JPH11116822A - 抗菌性不織布 - Google Patents
抗菌性不織布Info
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- JPH11116822A JPH11116822A JP9288344A JP28834497A JPH11116822A JP H11116822 A JPH11116822 A JP H11116822A JP 9288344 A JP9288344 A JP 9288344A JP 28834497 A JP28834497 A JP 28834497A JP H11116822 A JPH11116822 A JP H11116822A
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Abstract
有する不織布を提供すること。 【解決手段】 本発明の抗菌性不織布は、高分子材料1
00重量部に、下記〔化1〕の一般式(I)で表される
環状有機リン酸エステル化合物0.001〜10重量部
を添加した高分子材料組成物からなるものである。 【化1】
Description
の酸性有機リン酸エステルまたはその金属塩を添加し
た、抗菌性を有する不織布およびそれを用いた製品に関
する。
浴室、洗面台等の多湿な場所、あるいは布団やベッド等
の湿度が高まりやすい場所では、容易に細菌や黴が繁殖
して不衛生となりやすい。特に、近年は住宅の気密性が
高く、冷暖房が普及しているため、細菌や黴にとっても
好適な増殖環境となっており、年間を通して微生物の発
育が可能となっている。このため、通常な多湿な場所ば
かりでなく、居室においても微生物が繁殖し、壁紙、襖
紙等を汚染するばかりでなく、アトピー性皮膚疾患やそ
の他のアレルギー症状を引き起こすなどの衛生面におい
ても大きな問題となっている。
ており、布団、枕、シーツ等の寝具や、カーペット、カ
ーテン、壁紙等のインテリア用品、マスク、ガーゼ、包
帯、白衣、おむつ等の医療衛生用品、床材、遮音材等の
建材、エアコンのフィルターなどの空調設備等において
も抗菌性を有するものが好まれている。
病原菌等の繁殖を防止し、免疫力の低下した病人にも安
全な衛生的環境を得るうえで、壁材、床材、天井材、空
調設備等の材料として抗菌性を有する材料に対する要求
はより高度のものとなっている。
織布中に、抗菌性薬剤などを練り混んでおくことで各製
品に抗菌性を付与することが行われている。
よび有機の抗菌剤を含有させることが提案されており、
例えば、特開平5−57002号公報、特開平5−15
3874号公報、特開平8−325915号公報には、
銀などの抗菌性を有する金属を用いた無機系抗菌剤を用
いることが、また、例えば、特開平5−186945号
公報、特開平8−511520号公報には有機系抗菌剤
を用いることが提案されている。
属に抗菌作用があることが古くから知られており、これ
ら金属の抗菌作用が金属表面から溶け出す微量のイオン
に由来することも知られている。これら金属を用いた抗
菌剤としては、ゼオライト、シリカゲル、ヒドロキシア
パタイト等の各種の無機化合物を上記金属で変成した無
機系抗菌剤または各種の有機酸の上記金属塩が知られて
いる。しかし、これら金属系抗菌剤による抗菌作用はい
まだ満足のいくものではないばかりでなく、銀を用いた
ものは光による変色が著しい欠点もあるため、その用途
は限定されたものでしかなかった。
ル、ハロゲンや硫黄を含有する有機化合物等が知られて
いる。しかし、これら有機化合物は抗菌性には優れるも
のの、人体に有害な化合物が多く、また、無機系抗菌剤
に比べて耐熱性、安定性に乏しいために、高分子材料に
添加して加熱加工を行う際に、あるいは使用時に水分あ
るいは油分と接触した場合に分解したり、製品から逃失
して効力を失うばかりでなく、臭気の発生や高分子材料
の物性低下等の好ましくない作用をも奏するため、用途
が制限されていた。
に耐えられる高い耐熱性および水分あるいは油分に対す
る安定性を有し、製品の価値を損なうような着色がな
く、しかも、人体に対する安全性の大きい抗菌剤、およ
びこのような抗菌剤を添加した抗菌性不織布を見いだす
ことが強く望まれていた。
香族環状リン酸エステル金属塩が結晶性樹脂の造核剤と
して用いられることが記載されているがこれらの化合物
が抗菌剤として有効であることは示唆すらされていな
い。
成形し得る、優れた抗菌性を有する不織布を提供するこ
とにある。
を重ねた結果、特定の酸性有機リン酸エステルまたはそ
の金属塩が優れた抗菌性を示し、しかも、高分子材料の
加熱加工に耐えられる高い耐熱性および水分あるいは油
分に対する安定性を有し、製品の価値を損なうような着
色がないばかりでなく、人体に対する安全性が大きいこ
とを知見した。本発明者等は、この知見に基づいて更に
検討を重ねた結果、上記の特定の酸性有機リン酸エステ
ル化合物を、不織布を構成する高分子材料に添加するこ
とで、上記目的を達成し得ることを知見した。
で、高分子材料100重量部に、下記〔化2〕(前記
〔化1〕と同じ)の一般式(I)で表される環状有機リ
ン酸エステル化合物0.001〜10重量部を添加した
高分子材料組成物からなる抗菌性不織布を提供するもの
である。
いて詳述する。
分子材料組成物について詳述する。上記高分子材料組成
物に用いられる、上記一般式(I)で表される環状有機
リン酸エステル化合物において、R1、R2およびR3で表さ
れるアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、第二ブチル、第三ブチル、アミ
ル、第三アミル、ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキ
シル、イソオクチル、第三オクチル、ノニル、デシル、
ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、テトラデシ
ル、ヘキサデシル、オクタデシル等が挙げられる。
は、ナトリウム、カリウム、リチウム等があげられ、ア
ルカリ土類金属としてはカルシウム、マグネシウム、バ
リウム、ストロンチウム等が挙げられ、特にMがアルカ
リ金属原子または亜鉛原子であるものが効果が大きく好
ましい。
物の具体例としては、下記〔化3〕〜〔化10〕に示す
化合物No.1〜No.8等が挙げられる。
量は、高分子材料100重量部に対して0.001〜1
0重量部であり、好ましくは0.005〜5重量部であ
る。該添加量が0.001重量部未満では十分な抗菌効
果は得られず、10重量部を超えても効果はあまり向上
せずに経済的に不利になる。
ステル化合物は安定性に優れるだけでなく、高分子材料
への分散性が良好なので、そのまま高分子材料に配合す
ることができるが、必要に応じて、各種の担体に担持さ
せたり、溶剤または液状添加剤に分散させて用いること
もできる。
子材料組成物に用いられる高分子材料としては、発泡ま
たは紡糸可能なものであれば、用途や要求特性を満たす
よう任意に選択できる。例えば、高密度、低密度または
直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1、ポリ−3−メチルペンテン等のα−オレフィン
重合体またはエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−プロピレン共重合体等のポリオレフィン及びこれらの
共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素
化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリフッ化ビ
ニリデン、塩化ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン−酢
酸ビニル三元共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステ
ル共重合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共重合
体、塩化ビニル−シクロヘキシルマレイミド共重合体、
塩化ビニル−シクロヘキシルマレイミド共重合体等の含
ハロゲン樹脂、石油樹脂、クマロン樹脂、ポリスチレ
ン、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、スチレン及び/又
はα−メチルスチレンと他の単量体(例えば、無水マレ
イン酸、フェニルマレイミド、メタクリル酸メチル、ブ
タジエン、アクリロニトリル等)との共重合体(例え
ば、AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂、耐熱ABS樹
脂等)、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール、
ポリエチレンテレフタレート及びポリテトラメチレンテ
レフタレート等の直鎖ポリエステル、ポリフェニレンオ
キサイド、ポリフェニレンスルフィド、ポリカプロラク
タム及びポリヘキサメチレンアジパミド等のポリアミ
ド、ポリカーボネート、分岐ポリカーボネート、ポリア
セタール、ポリウレタン、繊維素系樹脂等の熱可塑性合
成樹脂及びこれらのブレンド物あるいはフェノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂をあげることができ
る。前記高分子材料の中でも、ポリオレフィン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂であることが望
ましい。
記高分子材料組成物には、公知の無機系および/または
有機系の抗菌剤、防黴剤を併用することによって、その
効果を増強しおよび/または抗菌スペクトルをより広範
なものとすることもできる。
えば、銀、銅、亜鉛等の抗菌性および/または防黴性を
付与しえる金属、またはその酸化物、水酸化物、リン酸
塩、チオスルファート塩、ケイ酸塩ならびにこれらを担
持させた無機化合物があげられ、より具体的には銀また
は銅ゼオライト類、銀リン酸ジルコニウム、銀ハイドロ
キシアパタイト、銀リン酸塩ガラス、銀リン酸塩セラミ
ックス、銀リン酸カルシウム、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、
酸化カルシウム、水酸化カルシウム等があげられる。前
記無機系抗菌剤、防黴剤の中でも、アルカリ土類金属ま
たは亜鉛の酸化物もしくは水酸化物であることが望まし
い。
もしくは水酸化物としては、例えば、カルシウム、マグ
ネシウム、バリウム、ストロンチウムまたは亜鉛の酸化
物もしくは水酸化物があげられ、特に、水酸化カルシウ
ム、酸化亜鉛および水酸化亜鉛が効果が大きく好まし
い。
もしくは水酸化物の添加量は特に制限を受けないが、通
常は、添加される高分子材料100重量部に対して0.
001〜10重量部が好ましく、0.005〜5重量部
がより好ましい。0.001重量部未満では十分な抗菌
効果は得られず、10重量部以上超えても効果はあまり
向上せず、かえって、高分子材料の特性に悪影響を及ぼ
すおそれがある。また、その他の添加剤も上記添加量の
範囲内で添加される。
酸化物もしくは水酸化物は、粉末状のものを用いること
が高分子材料への分散性から好ましく、その粒径は特に
制限を受けないが、平均粒径が0.1〜100μのもの
を用いることが高分子材料の物性を低下させないので好
ましい。また、粉末をそのまま高分子材料に配合するこ
とができるが、必要に応じて、溶剤または液状添加剤に
分散させたり、ペースト状として用いることもできる。
は、有機窒素硫黄系抗菌剤、有機ブロム系抗菌剤、有機
窒素系抗菌剤、その他の抗菌剤などがあげられ、具体的
には、有機窒素硫黄系抗菌剤としてはメチレンビスチオ
シアネート等のアルキレンビスチオシアネート化合物、
5−クロル−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、2−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、
4,5−ジクロル−2−オクチル−4−イソチアゾリン
−3−オン等のイソチアゾリン化合物、クロラミンT、
N,N−ジメチル−N’−(フルオロジクロルメチルチ
オ)−N’−フェニルスルファミド等のスルホンアミド
化合物、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチア
ゾール2−メルカプトベンゾチアゾール等のチアゾール
化合物、2−ピリジンチオール−1−オキシドおよびそ
の金属塩、2−(4−チアゾリル)ベンツイミダゾー
ル、3,5−ジメチル−1,3,5−2H−テトラヒド
ロチアジアジン−2−チオン、N−(フルオロジクロル
メチルチオ)フタルイミド、ジチオ−2,2’−ビス
(ベンズメチルアミド)等があげられ、有機ブロム系抗
菌剤としては、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,
3−ジオール、1,1−ジブロモ−1−ニトロ−2−プ
ロパノール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノー
ル、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−ジアセトキシプ
ロパン、β−ブロモ−β−ニトロスチレン5−ブロモ−
5−ニトロ−1,3−ジオキサン等の有機ブロモニトロ
化合物、2,2−ジブロモ−3−シアノプロピオンアミ
ド等の有機ブロモシアノ化合物、1,2−ビス(ブロモ
アセトキシ)エタン、1,4−ビス(ブロモアセトキ
シ)−2−ブテン、ブロモアセトアミド等のブロモ酢酸
化合物、ビストリブロモメチルスルホン等の有機ブロモ
スルホン化合物等があげられ、有機窒素系抗菌剤として
は、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリエテニル−s−ト
リアジン、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒ
ドロキシエチル)−s−トリアジン等のs−トリアジン
化合物、N,4−ジヒドロキシ−α−オキソベンゼンエ
タンイミドイルクロライド、α−クロロ−O−アセトキ
シベンズアルドキシム等のハロゲン化オキシム化合物、
トリクロロイソシアヌレート、ジクロロイイソシアヌル
酸ナトトリウム等の塩素化イソシアヌル酸化合物、塩化
ベンザルコニウム、塩化デカリニウム等の第4級アンモ
ニウム化合物、2−メチルカルボニルアミノベンツイミ
ダゾール等のカルバミン酸化合物、1−〔2−(2,4
−ジクロロフェニル)〕−2’−〔(2,4−ジクロロ
フェニル)メトキシ〕エチル−3−(2−フェニルエチ
ル)−1H−イミダゾリウムクロライド等のイミダゾー
ル化合物、2−クロルアセトアミド等のアミド化合物、
N−(2−ヒドロキシプロピル)アミノメタノール、2
−(ヒドロキシメチルアミノ)エタノール等のアミノア
ルコール化合物、2,4,5,6−テトラクロロイソフ
タロニトリル等のニトリル化合物があげられ、その他の
抗菌剤として、4−ヒドロキシ安息香酸メチル、安息香
酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸イソプロピル等
があげられる。
記高分子材料組成物には、上記一般式(I)で表される
環状有機リン酸エステル化合物とともに、必要に応じ
て、通常高分子材料に添加される添加剤を配合すること
ができる。
系、リン系、硫黄系等の酸化防止剤、金属石ケン系安定
剤、アルキルリン酸金属塩系安定剤、無機金属塩系安定
剤、過塩素酸塩化合物、有機錫系安定剤、ポリオール化
合物、β−ジケトン化合物、エポキシ化合物、可塑剤、
発泡剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤、
充填剤、着色剤、顔料、架橋剤、帯電防止剤、防曇剤、
滑剤、加工助剤、難燃剤等があげられる。
えば、2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾール、ステア
リル(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、チオジエチレンビス(3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、トリエチレングリコール−ビス(3−第三ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネー
ト、3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシ
エチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
〔5.5〕ウンデカン−ビス(3−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート、4,
4’−チオビス(6−第三ブチル−m−クレゾール)、
4,4’−ブチリデンビス(6−第三ブチル−m−クレ
ゾール)、2,2’−メチレンビス(6−第三ブチル−
p−クレゾール)、2−第三ブチル−4−メチル−6−
(2−アクリロイルオキシ−3−第三ブチル−5−メチ
ルベンジル)フェノール、2,2’−エチリデンビス
(4,6−ジ第三ブチルフェノール)、1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルフ
ェニル)ブタン、1,3,5−トリス(2,6−ジ第三
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、
1,3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−ヒドロキ
シ−4−第三ブチルベンジル)イソシアヌレート、1,
3,5−トリス(2,6−ジ第三ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、ペン
タエリスリトール−テトラ(3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等があげられ
る。
トリフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジ第三ブ
チルフェニル)ホスファイト、トリス(ノニルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(モノ、ジ混合ノニルフェニ
ル)ホスファイト、ジフェニルアシドホスファイト、ジ
フェニルデシルホスファイト、フェニルジデシルホスフ
ァイト、トリデシルホスファイト、2,2’−メチレン
ビス(4,6−ジ第三ブチルフェニル)オクチルホスフ
ァイト、ビス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ペンタ
エリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジクミ
ルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビ
ス(2,6−ジ第三ブチル−4−メチルフェニル)ペン
タエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4,6−
トリ第三ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホス
ファイト、テトラ(C12-15 混合アルキル)ビスフェノ
ールA−ジホスファイト、テトラ(トリデシル)−4,
4’−ブチリデンビス(2−第三ブチル−5−メチルフ
ェノ−ル)ジホスファイト、ヘキサ(トリデシル)−
1,1,3−トリス(2−第三ブチル−5−メチルフェ
ノ−ル)トリホスファイト、2−ブチル−2−エチルプ
ロピレン−2,4,6−トリ第三ブチルフェニルホスフ
ァイト、9,10−ジハイドロ−9−オキサ−10−ホ
スファフェナンスレン−10−オキサイド等があげられ
る。
チオジプロピオン酸のジラウリル、ジミリスチル、ジス
テアリルエステル等のジアルキルチオジプロピオネート
類およびペンタエリスリトールテトラ(β−ドデシルメ
ルカプトプロピオネート)等のβ−アルキルメルカプト
プロピオン酸のポリオールエステル類があげられる。
ば、ナトリウム、カリウム、リチウム等のIa族金属、
カルシウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム
等のIIa族金属または亜鉛等のIIb族金属の脂肪族また
は芳香族カルボン酸の正塩、酸性塩、塩基性塩、過塩基
性塩があげられ、これらは通常IIa族金属石ケン/IIb
族金属石ケンの組み合わせとして使用される。
または芳香族カルボン酸としては、例えば、カプロン
酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、2−エチルヘキシル
酸、カプリン酸、ネオデカン酸、ウンデシレン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、リ
シノール酸、リノール酸、リノレイン酸、オレイン酸、
アラキン酸、ベヘニン酸、ブラシジン酸および獣脂脂肪
酸、ヤシ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、綿実油脂肪酸等の天
然油脂から得られる脂肪酸混合物、安息香酸、トルイル
酸、エチル安息香酸、p−第三ブチル安息香酸、キシリ
ル酸等があげられる。
は、例えば、ナトリウム、カリウム等のIa族金属、カ
ルシウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム等
のIIa族金属または亜鉛等のIIb族金属のモノおよび/
またはジオクチルリン酸、モノおよび/またはジラウリ
ルリン酸、モノおよび/またはジステアリルリン酸塩が
あげられる。
ば、ナトリウム、カリウム等のIa族金属、カルシウ
ム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム等のIIa
族金属または亜鉛等のIIb族金属の酸化物または水酸化
物;塩基性無機酸(炭酸、リン酸、亜リン酸、珪酸、ほ
う酸、硫酸等)塩;ゼオライト結晶構造を有する上記金
属のアルミノシリケート類;下記式で表されるハイドロ
タルサイト類似化合物等があげられる。
・(CO3)1-z/2(ClO4)z・mH2O (式中、x1、x2、x3、yおよびzは各々下記式で
表される数を示し、mは0または任意の正数を示す。 0≦x1≦10、0≦x2≦10、0≦x3≦10、1
≦y≦10、0≦z≦1、0<x1+x2)
ナトリウム、カリウム、、カルシウム、マグネシウム、
バリウム、ストロンチウム、亜鉛等の金属またはアンモ
ニア、有機アミン類等の過塩素酸塩および無機多孔質物
質に過塩素酸を吸着させたものがあげられる。
ノおよび/またはジメチル錫、モノおよび/またはジブ
チル錫、モノおよび/またはジオクチル錫等のモノおよ
び/またはジアルキル錫のカルボキシレート類、メルカ
プタイド類、スルフィド類等があげられる。
グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリスリ
トトール、ソルビトール、マンニトール、トリス(2−
ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等およびこれらの
脂肪族もしくは芳香族一価または多価カルボン酸の部分
エステル化合物があげられる。
ば、ベンゾイルアセトン、ベンゾイルピバロイルメタ
ン、ベンゾイルパルミトイルメタン、ベンゾイルステア
ロイルメタン、ジベンゾイルメタン、ジ第三ブチルジベ
ンゾイルメタン、ベンゾイルシクロヘキサノン等および
これらの亜鉛、カルシウム、マグネシウム等の金属錯塩
があげられる。
スフェノールA−ジグリシジルエーテル、ノボラックポ
リグリシジルエーテル等の多価フェノールのポリグリシ
ジルエーテル;ビニルシクロヘキセンジオキサイド、
3,4−エポキシシクロヘキシル−3,4−エポキシシ
クロヘキサンカルボキシレート等の脂環式エポキシ化合
物;エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油等のエポキ
シ化天然油;エポキシ化不飽和カルボン酸のアルキルエ
ステル等があげられる。
タレート、ジオクチルフタレート、ジデシルフタレー
ト、トリオクチルトリメリテート、テトラオクチルピロ
メリテート、テトラオクチルビフェニルテトラカルボキ
シレート、ジオクチルアジペート、ジイソノニルアジペ
ート、ジオクチルセバケート、ジオクチルアゼレート、
トリオクチルシトレート等の脂肪族もしくは芳香族多価
カルボン酸のアルキルエステル:トリフェニルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェート、トリキシリルホスフ
ェート等のリン酸エステル;脂肪族もしくは芳香族多価
カルボン酸とグリコール類を縮合して得られ、必要に応
じて末端を一価アルコールおよび/または一価カルボン
酸で封鎖したポリエステル;塩素化パラフィン等があげ
られる。
ボン酸アミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾジ
アミノベンゼン、ジエチルアゾジカルボキシレート等の
アゾ系発泡剤;ジニトロソペンタメチレンテトラミン等
のニトロソ系発泡剤;ベンゼンスルホニルヒドラジド、
p−トルエンスルホニルヒドラジド、トルエンスルホニ
ルアジド、ビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)エー
テル等のヒドラジド系発泡剤;トルエンスルホニルセミ
カルバジド等のセミカルバジド系発泡剤;トリヒドラジ
ノトリアジン等のトリアジン系発泡剤があげられる。
(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−第三オクチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3
−第三ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ第
三ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2,2’−メチレンビス(4−第三オクチル−6−ベン
ゾトリアゾリルフェノール)、2−(2−ヒドロキシ−
3−第三ブチル−5−カルボキシフェニル)ベンゾトリ
アゾールのオクチルアルコールまたはポリエチレングリ
コールエステル等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、5,
5’−メチレンビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン)等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;2
−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシロキシ)−4,6−ジ
フェニルトリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オク
トキシ)−4,6−ジキシリルトリアジン等のトリアジ
ン系紫外線吸収剤があげられる。
は、例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニル)セバケート、ビス(1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セバケート、テ
トラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジニル)ブタンテトラカルボキシレート、テトラキス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニ
ル)ブタンテトラカルボキシレート、ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)・ジトリデ
シルブタンテトラカルボキシレート、ビス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)・ジト
リデシルブタンテトラカルボキシレート、ブタンテトラ
カルボン酸と3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒ
ドロキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサス
ピロ〔5.5〕ウンデカンと2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジノールまたは1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジノールとの重縮合物、1−
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジノールとコハク酸ジエチルの重縮合
物、1,6−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニルアミノ)ヘキサンとジブロモエタンとの
重縮合物、1,6−ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジニルアミノ)ヘキサンと2,4−ジク
ロロ−6−第三オクチルアミノトリアジンとの重縮合
物、1,6−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニルアミノ)ヘキサンと2,4−ジクロロ−
6−モルホリノトリアジンとの重縮合物、1,5,8,
12−テトラキス〔2,4−ビス(N−ブチル−N−
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
アミノ)−s−トリアジン−6−イル〕−1,5,8,
12−テトラアザドデカン、1,5,8,12−テトラ
キス〔2,4−ビス(N−ブチル−N−(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)アミノ)−
s−トリアジン−6−イル〕−1,5,8,12−テト
ラアザドデカン等があげられる。
および等により製造することができる。尚、本発明の
抗菌性不織布の製造方法は、これらに制限されるもので
はない。 上記高分子材料組成物を紡糸機で紡糸した後、延伸し
て繊維を作成する。次いで、該繊維を細分化し、ランダ
ムに集積してシート状にし、更にエンボス加工すること
により、製造することができる。 上記高分子材料組成物をフィラメント状にし、これを
熱融着した後、カレンダー加工することにより、製造す
ることができる。
イ法、カード法、スパンボンド法、メルトブローン法な
どの周知の任意の加工方法や、バインダー接着法、ニー
ドルパンチ法、スパンレース法、ステッチボンド法また
はサーマルボンド法等の周知の任意の接着法を組み合わ
せることにより、フィルム、シート、その他の抗菌性成
形品とされ、布団、枕、シーツ等の寝具や、カーペッ
ト、カーテン、壁紙等のインテリア用品、マスク、ガー
ゼ、包帯、白衣、おむつ等の医療衛生用品、床材、遮音
材等の建材、エアコンのフィルターなどの空調設備等の
用途に用いられる。
説明するが、本発明は下記の実施例によって制限を受け
るものではない。
mmのペレットを作成し、このペレットとポリエステル樹
脂を1対2の割合で混合した後、紡糸機で紡糸および延
伸して太さ6デニールのポリエステル繊維を作成した。
この繊維を細分化し、ランダムに集積してシート状に
し、更に熱エンボス加工し、不織布を作成した。このポ
リエステル性不織布を20×20mmに裁断し、試験片と
した。この試験片を用いて、細菌類および真菌類につい
て下記の方法によって抗菌性を評価した。 細菌類:試験片上に菌培養液を塗布し、ポリエチレン製
のラップフィルムを密着させ、35℃で2日間培養後の
菌数を測定し、下記の基準で評価した。 ◎:試験前の菌数の0.1%未満しか生存していないも
の。 ○:試験前の菌数の0.1%以上1%未満が生存してい
るもの。 △:試験前の菌数の1%以上10%未満が生存している
もの。 ×:試験前の菌数の10%以上が生存しているもの。 真菌類:試験片をシャーレ中央に置き、試験片が薄く覆
われるように普通寒天培地を流し込み、寒天培地の上に
菌の培養液を塗布した後35℃で1週間培養し、菌の発
育状況を観察し、その結果を次の基準で評価した。 ◎:試験片の上部に菌の発育がないもの。 ○:試験片の上部に発育した菌が表面積の30%未満で
あるもの △:試験片の上部に発育した菌が表面積の30%以上7
0%未満であるもの ×:試験片の上部に発育した菌が表面積の70%以上で
あるもの。
フィラメントを押し出した。このフィラメントを走行す
るベルト上で熱融着した後、カレンダー加工して不織布
を作成した。このポリプロピレン性不織布を20×20
mmに裁断し、試験片とした。この試験片を用いて実施例
1と同様の試験を行った。
フィラメントを押し出した。このフィラメントを走行す
るベルト上で熱融着した後、カレンダー加工して不織布
を作成した。このポリプロピレン性不織布を20×20
mmに裁断し、試験片とした。この試験片を用いて実施例
1と同様の試験を行った。
フィラメントを押し出した。このフィラメントを走行す
るベルト上で熱融着した後、カレンダー加工して不織布
を作成した。このポリプロピレン性不織布を20×20
mmに裁断し、試験片とした。この試験片を用いて実施例
1と同様の試験を行った。
フィラメントを押し出した。このフィラメントを走行す
るベルト上で熱融着した後、カレンダー加工して不織布
を作成した。このポリプロピレン性不織布を20×20
mmに裁断し、試験片とした。この試験片を用いて実施例
1と同様の試験を行った。
リン酸ジルコニウムまたは4−ヒドロキシ安息香酸イソ
プロピル等の従来の抗菌剤を単独で配合した場合(比較
例1−2、2−2、3−2、4−2)には抗菌性が不十
分であり、多量に配合した場合(比較例2−3、3−
3、4−3)にも満足しえる効果が得られない。これに
対し、本発明に係る前記一般式(I)で表される環状有
機リン酸エステル化合物と上記の従来の抗菌剤とを併用
して高分子材料に配合した場合(各実施例)には、添加
量が少量でも優れた抗菌性を示し、また、その抗菌スペ
クトルも極めて幅広いことが明らかである。
を成形し得る、優れた抗菌性を有するものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 高分子材料100重量部に、下記〔化
1〕の一般式(I)で表される環状有機リン酸エステル
化合物0.001〜10重量部を添加した高分子材料組
成物からなる抗菌性不織布。 【化1】 - 【請求項2】 上記一般式(I)において、Mがアルカ
リ金属原子または亜鉛原子である請求項1記載の抗菌性
不織布。 - 【請求項3】 上記高分子材料が、ポリオレフィン系樹
脂である請求項1又は2記載の抗菌性不織布。 - 【請求項4】 上記高分子材料が、ポリエステル系樹脂
である請求項1又は2記載の抗菌性不織布。 - 【請求項5】 上記高分子材料組成物に、亜鉛の酸化物
または水酸化物を含有させたことを特徴とする請求項1
〜4のいずれかに記載の抗菌性不織布。
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|---|---|---|---|
| JP28834497A JP3880157B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 抗菌性不織布 |
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ID=17728997
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- 1997-10-21 JP JP28834497A patent/JP3880157B2/ja not_active Expired - Lifetime
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