JPH11135519A - 電界効果型半導体装置の製造方法 - Google Patents
電界効果型半導体装置の製造方法Info
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- JPH11135519A JPH11135519A JP29901897A JP29901897A JPH11135519A JP H11135519 A JPH11135519 A JP H11135519A JP 29901897 A JP29901897 A JP 29901897A JP 29901897 A JP29901897 A JP 29901897A JP H11135519 A JPH11135519 A JP H11135519A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、ゲート電極長の短い且つ寄生容
量が低減できる電界効果型半導体装置を製造する方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明は、GaAs半導体基板1の表
面にGaAs基板1の一部が露出した開口部6を有する
絶縁膜5を形成する工程と、絶縁膜5の開口部6を露出
するようにフォトレジストパターン7を形成する工程
と、このフォトレジストパターン7を介して絶縁膜5と
密着力が弱く且つGaAs基板1と固相反応が生じるゲ
ート用金属膜8を堆積する工程と、絶縁膜5上のゲート
用金属膜8を除去し、GaAs基板1上のみにゲート電
極8aを形成する。
量が低減できる電界効果型半導体装置を製造する方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明は、GaAs半導体基板1の表
面にGaAs基板1の一部が露出した開口部6を有する
絶縁膜5を形成する工程と、絶縁膜5の開口部6を露出
するようにフォトレジストパターン7を形成する工程
と、このフォトレジストパターン7を介して絶縁膜5と
密着力が弱く且つGaAs基板1と固相反応が生じるゲ
ート用金属膜8を堆積する工程と、絶縁膜5上のゲート
用金属膜8を除去し、GaAs基板1上のみにゲート電
極8aを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電界効果型半導
体装置の製造方法に関し、特に、化合物半導体を用いた
電解効果型トランジスタのゲート電極の製造方法に関す
るものである。
体装置の製造方法に関し、特に、化合物半導体を用いた
電解効果型トランジスタのゲート電極の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のGaAS半導体基板を用いたGa
As電界効果型トランジスタ(MESFET)の製造方
法を図3に従い説明する。図3は、GaAsMESFE
Tのゲート電極を形成する方法を工程別に示した断面図
である。
As電界効果型トランジスタ(MESFET)の製造方
法を図3に従い説明する。図3は、GaAsMESFE
Tのゲート電極を形成する方法を工程別に示した断面図
である。
【0003】図3に示すように、GaAsエピタキシャ
ル基板11上にAu/Ge、Ni、Auの多層金属膜か
らなるソース電極11およびドレイン電極12が形成さ
れ、このソース電極11とドレイン電極12の間に、P
MMAなどのフォトレジストパターン13を形成する
(図3(a)参照)。このフォトレジストパターン13
を利用して、GaAsエピタキシャル基板10とショッ
トキ接合するゲート用金属膜14を基板10上及びフォ
トレジストパターン13上に形成する(図3(b)参
照)。続いて、リフトオフ法により、基板10上にゲー
ト電極14aを形成する(図3(c)参照)。
ル基板11上にAu/Ge、Ni、Auの多層金属膜か
らなるソース電極11およびドレイン電極12が形成さ
れ、このソース電極11とドレイン電極12の間に、P
MMAなどのフォトレジストパターン13を形成する
(図3(a)参照)。このフォトレジストパターン13
を利用して、GaAsエピタキシャル基板10とショッ
トキ接合するゲート用金属膜14を基板10上及びフォ
トレジストパターン13上に形成する(図3(b)参
照)。続いて、リフトオフ法により、基板10上にゲー
ト電極14aを形成する(図3(c)参照)。
【0004】上記した図3に示す従来の技術では、フォ
トレジストパターン13の寸法によりゲート電極長が決
定される。しかし、電解効果トランジスタの性能を向上
させるためにゲート電極長を短くすると、フォトレジス
トの解像度の関係からレジストパターンの形成不良を起
こしやすく歩留まりが低下するなどの問題がある。
トレジストパターン13の寸法によりゲート電極長が決
定される。しかし、電解効果トランジスタの性能を向上
させるためにゲート電極長を短くすると、フォトレジス
トの解像度の関係からレジストパターンの形成不良を起
こしやすく歩留まりが低下するなどの問題がある。
【0005】そこで、上記した従来の問題点を解決する
ために次の方法が提案されている。図4に示すように、
ダミーゲートパターンを利用するものである。すなわ
ち、ソース電極11及びドレイン電極12が形成された
GaAsエピタキシャル基板10上にフォトレジスト膜
を設け、このフォトレジスト膜をパターニングしてフォ
トレジストからなるダミーゲートパターン15を形成す
る。このダミーゲートパターン15は露光、現像した後
に、更にプラズマエッチングなどでその幅を細くしてい
る。このダミーゲートパターン15をマスクとしてEC
R型CVD装置を用いてシリコン酸化膜またはシリコン
窒化膜からなる絶縁膜16を堆積する(図4(a)参
照)。ダミーゲートパターン15のレジストを溶解する
ことにより不要な部分の絶縁膜16が除去され、ソース
電極11とドレイン電極12の間に開口部17を有する
絶縁膜16が形成される(図4(b)参照)。
ために次の方法が提案されている。図4に示すように、
ダミーゲートパターンを利用するものである。すなわ
ち、ソース電極11及びドレイン電極12が形成された
GaAsエピタキシャル基板10上にフォトレジスト膜
を設け、このフォトレジスト膜をパターニングしてフォ
トレジストからなるダミーゲートパターン15を形成す
る。このダミーゲートパターン15は露光、現像した後
に、更にプラズマエッチングなどでその幅を細くしてい
る。このダミーゲートパターン15をマスクとしてEC
R型CVD装置を用いてシリコン酸化膜またはシリコン
窒化膜からなる絶縁膜16を堆積する(図4(a)参
照)。ダミーゲートパターン15のレジストを溶解する
ことにより不要な部分の絶縁膜16が除去され、ソース
電極11とドレイン電極12の間に開口部17を有する
絶縁膜16が形成される(図4(b)参照)。
【0006】続いて、絶縁膜16の開口部17を露出す
るような、フォトレジストパターン18を形成した後、
GaAsエピタキシャル基板10とショットキ接合する
ゲート金属膜19を基板10上及びフォトレジストパタ
ーン18上に堆積する(図4(c)参照)。次に、レジ
ストを溶解することにより、フォトレジストパターン1
8とフォトレジストパターン18上に堆積された不要な
部分のゲート金属膜19を除去し、マッシュルーム形状
のゲート電極19aが形成される(図4(d)参照)。
るような、フォトレジストパターン18を形成した後、
GaAsエピタキシャル基板10とショットキ接合する
ゲート金属膜19を基板10上及びフォトレジストパタ
ーン18上に堆積する(図4(c)参照)。次に、レジ
ストを溶解することにより、フォトレジストパターン1
8とフォトレジストパターン18上に堆積された不要な
部分のゲート金属膜19を除去し、マッシュルーム形状
のゲート電極19aが形成される(図4(d)参照)。
【0007】上記した図4に示す従来の技術では、ダミ
ーゲートパターンを利用してゲート電極を形成している
ため、ゲート電極長を細くしても歩留まりが低下する等
の問題はない。しかしながら、図4に示す方法では、ゲ
ート電極19aと基板10との間に絶縁膜16が形成さ
れるため、寄生容量が増加するという問題がある。
ーゲートパターンを利用してゲート電極を形成している
ため、ゲート電極長を細くしても歩留まりが低下する等
の問題はない。しかしながら、図4に示す方法では、ゲ
ート電極19aと基板10との間に絶縁膜16が形成さ
れるため、寄生容量が増加するという問題がある。
【0008】寄生容量を無くすために、図5に示すよう
に、図4に示す方法によりゲート電極19aを形成した
後、絶縁膜16をウエットエッチングにより除去する方
法がある。
に、図4に示す方法によりゲート電極19aを形成した
後、絶縁膜16をウエットエッチングにより除去する方
法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電解効果トランジスタ
の性能を向上させる手段として、ゲート電極とソース電
極間容量、ゲート電極とドレイン電極間の容量を低減す
ることがあげられる。そこで、図5に示すように、マッ
シュルーム形状を有するゲート電極19aの場合には、
ゲート電極19aの一部(ここでは、便宜上、笠部と呼
ぶ。)とGaAs基板10間の絶縁膜16をエッチング
により除去していた。
の性能を向上させる手段として、ゲート電極とソース電
極間容量、ゲート電極とドレイン電極間の容量を低減す
ることがあげられる。そこで、図5に示すように、マッ
シュルーム形状を有するゲート電極19aの場合には、
ゲート電極19aの一部(ここでは、便宜上、笠部と呼
ぶ。)とGaAs基板10間の絶縁膜16をエッチング
により除去していた。
【0010】しかし、絶縁膜16のエッチングレートを
制御することは困難であり、エッチング量がばらつくと
寄生容量値も変化するため、これに伴い電解効果型トラ
ンジスタの性能もばらつくことになる。さらに、エッチ
ングにより絶縁膜を完全に除去すると、GaAs基板1
0の表面上の絶縁膜まで除去されることになり、GaA
S基板が大気中に露出するため表面準位などの影響を受
けやすく、トランジスタの性能に悪影響を及ぼす問題が
生じていた。
制御することは困難であり、エッチング量がばらつくと
寄生容量値も変化するため、これに伴い電解効果型トラ
ンジスタの性能もばらつくことになる。さらに、エッチ
ングにより絶縁膜を完全に除去すると、GaAs基板1
0の表面上の絶縁膜まで除去されることになり、GaA
S基板が大気中に露出するため表面準位などの影響を受
けやすく、トランジスタの性能に悪影響を及ぼす問題が
生じていた。
【0011】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものにして、ゲート電極長の短い且
つ寄生容量が低減できる電界効果型半導体装置を容易に
製造できる方法を提供することを目的とする。
するためになされたものにして、ゲート電極長の短い且
つ寄生容量が低減できる電界効果型半導体装置を容易に
製造できる方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
の表面に当該半導体基板の一部が露出した開口部を有す
る絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の開口部が露出
するようにフォトレジストパターンを形成する工程と、
このフォトレジストパターンを介して前記絶縁膜と密着
力が弱く且つ化合物半導体と固相反応が生じる金属膜を
堆積する工程と、前記絶縁膜上の金属膜を除去し、少な
くとも化合物半導体基板上のみに金属電極を形成するこ
とを特徴とする。
の表面に当該半導体基板の一部が露出した開口部を有す
る絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の開口部が露出
するようにフォトレジストパターンを形成する工程と、
このフォトレジストパターンを介して前記絶縁膜と密着
力が弱く且つ化合物半導体と固相反応が生じる金属膜を
堆積する工程と、前記絶縁膜上の金属膜を除去し、少な
くとも化合物半導体基板上のみに金属電極を形成するこ
とを特徴とする。
【0013】また、この発明は、前記半導体基板が、G
aAs基板、GaAs基板上にヘテロ構造の半導体層が
形成されている基板或いはGaN基板のうちのどれかで
構成すればよい。
aAs基板、GaAs基板上にヘテロ構造の半導体層が
形成されている基板或いはGaN基板のうちのどれかで
構成すればよい。
【0014】さらに、この発明は、前記絶縁膜が、Si
N膜、SiO2 膜、SrTiO3 膜、PZT膜或いはB
aTiO3 膜のうちのどれかで構成するとよい。
N膜、SiO2 膜、SrTiO3 膜、PZT膜或いはB
aTiO3 膜のうちのどれかで構成するとよい。
【0015】また、この発明は、前記金属膜として、白
金またはパラジウムを含むとよい。
金またはパラジウムを含むとよい。
【0016】この発明では、マッシュルーム形状のゲー
ト電極の笠部直下の絶縁膜をエッチングすることによ
り、ゲート−ソース間寄生容量およびゲート−ドレイン
間寄生容量を低減するのではなく、絶縁膜上のゲート電
極の笠部自体を除去するため、絶縁膜のエッチング時に
生じるエッチングばらつきや、化合物半導体基板上の表
面準位を防ぐことができる。
ト電極の笠部直下の絶縁膜をエッチングすることによ
り、ゲート−ソース間寄生容量およびゲート−ドレイン
間寄生容量を低減するのではなく、絶縁膜上のゲート電
極の笠部自体を除去するため、絶縁膜のエッチング時に
生じるエッチングばらつきや、化合物半導体基板上の表
面準位を防ぐことができる。
【0017】更に、この発明では、白金やパラジウムの
ような化合物半導体との密着性は良好であり、かつシリ
コン酸化膜(SiO2)などの絶縁膜と密着性が悪い金
属を用いることにより、絶縁膜上のゲート電極の笠部は
超音波衝撃作用のような容易な工程で除去することが可
能となる。
ような化合物半導体との密着性は良好であり、かつシリ
コン酸化膜(SiO2)などの絶縁膜と密着性が悪い金
属を用いることにより、絶縁膜上のゲート電極の笠部は
超音波衝撃作用のような容易な工程で除去することが可
能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き図1及び図2に従い説明する。図1及び図2は、この
発明の一実施の形態にかかる製造方法を工程別に示す断
面図である。この実施の形態は、化合物半導体の代表例
として、GaAsエピタキシャル基板を用いた電解効果
型トランジスタに適用したものである。
き図1及び図2に従い説明する。図1及び図2は、この
発明の一実施の形態にかかる製造方法を工程別に示す断
面図である。この実施の形態は、化合物半導体の代表例
として、GaAsエピタキシャル基板を用いた電解効果
型トランジスタに適用したものである。
【0019】まず、GaAsエピタキシャル基板1上に
Au/Ge(750Å)、Ni(70Å)、Au(13
00Å)の多層金属膜からなるソース電極2およびドレ
イン電極3を形成する(図1(a)参照)。
Au/Ge(750Å)、Ni(70Å)、Au(13
00Å)の多層金属膜からなるソース電極2およびドレ
イン電極3を形成する(図1(a)参照)。
【0020】続いて、ソース電極1とドレイン電極2の
間に、フォトレジストパターン4を形成する(図1
(b)参照)。このフォトレジストパターン4の寸法幅
は、約2μmなので遠紫外線光源による密着露光法にて
容易に形成することができる。必要であれば、密着露光
を行い、現像した後にプラズマエッチングなどでその幅
を細くしてもよい。
間に、フォトレジストパターン4を形成する(図1
(b)参照)。このフォトレジストパターン4の寸法幅
は、約2μmなので遠紫外線光源による密着露光法にて
容易に形成することができる。必要であれば、密着露光
を行い、現像した後にプラズマエッチングなどでその幅
を細くしてもよい。
【0021】次に、GaAsエピタキシャル基板1全面
に、ECR型CVD装置を用いてSiO2 よりなる絶縁
膜5を堆積する(図1(c)参照)。そして、有機溶剤
を用いてフォトレジストパターン4を溶解することによ
り、不要な部分の絶縁膜5を除去する。これにより、ソ
ース電極1とドレイン電極2の間に絶縁膜5の開口部6
が形成される(図2(a)参照)。
に、ECR型CVD装置を用いてSiO2 よりなる絶縁
膜5を堆積する(図1(c)参照)。そして、有機溶剤
を用いてフォトレジストパターン4を溶解することによ
り、不要な部分の絶縁膜5を除去する。これにより、ソ
ース電極1とドレイン電極2の間に絶縁膜5の開口部6
が形成される(図2(a)参照)。
【0022】続いて、上記工程で形成した絶縁膜5の開
口部6を露出するような、フォトレジストパターン7を
形成する。その後、GaAsと固相反応してショットキ
接合を形成し、かつ絶縁膜5と反応しないゲート用金属
膜8を堆積する。このゲート用金属膜8としては、例え
ば、白金(Pt)、パラジウム(Pd)などの金属があ
る。さらに、図示はしていないがこの形成したゲート用
金属膜8上に金などの低抵抗金属を堆積する(図2
(b)参照)。
口部6を露出するような、フォトレジストパターン7を
形成する。その後、GaAsと固相反応してショットキ
接合を形成し、かつ絶縁膜5と反応しないゲート用金属
膜8を堆積する。このゲート用金属膜8としては、例え
ば、白金(Pt)、パラジウム(Pd)などの金属があ
る。さらに、図示はしていないがこの形成したゲート用
金属膜8上に金などの低抵抗金属を堆積する(図2
(b)参照)。
【0023】そして、有機溶剤中に浸漬することによ
り、レジストを溶解し、フォトレジストパターン7とフ
ォトレジストパターン7上に堆積されたゲート用金属膜
8を除去する。その後、300℃で60分間の熱処理を
加える(図2(c)参照)。例えば、白金やパラジウム
は低温でGaAs中に拡散することが知られており、G
aAsと接触している部分の白金やパラジウムは密着性
が良好となる。一方、絶縁膜5上に堆積された白金やパ
ラジウムは上記温度程度では反応しないため、密着性は
悪い。
り、レジストを溶解し、フォトレジストパターン7とフ
ォトレジストパターン7上に堆積されたゲート用金属膜
8を除去する。その後、300℃で60分間の熱処理を
加える(図2(c)参照)。例えば、白金やパラジウム
は低温でGaAs中に拡散することが知られており、G
aAsと接触している部分の白金やパラジウムは密着性
が良好となる。一方、絶縁膜5上に堆積された白金やパ
ラジウムは上記温度程度では反応しないため、密着性は
悪い。
【0024】その後、超純水中において超音波作用を加
えることより、絶縁膜5上のゲート用金属膜8が除去さ
れ、GaAs基板1上のみに、GaAs基板1とショッ
トキ接合するゲート電極8aが形成される。
えることより、絶縁膜5上のゲート用金属膜8が除去さ
れ、GaAs基板1上のみに、GaAs基板1とショッ
トキ接合するゲート電極8aが形成される。
【0025】上記したように、この発明では、マッシュ
ルーム形状のゲート電極の笠部直下の絶縁膜をエッチン
グすることにより、ゲート電極とソース電極間の寄生容
量およびゲート電極とドレイン電極間の寄生容量を低減
するのではなく、絶縁膜5上のゲート用電極膜8の笠部
自体を除去するため、絶縁膜5をエッチングする時に生
じるエッチングばらつきや、GaAs基板1上の表面準
位等の影響を防ぐことができる。
ルーム形状のゲート電極の笠部直下の絶縁膜をエッチン
グすることにより、ゲート電極とソース電極間の寄生容
量およびゲート電極とドレイン電極間の寄生容量を低減
するのではなく、絶縁膜5上のゲート用電極膜8の笠部
自体を除去するため、絶縁膜5をエッチングする時に生
じるエッチングばらつきや、GaAs基板1上の表面準
位等の影響を防ぐことができる。
【0026】通常、ゲート電極8aは抵抗を下げるため
に金(Au)を積層するが、この金がGaAs基板1内
に拡散すると良好なショットキ接合が得られないので、
チタン(Ti)膜を介在させて金を積層しているが、G
aAs基板1に形成する白金またはパラジウムのゲート
用金属膜の膜厚によっては、この膜自体で金の拡散を防
げるので、チタン膜を省略することができる。
に金(Au)を積層するが、この金がGaAs基板1内
に拡散すると良好なショットキ接合が得られないので、
チタン(Ti)膜を介在させて金を積層しているが、G
aAs基板1に形成する白金またはパラジウムのゲート
用金属膜の膜厚によっては、この膜自体で金の拡散を防
げるので、チタン膜を省略することができる。
【0027】次に、上述したこの発明の実施の形態の電
界効果型トランジスタと、図4に示す従来構造の電界効
果型トランジスタとの特性について比較すると、従来構
造のものに対して本実施の形態のものでは、利得が20
dBから22dBに向上し、最大飽和出力が30dBか
ら32dBに向上した。
界効果型トランジスタと、図4に示す従来構造の電界効
果型トランジスタとの特性について比較すると、従来構
造のものに対して本実施の形態のものでは、利得が20
dBから22dBに向上し、最大飽和出力が30dBか
ら32dBに向上した。
【0028】尚、この発明に用いられる半導体基板とし
ては、GaAs基板1以外にも、GaAs基板上にIn
GaAs/AlGaAs、AlGaAs/GaAs、I
nAs/InGaAs等のヘテロ構造の半導体膜をエピ
タキシャル成長した基板、或いはGaN基板等でもよ
い。
ては、GaAs基板1以外にも、GaAs基板上にIn
GaAs/AlGaAs、AlGaAs/GaAs、I
nAs/InGaAs等のヘテロ構造の半導体膜をエピ
タキシャル成長した基板、或いはGaN基板等でもよ
い。
【0029】また、上記絶縁膜5としては、SiO2膜
以外にもSiN膜、SiO2 膜、SrTiO3 膜、RZ
T膜或いはBaTiO3 膜等でもよい。
以外にもSiN膜、SiO2 膜、SrTiO3 膜、RZ
T膜或いはBaTiO3 膜等でもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、ゲ
ート寄生容量を低減するために、ゲート電極の笠部との
間に介在している絶縁膜を除去することがないため、G
aAs基板の表面が大気中に露出することはなく、表面
準位や汚染などを防ぐことが可能である。また、絶縁膜
上のゲート電極の一部は、超音波作用で容易に除去する
ことができるため、作成工程が煩雑になることもない。
ート寄生容量を低減するために、ゲート電極の笠部との
間に介在している絶縁膜を除去することがないため、G
aAs基板の表面が大気中に露出することはなく、表面
準位や汚染などを防ぐことが可能である。また、絶縁膜
上のゲート電極の一部は、超音波作用で容易に除去する
ことができるため、作成工程が煩雑になることもない。
【図1】この発明の一実施の形態にかかる製造方法を工
程別に示す断面図である。
程別に示す断面図である。
【図2】この発明の一実施の形態にかかる製造方法を工
程別に示す断面図である。
程別に示す断面図である。
【図3】従来のGaAsMESFETの製造方法を工程
別に示す断面図である。
別に示す断面図である。
【図4】従来のGaAsMESFETの製造方法を工程
別に示す断面図である。
別に示す断面図である。
【図5】従来のGaAsMESFETを示す断面図であ
る。
る。
1 GaAs基板 5 絶縁膜 7 フォトレジスト 8 ゲート用金属膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項4】 前記金属膜が、白金またはパラジウムを
含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
の電界効果型半導体装置の製造方法。 ─────────────────────────────────────────────────────
含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
の電界効果型半導体装置の製造方法。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電界効果型半導
体装置の製造方法に関し、特に、化合物半導体を用いた
電界効果型トランジスタのゲート電極の製造方法に関す
るものである。
体装置の製造方法に関し、特に、化合物半導体を用いた
電界効果型トランジスタのゲート電極の製造方法に関す
るものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のGaAs半導体基板を用いたGa
As電界効果型トランジスタ(MESFET)の製造方
法を図3に従い説明する。図3は、GaAsMESFE
Tのゲート電極を形成する方法を工程別に示した断面図
である。
As電界効果型トランジスタ(MESFET)の製造方
法を図3に従い説明する。図3は、GaAsMESFE
Tのゲート電極を形成する方法を工程別に示した断面図
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図3に示すように、GaAsエピタキシャ
ル基板11上にAu/Ge、Ni、Auの多層金属膜か
らなるソース電極11およびドレイン電極12が形成さ
れ、このソース電極11とドレイン電極12の間に、P
MMAなどを用いてフォトレジストパターン13を形成
する(図3(a)参照)。このフォトレジストパターン
13を利用して、GaAsエピタキシャル基板10とシ
ョットキ接合するゲート用金属膜14を基板10上及び
フォトレジストパターン13上に形成する(図3(b)
参照)。続いて、リフトオフ法により、基板10上にゲ
ート電極14aを形成する(図3(c)参照)。
ル基板11上にAu/Ge、Ni、Auの多層金属膜か
らなるソース電極11およびドレイン電極12が形成さ
れ、このソース電極11とドレイン電極12の間に、P
MMAなどを用いてフォトレジストパターン13を形成
する(図3(a)参照)。このフォトレジストパターン
13を利用して、GaAsエピタキシャル基板10とシ
ョットキ接合するゲート用金属膜14を基板10上及び
フォトレジストパターン13上に形成する(図3(b)
参照)。続いて、リフトオフ法により、基板10上にゲ
ート電極14aを形成する(図3(c)参照)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】上記した図3に示す従来の技術では、フォ
トレジストパターン13の寸法によりゲート電極長が決
定される。しかし、電界効果トランジスタの性能を向上
させるためにゲート電極長を短くすると、フォトレジス
トの解像度の関係からレジストパターンの形成不良を起
こしやすく歩留まりが低下するなどの問題がある。
トレジストパターン13の寸法によりゲート電極長が決
定される。しかし、電界効果トランジスタの性能を向上
させるためにゲート電極長を短くすると、フォトレジス
トの解像度の関係からレジストパターンの形成不良を起
こしやすく歩留まりが低下するなどの問題がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電界効果トランジスタ
の性能を向上させる手段として、ゲート電極とソース電
極間容量、ゲート電極とドレイン電極間の容量を低減す
ることがあげられる。そこで、図5に示すように、マッ
シュルーム形状を有するゲート電極19aの場合には、
ゲート電極19aの一部(ここでは、便宜上、笠部と呼
ぶ。)とGaAs基板10間の絶縁膜16をエッチング
により除去していた。
の性能を向上させる手段として、ゲート電極とソース電
極間容量、ゲート電極とドレイン電極間の容量を低減す
ることがあげられる。そこで、図5に示すように、マッ
シュルーム形状を有するゲート電極19aの場合には、
ゲート電極19aの一部(ここでは、便宜上、笠部と呼
ぶ。)とGaAs基板10間の絶縁膜16をエッチング
により除去していた。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】しかし、絶縁膜16のエッチングレートを
制御することは困難であり、エッチング量がばらつくと
寄生容量値も変化するため、これに伴い電界効果型トラ
ンジスタの性能もばらつくことになる。さらに、エッチ
ングにより絶縁膜を完全に除去すると、GaAs基板1
0の表面上の絶縁膜まで除去されることになり、GaA
s基板が大気中に露出するため表面準位などの影響を受
けやすく、トランジスタの性能に悪影響を及ぼす問題が
生じていた。
制御することは困難であり、エッチング量がばらつくと
寄生容量値も変化するため、これに伴い電界効果型トラ
ンジスタの性能もばらつくことになる。さらに、エッチ
ングにより絶縁膜を完全に除去すると、GaAs基板1
0の表面上の絶縁膜まで除去されることになり、GaA
s基板が大気中に露出するため表面準位などの影響を受
けやすく、トランジスタの性能に悪影響を及ぼす問題が
生じていた。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き図1及び図2に従い説明する。図1及び図2は、この
発明の一実施の形態にかかる製造方法を工程別に示す断
面図である。この実施の形態は、化合物半導体の代表例
として、GaAsエピタキシャル基板を用いた電界効果
型トランジスタに適用したものである。
き図1及び図2に従い説明する。図1及び図2は、この
発明の一実施の形態にかかる製造方法を工程別に示す断
面図である。この実施の形態は、化合物半導体の代表例
として、GaAsエピタキシャル基板を用いた電界効果
型トランジスタに適用したものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、上記絶縁膜5としては、SiO2膜
以外にもSiN膜、SiO2 膜、SrTiO3 膜、PZ
T膜或いはBaTiO3 膜等でもよい。
以外にもSiN膜、SiO2 膜、SrTiO3 膜、PZ
T膜或いはBaTiO3 膜等でもよい。
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板の表面に当該半導体基板の一
部が露出した開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の開口部が露出するようにフォトレジストパ
ターンを形成する工程と、このフォトレジストパターン
を介して前記絶縁膜と密着力が弱く且つ化合物半導体と
固相反応が生じる金属膜を堆積する工程と、前記絶縁膜
上の金属膜を除去し、少なくとも化合物半導体基板上の
みに金属電極を形成することを特徴とする電界効果型半
導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記半導体基板が、GaAs基板、Ga
As基板上にヘテロ構造の半導体層が形成されている基
板或いはGaN基板のうちのどれかであることを特徴と
する請求項1に記載の電界効果型半導体装置。 - 【請求項3】 前記絶縁膜が、SiN膜、SiO2 膜、
SrTiO3 膜、PZT膜或いはBaTiO3 膜のうち
のどれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載
の電界効果型半導体装置。 - 【請求項4】 前記金属膜が、白金またはパラジウムを
含むことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電界
効果型半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29901897A JPH11135519A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29901897A JPH11135519A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11135519A true JPH11135519A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17867172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29901897A Pending JPH11135519A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11135519A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008193005A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Eudyna Devices Inc | 半導体装置の製造方法 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29901897A patent/JPH11135519A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008193005A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Eudyna Devices Inc | 半導体装置の製造方法 |
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