JPH11111978A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH11111978A JPH11111978A JP9267035A JP26703597A JPH11111978A JP H11111978 A JPH11111978 A JP H11111978A JP 9267035 A JP9267035 A JP 9267035A JP 26703597 A JP26703597 A JP 26703597A JP H11111978 A JPH11111978 A JP H11111978A
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- Japan
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- semiconductor device
- film
- oxide film
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 LSIのスタンバイ電流を低減させ、高集積
化を可能にする。 【解決手段】 MOS構造においてゲート絶縁膜(1
5)の厚さを3nm未満とし、ゲート電極(16)をト
ランジスタの導電型いかんにかかわらず高濃度にドープ
されたp型不純物を含むシリコン膜により形成してい
る。ダイレクトトンネリングリーク電流を減少させるこ
とができ、高集積化した場合でもスタンバイ電流を減少
させることができる。
化を可能にする。 【解決手段】 MOS構造においてゲート絶縁膜(1
5)の厚さを3nm未満とし、ゲート電極(16)をト
ランジスタの導電型いかんにかかわらず高濃度にドープ
されたp型不純物を含むシリコン膜により形成してい
る。ダイレクトトンネリングリーク電流を減少させるこ
とができ、高集積化した場合でもスタンバイ電流を減少
させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
るもので、特に低電源電圧下での動作に適したMOS型
トランジスタに関する。
るもので、特に低電源電圧下での動作に適したMOS型
トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の携帯化や省エネルギー化の観
点から、消費電力を低減させる要求が厳しくなってお
り、このために、低電圧で動作する半導体装置の開発が
行われている。一つの解決手段として、ゲート絶縁膜3
nm以下で、いわゆるダイレクトトンネリング電流を生
ずる領域の絶縁をMOS型トランジスタに適用すること
が提案されている。例えば、著者H.S.Momose
他、出典IEDM技術ダイジェスト、pp.593−5
96、1994、あるいは、同じ著者の出典IEEE紀
要、電子装置(Electron Devices)、
vol.43、No.8、pp.1233−1242、
1996などである。
点から、消費電力を低減させる要求が厳しくなってお
り、このために、低電圧で動作する半導体装置の開発が
行われている。一つの解決手段として、ゲート絶縁膜3
nm以下で、いわゆるダイレクトトンネリング電流を生
ずる領域の絶縁をMOS型トランジスタに適用すること
が提案されている。例えば、著者H.S.Momose
他、出典IEDM技術ダイジェスト、pp.593−5
96、1994、あるいは、同じ著者の出典IEEE紀
要、電子装置(Electron Devices)、
vol.43、No.8、pp.1233−1242、
1996などである。
【0003】このようなMOS構造では、ゲート長が短
くなるにつれてゲート電流が減少するが、逆にチャネル
電流が増大するため、微細ゲート長のMOSFETでも
正常なトランジスタ動作をすることが知られている。
くなるにつれてゲート電流が減少するが、逆にチャネル
電流が増大するため、微細ゲート長のMOSFETでも
正常なトランジスタ動作をすることが知られている。
【0004】これらの報告に記載された装置の場合、ゲ
ート電極はn+型ポリシリコンとなっている。これは、
nチャネルMOSFETにおける閾値制御が容易である
ためである。
ート電極はn+型ポリシリコンとなっている。これは、
nチャネルMOSFETにおける閾値制御が容易である
ためである。
【0005】図4および図5に従来のn+ゲートを採用
したMOSFETの特性を示す。図4はゲート電圧をパ
ラメータとしてドレイン電圧を変化させたときのnチャ
ネルMOSFETのゲート電流を示すグラフ、図5はゲ
ート電圧をパラメータとしてドレイン電圧を変化させた
ときのpチャネルMOSFETのゲート電流を示すグラ
フである。
したMOSFETの特性を示す。図4はゲート電圧をパ
ラメータとしてドレイン電圧を変化させたときのnチャ
ネルMOSFETのゲート電流を示すグラフ、図5はゲ
ート電圧をパラメータとしてドレイン電圧を変化させた
ときのpチャネルMOSFETのゲート電流を示すグラ
フである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4お
よび図5から明らかなように、このようなn+型ポリシ
リコンを用いた従来の微細MOSFETではゲート電流
の減少が見られるものの、電源電圧1.5Vを用いた場
合、ゲート長が0.1μmオーダーのデバイスにおいて
も、5×10−9A/μm程度のリーク電流が存在す
る。このリーク電流はこのような微細なMOSFETを
多数集積してLSIを形成しようとすると、スタンバイ
電流を増加させ、集積化を困難にするという問題があ
る。
よび図5から明らかなように、このようなn+型ポリシ
リコンを用いた従来の微細MOSFETではゲート電流
の減少が見られるものの、電源電圧1.5Vを用いた場
合、ゲート長が0.1μmオーダーのデバイスにおいて
も、5×10−9A/μm程度のリーク電流が存在す
る。このリーク電流はこのような微細なMOSFETを
多数集積してLSIを形成しようとすると、スタンバイ
電流を増加させ、集積化を困難にするという問題があ
る。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、微細トランジスタのスタンバイ電流を
低減させ、高集積化を可能にすることを目的とする。
なされたもので、微細トランジスタのスタンバイ電流を
低減させ、高集積化を可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極
と、このゲート電極直下に位置するチャネル形成領域の
両側の基板中に形成されたソース/ドレイン領域とを備
えた半導体装置において、前記ゲート絶縁膜の厚さがシ
リコン酸化膜換算で3nm未満で、かつ前記ゲート電極
がp型不純物を含有するシリコン酸化膜からなることを
特徴とするものである。
基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極
と、このゲート電極直下に位置するチャネル形成領域の
両側の基板中に形成されたソース/ドレイン領域とを備
えた半導体装置において、前記ゲート絶縁膜の厚さがシ
リコン酸化膜換算で3nm未満で、かつ前記ゲート電極
がp型不純物を含有するシリコン酸化膜からなることを
特徴とするものである。
【0009】半導体装置は、前記ソース/ドレイン領域
がp型不純物拡散層であるpチャネルMOSトランジス
タあるいは相補型MOS半導体装置であることが好まし
い。
がp型不純物拡散層であるpチャネルMOSトランジス
タあるいは相補型MOS半導体装置であることが好まし
い。
【0010】ゲート絶縁膜はシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜、シリコン窒化酸化膜、タンタルオキサイド膜、
チタン酸ストロンチウム膜のいずれかあるいはそれらの
積層膜からなることが好ましい。
窒化膜、シリコン窒化酸化膜、タンタルオキサイド膜、
チタン酸ストロンチウム膜のいずれかあるいはそれらの
積層膜からなることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態のいくつ
かを説明する。
かを説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態にかかる
MOSトランジスタの構造を示すものであり、ここでは
CMOS構成となっている。p型半導体基板11の表面
部にはpウェル12およびnウェル13が形成されてお
り、これらの境界部には素子分離膜14が形成されてい
る。
MOSトランジスタの構造を示すものであり、ここでは
CMOS構成となっている。p型半導体基板11の表面
部にはpウェル12およびnウェル13が形成されてお
り、これらの境界部には素子分離膜14が形成されてい
る。
【0013】各ウェルの表面の一部には厚さ2.5nm
のゲート酸化膜15を介してボロンイオンを高濃度に含
むポリシリコンでなるゲート電極16が形成されてお
り、このゲート直下の半導体基板内のチャネル領域の両
側にはそれぞれソース/ドレインとなる不純物拡散領域
が形成されている。すなわち、pウェル12内にはそれ
ぞれソース、ドレインとなるn+不純物拡散領域17、
18がチャネル領域分離隔して形成されてnチャネルM
OSトランジスタを形成しており、nウェル13内には
それぞれソース、ドレインとなるp+不純物拡散領域1
9、20がチャネル領域分離隔して形成されてpチャネ
ルMOSトランジスタを形成している。なお、ゲート電
極16の上面に低抵抗化のために高融点金属シリサイド
膜21を形成するようにしても良い。
のゲート酸化膜15を介してボロンイオンを高濃度に含
むポリシリコンでなるゲート電極16が形成されてお
り、このゲート直下の半導体基板内のチャネル領域の両
側にはそれぞれソース/ドレインとなる不純物拡散領域
が形成されている。すなわち、pウェル12内にはそれ
ぞれソース、ドレインとなるn+不純物拡散領域17、
18がチャネル領域分離隔して形成されてnチャネルM
OSトランジスタを形成しており、nウェル13内には
それぞれソース、ドレインとなるp+不純物拡散領域1
9、20がチャネル領域分離隔して形成されてpチャネ
ルMOSトランジスタを形成している。なお、ゲート電
極16の上面に低抵抗化のために高融点金属シリサイド
膜21を形成するようにしても良い。
【0014】このような位置関係は従来のMOSトラン
ジスタと類似するが、この実施の形態にあっては、ゲー
ト酸化膜の厚さToxはシリコン酸化膜換算で3nm未満
であること、およびゲート電極がトランジスタの導電型
にかかわらずp+型不純物を含有するものとなっている
点に特徴がある。
ジスタと類似するが、この実施の形態にあっては、ゲー
ト酸化膜の厚さToxはシリコン酸化膜換算で3nm未満
であること、およびゲート電極がトランジスタの導電型
にかかわらずp+型不純物を含有するものとなっている
点に特徴がある。
【0015】図1に示す半導体装置は周知の製造技術を
用いて次のようにして製造することができる。
用いて次のようにして製造することができる。
【0016】p型シリコン基板の表面部にpウェルおよ
びnウェルを形成した後、選択酸化法であるLOCOS
法により素子分離を行い、チャネル形成予定領域に所望
の閾値電圧が得られるように不純物を導入する。
びnウェルを形成した後、選択酸化法であるLOCOS
法により素子分離を行い、チャネル形成予定領域に所望
の閾値電圧が得られるように不純物を導入する。
【0017】次にゲート酸化を行う。薄いゲート酸化膜
を得るために、ゲート酸化は急速ランプ加熱法(RT
O:Rapid Thermal Oxidation )により行う。酸化の条
件は例えば、次の条件であり、 900℃ 5秒 では Tox=2.5nm 900℃ 20秒 では Tox=2.8nm 800℃ 10秒 では Tox=1.5nm のように3nm未満のゲート酸化膜が得られる。
を得るために、ゲート酸化は急速ランプ加熱法(RT
O:Rapid Thermal Oxidation )により行う。酸化の条
件は例えば、次の条件であり、 900℃ 5秒 では Tox=2.5nm 900℃ 20秒 では Tox=2.8nm 800℃ 10秒 では Tox=1.5nm のように3nm未満のゲート酸化膜が得られる。
【0018】次に、ボロン(B)を含有させながら、ポ
リシリコン膜をCVD法等により100nmの厚さに堆
積する。このような不純物を含有させるには、例えばC
VD法によりポリシリコンを堆積させる際、ジボラン
(B2H6)等のドーピングガスを適量混入させること
により実現させることができる。
リシリコン膜をCVD法等により100nmの厚さに堆
積する。このような不純物を含有させるには、例えばC
VD法によりポリシリコンを堆積させる際、ジボラン
(B2H6)等のドーピングガスを適量混入させること
により実現させることができる。
【0019】次に、レジストを塗布してこれをパターニ
ングし、パターニングされたレジストをエッチングマス
クとしてポリシリコン膜をエッチングすれば、p+型の
ゲート電極が形成される。
ングし、パターニングされたレジストをエッチングマス
クとしてポリシリコン膜をエッチングすれば、p+型の
ゲート電極が形成される。
【0020】その後、得られたゲート電極をイオン注入
マスクとしてNMOS、PMOSのソース/ドレイン領
域にそれぞれn型、p型の不純物をイオン注入により高
濃度に導入し、活性化のための熱処理を施すことにより
ソース/ドレイン領域を形成する。
マスクとしてNMOS、PMOSのソース/ドレイン領
域にそれぞれn型、p型の不純物をイオン注入により高
濃度に導入し、活性化のための熱処理を施すことにより
ソース/ドレイン領域を形成する。
【0021】続いて層間絶縁膜を堆積し、各電極部にコ
ンタクト孔を開口し、配線を形成する。この配線は不純
物を拡散させたポリシリコンが通常使用されるが、配線
上に金属を貼り付ける技術あるいは高融点金属膜を形成
したのちシリサイド化する技術を用いて低抵抗化するこ
とにより高周波における高速動作を可能にしている。
ンタクト孔を開口し、配線を形成する。この配線は不純
物を拡散させたポリシリコンが通常使用されるが、配線
上に金属を貼り付ける技術あるいは高融点金属膜を形成
したのちシリサイド化する技術を用いて低抵抗化するこ
とにより高周波における高速動作を可能にしている。
【0022】本発明では、このような微小ゲート構造に
p型シリコンゲート電極を採用したことにより、ゲート
電流の低減を図っている。
p型シリコンゲート電極を採用したことにより、ゲート
電流の低減を図っている。
【0023】図2はnチャネルMOSトランジスタ(N
−MOSFETS)およびpチャネルMOSトランジス
タ(P−MOSFETS)のそれぞれについてゲート電
極をn+ゲート電極およびp+ゲート電極としたときの
ゲート長に対するゲート電流の変化を示すグラフ、図3
は同様の組み合わせに対して、ゲート長を変化させたと
きのゲート電流とドレイン電流の比(Ig/Id)、す
なわちリーク電流の変化を示すグラフである。
−MOSFETS)およびpチャネルMOSトランジス
タ(P−MOSFETS)のそれぞれについてゲート電
極をn+ゲート電極およびp+ゲート電極としたときの
ゲート長に対するゲート電流の変化を示すグラフ、図3
は同様の組み合わせに対して、ゲート長を変化させたと
きのゲート電流とドレイン電流の比(Ig/Id)、す
なわちリーク電流の変化を示すグラフである。
【0024】これらのグラフによれば、0.15μmの
ゲート幅を有する微細デバイスでは、nチャネルMOS
トランジスタでは0.1μA/μmのオーダのリーク電
流が観測される。しかしながら、pーチャネルMOSト
ランジスタにおいては、リーク電流のレベルは非常に小
さく、1pA/μmオーダであり、nチャネルMOSに
比べれば同一トランジスタで約5桁の差がある。これ
は、薄いゲート酸化膜に伴うダイレクトトンネリングに
より、nチャネルMOSトランジスタにおける電子がド
レインに流れ込むことを防止するため、全体のリーク電
流を低減させるためである。また、p型シリコン電極を
用いたのは、n型シリコン電極の場合と比べ、バンドギ
ャップが異なるため電流が流れにくく、リーク電流をさ
らに減少させるためである。
ゲート幅を有する微細デバイスでは、nチャネルMOS
トランジスタでは0.1μA/μmのオーダのリーク電
流が観測される。しかしながら、pーチャネルMOSト
ランジスタにおいては、リーク電流のレベルは非常に小
さく、1pA/μmオーダであり、nチャネルMOSに
比べれば同一トランジスタで約5桁の差がある。これ
は、薄いゲート酸化膜に伴うダイレクトトンネリングに
より、nチャネルMOSトランジスタにおける電子がド
レインに流れ込むことを防止するため、全体のリーク電
流を低減させるためである。また、p型シリコン電極を
用いたのは、n型シリコン電極の場合と比べ、バンドギ
ャップが異なるため電流が流れにくく、リーク電流をさ
らに減少させるためである。
【0025】上記の実施の形態においては、CMOS型
半導体装置を例にとって説明したが、nチャネルMOS
トランジスタあるいはpチャネルMOSトランジスタの
一方だけが形成されている半導体装置にも本発明は適用
することができる。これらのいずれの場合であっても、
ゲート絶縁膜の厚さは3nm未満であり、ゲート電極は
p型ポリシリコンにより構成される。
半導体装置を例にとって説明したが、nチャネルMOS
トランジスタあるいはpチャネルMOSトランジスタの
一方だけが形成されている半導体装置にも本発明は適用
することができる。これらのいずれの場合であっても、
ゲート絶縁膜の厚さは3nm未満であり、ゲート電極は
p型ポリシリコンにより構成される。
【0026】また、実施の形態ではゲート絶縁膜として
シリコン酸化膜を用いたが、同等のゲート容量を有する
絶縁膜を用いることもできる。このような絶縁膜として
は、シリコン窒化膜(Si3O4)、シリコン窒化酸化
膜(SiOxNy)、シリコン窒化膜と酸化膜の積層膜
(たとえば、SiO2/Si3N4,Si3N4/Si
O2,SiO2/Si3N4/SiO2,Si3N4/
SiO2/Si3N4など)、あるいはタンタルオキサ
イド(TaOx)、チタン酸ストロンチウム(TiSr
xOy)、これらとシリコン酸化膜あるいはシリコン窒
化膜との積層膜等を用いることができる。これらの絶縁
膜の容量がシリコン酸化膜換算で3.0nm未満である
ことが必要である。シリコン酸化膜への換算は材料の誘
電率を周知の変換式に代入することにより容易に求める
ことができる。
シリコン酸化膜を用いたが、同等のゲート容量を有する
絶縁膜を用いることもできる。このような絶縁膜として
は、シリコン窒化膜(Si3O4)、シリコン窒化酸化
膜(SiOxNy)、シリコン窒化膜と酸化膜の積層膜
(たとえば、SiO2/Si3N4,Si3N4/Si
O2,SiO2/Si3N4/SiO2,Si3N4/
SiO2/Si3N4など)、あるいはタンタルオキサ
イド(TaOx)、チタン酸ストロンチウム(TiSr
xOy)、これらとシリコン酸化膜あるいはシリコン窒
化膜との積層膜等を用いることができる。これらの絶縁
膜の容量がシリコン酸化膜換算で3.0nm未満である
ことが必要である。シリコン酸化膜への換算は材料の誘
電率を周知の変換式に代入することにより容易に求める
ことができる。
【0027】これらの各種の膜のうち、シリコン酸化膜
は最も一般的で製造が容易であり、シリコン窒化膜はこ
れに次ぎ、タンタルオキサイド膜は誘電率が高いために
厚く形成することができ、膜の信頼性および歩留まりを
向上させることができる。
は最も一般的で製造が容易であり、シリコン窒化膜はこ
れに次ぎ、タンタルオキサイド膜は誘電率が高いために
厚く形成することができ、膜の信頼性および歩留まりを
向上させることができる。
【0028】上記実施の形態ではnチャネルMOSFE
TとpチャネルMOSFETとでゲート絶縁膜の厚さは
同じであったが、特性を最適化するために変えることも
できる。例えば、pチャネルMOSFETでは1000
℃、10秒の条件によりほぼ3.0nmのゲート絶縁膜
圧を得た後、nチャネルMOSFET形成領域のみゲー
ト絶縁膜を剥離し、例えば800℃、10秒の条件によ
りTox=1.5nmを得るようにすることができる。こ
れはpチャネルMOSFETでダイレクトトンネリング
の効果が顕著であるためである。
TとpチャネルMOSFETとでゲート絶縁膜の厚さは
同じであったが、特性を最適化するために変えることも
できる。例えば、pチャネルMOSFETでは1000
℃、10秒の条件によりほぼ3.0nmのゲート絶縁膜
圧を得た後、nチャネルMOSFET形成領域のみゲー
ト絶縁膜を剥離し、例えば800℃、10秒の条件によ
りTox=1.5nmを得るようにすることができる。こ
れはpチャネルMOSFETでダイレクトトンネリング
の効果が顕著であるためである。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、MOS
構造においてゲート絶縁膜の厚さを3nm未満とし、ゲ
ート電極をトランジスタの導電型いかんにかかわらず高
濃度にドープされたp型不純物を含むシリコン膜により
形成しているので、シリコン電極/絶縁膜/シリコン基
板間のバンド構造が変わり、ダイレクトトンネルリーク
電流を減少させることができ、高集積化した場合でもス
タンバイ電流を減少させることができる。
構造においてゲート絶縁膜の厚さを3nm未満とし、ゲ
ート電極をトランジスタの導電型いかんにかかわらず高
濃度にドープされたp型不純物を含むシリコン膜により
形成しているので、シリコン電極/絶縁膜/シリコン基
板間のバンド構造が変わり、ダイレクトトンネルリーク
電流を減少させることができ、高集積化した場合でもス
タンバイ電流を減少させることができる。
【図1】本発明のかかる半導体装置の実施の一形態を示
す素子断面図である。
す素子断面図である。
【図2】nチャネルMOSトランジスタおよびpチャネ
ルMOSトランジスタのそれぞれについてゲートをn+
ゲート電極およびp+ゲートとしたときのゲート長に対
するゲート電流の変化を示すことにより、本発明におけ
るp+ゲート採用の効果を示すグラフである。
ルMOSトランジスタのそれぞれについてゲートをn+
ゲート電極およびp+ゲートとしたときのゲート長に対
するゲート電流の変化を示すことにより、本発明におけ
るp+ゲート採用の効果を示すグラフである。
【図3】ゲート長を変化させたときのゲート電流とドレ
イン電流の比、すなわちリーク電流の変化を示すことに
より、本発明におけるp+ゲート採用の効果を示すグラ
フである。
イン電流の比、すなわちリーク電流の変化を示すことに
より、本発明におけるp+ゲート採用の効果を示すグラ
フである。
【図4】ゲート電圧をパラメータとしてドレイン電圧を
変化させたときのnチャネルMOSFETのゲート電流
を示すグラフである。
変化させたときのnチャネルMOSFETのゲート電流
を示すグラフである。
【図5】ゲート電圧をパラメータとしてドレイン電圧を
変化させたときのpチャネルMOSFETのゲート電流
を示すグラフである。
変化させたときのpチャネルMOSFETのゲート電流
を示すグラフである。
11 p型半導体基板 12 pウェル 13 nウェル 14 素子分離膜 15 ゲート絶縁膜 16 ゲート電極 17、18 n+拡散層 19、20 p+拡散層 21 金属シリサイド膜
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成
されたゲート電極と、このゲート電極直下に位置するチ
ャネル形成領域の両側の基板中に形成されたソース/ド
レイン領域とを備えた半導体装置において、 前記ゲート絶縁膜の厚さがシリコン酸化膜換算で3nm
未満で、かつ前記ゲート電極がp型不純物を含有するポ
リシリコン酸化膜からなることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】前記半導体装置は、前記ソース/ドレイン
領域がp型不純物拡散層であるpチャネルMOSトラン
ジスタであることを特徴とする請求項1に記載の半導体
装置。 - 【請求項3】前記半導体装置は、前記ソース/ドレイン
領域がp型不純物拡散層であるpチャネルMOSトラン
ジスタと、前記ソース/ドレイン領域がn型不純物拡散
層であるnチャネルMOSトランジスタとを同一基板上
に備えた相補型MOS半導体装置であり、いずれの導電
型のMOSトランジスタもゲート電極はp型不純物を含
有するポリシリコン酸化膜からなるものであることを特
徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項4】ゲート絶縁膜がシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜、シリコン窒化酸化膜、タンタルオキサイド膜、
チタン酸ストロンチウム膜のいずれかあるいはそれらの
積層膜からなることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267035A JPH11111978A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267035A JPH11111978A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11111978A true JPH11111978A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17439153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9267035A Pending JPH11111978A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11111978A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380594B1 (en) | 1999-10-19 | 2002-04-30 | Nec Corporation | Semiconductor device |
| JP2002299470A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-11 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置 |
| JP2003007847A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置の製造方法 |
| JP2003007841A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-10 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置の製造方法 |
| JP2003124340A (ja) * | 2000-09-01 | 2003-04-25 | Seiko Instruments Inc | 相補型mos半導体装置およびその製造方法 |
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| JP2017055004A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9267035A patent/JPH11111978A/ja active Pending
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