JPH11143412A - El発光表示装置を用いたコンビネーションメータ - Google Patents
El発光表示装置を用いたコンビネーションメータInfo
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- JPH11143412A JPH11143412A JP9302047A JP30204797A JPH11143412A JP H11143412 A JPH11143412 A JP H11143412A JP 9302047 A JP9302047 A JP 9302047A JP 30204797 A JP30204797 A JP 30204797A JP H11143412 A JPH11143412 A JP H11143412A
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Abstract
間を長くできるEL発光表示装置を用いたコンビネーシ
ョンメータを提供する。 【解決手段】 EL発光表示装置を用いたコンビネーシ
ョンメータ10は、基板21の表面に形成した意匠電極22A
に絶縁層25,発光層26,透明電極27を積層させて意匠発
光部21Aを設けたELプレート20を有し、ELプレート
20近傍の湿度を一定に維持する湿度維持手段30を備え
る。
Description
舶,航空機等における速度計等に適用可能なコンビネー
ションメータに係り、その表示部として採用した電子発
光材料のEL(エレクトロルミネセンス)を長寿命化で
きるEL発光表示装置を用いたコンビネーションメータ
に関する。
載されるコンビネーションメータ90は、マウント91を介
して車体に固定されるケース91と、ケース91に収容され
るELプレート93と、ELプレート93をケース92に収容
した状態で取り付けられる表ガラス94とを含んで構成さ
れ、複数の情報を一度に表示している。なお、この図に
おいて、表ガラス94は、フード付見返95に設けられてい
る。
ス92の外側面に貼付されるシート状の配線板93Aと、ケ
ース92の内側に透明な光導板93Bを介して支持される複
数の内機93Cと、各光導板93Bに固定される目盛板93D
とを含んで構成されている。目盛板93Dは、その所定位
置が文字,数字,記号,模様,目盛り等に対応した形状
の透光部を有し、裏面に多数配設された電球により各透
光部が個別に透過照明されて表示されるようになってい
る。このような従来のコンビネーションメータ90は、前
述したような多数の部品により構成されているため、部
品コストおよび組立コストが高いという問題があった。
Lプレートをバックライトとして採用したコンビネーシ
ョンメータが各種提案されている。ELプレートは、ガ
ラス/エポキシ等からなる基板と、基板の略全域に形成
された電極と、この電極を覆う絶縁層と、EL粉体によ
り絶縁層を覆うように形成された発光層と、絶縁層に積
層された透明電極とを含んで構成されていて、その表面
に文字等の意匠を形成して、電極全域が発光するように
照明を行っている。
は、計器盤ケーシング内に内装した計器ユニットや警告
灯の文字,意匠あるいは照明をELプレートにて構成す
るとともに、このELプレートを各計器ユニットや警告
灯に対応して夫々分割したモジュールとして設け、かつ
各モジュールを計器盤ケーシングの外部から着脱できる
ように構成した車両用計器盤が示されている。この車両
用計器盤において、ELプレートは、内機から突出する
指針軸を挿通可能なU字状の切欠溝が形成されていると
ともに、その表面に施されたマスキングにより所望の文
字,模様等が浮き出して見えるようになっている。
Lプレートは、使用環境が低湿、かつ、低温であるほど
耐用期間を長くできることが広く知られている。このた
め、前述した車両用計器盤においては、各モジュールの
表面を吸湿層および防湿層により覆えば所望の効果が得
られる。
層の吸湿容量が小さく、また、防湿層の防湿効果が絶対
的に信頼できるものではない上、ELプレートの製造工
程も複雑化するという問題がある。本発明は、前述した
課題に鑑みてなされたものであり、その目的は表示部と
して採用したELプレートの耐用期間を長くできるEL
発光表示装置を用いたコンビネーションメータを提供す
ることにある。
に、本発明は、請求項1に記載したように、測定装置か
ら得られた測定値に基づいて測定結果を表示するための
ELプレートを備え、前記ELプレートには、基板の表
面に形成された意匠電極と、前記意匠電極を覆う絶縁層
と、前記絶縁層を覆う発光層と、前記発光層を覆う透明
電極とを有する意匠発光部が設けられたEL発光表示装
置を用いたコンビネーションメータにおいて、前記EL
プレート近傍の湿度を一定に維持する湿度維持手段を備
えていることを特徴としている。
Lプレートを所定の容器内に密封する構造等が採用でき
る。このように構成されたEL発光表示装置を用いたコ
ンビネーションメータにおいては、湿度維持手段により
ELプレート近傍の湿度が一定に維持されるため、従来
に比較してELプレートの耐用期間を長くできることに
なる。
に、前記湿度維持手段は前記ELプレートを密封可能な
密封手段を有していることを特徴としている。ここで、
密封手段としては、開閉可能な密封容器やシュリンクフ
ィルムによる真空パック等が採用できる。
用いたコンビネーションメータにおいては、例えばEL
プレートを密封する組立室を低湿度に保持しておけば、
ELプレート近傍の湿度を確実、かつ、長期間にわたっ
て低くでき、これによりELプレートの耐用期間を一層
長くできることになる。また、このEL発光表示装置を
用いたコンビネーションメータにおいては、ELプレー
トが密封されるため、ELプレートに対する防塵効果や
防磁効果等も同時に得られる。
うに、前記密封手段はアルミニウム等の金属製のケース
と、前記ケースに取り付けられるセラミックコーティン
グを施したアクリル製等の表ガラスとからなることを特
徴とし、ケースおよび表ガラスが極めて低い透水率を有
し、その間には、透水率が極めて低い密封手段としての
金属製シムやガスケット(パッキン)を介装してもよ
い。このEL発光表示装置を用いたコンビネーションメ
ータにおいては、密封手段がケースおよび表ガラスから
なるため、換言すれば自動車用のコンビネーションメー
タとして用いる場合、密封手段の一部がコンビネーショ
ンメータの構成部品を兼ね、これにより部品点数を少数
化できることになる。
うに、前記ケース内に乾燥剤が収容されていれば、EL
プレート近傍の湿度を確実、かつ、容易に低く、ELプ
レートの製造工程から乾燥工程を省略できることにな
る。また、メータ内を低湿度に保つことにより、メータ
の低温時あるいはELプレートの冷却時にメータ内に結
露が生じることを防止でき、視認性の確保と電気回路の
保護とが行われる。ここで、乾燥剤としては、湿気を吸
収し、かつ、外部に放出しない化学反応型の不可逆性を
有していることが好ましい。
に、測定装置から得られた測定値に基づいて測定結果を
表示するためのELプレートを備え、前記ELプレート
には、基板の表面に形成された意匠電極と、前記意匠電
極を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う発光層と、前記発
光層を覆う透明電極とを有する意匠発光部が設けられた
EL発光表示装置を用いたコンビネーションメータにお
いて、前記ELプレートを冷却する冷却手段を備えてい
ることを特徴としている。このように構成されたEL発
光表示装置を用いたコンビネーションメータにおいて
は、例えばELプレートに密着するペルチェ素子,空冷
ファン,空冷フィン等の冷却手段が設けられているた
め、ELプレートの耐用期間を従来に比較して長くでき
ることになる。
うに、前記冷却手段はペルチェ素子を備えていてもよ
く、実施にあたってペルチェ素子を複数段積層させても
よい。この構成によれば、例えば空冷ファンや空冷フィ
ンを設ける場合に比較して小型化,軽量化できるととも
に静粛性が得られ、かつ、ELプレートの温度を確実に
制御できることになる。そして、本発明は、請求項7に
記載したように、前記ペルチェ素子は一対のセラミック
板に挟持されていれていれば、電気絶縁性および熱導通
性が同時に得られることになる。
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る
コンビネーションメータを示す分解斜視図、図2はコン
ビネーションメータの構成を示す要部拡大断面図、図3
はEL発光表示装置の構造を示す要部拡大断面図、図4
はEL発光表示装置の意匠を示す模式正面図、図5はE
L発光表示装置の要部を示す拡大模式断面図である。
メータ10が示されている。このコンビネーションメータ
10は、自動車の運転席に取り付けられることにより運転
者に対して走行速度等の各種情報を表示するためのEL
発光表示装置であり、車体に取り付けられるケース11
と、ケース11に収容されるELプレート20と、ELプレ
ート20を収容した状態でケース11に取り付けられる表ガ
ラス12とを含んで構成されている。
ら得られた走行速度,エンジン回転数,燃料残量,水温
等を表示するとともに、各種インジケータを点灯・消燈
あるいは点滅させるようになっている。そして、コンビ
ネーションメータ10には、ELプレート20近傍の湿度を
一定以下に維持する湿度維持手段30と、ELプレート20
を冷却するための冷却手段40とが設けられている。
ス12により、ELプレート20と乾燥剤31とを外気から遮
断して密封する構造となっている。図2にも示すよう
に、ケース11は、裏面(図2中下面)に向かって開口す
る断面略凹字状のペルチェ受部13と、このペルチェ受部
13の周縁に設けられて表面(図2中上面)に向かって凹
状に開口する円環状の乾燥剤収容溝14と、乾燥剤収容溝
14の開口縁部に沿って設けられた鍔部15とを有し、鍔部
15の上面(図中上面)に凸状のリブ15Aが同心円状に一
対形成されている。このケース11は、良好な熱伝導性を
有するとともに透水率が小さい、例えばアルミニウム等
の金属により、ペルチェ受部13,乾燥剤収容溝14,鍔部
15が一体成形されている。なお、乾燥剤収容溝14は、ペ
ルチェ受部13の周縁に設けておく必要はなく、実施にあ
たって適宜選択できる。
透明、かつ、透水性の極めて低いセラミックコートが施
されたアクリル板とされ、前述した鍔部15の周縁に一致
する平面形状を有している。この表ガラス12は、鍔部15
のリブ15Aに対応する凹部12Aが形成されていて、固定
ビス16等の固定手段により鍔部15に固定される。
あたっては、凹部12Aとリブ15Aとの間に密封手段とし
ての金属製シム17が介装される。凹部12Aおよびリブ15
Aに挟持された金属製シム17は、固定ビス16を締め込む
と、厚み方向に変形して両面がそれぞれ表ガラス12およ
び鍔部15に密着し、これによりケース11の水密性を維持
できるようになっている。
は、湿気を取り入れ、かつ、外部に放出しない化学反応
型の不可逆性を有し、メッシュで覆うことにより平坦な
環状に形成されている(図中鎖線の状態)。そして、乾
燥剤31は、乾燥剤収容溝14に収容されるにあたって、メ
ッシュの外周面に貼付された両面接着テープ(図示せ
ず)の外面貼着部を露出させた後、乾燥剤収容溝14内に
おいて断面開口が表ガラス12と対面するように、断面略
コ字状に変形されて配向される(図中実線の状態)。
覆うように設けられた冷却ユニット41を有する構造とな
っている。冷却ユニット41は、ケース11側(図2中上
側)に向かって開口する断面略凹字状の冷却部42と、冷
却部42の開口縁部に沿って設けられた鍔状の取付部43と
を含んで構成されていて、冷却部42の内側底面にペルチ
ェ素子44が設けられている。
チェ素子44は、P型熱電半導体およびN型熱電半導体が
銅板44Aを介して略千鳥π字状に接続されているととも
に、一対のセラミック板45,45に挟持されている。この
ペルチェ素子44は、各セラミック板45,45のうちの一方
(図中下方)が冷却部42の底面に固定されているととも
に、他方(図中上方)にアルミニウム製の板部材46が取
り付けられている。従って、このようなペルチェ素子44
は、セラミック板45,45により電気絶縁性および熱導通
性が同時に得られるようになっている。
れている。この図において、ELプレート20は、ガラス
/エポキシからなる両面配線基板21を有し、この両面配
線基板21の表面(図中上方)に意匠発光部21Aが設けら
れている。意匠発光部21Aは、両面配線基板21の表面に
形成された意匠電極22Aと、意匠電極22Aを覆う絶縁層
25と、絶縁層25の上層に順次積層された発光層26,透明
電極27とを有している。そして、意匠発光部21Aの意匠
電極22Aは、両面配線基板21の裏面(図中下面)に形成
された配線23Aにより給電される。
基板21には厚み方向に貫通するスルーホールに設けられ
た銀ペースト製の回路線24Aを介して相互に接続されて
いる。これらの意匠電極22Aおよび配線23Aは、例えば
エッチングや印刷等により形成された銅箔製とされてい
る。
に両面配線基板21の端面寄りに設けられていれば、回路
線24Aを両面配線基板21の端面に沿って設けておいても
よい。また、図3中、左方に示す意匠発光部21Bは、互
いに一体化された意匠電極22Bおよび配線23Bが両面配
線基板21の表面に形成されている。この意匠電極22B
は、数字の「3」をあらわす形状に形成されているとと
もに、絶縁層25に適宜段差を設けることにより配線23B
上に発光層26が積層しないようになっているため、発光
層26が数字の「3」を模した所望の色と形状とに発光す
る。
端部に設けられた給電コネクタ21Cには、配線23Aのみ
が接続されているように示されているが、実際には配線
23B等も給電コネクタ21Cに接続されていて、意匠発光
部21A,21Bが同時あるいは個別に点燈・消燈・点滅す
るようになっている。なお、意匠発光部21A,21Bを点
燈・消燈させるにあたっては、これらのうちの一方を他
方に対して遅延させてもよい。
バリウム(平均粒径2um〜10um)に、導電性バインダと
してのシアノレジンを混入するとともに、これに適宜量
の溶剤を添加して撹袢した後、乾燥時に所定の厚み(例
えば10um〜100um)が得られるように、メタル版スクリ
ーン印刷により設けられている。
(平均粒径10um〜100um)に、バインダとしてのシアノ
レジンを混入するとともに適宜量の溶剤を添加して撹袢
した後、乾燥時に所定の平均厚み(例えば10um〜140u
m)が得られるように、メタル版スクリーン印刷により
設けられている。
明シートとされ、例えばロールにより熱プレス等により
両面配線基板21の表面全域を覆うように積層されてい
る。
面が吸湿層28および防湿層29に覆われている。吸湿層28
には40um〜160umの厚み寸法を有する透明な吸湿シート
が採用され、防湿層29には所定厚みを有するフッ素樹脂
等の透明防湿シートが採用されている。ここで、吸湿層
28を構成する防湿シートとしては、例えばナイロン66
(材質名)等を例示できる。そして、これらの吸湿層28
および防湿層29は、給電コネクタ21Cのみが露出するよ
うに、両面配線基板21の両面および端面を覆っている。
なお、これらの吸湿層28および防湿層29は、本発明に必
須ではなく、適宜省略してもよい。
Aと透明電極27との協働により発光層26に電圧が加わる
と、意匠電極22Aの形状(この図においては略長方形
状)や配置位置に応じて発光層26が発光する。ここで、
ELプレート20は、発光層26の形成にあたって、あらか
じめ蛍光材料等の発色材料を添加しておくことにより、
電圧の印加に伴って例えば赤,黄,青等の所望の色に発
色させてもよい。さらに、ELプレート20は、電圧の印
加に伴って発光層26の色補正を行うためのフィルタ20A
を発光層26の上層に設けてもよい。フィルタ20Aは、例
えば所望の色に着色された合成樹脂フィルムとされ、こ
の図に示すように防湿層29の表面に貼付・印刷してもよ
く(図3中実線参照)、あるいは透明電極27の表面に貼
付・印刷してもよい(図3中二点鎖線参照)。
に、遮光性のフィルタ20Bを発光部26の上層に設けても
よい。このような遮光性のフィルタ20Bは、例えば意匠
電極22Aの端部に相当する発光部26の上層に設けておけ
ば、意匠発光部21Aの発光表示がくっきりとしたものに
なる。
は、平坦な板状に形成されているが、円弧面あるいは球
面を有する湾曲板状に形成しておいてもよい。さらに、
意匠電極22Aや、意匠電極22Aにより構成された意匠発
光部21Aも立体感を表現するために、適宜湾曲させても
よく、平面形状である必要はない。
おいて、所望形状を有する多数の意匠電極22Aを両面配
線基板21の表面における所望位置に配置することによ
り、図4に示すような意匠で発光可能とされている。こ
の図において、ELプレート20は、多数の意匠電極22A
を配列することにより車体の走行速度を表示する速度計
70と、エンジンの回転数を表示する回転計71と、エンジ
ンを冷却する冷却水の温度を表示する水温計72と、燃料
の残量を表示する燃料計73と、その他のインジケータ類
とが設けられている。このようなELプレート20は、速
度計70,回転計71,水温計72,燃料計73,その他のイン
ジケータ類が設けられていない範囲、換言すれば意匠電
極22Aが配置されていない両面配線基板21の地色面部が
地色発光部80により異なる色相で発光可能とされてい
る。
速度計74と、走行速度を数値表示するデジタル速度計75
とを含んで構成されている。図5にも示すように、発光
速度計74は、多数の意匠電極22Aにより構成された意匠
発光部21Aと、各意匠電極22A間の地色面部に配置され
た地色発光部80とを含んで構成されている。
に形成されているとともに、一定半径で湾曲する円弧線
に沿って互いに絶縁性が得られるように、地色発光部80
を挟んで略C字状に密集配列されている(図4参照)。
これらの意匠電極22Aは、両面配線基板21の裏面に多数
形成された配線23Aにより個別に給電可能とされてい
て、車体の走行速度に基づいて図4中左下方の端部から
時計廻りに順次点灯するようになっている。
に、基本的に意匠電極22Aと同様な銅箔エッチングによ
り形成された地色電極81に絶縁層25,地色発光層82,透
明電極27が順次積層されている。地色電極81は、意匠電
極22に対して絶縁性が得られるように、意匠電極22に対
して離間配置されている。ここで、地色発光部80は、同
一の配線にまとめて接続されることによりライトコント
ロールスイッチに連動して給電されるようになってい
る。そして、発光層26および地色発光層82は、それぞれ
意匠電極22Aおよび地色電極81の形状,大きさ,配置位
置に対応して形成されている。そして、地色発光部80
は、意匠発光部21Aよりも暗色を発光するようになって
いる。
めの発光層26は青を発色し、中速度域を表示するための
発光層26は黄を発色し、高速度域を表示するための発光
層26は赤を発色し、地色発光層82は若干暗い緑を発色す
るようになっている。このため、これらの発光層26およ
び地色発光層82には、あらかじめEL粉体に所望色を発
色する適宜な発色材料が添加されている。これらのよう
な発光層26および地色発光層82は、メタル版スクリーン
による多色印刷により一括形成されている。
を構成する透明電極27の上層には、吸湿層28および防湿
層29が積層されていて、高速度域を表示する発光層26に
対応した位置に色補正を行うためのフィルタ20Aが貼付
あるいは印刷されている。このフィルタ20Aは、濃い赤
に着色された樹脂フィルムあるいは印刷とされ、適宜な
方法を用いて所定位置に形成されている。従って、発光
速度計74は、高速度域が鮮明な赤により表示され、これ
により運転者の注意を喚起できるようになっている。
電極22が3桁のカウンタを形成するように配設されてい
て、車体の走行速度に基づいて数値を示すように適宜点
灯するようになっている。このデジタル速度計75は、発
光速度計74における径中央に設けられていて、発光速度
計74の表示と連動するようになっている。このようなデ
ジタル速度計75においても、前述した発光速度計74と同
様に、各意匠電極22間に地色発光部80が設けられてい
る。
様に、略扇状に形成された多数の意匠電極22が略C字状
に密集配列されたデジタル回転計76を有している。デジ
タル回転計76は、エンジン回転数に基づいて図4中左下
方の端部から時計廻りに順次点灯するようになってい
る。このデジタル回転計76においても、前述した発光速
度計74と同様に、各意匠電極22間に地色電極80が形成さ
れていて、高回転域が鮮明な赤により表示され、これに
より運転者の注意を喚起できるようになっている。
された多数の意匠電極22が図中上下方向に所定間隔で配
列されている。これらの水温計72および燃料計73は、水
温あるいは燃料残量に基づいて発光層が図中下方から図
中上方に向かって順次点灯するようになっている。これ
らの水温計72および燃料計73においても、前述した発光
速度計74あるいはデジタル回転計76と同様に、所定の水
温あるいは残量を境界として発光層が鮮明な赤により表
示され、これにより運転者の注意を喚起できるようにな
っている。
の最表層、すなわち防湿層29の表面をスモークフィルタ
により覆っておいてもよい。このようにすれば、意匠発
光部あるいは地色発光部が発光していないときの意匠性
を向上できるとともに、点燈時と非点燈時とのコントラ
ストが増し、視認性が向上する。
は、そのタイミングと同期等の制御は、図1に示す制御
部90によりなされるが、製造者あるいはドライバーの意
図によって、その制御は容易に変更できる。例えば制御
部90にインストールされるプログラムや、あるいは制御
部90に接続されるファンクションスイッチ90Aにより、
その制御パターンが容易に変更されるので、意匠の異な
る別のELプレートの制御、ドライバーの嗜好の違い、
運転モードの変更等にも容易に対応できる。
ションメータ10の組み立て手順を説明する。 図2に示
すように、まず、ケース11の乾燥剤収容溝14に乾燥剤31
を収容させるとともに、熱伝導性接着剤18を介してEL
プレート20をペルチェ受部13の底部に接着固定する。次
いで、鍔部14との間に金属シム17等の密封手段を介装し
た状態で表ガラス12を固定ビス16等の固定手段によりケ
ース11に取り付け、これによりELプレート20と乾燥剤
31とを密封する。この際、ELプレート20の表面(図中
上面)近傍の空気は、ELプレート20に設けられた貫通
孔20Bを通じて乾燥剤31に接触するようになっている。
従って、組み立て時にケース11内に密封された空気は、
徐々に湿気が不可逆性の乾燥剤13により吸収され、低湿
度に長期間維持される。
定ビス47により相互固定する。この際、ケース11のペル
チェ受部13と、冷却ユニット41を構成するペルチェ素子
44の板部材46とは、それぞれの間に熱伝導性を有する接
着剤48を介装することにより相互に密着させる。図1に
示すように、ELプレート20および冷却手段40には、制
御部90がフレキシブルフラットケーブル(FFC)91を
介して接続される。制御部90は、各測定装置から得られ
た測定値を演算して駆動電流をELプレート20に出力す
るとともに、ELプレート20の表面温度あるいは周辺温
度を検知してペルチェ素子44に適宜給電するようになっ
ている。
ば、ケース11と表ガラス12とによりELプレート20が密
封されるため、ELプレート20近傍の湿度が密封時から
上昇することはない。すなわち、このコンビネーション
メータ10によれば、従来に比較してELプレート20とし
て採用したELプレートの耐用期間を長くできる。特
に、このコンビネーションメータ10によれば、ELプレ
ート20がケース11に密封されるため、ELプレート20に
対する防塵効果や防磁効果,断熱効果等も同時に得られ
る。さらに、ケース11は、その内部に乾燥剤13が収容さ
れているため、ケース11内の湿度を確実、かつ、容易に
低くできる。
ELプレート20および冷却手段40がケース11および表ガ
ラス12密封されているため、ELプレート20近傍を低温
度に保持でき、これによってもELプレート20の耐用期
間を従来に比較して長くできる。そして、冷却手段40
は、ELプレート20をペルチェ素子44により冷却するた
め、例えば空冷ファンや空冷フィンを設ける場合に比較
して小型化,軽量化できるとともに静粛性が得られ、か
つ、ELプレート20を確実に低温度に制御できる。特
に、冷却手段40は、ペルチェ素子44を挟持するセラミッ
ク板45,45により電気絶縁性および熱導通性が同時に得
られるため、熱導電性を阻害することなく電気的な絶縁
性が確実に得られる。
10では、湿度維持手段30および冷却手段40が併用されて
いるため、これらのうちの一方のみを採用した場合に比
較して、ELプレート20の耐用期間を一層長くできると
いう顕著な効果が得られる。そして、前述したコンビネ
ーションメータ10は、速度計70および回転計71にそれぞ
れ密集配列された多数の意匠電極22により走行速度を発
光表示する発光速度計74およびデジタル回転計76が設け
られているため、数字で示すデジタル表示に比較して直
感的に測定結果を把握できる使用者にも対応できる。
では、ELプレート20を湾曲板状に形成可能であるた
め、運転者の視点位置を考慮した設計が容易となるとと
もに、意匠性を向上できる。また、このコンビネーショ
ンメータ10では、内機を採用したコンビネーションメー
タに比較して、その奥行き寸法を小さくできるため、車
体設計上の制約を少なくできる。このコンビネーション
メータ10によれば、内機を採用したコンビネーションメ
ータを構成する内機,光導板,電球,LCD等が必要な
いため、その構成部品を少数化できる。
よれば、所望形状の意匠電極22を両面配線基板21の表面
の所望形状に配置しておくことにより、ELプレート20
の所望位置が所望形状に発光するため、ELプレート20
の表面に文字,数字,記号,模様,目盛り等を浮き上が
らせることができ、従来に比較して製造工程を少なくで
き、かつ、非常に軽量薄肉に構成できる。
複数の意匠電極22Aが個別の配線23Aに接続されている
ため、各意匠発光部21Aを個別に点燈・消燈・点滅させ
たり、あるいは互いに遅延動作可能となる。特に、意匠
電極22Aは、配線23Aが基板21の裏面に形成されている
ため、当該意匠電極22Aの平面形状や基板21に対する配
置個所に制約が生じず、これによりELプレート20に対
する設計上あるいは意匠上の自由が得られる。
補正するための補正手段が設けられているため、所望の
色に発光させたり、あるいは発光を緩和・強化できる。
特に、補正手段がフィルタ20Aであるため、適宜な位置
に貼付すれば、確実、かつ、容易に色補正できる。
は、各意匠電極22Aに対応した各発光層26がそれぞれ異
なる色相で発光するため、一定速度以上あるいは一定回
転数以上を赤表示することにより、運転者の注意を喚起
できる。特に、この形態例では、一定速度以上あるいは
一定回転数以上を赤表示する発光部に対応して色補正す
るフィルタ20Aが採用されているため、所望色を確実に
発色できる。
はエンジン回転数に基づいて両面配線基板21の表面に密
集配列された各意匠電極22Aが順次点灯するように個別
に給電されてるため、運転者が走行速度やエンジン回転
数を直感的に把握できる。また、このELプレート20
は、発光層26および地色発光層82が印刷により多色形成
されているため、換言すれば従来の透過照明文字板と同
様に製造でき、これにより製造工程が増加することはな
い。
した実施の形態例に限定されるものでなく、適宜な変
形,改良等が可能である。例えば、前述した形態例にお
いて、両面配線基板が吸湿層および防湿層に覆われてい
たが、これらは本発明に必須ではなく適宜省略してもよ
い。
る密封手段としては、金属シムが例示されていたが、例
えば透水率が低いゴム製パッキン等を採用してもよく、
要するに水密性が得られれば材質,形態等は問わない。
さらに、冷却手段を構成するペルチェ素子は、複数段積
層させて冷却効率を向上させてもよい。そして、意匠電
極の配列形態としては、円弧状に密集配列する以外に
も、直線状に密集配列された形態をも含むものである。
ションメータは、速度計,回転計,水温計,燃料計およ
び各種インジケータ類が一体的に設けられて表示面を構
成するELプレートが例示されていたが、これらの各コ
ンビネーションメータや各種インジケータ類に相当する
領域を個々に分割した複数のELプレートをケースに収
容してコンビネーションメータを構成してもよい。
が意匠発光部と同時に点燈・消燈するように設定しても
よく、あるいは意匠発光部および地色発光部のうちの一
方が他方に対して遅延点燈・遅延消燈するように設定し
てもよい。そして、この形態例では、内機および内機の
指針軸に取り付けられた指針が採用されていなかった
が、本発明のEL発光表示装置としてはこれらの内機,
指針軸,指針を有するコンビネーションメータを含むも
のである。その他、本発明のEL発光表示装置は、前述
した自動車のコンビネーションメータにのみ適用可能な
ものではなく、例えば航空機,船舶,鉄道,各種測定
器,家電製品等における各種測定値のEL発光表示装置
としても適用可能であり、用途を限定しない。
ば、請求項1に記載したように、ELプレート近傍の湿
度を一定に維持する湿度維持手段を備えているため、従
来に比較してELプレートの耐用期間を長くできる。ま
た、本発明によれば、請求項2に記載したように、湿度
維持手段がELプレートを密封可能な密封手段を有して
いるため、ELプレート近傍の湿度を確実、かつ、長期
間にわたって低くでき、これによりELプレートの耐用
期間を一層長くできる。
したように、密封手段がケースおよび表ガラスとからな
るため、自動車用のコンビネーションメータとして用い
る場合、密封手段の一部がコンビネーションメータの構
成部品を兼ね、これにより部品点数を少数化できる。そ
して、本発明によれば、請求項4に記載したように、ケ
ース内に乾燥剤が収容されているため、ELプレート近
傍の湿度を確実、かつ、容易に低く、ELプレートの製
造工程から乾燥工程を省略できる。
たように、ELプレートを冷却する冷却手段を備えてい
るため、ELプレートの耐用期間を従来に比較して長く
できる。さらに、本発明によれば、請求項6に記載した
ように、冷却手段がペルチェ素子を備えているため、小
型化,軽量化できるとともに静粛性が得られ、かつ、E
Lプレートの温度を確実に制御できる。そして、本発明
によれば、請求項7に記載したように、ペルチェ素子が
一対のセラミック板に挟持されているため、電気絶縁性
および熱導通性が同時に得られる。
を示す分解斜視図である。
断面図である。
る。
る。
視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 測定装置から得られた測定値に基づいて
測定結果を表示するためのELプレートを備え、前記E
Lプレートには、基板の表面に形成された意匠電極と、
前記意匠電極を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う発光層
と、前記発光層を覆う透明電極とを有する意匠発光部が
設けられたEL発光表示装置を用いたコンビネーション
メータにおいて、 前記ELプレート近傍の湿度を一定
に維持する湿度維持手段を備えていることを特徴とする
EL発光表示装置を用いたコンビネーションメータ。 - 【請求項2】 前記湿度維持手段は前記ELプレートを
密封可能な密封手段を有していることを特徴とする請求
項1に記載したEL発光表示装置を用いたコンビネーシ
ョンメータ。 - 【請求項3】 前記密封手段はケースと、前記ケースに
取り付けられる表ガラスとからなることを特徴とする請
求項2に記載したEL発光表示装置を用いたコンビネー
ションメータ。 - 【請求項4】 前記ケース内に乾燥剤が収容されている
ことを特徴とする請求項3に記載したEL発光表示装置
を用いたコンビネーションメータ。 - 【請求項5】 測定装置から得られた測定値に基づいて
測定結果を表示するためのELプレートを備え、前記E
Lプレートには、基板の表面に形成された意匠電極と、
前記意匠電極を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う発光層
と、前記発光層を覆う透明電極とを有する意匠発光部が
設けられたEL発光表示装置を用いたコンビネーション
メータにおいて、 前記ELプレートを冷却する冷却手
段を備えていることを特徴とするEL発光表示装置を用
いたコンビネーションメータ。 - 【請求項6】 前記冷却手段はペルチェ素子を備えてい
ることを特徴とする請求項5に記載したEL発光表示装
置を用いたコンビネーションメータ。 - 【請求項7】 前記ペルチェ素子は一対のセラミック板
に挟持されていることを特徴とする請求項6に記載した
EL発光表示装置を用いたコンビネーションメータ。
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