JPH1113666A - ロータリ圧縮機 - Google Patents
ロータリ圧縮機Info
- Publication number
- JPH1113666A JPH1113666A JP9173417A JP17341797A JPH1113666A JP H1113666 A JPH1113666 A JP H1113666A JP 9173417 A JP9173417 A JP 9173417A JP 17341797 A JP17341797 A JP 17341797A JP H1113666 A JPH1113666 A JP H1113666A
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- JP
- Japan
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- cast iron
- cylinder
- rotary compressor
- less
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 R22冷媒,R134a冷媒及びR410A
代替冷媒用のロータリ圧縮機において耐摩耗性に優れた
摺動材を提供する。 【解決手段】 シリンダ30と前記シリンダ30内をク
ランクシャフト8によって偏心回転するローラ31と、
前記シリンダ30内壁面に形成された圧縮機に収容され
て前記シリンダ30内壁面に対して進退するとともに、
その一端が前記ローラ31外周面33に摺接するベーン
32が、粉末ハイス50%以上の焼結材で、前記ローラ
31が普通鋳鉄に合金添加した連鋳鉄で、前記シリンダ
30がパーライト量10%以上の共晶黒鉛鋳鉄または金
型共晶黒鉛鋳鉄からなる部材で構成する。
代替冷媒用のロータリ圧縮機において耐摩耗性に優れた
摺動材を提供する。 【解決手段】 シリンダ30と前記シリンダ30内をク
ランクシャフト8によって偏心回転するローラ31と、
前記シリンダ30内壁面に形成された圧縮機に収容され
て前記シリンダ30内壁面に対して進退するとともに、
その一端が前記ローラ31外周面33に摺接するベーン
32が、粉末ハイス50%以上の焼結材で、前記ローラ
31が普通鋳鉄に合金添加した連鋳鉄で、前記シリンダ
30がパーライト量10%以上の共晶黒鉛鋳鉄または金
型共晶黒鉛鋳鉄からなる部材で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリ圧縮機に
係わり、特にR22冷媒、R134a冷媒及びR410
A代替冷媒用としてHFC冷媒に好適な圧縮機に関する
ものである。
係わり、特にR22冷媒、R134a冷媒及びR410
A代替冷媒用としてHFC冷媒に好適な圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は、従来知られたロータリ
圧縮機で、シリンダ110と、クランクシャフト108
により前記シリンダ110内で偏心して回転するローラ
113と、前記シリンダ110に半径方向に形成した貫
通溝124に出没可能に挿入された前記ローラ113と
摺接するベーン114とを備えたロータリ圧縮機であ
る。前記ベーン114は従来一般に耐摩耗性に優れた特
殊鉄系材料に熱処理をして使用しており、また前記ロー
ラ113は特殊合金鋳鉄、鉄系焼結材を使用している。
圧縮機で、シリンダ110と、クランクシャフト108
により前記シリンダ110内で偏心して回転するローラ
113と、前記シリンダ110に半径方向に形成した貫
通溝124に出没可能に挿入された前記ローラ113と
摺接するベーン114とを備えたロータリ圧縮機であ
る。前記ベーン114は従来一般に耐摩耗性に優れた特
殊鉄系材料に熱処理をして使用しており、また前記ロー
ラ113は特殊合金鋳鉄、鉄系焼結材を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年は、ベー
ン,ローラ,シリンダの摺動条件が厳しくなり、またR
22代替冷媒に変わる中で、より耐摩耗性のよい材料組
合せが要求されるようになってきた。従来のベーンのよ
うな特殊鋼(SKH51も含む),特殊鋳物,鉄系焼結
材のような単独では耐摩耗性が不十分である。また、従
来のローラのような特殊鋳物,鉄系焼結材のような単独
でも耐摩耗性は不十分である。また、従来のシリンダの
ような共晶黒鉛鋳鉄、またはねずみ鋳鉄、または焼結鉄
での単独でも耐摩耗性は不十分である。本発明は、この
ような従来技術の問題点を解消することにあり、構成部
品のうち特にローラ,ベーン,シリンダ等の摩擦摺動部
品の全般にわたり、それ自身が優れた耐摩耗性を有し、
かつ厳しい境界潤滑条件に耐えるような材料が組み合わ
されたロータリ圧縮機を提供することにある。
ン,ローラ,シリンダの摺動条件が厳しくなり、またR
22代替冷媒に変わる中で、より耐摩耗性のよい材料組
合せが要求されるようになってきた。従来のベーンのよ
うな特殊鋼(SKH51も含む),特殊鋳物,鉄系焼結
材のような単独では耐摩耗性が不十分である。また、従
来のローラのような特殊鋳物,鉄系焼結材のような単独
でも耐摩耗性は不十分である。また、従来のシリンダの
ような共晶黒鉛鋳鉄、またはねずみ鋳鉄、または焼結鉄
での単独でも耐摩耗性は不十分である。本発明は、この
ような従来技術の問題点を解消することにあり、構成部
品のうち特にローラ,ベーン,シリンダ等の摩擦摺動部
品の全般にわたり、それ自身が優れた耐摩耗性を有し、
かつ厳しい境界潤滑条件に耐えるような材料が組み合わ
されたロータリ圧縮機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、シリンダとクランクシャフトにより前記シリンダ内
で偏心して回転するローラと、前記シリンダに半径方向
に形成した溝に出没可能に挿入され前記ローラと摺接す
るベーンとを備えたロータリ圧縮機において前記ベーン
が焼結ハイス材で焼入れ焼戻しを行い、かつ前記ローラ
が連鋳棒とし、かつ前記シリンダが金型共晶黒鉛鋳鉄ま
たは砂型共晶黒鉛鋳鉄でパーライト率10%以上なる部
品で組み合わせることで、前記ベーン,ローラ,シリン
ダの耐摩耗性を向上させたことを特徴とするものであ
る。
に、シリンダとクランクシャフトにより前記シリンダ内
で偏心して回転するローラと、前記シリンダに半径方向
に形成した溝に出没可能に挿入され前記ローラと摺接す
るベーンとを備えたロータリ圧縮機において前記ベーン
が焼結ハイス材で焼入れ焼戻しを行い、かつ前記ローラ
が連鋳棒とし、かつ前記シリンダが金型共晶黒鉛鋳鉄ま
たは砂型共晶黒鉛鋳鉄でパーライト率10%以上なる部
品で組み合わせることで、前記ベーン,ローラ,シリン
ダの耐摩耗性を向上させたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、ローラ
を普通鋳鉄にクロム(Cr),モリブデン(Mo),銅
(Cu),ボロン(B)を添加した連鋳棒とした材料で
ある。
を普通鋳鉄にクロム(Cr),モリブデン(Mo),銅
(Cu),ボロン(B)を添加した連鋳棒とした材料で
ある。
【0006】請求項2に記載の発明は、ベーンを前記S
KH51の粉末ハイス50%以上の材料とし、ローラを
前記連鋳棒とした材料である。
KH51の粉末ハイス50%以上の材料とし、ローラを
前記連鋳棒とした材料である。
【0007】請求項3に記載の発明は、シリンダをチタ
ン(Ti)量0.10%以上0.13%以下とし、パー
ライト量10%以上とした金型共晶黒鉛鋳鉄で、ベーン
を前記SKH51の粉末ハイス50%以上の材料とし、
ローラを前記連鋳棒とした材料である。
ン(Ti)量0.10%以上0.13%以下とし、パー
ライト量10%以上とした金型共晶黒鉛鋳鉄で、ベーン
を前記SKH51の粉末ハイス50%以上の材料とし、
ローラを前記連鋳棒とした材料である。
【0008】請求項4に記載の発明は、シリンダをチタ
ン(Ti)量0.15%以上0.19%以下で、球状化
処理にてマグネシウム(Mg)量を0.01%以上0.
08%以下とし、パーライト量10%以上とした砂型共
晶黒鉛鋳鉄で、ベーンを前記SKH51の粉末ハイス5
0%以上の材料とし、ローラを前記連鋳棒とした材料で
ある。
ン(Ti)量0.15%以上0.19%以下で、球状化
処理にてマグネシウム(Mg)量を0.01%以上0.
08%以下とし、パーライト量10%以上とした砂型共
晶黒鉛鋳鉄で、ベーンを前記SKH51の粉末ハイス5
0%以上の材料とし、ローラを前記連鋳棒とした材料で
ある。
【0009】請求項5に記載の発明は、シリンダを炭素
(C)量2.0%以上3.0%以下でシリコン(Si)
量3.2%以上4.0%以下で、パーライト量10%以
上の砂型共晶黒鉛鋳鉄で、ベーンを前記SKH51の粉
末ハイス50%以上の材料とし、ローラを前記連鋳棒と
した材料である。
(C)量2.0%以上3.0%以下でシリコン(Si)
量3.2%以上4.0%以下で、パーライト量10%以
上の砂型共晶黒鉛鋳鉄で、ベーンを前記SKH51の粉
末ハイス50%以上の材料とし、ローラを前記連鋳棒と
した材料である。
【0010】請求項6に記載の発明は、冷媒がHFC
で、冷凍機油がエステル油であることを特徴とする請求
項1から請求項5に記載のロータリ圧縮機である。
で、冷凍機油がエステル油であることを特徴とする請求
項1から請求項5に記載のロータリ圧縮機である。
【0011】特に代替冷媒R410Aにおける圧縮機で
は、現行冷媒より高負荷条件になるため、上記優れた耐
摩耗性を有する材料を組み合わせることにより信頼性の
高い圧縮機が実現できる。
は、現行冷媒より高負荷条件になるため、上記優れた耐
摩耗性を有する材料を組み合わせることにより信頼性の
高い圧縮機が実現できる。
【0012】
【実施例】以下本発明のいくつかの実施例について説明
する。
する。
【0013】図1は本発明の圧縮機の1実施例の縦断面
図であり、図2はその横断面図である。密閉容器1内部
に電動機部2と圧縮機構部3が配され、電動機部2に直
結されたクランクシャフト8は上軸受け9と下軸受け1
1に支持されている。シリンダ30内にローラ31が配
され、クランクシャフト8と偏心部に貫入され、遊星運
動を行う。
図であり、図2はその横断面図である。密閉容器1内部
に電動機部2と圧縮機構部3が配され、電動機部2に直
結されたクランクシャフト8は上軸受け9と下軸受け1
1に支持されている。シリンダ30内にローラ31が配
され、クランクシャフト8と偏心部に貫入され、遊星運
動を行う。
【0014】シリンダ30の貫通溝24に挿入されたベ
ーン32はスプリング15及び背圧(吐出圧)によりロ
ーラ31に押しつけられたシリンダ30を吸入室16と
圧縮室17に分割する。シリンダ30には吸入孔5があ
けられ、吸入管4を介してアキュムレータ(図示せず)
とつながっている。
ーン32はスプリング15及び背圧(吐出圧)によりロ
ーラ31に押しつけられたシリンダ30を吸入室16と
圧縮室17に分割する。シリンダ30には吸入孔5があ
けられ、吸入管4を介してアキュムレータ(図示せず)
とつながっている。
【0015】この構成による作用を説明する。電動機部
2によりクランクシャフト8駆動され、ローラ31の遊
星運動(図2で左回転)により吸入管4より吸入孔5を
経て、吸入室16へHFCなどの冷媒ガスが吸入され、
圧縮機17で圧力が上げられ吐出切り欠き19を経て、
吐出孔6より密閉容器1内へ吐出される。この時、吸入
室16と圧縮機17を仕切るベーン32はスプリング1
5とベーン背部にかかる圧力でローラ31の外周に押し
つけられた接点で摺動しながら運動する。この摺動点の
潤滑油は主として、吸入ガスに混合してきたオイルによ
り潤滑される。吸入管4に入ってくる吸入ガスには冷媒
ガスとともに、冷凍サイクルを循環する。冷凍機油23
はわずかながら含まれているが、このレベルの量では金
属接触に近い境界潤滑条件となり、特に冷媒に摺動性が
望めないHFCでは厳しい摺動条件となる。
2によりクランクシャフト8駆動され、ローラ31の遊
星運動(図2で左回転)により吸入管4より吸入孔5を
経て、吸入室16へHFCなどの冷媒ガスが吸入され、
圧縮機17で圧力が上げられ吐出切り欠き19を経て、
吐出孔6より密閉容器1内へ吐出される。この時、吸入
室16と圧縮機17を仕切るベーン32はスプリング1
5とベーン背部にかかる圧力でローラ31の外周に押し
つけられた接点で摺動しながら運動する。この摺動点の
潤滑油は主として、吸入ガスに混合してきたオイルによ
り潤滑される。吸入管4に入ってくる吸入ガスには冷媒
ガスとともに、冷凍サイクルを循環する。冷凍機油23
はわずかながら含まれているが、このレベルの量では金
属接触に近い境界潤滑条件となり、特に冷媒に摺動性が
望めないHFCでは厳しい摺動条件となる。
【0016】ベーン32の材質として粉末ハイスの焼結
材で焼入れ焼戻しされたものを使用し、貫通部24内で
往復運動を行う。往復運動であるため、前記シリンダ3
0の貫通溝24とベーンのサイドは油膜が生じにくく、
厳しい摺動条件となる。また前記ベーン32の先端と前
記ローラ31の外周面33は前述したように油の少ない
境界潤滑状態となっている。こういった状況の中で、前
記ローラ31が普通鋳鉄にクロム(Cr),モリブデン
(Mo),銅(Cu),ボロン(B)を添加した合金鋳
鉄の連鋳棒であり、焼入れ焼戻し材でありマルテンサイ
ト基地の中にステダイト(リンの化合物)及びボロンの
炭化物が分散しているため非常に耐摩耗性に優れ、前記
シリンダ30の基地中にパーライトを10%以上含ませ
ることにより、ベーンとシリンダ、ベーンとローラの間
の耐摩耗性が向上し信頼性の高い圧縮機が実現できる。
材で焼入れ焼戻しされたものを使用し、貫通部24内で
往復運動を行う。往復運動であるため、前記シリンダ3
0の貫通溝24とベーンのサイドは油膜が生じにくく、
厳しい摺動条件となる。また前記ベーン32の先端と前
記ローラ31の外周面33は前述したように油の少ない
境界潤滑状態となっている。こういった状況の中で、前
記ローラ31が普通鋳鉄にクロム(Cr),モリブデン
(Mo),銅(Cu),ボロン(B)を添加した合金鋳
鉄の連鋳棒であり、焼入れ焼戻し材でありマルテンサイ
ト基地の中にステダイト(リンの化合物)及びボロンの
炭化物が分散しているため非常に耐摩耗性に優れ、前記
シリンダ30の基地中にパーライトを10%以上含ませ
ることにより、ベーンとシリンダ、ベーンとローラの間
の耐摩耗性が向上し信頼性の高い圧縮機が実現できる。
【0017】前記ベーン32が、SKH51の焼結材で
粉末ハイス50%以上からなる材料で、前記ローラ31
が合金鋳鉄の連鋳棒で、かつ前記シリンダが砂型黒鉛鋳
鉄で、球状化剤(Fe−Si−Mg合金)にて球状化処
理を行い、過冷黒鉛(ASTM黒鉛分類D型)が晶出し
やすくし、さらにチタン(Ti)を添加することによっ
てパーライトを20%程度含んだものは、耐摩耗性は非
常によくなる。以上のことから、信頼性の高い圧縮機が
実現できる。
粉末ハイス50%以上からなる材料で、前記ローラ31
が合金鋳鉄の連鋳棒で、かつ前記シリンダが砂型黒鉛鋳
鉄で、球状化剤(Fe−Si−Mg合金)にて球状化処
理を行い、過冷黒鉛(ASTM黒鉛分類D型)が晶出し
やすくし、さらにチタン(Ti)を添加することによっ
てパーライトを20%程度含んだものは、耐摩耗性は非
常によくなる。以上のことから、信頼性の高い圧縮機が
実現できる。
【0018】前記ベーン32が、SKH51の焼結材で
粉末ハイス50%以上からなる材料で、前記ローラ31
が合金鋳鉄の連鋳棒で、かつ前記シリンダが金型共晶黒
鉛鋳鉄でチタンを添加することによってパーライトを2
0%程度含んだものは、共晶セルの大きさも大きく、か
つ前記共晶セルの境界上に網目状にパーライトを分布さ
せ、パーライトの部分で前記ベーン32の側面を受ける
ため、耐摩耗性は非常によくなる。以上のことから、信
頼性の高い圧縮機が実現できる。
粉末ハイス50%以上からなる材料で、前記ローラ31
が合金鋳鉄の連鋳棒で、かつ前記シリンダが金型共晶黒
鉛鋳鉄でチタンを添加することによってパーライトを2
0%程度含んだものは、共晶セルの大きさも大きく、か
つ前記共晶セルの境界上に網目状にパーライトを分布さ
せ、パーライトの部分で前記ベーン32の側面を受ける
ため、耐摩耗性は非常によくなる。以上のことから、信
頼性の高い圧縮機が実現できる。
【0019】前記ベーン32が、SKH51の焼結材で
粉末ハイス50%以上からなる材料で、ローラ31が前
記合金鋳鉄の連鋳棒で、かつ前記シリンダが低炭素(C
量2.0%〜3.0%)高シリコン(Si量3.2%〜
4.0%)砂型共晶黒鉛鋳鉄でパーライトを20%程度
含んだものは、基地中のシリコフェライトの影響で硬度
も高く、耐摩耗性に対し非常に優れた材料となる。
粉末ハイス50%以上からなる材料で、ローラ31が前
記合金鋳鉄の連鋳棒で、かつ前記シリンダが低炭素(C
量2.0%〜3.0%)高シリコン(Si量3.2%〜
4.0%)砂型共晶黒鉛鋳鉄でパーライトを20%程度
含んだものは、基地中のシリコフェライトの影響で硬度
も高く、耐摩耗性に対し非常に優れた材料となる。
【0020】
【発明の効果】前記ベーン32が、高速度鋼の焼結材と
し、前記ローラ31が焼き入れ焼き戻し材の合金鋳鉄連
鋳棒とし、前記シリンダ30が、金型共晶黒鉛鋳鉄また
は砂型共晶黒鉛鋳鉄でパーライト量10%以上からなる
部品で構成されたことを特徴とするロータリ圧縮機を運
転すると、前記ローラに耐摩耗性の優れたステダイト及
び炭化物が存在することによって、非常に耐磨耗性の優
れたベーンとローラの組み合わせとなり、信頼性の高い
ロータリ圧縮機となる。
し、前記ローラ31が焼き入れ焼き戻し材の合金鋳鉄連
鋳棒とし、前記シリンダ30が、金型共晶黒鉛鋳鉄また
は砂型共晶黒鉛鋳鉄でパーライト量10%以上からなる
部品で構成されたことを特徴とするロータリ圧縮機を運
転すると、前記ローラに耐摩耗性の優れたステダイト及
び炭化物が存在することによって、非常に耐磨耗性の優
れたベーンとローラの組み合わせとなり、信頼性の高い
ロータリ圧縮機となる。
【0021】また、パーライト量が10%以上の金型共
晶黒鉛鋳鉄又は砂型共晶黒鉛鋳鉄のシリンダとベーンの
組み合わせでも、共晶黒鉛鋳鉄のパーライトの網目状の
分布もしくは基地中の硬質なシリコフェライトによって
耐磨耗性が非常に良くなる。以上のような理由により、
R22代替冷媒HFCにおいても耐摩耗性の優れた、信
頼性の高いロータリ圧縮機となる。
晶黒鉛鋳鉄又は砂型共晶黒鉛鋳鉄のシリンダとベーンの
組み合わせでも、共晶黒鉛鋳鉄のパーライトの網目状の
分布もしくは基地中の硬質なシリコフェライトによって
耐磨耗性が非常に良くなる。以上のような理由により、
R22代替冷媒HFCにおいても耐摩耗性の優れた、信
頼性の高いロータリ圧縮機となる。
【図1】本発明の一実施例の縦断面図
【図2】本発明の一実施例の横断面図
【図3】従来の一実施例の縦断面図
【図4】従来の一実施例の横断面図
8 クランクシャフト 9 上軸受け 11 下軸受け 16 吸入室 17 圧縮室 23 冷凍機油 24 貫通溝 30 シリンダ 31 ローラ 32 ベーン 33 ローラ外周面
Claims (6)
- 【請求項1】 シリンダとクランクシャフトにより前記
シリンダ内で偏心して回転するローラと、前記シリンダ
に半径方向に形成した溝に出没可能に挿入された前記ロ
ーラと摺接するベーンとを備えたロータリ圧縮機におい
て、前記ベーンが高速度鋼の焼結材で焼入れ焼戻しさ
れ、前記ローラが普通鋳鉄にクロム(Cr)が0.07
%以上0.20%以下、モリブデン(Mo)が0.20
%以上0.40%以下、銅(Cu)が0.40%以上
0.80%以下、ボロン(B)が0.10%以下で、硬
さがHRC45以上55以下の連鋳棒とし、前記シリン
ダが、金型共晶黒鉛鋳鉄または砂型共晶黒鉛鋳鉄でパー
ライト量10%以上からなる部品で構成されたことを特
徴とするロータリ圧縮機。 - 【請求項2】 前記ベーンが、SKH51の粉末ハイス
50%以上の焼結材で焼入れ焼戻しされた材料からなる
部品で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のロ
ータリ圧縮機。 - 【請求項3】 前記シリンダが、FC200〜FC30
0相当の金型共晶黒鉛鋳鉄で、黒鉛形状がASTM分類
法による“D”型で、黒鉛サイズがASTM分類法によ
るNo.6〜8で、チタン(Ti)量0.10%以上
0.13%以下で、基地中のパーライト量が10%以上
からなる材料で構成されたことを特徴とする請求項1に
記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項4】 前記シリンダが、FC200〜FC30
0相当の砂型共晶黒鉛鋳鉄で、黒鉛形状がASTM分類
法による“D”型で、黒鉛サイズがASTM分類法によ
るNo.6〜8で、チタン(Ti)量0.15%以上
0.19%以下で、球状化剤(Fe−Si−Mg合金)
による球状化処理を行い、マグネシウム(Mg)量0.
01%以上0.08%以下で、基地中のパーライト量が
10%以上からなる材料で構成されたことを特徴とする
請求項1に記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項5】 前記シリンダが、FC200〜FC30
0相当の砂型共晶黒鉛鋳鉄で、黒鉛形状がASTM分類
法による“D”型で、黒鉛サイズがASTM分類法によ
るNo.6〜8で、炭素(C)量2.0%以上3.0%
以下で、シリコン(Si)量3.2%以上4.0%以下
で、基地中のパーライト量が10%以上からなる材料で
構成されたことを特徴とする請求項1に記載のロータリ
圧縮機。 - 【請求項6】 冷媒がHFCで、冷凍機油がエステル油
であることを特徴とする請求項1から請求項5いずれか
に記載のロータリ圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9173417A JPH1113666A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9173417A JPH1113666A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113666A true JPH1113666A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15960065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9173417A Pending JPH1113666A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1113666A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010138893A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-06-24 | Panasonic Corp | ロータリ圧縮機 |
| CN105464980A (zh) * | 2014-08-28 | 2016-04-06 | 上海日立电器有限公司 | 一种压缩机及其制造方法 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9173417A patent/JPH1113666A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010138893A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-06-24 | Panasonic Corp | ロータリ圧縮機 |
| CN105464980A (zh) * | 2014-08-28 | 2016-04-06 | 上海日立电器有限公司 | 一种压缩机及其制造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |