JPH11119783A - 消音装置用スピーカ - Google Patents

消音装置用スピーカ

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JPH11119783A
JPH11119783A JP9294832A JP29483297A JPH11119783A JP H11119783 A JPH11119783 A JP H11119783A JP 9294832 A JP9294832 A JP 9294832A JP 29483297 A JP29483297 A JP 29483297A JP H11119783 A JPH11119783 A JP H11119783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
speaker
noise
muffling
reflection processing
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Pending
Application number
JP9294832A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kondo
弘之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射熱によって振動板部が高温となることを
防止し、耐久性を向上させることができる消音装置用ス
ピーカを提供すること。 【解決手段】 スピーカ4A(4B)の振動板21の表
面に赤外線反射加工を施す。赤外線反射加工としては、
白色等の赤外線反射率が高い色で塗装したり、赤外線に
対する反射率が高い金、銀またはアルミニウム、あるい
は誘電体反射膜を蒸着等でコーティングする。これによ
り振動板21が高温となることを防止でき、振動板21
や駆動部22の破損を防止し、スピーカ4A、4Bの耐
久性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブ・ノイ
ズ・コントロール(ANC)技術を用いた消音装置用ス
ピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、アクティブ・ノイズ・コ
ントロール技術を用いた消音装置は広く知られ、送風機
の吸音ダクトやエンジン発電機システムの排気管等を流
れる騒音の消音制御に利用されている。そのなかに、騒
音と同振幅逆位相の消音用音波を発生する消音用スピー
カ(以下、単にスピーカと呼ぶ。)を排気管の周囲を囲
むケーシングに設けることによってスピーカの前面と排
気管の外壁面との間に空気室を形成すると共に、この空
気室に一端が連通する音響管を排気管と同心的に設ける
ことにより、排気管から放射される騒音と音響管から放
射される消音用音波とを干渉させ消音作用を得るように
したものがある。これは、空気室内の空気のスチフネス
と音響管内部の空気質量とにより騒音の主たる周波数で
共鳴させるようにして大音圧の消音用音波を効率良く発
生させるように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成では、騒音源が高温の排気ガスを伴うエン
ジンの場合、騒音および排気ガスが流れる排気管はかな
りの高温を帯びるので、空気室を挟んで当該排気管の外
壁面と対向するように配設されたスピーカの前面すなわ
ち振動板部の表面が排気管からの放射熱を受けて高温と
なり、これによりスピーカが破損あるいは劣化してしま
い、その耐久性を悪化させるという問題がある。
【0004】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、放射
熱によって振動板部が高温となることを防止し、耐久性
を向上させることができる消音装置用スピーカを提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、騒音源か
らの騒音を検出する騒音検出器の出力と消音偏差を検出
する消音偏差検出器の出力とに基づいて消音信号発生装
置によって形成される消音信号を受ける駆動部と、前記
消音信号に基づいて前記駆動部により駆動され前記騒音
と大きさが等しく、かつ逆位相の音波を発生する振動板
部とを備えた消音装置用スピーカにおいて、前記振動板
部の表面に、赤外線反射加工を施したことを特徴とする
消音装置用スピーカ、によって解決される。
【0006】すなわち本発明は、振動板部の表面に赤外
線反射加工を施すことにより、振動板部の表面を外部か
ら照射される熱から保護し、スピーカの耐久性を高める
ようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0008】図1は本発明の実施の形態を示している。
排気管1の内部には、騒音源(本実施の形態ではエンジ
ン発電機システムにおけるエンジン)9からの騒音Pを
検出する騒音検出器2が設けられ、また、排気管1の開
口端部1aの外方には消音偏差レベルを検出する消音偏
差検出器3が設けられている。これら騒音検出器2の出
力xおよび消音偏差検出器3の出力eを受ける消音信号
発生装置5は、騒音Pの大きさと等しく、かつ逆位相の
消音用音波をスピーカ4Aおよび4Bから発生させるた
めの消音信号yを形成する。
【0009】本実施の形態では、スピーカ4Aおよび4
Bの前面と、排気管1の外壁面との間に空気室10を画
成するケーシング6が設けられ、さらに、この空気室1
0に一端が連通する音響管7が排気管1の開口端部1a
を同心的に囲むように設けられている。スピーカ4A、
4Bの背面空間は背面ケーシング8Aおよび8Bにより
画成されている。スピーカ4A、4Bは、前面の空気室
10を振動させ、この空気室10内の空気のスチフネス
と音響管7内の空気質量とにより騒音の主たる周波数で
共鳴させ、音響管7の開口端部7aから放射される消音
用音波と排気管1の開口端部1aから放射される騒音P
との相互作用によって、騒音Pの消音作用が行われる。
【0010】図3は消音信号発生装置5の詳細を示して
いる。騒音検出器2の出力xは増幅器11、A/Dコン
バータ12を介してアダプティブ・フィルタ(以下、A
DFと略称する。)14および遅延フィルタ13に供給
される。ADF14はN個のタップを有し、これらは係
数演算器15の出力によりその係数が更新される。遅延
フィルタ13は、スピーカ4A、4B→空気室10→音
響管7→消音偏差検出器3までの経路に相当する音響的
な伝達特性を備えている。すなわち、この時間遅れを考
慮して遅延フィルタ13の係数が定められており、これ
は予め計測または同定されたものである。また、消音偏
差検出器3の出力eは増幅器16、A/Dコンバータ1
7を介して係数演算器15に供給される。係数演算器1
5はADF14に与える最適係数を逐次算出するための
適応アルゴリズムである。ADF14にて形成された消
音信号yは、D/Aコンバータ18、増幅器19を介し
てスピーカ4A、4Bに供給され、ここから騒音Pと大
きさが等しく、かつ逆位相の消音用音波を発生させる。
消音信号発生装置5は以上のような公知のANC制御技
術が用いられた構成となっている。
【0011】次に、本発明に係るスピーカ4A、4Bの
詳細について図2を参照して説明する。
【0012】側面に複数の開口26aを有したフレーム
26の内部には、振動板部として例えばパルプ成型、紙
等で成るハイパボリック形状の振動板21が収容されて
おり、そのエッジ部21aがフレーム26の縁部に固定
されている。この振動板21を駆動する駆動部22につ
いて説明すると、側周部にボイスコイル24を巻回した
筒状のボビン27が振動板21の下端部に一体的に固定
されており、このボビン27に対してバックプレート2
9と一体的に固定されたポールピース28が遊嵌してい
る。このポールピース28と同心的に所定の間隔をおい
て、フレーム26の底部に固定されるトッププレート3
0とバックプレート29との間に永久磁石31が固定さ
れている。さらにフレーム26の内周部とボビン27と
の間には、布から成るスパイダ23が張架され、振動板
21の振動を弾性的に支持している。なお、図において
符号25は、網状のダストキャップである。
【0013】振動板21の表面には赤外線反射加工が施
されており、本実施の形態では、赤外線反射加工として
振動板21の表面に白色の塗膜33を形成している。つ
まり振動板21の表面を反射率の高い白色で塗装してお
り、これにより排気管1の外壁面から放射される赤外線
すなわち熱を反射し、振動板21の表面温度の上昇を抑
制するようにしている。また、本実施の形態では、ケー
シング6の内壁面6aに上述したスピーカ4A、4Bの
振動板21の表面に施される赤外線反射加工と同様な加
工が施されている。
【0014】したがって本実施の形態によれば、排気管
1の外壁面からの放射熱による振動板21の破損や、熱
によるボイスコイル24の断線等を防止することができ
るので、所期の機能を長期にわたって維持することがで
き、その耐久性を従来よりはるかに向上させることがで
きる。また、ケーシング6の内壁面6aにも赤外線反射
加工を施してその温度上昇を抑制するようにしているの
で、このケーシング6からの熱伝導によるスピーカ4
A、4Bへの熱供給を抑制してスピーカ4A、4Bを熱
から保護することができるとともに、装置のメンテナン
ス時にケーシング6を取り外す際にも安全に行うことが
できる。
【0015】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0016】例えば以上の実施の形態では、赤外線反射
加工として、振動板21の表面を白色で塗装するように
したが、例えば銀色などのメタリック色で塗装するよう
にしても、上述の実施の形態と同様な効果を得ることが
できる。あるいは、振動板21の表面を鏡面加工として
赤外線を反射させるようにしてもよい。
【0017】また、塗装に代えて、金、銀またはアルミ
ニウムのような、赤外線に対して高い反射率を有する金
属を振動板21の表面に例えば真空蒸着によりコーティ
ングするようにしても、上述の実施の形態と同様な効果
を得ることができる。
【0018】あるいは、赤外線に対する反射率が高い特
性を有した誘電体薄膜を振動板21の表面に蒸着等でコ
ーティングするようにしてもよい。これにより、赤外線
すなわち熱線から振動板部を保護することができる。な
お、上記誘電体薄膜は、例えば太陽電池に応用されるも
ので可視光域の波長の光は吸収するが赤外域に属する波
長の光は反射する選択吸収膜として用いられるものであ
る。
【0019】また以上の実施の形態では、振動板部とし
てハイパボリック形状の振動板21を説明したが、これ
に代えて、例えばドーム型の振動板についても本発明は
適用可能である。
【0020】また、以上の実施の形態によれば、スピー
カ4A、4Bを排気管1の周囲を囲むケーシング6に設
けた構成で説明したが、建屋の中から屋外へ突出する排
気管1の開口端部1aの近傍に消音装置用スピーカを配
置するように構成することもできる。つまり、たとえ日
光が直接照射される位置にスピーカを配置したとして
も、本発明に係る消音装置用スピーカによって十分に対
応することができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の消音装置用
スピーカによれば、振動板部の表面に赤外線反射加工を
施しているので、振動板部の表面に照射される熱から当
該振動板および内部の駆動部を保護することができ、よ
って、長期にわたって所期の機能を維持しその耐久性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明に係るスピーカの断面図である。
【図3】消音信号発生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 排気管 2 騒音検出器 3 消音偏差検出器 4A スピーカ 4B スピーカ 5 消音信号発生装置 9 騒音源 21 振動板 33 塗膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源からの騒音を検出する騒音検出器
    の出力と消音偏差を検出する消音偏差検出器の出力とに
    基づいて消音信号発生装置によって形成される消音信号
    を受ける駆動部と、前記消音信号に基づいて前記駆動部
    により駆動され前記騒音と大きさが等しく、かつ逆位相
    の音波を発生する振動板部とを備えた消音装置用スピー
    カにおいて、 前記振動板部の表面に、赤外線反射加工を施したことを
    特徴とする消音装置用スピーカ。
  2. 【請求項2】 前記赤外線反射加工として、前記振動板
    部の表面を白色で塗装したことを特徴とする請求項1に
    記載の消音装置用スピーカ。
  3. 【請求項3】 前記赤外線反射加工として、前記振動板
    部の表面に金、銀またはアルミニウムの膜を形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の消音装置用スピーカ。
  4. 【請求項4】 前記赤外線反射加工として、前記振動板
    部の表面に赤外線を反射する誘電体薄膜を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の消音装置用スピーカ。
JP9294832A 1997-10-13 1997-10-13 消音装置用スピーカ Pending JPH11119783A (ja)

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