JPH1112476A - 抗菌防カビ剤配合樹脂組成物 - Google Patents
抗菌防カビ剤配合樹脂組成物Info
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- JPH1112476A JPH1112476A JP16595297A JP16595297A JPH1112476A JP H1112476 A JPH1112476 A JP H1112476A JP 16595297 A JP16595297 A JP 16595297A JP 16595297 A JP16595297 A JP 16595297A JP H1112476 A JPH1112476 A JP H1112476A
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- resin
- fungicide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調機、冷蔵庫などの樹脂成形品、樹脂発泡
品、接着剤、塗料などに有用に使用できる、抗菌防カビ
剤の経変劣化を抑えた抗菌防カビ剤配合樹脂組成物を開
発する。 【解決手段】 抗菌防カビ剤を配合した樹脂組成物にお
いて、ハイドロタルサイト類化合物を前記抗菌防カビ剤
の配合量の3〜1000重量%の割合で配合する。
品、接着剤、塗料などに有用に使用できる、抗菌防カビ
剤の経変劣化を抑えた抗菌防カビ剤配合樹脂組成物を開
発する。 【解決手段】 抗菌防カビ剤を配合した樹脂組成物にお
いて、ハイドロタルサイト類化合物を前記抗菌防カビ剤
の配合量の3〜1000重量%の割合で配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌防カビ剤配合
樹脂組成物に関するものであり、さらに詳しくは抗菌防
カビ性を有する樹脂成形品、樹脂発泡品、接着剤、塗料
などに有用に使用できる、抗菌防カビ剤の経変劣化を抑
えた抗菌防カビ剤配合樹脂組成物に関するものである。
樹脂組成物に関するものであり、さらに詳しくは抗菌防
カビ性を有する樹脂成形品、樹脂発泡品、接着剤、塗料
などに有用に使用できる、抗菌防カビ剤の経変劣化を抑
えた抗菌防カビ剤配合樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人の手に触れる樹脂製品やカビや
細菌などにより汚染を受けるような樹脂製品などについ
ては、抗菌防カビ剤自体を塗付、含浸したり、あるいは
抗菌防カビ剤を練り込むなどにより適量配合した樹脂組
成物を塗付、含浸したり、この抗菌防カビ剤配合樹脂組
成物を成形して製品とするなどにより、その汚染を防止
または軽減することが行われていた。シリコーンゴムに
難燃性や防カビ性を付与するために有機ハロゲン化合物
を配合し、この有機ハロゲン化合物を安定化するために
特定量のハイドロタルサイト類化合物を配合したシリコ
ーンゴム組成物が提案されている(特開平3−1316
57号公報)。
細菌などにより汚染を受けるような樹脂製品などについ
ては、抗菌防カビ剤自体を塗付、含浸したり、あるいは
抗菌防カビ剤を練り込むなどにより適量配合した樹脂組
成物を塗付、含浸したり、この抗菌防カビ剤配合樹脂組
成物を成形して製品とするなどにより、その汚染を防止
または軽減することが行われていた。シリコーンゴムに
難燃性や防カビ性を付与するために有機ハロゲン化合物
を配合し、この有機ハロゲン化合物を安定化するために
特定量のハイドロタルサイト類化合物を配合したシリコ
ーンゴム組成物が提案されている(特開平3−1316
57号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に有機系の
抗菌防カビ剤の場合は、樹脂に添加、配合したり、練り
込んだりする場合に、揮散したり、臭いを発生したり、
樹脂と反応して樹脂を着色させたりする問題がある上、
製品から抗菌防カビ剤が早くブリードアウトしたり、光
や熱的要因により分解して失われるなどにより、抗菌防
カビ剤の配合量、安定性、性能などが低下し長時間に亘
り抗菌防カビ性を持続させることが困難であった。長期
間抗菌防カビ性を持続させる方法の1つとして、従来は
抗菌防カビ剤の損失、劣化をみこして、抗菌防カビ剤を
初期に多めに樹脂に配合することが行われる場合もある
が、人体にアレルギーなどの好ましくない健康障害をひ
きおこしたり、臭いが多くなったり、製品表面が抗菌防
カビ剤のブリードアウトによりベタ付いたり、各種物性
の低下などを招く問題があった。本発明の目的は、成形
時の抗菌防カビ剤の樹脂との反応、揮散、樹脂の着色、
臭い発生などを抑え、製品が倉庫保管や運搬中時に常温
より高い温度(例えば、50℃以上の高温度)にさらさ
れた場合や、長期に使用された場合でも抗菌防カビ性を
持続させることができ、製品の着色、臭い発生などが抑
制された安定性の高い、樹脂成形品、樹脂発泡品、接着
剤、塗料などに有用に使用できる抗菌防カビ剤配合樹脂
組成物を提供することである。
抗菌防カビ剤の場合は、樹脂に添加、配合したり、練り
込んだりする場合に、揮散したり、臭いを発生したり、
樹脂と反応して樹脂を着色させたりする問題がある上、
製品から抗菌防カビ剤が早くブリードアウトしたり、光
や熱的要因により分解して失われるなどにより、抗菌防
カビ剤の配合量、安定性、性能などが低下し長時間に亘
り抗菌防カビ性を持続させることが困難であった。長期
間抗菌防カビ性を持続させる方法の1つとして、従来は
抗菌防カビ剤の損失、劣化をみこして、抗菌防カビ剤を
初期に多めに樹脂に配合することが行われる場合もある
が、人体にアレルギーなどの好ましくない健康障害をひ
きおこしたり、臭いが多くなったり、製品表面が抗菌防
カビ剤のブリードアウトによりベタ付いたり、各種物性
の低下などを招く問題があった。本発明の目的は、成形
時の抗菌防カビ剤の樹脂との反応、揮散、樹脂の着色、
臭い発生などを抑え、製品が倉庫保管や運搬中時に常温
より高い温度(例えば、50℃以上の高温度)にさらさ
れた場合や、長期に使用された場合でも抗菌防カビ性を
持続させることができ、製品の着色、臭い発生などが抑
制された安定性の高い、樹脂成形品、樹脂発泡品、接着
剤、塗料などに有用に使用できる抗菌防カビ剤配合樹脂
組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するために鋭意検討した結果、樹脂にハイドロタ
ルサイト類化合物を適量、好ましくは抗菌防カビ剤の配
合量に対して特定の配合割合で配合することにより上記
の課題を解決できることを見いだし本発明を完成するに
至ったものである。
を解決するために鋭意検討した結果、樹脂にハイドロタ
ルサイト類化合物を適量、好ましくは抗菌防カビ剤の配
合量に対して特定の配合割合で配合することにより上記
の課題を解決できることを見いだし本発明を完成するに
至ったものである。
【0005】すなわち、本発明の請求項1の発明は、抗
菌防カビ剤を配合した樹脂組成物において、ハイドロタ
ルサイト類化合物を前記抗菌防カビ剤の配合量の3〜1
000重量%の割合で配合したことを特徴とする抗菌防
カビ剤配合樹脂組成物である。
菌防カビ剤を配合した樹脂組成物において、ハイドロタ
ルサイト類化合物を前記抗菌防カビ剤の配合量の3〜1
000重量%の割合で配合したことを特徴とする抗菌防
カビ剤配合樹脂組成物である。
【0006】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物において、前記抗菌防カ
ビ剤が、N−(トリクロロメチルチオ)−4−シクロヘ
キセン−1,2−ジカルボキシミド、2,4,5,6−
テトラクロロイソフタロニトリル、2,3,5,6−テ
トラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、3−
ヨード−2−プロパルギルブチルカルバミン酸、N−
(フルオロジクロロメチルチオ)−フタルイミドから選
ばれる有機系抗菌防カビ剤であることを特徴とする。
の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物において、前記抗菌防カ
ビ剤が、N−(トリクロロメチルチオ)−4−シクロヘ
キセン−1,2−ジカルボキシミド、2,4,5,6−
テトラクロロイソフタロニトリル、2,3,5,6−テ
トラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、3−
ヨード−2−プロパルギルブチルカルバミン酸、N−
(フルオロジクロロメチルチオ)−フタルイミドから選
ばれる有機系抗菌防カビ剤であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いる樹脂は天然樹脂、
半合成樹脂、合成樹脂のいずれでもよく、また熱可塑性
樹脂あるいは熱硬化性樹脂のいずれでもよく特に限定さ
れない。具体的には例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリウレタン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリアセ
タール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、各種エラストマー
(ポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマ
ーなど)、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹
脂、エポキシ樹脂、あるいはこれらの混合物などを挙げ
ることができる。
半合成樹脂、合成樹脂のいずれでもよく、また熱可塑性
樹脂あるいは熱硬化性樹脂のいずれでもよく特に限定さ
れない。具体的には例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリウレタン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリアセ
タール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、各種エラストマー
(ポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマ
ーなど)、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹
脂、エポキシ樹脂、あるいはこれらの混合物などを挙げ
ることができる。
【0008】本発明で用いる抗菌防カビ剤としては、適
切な殺菌防カビ効果を有するものであることは勿論であ
るが、一般的な住環境において使用するためには、人体
への毒性や環境への悪影響がないことが条件となる。こ
のような条件を満たす抗菌防カビ剤としては有機系抗菌
防カビ剤、無機系抗菌防カビ剤あるいはこれらの混合物
を使用できる。
切な殺菌防カビ効果を有するものであることは勿論であ
るが、一般的な住環境において使用するためには、人体
への毒性や環境への悪影響がないことが条件となる。こ
のような条件を満たす抗菌防カビ剤としては有機系抗菌
防カビ剤、無機系抗菌防カビ剤あるいはこれらの混合物
を使用できる。
【0009】有機系抗菌防カビ剤としては、例えば、パ
ラクロロメタキシレノールおよび2−5−ジクロロ−4
−ブロモフェノールなどのフェノール類、N−(フロロ
ジクロロメチルチオ)−フタルイミドおよびN,N−ジ
メチル−N’−フェニル−N’−(フロロジクロロメチ
ルチオ)−スルファミドなどのハロアルキル類、1−
(4−クロロフェニル)−3−ヨードプロパギールホル
マールおよび1−[(ジヨードメチル)スルフォニル]
−4−メチルベンゼンなどのヨード類、2−(4−チア
ゾリル)−ベンツイミダゾールおよびベンツイミダゾリ
ルカルバミン酸メチルエステルおよび2−メトキシカル
ボニルアミノベンツイミダゾールなどのベンツイミダゾ
ール類、2−チオシアノ−メチルチオ−ベンゾチアゾー
ルおよび1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−
チオウレイド)ベンゼンなどのベンゾチアゾール類、テ
トラメチルチウラムジスルフィドおよびエチレンビス
(ジチオカルバミン酸)亜鉛などのチオカーバメート
類、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛およ
び2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフ
ェニル)ピリジンおよび2,4−ジクロロ−6−(オル
ト−クロロアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどの
異種環式窒素化合物、8−オキシキノリン銅および2−
3−ジクロロ−1,4−ナフトキノンなどのキノン類、
1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンおよび2−n
−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンなどのイソ
チアゾリン類、塩化ベンザルコニウムおよび1,1’−
ヘキサメチレンビス[5−(4−クロロフェニル)ビグ
アニド]ジヒドロクロリドなどの第4級アンモニウム塩
類、2,4,5,6−テトラクロロイソフタノニトリル
をはじめとするシアネート類、サリシルアニドをはじめ
とするアニリド類、10,10’−オキシビスフェノキ
サアルシンをはじめとする有機砒素類、1−(3−クロ
ロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダ
マンタンクロリド、α−ブロモシンナムアルデヒド、
2,4,4−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニー
ルエーテルなど、トリクロロカルバニド、ポリヘキサメ
チレンバイグアニドハイドロクロリド、オクタデシルジ
メチル−3−トリメトキシシリルプロピルアンモニウム
などを主成分とするものなどを挙げることができる。
ラクロロメタキシレノールおよび2−5−ジクロロ−4
−ブロモフェノールなどのフェノール類、N−(フロロ
ジクロロメチルチオ)−フタルイミドおよびN,N−ジ
メチル−N’−フェニル−N’−(フロロジクロロメチ
ルチオ)−スルファミドなどのハロアルキル類、1−
(4−クロロフェニル)−3−ヨードプロパギールホル
マールおよび1−[(ジヨードメチル)スルフォニル]
−4−メチルベンゼンなどのヨード類、2−(4−チア
ゾリル)−ベンツイミダゾールおよびベンツイミダゾリ
ルカルバミン酸メチルエステルおよび2−メトキシカル
ボニルアミノベンツイミダゾールなどのベンツイミダゾ
ール類、2−チオシアノ−メチルチオ−ベンゾチアゾー
ルおよび1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−
チオウレイド)ベンゼンなどのベンゾチアゾール類、テ
トラメチルチウラムジスルフィドおよびエチレンビス
(ジチオカルバミン酸)亜鉛などのチオカーバメート
類、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛およ
び2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフ
ェニル)ピリジンおよび2,4−ジクロロ−6−(オル
ト−クロロアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどの
異種環式窒素化合物、8−オキシキノリン銅および2−
3−ジクロロ−1,4−ナフトキノンなどのキノン類、
1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンおよび2−n
−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンなどのイソ
チアゾリン類、塩化ベンザルコニウムおよび1,1’−
ヘキサメチレンビス[5−(4−クロロフェニル)ビグ
アニド]ジヒドロクロリドなどの第4級アンモニウム塩
類、2,4,5,6−テトラクロロイソフタノニトリル
をはじめとするシアネート類、サリシルアニドをはじめ
とするアニリド類、10,10’−オキシビスフェノキ
サアルシンをはじめとする有機砒素類、1−(3−クロ
ロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダ
マンタンクロリド、α−ブロモシンナムアルデヒド、
2,4,4−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニー
ルエーテルなど、トリクロロカルバニド、ポリヘキサメ
チレンバイグアニドハイドロクロリド、オクタデシルジ
メチル−3−トリメトキシシリルプロピルアンモニウム
などを主成分とするものなどを挙げることができる。
【0010】これらの中でもN−(トリクロロメチルチ
オ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシミ
ド、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリ
ル、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスル
ホニル)ピリジン、3−ヨード−2−プロパルギルブチ
ルカルバミン酸、N−(フルオロジクロロメチルチオ)
−フタルイミドから選ばれる有機系抗菌防カビ剤は安全
で、効果が大きく、容易に入手できるので好ましく使用
できる。
オ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシミ
ド、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリ
ル、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスル
ホニル)ピリジン、3−ヨード−2−プロパルギルブチ
ルカルバミン酸、N−(フルオロジクロロメチルチオ)
−フタルイミドから選ばれる有機系抗菌防カビ剤は安全
で、効果が大きく、容易に入手できるので好ましく使用
できる。
【0011】無機系抗菌防カビ剤としては、例えば、
銀、銅、亜鉛、錫などの無機化合物を主体とする無機系
抗菌剤や、これらの抗菌剤を炭酸カルシウム、ゼオライ
ト、カオリンクレー、珪藻土、タルク、ベントナイト、
セラミックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無
機系抗菌防カビ剤を挙げることができる。セラミック
ス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗菌防
カビ剤は抗菌防カビ性が高く、非揮発性であり、樹脂と
混練し易いなどの理由から好ましく使用できる。
銀、銅、亜鉛、錫などの無機化合物を主体とする無機系
抗菌剤や、これらの抗菌剤を炭酸カルシウム、ゼオライ
ト、カオリンクレー、珪藻土、タルク、ベントナイト、
セラミックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無
機系抗菌防カビ剤を挙げることができる。セラミック
ス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗菌防
カビ剤は抗菌防カビ性が高く、非揮発性であり、樹脂と
混練し易いなどの理由から好ましく使用できる。
【0012】本発明で用いるハイドロタルサイト類化合
物は、下記の式(1)で表される化合物であり、ウラル
地方やノルウエーのスナルムなどで天然に産出される天
然品でも、米国特許第3,539,306号明細書など
に記載された方法で工業的に生産される合成品でもよ
く、これらの混合物でもよい。
物は、下記の式(1)で表される化合物であり、ウラル
地方やノルウエーのスナルムなどで天然に産出される天
然品でも、米国特許第3,539,306号明細書など
に記載された方法で工業的に生産される合成品でもよ
く、これらの混合物でもよい。
【0013】
【化1】
【0014】上記ハイドロタルサイト類化合物の樹脂中
への配合量は樹脂の種類、抗菌防カビ剤の種類や配合
量、使用目的、使用条件などにより異なるので、適量を
選定して決めることが好ましい。しかし、通常は本発明
の樹脂組成物中に配合された抗菌防カビ剤の配合量の3
〜1000重量%の範囲である。ハイドロタルサイト類
化合物の配合量が3重量%未満では、ハイドロタルサイ
ト類化合物の配合効果が発揮されない恐れがあり、ハイ
ドロタルサイト類化合物の配合量が1000重量%を超
えると抗菌防カビ剤の配合効果を損なう恐れがある。
への配合量は樹脂の種類、抗菌防カビ剤の種類や配合
量、使用目的、使用条件などにより異なるので、適量を
選定して決めることが好ましい。しかし、通常は本発明
の樹脂組成物中に配合された抗菌防カビ剤の配合量の3
〜1000重量%の範囲である。ハイドロタルサイト類
化合物の配合量が3重量%未満では、ハイドロタルサイ
ト類化合物の配合効果が発揮されない恐れがあり、ハイ
ドロタルサイト類化合物の配合量が1000重量%を超
えると抗菌防カビ剤の配合効果を損なう恐れがある。
【0015】本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物は他
に、本発明の主旨を逸脱しない範囲で必要に応じて充填
剤、殺虫剤、消臭剤、着香剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、滑剤、造核剤、坑ブロッキング剤、
防曇剤、接着助剤、難燃剤、顔料、分散剤などの公知の
添加剤を任意に添加配合することができる。
に、本発明の主旨を逸脱しない範囲で必要に応じて充填
剤、殺虫剤、消臭剤、着香剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、滑剤、造核剤、坑ブロッキング剤、
防曇剤、接着助剤、難燃剤、顔料、分散剤などの公知の
添加剤を任意に添加配合することができる。
【0016】充填剤には無機充填剤と有機充填剤がある
が、この無機充填剤の具体例を挙げると、粉粒体、平板
状、針状、球状または中空および繊維状の形状の無機充
填剤が挙げられ、例えば、タルク、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、珪酸カルシウム、クレー、珪藻土、ア
ルミナ、珪砂、ガラス粉、酸化鉄、金属粉、三酸化アン
チモン、グラファイト、炭化珪素、シリカ、カーボンブ
ラックなどの粉粒状充填剤、雲母、ガラス板、セリサイ
ト、パイロフィライト、アルミフレークなどの金属箔、
黒鉛などの平板状もしくは燐片状充填剤、シラスバルー
ン、軽石などの中空状充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、
グラファイト繊維、ウイスカーなどの繊維などの例を挙
げることができる。
が、この無機充填剤の具体例を挙げると、粉粒体、平板
状、針状、球状または中空および繊維状の形状の無機充
填剤が挙げられ、例えば、タルク、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、珪酸カルシウム、クレー、珪藻土、ア
ルミナ、珪砂、ガラス粉、酸化鉄、金属粉、三酸化アン
チモン、グラファイト、炭化珪素、シリカ、カーボンブ
ラックなどの粉粒状充填剤、雲母、ガラス板、セリサイ
ト、パイロフィライト、アルミフレークなどの金属箔、
黒鉛などの平板状もしくは燐片状充填剤、シラスバルー
ン、軽石などの中空状充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、
グラファイト繊維、ウイスカーなどの繊維などの例を挙
げることができる。
【0017】本発明の樹脂組成物を製造するために、各
成分を配合する方法は特に限定されず、用いる樹脂の特
性に合わせて適当に温度、圧力を選定して常法により加
熱、加圧しながら攪拌、混合、混入、混練などの方法で
調製することができ、種々の形態に成形することができ
る。
成分を配合する方法は特に限定されず、用いる樹脂の特
性に合わせて適当に温度、圧力を選定して常法により加
熱、加圧しながら攪拌、混合、混入、混練などの方法で
調製することができ、種々の形態に成形することができ
る。
【0018】本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物は、
防カビ性、抗菌性を必要とされる種々の分野で各種の樹
脂成形品、樹脂発泡品、接着剤、塗料などとして有用に
使用できる。
防カビ性、抗菌性を必要とされる種々の分野で各種の樹
脂成形品、樹脂発泡品、接着剤、塗料などとして有用に
使用できる。
【0019】樹脂成形品として用いる例としては、具体
的には、例えば、容器、冷蔵庫の内箱、ケース、ドレン
パンなどの各種樹脂製部材、空調機のドレンパン、ポリ
プロピレン製ネットなどで作られたエアフィルター、ガ
ラス繊維入りアクリロニトリルスチレン系樹脂などで作
られたファン、ポリスチレンあるいはABSなどで作ら
れたグリルなどの各種樹脂製部材、洗濯機のポリプロピ
レンなどで作られた洗濯槽など、各種包材、繊維製品、
チューブ、フィルム、シート、パイプなどに用いる例を
挙げることができる。
的には、例えば、容器、冷蔵庫の内箱、ケース、ドレン
パンなどの各種樹脂製部材、空調機のドレンパン、ポリ
プロピレン製ネットなどで作られたエアフィルター、ガ
ラス繊維入りアクリロニトリルスチレン系樹脂などで作
られたファン、ポリスチレンあるいはABSなどで作ら
れたグリルなどの各種樹脂製部材、洗濯機のポリプロピ
レンなどで作られた洗濯槽など、各種包材、繊維製品、
チューブ、フィルム、シート、パイプなどに用いる例を
挙げることができる。
【0020】また、塗料として用いる例としては、具体
的には、例えば、空調機部材の表面処理、建築部材の表
面処理などに用いる例を挙げることができる。
的には、例えば、空調機部材の表面処理、建築部材の表
面処理などに用いる例を挙げることができる。
【0021】また、接着剤として用いる例としては、具
体的には、例えば、空調機のファンなどの部材の接合や
気密保持のための発泡体からなるシールの接着、空調機
の結露水の吸着のために植毛された植毛部材の接着など
に用いる例を挙げることができる。
体的には、例えば、空調機のファンなどの部材の接合や
気密保持のための発泡体からなるシールの接着、空調機
の結露水の吸着のために植毛された植毛部材の接着など
に用いる例を挙げることができる。
【0022】また、樹脂発泡体として用いる例として
は、具体的には、例えば、空調機や冷蔵庫などの断熱
材、シール材としてのフォーム自体などに用いる例を挙
げることができる。
は、具体的には、例えば、空調機や冷蔵庫などの断熱
材、シール材としてのフォーム自体などに用いる例を挙
げることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物
を空気調和機に適用した実施例を添付図面に基づいて説
明する。
を空気調和機に適用した実施例を添付図面に基づいて説
明する。
【0024】図1に示す空気調和機1は、吊り金具8に
より天井空間に吊り下げて固定される天井埋め込み型の
空気調和機であり、その化粧板2の一側に吸込口3、他
側に吹出口4が開口され、吸込口3から吸入された空気
を熱交換後、吹出口4から吹き出すようになっている。
より天井空間に吊り下げて固定される天井埋め込み型の
空気調和機であり、その化粧板2の一側に吸込口3、他
側に吹出口4が開口され、吸込口3から吸入された空気
を熱交換後、吹出口4から吹き出すようになっている。
【0025】本体6内には、送風機5、熱交換器7、ド
レンパン(空気調和機のドレンパン)9、ドレンポンプ
11(図2参照)等が収納されており、吸込口3から吸
入された空気は、送風機5により、熱交換器7に送られ
て、ここで熱交換された後、吹出口4から吹き出され
る。
レンパン(空気調和機のドレンパン)9、ドレンポンプ
11(図2参照)等が収納されており、吸込口3から吸
入された空気は、送風機5により、熱交換器7に送られ
て、ここで熱交換された後、吹出口4から吹き出され
る。
【0026】ドレンパン9には、凹状に形成された内表
面10に熱交換器7の下端部が載置されており、内表面
10が熱交換器に結露した凝縮水を受けるようになって
いる。この内表面10は凝縮水を受けると共に、受けた
凝縮水を溜める。そして、溜めた凝縮水は、ドレンポン
プ11により汲み出されて、図示しないドレンホースを
介して外に排出するようになっている。16は発泡樹脂
粒子を示す。
面10に熱交換器7の下端部が載置されており、内表面
10が熱交換器に結露した凝縮水を受けるようになって
いる。この内表面10は凝縮水を受けると共に、受けた
凝縮水を溜める。そして、溜めた凝縮水は、ドレンポン
プ11により汲み出されて、図示しないドレンホースを
介して外に排出するようになっている。16は発泡樹脂
粒子を示す。
【0027】ドレンパン9は、発泡成形された発泡ポリ
スチレンにより、所定の形状に製造されている。発泡成
形することにより断熱効果が高められている。また、材
料として発泡ポリスチレンを用いることにより、安価に
且つ容易に製造することができる。
スチレンにより、所定の形状に製造されている。発泡成
形することにより断熱効果が高められている。また、材
料として発泡ポリスチレンを用いることにより、安価に
且つ容易に製造することができる。
【0028】尚、ドレンパン9の材料としては、発泡樹
脂であれば、発泡ポリスチレン樹脂に限らず、塩化ビニ
リデン、ポリプロピレン、ポリエチレン等であってもよ
い。
脂であれば、発泡ポリスチレン樹脂に限らず、塩化ビニ
リデン、ポリプロピレン、ポリエチレン等であってもよ
い。
【0029】ドレンパン9の厚みは、場所によって異な
るが、例えば10乃至15mm程度に形成されている。
るが、例えば10乃至15mm程度に形成されている。
【0030】図3はドレンパン9の内表面10の断面説
明図である。ドレンパン9の表面には、ポリスチレンシ
ート12が配設されており、その上に接着剤13を用い
てポリエチレン[MFR=5g/10min.]に有機
系抗菌防カビ剤[N−(フルオロジクロロメチルチオ)
−フタルイミド]1重量%およびハイドロタルサイト類
化合物(DHT−4A、商品名、協和化学工業(株)社
製]1重量%を配合し、均一に練り込んで混合した本発
明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物からなる抗菌防カビ性
フィルム14が積層されている。
明図である。ドレンパン9の表面には、ポリスチレンシ
ート12が配設されており、その上に接着剤13を用い
てポリエチレン[MFR=5g/10min.]に有機
系抗菌防カビ剤[N−(フルオロジクロロメチルチオ)
−フタルイミド]1重量%およびハイドロタルサイト類
化合物(DHT−4A、商品名、協和化学工業(株)社
製]1重量%を配合し、均一に練り込んで混合した本発
明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物からなる抗菌防カビ性
フィルム14が積層されている。
【0031】前記抗菌防カビ剤および前記ハイドロタル
サイト類化合物をポリエチレンに練り込む際には、前記
抗菌防カビ剤の揮散が少なく抑えられ、臭いも少なく抑
えられ、ポリエチレン樹脂が着色することもなかった。
サイト類化合物をポリエチレンに練り込む際には、前記
抗菌防カビ剤の揮散が少なく抑えられ、臭いも少なく抑
えられ、ポリエチレン樹脂が着色することもなかった。
【0032】また、前記抗菌防カビ剤と前記ハイドロタ
ルサイト類化合物を下記の表1に示す配合割合で配合
し、均一に練り込んで混合した抗菌防カビ剤配合樹脂組
成物からなる抗菌防カビ性フィルムを製造して、前記抗
菌防カビ性フィルム14とともに下記の試験法によりカ
ビに対する抵抗性の試験を行った結果を表1に合わせて
示す。比較のためにポリエチレン単味のフィルム、ポリ
エチレンに前記抗菌防カビ剤のみを配合したフィルムも
同様にして試験した。
ルサイト類化合物を下記の表1に示す配合割合で配合
し、均一に練り込んで混合した抗菌防カビ剤配合樹脂組
成物からなる抗菌防カビ性フィルムを製造して、前記抗
菌防カビ性フィルム14とともに下記の試験法によりカ
ビに対する抵抗性の試験を行った結果を表1に合わせて
示す。比較のためにポリエチレン単味のフィルム、ポリ
エチレンに前記抗菌防カビ剤のみを配合したフィルムも
同様にして試験した。
【0033】試験法: 前記フィルム試験片を28℃お
よび70℃に1週間保存する。保存した試験片を寒天培
地上に置き、試験菌混合胞子液を噴霧し培養する。培養
後カビの発育状態を観察する。 試験用のカビ: Aspergillus niger ATCC627
5 Aspergillus terreus POMD8
2j Paecilomyces variotii Penicillium funiculosum A
TCC9644 Aureobasidium pullulans I
AM F24 Gliocladium virens IFO 91
66
よび70℃に1週間保存する。保存した試験片を寒天培
地上に置き、試験菌混合胞子液を噴霧し培養する。培養
後カビの発育状態を観察する。 試験用のカビ: Aspergillus niger ATCC627
5 Aspergillus terreus POMD8
2j Paecilomyces variotii Penicillium funiculosum A
TCC9644 Aureobasidium pullulans I
AM F24 Gliocladium virens IFO 91
66
【0034】 混合胞子液: K2 HPO4 0.3g Saccharose30.0g KH2 PO4 0.7g MgSO4 ・7H2 O 0.5g NaNO3 2.0g FeSO4 ・7H2 O 0.01g KCl 0.5g H2 O 1000ml
【0035】 寒天培地: K2 HPO4 0.7g NaCl 0.005g KH2 PO4 0.7g FeSO4 ・7H2 O 0.002g NH4 NO3 1.0g ZnSO4 ・7H2 O 0.002g MgSO4 ・7H2 O 0.7g MnSO4 ・7H2 O 0.001g Agar 15g H2 O 1000ml
【0036】 培養温度:28℃ 培養期間:14日
【0037】
【表1】
【0038】試験結果: 0:50倍の実体顕微鏡でカビの成長が認められない。 1:肉眼では殆ど認められない。しかし顕微鏡では明ら
かに認められる。 2:肉眼で明らかに認められ、試料表面の25%以下が
カビにおおわれている。 3:肉眼で明らかに認められ、試料表面の25%以上が
カビにおおわれている。
かに認められる。 2:肉眼で明らかに認められ、試料表面の25%以下が
カビにおおわれている。 3:肉眼で明らかに認められ、試料表面の25%以上が
カビにおおわれている。
【0039】かかるドレンパンの製造は、金型にビーズ
状のポリスチレンを充填した後、蒸気により加熱して樹
脂を発泡させて行う。発泡体の表面に温度の高い蒸気を
供給して表面の溶融を行ってもよい。抗菌防カビ性フィ
ルム14の積層は発泡成形と同時に行っても、発泡成形
後に積層してもいずれでもよい。
状のポリスチレンを充填した後、蒸気により加熱して樹
脂を発泡させて行う。発泡体の表面に温度の高い蒸気を
供給して表面の溶融を行ってもよい。抗菌防カビ性フィ
ルム14の積層は発泡成形と同時に行っても、発泡成形
後に積層してもいずれでもよい。
【0040】熱交換器7に結露された凝縮水は下方に落
下して、ドレンパン9に受けられ溜められる。ドレンパ
ン9では所定の箇所に凝縮水を集めるようになってお
り、所定量の凝縮水が溜るとドレンポンプ11が作動し
て、ドレンパン9内の水を排出する。
下して、ドレンパン9に受けられ溜められる。ドレンパ
ン9では所定の箇所に凝縮水を集めるようになってお
り、所定量の凝縮水が溜るとドレンポンプ11が作動し
て、ドレンパン9内の水を排出する。
【0041】ドレンパン9は抗菌防カビ性フィルム14
が積層されているので、凝縮水が漏れたりすることな
く、凝縮水の排出がスムースにできるとともに、抗菌防
カビ性フィルム14からドレンパン9の表面の方向に移
行する抗菌防カビ剤によりドレンパン9は抗菌防カビ性
を有する。例え、ドレンパン9に溜った凝縮水により表
面にでた抗菌防カビ剤が流出されても、抗菌防カビ剤が
抗菌防カビ性フィルム14から移行してドレンパン9の
表面に供給されるのでドレンパン9は実質的に常に抗菌
防カビ性を有することになる。このようにしてドレンパ
ン9は、雑菌などの繁殖をよりよく抑制することがで
き、雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水
の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止でき
た。
が積層されているので、凝縮水が漏れたりすることな
く、凝縮水の排出がスムースにできるとともに、抗菌防
カビ性フィルム14からドレンパン9の表面の方向に移
行する抗菌防カビ剤によりドレンパン9は抗菌防カビ性
を有する。例え、ドレンパン9に溜った凝縮水により表
面にでた抗菌防カビ剤が流出されても、抗菌防カビ剤が
抗菌防カビ性フィルム14から移行してドレンパン9の
表面に供給されるのでドレンパン9は実質的に常に抗菌
防カビ性を有することになる。このようにしてドレンパ
ン9は、雑菌などの繁殖をよりよく抑制することがで
き、雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水
の通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止でき
た。
【0042】表1から、ポリエチレン単味の場合、ポリ
エチレンに前記抗菌防カビ剤のみを1重量%配合した場
合、ポリエチレンに前記抗菌防カビ剤1重量%および前
記ハイドロタルサイト類化合物0.1重量%配合した場
合は70℃で14日培養後カビが試料表面の25%以上
おおっていることが肉眼で観察され、効果がないか、少
ないことが判る。それに対してポリエチレンに前記抗菌
防カビ剤1重量%および前記ハイドロタルサイト類化合
物0.5重量%あるいは1重量%配合した場合は70℃
で14日培養後カビが観察されず防カビ効果が高いこと
が判る。
エチレンに前記抗菌防カビ剤のみを1重量%配合した場
合、ポリエチレンに前記抗菌防カビ剤1重量%および前
記ハイドロタルサイト類化合物0.1重量%配合した場
合は70℃で14日培養後カビが試料表面の25%以上
おおっていることが肉眼で観察され、効果がないか、少
ないことが判る。それに対してポリエチレンに前記抗菌
防カビ剤1重量%および前記ハイドロタルサイト類化合
物0.5重量%あるいは1重量%配合した場合は70℃
で14日培養後カビが観察されず防カビ効果が高いこと
が判る。
【0043】エポキシ樹脂などを用いた本発明の他の抗
菌防カビ剤配合組成物を前記接着剤13として使用する
と、より一層抗菌防カビ効果を挙げることができた。
菌防カビ剤配合組成物を前記接着剤13として使用する
と、より一層抗菌防カビ効果を挙げることができた。
【0044】また、空気調和機1の発泡ポリスチレンか
ら成るドレンパン9、気密保持のための図示しない発泡
体からなるシール、ポリプロピレン製ネットで作られた
図示しないエアフィルター、アクリロニトリルスチレン
系樹脂製のファン(送風機)5、樹脂製化粧板2、樹脂
製吸込口3、樹脂製吹出口4、ポリスチレンあるいはA
BS製の図示しないグリル、ドレンパン9内の水を排出
するための図示しないパイプなどの各種樹脂製部材を本
発明の他の抗菌防カビ剤配合組成物で形成すれば、優れ
た抗菌防カビ効果を挙げることができる。また、空気調
和機1の本体6の表面を本発明の他の抗菌防カビ剤配合
組成物からなる塗料で処理すれば優れた抗菌防カビ効果
を挙げることができる。
ら成るドレンパン9、気密保持のための図示しない発泡
体からなるシール、ポリプロピレン製ネットで作られた
図示しないエアフィルター、アクリロニトリルスチレン
系樹脂製のファン(送風機)5、樹脂製化粧板2、樹脂
製吸込口3、樹脂製吹出口4、ポリスチレンあるいはA
BS製の図示しないグリル、ドレンパン9内の水を排出
するための図示しないパイプなどの各種樹脂製部材を本
発明の他の抗菌防カビ剤配合組成物で形成すれば、優れ
た抗菌防カビ効果を挙げることができる。また、空気調
和機1の本体6の表面を本発明の他の抗菌防カビ剤配合
組成物からなる塗料で処理すれば優れた抗菌防カビ効果
を挙げることができる。
【0045】図4は、本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組
成物を適用した他の空調機の断面図であり、図4におい
て前記図1〜図3における符号と同一符号で示した部分
は、図1〜図3で説明した同一符号の部分と同じ機能を
持つ部分である。
成物を適用した他の空調機の断面図であり、図4におい
て前記図1〜図3における符号と同一符号で示した部分
は、図1〜図3で説明した同一符号の部分と同じ機能を
持つ部分である。
【0046】
【発明の効果】本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物
は、樹脂に添加、配合したり、練り込んだりする場合
に、揮散したり、臭いを発生したり、樹脂と反応して樹
脂を着色させたりするのを抑制でき、しかも抗菌防カビ
剤の安定性が改善され、少ない抗菌防カビ剤の配合量で
高い効果を得ることができるので、人体にアレルギーな
どの好ましくない健康障害をひきおこしたり、臭いが多
くなったり、ベタ付いたり、各種物性の低下などを招く
問題がなくなり、製品が倉庫保管や運搬中時に常温より
高い温度にさらされた場合や、長期に使用された場合で
も抗菌防カビ性を持続できる。本発明の抗菌防カビ剤配
合樹脂組成物は、樹脂成形品、樹脂発泡品、接着剤、塗
料などに有用に使用できるので産業上の利用価値が高
い。
は、樹脂に添加、配合したり、練り込んだりする場合
に、揮散したり、臭いを発生したり、樹脂と反応して樹
脂を着色させたりするのを抑制でき、しかも抗菌防カビ
剤の安定性が改善され、少ない抗菌防カビ剤の配合量で
高い効果を得ることができるので、人体にアレルギーな
どの好ましくない健康障害をひきおこしたり、臭いが多
くなったり、ベタ付いたり、各種物性の低下などを招く
問題がなくなり、製品が倉庫保管や運搬中時に常温より
高い温度にさらされた場合や、長期に使用された場合で
も抗菌防カビ性を持続できる。本発明の抗菌防カビ剤配
合樹脂組成物は、樹脂成形品、樹脂発泡品、接着剤、塗
料などに有用に使用できるので産業上の利用価値が高
い。
【図1】 本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物を適用
した空調機の断面図である。
した空調機の断面図である。
【図2】 図1に示す空調機に装備されたドレンパンの
断面図である。
断面図である。
【図3】 図2に示すドレンパンの一部を拡大して示す
断面図である。
断面図である。
【図4】 本発明の抗菌防カビ剤配合樹脂組成物を適用
した他の空調機の断面図である。
した他の空調機の断面図である。
1 空気調和機 2 化粧板 3 吸込口 4 吹出口 5 送風機 6 本体 7 熱交換器 8 吊り金具 9 ドレンパン 10 内表面 11 ドレンポンプ 12 ポリスチレンシート 13 接着剤 14 抗菌性フィルム 16 発泡樹脂粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01N 43/40 101 A01N 43/40 101E 47/12 47/12 Z C08K 3/26 C08K 3/26 5/00 5/00 5/205 5/205 5/315 5/315 5/3432 5/3432 5/43 5/43 C09D 5/14 C09D 5/14 C09J 11/04 C09J 11/04 (72)発明者 津久井 利光 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 茂木 聖行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 若林 昭友 神奈川県厚木市山際767番地2号 (72)発明者 本間 信吾 神奈川県厚木市元町12番地14号
Claims (2)
- 【請求項1】 抗菌防カビ剤を配合した樹脂組成物にお
いて、ハイドロタルサイト類化合物を前記抗菌防カビ剤
の配合量の3〜1000重量%の割合で配合したことを
特徴とする抗菌防カビ剤配合樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記抗菌防カビ剤が、N−(トリクロロ
メチルチオ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボ
キシミド、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニ
トリル、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチル
スルホニル)ピリジン、3−ヨード−2−プロパルギル
ブチルカルバミン酸、N−(フルオロジクロロメチルチ
オ)−フタルイミドから選ばれる有機系抗菌防カビ剤で
あることを特徴とする請求項1記載の抗菌防カビ剤配合
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16595297A JPH1112476A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 抗菌防カビ剤配合樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16595297A JPH1112476A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 抗菌防カビ剤配合樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1112476A true JPH1112476A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15822143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16595297A Pending JPH1112476A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 抗菌防カビ剤配合樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1112476A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338410A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Daiwa Kagaku Kogyo Kk | 抗菌防カビ組成物 |
| FR2843280A1 (fr) * | 2002-08-06 | 2004-02-13 | Envicon Klaertech Verwalt | Corps creux d'ecoulement pouvant etre utilise dans une stati on d'epuration pour le traitement des eaux residuaires |
| JP2005255792A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Shinto Paint Co Ltd | 塗料組成物 |
| JP2007039427A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-02-15 | Nippon Shokubai Co Ltd | フタロニトリル化合物、その製造方法及び用途 |
| JP2007051158A (ja) * | 2006-11-02 | 2007-03-01 | Kauzeru Kk | 抗菌、防カビおよび生物防除作用を有する成型されたプラスチック製品 |
| JP2008542472A (ja) * | 2005-05-22 | 2008-11-27 | ユー.エス.ボラックス インコーポレイテッド | ポリマー材料に対する共生物致死性の処方 |
| US7645824B2 (en) | 2004-06-24 | 2010-01-12 | Agion Technologies, Inc | Color stable antimicrobial coatings |
| US7754625B2 (en) | 2006-12-22 | 2010-07-13 | Aglon Technologies, Inc. | Wash-durable and color stable antimicrobial treated textiles |
| KR101101082B1 (ko) * | 2004-06-24 | 2011-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 항균 드로어가 구비되는 건조기 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP16595297A patent/JPH1112476A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338410A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Daiwa Kagaku Kogyo Kk | 抗菌防カビ組成物 |
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| KR101101082B1 (ko) * | 2004-06-24 | 2011-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 항균 드로어가 구비되는 건조기 |
| JP2008542472A (ja) * | 2005-05-22 | 2008-11-27 | ユー.エス.ボラックス インコーポレイテッド | ポリマー材料に対する共生物致死性の処方 |
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| US7754625B2 (en) | 2006-12-22 | 2010-07-13 | Aglon Technologies, Inc. | Wash-durable and color stable antimicrobial treated textiles |
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