JPH11124214A - 楕円振動パーツフィーダ - Google Patents

楕円振動パーツフィーダ

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JPH11124214A
JPH11124214A JP30804697A JP30804697A JPH11124214A JP H11124214 A JPH11124214 A JP H11124214A JP 30804697 A JP30804697 A JP 30804697A JP 30804697 A JP30804697 A JP 30804697A JP H11124214 A JPH11124214 A JP H11124214A
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Tetsuyuki Kimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボウルがアンバランスな質量分布を有してい
たとしても、振動むらをなくし、スパイラル状のトラッ
クでの部品の移送速度を均一にする。 【解決手段】 第1電磁コイルを有する垂直方向加振用
電磁石と、第2電磁コイルを有する水平方向加振用電磁
石と、内周壁にスパイラル状のトラックを形成させたボ
ウルと、該ボウルを取り付けるための上側可動フレーム
と、該上側可動フレームの下方に配設される下側可動フ
レームと、前記上側可動フレームの外周縁部と前記下側
可動フレームの外周縁部とを結合する垂直に延在する垂
直板ばねと、前記下側可動フレームにその中央部を取り
付け両端部を固定フレームに取り付け水平に延在する水
平板ばねとを備えた楕円振動パーツフィーダにおいて、
前記下側可動フレームを挟んで上下に前記水平板ばねの
中央部を取り付け、該水平板ばねの両端部に前記下側可
動フレームと同じ厚さのスペーサを介在させて前記固定
フレームに固定させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楕円振動パーツフ
ィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図14において、楕円振動装置である楕
円振動パーツフィーダは全体として1’で示され、楕円
振動が行われるボウル2’を備えている。ボウル2’の
内周面にはスパイラル状のトラックが形成され、この下
流側の適所にワイパーが設けられている。このワイパー
はすでに周知であるので図を省略するが、平板を折り曲
げて成り、その下端とトラックの移送面との距離は整送
すべき部品m(平板状とする)の厚さよりは大きいが、
この倍よりは小さい。トラックの排出端には姿勢保持手
段が設けられ、ここを通って所望の姿勢の部品(例えば
長辺を移送方向に向けた部品m)が図示しない直線式振
動フィーダに供給される。
【0003】ボウル2’は図15に明示される十字状の
上側可動フレーム7に固定されており、この上側可動フ
レーム7に、図16に明示されるやはり十字状の下側可
動フレーム8が直立した4組の重ね板ばね9により結合
されている。すなわち、上側可動フレーム7の4つの端
部7aに重ね板ばね9の上端部がボルトにより固定さ
れ、下側可動フレーム8の4つの端部8aに重ね板ばね
9の下端がボルトにより固定されている。なお、端部7
a、8aは上下方向に整列している。
【0004】上側可動フレーム7の下面には水平駆動電
磁石14a、14bに対向して水平可動コア16a、1
6bが固定されている。更に、上側可動フレーム7の下
面の中央部には、垂直可動コア13が固定されており、
これに対向して固定フレーム10の中央部には垂直駆動
電磁石11が固定されている。なお、図において12
は、垂直駆動電磁石11に巻装されているコイルであ
る。また、固定フレーム10の相対向する側壁部には垂
直駆動電磁石11を挟んで対照的に一対の水平駆動電磁
石14a、14bが固定され、これら電磁石14a、1
4bにはそれぞれコイル15a、15bが巻装されてい
る。
【0005】固定フレーム10にはこれと一体的に4個
の脚部17が形成され、これら脚部17が防振ゴム18
を介して基台上に支持されている。脚部17には横方向
に延在するばね取付部17aが一体的に形成され、これ
らばね取付部17aに図6に示されるように垂直駆動用
の重ね板ばね19が両端部で4組、ボルトにより固定さ
れている。重ね板ばね19は図に示されるようにスペー
サ20を介して重ねられ、これらの中央部分が下側可動
フレーム8にボルトにより固定されている。
【0006】以上の構成において、水平駆動電磁石14
a、14bは、水平方向の加振力を発生させる第1振動
駆動源であり、これによって駆動される第1の振動系は
ボウル2’、重ね板ばね9、水平可動コア16a、16
bなどから成る。すなわち、電流が供給されると水平駆
動電磁石14a、14bが、磁気吸引力を発生し、これ
により水平可動コア16a、16bが吸引されること、
及びこのとき引っ張られる重ね板ばね9の復元力によ
り、上側可動フレーム7は、水平方向に振動する。ま
た、垂直駆動電磁石11は、垂直方向の加振力を発生さ
せる第2振動駆動源であり、これによって駆動される第
2の振動系はボウル2’、重ね板ばね19、垂直可動コ
ア13などから成る。すなわち、垂直駆動電磁石11
が、供給される電流によって、磁気吸引力を発生し、上
側可動フレーム7の垂直可動コア13が吸引され、及び
このとき重ね板ばね19の下側可動フレーム8(これは
上側可動フレーム7と重ね板ばね9を介して取り付けら
れている)に接続されている部分が下方に引っ張られる
ので、この重ね板ばね19の復元力により上側可動フレ
ーム7は、垂直方向に振動する。すなわち、水平方向と
垂直方向とを独立に振動させ、その振動の間に位相差を
持たせることにより、上側可動フレーム7及びこれに一
体的に形成されたボウル2は、楕円振動を行わせてい
る。
【0007】然るに以上の振動パーツフィーダでは、垂
直方向の加振力と水平方向の加振力との間の位相差を例
えば一定の60度とすることにより、楕円振動をさせ、
直線振動に比べて大きな移送速度で移送させることがで
きるのであるが、位相差が一定であるために、一定の長
軸及び短軸の長さの楕円振動が得られるに過ぎず、部品
の整列の態様によっては部品が整列手段につまりやすく
なったりする。
【0008】然るに前記楕円振動パーツフィーダにおい
ては、垂直振動用の板ばね19は下側可動フレーム8の
下面に板ばねの中央部が固定されており、この板ばね1
9と複数のブロック20(図14参照)を介在させて下
側板ばね19は下側可動フレームの中央部に固定させて
おり、かつ両端部は同スペーサとしてのブロック20を
介して固定フレーム17に固定させている。従ってこの
スペーサ20及び両板ばね19の厚み分ボウル2’まで
の高さが大となり、ボウルが図示するような対称的であ
ればバランスがとれているが、何らかのアタッチメント
をつけてアンバランスな質量分布となると、高さが大な
るが故にスペーサ20を介しない1枚の板ばね(図示の
構造より古い型式の構造)と同様な振動むらが生じる。
よってスパイラル状のトラックでの部品の移送速度にむ
らが生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされ、ボウルにアンバランスな質量分布があっ
たとしても振動むらを生じず、そのスパイラル状のトラ
ック上の部品移送速度を均一にする楕円振動パーツフィ
ーダを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、第1電磁
コイルを有する垂直方向加振用電磁石と、第2電磁コイ
ルを有する水平方向加振用電磁石と、内周壁にスパイラ
ル状のトラックを形成させたボウルと、該ボウルを取り
付けるための上側可動フレームと、該上側可動フレーム
の下方に配設される下側可動フレームと、前記上側可動
フレームの外周縁部と前記下側可動フレームの外周縁部
とを結合する垂直に延在する垂直板ばねと、前記下側可
動フレームにその中央部を取り付け両端部を固定フレー
ムに取り付け水平に延在する水平板ばねとを備えた楕円
振動パーツフィーダにおいて、前記下側可動フレームを
挟んで上下に前記水平板ばねの中央部を取り付け、該水
平板ばねの両端部に前記下側可動フレームと同じ厚さの
スペーサを介在させて前記固定フレームに固定させたこ
とを特徴とする楕円振動パーツフィーダ、によって解決
される。
【0011】以上の構成により、下側可動フレームを介
挿させて水平板ばね間に大きな間隙を与えているので、
この中央部から端部までの曲げ応力を大として、しかし
ながら両持ちばりとしては垂直方向に曲げやすく垂直振
動は問題なく生じさせることができる。しかもボウルま
での高さを従来より小として確実にアンバランスな質量
分布を有するボウルでも均一に振動させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態による楕
円振動パーツフィーダについて説明する。
【0013】図1は楕円振動パーツフィーダの全体を示
すものであるが、10は内周壁部にスパイラル状のトラ
ック11を形成させたボウルであり、後に詳述する駆動
部にボルト12によりセンターで固定されている。
【0014】図2、図3はボウル10を取り外した状況
を示し、楕円振動駆動部の斜視図であり固定フレーム1
に後述するように垂直加振力用電磁石及び径方向に対向
する一対の水平方向加振用電磁石が取り付けられてお
り、ボウル10が取り付けられる上側側可動フレーム6
の外周縁部には8つの径方向に伸びる突出部が設けられ
ているが、この一つおきの突部6aに垂直に重ね板ばね
5の両端部がボルトにより固定されている。
【0015】また、図4、図6、図8、図9に明示され
るように垂直振動用板ばね15a、15b、15c、1
5dがその中央部に下側フレーム3のアーム部で固定さ
れており、その両端部は固定フレーム1の板ばね取り付
け部1aの上下の面にボルトbにより固定されている。
図3で明示されるように上述の垂直加振力用の電磁石の
可動コア31は上側可動フレーム6の下面に固定されて
おり、これと空隙をおいて電磁石32が固定フレーム1
の中央に固定されている。また、この固定フレーム1の
径方向で一対の水平加振力用の電磁石が固定されている
が、これは上側可動フレーム6に固定され、下方に垂下
する可動コア21と電磁石22とからなっている。
【0016】これら電磁石32、22に相互に所定の後
述するように位相差を持って電圧が加えられると、垂直
方向及び水平方向にこの位相差を持って電流が流れ、こ
れにより、公知のようにボウルが楕円捩り振動を行な
う。本発明によれば以上のようにして上下で対となって
いる水平板ばね15a〜15dは下側可動フレーム3の
アーム部3aを介挿させ、両端部ではブロック1aを介
挿させている。その厚さはアーム部3aと同一である。
【0017】垂直に伸びる重ね板ばね5がボウル10の
水平方向成分の共振周波数を決定し、また水平に配設さ
れた板ばね15a、15b、15c、15dによって垂
直方向の共振周波数が決定される。一般に楕円振動にお
いては水平方向の共振周波数にほゞ一致するように、水
平方向加振力用電磁石22に電圧が加えられるのである
が、水平方向加振用の電磁石22には所定の位相差を持
って同周波数の電圧が加えられ、かつ、また共振点から
は、ずれた周波数で駆動されることになる。
【0018】図10は以上の楕円振動パーツフィーダの
駆動制御回路を示すが、楕円振動パーツフィーダ自体は
模式化して示されており、ボウル10は上述したように
水平振動用板ばね5及び垂直振動用板ばね15aないし
15dにより、地上に支持されており、また一対の水平
方向用電磁石は代表的に一方の電磁コイル22のみを示
し、垂直用電磁コイル30も模式化して示されている。
図1においては図示しなかったが、垂直振動用の板ばね
15aないし15dの何れか一つの一端部に近接して、
垂直方向振動測定用のピックアップ58が設けられてい
る。また垂直に配設された水平方向振動用板ばね5にも
近接して、水平方向振動検出用のピックアップ40が配
設されている。このピックアップ40は電線路W1 を介
して水平用センサアンプ43に接続され、この出力は共
振点追尾制御回路37及びA/D変換器51に接続され
ている。
【0019】共振点追尾制御回路37の詳細は図11に
おいて示されるが、その出力はPWM制御回路54に供
給され、更にその出力はパワーアンプ42で増巾され
て、水平用の電磁コイル22に供給される。本実施の形
態では水平方向の振巾が定振巾制御され、この所望の水
平振巾を指令する水平指令振巾回路52が設けられ、こ
の出力はPI(Proportional Integ
ral)制御回路(比例積分制御回路)53に供給さ
れ、この出力は上述のPWM制御回路54に供給され
る。一方、垂直振動駆動用のブロックに属する位相差制
御回路56には電線路W4 を介して、共振点追尾制御回
路37の出力が供給される。これには更に上述の垂直振
動検出用ピックアップ58の出力が垂直用センサアンプ
59を介して供給されており、またこのセンサアンプ5
9の出力はA/D変換器62を介して同じく垂直の振巾
を定振巾制御するPI制御回路61に接続される。これ
には垂直振巾指令制御回路60が接続され、更にこの制
御回路60の出力はPWM制御回路63に供給される。
位相差制御回路56は垂直用コイル32に所定の位相差
を持った電圧を供給するのであるが、位相差指令回路5
7の出力は位相差制御回路56に供給されており、垂直
振動がピックアップ58により検出され、これが位相差
検出回路56に供給されているのであるが、この機械的
な振動と、共振点追尾制御回路37から供給される電圧
との位相差が位相差指令回路57の出力と比較して機械
振動で所定の位相差角(例えば60度)を与えるような
位相差の電圧をPWM制御回路63に供給している。こ
の制御回路63の出力はパワーアンプ64を介して垂直
用コイル32に供給される。この電圧の位相差θは垂直
振動系の共振周波数が水平振動系のそれとはどれだけ離
れているかによって決まるもので−90度から+90度
の範囲で変わるものである。
【0020】図11は図10における共振点追尾制御回
路37の詳細を示すものであるが、主として可変周波数
電源40、位相検出回路41およびメモリ45からなっ
ている。可変周波数電源40には交流電源8にスイッチ
Sを介して接続されており、この出力は増巾器42を介
して電磁石21の電磁コイル22に接続されている。ま
た図5におけるピックアップ40の出力は電線路W1 を
介して増巾器43に接続される。この増巾出力は位相検
出回路41に供給される。この位相検出回路41には、
更に可変周波数電源40の出力が電線路W3 を介して供
給されており、この位相検出出力が可変周波数電源40
に接続されている。これは例えばインバータであってよ
い。
【0021】スイッチSを閉じると交流電源38が可変
周波数電源40に接続され、駆動状態となる。この出力
電圧はPWM制御回路54及び増巾器42を介して電磁
石21の電磁コイル22に供給される。これにより、本
実施の形態の楕円振動パーツフィーダのボウル10は水
平方向の捩り振動力を与えられる。
【0022】ピックアップ40はこの水平方向の振動変
位を検出し、増巾器43により増巾されて、位相検出回
路41に加えられる。他方、これにはこの時の電磁コイ
ル22に印加されている電圧が供給されている。
【0023】図13はこの印加電圧Vの時間的変化を示
すものであるが、この電磁コイル22により、一時遅れ
が生じ、これに流れる電流Iは図8Bに示すように変化
する。この電流により、電磁石22とボウル10との間
に交番磁気吸引力が発生し、ボウル10は水平方向の捩
り振動変位を与えられているのであるが、この振動変位
が図8Cに示すように、コイル22にかかる電圧Vと9
0度遅れている場合にはすなわちコイル電圧Vが正から
負に変わるゼロクロスポイントにおいて振動変位S1 が
正であれば図7に示すように、共振点ω0 (角周波数)
では位相差φは90度であるので、ω0 よりは小さく周
波数を上昇させるべきであると位相検出回路41で判断
して可変周波数電源40の出力周波数を上昇させる。こ
れがPWM制御回路54を介して増巾器12で増巾され
て電磁石21のコイル22に流され、より周波数の高い
電流でボウル10を振動させる。共振点ω0 に前回より
近づいたことにより、振巾は上昇する。可変周波数電源
40の出力周波数が更に高くなってついにω0 を越え
て、これより高くなると図8A、Dに示すように振動変
位S2 とコイル電圧Vとの関係は位相差で270度とな
る。
【0024】図12の周波数と位相差の関係から明らか
なように共振点ω0 を通過したので可変周波数電源40
の出力周波数を減少させる。
【0025】以上のようにして可変周波数電源40の出
力周波数の増減を行ってついにはこの振動パーツフィー
ダは水平方向に共振周波数で駆動するようになる。
【0026】以上のようにして水平振動系は共振振動を
行なうのであるが、共振点追尾制御回路37の出力は電
線路W4 を介して位相差制御回路56に供給されてお
り、ここでは垂直方向の振動を検出するピックアップ5
8の出力を受け、位相差指令57の指令に基づいてこの
位相差を生じさせるような電圧を発生し、PWM制御回
路63に供給する。これは垂直振巾指令回路60及びこ
の出力に基づくPI制御回路61からの出力を受けて定
振巾を与えるための電圧をパワーアンプ4で増巾された
後、垂直用コイル32に供給する。よって垂直方向には
位相差指令回路57で設定された位相差でボウル10を
垂直方向に振動させる。よってボウル10は所望の楕円
振動を行なうことができる。
【0027】振動パーツフィーダのボウル10内のスパ
イラルトラック11では部品が所定の姿勢になるように
部品整列手段により整列される。この姿勢で次工程に供
給される。
【0028】振動パーツフィーダの駆動を停止させるべ
くスイッチSを開くと可変周波数電源40からの出力は
なくなり、ボウル10の駆動は停止する。不揮発性のメ
モリ45にスイッチSを切る前の可変周波数電源40の
出力周波数が記憶される。すなわち、定常的な駆動中の
周波数が記憶されている。
【0029】振動パーツフィーダを再び駆動開始させる
べく、スイッチSを閉じるとメモリ45でこの時記憶さ
れている共振周波数を出力すべく可変周波数電源40が
駆動される。従って振動パーツフィーダのボウル10は
最初から水平方向に共振周波数で駆動される。従って強
制振動から共振周波数に移るときのショックがなくな
り、また電源容量を小とすることができる。
【0030】以下、駆動を繰り返すごとに、停止ごとに
メモリ45の内容が書き換えられるのであるが、1か月
単位、1年単位では振動パーツフィーダの共振周波数が
変動する。したがってその都度、共振周波数を追尾制御
していたのでは強制振動から共振振動に移るために多く
の電流を流さねばならないのであるが、年単位で強制振
動に移る程、共振周波数の変動が大きくとも前回の共振
周波数で駆動を開始することができるので、常に振動パ
ーツフィーダをショックなく電源容量を小として駆動す
ることができる。
【0031】以上の構成において、垂直振動用の板ばね
15a、15b、15c、15dは、上下で一対の重ね
板ばねとしているが、その間に厚みの大きな下側可動フ
レーム3を中央部で介挿させることにより、その中央部
から一端部までの曲げ応力を大として、かつまた従来よ
りも垂直振動用の板ばね15a〜15dからボウル10
までの高さを小とし、ボウル10がアンバランスな質量
分布(なお図示はアンバランスでないが、実際には各種
のアタッチメントがついてアンバランスな質量分布とな
る)をもっていたとしても振動むらを生じることなく、
スパイラル状のトラックで均一な移送速度で部品を移送
させることができる。
【0032】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0033】例えば以上の実施の形態においては、下側
可動フレーム3はほぼ十字形状であったが、更に垂直板
ばね5の組み数を多くする場合には、このアーム部3a
の数を更に増大させてもよい。これに応じて各アーム部
にその中央部を取り付ける垂直振動用の板ばねの組み数
も実施の形態のように4ではなくて、更に例えば6組、
8組としてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明の楕円振動パー
ツフィーダによれば、下側可動フレームをスペーサとし
て用いているので、ボウルにアンバランスな質量分布が
あったとしても、振動むらをなくし、均一な部品の移送
速度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による楕円振動パーツフィ
ーダの斜視図である。
【図2】ボウルを取り除いた状況を示す楕円振動駆動部
の斜視図である。
【図3】図2において一部を破断した部分破断斜視図で
ある。
【図4】同側面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】他側からみた側面図である。
【図7】底面図である。
【図8】更に他側からみた側面図である。
【図9】正面図である。
【図10】本発明の実施の形態の楕円振動パーツフィー
ダを駆動する駆動制御回路である。
【図11】同回路における共振点追尾制御回路の詳細図
である。
【図12】同回路の作用を説明するための角周波数−位
相差の関係を示すチャートである。
【図13】同作用を示すための各信号波形であり、Aは
コイル電圧波形、Bはコイル電流波形、Cは振動変位波
形、Dは他の振動変位波形を示す。
【図14】従来例の楕円振動パーツフィーダの部分破断
側面図である。
【図15】図14における[15]−[15]線方向断
面図である。
【図16】同底面図である。
【符号の説明】
3 下側可動フレーム 15a 垂直振動用板ばね 15b 垂直振動用板ばね 15c 垂直振動用板ばね 15d 垂直振動用板ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電磁コイルを有する垂直方向加振用
    電磁石と、第2電磁コイルを有する水平方向加振用電磁
    石と、内周壁にスパイラル状のトラックを形成させたボ
    ウルと、該ボウルを取り付けるための上側可動フレーム
    と、該上側可動フレームの下方に配設される下側可動フ
    レームと、前記上側可動フレームの外周縁部と前記下側
    可動フレームの外周縁部とを結合する垂直に延在する垂
    直板ばねと、前記下側可動フレームにその中央部を取り
    付け両端部を固定フレームに取り付け水平に延在する水
    平板ばねとを備えた楕円振動パーツフィーダにおいて、
    前記下側可動フレームを挟んで上下に前記水平板ばねの
    中央部を取り付け、該水平板ばねの両端部に前記下側可
    動フレームと同じ厚さのスペーサを介在させて前記固定
    フレームに固定させたことを特徴とする楕円振動パーツ
    フィーダ。
  2. 【請求項2】 前記下側可動フレームはほぼ十字形状を
    呈しており、このアーム部に前記水平板ばねの中央部を
    取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の楕円振動
    パーツフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記上側可動フレームは外周縁部に径方
    向に突出する突部を有し、該突部と前記下側可動フレー
    ムのアーム部の先端部に前記垂直板ばねの両端を固定さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の楕円
    振動パーツフィーダ。
JP30804697A 1997-10-22 1997-10-22 楕円振動パーツフィーダ Expired - Fee Related JP3912562B2 (ja)

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