JPH11117964A - ブレーキキャリパ - Google Patents
ブレーキキャリパInfo
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- JPH11117964A JPH11117964A JP28500097A JP28500097A JPH11117964A JP H11117964 A JPH11117964 A JP H11117964A JP 28500097 A JP28500097 A JP 28500097A JP 28500097 A JP28500097 A JP 28500097A JP H11117964 A JPH11117964 A JP H11117964A
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- Japan
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- bridge
- caliper
- brake
- hydraulic cylinders
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1、第2ブリッジ部で分割された第1、第
2キャリパ半体を連結ボルトにより結合し、両キャリパ
半体の油圧シリンダ間を連通する連通油路を両キャリパ
半体に穿設してなるブレーキキャリパにおいて、連通油
路にあまり邪魔されずに、連結ボルトと両ブリッジ部間
の窓孔との間隔を狭め得るようにして、ブリッジ部の剛
性を高める。 【解決手段】 第1、第2腕部11 ,12 に形成された
第1、第2油圧シリンダ141 ,142 の底部から第1
ブリッジ部21 側へ突出する導入ポート25a,25a
と、この両導入ポート間を接続すべく第1ブリッジ部2
1 の連結ボルト211 と平行に延びる直線路25bと
で、第1、第2油圧シリンダ141 ,142間の連通油
路25を構成する。
2キャリパ半体を連結ボルトにより結合し、両キャリパ
半体の油圧シリンダ間を連通する連通油路を両キャリパ
半体に穿設してなるブレーキキャリパにおいて、連通油
路にあまり邪魔されずに、連結ボルトと両ブリッジ部間
の窓孔との間隔を狭め得るようにして、ブリッジ部の剛
性を高める。 【解決手段】 第1、第2腕部11 ,12 に形成された
第1、第2油圧シリンダ141 ,142 の底部から第1
ブリッジ部21 側へ突出する導入ポート25a,25a
と、この両導入ポート間を接続すべく第1ブリッジ部2
1 の連結ボルト211 と平行に延びる直線路25bと
で、第1、第2油圧シリンダ141 ,142間の連通油
路25を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、自動二輪
車等に装備されるディスクブレーキのブレーキキャリパ
に関し、特に、ブレーキディスクを挟んで対向する第1
及び第2油圧シリンダをそれぞれ形成した第1及び第2
腕部と、ブレーキディスクを跨いで第1及び第2腕部の
両端を一体に連結する第1及び第2ブリッジ部とからな
ると共に、両ブリッジ部間に摩擦パッド着脱用の窓孔を
画成したキャリパボディを、第1及び第2ブリッジ部を
通る分割面で第1及び第2キャリパ半体に分割し、第1
及び第2ブリッジ部の分割面相互を、該分割面を貫通す
る連結ボルトにより結合し、この連結ボルトと前記窓孔
との間を通って第1及び第2腕部の油圧シリンダ間を連
通する連通油路を第1及び第2キャリパ半体に穿設して
なるブレーキキャリパの改良に関する。
車等に装備されるディスクブレーキのブレーキキャリパ
に関し、特に、ブレーキディスクを挟んで対向する第1
及び第2油圧シリンダをそれぞれ形成した第1及び第2
腕部と、ブレーキディスクを跨いで第1及び第2腕部の
両端を一体に連結する第1及び第2ブリッジ部とからな
ると共に、両ブリッジ部間に摩擦パッド着脱用の窓孔を
画成したキャリパボディを、第1及び第2ブリッジ部を
通る分割面で第1及び第2キャリパ半体に分割し、第1
及び第2ブリッジ部の分割面相互を、該分割面を貫通す
る連結ボルトにより結合し、この連結ボルトと前記窓孔
との間を通って第1及び第2腕部の油圧シリンダ間を連
通する連通油路を第1及び第2キャリパ半体に穿設して
なるブレーキキャリパの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるブレーキキャリパは、例えば特開
平8−166030号公報に開示されているように、既
に知られている。
平8−166030号公報に開示されているように、既
に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のブレーキキャリ
パにおける第1及び第2油圧シリンダ間の連通油路は、
第1及び第2ブリッジ部間の窓孔を避けるために、第1
ブリッジ部の分割面から対応する第1油圧シリンダの底
部に向かって斜めに穿設される、V字状配置の2本の傾
斜路で構成されている。このため、このV字状連通油路
の外側で両キャリパ半体を結合するボルトは、該連通油
路の屈曲部に邪魔されて、窓孔との間が比較的大きく開
いている。しかしながら、ブレーキキャリパの剛性を強
化して、油圧作動時の第1及び第2腕部の変形を極力抑
えるためには、両キャリパ半体を結合する連結ボルトと
両ブリッジ部間の窓孔との間隔を極力狭めることが要求
される。
パにおける第1及び第2油圧シリンダ間の連通油路は、
第1及び第2ブリッジ部間の窓孔を避けるために、第1
ブリッジ部の分割面から対応する第1油圧シリンダの底
部に向かって斜めに穿設される、V字状配置の2本の傾
斜路で構成されている。このため、このV字状連通油路
の外側で両キャリパ半体を結合するボルトは、該連通油
路の屈曲部に邪魔されて、窓孔との間が比較的大きく開
いている。しかしながら、ブレーキキャリパの剛性を強
化して、油圧作動時の第1及び第2腕部の変形を極力抑
えるためには、両キャリパ半体を結合する連結ボルトと
両ブリッジ部間の窓孔との間隔を極力狭めることが要求
される。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、連通油路にあまり邪魔されずに、両キャリパ半体
を結合する連結ボルトと両ブリッジ部間の窓孔との間隔
を狭め得るようにして、剛性の高い前記ブレーキキャリ
パを提供することを目的とする。
ので、連通油路にあまり邪魔されずに、両キャリパ半体
を結合する連結ボルトと両ブリッジ部間の窓孔との間隔
を狭め得るようにして、剛性の高い前記ブレーキキャリ
パを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブレーキディスクを挟んで対向する第1
及び第2油圧シリンダをそれぞれ形成した第1及び第2
腕部と、ブレーキディスクを跨いで第1及び第2腕部の
両端を一体に連結する第1及び第2ブリッジ部とからな
ると共に、両ブリッジ部間に摩擦パッド着脱用の窓孔を
画成したキャリパボディを、第1及び第2ブリッジ部を
通る分割面で第1及び第2キャリパ半体に分割し、第1
及び第2ブリッジ部の分割面相互を、該分割面を貫通す
る連結ボルトにより結合し、この連結ボルトと前記窓孔
との間を通って第1及び第2油圧シリンダ間を連通する
連通油路を第1及び第2キャリパ半体に穿設してなるブ
レーキキャリパにおいて、第1及び第2油圧シリンダの
底部から第1ブリッジ部側へそれぞれ突出する導入ポー
トと、この両導入ポート間を接続すべく連結ボルトと平
行に延びる直線路とで前記連通油路を構成したことを第
1の特徴とする。
に、本発明は、ブレーキディスクを挟んで対向する第1
及び第2油圧シリンダをそれぞれ形成した第1及び第2
腕部と、ブレーキディスクを跨いで第1及び第2腕部の
両端を一体に連結する第1及び第2ブリッジ部とからな
ると共に、両ブリッジ部間に摩擦パッド着脱用の窓孔を
画成したキャリパボディを、第1及び第2ブリッジ部を
通る分割面で第1及び第2キャリパ半体に分割し、第1
及び第2ブリッジ部の分割面相互を、該分割面を貫通す
る連結ボルトにより結合し、この連結ボルトと前記窓孔
との間を通って第1及び第2油圧シリンダ間を連通する
連通油路を第1及び第2キャリパ半体に穿設してなるブ
レーキキャリパにおいて、第1及び第2油圧シリンダの
底部から第1ブリッジ部側へそれぞれ突出する導入ポー
トと、この両導入ポート間を接続すべく連結ボルトと平
行に延びる直線路とで前記連通油路を構成したことを第
1の特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば、連通油路の直線
路と連結ボルトとの平行配置により、これら両者を相互
に近接させつゝ、直線路全体を窓孔に近接させることが
でき、その結果、連結ボルトと窓孔との間隔を、連通油
路にあまり邪魔されることなく狭めることができる。
路と連結ボルトとの平行配置により、これら両者を相互
に近接させつゝ、直線路全体を窓孔に近接させることが
でき、その結果、連結ボルトと窓孔との間隔を、連通油
路にあまり邪魔されることなく狭めることができる。
【0007】また本発明は、上記特徴に加えて、前記各
導入ポートを、対応する油圧シリンダと共に鋳抜き形成
したことを第2の特徴とする。
導入ポートを、対応する油圧シリンダと共に鋳抜き形成
したことを第2の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば、各前記導入ポー
トの形成に際し、盲栓が不要となる。
トの形成に際し、盲栓が不要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】図1は、本発明のブレーキキャリパを備え
た車両用ディスクブレーキの平面図、図2は図1の2−
2線断面図である。
た車両用ディスクブレーキの平面図、図2は図1の2−
2線断面図である。
【0011】これら図面において、キャリパボディCa
は、図示しない車輪と共に回転するブレーキディスクD
を間に置いて対向する左右一対の第1及び第2腕部
11 ,1 2 と、ブレーキディスクDを跨いで両腕部
11 ,12 の両端同士を一体に連結する前後一対の第1
及び第2ブリッジ部21 ,22 とからなっている。その
第1腕部11 には、ブレーキディスクDの中心側へ延出
する支持腕4が一体に形成されており、この腕部4が車
輪支持部材(図示せず)にボルトで固着される。
は、図示しない車輪と共に回転するブレーキディスクD
を間に置いて対向する左右一対の第1及び第2腕部
11 ,1 2 と、ブレーキディスクDを跨いで両腕部
11 ,12 の両端同士を一体に連結する前後一対の第1
及び第2ブリッジ部21 ,22 とからなっている。その
第1腕部11 には、ブレーキディスクDの中心側へ延出
する支持腕4が一体に形成されており、この腕部4が車
輪支持部材(図示せず)にボルトで固着される。
【0012】両ブリッジ部21 ,22 間には窓孔3が画
成され、この窓孔3を通して第1及び第2摩擦パッドP
1 ,P2 が第1及び第2腕11 ,12 とブレーキディス
クDとの各間に挿入される。これら摩擦パッドP1 ,P
2 の各裏板5の前後両端を支承するトルク支承部6a,
6bが両腕部11 ,12 にそれぞれ設けられる。
成され、この窓孔3を通して第1及び第2摩擦パッドP
1 ,P2 が第1及び第2腕11 ,12 とブレーキディス
クDとの各間に挿入される。これら摩擦パッドP1 ,P
2 の各裏板5の前後両端を支承するトルク支承部6a,
6bが両腕部11 ,12 にそれぞれ設けられる。
【0013】また両腕部11 ,12 の上面には、ピン孔
8を有するボス71 ,72 が突設され、またこれらに対
応して両摩擦パッドP1 ,P2 の各裏板5にもピン孔1
0を有するボス9が形成されており、これらボス71 ,
72 ,9のピン孔8,10に挿通されるハンガーピン1
1により、摩擦パッドP1 ,P2 はブレーキディスクD
の軸方向へ摺動自在に支持される。ハンガーピン11
は、その一端に形成された膨大頭部111 と、他端に装
着される割ピン12とにより上記ピン孔8,10からの
抜止めが図られる。
8を有するボス71 ,72 が突設され、またこれらに対
応して両摩擦パッドP1 ,P2 の各裏板5にもピン孔1
0を有するボス9が形成されており、これらボス71 ,
72 ,9のピン孔8,10に挿通されるハンガーピン1
1により、摩擦パッドP1 ,P2 はブレーキディスクD
の軸方向へ摺動自在に支持される。ハンガーピン11
は、その一端に形成された膨大頭部111 と、他端に装
着される割ピン12とにより上記ピン孔8,10からの
抜止めが図られる。
【0014】第1及び第2腕部11 ,12 には、ブレー
キディスクDの周方向に並ぶ各一対の第1及び第2油圧
シリンダ141 ,141 ;142 ,142 が各腕部
11 ,1 2 の内側面に開口するように設けられ、これら
に第1及び第2摩擦パッドP1 ,P2 の各裏板5を押圧
し得る第1及び第2ピストン151 ,151 ;152 ,
152 がそれぞれ摺動自在に装着される。対をなす油圧
シリンダ141 ,141 ;142 ,142 は、それらの
底部において連通孔18を介してそれぞれ互いに連通さ
れる。
キディスクDの周方向に並ぶ各一対の第1及び第2油圧
シリンダ141 ,141 ;142 ,142 が各腕部
11 ,1 2 の内側面に開口するように設けられ、これら
に第1及び第2摩擦パッドP1 ,P2 の各裏板5を押圧
し得る第1及び第2ピストン151 ,151 ;152 ,
152 がそれぞれ摺動自在に装着される。対をなす油圧
シリンダ141 ,141 ;142 ,142 は、それらの
底部において連通孔18を介してそれぞれ互いに連通さ
れる。
【0015】キャリパボディCaは、第1及び第2ブリ
ッジ部21 ,22 の中央部でブレーキディスクDの回転
面と平行な分割面20をもって、第1腕部11 側の第1
キャリパ半体C1 と第2腕部12 側の第2キャリパ半体
C2 とに分割される。そして、両キャリパ半体C1 ,C
2 は、第1及び第2ブリッジ21 ,22 において分割面
20を貫通する第1及び第2連結ボルト211 ,212
により互いに結合される。即ち、第1及び第2キャリパ
半体C1 ,C2 にはボルト挿通孔221 ,22 2 及びね
じ孔231 ,232 がそれぞれ設けられ、ボルト挿通孔
221 ,222に挿通した連結ボルト211 ,212 を
ねじ孔231 ,232 に螺合緊締することにより両キャ
リパ半体C1 ,C2 は一体的に結合される。こうしてブ
レーキキャリパCが構成される。
ッジ部21 ,22 の中央部でブレーキディスクDの回転
面と平行な分割面20をもって、第1腕部11 側の第1
キャリパ半体C1 と第2腕部12 側の第2キャリパ半体
C2 とに分割される。そして、両キャリパ半体C1 ,C
2 は、第1及び第2ブリッジ21 ,22 において分割面
20を貫通する第1及び第2連結ボルト211 ,212
により互いに結合される。即ち、第1及び第2キャリパ
半体C1 ,C2 にはボルト挿通孔221 ,22 2 及びね
じ孔231 ,232 がそれぞれ設けられ、ボルト挿通孔
221 ,222に挿通した連結ボルト211 ,212 を
ねじ孔231 ,232 に螺合緊締することにより両キャ
リパ半体C1 ,C2 は一体的に結合される。こうしてブ
レーキキャリパCが構成される。
【0016】第1及び第2キャリパ半体C1 ,C2 は鋳
造されるもので、その鋳造時に前記油圧シリンダ1
41 ,141 ;142 ,142 、連通孔18、ボルト挿
通孔22 1 ,222 及びねじ孔231 ,232 の下孔の
他に、第1ブリッジ部21 側の油圧シリンダ141 ,1
42 間を連通する連通油路25が中子により形成され
る。即ち、鋳抜き形成される。
造されるもので、その鋳造時に前記油圧シリンダ1
41 ,141 ;142 ,142 、連通孔18、ボルト挿
通孔22 1 ,222 及びねじ孔231 ,232 の下孔の
他に、第1ブリッジ部21 側の油圧シリンダ141 ,1
42 間を連通する連通油路25が中子により形成され
る。即ち、鋳抜き形成される。
【0017】この連通油路25は、第1ブリッジ部21
側の第1及び第2油圧シリンダ14 1 ,142 の底部か
ら第1ブリッジ部21 に向かって延びる導入ポート25
a,25aと、これら導入ポート25a,25aの先端
間を接続する直線路25bとから構成されるもので、特
に導入ポート25a,25aを鋳抜き形成することによ
り、加工口を閉塞する盲栓を不要にして生産性の向上を
図ることができる。尚、直線路25bは、分割面20か
らドリル加工することもできる。
側の第1及び第2油圧シリンダ14 1 ,142 の底部か
ら第1ブリッジ部21 に向かって延びる導入ポート25
a,25aと、これら導入ポート25a,25aの先端
間を接続する直線路25bとから構成されるもので、特
に導入ポート25a,25aを鋳抜き形成することによ
り、加工口を閉塞する盲栓を不要にして生産性の向上を
図ることができる。尚、直線路25bは、分割面20か
らドリル加工することもできる。
【0018】この直線路25bは、前記窓孔3に極力近
接しつゝボルト挿通孔221 及びねじ孔231 、即ち連
結ボルト211 と平行に配置される。また連結ボルト2
11は、この直線路25bに近接して配置される。
接しつゝボルト挿通孔221 及びねじ孔231 、即ち連
結ボルト211 と平行に配置される。また連結ボルト2
11は、この直線路25bに近接して配置される。
【0019】また各キャリパ半体C1 ,C2 の分割面2
0には、直線路25bが開口する環状凹部26,26が
形成され、これらに単一のシールリング27が嵌装さ
れ、直線路25bから分割面への油漏れを阻止するよう
になっている。
0には、直線路25bが開口する環状凹部26,26が
形成され、これらに単一のシールリング27が嵌装さ
れ、直線路25bから分割面への油漏れを阻止するよう
になっている。
【0020】また両キャリパ半体C1 ,C2 の一方に
は、油圧シリンダ141 に連なる入力ポート28が設け
られ、これに図示しないマスタシリンダの出力ポートか
ら延出する油圧導管が接続される。
は、油圧シリンダ141 に連なる入力ポート28が設け
られ、これに図示しないマスタシリンダの出力ポートか
ら延出する油圧導管が接続される。
【0021】次に、この実施例の作用について説明す
る。
る。
【0022】図示しないマスタシリンダを作動してブレ
ーキキャリパCの入力ポート28に油圧を供給すると、
その油圧は第1油圧シリンダ141 ,141 に伝達する
と同時に、連通油路25を経て第2油圧シリンダ1
51 ,152 にも伝達し、第1及び第2ピストン1
51 ,151 ;152 ,152 を前進させて第1及び第
2摩擦パッドP1 ,P2 をブレーキディスクDの両側面
に圧接させるので、その間に生じる摩擦力によりブレー
キディスクDを制動することができる。
ーキキャリパCの入力ポート28に油圧を供給すると、
その油圧は第1油圧シリンダ141 ,141 に伝達する
と同時に、連通油路25を経て第2油圧シリンダ1
51 ,152 にも伝達し、第1及び第2ピストン1
51 ,151 ;152 ,152 を前進させて第1及び第
2摩擦パッドP1 ,P2 をブレーキディスクDの両側面
に圧接させるので、その間に生じる摩擦力によりブレー
キディスクDを制動することができる。
【0023】このとき、第1及び第2ピストン151 ,
151 ;152 ,152 の作動反力により第1及び第2
腕部11 ,12 は開き方向の曲げモーメントを受ける
が、それらの曲げ変形を少なくするには、第1及び第2
ブリッジ部21 ,22 の剛性を強化する必要がある。
151 ;152 ,152 の作動反力により第1及び第2
腕部11 ,12 は開き方向の曲げモーメントを受ける
が、それらの曲げ変形を少なくするには、第1及び第2
ブリッジ部21 ,22 の剛性を強化する必要がある。
【0024】ところで、第1及び第2ブリッジ部21 ,
22 間には、第1及び第2摩擦パッドP1 ,P2 の着脱
用の窓孔3が設けられているから、各ブリッジ部21 ,
22の分割面20を結合する第1及び第2連結ボルト2
11 ,212 を窓孔3に極力近づけることが各ブリッジ
部21 ,22 の剛性強化に有効であるところ、第1ブリ
ッジ部21 は、それに設けられる連通油路25が第1及
び第2油圧シリンダ141 ,142 の各底部から第1ブ
リッジ部21 側へ延びる導入ポート25a,25aと、
これらを相互に接続すべく窓孔3に近接して第1連結ボ
ルト211 と平行に延びる直線路25bとで構成される
ので、第1連結ボルト211 は、連通油路25にあまり
邪魔されることなく窓孔3との距離を狭めて配置するこ
とができる。一方、第2ブリッジ部22 には連通油路2
5が存在しないから、そこに設けられる第2連結ボルト
212 は、他部材に干渉されることなく窓孔3に充分に
近接して配置することができる。こうして、第1及び第
2連結ボルト211 ,21 2 により第1及び第2ブリッ
ジ部21 ,22 の剛性は強化されるので、第1及び第1
腕部11 ,12 の曲げ変形は抑制され、第1及び第2摩
擦パッドP1 ,P2の偏摩耗を防止して、制動力を効果
的に発揮することができる。
22 間には、第1及び第2摩擦パッドP1 ,P2 の着脱
用の窓孔3が設けられているから、各ブリッジ部21 ,
22の分割面20を結合する第1及び第2連結ボルト2
11 ,212 を窓孔3に極力近づけることが各ブリッジ
部21 ,22 の剛性強化に有効であるところ、第1ブリ
ッジ部21 は、それに設けられる連通油路25が第1及
び第2油圧シリンダ141 ,142 の各底部から第1ブ
リッジ部21 側へ延びる導入ポート25a,25aと、
これらを相互に接続すべく窓孔3に近接して第1連結ボ
ルト211 と平行に延びる直線路25bとで構成される
ので、第1連結ボルト211 は、連通油路25にあまり
邪魔されることなく窓孔3との距離を狭めて配置するこ
とができる。一方、第2ブリッジ部22 には連通油路2
5が存在しないから、そこに設けられる第2連結ボルト
212 は、他部材に干渉されることなく窓孔3に充分に
近接して配置することができる。こうして、第1及び第
2連結ボルト211 ,21 2 により第1及び第2ブリッ
ジ部21 ,22 の剛性は強化されるので、第1及び第1
腕部11 ,12 の曲げ変形は抑制され、第1及び第2摩
擦パッドP1 ,P2の偏摩耗を防止して、制動力を効果
的に発揮することができる。
【0025】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、連通油路25を第2ブリッジ部2
2 にも設けることができる。また各腕部21 ,22 に設
けられる油圧シリンダ141,142 を1個又は2個以
上の複数個とすることもできる。
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、連通油路25を第2ブリッジ部2
2 にも設けることができる。また各腕部21 ,22 に設
けられる油圧シリンダ141,142 を1個又は2個以
上の複数個とすることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ブレーキディスクを挟んで対向する第1及び第2油
圧シリンダをそれぞれ形成した第1及び第2腕部と、ブ
レーキディスクを跨いで第1及び第2腕部の両端を一体
に連結する第1及び第2ブリッジ部とからなると共に、
両ブリッジ部間に摩擦パッド着脱用の窓孔を画成したキ
ャリパボディを、第1及び第2ブリッジ部を通る分割面
で第1及び第2キャリパ半体に分割し、第1及び第2ブ
リッジ部の分割面相互を、該分割面を貫通する連結ボル
トにより結合し、この連結ボルトと前記窓孔との間を通
って第1及び第2油圧シリンダ間を連通する連通油路を
第1及び第2キャリパ半体に穿設した、ブレーキキャリ
パにおいて、第1及び第2油圧シリンダの底部から第1
ブリッジ部側へそれぞれ突出する導入ポートと、この両
導入ポート間を接続すべく連結ボルトと平行に延びる直
線路とで前記連通油路を構成したので、連通油路の直線
路と連結ボルトとの平行配置により、連結ボルトと窓孔
との間隔を、連通油路にあまり邪魔されることなく狭め
ることができ、これによりブリッジ部の剛性を強化する
ことができる。
ば、ブレーキディスクを挟んで対向する第1及び第2油
圧シリンダをそれぞれ形成した第1及び第2腕部と、ブ
レーキディスクを跨いで第1及び第2腕部の両端を一体
に連結する第1及び第2ブリッジ部とからなると共に、
両ブリッジ部間に摩擦パッド着脱用の窓孔を画成したキ
ャリパボディを、第1及び第2ブリッジ部を通る分割面
で第1及び第2キャリパ半体に分割し、第1及び第2ブ
リッジ部の分割面相互を、該分割面を貫通する連結ボル
トにより結合し、この連結ボルトと前記窓孔との間を通
って第1及び第2油圧シリンダ間を連通する連通油路を
第1及び第2キャリパ半体に穿設した、ブレーキキャリ
パにおいて、第1及び第2油圧シリンダの底部から第1
ブリッジ部側へそれぞれ突出する導入ポートと、この両
導入ポート間を接続すべく連結ボルトと平行に延びる直
線路とで前記連通油路を構成したので、連通油路の直線
路と連結ボルトとの平行配置により、連結ボルトと窓孔
との間隔を、連通油路にあまり邪魔されることなく狭め
ることができ、これによりブリッジ部の剛性を強化する
ことができる。
【0027】また本発明の第2の特徴によれば、前記各
導入ポートを、対応する油圧シリンダと共に鋳抜き形成
したので、各前記導入ポートの形成に際し、盲栓が不要
となり、生産性の向上を図ることができる。
導入ポートを、対応する油圧シリンダと共に鋳抜き形成
したので、各前記導入ポートの形成に際し、盲栓が不要
となり、生産性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るブレーキキャリパを備
えたディスクブレーキの一部縦断平面図。
えたディスクブレーキの一部縦断平面図。
【図2】図1の2−2線断面図。
C・・・・・ブレーキキャリパ Ca・・・・キャリパボディ C1 ・・・・第1キャリパ半体 C2 ・・・・第2キャリパ半体 D・・・・・ブレーキディスク P1 ・・・・第1摩擦パッド P2 ・・・・第2摩擦パッド 11 ・・・・第1腕部 12 ・・・・第2腕部 21 ・・・・第1ブリッジ部 22 ・・・・第2ブリッジ部 3・・・・・窓孔 141 ・・・第1油圧シリンダ 142 ・・・第2油圧シリンダ 151 ・・・第1ピストン 152 ・・・第2ピストン 20・・・・分割面 211 ・・・第1連結ボルト 212 ・・・第2連結ボルト 25・・・・連通油路 25a・・・導入ポート 25b・・・直線路
Claims (2)
- 【請求項1】 ブレーキディスク(D)を挟んで対向す
る第1及び第2油圧シリンダ(141 ,142 )をそれ
ぞれ形成した第1及び第2腕部(11 ,12)と、ブレ
ーキディスク(D)を跨いで第1及び第2腕部(11 ,
12 )の両端を一体に連結する第1及び第2ブリッジ部
(21 ,22 )とからなると共に、両ブリッジ部
(21 ,22 )間に摩擦パッド(P1 ,P2 )着脱用の
窓孔(3)を画成したキャリパボディ(Ca)を、第1
及び第2ブリッジ部(21 ,22 )を通る分割面(2
0)で第1及び第2キャリパ半体(C1 ,C2 )に分割
し、第1及び第2ブリッジ部(21 ,22 )の分割面
(20)相互を、該分割面(20)を貫通する連結ボル
ト(211 ,212 )により結合し、この連結ボルト
(21 1 ,212 )と前記窓孔(3)との間を通って第
1及び第2油圧シリンダ(14 1 ,142 )間を連通す
る連通油路(25)を第1及び第2キャリパ半体
(C1,C2 )に穿設してなるブレーキキャリパにおい
て、 第1及び第2油圧シリンダ(141 ,142 )の底部か
ら第1ブリッジ部(2 1 )側へそれぞれ突出する導入ポ
ート(25a,25a)と、この両導入ポート(25
a,25a)間を接続すべく第1ブリッジ部(21 )の
連結ボルト(21 1 )と平行に延びる直線路(25b)
とで前記連通油路(25)を構成したことを特徴とす
る、ブレーキキャリパ。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 前記各導入ポート(25a,25a)を、対応する油圧
シリンダ(141 ,142 )と共に鋳抜き形成したこと
を特徴とする、ブレーキキャリパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28500097A JPH11117964A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ブレーキキャリパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28500097A JPH11117964A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ブレーキキャリパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117964A true JPH11117964A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17685855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28500097A Pending JPH11117964A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ブレーキキャリパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11117964A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057788A (ja) * | 2007-10-09 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | ディスクブレーキ |
| JP2009216187A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 対向ピストン型ディスクブレーキ用キャリパ |
| JP2009275856A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Nippon Light Metal Co Ltd | 対向ピストン型ディスクブレーキ用キャリパ |
| JP2010101342A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Advics Co Ltd | ピストン対向型ディスクブレーキ |
| US7797812B2 (en) | 2003-11-28 | 2010-09-21 | Hitachi, Ltd. | Method of manufacturing a disc brake |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP28500097A patent/JPH11117964A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7797812B2 (en) | 2003-11-28 | 2010-09-21 | Hitachi, Ltd. | Method of manufacturing a disc brake |
| JP2008057788A (ja) * | 2007-10-09 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | ディスクブレーキ |
| JP2009216187A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 対向ピストン型ディスクブレーキ用キャリパ |
| JP2009275856A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Nippon Light Metal Co Ltd | 対向ピストン型ディスクブレーキ用キャリパ |
| JP2010101342A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Advics Co Ltd | ピストン対向型ディスクブレーキ |
| US8261889B2 (en) | 2008-10-21 | 2012-09-11 | Advics Co., Ltd. | Opposed-piston disc brake |
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