JPH11119263A - 反強誘電性液晶パネルの製造方法 - Google Patents
反強誘電性液晶パネルの製造方法Info
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- JPH11119263A JPH11119263A JP27703297A JP27703297A JPH11119263A JP H11119263 A JPH11119263 A JP H11119263A JP 27703297 A JP27703297 A JP 27703297A JP 27703297 A JP27703297 A JP 27703297A JP H11119263 A JPH11119263 A JP H11119263A
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アミューズメント用反強誘電性液晶パネルに
対応可能な反強誘電性液晶パネルの製造方法を提供する
こと 【解決手段】 第1の基板11にブラックマトリクス1
3を設け、そのブラックマトリクス13上にカラーフィ
ルター14を設け、その上にオーバーコート15を設
け、さらに透明電極パターン16を設け、さらにその上
に第1の絶縁膜17を設け、さらにその上にに第2の絶
縁膜18を設け、さらにその上に配向膜19を設け、配
向処理を施す工程と、第2の基板12の上に、透明電極
パターン16を設け、さらにその上に第1の絶縁膜17
を設け、さらにその上に第2の絶縁膜18を設け、配向
膜19を設け、配向処理を施す工程と、さらにギャップ
材20を散布する工程と、アライメントマークを用いて
重ね合わせる工程とを有する。
対応可能な反強誘電性液晶パネルの製造方法を提供する
こと 【解決手段】 第1の基板11にブラックマトリクス1
3を設け、そのブラックマトリクス13上にカラーフィ
ルター14を設け、その上にオーバーコート15を設
け、さらに透明電極パターン16を設け、さらにその上
に第1の絶縁膜17を設け、さらにその上にに第2の絶
縁膜18を設け、さらにその上に配向膜19を設け、配
向処理を施す工程と、第2の基板12の上に、透明電極
パターン16を設け、さらにその上に第1の絶縁膜17
を設け、さらにその上に第2の絶縁膜18を設け、配向
膜19を設け、配向処理を施す工程と、さらにギャップ
材20を散布する工程と、アライメントマークを用いて
重ね合わせる工程とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法に関するものである。
ネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の反強誘電性液晶パネルの製造
方法を図11を用いて説明する。第1の基板11の上に
クロムなどのメタルを用いブラックマトリクス13を格
子上に形成する。さらにブラックマトリクス13の周辺
に設けられたアライメントマークを用い、その上にカラ
ーフィルター14を作成する。さらにその上に感光性ア
クリル樹脂などを用い、オーバーコート15を設ける。
方法を図11を用いて説明する。第1の基板11の上に
クロムなどのメタルを用いブラックマトリクス13を格
子上に形成する。さらにブラックマトリクス13の周辺
に設けられたアライメントマークを用い、その上にカラ
ーフィルター14を作成する。さらにその上に感光性ア
クリル樹脂などを用い、オーバーコート15を設ける。
【0003】さらに20〜30nmでSiO膜(図示せ
ず)を形成し、さらにその上に透明電極16を低温スパ
ッタ法などを用い10〜20Ω/□の抵抗で成膜する。
その後、透明電極16をブラックマトリクス13やCF
14のアライメントマーク(図示せず)に合わせパター
ニングを行い、透明電極パターンを形成する。さらに、
その上にポリイミドやポリアミック酸を原料とする配向
膜19を、膜厚50nmで塗布し、ラビング法を用い配
向処理を施す。
ず)を形成し、さらにその上に透明電極16を低温スパ
ッタ法などを用い10〜20Ω/□の抵抗で成膜する。
その後、透明電極16をブラックマトリクス13やCF
14のアライメントマーク(図示せず)に合わせパター
ニングを行い、透明電極パターンを形成する。さらに、
その上にポリイミドやポリアミック酸を原料とする配向
膜19を、膜厚50nmで塗布し、ラビング法を用い配
向処理を施す。
【0004】つぎに、第2の基板12上に、透明電極1
6を設け、対になる第1の基板11に直交するように透
明電極パターニングを形成する。
6を設け、対になる第1の基板11に直交するように透
明電極パターニングを形成する。
【0005】つぎに、五酸化タンタルで第1の絶縁膜1
7を低温スパッタリング法を用い、100nm〜150
nmの膜厚で形成する。
7を低温スパッタリング法を用い、100nm〜150
nmの膜厚で形成する。
【0006】また、第1の絶縁膜17として、テトラア
ルコキシシランの加水分解物のオフセット印刷法などを
用いて塗布し、200℃から250℃の範囲で約1時間
焼成したものを使用する。
ルコキシシランの加水分解物のオフセット印刷法などを
用いて塗布し、200℃から250℃の範囲で約1時間
焼成したものを使用する。
【0007】さらに、その上にポリイミドやポリアミッ
ク酸を原料とする配向膜19を、膜厚50nmで塗布
し、ラビング法を用い配向処理を施す。
ク酸を原料とする配向膜19を、膜厚50nmで塗布
し、ラビング法を用い配向処理を施す。
【0008】つぎに、第1の基板11上に熱硬化型のエ
ポキシ系接着剤を所定パターンにスクリーン印刷を行た
ものをシール22とする。
ポキシ系接着剤を所定パターンにスクリーン印刷を行た
ものをシール22とする。
【0009】つぎに、第2の基板12にギャップ材とし
て球径が1.5μmから1.7μmのシリカビーズ20
を散布する。散布個数は、セルギャップを均一に出すた
めにシリカビーズ20は500個/mm2 〜1400個
/mm2 とする。
て球径が1.5μmから1.7μmのシリカビーズ20
を散布する。散布個数は、セルギャップを均一に出すた
めにシリカビーズ20は500個/mm2 〜1400個
/mm2 とする。
【0010】つぎに、第1の基板11と第2の基板12
にあらかじめ設けたアライメントマークを用いて重ね合
わせる。このとき、シール22を熱硬化するために1.
0〜2.0kg/cm2 の圧力を掛けながら、120℃
〜160℃の温度で1時間〜2時間炉の中で焼成する。
にあらかじめ設けたアライメントマークを用いて重ね合
わせる。このとき、シール22を熱硬化するために1.
0〜2.0kg/cm2 の圧力を掛けながら、120℃
〜160℃の温度で1時間〜2時間炉の中で焼成する。
【0011】その後、貼り合わせた基板を所定の大きさ
に切断し、液晶パネルとする。その後、液晶パネルに加
熱真空注入法や加熱二穴注入方法(図示せず)を用い
て、反強誘電性液晶をIso温度以上に熱した後、セル
内に注入し、反強誘電性液晶パネルとする。
に切断し、液晶パネルとする。その後、液晶パネルに加
熱真空注入法や加熱二穴注入方法(図示せず)を用い
て、反強誘電性液晶をIso温度以上に熱した後、セル
内に注入し、反強誘電性液晶パネルとする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】反強誘電性液晶パネル
では、セルギャップが1.5μm〜1.7μmと薄い。
このため、第1の基板と第2の基板を重ね合わせ、液晶
パネルとする工程で、1.7μm以上の微小導電粒や工
程内の冶工具から発生する微小金属粉が入った場合、上
下間の透明電極パターンで上下ショートが発生する可能
性が非常に大きい。
では、セルギャップが1.5μm〜1.7μmと薄い。
このため、第1の基板と第2の基板を重ね合わせ、液晶
パネルとする工程で、1.7μm以上の微小導電粒や工
程内の冶工具から発生する微小金属粉が入った場合、上
下間の透明電極パターンで上下ショートが発生する可能
性が非常に大きい。
【0013】また、反強誘電性液晶の駆動電圧は通常の
スーパーツイストネマティックモード(以下STN)の
Vに対し±30Vと非常に高い。このため、上下電極の
単位セルギャップ間に印加される電圧は、15V/μm
と非常に高くなる。
スーパーツイストネマティックモード(以下STN)の
Vに対し±30Vと非常に高い。このため、上下電極の
単位セルギャップ間に印加される電圧は、15V/μm
と非常に高くなる。
【0014】このため、上下ショートの原因となる微小
な金属粉がセルギャップより大きい1.7μm以上の場
合や、1.7μm未満の小さなゴミが配向膜上に突起し
ていても、その粒子の放電により上下導通する可能性が
非常に高くなり、上下ショートの発生要因になる。
な金属粉がセルギャップより大きい1.7μm以上の場
合や、1.7μm未満の小さなゴミが配向膜上に突起し
ていても、その粒子の放電により上下導通する可能性が
非常に高くなり、上下ショートの発生要因になる。
【0015】従来のSTN液晶パネルでは、上下ショー
ト対策のために、第1の基板か第2の基板のどちらか一
方の透明電極上に絶縁膜を60nm〜70nmの膜厚で
塗布している。
ト対策のために、第1の基板か第2の基板のどちらか一
方の透明電極上に絶縁膜を60nm〜70nmの膜厚で
塗布している。
【0016】また、セルギャップが狭い従来の反強誘電
性液晶パネルでは、セルギャップが狭いために、第1の
基板か第2の基板のどちらか一方の透明電極上に100
nm〜150nmと絶縁膜を厚く塗布している。しかし
ながら、上下ショートが完全には防げないで歩留まりを
低下させる原因になる。
性液晶パネルでは、セルギャップが狭いために、第1の
基板か第2の基板のどちらか一方の透明電極上に100
nm〜150nmと絶縁膜を厚く塗布している。しかし
ながら、上下ショートが完全には防げないで歩留まりを
低下させる原因になる。
【0017】改善策として、第1の基板と第2の基板の
両方の透明電極上に低温スパッタ法で五酸化タンタル膜
を100nm〜150nmの膜厚で形成した場合、上下
ショートは低減し歩留まりは向上する。しかしながら、
膜付け工程がバッチ処理であることと、製膜装置の維持
にコストがかかることと、全面に均一な膜厚が得られな
いことから量産性が低いという欠点がある。
両方の透明電極上に低温スパッタ法で五酸化タンタル膜
を100nm〜150nmの膜厚で形成した場合、上下
ショートは低減し歩留まりは向上する。しかしながら、
膜付け工程がバッチ処理であることと、製膜装置の維持
にコストがかかることと、全面に均一な膜厚が得られな
いことから量産性が低いという欠点がある。
【0018】また、テトラアルコキシシランの加水分解
物を含む有機材料をオフセット印刷法で、塗布し、35
0℃で加熱焼成することによりSiO2化させることが
可能である。この材料は、オフセット印刷が可能なこと
から、量産性は高く実用的である。しかしながら、15
0nm〜200nmと厚く塗布した場合でも、焼成温度
が実際の硬度を得るために必要とする450℃以上に達
しない理由によって、膜硬化後の膜質が柔らかく、微小
金属粉が絶縁膜を貫通して、上下ショートが抑えられな
い。
物を含む有機材料をオフセット印刷法で、塗布し、35
0℃で加熱焼成することによりSiO2化させることが
可能である。この材料は、オフセット印刷が可能なこと
から、量産性は高く実用的である。しかしながら、15
0nm〜200nmと厚く塗布した場合でも、焼成温度
が実際の硬度を得るために必要とする450℃以上に達
しない理由によって、膜硬化後の膜質が柔らかく、微小
金属粉が絶縁膜を貫通して、上下ショートが抑えられな
い。
【0019】また、テトラアルコキシシランの加水分解
物の絶縁膜では、膜硬化後の比誘電率が3以下と低いた
めに、50nm以上の膜厚になると、反強誘電性液晶パ
ネル駆動時に電圧降下が絶縁膜で生じ、液晶に適正な電
圧が掛からず、良好な表示が不可能となる欠点がある。
物の絶縁膜では、膜硬化後の比誘電率が3以下と低いた
めに、50nm以上の膜厚になると、反強誘電性液晶パ
ネル駆動時に電圧降下が絶縁膜で生じ、液晶に適正な電
圧が掛からず、良好な表示が不可能となる欠点がある。
【0020】さらに、テトラアルコキシシラン/および
チタンの加水分解物を含む有機材料では、350℃で加
熱焼成することにより酸化チタン化し絶縁膜とする。こ
の膜は、比誘電率も7〜13と高く、オフセット印刷も
可能であり、量産性も高い。この絶縁膜を150nmの
膜厚で塗布した液晶パネルでは、液晶に掛かる電圧降下
は抑えられる。
チタンの加水分解物を含む有機材料では、350℃で加
熱焼成することにより酸化チタン化し絶縁膜とする。こ
の膜は、比誘電率も7〜13と高く、オフセット印刷も
可能であり、量産性も高い。この絶縁膜を150nmの
膜厚で塗布した液晶パネルでは、液晶に掛かる電圧降下
は抑えられる。
【0021】しかしながら、酸化チタン膜は、膜表面に
クラックが入り、そのクッラクがその上の配向膜の均一
塗布に影響する。このため、ラビング処理を行っても、
クラック部が配向不良となり良好な配向状態は得られな
い。
クラックが入り、そのクッラクがその上の配向膜の均一
塗布に影響する。このため、ラビング処理を行っても、
クラック部が配向不良となり良好な配向状態は得られな
い。
【0022】また、酸化チタン膜を100〜150nm
もしくは150nm以上の膜厚で形成した場合でも、膜
質が柔らかいために上下ショートは発生し、歩留まり低
下の原因になる。
もしくは150nm以上の膜厚で形成した場合でも、膜
質が柔らかいために上下ショートは発生し、歩留まり低
下の原因になる。
【0023】また、高コストだが、五酸化タンタル膜を
絶縁膜として使用する場合、オフセット印刷法より、表
面粗さが粗いために、その上に形成する配向膜表面粗さ
も影響を受け、粗くなってしまう。このため、反強誘電
性液晶の配向性が悪くなり、表示品質が低下する。
絶縁膜として使用する場合、オフセット印刷法より、表
面粗さが粗いために、その上に形成する配向膜表面粗さ
も影響を受け、粗くなってしまう。このため、反強誘電
性液晶の配向性が悪くなり、表示品質が低下する。
【0024】表示特性を向上するためにSTNモードの
パネルでは、液晶分子のねじれ角を180゜〜270゜
程度にツイストさせ、光学変化を急峻にして表示させ
る。このため、配向膜のプレチルト角は2゜以上にする
必要がある。したがって、優位性のあるSTNパネルの
特性を得るために配向膜材料の選定や厚さの設定に注意
を払わなければならない。
パネルでは、液晶分子のねじれ角を180゜〜270゜
程度にツイストさせ、光学変化を急峻にして表示させ
る。このため、配向膜のプレチルト角は2゜以上にする
必要がある。したがって、優位性のあるSTNパネルの
特性を得るために配向膜材料の選定や厚さの設定に注意
を払わなければならない。
【0025】ここで、配向膜は、材料となるポリイミド
の特性を生かすために、その膜厚が50nm〜70nm
に設定され、STNモードでは、膜厚が50nm未満で
薄くなるとそのポリイミド特有の構造差があっても、所
望するプレチルト角2゜以上出すをことは不可能になる
とともにパネル全面の均一配向も得られないため表示品
質を低下させる。
の特性を生かすために、その膜厚が50nm〜70nm
に設定され、STNモードでは、膜厚が50nm未満で
薄くなるとそのポリイミド特有の構造差があっても、所
望するプレチルト角2゜以上出すをことは不可能になる
とともにパネル全面の均一配向も得られないため表示品
質を低下させる。
【0026】また、従来の反強誘電性液晶パネルは、第
1の基板か第2の基板のどちらか一方に絶縁膜を形成し
ていた。しかしながら、この液晶パネルでは、交流駆動
時の電圧波形が対称であっても、反強誘電性液晶をプラ
ス側の強誘電状態から反強誘電状態に戻すときとマイナ
ス側の強誘電状態から反強誘電状態に戻すときとで、プ
ラス,マイナス側に掛かる電圧がパネル構造の非対称性
で若干、異なる。さらにこの非対称性により、膜に蓄積
される電荷が次第に累積されてしまう。リセット時の反
強誘状態が次第に異なった状態に戻ってくる。このた
め、黒レベルが異なり、しいては残像が残る原因にな
る。
1の基板か第2の基板のどちらか一方に絶縁膜を形成し
ていた。しかしながら、この液晶パネルでは、交流駆動
時の電圧波形が対称であっても、反強誘電性液晶をプラ
ス側の強誘電状態から反強誘電状態に戻すときとマイナ
ス側の強誘電状態から反強誘電状態に戻すときとで、プ
ラス,マイナス側に掛かる電圧がパネル構造の非対称性
で若干、異なる。さらにこの非対称性により、膜に蓄積
される電荷が次第に累積されてしまう。リセット時の反
強誘状態が次第に異なった状態に戻ってくる。このた
め、黒レベルが異なり、しいては残像が残る原因にな
る。
【0027】〔発明の目的〕本発明の目的は、上記課題
を解決して、アミューズメント用反強誘電性液晶パネル
に対応可能な反強誘電性液晶パネルの製造方法を提供す
ることである。
を解決して、アミューズメント用反強誘電性液晶パネル
に対応可能な反強誘電性液晶パネルの製造方法を提供す
ることである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の反強誘電性液晶パネルの製造方法は、下記
記載の構成を提供する。
に、本発明の反強誘電性液晶パネルの製造方法は、下記
記載の構成を提供する。
【0029】本発明の反強誘電性液晶パネルの製造方法
は、第1の基板にブラックマトリクスを設け、そのブラ
ックマトリクス上にカラーフィルターを設け、そのカラ
ーフィルター上にオーバーコートを設け、さらに透明電
極パターンを設け、さらにその上に第1の絶縁膜を設
け、さらにその上にに第2の絶縁膜を設け、さらにその
上に配向膜を設け、配向処理を施す工程と、第2の基板
の上に、透明電極パターンを設け、さらにその上に第1
の絶縁膜を設け、さらにその上に第2の絶縁膜を設け、
配向膜を設け、配向処理を施す工程と、さらにギャップ
材を散布する工程と、アライメントマークを用いて重ね
合わせる工程とを特徴とする。
は、第1の基板にブラックマトリクスを設け、そのブラ
ックマトリクス上にカラーフィルターを設け、そのカラ
ーフィルター上にオーバーコートを設け、さらに透明電
極パターンを設け、さらにその上に第1の絶縁膜を設
け、さらにその上にに第2の絶縁膜を設け、さらにその
上に配向膜を設け、配向処理を施す工程と、第2の基板
の上に、透明電極パターンを設け、さらにその上に第1
の絶縁膜を設け、さらにその上に第2の絶縁膜を設け、
配向膜を設け、配向処理を施す工程と、さらにギャップ
材を散布する工程と、アライメントマークを用いて重ね
合わせる工程とを特徴とする。
【0030】〔作用〕本発明の反強誘電性液晶パネルの
製造方法においては、カラーフィルターを有する第1の
基板側に第1の絶縁膜を50nm〜70nmの膜厚で塗
布し、さらにその上に第2の絶縁膜を50nm〜70n
m塗布し、カラーフィルターの耐熱温度以下で熱硬化さ
せることと、対になる第2の基板側に第1の絶縁膜を5
0nm〜70nmの膜厚で塗布し、さらにその上に第2
の絶縁膜を50〜70nmの膜厚で塗布し、350゜以
上で熱硬化させることにより、1回で100nm以上塗
布した絶縁膜より、膜硬度が上がり、上下ショートの発
生を抑えることが可能となる。また、膜表面形状の平坦
度が向上することにより反強誘電性液晶の配向性が向上
し表示品質の良いパネルの製造方法が可能となる。
製造方法においては、カラーフィルターを有する第1の
基板側に第1の絶縁膜を50nm〜70nmの膜厚で塗
布し、さらにその上に第2の絶縁膜を50nm〜70n
m塗布し、カラーフィルターの耐熱温度以下で熱硬化さ
せることと、対になる第2の基板側に第1の絶縁膜を5
0nm〜70nmの膜厚で塗布し、さらにその上に第2
の絶縁膜を50〜70nmの膜厚で塗布し、350゜以
上で熱硬化させることにより、1回で100nm以上塗
布した絶縁膜より、膜硬度が上がり、上下ショートの発
生を抑えることが可能となる。また、膜表面形状の平坦
度が向上することにより反強誘電性液晶の配向性が向上
し表示品質の良いパネルの製造方法が可能となる。
【0031】本発明の反強誘電性液晶パネルは、第1の
基板と第2の基板の両側に、2回に分けて塗布し、この
時の1度目の膜厚が50nm〜70nmで計100nm
以上の膜厚を塗布することにより、1回で100nm以
上塗布した絶縁膜より、膜硬度が上がり、上下ショート
の発生を抑えることが可能となる。
基板と第2の基板の両側に、2回に分けて塗布し、この
時の1度目の膜厚が50nm〜70nmで計100nm
以上の膜厚を塗布することにより、1回で100nm以
上塗布した絶縁膜より、膜硬度が上がり、上下ショート
の発生を抑えることが可能となる。
【0032】また、上記製造方法により、絶縁膜表面に
クラックの発生が無くなり、且つ、表面粗さが、1度塗
りで100nm以上の膜厚に塗布するものより平坦にな
ることからその上に形成する配向膜表面もより良好にな
り、反強誘電性液晶の配向性が向上する。
クラックの発生が無くなり、且つ、表面粗さが、1度塗
りで100nm以上の膜厚に塗布するものより平坦にな
ることからその上に形成する配向膜表面もより良好にな
り、反強誘電性液晶の配向性が向上する。
【0033】またさらに、配向膜の膜厚を10nm〜2
5nmにすることにより、各種ポリイミド材料が独自に
持っているプレチルト角の特性をコットン繊維でラビン
グすることにより、1゜以下に抑えられることから、反
強誘電性液晶の良配向が可能になる。
5nmにすることにより、各種ポリイミド材料が独自に
持っているプレチルト角の特性をコットン繊維でラビン
グすることにより、1゜以下に抑えられることから、反
強誘電性液晶の良配向が可能になる。
【0034】さらに交流駆動時の反強誘電性液晶に掛か
る駆動電圧の非対称性が無くなり、残像現象や焼き付き
を解消して、良好な表示品質の反強誘電性液晶パネルが
得られる。
る駆動電圧の非対称性が無くなり、残像現象や焼き付き
を解消して、良好な表示品質の反強誘電性液晶パネルが
得られる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法における最適な実施形態を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、実施形態に用いた反強誘電
性液晶パネルの断面図である。まず、第1の基板11上
には、ブラックマトリクス13を備え、その上にカラー
フィルター14を備える。さらにその上にオーバーコー
ト15を備え、さらに透明電極16を備え、第1の絶縁
膜17と第2基板18を備え、配向膜19を備え、配向
処理を施す。第2基板12は、透明電極16を備え、第
2の絶縁膜18と配向膜19を備え、配向処理を施す。
ネルの製造方法における最適な実施形態を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、実施形態に用いた反強誘電
性液晶パネルの断面図である。まず、第1の基板11上
には、ブラックマトリクス13を備え、その上にカラー
フィルター14を備える。さらにその上にオーバーコー
ト15を備え、さらに透明電極16を備え、第1の絶縁
膜17と第2基板18を備え、配向膜19を備え、配向
処理を施す。第2基板12は、透明電極16を備え、第
2の絶縁膜18と配向膜19を備え、配向処理を施す。
【0036】つぎに、本発明の製造方法を図1〜図4を
用いて説明する。第1基板11上にクロムなどのメタル
を用いブラックマトリクス13を格子上に形成する。さ
らにブラックマトリクス13の周辺に設けられたアライ
メントマークを用い、その上にカラーフィルター14を
作成する。さらにその上に感光性アクリル樹脂をスピン
ナーで塗布し、オーバーコート15とする。
用いて説明する。第1基板11上にクロムなどのメタル
を用いブラックマトリクス13を格子上に形成する。さ
らにブラックマトリクス13の周辺に設けられたアライ
メントマークを用い、その上にカラーフィルター14を
作成する。さらにその上に感光性アクリル樹脂をスピン
ナーで塗布し、オーバーコート15とする。
【0037】さらにその上に透明電極17を低温スパッ
タ法などを用い4〜7Ω/□のシート抵抗で成膜する。
その後、透明電極17をブラックマトリクス13やカラ
ーフィルター14のアライメントマーク(図示せず)に
合わせパターニングを行う。
タ法などを用い4〜7Ω/□のシート抵抗で成膜する。
その後、透明電極17をブラックマトリクス13やカラ
ーフィルター14のアライメントマーク(図示せず)に
合わせパターニングを行う。
【0038】さらに、その上にテトラアルコキシシラン
/およびチタンの加水分解物を含む有機化合物(AT−
732もしくはAT−902/日産化学工業株式会社
製)の樹脂分濃度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印
刷法などを用いて印刷し、第1の絶縁膜17とする。こ
のとき、第1の絶縁膜17の膜厚は65nm程度になる
ように調節し塗布する。その後、温度が80℃でプレキ
ュアーし、250nmの光を5000mJ以上照射した
後、250℃で30分から1時間焼成し硬化させる。
/およびチタンの加水分解物を含む有機化合物(AT−
732もしくはAT−902/日産化学工業株式会社
製)の樹脂分濃度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印
刷法などを用いて印刷し、第1の絶縁膜17とする。こ
のとき、第1の絶縁膜17の膜厚は65nm程度になる
ように調節し塗布する。その後、温度が80℃でプレキ
ュアーし、250nmの光を5000mJ以上照射した
後、250℃で30分から1時間焼成し硬化させる。
【0039】その後、同様な溶液(AT−732もしく
はAT−902/日産化学工業株式会社製)の樹脂分濃
度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印刷法などを用い
て第1の絶縁膜17の上に再び印刷し、第2の絶縁膜1
8とする。このとき、第2の絶縁膜18の膜厚は65n
m程度になるように調節するが、第1の絶縁膜17の厚
さを測定し、第1の絶縁膜17と第2の絶縁膜18の総
膜厚が150nmを越えないように調節し塗布する。そ
の後、同様に80℃でプレキュアーし、250nmの光
を5000mJ以上照射した後、250℃で30分から
1時間焼成し硬化させる。
はAT−902/日産化学工業株式会社製)の樹脂分濃
度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印刷法などを用い
て第1の絶縁膜17の上に再び印刷し、第2の絶縁膜1
8とする。このとき、第2の絶縁膜18の膜厚は65n
m程度になるように調節するが、第1の絶縁膜17の厚
さを測定し、第1の絶縁膜17と第2の絶縁膜18の総
膜厚が150nmを越えないように調節し塗布する。そ
の後、同様に80℃でプレキュアーし、250nmの光
を5000mJ以上照射した後、250℃で30分から
1時間焼成し硬化させる。
【0040】つぎに、第2の基板12上に、透明電極1
6を設け、対向する第1の基板11に直交するようにパ
ターニングを行う。さらに、テトラアルコキシシラン/
およびチタンの加水分解物を含む有機化合物(AT−7
32もしくはAT−902/日産化学工業株式会社製)
の樹脂分濃度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印刷法
などを用いて印刷し、第1の絶縁膜17とする。このと
き、第1の絶縁膜18の膜厚は65nm程度になるよう
に調節し塗布する。その後、80℃でプレキュアーし、
250nmの光を5000mJ以上照射した後、250
℃で30分から1時間焼成し硬化させる。
6を設け、対向する第1の基板11に直交するようにパ
ターニングを行う。さらに、テトラアルコキシシラン/
およびチタンの加水分解物を含む有機化合物(AT−7
32もしくはAT−902/日産化学工業株式会社製)
の樹脂分濃度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印刷法
などを用いて印刷し、第1の絶縁膜17とする。このと
き、第1の絶縁膜18の膜厚は65nm程度になるよう
に調節し塗布する。その後、80℃でプレキュアーし、
250nmの光を5000mJ以上照射した後、250
℃で30分から1時間焼成し硬化させる。
【0041】その後、同様な溶液(AT−732もしく
はAT−902/日産化学工業株式会社製)の樹脂分濃
度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印刷法などを用い
て第1の絶縁膜17の上に再び印刷し、第2の絶縁膜1
8とする。このとき、第2の絶縁膜18の膜厚は50〜
65nm程度になるように調節するが、第1の絶縁膜1
7の厚さを測定し、第1の絶縁膜17と第2の絶縁膜1
8の総膜厚が150nmを越えないように調節し塗布す
る。その後、同様に80℃でプレキュアーし、250n
mの光を5000mJ以上照射した後、250℃で30
分から1時間焼成し硬化させる。
はAT−902/日産化学工業株式会社製)の樹脂分濃
度6wt%の絶縁膜溶液をオフセット印刷法などを用い
て第1の絶縁膜17の上に再び印刷し、第2の絶縁膜1
8とする。このとき、第2の絶縁膜18の膜厚は50〜
65nm程度になるように調節するが、第1の絶縁膜1
7の厚さを測定し、第1の絶縁膜17と第2の絶縁膜1
8の総膜厚が150nmを越えないように調節し塗布す
る。その後、同様に80℃でプレキュアーし、250n
mの光を5000mJ以上照射した後、250℃で30
分から1時間焼成し硬化させる。
【0042】つぎに、第1基板11と第2基板12上に
設けた絶縁膜の上に、ポリイミドやポリアミック酸など
の配向膜19を10〜25nmの膜厚で塗布し、200
℃〜250℃で1時間〜1.5時間焼成する。遠赤外焼
成炉を使用する場合は、20分〜40分の間で焼成す
る。
設けた絶縁膜の上に、ポリイミドやポリアミック酸など
の配向膜19を10〜25nmの膜厚で塗布し、200
℃〜250℃で1時間〜1.5時間焼成する。遠赤外焼
成炉を使用する場合は、20分〜40分の間で焼成す
る。
【0043】図2に、基板断面図と配向膜表面の粗さを
示す。配向膜硬化後の第1の絶縁膜17と第2の絶縁膜
18の単一膜厚は50nm〜70nmとし総膜厚は、1
00nm〜160nmとする。さらに、その上に配向膜
19を15nm〜25nmの膜厚で塗布し硬化させる。
示す。配向膜硬化後の第1の絶縁膜17と第2の絶縁膜
18の単一膜厚は50nm〜70nmとし総膜厚は、1
00nm〜160nmとする。さらに、その上に配向膜
19を15nm〜25nmの膜厚で塗布し硬化させる。
【0044】図5に上記形成方法で作成された絶縁膜上
の配向膜表面粗さと基板断面図を示す。原子間力顕微鏡
(SPI−3700/セイコー電子工業株式会社製)を
用いて測定し、カラーフィルターが形成されている第1
の基板11側でRa≦5.5nm、Rmax≦27.5
nm、Rz≦16.5nmとする。また、透明電極16
のみの第2の基板12側ではRa≦4.5nm、Rma
x≦17.5nm、Rz≦10.5nmとする。
の配向膜表面粗さと基板断面図を示す。原子間力顕微鏡
(SPI−3700/セイコー電子工業株式会社製)を
用いて測定し、カラーフィルターが形成されている第1
の基板11側でRa≦5.5nm、Rmax≦27.5
nm、Rz≦16.5nmとする。また、透明電極16
のみの第2の基板12側ではRa≦4.5nm、Rma
x≦17.5nm、Rz≦10.5nmとする。
【0045】その後、ラビング法で配向処理を施す。こ
のとき、ラビング材の材質は比較的柔らかい繊維質のコ
ットン繊維27を使用する。また、ラビング密度は、図
6に示すラビング装置を用いて、下記の(1)式にて1
600〜2200とする。 ラビング密度=(((2πr×ω)/60)−ν)×n……(1)
のとき、ラビング材の材質は比較的柔らかい繊維質のコ
ットン繊維27を使用する。また、ラビング密度は、図
6に示すラビング装置を用いて、下記の(1)式にて1
600〜2200とする。 ラビング密度=(((2πr×ω)/60)−ν)×n……(1)
【0046】しかし、反強誘電性液晶パネルでは、プレ
チルト角が1゜以下でないと配向しないため、配向膜厚
を250Å以下にする必要がある。これは、膜厚を薄く
することにより配向膜材質であるポリイミドの種類によ
る異なる配向依存性を少なくしプレチルト角を1゜以下
にするためである。
チルト角が1゜以下でないと配向しないため、配向膜厚
を250Å以下にする必要がある。これは、膜厚を薄く
することにより配向膜材質であるポリイミドの種類によ
る異なる配向依存性を少なくしプレチルト角を1゜以下
にするためである。
【0047】上記方法で形成した絶縁膜を使用し、且つ
上記配向処理法を用いて作成した反強誘電性液晶パネル
の表面観察した。この結果、従来技術では、配向欠陥が
目立ち、駆動電圧「オフ」時の黒状態が劣化し、高コン
トラストが得られない。しかしながら、本発明では、駆
動電圧「オフ」時の黒状態が向上し、高コントラストが
得られ表示品質が向上する。
上記配向処理法を用いて作成した反強誘電性液晶パネル
の表面観察した。この結果、従来技術では、配向欠陥が
目立ち、駆動電圧「オフ」時の黒状態が劣化し、高コン
トラストが得られない。しかしながら、本発明では、駆
動電圧「オフ」時の黒状態が向上し、高コントラストが
得られ表示品質が向上する。
【0048】図7に今回の発明で得られた膜硬度測定法
を示す。金属板33上に第1の絶縁膜17と第2の絶縁
膜18を所定の方法で塗布し硬化させる。測定には、電
流計29と電源31が直列に配線32により接続された
両側の端子の1つを荷重計付き導電針30に接続し、も
う1つの端子を金属板33に接続する。
を示す。金属板33上に第1の絶縁膜17と第2の絶縁
膜18を所定の方法で塗布し硬化させる。測定には、電
流計29と電源31が直列に配線32により接続された
両側の端子の1つを荷重計付き導電針30に接続し、も
う1つの端子を金属板33に接続する。
【0049】その後、加重計付き導線針30を下ろして
いき金属板33と導通した加重を膜荷重(g)とし、そ
の値を100nmの膜厚で換算した値を膜硬度とする。
いき金属板33と導通した加重を膜荷重(g)とし、そ
の値を100nmの膜厚で換算した値を膜硬度とする。
【0050】図8に「2回塗布した絶縁膜の硬度」の上
段に絶縁膜塗布と膜硬化を繰り返して2回行い、所定の
膜厚110〜140nm形成し測定した時の膜硬度を示
す。また、下段には、絶縁膜塗布、硬化を1回のみ行い
所定の膜厚120nmを形成し測定した時の膜硬度を示
す。
段に絶縁膜塗布と膜硬化を繰り返して2回行い、所定の
膜厚110〜140nm形成し測定した時の膜硬度を示
す。また、下段には、絶縁膜塗布、硬化を1回のみ行い
所定の膜厚120nmを形成し測定した時の膜硬度を示
す。
【0051】この測定結果から、本発明の2回塗布した
絶縁膜形成法の方が膜荷重2500g/100nmとな
り、1回のみで所定の膜厚を塗布した絶縁膜硬度560
g/100nmより堅くなる。
絶縁膜形成法の方が膜荷重2500g/100nmとな
り、1回のみで所定の膜厚を塗布した絶縁膜硬度560
g/100nmより堅くなる。
【0052】つぎに、第1の基板11上に熱硬化型の接
着剤を所定パターンにスクリーン印刷を行い、シール材
22とする。つぎに、第2の基板12にギャップ材とし
て球径が1.5μmから1.8μmのシリカビーズ20
を散布する。この時、セルギャップを均一に出すために
シリカビーズ20は500個/mm2 〜1000個/m
m2 の量だけ散布する。
着剤を所定パターンにスクリーン印刷を行い、シール材
22とする。つぎに、第2の基板12にギャップ材とし
て球径が1.5μmから1.8μmのシリカビーズ20
を散布する。この時、セルギャップを均一に出すために
シリカビーズ20は500個/mm2 〜1000個/m
m2 の量だけ散布する。
【0053】つぎに、第1の基板11と第2の基板12
にあらかじめ設けたアライメントマーク(図示せず)を
用いて重ね合わせる。この時、シール材22を硬化する
ために重ね合わせた基板に1.0〜2.1kg/cm2
の圧力を掛け、120℃から160℃の温度で1時間〜
2時間炉の中で焼成する。
にあらかじめ設けたアライメントマーク(図示せず)を
用いて重ね合わせる。この時、シール材22を硬化する
ために重ね合わせた基板に1.0〜2.1kg/cm2
の圧力を掛け、120℃から160℃の温度で1時間〜
2時間炉の中で焼成する。
【0054】その後、完成した液晶パネルに所定の大き
さに切断し(図示せず)、加熱真空注入法や二穴注入法
などを用いて、反強誘電性液晶MX−K59−1h(三
菱瓦斯化学株式会社製)21をIso温度以上に熱した
後、セル内に注入し、反強誘電性液晶パネルとする。
さに切断し(図示せず)、加熱真空注入法や二穴注入法
などを用いて、反強誘電性液晶MX−K59−1h(三
菱瓦斯化学株式会社製)21をIso温度以上に熱した
後、セル内に注入し、反強誘電性液晶パネルとする。
【0055】図9に、100Hzの三角波を加えて測定
した光学特性をしめす。両側絶縁膜を塗布した反強誘電
性液晶パネルでは、+側の透過率−電圧曲線を示すヒス
テリシスカーブ34が対称であるが、片側のみ絶縁膜を
塗布した反強誘電性液晶パネルでは、ヒステリシスカー
ブ35が対称性を失う。
した光学特性をしめす。両側絶縁膜を塗布した反強誘電
性液晶パネルでは、+側の透過率−電圧曲線を示すヒス
テリシスカーブ34が対称であるが、片側のみ絶縁膜を
塗布した反強誘電性液晶パネルでは、ヒステリシスカー
ブ35が対称性を失う。
【0056】つぎに、図10には「非対称の実験結果」
には実際の反強誘電性液晶パネルの対向する電極に配線
を取り付け、交流電圧で測定した光学特性を示す。
には実際の反強誘電性液晶パネルの対向する電極に配線
を取り付け、交流電圧で測定した光学特性を示す。
【0057】第1の基板11と第2の基板12のどちら
か一方の基板に絶縁膜を塗布し作成した片側絶縁膜の反
強誘電性液晶パネルでは、測定時の電極に取り付ける配
線を交換することにより光学特性の急峻性、バイアス電
圧、コントラスト等の値に差を生じる。しかしながら、
第1の基板11と第2の基板12の両側に絶縁膜を塗布
した反強誘電性液晶パネルでは、測定端子の配線を入れ
替えても測定誤差の範囲しか光学特性の急峻性、バイア
ス電圧、コントラスト等の値に差を生じることがない。
か一方の基板に絶縁膜を塗布し作成した片側絶縁膜の反
強誘電性液晶パネルでは、測定時の電極に取り付ける配
線を交換することにより光学特性の急峻性、バイアス電
圧、コントラスト等の値に差を生じる。しかしながら、
第1の基板11と第2の基板12の両側に絶縁膜を塗布
した反強誘電性液晶パネルでは、測定端子の配線を入れ
替えても測定誤差の範囲しか光学特性の急峻性、バイア
ス電圧、コントラスト等の値に差を生じることがない。
【0058】
【発明の効果】本発明の反強誘電性液晶パネルの製造方
法は、カラーフィルターを有する第1の基板側に第1の
絶縁膜を50〜70nmの膜厚で塗布し、さらにその上
に第2の絶縁膜を50〜70nm塗布し、カラーフィル
ターの耐熱温度以下で熱硬化させることと、対になる第
2の基板側に第1の絶縁膜を50nm〜70nmの膜厚
で塗布し、さらにその上に第2の絶縁膜を50nm〜7
0nmの膜厚で塗布し、350゜以上で熱硬化させるこ
とにより、1回で100nm以上塗布した絶縁膜より、
膜硬度が上がり、上下ショートの発生を抑えることが可
能となる。
法は、カラーフィルターを有する第1の基板側に第1の
絶縁膜を50〜70nmの膜厚で塗布し、さらにその上
に第2の絶縁膜を50〜70nm塗布し、カラーフィル
ターの耐熱温度以下で熱硬化させることと、対になる第
2の基板側に第1の絶縁膜を50nm〜70nmの膜厚
で塗布し、さらにその上に第2の絶縁膜を50nm〜7
0nmの膜厚で塗布し、350゜以上で熱硬化させるこ
とにより、1回で100nm以上塗布した絶縁膜より、
膜硬度が上がり、上下ショートの発生を抑えることが可
能となる。
【0059】本発明の反強誘電性液晶パネルは、第1の
基板と第2の基板の両側に、2回に分け50nm〜70
nmの膜を塗布することにより、1回で100nm以上
塗布した絶縁膜より、膜硬度が上がり、上下ショートの
発生を抑えることが可能となる。
基板と第2の基板の両側に、2回に分け50nm〜70
nmの膜を塗布することにより、1回で100nm以上
塗布した絶縁膜より、膜硬度が上がり、上下ショートの
発生を抑えることが可能となる。
【0060】また、上記製造方法により、絶縁膜表面に
クラックの発生が無くなり、しかも表面粗さが、1度塗
りで1000Å以上の膜厚に塗布するものより平坦にな
ることからその上に形成する配向膜表面もより良好にな
り、反強誘電性液晶の配向性が向上する。
クラックの発生が無くなり、しかも表面粗さが、1度塗
りで1000Å以上の膜厚に塗布するものより平坦にな
ることからその上に形成する配向膜表面もより良好にな
り、反強誘電性液晶の配向性が向上する。
【0061】また、配向膜の膜厚を10nm〜25nm
し、コットン繊維を用いラビング処理を行うことによ
り、各種ポリイミド材料が独自に持っているプレチルト
角の特性をラビング処理に関係なく、1゜以下に抑えら
れることから、反強誘電性液晶の良配向が可能になる。
し、コットン繊維を用いラビング処理を行うことによ
り、各種ポリイミド材料が独自に持っているプレチルト
角の特性をラビング処理に関係なく、1゜以下に抑えら
れることから、反強誘電性液晶の良配向が可能になる。
【図1】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法を示す図面である。
ネルの製造方法を示す図面である。
【図2】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法を示す図面である。
ネルの製造方法を示す図面である。
【図3】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法を示す図面である。
ネルの製造方法を示す図面である。
【図4】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法を示す図面である。
ネルの製造方法を示す図面である。
【図5】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法の基板表面の膜構成を示す図面である。
ネルの製造方法の基板表面の膜構成を示す図面である。
【図6】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法のラビング密度を示す図面である。
ネルの製造方法のラビング密度を示す図面である。
【図7】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法の膜硬度測定法を示す図面である。
ネルの製造方法の膜硬度測定法を示す図面である。
【図8】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルのヒステリシス特性を示す図面である。
ネルのヒステリシス特性を示す図面である。
【図9】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶パ
ネルの製造方法の膜硬度測定法を示す図面である。
ネルの製造方法の膜硬度測定法を示す図面である。
【図10】本発明の実施の形態における反強誘電性液晶
パネルの製造方法の非対称の実験結果を示す図面であ
る。
パネルの製造方法の非対称の実験結果を示す図面であ
る。
【図11】従来の反強誘電性液晶パネルの断面図であ
る。
る。
11 第1の基板 12 第2の基板 13 ブラックマトリクス 14 カラーフィルター 15 オーバーコート 16 透明電極パターン 17 第1の絶縁膜 18 第2の絶縁膜 19 配向膜 20 シリカビーズ 21 反強誘電性液晶 22 シール材 23 上偏光板 24 下偏光板 25 紫外線照射ランプ 26 ラビングロール 27 コットン繊維 28 載物台 29 電流計 30 荷重計付き導電針 31 電源 32 配線 33 金属板 34 両側絶縁膜を塗布した反強誘電性液晶パネルのヒ
ステリシスカーブ 35 片側絶縁膜を塗布した反強誘電性液晶パネルのヒ
ステリシスカーブ
ステリシスカーブ 35 片側絶縁膜を塗布した反強誘電性液晶パネルのヒ
ステリシスカーブ
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の基板にブラックマトリクスを設
け、そのブラックマトリクス上にカラーフィルターを設
け、その上にオーバーコートを設け、さらに透明電極パ
ターンを設け、さらにその上に第1の絶縁膜を設け、さ
らにその上にに第2の絶縁膜を設け、さらにその上に配
向膜を設け、配向処理を施す工程と、 第2の基板の上に、透明電極パターンを設け、さらにそ
の上に第1の絶縁膜を設け、さらにその上に第2の絶縁
膜を設け、配向膜を設け、配向処理を施す工程と、 さらにギャップ材を散布する工程と、 アライメントマークを用いて重ね合わせる工程とを有す
る特徴とする反強誘電性液晶パネルの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1の反強誘電性液晶パネルの製造
方法であって、 絶縁膜の比誘電率が13以上で、 第1の絶縁膜と第2の絶縁膜の膜厚の総和が120nm
〜150nm以内であることを特徴とする反強誘電性液
晶パネルの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1の反強誘電性液晶パネルの製造
方法であって、 第1の基板にブラックマトリクスを設け、さらにカラー
フィルターを設け、さらにそのカラーフィルター上にオ
ーバーコートを設け、さらにその上に透明電極パターン
を設け、さらにその上の第1の絶縁膜と第2の絶縁膜を
設け、さらに配向膜を設ける工程で、配向膜表面の表面
粗さの値が、原子間顕微鏡測定で、Raで5.5nm以
下、Rmaxで27.5nm以下、Rzで16.5nm
以下であり、 第2の基板に透明電極パターンを設け、さらにその上の
第1の絶縁膜と第2の絶縁膜を設け、さらに配向膜を設
ける工程で、配向膜表面の表面粗さの値が、原子間顕微
鏡測定でRaで4.5nm以下、Rmaxで17.5n
m以下、Rzで10.5nm以下であることを特徴とす
る反強誘電性液晶パネルの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1の反強誘電性液晶パネルの製造
方法であって、 第1の基板と第2の基板の配向膜の厚さが10nm〜2
5nmの範囲にあり、 ラビング材がコットン繊維であり、 配向膜表面のプレチルト角が0.7〜1.0°の範囲で
あることを特徴とする反強誘電性液晶パネルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27703297A JPH11119263A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 反強誘電性液晶パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27703297A JPH11119263A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 反強誘電性液晶パネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11119263A true JPH11119263A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17577832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27703297A Pending JPH11119263A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 反強誘電性液晶パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11119263A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003052505A1 (fr) * | 2001-12-17 | 2003-06-26 | Catalysts & Chemicals Industries Co., Ltd. | Cellule d'affichage a cristaux liquides |
| WO2008075419A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Fujitsu Limited | 液晶表示素子及びそれを用いた電子ペーパー |
| US7903215B2 (en) | 2002-02-04 | 2011-03-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP27703297A patent/JPH11119263A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003052505A1 (fr) * | 2001-12-17 | 2003-06-26 | Catalysts & Chemicals Industries Co., Ltd. | Cellule d'affichage a cristaux liquides |
| US7903215B2 (en) | 2002-02-04 | 2011-03-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
| WO2008075419A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Fujitsu Limited | 液晶表示素子及びそれを用いた電子ペーパー |
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