JPH11144314A - 光学的記録媒体 - Google Patents

光学的記録媒体

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JPH11144314A
JPH11144314A JP9316661A JP31666197A JPH11144314A JP H11144314 A JPH11144314 A JP H11144314A JP 9316661 A JP9316661 A JP 9316661A JP 31666197 A JP31666197 A JP 31666197A JP H11144314 A JPH11144314 A JP H11144314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical recording
recording layer
group
alkyl group
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP9316661A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ogawa
善広 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリメチン系色素を用いた光記録層の反射率
を低下させることなく、ポリメチン系色素の再生光劣化
を改良した光学的記録媒体を提供する。 【構成】 ポリメチン系色素50〜85wt%、ナフタ
ロシアニン系色素1〜20wt%、アミニウム化合物1
0〜40wt%を含有する組成物からなる光記録層を有
する光学的記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的情報記録媒体、特
に光記録層を改良した光学的記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学的記録媒体の光記録層として
有機色素が用いられるが、例えば光記録層にポリメチン
系色素として下記の構造式(IV)に示す、テトラフェ
ニルシアニン系色素を用いたものが提案されている。
【0003】
【化5】
【0004】上記の様な構造を有すポリメチン系色素を
記録層として用いる場合、次のことが問題となってい
る。 記録情報の再生時に再生レーザー光によって光記録
層が劣化する、いわゆる再生光劣化が起こる。 保存時に太陽光によって光記録層が劣化する。
【0005】上記、の問題点を改良するために、光
記録層に10〜50wt%、好ましくは20〜30wt
%(色素の重量に対して)の量の光安定剤を混合するこ
とが報告されている。光安定剤としては金属錯体(ニッ
ケルジチオ錯体)、アミニウム塩化合物、ジイモニウム
塩化合物等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
造式(IV)で示される色素からなる光記録層に従来知
られている光安定剤を多量に加えると、光記録層の再生
光劣化は改良されるが、 色素記録層の反射率が低下する。 色素記録層の耐熱性が低下する。 記録感度、記録再生信号コントラストが低下する。 等の問題点が生じる。
【0007】特に、カード型の光学的記録媒体の様に記
録スピードが比較的遅く、例えば光ディスクの場合は記
録スピードが5〜10m/secおよび光カードの場合
は記録スピードが0.01〜1m/secであり、か
つ、レシプロタイプの運動によりレーザ光線が照射され
たままカード媒体が停止する場合には光劣化が大きくな
るために、多量の光安定剤を色素記録層に混入する必要
があった。したがって、光カード媒体においては、上記
〜の問題点は顕著になっている。
【0008】本発明の目的は、この様な従来技術の問題
点を解決するものであり、ポリメチン系色素を用いた光
記録層の反射率を低下することなく、またポリメチン系
色素の再生光劣化を改良した光学的記録媒体を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、光学的
記録媒体の光記録層が、下記の構造式(I)で示される
ポリメチン系色素、構造式(II)で示されるナフタロ
シアニン系色素、および構造式(III)で示される光
安定剤を含有する組成物から構成されていることを特徴
とする光学的記録媒体を提供するものである。
【0010】
【化6】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基また
はメトキシ基、XはI、ClO4またはSbF6を示
す。)
【0011】
【化7】 (式中、Xは、
【0012】
【化8】 を示し、YはH,炭素数1〜3のアルキル基、アルコキ
シアルキル基またはハロゲン原子を示す。MはH2、V
O、Pb、SnCl2、Si{(−OSiR33 2を示
す。R3は炭素数1〜8の分岐状または直鎖状のアルキ
ル基を示す。)
【0013】
【化9】 (式中、R1は炭素数2〜4のアルキル基、アルコキシ
アルキル基またはアルケニル基を示す。Xはアニオンを
示す。)
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
は、構造式(I)で示されるポリメチン系色素を用いた
光記録層の耐光性、耐熱性を向上させることを目的とし
て、構造式(I)で示されるポリメチン系色素の光記録
層に、構造式(II)で示されるナフタロシアニン系色
素および構造式(III)で示される光安定剤を添加し
たことを特徴とする光学的記録媒体である。
【0015】構造式(I)の具体例としては、−(R)
2が−(C252で、X-がClO4である化合物が挙げ
られる。
【0016】構造式(II)の具体例としては、例えば
下記の表1〜2に記載の化合物No.1〜9が挙げられ
る。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】構造式(III)の具体例としては、
【0020】
【化10】 等のアミニウム化合物が挙げられる。
【0021】本発明における光記録層を構成する組成物
において、構造式(I)、(II)、(III)で示さ
れる各成分の混合比率は、構造式(I)が50〜85w
t%、好ましくは65〜85wt%、構造式(II)が
1〜20wt%、好ましくは5〜15wt%、構造式
(III)が10〜40wt%、好ましくは10〜20
wt%が望ましい。上記の各成分の混合比率以外では、
耐熱性の改良、かつ再生光劣化の改良の効果が得られな
い。記録層の反射率を高くするためには、構造式(II
I)で示される成分が30wt%以下が好ましい。ま
た、構造式(II)で示される成分が20wt%以上に
なると溶解性が低下する。
【0022】また、本発明における組成物には、上記の
3成分の他に必要に応じてバインダーポリマー等を添加
することができる。
【0023】上記の組成物から形成される光記録層は、
各成分を溶媒に溶解または分散した溶液の溶媒塗布法に
よって形成される。塗布方法は、スピンコート、グラビ
アコート、バーコート、ロールコート等によって形成で
きる。円形ディスクの場合はスピンコートが適当であ
る。光カードの様に光記録層が四角形の場合はグラビア
コートが適当である。
【0024】光記録層の厚みは400〜1500Åの範
囲が好ましく、この範囲が反射率、感度の点からすぐれ
ている。
【0025】光記録層を構成する各成分を溶解する溶媒
は、例えばジアセトンアルコール、5フッ化プロパノー
ル等のプラスチック基板を溶解しない溶媒が好ましい。
必要に応じてクロロフォルム、テトラヒドロフラン、ジ
クロルエタン等を上記溶媒に混合しても良い。
【0026】図1は本発明のカード型の光学的記録媒体
の一例を示す断面模式図である。同図において、本発明
の光学的記録媒体は透明基板2のプリグルーブ6を形成
した面の上に上記の方法で光記録層3を形成し、該光記
録層3の上に接着層4を介して保護基材5を接着してな
り、また透明基板2の外側にはハードコート層1を設け
てなる。
【0027】透明基板2には、ポリカーボネート、ポリ
メチルメタアクリレート等のプラスチックの基板を用い
ることができる。
【0028】保護基材5には記録媒体全体にそりが発生
しないプラスチック材料が好ましく、PMMA(ポリメ
チルメタアクリレート)、PC、PVCなどを、又は複
合材を用いることができる。
【0029】接着層4には、色素記録層の反射率を低下
させない材料を用いることができる。ハードコート層1
には、ウレタンアクリレート紫外線硬化樹脂等を用いる
ことができる。
【0030】
【実施例】以下実施例により本発明について更に詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0031】実施例1 基板として、キャスティング成形によってプリグルーブ
を形成した0.4mm厚のPMMAを用い、プリグルー
ブの形成していない面にハードコート(大日本インキ
製、UV硬化樹脂)をコーティングし、下記の表3に示
す構造式(I)(II)(III)の各成分をジアセト
ンアルコール80wt%、テトラヒドロフラン20wt
%の混合溶剤に固形分濃度3wt%となる様に溶解した
後、スピンコートで基板のプリグルーブを形成した面に
塗布して光記録層を形成した。
【0032】次に、クラボー社製のホットメルト接着剤
(P−2200、EAA系)を介して、0.3mm厚の
PMMAを積層し、カード形状に切断し光カード媒体を
得た。
【0033】基板のPMMA0.4mm厚を透して、光
記録層の反射率を光カード記録・再生装置(キヤノン
(株)製)を用いて測定した。また、レーザパワー0.
2mW、スポット径5μmの再生レーザを静止状態で6
0sec照射したときの反射率の低下率を測定した。そ
の測定結果を表4に示す。
【0034】実施例2 表3に示す各成分からなる組成物を用いて光記録層を形
成した以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作成し
た。
【0035】実施例3 表3に示す各成分からなる組成物を用いて光記録層を形
成した以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作成し
た。
【0036】実施例4 表3に示す各成分からなる組成物を用いて光記録層を形
成した以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作成し
た。
【0037】比較例1 表3に示す各成分からなる組成物を用いて光記録層を形
成した以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作成し
た。
【0038】比較例2 表3に示す各成分からなる組成物を用いて光記録層を形
成した以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作成し
た。実施例2〜4および比較例1、2の各測定結果を表
4に示す。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の光学的記録
媒体によれば、ポリメチン系色素を用いた光記録層の反
射率を低下させることなく、またポリメチン系色素の再
生光劣化を改良することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード型の光学的記録媒体の一例を示
す断面模式図である。
【符号の説明】
1 ハードコート層 2 透明基板 3 光記録層 4 接着層 5 保護基材 6 プリグルーブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的記録媒体の光記録層が、下記の構
    造式(I)で示されるポリメチン系色素、構造式(I
    I)で示されるナフタロシアニン系色素、および構造式
    (III)で示される光安定剤を含有する組成物から構
    成されていることを特徴とする光学的記録媒体。 【化1】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基また
    はメトキシ基、XはI、ClO4またはSbF6を示
    す。) 【化2】 (式中、Xは、 【化3】 を示し、YはH,炭素数1〜3のアルキル基、アルコキ
    シアルキル基またはハロゲン原子を示す。MはH2、V
    O、Pb、SnCl2、Si{(−OSiR332を示
    す。R3は炭素数1〜8の分岐状または直鎖状のアルキ
    ル基を示す。) 【化4】 (式中、R1は炭素数2〜4のアルキル基、アルコキシ
    アルキル基またはアルケニル基を示す。Xはアニオンを
    示す。)
JP9316661A 1997-11-04 1997-11-04 光学的記録媒体 Pending JPH11144314A (ja)

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