JPH11116568A - キノリン化合物の製造方法 - Google Patents

キノリン化合物の製造方法

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JPH11116568A
JPH11116568A JP27289797A JP27289797A JPH11116568A JP H11116568 A JPH11116568 A JP H11116568A JP 27289797 A JP27289797 A JP 27289797A JP 27289797 A JP27289797 A JP 27289797A JP H11116568 A JPH11116568 A JP H11116568A
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JP27289797A
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English (en)
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Hideki Ikuta
英樹 生田
Tadashi Okuma
正 大熊
Naoto Ito
尚登 伊藤
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】探傷剤材料やEL材料として優れたキノリン化
合物を高品質且つ高収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1) で示されるキノリン誘導体と下記一般式(2) で示されるフタルイミド誘導体を、第一段階目に20〜
160℃の温度範囲でハロゲン化亜鉛と反応させ、次い
で二段階目に170〜250℃の温度範囲で反応させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光探傷剤やエレ
クトロルミネッセンス素子の発光層に用いるのに適した
キノリン化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】古くから蛍光性を持つ色素として、下記
式(4)
【化4】
【0003】で示されるキノリン化合物が、Liebi
gs Ann.Chem.,vol.315,p.30
3(1901)およびChem.Ber.,vol.1
00,p.2261〜2273(1967)に記されて
いる。また、特開昭56−147784号公報には、フ
タルイミドとキナルジンをイソキノリン存在下、塩化亜
鉛を用いて脱水縮合させる方法が記されている。
【0004】しかしながら、これらの方法は、操作が煩
雑であり、更に収率も余りよくないため工業的な実用性
に乏しいと言わざるを得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、高収率
且つ高品質でキノリン化合物を製造する方法について鋭
意検討した結果、下記一般式(1)
【化5】
【0006】〔式(1)中、Y1、Y2、Y3、Y4
5、Y6は、各々独立に水素原子、ハロゲン原子、ニト
ロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アミノ基、置換また
は無置換のアルキル基、置換または無置換アリール基、
置換または無置換アルコキシ基、置換または無置換アリ
ールオキシ基、置換または無置換N−アルキルアミノ
基、置換または無置換N,N−ジアルキルアミノ基、置
換または無置換N−アリールアミノ基、置換または無置
換N,N−ジアリールアミノ基、置換または無置換N−
アルキル−N−アリールアミノ基を表す。〕で示される
キノリン誘導体と下記一般式(2)
【0007】
【化6】 〔式(2)中、Y7、Y8、Y9、Y10は、各々独立に水
素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキ
シル基、アミノ基、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換アリール基、置換または無置換アルコキ
シ基、置換または無置換アリールオキシ基、置換または
無置換N−アルキルアミノ基、置換または無置換N,N
−ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−アリール
アミノ基、置換または無置換N,N−ジアリールアミノ
基、置換または無置換N−アルキル−N−アリールアミ
ノ基を表す。〕で示されるフタルイミド誘導体を、まず
所定温度でハロゲン化亜鉛と反応させ、次いで更に高い
温度で反応させることにより、上記課題を解決できるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0008】即ち、本発明は、下記一般式(1)
【化7】 〔式(1)中、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6は、前記
と同じ意味を示す。〕で示されるキノリン誘導体と下記
一般式(2)
【0009】
【化8】 〔式(2)中、Y7、Y8、Y9、Y10は、前記と同じ意
味を示す。〕で示されるフタルイミド誘導体を、第一段
階目に20〜160℃の温度範囲でハロゲン化亜鉛と反
応させ、次いで二段階目に170〜250℃の温度範囲
で反応させることを特徴とする下記一般式(3)
【0010】
【化9】 〔式(3)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
8、R9、R10は、各々独立に水素原子、ハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アミノ基、
置換または無置換のアルキル基、置換または無置換アリ
ール基、置換または無置換アルコキシ基、置換または無
置換アリールオキシ基、置換または無置換N−アルキル
アミノ基、置換または無置換N,N−ジアルキルアミノ
基、置換または無置換N−アリールアミノ基、置換また
は無置換N,N−ジアリールアミノ基、置換または無置
換N−アルキル−N−アリールアミノ基を表す。〕で示
されるキノリン化合物およびその互変異性体の製造方法
を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の具体的な態様を示せば、一般式(1)で示され
るキノリン誘導体と一般式(2)で示されるフタルイミ
ド誘導体を、有機極性溶媒中、まず第一段階目に所定温
度でハロゲン化亜鉛と反応させ、次いで二段階目に更に
高い温度で反応させることにより、その後無機酸で処理
することにより、一般式(3)のキノリン化合物および
その互変異性体を得ることができる。
【0012】また、本発明の化合物(1)、(2)、
(3)の置換基として表されるY1、Y2、Y3、Y4、Y
5、Y6、Y7、Y8、Y9、Y10、R1、R2、R3、R4
5、R6、R7、R8、R9、R10は、各々独立に水素原
子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル
基、アミノ基、置換または無置換のアルキル基、置換ま
たは無置換アリール基、置換または無置換アルコキシ
基、置換または無置換アリールオキシ基、置換または無
置換N−アルキルアミノ基、置換または無置換N,N−
ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−アリールア
ミノ基、置換または無置換N,N−ジアリールアミノ
基、置換または無置換N−アルキル−N−アリールアミ
ノ基を表す。
【0013】具体例として、ハロゲン原子としては、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられ
る。
【0014】置換または無置換のアルキル基の例として
は、炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル
基、例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチ
ル基、tert−ブチル基、sec−ブチル基、n−ペ
ンチル基、iso−ペンチル基、tert−ペンチル
基、sec−ペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキ
シル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル
基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、
1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル
基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチ
ル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1,2,2
−トリメチルプロピル基、1−エチルブチル基、2−エ
チルブチル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、シ
クロヘキシル基、メチルシクロペンチル基、n−ヘプチ
ル基、1−メチルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、
3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、5−メ
チルヘキシル基、1,1−ジメチルペンチル基、1,2
−ジメチルペンチル基、1,3−ジメチルペンチル基、
1,4−ジメチルペンチル基、2,2−ジメチルペンチ
ル基、2,3−ジメチルペンチル基、2,4−ジメチル
ペンチル基、3,3−ジメチルペンチル基、3,4−ジ
メチルペンチル基、1−エチルペンチル基、2−エチル
ペンチル基、3−エチルペンチル基、1,1,2−トリ
メチルブチル基、1,1,3−トリメチルブチル基、
1,2,3−トリメチルブチル基、1,2,2−トリメ
チルブチル基、1,3,3−トリメチルブチル基、2,
3,3−トリメチルブチル基、1−エチル−1−メチル
ブチル基、1−エチル−2−メチルブチル基、1−エチ
ル−3−メチルブチル基、2−エチル−1−メチルブチ
ル基、2−エチル−3−メチルブチル基、1−n−プロ
ピルブチル基、1−iso−プロピルブチル基 1−i
so−プロピル−2−メチルプロピル基、メチルシクロ
ヘキシル基、n−オクチル基、1−メチルヘプチル基、
2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メ
チルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘ
プチル基、1,1−ジメチルヘキシル基、1,2−ジメ
チルヘキシル基、1,3−ジメチルヘキシル基、1,4
−ジメチルヘキシル基、1,5−ジメチルヘキシル基、
2,2−ジメチルヘキシル基、2,3−ジメチルヘキシ
ル基、2,4−ジメチルヘキシル基、2,5−ジメチル
ヘキシル基、3,3−ジメチルヘキシル基、3,4−ジ
メチルヘキシル基、3,5−ジメチルヘキシル基、4,
4−ジメチルヘキシル基、4,5−ジメチルヘキシル
基、1−エチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、3
−エチルヘキシル基 4−エチルヘキシル基、1−n−
プロピルペンチル基、2−n−プロピルペンチル基、1
−iso−プロピルペンチル基、2−iso−プロピル
ペンチル基、1−エチル−1−メチルペンチル基、1−
エチル−2−メチルペンチル基、1−エチル−3−メチ
ルペンチル基、1−エチル−4−メチルペンチル基、2
−エチル−1−メチルペンチル基、2−エチル−2−メ
チルペンチル基、2−エチル−3−メチルペンチル基、
2−エチル−4−メチルペンチル基、3−エチル−1−
メチルペンチル基、3−エチル−2−メチルペンチル
基、3−エチル−3−メチルペンチル基、3−エチル−
4−メチルペンチル基、1,1,2−トリメチルペンチ
ル基、1,1,3−トリメチルペンチル基、1,1,4
−トリメチルペンチル基、1,2,2−トリメチルペン
チル基、1,2,3−トリメチルペンチル基、1,2,
4−トリメチルペンチル基、1,3,4−トリメチルペ
ンチル基、2,2,3−トリメチルペンチル基、2,
2,4−トリメチルペンチル基、2,3,4−トリメチ
ルペンチル基、1,3,3−トリメチルペンチル基、
2,3,3−トリメチルペンチル基、3,3,4−トリ
メチルペンチル基、1,4,4−トリメチルペンチル
基、2,4,4−トリメチルペンチル基、3,4,4−
トリメチルペンチル基、1−n−ブチルブチル基、1−
iso−ブチルブチル基、1−sec−ブチルブチル
基、1−tert−ブチルブチル基、2−tert−ブ
チルブチル基、1−n−プロピル−1−メチルブチル
基、1−n−プロピル−2−メチルブチル基、1−n−
プロピル−3−メチルブチル基、1−iso−プロピル
−1−メチルブチル基、1−iso−プロピル−2−メ
チルブチル基、1−iso−プロピル−3−メチルブチ
ル基、1,1−ジエチルブチル基、1,2−ジエチルブ
チル基、1−エチル−1,2−ジメチルブチル基、1−
エチル−1,3−ジメチルブチル基、1−エチル−2,
3−ジメチルブチル基、2−エチル−1,1−ジメチル
ブチル基、2−エチル−1,2−ジメチルブチル基、2
−エチル−1,3−ジメチルブチル基、2−エチル−
2,3−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルシクロヘ
キシル基、1,3−ジメチルシクロヘキシル基、1,4
−ジメチルシクロヘキシル基、エチルシクロヘキシル
基、n−ノニル基、3,5,5−トリメチルヘキシル
基、n−デシル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は
環状のアルキル基、フルオロメチル基、トリフルオロメ
チル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基、トリクロ
ロメチル基、ブロモメチル基、ジブロモメチル基、トリ
ブロモメチル基、フルオロエチル基、クロロエチル基、
ブロモエチル基、トリフルオロエチル基、ペンタフルオ
ロエチル基、テトラクロロエチル基、ヘキサフルオロ−
iso−プロピル基等のハロゲン原子が1〜21個置換
した炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のハロゲン化
アルキル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プ
ロポキシメチル基、ブトキシメチル基、ペントキシメチ
ル基、ヘキシルオキシメチル基、シクロヘキシルオキシ
メチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、プロ
ポキシエチル基、ブトキシエチル基、ペントキシエチル
基、ヘキシルオキシエチル基、シクロヘキシルオキシエ
チル基、メトキシエトキシエチル基、メトキシプロピル
基、エトキシプロピル基、プロポキシプロピル基、ブト
キシプロピル基、ペントキシプロピル基、ヘキシルオキ
シプロピル基、シクロヘキシルオキシプロピル基、メト
キシエトキシプロピル基等の炭素数1〜10の直鎖、分
岐又は環状のアルコキシ基が置換したアルキル基、メチ
ルチオメチル基、エチルチオメチル基、プロピルチオメ
チル基、ブチルチオメチル基、ペンチルチオメチル基、
ヘキシルチオメチル基、シクロヘキシルチオメチル基、
メチルチオエチル基、エチルチオエチル基、プロピルチ
オエチル基、ブチルチオエチル基、ペンチルチオエチル
基、ヘキシルチオエチル基、シクロヘキシルチオエチル
基、メトキシエチルチオエチル基、メチルチオプロピル
基、エチルチオプロピル基、プロピルチオプロピル基、
ブチルチオプロピル基、ペンチルチオプロピル基、ヘキ
シルチオプロピル基、シクロヘキシルチオプロピル基、
メトキシエチルチオプロピル基等の炭素数1〜10の直
鎖、分岐又は環状のアルキルチオ基が置換したアルキル
基、N−メチルアミノメチル基、N,N−ジメチルアミ
ノメチル基、N−エチルアミノメチル基、N,N−ジエ
チルアミノメチル基、N−プロピルアミノメチル基、
N,N−ジプロピルアミノメチル基、N−メチル−N−
エチルアミノメチル基、N−メチルアミノエチル基、
N,N−ジメチルアミノエチル基、N−エチルアミノエ
チル基、N,N−ジエチルアミノエチル基、N−プロピ
ルアミノエチル基、N,N−ジプロピルアミノエチル
基、N−メチル−N−エチルアミノエチル基、N−メチ
ルアミノプロピル基、N,N−ジメチルアミノプロピル
基、N−エチルアミノプロピル基、N,N−ジエチルア
ミノプロピル基、N−プロピルアミノプロピル基、N,
N−ジプロピルアミノプロピル基、N−エチル−N−ブ
チルアミノプロピル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐
又は環状のアルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基が
置換したアルキル基が挙げられる。
【0015】置換又は無置換のアリール基の例として
は、フェニル基、ナフチル基、アンスラニル基、2−メ
チルフェニル基、及び3−メチルフェニル基、4−メチ
ルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−
ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、
2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニ
ル基、3,5−ジメチルフェニル基、3,6−ジメチル
フェニル基、2,3,4−トリメチルフェニル基、2,
3,5−トリメチルフェニル基、2,3,6−トリメチ
ルフェニル基、2,4,5−トリメチルフェニル基、
2,4,6−トリメチルフェニル基、3,4,5−トリ
メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、プロピルフ
ェニル基、ブチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、シ
クロヘキシルフェニル基、オクチルフェニル基、2−メ
チル−1−ナフチル基、3−メチル−1−ナフチル基、
4−メチル−1−ナフチル基、5−メチル−1−ナフチ
ル基、6−メチル−1−ナフチル基、7−メチル−1−
ナフチル基、8−メチル−1−ナフチル基、1−メチル
−2−ナフチル基、3−メチル−2−ナフチル基、4−
メチル−2−ナフチル基、5−メチル−2−ナフチル
基、6−メチル−2−ナフチル基、7−メチル−2−ナ
フチル基、8−メチル−2−ナフチル基、2−エチル−
1−ナフチル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環
状のアルキル基が置換したアリール基、3−メトキシフ
ェニル基、4−メトキシフェニル基、2,3−ジメトキ
シフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、2,5
−ジメトキシフェニル基、2,6−ジメトキシフェニル
基、3,4−ジメトキシフェニル基、3,5−ジメトキ
シフェニル基、3,6−ジメトキシフェニル基、2,
3,4−トリメトキシフェニル基、2,3,5−トリメ
トキシフェニル基、2,3,6−トリメトキシフェニル
基、2,4,5−トリメトキシフェニル基、2,4,6
−トリメトキシフェニル基、3,4,5−トリメトキシ
フェニル基、2−エトキシフェニル基、プロポキシフェ
ニル基、ブトキシフェニル基、ヘキシルオキシフェニル
基、シクロヘキシルオキシフェニル基、オクチルオキシ
フェニル基、2−メトキシ−1−ナフチル基、3−メト
キシ−1−ナフチル基、4−メトキシ−1−ナフチル
基、5−メトキシ−1−ナフチル基、6−メトキシ−1
−ナフチル基、7−メトキシ−1−ナフチル基、8−メ
トキシ−1−ナフチル基、1−メトキシ−2−ナフチル
基、3−メトキシ−2−ナフチル基、4−メトキシ−2
−ナフチル基、5−メトキシ−2−ナフチル基、6−メ
トキシ−2−ナフチル基、7−メトキシ−2−ナフチル
基、8−メトキシ−2−ナフチル基、2−エトキシ−1
−ナフチル基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状
のアルコキシ基が置換したアリール基、クロロフェニル
基、ジクロロフェニル基、トリクロロフェニル基、ブロ
モフェニル基、ジブロモフェニル基、ヨードフェニル
基、フルオロフェニル基、ジフルオロフェニル基、トリ
フルオロフェニル基、テトラフルオロフェニル基、ペン
タフルオロフェニル基等のハロゲン原子が置換したアリ
ール基、トリフルオロメチルフェニル基等のハロゲン化
アルキル基が置換したアリール基、N,N−ジメチルア
ミノフェニル基、N,N−ジエチルアミノフェニル基、
N−フェニル−N−メチルアミノフェニル基、N−トリ
ル−N−エチルアミノフェニル基、N−クロロフェニル
−N−シクロヘキシルアミノフェニル基、N,N−ジト
リルアミノフェニル基等のN−モノ置換アミノ置換アリ
ール基、N,N−ジ置換アミノアリール基が挙げられ、
他にメチルチオフェニル基、エチルチオフェニル基、メ
チルチオナフチル基、フェニルチオフェニル基等のアル
キルチオアリール基、アリールチオアリール基等が挙げ
られる。
【0016】置換又は無置換アルコキシ基の例として
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、ペントキシ基、1−メチルブトキシ基、2−メチル
ブトキシ基、3−メチルブトキシ基、1,1−ジメチル
ブトキシ基、1,2−ジメチルブトキシ基、2,2−ジ
メチルブトキシ基、1−エチルプロポキシ基、2−エチ
ルプロポキシ基、ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオ
キシ基、ヘプチルオキシ基、メチルシクロヘキシルオキ
シ基、オクチルオキシ基、エチルシクロヘキシル基、ジ
メチルシクロヘキシルオキシ基、ノニルオキシ基、2−
エチルヘキシルオキシ基、3,5,5−トリメチルヘキ
シルオキシ基、デシルオキシ基等の直鎖、分岐または環
状の炭素数1〜10のアルコキシ基、フルオロメトキシ
基、トリフルオロメトキシ基、フルオロエトキシ基、ト
リフルオロエトキシ基、ヘキサフルオロエトキシ基、フ
ルオロプロポキシ基、トリフルオロプロポキシ基、ヘキ
サフルオロプロポキシ基、クロロメトキシ基、トリクロ
ロメトキシ基、クロロエトキシ基、トリクロロエトキシ
基等のハロゲン原子が1〜21個置換した直鎖、分岐ま
たは環状の炭素数1〜10のハロゲン化アルコキシ基、
メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、プロポキシ
メトキシ基、ブトキシメトキシ基、シクロヘキシルオキ
シメトキシ基、メトキシメトキシメトキシ基、メトキシ
エトキシ基、エトキシエトキシ基、プロポキシエトキシ
基、ブトキシエトキシ基、シクロヘキシルオキシエトキ
シ基、メトキシエトキシエトキシ基、エトキシエトキシ
エトキシ基、プロポキシエトキシエトキシ基、ブトキシ
エトキシエトキシ基、メトキシメチルエトキシ基、エト
キシメチルエトキシ基、プロポキシメチルエトキシ基、
ブトキシメチルエトキシ基、シクロヘキシルオキシメチ
ルエトキシ基、メトキシエトキシメチルエトキシ基、エ
トキシエトキシメチルエトキシ基、プロポキシエトキシ
メチルエトキシ基、ブトキシエトキシメチルエトキシ
基、2−〔(2’−メトキシ)プロポキシ〕プロポキシ
基、メトキシプロポキシ基、エトキシプロポキシ基、エ
トキシプロポキシ基等の直鎖、分岐または環状の炭素数
1〜10のアルコキシアルコキシ基、アルコキシアルコ
キシアルコキシ基、N−メチルアミノメトキシ基、N,
N−ジメチルアミノメトキシ基、N−エチルアミノメト
キシ基、N,N−ジエチルアミノメトキシ基、N−メチ
ルアミノエトキシ基、N,N−ジメチルアミノエトキシ
基、N−エチルアミノエトキシ基、N,N−ジエチルア
ミノエトキシ基、N−メチルアミノプロポキシ基、N,
N−ジブチルアミノプロポキシ基、N−メチルアミノブ
トキシ基等の直鎖、分岐または環状の炭素数1〜10の
アルキルアミノアルコキシ基、メチルチオメトキシ基、
エチルチオメトキシ基、プロピルチオメトキシ基、メチ
ルチオエトキシ基、エチルチオエトキシ基、プロピルチ
オエトキシ基等の直鎖、分岐または環状の炭素数1〜1
0のアルキルチオアルコキシ基、フェノキシエトキシ
基、ナフチルオキシエトキシ基、トリルオキシエトキシ
基、エチルフェノキシエトキシ基等のアリールオキシア
ルコキシ基が挙げられる。
【0017】置換又は無置換アリールオキシ基の例とし
ては、フェニルオキシ基、ナフチルオキシ基、アンスラ
ニルオキシ基、2−メチルフェニルオキシ基、及び3−
メチルフェニルオキシ基、4−メチルフェニルオキシ
基、2,3−ジメチルフェニルオキシ基、2,4−ジメ
チルフェニルオキシ基、2,5−ジメチルフェニルオキ
シ基、2,6−ジメチルフェニルオキシ基、3,4−ジ
メチルフェニルオキシ基、3,5−ジメチルフェニルオ
キシ基、3,6−ジメチルフェニルオキシ基、2,3,
4−トリメチルフェニルオキシ基、2,3,5−トリメ
チルフェニルオキシ基、2,3,6−トリメチルフェニ
ルオキシ基、2,4,5−トリメチルフェニルオキシ
基、2,4,6−トリメチルフェニルオキシ基、3,
4,5−トリメチルフェニルオキシ基、2−エチルフェ
ニルオキシ基、プロピルフェニルオキシ基、ブチルフェ
ニルオキシ基、ヘキシルフェニルオキシ基、シクロヘキ
シルフェニルオキシ基、オクチルフェニルオキシ基、2
−メチル−1−ナフチルオキシ基、3−メチル−1−ナ
フチルオキシ基、4−メチル−1−ナフチルオキシ基、
5−メチル−1−ナフチルオキシ基、6−メチル−1−
ナフチルオキシ基、7−メチル−1−ナフチルオキシ
基、8−メチル−1−ナフチルオキシ基、1−メチル−
2−ナフチルオキシ基、3−メチル−2−ナフチルオキ
シ基、4−メチル−2−ナフチルオキシ基、5−メチル
−2−ナフチルオキシ基、6−メチル−2−ナフチルオ
キシ基、7−メチル−2−ナフチルオキシ基、8−メチ
ル−2−ナフチルオキシ基、2−エチル−1−ナフチル
オキシ基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のア
ルキル基が置換したアリールオキシ基等が挙げられ、ま
た、3−メトキシフェニルオキシ基、4−メトキシフェ
ニルオキシ基、2,3−ジメトキシフェニルオキシ基、
2,4−ジメトキシフェニルオキシ基、2,5−ジメト
キシフェニルオキシ基、2,6−ジメトキシフェニルオ
キシ基、3,4−ジメトキシフェニルオキシ基、3,5
−ジメトキシフェニルオキシ基、3,6−ジメトキシフ
ェニルオキシ基、2,3,4−トリメトキシフェニルオ
キシ基、2,3,5−トリメトキシフェニルオキシ基、
2,3,6−トリメトキシフェニルオキシ基、2,4,
5−トリメトキシフェニルオキシ基、2,4,6−トリ
メトキシフェニルオキシ基、3,4,5−トリメトキシ
フェニルオキシ基、2−エトキシフェニルオキシ基、プ
ロポキシフェニルオキシ基、ブトキシフェニルオキシ
基、ヘキシルオキシフェニルオキシ基、シクロヘキシル
オキシフェニルオキシ基、オクチルオキシフェニルオキ
シ基、2−メトキシ−1−ナフチルオキシ基、3−メト
キシ−1−ナフチルオキシ基、4−メトキシ−1−ナフ
チルオキシ基、5−メトキシ−1−ナフチルオキシ基、
6−メトキシ−1−ナフチルオキシ基、7−メトキシ−
1−ナフチルオキシ基、8−メトキシ−1−ナフチルオ
キシ基、1−メトキシ−2−ナフチルオキシ基、3−メ
トキシ−2−ナフチルオキシ基、4−メトキシ−2−ナ
フチルオキシ基、5−メトキシ−2−ナフチルオキシ
基、6−メトキシ−2−ナフチルオキシ基、7−メトキ
シ−2−ナフチルオキシ基、8−メトキシ−2−ナフチ
ルオキシ基、2−エトキシ−1−ナフチルオキシ基等の
炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルコキシ基が
置換したアリールオキシ基等が挙げられ、クロロフェニ
ルオキシ基、ジクロロフェニルオキシ基、トリクロロフ
ェニルオキシ基、ブロモフェニルオキシ基、ジブロモフ
ェニルオキシ基、ヨードフェニルオキシ基、フルオロフ
ェニルオキシ基、ジフルオロフェニルオキシ基、トリフ
ルオロフェニルオキシ基、テトラフルオロフェニルオキ
シ基、ペンタフルオロフェニルオキシ基等のハロゲン原
子が置換したアリールオキシ基、トリフルオロメチルフ
ェニルオキシ基等のハロゲン化アルキル基が置換したア
リールオキシ基等が挙げられ、N,N−ジメチルアミノ
フェニルオキシ基、N,N−ジエチルアミノフェニルオ
キシ基、N−フェニル−N−メチルアミノフェニルオキ
シ基、N−トリル−N−エチルアミノフェニルオキシ
基、N−クロロフェニル−N−シクロヘキシルアミノフ
ェニルオキシ基、N,N−ジトリルアミノフェニルオキ
シ基等のN−モノ置換アミノアリールオキシ基、N,N
−ジ置換アミノアリールオキシ基が挙げられ、メチルチ
オフェニルオキシ基、エチルチオフェニルオキシ基、メ
チルチオナフチルオキシ基、シクロヘキシルチオフェニ
ルオキシ基等のアルキルチオアリールオキシ基、フェニ
ルチオフェニルオキシ基、ナフチルチオフェニルオキシ
基、フェニルチオナフチルオキシ基等のアリールチオア
リールオキシ基等が挙げられる。
【0018】置換又は無置換N−アルキルアミノ基の例
としては、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n−プロ
ピルアミノ基、iso−プロピルアミノ基、n−ブチル
アミノ基、iso−ブチルアミノ基、sec−ブチルア
ミノ基、n−ペンチルアミノ基、1−メチルブチルアミ
ノ基、2−メチルブチルアミノ基、3−メチルブチルア
ミノ基、1,1−ジメチルブチルアミノ基、1,2−ジ
メチルブチルアミノ基、2,2−ジメチルブチルアミノ
基、1−エチルプロピルアミノ基、2−エチルプロピル
アミノ基、n−ヘキシルアミノ基、シクロヘキシルアミ
ノ基、n−ヘプチルアミノ基、メチルシクロヘキシルア
ミノ基、n−オクチルアミノ基、2−エチルヘキシルア
ミノ基、エチルシクロヘキシルアミノ基、ジメチルシク
ロヘキシルアミノ基、n−ノニルアミノ基、3,5,5
−トリメチルヘキシルアミノ基、n−デシルアミノ基等
の炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状のアルキルア
ミノ基、メトキシメチルアミノ基、エトキシメチルアミ
ノ基、メトキシエチルアミノ基、エトキシエチルアミノ
基、n−プロポキシエチルアミノ基、iso−プロポキ
シエチルアミノ基、n−ブトキシエチルアミノ基、is
o−ブトキシエチルアミノ基、tert−ブトキシエチ
ルアミノ基、n−ヘキシルオキシ−エチルアミノ基、シ
クロヘキシルオキシエチルアミノ基、2−メトキシプロ
ピルアミノ基、メトキシ−iso−プロピルアミノ基、
2−エトキシプロピルアミノ基、エトキシ−iso−プ
ロピルアミノ基、2−プロポキシプロピルアミノ基、プ
ロポキシ−iso−プロピルアミノ基等の炭素数1〜1
0の直鎖、分岐または環状のアルコキシアルキルアミノ
基、メチルチオメチルアミノ基、エチルチオメチルアミ
ノ基、メチルチオエチルアミノ基、エチルチオエチルア
ミノ基、n−プロピルチオエチルアミノ基、iso−プ
ロピルチオエチルアミノ基、n−ブチルチオエチルアミ
ノ基、iso−ブチルチオエチルアミノ基、tert−
ブチルチオエチルアミノ基、n−ヘキシルチオエチルア
ミノ基、シクロヘキシルチオエチルアミノ基、2−メチ
ルチオプロピルアミノ基、メチルチオ−iso−プロピ
ルアミノ基、2−エチルチオプロピルアミノ基、エチル
チオ−iso−プロピルアミノ基、2−プロピルチオプ
ロピルアミノ基、プロピルチオ−iso−プロピルアミ
ノ基、メチルチオエトキシエチルアミノ基、エチルチオ
エチルチオエチルアミノ基等の炭素数1〜10の直鎖、
分岐または環状のアルキルチオアルキルアミノ基、N−
メチルアミノメチルアミノ基、N−メチルアミノエチル
アミノ基、N−エチルアミノメチルアミノ基、N−エチ
ルアミノエチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノメチ
ルアミノ基、N,N−ジエチルアミノメチルアミノ基、
N,N−ジメチルアミノエチルアミノ基、N,N−ジエ
チルアミノエチルアミノ基等の炭素数1〜10の直鎖、
分岐または環状のN−アルキルアミノアルキルアミノ
基、N,N−ジアルキルアミノアルキルアミノ基等を挙
げることができる。
【0019】置換又は無置換のN,N−ジアルキルアミ
ノ基としては、例としてN,N−ジメチルアミノ基、
N,N−ジエチルアミノ基、N,N−ジ(n−プロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(iso−プロピル)アミノ
基、N,N−ジ(n−ブチル)アミノ基、N,N−ジ
(iso−ブチル)アミノ基、N,N−ジ(sec−ブ
チル)アミノ基、N,N−ジ(n−ペンチル)アミノ
基、N,N−ジ(1−メチルブチル)アミノ基、N,N
−ジ(2−メチルブチル)アミノ基、N,N−ジ(3−
メチルブチル)アミノ基、N,N−ジ(1,1−ジメチ
ルブチル)アミノ基、N,N−ジ(1,2−ジメチルブ
チル)アミノ基、N,N−ジ(2,2−ジメチルブチ
ル)アミノ基、N,N−ジ(1−エチルプロピル)アミ
ノ基、N,N−ジ(2−エチルプロピル)アミノ基、
N,N−ジ(n−ヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(シ
クロヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(n−ヘプチル)
アミノ基、N,N−ジ(メチルシクロヘキシル)アミノ
基、N,N−ジ(n−オクチル)アミノ基、N,N−ジ
(2−エチルヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(ジメチ
ルシクロヘキシル)アミノ基、N,N−ジ(n−ノニ
ル)アミノ基、N,N−ジ(3,5,5−トリメチルヘ
キシル)アミノ基、N,N−ジ(n−デシル)アミノ
基、N−メチル−N−エチルアミノ基、N−プロピル−
N−エチルアミノ基、N−ヘキシル−N−エチルアミノ
基、N−オクチル−N−エチルアミノ基、N−(シクロ
ヘキシル)−N−エチルアミノ基等の炭素数1〜10の
直鎖、分岐または環状のアルキルジ置換アミノ基、N,
N−ジ(メトキシメチル)アミノ基、N,N−ジ(エト
キシメチル)アミノ基、N,N−ジ(メトキシエチル)
アミノ基、N,N−ジ(エトキシエチル)アミノ基、
N,N−ジ(n−プロポキシエチル)アミノ基、N,N
−ジ(iso−プロポキシエチル)アミノ基、N,N−
ジ(n−ブトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(is
o−ブトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(tert
−ブトキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(n−ヘキシ
ルオキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(シクロヘキシ
ルオキシエチル)アミノ基、N,N−ジ(2−メトキシ
プロピル)アミノ基、N,N−ジ(メトキシ−iso−
プロピル)アミノ基、N,N−ジ(2−エトキシプロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(エトキシ−iso−プロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(2−プロポキシプロピル)
アミノ基、N,N−ジ(プロポキシ−iso−プロピ
ル)アミノ基、N,N−ジ(メトキシエトキシエチル)
アミノ基、N,N−ジ(エトキシエトキシエチル)アミ
ノ基、N−メチル−N−(メトキシエチル)アミノ基、
N−(プロピルオキシエチル)−N−エチルアミノ基、
N−ヘキシルオキシエチル−N−エチルアミノ基、N−
(エトキシエトキシエチル)−N−エチルアミノ基、N
−(シクロヘキシルオキシエチル)−N−エチルアミノ
基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状のアルコ
キシ基で置換されたN,N−ジアルコキシアルキルアミ
ノ基、N,N−ジ(メチルチオメチル)アミノ基、N,
N−ジ(エチルチオメチル)アミノ基、N,N−ジ(メ
チルチオエチル)アミノ基、N,N−ジ(エチルチオエ
チル)アミノ基、N,N−ジ(n−プロピルチオエチ
ル)アミノ基、N,N−ジ(iso−プロピルチオエチ
ル)アミノ基、N,N−ジ(n−ブチルチオエチル)ア
ミノ基、N,N−ジ(iso−ブチルチオエチル)アミ
ノ基、N,N−ジ(tert−ブチルチオエチル)アミ
ノ基、N,N−ジ(n−ヘキシルチオエチル)アミノ
基、N,N−ジ(シクロヘキシルチオエチル)アミノ
基、N,N−ジ(2−メチルチオプロピル)アミノ基、
N,N−ジ(メチルチオ−iso−プロピル)アミノ
基、N,N−ジ(2−エチルチオプロピル)アミノ基、
N,N−ジ(エチルチオ−iso−プロピル)アミノ
基、N,N−ジ(2−プロピルチオプロピル)アミノ
基、N,N−ジ(プロピルチオ−iso−プロピル)ア
ミノ基、N,N−ジ(メチルチオエトキシエチル)アミ
ノ基、N,N−ジ(エチルチオエチルチオエチル)アミ
ノ基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状のアル
キルチオ基が置換したN,N−ジアルキルチオアルキル
アミノ基、N,N−ジ(N−メチルアミノメチル)アミ
ノ基、N,N−ジ(N−メチルアミノエチル)アミノ
基、N,N−ジ(N−エチルアミノメチル)アミノ基、
N,N−ジ(N−エチルアミノエチル)アミノ基、N,
N−ジ(N,N−ジメチルアミノメチル)アミノ基、
N,N−ジ(N,N−ジエチルアミノメチル)アミノ
基、N,N−ジ(N,N−ジメチルアミノエチル)アミ
ノ基、N,N−ジ(N,N−ジエチルアミノエチル)ア
ミノ基等の炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状の
N,N−ジ(N−アルキルアミノアルキル)アミノ基、
N,N−ジ(N,N−ジアルキルアミノアルキル)アミ
ノ基等が挙げられる。
【0020】置換又は無置換N−アリールアミノ基とし
ては、例として、N−フェニルアミノ基、N−トリルア
ミノ基、N−クロロフェニルアミノ基、N−トリフルオ
ロフェニルアミノ基、N−ナフチルアミノ基、N−メチ
ルナフチルアミノ基、N−クロロナフチルアミノ基等が
挙げられる。
【0021】置換又は無置換N,N−ジアリールアミノ
基の例としては、N,N−ジフェニルアミノ基、N,N
−ジトリルアミノ基、N,N−ジクロロフェニルアミノ
基、N,N−ジトリフルオロフェニルアミノ基、N,N
−ジナフチルアミノ基、N,N−ジメチルナフチルアミ
ノ基、N,N−ジクロロナフチルアミノ基等が挙げられ
る。
【0022】置換又は無置換N−アルキル−N−アリー
ルアミノ基の例としては、N−メチル−N−フェニルア
ミノ基、N−エチル−N−トリルアミノ基、N−メトキ
シエチル−N−クロロフェニルアミノ基、N−エチル−
N−トリフルオロフェニルアミノ基、N−シクロヘキシ
ル−N−ナフチルアミノ基、N−エチル−N−ナフチル
アミノ基、N−2−エチルヘキシル−N−メチルナフチ
ルアミノ基、N−メチル−N−クロロナフチルアミノ基
等が挙げられる。
【0023】Y1〜Y10、R1〜R10の置換基の好ましい
例としては、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、フェ
ニル基、アミノ基、ニトロ基が挙げられる。
【0024】本発明の方法において、溶媒を使用する場
合の有機極性溶媒の具体的な例としては、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N−メチル
アニリン、N−エチルアニリン等のアニリン類、ピリジ
ン等のピリジン類、キノリン、メチルキノリン、イソキ
ノリン等のキノリン類、ジアザビシクロウンデセン、ジ
アザビシクロノネン、N−エチルモルホリン等の環状ア
ミン類、o−ジクロロベンゼン、クロロベンゼン等のハ
ロゲン化芳香族炭化水素類が挙げられる。好ましくは、
N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン等のアニ
リン類、ピリジン等のピリジン類、キノリン、メチルキ
ノリン、イソキノリン等のキノリン類である。特に好ま
しくは、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチル
アニリンである。これらは、単独または2種以上の混合
で用いてもよい。その使用量は、一般式(1)のキノリ
ン誘導体に対して通常1〜50重量部であり、好ましく
は、4〜21重量部である。
【0025】本発明の方法において、後処理で使用する
無機酸の具体的な例としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン
酸が挙げられる。好ましくは、塩酸、硫酸である。その
使用量は、キノリン誘導体に対して通常1〜200モル
比、好ましくは6〜35モル比である。
【0026】本発明の方法において、フタルイミド誘導
体の使用量は、キノリン誘導体に対して通常0.2〜1
0モル比であり、好ましくは、0.5〜2モル比、さら
に好ましくは1.1〜2.0モル比である。過剰のキノ
リン誘導体を使用したすると、残存するキノリン誘導体
あるいはその不純物が充分除去できないため、一般式
(3)のキノリン化合物のの蛍光性を低下させることが
ある。
【0027】本発明の方法において、第一段階目の反応
温度は、通常室温〜160℃、好ましくは20〜160
℃であり、その後第二段階目に170〜250℃で反応
させる。好ましくは、20〜160℃で反応させた後、
170〜200℃で反応させる。更に好ましくは、20
〜160℃で反応させた後、170〜190℃で反応さ
せる。その反応時間は、通常第一段階目で0.5〜20
時間、第二段階目で1〜30時間である。好ましくは、
第一段階目で1〜10時間、第二段階目で4〜20時
間、更に好ましくは、第一段階目で1〜8時間、第二段
階目で2〜15時間である。
【0028】本発明の方法において、無機酸で処理する
温度は、通常20〜100℃、好ましくは80〜95℃
である。その処理時間は、通常0.1〜10時間であ
る。
【0029】反応終了後の処理としては、析出した固体
をそのまま濾取し、洗浄、乾燥、必要に応じて極性溶媒
によるスラッジングまたは再結晶等の精製を行う。
【0030】また、本発明の方法により得られた式
(4)のキノリン化合物は、そのX線回折スペクトル
(Cu−Kα)を測定すると、ブラッグ角(2θ)1
2.8°、15.2°18.3°、22.5°、25
°、28.4°に少なくともピークを有する結晶として
得られる。とりわけ、15.2°のピークに対する1
2.8°のピーク強度比が、0.7以下である結晶は、
ルモゲンBrilliant Yellowに対して、
固体状態での輝度が180%以上になる優れた発光性の
ある化合物となる。
【0031】この化合物を用いてエレクトロルミネッセ
ンス表示素子の作製方法としては、特開昭58−194
393号公報;J.Appl.Phys.Lett.,
51(12),913(1987);J.Appl.P
hys.,65(9)3610(1989);Japa
n Journal of Applyed Phys
ics vol 27 No.2 L269(198
8)、vol 27 No.4 L713(1988)
等の公知の文献記載の方法が利用できる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する
が、本発明はその要旨を越えないかぎり、以下の実験例
に限定されるものではない。
【0033】実験例1 フタルイミド15g(0.102モル)、キナルジン2
9.4g(0.206モル)、塩化亜鉛29.2g
(0.214モル)とN,N−ジメチルアニリン150
gを室温(20℃)で反応器にいれ、昇温し、窒素通気
下に150℃で2時間、次いで180℃で8時間加熱し
た。15%塩酸水溶液650gに排出し、95℃で1時
間処理した。50℃に冷却後、濾過、水洗浄した。濾塊
を取り出し、乾燥し、式(4)のキノリン化合物を2
4.8g得た。純度は99%であった。フタルイミドに
対する純度換算収率は89%であった。この結晶を固体
状態のまま蛍光光度計(ヘキサ科学製UM−2S型)で
測定すると、ルモゲンBrilliant Yello
wに対する輝度は206%であった。
【0034】実験例2 フタルイミド15g(0.102モル)、キナルジン1
3.1g(0.092モル)、塩化亜鉛29.2g
(0.214モル)とN,N−ジメチルアニリン150
gを室温(20℃)で反応器にいれ、昇温し、窒素通気
下に150℃で5時間、次いで180℃で5時間加熱し
た。15%塩酸水溶液650gに排出し、95℃で1時
間処理した。50℃に冷却後、濾過、水洗浄した。濾塊
を取り出し、乾燥し、式(4)のキノリン化合物を1
8.7g得た。純度は99%であった。キナルジンに対
する純度換算収率は74%であった。この結晶を固体状
態のまま蛍光光度計(ヘキサ科学製UM−2S型)で測
定すると、ルモゲンBrilliant Yellow
に対する輝度は217%であった。
【0035】比較例1(特開昭56−147784号公
報の追試) フタルイミド135g(0.918モル)、キナルジン
132g(0.923モル)、塩化亜鉛191g(1.
40モル)、ピリジン73gとo−ジクロロベンゼン9
80gを室温(20℃)で反応器にいれ、昇温し、17
5〜180℃で7時間加熱した。常温まで冷却後、メタ
ノール1000gを入れ、結晶をよくほぐしてから結晶
部を濾取し、メタノール洗浄した。得られた黄褐色の結
晶ケーキを、6%塩酸水溶液2kgに排出,分散させ、
100℃で1時間処理した。50℃に冷却後、濾過、水
洗浄した。濾塊を乾燥し、式(4)のキノリン化合物を
137.5g得た。純度は98%であった。フタルイミ
ドに対する純度換算収率は54%であった。この結晶を
固体状態のまま蛍光光度計(ヘキサ科学製UM−2S
型)で測定すると、ルモゲンBrilliant Ye
llowに対する輝度は150%であった。
【0036】比較例2(反応温度を一定に保った製造
例) フタルイミド15g(0.102モル)、キナルジン2
9.4g(0.206モル)、塩化亜鉛29.2g
(0.214モル)とN,N−ジメチルアニリン150
gを室温(20℃)で反応器にいれ、昇温し、窒素通気
下に180℃で10時間加熱した。15%塩酸水溶液4
35gに排出し、95℃で1時間処理した。50℃に冷
却後、濾過、水洗浄した。濾塊を取り出し、乾燥し、式
(4)のキノリン化合物を24.0g得た。純度は99
%であった。フタルイミドに対する純度換算収率は86
%であった。この結晶を固体状態のまま蛍光光度計(ヘ
キサ科学製UM−2S型)で測定すると、ルモゲンBr
illiant Yellowに対する輝度は181%
であった。
【0037】
【発明の効果】本発明により、一般式(3)の色素が、
一般式(1)のキノリン誘導体と一般式(2)のフタル
イミド誘導体から高収率且つ高品質で製造できる。即
ち、本発明は、探傷剤材料やEL材料として優れた色素
を製造する有用な製造方法を提供するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 〔式(1)中、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6は、各々
    独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
    ヒドロキシル基、アミノ基、置換または無置換のアルキ
    ル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換
    アルコキシ基、置換または無置換アリールオキシ基、置
    換または無置換N−アルキルアミノ基、置換または無置
    換N,N−ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−
    アリールアミノ基、置換または無置換N,N−ジアリー
    ルアミノ基、置換または無置換N−アルキル−N−アリ
    ールアミノ基を表す。〕で示されるキノリン誘導体と下
    記一般式(2) 【化2】 〔式(2)中、Y7、Y8、Y9、Y10は、各々独立に水
    素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキ
    シル基、アミノ基、置換または無置換のアルキル基、置
    換または無置換アリール基、置換または無置換アルコキ
    シ基、置換または無置換アリールオキシ基、置換または
    無置換N−アルキルアミノ基、置換または無置換N,N
    −ジアルキルアミノ基、置換または無置換N−アリール
    アミノ基、置換または無置換N,N−ジアリールアミノ
    基、置換または無置換N−アルキル−N−アリールアミ
    ノ基を表す。〕で示されるフタルイミド誘導体を、第一
    段階目に20〜160℃の温度範囲でハロゲン化亜鉛と
    反応させ、次いで二段階目に170〜250℃の温度範
    囲で反応させることを特徴とする下記一般式(3) 【化3】 〔式(3)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
    8、R9、R10は、各々独立に水素原子、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、アミノ基、
    置換または無置換のアルキル基、置換または無置換アリ
    ール基、置換または無置換アルコキシ基、置換または無
    置換アリールオキシ基、置換または無置換N−アルキル
    アミノ基、置換または無置換N,N−ジアルキルアミノ
    基、置換または無置換N−アリールアミノ基、置換また
    は無置換N,N−ジアリールアミノ基、置換または無置
    換N−アルキル−N−アリールアミノ基を表す。〕で示
    されるキノリン化合物およびその互変異性体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 第一段階の反応温度が、20〜160℃
    であり、第二段階の反応温度が、170〜190℃であ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
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