JPH1113423A - 頭上弁式内燃機関及びその製造方法 - Google Patents
頭上弁式内燃機関及びその製造方法Info
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- JPH1113423A JPH1113423A JP18439897A JP18439897A JPH1113423A JP H1113423 A JPH1113423 A JP H1113423A JP 18439897 A JP18439897 A JP 18439897A JP 18439897 A JP18439897 A JP 18439897A JP H1113423 A JPH1113423 A JP H1113423A
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Abstract
において、シリンダヘッドのロッカアーム支台の取付面
とヘッドカバーの合わせ面とを同一平面上に形成可能と
するとともに、動弁機構のシリンダヘッドへの組み付け
手段を簡単化して、加工工数及び組立工数を低減し、装
置低コスト化を実現する。 【解決手段】 シリンダヘッドに、吸気弁及び排気弁を
シリンダ軸心線の両側に配置して組み付けるとともに、
シリンダヘッドの上面に固定されたロッカアーム支台
と、該支台に支持されたロッカアーム軸と、中央部が該
ロッカアーム軸に揺動可能に嵌挿され、両端部にプッシ
ュロッド及び前記吸・排気弁が夫々連結されるロッカア
ームとを備え、動弁機構を覆うヘッドカバーをシリンダ
ヘッド上面に固着してなる頭上弁式内燃機関において、
前記シリンダヘッドの上面を、前記ロッカアーム支台の
取付面とヘッドカバーの合わせ面とが略同一平面上にな
るように形成し、両面を同時加工を可能とする。
Description
びその製造方法に係り、特に吸気弁と排気弁とを有する
頭上弁式4サイクル内燃機関における動弁装置の取付構
造に関する。
ては、その燃焼室型式としてバスタブ式とペントルーフ
式とが使用されている。前記バスタブ型燃焼室を備えた
空冷単筒内燃機関(以下エンジンと称する)の1つとし
て特願平8−37557号の発明が本件出願人によって
提案されている。かかる発明において、吸・排気弁のレ
イアウトは、シリンダの軸線に平行に吸気弁と排気弁と
が並設され、1本のロッカアーム軸に1対のロッカアー
ムが揺動可能に取付けられてプッシュロッドからロッカ
アームを介して吸・排気弁を駆動するように構成されて
いる。しかしながら、前記バスタブ型燃焼室を備えたエ
ンジンは、動弁装置の加工組立が比較的簡単ではある
が、燃焼効率の面で前記ペントルーフ型に劣ることか
ら、近年はペントルーフ型燃焼室が多く用いられるよう
になっている。
室を有する空冷頭上弁式単筒4サイクル内燃機関の従来
技術に係る1例を示し、図10はシリンダ中心とプッシ
ュロッド中心とを含む断面図、図11は図10のZ−Z
断面図である。図10〜図11において、1は燃焼室、
2は空冷式のシリンダ、5はクランク軸、6はコネクチ
ングロッド、7はピストン、8はシリンダヘッド、14
aは吸気弁、14bは排気弁(以下前記吸気弁14aと
排気弁14bとを吸・排気弁14と総称する)である。
連動されるカム軸、17aは該カム軸17に形成された
カム、16はタペット、15はプッシュロッド、13は
前記シリンダヘッド8の上面に固定されたロッカアーム
支台22に固定支持されたロッカアーム軸、11は該ロ
ッカアーム軸13に揺動可能に嵌合されたロッカアー
ム、18は弁ばね、19は弁ばね受である。また9はシ
リンダヘッド8の上面即ち合わせ面8bに取付けられ
て、動弁機構を覆うヘッドカバーである。かかるエンジ
ンの作動時においては、吸・排気弁14は、クランク軸
5の回転からタイミングギヤ(図示省略)を介して1/
2に減速されて回転するカム17aによって決められる
タイミングで以て開閉される。即ち、図10においてカ
ム軸17aの回転によりプッシュロッド15が押し上げ
られ、ロッカアーム11がロッカアーム軸13廻りに揺
動して吸気弁14a、あるいは排気弁14bを弁ばね1
8の弾力に抗して押し上げ、開弁せしめる。
動きをプッシュロッド15を介して吸・排気弁14に正
確に伝達するため、前記弁ばね18は比較的大きなばね
定数を有する、いわゆる強いばねから成り、またロッカ
アーム軸13は比較的大きな径を備えている。また、エ
ンジンの運転中においてはシリンダヘッド8の温度上昇
によって動弁機構の接合部に無理な力が掛からないよう
にするため、ロッカアーム11とプッシュロッド15と
の結合部にはクリアランス調整用の調整ねじ(図示省
略)を設けている。そして前記シリンダヘッド8におい
ては、その周囲壁8cの上面である合わせ面8bに前記
ヘッドカバー9が水密シールされて固着されるととも
に、該合わせ面8bから一定量陥没した中央部の上面8
aに前記ロッカアーム支台22がボルトにより固着され
ている。
射状に配置した頭上弁式エンジンとして特開平5−13
3204号及び特開平5−133205号の発明が提案
されているが、これらは何れもシリンダヘッドにおける
動弁機構の支持機構が3次元的な配置となり、高い加工
精度を得るのがかなりの困難を伴い、また弁駆動時に動
弁機構の構成部品に捩り力が作用し耐久性に課題を有し
ている。
ような従来技術に係る頭上弁式4サイクル内燃機関のシ
リンダヘッド8の上面にあっては、ヘッドカバー9を固
定するための合わせ面8b及びロッカアーム支台22を
固定するための取付面8aの2面を機械加工によってあ
る程度平滑に仕上げることを要する。しかしながら、か
かる従来技術のシリンダヘッド8においてはヘッドカバ
ー9取付用の合わせ面8bとロッカアーム支台22取付
用の取付面8aとが高さが異なるため、2段加工を施す
か、あるいは加工工具を取り替えて加工を施す必要があ
り、このため、加工工数が増加するとともに、余分の加
工準備費用を要するという問題点がある。
気弁及び排気弁を各1個有する頭上弁式内燃機関におい
て、シリンダヘッドのロッカアーム支台の取付面とヘッ
ドカバーの合わせ面とを同一平面上に形成可能とすると
ともに、動弁機構のシリンダヘッドへの組み付け手段を
簡単化して、加工工数及び組立工数を低減し、装置の低
コスト化を実現することを目的とする。
決するもので、その第1発明として、半球型、ペントル
ーフ型等の、上側に凸の曲面状に形成された燃焼室を有
するシリンダヘッドに、例えば各1個の吸気弁及び排気
弁をシリンダ軸心線に対称に配置して組み付けるととも
に、前記シリンダヘッドの上面に固定されたロッカアー
ム支台と、該支台に支持されたロッカアーム軸と、中央
部が該ロッカアーム軸に揺動可能に嵌挿され、両端部に
プッシュロッド及び前記吸・排気弁が夫々連結されるロ
ッカアームとを備え、前記吸・排気弁、ロッカアーム支
台、ロッカアーム軸、ロッカアーム等からなる動弁機構
を覆うヘッドカバーを前記シリンダヘッドの上面に固着
してなる頭上弁式内燃機関において、前記シリンダヘッ
ドの上面を、前記ロッカアーム支台の取付面とヘッドカ
バーの合わせ面とが略同一平面、より具体的には同一平
面、あるいはシリンダヘッドの中央寄りに形成される前
記取付面を前記合わせ面よりも僅かに上方に位置するよ
うに形成してなることを特徴とする頭上弁式内燃機関を
提案する。
は、前記シリンダヘッドが、周囲壁の上面に前記ヘッド
かバーとの合わせ面を形成されるとともに、前記ロッカ
アーム支台の取付面を、前記周囲壁から内周側へ延設さ
れたボス部の上面に形成される。
該ロッカアームに取り付けられる調ねじ等の附属品、ロ
ッカアーム軸等を支持するロッカアーム支台を取り付け
るためのシリンダヘッドの取付面とシリンダヘッドの周
囲壁上に形成されるヘッドカバー取付け用の合わせ面と
を同一平面あるいはシリンダヘッドの中央寄りに形成さ
れる前記取付面を前記合わせ面よりも僅かに上方に位置
させて設けることにより、前記取付面と合わせ面との2
面は機械による同時加工が可能となる。これによって従
来技術のように2段加工や加工時での工具の取り替えを
必要とせず、加工工数が大幅に低減されるとともに、前
記のように同時加工であるので高い平面度、即ち加工精
度が得られる。
体的構成として、次の3つの発明を提案する。
アーム支台は前記シリンダヘッド上面の中央部近傍に取
付けられるとともに、該支台の両側に前記吸気弁及び排
気弁が夫々設けられ、前記ロッカアーム軸は、シリンダ
中心に対称に前記ロッカアーム支台に両持ちで固定され
て吸気弁用及び排気弁用の一対設けられ、双方の軸心が
前記ロッカアーム支台の取付面に平行な面内で互いに平
行になるように配置され、前記ロッカアームは前記吸気
弁用及び排気弁用ロッカアーム軸に夫々嵌挿され、夫々
のロッカアームの前記ロッカアーム軸への嵌挿部を挟ん
だ両端部にプッシュロッドに連結される第1のアーム部
と、吸・排気弁を押圧する第2のアーム部とが設けられ
ている。
アーム軸がロッカアーム支台に両端支持型式で支持され
ているので、ロッカアームの作動時におけるロッカアー
ム軸に作用する曲げ応力が小さくなり、高強度のロッカ
アーム及びロッカアーム軸支持構造が得られる。
アーム支台は、前記シリンダヘッド上面の中央部に取付
けられるとともに、該支台の両側に前記吸気弁及び排気
弁が夫々設けられ、前記ロッカアーム軸は、中央側の端
部が前記支台に片持ちにて固定され、該固定部から前記
吸気弁の軸心に直角方向に延びる吸気弁用のロッカアー
ム軸と、前記固定部から前記排気弁の軸心に直角方向に
延びる排気弁用のロッカアーム軸とより成り、前記ロッ
カアームは、中央部を前記各ロッカアーム軸に夫々嵌挿
されて一対設けられ、各ロッカアームの該嵌挿部を挟ん
だ両端部には前記プッシュロッドに連結される第1のア
ーム部と、前記吸気弁あるいは排気弁を押圧する第2の
アーム部とが設けられてなる。
両側に片持ち型式にてロッカアーム軸を固定支持したの
で、ロッカアーム支台が小形化されるとともに、シリン
ダヘッドの取付面の面積が小さくて済むので、該取付面
の加工工数が低減される。また、ロッカアームのアーム
長を大きくでき、動弁装置に無理な力が掛かるのを防止
できる。
すロッカアーム軸は、平面配置において、それらの軸心
が前記吸気弁中心と排気弁中心とを結ぶ線に対して中央
側から外側へ向けて離れるように一定角度傾斜して設け
られてなる。かかる構成によれば、ロッカアームのプッ
シュロッド側への連結点と吸・排気弁側の当接点とがロ
ッカアーム軸心をはさんでほぼ直線上に位置することと
なり、前記軸心上において該連結点と当接点との間にず
れが無くなり、かかるずれによるロッカアームの曲げモ
ーメントの発生が無く、高強度のロッカアームが得られ
る。
ペントルーフ型等の、上側に凸の曲面状に形成された燃
焼室を有するシリンダヘッドに、各1個の吸気弁及び排
気弁をシリンダ軸心線に対称に配置して組み付けるとと
もに、前記シリンダヘッドの上面に固定されたロッカア
ーム支台と、該支台に支持されたロッカアーム軸と、中
央部が該ロッカアーム軸に揺動可能に嵌挿され、両端部
にプッシュロッド及び前記吸・排気弁が夫々連結される
ロッカアームとを備え、前記ロッカアーム支台に前記ロ
ッカアーム軸及びロッカアームを組み付けた状態で前記
支台を前記シリンダヘッドの取付面に取付け可能に構成
してなる請求項1〜5の何れか1つに記載の頭上弁式内
燃機関を提案する。
法として、上側に凸の曲面状に形成された燃焼室を有す
るシリンダヘッドの上面を、前記ロッカアーム支台の取
付面とヘッドカバーの合わせ面とが略同一平面上になる
ように形成したシリンダヘッドと、ロッカアーム支台に
ロッカアーム軸及びロッカアームを組み立ててなる組み
立て品を用意し、前記シリンダヘッドの上面にロッカア
ーム支台を含む組立品を固定するとともに、吸気弁及び
排気弁をシリンダ軸心線に対称に配置して組み付け、前
記ロッカアームの両端部にプッシュロッド及び前記吸・
排気弁が夫々連結したことを特徴とする頭上弁式内燃機
関の製造方法を提案する。
焼室の給排気弁及びプッシュロッド等をシリンダヘッド
に組み込み、次にヘッドカバーの合わせ面とが略同一平
面上に形成したロッカアーム支台の取付面に、ロッカア
ーム、ロッカアーム、ロッカアーム支台、弁隙間用アジ
ャストスクリュー及びロックナットとを予めユニット状
に組立た動弁機構を組み付けた後、ヘッドカバーをシリ
ンダヘッドに固定することを特徴とする頭上弁式内燃機
関の製造方法を提案する。
ロッカアーム軸、ロッカアーム及びその附属品を組み付
けてユニット化し、このユニットをシリンダヘッドに組
み付けるので、動弁機構の組立・調整が簡単になり、組
立工数が低減される。
適な実施形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、こ
の発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説
明例にすぎない。図1は本発明の第1実施形態に係る空
冷頭上弁式単筒4サイクル内燃機関のシリンダ中心とプ
ッシュロッド中心とを含む断面図、図2は図1における
ヘッドカバーを除いた平面図、図3は図2のA−A線断
面図である。図1〜図3において1は燃焼室、2は空冷
式のシリンダ、5はクランク軸、6はコネクチングロッ
ド、7はピストン、8はシリンダヘッド、14aは吸気
弁、14bは排気弁(以下吸気弁14aと排気弁14b
とを吸・排気弁14と総称する)、51は点火プラグ、
52はクランクケースである。
連動されるカム軸、17aは該カム軸17に形成された
カム、16はタペット、15はプッシュロッド、18は
前記吸・排気弁14用の弁ばね、19は該弁ばね18を
支持するばね受である。9はヘッドカバーで、前記シリ
ンダヘッド8の周囲壁8cの上面即ち合わせ面101に
取付けられて後述する動弁機構を覆っている。
焼室であり、このため前記吸気弁14a及び排気弁14
bは、図3に示すように、これらの軸心103及び10
4がシリンダ中心102に対して上方に拡がるように、
つまり放射線状になるように、傾斜角度θだけ傾斜して
設けられている。この傾斜角θは2θ=22°〜45°
程度、好ましくは45°前後が好適である。
該吸気弁用ロッカアーム21とシリンダ中心102に関
して対称形状をした排気弁用ロッカアームである。2
3、23はロッカアーム軸、22はロッカアーム支台で
ある。前記ロッカアーム21及び21’、ロッカアーム
軸23、ロッカアーム支台22、カム17a、タペット
16、プッシュロッド15等により動弁機構を構成して
いる。
に、シリンダヘッド8の周囲壁8cから内周側に延設さ
れたボス部8dの上面即ち取付面100に4本のボルト
25によって固定され、その両端部にシリンダ中心10
2に関して対称に形成された4個の支持部22aと22
bとによって前記吸気弁用及び排気弁用のロッカアーム
軸23、23を両端支持型式により、かつ2本のロッカ
アーム軸23、23を平行に固定支持している。
は、図2に示すようにその軸心23a、23aが、吸気
弁14a中心と排気弁14b中心とを結ぶ線105に直
角になるように前記ロッカアーム支台22に取付けられ
ている。
用ロッカアーム21’は図2に示すように、その中央の
筒状部を、充分に大きな軸受面積を有するように大径に
構成された前記ロッカアーム軸23、23に揺動可能に
かつ軸方向への移動を規制されて支持されるとともに、
前記ロッカアーム軸23、23の軸方向のプッシュロッ
ド15側に第1アーム部21b及び21’bが形成さ
れ、吸気弁14a及び排気弁14b側に第2アーム部2
1c及び21’cが形成されている。
bには動弁機構のクリアランス調整用の調整ねじ24、
24が夫々ねじ込まれている。各調整ねじ24、24
は、その先端に球面軸受が設けられ、該球面軸受を介し
て前記吸気弁用及び排気弁用のプッシュロッド15、1
5に連結されている。また前記第2アーム部21c、2
1’cは耐摩耗性材料からなる当て金21a、21aを
介して吸気弁14a及び排気弁14bに当接されてい
る。
前記ロッカアーム支台22の取付面100はヘッドカバ
ー9の取付用の合わせ面101と同一平面(面一)にな
るように形成されている。尚、前記取付面100と合わ
せ面101とは同一平面であることが最も好ましいが、
若干上下していても良く、この場合、加工上、外側にあ
る前記合わせ面101が内側にある取付面100よりも
若干下方にあるのが好ましい。
気弁14は、クランク軸5の回転からタイミングギヤ
(図示省略)を介して1/2に減速されて回転するカム
17aによって決められるタイミングで以て開閉され
る。即ちカム軸17aの回転によりプッシュロッド1
5,15が押し上げられ、吸気弁用、あるいは排気弁用
ロッカアーム21あるいは21’がロッカアーム軸23
廻りに揺動して吸気弁14a、あるいは排気弁14bを
弁ばね18、18の弾力に抗して押し上げ、開弁せしめ
る。かかるエンジンにおいては、カム17aの動きをプ
ッシュロッド15、15を介して吸・排気弁14に正確
に伝達するため、前記弁ばね18は比較的大きなばね定
数を有する、いわゆる強いばねから成り、また前記のよ
うに、ロッカアーム軸23は比較的大きな径を備えてい
る。
ド8側にて支持するためのロッカアーム支台22が取付
けられるシリンダヘッド8の上面即ち取付面100は、
前記のように、ヘッドカバー9取付用の合わせ面101
と同一平面に形成されている。このため前記取付面10
0と合わせ面101の2面は同時に機械加工によって仕
上げることができ、従来技術のように2段加工や加工工
具の取り替えを必要としない。
アーム支台22にロッカシャフト23、23を固着し、
該ロッカシャフト23、23に吸気弁用ロッカアーム2
1及び排気弁用ロッカアーム21’を調整ねじ24をね
じ込んだ状態で嵌挿してユニット化し、このユニットを
シリンダヘッド8に組み付けることが可能となる。これ
によって動弁機構の組立及び調整が容易になる。
用、排気弁用のロッカアーム軸23、23をロッカアー
ム支台22の支持部22a、22bに両端支持型式にて
支持しているので、ロッカアーム21、21’の作動時
におけるロッカアーム軸23、23に作用する曲げ応力
が小さくなり、高強度のロッカアーム及びロッカアーム
軸の支持構造が得られる。
し、図4は図2に対応する平面図、図5は図4のB−B
線断面図、図6は図5のC矢視図である。この実施形態
では、ロッカアーム支台、ロッカアーム軸及びロッカア
ームの構成が前記第1実施形態と異なる。
支台で、シリンダ中心102の前記吸気弁14aの中心
及び排気弁14bの中心を結ぶ線105に直角な方向に
延設され、2本のボルト25、25によりシリンダヘッ
ド8の周囲壁8cから内側に延設されたボス部8d上の
取付面100に固着されている。前記ロッカアーム支台
27の取付面100も、第1実施形態と同様に、ヘッド
カバー9取付用の合わせ面101と同一平面あるいは僅
かに上方になるように設けられる。
すように、その軸心28aが平面配置において、前記吸
・排気弁14a、14bの中心を結ぶ線105とほぼ平
行になるように、前記ロッカアーム支台27に中央寄り
の部位を固定されて片持ち状に支持されている。また、
前記ロッカアーム軸28、28は、シリンダ中心線10
2方向の配置において、図5に示すように、その軸線2
8a、28aが放射状に配置された吸気弁14a及び排
気弁14bの軸心14a1 及び14b1 に対してほぼ直
角方向になるように傾斜せしめられている。26は吸気
弁用ロッカアーム、26’は排気弁用ロッカアームで、
シリンダ中心102に関して対称な形状をしており、そ
の中央部の筒状部が前記ロッカアーム軸28、28に揺
動自在に、且つ軸方向への移動を規制されて嵌挿されて
いる。
用ロッカアーム26’の夫々には前記ロッカアーム軸心
28aをはさんで、プッシュロッド15側に第1アーム
部26b及び26’bが設けられ、吸気弁14a側及び
排気弁14b側に第2アーム部26c及び26’cが設
けられている。そして、前記夫々の第1アーム部26b
及び26’bには動弁装置のクリアランス調整用の調整
ねじ24、24がねじ込まれ、その先端の球面軸受を介
してプッシュロッド15、15に連結されている。ま
た、前記夫々の第2アーム部26c及び26’cは当て
金26aを介して吸気弁14a及び排気弁14bに当接
されている。その他構成は図1〜図3に示す第1実施形
態と同様であり、これと同一の部材は同一の符号にて示
す。
態と同様に、シリンダヘッド8上面のロッカアーム支台
の取付面100を周囲壁8c上のヘッドカバー9取付用
の合わせ面101と同一平面あるいは、該合わせ面10
1よりも僅かに高く形成しているので、1段での加工が
可能となり、加工工数が低減されるが、これに加えて、
ロッカアーム支台27が小形になるとともに、シリンダ
ヘッド8の取付面100の面積が前記第1実施形態より
も小さくて済むので、該取付面100の加工がさらに簡
単になり、加工工数が少なくなる。また、構造上ロッカ
アーム26、26’のアーム長を大きくでき、動弁機構
の設計に余裕ができ、動弁装置に無理な力が掛かるのを
防止できる。
し、図7は図2に対応する平面図、図8は図7のD−D
線断面図、図9は図8のE矢視図である。この実施形態
は、前記実施形態の変形例で、ロッカアーム支台及びロ
ッカアーム軸の配置が第2実施形態と異なる。
支台で、シリンダ中心102の前記吸気弁14aの中心
及び排気弁14bの中心を結ぶ線105に直角な方向に
延設され、2本のボルト25、25によりシリンダヘッ
ド8の周囲壁8cから内側に延設されたボス部8d上の
取付面100に固着されている。前記ロッカアーム支台
32の取付面100も、第1・第2実施形態と同様に、
ヘッドカバー9取付用の合わせ面101と同一平面ある
いは僅かに上方になるように設けられる。
すように、その軸心33aが平面配置において、前記吸
・排気弁14a、14bを結ぶ線105に対して角度α
1 、α2 だけ、中心部から外側へ向けて傾斜するよう
に、前記ロッカアーム支台32に中央寄りの部位を固定
されて片持ち状に支持されている。また、前記ロッカア
ーム軸33、33は、シリンダ中心線102方向の配置
において、図8に示すように、その軸心33a、33a
が放射状に配置された吸気弁14a及び排気弁14bの
軸心14a1 及び14b1 に対してほぼ直角方向になる
ようにせしめられている。31は吸気弁用ロッカアー
ム、31’は排気弁用ロッカアームで、シリンダ中心1
02に関して対称な形状をしており、その中央部の筒状
部が前記ロッカアーム軸33、33に揺動自在に、且つ
軸方向への移動を規制されて嵌挿されている。
用ロッカアーム31’の夫々には、前記ロッカアーム軸
心33aをはさんで、プッシュロッド15側に第1アー
ム部31b及び31’bが設けられ、吸気弁14a側及
び排気弁14b側には第2アーム部31c及び31’c
が設けられている。そして、前記夫々の第1アーム部3
1b及び31’bには動弁装置のクリアランス調整用の
調整ねじ24、24がねじ込まれ、その先端の球面軸受
を介してプッシュロッド15、15に連結されている。
また、前記夫々の第2アーム部31c及び31’cは当
て金26aを介して吸気弁14a及び排気弁14bに当
接されている。その他の構成は図4〜図6に示す第2実
施形態と同様であり、これと同一の部材は同一の符号に
て示す。
実施形態と同様に、シリンダヘッド8上面のロッカアー
ム支台の取付面100を周囲壁8c上のヘッドカバー9
取付用の合わせ面101と同一平面あるいは、該合わせ
面101よりも僅かに高く形成しているので、1段で加
工が可能となり、加工工数が低減される。
第2実施形態と同様に、ロッカアーム支台32の取付面
100の面積が前記第1実施形態よりも小さくて済むの
で、ロッカアーム31、31’が小形化されるととも
に、該取付面100の加工がさらに簡単になり、また、
構造上ロッカアーム31、31’のアーム長を大きくで
き、動弁機構に無理な力がかかるのを防止できる、とい
う作用効果も奏する。
アーム軸33の軸心33aが前記の用に角度α1 、α2
を以て傾斜しているので、吸・排気弁14a、14bの
第1アーム部の31b、31’b、プッシュロッド15
側への連結点(調整ねじ24の中心)と第2アーム部3
1c、31’cの吸・排気弁14a、14b弁頭部への
当接点(当て金26aの中心)とが、図7に示すように
直線50、50’上に位置することとなり、前記ロッカ
アーム軸の軸心線33a上において前記連結点と当接点
との間にずれが無くなり、係るずれによってロッカアー
ム31、31’にモーメントが発生することが無く、こ
のモーメントによってロッカアーム31、31’に無理
な力が掛かることが無い。
ッカアーム、ロッカアーム軸等を支持するロッカアーム
支台を取り付けるためのシリンダヘッドの取付面とシリ
ンダヘッドの周囲壁上に形成されるヘッドカバー取付用
の合わせ面とを同一平面、あるいはシリンダヘッドの中
央寄りに形成される前記取付面を前記合わせ面よりも僅
かに上方に位置させて設けることにより、前記取付面と
合わせ面との2面は機械による同時加工が可能となる。
これによって従来技術のように2段加工や加工時での工
具の取り替えを必要とせず、加工工数を従来技術に比し
て大幅に低減できるとともに、前記のように同時加工で
あるので、高い平面度、即ち高い加工精度が得られる。
用ロッカアーム軸がロッカアーム支台に両端支持型式、
つまり両持ちで支持されているので、ロッカアームの作
動時におけるロッカアーム軸に作用する曲げ応力が小さ
くなり、高強度のロッカアーム及びロッカアーム軸支持
構造が得られる。
ム支台の両側に片持ち型式にてロッカアーム軸を固定支
持したので、ロッカアーム支台が小形化されるととも
に、シリンダヘッドの取付面の面積が小さくて済むの
で、該取付面の加工工数が低減される。また、ロッカア
ームのアーム長を大きくでき、動弁装置に無理な力が掛
かるのを防止でき、動弁装置の強度が向上する。
ムのプッシュロッド側への連結点と吸・排気弁側の当接
点とがロッカアーム軸心を挟んでほぼ直線上に位置する
こととなり、前記軸心上において該連結点と当接点との
間にずれが無くなり、かかるずれによるロッカアームの
曲げモーメントの発生が無く、高強度のロッカアームが
得られる。
カアーム支台にロッカアーム軸、ロッカアーム及びその
付属品を組み付けてユニット化し、このユニットをシリ
ンダヘッドに組み付けるので、動弁機構の組立、調整が
簡単になり、組立工数が低減される。
4サイクル内燃機関のシリンダヘッド中心とプッシュロ
ッド中心を含む断面図である。
面図である。
である。
る。
である。
ある。
す図1に対応する図である。
b 第1アーム部 21c、21’c、26c、26’c、31c、31’
c 第2アーム部 52 クランクケース 100 取付面 101 合わせ面
Claims (8)
- 【請求項1】 半球型、ペントルーフ型等の、上側に凸
の曲面状に形成された燃焼室を有するシリンダヘッド
に、吸気弁及び排気弁をシリンダ軸心線に対称に配置し
て組み付けるとともに、前記シリンダヘッドの上面に固
定されたロッカアーム支台と、該支台に支持されたロッ
カアーム軸と、中央部が該ロッカアーム軸に揺動可能に
嵌挿され、両端部にプッシュロッド及び前記吸・排気弁
が夫々連結されるロッカアームとを備え、前記吸・排気
弁、ロッカアーム支台、ロッカアーム軸、ロッカアーム
等からなる動弁機構を覆うヘッドカバーを前記シリンダ
ヘッドの上面に固着してなる頭上弁式内燃機関におい
て、 前記シリンダヘッドの上面を、前記ロッカアーム支台の
取付面とヘッドカバーの合わせ面とが略同一平面上にな
るように形成してなることを特徴とする頭上弁式内燃機
関。 - 【請求項2】 前記シリンダヘッドは、周囲壁の上面に
前記ヘッドカバーとの合わせ面を形成するとともに、前
記ロッカアーム支台の取付面を、前記周囲壁から内周側
へ延設されたボス部の上面に形成してなる請求項1記載
の頭上弁式内燃機関。 - 【請求項3】 前記ロッカアーム支台は前記シリンダヘ
ッド上面の中央部近傍に取付けられるとともに、該支台
の両側に前記吸気弁及び排気弁が夫々設けられ、前記ロ
ッカアーム軸は、シリンダ中心に対称に前記ロッカアー
ム支台に両持ちで固定されて吸気弁用及び排気弁用の一
対が設けられ、双方の軸心が前記ロッカアーム支台の取
付面に平行な面内で互いに平行になるように配置され、
前記ロッカアームは前記吸気弁用及び排気弁用ロッカア
ーム軸に夫々嵌挿され、夫々のロッカアームの前記ロッ
カアーム軸への嵌挿部を挟んだ両端部にプッシュロッド
に連結される第1のアーム部と吸・排気弁を押圧する第
2のアーム部とが設けられてなる請求項1又は2記載の
頭上弁式内燃機関。 - 【請求項4】 前記ロッカアーム支台は、前記シリンダ
ヘッド上面の中央部に取付けられるとともに、該支台の
両側に前記吸気弁及び排気弁が夫々設けられ、前記ロッ
カアーム軸は、中央側の端部が前記支台に片持ちにて固
定され、該固定部から前記吸気弁の軸心に直角方向に延
びる排気弁用のロッカアーム軸と、前記固定部から前記
排気弁の軸心に直角方向に延びる排気弁用のロッカアー
ム軸とより成り、前記ロッカアームは、中央部を前記各
ロッカアーム軸に夫々嵌挿されて一対設けられ、各ロッ
カアームの該嵌挿部を挟んだ両端部には、前記プッシュ
ロッドに連結される第1のアーム部と、前記吸気弁ある
いは排気弁を押圧する第2のアーム部とが設けられてな
る請求項1又は請求項2記載の頭上弁式内燃機関。 - 【請求項5】 前記対をなすロッカアーム軸は、平面配
置において、それらの軸心が前記吸気弁中心と排気弁中
心とを結ぶ線に対して中央側から外側へ向けて離れるよ
うに、一定角度傾斜して設けられた請求項4記載の頭上
弁式内燃機関。 - 【請求項6】 前記ロッカアーム支台に前記ロッカアー
ム軸及びロッカアームを組み付けた状態で前記支台を前
記シリンダヘッドの取付面に取付け可能に構成してなる
請求項1〜5のいずれか1つに記載の頭上弁式内燃機
関。 - 【請求項7】 上側に凸の曲面状に形成された燃焼室を
有するシリンダヘッドの上面を、前記ロッカアーム支台
の取付面とヘッドカバーの合わせ面とが略同一平面上に
なるように形成したシリンダヘッドと、ロッカアーム支
台にロッカアーム軸及びロッカアームを組み立ててなる
組み立て品を用意し、前記シリンダヘッドの上面にロッ
カアーム支台を含む組立品を固定するとともに、吸気弁
及び排気弁をシリンダ軸心線に対称に配置して組み付
け、前記ロッカアームの両端部にプッシュロッド及び前
記吸・排気弁を夫々連結したことを特徴とする頭上弁式
内燃機関の製造方法。 - 【請求項8】 燃焼室の給排気弁及びプッシュロッド等
をシリンダヘッドに組み込み、次にヘッドカバーの合わ
せ面とが略同一平面上に形成したロッカアーム支台の取
付面に、ロッカアーム、ロッカアーム、ロッカアーム支
台、弁隙間用アジャストスクリュー及びロックナットと
を予めユニット状に組立た動弁機構を組み付けた後、ヘ
ッドカバーをシリンダヘッドに固定することを特徴とす
る頭上弁式内燃機関の製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18439897A JP3835893B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 頭上弁式内燃機関及びその製造方法 |
| TW087109903A TW358848B (en) | 1997-06-25 | 1998-06-19 | Structure of overhead-valve internal combustion engine and manufacturing method for the same |
| EP98111621A EP0887517B1 (en) | 1997-06-25 | 1998-06-24 | Structure of overhead-valve internal combustion engine |
| DE69808382T DE69808382T2 (de) | 1997-06-25 | 1998-06-24 | Anordnung für eine Brennkraftmaschine mit hängenden Ventilen |
| CN98103285A CN1106503C (zh) | 1997-06-25 | 1998-06-25 | 顶置气门内燃机及其制造方法 |
| US09/104,395 US6178936B1 (en) | 1997-06-25 | 1998-06-25 | Structure of overhead-valve internal combustion engine and manufacturing method for the same |
| US09/666,532 US6244231B1 (en) | 1997-06-25 | 2000-09-20 | Structure of overhead-valve internal combustion engine and manufacturing method for the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18439897A JP3835893B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 頭上弁式内燃機関及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113423A true JPH1113423A (ja) | 1999-01-19 |
| JP3835893B2 JP3835893B2 (ja) | 2006-10-18 |
Family
ID=16152480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18439897A Expired - Lifetime JP3835893B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 頭上弁式内燃機関及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3835893B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007147016A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Showa Corp | 油圧緩衝器の懸架スプリング調整装置 |
| JP2014181566A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関 |
| CN113404566A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-09-17 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种摇臂组件 |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP18439897A patent/JP3835893B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007147016A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Showa Corp | 油圧緩衝器の懸架スプリング調整装置 |
| JP2014181566A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関 |
| CN113404566A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-09-17 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种摇臂组件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3835893B2 (ja) | 2006-10-18 |
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