、成膜し、搬出する一連のプロセスサイクルの間、
内壁面の温度を、プラズマが発生しているときに到達す
る温度T0以上の温度例えば80℃に制御する。このよ
うにすると、内壁面の温度はプラズマの発生や消失に関
係なく一定温度に維持されるので、付着したSiOF膜
の熱変形による剥離が抑えられて、ウエハWのパ−ティ
クル汚染が抑えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば絶縁膜をプ
ラズマにより基板上に成膜するプラズマ成膜処理方法に
関する。
ラズマにより基板上に成膜するプラズマ成膜処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハに対して成膜処理を行う方
法の一つとしてプラズマを利用する処理がある。この処
理はウエハ載置台を備えた真空容器内に処理ガスを導入
して、例えば電磁エネルギーをこの処理ガスに供給して
プラズマ化することによって行われる。電磁エネルギー
の供給の手法としては、マイクロ波と磁界との相互作用
である電子サイクロトロン共鳴(ECR)を利用する方
法や、ICP(Inductive Coupled
Plasuma)などと呼ばれている、ドーム状の容器
に巻かれたコイルから電界及び磁界を処理ガスに与える
方法などが知られている。
法の一つとしてプラズマを利用する処理がある。この処
理はウエハ載置台を備えた真空容器内に処理ガスを導入
して、例えば電磁エネルギーをこの処理ガスに供給して
プラズマ化することによって行われる。電磁エネルギー
の供給の手法としては、マイクロ波と磁界との相互作用
である電子サイクロトロン共鳴(ECR)を利用する方
法や、ICP(Inductive Coupled
Plasuma)などと呼ばれている、ドーム状の容器
に巻かれたコイルから電界及び磁界を処理ガスに与える
方法などが知られている。
【0003】ECRプラズマ処理を行なう従来のプラズ
マ処理装置の一例を、成膜処理を例にとって図6に基づ
いて説明すると、プラズマ生成室1A内に例えば2.4
5GHzのマイクロ波を導波管11を介して供給すると
同時に、例えば図6の点線の位置の磁場の強さが875
ガウスとなるように電磁コイル12により磁界を印加し
て、マイクロ波と磁界との相互作用(共鳴)でプラズマ
生成用ガス例えばArガス及びO2 ガスを高密度にプラ
ズマ化し、このプラズマにより成膜室1B内に導入され
た反応性ガス例えばSiF4 ガスやSiH4 ガスを活性
化させて活性種を形成し、載置台13上の半導体ウエハ
W(以下「ウエハW」という)表面にスパッタエッチン
グと堆積とを同時進行で施すようになっている。
マ処理装置の一例を、成膜処理を例にとって図6に基づ
いて説明すると、プラズマ生成室1A内に例えば2.4
5GHzのマイクロ波を導波管11を介して供給すると
同時に、例えば図6の点線の位置の磁場の強さが875
ガウスとなるように電磁コイル12により磁界を印加し
て、マイクロ波と磁界との相互作用(共鳴)でプラズマ
生成用ガス例えばArガス及びO2 ガスを高密度にプラ
ズマ化し、このプラズマにより成膜室1B内に導入され
た反応性ガス例えばSiF4 ガスやSiH4 ガスを活性
化させて活性種を形成し、載置台13上の半導体ウエハ
W(以下「ウエハW」という)表面にスパッタエッチン
グと堆積とを同時進行で施すようになっている。
【0004】そしてこのようなプラズマ処理装置では、
例えばSiOF膜やSiO2 膜などの絶縁膜の成膜処理
を行うと成膜室1Bの内壁面などにもこれらの膜が付着
してしまうが、成膜処理が進みこの膜の膜厚がある程度
の厚さになると付着した膜が剥がれてパーティクルの原
因となる。このため例えばウエハWを12枚成膜する毎
にCF4 ガスやNF3 ガスなどのF系のクリーニングガ
スを真空容器内に導入し、このガスをプラズマにより活
性化させ、この活性種を付着した膜に反応させて除去し
ている。
例えばSiOF膜やSiO2 膜などの絶縁膜の成膜処理
を行うと成膜室1Bの内壁面などにもこれらの膜が付着
してしまうが、成膜処理が進みこの膜の膜厚がある程度
の厚さになると付着した膜が剥がれてパーティクルの原
因となる。このため例えばウエハWを12枚成膜する毎
にCF4 ガスやNF3 ガスなどのF系のクリーニングガ
スを真空容器内に導入し、このガスをプラズマにより活
性化させ、この活性種を付着した膜に反応させて除去し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで真空容器内に
てプラズマが立つと、そのプラズマの熱により真空容器
の内壁面が昇温し、例えばSiF4 ガスを用いた既述の
SiOF膜の成膜プロセスでは80℃付近にまで昇温す
る。一方プラズマが消失すると前記内壁面の温度は降下
するため、ウエハを真空容器内に搬入し、成膜し、搬出
する一連のサイクルにおいて前記内壁面の温度が大きく
変化する。このため内壁面に付着したSiOF膜などの
薄膜が熱変形して内壁面から剥がれやすくなってしま
う。特にSiOF膜やSiO2 膜などの絶縁膜は密着性
が低いことからこの傾向が大きく、ウエハのパーティク
ル汚染の一因になる。
てプラズマが立つと、そのプラズマの熱により真空容器
の内壁面が昇温し、例えばSiF4 ガスを用いた既述の
SiOF膜の成膜プロセスでは80℃付近にまで昇温す
る。一方プラズマが消失すると前記内壁面の温度は降下
するため、ウエハを真空容器内に搬入し、成膜し、搬出
する一連のサイクルにおいて前記内壁面の温度が大きく
変化する。このため内壁面に付着したSiOF膜などの
薄膜が熱変形して内壁面から剥がれやすくなってしま
う。特にSiOF膜やSiO2 膜などの絶縁膜は密着性
が低いことからこの傾向が大きく、ウエハのパーティク
ル汚染の一因になる。
【0006】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は基板に対してプラズマにより成
膜処理を行うにあたって基板のパーティクル汚染を抑え
ることのできる方法を提供することにある。
ものであり、その目的は基板に対してプラズマにより成
膜処理を行うにあたって基板のパーティクル汚染を抑え
ることのできる方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、基板
を真空容器内に搬入し、次いで処理ガスをプラズマ化し
てそのプラズマにより前記基板に対して成膜処理を行
い、その後前記基板を真空容器から搬出する一連のプロ
セスサイクルを所定回数行った後、前記真空容器内に付
着している薄膜をクリ−ニングガスにより除去する方法
において、前記プロセスサイクル中における真空容器の
内壁面の温度を、プラズマが発生しているときに到達す
る内壁面の温度T0以上のほぼ一定温度により維持する
ことを特徴とする。ここで真空容器の内壁面の温度を、
温度T0以上のほぼ一定温度に維持する代わりに前記温
度T0以下でかつその近傍の一定温度に維持するように
してもよい。
を真空容器内に搬入し、次いで処理ガスをプラズマ化し
てそのプラズマにより前記基板に対して成膜処理を行
い、その後前記基板を真空容器から搬出する一連のプロ
セスサイクルを所定回数行った後、前記真空容器内に付
着している薄膜をクリ−ニングガスにより除去する方法
において、前記プロセスサイクル中における真空容器の
内壁面の温度を、プラズマが発生しているときに到達す
る内壁面の温度T0以上のほぼ一定温度により維持する
ことを特徴とする。ここで真空容器の内壁面の温度を、
温度T0以上のほぼ一定温度に維持する代わりに前記温
度T0以下でかつその近傍の一定温度に維持するように
してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明方法を実施するため
のプラズマ成膜処理装置の一実施の形態を示す断面図で
あり、図中2は例えばアルミニウム等により形成された
真空容器である。この真空容器2は上方に位置してプラ
ズマを発生させるプラズマ室21と、この下方に連通さ
せて連結された成膜室22とからなる。なお真空容器2
は接地されてゼロ電位となっている。
のプラズマ成膜処理装置の一実施の形態を示す断面図で
あり、図中2は例えばアルミニウム等により形成された
真空容器である。この真空容器2は上方に位置してプラ
ズマを発生させるプラズマ室21と、この下方に連通さ
せて連結された成膜室22とからなる。なお真空容器2
は接地されてゼロ電位となっている。
【0009】この真空容器2の上端は開口されて、この
部分に高周波(マイクロ波)を透過する部材例えば窒化
アルミニウム(AlN)により形成された透過窓23が
気密に設けられている。この透過窓23は支持リング2
4により外周縁を気密に支持されており、この透過窓2
3と支持リング24とにより真空容器2内の真空状態を
維持するようになっている。
部分に高周波(マイクロ波)を透過する部材例えば窒化
アルミニウム(AlN)により形成された透過窓23が
気密に設けられている。この透過窓23は支持リング2
4により外周縁を気密に支持されており、この透過窓2
3と支持リング24とにより真空容器2内の真空状態を
維持するようになっている。
【0010】前記真空容器2の例えば壁部全体の内部に
は、恒温剤を通流させるための温度調整用の流路31が
形成されている。また例えば成膜室22の内壁には当該
内壁の温度を検出するための例えば白金測温抵抗体等か
らなる温度検出部32が設けられており、この温度検出
部32の検出値に基づいて調整部33にて温度調整され
た恒温剤例えばガルデンが流路31に通流されるように
なっている。
は、恒温剤を通流させるための温度調整用の流路31が
形成されている。また例えば成膜室22の内壁には当該
内壁の温度を検出するための例えば白金測温抵抗体等か
らなる温度検出部32が設けられており、この温度検出
部32の検出値に基づいて調整部33にて温度調整され
た恒温剤例えばガルデンが流路31に通流されるように
なっている。
【0011】透過窓23の外側には、プラズマ室21内
に例えば2.45GHzのマイクロ波を供給するため
の、例えば矩形導波管と円筒形導波管と円錐形導波管と
を組み合わせて構成された導波管25が設けられてい
る。この導波管25の出口側端部は透過窓23の上面に
接続されており、入口側端部はプラズマ発生用の高周波
電源部26に接続されていて、高周波電源部26にて発
生したマイクロ波を導波管25で案内して透過窓23か
らプラズマ室21内へ導入し得るようになっている。
に例えば2.45GHzのマイクロ波を供給するため
の、例えば矩形導波管と円筒形導波管と円錐形導波管と
を組み合わせて構成された導波管25が設けられてい
る。この導波管25の出口側端部は透過窓23の上面に
接続されており、入口側端部はプラズマ発生用の高周波
電源部26に接続されていて、高周波電源部26にて発
生したマイクロ波を導波管25で案内して透過窓23か
らプラズマ室21内へ導入し得るようになっている。
【0012】プラズマ室21を区画する側壁の上部側に
は、例えばプラズマガスを供給するためのガスノズル4
1が周方向に沿って均等に配置して設けられると共に、
このガスノズル41には図示しないプラズマガス源が接
続されており、プラズマ室21内の上部にArガスやO
2 ガス等のプラズマガスをムラなく均等に供給し得るよ
うになっている。なお図中ガスノズル41は図面の煩雑
化を避けるため2本しか記載していないが、実際にはそ
れ以上設けている。
は、例えばプラズマガスを供給するためのガスノズル4
1が周方向に沿って均等に配置して設けられると共に、
このガスノズル41には図示しないプラズマガス源が接
続されており、プラズマ室21内の上部にArガスやO
2 ガス等のプラズマガスをムラなく均等に供給し得るよ
うになっている。なお図中ガスノズル41は図面の煩雑
化を避けるため2本しか記載していないが、実際にはそ
れ以上設けている。
【0013】一方成膜室22の上部即ちプラズマ室21
と連通している部分には、リング状の成膜ガス供給部4
2が設けられている。この成膜ガス供給部42の内周面
にはガス供給口42aが形成されていて、図示しない成
膜ガス源から当該成膜ガス供給部42に供給された例え
ばSiF4 ガス等の成膜ガスが前記ガス供給口42aか
ら噴出するようになっている。
と連通している部分には、リング状の成膜ガス供給部4
2が設けられている。この成膜ガス供給部42の内周面
にはガス供給口42aが形成されていて、図示しない成
膜ガス源から当該成膜ガス供給部42に供給された例え
ばSiF4 ガス等の成膜ガスが前記ガス供給口42aか
ら噴出するようになっている。
【0014】前記プラズマ室21を区画する側壁の外周
には、これに接近させて当該プラズマ室21を囲むよう
に、例えばリング状の主電磁コイル51が配置されると
共に、成膜室22の下方側にはリング状の補助電磁コイ
ル52が配置され、これらによりプラズマ室21から成
膜室22に亘って上から下に向かう磁界例えば875ガ
ウスの磁界Bを形成し得るようになっている。
には、これに接近させて当該プラズマ室21を囲むよう
に、例えばリング状の主電磁コイル51が配置されると
共に、成膜室22の下方側にはリング状の補助電磁コイ
ル52が配置され、これらによりプラズマ室21から成
膜室22に亘って上から下に向かう磁界例えば875ガ
ウスの磁界Bを形成し得るようになっている。
【0015】また成膜室22内にはウエハWを載置する
ための載置台6が、処理位置とウエハWの受け渡し位置
の間で昇降自在に設けられている。この載置台6は例え
ばアルミニウム製の本体61の上に、ヒ−タと電極とを
内蔵した誘電体プレ−ト62を設けてなり、表面は静電
チャックとして構成されている。前記電極には静電チャ
ック用の図示しない直流電源が接続されていると共に、
ウエハWにイオンを引込むためのバイアス電圧を印加す
るように高周波電源部63が接続されている。
ための載置台6が、処理位置とウエハWの受け渡し位置
の間で昇降自在に設けられている。この載置台6は例え
ばアルミニウム製の本体61の上に、ヒ−タと電極とを
内蔵した誘電体プレ−ト62を設けてなり、表面は静電
チャックとして構成されている。前記電極には静電チャ
ック用の図示しない直流電源が接続されていると共に、
ウエハWにイオンを引込むためのバイアス電圧を印加す
るように高周波電源部63が接続されている。
【0016】次に上述のプラズマ成膜処理装置にて行わ
れる一連のプロセスサイクルについて、基板であるウエ
ハW上に例えばSiOF膜よりなる層間絶縁膜を形成す
る場合を用いて説明する。先ず真空容器2の側壁に設け
た図示しないゲ−トバルブを開いて図示しない搬送ア−
ムにより、例えば表面にアルミニウム配線が形成された
例えば8インチサイズのウエハWを図示しないロ−ドロ
ック室から搬入して載置台6上に載置する。
れる一連のプロセスサイクルについて、基板であるウエ
ハW上に例えばSiOF膜よりなる層間絶縁膜を形成す
る場合を用いて説明する。先ず真空容器2の側壁に設け
た図示しないゲ−トバルブを開いて図示しない搬送ア−
ムにより、例えば表面にアルミニウム配線が形成された
例えば8インチサイズのウエハWを図示しないロ−ドロ
ック室から搬入して載置台6上に載置する。
【0017】続いてゲ−トバルブを閉じて内部を密閉し
た後、載置台6を処理位置まで上昇させ、図示しない排
気管により内部雰囲気を排出して所定の真空度まで真空
引きし、ガスノズル41からプラズマガス例えばArガ
ス及びO2 ガスを所定の流量で導入すると共に、成膜ガ
ス供給部42から成膜ガス例えばSiF4 ガスを所定の
流量で導入する。そして真空容器2内を所定のプロセス
圧力に維持し、かつ高周波電源部63により載置台6に
13.56MHzのバイアス電圧を印加すると共に、載
置台6の表面温度を例えば200℃に設定する。
た後、載置台6を処理位置まで上昇させ、図示しない排
気管により内部雰囲気を排出して所定の真空度まで真空
引きし、ガスノズル41からプラズマガス例えばArガ
ス及びO2 ガスを所定の流量で導入すると共に、成膜ガ
ス供給部42から成膜ガス例えばSiF4 ガスを所定の
流量で導入する。そして真空容器2内を所定のプロセス
圧力に維持し、かつ高周波電源部63により載置台6に
13.56MHzのバイアス電圧を印加すると共に、載
置台6の表面温度を例えば200℃に設定する。
【0018】プラズマ室21内には、高周波電源部26
からの2.45GHzの高周波(マイクロ波)Mが真空
容器2の天井部に至り、透過窓23を介してプラズマ室
21内に導入される。一方真空容器2内には主電磁コイ
ル51と補助電磁コイル52とにより磁界Bが形成さ
れ、磁界Bの強さが875ガウスとなったポイントで、
磁界とマイクロ波との相互作用により電子サイクロトロ
ン共鳴が生じ、この共鳴によりプラズマガスがプラズマ
化され、且つ高密度化される。なおプラズマガスを用い
ることによりプラズマが安定する。
からの2.45GHzの高周波(マイクロ波)Mが真空
容器2の天井部に至り、透過窓23を介してプラズマ室
21内に導入される。一方真空容器2内には主電磁コイ
ル51と補助電磁コイル52とにより磁界Bが形成さ
れ、磁界Bの強さが875ガウスとなったポイントで、
磁界とマイクロ波との相互作用により電子サイクロトロ
ン共鳴が生じ、この共鳴によりプラズマガスがプラズマ
化され、且つ高密度化される。なおプラズマガスを用い
ることによりプラズマが安定する。
【0019】生成したプラズマはプラズマ室21から成
膜室22に向けてプラズマ流として流れ込んでいき、こ
こに供給されているSiF4 ガスはこのプラズマ流によ
り活性化(プラズマ化)されて、活性種(プラズマ)を
形成する。一方プラズマイオンはバイアス電圧によりウ
エハWに引き込まれ、ウエハW表面のパタ−ン(凹部)
に堆積されたSiOF膜の角をプラズマイオンのスパッ
タエッチング作用により削り取って間口を広げながら、
SiOF膜が成膜されて凹部内に埋め込まれる。
膜室22に向けてプラズマ流として流れ込んでいき、こ
こに供給されているSiF4 ガスはこのプラズマ流によ
り活性化(プラズマ化)されて、活性種(プラズマ)を
形成する。一方プラズマイオンはバイアス電圧によりウ
エハWに引き込まれ、ウエハW表面のパタ−ン(凹部)
に堆積されたSiOF膜の角をプラズマイオンのスパッ
タエッチング作用により削り取って間口を広げながら、
SiOF膜が成膜されて凹部内に埋め込まれる。
【0020】続いてSiOF膜が形成された処理後のウ
エハWを前記搬送ア−ムにより真空容器2から前記ロ−
ドロック室に搬出した後、次に処理すべきウエハWを前
記ロ−ドロック室から搬入して、載置台6上に載置し
(ウエハWの交換)、再びウエハWの成膜処理を行う。
こうして成膜処理のプロセスサイクルを例えば12回行
って(12枚のウエハWに対して成膜処理を行って)、
一連のプロセスサイクルを終了する。
エハWを前記搬送ア−ムにより真空容器2から前記ロ−
ドロック室に搬出した後、次に処理すべきウエハWを前
記ロ−ドロック室から搬入して、載置台6上に載置し
(ウエハWの交換)、再びウエハWの成膜処理を行う。
こうして成膜処理のプロセスサイクルを例えば12回行
って(12枚のウエハWに対して成膜処理を行って)、
一連のプロセスサイクルを終了する。
【0021】次いで一連のプロセスサイクルにより真空
容器2内に付着したSiOF膜のクリ−ニングを行う。
このクリ−ニングでは、ガスノズル41からクリ−ニン
グガスである例えばNF3 ガスとN2 ガスとを所定の流
量でプラズマ室21内に導入する。そして真空容器2内
を所定のプロセス圧力に維持し、成膜処理と同様にマイ
クロ波と磁界との相互作用により電子サイクロトロン共
鳴を生じさせ、この共鳴によりクリ−ニングガスの活性
種を形成する。この活性種は真空容器2内に付着してい
るSiOF膜と反応して、SiOF膜を例えばSiF4
に分解して除去する。
容器2内に付着したSiOF膜のクリ−ニングを行う。
このクリ−ニングでは、ガスノズル41からクリ−ニン
グガスである例えばNF3 ガスとN2 ガスとを所定の流
量でプラズマ室21内に導入する。そして真空容器2内
を所定のプロセス圧力に維持し、成膜処理と同様にマイ
クロ波と磁界との相互作用により電子サイクロトロン共
鳴を生じさせ、この共鳴によりクリ−ニングガスの活性
種を形成する。この活性種は真空容器2内に付着してい
るSiOF膜と反応して、SiOF膜を例えばSiF4
に分解して除去する。
【0022】続いて上述の成膜処理のプロセスサイクル
で行われる真空容器2の内壁面の温度制御について、図
2により説明する。クリ−ニング終了後、温度調整され
たガルデンを流路31に通流させて真空容器2の内壁面
の温度を、プラズマが発生しているときに到達する内壁
面の温度T0以上の温度、例えばSiOF膜の成膜処理
では80℃以上の温度T1に制御する。続いてウエハW
を真空容器2に搬入して成膜処理を行い、前記一連のプ
ロセスサイクルを行うが、このプロセスサイクルの間、
真空容器2の内壁面の温度をほぼ温度T1に維持するよ
うに温度制御を行う。
で行われる真空容器2の内壁面の温度制御について、図
2により説明する。クリ−ニング終了後、温度調整され
たガルデンを流路31に通流させて真空容器2の内壁面
の温度を、プラズマが発生しているときに到達する内壁
面の温度T0以上の温度、例えばSiOF膜の成膜処理
では80℃以上の温度T1に制御する。続いてウエハW
を真空容器2に搬入して成膜処理を行い、前記一連のプ
ロセスサイクルを行うが、このプロセスサイクルの間、
真空容器2の内壁面の温度をほぼ温度T1に維持するよ
うに温度制御を行う。
【0023】この際クリ−ニングでは温度コントロ−ル
は行わないが、クリ−ニング時の内壁面の温度は成膜処
理時よりも低くなり、例えばSiOF膜のクリ−ニング
では前記温度T0以下の温度例えば70℃程度となる。
真空容器2内の温度はバイアス電力に依存するが、クリ
−ニング時はバイアス電力を印加しないので、クリ−ニ
ング時の壁面の温度が成膜時より低くなるからである。
は行わないが、クリ−ニング時の内壁面の温度は成膜処
理時よりも低くなり、例えばSiOF膜のクリ−ニング
では前記温度T0以下の温度例えば70℃程度となる。
真空容器2内の温度はバイアス電力に依存するが、クリ
−ニング時はバイアス電力を印加しないので、クリ−ニ
ング時の壁面の温度が成膜時より低くなるからである。
【0024】ここで図2では、クリ−ニングは前記プロ
セスサイクルよりも時間が短く、またウエハWの搬入出
という操作がないので、内壁面の温度が成膜処理時より
も変化しにくいため、図示の便宜上クリ−ニング時の内
壁面の温度はほぼ一定になっている。またプロセスサイ
クルの開始時とクリ−ニング開始時の内壁面の温度は急
激に変化するように記載されているが、実際には徐々に
変化している。
セスサイクルよりも時間が短く、またウエハWの搬入出
という操作がないので、内壁面の温度が成膜処理時より
も変化しにくいため、図示の便宜上クリ−ニング時の内
壁面の温度はほぼ一定になっている。またプロセスサイ
クルの開始時とクリ−ニング開始時の内壁面の温度は急
激に変化するように記載されているが、実際には徐々に
変化している。
【0025】このように温度制御を行うと、前記プロセ
スサイクルの間、前記内壁面の温度は常にプラズマが発
生しているときに到達する温度T0以上のほぼ一定温度
T1に制御されるので、SiOF膜の剥離が原因となる
パ−ティクルの発生が抑えられ、ウエハWのパ−ティク
ル汚染が防止される。
スサイクルの間、前記内壁面の温度は常にプラズマが発
生しているときに到達する温度T0以上のほぼ一定温度
T1に制御されるので、SiOF膜の剥離が原因となる
パ−ティクルの発生が抑えられ、ウエハWのパ−ティク
ル汚染が防止される。
【0026】ここで実際に本発明者らが内壁面の温度制
御とパ−ティクル数との関係を確認するために行った実
験例について説明する。上述の図1に示すプラズマ成膜
処理装置を用い、Arガス及びO2 ガスを夫々300s
ccm、160sccmの流量でプラズマ室21内に導
入すると共に、SiF4 ガスを120sccmの流量で
成膜室22内に導入し、高周波電力を2700W、バイ
アス電力を2700W、真空容器2内の圧力を0.4P
aとして、真空容器2の内壁面の温度を変えて、上述の
実施の形態と同様のプロセスサイクルによりSiOF膜
を8インチサイズのウエハW上に成膜し、このプロセス
サイクルの間に発生したパ−ティクルの個数を調べた。
御とパ−ティクル数との関係を確認するために行った実
験例について説明する。上述の図1に示すプラズマ成膜
処理装置を用い、Arガス及びO2 ガスを夫々300s
ccm、160sccmの流量でプラズマ室21内に導
入すると共に、SiF4 ガスを120sccmの流量で
成膜室22内に導入し、高周波電力を2700W、バイ
アス電力を2700W、真空容器2内の圧力を0.4P
aとして、真空容器2の内壁面の温度を変えて、上述の
実施の形態と同様のプロセスサイクルによりSiOF膜
を8インチサイズのウエハW上に成膜し、このプロセス
サイクルの間に発生したパ−ティクルの個数を調べた。
【0027】この際パ−ティクル数は、テンコ−ル社製
サ−フスキャン6420により測定した。この結果を図
3に示すが、ここで横軸の無制御とは内壁面の温度制御
を行わなかった場合、25℃とは内壁面の温度を25℃
に制御した場合を示している。
サ−フスキャン6420により測定した。この結果を図
3に示すが、ここで横軸の無制御とは内壁面の温度制御
を行わなかった場合、25℃とは内壁面の温度を25℃
に制御した場合を示している。
【0028】この結果により、内壁面の温度制御を行っ
た場合には、行わなかった場合よりもパ−ティクルの個
数は少なく、特に内壁面を80℃以上の温度に制御した
場合にはパ−ティクルの個数はかなり少なくなることが
確認された。
た場合には、行わなかった場合よりもパ−ティクルの個
数は少なく、特に内壁面を80℃以上の温度に制御した
場合にはパ−ティクルの個数はかなり少なくなることが
確認された。
【0029】このように内壁面の温度を80℃以上の温
度に制御した場合にパ−ティクルの個数が少なくなるの
は次のような理由に因るものと推察される。先ず第1に
SiOF膜の成膜処理ではプラズマが発生しているとき
の内壁面の温度は80℃程度になることが確認されてい
るが、内壁面の温度を80℃以上のほぼ一定温度に制御
すれば、プロセスサイクルの間前記内壁面の温度はプラ
ズマの発生と消失に関わらずほぼ一定となる。このため
内壁面に付着したSiOF膜の熱変形が防止され、この
熱変形によりSiOF膜に亀裂が入り、この亀裂が原因
となって当該SiOF膜が剥がれ落ちることが抑えられ
ると考えられる。
度に制御した場合にパ−ティクルの個数が少なくなるの
は次のような理由に因るものと推察される。先ず第1に
SiOF膜の成膜処理ではプラズマが発生しているとき
の内壁面の温度は80℃程度になることが確認されてい
るが、内壁面の温度を80℃以上のほぼ一定温度に制御
すれば、プロセスサイクルの間前記内壁面の温度はプラ
ズマの発生と消失に関わらずほぼ一定となる。このため
内壁面に付着したSiOF膜の熱変形が防止され、この
熱変形によりSiOF膜に亀裂が入り、この亀裂が原因
となって当該SiOF膜が剥がれ落ちることが抑えられ
ると考えられる。
【0030】第2に内壁面を80℃以上にすると、Si
OF膜の内壁面に対する密着性が高められ、これにより
SiOF膜はより強固に内壁面に付着することになって
より内壁面から剥がれにくくなるので、この観点からも
プロセスサイクルの間のパ−ティクルの発生が防止され
ると考えられる。
OF膜の内壁面に対する密着性が高められ、これにより
SiOF膜はより強固に内壁面に付着することになって
より内壁面から剥がれにくくなるので、この観点からも
プロセスサイクルの間のパ−ティクルの発生が防止され
ると考えられる。
【0031】実際に本発明者らがSiOF膜の密着強度
の温度依存性を確認するために実験を行ったところ、図
4に示す結果が得られた。この実験では上述の図1に示
すプラズマ成膜処理装置を用い、Arガス及びO2 ガス
を夫々300sccm、160sccmの流量でプラズ
マ室21内に導入すると共に、SiF4 ガスを120s
ccmの流量で成膜室22内に導入し、高周波電力を2
700W、バイアス電力を2700W、真空容器2内の
圧力を0.4Paとして、真空容器2の内壁面の温度を
変えて、アルミニウム板上にSiOF膜を成膜し、当該
SiOF膜の密着強度をセバスチャン法によりを測定し
た。この結果により、成膜時の内壁面の温度が高い程、
SiOF膜の密着強度が大きいことが確認され、特に内
壁面の温度が80℃以上になると、密着強度は6kps
i以上になることが認められた。
の温度依存性を確認するために実験を行ったところ、図
4に示す結果が得られた。この実験では上述の図1に示
すプラズマ成膜処理装置を用い、Arガス及びO2 ガス
を夫々300sccm、160sccmの流量でプラズ
マ室21内に導入すると共に、SiF4 ガスを120s
ccmの流量で成膜室22内に導入し、高周波電力を2
700W、バイアス電力を2700W、真空容器2内の
圧力を0.4Paとして、真空容器2の内壁面の温度を
変えて、アルミニウム板上にSiOF膜を成膜し、当該
SiOF膜の密着強度をセバスチャン法によりを測定し
た。この結果により、成膜時の内壁面の温度が高い程、
SiOF膜の密着強度が大きいことが確認され、特に内
壁面の温度が80℃以上になると、密着強度は6kps
i以上になることが認められた。
【0032】このように本実施の形態では、成膜処理の
一連のプロセスサイクルを前記温度T0以上の温度、例
えばSiOF膜の場合では80℃以上のほぼ一定の温度
で行うことが望ましいが、この際温度の上限は、例えば
真空容器2にOリングが用いられている場合には、この
Oリングの耐性を考慮して200℃以下好ましくは15
0℃以下に設定することが望ましい。
一連のプロセスサイクルを前記温度T0以上の温度、例
えばSiOF膜の場合では80℃以上のほぼ一定の温度
で行うことが望ましいが、この際温度の上限は、例えば
真空容器2にOリングが用いられている場合には、この
Oリングの耐性を考慮して200℃以下好ましくは15
0℃以下に設定することが望ましい。
【0033】以上において本実施の形態では、クリ−ニ
ング時にも温度制御を行い、例えばSiOF膜のクリ−
ニングでは、前記内壁面の温度を80℃以上の温度に制
御するようにしてもよい。このようにすると、クリ−ニ
ングは化学反応であって温度が高くなると反応速度が高
まるため、クリ−ニング時間が短くなり、この結果成膜
処理全体のスル−プットが向上するという効果がある。
実際に本発明者らがSiOF膜のクリ−ニングの温度依
存性を確認するために実験を行ったところ、図5に示す
結果が得られ、クリ−ニング時間は前記内壁面の温度が
高くなるにつれて短くなることが確認された。
ング時にも温度制御を行い、例えばSiOF膜のクリ−
ニングでは、前記内壁面の温度を80℃以上の温度に制
御するようにしてもよい。このようにすると、クリ−ニ
ングは化学反応であって温度が高くなると反応速度が高
まるため、クリ−ニング時間が短くなり、この結果成膜
処理全体のスル−プットが向上するという効果がある。
実際に本発明者らがSiOF膜のクリ−ニングの温度依
存性を確認するために実験を行ったところ、図5に示す
結果が得られ、クリ−ニング時間は前記内壁面の温度が
高くなるにつれて短くなることが確認された。
【0034】この実験では上述の図1に示すプラズマ成
膜処理装置を用い、Arガス、O2ガス及びSiF4 ガ
スを夫々所定の流量で導入し、高周波電力を2700
W、バイアス電力を2700W、真空容器2内の圧力を
0.4Paとして、12枚のウエハWに対してSiOF
膜を成膜した後、クリ−ニングガスとしてNF3 ガスと
N2 ガスを夫々1000sccm、500sccmの流
量で導入すると共に、高周波電力を1200W、バイア
ス電力を0W、真空容器2内の圧力を400Paとし
て、真空容器2の内壁面の温度を制御しながらクリ−ニ
ングを行い、クリ−ニング時間を測定した。
膜処理装置を用い、Arガス、O2ガス及びSiF4 ガ
スを夫々所定の流量で導入し、高周波電力を2700
W、バイアス電力を2700W、真空容器2内の圧力を
0.4Paとして、12枚のウエハWに対してSiOF
膜を成膜した後、クリ−ニングガスとしてNF3 ガスと
N2 ガスを夫々1000sccm、500sccmの流
量で導入すると共に、高周波電力を1200W、バイア
ス電力を0W、真空容器2内の圧力を400Paとし
て、真空容器2の内壁面の温度を制御しながらクリ−ニ
ングを行い、クリ−ニング時間を測定した。
【0035】ここでクリ−ニングの終点は、SiOF膜
の分解により生じたOの活性種の発光強度を測定するこ
とにより行い、この発光強度はクリ−ニングが進行する
につれて次第に小さくなって行き、クリ−ニング終了時
にはゼロになることから、このOの活性種の発光強度が
ゼロになるまでの時間をクリ−ニング時間とした。
の分解により生じたOの活性種の発光強度を測定するこ
とにより行い、この発光強度はクリ−ニングが進行する
につれて次第に小さくなって行き、クリ−ニング終了時
にはゼロになることから、このOの活性種の発光強度が
ゼロになるまでの時間をクリ−ニング時間とした。
【0036】このように成膜処理のプロセスサイクルと
クリ−ニングとの間を通して、真空容器2の内壁面を同
じ温度例えば成膜処理のプラズマが発生しているときに
到達する温度T0以上の温度に制御するようにすれば、
内壁面の温度がクリ−ニング時に低くなってしまうこと
がないので、プロセスサイクルを温度の安定を待つこと
無く、クリ−ニング終了後に直ちにプロセスサイクルを
開始することができ、より成膜処理全体のスル−プット
を向上させることができる。
クリ−ニングとの間を通して、真空容器2の内壁面を同
じ温度例えば成膜処理のプラズマが発生しているときに
到達する温度T0以上の温度に制御するようにすれば、
内壁面の温度がクリ−ニング時に低くなってしまうこと
がないので、プロセスサイクルを温度の安定を待つこと
無く、クリ−ニング終了後に直ちにプロセスサイクルを
開始することができ、より成膜処理全体のスル−プット
を向上させることができる。
【0037】さらに本実施の形態では、真空容器2の内
壁面の温度は前記温度T0以上の温度に限らず、この近
傍の温度であれば温度T0以下の温度であってもよい。
温度T0の近傍の温度であれば温度T0以下の温度であ
っても、プラズマの発生、消失に伴う内壁面の温度変化
の割合は小さく、SiOF膜の熱変形は起こりにくいと
考えられるからである。
壁面の温度は前記温度T0以上の温度に限らず、この近
傍の温度であれば温度T0以下の温度であってもよい。
温度T0の近傍の温度であれば温度T0以下の温度であ
っても、プラズマの発生、消失に伴う内壁面の温度変化
の割合は小さく、SiOF膜の熱変形は起こりにくいと
考えられるからである。
【0038】以上において本発明では、流路31にガル
デンを通流させて内壁面の温度制御を行うかわりに、真
空容器2の内壁面に加熱手段を埋設して、これにより温
度制御を行うようにしてもよい。また本発明方法は、S
iOF膜の成膜処理以外にSiO2 膜、CF膜や有機絶
縁膜の成膜処理等にも適用でき、例えばSiO2 膜の成
膜処理の場合には、前記温度T0は70℃程度であるの
で、前記プロセスサイクルを70℃以上のほぼ一定温度
で行うことが望ましい。
デンを通流させて内壁面の温度制御を行うかわりに、真
空容器2の内壁面に加熱手段を埋設して、これにより温
度制御を行うようにしてもよい。また本発明方法は、S
iOF膜の成膜処理以外にSiO2 膜、CF膜や有機絶
縁膜の成膜処理等にも適用でき、例えばSiO2 膜の成
膜処理の場合には、前記温度T0は70℃程度であるの
で、前記プロセスサイクルを70℃以上のほぼ一定温度
で行うことが望ましい。
【0039】
【発明の効果】本発明のプラズマ処理装置によれば、基
板に対してプラズマにより成膜処理を行うに当たって、
基板のパ−ティクル汚染を抑えることができる。
板に対してプラズマにより成膜処理を行うに当たって、
基板のパ−ティクル汚染を抑えることができる。
【図1】本発明方法を実施するためのプラズマ成膜処理
装置の一実施の形態を示す断面図である。
装置の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明方法の成膜処理のプロセスサイクルを示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】内壁面の温度とパ−ティクル発生数との関係を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図4】SiOF膜の温度依存性を示す特性図である。
【図5】クリ−ニング時間の温度依存性を示す特性図で
ある。
ある。
【図6】従来のプラズマ処理装置を示す断面図である。
2 真空容器 21 プラズマ室 22 成膜室 25 導波管 26 高周波電源部 31 流路 32 温度検出部 33 調整部 51 主電磁コイル 6 載置台 W 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 正英 東京都港区赤坂5丁目3番6号 東京エレ クトロン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 基板を真空容器内に搬入し、次いで処理
ガスをプラズマ化してそのプラズマにより前記基板に対
して成膜処理を行い、その後前記基板を真空容器から搬
出する一連のプロセスサイクルを所定回数行った後、前
記真空容器内に付着している薄膜をクリ−ニングガスに
より除去する方法において、 前記プロセスサイクル中における真空容器の内壁面の温
度を、プラズマが発生しているときに到達する内壁面の
温度T0以上のほぼ一定温度により維持することを特徴
とするプラズマ成膜処理方法。 - 【請求項2】 真空容器の内壁面の温度を、温度T0以
上のほぼ一定温度に維持する代わりに前記温度T0以下
でかつその近傍の一定温度に維持することを特徴とする
請求項1記載のプラズマ成膜処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28445097A JP3432722B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | プラズマ成膜処理方法及びプラズマ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28445097A JP3432722B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | プラズマ成膜処理方法及びプラズマ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11111708A true JPH11111708A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3432722B2 JP3432722B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=17678706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28445097A Expired - Fee Related JP3432722B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | プラズマ成膜処理方法及びプラズマ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3432722B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002080249A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device |
| WO2002080252A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device |
| WO2002080254A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Tokyo Electron Limited | Microwave plasma process device, plasma ignition method, plasma forming method, and plasma process method |
| JP2012238644A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Ulvac Japan Ltd | ZrBO膜の形成装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28445097A patent/JP3432722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002080249A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device |
| WO2002080252A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device |
| WO2002080254A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Tokyo Electron Limited | Microwave plasma process device, plasma ignition method, plasma forming method, and plasma process method |
| JP2002299240A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-11 | Tadahiro Omi | プラズマ処理装置 |
| EP1376668A4 (en) * | 2001-03-28 | 2006-02-15 | Tokyo Electron Ltd | MICROWAVE PLASMA PROCESSING DEVICE, PLASMA IGNITION METHOD, PLASMA FORMING METHOD, AND PLASMA PROCESSING METHOD |
| US7115184B2 (en) | 2001-03-28 | 2006-10-03 | Tadahiro Ohmi | Plasma processing device |
| US7141756B2 (en) | 2001-03-28 | 2006-11-28 | Tokyo Electron Limited | Microwave plasma processing apparatus, plasma ignition method, plasma forming method, and plasma processing method |
| CN1311531C (zh) * | 2001-03-28 | 2007-04-18 | 东京毅力科创株式会社 | 微波等离子体处理装置 |
| JP2012238644A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Ulvac Japan Ltd | ZrBO膜の形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3432722B2 (ja) | 2003-08-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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