JPH11129948A - 履帯式走行装置 - Google Patents
履帯式走行装置Info
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- JPH11129948A JPH11129948A JP31427897A JP31427897A JPH11129948A JP H11129948 A JPH11129948 A JP H11129948A JP 31427897 A JP31427897 A JP 31427897A JP 31427897 A JP31427897 A JP 31427897A JP H11129948 A JPH11129948 A JP H11129948A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 40
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 履帯がスプロケットに巻込まれるときの騒音
を、前進時および後退時のいずれにおいても低減できる
ようにする。 【解決手段】 駆動装置18を構成するハウジング21
と履帯26との間に、ハウジング21の小径円筒部21
A外周面に係合する湾曲ブラケット32と、湾曲ブラケ
ット32に設けられた上側案内ローラ33および下側案
内ローラ35とからなる履帯案内部材31を設け、スプ
ロケット22が後退側に回転したときには上側案内ロー
ラ33が履帯26に当接し、スプロケット22が前進側
に回転したときには下側案内ローラ35が履帯26に当
接する構成とする。これにより、前進時および後退時の
いずれにおいても、履帯26をスプロケット22に対し
て接線方向に巻込むように案内することができ、履帯2
6がスプロケット22に巻込まれるときの上下動を抑
え、騒音を低減することができる。
を、前進時および後退時のいずれにおいても低減できる
ようにする。 【解決手段】 駆動装置18を構成するハウジング21
と履帯26との間に、ハウジング21の小径円筒部21
A外周面に係合する湾曲ブラケット32と、湾曲ブラケ
ット32に設けられた上側案内ローラ33および下側案
内ローラ35とからなる履帯案内部材31を設け、スプ
ロケット22が後退側に回転したときには上側案内ロー
ラ33が履帯26に当接し、スプロケット22が前進側
に回転したときには下側案内ローラ35が履帯26に当
接する構成とする。これにより、前進時および後退時の
いずれにおいても、履帯26をスプロケット22に対し
て接線方向に巻込むように案内することができ、履帯2
6がスプロケット22に巻込まれるときの上下動を抑
え、騒音を低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の装軌式車両に好適に用いられる履
帯式走行装置に関する。
ル、油圧クレーン等の装軌式車両に好適に用いられる履
帯式走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機
械の下部走行体には、通常、荒地、泥濘地等の建設現場
を走行するため、履帯式走行装置が装備されている。
械の下部走行体には、通常、荒地、泥濘地等の建設現場
を走行するため、履帯式走行装置が装備されている。
【0003】このような履帯式走行装置は、一般に、セ
ンタフレームの左右両側にサイドフレームを有するトラ
ックフレームと、トラックフレームのサイドフレーム前
後方向一側に設けられ、走行用モータおよび該走行用モ
ータの回転をハウジングに伝達する動力伝達機構を有し
た駆動装置と、駆動装置のハウジングに設けられ該ハウ
ジングと一体に回転するスプロケットと、トラックフレ
ームのサイドフレーム前後方向他側に設けられたアイド
ラと、スプロケットとアイドラとの間に巻装された履帯
とから構成されている。
ンタフレームの左右両側にサイドフレームを有するトラ
ックフレームと、トラックフレームのサイドフレーム前
後方向一側に設けられ、走行用モータおよび該走行用モ
ータの回転をハウジングに伝達する動力伝達機構を有し
た駆動装置と、駆動装置のハウジングに設けられ該ハウ
ジングと一体に回転するスプロケットと、トラックフレ
ームのサイドフレーム前後方向他側に設けられたアイド
ラと、スプロケットとアイドラとの間に巻装された履帯
とから構成されている。
【0004】ここで、履帯は、複数のリンクをピンによ
って順次連結することによって無端状に形成され、ピン
の外周側にはスプロケットに噛合する円筒状のブシュが
嵌合している。そして、駆動装置によって回転駆動され
るスプロケットにブシュが順次噛合し、スプロケットと
アイドラとの間で履帯が周回することにより下部走行体
が走行するようになっている。
って順次連結することによって無端状に形成され、ピン
の外周側にはスプロケットに噛合する円筒状のブシュが
嵌合している。そして、駆動装置によって回転駆動され
るスプロケットにブシュが順次噛合し、スプロケットと
アイドラとの間で履帯が周回することにより下部走行体
が走行するようになっている。
【0005】ところで、上述の履帯式走行装置を備えた
下部走行体の走行時には、履帯がスプロケットとアイド
ラとの間で周回するときに、履帯を構成する多数のリン
クが多角形状を描くようにスプロケットに巻込まれるこ
とにより、履帯のブシュとスプロケットとが連続的に衝
突して騒音(打撃音)、あるいは振動を発生するという
問題がある。
下部走行体の走行時には、履帯がスプロケットとアイド
ラとの間で周回するときに、履帯を構成する多数のリン
クが多角形状を描くようにスプロケットに巻込まれるこ
とにより、履帯のブシュとスプロケットとが連続的に衝
突して騒音(打撃音)、あるいは振動を発生するという
問題がある。
【0006】ここで、スプロケットに履帯が巻込まれる
ときに連続的な打撃音が発生する理由について、図9お
よび図10を参照して以下に説明する。
ときに連続的な打撃音が発生する理由について、図9お
よび図10を参照して以下に説明する。
【0007】まず、図において、1はスプロケット、2
はスプロケット1とアイドラ(図示せず)との間に巻装
された履帯を示し、この履帯2は複数のリンク3をピン
4を介して順次回動可能にピン結合することにより構成
され、ピン4の外周側にはブシュ5が嵌合している。
はスプロケット1とアイドラ(図示せず)との間に巻装
された履帯を示し、この履帯2は複数のリンク3をピン
4を介して順次回動可能にピン結合することにより構成
され、ピン4の外周側にはブシュ5が嵌合している。
【0008】そして、図9は、下部走行体の後退時に、
スプロケット1が矢印Ar方向(後退側)に回転すると
き、履帯2のブシュ5がスプロケット1に噛合すること
により、リンク3が時点T1〜T5の間に除々にスプロ
ケット1に巻込まれていく状態を示している。
スプロケット1が矢印Ar方向(後退側)に回転すると
き、履帯2のブシュ5がスプロケット1に噛合すること
により、リンク3が時点T1〜T5の間に除々にスプロ
ケット1に巻込まれていく状態を示している。
【0009】この場合、サイドフレームの上面側に設け
た上ローラ(いずれも図示せず)からスプロケット1に
対してリンク3が多角形状を描くように巻込まれること
により、ブシュ5は湾曲線Brで示すような軌道を描い
て矢示方向に移動する。このとき、時点T2,T4にお
けるブシュ5の中心を結ぶ直線は、スプロケット1のピ
ッチ円Pに対して接線Crとなる。これに対し、時点T
1,T3,T5におけるブシュ5の中心を結ぶ直線C
r′は当該接線Crよりも変位量Drだけ下方に変位し
た位置にある。
た上ローラ(いずれも図示せず)からスプロケット1に
対してリンク3が多角形状を描くように巻込まれること
により、ブシュ5は湾曲線Brで示すような軌道を描い
て矢示方向に移動する。このとき、時点T2,T4にお
けるブシュ5の中心を結ぶ直線は、スプロケット1のピ
ッチ円Pに対して接線Crとなる。これに対し、時点T
1,T3,T5におけるブシュ5の中心を結ぶ直線C
r′は当該接線Crよりも変位量Drだけ下方に変位し
た位置にある。
【0010】この結果、時点T3においてブシュ5がス
プロケット1に噛合するときに、このブシュ5は時点T
2から時点T3の間に変位量Drだけ上下動してスプロ
ケット1と激しく衝突する。かくして、リンク3がスプ
ロケット1に巻込まれるときに、この現象を繰返すこと
により、連続打撃音が発生すると考えられる。
プロケット1に噛合するときに、このブシュ5は時点T
2から時点T3の間に変位量Drだけ上下動してスプロ
ケット1と激しく衝突する。かくして、リンク3がスプ
ロケット1に巻込まれるときに、この現象を繰返すこと
により、連続打撃音が発生すると考えられる。
【0011】一方、図10は、下部走行体の前進時に、
スプロケット1が矢印Af方向(前進側)に回転すると
き、履帯2のブシュ5がスプロケット1に噛合すること
により、リンク3が時点t1〜t5の間に除々にスプロ
ケット1に巻込まれていく状態を示している。
スプロケット1が矢印Af方向(前進側)に回転すると
き、履帯2のブシュ5がスプロケット1に噛合すること
により、リンク3が時点t1〜t5の間に除々にスプロ
ケット1に巻込まれていく状態を示している。
【0012】この場合、サイドフレームの下面側に設け
た下ローラ(いずれも図示せず)からスプロケット1に
巻込まれる履帯2と地面との間には、通常、隙間が形成
されるため、この隙間内でスプロケット1に対してリン
ク3が多角形状を描くように巻込まれるときに、ブシュ
5は湾曲線Bfで示すような軌道を描いて矢示方向に移
動する。このとき、時点t2,t4におけるブシュ5の
中心を結ぶ直線は、スプロケット1のピッチ円Pに対し
て接線Cfとなる。これに対し、時点t1,t3,t5
におけるブシュ5の中心を結ぶ直線Cf′は当該接線C
fよりも変位量Dfだけ上方に変位した位置にある。
た下ローラ(いずれも図示せず)からスプロケット1に
巻込まれる履帯2と地面との間には、通常、隙間が形成
されるため、この隙間内でスプロケット1に対してリン
ク3が多角形状を描くように巻込まれるときに、ブシュ
5は湾曲線Bfで示すような軌道を描いて矢示方向に移
動する。このとき、時点t2,t4におけるブシュ5の
中心を結ぶ直線は、スプロケット1のピッチ円Pに対し
て接線Cfとなる。これに対し、時点t1,t3,t5
におけるブシュ5の中心を結ぶ直線Cf′は当該接線C
fよりも変位量Dfだけ上方に変位した位置にある。
【0013】この結果、時点t3においてブシュ5がス
プロケット1に噛合するときに、このブシュ5は時点t
2から時点t3の間に変位量Dfだけ上下動してスプロ
ケット1と激しく衝突する。かくして、リンク3がスプ
ロケット1に巻込まれるときに、この現象を繰返すこと
により、連続打撃音が発生すると考えられる。
プロケット1に噛合するときに、このブシュ5は時点t
2から時点t3の間に変位量Dfだけ上下動してスプロ
ケット1と激しく衝突する。かくして、リンク3がスプ
ロケット1に巻込まれるときに、この現象を繰返すこと
により、連続打撃音が発生すると考えられる。
【0014】これに対し、例えば実開平4−10097
3号公報、実開昭52−61817号公報等には、上ロ
ーラとスプロケットとの間に位置してトラックフレーム
上に転輪体を設け、スプロケットに巻込まれる履帯を転
輪体によって下側から支持する構成となった履帯式走行
装置が開示されている。
3号公報、実開昭52−61817号公報等には、上ロ
ーラとスプロケットとの間に位置してトラックフレーム
上に転輪体を設け、スプロケットに巻込まれる履帯を転
輪体によって下側から支持する構成となった履帯式走行
装置が開示されている。
【0015】そして、この従来技術による履帯式走行装
置では、スプロケットが後退側に回転駆動され、履帯が
上側からスプロケットに巻込まれるときには、転輪体が
履帯をスプロケットに対して接線方向に巻込むように案
内することにより、履帯がスプロケットに多角形状に巻
込まれるときの上下動を抑え、履帯のブシュがスプロケ
ットに衝突するのを防止し、騒音を低減することができ
る。
置では、スプロケットが後退側に回転駆動され、履帯が
上側からスプロケットに巻込まれるときには、転輪体が
履帯をスプロケットに対して接線方向に巻込むように案
内することにより、履帯がスプロケットに多角形状に巻
込まれるときの上下動を抑え、履帯のブシュがスプロケ
ットに衝突するのを防止し、騒音を低減することができ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術による履帯式走行装置では、スプロケットが前進側
に回転駆動され、履帯が下側からスプロケットに巻込ま
れるときには、転輪体が履帯をスプロケットに対して接
線方向に巻込むように案内することができず、履帯がス
プロケットに巻込まれるときの上下動により、履帯のブ
シュがスプロケットに連続的に衝突して騒音が発生して
しまうという問題がある。
技術による履帯式走行装置では、スプロケットが前進側
に回転駆動され、履帯が下側からスプロケットに巻込ま
れるときには、転輪体が履帯をスプロケットに対して接
線方向に巻込むように案内することができず、履帯がス
プロケットに巻込まれるときの上下動により、履帯のブ
シュがスプロケットに連続的に衝突して騒音が発生して
しまうという問題がある。
【0017】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたもので、履帯がスプロケットに巻込まれるとき
の騒音を、前進時および後退時のいずれにおいても確実
に低減できるようにした履帯式走行装置を提供すること
を目的としている。
なされたもので、履帯がスプロケットに巻込まれるとき
の騒音を、前進時および後退時のいずれにおいても確実
に低減できるようにした履帯式走行装置を提供すること
を目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、センタフレームの左右両側にサイド
フレームを有するトラックフレームと、前記トラックフ
レームのサイドフレーム前後方向一側に設けられ、走行
用モータおよび該走行用モータの回転をハウジングに伝
達する動力伝達機構を有した駆動装置と、前記駆動装置
のハウジングに設けられ該ハウジングと一体に回転する
スプロケットと、前記トラックフレームのサイドフレー
ム前後方向他側に設けられたアイドラと、前記スプロケ
ットとアイドラとの間に巻装された履帯とからなる履帯
式走行装置に適用される。
ために、本発明は、センタフレームの左右両側にサイド
フレームを有するトラックフレームと、前記トラックフ
レームのサイドフレーム前後方向一側に設けられ、走行
用モータおよび該走行用モータの回転をハウジングに伝
達する動力伝達機構を有した駆動装置と、前記駆動装置
のハウジングに設けられ該ハウジングと一体に回転する
スプロケットと、前記トラックフレームのサイドフレー
ム前後方向他側に設けられたアイドラと、前記スプロケ
ットとアイドラとの間に巻装された履帯とからなる履帯
式走行装置に適用される。
【0019】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記駆動装置のハウジングと前記履帯との間に
は前記履帯を前記スプロケットに案内する履帯案内部材
を設け、前記履帯案内部材は、前記駆動装置のハウジン
グ外周面に係合するブラケットと、前記スプロケットの
上部近傍に位置して前記ブラケットに設けられ、前記ス
プロケットが後退側に回転するときに前記履帯に当接す
る上側履帯受けと、前記スプロケットの下部近傍に位置
して前記ブラケットに設けられ、前記スプロケットが前
進側に回転するときに前記履帯に当接する下側履帯受け
とから構成したことにある。
特徴は、前記駆動装置のハウジングと前記履帯との間に
は前記履帯を前記スプロケットに案内する履帯案内部材
を設け、前記履帯案内部材は、前記駆動装置のハウジン
グ外周面に係合するブラケットと、前記スプロケットの
上部近傍に位置して前記ブラケットに設けられ、前記ス
プロケットが後退側に回転するときに前記履帯に当接す
る上側履帯受けと、前記スプロケットの下部近傍に位置
して前記ブラケットに設けられ、前記スプロケットが前
進側に回転するときに前記履帯に当接する下側履帯受け
とから構成したことにある。
【0020】このように構成したことにより、スプロケ
ットが後退側に回転したときには、履帯は上側履帯受け
に当接しつつスプロケットに巻込まれる。このとき、上
側履帯受けが履帯をスプロケットに対してほぼ接線方向
に巻込むように案内することにより履帯の上下動を抑え
ることができ、履帯とスプロケットとが噛合するときに
生じる打撃音を低減できる。
ットが後退側に回転したときには、履帯は上側履帯受け
に当接しつつスプロケットに巻込まれる。このとき、上
側履帯受けが履帯をスプロケットに対してほぼ接線方向
に巻込むように案内することにより履帯の上下動を抑え
ることができ、履帯とスプロケットとが噛合するときに
生じる打撃音を低減できる。
【0021】一方、スプロケットが前進側に回転したと
きには、履帯は下側履帯受けに当接しつつスプロケット
に巻込まれる。このとき、下側履帯受けが履帯をスプロ
ケットに対してほぼ接線方向に巻込むように案内するこ
とにより履帯の上下動を抑えることができ、履帯とスプ
ロケットとが噛合するときに生じる打撃音を低減でき
る。
きには、履帯は下側履帯受けに当接しつつスプロケット
に巻込まれる。このとき、下側履帯受けが履帯をスプロ
ケットに対してほぼ接線方向に巻込むように案内するこ
とにより履帯の上下動を抑えることができ、履帯とスプ
ロケットとが噛合するときに生じる打撃音を低減でき
る。
【0022】また、請求項2の発明は、上側履帯受けお
よび下側履帯受けは、履帯を構成するリンクに当接して
回転しつつ該リンクをスプロケットに滑らかに案内する
ローラにより構成したことにある。
よび下側履帯受けは、履帯を構成するリンクに当接して
回転しつつ該リンクをスプロケットに滑らかに案内する
ローラにより構成したことにある。
【0023】このように構成したことにより、ローラ
は、スプロケットに巻込まれる履帯のリンクに当接して
回転するから、ローラが履帯との接触によって早期に摩
耗するのを防止でき、履帯とスプロケットとが噛合する
ときに生じる打撃音を長期に亘って低減することができ
る。
は、スプロケットに巻込まれる履帯のリンクに当接して
回転するから、ローラが履帯との接触によって早期に摩
耗するのを防止でき、履帯とスプロケットとが噛合する
ときに生じる打撃音を長期に亘って低減することができ
る。
【0024】さらに、請求項3の発明は、ブラケット
は、駆動装置のハウジング外周面に沿って湾曲した円弧
部と、円弧部の上端側から履帯に沿って前後方向に伸長
し、上側履帯受けが設けられた上側アーム部と、円弧部
の下端側から履帯に沿って前後方向に伸長し、下側履帯
受けが設けられた下側アーム部とからU字状に形成し、
円弧部が駆動装置のハウジング外周面に係合する構成と
したことにある。
は、駆動装置のハウジング外周面に沿って湾曲した円弧
部と、円弧部の上端側から履帯に沿って前後方向に伸長
し、上側履帯受けが設けられた上側アーム部と、円弧部
の下端側から履帯に沿って前後方向に伸長し、下側履帯
受けが設けられた下側アーム部とからU字状に形成し、
円弧部が駆動装置のハウジング外周面に係合する構成と
したことにある。
【0025】このように構成したことにより、ブラケッ
トの円弧部を駆動装置のハウジング外周面に係合させる
だけで、ブラケットの上側アーム部に設けた上側履帯受
けをスプロケットの上部近傍に配設できると共に、ブラ
ケットの下側アーム部に設けた下側履帯受けをスプロケ
ットの下部近傍に配設でき、履帯案内部材の構成を簡素
化することができる。
トの円弧部を駆動装置のハウジング外周面に係合させる
だけで、ブラケットの上側アーム部に設けた上側履帯受
けをスプロケットの上部近傍に配設できると共に、ブラ
ケットの下側アーム部に設けた下側履帯受けをスプロケ
ットの下部近傍に配設でき、履帯案内部材の構成を簡素
化することができる。
【0026】また、請求項4の発明は、駆動装置のハウ
ジングには、ブラケットがハウジングの軸方向に移動す
るのを規制するストッパ部材を設ける構成としたことに
ある。
ジングには、ブラケットがハウジングの軸方向に移動す
るのを規制するストッパ部材を設ける構成としたことに
ある。
【0027】このように構成したことにより、駆動装置
のハウジング外周面に係合したブラケットが、ハウジン
グの軸方向に移動するのをストッパ部材によって規制す
ることができ、ブラケットに設けられた上側履帯受けお
よび下側履帯受けを、適正な位置で履帯に当接させるこ
とができる。
のハウジング外周面に係合したブラケットが、ハウジン
グの軸方向に移動するのをストッパ部材によって規制す
ることができ、ブラケットに設けられた上側履帯受けお
よび下側履帯受けを、適正な位置で履帯に当接させるこ
とができる。
【0028】また、請求項5の発明は、駆動装置のハウ
ジング外周面とブラケットとの間には複数の転動体を設
ける構成としたことにある。
ジング外周面とブラケットとの間には複数の転動体を設
ける構成としたことにある。
【0029】このように構成したことにより、駆動装置
のハウジングがスプロケットを伴って回転すると、ハウ
ジング外周面とブラケットとの間で転動体が転動するか
ら、ブラケットとハウジング外周面とが直接的に摺接す
ることがなく、ハウジング外周面とブラケットとの間に
生じる摩擦、および当該摩擦に伴う騒音等を低減するこ
とができる。
のハウジングがスプロケットを伴って回転すると、ハウ
ジング外周面とブラケットとの間で転動体が転動するか
ら、ブラケットとハウジング外周面とが直接的に摺接す
ることがなく、ハウジング外周面とブラケットとの間に
生じる摩擦、および当該摩擦に伴う騒音等を低減するこ
とができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明による履帯式走行装
置の実施の形態を、油圧ショベルの下部走行体に適用し
た場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ説明する。
置の実施の形態を、油圧ショベルの下部走行体に適用し
た場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ説明する。
【0031】まず、図1ないし図6は本発明による第1
の実施の形態を示し、図1において、11は油圧ショベ
ルの下部走行体、12は下部走行体11を構成するトラ
ックフレームをそれぞれ示している。そして、トラック
フレーム12は、センタフレーム13と、センタフレー
ム13の左右両側に配設され、前後方向に伸長した一対
のサイドフレーム14(一方のみ図示)とからなってい
る。また、サイドフレーム14の前後方向の一側にはス
プロケット側ブラケット15が設けられ、他側にはアイ
ドラ側ブラケット16が設けられている。
の実施の形態を示し、図1において、11は油圧ショベ
ルの下部走行体、12は下部走行体11を構成するトラ
ックフレームをそれぞれ示している。そして、トラック
フレーム12は、センタフレーム13と、センタフレー
ム13の左右両側に配設され、前後方向に伸長した一対
のサイドフレーム14(一方のみ図示)とからなってい
る。また、サイドフレーム14の前後方向の一側にはス
プロケット側ブラケット15が設けられ、他側にはアイ
ドラ側ブラケット16が設けられている。
【0032】ここで、スプロケット側ブラケット15
は、図2および図3に示すように、サイドフレーム14
の一側端部に固定された接続用端板17に溶接等によっ
て固着され、後述する走行モータ19を取付けるための
取付穴15Aが設けられている。
は、図2および図3に示すように、サイドフレーム14
の一側端部に固定された接続用端板17に溶接等によっ
て固着され、後述する走行モータ19を取付けるための
取付穴15Aが設けられている。
【0033】18はスプロケット側ブラケット15に取
付けられた駆動装置を示し、この駆動装置18は、スプ
ロケット側ブラケット15の取付穴15Aに嵌合され、
ボルトによって固定された走行モータ19と、この走行
モータ19の出力側に接続された後述の減速機20とか
らなっている。
付けられた駆動装置を示し、この駆動装置18は、スプ
ロケット側ブラケット15の取付穴15Aに嵌合され、
ボルトによって固定された走行モータ19と、この走行
モータ19の出力側に接続された後述の減速機20とか
らなっている。
【0034】20は走行モータ19の回転を減速して後
述のスプロケット22に伝達する動力伝達機構としての
減速機で、この減速機20は、段付き円筒状のハウジン
グ21と、このハウジング21内に収容され、走行モー
タ19の出力軸が接続された減速歯車機構(いずれも図
示せず)とからなり、走行モータ19の回転を減速歯車
機構によって減速し、ハウジング21を回転させる構成
となっている。
述のスプロケット22に伝達する動力伝達機構としての
減速機で、この減速機20は、段付き円筒状のハウジン
グ21と、このハウジング21内に収容され、走行モー
タ19の出力軸が接続された減速歯車機構(いずれも図
示せず)とからなり、走行モータ19の回転を減速歯車
機構によって減速し、ハウジング21を回転させる構成
となっている。
【0035】ここで、ハウジング21は、後述の湾曲ブ
ラケット32が係合する小径円筒部21Aと、この小径
円筒部21Aよりも大径の大径円筒部21Bとを有し、
小径円筒部21Aと大径円筒部21Bとの間には環状の
平坦面部21Cが形成されている。また、小径円筒部2
1Aの外周側には、均等な間隔をもって4個のねじ穴2
1D,21D,…が設けられ、大径円筒部21Bには、
スプロケット22が取付けられるフランジ部21Eが設
けられている。
ラケット32が係合する小径円筒部21Aと、この小径
円筒部21Aよりも大径の大径円筒部21Bとを有し、
小径円筒部21Aと大径円筒部21Bとの間には環状の
平坦面部21Cが形成されている。また、小径円筒部2
1Aの外周側には、均等な間隔をもって4個のねじ穴2
1D,21D,…が設けられ、大径円筒部21Bには、
スプロケット22が取付けられるフランジ部21Eが設
けられている。
【0036】22は減速機20を構成するハウジング2
1のフランジ部21Eにボルトによって固着されたスプ
ロケットで、このスプロケット22は、走行モータ19
を作動させることによりハウジング21と一体に回転す
るものである。
1のフランジ部21Eにボルトによって固着されたスプ
ロケットで、このスプロケット22は、走行モータ19
を作動させることによりハウジング21と一体に回転す
るものである。
【0037】23はアイドラ側ブラケット16に取付け
られたアイドラで、このアイドラ23は、サイドフレー
ム14内に設けられた履帯張り調整装置(図示せず)に
よってスプロケット22から離間する方向に常時付勢さ
れ、スプロケット22との間に巻装された後述の履帯2
6に適度な張りを付与している。
られたアイドラで、このアイドラ23は、サイドフレー
ム14内に設けられた履帯張り調整装置(図示せず)に
よってスプロケット22から離間する方向に常時付勢さ
れ、スプロケット22との間に巻装された後述の履帯2
6に適度な張りを付与している。
【0038】24,24はサイドフレーム14の上面側
に回転可能に設けられた2個の上ローラで、各上ローラ
24は、履帯26を下側から支持しつつ履帯26がサイ
ドフレーム14に接触するのを防止している。25,2
5,…はサイドフレーム14の下面側に列設された複数
の下ローラで、各下ローラ25は、スプロケット22お
よびアイドラ23と共に履帯26上でサイドフレーム1
4を支持するものである。
に回転可能に設けられた2個の上ローラで、各上ローラ
24は、履帯26を下側から支持しつつ履帯26がサイ
ドフレーム14に接触するのを防止している。25,2
5,…はサイドフレーム14の下面側に列設された複数
の下ローラで、各下ローラ25は、スプロケット22お
よびアイドラ23と共に履帯26上でサイドフレーム1
4を支持するものである。
【0039】26はスプロケット22、アイドラ23、
上ローラ24および下ローラ25に巻装された履帯を示
す。この履帯26は、図5および図6に示すように、複
数のリンク27をピン28によって順次連結することに
よって無端状に形成され、ピン28の外周側にはスプロ
ケット22に噛合する円筒状のブシュ29を嵌合し、か
つ各リンク27にそれぞれ板状のシュー30を固定する
ことによって構成されている。
上ローラ24および下ローラ25に巻装された履帯を示
す。この履帯26は、図5および図6に示すように、複
数のリンク27をピン28によって順次連結することに
よって無端状に形成され、ピン28の外周側にはスプロ
ケット22に噛合する円筒状のブシュ29を嵌合し、か
つ各リンク27にそれぞれ板状のシュー30を固定する
ことによって構成されている。
【0040】31は駆動装置18のハウジング21と履
帯26との間に設けられた履帯案内部材を示し、この履
帯案内部材31は、図4に示すように、後述の湾曲ブラ
ケット32と、この湾曲ブラケット32に回転可能に取
付けられた上側案内ローラ33および下側案内ローラ3
5とからなっている。
帯26との間に設けられた履帯案内部材を示し、この履
帯案内部材31は、図4に示すように、後述の湾曲ブラ
ケット32と、この湾曲ブラケット32に回転可能に取
付けられた上側案内ローラ33および下側案内ローラ3
5とからなっている。
【0041】32は履帯案内部材31を構成する湾曲ブ
ラケットで、この湾曲ブラケット32は、ハウジング2
1の小径円筒部21A外周面に沿ってU字状に折曲げら
れた角鋼からなっている。ここで、湾曲ブラケット32
は、小径円筒部21Aの外径とほぼ等しい内径寸法を有
する半円形状の円弧部32Aと、円弧部32Aの上端側
から履帯26の各リンク27に沿って前後方向に伸長し
た上側アーム部32Bと、円弧部32Aの下端側から履
帯26の各リンク27に沿って前後方向に伸長した下側
アーム部32Cとを有し、円弧部32Aがハウジング2
1の小径円筒部21A外周面に摺動可能に係合する構成
となっている。
ラケットで、この湾曲ブラケット32は、ハウジング2
1の小径円筒部21A外周面に沿ってU字状に折曲げら
れた角鋼からなっている。ここで、湾曲ブラケット32
は、小径円筒部21Aの外径とほぼ等しい内径寸法を有
する半円形状の円弧部32Aと、円弧部32Aの上端側
から履帯26の各リンク27に沿って前後方向に伸長し
た上側アーム部32Bと、円弧部32Aの下端側から履
帯26の各リンク27に沿って前後方向に伸長した下側
アーム部32Cとを有し、円弧部32Aがハウジング2
1の小径円筒部21A外周面に摺動可能に係合する構成
となっている。
【0042】33は湾曲ブラケット32の上側アーム部
32B先端側に回転可能に取付けられた上側履帯受けと
しての上側案内ローラで、この上側案内ローラ33は、
湾曲ブラケット32の上側アーム部32B先端側に固着
されたピン34に回転可能に取付けられている。そし
て、上側案内ローラ33は、スプロケット22が図5中
の矢示Ar方向(後退側)に回転するときに、上ローラ
24を介してスプロケット22の上側から巻込まれる履
帯26の各リンク27に当接し、各リンク27間を連結
するピン28の中心を通る直線が、スプロケット22の
ピッチ円Pに対して接線Crとなるように、履帯26を
案内するものである。
32B先端側に回転可能に取付けられた上側履帯受けと
しての上側案内ローラで、この上側案内ローラ33は、
湾曲ブラケット32の上側アーム部32B先端側に固着
されたピン34に回転可能に取付けられている。そし
て、上側案内ローラ33は、スプロケット22が図5中
の矢示Ar方向(後退側)に回転するときに、上ローラ
24を介してスプロケット22の上側から巻込まれる履
帯26の各リンク27に当接し、各リンク27間を連結
するピン28の中心を通る直線が、スプロケット22の
ピッチ円Pに対して接線Crとなるように、履帯26を
案内するものである。
【0043】35は湾曲ブラケット32の下側アーム部
32C先端側に回転可能に取付けられた下側履帯受けと
しての下側案内ローラで、この下側案内ローラ35は、
湾曲ブラケット32の下側アーム部32C先端側に固着
されたピン36に回転可能に取付けられている。そし
て、下側案内ローラ35は、スプロケット22が図5中
の矢示Af方向(前進側)に回転するときに、下ローラ
25を介してスプロケット22の下側から巻込まれる履
帯26の各リンク27の上面に当接し、各リンク27間
を連結するピン28の中心を通る直線が、スプロケット
22のピッチ円Pに対して接線Cfとなるように、履帯
26を案内するものである。
32C先端側に回転可能に取付けられた下側履帯受けと
しての下側案内ローラで、この下側案内ローラ35は、
湾曲ブラケット32の下側アーム部32C先端側に固着
されたピン36に回転可能に取付けられている。そし
て、下側案内ローラ35は、スプロケット22が図5中
の矢示Af方向(前進側)に回転するときに、下ローラ
25を介してスプロケット22の下側から巻込まれる履
帯26の各リンク27の上面に当接し、各リンク27間
を連結するピン28の中心を通る直線が、スプロケット
22のピッチ円Pに対して接線Cfとなるように、履帯
26を案内するものである。
【0044】37はハウジング21の小径円筒部21A
に嵌着されたストッパ部材としてのストッパリングで、
このストッパリング37は、ハウジング21の小径円筒
部21Aの外径寸法よりも僅かに大きな内径寸法を有
し、その周方向には、小径円筒部21Aに設けた各ねじ
穴21Dと等しいピッチをもって4個の透孔37Aが穿
設されている。そして、ストッパリング37は、透孔3
7Aに挿通したボルト38をねじ穴21Dに螺入するこ
とによりハウジング21に固着され、ハウジング21の
平坦面部21Cとの間で湾曲ブラケット32を挟み、湾
曲ブラケット32がハウジング21の軸方向に移動する
のを規制するものである。
に嵌着されたストッパ部材としてのストッパリングで、
このストッパリング37は、ハウジング21の小径円筒
部21Aの外径寸法よりも僅かに大きな内径寸法を有
し、その周方向には、小径円筒部21Aに設けた各ねじ
穴21Dと等しいピッチをもって4個の透孔37Aが穿
設されている。そして、ストッパリング37は、透孔3
7Aに挿通したボルト38をねじ穴21Dに螺入するこ
とによりハウジング21に固着され、ハウジング21の
平坦面部21Cとの間で湾曲ブラケット32を挟み、湾
曲ブラケット32がハウジング21の軸方向に移動する
のを規制するものである。
【0045】本実施の形態による履帯式走行装置は上述
の如き構成を有するもので、履帯26は、スプロケット
22、アイドラ23、上ローラ24および下ローラ25
に巻装され、アイドラ23とサイドフレーム14との間
に設けられた履帯張り調整装置(図示せず)によって適
度な張りを付与される。この状態でスプロケット22を
回転駆動すると、このスプロケット22が履帯26を構
成する各ブシュ29に順次噛合することにより、履帯2
6が周回駆動して下部走行体11が走行する。
の如き構成を有するもので、履帯26は、スプロケット
22、アイドラ23、上ローラ24および下ローラ25
に巻装され、アイドラ23とサイドフレーム14との間
に設けられた履帯張り調整装置(図示せず)によって適
度な張りを付与される。この状態でスプロケット22を
回転駆動すると、このスプロケット22が履帯26を構
成する各ブシュ29に順次噛合することにより、履帯2
6が周回駆動して下部走行体11が走行する。
【0046】このとき、履帯案内部材31の湾曲ブラケ
ット32は、その円弧部32A内周側をハウジング21
の小径円筒部21A外周面に摺接させた状態で、ハウジ
ング21の平坦面部21Cとストッパリング37との間
に保持される。そして、湾曲ブラケット32の上側アー
ム部32Bに取付けられた上側案内ローラ33は、スプ
ロケット22の上部側で各リンク27の下面に当接しつ
つ回転し、湾曲ブラケット32の下側アーム部32Cに
取付けられた下側案内ローラ35は、スプロケット22
の下部側で各リンク27の上面に当接しつつ回転する。
ット32は、その円弧部32A内周側をハウジング21
の小径円筒部21A外周面に摺接させた状態で、ハウジ
ング21の平坦面部21Cとストッパリング37との間
に保持される。そして、湾曲ブラケット32の上側アー
ム部32Bに取付けられた上側案内ローラ33は、スプ
ロケット22の上部側で各リンク27の下面に当接しつ
つ回転し、湾曲ブラケット32の下側アーム部32Cに
取付けられた下側案内ローラ35は、スプロケット22
の下部側で各リンク27の上面に当接しつつ回転する。
【0047】ここで、下部走行体11の後退時に、スプ
ロケット22が図5中の矢示Ar方向に回転するときに
は、上側案内ローラ33が、上ローラ24を介して上側
からスプロケット22に巻込まれる履帯26の各リンク
27下面に当接することにより、各リンク27の上下方
向の動きを規制する。これにより、各リンク27間を連
結するピン28の中心を通る直線が、スプロケット22
のピッチ円Pに対して接線Crとなるように、履帯26
をスプロケット22に案内することができる。
ロケット22が図5中の矢示Ar方向に回転するときに
は、上側案内ローラ33が、上ローラ24を介して上側
からスプロケット22に巻込まれる履帯26の各リンク
27下面に当接することにより、各リンク27の上下方
向の動きを規制する。これにより、各リンク27間を連
結するピン28の中心を通る直線が、スプロケット22
のピッチ円Pに対して接線Crとなるように、履帯26
をスプロケット22に案内することができる。
【0048】一方、下部走行体11の前進時に、スプロ
ケット22が図5中の矢示Af方向に回転するときに
は、下側案内ローラ35が、下ローラ25を介して下側
からスプロケット22に巻込まれる履帯26の各リンク
27上面に当接することにより、各リンク27の上下方
向への動きを規制する。これにより、各リンク27間を
連結するピン28の中心を通る直線が、スプロケット2
2のピッチ円Pに対して接線Cfとなるように、履帯2
6をスプロケット22に案内することができる。
ケット22が図5中の矢示Af方向に回転するときに
は、下側案内ローラ35が、下ローラ25を介して下側
からスプロケット22に巻込まれる履帯26の各リンク
27上面に当接することにより、各リンク27の上下方
向への動きを規制する。これにより、各リンク27間を
連結するピン28の中心を通る直線が、スプロケット2
2のピッチ円Pに対して接線Cfとなるように、履帯2
6をスプロケット22に案内することができる。
【0049】かくして、履帯案内部材31の上側案内ロ
ーラ33および下側案内ローラ35が、履帯26の各リ
ンク27をスプロケット22に対してほぼ接線方向に巻
込むように案内することにより、前進時および後退時の
いずれにおいても、履帯26がスプロケット22に多角
形状に巻込まれるときの上下動を抑えることができ、履
帯26の各ブシュ29がスプロケット22に噛合するこ
とにより生じる打撃音を効果的に低減することができ
る。
ーラ33および下側案内ローラ35が、履帯26の各リ
ンク27をスプロケット22に対してほぼ接線方向に巻
込むように案内することにより、前進時および後退時の
いずれにおいても、履帯26がスプロケット22に多角
形状に巻込まれるときの上下動を抑えることができ、履
帯26の各ブシュ29がスプロケット22に噛合するこ
とにより生じる打撃音を効果的に低減することができ
る。
【0050】また、上側案内ローラ33および下側案内
ローラ35は、スプロケット22に巻込まれる履帯26
の各リンク27に当接しつつ回転するから、上側案内ロ
ーラ33および下側案内ローラ35がリンク27との接
触によって早期に摩耗するのを防止でき、履帯26のブ
シュ29とスプロケット22とが噛合するときに生じる
打撃音を長期に亘って低減することができる。
ローラ35は、スプロケット22に巻込まれる履帯26
の各リンク27に当接しつつ回転するから、上側案内ロ
ーラ33および下側案内ローラ35がリンク27との接
触によって早期に摩耗するのを防止でき、履帯26のブ
シュ29とスプロケット22とが噛合するときに生じる
打撃音を長期に亘って低減することができる。
【0051】さらに、湾曲ブラケット32を、減速機2
0のハウジング21外周面に沿って湾曲した円弧部32
Aと、上側案内ローラ33が設けられた上側アーム部3
2Bと、下側案内ローラ35が設けられた下側アーム部
32CとからU字状に形成し、円弧部32Aをハウジン
グ21の外周面に係合させるだけで、上側案内ローラ3
3をスプロケット22の上部近傍に配設できると共に、
下側案内ローラ35をスプロケット22の下部近傍に配
設できる構成としたから、履帯案内部材31の構成を簡
素化することができる。
0のハウジング21外周面に沿って湾曲した円弧部32
Aと、上側案内ローラ33が設けられた上側アーム部3
2Bと、下側案内ローラ35が設けられた下側アーム部
32CとからU字状に形成し、円弧部32Aをハウジン
グ21の外周面に係合させるだけで、上側案内ローラ3
3をスプロケット22の上部近傍に配設できると共に、
下側案内ローラ35をスプロケット22の下部近傍に配
設できる構成としたから、履帯案内部材31の構成を簡
素化することができる。
【0052】また、ハウジング21にストッパリング3
7を設けることにより、湾曲ブラケット32がハウジン
グ21の軸方向に移動するのをストッパリング37によ
って規制する構成としたから、湾曲ブラケット32に設
けらた上側案内ローラ33および下側案内ローラ35
を、適正な位置で履帯26の各リンク27に常時当接さ
せておくことができる。
7を設けることにより、湾曲ブラケット32がハウジン
グ21の軸方向に移動するのをストッパリング37によ
って規制する構成としたから、湾曲ブラケット32に設
けらた上側案内ローラ33および下側案内ローラ35
を、適正な位置で履帯26の各リンク27に常時当接さ
せておくことができる。
【0053】次に、図7は本発明による第2の実施の形
態を示し、本実施の形態の特徴は、湾曲ブラケットのう
ち駆動装置のハウジング外周面に係合する面に複数の突
起部を設けたことにある。なお、本実施の形態では、上
述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
態を示し、本実施の形態の特徴は、湾曲ブラケットのう
ち駆動装置のハウジング外周面に係合する面に複数の突
起部を設けたことにある。なお、本実施の形態では、上
述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
【0054】図において、41は本実施の形態による履
帯案内部材を示し、この履帯案内部材41は、上述した
第1の実施の形態による履帯案内部材31と同様に、後
述する湾曲ブラケット42と、上側案内ローラ33およ
び下側案内ローラ35とからなるものの、湾曲ブラケッ
ト42の形状が異なっている。
帯案内部材を示し、この履帯案内部材41は、上述した
第1の実施の形態による履帯案内部材31と同様に、後
述する湾曲ブラケット42と、上側案内ローラ33およ
び下側案内ローラ35とからなるものの、湾曲ブラケッ
ト42の形状が異なっている。
【0055】42は減速機20を構成するハウジング2
1の小径円筒部21A外周面に係合した湾曲ブラケット
で、この湾曲ブラケット42は、小径円筒部21Aの外
径とほぼ等しい内径寸法を有する半円形状の円弧部42
Aと、上側アーム部42Bと、下側アーム部42Cとか
らなるものの、円弧部42Aの内周面には、一定の間隔
をもって5個の凹陥部43,43,…が形成され、これ
ら各凹陥部43の間に4個の突起部44,44,…が形
成されている。そして、湾曲ブラケット42をハウジン
グ21の小径円筒部21A外周面に係合させた状態で
は、湾曲ブラケット42に設けた各突起部44のみが小
径円筒部21Aの外周面に摺接する構成となっている。
1の小径円筒部21A外周面に係合した湾曲ブラケット
で、この湾曲ブラケット42は、小径円筒部21Aの外
径とほぼ等しい内径寸法を有する半円形状の円弧部42
Aと、上側アーム部42Bと、下側アーム部42Cとか
らなるものの、円弧部42Aの内周面には、一定の間隔
をもって5個の凹陥部43,43,…が形成され、これ
ら各凹陥部43の間に4個の突起部44,44,…が形
成されている。そして、湾曲ブラケット42をハウジン
グ21の小径円筒部21A外周面に係合させた状態で
は、湾曲ブラケット42に設けた各突起部44のみが小
径円筒部21Aの外周面に摺接する構成となっている。
【0056】本実施の形態による履帯式走行装置は上述
の如き履帯案内部材41を有するもので、上側案内ロー
ラ33および下側案内ローラ35が、履帯26の各リン
ク27をスプロケット22に対してほぼ接線方向に巻込
むように案内することにより、履帯26がスプロケット
22に多角形状に巻込まれるときの上下動を抑えるとい
う基本的作動については、上述した第1の実施の形態に
よるものと格別差異はない。
の如き履帯案内部材41を有するもので、上側案内ロー
ラ33および下側案内ローラ35が、履帯26の各リン
ク27をスプロケット22に対してほぼ接線方向に巻込
むように案内することにより、履帯26がスプロケット
22に多角形状に巻込まれるときの上下動を抑えるとい
う基本的作動については、上述した第1の実施の形態に
よるものと格別差異はない。
【0057】然るに、本実施の形態では、ハウジング2
1がスプロケット22を伴って回転したときに、湾曲ブ
ラケット42に設けた各突起部44のみがハウジング2
1の外周面に摺接することにより、ハウジング21と湾
曲ブラケット42との間の接触面積を削減することがで
き、ハウジング21と湾曲ブラケット42とが摺接する
ことによって発生する騒音を低減することができる。
1がスプロケット22を伴って回転したときに、湾曲ブ
ラケット42に設けた各突起部44のみがハウジング2
1の外周面に摺接することにより、ハウジング21と湾
曲ブラケット42との間の接触面積を削減することがで
き、ハウジング21と湾曲ブラケット42とが摺接する
ことによって発生する騒音を低減することができる。
【0058】次に、図8は本発明による第3の実施の形
態を示し、本実施の形態の特徴は、駆動装置のハウジン
グ外周面と湾曲ブラケットとの間に複数の転動体を設け
たことにある。なお、本実施の形態では、上述した各実
施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
態を示し、本実施の形態の特徴は、駆動装置のハウジン
グ外周面と湾曲ブラケットとの間に複数の転動体を設け
たことにある。なお、本実施の形態では、上述した各実
施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
【0059】図において、51は本実施の形態による履
帯案内部材を示し、この履帯案内部材51は、後述する
湾曲ブラケット52と、ころ54と、上側案内ローラ3
3および下側案内ローラ35とからなっている。
帯案内部材を示し、この履帯案内部材51は、後述する
湾曲ブラケット52と、ころ54と、上側案内ローラ3
3および下側案内ローラ35とからなっている。
【0060】52は減速機20を構成するハウジング2
1の小径円筒部21A外周面に係合した湾曲ブラケット
で、この湾曲ブラケット52は、小径円筒部21Aの外
径とほぼ等しい内径寸法を有する半円形状の円弧部52
Aと、上側アーム部52Bと、下側アーム部52Cとか
らなるものの、円弧部52Aの内周面には、ハウジング
21の軸方向に沿って伸びる5個の矩形溝53,53,
…が一定の間隔をもって凹設されている。
1の小径円筒部21A外周面に係合した湾曲ブラケット
で、この湾曲ブラケット52は、小径円筒部21Aの外
径とほぼ等しい内径寸法を有する半円形状の円弧部52
Aと、上側アーム部52Bと、下側アーム部52Cとか
らなるものの、円弧部52Aの内周面には、ハウジング
21の軸方向に沿って伸びる5個の矩形溝53,53,
…が一定の間隔をもって凹設されている。
【0061】54,54,…は、湾曲ブラケット52の
各矩形溝53内に回転可能に設けられた転動体としての
ころを示し、各ころ54は、湾曲ブラケット52の幅寸
法よりも小さい軸方向寸法を有し、かつ、矩形溝53の
深さ寸法よりも大きな直径を有する円柱状に形成されて
いる。そして、各ころ54は、湾曲ブラケット52の円
弧部52Aをハウジング21の小径円筒部21A外周面
に係合させた状態で矩形溝53から僅かに突出し、小径
円筒部21Aの外周面に当接する構成となっている。ま
た、各ころ54は、ハウジング21の小径円筒部21A
に嵌着されたストッパリング37によって軸方向に抜止
めされている。
各矩形溝53内に回転可能に設けられた転動体としての
ころを示し、各ころ54は、湾曲ブラケット52の幅寸
法よりも小さい軸方向寸法を有し、かつ、矩形溝53の
深さ寸法よりも大きな直径を有する円柱状に形成されて
いる。そして、各ころ54は、湾曲ブラケット52の円
弧部52Aをハウジング21の小径円筒部21A外周面
に係合させた状態で矩形溝53から僅かに突出し、小径
円筒部21Aの外周面に当接する構成となっている。ま
た、各ころ54は、ハウジング21の小径円筒部21A
に嵌着されたストッパリング37によって軸方向に抜止
めされている。
【0062】本実施の形態による履帯式走行装置は上述
の如き履帯案内部材51を有するもので、その基本的作
動については、上述した各実施の形態によるものと格別
差異はない。
の如き履帯案内部材51を有するもので、その基本的作
動については、上述した各実施の形態によるものと格別
差異はない。
【0063】然るに、本実施の形態では、ハウジング2
1の小径円筒部21A外周面と湾曲ブラケット52の円
弧部52Aとの間に各ころ54を回転可能に設ける構成
としたから、ハウジング21がスプロケット22と共に
回転したときに、湾曲ブラケット52とハウジング21
外周面との間で各ころ54が転動することにより、湾曲
ブラケット52とハウジング21外周面とが摺接するこ
とによって発生する騒音を回避することができ、かつ、
湾曲ブラケット52およびハウジング21の摩耗を効果
的に抑えることができる。
1の小径円筒部21A外周面と湾曲ブラケット52の円
弧部52Aとの間に各ころ54を回転可能に設ける構成
としたから、ハウジング21がスプロケット22と共に
回転したときに、湾曲ブラケット52とハウジング21
外周面との間で各ころ54が転動することにより、湾曲
ブラケット52とハウジング21外周面とが摺接するこ
とによって発生する騒音を回避することができ、かつ、
湾曲ブラケット52およびハウジング21の摩耗を効果
的に抑えることができる。
【0064】なお、前記各実施の形態では、湾曲ブラケ
ット32(42,52)に上側案内ローラ33および下
側案内ローラ35を回転可能に設け、この上側案内ロー
ラ33および下側案内ローラ35が、スプロケット22
に巻込まれる履帯26の各リンク27に当接して回転し
つつ、履帯26をスプロケット22に対してほぼ接線方
向に巻込むように案内する構成を例に挙げたが、本発明
はこれに限るものではなく、例えば履帯26の各リンク
27に常時摺接するブロック体からなる上側履帯受け部
材および下側履帯受け部材を、湾曲ブラケット32に固
着して設ける構成としてもよい。
ット32(42,52)に上側案内ローラ33および下
側案内ローラ35を回転可能に設け、この上側案内ロー
ラ33および下側案内ローラ35が、スプロケット22
に巻込まれる履帯26の各リンク27に当接して回転し
つつ、履帯26をスプロケット22に対してほぼ接線方
向に巻込むように案内する構成を例に挙げたが、本発明
はこれに限るものではなく、例えば履帯26の各リンク
27に常時摺接するブロック体からなる上側履帯受け部
材および下側履帯受け部材を、湾曲ブラケット32に固
着して設ける構成としてもよい。
【0065】また、前記各実施の形態では、湾曲ブラケ
ット32がハウジング21の軸方向に移動するのを規制
するため、ハウジング21とは別個に形成したストッパ
リング37をボルト38によってハウジング21に固着
した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、抜止
め部材をハウジング21に一体的に設ける構成としても
よい。
ット32がハウジング21の軸方向に移動するのを規制
するため、ハウジング21とは別個に形成したストッパ
リング37をボルト38によってハウジング21に固着
した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、抜止
め部材をハウジング21に一体的に設ける構成としても
よい。
【0066】さらに、上述した各実施の形態では、油圧
ショベルの下部走行体に用いた履帯式走行装置を例に挙
げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧ク
レーン等の他の装軌式車両の下部走行体にも適用するこ
とができる。
ショベルの下部走行体に用いた履帯式走行装置を例に挙
げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧ク
レーン等の他の装軌式車両の下部走行体にも適用するこ
とができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、駆動装置のハウジングと履帯との間に、駆動装置
のハウジング外周面に係合するブラケットと、スプロケ
ットの上部近傍に位置してブラケットに設けられた上側
履帯受けと、スプロケットの下部近傍に位置してブラケ
ットに設けられた下側履帯受けとからなる履帯案内部材
を設ける構成としたから、スプロケットが後退側に回転
したときには、上側履帯受けによって履帯をスプロケッ
トに対してほぼ接線方向に巻込むように案内することが
でき、かつ、スプロケットが前進側に回転したときに
は、下側履帯受けによって履帯をスプロケットに対して
ほぼ接線方向に巻込むように案内することができる。こ
の結果、スプロケットの回転方向にかかわらず、履帯が
スプロケットに多角形状に巻込まれるときの上下動を抑
えることができ、前進時および後退時のいずれにおいて
も、履帯とスプロケットとが噛合するときに生じる騒音
を確実に低減することができる。
れば、駆動装置のハウジングと履帯との間に、駆動装置
のハウジング外周面に係合するブラケットと、スプロケ
ットの上部近傍に位置してブラケットに設けられた上側
履帯受けと、スプロケットの下部近傍に位置してブラケ
ットに設けられた下側履帯受けとからなる履帯案内部材
を設ける構成としたから、スプロケットが後退側に回転
したときには、上側履帯受けによって履帯をスプロケッ
トに対してほぼ接線方向に巻込むように案内することが
でき、かつ、スプロケットが前進側に回転したときに
は、下側履帯受けによって履帯をスプロケットに対して
ほぼ接線方向に巻込むように案内することができる。こ
の結果、スプロケットの回転方向にかかわらず、履帯が
スプロケットに多角形状に巻込まれるときの上下動を抑
えることができ、前進時および後退時のいずれにおいて
も、履帯とスプロケットとが噛合するときに生じる騒音
を確実に低減することができる。
【0068】また、請求項2の発明によれば、上側履帯
受けおよび下側履帯受けを、履帯を構成するリンクに当
接して回転しつつ該リンクをスプロケットに滑らかに案
内するローラにより構成したから、ローラが履帯との接
触によって早期に摩耗するのを防止でき、履帯とスプロ
ケットとが噛合するときに生じる連続打撃音を長期に亘
って低減することができる。
受けおよび下側履帯受けを、履帯を構成するリンクに当
接して回転しつつ該リンクをスプロケットに滑らかに案
内するローラにより構成したから、ローラが履帯との接
触によって早期に摩耗するのを防止でき、履帯とスプロ
ケットとが噛合するときに生じる連続打撃音を長期に亘
って低減することができる。
【0069】さらに、請求項3の発明によれば、ブラケ
ットを、駆動装置のハウジング外周面に沿って湾曲した
円弧部と、上側履帯受けが設けられた上側アーム部と、
下側履帯受けが設けられた下側アーム部とからU字状に
形成し、円弧部を駆動装置のハウジング外周面に係合さ
せる構成としたから、ブラケットの円弧部を駆動装置の
ハウジング外周面に係合させるだけで、ブラケットの上
側アーム部に設けた上側履帯受けをスプロケットの上部
近傍に配設できると共に、ブラケットの下側アーム部に
設けた下側履帯受けをスプロケットの下部近傍に配設で
き、履帯案内部材の構成を簡素化することができる。
ットを、駆動装置のハウジング外周面に沿って湾曲した
円弧部と、上側履帯受けが設けられた上側アーム部と、
下側履帯受けが設けられた下側アーム部とからU字状に
形成し、円弧部を駆動装置のハウジング外周面に係合さ
せる構成としたから、ブラケットの円弧部を駆動装置の
ハウジング外周面に係合させるだけで、ブラケットの上
側アーム部に設けた上側履帯受けをスプロケットの上部
近傍に配設できると共に、ブラケットの下側アーム部に
設けた下側履帯受けをスプロケットの下部近傍に配設で
き、履帯案内部材の構成を簡素化することができる。
【0070】また、請求項4の発明によれば、駆動装置
のハウジングには、ブラケットがハウジングの軸方向に
移動するのを規制するストッパ部材を設ける構成とした
から、駆動装置のハウジング外周面に係合したブラケッ
トが、ハウジングの軸方向に移動するのをストッパ部材
によって規制することができ、ブラケットに設けられた
上側履帯受けおよび下側履帯受けを適正な位置で履帯に
当接させることができる。
のハウジングには、ブラケットがハウジングの軸方向に
移動するのを規制するストッパ部材を設ける構成とした
から、駆動装置のハウジング外周面に係合したブラケッ
トが、ハウジングの軸方向に移動するのをストッパ部材
によって規制することができ、ブラケットに設けられた
上側履帯受けおよび下側履帯受けを適正な位置で履帯に
当接させることができる。
【0071】さらに、請求項5の発明によれば、駆動装
置のハウジング外周面とブラケットとの間には複数の転
動体を設ける構成としたから、ブラケットとハウジング
外周面とが直接的に摺接することがなく、ハウジング外
周面とブラケットとの間に生じる摩擦、および当該摩擦
に伴う騒音等を低減することができる。
置のハウジング外周面とブラケットとの間には複数の転
動体を設ける構成としたから、ブラケットとハウジング
外周面とが直接的に摺接することがなく、ハウジング外
周面とブラケットとの間に生じる摩擦、および当該摩擦
に伴う騒音等を低減することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による履帯式走行装
置が適用された下部走行体を示す外観図である。
置が適用された下部走行体を示す外観図である。
【図2】図1中の駆動装置、スプロケット、履帯案内部
材等を履帯を取外した状態で示す部分拡大図である。
材等を履帯を取外した状態で示す部分拡大図である。
【図3】図2の駆動装置、スプロケット、履帯案内部材
等を示す平面図である。
等を示す平面図である。
【図4】減速機のハウジング、履帯案内部材、ストッパ
リング等を示す分解斜視図である。
リング等を示す分解斜視図である。
【図5】図1中の駆動装置、スプロケット、履帯、履帯
案内部材等を拡大して示す部分拡大図である。
案内部材等を拡大して示す部分拡大図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた断面図であ
る。
る。
【図7】本発明による第2の実施の形態を示す図4と同
様の分解斜視図である。
様の分解斜視図である。
【図8】本発明による第3の実施の形態を示す図4と同
様の分解斜視図である。
様の分解斜視図である。
【図9】従来技術による履帯式走行装置において、後退
側に回転するスプロケットに履帯のリンクが巻込まれて
いく状態を経時的に示す説明図である。
側に回転するスプロケットに履帯のリンクが巻込まれて
いく状態を経時的に示す説明図である。
【図10】従来技術による履帯式走行装置において、前
進側に回転するスプロケットに履帯のリンクが巻込まれ
ていく状態を経時的に示す説明図である。
進側に回転するスプロケットに履帯のリンクが巻込まれ
ていく状態を経時的に示す説明図である。
12 トラックフレーム 13 センタフレーム 14 サイドフレーム 18 駆動装置 19 走行モータ 20 減速機(動力伝達機構) 21 ハウジング 22 スプロケット 23 アイドラ 26 履帯 27 リンク 31,41,51 履帯案内部材 32,42,52 湾曲ブラケット(ブラケット) 32A 円弧部 32B 上側アーム部 32C 下側アーム部 33 上側案内ローラ(上側履帯受け) 35 下側案内ローラ(下側履帯受け) 37 ストッパリング(ストッパ部材) 54 ころ(転動体)
Claims (5)
- 【請求項1】 センタフレームの左右両側にサイドフレ
ームを有するトラックフレームと、前記トラックフレー
ムのサイドフレーム前後方向一側に設けられ、走行用モ
ータおよび該走行用モータの回転をハウジングに伝達す
る動力伝達機構を有した駆動装置と、前記駆動装置のハ
ウジングに設けられ該ハウジングと一体に回転するスプ
ロケットと、前記トラックフレームのサイドフレーム前
後方向他側に設けられたアイドラと、前記スプロケット
とアイドラとの間に巻装された履帯とからなる履帯式走
行装置において、 前記駆動装置のハウジングと前記履帯との間には前記履
帯を前記スプロケットに案内する履帯案内部材を設け、 前記履帯案内部材は、前記駆動装置のハウジング外周面
に係合するブラケットと、前記スプロケットの上部近傍
に位置して前記ブラケットに設けられ、前記スプロケッ
トが後退側に回転するときに前記履帯に当接する上側履
帯受けと、前記スプロケットの下部近傍に位置して前記
ブラケットに設けられ、前記スプロケットが前進側に回
転するときに前記履帯に当接する下側履帯受けとから構
成したことを特徴とする履帯式走行装置。 - 【請求項2】 前記上側履帯受けおよび下側履帯受け
は、前記履帯を構成するリンクに当接して回転しつつ該
リンクを前記スプロケットに滑らかに案内するローラに
より構成してなる請求項1に記載の履帯式走行装置。 - 【請求項3】 前記ブラケットは、前記駆動装置のハウ
ジング外周面に沿って湾曲した円弧部と、前記円弧部の
上端側から前記履帯に沿って前後方向に伸長し、前記上
側履帯受けが設けられた上側アーム部と、前記円弧部の
下端側から前記履帯に沿って前後方向に伸長し、前記下
側履帯受けが設けられた下側アーム部とからU字状に形
成し、前記円弧部が前記駆動装置のハウジング外周面に
係合する構成としてなる請求項1または2に記載の履帯
式走行装置。 - 【請求項4】 前記駆動装置のハウジングには、前記ブ
ラケットが前記ハウジングの軸方向に移動するのを規制
するストッパ部材を設ける構成としてなる請求項1,2
または3に記載の履帯式走行装置。 - 【請求項5】 前記駆動装置のハウジング外周面と前記
ブラケットとの間には複数の転動体を設ける構成として
なる請求項1,2,3または4に記載の履帯式走行装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31427897A JPH11129948A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 履帯式走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31427897A JPH11129948A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 履帯式走行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11129948A true JPH11129948A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18051447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31427897A Pending JPH11129948A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 履帯式走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11129948A (ja) |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP31427897A patent/JPH11129948A/ja active Pending
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