JPH11118449A - 表面形状欠陥検査方法及びそれを用いた表面欠陥検査装置 - Google Patents

表面形状欠陥検査方法及びそれを用いた表面欠陥検査装置

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JPH11118449A
JPH11118449A JP30378897A JP30378897A JPH11118449A JP H11118449 A JPH11118449 A JP H11118449A JP 30378897 A JP30378897 A JP 30378897A JP 30378897 A JP30378897 A JP 30378897A JP H11118449 A JPH11118449 A JP H11118449A
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Hiroshi Kumasaka
博 熊坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラム表面の緩やかな凹凸形状の欠陥
を簡単な検出系で感度よく、効率的に検出することので
きる表面欠陥検査方法及びそれを用いた表面欠陥検査装
置を提供すること。 【解決手段】 平行光束を被検査物である感光体ドラム
の表面に平行光を斜めに照射する投光光学系と、平凸型
シリンドリカルレンズの拡大光学系、スリットを有する
受光マスク板、受光器のCCDラインセンサーの受光素
子列で構成される受光光学系を持ち、受光マスク板のス
リット及び受光素子列の長手方向を受光光学系の光軸に
垂直な平面内で感光体ドラムの中心軸の射影成分と平行
に配するとともに、平凸シリンドリカルレンズが感光体
ドラムの中心軸方向の正反射光を拡大することを特徴と
する表面欠陥検査方法及びそれを用いた表面欠陥検査装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面形状欠陥検査方
法及びそれを用いた表面欠陥検査装置に関し、例えば複
写機等に用いられる感光体ドラム表面の欠陥検査を従来
より検出が困難であった緩やかな凹凸形状を持つ表面欠
陥を検査する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】複写機のような感光体ドラムを用いる装
置では転写の一様性を保証するために、前記感光体ドラ
ム表面の欠陥検査が必要事項になっている。感光体ドラ
ムのように鏡面状の滑らかな表面を持つ被検査物体で
は、表面に付着したゴミ、傷等の形状のはっきりした欠
陥は検査が容易であるが、緩やかな凹凸形状の欠陥の検
出が困難であった。従来、本発明で対象とする緩やかな
凹凸形状の欠陥を持つ被検査物の表面形状を検査する方
法としては、スリット状の光束を被検査物表面に照射
し、その光束の直線からのずれを検出して表面形状を得
る光切断法が知られている。この場合、検査装置はスリ
ット状光束を出射する光源と、前記スリット状光束を照
射した表面からの反射光の直線性を検出する受光系、例
えばエリアセンサーカメラを備えたもので構成されてい
た。感光体ドラムの場合にはさらに該ドラムを回転させ
たり送ったりしながら、全領域の検査が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のよ
うな光切断法による表面検査方法及び装置では、表面形
状の変化が緩やかで、しかも変化量が微小な凹凸を検出
するため、受光系の光学系の倍率を大きくする必要があ
る。この場合、 1.被検査物の回転及び送りによる表面の位置変動が受
光系の合焦を乱し、検出時の検出光束の直線性及び傾き
を乱す要因となる。このため検出される直線性の変化が
被検査物体の表面の緩やかな凹凸による形状変化に起因
するかどうかの分離が困難となり、検出分解能が低下す
る。 2.前記1による合焦状態による位置変動の影響を極力
少なくするには、光源、受光系、被検査物表面の相対位
置を高精度に合わせる必要があり、装置が複雑になる。 3.受光系の倍率が大きくなると検査視野が狭くなり、
被検査物の全面を検査するのに必要な時間が長くなる。
等の欠点があった。
【0004】本発明は上記の欠点に対応すべくなされた
もので、複写機等に用いられる感光体ドラムのように表
面が滑らかで直線性を持つ被検査物の緩やかな凹凸形状
欠陥を検査する方法及び装置を提供することにある。こ
のため本発明では感光体ドラム等の表面上の緩やかでし
かも変化量が微小な凹凸欠陥を検出するため、検査照射
光を該表面に投影し、該検査照射光の正反射光の強度分
布像を受光素子上に拡大投影し、該受光素子からの信号
を処理して前記緩やかな凹凸表面形状欠陥を検出する欠
陥検査方法及びそれを用いた表面欠陥検査装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の欠陥検査においては被検査物である感光体
ドラム表面に検査照射光を当てる投光光学系と、被検査
物からの正反射光を受光する受光光学系、及び受光光学
系で得られた電気信号を処理する処理手段から構成され
ることを特徴とする。投光光学系は光源と光源からの光
を平行光束に変換する光学系、及び該変換された平行光
束を検査照射光の形状に整形するマスク板より構成され
る。また受光光学系は検査照射光のドラム表面での正反
射光を拡大する拡大光学系、該拡大光学系によって投影
される光強度分布を受光する光電変換ラインセンサー
と、該拡大光学系と光電変換ラインセンサーの間に配置
される受光マスク板のスリットによって構成され、被検
査物である感光体ドラム表面の正反射光像が映像信号と
して電気信号に変換される。変換された電気信号より前
記処理手段が表面形状の欠陥を検出する。
【0006】このような構成で平行光束を被検査物の表
面に照射すると、緩やかな凹凸をもつ表面形状に起因し
た正反射光の反射角の変化が、正反射光像の投影で光強
度分布の変化として現われる。この光強度分布は受光光
学系の拡大光学系によって拡大投影され欠陥の検出が行
なわれる。受光光学系中の受光マスク板のスリットを介
しての検出はスリットが空間フィルターの役目を果たす
ため、拡大投影の際の検出分解能の向上に寄与する。ま
た、不必要な光が受光素子部に照射されないことから、
乱反射による影響も防ぐことができる。
【0007】本発明では正反射光像を投影しているのみ
で、高性能な撮影レンズを用いて受光素子に被検査物を
結像しているわけではないため、光学系による収差や合
焦の問題がなく、高い信頼性で表面形状欠陥を検出する
ことができる。
【0008】本発明は検査照射光である平行光束が被検
査物である感光体ドラムの中心軸に対し軸方向から鋭角
で照射する配置も特徴となっている。鋭角照射のため、
前記照射手段による検査照射光の前記軸方向に対する光
束幅よりも被検査物の表面での照射幅が大きくなって幅
の狭い照射光で広い検査幅を得ることができ、検査の時
間効率を上げることができる。入射角が90度に近づく
ことは広い視野の実現と、検出感度向上に効果がある。
これは90度に近づくと緩やかな表面形状変化のある部
分と正常な表面での正反射光の差が大きくなり、変化量
の小さな形状変化も正反射光の強度分布の差として明確
に現われるからである。
【0009】さらに、本発明では投光光学系の照射光軸
と感光体ドラム中心軸により決定される正反射光と光軸
が一致するように配置される受光光学系を平凸型シリン
ドリカルレンズの拡大光学系と、スリットを有する受光
マスク板、及び受光手段である光電ラインセンサー、例
えばCCDラインセンサー等の受光素子列で構成するこ
とが特徴である。正反射光の投影像は拡大光学系により
拡大され、受光マスク板のスリットを介して受光素子列
に投影される。平凸シリンドリカルレンズは感光体ドラ
ムの中心軸方向の反射光のみを拡大する。このため平凸
シリンドリカルレンズの母線は受光光学系の光軸に直交
する平面内で前記感光体ドラムの中心軸の射影と直交す
る方向に配され、受光マスク板のスリット及び受光素子
列の長手方向は受光光学系の光軸に垂直な平面内で該中
心軸の射影と平行に配される。スリットは感光体表面か
らの反射光のうち中心軸と平行な正反射成分の光のみを
受光させ、乱反射光の影響を除去する作用を持つ一種の
空間フィルターである。
【0010】受光素子列の長手方向と該中心軸の射影方
向を合致させることは受光素子の大きさににあった投影
倍率で検出を行なうことを可能とする。このため、受光
素子列全面を有効に使用でき、素子面積当たりの検査視
野を最適にすることができる。
【0011】これらの結果として欠陥のない表面からの
光を効率的に検出でき、検査視野内に存在する表面形状
の変化箇所を光強度分布に差が出る部分として受光素子
列に明確に投影することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例1で本発明
の特徴を最も良く表わす図面である。同図において1は
光源のHe−Neレーザー、2はレーザー1からの出力
光を拡大し、かつ平行光とするビームエキスパンダー、
3は被検査物表面に検査光として照射する原形状を定め
るマスク板、4は被検査物である感光体ドラム、5は検
査照射光による被検査物表面の正反射光を投影する平凸
型シリンドリカルレンズ、6は平凸型シリンドリカルレ
ンズ5による投影光のの受光する範囲を定める受光マス
ク板、7は受光マスク板6によって範囲を定められて通
過してきた表面の反射投影光を受光し、その像を電気信
号に変換するCCDセンサー7、8はCCDラインセン
サー7により撮像した映像出力信号を処理する処理装置
である。上記構成において1から7は外光を遮断する不
図示の遮光板でカバーされており、暗所に配置されてい
る。
【0013】1から3の構成が投光光学系である。検査
光源は被検査物である感光体ドラムにフォトメモリーの
影響を与えない波長域のものが選択され、例えばHe−
Neレーザー(波長632.8nm)が典型例である。
図1でHe−Neレーザー1の出力ビーム光1aはビー
ムエキスパンダー2の光軸に合致するように出射され
る。ビームエキスパンダー2を通過した入射ビーム1a
は平行な出射光束2aに変換され、光の原形状を定める
マスク板3を照射して検査照射光3aになる。この時2
aの大きさは検査照射光3aとして被検査面を照射する
ビームの形状を定めるマスク板上のパターンより充分大
きく、光強度分布が均一なビーム光径に拡大されてい
る。
【0014】マスク板3は被検査物4を照射する検査照
射光3aの原形状部のみを貫通するパターンが形成さ
れ、他は遮光板により遮光された構造となっている。マ
スク板面はビームエキスパンダーの光軸と垂直に配置さ
れ、3を通過する検査照射光の原形状部の中心は前記光
軸上にある。
【0015】検査照射光の原形状を決める前記マスク板
3の典型的な値として、以降本実施例では3(x)=1
2mm、3(y)=14mmを用いて説明を行う。前記
出射光束2aをマスク板3へ照射することにより、原形
状部を通過した光束3aは長方形の形状をした平行な検
査光束として、被検査物4の表面に照射される。長方形
の検査照射光3aの3(x)の方向(12mm)は被検
査物4の感光体ドラムの長手方向に相当する。
【0016】感光体ドラムは直径30mmの導電性円筒
物で、鏡面状の表面に感光体となる有機物が均一に数層
コーティングされ、全体としても表面は鏡面状である。
円筒状の感光体ドラムの中心軸4aは投光光学系である
ビームエキスパンダーの光軸と交差する位置に配置され
る。感光体ドラム表面への検査照射光3aの入射角θは
前記投光光学系の光軸と感光体ドラムの中心軸4aの法
線のなす角度である。θは通常60〜80度の間に設定
され、この角度で被検査物が斜め照射される。斜め照射
のため被検査物4である感光体ドラムの長手方向に沿っ
ての検査照射光の長さ4(x)は次の式で洗わされる。
【0017】 sin( 90ーθ)= 3(x)/4(x) 例えば平行光である検査照射光3aの長方形光束の一辺
の長さ3(x)を前述の通り12mm、入射角θを80
度とすると前記照射長4(x)は約69mmとなる。斜
め入射の効果でもとの検査光束の大きさ3(x)=12
mmに比べて5倍以上長い範囲を照射していることがわ
かる。一方、検査照射光3aの長方形の他辺である3
(y)方向(14mm)は被検査物が円筒の形状をして
いるため、被検査物上では円弧の形状4(y)となり表
面照射長も3(y)=14mmに比べその分長い範囲を
照射する。
【0018】感光体ドラム表面に前記入射角θで検査照
射光3aを照射する投光光学系に対し、感光体ドラム表
面の正反射光を検知する受光光学系が配置される。受光
光学系の光軸は投光光学系の光軸の正反射光と一致し、
該光軸上に配置された平凸型シリンドリカルレンズ5に
感光体ドラム表面の正反射光4bが入射する。この時、
検査照射光3aの感光体ドラム表面の照射位置と平凸型
シリンドリカルレンズ5の間隔は平凸型シリンドリカル
レンズ5の焦点距離以上離して配置される。
【0019】検査対象である感光体ドラムが円筒物で、
表面が鏡面状態であるため、照射される平行な検査照射
光3aの3(x)方向(12mm)に対する反射光は表
面が半径15mmの曲率を有する。これより正反射光は
感光体ドラムの周方向の照射位置によって定まる広がり
を持った光となる。従って前記平凸型シリンドリカルレ
ンズ5に入射する光は感光体ドラム周方向の4(y)方
向に広がりを持つ正反射光4bとなる。平凸型シリンド
リカルレンズ5の正反射光4bの入射に対する作用を前
記検査光束3aに対して考えると、3(x)方向の正反
射光についてはレンズ作用があり、3(y)方向の正反
射光に対してはレンズ作用がない配置となっている。即
ち平凸シリンドリカルレンズの母線は受光光学系の光軸
に直交する平面内で前記感光体ドラムの中心軸の射影と
直交する方向に配される。
【0020】平凸型シリンドリカルレンズ5に入射した
正反射光4bのうち、前記反射光束3aの3(x)方向
に当たる光は焦点の位置を通過し、それより離れると1
80度反転して、距離及びレンズ倍率に依存して拡大す
る反転像となる。これに対し、3(y)方向に対するレ
ンズ出射光像は被検査物4の表面の曲率と、前記表面の
検査照射光3aの照射位置からの距離に依存する拡大像
となる。
【0021】平凸型シリンドリカルレンズ5を通過した
感光体ドラム表面の反射光5aは5以下の受光光学系の
光軸上で光軸に対して垂直に配置された受光マスク板6
に投影される。受光マスク板6には受光光学系に垂直な
平面内で、前記光軸上を通り、感光体ドラムの中心軸4
aの射影と平行な方向にスリットが設けられ投影像の受
光する範囲を定めている。受光マスク板6のスリットを
通過して受光範囲が定められた光束6aは受光光学系光
軸上に配置した光電変換ラインセンサーであるCCDラ
インセンサー7の受光素子面に投影され検出が行われ
る。
【0022】CCDラインセンサー7が受光するのはシ
リンドリカルレンズ5を通過した感光体ドラムの正反射
光5aのうち受光マスク板6のスリットを通過した光束
6aのみで、またCCDラインセンサー7の受光素子列
は受光光学系の光軸に垂直な平面内で6のスリットと同
様に、被検査物である感光体ドラムの中心軸4aの射影
成分と平行な方向に配置される。
【0023】平凸型シリンドリカルレンズ5とCCDラ
インセンサー7の間隔はCCDラインセンサー7の受光
素子列の長手方向の長さが、前記平凸型シリンドリカル
レンズ5により形成される感光体ドラム表面の反射像5
aの水平方向の像の大きさとほぼ一致するように設定さ
れる。このようにすれば受光素子の大きさににあった投
影倍率で検出を行なうことができ、受光素子列全面を有
効に使用でき位置の分解能を上げるとともに、素子面積
当たりの検査視野を最適にできる。
【0024】平凸型シリンドリカルレンズ5とCCDラ
インセンサー7の間に配置された前記受光マスク板6、
及びそれに設けられたスリットは前記CCDラインセン
サー7の受光素子列全面のみに前記同様、感光体ドラム
表面の反射像6aの水平方向の像の範囲が照射するよう
に設けられている。
【0025】CCDラインセンサー7により撮像された
反射光像は電気信号に変換され、映像信号7aの出力と
なって処理装置8に入力される。処理装置8は入力信号
7aに対しフィルター処理を行って電気信号ノイズを除
き、次いで反射光像に対応する映像信号のみを対象とし
て、映像信号レベルを事前に設定した規格レベルの上下
限値と比較する。規格値を外れた映像信号が出力された
箇所は、そこに表面形状不良が存在するものと判断さ
れ、規格値以内の場合は良品と判断される。
【0026】図2は本発明の検出原理を示す説明図であ
る。同図は前述の平行な検査照射光3aが感光体ドラム
の中心軸4aに平行なドラム表面に対し入射角θで、前
記表面のある範囲4(x)を照射したときの様子を示し
たもので、欠陥の無い表面と緩やかな表面形状の欠陥が
あった場合の反射光の振るまいが図示されている。
【0027】図2において、感光体ドラム表面に緩やか
な凹凸形状の変化が無い表面、即ち4(x1)、4(x
3)という領域では表面とドラム中心軸4aとの平行が
保たれることから表面反射光の反射角θ’は入射角θと
同じ角度で反射され反射光像4b1、4b3を形成す
る。
【0028】これに対し緩やかな凸形状表面を持つ4
(x2)という領域に入射した光は、この部分の表面で
ドラム中心軸4aとの平行性がなくなるため異なった挙
動を示す。即ち4(x2)では表面が中心軸4aに対し
傾きxn度を持つため、該表面に対する入射角θnはθ
ーxn度となり、凹凸のない領域での入射角θと異なる
角度で検査照射光が照射されることになる。照射された
検査光束の反射光の反射角θn’は入射角θnと同じ角
で反射されるため、凸型表面を持つ領域4(x2)に対
する正反射光の形成する像4(b2)は凹凸のない部分
とは異なった方向に伝播する。
【0029】このように平行な検査照射光3aをドラム
表面の範囲4(x)に照射した場合、前記入射角θ及び
反射角θn’の関係より、ドラム表面より充分離れた位
置における受光光学系の光軸近傍で正反射光の分布を観
察すると、該光軸と直角をなす直線4c上での分布は4
dのように示される。正反射光が本来存在すべき範囲は
図中4c上で4(x’)で示した範囲であるが、その中
で表面の凸形状による光強度の変化が変化部4b2’と
して現われ、表面欠陥のない表面との反射光強度の差が
得られる。受光マスク板6のスリットは空間フィルタと
しての役割をしている。
【0030】このような特性をもつ正反射光像は平凸型
シリンドリカルレンズ5及び受光マスク板6を通してC
CDラインセンサー7で受光され、光強度の変化が電気
信号の電圧レベル変化に変換される。変換された電気信
号7aは前記処理装置8に入力されてフィルター処理を
受けた後、規格レベルの上下限値と比較され、表面に形
状変化不良が存在するか否かが判断される。図2で言え
ば表面に凸形状が存在する領域4(x2)の反射光強度
の減少が電圧レベルの低下として変換され、規格レベル
の下限値を外れることから形状変化が存在すると判断さ
れる。
【0031】被検査物4である感光体ドラムの全面の検
査は被検査物4の中心軸4aを中心とする回転と、中心
軸方向の送りの2つの不図示の機構によって行われる。
即ち検査光束に対して被検査物を回転してその位置での
全周方向の面検査を行い、次に中心軸方向に被検査物を
送って、未検査部を検査光束が照射するように位置調整
を行って同様に全周検査が行われる。この動作を繰り返
すことで、感光体ドラムの全表面検査が可能となり、表
面形状不良が1つでも存在すると、その被検査物は不良
品と判断される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明では従来検出
が困難であった感光体ドラム表面の緩やかな凹凸形状の
欠陥を感度よく、効率的に検出することを可能とした。
【0033】光学系が平行光束を被検査物である感光体
ドラムの表面に斜めに照射する投光光学系と、スリット
で空間フィルタリングをしながら正反射光像を投影する
受光光学系という簡単な構成であるため、光学系による
収差や合焦の問題がなく、信頼性の高い検出をすること
ができる。感光体ドラム表面の緩やかな凹凸に起因した
反射角の変化は正反射光像の光強度分布の変化に変換さ
れ、分解能の高い検出を行なうことができる。
【0034】本発明では投光光学系で検査照射光である
平行光束を感光体ドラムの中心軸に対し鋭角で照射する
ため、被検査物の表面での照射幅が検査照射光の軸方向
に対する光束幅より大きくなり、幅の狭い照射光で広い
検査幅を得られて検査時間を短縮することができる。入
射角は90度に近いほど広視野となり、検出感度が向上
する効果がある。
【0035】正反射光像を投影する受光光学系は平凸型
シリンドリカルレンズの拡大光学系、スリットを有する
受光マスク板、受光器のCCDラインセンサーの受光素
子列で構成され、平凸シリンドリカルレンズの母線は受
光光学系の光軸に直交する平面内で前記感光体ドラムの
中心軸の射影と直交する方向、受光マスク板のスリット
及び受光素子列は感光体ドラムの中心軸の射影成分と平
行に配され、平凸シリンドリカルレンズが感光体ドラム
の中心軸方向の反射像のみを拡大するのが特徴となって
いる。スリットは前述の通り感光体表面の中心軸と平行
な正反射成分の光のみを受光させ、乱反射光の影響を除
去する作用を持つ。受光素子列の長手方向と中心軸方向
の合致は受光素子の大きさににあった投影倍率の設定を
可能とし、受光素子列全面を有効使用と、素子面積当た
りの検査視野の最適化による検出分解能の向上に効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を示す図。
【図2】 本発明の検出原理を示す図。
【符号の説明】 1 光源、 2 ビームエキスパンダー、 3 マスク板、 3a 検査照射光、 4 被検査物である感光体ドラム、 5 平凸シリンドリカルレンズ、 6 受光マスク板、 7 CCDラインセンサー(受光素子列)、 8 処理装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラム表面等、鏡面状の滑らかな
    表面を持つ被検査物の欠陥を検査する装置において、該
    装置は被検査物に平行な検査照射光を当てる投光光学系
    と、前記被検査物からの正反射光を受光する受光光学
    系、及び該受光光学系で得られた電気信号を処理する処
    理手段から構成されていることを特徴とする表面欠陥検
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記投光光学系が光源と該光源からの光
    を平行光束に変換する光学系、及び該平行光束を検査照
    射光の形状に整形するマスク板より構成され、被検査物
    である感光体ドラムの中心軸に対し軸方向から鋭角で照
    射することを特徴とする請求項1記載の表面欠陥検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記受光光学系が前記投光光学系の照射
    光軸と感光体ドラム中心軸により決定される照射表面か
    らの正反射光軸上と一致する光軸上に配置されるととも
    に、該正反射光を拡大する拡大光学系、該拡大光学系に
    よって投影される光強度分布を受光する光電変換ライン
    センサー、該拡大光学系と該光電変換ラインセンサーの
    間に配置されるスリットによって構成されることを特徴
    とする請求項2記載の表面欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 該拡大光学系が平凸型シリンドリカルレ
    ンズで構成されることを特徴とする請求項3記載の表面
    欠陥検査装置。
  5. 【請求項5】 前記平凸型シリンドリカルレンズの母線
    が前記受光光学系の光軸と直交する面内で前記感光体ド
    ラムの中心軸の射影と直交する方向、また前記受光マス
    ク板のスリットと該光電変換ラインセンサーの長手方向
    が前記受光光学系の光軸と直交する面内で該中心軸の射
    影と平行に配されることを特徴とする請求項4記載の表
    面欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 該光電変換ラインセンサーの長手方向の
    大きさが該拡大光学系によって形成される像の大きさと
    ほぼ一致するように、該拡大光学系の投影倍率を設定す
    ることを特徴とする請求項5記載の表面欠陥検査装置。
  7. 【請求項7】 感光体ドラム表面等、鏡面状の滑らかな
    表面を持つ被検査物の欠陥を検査する検査方法におい
    て、被検査物に平行な検査照射光を当て、前記被検査物
    からの正反射光を受光して得られた電気信号を処理する
    ことにより前記被検査物の欠陥を検出することを特徴と
    する表面欠陥検査方法。
  8. 【請求項8】 前記被検査物である感光体ドラムを該平
    行な検査照射光により該感光体ドラムの中心軸に対し軸
    方向から鋭角で照射するとともに、該感光体ドラムから
    の正反射光の光強度分布を空間フィルターであるスリッ
    トを介して光電変換ラインセンサーに対して投影し、該
    ラインセンサーからの信号を処理して前記被検査物の欠
    陥を検出することを特徴とする請求項7記載の表面欠陥
    検査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103317241A (zh) * 2013-06-19 2013-09-25 华中科技大学 一种基于平凸柱面透镜的激光焊接拼缝测量系统及方法
CN111426698A (zh) * 2020-04-10 2020-07-17 深圳市光太科技有限公司 一种线阵影像传感器

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