JPH1113952A - 管材同士および容器の気密接合方法並びに空調機および電池 - Google Patents
管材同士および容器の気密接合方法並びに空調機および電池Info
- Publication number
- JPH1113952A JPH1113952A JP9169017A JP16901797A JPH1113952A JP H1113952 A JPH1113952 A JP H1113952A JP 9169017 A JP9169017 A JP 9169017A JP 16901797 A JP16901797 A JP 16901797A JP H1113952 A JPH1113952 A JP H1113952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- container
- tube
- joined
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単なかしめ治具を用いることによって、シー
ル材や熱を使わずに気密性のある部品間接合若しくは封
止を実現しようとする管材同士および容器の気密接合方
法並びに空調機および電池を提供することにある。 【解決手段】本発明は、所定の断面形状を持つ第1の管
材1または容器4の開口部と、該第1の管材または容器
の開口部と相似形の断面を持ち、前記第1の管材または
容器の開口部の外周寸法より大きい内周寸法を持つ第2
の管材2または容器5の開口部とを相対的に差し込み、
該第2の管材2または容器5の開口部における外形部分
に環材3または圧入部材6を圧入して第2の管材または
容器の開口部の外周寸法を縮めて第1の管材1または容
器4の開口部の外周と第2の管材2または容器5の開口
部の内周とを密着させて接合することを特徴とする気密
接合方法である。
ル材や熱を使わずに気密性のある部品間接合若しくは封
止を実現しようとする管材同士および容器の気密接合方
法並びに空調機および電池を提供することにある。 【解決手段】本発明は、所定の断面形状を持つ第1の管
材1または容器4の開口部と、該第1の管材または容器
の開口部と相似形の断面を持ち、前記第1の管材または
容器の開口部の外周寸法より大きい内周寸法を持つ第2
の管材2または容器5の開口部とを相対的に差し込み、
該第2の管材2または容器5の開口部における外形部分
に環材3または圧入部材6を圧入して第2の管材または
容器の開口部の外周寸法を縮めて第1の管材1または容
器4の開口部の外周と第2の管材2または容器5の開口
部の内周とを密着させて接合することを特徴とする気密
接合方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管材同士の気密接
合、若しくは容器の気密封止接合する方法、特に、液体
或いは気体の通る管材同士の突き合わせ接合方法や、液
体或いは気体の充填された容器の封止接合方法並びに空
調機および電池に関する。
合、若しくは容器の気密封止接合する方法、特に、液体
或いは気体の通る管材同士の突き合わせ接合方法や、液
体或いは気体の充填された容器の封止接合方法並びに空
調機および電池に関する。
【0002】
【従来の技術】部品同士を接合して、その接合面の気密
性を得る従来の接合方法として、部品間の接合面にOリ
ングを挟むという方法が知られている。これは、JIS
B2401に定められているものが一般的で、使用圧力
は20.59 MPa 以下である。ところが、この方
法では、Oリングという独立した別の部品と、JISB
2406(1977年)に定められた、所定のOリング
に合わせた前工程での高精度の溝加工とが必要であっ
た。この詳細は、JISハンドブック製図(1991年
4月20日第1版第1刷発行)の649頁〜667頁に
記されている。実例としては特開平7−125761号
に見られるブチルゴムのパッキンを用いて気密性を得る
方法があった。これに対して、前工程の高精度の部品加
工がいらない方法として、清涼飲料等の缶やトラストパ
ック等の封じに用いられる製缶技術が挙げられる。この
方式の詳細は、「モノづくり解体新書一の巻」38頁か
ら41頁に記されている。この方法は、深絞りされた筒
部と、プルタブ等の付いた蓋部とを、2重巻締めと呼ば
れる方法で接合される。この時、巻締め加工された2部
品の間に、シール材として、スチレン・ブタジエンラバ
ーを塗り込むことにより、気密性を得るものである。2
重巻締めは1896年に米国で開発され、食品を対象と
する場合、内部圧力は0.07〜0.2MPa、温度は
常温〜90℃までの範囲内で使用している。
性を得る従来の接合方法として、部品間の接合面にOリ
ングを挟むという方法が知られている。これは、JIS
B2401に定められているものが一般的で、使用圧力
は20.59 MPa 以下である。ところが、この方
法では、Oリングという独立した別の部品と、JISB
2406(1977年)に定められた、所定のOリング
に合わせた前工程での高精度の溝加工とが必要であっ
た。この詳細は、JISハンドブック製図(1991年
4月20日第1版第1刷発行)の649頁〜667頁に
記されている。実例としては特開平7−125761号
に見られるブチルゴムのパッキンを用いて気密性を得る
方法があった。これに対して、前工程の高精度の部品加
工がいらない方法として、清涼飲料等の缶やトラストパ
ック等の封じに用いられる製缶技術が挙げられる。この
方式の詳細は、「モノづくり解体新書一の巻」38頁か
ら41頁に記されている。この方法は、深絞りされた筒
部と、プルタブ等の付いた蓋部とを、2重巻締めと呼ば
れる方法で接合される。この時、巻締め加工された2部
品の間に、シール材として、スチレン・ブタジエンラバ
ーを塗り込むことにより、気密性を得るものである。2
重巻締めは1896年に米国で開発され、食品を対象と
する場合、内部圧力は0.07〜0.2MPa、温度は
常温〜90℃までの範囲内で使用している。
【0003】また、製缶技術に似た方法として、乾電池
を封じする方法として、アルカリ溶液の充填された負極
となる筒部と、正極となる蓋部を接合する方法がある。
これはシール材として共締めするためにナイロン66の
パッキンを挟んだ上に、タールを塗って筒部を蓋部にか
しめ、気密性を得るものである。耐圧は4.9 MPa
迄で、使用温度条件は通常常温〜60℃で、最高80
℃迄とされている。
を封じする方法として、アルカリ溶液の充填された負極
となる筒部と、正極となる蓋部を接合する方法がある。
これはシール材として共締めするためにナイロン66の
パッキンを挟んだ上に、タールを塗って筒部を蓋部にか
しめ、気密性を得るものである。耐圧は4.9 MPa
迄で、使用温度条件は通常常温〜60℃で、最高80
℃迄とされている。
【0004】或いは、特開昭55−152986号に記
載のように、接着剤を塗布後に管材同士を突き合わせて
差し込み、外側の管材をスエージングマシンによりかし
める方法もあった。
載のように、接着剤を塗布後に管材同士を突き合わせて
差し込み、外側の管材をスエージングマシンによりかし
める方法もあった。
【0005】更に、管材同士を突き合わせて接合し、真
空状態での気密性を得る方法として、ICFフランジと
いうものが知られている。この方式は、日電アネルバ
(株)の Vacuum Components とい
うカタログの平成元年11月発行第3版の209頁〜2
10頁にその詳細を見ることができる。この方式は、管
材同士を気密性を保ちつつ接合させる方式で、ステンレ
ス鋼製の2つのフランジの間に無酸素銅製のガスケット
を挟み、両フランジをガスケットに食い込ませて、固定
し、気密性を得るものである。真空耐圧は、100pP
a以下、耐熱温度は−196℃〜450℃とされてい
る。この管材同士を突き合わせて接合し、内圧のかかる
状態で気密性を得る方法としては、ロー付け或いは溶接
による方法が一般に知られている。例えばエアコンの冷
媒通路の配管等の接合は全てロー付けによって気密接合
され、製品仕様として11.8MPaの耐圧が要求され
る。これらの方式に加えて、電磁弁の組立に使用される
方式としてコイニングシールが挙げられる。コイニング
シールは、特開平5−79575号公報に記載のよう
に、接合させる2部品の間に硬度の高い別の円筒部品を
入れて、その円筒部品を接合させる部品に食い込ませて
気密性を維持し、同時に食い込ませるのに要した力でも
って、接合させる2部品及びその円筒部品間に密着力を
発生させて固定するものである。この方式で80MPa
の耐圧が得られる。
空状態での気密性を得る方法として、ICFフランジと
いうものが知られている。この方式は、日電アネルバ
(株)の Vacuum Components とい
うカタログの平成元年11月発行第3版の209頁〜2
10頁にその詳細を見ることができる。この方式は、管
材同士を気密性を保ちつつ接合させる方式で、ステンレ
ス鋼製の2つのフランジの間に無酸素銅製のガスケット
を挟み、両フランジをガスケットに食い込ませて、固定
し、気密性を得るものである。真空耐圧は、100pP
a以下、耐熱温度は−196℃〜450℃とされてい
る。この管材同士を突き合わせて接合し、内圧のかかる
状態で気密性を得る方法としては、ロー付け或いは溶接
による方法が一般に知られている。例えばエアコンの冷
媒通路の配管等の接合は全てロー付けによって気密接合
され、製品仕様として11.8MPaの耐圧が要求され
る。これらの方式に加えて、電磁弁の組立に使用される
方式としてコイニングシールが挙げられる。コイニング
シールは、特開平5−79575号公報に記載のよう
に、接合させる2部品の間に硬度の高い別の円筒部品を
入れて、その円筒部品を接合させる部品に食い込ませて
気密性を維持し、同時に食い込ませるのに要した力でも
って、接合させる2部品及びその円筒部品間に密着力を
発生させて固定するものである。この方式で80MPa
の耐圧が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の気密封止方法で
ある、Oリング・製缶・乾電池・接着剤入りかしめ・I
CFフランジ・コイニングシールは、接合部品の他に、
別部品となるシール材を必要としていた。Oリング、製
缶、乾電池、接着剤入りかしめは、非金属のシール材も
しくは液状のシール剤を必要としており、組立ライン上
の気密封止工程が増え、設備も大型、複雑なものとなる
という問題があった。またICFフランジやコイニング
シールは金属製のシール材だが、ICFフランジはシー
ル材を冷間塑性変形させるのに対し、コイニングシール
はシール材が接合部品を冷間塑性変形させるというもの
であった。ICFフランジは締結にボルト等の締結部品
が必要としており、製造工程や部品数が増えるという問
題があった。コイニングシールは、接合部品に大きな力
を負荷するため、接合部品の側壁にはある程度の厚みが
必要であり、薄肉物に対応できないという問題があっ
た。また、均一な密着力が要求されるため、大きい口径
の部品間接合には適応できないという問題もあった。ロ
ー付けや溶接は、熱を接合部品に加えるため、変形や表
面酸化或いは熱に弱い部品が近くにあると、その部品を
冷却しながらの接合が必要であり、製造設備も大型化、
複雑化するという問題もあった。
ある、Oリング・製缶・乾電池・接着剤入りかしめ・I
CFフランジ・コイニングシールは、接合部品の他に、
別部品となるシール材を必要としていた。Oリング、製
缶、乾電池、接着剤入りかしめは、非金属のシール材も
しくは液状のシール剤を必要としており、組立ライン上
の気密封止工程が増え、設備も大型、複雑なものとなる
という問題があった。またICFフランジやコイニング
シールは金属製のシール材だが、ICFフランジはシー
ル材を冷間塑性変形させるのに対し、コイニングシール
はシール材が接合部品を冷間塑性変形させるというもの
であった。ICFフランジは締結にボルト等の締結部品
が必要としており、製造工程や部品数が増えるという問
題があった。コイニングシールは、接合部品に大きな力
を負荷するため、接合部品の側壁にはある程度の厚みが
必要であり、薄肉物に対応できないという問題があっ
た。また、均一な密着力が要求されるため、大きい口径
の部品間接合には適応できないという問題もあった。ロ
ー付けや溶接は、熱を接合部品に加えるため、変形や表
面酸化或いは熱に弱い部品が近くにあると、その部品を
冷却しながらの接合が必要であり、製造設備も大型化、
複雑化するという問題もあった。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決し、簡単
なかしめ治具で、シール材や熱を使わずに気密性のある
部品間接合若しくは封止を実現しようとする管材同士お
よび容器の気密接合方法を提供することにある。また本
発明の他の目的は、気密接合した冷媒の配管系を容易に
製造することができるようにして原価低減をはかった空
調機を提供することにある。また本発明の他の目的は、
電解液の入った容器を蓋材によって容易に気密封止して
原価低減をはかった電池を提供することにある。
なかしめ治具で、シール材や熱を使わずに気密性のある
部品間接合若しくは封止を実現しようとする管材同士お
よび容器の気密接合方法を提供することにある。また本
発明の他の目的は、気密接合した冷媒の配管系を容易に
製造することができるようにして原価低減をはかった空
調機を提供することにある。また本発明の他の目的は、
電解液の入った容器を蓋材によって容易に気密封止して
原価低減をはかった電池を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定の断面形状を持つ第1の管材の開口
部を、該第1の管材の開口部と相似形の断面を持ち、前
記第1の管材の開口部の外周寸法より大きい内周寸法を
持つ第2の管材の開口部に差し込み、該第2の管材の開
口部における外形部分に圧入部材を圧入して第2の管材
の開口部の外周寸法を縮めて第1の管材の開口部の外周
と第2の管材の開口部の内周とを密着させて接合するこ
とを特徴とする管材同士の気密接合方法である。また、
本発明は、前記管材同士の気密接合方法において、前記
第1の管材の開口部または第2の管材の開口部を、塑性
加工を施して製造することを特徴とする。また、本発明
は、前記管材同士の気密接合方法において、前記第1の
管材の開口部または第2の管材の開口部を、拡管フレア
加工を施して製造することを特徴とする。本発明は、前
記管材同士の気密接合方法において、前記第1の管材お
よび第2の管材を銅材で形成し、前記圧入部材を真鍮材
で形成したことを特徴とする。
に、本発明は、所定の断面形状を持つ第1の管材の開口
部を、該第1の管材の開口部と相似形の断面を持ち、前
記第1の管材の開口部の外周寸法より大きい内周寸法を
持つ第2の管材の開口部に差し込み、該第2の管材の開
口部における外形部分に圧入部材を圧入して第2の管材
の開口部の外周寸法を縮めて第1の管材の開口部の外周
と第2の管材の開口部の内周とを密着させて接合するこ
とを特徴とする管材同士の気密接合方法である。また、
本発明は、前記管材同士の気密接合方法において、前記
第1の管材の開口部または第2の管材の開口部を、塑性
加工を施して製造することを特徴とする。また、本発明
は、前記管材同士の気密接合方法において、前記第1の
管材の開口部または第2の管材の開口部を、拡管フレア
加工を施して製造することを特徴とする。本発明は、前
記管材同士の気密接合方法において、前記第1の管材お
よび第2の管材を銅材で形成し、前記圧入部材を真鍮材
で形成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記管材同士の気密接合
方法により、管材同士が接合された冷媒の配管系を持つ
ことを特徴とする空調機である。
方法により、管材同士が接合された冷媒の配管系を持つ
ことを特徴とする空調機である。
【0010】また、本発明は、所定の開口部の形状を持
つ第1の容器の開口部を、該第1の容器の開口部の形状
と相似形で、第1の容器の開口部の外周形状より大きい
開口部の内周形状を持つ第2の容器の開口部に差し込
み、該第2の容器の開口部の外形部分に圧入部材を圧入
して第2の容器の開口部の外周部分を縮めて第1の容器
の開口部の外周と第2の容器の開口部の内周とを密着さ
せて接合することを特徴とする容器の気密接合方法であ
る。また、本発明は、前記容器の気密接合方法におい
て、前記第1の容器の開口部または第2の容器の開口部
を、塑性加工を施して製造することを特徴とする。ま
た、本発明は、前記容器の気密接合方法により、電解液
の入った第1または第2の容器を、第2または第1の容
器である蓋材によって封止して構成したことを特徴とす
る電池である。
つ第1の容器の開口部を、該第1の容器の開口部の形状
と相似形で、第1の容器の開口部の外周形状より大きい
開口部の内周形状を持つ第2の容器の開口部に差し込
み、該第2の容器の開口部の外形部分に圧入部材を圧入
して第2の容器の開口部の外周部分を縮めて第1の容器
の開口部の外周と第2の容器の開口部の内周とを密着さ
せて接合することを特徴とする容器の気密接合方法であ
る。また、本発明は、前記容器の気密接合方法におい
て、前記第1の容器の開口部または第2の容器の開口部
を、塑性加工を施して製造することを特徴とする。ま
た、本発明は、前記容器の気密接合方法により、電解液
の入った第1または第2の容器を、第2または第1の容
器である蓋材によって封止して構成したことを特徴とす
る電池である。
【0011】以上説明したように、前記構成により、お
互いの接合部品が密着し、簡易な構造で熱を用いない気
密封止接合を実現することができる。また前記構成によ
り、気密接合した冷媒の配管系を容易に製造することが
でき、その結果空調機の原価低減をはかることが可能と
なる。また前記構成により、電解液の入った容器を蓋材
によって容易に気密封止し、その結果電池の原価低減を
はかることが可能となる。
互いの接合部品が密着し、簡易な構造で熱を用いない気
密封止接合を実現することができる。また前記構成によ
り、気密接合した冷媒の配管系を容易に製造することが
でき、その結果空調機の原価低減をはかることが可能と
なる。また前記構成により、電解液の入った容器を蓋材
によって容易に気密封止し、その結果電池の原価低減を
はかることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態を図1〜
図15を用いて説明する。図1は本発明に係る気密封止
接合方法の一実施の形態を用いて組み立てられた、管材
同士の突き合わせ接合状態を示す断面図である。銅材か
らなる被接合管材1と被接合管材2は、共に内径D1φ
=10.7mmφ、外径D2φ=12.8mmφで同寸
法の円形断面被接合管材だが、被接合管材2の開口部は
被接合管材1の開口部を挿入できるように、長さL1=
10.6mm〜15.6mmに渡って内径D3φ=1
2.9mmφ、外径(外周寸法)D4φ=15.0mm
φとなるように塑性加工の一つである拡管フレア加工さ
れている。被接合管材1の開口部は被接合管材2の開口
部であるその拡管フレア加工部2aに挿入され、その状
態のまま、肉厚が2〜5mm程度の内径(内周寸法)D
5φ=14mm〜14.5mmφ程度(好ましいのは約
14.25mmφ)で、長さが10.6mm〜12.6
mm程度の真鍮材からなる環材(圧入部材)3が圧入代
約0.5mm〜1mm程度(好ましいのは約0.75m
m)で被接合管材2の拡管フレア加工部2aの外周に圧
入される。環材3は圧入されやすいように、2.6mm
の長さに渡って、8°〜15゜程度のテーパが付けられ
ている。こうして、環材3が被接合管材2の拡管フレア
加工部2aの外周に圧入されることによって、被接合管
材1及び環材3との間でお互いに力が作用してそれらの
間にある被接合管材2のフレア加工部2aは内外径(外
周寸法)が縮まりながら被接合管材1の外周(3μm〜
8μm程度の面粗さ)と拡管フレア加工部2aの内周
(3μm〜8μm程度の面粗さ)との粗さが互いに潰さ
れて密着接合して、気密性が保たれることになる。被接
合管材1は、管状であって、内径D1φが10mmφ程
度を有し、しかも肉厚が1mm程度以上を有することか
ら、環材3が被接合管材2の拡管フレア加工部2aに圧
入されたとしても、被接合管材1が殆ど変形することな
く、即ち被接合管材1の外径が縮まることなく環材3に
よる被接合管材2のフレア加工部2aへの内外径の縮ま
りを拡管フレア加工部2aを支えて被接合管材1の外周
(3μm〜8μm程度の面粗さ)と拡管フレア加工部2
aの内周(3μm〜8μm程度の面粗さ)との粗さが互
いにつぶされて密着接合して、気密性が保たれることに
なる。なお、被接合管材1の開口部(接合部)の外周に
積極的に面粗さが生じるように、塑性加工によって微小
な凹凸を作ってもよい。
図15を用いて説明する。図1は本発明に係る気密封止
接合方法の一実施の形態を用いて組み立てられた、管材
同士の突き合わせ接合状態を示す断面図である。銅材か
らなる被接合管材1と被接合管材2は、共に内径D1φ
=10.7mmφ、外径D2φ=12.8mmφで同寸
法の円形断面被接合管材だが、被接合管材2の開口部は
被接合管材1の開口部を挿入できるように、長さL1=
10.6mm〜15.6mmに渡って内径D3φ=1
2.9mmφ、外径(外周寸法)D4φ=15.0mm
φとなるように塑性加工の一つである拡管フレア加工さ
れている。被接合管材1の開口部は被接合管材2の開口
部であるその拡管フレア加工部2aに挿入され、その状
態のまま、肉厚が2〜5mm程度の内径(内周寸法)D
5φ=14mm〜14.5mmφ程度(好ましいのは約
14.25mmφ)で、長さが10.6mm〜12.6
mm程度の真鍮材からなる環材(圧入部材)3が圧入代
約0.5mm〜1mm程度(好ましいのは約0.75m
m)で被接合管材2の拡管フレア加工部2aの外周に圧
入される。環材3は圧入されやすいように、2.6mm
の長さに渡って、8°〜15゜程度のテーパが付けられ
ている。こうして、環材3が被接合管材2の拡管フレア
加工部2aの外周に圧入されることによって、被接合管
材1及び環材3との間でお互いに力が作用してそれらの
間にある被接合管材2のフレア加工部2aは内外径(外
周寸法)が縮まりながら被接合管材1の外周(3μm〜
8μm程度の面粗さ)と拡管フレア加工部2aの内周
(3μm〜8μm程度の面粗さ)との粗さが互いに潰さ
れて密着接合して、気密性が保たれることになる。被接
合管材1は、管状であって、内径D1φが10mmφ程
度を有し、しかも肉厚が1mm程度以上を有することか
ら、環材3が被接合管材2の拡管フレア加工部2aに圧
入されたとしても、被接合管材1が殆ど変形することな
く、即ち被接合管材1の外径が縮まることなく環材3に
よる被接合管材2のフレア加工部2aへの内外径の縮ま
りを拡管フレア加工部2aを支えて被接合管材1の外周
(3μm〜8μm程度の面粗さ)と拡管フレア加工部2
aの内周(3μm〜8μm程度の面粗さ)との粗さが互
いにつぶされて密着接合して、気密性が保たれることに
なる。なお、被接合管材1の開口部(接合部)の外周に
積極的に面粗さが生じるように、塑性加工によって微小
な凹凸を作ってもよい。
【0013】図2は本発明に係る気密封止接合方法の他
の実施の形態を用いて組み立てられた、外形が163W
×43D×130Hの箱形電池の封止状態を示す断面図
である。まず、電解液28を入れるための、肉厚1.8
〜4mm程度の容器4に、容器4の開口部4aが、所定
の深さh(10mm〜15mm程度)だけ挿入されるよ
うに、加工部の肉厚が1mm〜2mm程度の蓋材5をか
ぶせる。この時、容器4と蓋材5とのはめあい隙間は、
0.05〜0.1mm程度の寸法である。その状態で、
次に長さが8mm〜15mmで、肉厚が2mm〜5mm
程度で、圧入代約0.5mm〜1mm程度の圧入部材6
を蓋材5の加工部(開口部)に圧入する。こうして、容
器4と圧入部材6との間においてお互いに力が作用して
それらの間にある蓋材5の加工部における内外径(外周
寸法)が縮まりながら容器4の外周と蓋材5の加工部の
内周とが密着して、気密性が保たれることになる。容器
4は、箱状であるが、肉厚が1.8mm程度以上と比較
的に厚いことから、圧入部材6が蓋材5の加工部に圧入
されたとしても、容器4が殆ど変形することなく、即ち
容器4の外径がほとんど縮まることなく圧入部材6によ
る蓋材5の加工部への内外径の縮まりを容器によって支
え、容器4の外周と蓋材5の加工部の内周との表面粗さ
が互いに潰されて密着接合して、気密性が保たれること
になる。なお、図2に示す断面形状を有する容器状の蓋
材5の加工部(開口部)は、塑性加工に基いて製作して
もよいことは明らかである。なお、図1及び図2に示す
実施の形態において、お互いに断面形状が違う接合部品
を気密接合する場合、両者の開口部の形状を相似形で、
なおかつ一方の接合部品を他方の接合部品に挿入できる
ように加工することで、同様の気密封止接合が実現でき
る。
の実施の形態を用いて組み立てられた、外形が163W
×43D×130Hの箱形電池の封止状態を示す断面図
である。まず、電解液28を入れるための、肉厚1.8
〜4mm程度の容器4に、容器4の開口部4aが、所定
の深さh(10mm〜15mm程度)だけ挿入されるよ
うに、加工部の肉厚が1mm〜2mm程度の蓋材5をか
ぶせる。この時、容器4と蓋材5とのはめあい隙間は、
0.05〜0.1mm程度の寸法である。その状態で、
次に長さが8mm〜15mmで、肉厚が2mm〜5mm
程度で、圧入代約0.5mm〜1mm程度の圧入部材6
を蓋材5の加工部(開口部)に圧入する。こうして、容
器4と圧入部材6との間においてお互いに力が作用して
それらの間にある蓋材5の加工部における内外径(外周
寸法)が縮まりながら容器4の外周と蓋材5の加工部の
内周とが密着して、気密性が保たれることになる。容器
4は、箱状であるが、肉厚が1.8mm程度以上と比較
的に厚いことから、圧入部材6が蓋材5の加工部に圧入
されたとしても、容器4が殆ど変形することなく、即ち
容器4の外径がほとんど縮まることなく圧入部材6によ
る蓋材5の加工部への内外径の縮まりを容器によって支
え、容器4の外周と蓋材5の加工部の内周との表面粗さ
が互いに潰されて密着接合して、気密性が保たれること
になる。なお、図2に示す断面形状を有する容器状の蓋
材5の加工部(開口部)は、塑性加工に基いて製作して
もよいことは明らかである。なお、図1及び図2に示す
実施の形態において、お互いに断面形状が違う接合部品
を気密接合する場合、両者の開口部の形状を相似形で、
なおかつ一方の接合部品を他方の接合部品に挿入できる
ように加工することで、同様の気密封止接合が実現でき
る。
【0014】図3は、図1に示す本発明に係る一実施の
形態を実際に気密接合する際の加工の流れを示す説明図
である。まず、図3(a)に示すように気密接合させた
い2つの被接合管材1、2を突き合わせ可能な位置に置
き、次に図3(b)に示すように一方の被接合管材1に
環材(圧入部材)3を通し、他方の被接合管材2の端部
を所定の大きさに塑性加工の一つである拡管フレア加工
し、フレア加工部2aを形成する。次に図3(c)に示
すように被接合管材2のフレア加工部2aの中に被接合
管材1を所定長さ(通常はフレア加工部2aの長さ)だ
け挿入する。最後に図3(d)に示すように環材3を被
接合管材1の側から被接合管材2のフレア加工部2aに
圧入し、図3(e)に示すように気密封止接合するもの
である。通常、図1で説明した寸法で、被接合管材1、
2が熱伝導の優れた銅、環材3が腐食がなく滑りのよい
銅系である真鍮であるならば、およそ10kN程度の力
で挿入できる。
形態を実際に気密接合する際の加工の流れを示す説明図
である。まず、図3(a)に示すように気密接合させた
い2つの被接合管材1、2を突き合わせ可能な位置に置
き、次に図3(b)に示すように一方の被接合管材1に
環材(圧入部材)3を通し、他方の被接合管材2の端部
を所定の大きさに塑性加工の一つである拡管フレア加工
し、フレア加工部2aを形成する。次に図3(c)に示
すように被接合管材2のフレア加工部2aの中に被接合
管材1を所定長さ(通常はフレア加工部2aの長さ)だ
け挿入する。最後に図3(d)に示すように環材3を被
接合管材1の側から被接合管材2のフレア加工部2aに
圧入し、図3(e)に示すように気密封止接合するもの
である。通常、図1で説明した寸法で、被接合管材1、
2が熱伝導の優れた銅、環材3が腐食がなく滑りのよい
銅系である真鍮であるならば、およそ10kN程度の力
で挿入できる。
【0015】図4は、本発明に係る別の実施の形態にお
いて、気密接合する際の加工の流れを示す説明図であ
る。この実施の形態の場合、管径を自由に選択できる場
合に有効である。気密接合させたい被接合管材1と被接
合管材2は接合する前から、拡管フレア加工をしなくて
も、被接合管材1が被接合管材2に所定の寸法差で挿入
できる寸法の被接合管材であるとする。図4(a)に示
すように、これらの被接合管材1、2を突き合わせ可能
な位置に置き、次に図4(b)に示すように一方の被接
合管材1に環材3を通す。次に図4(b)に示すように
被接合管材2の中に被接合管材1を所定長さだけ挿入す
る。最後に図4(c)に示すように環材3を被接合管材
1の側から被接合管材2に圧入し、気密封止接合するも
のである。図5は、本発明に係る更に別の実施の形態に
おいて、気密接合する際の加工の流れを示す説明図であ
る。これは、被接合管材1、2の径が異なる場合の実施
の形態である。この実施の形態の場合、被接合管材1が
被接合管材2の外径よりも大きいものとする。図5
(a)に示すように気密接合させたい2つの被接合管材
1、2を突き合わせ可能な位置に置き、次に図5(b)
に示すように被接合管材1に環材3を通し、他方の被接
合管材2の端部を被接合管材1の外径よりも大きい、所
定の大きさに拡管フレア加工し、フレア加工部2aを形
成する。次に図5(c)に示すように被接合管材2のフ
レア加工部2aの中に被接合管材1を所定長さ(通常は
フレア加工部2aの長さ)だけ挿入する。最後に図5
(d)に示すように環材3を被接合管材1の側から被接
合管材2のフレア加工部2aに圧入し、気密封止接合す
るものである。
いて、気密接合する際の加工の流れを示す説明図であ
る。この実施の形態の場合、管径を自由に選択できる場
合に有効である。気密接合させたい被接合管材1と被接
合管材2は接合する前から、拡管フレア加工をしなくて
も、被接合管材1が被接合管材2に所定の寸法差で挿入
できる寸法の被接合管材であるとする。図4(a)に示
すように、これらの被接合管材1、2を突き合わせ可能
な位置に置き、次に図4(b)に示すように一方の被接
合管材1に環材3を通す。次に図4(b)に示すように
被接合管材2の中に被接合管材1を所定長さだけ挿入す
る。最後に図4(c)に示すように環材3を被接合管材
1の側から被接合管材2に圧入し、気密封止接合するも
のである。図5は、本発明に係る更に別の実施の形態に
おいて、気密接合する際の加工の流れを示す説明図であ
る。これは、被接合管材1、2の径が異なる場合の実施
の形態である。この実施の形態の場合、被接合管材1が
被接合管材2の外径よりも大きいものとする。図5
(a)に示すように気密接合させたい2つの被接合管材
1、2を突き合わせ可能な位置に置き、次に図5(b)
に示すように被接合管材1に環材3を通し、他方の被接
合管材2の端部を被接合管材1の外径よりも大きい、所
定の大きさに拡管フレア加工し、フレア加工部2aを形
成する。次に図5(c)に示すように被接合管材2のフ
レア加工部2aの中に被接合管材1を所定長さ(通常は
フレア加工部2aの長さ)だけ挿入する。最後に図5
(d)に示すように環材3を被接合管材1の側から被接
合管材2のフレア加工部2aに圧入し、気密封止接合す
るものである。
【0016】なお、図5に示す実施の形態は、図6に示
すように、被接合管材2のフレア加工部2aが被接合管
材1の内径に挿入されるように加工してもよい。この場
合、図6(a)に示すように気密接合させたい2つの被
接合管材1、2を突き合わせ可能な位置に置き、次に図
6(b)に示すように他方の被接合管材2の端部を被接
合管材1の内径よりも小さい、所定の大きさに拡管フレ
ア加工し、フレア加工部2aを形成し、環材3は被接合
管材2側に通しておく。次に図6(c)に示すように被
接合管材2を被接合管材1に挿入後、図6(d)に示す
ように環材3を被接合管材2の側から被接合管材1に圧
入し、気密封止接合するものである。
すように、被接合管材2のフレア加工部2aが被接合管
材1の内径に挿入されるように加工してもよい。この場
合、図6(a)に示すように気密接合させたい2つの被
接合管材1、2を突き合わせ可能な位置に置き、次に図
6(b)に示すように他方の被接合管材2の端部を被接
合管材1の内径よりも小さい、所定の大きさに拡管フレ
ア加工し、フレア加工部2aを形成し、環材3は被接合
管材2側に通しておく。次に図6(c)に示すように被
接合管材2を被接合管材1に挿入後、図6(d)に示す
ように環材3を被接合管材2の側から被接合管材1に圧
入し、気密封止接合するものである。
【0017】図7は、円形断面でない多角形断面の容器
の封止に本発明を適用した場合の実施例を示す分解斜視
図である。例えばSUS材からなる容器4に内容物(例
えば電解液)28を充填した後、容器4の開口部の外形
と相似形で、かつ僅かに大きい開口部を持つ例えば銅系
材(具体的には黄銅系材)または鉄系材(具体的には鉄
の調質材系)からなる蓋材5をかぶせ、容器4が蓋材5
に所定長さだけ挿入された状態にする。次に、蓋材5の
外形と相似形の圧入部材6を容器4側から通して、蓋材
5に圧入する。この手順で気密封止することで、蓋材5
の内外径が縮まり、容器4及び圧入部材6と、蓋材5と
の間にお互いに力をかけながら密着させることで、気密
性が保たれるものである。
の封止に本発明を適用した場合の実施例を示す分解斜視
図である。例えばSUS材からなる容器4に内容物(例
えば電解液)28を充填した後、容器4の開口部の外形
と相似形で、かつ僅かに大きい開口部を持つ例えば銅系
材(具体的には黄銅系材)または鉄系材(具体的には鉄
の調質材系)からなる蓋材5をかぶせ、容器4が蓋材5
に所定長さだけ挿入された状態にする。次に、蓋材5の
外形と相似形の圧入部材6を容器4側から通して、蓋材
5に圧入する。この手順で気密封止することで、蓋材5
の内外径が縮まり、容器4及び圧入部材6と、蓋材5と
の間にお互いに力をかけながら密着させることで、気密
性が保たれるものである。
【0018】図8は、図1に示した本発明に係る気密封
止接合方法の一実施の形態における、圧入する際の治具
の動きを示す断面説明図である。被接合管材1側は、被
接合管材1の外径と0.1mm程度だけ、通孔部の内径
が大きく加工された治具15で被接合管材1がつかま
れ、被接合管材1に挿入された環材3を被接合管材1、
2の軸方向に押し出せるようになっている。また、被接
合管材2側は、やはり被接合管材2の未加工部の外径と
0.1mm程度だけ、通孔部の内径が大きく加工された
治具16で被接合管材2がつかまれている。治具16の
一端は、被接合管材2のフレア加工端2bの形状に沿っ
た形状に加工されており、フレア加工端2bを介して被
接合管材2をその軸方向に押し出すことができる。ここ
で、治具15を図8に示すところの右方向に、治具16
を同じく左方向に力をかけると、環材3は治具15によ
って、被接合管材2のフレア加工部2aに圧入されてい
く。この時、治具16は、被接合管材2aのフレア加工
端2bを支持しており、環材3が圧入される時の力を受
ける。
止接合方法の一実施の形態における、圧入する際の治具
の動きを示す断面説明図である。被接合管材1側は、被
接合管材1の外径と0.1mm程度だけ、通孔部の内径
が大きく加工された治具15で被接合管材1がつかま
れ、被接合管材1に挿入された環材3を被接合管材1、
2の軸方向に押し出せるようになっている。また、被接
合管材2側は、やはり被接合管材2の未加工部の外径と
0.1mm程度だけ、通孔部の内径が大きく加工された
治具16で被接合管材2がつかまれている。治具16の
一端は、被接合管材2のフレア加工端2bの形状に沿っ
た形状に加工されており、フレア加工端2bを介して被
接合管材2をその軸方向に押し出すことができる。ここ
で、治具15を図8に示すところの右方向に、治具16
を同じく左方向に力をかけると、環材3は治具15によ
って、被接合管材2のフレア加工部2aに圧入されてい
く。この時、治具16は、被接合管材2aのフレア加工
端2bを支持しており、環材3が圧入される時の力を受
ける。
【0019】図9は、図8に示す治具を実際に被接合管
材1、2にはめ込む方式を説明するための分解斜視図で
ある。被接合管材1、2をつかむそれぞれの治具15、
16は半割りとなっており、被接合管材1、2をまたい
でつかむ。以後、図8で説明した通りに被接合管材3と
フレア加工端2bを治具15、16で押し込み、気密封
止接合するものである。図10は本発明を適用した一実
施例である、エアコンの主要部品である冷媒通路の弁1
7と、冷媒配管系18、19とを、環材20、21によ
って気密接合した状態を示す図である。即ち、冷媒通路
の弁17につながった熱伝導性の優れた銅等からなる配
管の各々と熱伝導性の優れた銅等からなる冷媒配管1
8、19の各々とを図8に示す治具15および16を用
いて図3に示す方法で腐食がなく滑りのよい銅系である
真鍮等からなる環材20、21を圧入することによって
冷媒通路の弁17につながった配管の各々と冷媒配管1
8、19の各々とが容易に気密接合されてつながること
になる。
材1、2にはめ込む方式を説明するための分解斜視図で
ある。被接合管材1、2をつかむそれぞれの治具15、
16は半割りとなっており、被接合管材1、2をまたい
でつかむ。以後、図8で説明した通りに被接合管材3と
フレア加工端2bを治具15、16で押し込み、気密封
止接合するものである。図10は本発明を適用した一実
施例である、エアコンの主要部品である冷媒通路の弁1
7と、冷媒配管系18、19とを、環材20、21によ
って気密接合した状態を示す図である。即ち、冷媒通路
の弁17につながった熱伝導性の優れた銅等からなる配
管の各々と熱伝導性の優れた銅等からなる冷媒配管1
8、19の各々とを図8に示す治具15および16を用
いて図3に示す方法で腐食がなく滑りのよい銅系である
真鍮等からなる環材20、21を圧入することによって
冷媒通路の弁17につながった配管の各々と冷媒配管1
8、19の各々とが容易に気密接合されてつながること
になる。
【0020】図11は本発明を適用した別の例である、
箱形電池の、例えばSUS材からなる容器4を例えばS
US材からなる蓋材5と圧入部品6を用いて気密封止し
た状態を示す図である。内容物(例えば電解液)28が
充填された容器4には蓋材5が被せられ、圧入部品6を
容器4側から蓋材5に圧入することによって蓋材5の加
工部(開口部)の内外周形状が縮まり、容器4及び圧入
部材6と、蓋材5との間においてお互いに力がかかりな
がら密着して気密性が保たれることになる。
箱形電池の、例えばSUS材からなる容器4を例えばS
US材からなる蓋材5と圧入部品6を用いて気密封止し
た状態を示す図である。内容物(例えば電解液)28が
充填された容器4には蓋材5が被せられ、圧入部品6を
容器4側から蓋材5に圧入することによって蓋材5の加
工部(開口部)の内外周形状が縮まり、容器4及び圧入
部材6と、蓋材5との間においてお互いに力がかかりな
がら密着して気密性が保たれることになる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、被接合管材同士の突き
合わせ接合や容器の気密封止に利用することにより、簡
易な構造での気密シールが可能となる効果を奏する。特
に、ゴム・樹脂・金属製等のシール材を使用しないで気
密性を得るため、部品点数を減らす効果がある。部品点
数が減るということは、部品代を削減でき、部品の管理
業務や管理スペースの削減、さらには、加工組立工数を
も削減でき、結果として製品の原価低減につながる効果
もある。また、本発明によれば、気密接合した冷媒の配
管系を容易に製造することができ、その結果空調機の原
価低減をはかることが可能となる。また、本発明によれ
ば、電解液の入った容器を蓋材によって容易に気密封止
し、その結果電池の原価低減をはかることが可能とな
る。
合わせ接合や容器の気密封止に利用することにより、簡
易な構造での気密シールが可能となる効果を奏する。特
に、ゴム・樹脂・金属製等のシール材を使用しないで気
密性を得るため、部品点数を減らす効果がある。部品点
数が減るということは、部品代を削減でき、部品の管理
業務や管理スペースの削減、さらには、加工組立工数を
も削減でき、結果として製品の原価低減につながる効果
もある。また、本発明によれば、気密接合した冷媒の配
管系を容易に製造することができ、その結果空調機の原
価低減をはかることが可能となる。また、本発明によれ
ば、電解液の入った容器を蓋材によって容易に気密封止
し、その結果電池の原価低減をはかることが可能とな
る。
【0022】また、本発明によれば、熱が不要なため、
熱に弱い部品を冷却しながら接合するということもな
く、熱変形や表面酸化等の心配もなくなる。また、樹脂
等のプラスチック材にも適用可能である。また、本発明
は接合部品の僅かな弾性を利用とするもので、気密シー
ルを必要とするあらゆる構造や材質の製品に適用可能で
ある。
熱に弱い部品を冷却しながら接合するということもな
く、熱変形や表面酸化等の心配もなくなる。また、樹脂
等のプラスチック材にも適用可能である。また、本発明
は接合部品の僅かな弾性を利用とするもので、気密シー
ルを必要とするあらゆる構造や材質の製品に適用可能で
ある。
【図1】本発明に係る気密封止接合方法の一実施の形態
を適用して、円形断面の被接合管材同士を気密接合した
断面説明図である。
を適用して、円形断面の被接合管材同士を気密接合した
断面説明図である。
【図2】本発明に係る気密封止接合方法の他の実施の形
態を適用した、開口部が四角形の容器と蓋材を気密封止
した断面説明図である。
態を適用した、開口部が四角形の容器と蓋材を気密封止
した断面説明図である。
【図3】本発明に係る図1に示す気密封止接合方法の一
実施の形態を実施する加工手順を示す流れ図である。
実施の形態を実施する加工手順を示す流れ図である。
【図4】本発明に係る気密封止接合方法の別の実施の形
態を実施する加工手順を示す流れ図である。
態を実施する加工手順を示す流れ図である。
【図5】本発明に係る気密封止接合方法の更に別の実施
の形態を実施する加工手順を示す流れ図である。
の形態を実施する加工手順を示す流れ図である。
【図6】本発明に係る気密封止接合方法の更に別の実施
の形態を実施する加工手順を示す流れ図である。
の形態を実施する加工手順を示す流れ図である。
【図7】本発明に係る気密封止接合方法の他の実施の形
態である四角形断面の容器の封止方式を実施する加工手
順を説明する分解図である。
態である四角形断面の容器の封止方式を実施する加工手
順を説明する分解図である。
【図8】本発明に係る気密封止接合方法を実施する際に
必要な工具の動作説明図である。
必要な工具の動作説明図である。
【図9】本発明に係る気密封止接合方法を実施する際に
必要な工具の分解説明図である。
必要な工具の分解説明図である。
【図10】本発明に係る気密封止接合方法を適用した空
調機の配管系を示す側面図である。
調機の配管系を示す側面図である。
【図11】本発明に係る気密封止接合方法を適用した箱
形電池を示す斜視図である。
形電池を示す斜視図である。
1…被接合管材、2…被接合管材、2a…被接合被接合
管材のフレア加工部、2b…被接合被接合管材のフレア
加工端、3…圧入接合用環材、4…箱形電池の容器、5
…箱形電池の蓋材、6…圧入部材、15…圧入接合用治
具、16…圧入接合用治具
管材のフレア加工部、2b…被接合被接合管材のフレア
加工端、3…圧入接合用環材、4…箱形電池の容器、5
…箱形電池の蓋材、6…圧入部材、15…圧入接合用治
具、16…圧入接合用治具
Claims (8)
- 【請求項1】所定の断面形状を持つ第1の管材の開口部
を、該第1の管材の開口部と相似形の断面を持ち、前記
第1の管材の開口部の外周寸法より大きい内周寸法を持
つ第2の管材の開口部に差し込み、該第2の管材の開口
部における外形部分に圧入部材を圧入して第2の管材の
開口部の外周寸法を縮めて第1の管材の開口部の外周と
第2の管材の開口部の内周とを密着させて接合すること
を特徴とする管材同士の気密接合方法。 - 【請求項2】前記第1の管材の開口部または第2の管材
の開口部を、塑性加工を施して製造することを特徴とす
る請求項1記載の管材同士の気密接合方法。 - 【請求項3】前記第1の管材の開口部または第2の管材
の開口部を、拡管フレア加工を施して製造することを特
徴とする請求項1記載の管材同士の気密接合方法。 - 【請求項4】前記第1の管材および第2の管材を銅材で
形成し、前記圧入部材を真鍮材で形成したことを特徴と
する請求項1または2または3記載の管材同士の気密接
合方法。 - 【請求項5】請求項4記載の管材同士の気密接合方法に
より、管材同士が接合された冷媒の配管系を持つことを
特徴とする空調機。 - 【請求項6】所定の開口部の形状を持つ第1の容器の開
口部を、該第1の容器の開口部の形状と相似形で、第1
の容器の開口部の外周形状より大きい開口部の内周形状
を持つ第2の容器の開口部に差し込み、該第2の容器の
開口部の外形部分に圧入部材を圧入して第2の容器の開
口部の外周部分を縮めて第1の容器の開口部の外周と第
2の容器の開口部の内周とを密着させて接合することを
特徴とする容器の気密接合方法。 - 【請求項7】前記第1の容器の開口部または第2の容器
の開口部を、塑性加工を施して製造することを特徴とす
る請求項6記載の容器の気密接合方法。 - 【請求項8】請求項6または7記載の容器の気密接合方
法により、電解液の入った第1または第2の容器を、第
2または第1の容器である蓋材によって封止して構成し
たことを特徴とする電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169017A JPH1113952A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 管材同士および容器の気密接合方法並びに空調機および電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169017A JPH1113952A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 管材同士および容器の気密接合方法並びに空調機および電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113952A true JPH1113952A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15878796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9169017A Pending JPH1113952A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 管材同士および容器の気密接合方法並びに空調機および電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1113952A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6570779B2 (en) | 2001-10-04 | 2003-05-27 | Kokusan Denki Co., Ltd. | Pulse with modulation inverter generation using a correction co-efficient and a reference to the ratio to obtain a real duty ratio |
| KR20130120254A (ko) * | 2012-04-25 | 2013-11-04 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
| JP2014181733A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属管の継手構造及び継手方法 |
| KR20140118073A (ko) * | 2013-03-28 | 2014-10-08 | 한라비스테온공조 주식회사 | 관 연결구조 |
| JP2018044696A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 株式会社Factor M | 放射パネル |
| JP2018511012A (ja) * | 2015-03-05 | 2018-04-19 | フィーガ テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトViega Technology GmbH & Co. KG | 押圧スリーブ、押圧継手、および押圧継手または押圧スリーブの使用 |
| US12421683B1 (en) | 2024-08-29 | 2025-09-23 | John Lawrie, Inc. | Coupler for coupling driven steel pipe piles |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP9169017A patent/JPH1113952A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6570779B2 (en) | 2001-10-04 | 2003-05-27 | Kokusan Denki Co., Ltd. | Pulse with modulation inverter generation using a correction co-efficient and a reference to the ratio to obtain a real duty ratio |
| KR20130120254A (ko) * | 2012-04-25 | 2013-11-04 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
| JP2014181733A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属管の継手構造及び継手方法 |
| KR20140118073A (ko) * | 2013-03-28 | 2014-10-08 | 한라비스테온공조 주식회사 | 관 연결구조 |
| JP2018511012A (ja) * | 2015-03-05 | 2018-04-19 | フィーガ テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトViega Technology GmbH & Co. KG | 押圧スリーブ、押圧継手、および押圧継手または押圧スリーブの使用 |
| JP2018044696A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 株式会社Factor M | 放射パネル |
| US12421683B1 (en) | 2024-08-29 | 2025-09-23 | John Lawrie, Inc. | Coupler for coupling driven steel pipe piles |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6654995B1 (en) | Method for joining tubular members | |
| US3572779A (en) | Coupling fitting for connecting two parts | |
| JPH063331B2 (ja) | 密封容器 | |
| JP3263093B2 (ja) | 金属管同士の接合治具およびその接合方法 | |
| JPWO1996004985A1 (ja) | 真空シール構造 | |
| CN111188953A (zh) | 双封式承插压合管件及装配方法 | |
| JPH06241363A (ja) | フランジ継手組とその結合方法 | |
| JPH02107884A (ja) | 金属リップ接合部付き接合及び密封装置 | |
| JPS6199590A (ja) | 異種金属パイプ同志のパイプジョイントの製造方法 | |
| JPH10176775A (ja) | 管継手構造及びその接続方法 | |
| JPH10294126A (ja) | 気密封じ方法並びに電池 | |
| JPS6076290A (ja) | クラツド鋼管の製造方法 | |
| JPH11294592A (ja) | パイプ接合部用ガスケット | |
| JPH06170466A (ja) | 金属チューブのかしめ継手、 金属チューブの結合方法および金属チューブ 結合用金型 | |
| JP2006275187A (ja) | 断熱容器及びその製造方法 | |
| JPS6341649B2 (ja) | ||
| RU2305813C2 (ru) | Способ соединения труб | |
| KR970009018B1 (ko) | 플랜지 이음매, 관플랜지 및 관과 관플랜지와의 결합방법 | |
| JPH0355028Y2 (ja) | ||
| JPH0314110Y2 (ja) | ||
| JPH07293763A (ja) | 管体の接続構造 | |
| JP2000274564A (ja) | 管体接続ジョイント及びジョイント機構付管体 | |
| JP2007154997A (ja) | 継ぎ手管及びこれを用いた筒状部材の接合方法 | |
| JPH032077Y2 (ja) | ||
| JPH0321289B2 (ja) |