JPH11120849A - 樹脂製支持碍子 - Google Patents

樹脂製支持碍子

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JPH11120849A
JPH11120849A JP29182097A JP29182097A JPH11120849A JP H11120849 A JPH11120849 A JP H11120849A JP 29182097 A JP29182097 A JP 29182097A JP 29182097 A JP29182097 A JP 29182097A JP H11120849 A JPH11120849 A JP H11120849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
silicone rubber
support insulator
resin
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP29182097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Kawamoto
豊司 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製支持碍子において、従来品と比べ沿面
絶縁性能を遜色なく維持せ、かつ絶縁材料の低減化を図
ることにより、より軽量化、低廉価を実現する。 【解決手段】 高剛性の絶縁材料からなる笠状の凹凸
部を有する中空円錐台形状のコア材2と、コア材2の外
周部に、接着プライマ−層を介して、笠状凹凸形状を有
するシリコ−ンゴム被覆層6を形成し、あわせてコア材
の上、下端部にタ−ミナル金具7およびフランジ金具5
を接着固定する。その後コア材内面に液状シリコ−ンゴ
ム9を塗布、硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力機器に使途さ
れる樹脂製支持碍子で、電圧が印加される導体部(以下
課電導体部と言う)と機器筐体間の絶縁を確保し、課電
導体部を支持固定する樹脂製支持碍子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電力機器において課電導体部を支持
固定するために用いられる支持碍子の断面図を図5に示
す。この碍子10は使用上、機械的強度が要求されるた
め、材質的には高剛性タイプの熱硬化性樹脂11、例え
ば無機充填材入りエポキシ樹脂等で成形されている中実
の成形品である。
【0003】図5において、支持碍子の天頂部12に
は、課電導電部を接続固定するための金属製のタ−ミナ
ル金具13が埋め込まれており、一方、下端部には支持
碍子を機器筐体に取り付けるためにフランジ面14が設
けられている。このフランジ面は、金属製のフランジ金
具15を埋め込んで成形される場合や、フランジ金具を
前述の熱硬化性樹脂で成形し、成形と同時にフランジ面
とフランジ取り付け穴を形成することもある。タ−ミナ
ル金具13とフランジ金具15間の碍子外周部には、複
数の笠16が設けられている。この笠16を設けること
で、タ−ミナル金具13とフランジ金具15間の所定の
沿面絶縁距離が確保され、その結果、支持碍子10の沿
面絶縁性能が満足されるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように成形された
樹脂製支持碍子は、中実碍子のため絶縁材料としての樹
脂を多く使用している。言い換えれば、絶縁性能を満足
する割には、絶縁材料が有効に用いられていないという
ことである。そこで本発明の目的は、課電導体部と機器
筐体間の距離を従来と同一とした場合でも、支持碍子の
沿面絶縁距離を損なうこと無く、絶縁部材として用いら
れる樹脂を有効に用い、その結果、支持碍子全体の重量
を低減した軽量で機械的強度に優れた樹脂製支持碍子を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために、高剛性の絶縁部材からなる笠状の凹凸部
を有する中空円錐台形状のコア材と、コア材の外周部に
接着プライマ−層を介して形成されるシリコ−ンゴムか
らなる笠状の凹凸形状を有する被覆層とを形成し、コア
材の上端部に課電導電部を接続固定させるタ−ミナル金
具を設け、コア材の下端部には機器筐体側に取り付ける
フランジ金具を接着固定し、その後、コア材内面に液状
シリコ−ンゴムを塗布したものである。その作用につい
て以下に述べる。
【0006】課電導体部を接続固定する支持碍子に要求
される機械的強度を、高剛性の絶縁部材からなる笠状の
凹凸部を有する形状のコア材2に担わせ、かつまた、こ
のコア材2を用いることにより、コア材中空部に該当す
る空間体積分の材料を削減し、碍子の軽量化を実現する
とともに、コア材2の内面の凹凸面の変化をもたせるこ
とにより所定の沿面絶縁距離の確保を図り、これに伴い
コア材内面の沿面絶縁性能を満足させるものである。
【0007】次に、コア材2の外周部に接着プライマ−
層を介して、金型および成型機等により電気特性良好な
シリコ−ンゴム材料からなる笠状の凹凸形状を有する被
覆層6を形成することにより、支持碍子外周面の沿面絶
縁性能もあわせて満足させるものである。
【0008】また、課電導体部を接続固定するためのタ
−ミナル金具7と支持碍子1を機器筐体に取り付けるた
めのフランジ金具5は、共に、上述のコア材2の上、下
端部に接着剤等を用いて接着固定する方式とし、支持碍
子として用いることができるようにした。その後、コア
材2の内面部にスプレ−またはハケ塗り等により液状シ
リコ−ンゴム9を塗布し硬化させ、コア材内面の平滑化
を図ることにより、当該部のさらなる絶縁信頼性を高め
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図1から図4を参照しながら、順をおって説
明する。図1は本発明の樹脂製支持碍子1の一例を示す
図である。樹脂製支持碍子1は高剛性の絶縁部材からな
る笠状の凹凸部を有する中空円錐台形状のコア材2と、
コア材2の外周部に接着プライマ−層を介して成形され
るシリコ−ンゴムからなる笠状の凹凸形状を有する被覆
層6を形成し、コア材2の上端部に課電導体部を接続固
定させるタ−ミナル金具7とコア材2の下端部に機器筐
体側に取り付けるフランジ金具5をそれぞれ接着固定
し、その後、コア材内面に液状シリコ−ンゴム9を塗布
した構成のものである。
【00010】図2に本発明に用いるコア材2の断面図
を示す。コア材2は、熱可塑性プラスチック成形法の一
種であるブロ−(吹き込み)成形を用いて、金型と成型
機により製作されたものである。前述したように、機械
的強度が要求されることから、材質的には剛性の高い熱
可塑性プラスチック、例えば、ABS(アクリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体)樹脂、PC(ポリカ−ボネ
イト)樹脂、その他のエンジニアリングプラスチック樹
脂またはこれら樹脂のガラス繊維で強化された吹き込み
成形用の材料が望まれる。
【00011】後述するように、コア材2の上端部には
課電導体部を接続固定するためのタ−ミナル金具7を、
コア材2の下端部には機器筐体側に取り付けるフランジ
金具5を嵌合固定するため、タ−ミナル金具7とフラン
ジ金具5を取り付けるコア材2の上、下端部の内外径
は、精度良く仕上げられている。コア材2には、複数の
笠状凹凸部が設けられ、コア材内面の沿面絶縁距離を確
保している。当然、笠状部の数が増えるほど、また凸部
の高さHが大きくなるほど、沿面絶縁距離は増大するこ
とはいうまでもない。
【00012】次に、図3のように機器筐体側との固定
のためのフランジ金具5を、コア材2に接着剤を用いて
嵌合固定する。そして図4に示すように、コア材外周部
に金型および成型機等を用いてシリコ−ンゴムの被覆層
6を形成する。被覆層6は、通常二液性シリコ−ンゴム
の注型、硬化、離型およびバリ等の除去、仕上げの工程
を経て形成される。被覆層6とコア材2との界面、被覆
層6とフランジ金具5との界面の接着を確実にするた
め、シリコ−ンゴムを注型の前に、コア材2およびフラ
ンジ金具5には、接着プライマ−層が塗布されている。
【00013】続いて、図1に示すように、天頂側にタ
−ミナル金具7をO−リング8および接着剤を併用して
嵌合固定する。この後、コア材2の内面部にスプレ−ま
たはハケ塗り等により、一液性常温硬化型の液状シリコ
−ンゴム9を塗布、硬化させ、コア材内面の平滑化を図
り当該部の沿面絶縁性能をさらに向上させる。以上の実
施により本発明の樹脂製支持碍子1を得ることができ
る。
【00014】タ−ミナル金具7とフランジ金具5の取
り付け順序については、上記の説明に限定することな
く、両者をコア材2に嵌合固定してからシリコ−ンゴム
の被覆層6を形成する方法、またコア材2にシリコ−ン
ゴムの被覆層6形成後、両金具5、7を嵌合固定する方
法等でも本発明の樹脂製碍子1を得ることができること
は言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、課電導体部と機器筐体
間の距離を従来と同一とした場合でも、支持碍子の沿面
絶縁距離を損なうこと無く、絶縁部材として用いられる
樹脂を有効に用い、その結果、支持碍子全体の重量を低
減化し、軽量で機械的強度に優れた樹脂製支持碍子が得
られ、しかも低廉に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂製支持碍子の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明のコア材の断面を示す図である。
【図3】本発明のコア材にフランジ金具を取り付けた状
態を示す図である。
【図4】本発明の樹脂製支持碍子のシリコ−ン被覆層を
形成した状態を示す図である。
【図5】従来の樹脂製支持碍子の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 樹脂製支持碍子 2 コア材 5 フランジ金具 6 被覆層 7 タ−ミナル金具 9 液状シリコ−ンゴム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高剛性の絶縁材料からなる笠状の凹凸部を
    有する中空円錐台形状のコア材と、前記コア材の外周部
    に接着プライマ−層を介してシリコ−ンゴムを笠状凹凸
    形状に成形された被覆層と、前記コア材の上端部に接着
    固定されたタ−ミナル金具と、前記コア材の下端部に接
    着固定されたフランジ金具とからなる樹脂製支持碍子。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記コア材内面にシリ
    コ−ンゴムを塗布した樹脂製支持碍子。
JP29182097A 1997-10-09 1997-10-09 樹脂製支持碍子 Pending JPH11120849A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020024868A (ko) * 2000-09-27 2002-04-03 윤덕용 유리섬유강화 고분자 복합재료 애자
CN101950639A (zh) * 2010-09-25 2011-01-19 卢大庆 绝缘子
JP2023034513A (ja) * 2021-08-31 2023-03-13 富士電機株式会社 支持碍子

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