JPH11112995A - 動きベクトルの可変長復号装置 - Google Patents
動きベクトルの可変長復号装置Info
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動きベクトルの範囲に複数の種類があると
き、復号側でのハードウェアの負担を軽減する。 【解決手段】 動きベクトルの符号化の際に、動きベク
トルの値Xを範囲に応じた値で割り算して商Y及び余り
Zを求め、可変長符号テーブルの拡張時には、上記演算
手段からの商Yを上記可変長符号テーブルて符号化した
出力に上記余りZを付加ビットとして付加すること符号
化が行われて、得られた符号化データ(VLCコード)
が供給される。分離回路4は、上記符号化側での上記拡
張により付加された上記付加ビットZを上記符号化デー
タ(VLCコード)から分離し、ROM5に送る。RO
M5には可変長符号テーブルとは逆の変換を行う逆変換
テーブルが記憶されており、上記拡張時にはROM5か
らの出力Yと上記分離された付加ビットZとが演算回路
6に送られて、元の動きベクトルの値Xが復元されて取
り出される。
き、復号側でのハードウェアの負担を軽減する。 【解決手段】 動きベクトルの符号化の際に、動きベク
トルの値Xを範囲に応じた値で割り算して商Y及び余り
Zを求め、可変長符号テーブルの拡張時には、上記演算
手段からの商Yを上記可変長符号テーブルて符号化した
出力に上記余りZを付加ビットとして付加すること符号
化が行われて、得られた符号化データ(VLCコード)
が供給される。分離回路4は、上記符号化側での上記拡
張により付加された上記付加ビットZを上記符号化デー
タ(VLCコード)から分離し、ROM5に送る。RO
M5には可変長符号テーブルとは逆の変換を行う逆変換
テーブルが記憶されており、上記拡張時にはROM5か
らの出力Yと上記分離された付加ビットZとが演算回路
6に送られて、元の動きベクトルの値Xが復元されて取
り出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば動画像信号
をフレーム間の相関を利用して高能率符号化する際に動
きベクトルが可変長符号化されることで得られた符号化
出力(VLCコード)を復号するための動きベクトルの
可変長復号装置に関するものである。
をフレーム間の相関を利用して高能率符号化する際に動
きベクトルが可変長符号化されることで得られた符号化
出力(VLCコード)を復号するための動きベクトルの
可変長復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像信号の高能率符号化において、フ
レーム間の相関を利用して符号化する際には、フレーム
間の差分が符号化される。このとき、2つのフレーム間
の動きを考慮するために、動きベクトルが用いられる。
レーム間の相関を利用して符号化する際には、フレーム
間の差分が符号化される。このとき、2つのフレーム間
の動きを考慮するために、動きベクトルが用いられる。
【0003】1枚の画像を所定の大きさのブロック(例
えば16×16画素)に分割する(図8Aに図示)。こ
のとき、あるブロック(対象ブロック)が、差分をとる
べきもう1枚の画像上でどの位置に移動したかを示すの
が動きベクトルである(図8Bに図示)。
えば16×16画素)に分割する(図8Aに図示)。こ
のとき、あるブロック(対象ブロック)が、差分をとる
べきもう1枚の画像上でどの位置に移動したかを示すの
が動きベクトルである(図8Bに図示)。
【0004】2つのフレームの差分をとる場合に、動き
ベクトル分だけ移動した位置と差分をとると、その差分
は最小となって高能率な符号化ができる。逆にいうとフ
レーム間の差分が最小となるような動きベクトルが得ら
れると、高能率な符号化ができる。
ベクトル分だけ移動した位置と差分をとると、その差分
は最小となって高能率な符号化ができる。逆にいうとフ
レーム間の差分が最小となるような動きベクトルが得ら
れると、高能率な符号化ができる。
【0005】ところで、この動きベクトルを伝送する
際、その伝送効率を上げるために、動きベクトルを可変
長符号化(Variable Length Coding)することが知られ
ている。すなわち、図9に示すように、画像データが動
きベクトル検出回路10に供給されて動きベクトルが検
出される。そして、この動きベクトルが可変長符号化回
路20に供給されて符号化され、伝送すべき可変長符号
化コード(VLCコード)が得られる。
際、その伝送効率を上げるために、動きベクトルを可変
長符号化(Variable Length Coding)することが知られ
ている。すなわち、図9に示すように、画像データが動
きベクトル検出回路10に供給されて動きベクトルが検
出される。そして、この動きベクトルが可変長符号化回
路20に供給されて符号化され、伝送すべき可変長符号
化コード(VLCコード)が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】動きベクトルについて
は、その大きさや精度は理論的には任意であり、現実的
にはハードウェアの規模等で制限がある。例えば、動き
ベクトルの大きさの範囲は原点を中心に±7画素であっ
たり、±15画素であったりする。また、精度も1画素
単位であったり、0.5画素単位であったりする。
は、その大きさや精度は理論的には任意であり、現実的
にはハードウェアの規模等で制限がある。例えば、動き
ベクトルの大きさの範囲は原点を中心に±7画素であっ
たり、±15画素であったりする。また、精度も1画素
単位であったり、0.5画素単位であったりする。
【0007】このような動きベクトルを可変長符号化す
る場合を考える。例えば、±7画素の範囲の動きベクト
ルと±15画素の範囲の動きベクトルを可変長符号化す
る場合は、可変長符号テーブルが2種類必要になる。こ
のとき、1画素精度で±7画素範囲用のテーブルは、
7,6,〜,0,〜,−6,−7の15種類の要素を持
つテーブルとなり、1画素精度で±15画素範囲用のテ
ーブルは、15,14,〜,0,〜,−14,−15の
31種類の要素を持つテーブルとなる。さらに、0.5
画素精度で±7画素範囲用のテーブルは、7.0,6.
5,〜,0,〜,−6.5,−7.0の29種類の要素
を持つテーブルとなる。
る場合を考える。例えば、±7画素の範囲の動きベクト
ルと±15画素の範囲の動きベクトルを可変長符号化す
る場合は、可変長符号テーブルが2種類必要になる。こ
のとき、1画素精度で±7画素範囲用のテーブルは、
7,6,〜,0,〜,−6,−7の15種類の要素を持
つテーブルとなり、1画素精度で±15画素範囲用のテ
ーブルは、15,14,〜,0,〜,−14,−15の
31種類の要素を持つテーブルとなる。さらに、0.5
画素精度で±7画素範囲用のテーブルは、7.0,6.
5,〜,0,〜,−6.5,−7.0の29種類の要素
を持つテーブルとなる。
【0008】このように、動きベクトルの範囲に複数の
種類があり、その精度も複数の種類があるときには、必
要なテーブルの数が多くなり、ハードウェアの負担が大
きくなる欠点があった。
種類があり、その精度も複数の種類があるときには、必
要なテーブルの数が多くなり、ハードウェアの負担が大
きくなる欠点があった。
【0009】そこで、この発明では、動きベクトルの範
囲に複数の種類があるとき、ハードウェアの負担を軽減
できるようにするものである。すなわち、本発明は、動
きベクトルの範囲に複数の種類がある場合にもハードウ
ェアの負担を軽減し得るような動きベクトルの可変長復
号装置の提供を目的とする。
囲に複数の種類があるとき、ハードウェアの負担を軽減
できるようにするものである。すなわち、本発明は、動
きベクトルの範囲に複数の種類がある場合にもハードウ
ェアの負担を軽減し得るような動きベクトルの可変長復
号装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、動きベクトルの範囲に合せて基準と
なる可変長符号テーブルの拡張をすることにより動きベ
クトルの複数の範囲に対応した可変長符号化が施された
符号化データと共に上記動きベクトルの範囲を示す情報
が供給され、上記基準となる可変長符号テーブルとは逆
の変換を行う逆変換テーブルが記憶された記憶手段と、
上記符号化データを復号する際に、上記動きベクトルの
範囲を示す情報に応じて上記拡張を復元するように上記
逆変換テーブルでの逆変換を制御する制御手段とを有
し、動きベクトルの複数の範囲に対応した可変長復号を
することを特徴としている。
を解決するために、動きベクトルの範囲に合せて基準と
なる可変長符号テーブルの拡張をすることにより動きベ
クトルの複数の範囲に対応した可変長符号化が施された
符号化データと共に上記動きベクトルの範囲を示す情報
が供給され、上記基準となる可変長符号テーブルとは逆
の変換を行う逆変換テーブルが記憶された記憶手段と、
上記符号化データを復号する際に、上記動きベクトルの
範囲を示す情報に応じて上記拡張を復元するように上記
逆変換テーブルでの逆変換を制御する制御手段とを有
し、動きベクトルの複数の範囲に対応した可変長復号を
することを特徴としている。
【0011】上述構成によれば、動きベクトルの範囲に
複数の種類があっても、基準となる可変長符号テーブル
の逆の変換を行う逆変換テーブルを備えるだけで済み、
ハードウェアの負担を軽減し得る。
複数の種類があっても、基準となる可変長符号テーブル
の逆の変換を行う逆変換テーブルを備えるだけで済み、
ハードウェアの負担を軽減し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。先ず、本発明に係
る動きベクトルの復号装置の実施の形態の説明に先立
ち、動きベクトルの符号化について説明する。本例にお
いては、1画素精度で±2画素範囲の動きベクトルと1
画素精度で±4画素範囲の動きベクトルを可変長符号化
するものである。
ついて図面を参照しながら説明する。先ず、本発明に係
る動きベクトルの復号装置の実施の形態の説明に先立
ち、動きベクトルの符号化について説明する。本例にお
いては、1画素精度で±2画素範囲の動きベクトルと1
画素精度で±4画素範囲の動きベクトルを可変長符号化
するものである。
【0013】図1は、1画素精度で±2画素範囲用の可
変長符号テーブル(動きベクトルの値とVLCコードと
の関係)を示しており、2,1,0,−1,−2の5種
類の要素を持っている。
変長符号テーブル(動きベクトルの値とVLCコードと
の関係)を示しており、2,1,0,−1,−2の5種
類の要素を持っている。
【0014】±4画素範囲の動きベクトルを可変長符号
化するには、図1に示す±2画素範囲用の可変長符号テ
ーブルを基にして行なう。
化するには、図1に示す±2画素範囲用の可変長符号テ
ーブルを基にして行なう。
【0015】まず動きベクトルの値をXとして、Xを2
で割った商Yと余りZを求める。
で割った商Yと余りZを求める。
【0016】X=2*Y+Z ・・・(1) 次に、商Yに相当するVLCコード(図1のテーブルで
符号化)に付加ビットとして余りZを加えて、VLVコ
ードとする。これにより、図2に示すような1画素精度
で±4画素範囲用の可変長符号テーブルで符号化したこ
とと等価となり、図1に示す可変長テーブルが拡張され
たことになる。図2の可変長符号テーブルは、4,3,
〜,0,〜,−3,−4の9種類の要素を持っている。
符号化)に付加ビットとして余りZを加えて、VLVコ
ードとする。これにより、図2に示すような1画素精度
で±4画素範囲用の可変長符号テーブルで符号化したこ
とと等価となり、図1に示す可変長テーブルが拡張され
たことになる。図2の可変長符号テーブルは、4,3,
〜,0,〜,−3,−4の9種類の要素を持っている。
【0017】一方、1画素精度で±2画素範囲の動きベ
クトルを符号化するには、図1に示す可変長符号テーブ
ルを用いて動きベクトルXに相当するVLCコードを直
接得る。
クトルを符号化するには、図1に示す可変長符号テーブ
ルを用いて動きベクトルXに相当するVLCコードを直
接得る。
【0018】これにより、1画素精度で±2画素範囲用
の可変長符号テーブルを基に、1画素精度で±2画素範
囲の動きベクトルと1画素範囲で±4画素範囲の動きベ
クトルの符号化を行なうことが可能となる。
の可変長符号テーブルを基に、1画素精度で±2画素範
囲の動きベクトルと1画素範囲で±4画素範囲の動きベ
クトルの符号化を行なうことが可能となる。
【0019】以上のように符号化された動きベクトル
は、動きベクトルが±2画素範囲であるか±4画素範囲
であるかを示すフラグを伝送することにより、上述とは
逆の操作によってデコーダ側で正確に再現することがで
きる。
は、動きベクトルが±2画素範囲であるか±4画素範囲
であるかを示すフラグを伝送することにより、上述とは
逆の操作によってデコーダ側で正確に再現することがで
きる。
【0020】図3は、1画素精度で±2画素範囲用の可
変長符号テーブルを基に、1画素精度で±2画素範囲の
動きベクトルと±4画素範囲の動きベクトルを符号化す
る回路例である。
変長符号テーブルを基に、1画素精度で±2画素範囲の
動きベクトルと±4画素範囲の動きベクトルを符号化す
る回路例である。
【0021】この図3に示す動きベクトルの可変長符号
化装置は、基準となる可変長符号テーブルが記憶された
記憶手段であるROM2と、動きベクトルの範囲に合せ
て上記可変長符号テーブルの拡張を行う拡張手段として
の演算回路1及び付加回路3とを有し、動きベクトルの
複数の範囲に対応した可変長符号化を行う。
化装置は、基準となる可変長符号テーブルが記憶された
記憶手段であるROM2と、動きベクトルの範囲に合せ
て上記可変長符号テーブルの拡張を行う拡張手段として
の演算回路1及び付加回路3とを有し、動きベクトルの
複数の範囲に対応した可変長符号化を行う。
【0022】図3の演算回路1には、±4画素範囲の動
きベクトルが供給される。この演算回路1では、上述し
た(1)式の演算が行なわれて、商Yおよび余りZが出
力される。
きベクトルが供給される。この演算回路1では、上述し
た(1)式の演算が行なわれて、商Yおよび余りZが出
力される。
【0023】ROM2は、図1に示す可変長符号テーブ
ルを構成している。このROM2には、動きベクトルが
±2画素範囲のものであるときはその動きベクトルが直
接アドレスとして供給され、一方動きベクトルが±4画
素範囲のものであるときは演算回路1より出力される商
Yがアドレスとして供給される。
ルを構成している。このROM2には、動きベクトルが
±2画素範囲のものであるときはその動きベクトルが直
接アドレスとして供給され、一方動きベクトルが±4画
素範囲のものであるときは演算回路1より出力される商
Yがアドレスとして供給される。
【0024】そして、動きベクトルが±2画素範囲のも
のであるときはROM2の出力がVLCコードとして出
力され、一方動きベクトルが±4画素範囲のものである
ときはROM2の出力に演算回路1より出力される余り
Zが付加ビットとし付加回路3で付加されたものがVL
Cコードとして出力される。
のであるときはROM2の出力がVLCコードとして出
力され、一方動きベクトルが±4画素範囲のものである
ときはROM2の出力に演算回路1より出力される余り
Zが付加ビットとし付加回路3で付加されたものがVL
Cコードとして出力される。
【0025】このように本例においては、1個の可変長
符号テーブル(ROM2)を使用して、1画素精度で±
2画素範囲の動きベクトルと1画素精度で±4画素範囲
の動きベクトルを符号化することができ、ハードウェア
の負担を軽減することができる。
符号テーブル(ROM2)を使用して、1画素精度で±
2画素範囲の動きベクトルと1画素精度で±4画素範囲
の動きベクトルを符号化することができ、ハードウェア
の負担を軽減することができる。
【0026】次に、本発明に係る動きベクトルの可変長
符号化装置の実施の形態について、図4を参照しながら
説明する。
符号化装置の実施の形態について、図4を参照しながら
説明する。
【0027】図4は、図3に示す符号化回路に対応する
復号回路である。VLCコードが±2画素範囲の動きベ
クトルに係るものであるか、±4画素範囲の動きベクト
ルに係るものであるかは、VLCコードと共に伝送され
てくるフラグに基づいて判断される。すなわち、上記図
1〜図3と共に説明したように動きベクトルの符号化に
おいて、動きベクトルの範囲に合せて基準となる可変長
符号テーブルの拡張をすることにより動きベクトルの複
数の範囲に対応した可変長符号化が施された符号化デー
タ(VLCコード)と共に、上記動きベクトルの範囲を
示す情報(フラグ)が供給され、これを復号することで
動きベクトルを復元する。
復号回路である。VLCコードが±2画素範囲の動きベ
クトルに係るものであるか、±4画素範囲の動きベクト
ルに係るものであるかは、VLCコードと共に伝送され
てくるフラグに基づいて判断される。すなわち、上記図
1〜図3と共に説明したように動きベクトルの符号化に
おいて、動きベクトルの範囲に合せて基準となる可変長
符号テーブルの拡張をすることにより動きベクトルの複
数の範囲に対応した可変長符号化が施された符号化デー
タ(VLCコード)と共に、上記動きベクトルの範囲を
示す情報(フラグ)が供給され、これを復号することで
動きベクトルを復元する。
【0028】この図4に示す復号装置は、上記基準とな
る可変長符号テーブルとは逆の変換を行う逆変換テーブ
ルが記憶された記憶手段としてのROM5と、上記符号
化データを復号する際に、上記動きベクトルの範囲を示
す情報に応じて上記拡張を復元するように上記逆変換テ
ーブルでの逆変換を制御する制御手段としての分離回路
4及び演算回路8とを有し、動きベクトルの複数の範囲
に対応した可変長復号をする。
る可変長符号テーブルとは逆の変換を行う逆変換テーブ
ルが記憶された記憶手段としてのROM5と、上記符号
化データを復号する際に、上記動きベクトルの範囲を示
す情報に応じて上記拡張を復元するように上記逆変換テ
ーブルでの逆変換を制御する制御手段としての分離回路
4及び演算回路8とを有し、動きベクトルの複数の範囲
に対応した可変長復号をする。
【0029】すなわち、図4において、分離回路4に
は、±4画素範囲の動きベクトルに係るVLCコードが
供給される。分離回路4では付加ビット(余りZ)とそ
の他のビットに分離される。
は、±4画素範囲の動きベクトルに係るVLCコードが
供給される。分離回路4では付加ビット(余りZ)とそ
の他のビットに分離される。
【0030】また、ROM5は、図1の可変長符号テー
ブルとは逆の変換テーブルを構成している。このROM
5には、VLCコードが±2画素範囲の動きベクトルに
係るものであるときはそのVLCコードが直接アドレス
として供給され、一方VLCコードが±4画素範囲の動
きベクトルに係るものであるときは分離回路4で分離さ
れる付加ビット以外のビットがアドレスとして供給され
る。
ブルとは逆の変換テーブルを構成している。このROM
5には、VLCコードが±2画素範囲の動きベクトルに
係るものであるときはそのVLCコードが直接アドレス
として供給され、一方VLCコードが±4画素範囲の動
きベクトルに係るものであるときは分離回路4で分離さ
れる付加ビット以外のビットがアドレスとして供給され
る。
【0031】そして、VLCコードが±2画素範囲の動
きベクトルに係るものであるときはROM5の出力が動
きベクトルとして出力される。一方、VLCコードが±
4画素範囲の動きベクトルに係るものであるときは、演
算回路6の出力が動きベクトルとして出力される。つま
り、演算回路6では、ROM5の出力Yと分離回路4で
分離される付加ビットZから(1)式でもってXが求め
られる。
きベクトルに係るものであるときはROM5の出力が動
きベクトルとして出力される。一方、VLCコードが±
4画素範囲の動きベクトルに係るものであるときは、演
算回路6の出力が動きベクトルとして出力される。つま
り、演算回路6では、ROM5の出力Yと分離回路4で
分離される付加ビットZから(1)式でもってXが求め
られる。
【0032】次に、1画素精度で±2画素範囲の動きベ
クトルと0.5画素精度で±2画素範囲の動きベクトル
を符号化する例について説明する。
クトルと0.5画素精度で±2画素範囲の動きベクトル
を符号化する例について説明する。
【0033】0.5画素精度で±2画素範囲の動きベク
トルを符号化するには、図1に示す可変長符号テーブル
を基にして行なう。
トルを符号化するには、図1に示す可変長符号テーブル
を基にして行なう。
【0034】まず動きベクトルの値をXとして、2Xを
2で割った商Yと余りZを求める。
2で割った商Yと余りZを求める。
【0035】2*X=2*Y+Z ・・・(2) ここで、Y,Zを整数とすると、YはXの整数部分とな
り、Zは小数部分の2倍の値となって、“0”または
“1”となる。
り、Zは小数部分の2倍の値となって、“0”または
“1”となる。
【0036】次に、商Yに相当するVLCコード(図1
のテーブルで符号化)に付加ビットとして余りZを加
え、これをVLCコードとする。これにより、図5に示
すような0.5画素精度で±2画素範囲用の可変長符号
テーブルで符号化したことと等価となり、図1に示す可
変長符号テーブルが拡張されたことになる。図5の可変
長符号テーブルは、2.0,1.5,〜,0,〜,−
1.5,−2.0の9種類の要素を持っている。
のテーブルで符号化)に付加ビットとして余りZを加
え、これをVLCコードとする。これにより、図5に示
すような0.5画素精度で±2画素範囲用の可変長符号
テーブルで符号化したことと等価となり、図1に示す可
変長符号テーブルが拡張されたことになる。図5の可変
長符号テーブルは、2.0,1.5,〜,0,〜,−
1.5,−2.0の9種類の要素を持っている。
【0037】一方、1画素精度で±2画素範囲の動きベ
クトルを符号化するには、図1に示す可変長符号テーブ
ルを用いて動きベクトルXに相当するVLCコードを直
接得る。
クトルを符号化するには、図1に示す可変長符号テーブ
ルを用いて動きベクトルXに相当するVLCコードを直
接得る。
【0038】これにより、1画素精度で±2画素範囲用
の可変長符号テーブルを基に、1画素精度で±2画素範
囲の動きベクトルと0.5画素範囲で±2画素範囲の動
きベクトルの符号化を行なうことが可能となる。
の可変長符号テーブルを基に、1画素精度で±2画素範
囲の動きベクトルと0.5画素範囲で±2画素範囲の動
きベクトルの符号化を行なうことが可能となる。
【0039】以上のように符号化された動きベクトル
は、動きベクトルが1画素精度であるか0.5画素精度
であるかを示すフラグを伝送することにより、上述とは
逆の操作によってデコーダ側で正確に再現することがで
きる。
は、動きベクトルが1画素精度であるか0.5画素精度
であるかを示すフラグを伝送することにより、上述とは
逆の操作によってデコーダ側で正確に再現することがで
きる。
【0040】1画素精度で±2画素範囲用の可変長符号
テーブルを基に、1画素精度で±2画素範囲の動きベク
トルと0.5画素精度で±2画素範囲の動きベクトルを
符号化および復号する回路も、図3および図4と同様に
構成できる。1個の可変長符号テーブル(ROM2)を
使用して符号化することができ、ハードウェアの負担を
軽減することができる。
テーブルを基に、1画素精度で±2画素範囲の動きベク
トルと0.5画素精度で±2画素範囲の動きベクトルを
符号化および復号する回路も、図3および図4と同様に
構成できる。1個の可変長符号テーブル(ROM2)を
使用して符号化することができ、ハードウェアの負担を
軽減することができる。
【0041】次に、動きベクトルをDPCM(Differen
tial PCM)して、隣接するブロックの動きベクトルとの
差分だけを伝送する場合を考える。
tial PCM)して、隣接するブロックの動きベクトルとの
差分だけを伝送する場合を考える。
【0042】例えば、あるブロックの動きベクトルの値
が4の場合に、次の動きベクトルの値が3であれば、4
−3=1となり、差分値1だけを伝送する。これによ
り、4に相当するVLCコードよりも短いVLCコード
で伝送できるので有利となる。
が4の場合に、次の動きベクトルの値が3であれば、4
−3=1となり、差分値1だけを伝送する。これによ
り、4に相当するVLCコードよりも短いVLCコード
で伝送できるので有利となる。
【0043】さて、動きベクトルのDPCMにおいて
は、折り返し法と呼ばれる方法がある。これは動きベク
トルのように範囲が定まっている値のDPCMに用いら
れる方法で、例えば図6、図7のように1つのVLCコ
ードに2つの値を割り付ける。図6、図7は、動きベク
トルがそれぞれ1画素精度で±7画素範囲、1画素精度
で±3画素範囲のベクトルをDPCMして伝送する際の
可変長符号テーブルである。
は、折り返し法と呼ばれる方法がある。これは動きベク
トルのように範囲が定まっている値のDPCMに用いら
れる方法で、例えば図6、図7のように1つのVLCコ
ードに2つの値を割り付ける。図6、図7は、動きベク
トルがそれぞれ1画素精度で±7画素範囲、1画素精度
で±3画素範囲のベクトルをDPCMして伝送する際の
可変長符号テーブルである。
【0044】図7においては、動きベクトルの範囲が±
3画素なので、DPCMした結果は±6となる。例え
ば、前のブロックの動きベクトルの値が3で、今回のブ
ロックの動きベクトルの値が1とすると、3−1=2と
なり、VLCコードは“0010”となる。
3画素なので、DPCMした結果は±6となる。例え
ば、前のブロックの動きベクトルの値が3で、今回のブ
ロックの動きベクトルの値が1とすると、3−1=2と
なり、VLCコードは“0010”となる。
【0045】このコードが伝送されてデコーダ側で動き
ベクトルに戻す場合には、VLCコードが“0010”
なので、値は2か−6である。このとき、デコーダ側で
は前回の動きベクトルの値は3であることがわかってい
るので、動きベクトルの値は、3−2=1 または 3
−(−6)=9となる。ここで、動きベクトルは±3画
素の範囲であるので、9とはなり得ず、1であることが
わかる。
ベクトルに戻す場合には、VLCコードが“0010”
なので、値は2か−6である。このとき、デコーダ側で
は前回の動きベクトルの値は3であることがわかってい
るので、動きベクトルの値は、3−2=1 または 3
−(−6)=9となる。ここで、動きベクトルは±3画
素の範囲であるので、9とはなり得ず、1であることが
わかる。
【0046】上述したような折り返し法においては、動
きベクトルの範囲に比例した大きさのテーブルが必要で
ある。そのため、動きベクトルの範囲が±7画素と±3
画素の動きベクトルをDPCMして可変長符号化する場
合には、例えば図6、図7に示す可変長符号テーブルを
持つ方法がある。また例えば、図6に示す可変長符号テ
ーブルだけを持ち、±3画素範囲の動きベクトルのDP
CMの値±6を図6に示すテーブルに従って可変長符号
化する方法がある。
きベクトルの範囲に比例した大きさのテーブルが必要で
ある。そのため、動きベクトルの範囲が±7画素と±3
画素の動きベクトルをDPCMして可変長符号化する場
合には、例えば図6、図7に示す可変長符号テーブルを
持つ方法がある。また例えば、図6に示す可変長符号テ
ーブルだけを持ち、±3画素範囲の動きベクトルのDP
CMの値±6を図6に示すテーブルに従って可変長符号
化する方法がある。
【0047】前者の方法では、2つのテーブルを持つた
めに、ハードウェアの負担が大きくなる。一方、後者の
方法では、図6に示すテーブルにあっては図7に示すテ
ーブルに比べて長いコードが発生する確率が高くなるの
で、効率が低下する。
めに、ハードウェアの負担が大きくなる。一方、後者の
方法では、図6に示すテーブルにあっては図7に示すテ
ーブルに比べて長いコードが発生する確率が高くなるの
で、効率が低下する。
【0048】これらの欠点を除去するためには、上述実
施例と同様に、動きベクトルの範囲を示すフラグを用意
しておく。動きベクトルを可変長符号化する場合に、図
6に示すテーブルだけを用意しておき、動きベクトルの
範囲が±7画素であれば、全体を用いて符号化し、その
範囲が±3画素であれば、破線部分を図7に示すテーブ
ルに読み換えて符号化する。
施例と同様に、動きベクトルの範囲を示すフラグを用意
しておく。動きベクトルを可変長符号化する場合に、図
6に示すテーブルだけを用意しておき、動きベクトルの
範囲が±7画素であれば、全体を用いて符号化し、その
範囲が±3画素であれば、破線部分を図7に示すテーブ
ルに読み換えて符号化する。
【0049】このようにして符号化したVLCコードと
共に、動きベクトルの範囲を示すフラグを伝送すれば、
デコーダ側でも図6に示す基準となるテーブルだけを用
意しておき、動きベクトルの範囲を示すフラグが±3画
素の範囲を示したときのみ、図6のテーブルを図7のテ
ーブルに読み換えて復号すれば、動きベクトルを正確に
再現できる。
共に、動きベクトルの範囲を示すフラグを伝送すれば、
デコーダ側でも図6に示す基準となるテーブルだけを用
意しておき、動きベクトルの範囲を示すフラグが±3画
素の範囲を示したときのみ、図6のテーブルを図7のテ
ーブルに読み換えて復号すれば、動きベクトルを正確に
再現できる。
【0050】このように基準となるテーブルを読み換え
て用いることにより、複数のテーブルを用意するものに
比べて、ハードウェアの負担を軽減することができる。
て用いることにより、複数のテーブルを用意するものに
比べて、ハードウェアの負担を軽減することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、動きベクトルの範囲に
複数の種類があっても基準となる可変長符号テーブルを
備えるだけで済み、復号側では、この基準となる可変長
符号テーブルの逆の変換を行う逆変換テーブルを備える
だけで済み、ハードウェアの負担を軽減することができ
る。また、基準テーブルを拡張することによっていくら
でも広い範囲の動きベクトルに対応できるので、フレキ
シビリティが増す利益がある。
複数の種類があっても基準となる可変長符号テーブルを
備えるだけで済み、復号側では、この基準となる可変長
符号テーブルの逆の変換を行う逆変換テーブルを備える
だけで済み、ハードウェアの負担を軽減することができ
る。また、基準テーブルを拡張することによっていくら
でも広い範囲の動きベクトルに対応できるので、フレキ
シビリティが増す利益がある。
【図1】可変長符号テーブルの一例を示す図である。
【図2】可変長符号テーブルの一例を示す図である。
【図3】動きベクトルの符号化回路の一例を示す図であ
る。
る。
【図4】動きベクトルの復号回路の一例を示す図であ
る。
る。
【図5】可変長符号テーブルの一例を示す図である。
【図6】可変長符号テーブル(DPCM)の一例を示す
図である。
図である。
【図7】可変長符号テーブル(DPCM)の一例を示す
図である。
図である。
【図8】動きベクトルの概念を示す図である。
【図9】動きベクトルの検出および符号化の回路を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1,6 演算回路、 2,5 ROM、 3 付加回
路、 4 分離回路
路、 4 分離回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 勝治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 動きベクトルの範囲に合せて基準となる
可変長符号テーブルの拡張をすることにより動きベクト
ルの複数の範囲に対応した可変長符号化が施された符号
化データと共に上記動きベクトルの範囲を示す情報が供
給され、 上記基準となる可変長符号テーブルとは逆の変換を行う
逆変換テーブルが記憶された記憶手段と、 上記符号化データを復号する際に、上記動きベクトルの
範囲を示す情報に応じて上記拡張を復元するように上記
逆変換テーブルでの逆変換を制御する制御手段とを有
し、 動きベクトルの複数の範囲に対応した可変長復号をする
ことを特徴とする動きベクトルの可変長復号装置。 - 【請求項2】 上記可変長符号化は、動きベクトルの値
Xを上記範囲に応じた値で割り算して商Y及び余りZを
求め、上記可変長符号テーブルの拡張時には、上記演算
手段からの商Yを上記可変長符号テーブルて符号化した
出力に上記余りZを付加ビットとして付加することで行
われ、 上記制御手段は、上記符号化側での上記拡張により付加
された上記付加ビットZを上記符号化データから分離す
る分離手段と、上記逆変換テーブルからの出力Yと上記
分離された付加ビットZにより元の動きベクトルの値X
を復元する演算手段とを有して成ることを特徴とする請
求項1記載の動きベクトルの可変長復号装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10219458A JPH11112995A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長復号装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194576A JPH0541862A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方式 |
| JP10219458A JPH11112995A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長復号装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194576A Division JPH0541862A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112995A true JPH11112995A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=16326838
Family Applications (4)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194576A Pending JPH0541862A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方式 |
| JP10219460A Pending JPH11113004A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方法及び装置 |
| JP10219458A Pending JPH11112995A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長復号装置 |
| JP10219459A Pending JPH11112996A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方法及び復号方法 |
Family Applications Before (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194576A Pending JPH0541862A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方式 |
| JP10219460A Pending JPH11113004A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方法及び装置 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10219459A Pending JPH11112996A (ja) | 1991-08-03 | 1998-08-03 | 動きベクトルの可変長符号化方法及び復号方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5298991A (ja) |
| EP (5) | EP1028592B1 (ja) |
| JP (4) | JPH0541862A (ja) |
| DE (3) | DE69229153T2 (ja) |
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