JPH11125881A - ハロゲン化銀カラー感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー感光材料Info
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- JPH11125881A JPH11125881A JP23569798A JP23569798A JPH11125881A JP H11125881 A JPH11125881 A JP H11125881A JP 23569798 A JP23569798 A JP 23569798A JP 23569798 A JP23569798 A JP 23569798A JP H11125881 A JPH11125881 A JP H11125881A
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- halide color
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支持体を挟んで反対側の感光性層との耐接着
性を劣化させることなく、現像乾燥中に起こりうる部分
的な変形を起こさないバッキング層を有するハロゲン化
銀カラー感光材料の提供。 【解決手段】 透明支持体の一方の側に、それぞれ少な
くとも一層の赤感光性層、緑感光性層、青緑感光性層及
び非感光性層を有する写真構成層を有し、他方の側に少
なくとも一層のバッキング層を有するハロゲン化銀カラ
ー感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm
以下であり、かつ現像処理前の状態で水に対する単位面
積当たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5mg/
cm2であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光
材料。
性を劣化させることなく、現像乾燥中に起こりうる部分
的な変形を起こさないバッキング層を有するハロゲン化
銀カラー感光材料の提供。 【解決手段】 透明支持体の一方の側に、それぞれ少な
くとも一層の赤感光性層、緑感光性層、青緑感光性層及
び非感光性層を有する写真構成層を有し、他方の側に少
なくとも一層のバッキング層を有するハロゲン化銀カラ
ー感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm
以下であり、かつ現像処理前の状態で水に対する単位面
積当たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5mg/
cm2であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光
材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】支持体を挟んで反対側の感光
性層との耐接着性を劣化させることなく、現像乾燥中に
起こりうる部分的な変形を起こさないバッキング層を有
するハロゲン化銀カラー感光材料。
性層との耐接着性を劣化させることなく、現像乾燥中に
起こりうる部分的な変形を起こさないバッキング層を有
するハロゲン化銀カラー感光材料。
【0002】
【従来の技術】一般にハロゲン化銀カラー感光材料(以
下、単にカラー感光材料、感光材料ともいう)の湿度の
吸脱着によるカール防止法としてバッキング層に親水性
バインダー層を付与する方法は一般に知られている。高
湿及び水中では両面の親水性バインダーは共に剛性を失
うため、カール値は支持体のそれが律速となるのに対
し、低湿の場合、一般に感光性層側に著しく収縮しやす
くなるため、感光性層と同様に収縮を起こすバッキング
層を有することで、適度なカール値によりカメラ内での
平面性を保つことができる。
下、単にカラー感光材料、感光材料ともいう)の湿度の
吸脱着によるカール防止法としてバッキング層に親水性
バインダー層を付与する方法は一般に知られている。高
湿及び水中では両面の親水性バインダーは共に剛性を失
うため、カール値は支持体のそれが律速となるのに対
し、低湿の場合、一般に感光性層側に著しく収縮しやす
くなるため、感光性層と同様に収縮を起こすバッキング
層を有することで、適度なカール値によりカメラ内での
平面性を保つことができる。
【0003】またこのような感光材料として、当業界で
ブローニと呼ばれている感光材料がその部類に入るが、
このような感光材料はレタッチと呼ばれる画像修正をす
る場合が多く、そのためには親水性バインダーであるこ
とが好ましいことは一般に知られている。
ブローニと呼ばれている感光材料がその部類に入るが、
このような感光材料はレタッチと呼ばれる画像修正をす
る場合が多く、そのためには親水性バインダーであるこ
とが好ましいことは一般に知られている。
【0004】しかし、バッキング層が親水性バインダー
層であるがために、多くの弊害を起こす。例えば、こう
言った感光材料をハンガー型の自動現像機で処理する際
に、Dryer内の不均一な乾燥によって試料に局部的
な変形が生じやすくなる。これは剛性を失った状態の試
料が、乾燥し剛性が戻るまでの間にバッキング層側に大
きく収縮したり、逆にその後感光性層側に収縮すること
によって引き起こされ、この局部的な変形は、プリント
時のベース平面性を劣化させピントに悪影響を及ぼすこ
とになる。その改良手段として、例えば支持体の膜厚を
厚くすることにより剛性を上げることで局部的に変形し
にくくするという方法も考えられるものの、コストダウ
ンは勿論のこと、スプールに巻いた場合には厚みにも限
度があって決して好ましいとは言えない。
層であるがために、多くの弊害を起こす。例えば、こう
言った感光材料をハンガー型の自動現像機で処理する際
に、Dryer内の不均一な乾燥によって試料に局部的
な変形が生じやすくなる。これは剛性を失った状態の試
料が、乾燥し剛性が戻るまでの間にバッキング層側に大
きく収縮したり、逆にその後感光性層側に収縮すること
によって引き起こされ、この局部的な変形は、プリント
時のベース平面性を劣化させピントに悪影響を及ぼすこ
とになる。その改良手段として、例えば支持体の膜厚を
厚くすることにより剛性を上げることで局部的に変形し
にくくするという方法も考えられるものの、コストダウ
ンは勿論のこと、スプールに巻いた場合には厚みにも限
度があって決して好ましいとは言えない。
【0005】またその他にもバッキング層が親水性バイ
ンダー層であるために起こりうる弊害として、感光性層
との耐接着性が劣化しやすくこと、また現像中に傷が付
きやすいことが挙げられる。従って、これらの性能を劣
化させずに現像乾燥中の局部的な変形の起こりにくい感
光材料が望まれていた。
ンダー層であるために起こりうる弊害として、感光性層
との耐接着性が劣化しやすくこと、また現像中に傷が付
きやすいことが挙げられる。従って、これらの性能を劣
化させずに現像乾燥中の局部的な変形の起こりにくい感
光材料が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は支持体
を挟んで反対側の感光性層との耐接着性を劣化させるこ
となく、現像乾燥中に起こりうる部分的な変形を起こさ
ない親水性バインダーを含有するバッキング層を有する
ハロゲン化銀カラー感光材料を提供することにある。
を挟んで反対側の感光性層との耐接着性を劣化させるこ
となく、現像乾燥中に起こりうる部分的な変形を起こさ
ない親水性バインダーを含有するバッキング層を有する
ハロゲン化銀カラー感光材料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は以下
の構成により達成される。
の構成により達成される。
【0008】1.透明支持体の一方の側に、それぞれ少
なくとも一層の赤感光性層、緑感光性層、青緑感光性層
及び非感光性層を有する写真構成層を有し、他方の側に
少なくとも一層の親水性バインダーを含有するバッキン
グ層を有するハロゲン化銀カラー感光材料において、該
バッキング層の膜厚が10μm以下であり、かつ現像処
理前の状態で水に対するハロゲン化銀カラー感光材料単
位面積当たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5m
g/cm2であることを特徴とするハロゲン化銀カラー
感光材料。
なくとも一層の赤感光性層、緑感光性層、青緑感光性層
及び非感光性層を有する写真構成層を有し、他方の側に
少なくとも一層の親水性バインダーを含有するバッキン
グ層を有するハロゲン化銀カラー感光材料において、該
バッキング層の膜厚が10μm以下であり、かつ現像処
理前の状態で水に対するハロゲン化銀カラー感光材料単
位面積当たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5m
g/cm2であることを特徴とするハロゲン化銀カラー
感光材料。
【0009】2.厚さ100μm以下の透明支持体の一
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の現像処理前の状態
で水に対するハロゲン化銀カラー感光材料の単位面積当
たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5mg/cm2
であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の現像処理前の状態
で水に対するハロゲン化銀カラー感光材料の単位面積当
たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5mg/cm2
であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。
【0010】3.厚さ100μm以下の透明支持体の一
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以
下であり、かつ現像処理前の状態で水に対するハロゲン
化銀カラー感光材料の単位面積当たりの吸水量が1.5
mg/cm2〜2.5mg/cm2であることを特徴とす
るハロゲン化銀カラー感光材料。
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以
下であり、かつ現像処理前の状態で水に対するハロゲン
化銀カラー感光材料の単位面積当たりの吸水量が1.5
mg/cm2〜2.5mg/cm2であることを特徴とす
るハロゲン化銀カラー感光材料。
【0011】4.厚さ100μm以下の透明支持体の一
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以
下であり、現像処理前の状態で水中でのカール値が+1
5以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光
材料。
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以
下であり、現像処理前の状態で水中でのカール値が+1
5以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光
材料。
【0012】5.厚さ100μm以下の透明支持体の一
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以
下であり、かつ現像処理前の状態で水に対するハロゲン
化銀カラー感光材料の単位面積当たりの吸水量が1.5
mg/cm2〜2.5mg/cm2であり、現像処理前の
状態での水中でのカール値が+15以下であることを特
徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。
方の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感
光性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成
層を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダ
ーを含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以
下であり、かつ現像処理前の状態で水に対するハロゲン
化銀カラー感光材料の単位面積当たりの吸水量が1.5
mg/cm2〜2.5mg/cm2であり、現像処理前の
状態での水中でのカール値が+15以下であることを特
徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。
【0013】6.特定の現像処理(発色現像浴〜安定
浴)後の単位面積当たりの吸水量が1.5mg/cm2
〜2.5mg/cm2であることを特徴とする前記1〜
5の何れか1項に記載のハロゲン化銀カラー感光材料。
浴)後の単位面積当たりの吸水量が1.5mg/cm2
〜2.5mg/cm2であることを特徴とする前記1〜
5の何れか1項に記載のハロゲン化銀カラー感光材料。
【0014】7.特定の現像処理(発色現像浴〜安定
浴)後の水中でのカール値が+15以下であることを特
徴とする前記1〜5の何れか1項に記載のハロゲン化銀
カラー感光材料。
浴)後の水中でのカール値が+15以下であることを特
徴とする前記1〜5の何れか1項に記載のハロゲン化銀
カラー感光材料。
【0015】8.前記バッキング層の少なくとも一層が
ポリアクリル酸及び/又はその塩を含有することを特徴
とする前記1〜7の何れか1項に記載のハロゲン化銀カ
ラー感光材料。
ポリアクリル酸及び/又はその塩を含有することを特徴
とする前記1〜7の何れか1項に記載のハロゲン化銀カ
ラー感光材料。
【0016】9.前記ポリアクリル酸及び/又はその塩
の重量平均分子量が5000〜20万であることを特徴
とする前記8に記載のハロゲン化銀カラー感光材料。
の重量平均分子量が5000〜20万であることを特徴
とする前記8に記載のハロゲン化銀カラー感光材料。
【0017】10.前記ポリアクリル酸及び/又はその
塩を含有する前記バッキング層がカルボキシ基活性型硬
膜剤、エポキシ型硬膜剤、ビニルスルホン型硬膜剤又は
下記一般式(1)で表される硬膜剤から選ばれる少なく
とも1種の硬膜剤によって硬膜されていることを特徴と
する前記8又は9に記載のハロゲン化銀カラー感光材
料。
塩を含有する前記バッキング層がカルボキシ基活性型硬
膜剤、エポキシ型硬膜剤、ビニルスルホン型硬膜剤又は
下記一般式(1)で表される硬膜剤から選ばれる少なく
とも1種の硬膜剤によって硬膜されていることを特徴と
する前記8又は9に記載のハロゲン化銀カラー感光材
料。
【0018】
【化2】
【0019】式中、Mは水素原子又はアルカリ金属原子
を表す。
を表す。
【0020】本発明でいう「特定の現像処理」とは、T
he Annual of theBritisuh
Journal of Photography,P.
161〜162(1994)に記載されているイースト
マンコダック社製のカラーネガフィルム用現像処理C−
41を示す。
he Annual of theBritisuh
Journal of Photography,P.
161〜162(1994)に記載されているイースト
マンコダック社製のカラーネガフィルム用現像処理C−
41を示す。
【0021】本発明で言う「水に対する単位面積当たり
の吸水量」とは下記に示すように算出される値である。
試料は現像処理前の場合、蒸留水を使用しEastma
nKodak Co.社製のC−41処理と同温度、同
時間浸漬する。
の吸水量」とは下記に示すように算出される値である。
試料は現像処理前の場合、蒸留水を使用しEastma
nKodak Co.社製のC−41処理と同温度、同
時間浸漬する。
【0022】水に対する単位面積当たりの吸水量=
〔(B−A)(g)〕/〔試料面積(cm2)〕 上式において A:乾球温度25℃、相対湿度55%の環境下における
感光材料の重量 B:Eastman Kodak Co.社製のC−4
1処理(発色現像浴〜安定浴)と同温度で同時間、水に
浸漬した場合の感光材料の重量 上記は親水性バインダーが水を取り込んだ量を表す指標
であり、この値が小さい程、水を吸いにくいことを表
す。なお、上記吸水量の値は1.5mg/cm2〜2.
5mg/cm2であり、1.7mg/cm2〜2.3mg
/cm2が好ましい。
〔(B−A)(g)〕/〔試料面積(cm2)〕 上式において A:乾球温度25℃、相対湿度55%の環境下における
感光材料の重量 B:Eastman Kodak Co.社製のC−4
1処理(発色現像浴〜安定浴)と同温度で同時間、水に
浸漬した場合の感光材料の重量 上記は親水性バインダーが水を取り込んだ量を表す指標
であり、この値が小さい程、水を吸いにくいことを表
す。なお、上記吸水量の値は1.5mg/cm2〜2.
5mg/cm2であり、1.7mg/cm2〜2.3mg
/cm2が好ましい。
【0023】なお、上記C−41処理を行った後の吸水
量についても同様に上記範囲内であることが好ましい。
量についても同様に上記範囲内であることが好ましい。
【0024】また本発明で言う「水中でのカール」と
は、幅手方向に5mm程度の細さに切った試料を現像処
理前であれば、40℃の蒸留水にC−41処理と同時間
浸漬した時のカール値を測定し、C−41処理(発色現
像浴〜安定浴)の場合は現像処理直後にカール値を測定
する。カール値は、感光性層側に収縮するのをプラスと
し、逆をマイナスとして表現し、値自体は曲率半径の逆
数[1/m]で表す。この値が+15とは、曲率半径が
133mmであることを意味し、この値が大きいほど、
曲率半径が小さくなり、収縮力が大きくなることを示
す。なお、どちらも値は+15以下が良いが、−5〜+
10がより好ましい。
は、幅手方向に5mm程度の細さに切った試料を現像処
理前であれば、40℃の蒸留水にC−41処理と同時間
浸漬した時のカール値を測定し、C−41処理(発色現
像浴〜安定浴)の場合は現像処理直後にカール値を測定
する。カール値は、感光性層側に収縮するのをプラスと
し、逆をマイナスとして表現し、値自体は曲率半径の逆
数[1/m]で表す。この値が+15とは、曲率半径が
133mmであることを意味し、この値が大きいほど、
曲率半径が小さくなり、収縮力が大きくなることを示
す。なお、どちらも値は+15以下が良いが、−5〜+
10がより好ましい。
【0025】以下に本発明について更に詳しく説明す
る。
る。
【0026】本発明に好ましく用いられるポリアクリル
酸及びその塩としては、重量平均分子量は5,000〜
20万ものが好ましく、50,000〜20万のものが
特に好ましい。塩を形成するためのカウンターカチオン
としては、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、
有機アミンが挙げられるが、アルカリ金属、有機アミン
が好ましく、特にリチウム、カリウム、ナトリウムが好
ましい。
酸及びその塩としては、重量平均分子量は5,000〜
20万ものが好ましく、50,000〜20万のものが
特に好ましい。塩を形成するためのカウンターカチオン
としては、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、
有機アミンが挙げられるが、アルカリ金属、有機アミン
が好ましく、特にリチウム、カリウム、ナトリウムが好
ましい。
【0027】本発明に好ましく用いられる、親水性バイ
ンダーとしては、例えば親水性コロイド、特にゼラチン
が好ましい。ゼラチンは、アルカリ処理ゼラチン及び酸
処理ゼラチンの何れも好ましく用いることができる。オ
セインゼラチンを用いる場合にはカルシウム、鉄分を取
り除くことが好ましい。
ンダーとしては、例えば親水性コロイド、特にゼラチン
が好ましい。ゼラチンは、アルカリ処理ゼラチン及び酸
処理ゼラチンの何れも好ましく用いることができる。オ
セインゼラチンを用いる場合にはカルシウム、鉄分を取
り除くことが好ましい。
【0028】この他の親水性コロイドとしては、ポリア
クリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、デキストランサルフェイトなどの水溶性ポリマ
ーを挙げることができる。
クリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、デキストランサルフェイトなどの水溶性ポリマ
ーを挙げることができる。
【0029】本発明において、親水性バインダーを含有
するバッキング層の膜厚は10μm以下が好ましいが、
4〜10μmが更に好ましい。
するバッキング層の膜厚は10μm以下が好ましいが、
4〜10μmが更に好ましい。
【0030】本発明において、親水性バインダーを含有
するバッキング層中のポリアクリル酸及びその塩の含有
量は、全バインダーに対し1〜80重量%が好ましく、
5〜50重量%がより好ましい。
するバッキング層中のポリアクリル酸及びその塩の含有
量は、全バインダーに対し1〜80重量%が好ましく、
5〜50重量%がより好ましい。
【0031】本発明に好ましく用いられるポリアクリル
酸は他のモノマーとの共重合体でも使用可能であるが、
アクリル酸及びその塩として上記の含有量が好ましい。
酸は他のモノマーとの共重合体でも使用可能であるが、
アクリル酸及びその塩として上記の含有量が好ましい。
【0032】ポリアクリル酸を含有する上記バッキング
層において、2層以上の親水性バインダーを含有するバ
ッキング層にポリアクリル酸を含有させる場合、支持体
から遠い側の親水性バインダーを含有するバッキング層
に、より多くのポリアクリル酸を含有させた方が物性の
劣化が抑えられ好ましいことを我々は見出した。
層において、2層以上の親水性バインダーを含有するバ
ッキング層にポリアクリル酸を含有させる場合、支持体
から遠い側の親水性バインダーを含有するバッキング層
に、より多くのポリアクリル酸を含有させた方が物性の
劣化が抑えられ好ましいことを我々は見出した。
【0033】2層以上に含有させる場合の比率として
は、任意に選択することができるが、支持体から遠い位
置に存する層に含有する量:支持体に近い位置に存する
層に含有する量=1:0.99〜10:1が好ましい。
は、任意に選択することができるが、支持体から遠い位
置に存する層に含有する量:支持体に近い位置に存する
層に含有する量=1:0.99〜10:1が好ましい。
【0034】本発明において、好ましく用いられるカル
ボキシル基活性型硬膜剤としては、特に制約はないが、
特公昭58−32699号、特開昭63−229450
号、同62−82854号、同63−41580号等に
記載の化合物を用いることができる。
ボキシル基活性型硬膜剤としては、特に制約はないが、
特公昭58−32699号、特開昭63−229450
号、同62−82854号、同63−41580号等に
記載の化合物を用いることができる。
【0035】本発明において、硬膜剤として好ましく用
いられるエポキシ型硬膜剤としては、分子量が100〜
1500までのものが好ましく、また、エポキシ当量が
100〜300のものが好ましい。
いられるエポキシ型硬膜剤としては、分子量が100〜
1500までのものが好ましく、また、エポキシ当量が
100〜300のものが好ましい。
【0036】下記にエポキシ型硬膜剤の好ましい具体例
を示す。
を示す。
【0037】
【化3】
【0038】
【化4】
【0039】本発明において、エポキシ型硬膜剤は、親
水性バインダーを含有するバッキング層が含有するゼラ
チン1gに対して0.001〜0.5gの範囲で用いる
ことが好ましく、より好ましくは0.002〜0.3g
である。
水性バインダーを含有するバッキング層が含有するゼラ
チン1gに対して0.001〜0.5gの範囲で用いる
ことが好ましく、より好ましくは0.002〜0.3g
である。
【0040】親水性バインダーを含有するバッキング層
をエポキシ型硬膜剤で硬化させる方法としては、塗布液
にエポキシ型硬膜剤をあらかじめ添加しておく方法、該
塗布液の塗布中に同時にエポキシ型硬膜剤を添加する方
法、該塗布液の塗布後乾燥終了時までにエポキシ型硬膜
剤を塗布する方法があるが、本発明では、これらの何れ
も好ましく用いることができる。
をエポキシ型硬膜剤で硬化させる方法としては、塗布液
にエポキシ型硬膜剤をあらかじめ添加しておく方法、該
塗布液の塗布中に同時にエポキシ型硬膜剤を添加する方
法、該塗布液の塗布後乾燥終了時までにエポキシ型硬膜
剤を塗布する方法があるが、本発明では、これらの何れ
も好ましく用いることができる。
【0041】本発明において、好ましく使用されるビニ
ルスルホン型硬膜剤について説明する。
ルスルホン型硬膜剤について説明する。
【0042】本発明において、ビニルスルホン型硬膜剤
とは、スルホニル基に結合したビニル基あるいはビニル
基を形成しうる基を有する化合物であり、好ましくはス
ルホニル基に結合したビニル基またはビニル基を形成し
うる基を少なくとも2つ有している。例えば、下記一般
式〔VS−I〕で示される化合物が、本発明において好
ましく用いられる。
とは、スルホニル基に結合したビニル基あるいはビニル
基を形成しうる基を有する化合物であり、好ましくはス
ルホニル基に結合したビニル基またはビニル基を形成し
うる基を少なくとも2つ有している。例えば、下記一般
式〔VS−I〕で示される化合物が、本発明において好
ましく用いられる。
【0043】一般式〔VS−I〕 L−(SO2−X)m 上記一般式〔VS−I〕において、Lはm価の連結基で
あり、Xは−CH=CH2または−CH2CH2Yであ
り、Yは塩基によってHYの形で脱離しうる基、例え
ば、ハロゲン原子、スルホニルオキシ基、スルホオキシ
基(塩を含む)、3級アミンの残基等を表す。
あり、Xは−CH=CH2または−CH2CH2Yであ
り、Yは塩基によってHYの形で脱離しうる基、例え
ば、ハロゲン原子、スルホニルオキシ基、スルホオキシ
基(塩を含む)、3級アミンの残基等を表す。
【0044】mは2〜10の整数を表すが、mが2以上
の際、−SO2−Xは同じでも互いに異なっていてもよ
い。
の際、−SO2−Xは同じでも互いに異なっていてもよ
い。
【0045】m価の結合基Lは、例えば脂肪族炭化水素
基(例えば、アルキレン基、アルキリデン基、アルキリ
ジン基等あるいは、これらが結合して形成される基)、
芳香族炭化水素基(例えば、アリーレン基等あるいはこ
れらが結合して形成される基)、−O−、−NR′−
(R′は水素原子または好ましくは1〜15個の炭素原
子を有するアルキル基を表す)、−S−、>N−、−C
O−、−SO−、−SO2−または−SO3−で示される
結合を1つあるいは複数組み合わせることにより形成さ
れるm価の基であり、−NR′−を2つ以上含む場合、
それらR′同士が結合して環を形成してもよい。連結基
Lとしては更に、ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、アルキル基またはアリー
ル基等の置換基を有するものも含む。
基(例えば、アルキレン基、アルキリデン基、アルキリ
ジン基等あるいは、これらが結合して形成される基)、
芳香族炭化水素基(例えば、アリーレン基等あるいはこ
れらが結合して形成される基)、−O−、−NR′−
(R′は水素原子または好ましくは1〜15個の炭素原
子を有するアルキル基を表す)、−S−、>N−、−C
O−、−SO−、−SO2−または−SO3−で示される
結合を1つあるいは複数組み合わせることにより形成さ
れるm価の基であり、−NR′−を2つ以上含む場合、
それらR′同士が結合して環を形成してもよい。連結基
Lとしては更に、ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、アルキル基またはアリー
ル基等の置換基を有するものも含む。
【0046】Xの具体例としては、−CH=CH2また
は−CH2CH2Clが好ましい。
は−CH2CH2Clが好ましい。
【0047】以下に、ビニルスルホン型硬膜剤の代表的
具体例を示すがこれらに限定されるものではない。
具体例を示すがこれらに限定されるものではない。
【0048】
【化5】
【0049】
【化6】
【0050】
【化7】
【0051】
【化8】
【0052】
【化9】
【0053】
【化10】
【0054】
【化11】
【0055】本発明に用いられるビニルスルホン型硬膜
剤は、例えば、独国特許第1,100,942号および
米国特許第3,490,911号等に記載されている如
き芳香族型化合物、特公昭44−29622号、同47
−25373号、同47−24259号等に記載されて
いる如きヘテロ原子で結合されたアルキル化合物、特公
昭47−8736号等に記載されている如きスルホンア
ミド、エステル系化合物、特開昭49−24435号等
に記載されている如き1,3,5−トリス[β−(ビニ
ルスルホニル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−s−
トリアジンあるいは特公昭50−35807号、特開昭
51−44164号等に記載されている如きアルキル系
化合物および特開昭59−18944号等に記載されて
いる化合物等を包含する。
剤は、例えば、独国特許第1,100,942号および
米国特許第3,490,911号等に記載されている如
き芳香族型化合物、特公昭44−29622号、同47
−25373号、同47−24259号等に記載されて
いる如きヘテロ原子で結合されたアルキル化合物、特公
昭47−8736号等に記載されている如きスルホンア
ミド、エステル系化合物、特開昭49−24435号等
に記載されている如き1,3,5−トリス[β−(ビニ
ルスルホニル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−s−
トリアジンあるいは特公昭50−35807号、特開昭
51−44164号等に記載されている如きアルキル系
化合物および特開昭59−18944号等に記載されて
いる化合物等を包含する。
【0056】写真層への添加はバッチ方式あるいはイン
ライン添加方式等が採用される。
ライン添加方式等が採用される。
【0057】これらの硬膜剤の写真層への添加の層は特
に限定されることは無く、例えば最上層一層、最下層一
層、あるいは全層に添加してもよい。
に限定されることは無く、例えば最上層一層、最下層一
層、あるいは全層に添加してもよい。
【0058】上記本発明のビニルスルホン型硬膜剤の内
でも、下記一般式(2)および一般式(3)で表される
ビニルスルホン型硬膜剤が好ましく用いられる。
でも、下記一般式(2)および一般式(3)で表される
ビニルスルホン型硬膜剤が好ましく用いられる。
【0059】一般式(2)で表されるビニルスルホン型
硬膜剤について説明する。
硬膜剤について説明する。
【0060】
【化12】
【0061】〔式中、Aは2価の基を表すが、無くても
良い。Rは水素原子又は炭素数1〜4の炭化水素を表す
が1分子中に2個あるRは同一とは限らない。nは1又
は2の整数を表す。〕 一般式(2)において、Aは2価の基を表すが、無くて
も良い。2価の基としては何でも良いが好ましくは、炭
素数1〜10の環式あるいは非環式の炭化水素で、その
うち1〜3個が、N,S,O等のヘテロ原子で置き換え
られていても良い。より好ましくは炭素数1〜5の鎖状
の炭化水素であり、炭素数2〜5の場合枝分かれしてい
ても良いし、直鎖状であっても良い。また、この鎖は、
メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、塩素原子、
臭素原子等のハロゲン原子、ヒドロキシ基、アセトキシ
基等の置換基を有していても良い。
良い。Rは水素原子又は炭素数1〜4の炭化水素を表す
が1分子中に2個あるRは同一とは限らない。nは1又
は2の整数を表す。〕 一般式(2)において、Aは2価の基を表すが、無くて
も良い。2価の基としては何でも良いが好ましくは、炭
素数1〜10の環式あるいは非環式の炭化水素で、その
うち1〜3個が、N,S,O等のヘテロ原子で置き換え
られていても良い。より好ましくは炭素数1〜5の鎖状
の炭化水素であり、炭素数2〜5の場合枝分かれしてい
ても良いし、直鎖状であっても良い。また、この鎖は、
メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、塩素原子、
臭素原子等のハロゲン原子、ヒドロキシ基、アセトキシ
基等の置換基を有していても良い。
【0062】Rは水素原子又は炭素数1〜4の炭化水素
を表すが、1分子中に2個あるRは同一とは限らない。
nは1又は2の整数を表す。
を表すが、1分子中に2個あるRは同一とは限らない。
nは1又は2の整数を表す。
【0063】以下に、一般式(2)で表されるビニルス
ルホン型硬膜剤の代表的な具体例を挙げるが、これらに
限定されるものではない。
ルホン型硬膜剤の代表的な具体例を挙げるが、これらに
限定されるものではない。
【0064】
【化13】
【0065】一般式(3)で表されるビニルスルホン型
硬膜剤について説明する。
硬膜剤について説明する。
【0066】
【化14】
【0067】〔式中、Bは少なくとも1個の水酸基を有
するm価の基又はエーテル結合を表し、mは2〜4の整
数を表す。〕 一般式(3)において、Bで表される少なくとも1個の
水酸基を有するm価の基としては、m価の炭素数1〜1
0の非環状の炭化水素基(好ましくは炭素数1〜8のア
レキレン基)、窒素原子、酸素原子または硫黄原子を有
する5または6員の複素環基、5または6員の脂環式基
または炭素数7〜10のアラルキレン基であり且つ少な
くとも1個の水酸基を有するものが挙げられる。これら
の基は、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、炭
素数1〜4のアルキル基、塩素原子、臭素原子等のハロ
ゲン原子、アセトキシ基等の置換基を有していても良
く、前記ヘテロ原子(窒素原子、酸素原子または硫黄原
子)やカルボニル基またはカルバミド基等を介して互い
に結合してもよい。
するm価の基又はエーテル結合を表し、mは2〜4の整
数を表す。〕 一般式(3)において、Bで表される少なくとも1個の
水酸基を有するm価の基としては、m価の炭素数1〜1
0の非環状の炭化水素基(好ましくは炭素数1〜8のア
レキレン基)、窒素原子、酸素原子または硫黄原子を有
する5または6員の複素環基、5または6員の脂環式基
または炭素数7〜10のアラルキレン基であり且つ少な
くとも1個の水酸基を有するものが挙げられる。これら
の基は、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、炭
素数1〜4のアルキル基、塩素原子、臭素原子等のハロ
ゲン原子、アセトキシ基等の置換基を有していても良
く、前記ヘテロ原子(窒素原子、酸素原子または硫黄原
子)やカルボニル基またはカルバミド基等を介して互い
に結合してもよい。
【0068】以下に、一般式(3)で表されるビニルス
ルホン型硬膜剤の代表的な具体例を挙げるが、これらに
限定されるものではない。
ルホン型硬膜剤の代表的な具体例を挙げるが、これらに
限定されるものではない。
【0069】
【化15】
【0070】
【化16】
【0071】これらの上記一般式(2)および一般式
(3)で表されるビニルスルホン型硬膜剤は、米国特許
第4,173,481号等に記載の方法を参照して得る
ことができる。また、親水性コロイド1g当たり1〜1
00mg程度、好ましくは2〜80mgで用いる。
(3)で表されるビニルスルホン型硬膜剤は、米国特許
第4,173,481号等に記載の方法を参照して得る
ことができる。また、親水性コロイド1g当たり1〜1
00mg程度、好ましくは2〜80mgで用いる。
【0072】次に、本発明において、好ましく使用され
る、一般式(1)で表される硬膜剤について説明する。
る、一般式(1)で表される硬膜剤について説明する。
【0073】
【化17】
【0074】〔式中、Mは水素原子又はアルカリ金属原
子を表す。〕 一般式(1)において、Mで表されるアルカリ金属原子
としてはナトリウム原子、カリウム原子、リチウム原子
等が挙げられるが、ナトリウム原子が好ましい。
子を表す。〕 一般式(1)において、Mで表されるアルカリ金属原子
としてはナトリウム原子、カリウム原子、リチウム原子
等が挙げられるが、ナトリウム原子が好ましい。
【0075】一般式(1)で表される硬膜剤は、親水性
コロイド1g当たり0.5〜15mg程度、好ましくは
1〜10mgで用いる。
コロイド1g当たり0.5〜15mg程度、好ましくは
1〜10mgで用いる。
【0076】本発明の感光材料においては、前記一般式
(1)で表される硬膜剤に対して一般式(2)および一
般式(3)で表されるビニルスルホン型硬膜剤をモル比
で通常0.1〜30で用いるが、好ましくは0.7〜2
5で用いる。上記のように併用して用いると膜物性の劣
化をおさえることができる。またモル比が0.1未満の
場合、一般式(2)及び一般式(3)で表される硬膜剤
の効果が薄まってしまい膜物性の劣化を引き起こしかね
ない。
(1)で表される硬膜剤に対して一般式(2)および一
般式(3)で表されるビニルスルホン型硬膜剤をモル比
で通常0.1〜30で用いるが、好ましくは0.7〜2
5で用いる。上記のように併用して用いると膜物性の劣
化をおさえることができる。またモル比が0.1未満の
場合、一般式(2)及び一般式(3)で表される硬膜剤
の効果が薄まってしまい膜物性の劣化を引き起こしかね
ない。
【0077】本発明のカラー感光材料が有するハロゲン
化銀乳剤層は親油性写真用添加剤を含有することが好ま
しい。親油性写真用添加剤としては、カプラー、高沸点
有機溶媒、紫外線吸収剤、ホルマリン捕捉剤等が挙げら
れるが、特にカプラー、高沸点有機溶媒が用いられたと
きに、本発明の効果が顕著である。
化銀乳剤層は親油性写真用添加剤を含有することが好ま
しい。親油性写真用添加剤としては、カプラー、高沸点
有機溶媒、紫外線吸収剤、ホルマリン捕捉剤等が挙げら
れるが、特にカプラー、高沸点有機溶媒が用いられたと
きに、本発明の効果が顕著である。
【0078】カプラーとしては、リサーチ・ディスクロ
ージャー(以下、「RD」と略す)308119頁10
01〜1002、RD17643に記載のカプラーを挙
げることができる。
ージャー(以下、「RD」と略す)308119頁10
01〜1002、RD17643に記載のカプラーを挙
げることができる。
【0079】下記に、上記RDの関連ある記載箇所を示
す。
す。
【0080】 〔項 目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 イエローカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 マゼンタカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 カラードカプラー 1002 VII−G項 VII G項 DIRカプラー 1001 VII−F項 VII F項 BARカプラー 1002 VII−F項 その他の有用残基 1001 VII−F項 放出カプラー アルカリ可溶カプラー 1001 VII−E項 高沸点有機溶媒としては、沸点130℃〜400℃もの
が好ましく、更には、150℃〜350℃のものが好ま
しい。
が好ましく、更には、150℃〜350℃のものが好ま
しい。
【0081】具体的には、フタル酸ジオクチルなどのフ
タル酸エステル、リン酸トリクレジル等のリン酸エステ
ル、特開平5−197099号、同5−119448号
記載のエポキシ化合物、特開平4−265975号のア
ルコール類、特開平5−188547号のアミド類が挙
げられる。
タル酸エステル、リン酸トリクレジル等のリン酸エステ
ル、特開平5−197099号、同5−119448号
記載のエポキシ化合物、特開平4−265975号のア
ルコール類、特開平5−188547号のアミド類が挙
げられる。
【0082】本発明において、ポリアクリル酸又はその
塩を含有する親水性バインダーを含有するバッキング層
と支持体との間に、更なる導電性層を有していることが
好ましい。本発明における導電性層は、その表面比抵抗
値が23℃20%RHの条件下で1012Ωcm以下の場
合に本発明の効果がより高く得られるが、更に1011
Ωcm以下の場合その効果が大きい。表面比抵抗値が小
さくなる程、本発明の効果は大きくなるが、化合物の性
質上105Ωcm以上であることが好ましい。
塩を含有する親水性バインダーを含有するバッキング層
と支持体との間に、更なる導電性層を有していることが
好ましい。本発明における導電性層は、その表面比抵抗
値が23℃20%RHの条件下で1012Ωcm以下の場
合に本発明の効果がより高く得られるが、更に1011
Ωcm以下の場合その効果が大きい。表面比抵抗値が小
さくなる程、本発明の効果は大きくなるが、化合物の性
質上105Ωcm以上であることが好ましい。
【0083】導電性層としては、金属酸化物粒子を含有
する導電性層、水溶性導電性ポリマーと架橋剤との反応
生成物を含有する導電性層、π電子系導電性ポリマーを
含有する導電性層及び高分子イオン固体電解質を含有す
る導電性層等が挙げられる。
する導電性層、水溶性導電性ポリマーと架橋剤との反応
生成物を含有する導電性層、π電子系導電性ポリマーを
含有する導電性層及び高分子イオン固体電解質を含有す
る導電性層等が挙げられる。
【0084】本発明は、カラーネガフィルム、カラーリ
バーサルフィルム等のカラー感光材料等に適用すること
ができる。
バーサルフィルム等のカラー感光材料等に適用すること
ができる。
【0085】本発明をカラーネガフィルムの背面層に適
用した場合について詳しく説明する。
用した場合について詳しく説明する。
【0086】本発明をカラー感光材料に適用する場合
の、赤感性、緑感性及び青感性の各ハロゲン化銀乳剤層
のハロゲン化銀乳剤は、RD308119に記載されて
いるものを用いることができる。下記に記載箇所を示
す。
の、赤感性、緑感性及び青感性の各ハロゲン化銀乳剤層
のハロゲン化銀乳剤は、RD308119に記載されて
いるものを用いることができる。下記に記載箇所を示
す。
【0087】 〔項目〕 〔RD308119のページ〕 ヨード組成 993 I−A項 製造方法 993 I−A項及び994 E項 晶癖(正常晶) 993 I−A項 晶癖(双晶) 993 I−A項 エピタキシャル 993 I−A項 ハロゲン組成(一様) 993 I−B項 ハロゲン組成(一様でない) 993 I−B項 ハロゲンコンバージョン 994 I−C項 ハロゲン置換 994 I−C項 金属含有 994 I−D項 単分散 995 I−F項 溶媒添加 995 I−F項 潜像形成位置(表面) 995 I−G項 潜像形成位置(内部) 995 I−G項 適用感材(ネガ) 995 I−H項 適用感材(ポジ) 995 I−H項 乳剤を混合して用いる 995 I−J項 脱塩 995 −A項 本発明のカラー感光材料が有する赤感性、緑感性及び青
感性の各ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀乳剤は、増
感色素の過飽和液で分光増感されたハロゲン化銀乳剤で
あることができる。ここで増感色素の過飽和液とは、水
又は有機溶剤中に、その溶解度を越えて増感色素が存在
する液のことを言う。即ち、過飽和液とは過飽和の溶液
であってもよいし、乳化物分散液であってもよいし、固
体微粒子分散液であってもよい。これらのうち、水又は
有機溶剤中の固体微粒子分散液が好ましく、特に、水中
固体型増感色素分散液が好ましい。
感性の各ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀乳剤は、増
感色素の過飽和液で分光増感されたハロゲン化銀乳剤で
あることができる。ここで増感色素の過飽和液とは、水
又は有機溶剤中に、その溶解度を越えて増感色素が存在
する液のことを言う。即ち、過飽和液とは過飽和の溶液
であってもよいし、乳化物分散液であってもよいし、固
体微粒子分散液であってもよい。これらのうち、水又は
有機溶剤中の固体微粒子分散液が好ましく、特に、水中
固体型増感色素分散液が好ましい。
【0088】該水中固体型増感色素分散液とは、水系中
で分光増感色素を27℃における水に対する溶解度を超
える量を添加して機械的に1μm以下の固体微粒子に分
散したものである。好ましくは、「水不溶性の写真用分
光増感色素の有機溶媒を含まない水中固体型分散物」で
あり、有機溶媒及び/又は界面活性剤が存在しない水系
中で27℃における溶解度が1×10-4〜4×10-2モ
ル/リットル、好ましくは2×10-4〜4×10-2モル
/リットルである分光増感色素を溶解度を超える量添加
して機械的に1μm以下の固体微粒子に分散したもので
ある。
で分光増感色素を27℃における水に対する溶解度を超
える量を添加して機械的に1μm以下の固体微粒子に分
散したものである。好ましくは、「水不溶性の写真用分
光増感色素の有機溶媒を含まない水中固体型分散物」で
あり、有機溶媒及び/又は界面活性剤が存在しない水系
中で27℃における溶解度が1×10-4〜4×10-2モ
ル/リットル、好ましくは2×10-4〜4×10-2モル
/リットルである分光増感色素を溶解度を超える量添加
して機械的に1μm以下の固体微粒子に分散したもので
ある。
【0089】有機染料を水性媒体中で機械的に分散する
技術は、特開平3−288842号において知られてい
る。しかしこの方法は、有機染料を写真感光材料中にて
耐拡散化とするためのものであり、単なる分散添加法に
すぎない。
技術は、特開平3−288842号において知られてい
る。しかしこの方法は、有機染料を写真感光材料中にて
耐拡散化とするためのものであり、単なる分散添加法に
すぎない。
【0090】これに対し、上記分光増感方法は写真用分
光増感色素をハロゲン化銀粒子表面に均質かつ有効に吸
着させるために為されたものであり、単に分散して添加
するためだけの技術とは、目的及び効果とも異なるもの
である。
光増感色素をハロゲン化銀粒子表面に均質かつ有効に吸
着させるために為されたものであり、単に分散して添加
するためだけの技術とは、目的及び効果とも異なるもの
である。
【0091】上記有機溶媒とは、炭素原子を含む室温で
液体の溶剤をいう。
液体の溶剤をいう。
【0092】従来、特に増感色素の溶剤としては、水混
和性有機溶剤が用いられてきた。例えばアルコール類、
ケトン類、ニトリル類、アルコキシアルコール類等が挙
げられる。具体例としてメタノール、エタノール、プロ
ピルアルコール、i−プロピルアルコール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジ
オール、アセトン、アセトニトリル、2−メトキシエタ
ノール、2−エトキシエタノール等が挙げられる。
和性有機溶剤が用いられてきた。例えばアルコール類、
ケトン類、ニトリル類、アルコキシアルコール類等が挙
げられる。具体例としてメタノール、エタノール、プロ
ピルアルコール、i−プロピルアルコール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジ
オール、アセトン、アセトニトリル、2−メトキシエタ
ノール、2−エトキシエタノール等が挙げられる。
【0093】上記水中固体型増感色素分散物は、これら
の有機溶媒を含まないものである。又、界面活性剤に
は、アニオン型、カチオン型、ノニオン型、ベタイン型
の界面活性剤がある。
の有機溶媒を含まないものである。又、界面活性剤に
は、アニオン型、カチオン型、ノニオン型、ベタイン型
の界面活性剤がある。
【0094】従来、増感色素の分散剤としてこれらの界
面活性剤が用いられてきたが、該分散物はこれらの界面
活性剤を実質的に含まないものである。ここで、有機溶
剤及び/又は界面活性剤が存在しない水系とは、ハロゲ
ン化銀写真乳剤に悪影響を及ぼさない程度以下の不純物
を含有する水であり、より好ましくはイオン交換水をい
う。
面活性剤が用いられてきたが、該分散物はこれらの界面
活性剤を実質的に含まないものである。ここで、有機溶
剤及び/又は界面活性剤が存在しない水系とは、ハロゲ
ン化銀写真乳剤に悪影響を及ぼさない程度以下の不純物
を含有する水であり、より好ましくはイオン交換水をい
う。
【0095】上記水中固体型増感色素分散物における分
光増感色素の水に対する溶解度は、通常2×10-4〜4
×10-2モル/リットルである。即ち、溶解度がこの範
囲よりも低いと分散粒径が非常に大きく、かつ、不均一
になるため、分散終了後に分散物の沈降が生じたり、分
散物をハロゲン化銀乳剤に添加した時に、色素のハロゲ
ン化銀への吸着過程に支障を来す。又、溶解度がこの範
囲よりも高い場合には、分散物の粘度が必要以上に増大
し、気泡を巻き込んで分散に支障を来し、更に高い溶解
度では分散が不可能になってしまう。
光増感色素の水に対する溶解度は、通常2×10-4〜4
×10-2モル/リットルである。即ち、溶解度がこの範
囲よりも低いと分散粒径が非常に大きく、かつ、不均一
になるため、分散終了後に分散物の沈降が生じたり、分
散物をハロゲン化銀乳剤に添加した時に、色素のハロゲ
ン化銀への吸着過程に支障を来す。又、溶解度がこの範
囲よりも高い場合には、分散物の粘度が必要以上に増大
し、気泡を巻き込んで分散に支障を来し、更に高い溶解
度では分散が不可能になってしまう。
【0096】ここでいう分光増感色素の水に対する溶解
度は、以下に示す方法によって測定した。
度は、以下に示す方法によって測定した。
【0097】50ml三角フラスコにイオン交換水を3
0ml入れ、これに目視で完溶しない量の色素を加え、
恒温槽で27℃に保ってマグネティック・スターラーで
10分間攪拌を行った。懸濁液をToYo(株)社製瀘
紙No.2で瀘過し、濾液を東ソー(株)ディスポーザ
ブルフィルターで瀘過し、瀘液を適当に希釈して、分光
光度計〔日立(株)社製U−3410〕で吸光度を測定
した。
0ml入れ、これに目視で完溶しない量の色素を加え、
恒温槽で27℃に保ってマグネティック・スターラーで
10分間攪拌を行った。懸濁液をToYo(株)社製瀘
紙No.2で瀘過し、濾液を東ソー(株)ディスポーザ
ブルフィルターで瀘過し、瀘液を適当に希釈して、分光
光度計〔日立(株)社製U−3410〕で吸光度を測定
した。
【0098】これによりランバート・ベールの法則D=
εlc(D:吸光度,ε:分光吸光係数,l:吸光度測
定用セル長さ,c:濃度(モル/リットル))から溶解
度(モル/リットル)を求めた。
εlc(D:吸光度,ε:分光吸光係数,l:吸光度測
定用セル長さ,c:濃度(モル/リットル))から溶解
度(モル/リットル)を求めた。
【0099】又、ここで、「増感色素」とは、ハロゲン
化銀に吸着し、光励起された際、ハロゲン化銀に対して
電子移動を起こすものをいい、有機染料は含まれない。
化銀に吸着し、光励起された際、ハロゲン化銀に対して
電子移動を起こすものをいい、有機染料は含まれない。
【0100】上記増感色素は、水に対する溶解度が2×
10-4〜4×10-2モル/リットルの範囲内であればど
んなものでもよく、好ましくはシアニン色素である。よ
り好ましくは親水性基(例えばスルホ基、カルボキシル
基など)を持つシアニン色素である。
10-4〜4×10-2モル/リットルの範囲内であればど
んなものでもよく、好ましくはシアニン色素である。よ
り好ましくは親水性基(例えばスルホ基、カルボキシル
基など)を持つシアニン色素である。
【0101】増感色素を水系溶媒中にて機械的に粉砕、
分散するには種々の分散機が有効に用いられる。具体的
には、高速攪拌機、ボールミル、サンドミル、コロイド
ミル、アトライター、超音波分散機等が用いられる。本
発明においては高速攪拌機が好ましい。
分散するには種々の分散機が有効に用いられる。具体的
には、高速攪拌機、ボールミル、サンドミル、コロイド
ミル、アトライター、超音波分散機等が用いられる。本
発明においては高速攪拌機が好ましい。
【0102】高速攪拌型分散機は、垂直軸に複数個のイ
ンペラーを装着したディゾルバー、或いは複数の垂直軸
を設けた多軸ディゾルバーを有したものであってもよ
い。
ンペラーを装着したディゾルバー、或いは複数の垂直軸
を設けた多軸ディゾルバーを有したものであってもよ
い。
【0103】又、ディゾルバー単独のもの、他にアンカ
ー翼を有した高速攪拌型分散機はより好ましいものであ
る。具体的な作業例としては、温度調節が可能なタンク
に水を入れた後、分光増感色素の粉体を一定量入れ、高
速攪拌機にて、温度制御の下で一定時間攪拌し、粉砕、
分散する。
ー翼を有した高速攪拌型分散機はより好ましいものであ
る。具体的な作業例としては、温度調節が可能なタンク
に水を入れた後、分光増感色素の粉体を一定量入れ、高
速攪拌機にて、温度制御の下で一定時間攪拌し、粉砕、
分散する。
【0104】増感色素を機械的に分散する時のpHや温
度は特に問わないが、低温下では長時間分散を行っても
所望の粒径に達せず、高温下では再凝集或いは分解など
が生じて、所望の写真性能を得ることができない問題点
や、温度を上げると溶液系の粘度が低下するため固体の
粉砕及び分散の効率を大きく低下させる等の問題点があ
る。従って、分散温度は15〜50℃であることがより
好ましい。
度は特に問わないが、低温下では長時間分散を行っても
所望の粒径に達せず、高温下では再凝集或いは分解など
が生じて、所望の写真性能を得ることができない問題点
や、温度を上げると溶液系の粘度が低下するため固体の
粉砕及び分散の効率を大きく低下させる等の問題点があ
る。従って、分散温度は15〜50℃であることがより
好ましい。
【0105】更に分散時の攪拌回転数は、低回転数では
所望の粒径を得るのに長時間を要し、又、高回転数では
気泡を巻き込み分散効率を低下させるので、1000〜
6000rpmで分散することが好ましい。
所望の粒径を得るのに長時間を要し、又、高回転数では
気泡を巻き込み分散効率を低下させるので、1000〜
6000rpmで分散することが好ましい。
【0106】上記の方法によって分散した増感色素の固
体微粒子が1μm以下とは、球相当の体積平径による粒
子サイズが1μm以下であることを意味し、一般的な方
法で測定できる。
体微粒子が1μm以下とは、球相当の体積平径による粒
子サイズが1μm以下であることを意味し、一般的な方
法で測定できる。
【0107】又、上記「分散物」とは、増感色素の懸濁
液のことをいい、好ましくは懸濁液中の分光増感色素の
重量比率が0.2〜5.0%のものが用いられる。
液のことをいい、好ましくは懸濁液中の分光増感色素の
重量比率が0.2〜5.0%のものが用いられる。
【0108】上記増感色素の分散物は、ハロゲン化銀乳
剤に直接添加してもよいし、適当に希釈して添加しても
よいが、この時の希釈液には水を用いる。
剤に直接添加してもよいし、適当に希釈して添加しても
よいが、この時の希釈液には水を用いる。
【0109】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は、物理熟
成、化学熟成及び分光増感を行ったものを使用すること
ができる。このような工程で使用される添加剤は、RD
17643、RD18716及びRD308119に記
載されている。これら三つのRDに記載されている化合
物の種類と記載箇所を下記に掲載した。
成、化学熟成及び分光増感を行ったものを使用すること
ができる。このような工程で使用される添加剤は、RD
17643、RD18716及びRD308119に記
載されている。これら三つのRDに記載されている化合
物の種類と記載箇所を下記に掲載した。
【0110】
【表1】
【0111】本発明のカラー感光材料には、ホルムアル
デヒドガスによる写真性能の劣化を防止するために、米
国特許4,411,987号や同4,435,503号
に記載されたホルムアルデヒドと反応して、固定化でき
るカラー化合物を感光材料に添加することが好ましい。
デヒドガスによる写真性能の劣化を防止するために、米
国特許4,411,987号や同4,435,503号
に記載されたホルムアルデヒドと反応して、固定化でき
るカラー化合物を感光材料に添加することが好ましい。
【0112】本発明のカラー感光材料に使用する添加剤
は、RD308119,XIVに記載されている分散法な
どにより添加することができる。
は、RD308119,XIVに記載されている分散法な
どにより添加することができる。
【0113】本発明のカラー感光材料の支持体として
は、前述RD17643 28頁、RD18716 6
47〜8頁及びRD308119のXIXに記載されてい
る支持体を使用することができる。
は、前述RD17643 28頁、RD18716 6
47〜8頁及びRD308119のXIXに記載されてい
る支持体を使用することができる。
【0114】本発明の感光材料の支持体としてはポリエ
ステル、特にポリエチレンテレフタレート又はポリエチ
レンナフタレートで形成された支持体でも良い。
ステル、特にポリエチレンテレフタレート又はポリエチ
レンナフタレートで形成された支持体でも良い。
【0115】本発明の感光材料には、前述RD3081
19VII−K項に記載されているフィルター層や中間層
等の補助層を設けることができる。
19VII−K項に記載されているフィルター層や中間層
等の補助層を設けることができる。
【0116】本発明の感光材料は、前述RD30811
9VII−K項に記載されている順層、逆層、ユニット構
成等の様々な層構成をとることができる。
9VII−K項に記載されている順層、逆層、ユニット構
成等の様々な層構成をとることができる。
【0117】本発明は、一般用若しくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用若しくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーポジフィルムに代表される種々のカ
ラー感光材料に適用することができる。
ネガフィルム、スライド用若しくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーポジフィルムに代表される種々のカ
ラー感光材料に適用することができる。
【0118】本発明の感光材料は前述RD17643
28〜29頁、RD18716 615頁及びRD30
8119のXIXに記載された通常の方法によって現像処
理することができる。
28〜29頁、RD18716 615頁及びRD30
8119のXIXに記載された通常の方法によって現像処
理することができる。
【0119】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明の実施態様はこれらに限定されるものではない。
発明の実施態様はこれらに限定されるものではない。
【0120】〈実施例1〉 〈支持体の作製〉可塑剤TPP(トリフェニルホスフェ
ート)含有率8.0%&10.0%のみを変えたドープ
を作製し、下記のように支持体A〜Eを作製した。
ート)含有率8.0%&10.0%のみを変えたドープ
を作製し、下記のように支持体A〜Eを作製した。
【0121】支持体A ・感光性層側に可塑剤TPP含有率10.0%、バッキ
ング層側に可塑剤含有率8.0%のドープを同量積層
し、105μmのトリアセテートセルロース支持体を作
製した。
ング層側に可塑剤含有率8.0%のドープを同量積層
し、105μmのトリアセテートセルロース支持体を作
製した。
【0122】支持体B ・可塑剤TPP含有率8.0%のドープを使って105
μmのトリアセテートセルロース支持体を作製した。
μmのトリアセテートセルロース支持体を作製した。
【0123】支持体C ・感光性層側に可塑剤TPP含有率10.0%、バッキ
ング層側に可塑剤含有率8.0%のドープを同量積層
し、100μmのトリアセテートセルロース支持体を作
製した。
ング層側に可塑剤含有率8.0%のドープを同量積層
し、100μmのトリアセテートセルロース支持体を作
製した。
【0124】支持体D ・可塑剤TPP含有率8.0%のドープを使って100
μmのトリアセテートセルロース支持体を作製した。
μmのトリアセテートセルロース支持体を作製した。
【0125】支持体E ・可塑剤TPP含有率8.0%のドープを使って80μ
mのトリアセテートセルロース支持体を作製した。
mのトリアセテートセルロース支持体を作製した。
【0126】〈下引層の作製〉両面に、酢酸ビニル−無
水マレイン酸共重合体(50:50)の0.2μmの下
引層を塗布した。
水マレイン酸共重合体(50:50)の0.2μmの下
引層を塗布した。
【0127】〈バッキング層の作製〉前記支持体の一方
の面に、支持体側から順次バッキング層を塗設し試料1
01a〜111aを作製した。
の面に、支持体側から順次バッキング層を塗設し試料1
01a〜111aを作製した。
【0128】 《バッキング層》 第1層 ゼラチン 表2に記載 染料BC−1 50mg/m2 染料BC−2 25mg/m2 染料BC−3 50mg/m2 高沸点溶媒(OIL−1) 0.6g/m2 塗布助剤(SU−2) 20mg/m2 硬膜剤H−1 表2に記載 硬膜剤H−2 表2に記載 第2層 第1層と同組成 第3層 ゼラチン 1.0g/m2 ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径3μm) 60mg/m2 化合物(SF−1) 3mg/m2 各層には塗布助剤SU−1、粘度調整剤V−1及び防腐
剤DI−1を添加した。
剤DI−1を添加した。
【0129】
【表2】
【0130】〈感光性層の塗設〉表2のように作製した
試料に下記に示すような組成を持つ各層から構成された
多層カラー感光材料を作製し、試料101b〜111b
を完成させた。
試料に下記に示すような組成を持つ各層から構成された
多層カラー感光材料を作製し、試料101b〜111b
を完成させた。
【0131】塗布量は、ハロゲン化銀及びコロイド銀に
ついては金属銀に換算してg/m2の単位で表した量
を、またカプラー、添加剤についてはg/m2単位で表
した量を、また増感色素については同一層内のハロゲン
化銀1モル当たりのモル数で示した。
ついては金属銀に換算してg/m2の単位で表した量
を、またカプラー、添加剤についてはg/m2単位で表
した量を、また増感色素については同一層内のハロゲン
化銀1モル当たりのモル数で示した。
【0132】 写真画像形成層の組成 第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀 0.18 紫外線吸収剤(UV−1) 0.30 高沸点溶媒(Oil−1) 0.37 ゼラチン 1.59 第2層:中間層 ゼラチン 1.27 第3層:低感度赤感性層 沃臭化銀乳剤A 0.63 増感色素(SD−1) 1.7×10-4 増感色素(SD−2) 1.5×10-4 増感色素(SD−3) 1.5×10-4 増感色素(SD−4) 1.3×10-5 シアンカプラー(C−1) 0.71 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.09 DIR化合物(D−1) 0.005 高沸点溶媒(Oil−1) 0.63 ゼラチン 2.05 第4層:中感度赤感性層 沃臭化銀乳剤B 0.71 増感色素(SD−2) 2.5×10-4 増感色素(SD−3) 1.4×10-5 増感色素(SD−4) 2.2×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.27 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.04 DIR化合物(D−2) 0.01 高沸点溶媒(Oil−1) 0.32 ゼラチン 0.83 第5層:高感度赤感性層 沃臭化銀乳剤C 1.52 増感色素(SD−2) 2.1×10-4 増感色素(SD−3) 1.2×10−5 増感色素(SD−4) 1.8×10−4 シアンカプラー(C−2) 0.13 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.009 高沸点溶媒(Oil−1) 0.17 ゼラチン 1.04 第6層:中間層 ゼラチン 1.00 第7層:低感度緑感性層 沃臭化銀乳剤A 0.76 増感色素(SD−1) 6.5×10-4 増感色素(SD−5) 7.2×10-5 マゼンタカプラー(M−1) 0.10 マゼンタカプラー(M−2) 0.25 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.11 DIR化合物(D−1) 0.004 DIR化合物(D−3) 0.013 高沸点溶媒(Oil−2) 0.49 ゼラチン 1.10 第8層:中感度緑感性層 沃臭化銀乳剤B 0.55 増感色素(SD−1) 5.2×10-4 増感色素(SD−5) 5.8×10-5 マゼンタカプラー(M−1) 0.07 マゼンタカプラー(M−2) 0.17 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.08 DIR化合物(D−1) 0.001 DIR化合物(D−3) 0.002 高沸点溶媒(Oil−2) 0.33 ゼラチン 0.78 第9層:高感度緑感性層 沃臭化銀乳剤C 0.82 増感色素(SD−11) 1.4×10-4 増感色素(SD−5) 1.5×10-4 増感色素(SD−9) 1.4×10-4 マゼンタカプラー(M−2) 0.10 マゼンタカプラー(M−3) 0.03 カラードマゼンタカプラー(CM−2) 0.001 DIR化合物(D−1) 0.001 DIR化合物(D−3) 0.004 高沸点溶媒(Oil−2) 0.31 ゼラチン 0.91 第10層:中間層 ゼラチン 0.50 第11層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 0.08 化合物(SC−1) 0.08 高沸点溶媒(Oil−2) 0.10 ゼラチン 1.00 第12層:中間層 ゼラチン 0.50 第13層:低感度青感性層 沃臭化銀乳剤A 0.16 沃臭化銀乳剤D 0.16 増感色素(SD−6) 1.7×10-4 増感色素(SD−7) 4.0×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.24 イエローカプラー(Y−2) 0.66 高沸点溶媒(Oil−2) 0.18 ゼラチン 1.19 第14層:中感度青感性層 沃臭化銀乳剤B 0.46 増感色素(SD−6) 1.3×10-4 増感色素(SD−7) 3.0×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.07 イエローカプラー(Y−2) 0.20 高沸点溶媒(Oil−2) 0.05 ゼラチン 0.84 第15層:高感度青感性層 沃臭化銀乳剤E 0.41 増感色素(SD−6) 0.9×10-4 増感色素(SD−8) 2.0×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.06 イエローカプラー(Y−2) 0.18 高沸点溶媒(Oil−2) 0.05 ゼラチン 0.97 第16層:第1保護層 沃臭化銀(平均粒径0.04μm,沃化銀含有率4.0モル%)0.30 紫外線吸収剤(UV−2) 0.030 紫外線吸収剤(UV−3) 0.015 紫外線吸収剤(UV−4) 0.015 紫外線吸収剤(UV−5) 0.015 紫外線吸収剤(UV−6) 0.015 高沸点溶媒(Oil−2) 0.07 高沸点溶媒(Oil−3) 0.07 ゼラチン 1.44 第17層:第2保護層 アルカリ可溶性マット剤(PM−1,平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.04 ゼラチン 0.55 SU−3、SU−4 各々0.006 なお、上述の感光材料は、更に化合物SU−1、SU−
2、粘度調整剤、硬膜剤H−1、H−2、安定剤ST−
1、カブリ防止剤AF−1、AF−2(重量平均分子量
10,000及び1,100,000のもの)、染料A
I−1、AI−2、AI−3、FS−1、FS−2及び
化合物DI−1を適宜添加した。
2、粘度調整剤、硬膜剤H−1、H−2、安定剤ST−
1、カブリ防止剤AF−1、AF−2(重量平均分子量
10,000及び1,100,000のもの)、染料A
I−1、AI−2、AI−3、FS−1、FS−2及び
化合物DI−1を適宜添加した。
【0133】なお、比較試料は、硬膜剤H−1、H−2
を調整し、本発明と同じ膨潤度になるようにした。
を調整し、本発明と同じ膨潤度になるようにした。
【0134】上記試料に用いた沃臭化銀乳剤(以下、単
に乳剤ともいう)は、下記の通りである。尚平均粒径
は、立方体に換算した粒径で示した。また、各乳剤は、
金・硫黄増感を最適に施した。
に乳剤ともいう)は、下記の通りである。尚平均粒径
は、立方体に換算した粒径で示した。また、各乳剤は、
金・硫黄増感を最適に施した。
【0135】 乳剤名 平均AgI 平均粒径 晶 癖 直径/厚み比 含有率(モル%) (μm) 乳剤A 8.0 0.42 正常晶 1 乳剤B 8.0 0.55 正常晶 1 乳剤C 8.0 0.75 双晶平板 2 乳剤D 2.0 0.32 正常晶 1 乳剤E 8.0 0.90 双晶平板 2 乳剤A、Dは、イリジウムを1×10-7mol/lmo
lAg含有している。
lAg含有している。
【0136】上記感光材料の各層に添加した化合物の構
造を以下に示す。
造を以下に示す。
【0137】
【化18】
【0138】
【化19】
【0139】
【化20】
【0140】
【化21】
【0141】
【化22】
【0142】
【化23】
【0143】
【化24】
【0144】
【化25】
【0145】
【化26】
【0146】
【化27】
【0147】
【化28】
【0148】各試料の現像処理前及びC−41処理直後
の試料について前述の評価法に基づいて、各試料(感光
材料)1cm2当たりの吸水量、水中でのカール値、そ
してバッキング層の膜厚を測定した。その結果を表3に
示すような結果の試料に出来上がった。
の試料について前述の評価法に基づいて、各試料(感光
材料)1cm2当たりの吸水量、水中でのカール値、そ
してバッキング層の膜厚を測定した。その結果を表3に
示すような結果の試料に出来上がった。
【0149】
【表3】
【0150】次に上記試料について、下記評価を行っ
た。
た。
【0151】〈試料の評価〉 現像時の試料変形 ・ブローニ(IX120)サイズに加工した試料をハン
ガー型自動現像機(H−8−440W−4/ノーリツ社
製)を下記条件にて、各10本現像乾燥させる。
ガー型自動現像機(H−8−440W−4/ノーリツ社
製)を下記条件にて、各10本現像乾燥させる。
【0152】・乾燥設定温度:75℃ ・乾燥時間:静置2min+乾燥20min ・ヒーター:下部中央に2kWを4台設置 ・ファン:上部吹き出し2ヶ所、下部吸い込み2ヶ所 ・乾燥boxの扉:閉じる ・錘:試料幅より狭く、約100gの重さのもの使用。
【0153】この時、乾燥boxの乾球温度は下記のよ
うであった。
うであった。
【0154】
【表4】
【0155】上記条件で現像した直後の試料の状態を下
記のようにランク付けし、また試料の局部変形を下記の
ように定義し試料の局部変形を目視評価した。この値が
小さい程優れていることを表すが、1.5以下を許容レ
ベル範囲内とした。
記のようにランク付けし、また試料の局部変形を下記の
ように定義し試料の局部変形を目視評価した。この値が
小さい程優れていることを表すが、1.5以下を許容レ
ベル範囲内とした。
【0156】 レベル3 : くっきりとツメ折れ状になっている レベル2 : ツメ状まではいかないが、強い変形が
認められる レベル1 : 弱い変形が認められる レベル0.5: かすかに変形が認められる レベル0 : 変形が認められない。
認められる レベル1 : 弱い変形が認められる レベル0.5: かすかに変形が認められる レベル0 : 変形が認められない。
【0157】・局部変形総合レベル=(1本に現れた
(上記レベル×個数))の平均値 なお、現像処理時の処理液組成及び方法は下記現像処理
に従って行った。
(上記レベル×個数))の平均値 なお、現像処理時の処理液組成及び方法は下記現像処理
に従って行った。
【0158】《現像処理》Britisuh Jour
nal of Photography記載のイースト
マン社C−41処理(以下、単にC−41ともいう)を
以下に示す。
nal of Photography記載のイースト
マン社C−41処理(以下、単にC−41ともいう)を
以下に示す。
【0159】 〈発色現像液〉 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシルエチル) アニリン硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化カリウム 1.5g カルゴン 2.0g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1リットルとし、pH10.1に調製した。
【0160】 〈漂白液〉 エチレンジアミン四酢酸鉄(III)ナトリウム 100g 臭化カリウム 50g アンモニア水(20%) 6ml 水を加えて1リットルとし、pH6.0に調整した。
【0161】 〈定着液〉 チオ硫酸アンモニウム 120g 無水亜硫酸ナトリウム 20g メタ亜硫酸カリウム 20g 水を加えて1リットルにし、酢酸を用いてpH6.0に調製した。
【0162】 〈安定液〉 ホルマリン(37%水溶液) 6ml エマルゲン810 5ml 水を加えて1リットルとした。
【0163】 〈発色現像補充液〉 水 800ml 炭酸カリウム 35g 炭酸水素ナトリウム 3g 亜硫酸カリウム 5g 臭化ナトリウム 0.4g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.1g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシルエチル) アニリン乳酸塩 6.3g 水酸化カリウム 2g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 水を加えて1リットルとし、水酸化カリウムまたは20%硫酸を用いてpH1 0.18に調製した。
【0164】 〈漂白補充液〉 水 700ml 1/3ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニウム 175g エチレンジアミン四酢酸 2g 硝酸ナトリウム 50g 臭化アンモニウム 200g 氷酢酸 56g アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH4.0に調整した後に水を加えて1リッ トルにした。
【0165】 〈定着補充液〉 水 800ml チオシアン酸アンモニウム 150g チオ硫酸アンモニウム 180g 亜硫酸ナトリウム 20g エチレンジアミン四酢酸 2g アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH6.5に調整した後に水を加えて1リッ トルにした。
【0166】〈安定補充液〉定着液に同じ。
【0167】平面性 上記現像終了時に、長手方向に試料を4等分した位置
(上部、中部、下部)のカール値を測定し、曲率半径の
逆数[1/m]より求めた。なお、3つの部分の最大値
から最小値を引いた差分で平面性を表した。なおこの値
が大きい程、感材の凹凸が大きいことを示し、また値が
大きい程平面性が悪いことを示している。
(上部、中部、下部)のカール値を測定し、曲率半径の
逆数[1/m]より求めた。なお、3つの部分の最大値
から最小値を引いた差分で平面性を表した。なおこの値
が大きい程、感材の凹凸が大きいことを示し、また値が
大きい程平面性が悪いことを示している。
【0168】耐接着性 現像前の感光性層面、バッキング層面共に傷やゴミがな
い試料を各4枚ずつ用意して、同一方向に重ねて同一サ
イズの厚紙で挟み輪ゴムで止める。それを温度55℃、
相対湿度85%の雰囲気下で3日間放置し、4枚の試料
に挟まれた3カ所の小片の総面積に占める接触によるフ
ェロ状の面積の割合(%)を下記のようにランク付けし
測定した。なおこの面積が小さい程、耐接着性が改善さ
れていることを示し、ランクA及びBを製品としての許
容レベル範囲内とみなした。
い試料を各4枚ずつ用意して、同一方向に重ねて同一サ
イズの厚紙で挟み輪ゴムで止める。それを温度55℃、
相対湿度85%の雰囲気下で3日間放置し、4枚の試料
に挟まれた3カ所の小片の総面積に占める接触によるフ
ェロ状の面積の割合(%)を下記のようにランク付けし
測定した。なおこの面積が小さい程、耐接着性が改善さ
れていることを示し、ランクA及びBを製品としての許
容レベル範囲内とみなした。
【0169】 A : フェロ状面積0〜5% B : フェロ状面積5〜20% C : フェロ状面積20〜50% D : フェロ状面積50〜80% E : フェロ状面積80〜100% 上記に従って評価した結果を以下の表5に示す。
【0170】
【表5】
【0171】表5から明らかなように、比較例の試料1
08b、110bは局部変形レベルが悪いことがわか
る。また試料105bについては局部変形が良化してい
るものの、全体的に凹凸が大きく平面性が悪いことがわ
かる。それに比べ、本発明の試料はどれも局部変形レベ
ルが良好で、請求項1に当たる試料101b〜104b
が特に良好である。請求項2〜4に当たる試料103
b、試料104b、試料106b、試料107b、試料
109bについては全体的に凹凸が他よりは小さめであ
ることがわかる。また本発明の試料の中で、請求項3に
当たる試料103b、試料104bが両項目とも優れて
おり、請求項5である試料104bが一番改良幅が大き
いことがわかる。
08b、110bは局部変形レベルが悪いことがわか
る。また試料105bについては局部変形が良化してい
るものの、全体的に凹凸が大きく平面性が悪いことがわ
かる。それに比べ、本発明の試料はどれも局部変形レベ
ルが良好で、請求項1に当たる試料101b〜104b
が特に良好である。請求項2〜4に当たる試料103
b、試料104b、試料106b、試料107b、試料
109bについては全体的に凹凸が他よりは小さめであ
ることがわかる。また本発明の試料の中で、請求項3に
当たる試料103b、試料104bが両項目とも優れて
おり、請求項5である試料104bが一番改良幅が大き
いことがわかる。
【0172】また、どの試料も同時に評価した耐接着性
についても性能レベルを維持又は向上させていることが
認められる。また支持体を80μmにした試料111b
は試料104bと比較しても、局部の変形は許容範囲内
であるものの、わずかに劣りぎみであることがわかる。
についても性能レベルを維持又は向上させていることが
認められる。また支持体を80μmにした試料111b
は試料104bと比較しても、局部の変形は許容範囲内
であるものの、わずかに劣りぎみであることがわかる。
【0173】〈実施例2〉実施例1で使用した支持体D
に下記に示すバッキング層の処方を塗設し、実施例1と
同様に感光性層を設け、試料201〜204を作製し
た。
に下記に示すバッキング層の処方を塗設し、実施例1と
同様に感光性層を設け、試料201〜204を作製し
た。
【0174】 《バッキング層》 第1層 ゼラチン 3.5g/m2 染料BC−1 50mg/m2 染料BC−2 25mg/m2 染料BC−3 50mg/m2 高沸点溶媒(Oil−1) 0.6g/m2 塗布助剤(SU−2) 20mg/m2 ポリアクリル酸(10重量%、pH6に調整して添加) 表6に記載 硬膜剤 表6に記載 第2層 ゼラチン 3.5g/m2 染料BC−1 50mg/m2 染料BC−2 25mg/m2 染料BC−3 50mg/m2 ポリアクリル酸(10重量%、pH6に調整して添加) 表6に記載 硬膜剤 表6に記載 第3層 ゼラチン 1.0g/m2 ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径3μm) 60mg/m2 化合物(SF−1) 3mg/m2 各層には上記組成物の他に塗布助剤SU−1、粘度調整
剤V−1及び防腐剤DI−1を添加した。
剤V−1及び防腐剤DI−1を添加した。
【0175】そして、各々のバッキング層の水に対する
各試料(感光材料)1cm2当たりの吸水量がどれも
2.2mg/cm2になるように硬膜剤H−1,H−2
で調整した。
各試料(感光材料)1cm2当たりの吸水量がどれも
2.2mg/cm2になるように硬膜剤H−1,H−2
で調整した。
【0176】上記評価の結果を下記表7に示す。(評価
は実施例1と同様に行った。)
は実施例1と同様に行った。)
【0177】
【表6】
【0178】表6中の第1層及び第2層のポリアクリル
酸、硬膜剤の添加量は同量となるようにした。
酸、硬膜剤の添加量は同量となるようにした。
【0179】
【表7】
【0180】表7から明らかなように、ポリアクリル酸
を添加した試料201、試料202、試料204は、添
加しない試料203に比べて、局部の変形レベルを変え
ずに平面性」が僅かに優れていることが分かる。一方、
表6に記載してある硬膜剤を添加すると、さらに接着性
も向上することが分かる。
を添加した試料201、試料202、試料204は、添
加しない試料203に比べて、局部の変形レベルを変え
ずに平面性」が僅かに優れていることが分かる。一方、
表6に記載してある硬膜剤を添加すると、さらに接着性
も向上することが分かる。
【0181】〈実施例3〉実施例2の試料201の硬膜
剤の添加量及び硬膜剤の種類を表8に示すように変更し
た以外は同様にして試料301〜309を作製し実施例
2と同様の評価を行った。
剤の添加量及び硬膜剤の種類を表8に示すように変更し
た以外は同様にして試料301〜309を作製し実施例
2と同様の評価を行った。
【0182】
【表8】
【0183】表8から明らかなように、硬膜剤の種類を
変えても試料201と同様に優れた効果が得られたこと
が分かる。
変えても試料201と同様に優れた効果が得られたこと
が分かる。
【0184】
【発明の効果】本発明によるバッキング層を有するハロ
ゲン化銀カラー感光材料は、支持体を挟んで反対側の感
光性層との耐接着性を劣化させることなく、現像乾燥中
に起こりうる部分的な変形を起こさなく優れた効果を有
する。
ゲン化銀カラー感光材料は、支持体を挟んで反対側の感
光性層との耐接着性を劣化させることなく、現像乾燥中
に起こりうる部分的な変形を起こさなく優れた効果を有
する。
Claims (10)
- 【請求項1】 透明支持体の一方の側に、それぞれ少な
くとも一層の赤感光性層、緑感光性層、青緑感光性層及
び非感光性層を有する写真構成層を有し、他方の側に少
なくとも一層の親水性バインダーを含有するバッキング
層を有するハロゲン化銀カラー感光材料において、該バ
ッキング層の膜厚が10μm以下であり、かつ現像処理
前の状態で水に対するハロゲン化銀カラー感光材料の単
位面積当たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5m
g/cm2であることを特徴とするハロゲン化銀カラー
感光材料。 - 【請求項2】 厚さ100μm以下の透明支持体の一方
の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感光
性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成層
を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダー
を含有するババッキング層を有するハロゲン化銀カラー
感光材料において、該バッキング層の現像処理前の状態
で水に対するハロゲン化銀カラー感光材料の単位面積当
たりの吸水量が1.5mg/cm2〜2.5mg/cm2
であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。 - 【請求項3】 厚さ100μm以下の透明支持体の一方
の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感光
性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成層
を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダー
を含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー感
光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以下
であり、かつ現像処理前の状態で水に対するハロゲン化
銀カラー感光材料の単位面積当たりの吸水量がの1.5
mg/cm2〜2.5mg/cm2であることを特徴とす
るハロゲン化銀カラー感光材料。 - 【請求項4】 厚さ100μm以下の透明支持体の一方
の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感光
性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成層
を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダー
を含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー感
光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以下
であり、現像処理前の状態で水中でのカール値が+15
以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光材
料。 - 【請求項5】 厚さ100μm以下の透明支持体の一方
の側に、それぞれ少なくとも一層の赤感光性層、緑感光
性層、青緑感光性層及び非感光性層を有する写真構成層
を有し、他方の側に少なくとも一層の親水性バインダー
を含有するバッキング層を有するハロゲン化銀カラー感
光材料において、該バッキング層の膜厚が10μm以下
であり、かつ現像処理前の状態で水に対するハロゲン化
銀写真感光材料の単位面積当たりの吸水量が1.5mg
/cm2〜2.5mg/cm2であり、現像処理前の状態
での水中でのカール値が+15以下であることを特徴と
するハロゲン化銀カラー感光材料。 - 【請求項6】 特定の現像処理(発色現像浴〜安定浴)
後の単位面積当たりの吸水量が1.5mg/cm2〜
2.5mg/cm2であることを特徴とする請求項1〜
5の何れか1項に記載のハロゲン化銀カラー感光材料。 - 【請求項7】 特定の現像処理(発色現像浴〜安定浴)
後の水中でのカール値が+15以下であることを特徴と
する請求項1〜5の何れか1項に記載のハロゲン化銀カ
ラー感光材料。 - 【請求項8】 前記バッキング層の少なくとも一層がポ
リアクリル酸及び/又はその塩を含有することを特徴と
する請求項1〜7の何れか1項に記載のハロゲン化銀カ
ラー感光材料。 - 【請求項9】 前記ポリアクリル酸及び/又はその塩の
重量平均分子量が5000〜20万であることを特徴と
する請求項8に記載のハロゲン化銀カラー感光材料。 - 【請求項10】 前記ポリアクリル酸及び/又はその塩
を含有する前記バッキング層がカルボキシ基活性型硬膜
剤、エポキシ型硬膜剤、ビニルスルホン型硬膜剤又は下
記一般式(1)で表される硬膜剤から選ばれる少なくと
も1種の硬膜剤によって硬膜されていることを特徴とす
る請求項8又は9に記載のハロゲン化銀カラー感光材
料。 【化1】 (式中、Mは水素原子又はアルカリ金属原子を表す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23569798A JPH11125881A (ja) | 1997-08-21 | 1998-08-21 | ハロゲン化銀カラー感光材料 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22486897 | 1997-08-21 | ||
| JP9-224868 | 1997-08-21 | ||
| JP23569798A JPH11125881A (ja) | 1997-08-21 | 1998-08-21 | ハロゲン化銀カラー感光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11125881A true JPH11125881A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=26526304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23569798A Pending JPH11125881A (ja) | 1997-08-21 | 1998-08-21 | ハロゲン化銀カラー感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11125881A (ja) |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23569798A patent/JPH11125881A/ja active Pending
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