JPH11143312A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11143312A
JPH11143312A JP9317650A JP31765097A JPH11143312A JP H11143312 A JPH11143312 A JP H11143312A JP 9317650 A JP9317650 A JP 9317650A JP 31765097 A JP31765097 A JP 31765097A JP H11143312 A JPH11143312 A JP H11143312A
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Tatsuya Furukawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被記録材表面に画像を形成する画像形成部
と、湿潤した被記録材表面を加熱し、該被記録材表面に
付着した画像形成物質を剥離して該被記録材を再利用可
能な状態に再生する画像消去部とを備えた画像形成装置
において、上記画像除去部で発生する蒸気が画像形成部
に流入することにより画像品質が劣化した画像が、上記
画像形成部で形成されるのを防止できる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 画像形成ユニット2と画像消去ユニット
5との間を遮断する隔壁101を設け、上記画像消去ユ
ニット5で発生する蒸気が上記画像形成ユニット2に進
入するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、被
記録材上に画像形成物質を付着させて画像を形成する画
像形成部と、画像形成物質からなる画像が形成された被
記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤後の被記録材表面を加
熱し、該被記録材表面に付着した画像形成物質を剥離す
る剥離手段とを有し、該被記録材を再生する画像消去部
とを備えた画像形成装置が知られている(例えば、特開
平7−245668号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
画像形成装置では、上記画像消去部において、上記湿潤
手段により、被記録材を湿潤させるための剥離液を該被
記録材に付与し、その後加熱する。このため、該加熱の
際に発生する蒸気が画像形成部に流入して該画像形成部
の湿度が上昇し、上記画像形成部で形成する画像の品質
が劣化してしまう可能性がある。具体的には、上記蒸気
によって画像形成部の湿度が高くなると、コロナ放電に
よる帯電量が少なくなり、被記録材に形成した画像にお
いてトナーを付着させる画像部とトナーを付着させない
非画像部との濃度差が少なくなってしまう。また、トナ
ー像を転写する転写部で落雷が発生しやすくなり、トナ
ーが散りやすくなってしまう。
【0004】また、上記湿潤手段からの液漏れが万が一
発生した場合に、画像形成装置内の機器の動作を制御す
る制御装置が濡れてしまうと、該制御装置が正常に動作
しなくなるおそれがある。また、該液漏れが万が一発生
した場合に、画像形成部内が濡れてしまうと、被記録材
が濡れてしまって搬送不良が生じたり、画像形成部の帯
電部がショートして、画質が劣化してしまったりするお
それもある。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的とするところは、上記画像形成
部で画像品質が劣化した画像が形成されるのを防止でき
る画像形成装置を提供することである。
【0006】また、第2の目的とするところは、上記湿
潤手段からの液漏れが生じた場合でも、装置内の機器の
動作を制御する制御装置が正常に動作しなくなるのを防
止することができる画像形成装置を提供することであ
る。
【0007】また、第3の目的とするところは、上記湿
潤手段からの液漏れが生じた場合でも、画像形成部が該
液で濡れるのを防止することができる画像形成装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、被記録材上に画像形成物
質を付着させて画像を形成する画像形成部と、画像形成
物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤する湿潤
手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記録材表面
に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段とを有し、
該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画像形成装
置において、上記画像形成部と上記画像消去部との間を
遮断する隔壁を設けたことを特徴とするものである。
【0009】この画像形成装置においては、上記隔壁に
よって、上記画像形成部と上記画像消去部との間を遮断
するので、画像消去部で発生する蒸気が上記画像形成部
に進入しにくくなる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記隔壁を防錆材料で構成したことを特徴
とするものである。
【0011】この画像形成装置においては、上記隔壁を
防錆材料で構成したので、該隔壁が湿気により錆びるの
を防止することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記画像形成部と上記画像消去部との間で
熱を遮断するように、上記隔壁の少なくとも一部を断熱
材料で構成したことを特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記画像形
成部と上記画像消去部との間で熱を遮断するように、上
記隔壁の少なくとも一部が断熱材料で構成されているの
で、上記画像消去部で発生した熱を、上記断熱材料で構
成した上記少なくとも一部が遮断し、該熱が熱伝導で上
記画像形成部に伝わるのを防止することができる。
【0014】請求項4の発明は、被記録材上に画像形成
物質を付着させて画像を形成する画像形成部と、画像形
成物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤する湿
潤手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記録材表
面に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段とを有
し、該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画像形
成装置において、上記画像消去部の気圧を上記画像形成
部の気圧に比して低くしたことを特徴とするものであ
る。
【0015】この画像形成装置においては、上記画像消
去部の気圧が上記画像形成部の気圧に比して低いので、
上記画像消去部から上記画像形成部への気流が発生しに
くくなる。これにより、上記画像消去部で発生した蒸気
が上記画像形成部へ進入するのを防止することができ
る。
【0016】請求項5の発明は、被記録材上に画像形成
物質を付着させて画像を形成する画像形成部と、該画像
形成部に連通して設けられ、該画像形成部に被記録材を
供給する給紙部と、画像形成物質からなる画像が形成さ
れた被記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤後の被記録材表
面を加熱し、該被記録材表面に付着した画像形成物質を
剥離する剥離手段とを有し、該被記録材を再生する画像
消去部とを備えた画像形成装置において、上記画像消去
部の気圧を上記給紙部の気圧に比して低くしたことを特
徴とするものである。
【0017】この画像形成装置においては、上記画像消
去部の気圧が上記給紙部の気圧に比して低いので、上記
画像消去部から上記給紙部への気流が発生しにくくな
る。これにより、上記画像消去部で発生した蒸気が上記
給紙部を介して上記画像形成部へ進入するのを防止する
ことができる。
【0018】請求項6の発明は、被記録材上に画像形成
物質を付着させて画像を形成する画像形成部と、画像形
成物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤する湿
潤手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記録材表
面に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段とを有
し、該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画像形
成装置において、上記画像形成部及び上記画像消去部の
少なくとも一方に除湿手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0019】この画像形成装置においては、上記画像形
成部及び上記画像消去部の少なくとも一方に設けられた
除湿手段により、上記画像形成部及び上記画像消去部の
少なくとも一方を除湿する。これにより、画像消去部に
除湿手段を設けた場合には、画像消去部の湿度が高くな
るのを抑制し、湿度の高い空気が画像形成部に流れ込み
にくくなる。また、画像形成部に除湿手段を設けた場合
には、該画像形成部の湿度が高くなるのを抑制すること
ができる。従って、画像形成部の湿度が高くなるのを防
止することができる。
【0020】請求項7の発明は、被記録材上に画像形成
物質を付着させて画像を形成する画像形成部と、画像形
成物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤する湿
潤手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記録材表
面に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段とを有
し、該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画像形
成装置において、上記画像形成部に湿度を検知する湿度
検知手段を設け、該湿度検知手段による検知結果に基づ
き、上記画像形成部の湿度が所定湿度以上となったとき
に、ユーザに報知する報知手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0021】この画像形成装置においては、上記湿度検
知手段により上記画像形成部の湿度を検知し、該画像形
成部の湿度が所定湿度以上となったときに、上記報知手
段により、ユーザに報知する。
【0022】請求項8の発明は、請求項7の画像形成装
置において、上記報知手段に代え、又はこれに加え、該
湿度検知手段による検知結果に基づき、上記画像形成部
の湿度が所定湿度以上となったときに、画像形成部の画
像形成動作を禁止する禁止制御手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0023】この画像形成装置においては、この画像形
成装置においては、上記湿度検知手段により上記画像形
成部の湿度を検知し、該画像形成部の湿度が所定湿度以
上となったときに、上記禁止制御手段により、画像形成
部の画像形成動作を禁止する。
【0024】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項9の発明は、被記録材上に画像形成物質を付着さ
せて画像を形成する画像形成部と、画像形成物質からな
る画像が形成された被記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤
後の被記録材表面を加熱し、該被記録材表面に付着した
画像形成物質を剥離する剥離手段とを有し、該被記録材
を再生する画像消去部と、装置内の機器の動作を制御す
る1以上の制御装置とを備えた画像形成装置において、
上記制御装置のうちの少なくとも一つを上記湿潤手段よ
りも上方に配置したことを特徴とするものである。
【0025】この画像形成装置においては、上記制御装
置のうちの少なくとも一つが上記湿潤手段よりも上方に
配置されているので、上記湿潤手段からの液漏れが生じ
た場合に漏れた液で上記少なくとも一つの制御装置が濡
れるのを防止することができる。
【0026】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項10の発明は、被記録材上に画像形成物質を付着
させて画像を形成する画像形成部と、画像形成物質から
なる画像が形成された被記録材を湿潤する湿潤手段と湿
潤後の被記録材表面を加熱し、該被記録材表面に付着し
た画像形成物質を剥離する剥離手段とを有し、該被記録
材を再生する画像消去部とを備えた画像形成装置におい
て、上記画像形成部を上記画像消去部の湿潤手段よりも
上方に配置したことを特徴とするものである。
【0027】この画像形成装置においては、上記画像形
成部が上記画像消去部の湿潤手段よりも上方に配置され
ているので、画像消去部の湿潤手段で液漏れが生じた場
合でも、上記画像形成部が該液で濡れるのを防止するこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一
実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る複
写機の概略構成図である。この複写機は、下方に位置す
る給紙部としての給紙ユニット1と、画像消去部として
の画像消去ユニット5と、前記給紙ユニット1と連通し
て配置された画像形成部としての画像形成ユニット2
と、画像読取手段としての画像読取ユニット3とを有し
ている。上記画像消去ユニット5については後述する。
また、上部には、原稿給送手段としての自動原稿給送装
置(ADF)4が配置されている。また、この複写機
は、側部に、手差し用の給紙トレイ11も有している。
【0029】上記給紙ユニット1は、給紙カセット12
a、12bを有しており、被記録材としての転写紙10
が収納されている。これらの給紙カセット12a,12
bのうち、上方に配置された方の給紙カセット12aは
再生紙専用のカセットであり、上記画像消去ユニット5
で再生された転写紙10が自動的にストックされる。こ
れらのカセット及び手差し用の給紙トレイ11のどれを
用いるかという選択は、例えば図示しない操作パネルか
らキー操作などによって行われる。
【0030】上記画像形成ユニット2は、感光体21、
帯電器22、レーザ書き込み装置23、画像形成物質と
してのトナーを用いて現像を行う現像装置24、転写ロ
ーラ25、定着器26、感光体クリーニング装置27な
どから構成されている。
【0031】上記ADF4は、原稿をセットする原稿台
41を有し、該原稿台41上にセットされた原稿42を
一枚ずつ画像読取ユニット3によって画像読取が行われ
る原稿読取領域4bに給送する。
【0032】この複写機において複写動作を行う際に
は、まず、選択されたカセット又はトレイから転写紙1
0が給紙ローラ13により給紙され、給紙ユニット1と
上記画像形成ユニット2との連通部14を通過して、搬
送経路A上を搬送される。そして、該搬送経路A上のレ
ジストローラ28により感光体21との対向位置に搬送
される。一方、ADF4の原稿台41に収納された原稿
42は、一枚ずつ搬送経路Bに沿って搬送されて原稿読
取領域4bに置かれ、この状態で画像読取ユニット3に
より原稿画像の読取りが行われる。これにより画像形成
ユニット2のレーザ書込み部23からレーザ光が発せら
れ、ミラー23aを介して、帯電器22により表面が一
様帯電された感光体21の面上に照射され、静電潜像が
形成される。その後、該潜像が、現像装置24により現
像されてトナー像となり、転写ローラ25により該トナ
ー像が転写紙10側に転写される。トナー像が転写され
た転写紙10は、定着器26により表面のトナー像が定
着されて、排紙トレイ29上に排紙される。上記転写後
に感光体21上に残留したトナーは感光体クリーニング
装置27により除去される。なお、図示の装置は、上記
画像読取ユニット3からの読取信号に基づいてレーザ書
き込み部23からのレーザ書き込みを行うのみならず、
外部入力信号に基づいて該レーザ書き込みを行うことも
可能な構成となっている。
【0033】また、図1の複写機は、前述のように画像
消去ユニット5を有しており、トナーが付着して画像が
形成された転写紙10からトナーを除去して再利用可能
な状態にすることができる。該画像消去ユニット5は、
再生対象の転写紙10に剥離液を塗布して該転写紙10
を湿潤させる湿潤ユニット51と湿潤後の転写紙10を
加熱し、該転写紙10表面に付着したトナーを剥離する
トナー剥離ユニット52とを有している。また、該画像
消去ユニット5の左側方には、該画像消去ユニット5で
再生する再生対象の転写紙10を給紙する給紙部53が
設けられている。
【0034】該給紙部53に搭載された転写紙10は、
所定のタイミングで発せられる搬送信号により、一枚ず
つ画像消去ユニット5内に給紙される。該画像消去ユニ
ット5に給紙された転写紙10は搬送経路Cに沿って搬
送され、上記湿潤ユニット51において剥離液が塗布さ
れる。該剥離液としては、例えば界面活性剤と水とから
なる液を用いることができる。この界面活性剤として
は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両
性活性剤、非イオン系活性剤などを用いることができ
る。
【0035】上記剥離液が塗布された転写紙10は、ト
ナー剥離ユニット52に搬送される。図示の例ではトナ
ー剥離ユニット52は、図示しないヒータを内蔵した加
熱ドラム521、少なくとも表面が、転写紙10上のト
ナーに対して、転写紙10の表面と該トナーとの付着力
より大きい付着力を発揮し得るような材料、例えばポリ
エチレン樹脂などで構成され、上記加熱ドラム521と
共に被記録材を挟持するように張架されたエンドレスベ
ルト状の剥離部材522、該加熱ドラム521と該剥離
部材522とに挟持された転写紙に加圧力を及ぼすため
の加圧ローラ523などから構成されている。上記転写
紙10は、上記加熱ドラム521と剥離部材522との
挟持部に進入し、該加熱ドラムにより加熱されながら、
上記加圧ローラ523により加圧され、該転写紙10上
のトナーが剥離部材522上に転写されることとなる。
転写紙10への、上記湿潤ユニット51による液塗布量
が少ない場合には、トナー剥離ユニット52の熱により
転写紙10に付与された剥離液の水分が蒸発して、転写
紙10は、乾燥した状態で該トナー剥離ユニット52か
ら排出されることとなる。そして、該転写紙10は、搬
送経路Cに沿って、前述の給紙カセット12aに回収さ
れ、再びコピーに用いられる。上記剥離部材522に付
着したトナーは、クリーニング装置523により除去さ
れ、廃棄箱524に回収される。なお、トナー剥離ユニ
ット5の下流側に転写紙10を乾燥させる乾燥装置を設
けてもよい。
【0036】そして、本実施形態にかかる画像形成装置
においては、上記画像消去ユニット5で発生する蒸気に
よって画像品質が劣化した画像が画像形成ユニット2で
形成されるのを防止し得るような構成を採用している。
以下、この構成について詳しく説明する。この画像形成
装置においては、上記画像消去ユニット5で発生する蒸
気が上記画像形成ユニット2に進入するのを防止すべ
く、上記画像形成ユニット2と上記画像消去ユニット5
との間を遮断する隔壁101を設けている。これによ
り、上記画像消去ユニット5で発生する蒸気が上記画像
形成ユニット2に進入しにくくなる。このため、画像形
成ユニット2の湿度が高くなることによってコロナ放電
による帯電量が少なくなり、転写紙10上の、トナーを
付着させる画像部とトナーを付着させない非画像部との
濃度差が少なくなるのを防止することができる。また、
該画像形成ユニット2の湿度が高くなることにより、ト
ナー像を転写する転写部で落雷が発生し易くなり、トナ
ーが散りやすくなるのを防止することができる。よっ
て、上記画像形成ユニット2の湿度が高くなることによ
り画像が劣化するのを防止することができるので、画質
の劣化した画像が形成されるのを防止することができ
る。
【0037】また、画像消去ユニット5で発生した熱が
画像形成ユニット2に伝わって高温になると、電子部品
などが劣化してしまうおそれがある。本実施形態にかか
る複写機では、上記隔壁101を設けることにより、上
記画像消去ユニット5で発生した熱が上記画像形成ユニ
ット2へ対流によって伝わるのを防止することができ
る。これにより、該画像形成ユニット2へ熱が伝わりに
くくなるので、高温になりにくくなり、上記電子部品な
どの劣化を防止することができる。
【0038】上記隔壁101は、防錆材料、例えばステ
ンレスや樹脂などの材料で構成するのが望ましい。これ
により、画像消去ユニット5で発生する蒸気によって該
隔壁101が錆びるのを防止することができる。
【0039】また、上記画像形成ユニット2と上記画像
消去ユニット5との間で熱を遮断するように、上記隔壁
101の少なくとも一部を断熱材料で構成すれば、上記
画像消去ユニット5で発生した熱が熱伝導で画像形成ユ
ニット2に伝わるのを防止することができる。具体的に
は、隔壁101を1以上の層からなるような構造とし、
そのうちの少なくとも1層を断熱材料、例えばグラスウ
ールで構成すればよい。このような構成により、上記熱
が熱伝導で画像形成ユニット2に伝わるのを防止し、電
子部品等の劣化が起きるのをさらに効果的に防止するこ
とができる。
【0040】ここで、上記蒸気や熱の発生により湿度や
温度が高くなった画像消去ユニット5内の空気が上記画
像形成ユニット2に流れ込むのを完全に遮断できるよう
な隔壁101を設けるのが困難な場合がある。例えば、
図示の複写機では、上記画像消去ユニット5で再生した
転写紙10を給紙ユニット1に排出するために、該画像
消去ユニット5と給紙ユニット1との間に転写紙排出口
54が設けられている。このため、画像消去ユニット5
内の空気がこの排出口54から給紙ユニット1を介して
上記画像形成ユニット2に流れ込むことも考えられる。
また、このような転写紙排出口54を設けない場合で
も、上記空気を完全に遮断できるように上記隔壁101
を構成するのは難しく、該隔壁101と装置の筺体との
隙間などから空気が漏れることが考えられる。本実施形
態にかかる複写機においては、上記画像消去ユニット5
の気圧を上記画像形成ユニット5の気圧に比して低くし
た構成を採用している。具体的には、画像消去ユニット
5内の空気を装置外に排出する排気手段としてのファン
102を該画像消去ユニット5の壁面に設けている。こ
れにより、図中白抜きの矢印で示すように空気の流れが
生じ、画像消去ユニット5内の空気が装置外に排出さ
れ、該画像消去ユニット5の気圧が下がることとなる。
このため、上記ファン102が設けられた画像消去ユニ
ット5内の気圧は、画像形成ユニット2や、該画像形成
ユニットに連通して設けられた給紙ユニット1などの気
圧に比して低くなる。これにより、上記排出口や隙間な
どでは、該画像形成ユニット2や、該画像形成ユニット
に連通して設けられた給紙ユニット1などから画像消去
ユニット5に向かう向きに空気が流れることとなる。よ
って、湿度や温度の高い画像消去ユニット5の空気が、
該画像消去ユニット5から直接、あるいは、該給紙ユニ
ット1を介して、上記画像形成ユニット2に流れ込みに
くくなる。よって、前述の画像形成ユニット2の湿度が
高くなることによる画像劣化をさらに防止することがで
きる。また、画像形成ユニット2が高温になることによ
る電子部品などの劣化もさらに防止することができる。
【0041】また、本実施形態にかかる複写機において
は、上記画像形成ユニット2及び上記画像消去ユニット
5の少なくとも一方に除湿手段を設けた構成を採用して
いる。図示の装置においては、画像形成ユニット2に除
湿手段としてのシリカゲルなどの除湿剤103を配置し
ている。これにより、画像形成ユニット2内で除湿を行
い、画像形成ユニット2内の湿度が高くなるのを防止し
て、該画像形成ユニット2内の湿度が高くなることによ
る画像劣化を更に防止することができる。なお、上記画
像消去ユニット5に除湿手段を設ければ、該画像消去ユ
ニット5内で発生する蒸気で画像消去ユニット5の湿度
が高まりにくくなるので、湿度の高い空気が画像形成ユ
ニット2内に進入しにくくなる。これにより、画像形成
ユニット2内の湿度が高くなるのを防止して、該画像形
成ユニット2内の湿度が高くなることによる画像劣化を
防止することができる。
【0042】前述のように、本実施形態にかかる複写機
の上記画像除去ユニット5内には、再生対象の転写紙1
0に剥離液を塗布する湿潤ユニット51が配設されてい
る。該画像除去ユニット内ではこの剥離液を湿潤ユニッ
ト51に供給する図示しない液供給装置と該湿潤ユニッ
ト51との間で剥離液が循環しており、何らかの理由で
該剥離液が漏れてしまう液漏れが発生するおそれがあ
る。そこで、本実施形態においては、上記画像形成ユニ
ット2を画像消去ユニット5よりも上方に配置した構成
を採用している。これにより、万が一液漏れが発生した
場合でも、画像形成ユニット2内部が濡れるのを防止す
ることができる。よって、該画像形成ユニット2内部が
濡れて転写紙10が濡れてジャム等が生じてしまった
り、帯電部がショートして画質が劣化したりするのを防
止することができる。また、本実施形態にかかる複写機
においては、装置内の機器の動作を制御する1以上の制
御装置のうちの少なくとも一つを上記湿潤ユニット51
よりも上方に配置した構成を採用している。これによ
り、該湿潤ユニット51で万が一液漏れが生じた場合に
該少なくとも一つの制御装置が濡れて正常な動作をしな
くなってしまうのを防止することができる。図示の装置
においては、装置内の機器の動作を制御する制御装置の
全てを搭載した制御部55を、上記湿潤ユニット51よ
りも上方に配置している。これにより、該湿潤ユニット
51で万が一液漏れが生じた場合でも、制御部55に搭
載されている制御装置が濡れて画像形成ユニット2や画
像消去ユニット5などが正常に動作しなくなってしまう
のを防止することができる。
【0043】また、本実施形態にかかる複写機において
は、上記画像形成ユニット2に、湿度を検知する湿度検
知手段としての湿度センサ104を設け、該湿度センサ
104による検知結果に基づき、上記画像形成ユニット
2の湿度が所定湿度以上となったときに、ユーザに報知
する報知手段を設けた構成を採用している。該報知手段
としては、例えば装置上面の図示しない表示パネルを用
いることができる。これにより、画像形成ユニット2内
の湿度が高くなり、画像が劣化するおそれがある場合
に、ユーザが無駄なコピーすなわち画像品質が劣化した
画像を形成するのを防止することができる。また、上記
報知手段に代え、又はこれに加え、湿度センサ104に
よる検知結果に基づき、上記画像形成ユニット2の湿度
が所定湿度以上となったときに、画像形成ユニット2の
画像形成動作を禁止する禁止制御手段を設けてもよい。
例えば、画像形成ユニット2の動作を制御する図示しな
い画像形成制御部に、該禁止制御手段としての機能を持
たせればよい。これにより、上記画像形成ユニット2内
の湿度が高くなり、画像が劣化するおそれがある場合
に、画像形成動作を禁止して、ユーザが無駄なコピーす
なわち画像品質が劣化した画像を形成するのを防止する
ことができる。
【0044】なお、上記実施形態は、電子写真複写機に
本発明を適用した例であるが、ファクシミリやプリンタ
などにも同様に本発明は適用可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、上記画
像消去部で発生する蒸気の上記画像形成部への進入によ
り該画像形成部の湿度が高くなることで画像品質が劣化
した画像が画像形成部で形成されるのを防止することが
できるという優れた効果がある。なお、画像消去部で発
生する熱が対流によって上記画像形成部に伝わるのを防
止することもできるので、該熱によって画像形成部内が
高温になり、電子部品などが劣化するのを防止すること
もできるという優れた効果がある。
【0046】また、請求項2の発明によれば、上記隔壁
が錆びるのを防止することができるという優れた効果が
ある。
【0047】特に、請求項3の発明によれば、上記画像
消去部で発生する熱が熱伝導によって上記画像形成部に
伝わるのを防止できるので、該熱によって画像形成部内
が高温になって電子部品などが劣化するのを効果的に防
止することができるという優れた効果がある。
【0048】また、請求項4の発明によれば、上記画像
消去部で発生する蒸気の上記画像形成部への進入により
該画像形成部の湿度が高くなることで画像品質が劣化し
た画像が画像形成部で形成されるのを防止することがで
きるという優れた効果がある。なお、画像消去部で発生
する熱が対流によって上記画像形成部に伝わるのを防止
することもできるので、該熱によって画像形成部内が高
温になり、電子部品などが劣化するのを防止することも
できるという優れた効果がある。
【0049】また、請求項5の発明によれば、上記画像
消去部で発生する蒸気の上記給紙部を介しての上記画像
形成部への進入により該画像形成部の湿度が高くなるこ
とで画像品質が劣化した画像が該画像形成部で形成され
るのを防止することができるという優れた効果がある。
なお、画像消去部で発生する熱が対流によって上記画像
形成部に伝わるのを防止することもできるので、該熱に
よって画像形成部内が高温になり、電子部品などが劣化
するのを防止することもできるという優れた効果があ
る。
【0050】また、請求項6の発明によれば、画像形成
部の湿度が高くなるのを防止することができるので、該
画像形成部の湿度が高くなることで画像品質が劣化した
画像が該画像形成部で形成されるのを防止することがで
きるという優れた効果がある。
【0051】また、請求項7の発明によれば、上記画像
形成部の湿度が所定湿度以上となることによって画像品
質が劣化した画像が形成されやすいときに、ユーザが無
駄な画像形成すなわち画像品質が劣化した画像の形成を
行うのを防止することが可能となるという優れた効果が
ある。
【0052】また、請求項8の発明によれば、上記画像
品質が劣化した画像が形成されやすいときに、無駄な画
像形成すなわち画像品質が劣化した画像の形成を行うの
を防止することができるという優れた効果がある。
【0053】また、請求項9の発明によれば、上記湿潤
手段からの液漏れが生じた場合に漏れた液で上記少なく
とも一つの制御装置が濡れるのを防止することができる
ので、該少なくとも一つの制御装置が濡れて正常に動作
しなくなってしまうのを防止することができるという優
れた効果がある。
【0054】また、請求項10の発明によれば、上記湿
潤手段からの液漏れが生じた場合に上記画像形成部が該
液で濡れるのを防止することができるので、被記録材が
濡れてしまって搬送不良が生じたり、帯電部がショート
して画質が劣化した画像が形成されたりするのを防止す
ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る電子写真複写機の概略構成を
示す正面図。
【符号の説明】
1 給紙ユニット 2 画像形成ユニット 21 感光体 22 帯電器 23 レーザ書き込み装置 24 現像装置 25 転写ローラ 26 定着器 27 感光体クリーニング装置 3 画像読取ユニット 4 自動原稿給送装置(ADF) 5 画像消去ユニット 51 湿潤ユニット 52 トナー剥離ユニット 101 隔壁 102 ファン 103 除湿剤 104 湿度センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被記録材上に画像形成物質を付着させて画
    像を形成する画像形成部と、画像形成物質からなる画像
    が形成された被記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤後の被
    記録材表面を加熱し、該被記録材表面に付着した画像形
    成物質を剥離する剥離手段とを有し、該被記録材を再生
    する画像消去部とを備えた画像形成装置において、 上記画像形成部と上記画像消去部との間を遮断する隔壁
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記隔壁を防錆材料で構成したことを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 上記画像形成部と上記画像消去部との間で熱を遮断する
    ように、上記隔壁の少なくとも一部を断熱材料で構成し
    たことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】被記録材上に画像形成物質を付着させて画
    像を形成する画像形成部と、 画像形成物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤
    する湿潤手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記
    録材表面に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段と
    を有し、該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画
    像形成装置において、 上記画像消去部の気圧を上記画像形成部の気圧に比して
    低くしたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】被記録材上に画像形成物質を付着させて画
    像を形成する画像形成部と、該画像形成部に連通して設
    けられ、該画像形成部に被記録材を供給する給紙部と、
    画像形成物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤
    する湿潤手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記
    録材表面に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段と
    を有し、該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画
    像形成装置において、 上記画像消去部の気圧を上記給紙部の気圧に比して低く
    したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】被記録材上に画像形成物質を付着させて画
    像を形成する画像形成部と、 画像形成物質からなる画像が形成された被記録材を湿潤
    する湿潤手段と湿潤後の被記録材表面を加熱し、該被記
    録材表面に付着した画像形成物質を剥離する剥離手段と
    を有し、該被記録材を再生する画像消去部とを備えた画
    像形成装置において、 上記画像形成部及び上記画像消去部の少なくとも一方に
    除湿手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】被記録材上に画像形成物質を付着させて画
    像を形成する画像形成部と、画像形成物質からなる画像
    が形成された被記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤後の被
    記録材表面を加熱し、該被記録材表面に付着した画像形
    成物質を剥離する剥離手段とを有し、該被記録材を再生
    する画像消去部とを備えた画像形成装置において、 上記画像形成部に湿度を検知する湿度検知手段を設け、
    該湿度検知手段による検知結果に基づき、上記画像形成
    部の湿度が所定湿度以上となったときに、ユーザに報知
    する報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項7の画像形成装置において、 上記報知手段に代え、又はこれに加え、該湿度検知手段
    による検知結果に基づき、上記画像形成部の湿度が所定
    湿度以上となったときに、画像形成部の画像形成動作を
    禁止する禁止制御手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】被記録材上に画像形成物質を付着させて画
    像を形成する画像形成部と、画像形成物質からなる画像
    が形成された被記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤後の被
    記録材表面を加熱し、該被記録材表面に付着した画像形
    成物質を剥離する剥離手段とを有し、該被記録材を再生
    する画像消去部と、装置内の機器の動作を制御する1以
    上の制御装置とを備えた画像形成装置において、 上記制御装置のうちの少なくとも一つを上記湿潤手段よ
    りも上方に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】被記録材上に画像形成物質を付着させて
    画像を形成する画像形成部と、画像形成物質からなる画
    像が形成された被記録材を湿潤する湿潤手段と湿潤後の
    被記録材表面を加熱し、該被記録材表面に付着した画像
    形成物質を剥離する剥離手段とを有し、該被記録材を再
    生する画像消去部とを備えた画像形成装置において、 上記画像形成部を上記画像消去部の湿潤手段よりも上方
    に配置したことを特徴とする画像形成装置。
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