JPH11141996A - 1缶2回路式熱源装置 - Google Patents

1缶2回路式熱源装置

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JPH11141996A
JPH11141996A JP31016797A JP31016797A JPH11141996A JP H11141996 A JPH11141996 A JP H11141996A JP 31016797 A JP31016797 A JP 31016797A JP 31016797 A JP31016797 A JP 31016797A JP H11141996 A JPH11141996 A JP H11141996A
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circulation
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Hideo Tomita
英夫 富田
Masamitsu Kondo
正満 近藤
Yoshitsugu Nishiyama
吉継 西山
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Shigeki Uno
茂岐 宇野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環単独運転時の給湯伝熱管内の沸騰を防止
する。 【解決手段】 1缶2回路式熱源装置は、一体構成した
循環伝熱管23と給湯伝熱管24は循環用燃焼部14と
給湯用燃焼部15〜17の各下流側で、かつ、並行に位
置し、さらに、循環用燃焼部14の下流側に循環用受熱
フィン部25と給湯用燃焼部15〜17の下流側に給湯
用受熱フィン部26を貫通固定している。そして、循環
単独運転において、循環用受熱フィン部25の給湯伝熱
管24側の受熱面積を狭く形成して給湯伝熱管24の受
熱量を抑制したので、給湯伝熱管24の残留水の沸騰防
止が図れる。逆に、循環用受熱フィン部25の循環伝熱
管23側の受熱面積を広く形成したので、循環伝熱管2
3の受熱が効率よくなり、熱損失が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯と暖房、また
は給湯と風呂に用いられる1缶2回路式熱源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の1缶2回路式熱源装置は
特開昭63−38852号公報に記載されているような
ものが一般的であった。この装置は図6と図7に示され
ているように循環用燃焼部1と給湯用燃焼部2〜4とに
はガス導管5を分岐して夫々にガス遮断弁6〜8及びガ
ス導管5の入り口側にガス比例弁9が設けられている。
循環伝熱管10と給湯伝熱管11とは循環用燃焼部1と
給湯用燃焼部2〜4との各下流側に一体構成して設けて
いる。受熱フィン12は循環伝熱管10と給湯伝熱管1
1に貫通されている。燃焼ファン13は循環用燃焼部1
と給湯用燃焼部2〜4に連通している。
【0003】次に、給湯単独運転についてを説明する。
給湯伝熱管11に通水された場合、燃焼ファン13が駆
動し、同時にガス比例弁9が開き循環用燃焼部1が燃焼
を開始する。そして、燃焼熱が受熱フィン12から給湯
伝熱管11に伝わり、温水が給湯伝熱管11から出湯す
る。その際、要求された温水温度になるようにガス比例
弁9が燃焼量を調整する。また、大きな給湯能力が必要
な場合、ガス遮断弁6〜8を開いて給湯用燃焼部2〜4
が燃焼を開始し、さらにガス比例弁9が燃焼量を調整す
る(約36〜60℃)。
【0004】次に、循環伝熱管10の残留水の熱収支を
考えると、循環伝熱管10自身と循環伝熱管10側の受
熱フィン12が循環用燃焼部1や給湯用燃焼部2〜4に
形成した火炎や排ガスに直接加熱される。一方、循環伝
熱管10と給湯伝熱管11との接触部を介し循環伝熱管
10の残留水から給湯伝熱管11内を流れている温水へ
の熱伝導による放熱がある。特に、循環用燃焼部1や給
湯用燃焼部2〜4から発生した燃焼熱の大部分は受熱フ
ィン12から給湯伝熱管11に奪われるので、循環伝熱
管10の受熱は比較的熱量が少なく、循環伝熱管10の
残留水が沸騰することなく熱収支が平衡する。
【0005】続いて、給湯・循環同時運転についてを説
明する。給湯伝熱管11に通水され、かつ循環ポンプ
(図示せず)により循環伝熱管10に循環温水が吸引さ
れた場合、給湯単独運転と同様に循環用燃焼部1や給湯
用燃焼部2〜4が燃焼する(給湯優先制御)。
【0006】そして、燃焼熱が受熱フィン12から給湯
伝熱管11に伝わるので、要求された温度の温水が給湯
伝熱管11から出湯する。また、残りの燃焼熱が受熱フ
ィン12から循環伝熱管10に伝わるので、なりゆきで
はあるが、温度上昇した循環温水が循環伝熱管10から
熱負荷へ循環する(約60〜80℃)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記する1缶2
回路式熱源装置では、循環を要求された場合、ガス比例
弁9が開き循環用燃焼部1が燃焼を開始する。その際、
要求された循環温水温度になるようにガス比例弁9が燃
焼量を調整する。次に、燃焼熱が受熱フィン12から循
環伝熱管10に伝わるので、温度上昇した循環温水が循
環伝熱管10から熱負荷へ循環する。次に、給湯伝熱管
11の残留水の熱収支を考えると、給湯伝熱管11自身
と給湯伝熱管11側の受熱フィン12が循環用燃焼部1
に形成した火炎や排ガスに直接加熱される。一方、循環
伝熱管10と供給伝熱管11との接触部を介し給湯伝熱
管11の残留水から循環伝熱管10内を流れている循環
温水への熱伝導による放熱がある。特に、循環用燃焼部
1から発生した燃焼熱の大部分は受熱フィン12から給
湯伝熱管11に比較的多くの熱量が伝わるので、熱収支
が平衡するまで給湯伝熱管11の残留水が温度上昇し、
ついには沸騰するという課題を有していた。
【0008】また、一般に風呂や暖房などの要求循環能
力は要求給湯能力に比べて小さいので、給湯用燃焼部2
〜4を追加運転する必要がない。したがって、循環単独
運転時には、循環用燃焼部1の下流側の循環伝熱管10
と循環伝熱管10の上部に近接した受熱フィン12とが
循環用燃焼部1に形成した火炎や排ガスに直接加熱され
る。一方、給湯用燃焼部2〜4の下流側の循環伝熱管1
0と循環伝熱管10側の受熱フィン12は燃焼フィン1
3から供給される空気により冷却される。すなわち、循
環用燃焼部1の下流側の循環伝熱管10で温度上昇した
循環温水が空冷されるので、循環運転の熱効率が悪くな
るという課題を有していた。
【0009】また、給湯や循環運転する時は常に循環用
燃焼部1が燃焼しているので、集中的に循環用燃焼部1
自身や循環用燃焼部1の下流側の循環伝熱管10と給湯
伝熱管11及び受熱フィン12は熱劣化し、また排ガス
の結露により腐食するという課題を有していた。
【0010】そこで、本発明は前記するこれらの課題を
解消して、循環単独運転時でも沸騰せず、熱効率がよい
1缶2回路式熱源装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために循環用燃焼部と給湯用燃焼部との各下流側に
一体構成して設けた給湯伝熱管と循環伝熱管と、循環用
燃焼部の下流側の給湯伝熱管と循環伝熱管に貫通固定し
循環伝熱管側の受熱面積を広く形成し逆に給湯伝熱管側
の受熱面積を狭く形成した循環用受熱フィン部と、給湯
用燃焼部の下流側の給湯伝熱管と循環伝熱管に貫通固定
し循環伝熱管側の受熱面積を狭く形成し逆に給湯伝熱管
側の受熱面積を広く形成した給湯用受熱フィン部とを備
えたものである。そして、循環を要求された場合、循環
用受熱フィン部の循環伝熱管側の受熱面積を広く形成し
ているので、循環用燃焼部から発生した燃焼熱が効率よ
く循環伝熱管に伝わり、循環温水が温度上昇し循環伝熱
管から熱負荷へ循環する。
【0012】次に、給湯伝熱管の残留水の熱収支を考え
ると、給湯伝熱管自身と循環用受熱フィン部が循環用燃
焼部に形成した火炎や排ガスに直接加熱される。一方、
循環伝熱管と給湯伝熱管との接触部を介し給湯伝熱管の
残留水から循環伝熱管内を流れている循環温水への熱伝
導による放熱がある。特に、循環用受熱フィン部の給湯
伝熱管側の受熱面積を狭く形成したので、循環用燃焼部
から発生した燃焼熱はあまり給湯伝熱管に伝わらない。
【0013】したがって、給湯伝熱管の残留水が比較的
低い温度で熱収支が平衡することができる。言い換える
と、給湯伝熱管の残留水は循環している循環温水よりも
少し高い温度に維持されるので、給湯伝熱管の残留水は
沸騰することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項に記載する形態
で実施できるものであり、請求項1記載のように循環用
燃焼部と給湯用燃焼部との各下流側に一体構成して設け
た給湯伝熱管と循環伝熱管と、循環用燃焼部の下流側の
給湯伝熱管と循環伝熱管に貫通固定し循環伝熱管側の受
熱面積を広く形成し逆に給湯伝熱管側の受熱面積を狭く
形成した循環用受熱フィン部と、給湯用燃焼部の下流側
の給湯伝熱管と循環伝熱管に貫通固定し循環伝熱管側の
受熱面積を狭く形成し逆に給湯伝熱管側の受熱面積を広
く形成した給湯用受熱フィン部とを備えたものである。
そして、一般に風呂や暖房などの要求循環能力は要求給
湯能力に比べて小さいので、循環単独運転時には、給湯
用燃焼部は運転しない。
【0015】したがって、循環を要求された場合、循環
用受熱フィン部の循環伝熱管側の受熱面積を広く形成す
るので、循環用燃焼部から発生した燃焼熱が効率よく循
環伝熱管に伝わり、循環温水が温度上昇し循環伝熱管か
ら熱負荷へ循環する。次に、給湯伝熱管の残留水の熱収
支を考えると、給湯伝熱管自身と循環用受熱フィン部が
循環用燃焼部に形成した火炎や排ガスに直接加熱され
る。一方、循環伝熱管と給湯伝熱管との接触部を介した
給湯伝熱管の残留水から循環伝熱管内を流れている循環
温水への熱伝導による放熱がある。特に、この放熱は循
環伝熱管と給湯伝熱管との接触部の熱抵抗が支配してお
り、その他の要因の影響が少ない。また、循環用受熱フ
ィン部の給湯伝熱管側の受熱面積を狭く形成したので、
循環用燃焼部から発生した燃焼熱はあまり給湯伝熱管に
伝わらない。したがって、給湯伝熱管の残留水が比較的
低い温度で熱収支が平衡することができる。言い換える
と、給湯伝熱管の残留水は循環している循環温水よりも
少し高い温度に維持できるので、給湯伝熱管の残留水は
沸騰することはない。
【0016】また、請求項2記載のように循環用受熱フ
ィン部に位置する循環伝熱管を最後に通過するように構
成した循環回路を有するものである。そして、循環を要
求された場合、循環回路の構成により循環温水と循環用
受熱フィン部に設けた循環伝熱管を最後に流れるが、給
湯用燃焼部の下流側の循環伝熱管と給湯伝熱管側の給湯
用受熱フィンは燃焼ファンから供給される空気により冷
却されるのは避けられない。しかし、給湯用燃焼部の下
流側の循環伝熱管を循環する温水は温度の低い戻り循環
温水なので、循環温水が空冷により奪われる熱損失は比
較的小さく、循環運転の熱効率が悪化するのを抑えるこ
とができる。そして、最後に循環用受熱フィン部に設け
た循環伝熱管へ流入した循環温水は、空冷によりさらに
温度が低く(温度差が大きい)、かつ循環用受熱フィン
部の循環伝熱管側の受熱面積を広く形成するので、循環
用燃焼部から発生した燃焼熱が非常に効率よく循環伝熱
管に伝わり、循環温水が温度上昇し循環伝熱管から熱負
荷へ循環する。
【0017】また、請求項3記載のように循環単独運転
や循環給湯同時運転を要求された場合、循環用燃焼部の
運転を開始させる循環用燃焼制御部と、また、給湯単独
運転を要求された場合、給湯用燃焼部から運転を開始さ
せる給湯用燃焼制御部を有するものである。そして、循
環単独運転を要求された場合、循環用燃焼制御部が循環
用燃焼部の運転を開始する。また、循環給湯同時運転を
要求された場合、循環用燃焼制御部が循環用燃焼部の運
転を開始し、要求能力に応じて給湯用燃焼部が運転す
る。続いて、給湯単独運転を要求された場合、給湯用燃
焼制御部が給湯用燃焼部から運転を開始し、要求能力に
応じて循環用燃焼制御部が循環用燃焼部を最後に追加運
転する。このシーケンスによって、給湯運転の時は循環
用燃焼部の運転する機会が少なくなる分、循環用燃焼部
自身や循環用燃焼部の下流側の循環伝熱管と給湯伝熱管
及び給湯用受熱フィンは熱劣化や排ガスの結露による腐
食の抑制が図られる。さらに、給湯用燃焼部のみで給湯
運転している場合、給湯伝熱管側の受熱面積を狭く形成
した循環用受熱フィン部を使わない分、給湯の熱効率が
向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明における実施例
1の1缶2回路式熱源装置の部分断面正面図である。図
2は同装置の部分断面側面図である。図において、14
は循環用燃焼部であり、循環用燃焼部14の両側には給
湯用燃焼部15〜17が設けられている。また、18〜
20はガス導管21に設けたガス遮断弁である。22は
ガス導管21の入り口側に設けたガス比例弁である。2
3は循環伝熱管である。24は給湯伝熱管である。循環
伝熱管23の上流側に給湯伝熱管24を配置し、夫々を
ロー付けして一体構成にしている。この一体構成にした
循環伝熱管23と給湯伝熱管24は循環用燃焼部14と
給湯用燃焼部15〜17の各下流側で、かつ、並行に位
置している。25は循環伝熱管23側の受熱面積を広く
形成した逆に給湯伝熱管24側の受熱面積を狭く形成し
た循環用受熱フィン部であり、循環用燃焼部14の下流
側の循環伝熱管23と給湯伝熱管24に貫通固定(ロー
付け)している。26は循環伝熱管23側の受熱面積を
狭く形成し逆に給湯伝熱管24側の受熱面積を広く形成
した給湯用受熱フィン部であり、供給用燃焼部24の下
流側の循環伝熱管23と供給伝熱管24に貫通固定(ロ
ー付け)している。27は燃焼ファンである。
【0020】次に、循環単独運転について説明する。一
般に風呂や暖房などの要求循環能力は要求給湯能力に比
べて小さいので(能力比1/4〜1/2)、循環単独運
転時には、給湯用燃焼部15〜17は運転しない。した
がって、循環ポンプ(図示せず)が駆動して循環を要求
された場合、循環用受熱フィン部25の循環伝熱管23
側の受熱面積を広く形成するので、循環用燃焼部14か
ら発生した燃焼熱が効率よく循環伝熱管23に伝わり、
循環温水が温度上昇し循環伝熱管23から風呂や床暖房
などの熱負荷(図示せず)へ循環する。
【0021】次に、給湯伝熱管24の残留水の熱収支を
考えると、給湯伝熱管24自身と循環用受熱フィン部2
5が循環用燃焼部14に形成した火炎やガスに直接加熱
される。一方、循環伝熱管23と給湯伝熱管24との接
触部(ロー材)を介し給湯伝熱管24の残留水から循環
伝熱管23内を流れている循環温水への熱伝導による放
熱がある。特に、循環用受熱フィン部25の給湯伝熱管
24側の受熱面積を狭く形成したので、循環用燃焼部1
4から発生した燃焼熱はあまり給湯伝熱管24に伝わら
ない。
【0022】したがって、給湯伝熱管24の残留水が比
較的低い温度で熱収支が平衡することができる。言い換
えると、給湯伝熱管24の残留水は循環している循環温
水よりも少し高い温度に維持できるので、給湯伝熱管2
4の残留水は沸騰することはない。なお、大能力の給湯
単独運転や循環給湯同時運転を要求された場合、循環用
受熱フィン部25の供給伝熱管24側の受熱面積を狭く
形成した分、熱効率が少し悪化する。
【0023】(実施例2)図3は本発明において実施例
2の1缶2回路式熱源装置の部分断面正面図である。図
4は同装置の部分断面平面図である。実施例1と異なる
点は循環用燃焼部28と循環用受熱フィン部29を右側
部に設け、循環用受熱フィン部29に設けた循環伝熱管
30を最後に循環温水を通過するように循環回路31を
構成したことである。すなわち、循環回路31は左側部
に設けた給湯用受熱フィン32に設けた循環伝熱管33
を最初に循環温水を通過するように構成している。なお
実施例1と同一符号のものは同一構成を有し、説明は省
略する。
【0024】次に、循環単独運転について説明する。循
環ポンプ(図示せず)が駆動すると、循環温水は循環回
路31を循環伝熱管33から循環伝熱管30へ流れる
が、給湯用燃焼部15〜17の下流側の循環伝熱管33
と給湯伝熱管24側の給湯用受熱フィン32は燃焼ファ
ン27から供給される空気により冷却されるのは避けら
れない。しかし、給湯用燃焼部15〜17の下流側の循
環伝熱管33を循環する温水は温度の低い戻り循環温水
なので、循環温水が空冷により奪われる熱損失は比較的
小さく、循環運転の熱効率が悪化するのを抑えることが
できる。そして、最後に循環伝熱管30へ流入した循環
温水は、空冷によりさらに温度が低く(温度差が大き
い)、かつ循環用受熱フィン部29の循環伝熱管30側
の受熱面積を広く形成するので、循環用燃焼部28から
発生した燃焼熱が非常に効率よく循環伝熱管30に伝わ
り、循環温水が温度上昇し循環伝熱管30から熱負荷へ
循環する。
【0025】(実施例3)図5は本発明において実施例
3の1缶2回路式熱源装置のシーケンスである。実施例
1と異なる点は循環、給湯及び同時との燃焼モードを判
定する要求判定部34を設けたことである。また、35
〜37は循環用燃焼制御部である。38,39は給湯用
燃焼制御部である。なお実施例1と同一符号のものは同
一構造を有し、説明は省略する。
【0026】次に、循環単独運転を要求された場合、要
求判定部34は循環用燃焼部35を選択し、循環用燃焼
部35が循環用燃焼部17の運転を開始する。また、循
環給湯同時運転を要求された場合、要求判定部34は循
環用燃焼部36を選択し、循環用燃焼部36が循環用燃
焼部17の運転を開始する。そして、総要求能力が循環
用燃焼部14の能力を越えると、給湯用燃焼制御部38
が給湯用燃焼部15〜17を運転する。また、給湯単独
運転を要求された場合、要求判定部34は給湯用燃焼部
39を選択し、給湯用燃焼部39が給湯用燃焼部15〜
17の運転を開始する。
【0027】そして、要求能力が給湯用燃焼部15〜1
7の能力を越えると、最後に循環用燃焼制御部37が循
環用燃焼部14を追加運転する。このシーケンスによれ
ば、給湯運転の時は循環用燃焼部17を運転する機会が
少なくなるので、循環用燃焼部17自身や循環用燃焼部
17の下流側の循環伝熱管23と給湯伝熱管24及び給
湯用受熱フィン26は熱劣化や排ガスの結露による腐食
の抑制が図られる。
【0028】さらに、給湯用燃焼部15〜17のみで給
湯運転している場合、給湯伝熱管24側の受熱面積を狭
く形成した循環用受熱フィン部25を使わない分、給湯
の熱効率が向上する。ただし、要求判定部34によっ
て、最初に着火する燃焼部は二ケ所になるので、点火栓
(図示せず)が複数必要になる。ただし、要求判定部3
4が給湯用燃焼部39を選択した場合、最初に循環燃焼
部14が着火し、直ちに給湯燃焼部15または16に火
移りさせた後、循環燃焼部14を停止すれば、点火栓が
一つで同じような効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な有利な効果を有する。
【0030】(1)循環用受熱フィン部の給湯伝熱管側
の受熱面積を狭く形成して給湯伝熱管の受熱量を抑制し
たので、循環単独運転において、給湯伝熱管の残留水の
沸騰防止が図れる。逆に、循環用受熱フィン部の循環伝
熱管側の受熱面積を広く形成するので、循環伝熱管の受
熱が効率よく行え、熱損失が抑えられる。
【0031】(2)循環用受熱フィン部に設けた循環伝
熱管を最後に循環温水を通過するように循環回路を構成
したので、給湯用燃焼部の下流側の循環伝熱管と給湯伝
熱管側の給湯用受熱フィンの空冷は避けられないが、こ
の循環温水は温度の低い戻り循環温水なので、循環温水
が空冷により奪われる熱損失は比較的小さく、循環運転
の熱効率が悪化するのを抑えることができる。さらに、
循環温水は空冷により温度が下がる分(温度差が大きく
なる)、循環用燃焼部の下流側の循環伝熱管での熱効率
が非常によくなる。
【0032】(3)給湯運転を要求された場合、給湯用
燃焼部が運転を開始し、要求能力が給湯用燃焼部の能力
を越えると、最後に循環用燃焼部が追加運転するシーケ
ンスを設けたので、給湯運転の時は循環用燃焼部の運転
する機会が少なくなるので、循環用燃焼部自身や循環用
燃焼部の下流側の循環伝熱管と給湯伝熱管及び給湯用受
熱フィンは熱劣化や排ガスの結露による腐食の抑制が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例1の1缶2回路式熱源装
置の部分断面正面図
【図2】本発明における同装置の部分断面側面図
【図3】本発明における実施例2の1缶2回路式熱源装
置の部分断面正面図
【図4】本発明における同装置の部分断面側面図
【図5】本発明における実施例3の1缶2回路式熱源装
置のシーケンス図
【図6】従来の燃焼装置の部分断面正面図
【図7】従来の燃焼装置の部分断面側面図
【符号の説明】
14,28 循環用燃焼部 15,16,17 給湯用燃焼部 23,30 循環伝熱管 24 給湯伝熱管 25,29 循環用受熱フィン部 26 給湯用受熱フィン部 31 循環回路 35,36,37 循環用燃焼制御部 38,39 給湯用燃焼制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米久保 寛明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宇野 茂岐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環用燃焼部と給湯用燃焼部との各下流側
    に一体構成して設けた給湯伝熱管と循環伝熱管と、前記
    循環用燃焼部の下流側の前記給湯伝熱管と前記循環伝熱
    管に貫通固定し前記循環伝熱管側の受熱面積を広く形成
    し逆に前記給湯伝熱管側の受熱面積を狭く形成した循環
    用受熱フィン部と、前記給湯用燃焼部の下流側の前記給
    湯伝熱管と前記循環伝熱管に貫通固定し前記循環伝熱管
    側の受熱面積を狭く形成し逆に前記給湯伝熱管側の受熱
    面積を広く形成した給湯用受熱フィン部とを有する1缶
    2回路式熱源装置。
  2. 【請求項2】循環用受熱フィン部に位置する循環伝熱管
    を最後に通過するように構成した循環回路を有する請求
    項1記載の1缶2回路式熱源装置。
  3. 【請求項3】循環単独運動や循環給湯同時運転を要求さ
    れた場合、循環用燃焼部の運転を開始させる循環用燃焼
    制御部と給湯単独運転を要求された場合、給湯用燃焼部
    から運転を開始させる給湯用燃焼制御部とを有する請求
    項1または2記載の1缶2回路式熱源装置。
JP31016797A 1997-11-12 1997-11-12 1缶2回路式熱源装置 Expired - Fee Related JP3763196B2 (ja)

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JP2017116189A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社ノーリツ 温水装置

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