JPH111211A - 包装物品のフィルム加熱収縮装置 - Google Patents

包装物品のフィルム加熱収縮装置

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JPH111211A
JPH111211A JP16960797A JP16960797A JPH111211A JP H111211 A JPH111211 A JP H111211A JP 16960797 A JP16960797 A JP 16960797A JP 16960797 A JP16960797 A JP 16960797A JP H111211 A JPH111211 A JP H111211A
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upper belt
film
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信雄 高畠
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好宏 岩崎
Soji Takeuchi
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装物品の転倒を防止し、装置が大型化した
り製造コストが嵩むことなく良好な包装を行ない、品種
変更に対応して収縮条件を任意に調節する。 【解決手段】 下部搬送コンベヤ16の下部無端ベルト
18は、加熱トンネル20の入口20aから出口20b
まで水平に走行する。下部搬送コンベヤ16との間で包
装物品14を挟持する上部ベルトコンベヤ32が、下部
搬送コンベヤ16の上方に配設される。上部ベルトコン
ベヤ32の上部無端ベルト30は、加熱トンネル20の
入口20aから物品搬送方向下流側の所要位置まで下部
無端ベルト18と平行に走行して包装物品14を狭持状
態で搬送する。上部無端ベルト30は、加熱トンネル2
0の出口20bより物品搬送方向上流側の所要位置から
下流側に向かって下部無端ベルト18から徐々に離間す
る傾斜状に走行して包装物品14の上面から離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装物品のフィ
ルム加熱収縮装置に関し、更に詳細には、熱収縮フィル
ム(シュリンクフィルム)で包装された物品を、上下のコ
ンベヤで挟持した状態で加熱トンネル内を搬送すること
で、該フィルムを収縮させて物品に密着させるようにし
たフィルム加熱収縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱収縮フィルムを用いて包装した物品に
加熱エアーを吹付け、該フィルムを収縮させて物品に密
着させた包装品を製造することが行なわれている。熱収
縮フィルムとして所要の印刷模様を施したフィルムを使
用する場合、印刷部位と対応する物品上面のフィルムを
加熱エアーに触れないようにすることで物品上面のフィ
ルムの収縮を阻止し、包装物品の上面に位置する印刷模
様のゆがみ、変形等を最小限に抑制して商品価値の低下
を防止している。
【0003】例えば実開昭54−28655号公報に開
示の熱収縮包装装置では、第1加熱トンネルの内部を水
平に走行する通気性を有する下部コンベヤと平行に、該
コンベヤとの間で包装物品を挟持する被覆用コンベヤが
走行自在に配設されている。そして、下部コンベヤに載
置された包装物品の上面に被覆用コンベヤを押付け、物
品上面のフィルムに加熱エアーが接触しないようにした
状態で該物品を下流側に搬送することで、包装物品の側
面と底面に臨むフィルムのみを加熱収縮させて、包装物
品の上面に位置するフィルムの印刷模様のゆがみ、変形
等を抑制するよう構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記熱収縮包装装置で
は、被覆用コンベヤの物品押圧開放部(下流端部)が、下
部コンベヤと平行の状態から直角上方に移行するよう設
定されているので、下部コンベヤに載置されて搬送され
ている包装物品が被覆用コンベヤの物品押圧開放部から
下流側に移動する際には、該コンベヤによる押圧力が急
に解除される。このため、殊に高速搬送時において、段
積み物品や底面積が小さく背の高い物品等の不安定な包
装物品では、被覆用コンベヤの物品押圧開放端で転倒し
てしまう問題があった。
【0005】ここで、前記被覆用コンベヤを包装物品に
押付けることでフィルムを熱収縮させないようにした場
合は、その未収縮フィルムに弛みを生じたり充分な強度
が得られずに破損し易くなる欠点がある。そこで前記熱
収縮包装装置では、包装物品の側面および底面を加熱す
る第1加熱トンネルの下流側に別の第2加熱トンネルを
配置し、第2加熱トンネルでは包装物品の上面に被覆用
コンベヤを押付けることなく該物品を搬送することで、
包装物品の上面を含む全体を再加熱して熱収縮フィルム
の未収縮部を無くすよう構成している。しかるにこの場
合は、2基の加熱トンネルを設置する必要があり、装置
が大型化すると共に製造コストが嵩む問題を内在してい
る。
【0006】また前記熱収縮包装装置では、品種変更に
伴う物品サイズの変更等に対応して熱収縮フィルムへの
収縮条件を変更する場合、加熱温度やエアー噴出口から
の加熱エアーの吹出し量等を変更することにより対応し
ていたが、これらの変更により収縮条件を変化させるこ
とは、フィルムの材質や物品形状によっては調節が困難
であった。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、不安定な包装物品が転倒するのを防
止し得ると共に、装置の大型化および製造コストが嵩む
のを抑制したもとで良好な包装を行なうことができ、併
せて包装物品の品種変更等に対応して収縮条件を任意に
調節し得る包装物品のフィルム加熱収縮装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため本発明は、入口と出口
とが形成された加熱トンネルと、熱収縮フィルムで包装
された物品を載置状態で加熱トンネルの内部を入口から
出口に向けて搬送する下部コンベヤとを備え、該下部コ
ンベヤで搬送される包装物品の熱収縮フィルムを、前記
加熱トンネル内を搬送する間に収縮させて物品に密着さ
せるよう構成したフィルム加熱収縮装置において、前記
包装物品の搬送ラインを挟んで下部コンベヤと対向する
上方に上部ベルトコンベヤが走行自在に配設され、前記
上部ベルトコンベヤには、その上部ベルトにおける下部
コンベヤの物品載置面と対向する物品挟持面が前記加熱
トンネルの入口から物品搬送方向下流側の所要位置まで
下部コンベヤの物品載置面と平行に臨んで走行し、包装
物品を下部コンベヤとの間で挟持して搬送可能な物品上
面加熱阻止領域と、前記上部ベルトの物品挟持面が加熱
トンネルの出口より物品搬送方向上流側の所要位置から
下流側に向かって下部コンベヤから徐々に離間するよう
傾斜状に走行し、下部コンベヤに載置されている包装物
品の上面から徐々に離間する物品上面挟持解放領域とが
設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る包装物品のフ
ィルム加熱収縮装置につき、好適な実施例を挙げて、添
付図面を参照しながら以下説明する。
【0010】図1に示す如く、実施例のフィルム加熱収
縮装置10は、装置本体12に、物品搬送方向上流側の
包装機の排出コンベヤ(何れも図示せず)から搬送されて
くる包装物品14を受取り、物品搬送方向下流側に接続
される移送コンベヤ(図示せず)まで包装物品14を載置
した状態で搬送する下部搬送コンベヤ16が配設されて
いる。この下部搬送コンベヤ16は、フッ素樹脂等を素
材とする耐熱性の下部無端ベルト18を走行自在に備
え、該ベルト18の物品載置面は、熱収縮フィルムで包
装された物品14が載置されて搬送される際に、該物品
14の底面側のフィルムも加熱されるようにメッシュ状
に形成されている。また下部搬送コンベヤ16の上流側
から下流側に至る物品搬送区間の所要範囲に亘って、熱
収縮フィルムで包装された物品14を加熱し、該フィル
ムを収縮させるための加熱トンネル20が装置本体12
に設けられている。
【0011】前記加熱トンネル20は、物品搬送方向の
上流側に入口20aが形成されると共に下流側に出口2
0bが形成され、前記下部搬送コンベヤ16の下部無端
ベルト18は、入口20aの上流側および出口20bの
下流側まで水平に走行するよう構成される。加熱トンネ
ル20の内部に、ヒータにより加熱されたエアーが複数
の吹出口(何れも図示せず)から吹出され、該加熱エアー
を複数のファン22によって強制的に循環させること
で、包装物品14の側面および底面が加熱されるように
なっている。
【0012】前記装置本体12には、図2に示す如く、
物品搬送ラインを挟む幅方向に離間して、矩形枠状に形
成された一対の支持フレーム24,24が、高さ調節手
段26を介して上下方向に位置調節自在に配設されてい
る。なお、各支持フレーム24の下部横杆24aは、図
1に示すように、前記加熱トンネル20の入口20aか
ら出口20bの間に亘って内部に臨み、トンネル20内
で上下動するよう構成される。両支持フレーム24,2
4間には、複数のガイドローラ28a〜28gが回転自
在に配設されると共に、これらガイドローラ28a〜2
8gに上部無端ベルト30が巻掛けられて上部ベルトコ
ンベヤ32が構成され、該上部無端ベルト30と前記下
部無端ベルト18との間で包装物品14を上下から挟持
した状態で搬送するようになっている。なお、上部無端
ベルト30は、フッ素樹脂等を素材とする耐熱性材料で
成形されると共に、その下部無端ベルト18の物品載置
面と対向する物品挟持面は、包装物品14の上面全体を
押圧し得る平面形状に形成されている。
【0013】前記加熱トンネル20の入口20aより上
流側に位置する入口側ガイドローラ28aに対し、更に
上流側に位置する導入用ガイドローラ28gは高い位置
に配設され、両ローラ28a,28g間に位置する上部
無端ベルト30における物品挟持面は、上流側に向かっ
て上方傾斜するよう構成される。これにより、包装機の
排出コンベヤから搬送されてきた包装物品14を、当該
上部ベルトコンベヤ32と下部搬送コンベヤ16との間
に安定して挟持し得るようになっている。また、入口側
ガイドローラ28aは加熱トンネル20の入口20aよ
り上流側に位置しているので、包装物品14は上下のコ
ンベヤ32,16によって確実に挟持された状態でトン
ネル内に導入される。
【0014】前記支持フレーム24,24の加熱トンネ
ル20内に臨む下部横杆24a,24aにおける出口側
近傍の位置に回動自在に枢支された支点用ガイドローラ
28bは、図1に示す如く、前記入口側ガイドローラ2
8aと同一水平レベルに設定され、両ガイドローラ28
a,28bの間に位置する上部無端ベルト30の物品挟
持面が、下部搬送コンベヤ16の下部無端ベルト18に
おける物品載置面と平行に臨むよう設定される。そし
て、上部無端ベルト30の物品挟持面が下部無端ベルト
18の物品載置面と平行に臨む物品上面加熱阻止領域に
おいて、下部無端ベルト18に載置されている包装物品
14の上面に上部無端ベルト30を押付けて、加熱エア
ーが熱収縮フィルムに接触するのを阻止し得るよう構成
される。なお上部無端ベルト30は、包装物品14の上
面全体を覆うことが可能な幅寸法(包装物品上面の搬送
方向と交差する方向の長さ以上)に設定され、包装物品
14の上面に位置する熱収縮フィルムの全面が加熱エア
ーで加熱されて収縮しないようになっている。
【0015】前記高さ調節手段26は、図2に示す如
く、各支持フレーム24に配設した複数のナット34に
対応的に螺挿された複数のねじ軸36を備え、全てのね
じ軸36が1基のハンドル38の正逆回動に連動して所
要方向に回転するよう構成される。すなわち、ハンドル
38を正逆方向に回動することで、支持フレーム24,
24と共に上部ベルトコンベヤ32が上下方向に位置調
節され、前記物品上面加熱阻止領域に臨む上部無端ベル
ト30の物品挟持面と、下部搬送コンベヤ16における
下部無端ベルト18の物品載置面との物品挟持間隔が変
更される。そして、上部無端ベルト30の物品挟持面
を、下部無端ベルト18に載置されて加熱トンネル20
内を搬送される包装物品14の上面に押圧可能な高さに
位置決めすることで、物品上面加熱阻止領域において包
装物品14は両ベルト18,30で上下から挟持された
状態で加熱トンネル20内を搬送されるようになってい
る。
【0016】前記支持フレーム24,24における加熱
トンネル20の出口20bより下流側に配設された出口
側ガイドローラ28cは、前記支点用ガイドローラ28
bの配設レベルより上方に位置するよう設定され、両ガ
イドローラ28b,28cの間に位置する上部無端ベル
ト30の物品挟持面は、下流側に向かって上方傾斜する
よう構成される。すなわち、上部無端ベルト30の物品
挟持面が上方傾斜する物品上面挟持解放領域において
は、上部ベルトコンベヤ32と下部搬送コンベヤ16と
による包装物品14の挟持状態が徐々に解除され、高速
搬送時においても包装物品14が転倒するのを防止し得
るようになっている。
【0017】前記支点用ガイドローラ28bと出口側ガ
イドローラ28cとの間(物品上面挟持解放領域)に臨む
上部無端ベルト30は、図3および図4に示す角度調節
手段40によってその傾斜角度が、包装物品14の転倒
を防止し得る範囲で変更可能に構成される。すなわち、
角度調節手段40は、支点用ガイドローラ28bの軸方
向両端に突出して支持フレーム24,24に配設される
支軸42に回動自在に枢支される一対の揺動アーム4
4,44を備え、該アーム44,44の長手方向略中間位
置に、物品上面挟持解放領域に臨む上部無端ベルト30
に上方から当接する調節ローラ46が回動自在に枢支さ
れている。また、各揺動アーム44の開放端に支持ピン
48を介してリンクバー50が回動自在に枢支され、各
リンクバー50の他端は、支持フレーム24に支軸52
を介して回動自在に枢支されている調節ハンドル54の
一端にピン接続されている。この調節ハンドル54の他
端には、位置決めレバー56の一端がピン接続されると
共に、該位置決めレバー56には長孔56aが形成され
る。そして、支持フレーム24に突設した突片58に螺
挿される固定ねじ60が長孔56aに挿通されており、
該固定ねじ60を締付けることで位置決めレバー56を
位置決め固定するよう構成される。すなわち、固定ねじ
60を緩めた状態で、調節ハンドル54を上方または下
方への正逆方向に回動させれば、前記リンクバー50お
よび揺動アーム44を介して調節ローラ46が上下方向
に移動し、これによって物品上面挟持解放領域に臨む上
部無端ベルト30の傾斜角度を変更することができる。
そして、調接後に固定ねじ60を締付ければ、調節ロー
ラ46は固定保持される。
【0018】なお、上部無端ベルト30の傾斜角度を変
更した際には、上部ベルトコンベヤ32を構成する例え
ばガイドローラ28fが移動調節されて、上部無端ベル
ト30には常に所要のテンションが付与されるよう構成
されている。また別途テンションローラを設け、該テン
ションローラによって上部無端ベルト30のテンション
を調節することも可能である。
【0019】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る包装物品
のフィルム加熱収縮装置の作用につき説明する。当該装
置10の稼働に先立ち、前記高さ調節手段26によって
上部ベルトコンベヤ32の物品上面加熱阻止領域に臨む
上部無端ベルト30を上下方向に位置調節し、下部搬送
コンベヤ16の下部無端ベルト18との間で包装物品1
4を挟持可能な高さ位置に位置決めする。また角度調節
手段40によって調節ローラ46を位置調節し、支点用
ガイドローラ28bから調節ローラ46までに位置する
上部無端ベルト30の傾斜角度を設定する。
【0020】前記包装機により熱収縮フィルムで包装さ
れた物品14は排出コンベヤを介して下部搬送コンベヤ
16に受渡され、該包装物品14は加熱トンネル20の
入口20aに向けて搬送される。この包装物品14は、
上部ベルトコンベヤ32の上流側傾斜部に臨む上部無端
ベルト30の物品挟持面によってその上面が徐々に押え
られ、加熱トンネル20の入口20aより上流側では該
包装物品14は上下のコンベヤ32,16で確実に挟持
される。この状態で加熱トンネル20の内部を搬送され
る包装物品14は、その上面が上部ベルトコンベヤ32
で覆われているので、その側面および底面のみが加熱エ
アーにより加熱され、対応する部位の熱収縮フィルムが
収縮して物品14に密着する。
【0021】前記加熱トンネル20内を搬送される包装
物品14が支点用ガイドローラ28bの配設位置を通過
すると、上部ベルトコンベヤ32の上部無端ベルト30
は該包装物品14の上面から徐々に離間する。この時点
で包装物品14は加熱トンネル20内に臨んでいるの
で、包装物品14の上面に臨む熱収縮フィルムを含む物
品全体が加熱され、物品上面のフィルムの収縮を最小限
に抑制した状態で物品14にフィルムが密着する。すな
わち、熱収縮フィルムには未収縮部を生じないから、包
装物品14の上面に臨むフィルム印刷部のゆがみ等の変
形並びにしわの発生を抑制することができる。また、包
装物品14の上面から上部ベルトコンベヤ32の上部無
端ベルト30が徐々に離間するから、上下のコンベヤ3
2,16による挟持状態から解放される包装物品14の
転倒は防止される。従って、段積み物品や底面積が小さ
く背の高い物品等の不安定な包装物品14を、高速搬送
時においても転倒させることなく安定して搬送し得る。
【0022】また、包装物品14の品種変更等により異
なるフィルム印刷模様に対応して上面とその他の部分の
フィルムの収縮条件を変更する場合は、前記角度調節手
段40の調節ローラ46を上下方向に移動させる。これ
により、支点用ガイドローラ28bから調節ローラ46
の間に臨む上部無端ベルト30の傾斜角度が変更され
る。すなわち、例えば包装物品14の上面に臨む熱収縮
フィルムの加熱量を少なくする場合は、図4に示す如
く、調節ローラ46を下動して上部無端ベルト30の傾
斜角度を小さくする。このときには、物品上面挟持解放
領域に到来した包装物品14の上面から上部無端ベルト
30の物品挟持面が離間した後に該物品14が加熱トン
ネル20の出口20bまで移動する期間は短かく、これ
によって物品上面の加熱フィルムに対する加熱エアーの
接触量を少なく抑制することができる。また、包装物品
14の上面に臨む熱収縮フィルムの加熱量を多くする場
合は、図5に示す如く、調節ローラ46を上動して上部
無端ベルト30の傾斜角度を大きくする。このときに
は、物品上面挟持解放領域に到来した包装物品14の上
面から上部無端ベルト30の物品挟持面が離間した後に
該物品14が加熱トンネル20の出口20bまで移動す
る期間は長く、これによって物品上面の加熱フィルムに
対する加熱エアーの接触量を多くすることができる。
【0023】実施例では、1基の加熱トンネル20の内
部で包装物品14の上面を覆って加熱を阻止する物品上
面加熱阻止領域と、包装物品14の上面を解放して加熱
する物品上面挟持解放領域とを設けたので、2基の加熱
トンネルを配設することなく熱収縮フィルムの未収縮部
を収縮させることができる。また調節ローラ46の位置
を変更するだけで、熱収縮フィルムに対する収縮条件を
簡単に調節することができる。
【0024】
【変更例について】図6〜図8は、前記物品上面挟持解
放領域に臨む上部無端ベルト30の傾斜角度を変更する
角度調節手段40の変更例を示すものである。図6に示
す角度調節手段40は、基本的な構成は前述した実施例
と同一であって、前記調節ハンドル54に爪車62が一
体的に回動するよう配設され、該爪車62に支持フレー
ム24に枢支した爪64が係合可能に構成されている。
すなわち、調節ハンドル54を所要方向に回動した位置
で爪車62に爪64を係合させることで、調節ハンドル
54、すなわち揺動アーム44に配設された調節ローラ
46が位置決め固定される。
【0025】図7に示す角度調節手段40の別の変更例
は、調節ローラ46をねじ軸66とナット68とを介し
て物品搬送方向の前後(上流および下流側)に移動するこ
とで上部無端ベルト30の角度変更を行なうよう構成さ
れている。すなわち、各支持フレーム24の下部横杆2
4aにねじ軸66が水平に配設され、該ねじ軸66に調
節ローラ46の支軸70に配設されたナット68が螺合
されている。そして、ねじ軸66を適宜の手段で正逆方
向に回転させれば、調節ローラ46はねじ軸66に沿っ
て搬送方向の前後方向に移動し、これによって前記支点
用ガイドローラ28bと出口側ガイドローラ28cとの
間に位置する上部無端ベルト30の物品挟持面の傾斜角
度を変更することができるものである。
【0026】また図8に示す角度調節手段40の更に別
の変更例は、支点用ガイドローラ28bと出口側ガイド
ローラ28cとの間に調節ローラ46を調節可能に配設
するのに代えて、出口用ガイドローラ28cを上下動さ
せることで、支点用ガイドローラ28bと出口用ガイド
ローラ(調節ローラとして機能する)28cとの間に臨む
上部無端ベルト30の物品挟持面の角度を変更するよう
構成したものである。なお、出口用ガイドローラ28c
を上下動させる機構としては、図7に示すようなねじ軸
とナットとからなる機構を採用し得る。
【0027】本願は前述した実施例の構成に限定される
ものでなく、その他の構成を適宜採用することができ
る。例えば、角度調節手段における調節ローラを、図7
に示すねじ軸とナットとからなる機構によって上下動さ
せる構成を採用したり、支点用ガイドローラを搬送方向
の前後に移動させることで上部無端ベルトの角度変更を
行なうこともできる。また、調節ローラ、支点用ガイド
ローラ、出口用ガイドローラの移動手段としては、ラッ
クとピニオンとからなる機構、その他各種の手段を採用
可能である。更に、下部コンベヤとしてはベルトコンベ
ヤである必要はなく、包装物品の底面に加熱エアーが接
触可能な構成であれば、一対の無端チェンに複数のバー
が架設されて包装物品を載置状態で搬送可能なバーコン
ベヤ等の各種のコンベヤを適宜に採用し得るものであ
る。更にまた、上部ベルトコンベヤにおける上部ベルト
の幅寸法に関しては、熱収縮フィルムの印刷が包装物品
の上面全体に施されていない場合や、包装物品の形状等
によっては、該物品の上面全体を覆う寸法よりも小さく
てもよく、任意に変更可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る包装物
品のフィルム加熱収縮装置によれば、1基の加熱トンネ
ルの内部で包装物品の上面を覆って加熱を阻止する領域
と、包装物品の上面を解放して加熱可能な領域とを設け
たので、装置を大型化することなく極めて簡単な構成
で、物品上面のフィルム印刷のゆがみ等の変形並びにし
わの発生を抑制し、商品価値の低下を防止できる。また
2基の加熱トンネルを設ける必要はないので、製造コス
トも低廉にし得る。
【0029】上部ベルトコンベヤの物品上面挟持解放領
域において上部ベルトを、下部コンベヤから徐々に離間
するよう傾斜させたので、高速搬送時においても背の高
い不安定な物品等の転倒を有効に防止できる。また、品
種の異なる物品に対応した物品の上面印刷模様の変化に
対して、上面のフィルムと他の部位のフィルムとを夫々
任意の収縮条件に設定変更し得る。すなわち、物品上面
挟持解放領域に臨む上部ベルトの傾斜角度を変更するだ
けで、物品上面のフィルムの収縮条件を変更し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る包装物品のフィル
ム加熱収縮装置の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】実施例に係るフィルム加熱収縮装置の側面図で
ある。
【図3】実施例に係るフィルム加熱収縮装置の要部横断
平面図である。
【図4】実施例に係るフィルム加熱収縮装置の角度調節
手段で上部ベルトの傾斜角度を小さくした状態で示す概
略構成図である。
【図5】実施例に係るフィルム加熱収縮装置の角度調節
手段で上部ベルトの傾斜角度を大きくした状態で示す概
略構成図である。
【図6】実施例に係る角度調節手段の変更例を示す概略
構成図である。
【図7】実施例に係る角度調節手段の別の変更例を示す
概略構成図である。
【図8】実施例に係る角度調節手段の更に別の変更例を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
14 包装物品 16 下部搬送
コンベヤ 20 加熱トンネル 20a 入口 20b 出口 26 高さ調節
手段 28b 支点用ガイドローラ 28c 出口側
ガイドローラ 30 上部無端ベルト 32 上部ベル
トコンベヤ 40 角度調節手段 46 調節ロー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口(20a)と出口(20b)とが形成された加
    熱トンネル(20)と、熱収縮フィルムで包装された物品(1
    4)を載置状態で加熱トンネル(20)の内部を入口(20a)か
    ら出口(20b)に向けて搬送する下部コンベヤ(16)とを備
    え、該下部コンベヤ(16)で搬送される包装物品(14)の熱
    収縮フィルムを、前記加熱トンネル(20)内を搬送する間
    に収縮させて物品(14)に密着させるよう構成したフィル
    ム加熱収縮装置において、 前記包装物品(14)の搬送ラインを挟んで下部コンベヤ(1
    6)と対向する上方に上部ベルトコンベヤ(32)が走行自在
    に配設され、 前記上部ベルトコンベヤ(32)には、その上部ベルト(30)
    における下部コンベヤ(16)の物品載置面と対向する物品
    挟持面が前記加熱トンネル(20)の入口(20a)から物品搬
    送方向下流側の所要位置まで下部コンベヤ(16)の物品載
    置面と平行に臨んで走行し、包装物品(14)を下部コンベ
    ヤ(16)との間で挟持して搬送可能な物品上面加熱阻止領
    域と、前記上部ベルト(30)の物品挟持面が加熱トンネル
    (20)の出口(20b)より物品搬送方向上流側の所要位置か
    ら下流側に向かって下部コンベヤ(16)から徐々に離間す
    るよう傾斜状に走行し、下部コンベヤ(16)に載置されて
    いる包装物品(14)の上面から徐々に離間する物品上面挟
    持解放領域とが設けられていることを特徴とする包装物
    品のフィルム加熱収縮装置。
  2. 【請求項2】 前記上部ベルトコンベヤ(32)の物品上面
    挟持解放領域における上部ベルト(30)の傾斜角度を変更
    可能な角度調節手段(40)を備えている請求項1記載の包
    装物品のフィルム加熱収縮装置。
  3. 【請求項3】 前記角度調節手段(40)は、上部ベルトコ
    ンベヤ(32)の上部ベルト(30)を案内する調節ローラ(46)
    を上下または物品搬送方向の前後方向に変位させること
    で上部ベルト(30)の傾斜角度を変更するよう構成される
    請求項2記載の包装物品のフィルム加熱収縮装置。
  4. 【請求項4】 前記角度調節手段(40)は、上部ベルト(3
    0)を搬送方向下流側に向かって下部コンベヤ(16)から離
    間するよう傾斜状に案内する2つのガイドローラ(28b,2
    8c)間に臨んで上部ベルト(30)を案内する調節ローラ(4
    6)を、上下方向に変位させることで上部ベルト(30)の傾
    斜角度を変更するよう構成した請求項2記載の包装物品
    のフィルム加熱収縮装置。
  5. 【請求項5】 前記上部ベルトコンベヤ(32)は、高さ調
    節手段(26)により下部コンベヤ(16)とによる物品挟持間
    隔を変更可能に構成される請求項1〜4の何れかに記載
    の包装物品のフィルム加熱収縮装置。
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