JPH11149152A - 接地方法およびフォトマスクブランクス - Google Patents

接地方法およびフォトマスクブランクス

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JPH11149152A
JPH11149152A JP33083897A JP33083897A JPH11149152A JP H11149152 A JPH11149152 A JP H11149152A JP 33083897 A JP33083897 A JP 33083897A JP 33083897 A JP33083897 A JP 33083897A JP H11149152 A JPH11149152 A JP H11149152A
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JP
Japan
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photomask
conductive metal
electron beam
light
shielding layer
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JP33083897A
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Kazuaki Yamamoto
和章 山本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子線露光描画装置を用いた電子線露光描画
において、電子線によるフォトマスクブランクス上の電
子の滞留を確実に防止でき、作製するフォトマスクの外
観品質を阻害せず、且つ描画以降の処理工程で使用する
装置での汚染を引き起こすことのない接地方法とそれに
用いられるフォトマスクブランクスを提供する。 【解決手段】 電子線露光描画装置における、電子線の
照射によるフォトマスクブランクス100上の電子の滞
留を防止するための接地方法であって、遮光層120が
設けられた表面と対向する裏面、および端面に導電性の
金属層130,135を設け、且つ、端面の導電性の金
属層を介して、裏面の導電性の金属層と遮光層とが電気
的に接続されているフォトマスクブランクスを用い、フ
ォトマスクブランクスの裏面の導電性の金属層を介し
て、遮光層と露光描画装置の接地ライン170とを電気
的に接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC、LSIなど
の半導体素子の製造に用いられるフォトマスクの製造に
関するもので、詳しくはフォトマスク作製のための電子
線露光描画において、フォトマスクの絵柄を形成するた
めの遮光層上にレジストが塗布されたフォトマスクブラ
ンクス上への電子の滞留を確実に防止できる接地方法
と、該接地方法に用いられるフォトマスクブランクスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォトマスクは、ICやLSIなどの半
導体素子の回路パターンを形成する際の原版として用い
られるものであり、石英等の基板上にクロム、モリブデ
ンなどを主体とした遮光層からなるパターンを配設した
ものである。そして、通常、図5に示すようにして、石
英等の基板の一面にクロム、モリブデンなどを主体とし
た遮光層を配設したフォトマスクブランクスを加工する
ことにより作製されていた。図5に示すフォトマスクの
製造方法をここで簡単に説明しておく。先ず、石英ガラ
ス等の基板510(図5(a))の一面にクロム、モリ
ブデンなどを主体とする遮光層520を略全面に形成し
(図5(b))、遮光層520上全面にg線(436n
m)やi線(365nm)などの紫外線または電子線等
の電離放射線に感応するレジスト530を塗布した(図
5(c))後、該レジスト530に対応したg線、i線
や電子線等の電離放射線540を用いて前記レジスト5
30を所定のパターン形状に選択的に露光描画する。
(図5(d)) 次いで、現像処理を行いレジストパターンを形成する。
ポジ型のレジストの場合は露光されたレジスト部が除去
されて、レジストパターンが形成される。(図5
(e)) 尚、ネガ型のレジストの場合は、露光されたレジスト部
が硬化されるため、現像処理により、未露光のレジスト
部が除去されて、レジストパターンが形成される。次い
で、必要に応じてベイキング処理、ディスカム処理を行
い、前記レジストパターンに従い露出した遮光層520
をエッチング(腐食)して遮光層からなるパターンの形
成を行った(図5(f))後、レジスト膜530を除去
し、洗浄処理等を施しフォトマスク500を得る。(図
5(g)) 尚、遮光層520としては単層膜のもの、表面に酸化ク
ロム層を設けた2層膜のもの、第1層および第3層に同
様の酸化クロム層を設けた3層膜などが用いられてい
る。上記の図5に示すフォトマスク作製方法における露
光描画方法としては、図形データを用いて、フォトマス
ク用ブランクスの遮光層上に配設されたレジスト部を電
子線で露光描画する方式の電子線露光描画装置によるも
のが主流であるが、近年は、図形データを用い、エキシ
マKrF光により光露光描画を行う描画装置等も用いら
れるようになってきた。
【0003】そして、電子線露光描画装置にて電子線露
光描画を行う場合には、電子線に感光性のレジストがそ
の一面に塗布されたフォトマスクブランクスをカセット
にセットして、これを描画装置のXY移動ステージ上に
保持しながら行うが、照射される電子線により供給され
る電子がフォトマスクブランクスに滞留すると露光描画
の精度低下につながるため、電子線による電子の滞留
(チャージアップあるいは帯電とも言う)を防止する必
要がある。このため、一般には図4に示すように、カセ
ット450の導通ピン457により、フォトマスクブラ
ンクス400のレジスト440を突き通し、遮光層42
0に接するようにして、遮光層420とカセット450
との導通を確保し、カセット450を介して、電子線に
よりフォトマスクブランクス400に供給される電子を
電子線露光描画装置の接地ライン470へと流して、電
子の滞留を防止している。しかし、この電子の滞留防止
方法の場合、レジストを突き通すため、レジストのカス
や遮光層の剥がれを発生させる。このため、これらが露
光描画領域に付着して露光描画を阻害し、結果品質不良
となる場合がある。また、これらがフォトマスクブラン
クスの外周辺部に留まり、露光描画を阻害しない場合に
おいても、露光描画後にはレジスト現像、遮光層エッチ
ング、洗浄等の工程があり、これらが原因で品質的な不
良を引き起こすことがあった。また、これらが工程で使
用される装置の汚染の原因にもなっていた。また、導通
ピン457による遮光層420との接触は電気的に不安
定であり、場合によってはその電気抵抗が高くなり、電
子の放出が十分に行われず、フォトマスクブランクス4
00に滞留した滞留電子により、電子線が反発され描画
精度が著しく悪くなることがあり、問題となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、半導体素子の微
細化、高密度化に伴い、フォトマスクのパターンの微細
化、高精度化要求は厳しく、電子線露光描画装置を用い
た電子線露光描画においても、益々、露光描画精度の向
上、外観品質の向上が求められている。このような状況
のもと、電子線露光描画装置を用いた電子線露光描画に
おいては、電子線によるフォトマスクブランクス上の電
子の滞留を確実に防止することが求められていた。本発
明は、これに対応するもので、電子線露光描画装置を用
いた電子線露光描画において、電子線によるフォトマス
クブランクス上の電子の滞留を確実に防止でき、作製す
るフォトマスクの外観品質を阻害せず、且つ描画以降の
処理工程で使用する装置での汚染を引き起こすことのな
い接地方法を提供しようとするものである。同時にその
接地方法に用いられるフォトマスクブランクスを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の接地方法は、電
子線に感光性のレジストがフォトマスクの絵柄を形成す
るための遮光層上に塗布されたフォトマスクブランクス
を、XY移動ステージに保持し、制御された電子線を照
射して露光描画を行う電子線露光描画装置における、電
子線の照射によるフォトマスクブランクス上の電子の滞
留を防止するための接地方法であって、前記遮光層が設
けられた表面と対向する裏面、および端面に導電性の金
属層を設け、且つ、端面の導電性の金属層を介して、裏
面の導電性の金属層と前記遮光層とが電気的に接続され
ているフォトマスクブランクスを用い、該フォトマスク
ブランクスの裏面の導電性の金属層を介して、遮光層と
露光描画装置の接地ラインとを電気的に接続させること
を特徴とするものである。そして、上記における電子線
露光描画装置は、フォトマスクブランクスがカセットに
セットされ、且つ該カセットがステージに保持される方
式の電子線露光描画装置であることを特徴とするもので
ある。また、本発明のフォトマスクブランクスは、電子
線露光描画に用いられるフォトマスクブランクスであっ
て、その裏面および端面に導電性の金属層を設け、且
つ、端面の導電性の金属層を介して、裏面の導電性の金
属層とフォトマスクの絵柄を形成するための遮光層とが
電気的に接続されていることを特徴とするものである。
そして、上記において、裏面および端面に導電性の金属
層が、フォトマスクの絵柄を形成するための遮光層と同
じ物質を主体とすることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の接地方法は、このような構成にするこ
とにより、電子線露光描画装置を用いた電子線露光描画
において、電子線によるフォトマスクブランクス上の電
子の滞留を確実に防止することができ、作製するフォト
マスクの外観品質を阻害せず、且つ描画以降の処理工程
で使用する装置での汚染を引き起こすことのない接地方
法の提供を可能としている。具体的には、フォトマスク
ブランクスとして、その裏面および端面に導電性の金属
層を設け、且つ、端面の導電性の金属層を介して、裏面
の導電性の金属層と前記フォトマスクの絵柄を形成する
ための遮光層とが電気的に接続されているものを用い、
該フォトマスクブランクスの裏面の導電性の金属層を介
して、遮光層と露光描画装置の接地ラインとを電気的に
接続させることにより、これを達成している。即ち、端
面の導電性の金属層を介して、裏面の導電性の金属層と
フォトマスクの絵柄を形成するための遮光層とが電気的
に接続されているフォトマスクブランクスを用いること
により、その裏面で露光描画装置の接地ラインへの接触
を確実にでき、結果、遮光層と露光描画装置の接地ライ
ンとの電気的接続を確実にできるものとしている。ま
た、図4に示す従来の方法のように、カセット450の
導通ピン457により、レジストを突き通す必要もな
く、レジストのカスや遮光膜の剥がれの発生が無くな
る。このため、作製するフォトマスクの外観品質として
は、安定したものが得られる。
【0007】本発明のフォトマスクブランクスは、この
ような構成にすることにより、本発明の接地方法の実施
を可能とするもので、これにより、その裏面から露光描
画装置の接地ラインへの接触を確実にでき、電子線露光
描画において、電子線によるフォトマスクブランクス上
の電子の滞留を確実に防止することができものとしてい
る。また、作製するフォトマスクも外観品質的に安定し
たものが得られる。また、裏面および端面に設けた導電
性の金属層をフォトマスクの絵柄を形成するための遮光
層と同じ物質を主体とすることにより、作業性の良いも
のとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の接地方法を図を基
に説明する。図1は本発明の接地方法の実施の形態の例
を説明するための図で、カセット150上にフォトマス
クブランクス100を保持して載せた状態を示した断面
図である。図1中、100はフォトマスクブランクス、
100Aは表面、100Bは裏面、100Cは端面、1
10はガラス基板、120は遮光層、130、135は
導電性の金属層、140はレジスト、150はカセッ
ト、155は支持ピン、160はステージ、170は接
地ラインである。図1(a)に示す接地方法は、電子線
に感光性のレジスト140がフォトマスクの絵柄を形成
するための遮光層120上に塗布されたフォトマスクブ
ランクス100を、カセット150にセットして、且つ
該カセット150をXY移動ステージに保持して、制御
された電子線を照射して、露光描画を行う電子線露光描
画装置における、電子線の照射によるフォトマスクブラ
ンクス上の電子の滞留(チャージアップ)を防止するた
めの接地方法である。そして、フォトマスクブランクス
100として、遮光層120が設けられた表面と対向す
る裏面100Bおよび端面100Cに導電性の金属層を
設け、且つ、端面100Cの導電性の金属層135を介
して、裏面100Bの導電性の金属層130とフォトマ
スクの絵柄を形成するための遮光層120とが電気的に
接続されているものを用い、且つ、露光描画装置(図示
していない)の接地ライン170へ電気的に確実に接続
されたカセット150の支持ピン155にフォトマスク
ブランクス100の裏面100Bの導電性の金属層13
0を接触させるようにしてフォトマスクブランクス10
0全体を支持させている。尚、図示していないが、フォ
トマスクブランクス100全体は支持ピン155に圧力
がかかるようにして保持固定されるものである。支持ピ
ン155のフォトマスクブランクス100と接する側は
丸形状でも良いが、これに限定はされない。これによ
り、遮光層120は、端面100Cの導電性の金属層1
35、裏面100Bの導電性の金属層130を介して、
カセット150と電気的に確実に接続しており、更に
は、露光描画装置の接地ライン170へと電気的に確実
に接続している。尚、フォトマスクブランクス100の
裏面100Bの導電性の金属層130と端面100Cの
導電性の金属層135とは同じ材質のものでも、別材質
のものでも良い。更に、導電性の金属層130、135
を遮光層と同じ材質としても良い。導電性の金属層13
0、135としては、要は、導電性を有し、処理性の良
いものであれば良いが、作業性からは遮光層120と同
じ物質を主体とすることが好ましい。また、図1(a)
に示す例では、フォトマスクブランクス100の裏面1
00Bの導電性の金属層130とカセット150との導
通は支持ピン155を介して行われるが、裏面100B
の導電性の金属層130とカセット150の導通はこれ
に限らない。
【0009】また、接地方法はとしては、電子線露光描
画装置において、図1(b)に示すように、カセット1
50を用いずにフォトマスクブランクス100をステー
ジ160に直接保持させる方式でも良い。この場合も、
容易にフォトマスクブランクス100の裏面100Bの
導電性の金属層130と装置の接地ライン170とが電
気的に確実に接続される。
【0010】次いで、本発明のフォトマスクブランクス
を図に基づいて説明する。図2はフォトマスクブランク
スの実施の形態の1例を示したもので、図2(a)は幅
方向の断面図であり、図2(b)は、図2(a)におけ
るB0部を拡大して示した図である。図2中、100は
フォトマスクブランクス、100Aは表面、100Bは
裏面、100Cは端面、110はガラス基板、120は
遮光層、123は第1層、125は第2層、130、1
35は導電性の金属層である。図2に示すフォトマスク
ブランクス100は、電子線露光描画に用いられるフォ
トマスクブランクスであって、その裏面100Bおよび
端面100Cにそれぞれ導電性の金属層130、135
を設け、且つ、端面100Cの導電性の金属層135を
介して、裏面100Bの導電性の金属層130と表面1
00Aのフォトマスクの絵柄を形成するための遮光層1
20とが電気的に接続されている。ガラス基板110と
しては、半導体素子作製の際の露光光に対して透明であ
ることが必要であるが、g線(436nm)や、i線
(365nm)などの紫外線を露光光と用いる場合に
は、通常、石英ガラスが用いられる。遮光層120とし
ては、半導体素子作製の際の露光光に対して遮光性のあ
ることが必要で、更に処理性の良いものが好ましい。g
線(436nm)やi線(365nm)などの紫外線を
露光光と用いる場合には、通常、クロム、モリブデンな
どを主体とした単層のものや、複数種類の金属から形成
された多層構造のものが用いられる。図2に示す例の遮
光層120は、第1層123、第2層125からなる2
層の遮光層であり、例えば、第1層123として金属ク
ロム層、第2層125として酸化窒化クロム層とした構
成が挙げられるが、特にこれに限定はされない。導電性
の金属層130、135としては、導電性で処理性の良
いものであれば、特に限定されないが、作業性の面から
は遮光層220と同じないし同種の材質のもの、即ち同
じ物質を主体とするものが好ましい。尚、裏面100B
の導電性の金属層130と端面100Cの導電性の金属
層135とは同じ材質のものでも、別材質のものでも良
い。
【0011】次に、図2に示すフォトマスクブランクス
100を用い、図1に示す接地方法を用いて露光描画す
る場合のフォトマスクの作製の1例を説明しておく。図
3は、フォトマスクの作製工程を示した断面図である。
尚、図3(a)〜図3(c)は図2に示すフォトマスク
ブランクス100の作製工程を簡単に示したものであ
る。先ず、フォトマスクブランクス作製用のガラス基板
110を用意する。(図3(a)) ガラス基板110を洗浄処理した後、その一面(表面)
にフォトマスクの絵柄を形成するための遮光層120を
膜付けする。遮光層120の膜つけは、スパッタリング
や蒸着等により行う。スパッタリングや蒸着等には通
常、ガラス基板110の端面110Cへの回り込みがあ
り、端面110Cの一部にも膜付けがなされる。次い
で、ガラス基板110の遮光層120を設けた側とは反
対側の面(裏面)に、遮光層120の膜つけと同様にし
て、導電性の金属層130、135を膜付けする。(図
3(c)) 導電性の金属層130、135としては、特に限定はさ
れないが、作業性の面からは遮光層120と同一ない
し、同種のものが好ましい。即ち、クロムを主体とする
遮光層の場合には、クロムを主体とする導電性の金属層
が好ましい。同様に、ガラス基板110端面110Cの
一部には、回り込みにより導電性の金属層130が膜付
けされるが、少なくとも端面110Cにおける遮光層1
20の膜付け、導電性の金属薄膜130により、表面1
10Aの遮光層120と裏面110Bの導電性の金属層
130とが電気的に接続するようにしておく。ここで
は、導電性の金属層130、135の作製を一度に行っ
たが、必ずしも一度に行う必要はない。これにより、図
2に示すフォトマスクブランクス100が作製される。
次いで、遮光層120上に電子線に感光性を有するレジ
スト140を塗布形成する。(図3(d)) この後、電子線描画装置の(図示していない)カセット
150にフォトマスクブランクス100をセットして保
持し(図3(e))、この状態でカセット150ごと、
電子線描画装置のXY移動ステージ(図示していない)
上に載せ、電子線露光描画を行う。露光描画後ガラス基
板110(図3(f))を現像処理してレジストパター
ン140Aを形成した(図3(g))後、該レジストパ
ターン140Aを耐エッチングマスクとしてフォトマス
クブランクス100の表面の遮光層120をまずエッチ
ングし(図3(h))、次いで裏面と端面の導電性の金
属層130、135をエッチングする。(図3(i)) 尚、図3(f)中、145は露光描画部を示す。図3に
示す工程はネガ型のレジストを用いたため、露光描画に
より露光描画部が硬化し、現像によりこの部分のみが残
りパターン形成されるが、ポジ型のレジストを用いた場
合には、露光描画された部分のみが現像にて溶解除去さ
れてパターン形成される。エッチングにより、フォトマ
スクの絵柄部が形成されるとともに、フォトマスクブラ
ンクスの裏面の導電性の金属層130全てと端部の導電
性の金属層135が除去される。遮光層120と導電性
の金属層130、135のエッチングの順は、基板の表
裏別々にスプレイエッチングにより行っても、ディッピ
ングにより略同時に行っても良い。この後、レジスト1
40(145)を除去してフォトマスク200を得る。
(図3(j)) 本方法によるフォトマスクの作製においては、電子線露
光描画時のフォトマスクブランクスの接地を確実にと
れ、且つ、従来の方法における接地による品質的な問題
や、後工程での装置の汚れの問題も発生しない。
【0012】
【実施例】更に、実施例を挙げて説明する。フォトマス
クブランクスは、図2に示す実施の形態と同じ構造のも
ので、ガラス基板として厚さ6.35mmの6インチ□
の石英基板を用いたもので、遮光層としてクロム層10
00Å、酸化クロム層200Åの2層からなる多層の遮
光層、導電性の金属薄膜としてクロム層約700Åを設
けたものである。 実施例のフォトマスクブランクスの
遮光層上、ポジ型のレジストEBR9 HS−31(株
式会社東レ製)を5500Å厚に配設し、次いで、図1
(a)に示すようにカセットにセットした後、電子線露
光描画装置MebesIV(Perkin Elmer
製)にて、電子ビーム径0.25μmφ、電流値60μ
Aで、ライン幅2μ、ピッチ4μmのラインパターンを
広い範囲で多数描画し、現像処理、エッチング処理を施
し、フォトマスクを作製した後、該フォトマスクを検査
してみたが、露光描画におけるフォトマスクブランクス
上の電子の滞留(チャージアップ)による描画位置精度
不良はみられず、且つ従来のような接地の仕方に基づく
品質的な影響もみられなかった。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記の通り、電子線露光描画
装置を用いた電子線露光描画において、電子線によるフ
ォトマスクブランクス上の電子の滞留(チャージアッ
プ)を確実に防止することができる接地方法の提供を可
能とした。同時にその接地方法に用いられるフォトマス
クブランクスの提供を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接地方法の実施の形態の1例を説明す
るための図
【図2】本発明のフォトマスクブランクスの実施の形態
の1例を示した断面図
【図3】本発明の接地方法、本発明のフォトマスクブラ
ンクスを用いたフォトマスクの製造工程図
【図4】従来の接地方法と従来のフォトマスクブランク
スを説明するための図
【図5】フォトマスクの製造工程を説明するための工程
【符号の説明】
100 フォトマスクブランクス 100A 表面 100B 裏面 100C 端面 110 ガラス基板 110A 表面 110B 裏面 110C 端面 120 遮光層 130、135 導電性の金属層 140 レジスト 140A レジストパターン 145 露光描画部 150 カセット 155 支持ピン 160 ステージ 170 接地ライン 200 フォトマスク 400 フォトマスクブランクス 410 ガラス基板 420 遮光層 440 レジスト 450 カセット 460 ステージ 470 接地ライン 500 フォトマスク 510 基板 520 遮光層 530 レジスト 540 電離放射線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子線に感光性のレジストがフォトマス
    クの絵柄を形成するための遮光層上に塗布されたフォト
    マスクブランクスを、XY移動ステージに保持し、制御
    された電子線を照射して露光描画を行う電子線露光描画
    装置における、電子線の照射によるフォトマスクブラン
    クス上の電子の滞留を防止するための接地方法であっ
    て、前記遮光層が設けられた表面と対向する裏面、およ
    び端面に導電性の金属層を設け、且つ、端面の導電性の
    金属層を介して、裏面の導電性の金属層と前記遮光層と
    が電気的に接続されているフォトマスクブランクスを用
    い、該フォトマスクブランクスの裏面の導電性の金属層
    を介して、遮光層と露光描画装置の接地ラインとを電気
    的に接続させることを特徴とする接地方法。
  2. 【請求項2】 請求項1における電子線露光描画装置
    は、フォトマスクブランクスがカセットにセットされ、
    且つ該カセットがステージに保持される方式の電子線露
    光描画装置であることを特徴とする接地方法。
  3. 【請求項3】 電子線露光描画に用いられるフォトマス
    クブランクスであって、その裏面および端面に導電性の
    金属層を設け、且つ、端面の導電性の金属層を介して、
    裏面の導電性の金属層とフォトマスクの絵柄を形成るす
    ための遮光層とが電気的に接続されていることを特徴と
    するフォトマスクブランクス。
  4. 【請求項4】 請求項4において、裏面および端面に導
    電性の金属層が、フォトマスクの絵柄を形成するための
    遮光層と同じ物質を主体とすることを特徴とするフォト
    マスクブランクス。
JP33083897A 1997-11-17 1997-11-17 接地方法およびフォトマスクブランクス Pending JPH11149152A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049910A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Schott Ag フォトリトグラフィー処理用マスクブランクの製造方法及びマスクブランク
JP2006267595A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Toshiba Corp マスクブランクスとその製造方法及び使用方法、並びにマスクとその製造方法及び使用方法
JP2007199380A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Hoya Corp ブランクス収納ケース
JP2011171465A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Nuflare Technology Inc 露光用マスクの製造方法

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