JPH11147411A - 車両懸架装置 - Google Patents
車両懸架装置Info
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- JPH11147411A JPH11147411A JP31685597A JP31685597A JPH11147411A JP H11147411 A JPH11147411 A JP H11147411A JP 31685597 A JP31685597 A JP 31685597A JP 31685597 A JP31685597 A JP 31685597A JP H11147411 A JPH11147411 A JP H11147411A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/01—Attitude or posture control
- B60G2800/012—Rolling condition
- B60G2800/0122—Roll rigidity ratio; Warping
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
ることなく車両の旋回性を向上させることができる車両
懸架装置の提供。 【解決手段】車両上下挙動検出手段cで検出された車両
の上下方向挙動に基づき車両の通常走行時においてショ
ックアブソーバbの減衰力特性を最適制御する通常時制
御部dを有する減衰力特性制御手段eと、車両の制動状
態を検出する制動状態検出手段fと、車両の旋回状態を
検出する旋回状態検出手段gと、制動状態検出手段fお
よび旋回状態検出手段gで車両の制動状態および旋回状
態が検出された時は、後輪側のロール剛性よりも前輪側
のロール剛性が低くなる方向に制御する制動・旋回時補
正制御部hと、備える。
Description
バの減衰力特性を最適制御する車両の懸架装置に関し、
特に、制動時かつ旋回時における操縦安定性を確保する
ための技術に関する。
定性を確保するためにショックアブソーバの減衰力特性
を制御するようにした車両懸架装置としては、例えば、
特開平6−64429号公報に記載された車両用サスペ
ンション制御装置が知られている。この従来の車両用の
サスペンション制御装置は、車両の操舵状態を検出する
操舵状態検出手段および車両の制動状態を検出する制動
状態検出手段とを含んで車両の走行状態を検出する走行
状態検出手段と、この走行状態検出手段の検出信号に基
づきサスペンション装置の制御特性を少なくとも3段階
以上に切換制御する制御手段と、前記操舵状態検出手段
および制動状態検出手段の検出信号が所定以上の転舵お
よび制動状態にあるか否かを判定する判定手段と、該判
定手段の判定結果が第1の設定値以上となる高段階への
切り換えを阻止する阻止手段とを備えた構造となってい
た。即ち、車両の旋回制動時にあっては、サスペンショ
ン装置の制御特性を予め設定した第1の設定値以上とな
る高段階に切り換わることを阻止することにより、車体
の姿勢変化を許容し、旋回外輪側の荷重分担量の増加お
よび旋回内輪側の荷重分担量の減少を少なくして、内外
輪の分担荷重差を小さくすることができ、トータルコー
ナリングパワーの減少を抑制して操縦安定性を向上させ
ることができるようになるというものである。
車両用サスペンション制御装置では、上述のように、全
体的にサスペンションの制御特性を低下させるものであ
るため、全体的なダンピング不足により、輪荷重変動が
大きくなって制動性能が低下する場合があるという問題
点があった。
なされたもので、制動時かつ旋回時における制動性能を
低下させることなく車両の旋回性を向上させることがで
きる車両懸架装置を提供することを目的とするものであ
る。
めに、本発明請求項1記載の車両懸架装置では、車体側
と車輪側との間に介在されていて減衰力特性を変更可能
な減衰力特性変更手段aを有するショックアブソーバb
と、車両の上下方向挙動を検出する車両上下挙動検出手
段cと、該車両上下挙動検出手段cで検出された車両の
上下方向挙動に基づき車両の通常走行時において前記シ
ョックアブソーバbの減衰力特性を最適制御する通常時
制御部dを有する減衰力特性制御手段eと、車両の制動
状態を検出する制動状態検出手段fと、車両の旋回状態
を検出する旋回状態検出手段gと、前記制動状態検出手
段fおよび前記旋回状態検出手段gで車両の制動状態お
よび旋回状態が検出された時は、後輪側のロール剛性よ
りも前輪側のロール剛性が低くなる方向に制御する制動
・旋回時補正制御部hと、を備えている手段とした。ま
た、請求項2記載の車両懸架装置では、請求項1におい
て、前記制動・旋回時補正制御部が、前記制動状態検出
手段fおよび前記旋回状態検出手段gで車両の制動状態
および旋回状態が検出された時は、左右両後輪側ショッ
クアブソーバbの少なくとも伸行程側の減衰力特性をハ
ード特性に制御し、前輪の内輪側ショックアブソーバb
の少なくとも伸行程側をソフト特性に制御し、前輪の外
輪側ショックアブソーバbの少なくとも圧行程側をハー
ド特性に制御することにより、後輪側のロール剛性より
も前輪側のロール剛性が低くなる方向に制御するように
構成されている手段とした。また、請求項3記載の車両
懸架装置では、請求項1または2において、前記制動・
旋回時補正制御部hが、前記制動状態検出手段fおよび
前記旋回状態検出手段gで車両の制動状態および旋回状
態が検出された時は、左右両後輪側ショックアブソーバ
bの少なくとも伸行程側の減衰力特性をハード特性に制
御し、前輪の内輪側ショックアブソーバbの少なくとも
伸行程側を前記通常時制御部cによる制御特性よりもソ
フト特性に制御するように構成されている手段とした。
また、請求項4記載の車両懸架装置では、請求項1〜3
において、前記制動状態検出手段fに制動初期段階を判
断する制動初期段階判断手段を備え、前記制動初期段階
判断手段で制動初期段階と判断された時は、左右両前輪
側ショックアブソーバbの少なくとも圧行程側および左
右両後輪側ショックアブソーバbの少なくとも伸行程側
をハード特性に制御するように構成されている手段とし
た。
のように構成されるので、車両の通常走行時(制動状態
および旋回状態の非検出時)においては、減衰力特性制
御手段eの通常時制御部dにおいて、車両上下挙動検出
手段cで検出された車両の上下方向挙動に基づきショッ
クアブソーバbの減衰力特性の最適制御が行われ、これ
により、車両の乗り心地を重視した減衰力特性制御が行
われる。また、前記制動状態検出手段fおよび前記旋回
状態検出手段gで車両の制動状態および旋回状態が検出
された時は、制動・旋回時補正制御部hにおいて、車両
前後におけるロール剛性の比率を前輪側が低くなる方向
に変化させ、これにより、ステアリング特性がアンダス
テア状態になるのを防止し、制動時かつ旋回時における
制動性能を低下させることなく車両旋回性を向上させる
ことができる。また、請求項2記載の車両懸架装置で
は、請求項1において、前記制動状態検出手段fおよび
前記旋回状態検出手段gで車両の制動状態および旋回状
態が検出された時は、制動・旋回時補正制御部hにおい
て、左右両後輪側ショックアブソーバbの少なくとも伸
行程側の減衰力特性をハード特性に制御し、前輪の内輪
側ショックアブソーバbの少なくとも伸行程側をソフト
特性に制御する補正制御が行われることにより、車両前
後におけるロール剛性の比率を前輪側が低くなる方向に
変化させ、これにより、ステアリング特性がアンダステ
ア状態になるのを防止し、制動時かつ旋回時における車
両旋回性を向上させることができる。また、制動時かつ
旋回時においては、前輪の外輪側ショックアブソーバb
の少なくとも圧行程側をハード特性に制御することによ
り、制動時かつ旋回時における車両のダイブを抑制して
制動性能を高めつつ、車両の旋回性を向上させることが
できる。また、請求項3記載の車両懸架装置では、請求
項1または2において、前輪の内輪側ショックアブソー
バbの少なくとも伸行程側を前記通常時制御部cによる
制御特性よりもソフト特性に制御するもので、これによ
り、車両前後におけるロール剛性バランスのより細かな
チューニングが可能となる。また、請求項4記載の車両
懸架装置では、請求項1〜3において、制動初期段階
に、左右両前輪側ショックアブソーバbの少なくとも圧
行程側および左右両後輪側ショックアブソーバbの少な
くとも伸行程側をハード特性に制御することにより、制
動初期段階における車両のダイブを抑制しつつ輪荷重変
動を抑制して制動性能を向上させることができる。
いて説明する。図2は、本発明の実施の形態の車両懸架
装置を示す構成説明図であり、車体と4つの車輪との間
に介在されて、4つのショックアブソーバSAFL,SA
FR,SARL,SARR(なお、ショックアブソーバを説明
するにあたり、これら4つをまとめて指す場合、および
これらの共通の構成を説明する時にはただ単にSAと表
示する。また、右下の符号は車輪位置を示すもので、FL
は前輪左,FRは前輪右,RLは後輪左,RRは後輪右をそれ
ぞれ示している。)が設けられている。そして、各車輪
位置には、上下方向の加速度G(GFL,GFR,GRL,G
RR)を検出するばね上上下加速度センサ(以後、上下G
センサという)1(1FL,1FR,1RL,1RR)が設けら
れ、また、ステアリングSTには、操舵角θから車両の
旋回状態を検出するためのステアリングセンサ2が設け
られ、さらに、この図では図示を省略したがブレーキ操
作状態(制動状態)を検出するブレーキランプスイッチ
5が設けられ、さらに、運転席の近傍位置には、各上下
Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)、ステアリング
センサ2、および、ブレーキランプスイッチ5からの信
号を入力し、各ショックアブソーバSAFL,SAFR,S
ARL,SARRのパルスモータ3に駆動制御信号を出力す
るコントロールユニット4が設けられている。以上の構
成を示すのが図3のシステムブロック図であって、コン
トロールユニット4は、インタフェース回路4a,CP
U4b,駆動回路4cを備え、前記インタフェース回路
4aに、前記上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,
1RR)からのばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,
GRR)信号、ステアリングセンサ2からの操舵角θ信
号、および、ブレーキランプスイッチ2からのスイッチ
信号(ON、OFF)が入力され、コントロールユニッ
ト4では、これらの入力信号に基づいて各ショックアブ
ソーバSA(SAFL,SAFR,SARL,SARR)の減衰
力特性制御が行なわれる。
前記各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)から
のばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号
に基づいて、各車輪位置におけるバウンス速度成分、ピ
ッチ速度成分、ロール速度成分を求めると共に、これら
の各速度成分から、各車輪位置における制御信号V(V
FL、VFR、VRL、VRR)を求める信号処理回路(図1
4)が設けられている。なお、この信号処理回路の詳細
については後述する。
構成を示す断面図であって、このショックアブソーバS
Aは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部
室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周
にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリ
ザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31
に連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイ
ド部材35と、外筒33と車体との間に介在されたサス
ペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備
えている。
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面およびM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
のうち、各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)
からのばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)
信号に基づいて、各車輪位置におけるバウンス速度成
分、ピッチ速度成分、ロール速度成分を求めると共に、
これらの各速度成分から、各車輪位置における制御信号
V(VFL、VFR、VRL、VRR)を求める信号処理回路の
構成を、図14のブロッ図に基づいて説明する。
(1FL,1FR,1RL,1RR)で検出されたばね上上下加
速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号から、次式(1)、
(2)、(3)、(4) に基づいて、前輪側バウンス加速度成分G
BF、後輪側バウンス加速度成分信号GBR、ピッチ加速度
成分信号GP 、ロール加速度信号GR をそれぞれ求め
る。
ウンス加速度成分GBF、後輪側バウンス加速度成分信号
GBR、ピッチ加速度成分信号GP 、ロール加速度信号G
R を各タワー位置の前輪側バウンス速度成分VBF、後輪
側バウンス速度成分信号VBR、ピッチ速度成分信号V
P 、ロール速度信号VR に変換する。
関数式(5) で表わすことができる。 G(S) =(AS+1)/(BS+1)・・・・・・・・(5) (A<B) そして、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5 Hz〜 3
Hz )において積分(1/S)する場合と同等の位相お
よびゲイン特性を有し、低周波(〜0.05 Hz )側でのゲ
インを下げるための位相遅れ補償式として、次の伝達関
数式(6) が用いられる。 G(S) =((0.001 S+1)/(10S+1))×r・・・・・・・・(6) なお、rは、積分(1/S)により速度変換する場合の
信号とゲイン特性を合わせるためのゲインであり、この
発明の実施の形態ではr=10に設定されている。その
結果、図15の(イ) における実線のゲイン特性、およ
び、図15の(ロ) における実線の位相特性に示すよう
に、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5 Hz〜 3 Hz
)における位相特性を悪化させることなく、低周波側
のゲインだけが低下した状態となる。なお、図15の
(イ),(ロ) の点線は、積分(1/S)により速度変換され
たばね上上下速度信号のゲイン特性および位相特性を示
している。
以外の成分を遮断するためのバンドパスフィルタ処理を
行なう。即ち、このバンドパスフィルタBPFは、2次
のハイパスフィルタHPF(0.8 Hz)と2次のローパス
フィルタLPF(1.2 Hz)とで構成され、車両のばね上
共振周波数帯を目標とした前輪側バウンス速度成分信号
VBF、後輪側バウンス速度成分信号VBR、ピッチ速度成
分信号VP 、ロール速度信号VR を求める。
づいて、各車輪位置における制御信号V(VFL、VFR、
VRL、VRR)を求める。 VFL=KBF・VBF+KPF・VP −KRF・VR ・・・・・・・・・・・・・・・・・(7) VFR=KBF・VBF+KPF・VP +KRF・VR ・・・・・・・・・・・・・・・・・(8) VRL=KBR・VBR−KPR・VP −KRR・VR ・・・・・・・・・・・・・・・・・(9) VRR=KBR・VBR−KPR・VP +KRR・VR ・・・・・・・・・・・・・・・・(10) なお、KBFは前輪側バウンスゲイン、KBRは後輪側バウ
ンスゲイン、KPFは前輪側側ピッチゲイン、KPRは後輪
側ピッチゲイン、KRFは前輪側ロールゲイン、KRRは後
輪側ロールゲインである。
るショックアブソーバSAの減衰力特性制御作動のう
ち、車両の非制動時に行われる通常時制御部による通常
時制御の内容を図16のフローチャートに基づいて説明
する。なお、この通常時制御は各ショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARL,SARRごとに行なわれる。
であるか否かを判定し、YESであればステップ102
に進んで各ショックアブソーバSAを伸側ハード領域H
Sに制御し、NOであればステップ103に進む。
であるか否かを判定し、YESであればステップ104
に進んで各ショックアブソーバSAを圧側ハード領域S
Hに制御し、NOであればステップ105に進む。
ステップ103でNOと判断された時、即ち、制御信号
Vの値が、0である時の処理ステップであり、この時
は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SSに制御
する。
イムチャートにより説明する。制御信号Vが、この図に
示すように変化した場合、図に示すように、制御信号V
の値が0である時には、ショックアブソーバSAをソフ
ト領域SSに制御する。
伸側ハード領域HSに制御して、圧側の減衰力特性をソ
フト特性に固定する一方、伸側の減衰力特性(目標減衰
力特性ポジションPT )を、次式(11)に基づき、制御信
号Vに比例させて変更する。 PT =(V/VHT )×PT-max ・・・・・・・・・・・・(11) なお、VHTは、伸側比例域、PT-max は、伸側最大減衰
力特性ポジションである。即ち、制御信号Vの値に比例
して伸側の目標減衰力特性ポジションPT がハード特性
側に可変制御される。
圧側ハード領域SHに制御して、伸側減衰力特性をソフ
ト特性に固定する一方、圧側の減衰力特性(目標減衰力
特性ポジションPC )を、次式(12)に基づき、制御信号
Vに比例させて変更する。 PC =(V/VHC )×PC-max ・・・・・・・・・・・・(12) なお、VHCは、圧側比例域、PC-max は、圧側最大減衰
力特性ポジションである。即ち、制御信号V値に比例し
て圧側の目標減衰力特性ポジションPC がハード特性側
に可変制御される。
性制御作動のうち、主にショックアブソーバSAの制御
領域の切り換え作動状態を図17のタイムチャートに基
づいて説明する。
は、ばね上上下速度に基づく制御信号Vが負の値(下向
き)から正の値(上向き)に逆転した状態である、この
時はまだ相対速度は負の値(ショックアブソーバSAの
行程は圧行程側)となっている領域であるため、この時
は、制御信号Vの方向に基づいてショックアブソーバS
Aは伸側ハード領域HSに制御されており、従って、こ
の領域ではその時のショックアブソーバSAの行程であ
る圧行程側がソフト特性となる。
向き)のままで、相対速度は負の値から正の値(ショッ
クアブソーバSAの行程は伸行程側)に切り換わった領
域であるため、この時は、制御信号Vの方向に基づいて
ショックアブソーバSAは伸側ハード領域HSに制御さ
れており、かつ、ショックアブソーバの行程も伸行程で
あり、従って、この領域ではその時のショックアブソー
バSAの行程である伸行程側が、制御信号Vの値に比例
したハード特性となる。
向き)から負の値(下向き)に逆転した状態であるが、
この時はまだ相対速度は正の値(ショックアブソーバS
Aの行程は伸行程側)となっている領域であるため、こ
の時は、制御信号Vの方向に基づいてショックアブソー
バSAは圧側ハード領域SHに制御されており、従っ
て、この領域ではその時のショックアブソーバSAの行
程である伸行程側がソフト特性となる。
向き)のままで、相対速度は正の値から負の値(ショッ
クアブソーバSAの行程は伸行程側)になる領域である
ため、この時は、制御信号Vの方向に基づいてショック
アブソーバSAは圧側ハード領域SHに制御されてお
り、かつ、ショックアブソーバの行程も圧行程であり、
従って、この領域ではその時のショックアブソーバSA
の行程である圧行程側が、制御信号Vの値に比例したハ
ード特性となる。
は、ばね上上下速度に基づく制御信号Vと相対速度とが
同符号の時(領域b,領域d)は、その時のショックア
ブソーバSAの行程側をハード特性に制御し、異符号の
時(領域a,領域c)は、その時のショックアブソーバ
SAの行程側をソフト特性に制御するという、スカイフ
ック理論に基づいた減衰力特性制御と同一の制御が行な
われることになる。そして、さらに、この発明の実施の
形態では、ショックアブソーバSAの行程が切り換わっ
た時点、即ち、領域aから領域b,および領域cから領
域d(ソフト特性からハード特性)へ移行する時には、
切り換わる行程側の減衰力特性ポジションは前の領域
a,cで既にハード特性側への切り換えが行なわれてい
るため、ソフト特性からハード特性への切り換えが時間
遅れなく行なわれることになる。
る減衰力特性制御作動のうち、通常時制御部による通常
時制御と、補正制御部による補正制御(制動初期段階制
御、定常制動時制御および旋回制動時制御)との切り換
え制御の内容および各補正制御の内容を図18、19の
フローチャートおよび図20のタイムチャートに基づい
て説明する。
ステップ201では、ブレーキランプスイッチ5からの
スイッチ信号がON状態であるか否かを判定することに
より、車両が制動中であるか否かを判定し、NO(スイ
ッチ信号OFF=非制動状態)である時は、ステップ2
03に進んで前記通常時制御部による通常時制御(スカ
イフック制御)への切り換えを行なった後、これで一回
の制御フローを終了する。この通常時制御においては、
前述のように、車両の乗り心地を重視したショックアブ
ソーバSAの減衰力特性制御が行われる。
(スイッチ信号ON=制動中)である時は、ステップ2
02に進んで、制動初期段階であるか否かの判断が行な
われる(なお、このステップ202の制御内容の詳細
は、後述する)。そして、このステップ202の判定が
YES(制動初期段階)である時は、ステップ204に
進み、制動初期段階制御への切り換えを行なった後、こ
れで一回の制御フローを終了する。
(定常制動時)である時は、ステップ205に進む。そ
して、このステップ205では、操舵角θ信号が所定の
しきい値θT を越えているか否かを判定することによ
り、車両が旋回中であるか否かを判定し、YES(定常
制動時かつ旋回時)である時は、ステップ206に進
み、旋回制動時制御への切り換えを行なった後、これで
一回の制御フローを終了する。
定常制動時)と判定された時は、ステップ207に進
み、定常制動時制御への切り換えを行なった後、これで
一回の制御フローを終了する。以後は以上のフローを繰
り返すものである。
て、制動初期段階であるか否かを判断するステップ20
2の制御内容を、図19のフローチャートに基づいて説
明する。
では、ブレーキランプスイッチ5からのスイッチ信号が
ON状態になった後、所定秒TB 経過したか否かを判定
することにより、車両が制動初期段階であるか否かを判
定し、NO(所定秒TB 以下)である時は、ステップ3
03に進んで制動初期段階判断(ステップ202のYE
S判定)を行う。
は、ステップ302に進み、現実に車両のピッチレート
(ピッチ速度成分信号VP )が所定のしきい値VPT を
越えているか否かを判定することにより、制動初期段階
制御が必要であるか否かを判定し、YES(VP >VP
T )である時は、ステップ303に進んで制動初期段階
判断(ステップ202のYES判定)を行い、NO(V
P ≦VPT )である時は、ステップ304に進んで定常
制動時判断(ステップ202のNO判定)を行う。
る減衰力特性制御作動のうち、通常時制御部による通常
時制御と、補正制御部による補正制御(制動初期段階制
御、定常制動時制御および旋回制動時制御)との切り換
え制御の内容および各補正制御の内容を図20のタイム
チャートに基づいて説明する。
各ショックアブソーバSAの減衰力特性制御として、前
述の通常時制御部による通常時制御(スカイフック制
御)が行われ、これにより、通常走行時における車両の
乗り心地を確保することができる。
る間は、左右両前輪側ショックアブソーバSAFL、SA
FRの減衰力特性を圧側ハード領域SH側において圧行程
をハード特性(伸行程側はソフト特性)に固定すると共
に、左右両後輪側ショックアブソーバSARL、SARRの
減衰力特性を伸側ハード領域HS側において伸行程側を
ハード特性(圧行程側はソフト特性)に固定する制動初
期段階制御が行われ、これにより、制動初期段階におけ
る車両のダイブを抑制しつつ輪荷重変動を抑制して制動
性能を向上させることができる。
に低下する定常制動時においては、前記通常時制御部に
よる通常時制御よりも各ショックアブソーバSAにおけ
る減衰力特性制御の制御ゲインを高める定常制動時制御
が行われ、これにより、車両の乗り心地を必要以上に悪
化させることなしに定常制動時における輪荷重変動を抑
制して制動性能を向上させることができる。
に低下する定常制動時であり、かつ、操舵により車両が
旋回状態にある時は、左右両後輪側ショックアブソーバ
SARL、SARRの減衰力特性を伸側ハード領域HS側に
おいて伸行程側をハード特性(圧行程側はソフト特性)
に固定すると共に、左右前輪側ショックアブソーバSA
FL、SAFRのうち、旋回内輪側ショックアブソーバSA
の減衰力特性を伸行程側がソフト特性に固定の圧側ハー
ド領域SH側に制御する一方、旋回外輪側ショックアブ
ソーバSAの減衰力特性を圧側ハード領域SH側におい
て圧行程側をハード特性(伸行程側はソフト特性)に固
定する旋回制動時制御が行われる。
各ショックアブソーバSAの減衰力特性が以上のように
制御されることで、車両前後におけるロール剛性の比率
を前輪側が低くなる方向に変化させ、これにより、ステ
アリング特性がアンダステア状態になるのを防止するこ
とができると共に、旋回時に最も荷重のかかる前輪の外
輪側ショックアブソーバSAの圧行程側はハード特性に
制御されることで、制動時かつ旋回時における車両のダ
イブを抑制して制動性能を高めつつ、車両の旋回性を向
上させることができる。
の形態の車両懸架装置によれば、通常走行時における車
両の乗り心地を確保しつつ、車両制動時においては、制
動初期段階における車両のダイブを抑制しつつ輪荷重変
動を抑制して制動性能を向上させ、その後の定常制動時
における車両の乗り心地を必要以上に悪化させることな
しに輪荷重変動を抑制して制動性能を向上させることが
できると共に、制動かつ旋回時においては、制動性能を
低下させることなく車両の旋回性を向上させることがで
きるようになるという効果が得られる。
きたが具体的な構成はこれら発明の実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等があっても本発明に含まれる。
たは伸圧行程のうち、一方の行程側の減衰力特性をハー
ト特性側に制御する時は、もう一方の行程側の減衰力特
性がソフト特性に固定される構造のショックアブソーバ
を用いた例を示したが、伸行程および圧行程の減衰力特
性が同一方向に変化する構造のショックアブソーバを用
いたシステムにも本願発明を適用することができる。
旋回時の補正制御として、左右両後輪側ショックアブソ
ーバSARL、SARRの減衰力特性を伸側ハード領域HS
側において伸行程側をハード特性(圧行程側はソフト特
性)に固定すると共に、左右前輪側ショックアブソーバ
SAFL、SAFRのうち、旋回内輪側ショックアブソーバ
SAの減衰力特性を伸行程側がソフト特性に固定の圧側
ハード領域SH側に制御する一方、旋回外輪側ショック
アブソーバSAの減衰力特性を圧側ハード領域SH側に
おいて圧行程側をハード特性(伸行程側はソフト特性)
に固定するようにしたが、通常制御部による通常時制御
の制御ゲインを変更することにより、減衰力特性の補正
制御を行うようにしてもよい。
出手段として、ブレーキランプスイッチを用いたが、ブ
レーキ液圧や前後加速度信号から制動状態を検出するこ
ともできるし、アンチスキッド制御装置の出力信号から
も検出することができる。また、発明の実施の形態で
は、制動初期段階判断として、車両のピッチレートをし
きい値判断することにより行ったが、車両前後方向加速
度の変化率をしきい値判断するこにより行ってもよい。
状態検出手段として、操舵角信号をしきい値判断するよ
うにした例を示したが、車両のロールレートまたは横方
向加速度信号をしきい値判断するようにしてもよい。
記載の車両懸架装置では、上述のように、制動状態検出
手段および旋回状態検出手段で車両の制動状態および旋
回状態が検出された時は、後輪側のロール剛性よりも前
輪側のロール剛性が低くなる方向に制御する制動・旋回
時補正制御部を備えている構成としたことで、制動時か
つ旋回時における制動性能を低下させることなく車両の
旋回性を向上させることができるようになるという効果
が得られる。また、請求項2記載の車両懸架装置では、
上述のように、制動状態検出手段および旋回状態検出手
段で車両の制動状態および旋回状態が検出された時は、
左右両後輪側ショックアブソーバの少なくとも伸行程側
の減衰力特性をハード特性に制御し、前輪の内輪側ショ
ックアブソーバの少なくとも伸行程側をソフト特性に制
御し、前輪の外輪側ショックアブソーバの少なくとも圧
行程側をハード特性に制御することにより、後輪側のロ
ール剛性よりも前輪側のロール剛性が低くなる方向に制
御する制動・旋回時補正制御部を備えている構成とした
ことで、制動時かつ旋回時における制動性能を高めつつ
車両の旋回性を向上させることができるようになるとい
う効果が得られる。また、請求項3記載の車両懸架装置
では、制動状態検出手段および前記旋回状態検出手段で
車両の制動状態および旋回状態が検出された時は、左右
両後輪側ショックアブソーバの少なくとも伸行程側の減
衰力特性をハード特性に制御し、前輪の内輪側ショック
アブソーバの少なくとも伸行程側を前記通常時制御部に
よる制御特性よりもソフト特性に制御することにより、
車両前後におけるロール剛性バランスのより細かなチュ
ーニングが可能となる。また、請求項4記載の車両懸架
装置では、制動初期段階判断手段で制動初期段階と判断
された時は、左右両前輪側ショックアブソーバの少なく
とも圧行程側および左右両後輪側ショックアブソーバの
少なくとも伸行程側をハード特性に制御することによ
り、制動初期段階における車両のダイブを抑制しつつ輪
荷重変動を抑制した制動性能を向上させることができ
る。
ある。
説明図である。
テムブロック図である。
ショックアブソーバを示す断面図である。
図である。
した減衰力特性図である。
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
−K断面図である。
−L断面およびM−M断面図である。
N−N断面図である。
衰力特性図である。
状態の減衰力特性図である。
減衰力特性図である。
ばね上上下加速度から制御信号を求める信号処理回路を
示すブロック図である。
下速度信号のゲイン特性(イ) および位相特性(ロ) を示す
図である。
コントロールユニットの減衰力特性通常時制御作動を示
すフローチャートである。
コントロールユニットの減衰力特性通常時制御作動を示
すタイムチャートである。
通常時制御部による通常時制御と補正制御部による補正
制御との切り換え制御の内容を示すフローチャートであ
る。
階であるか否かを判定するステップ202の制御内容を
示すフローチャートである。
通常時制御部による通常時制御と補正制御部による補正
制御との切り換え制御の内容を示すタイムチャートであ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】車体側と車輪側との間に介在されていて減
衰力特性を変更可能な減衰力特性変更手段を有するショ
ックアブソーバと、 車両の上下方向挙動を検出する車両上下挙動検出手段
と、 該車両上下挙動検出手段で検出された車両の上下方向挙
動に基づき車両の通常走行時において前記ショックアブ
ソーバの減衰力特性を最適制御する通常時制御部を有す
る減衰力特性制御手段と、 車両の制動状態を検出する制動状態検出手段と、 車両の旋回状態を検出する旋回状態検出手段と、 前記制動状態検出手段および前記旋回状態検出手段で車
両の制動状態および旋回状態が検出された時は、後輪側
のロール剛性よりも前輪側のロール剛性が低くなる方向
に制御する制動・旋回時補正制御部と、を備えているこ
とを特徴とする車両懸架装置。 - 【請求項2】前記制動・旋回時補正制御部が、前記制動
状態検出手段および前記旋回状態検出手段で車両の制動
状態および旋回状態が検出された時は、左右両後輪側シ
ョックアブソーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を
ハード特性に制御し、前輪の内輪側ショックアブソーバ
の少なくとも伸行程側をソフト特性に制御し、前輪の外
輪側ショックアブソーバの少なくとも圧行程側をハード
特性に制御することにより、後輪側のロール剛性よりも
前輪側のロール剛性が低くなる方向に制御するように構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両懸
架装置。 - 【請求項3】前記制動・旋回時補正制御部が、前記制動
状態検出手段および前記旋回状態検出手段で車両の制動
状態および旋回状態が検出された時は、左右両後輪側シ
ョックアブソーバの少なくとも伸行程側の減衰力特性を
ハード特性に制御し、前輪の内輪側ショックアブソーバ
の少なくとも伸行程側を前記通常時制御部による制御特
性よりもソフト特性に制御するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の車両懸架装
置。 - 【請求項4】前記制動状態検出手段に制動初期段階を判
断する制動初期段階判断手段を備え、前記制動初期段階
判断手段で制動初期段階と判断された時は、左右両前輪
側ショックアブソーバの少なくとも圧行程側および左右
両後輪側ショックアブソーバの少なくとも伸行程側をハ
ード特性に制御するように構成されていることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の車両懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31685597A JP3963195B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 車両懸架装置 |
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|---|---|
| JPH11147411A true JPH11147411A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3963195B2 JP3963195B2 (ja) | 2007-08-22 |
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| JP31685597A Expired - Fee Related JP3963195B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 車両懸架装置 |
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Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US12344062B2 (en) | 2023-06-12 | 2025-07-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Control device and control method for damping force variable damper |
-
1997
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