JPH1114933A - ガルバノミラーおよびこれを用いた光ディスク装置 - Google Patents

ガルバノミラーおよびこれを用いた光ディスク装置

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JPH1114933A
JPH1114933A JP9167676A JP16767697A JPH1114933A JP H1114933 A JPH1114933 A JP H1114933A JP 9167676 A JP9167676 A JP 9167676A JP 16767697 A JP16767697 A JP 16767697A JP H1114933 A JPH1114933 A JP H1114933A
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JP
Japan
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oscillating
oscillating portion
galvanomirror
pair
optical
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Application number
JP9167676A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Uchimaru
丸 清 隆 内
Isao Hoshino
野 功 星
Minoru Yonezawa
澤 実 米
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により安定な制御を実現できるガ
ルバノミラーにより外力が加えられても充分な耐性を有
する薄型の光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 ガルバノミラー9Aは、表面に反射ミラ
ー24を有する揺動部23の周囲に固定部22を配置
し、揺動部23の外周の対向する任意の2点を一対の弾
性部25a,25bにより固定部22に吊設支持すると
共に、揺動部23の裏面に弾性部25a,25bと連続
させて凸部26を形成いている。また、揺動部23の裏
面およびこれに対向する面37のいずれか一方に、前記
一対の弾性部25a,25bを結ぶ直線を少なくとも横
切る部分を含む凹部34を形成してもよい。また、揺動
部23の表面に反射ミラーの代わりにHOE56を形成
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を所定の
方向に反射するガルバノミラーおよびこれを用いた光デ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトディスク(CD)やレ
ーザディスク(LD)に代表されるように、レーザ光を
用いて情報の記録再生を行なう光ディスク装置が広く普
及している。また、最近では、この光ディスク装置はコ
ンピュータの外部記録装置として利用されるようになっ
ている。このような光ディスク装置の普及に伴い、情報
の記録再生を高速で行なえるように、光学系を搭載した
光学ヘッドを高速で駆動できる技術が要求されるように
なっている。
【0003】この光学ヘッドの高速移動の要求に対し、
光の向きを変えるガルバノミラーをシリコンにより形成
して小型化し、これを光学ヘッドに搭載して光学ヘッド
の質量をできるだけ小さくすることにより素速いシーク
を実現する方式が提案されている。
【0004】以下、このガルバノミラーおよびこれを用
いた光ディスク装置の一例を図13から図17を参照し
て説明する。なお、図13から図17においては、説明
の便宜のために図中にX,Y,Z軸が付記されている。
【0005】図13において、情報の記録再生に用いら
れるディスク1は、図示しないベースに固定されたスピ
ンドルモータ2に対してマグネットチャック等のチャッ
キング手段により保持されており、記録再生時にはこの
スピンドルモータ2によって安定に回転駆動される。な
お、本明細書においては、ディスク1は、例えば光ディ
スク、光磁気ディスク等の光スポットにより情報の記録
再生を行なうディスク状の全ての情報記録媒体をいうも
のとする。
【0006】前記ディスク1に照射するためのレーザ光
を発生させる半導体レーザ3は、図16に示すように、
フォトディテクタ4とホログラム光学素子(以下、HO
E―Holographic Optical Element ―と略記する)5等
と共に光学ユニット6を構成している。光学ユニット6
は、図13に示すように光学ヘッド7の下部に固定され
ている。なお、光学ユニット6の底面には放熱性を高め
る目的で複数の凹凸6aが形成されている。
【0007】半導体レーザ3より発せられたレーザ光
は、ガラス面に形成されたHOE5を通過し、HOE5
の反対面に固定されたプリズム8で90°向きを変えた
後、ガルバノミラー9で再び90°向きを変えて光学ヘ
ッド7の上部に配置された対物レンズ10に導かれる。
そして、この対物レンズ10よりディスク1の記録トラ
ック上にレーザ光を集光させて焦点を形成する。
【0008】また、ディスク1からの反射光は対物レン
ズ10に戻り、ガルバノミラー9、プリズム8を経由
し、図16に示すように、HOE5で向きを変えてフォ
トディテクタ4に戻される。フォトディテクタ4に取り
込まれた反射光から、記録情報信号、フォーカスオフセ
ット信号、トラックオフセット信号等が生成される。そ
して、フォーカスオフセット信号を用いることにより対
物レンズ10のフォーカス方向の位置ズレが検出され、
この位置ズレを補正するようにフォーカスコイル11に
電流を流す制御動作を行なう。また、トラックオフセッ
ト信号を用いることにより対物レンズ10のトラック方
向の位置ズレが検出され、この位置ズレを補正するよう
にリニアモータコイル12とガルバノミラー9に電圧を
加えて制御動作を行なう。このようにしてディスク1の
記録トラック上に情報が記録され、またディスク1の記
録トラック上から情報が読み取られる。
【0009】対物レンズ10は、図13に示すように、
プラスチックマグネットで形成された対物レンズホルダ
13に保持されている。また、平行板バネ14の一端が
対物レンズホルダ13に固定され、平行板バネ14の他
端は光学ヘッド7に固定されることにより、対物レンズ
10はその光軸方向に移動可能に支持されている。プラ
スチックマグネットからなる対物レンズホルダ13と、
光学ヘッド7に巻装固定されたフォーカスコイル11に
流れる電流との間に電磁作用が作用し、対物レンズ10
にフォーカス駆動力を発生させる。
【0010】リニアモータコイル12は筒状に形成され
ており、光学ヘッド7の両側面に各1個が固定されてい
る。光学ヘッド7のリニアモータコイル12を挟んで両
側には、計4個の滑り軸受15が形成されている。この
滑り軸受け15は、図14,図15に示すように、ディ
スク1の径方向(X軸方向)に延設された2本のガイド
シャフト16とそれぞれ係合している。これにより、光
学ヘッド7はディスク1の半径方向に移動できるように
支持されている。
【0011】ガイドシャフト16は磁性体で形成されて
おり、磁気回路のヨークとしての役割も果たしている。
図14に示すように、ガイドシャフト16の両端にはコ
字形のバックヨーク17が固定されている。また、磁気
ギャップを挟んでリニアモータコイル12と対向する位
置にはラジアル磁石18が配置され、バックヨーク17
に固定されている。これらガイドシャフト16、バック
ヨーク17、ラジアル磁石18がラジアル磁気回路19
を形成しており、リニアモータコイル12に磁界を作用
させ、リニアモータコイル12に流れる電流との電磁作
用により、光学ヘッド7にディスク1の半径方向への駆
動力を発生させている。
【0012】上記構成において、図17を参照しながら
従来のガルバノミラー90の構成について説明する。図
17において、ガルバノミラー90は第1のプレート9
1,第2のプレート96,第3のプレート98を接合し
て構成されている。第1のプレート91は、枠部材92
に一対の弾性部93を介してシリコン等の半導体よりな
る揺動部94を接続配置しており、揺動部94には反射
ミラー95が形成されている。
【0013】第1のプレート91の上下には、第2及び
第3のプレート96,98がそれぞれ電気絶縁された状
態に接合されている。第2,第3のプレート96,98
の揺動部94と対向する各部位には、それぞれ対象な位
置で電極97a,97bと電極99a,99bが設けら
れている。このような構成において揺動部94を+極
(または−極)に帯電させ、また電極97b,99aを
−極(または+極)、電極97a,99bを+極(また
は−極)にそれぞれ帯電させると、一対の弾性部93の
ねじれ変形を伴いながら揺動部94が回転(揺動)され
る。
【0014】光学ヘッド7の内部で、ガルバノミラー9
は、半導体レーザ3と対物レンズ10の中間に配置され
ており、しかも半導体レーザ3から出光されたレーザ光
は対物レンズ10に向かって拡大していくように設定さ
れている。
【0015】これにより、対物レンズ10に入射する前
の光の直径に比べて、ガルバノミラー9の反射ミラー9
5を小さくすることができる。
【0016】このような配置を有する光学系により構成
された光学ヘッドは、一般に有限光学系ヘッドと呼ばれ
ており、半導体レーザから出光された光が対物レンズに
達する前にコリメートレンズで平行光にする無限光学系
ヘッドと区別している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】コイルに流れる電流と
この電流により発生させられる磁束の作用・反作用によ
り物体を運動させるアクチュエータにおいては、コイル
に+方向と−方向の電流を流すことにより、逆転する力
が得られるので、通常1つのアクチュエータ用のアンプ
は1つあれば充分である。
【0018】これに対して、電極と揺動部とに作用する
クーロン力で、揺動部を運動させる上記従来のガルバノ
ミラーの場合、クーロン力では引力しか発生しないた
め、複数の電極を用いて、反対側から引くことにより逆
方向の力を発生させる必要がある。このようなクーロン
力により揺動部を駆動するアクチュエータにおいては、
例えば、電極97a,99bを帯電させて揺動部94を
一方向に回転させた状態から、この逆方向に揺動部94
を回転させようとすれば、電極97a,99bとは別の
電極97b,99aを帯電させて、このクーロン力によ
り揺動部94にトルクを加えるしかない。
【0019】したがって、上記従来のガルバノミラーの
アクチュエータにおいては、異なる極性の複数の電極を
必要とするが、複数の電極を用いるということは、必ず
複数の出力、つまり増幅器(アンプ)が必要になる。よ
って、これら複数のアンプのオフセットや増幅率のバラ
ツキにより、揺動部94においては、揺動部94に取り
付けられた反射ミラー95の反射面に対して垂直方向に
力が加えられることになる。
【0020】また、上記従来のガルバノミラーにおいて
は4個の電極を用いているが、電極を4つも設けると、
反射ミラー95に対し揺動部94を大きくする必要があ
り、揺動部94の駆動感度の低下を招いていた。
【0021】また、電極99a,99bだけで揺動部9
4を駆動しようとすると、バイアス電圧を電極99a,
99bにかけて揺動部94を第3のプレート98側に引
きつけて、駆動入力に対して前記電圧のバランスを変え
て揺動部94に回転トルクを与えるように構成してもよ
い。しかしながら、このような構成とした場合でも、前
記揺動部94を第3のプレート98に引きつける力が、
前記駆動入力により変化してしまい、安定した制御を行
なうことができないという問題があった。
【0022】従来のガルバノミラー90では、反射ミラ
ー95を有する揺動部94よりも弾性体93の厚みが薄
いか、もしくは同じ厚みであるので、揺動部94を反射
ミラー95の反射面と垂直方向に支持する剛性が低かっ
た。
【0023】また、有限光学系のヘッドでは、ガルバノ
ミラー90の反射ミラー95が反射面と垂直方向に移動
すると、半導体レーザ3と対物レンズ10の距離が変化
するため対物レンズ10によって集光されたビームスポ
ットの焦点位置が、フォーカス方向に移動してしまうと
ともに、対物レンズに入射する光の位置にもオフセット
が発生するため、前記ビームスポットがディスク1のト
ラッキング方向にも移動してしまう。
【0024】したがって、従来のガルバノミラーでは、
揺動部94を反射ミラー95の反射面と垂直方向に支持
する剛性が低いため、揺動部94を回転させると、揺動
部94が反射ミラー95の反射面と垂直方向に振動して
しまい、これにより、安定な制御を実現することが困難
であった。
【0025】また、光ヘッド7を有する光ディスク装置
そのものに、外力が加わったとき、揺動部94を反射ミ
ラー95の反射面と垂直方向に支持する剛性が低いと、
揺動部94が反射ミラー95の反射面と垂直方向に振動
しやすく、これにより、外乱に対する耐性を確保するこ
とが困難であった。
【0026】揺動部94が反射ミラー95の反射面と垂
直方向に振動したとき、対物レンズ10により集光され
たビームスポットの焦点位置がフォーカス方向に移動せ
ず、しかも、前記ビームスポットがディスク1のトラッ
キング方向にも移動しないようにするため、光学ヘッド
7を無限光学系により構成することが考えられる。しか
しながら、光学ヘッド7を無限光学系にするためには、
コリメートレンズなどが新たに必要になりコストの上昇
を招くばかりか、対物レンズ10に入射する前の光の直
径に比べて、ガルバノミラー90の反射面95を小さく
することができるという有限光学系の利点である構成に
することができないので、光ディスク装置の薄型化を阻
害していた。
【0027】そこで本発明は、簡単な構成により安定な
制御を実現することが可能なガルバノミラー、および外
力が加えられても充分な耐性を有する薄型の光ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係るガルバノミラーは、表面に反射ミラ
ーを有する揺動部と、この揺動部の周囲に配置される固
定部と、前記揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の
弾性部と、前記揺動部の裏面に前記弾性部と連続して形
成された凸部と、を備えることを特徴としている。
【0029】また、請求項2に係るガルバノミラーは表
面に反射ミラーを有する揺動部と、この揺動部の周囲に
配置される固定部と、前記揺動部を前記固定部に吊設支
持する一対の弾性部と、前記揺動部の裏面およびこれに
対向する前記固定部の面のいずれか一方に形成されると
共に、前記一対の弾性部を結ぶ直線を少なくとも横切る
部分を含む凹部と、を備えることを特徴としている。
【0030】また、請求項3に係るガルバノミラーは、
ホログラフィック光学素子が表面に形成された備えた揺
動部と、この揺動部の周囲に配置される固定部と、前記
揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性部と、を
備えることを特徴とする。
【0031】また、請求項4に係るガルバノミラーは表
面の一部に反射ミラーが形成され、この反射ミラーが形
成されていない部分に所定形状の穴部を有する揺動部
と、この揺動部の周囲に配置される固定部と、前記揺動
部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性部と、を備え
ることを特徴とする。
【0032】また、請求項5に係るガルバノミラーは、
請求項4に記載のものにおいて、前記所定形状の穴部
は、楕円形状の揺動部の中心に穿設されていることを特
徴とする。
【0033】また、請求項6に係るガルバノミラーは、
請求項4に記載のものにおいて、前記反射ミラーは楕円
形状の揺動部の略中心に形成され、前記所定形状の穴部
は前記反射ミラーを囲むように複数穿設されていること
を特徴とする。
【0034】請求項7に係る光ディスク装置は、光源
と、この光源より出射されるレーザ光を光ディスクの情
報記録面に収束させて光スポットを形成する対物レンズ
と、前記光源と前記対物レンズとの間に設けられ、表面
に反射ミラーが形成された揺動部,この揺動部の周囲に
位置する固定部,前記揺動部の外周を前記固定部に吊設
支持する一対の弾性部,前記揺動部の裏面に前記弾性部
と連続して形成された凸部,を具備するガルバノミラー
と、を備え、前記一対の弾性部を結ぶ直線が、前記光デ
ィスクの情報記録トラックと前記対物レンズの光軸を含
む平面に含まれるとともに、前記情報記録面に対して交
点を有することを特徴としている。
【0035】請求項8に係る光ディスク装置は、光ディ
スクを回転させる回転駆動手段と、前記光ディスクを前
記回転駆動手段に着脱可能に固定する固定手段と、光源
と前記対物レンズとの間に設けられ、表面に反射ミラー
が形成された揺動部,この揺動部の周囲に位置する固定
部,前記揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性
部,前記揺動部の裏面に前記弾性部と連続して形成され
た凸部,を具備するガルバノミラーと、前記ガルバノミ
ラーを含む光ヘッドを前記光ディスクの半径方向に移動
可能に支持する送り機構と、前記固定手段に前記光ディ
スクの情報記録トラックの中心と、前記回転駆動手段の
回転中心との間を調整する自動調芯機構と、を備えるこ
とを特徴としている。
【0036】以上のような本発明によれば、揺動部の質
量に比べて、揺動部と反射ミラーの反射面と垂直方向に
支持する剛性が高いので、揺動部が反射ミラーの反射面
と垂直方向に振動し難くく、これにより、簡単な構成
で、外乱に対する耐性が高いガルバノミラーを実現でき
る。
【0037】また、ガルバノミラーと光ヘッドの送り機
構と自動調芯装置を組み合わせることで、装置に加わる
外乱に対して、十分な耐性を有する光ディスク装置が実
現する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係るガルバノミラーおよびこれを用いた光ディスク装
置の好適な実施形態を説明する。本発明に係るガルバノ
ミラーが取り付けられる光学ヘッドの構成は、図13か
ら図16を用いて従来の装置において説明した構成と全
く同様であるため重複説明を省略する。本発明に特有の
構成は図13におけるガルバノミラー9を図1に示すよ
うな構成のガルバノミラー9Aとした点である。
【0039】図13において、光学ヘッド7の内部で、
ガルバノミラー9は、半導体レーザ3と対物レンズ10
の中間に配置されており、しかも半導体レーザ3から出
光されたレーザ光は対物レンズ10に向かい拡大するよ
うに設定されている。これにより、対物レンズ10に入
射する前の光の直径に比べて、ガルバノミラー9のミラ
ー面を小さくすることができ、結果として、光学ヘッド
7を薄型に形成することができる。
【0040】このような有限光学系のヘッドは、構成が
簡単で、光ディスク装置の薄型化に適しているが、ガル
バノミラー9の反射ミラーがミラー面と垂直方向に移動
すると、半導体レーザ3と対物レンズ10の距離が変化
するため対物レンズ10によって集光されたビームスポ
ットの焦点位置が、フォーカス方向に移動してしまうと
共に、対物レンズに入射する光の位置にもオフセットが
発生するため、前記ビームスポットがディスク1のトラ
ッキング方向にも移動してしまう欠点も有している。
【0041】このような欠点を補完するため、図1に示
すようなガルバノミラー9Aが、対物レンズの下側に設
けられている。ガルバノミラー9Aは、図1に示すよう
に、第1のプレート20、第2のプレート30の2つの
プレートが積層された構造となっている。第1のプレー
ト20は、図2に示されるように、ガード部21,固定
部22,揺動部23,一対の弾性部25a,25bから
構成されている。
【0042】固定部22は、第2のプレート30に接合
されることによって第1のプレート20全体を固定保持
している。揺動部23は、第1のプレート20のガード
部21,固定部22に包囲されるように形成されてお
り、その表面には半導体レーザ3からのレーザ光を反射
するミラー面24が、鏡面加工などによって一体形成さ
れている。さらに、ミラー面24は、揺動部23の表面
に、金属薄膜や誘電体多層膜等を蒸着して形成される。
第1のプレート20、第2のプレート30を例えばシリ
コンウェハ等から形成するため、揺動部23は50から
500μm程度の厚さを有している。
【0043】弾性部25a,25bは、その一端が揺動
部23に、他端が固定部22にそれぞれ接続されること
により、揺動部23と固定部22とを連結して吊設支持
している。ここで、揺動部23の質量の重心は、一対の
弾性部25a,25bを結ぶ線上の丁度中間となるよう
に構成されている。揺動部23のミラー面24の裏側に
は、弾性部25a,25bと同じ厚さの凸部26が一対
の揺動部23を連絡する梁のように設けられている。
【0044】換言すると、凸部26を形成するため固定
部22、弾性部25a,25b、揺動部23をミラー面
24側からエッチングする前に、揺動部23はミラー面
24の反対側から予めエッチングされている。その際、
図2に示すように、凸部26の横幅t1 が、弾性部25
a,25bの横幅よりも広いことにより、上記エッチン
グを第1のプレート20のミラー面24側とその反対側
の両側から行なうときの誤差によって、凸部26と弾性
部25a,25bとが連続しなくなってしまう可能性を
低減させている。
【0045】このように、揺動部23が裏面に凸部26
を有し、凸部26が弾性部25a,25bと連続してい
ると、揺動部23の弾性部25a,25b回りの慣性モ
ーメントを増加させないで、弾性部25a,25bの厚
みを確保することができる。さらに、凸部26に弾性体
25a,25bが引っ張り圧縮力を伝えることができる
ので、揺動部23を反射ミラー24と垂直な方向に振動
させる力に対して、剛性が高くなるばかりか、揺動部2
3の慣性質量が低減するため、揺動部23が反射ミラー
24と垂直な方向に振動するモードの共振周波数を引き
上げ、外乱によるミラー面24の垂直方向の振動を低減
することができる。
【0046】なお、凸部26は揺動部23のミラー面2
4の裏側の面上で、必ずしも連続している必要はない。
また、第1のプレート20を構成する固定部24、揺動
部23、一対の弾性部25a,25bの形状は、反応性
イオンエッチング(以下、RIE―Reactive Ion Etchi
ng―と略記する。)により形成されている。
【0047】一方、第2のプレート30は、例えばガラ
ス板等の電気的絶縁材料で形成されるか、あるいは表面
に電気的絶縁材料(または酸化膜)がコーティングされ
たシリコンで形成されており、第1のプレート20の固
定部22に対して静電接合、拡散接合、陽極酸化接合、
水ガラスを介した接合等のいずれかの方法で接合されて
いる。また、図3に示すように、第2のプレート30上
の揺動部23と対向する部位には、電極31a,31b
が形成され、この電極31a,31bには端子32a,
32bが接続されている。さらに、第2のプレート20
には、揺動部23の中央部と周縁の対向する2点をそれ
ぞれ2対1程度に分ける点、33a,33bを中心に、
揺動部23の外周に向かって、放射状および環状に形成
された凹部34が形成されている。これらの凹部34の
深さは、例えば10ミクロンから300ミクロンの範囲
に設定される。
【0048】図1に示すように、凹部34を揺動部23
の第2のプレート30に対向する部分から、第2のプレ
ート30上で揺動部23と対向しない部分まで連続させ
るとともに、さらに、一部の凹部31を弾性部25a,
25bに対向する第2のプレート22上の直線と交差す
るように連続させると、揺動部23の揺動によって発生
する正圧および負圧を大気中に放出して、正圧と負圧を
相殺する。
【0049】これにより、揺動部23の揺動により発生
する圧力が低減され、結果として、揺動部23が揺動の
際に受ける抵抗力を低減し、同じ駆動力に対する揺動部
23の偏角を大きくでき、駆動感度を向上させることが
できる。揺動部23が弾性部25a,25bを中心軸と
して回転すると、例えば点33aに発生する圧力が正圧
であるとすると、点33bに発生する圧力は負圧にな
る。また、揺動部23を反射ミラー24の垂直方向に移
動させるときに発生する圧力は、例えば点33aに発生
する圧力が正であるとすると、点33bに発生する圧力
も正になる。
【0050】そこで、前述のように、一部の凹部34を
弾性部25a,25bに対向する第2のプレート30上
の直線と交差するように連続させると、点33a,33
bの間に圧力抜けの流路が形成されるので、揺動部23
を回転させるときに発生する圧力は低下させられるが、
揺動部23を反射ミラー24の垂直方向に移動させると
きに発生する圧力は、点33a,33bの間に流れが発
生しないので、低下することはない。
【0051】したがって、揺動部23を弾性部25a,
25b回りに回転させるときには抵抗力が小さく、揺動
部23を反射ミラー24の垂直方向に移動させるときに
は、空気の圧力により高い抵抗力を発生する。よって、
ガルバノミラー9Aは高い駆動感度を維持するととも
に、装置に加わる外力により、揺動部23が反射ミラー
24の垂直方向には移動され難い構成となっている。
【0052】また、第2のプレート30には凸部35,
36が形成されている。これは、換言すると、電極31
a,31bが形成されている面37は、ウェハからなる
第2のプレート30をエッチングすることにより凸部3
5,36の上面から掘り下げられている。前述のよう
に、固定部21,22は第2のプレート30に接合され
ることにより第1のプレート20全体を固定保持してい
るが、第1,第2のプレート20,30は、固定部21
と凸部35,固定部22と凸部36とをそれぞれ介して
接合される。
【0053】また、凸部36は、固定部22に比べて、
揺動部23の反射面と垂直な方向から見たときの面積が
小さくなっている。さらに、凸部36には凸部35の内
部から第2のプレート30の端部に向かって、切欠き溝
38が形成されている。凸部36を固定部22より小さ
くし、凹部38を設けることにより、例えば、前述のミ
ラー面24を金属の蒸着により形成する際に、揺動部2
3のみを穴のあいたマスクで囲み、揺動部23だけに金
属を蒸着する必要が無い。
【0054】つまり、マスクを使用しないでプレート全
体に金属を蒸着しても、固定部22よりも凸部36が小
さいので、揺動部23と電極31a,31bがショート
することが無く、さらに固定部22の周囲において、弾
性体25a,25bの下の第2のプレート30上には金
属は蒸着されず、さらに切欠き溝38により、固定部2
2の外側でも第2プレート30が分離されているので、
電極に31a,31bが電気的に短絡することが無い。
これにより、マスクをプレートと位置合わせする必要が
無くなり、工数を低減することができる。
【0055】また、電極31a,31bはそれぞれ、端
子32a,32bにより電気的に接続されている。そし
て、外部より端子32a,32bに電圧を印加すること
により電極31a,31bに電圧を印加することができ
るようになっている。
【0056】一方、固定部22の表面には端子27a,
27bが形成されている。これら端子27a,27bは
接地レベルに接続されることにより、揺動部23は常に
接地レベルに接続されている。そのため、チリ等の浮遊
物が揺動部23上の反射ミラー24に吸着してしまう危
険性が大幅に低下し、ガルバノミラー9Aの性能が長期
間維持される。ただし、電極31a,31bと端子32
a,32bは第1のプレート20側とは電気的に接続さ
れないように設計されている。
【0057】具体的には、電極31a,31bと第1の
プレート20には、前記凸部36によって1ミクロンか
ら20ミクロン程度の隙間が形成されるようになってい
る。また、電極31a,31bを形成する面37上で、
電極31a,31bを形成した面とその周囲の一部だけ
を、図3の上方に形成するようにし、揺動部23の凸部
26と面37の隙間と、揺動部23の凸部26以外の面
と電極31a,31bの隙間を独立に調整できるように
構成してもかまわない。なお、第1のプレート20と第
2のプレート30の材料は、ほぼ同じ熱膨張係数を有す
るものが選択されていることが好ましい。
【0058】上記構成の第1実施形態に係るガルバノミ
ラー9Aは、光学ヘッド7の一部に設けられた端子と、
ガルバノミラー9Aに設けられた端子35a,35b,
36a,36bとが半田などにより電気的に接続され、
また機械的にも強固に接続されている。
【0059】次に、第1実施形態に係るガルバノミラー
9Aの具体的な動作について説明する。まず、端子32
a,32bに初期電位を与えることにより、接地レベル
との間に電位差を生じさせ、電位が接地レベルである揺
動部23と電極31a,31bがクーロン力により引き
合うようにする。ここで、端子32aと端子32bに印
加される電圧を変化させると、揺動部23と電極31a
と電極31bとが引き合う力が変化して偶力が作用する
ので、2枚の弾性部25a,25bが捻れ変形を起こ
し、揺動部23は図1におけるY軸回りに回転する。
【0060】揺動部23が図1のY軸回りに回転する
と、半導体レーザ3から図中Z方向に出光し、プリズム
8で90°曲げられて図中X方向に進行した光は、ガル
バノミラー9Aで図中Y軸回りに回転させられるので、
ディスク1上でビームスポットがディスク1のトラッキ
ング方向に移動することになる。コイルに流れる電流と
磁束の作用・反作用により物体を運動させるアクチュエ
ータにおいては、電流をコイルに正電位(+)方向また
は負電位(−)方向に流すことにより、逆転する力が得
られので、通常1つのアクチュエータにアンプは1つし
か用いない。
【0061】これに対して、電極と揺動部に作用するク
ーロン力で、揺動体を運動させる場合、クーロン力では
引力しか発生しないため、複数の電極を用いて、反対側
から引くことにより逆方向の力を発生させる必要があ
る。クーロン力により揺動部23を駆動する本発明のア
クチュエータにおいては、例えば、電極31aを帯電さ
せて揺動部23を回転させた状態から、この逆方向に揺
動部23を高速で回転させようとすれば、電極31bを
帯電させてクーロン力により揺動部23にトルクを加え
るしかない。したがって、前記アクチュエータにおいて
は、必ず複数の電極を必要とし、ディスク1のトラッキ
ングエラー信号から得られた1つの制御入力を、何らか
の方法により、接地レベルに対する端子32a,32b
に加える電圧として振り分ける必要があるが、通常は各
端子毎にオペアンプを接続して各端子の電位を調整す
る。
【0062】しかし、オペアンプや抵抗のバラツキがな
くとも、電極31a,31bが揺動部23を第2のプレ
ート30方向に引く力が変化する。また、仮に上記のよ
うなバラツキがなくとも、以下の原理により揺動部23
には第2のプレート30方向に変動する力が加わる。
【0063】揺動部23と電極31a,31bのあいだ
に介在する媒質(通常は空気)の誘電率をε、電極31
a,31bの面積をS、揺動部23と電極31a,31
bの距離をd、電極31a,31bに加える初期電位を
Vo 、トラッキングオフセット信号から送出された電極
31a,31bに差分電圧として加える制御入力量を△
V、電極31a,31bの作用位置の、一対の弾性部2
5a,25bを結ぶ直線を第2のプレート30に投影し
た直線との距離をr、とすると、揺動部23に働くトル
クTと、揺動部23を第2のプレート30方向に引きつ
ける力Fは、下式(1)(2)のようになる。 T=2・ε・S・Vo ・△V・r/d2 …… (1) F=ε・S・(Vo2+△V2)/d2 …… (2) 力Fを算出する式(2)の右辺には、制御入力量△Vが
存在するので、力Fは制御入力量△Vの変動により変化
し、揺動部23は制御入力により第2のプレート30方
向に変動する力をかけられることになる。
【0064】前述のように、このような構成のガルバノ
ミラー9Aによれば、揺動部23が凸部26を有し、し
かも凸部26が弾性部25a,25bと連続しているの
で、揺動部23の弾性部25a,25b回りの慣性モー
メントを増加させることがなく、弾性部25a,25b
の厚みを確保することができ、しかも凸部26に弾性部
25a,25bが引っ張り力および圧縮力を伝えること
ができるので、揺動部23を反射ミラー24と垂直な方
向に振動させる力に対して、剛性が高くなる。そればか
りでなく、揺動部23の慣性質量が低減するため、揺動
部23が反射ミラー24と垂直な方向に振動するモード
の共振周波数を引き上げ、外乱によるミラー面の垂直方
向の振動を低減することができる。したがって、揺動部
23に第2のプレート30方向に変動する力が加えられ
ても、その振幅を低減させることができる。
【0065】また、リニアモータコイル12により光学
ヘッド7が図中X方向に高速で移動しても、対物レンズ
10を図中Z方向に高速で移動させることにより、光学
ヘッド7に接合されたフォーカスコイル11が反作用に
よる力を受けても、光ディスク装置に外力が作用するこ
とにより、光学ヘッド7に力が作用しても、これらの外
乱によるミラー面の垂直方向の振動が少ない。
【0066】その結果、光学ヘッド7が半導体レーザ3
から対物レンズ10に向かってレーザ光が拡大する有限
光学系であっても、半導体レーザ3と対物レンズ10の
距離が変化し難いため対物レンズ10によって集光され
たビームスポットの焦点位置が、フォーカス方向にずれ
難いとともに、対物レンズに入射する光の位置にもオフ
セットが発生し難いため、前記ビームスポットがディス
ク1のトラッキング方向にも移動し難い。したがって、
構成が簡単で、光ディスク装置の薄型化に適した構成で
ありながら、外乱に強く、安定した制御を実現すること
ができる。
【0067】また、静電力を利用して駆動力を発生する
構成であるため、消費電力を少なくすることができ、光
学ヘッド7に搭載される光学ユニット6や対物レンズ1
0などに与える熱的悪影響を極力回避することができ
る。また、第1のプレート20と第2のプレート30は
反射ミラー24の反射面と平行な平面を(1,0,0)
面となるようにすれば、第1のプレート20と第2のプ
レート30を構成するウェハとして、最も市場流通量の
多い(1,0,0)ウェハをそれぞれ用いることができ
る。
【0068】次に、本発明の第2実施形態に係るガルバ
ノミラーおよびこれを用いた光ディスク装置について説
明する。なお、以下の各実施形態の説明においては、前
述の第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付して
重複する説明を省略する。
【0069】本第2実施形態が第1実施形態と異なる点
は、図3における凹部34の断面形状にある。すなわ
ち、第1実施形態における凹部34は、図4の(a)に
概略を断面表示するように、面37より所定の深さの単
純な溝状に形成されている。これに対して、第2実施形
態においては、図4の(b)に示すように、第2のプレ
ート30における面37の裏面より空隙部状の凹部39
が形成されている。
【0070】具体的には、第1実施形態の凹部34が、
例えば図4(a)のように、第2のプレート30に、例
えば10ミクロンから200ミクロンの深さだけエッチ
ングすることにより形成されているとすると、第2実施
形態においては、凹部34が揺動部23と対向する面か
らエッチングされているとすると、この反対側、つまり
第2のプレート30の揺動部23と対向していない側か
ら凹部39をエッチングし、両者を第2のプレート30
の内部で連続させている。
【0071】また、凹部39のエッチングは、第2のプ
レート30の厚みから凹部39の深さを除いた長い深さ
にわたって行なうエッチングであるので、水酸化カリウ
ムなどによる異方性エッチングが適している。第2実施
形態では、凹部51と複数の凹部50が連続している
が、1個の凹部34に対し、1個の凹部39を設けても
かまわない。
【0072】上記のように、凹部34が凹部39により
大気中に解放されていると、凹部34の圧力低減効果が
増大し、揺動部23を駆動する際の抵抗力が低減するこ
とにより、揺動部23の駆動感度が大きくなる。その結
果、トラッキング方向のみには、トラッキング方向の駆
動感度の大きさにより、対物レンズに入射する光の位置
のオフセットによる、前記ビームスポットがディスク1
のトラッキング方向にずれることによる影響を低減する
ことができる。
【0073】次に、本発明の第3実施形態に係るガルバ
ノミラーを用いた集積光学装置を説明する。この第3実
施形態に係る集積光学装置は、図5に示すX,Y,Z軸
が、図13から図16に示すX,Y,Z軸と一致するよ
うに配置されている。第3実施形態が第1実施形態と異
なる点は、特に、ガルバノミラー40をHOE5よりも
半導体レーザ3の近くに配置し、図13の光学ユニット
6を集積光学装置41として再構成した点である。
【0074】集積光学装置41は、フォトディテクタ4
を形成したシリコンプレート42をエッチングし、底面
が2段に形成された凹部43を有する。凹部43の上段
底面44に半導体レーザ3を貼り付け、凹部43の下段
底面45と、フォトディテクタ4が設けられた面と45
度の角度をなす面46との交線に、ガルバノミラー40
の第2のプレート30の底面の端が一致するように接合
して形成している。
【0075】また、第1実施形態でガルバノミラー9A
が配置されていた場所には、図中X方向に進行してくる
光を図中Z方向に90°折り曲げるために、ガラス板に
よる立ち上げミラーが配置されている。
【0076】半導体レーザ3を出光したレーザ光はガル
バノミラー40の揺動部23の回転により図中Y軸回り
に回転するが、光ビームがY軸回りに回転することによ
り、プリズム8、立ち上げミラー24で90°曲げら
れ、図中Z方向に進行する光は図中Y軸回りに回転させ
られ、ディスク1上で対物レンズ10により集光された
ビームスポットがディスク1のトラッキング方向に移動
することになる。
【0077】ガルバノミラー40は、半導体レーザ3に
近接させて配置することにより、揺動部23を非常に小
さく形成できるが、逆に、揺動部23が小さくなると、
揺動部23を変形させる力に対する剛性を十分に確保す
ることができるので、揺動部23の厚みは薄くても良い
ことになる。
【0078】揺動部23は、図6に示すように、スパッ
タ装置、気相成長装置、液相成長装置等の薄膜形成装置
により形成するので、揺動部23の厚さは、例えば0.
1ミクロンから10ミクロン程度に限定される。
【0079】次に、第3実施形態に係るガルバノミラー
40の製造方法について説明する。図6(a)に示すよ
うに、ガルバノミラー40の第2のプレート30を形成
するガラスなどの不導体または表面に窒化シリコン等の
絶縁膜を形成したシリコンなどの半導体もしくは金属な
どの導体からなるウェハ50を用意し、このウェハ50
に、図6(b)に示すように、駆動電極31a,31b
を形成する。この際、第1実施形態と同じように凹部3
4を形成してもよい。
【0080】次に、図6(c)に示すように、例えば窒
化シリコン等の犠牲層51を全面に形成し、さらに図6
(d)に示すように、ポリイミド等からなる犠牲層52
をやはり全面に形成し、図6(e)に示すように、犠牲
層52の表面を研磨して平坦化する。
【0081】さらに、図6(f)に示すように、犠牲層
52に、ガルバノミラー40の反射面24と垂直な方向
からみて、凸部26の幅t1と同じ幅で、弾性部25
a,25bの端から端までの長さで犠牲層52をエッチ
ングして溝53を形成し、さらに固定部21,22にあ
たる部分を、犠牲層51,52ともにエッチングする。
なお、図6においては、固定部21,22に相当する部
分については図示されていない。この際、固定部24に
あたる部分のエッチングは、犠牲層52のエッチングだ
けでも良い。
【0082】次に、図6(g)に示すように、揺動部2
3の材料となる、例えば金属やシリコン、誘電体等から
なる薄膜54を、スパッタ装置、気相成長装置、液相成
長装置等の薄膜形成装置により形成する。この薄膜54
は、図6(h)に示すように研磨されて平坦化される。
次に、図6(i)に示すように、揺動部23,固定部2
1,22,弾性部25a,25b等をRIE等によるド
ライエッチングにより形成する。
【0083】さらに、図6(j)に示すように、犠牲層
52を除去し、また、図6(k)に示すように、ウェハ
50を切断・分離(ダイシング)することによりウェハ
50から個別の第2のプレート30に分離する。最後
に、図6(l)に示すように、犠牲層51を除去して、
ガルバノミラー40が完成する。
【0084】図6に示す製造工程は、順番を入れ替えて
行なってもかまわないが、ダイシングを行なう前に、犠
牲層51もしくは犠牲層52を完全に除去してしまう
と、切断時の振動により弾性部25a,25bが破損す
る恐れがあるので、揺動部23を少なくとも第1の犠牲
層51により第2のプレート30に接合した状態でダイ
シングを行なうのが好ましい。
【0085】このような構造のガルバノミラー60であ
っても、前述の第1実施形態と同様の効果を得ることが
できる。さらに、第1実施形態に対し、揺動部23を小
さく形成できるので、駆動感度を高くすることができ
る。また、同様に第1実施形態に対し、揺動部23を小
さくできるので、ウェハ50から第2のプレート30を
数多く形成することができ、コストを低減することがで
きる。
【0086】さらに、HOE5により、特別なガラス部
品を用いなくとも、半導体レーザ3とフォトディテクタ
4とともにガルバノミラー40を外部環境から隔絶する
ことができるので、ガルバノミラー40に湿度や、ゴミ
の影響が及ぶことが無く、しかもガラス部品の分だけコ
ストを低減させることができる。
【0087】また、本第3実施形態では、集積光学装置
41を1枚のシリコンプレート42から構成するように
記述したが、面44,45,46の位置を正確に形成す
るため、集積光学装置41を複数のプレートの張り合わ
せにより構成してもよい。
【0088】次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図7は本発明の第4実施形態に係るガルバノミラー55
を示す斜視図である。
【0089】この第4実施形態においては、ガルバノミ
ラー55の揺動部23の上にHOE56が形成されてい
る。揺動部23は、前述のようにシリコンなどで形成さ
れているので、ガラスよりもむしろエッチング時の形状
変形が少なく、ガラスよりも微細な溝57を形成するこ
とができ、ホログラム形状を精密に加工することができ
る。また、HOE5の分だけコストを低減することがで
きると共に、光学ヘッド7を軽量化することができ、こ
のため、リニアモーターコイル12が発生する力に対し
て光学ヘッド7を高加速度でディスク1のトラッキング
方向に追従させることができるので、光ディスク装置に
加わる外力に対して余裕を確保することができる。
【0090】次に、本発明の第5実施形態を説明する。
図8は本発明の第5実施形態に係るガルバノミラー60
の斜視図である。図8において、ガルバノミラー60の
揺動部23の周縁に複数の穴部62が設けられている。
揺動部23の穴部61が無い中央部には反射ミラー62
が形成されている。
【0091】穴部61のある揺動部23を形成すると、
揺動部23を駆動する電極31a,31bを相対的に大
きくすることができるが、揺動部23に穴部61を形成
することにより、揺動部23の慣性モーメントは大きく
増加することはない。これにより、揺動部23のトラッ
キング方向の駆動感度が向上するので、結果として、対
物レンズに入射する光の位置のオフセットにより前記ビ
ームスポットがディスク1のトラッキング方向にずれる
不具合を低減できる。
【0092】次に、本発明の第6実施形態を説明する。
図9は本発明の第6実施形態に係るガルバノミラー65
の斜視図である。図9において、ガルバノミラー65の
揺動部23の中央に穴部66が設けられている。穴部6
6に対向する第2のプレート30上と、穴部の側壁67
と、穴部の縁68には、反射防止膜69が塗布されてい
る。
【0093】揺動部23をこのように形成すると、対物
レンズ10に入射する高速の対物レンズ10の中央部に
ガルバノミラー65からの反射光が到達しないので、対
物レンズ10によりディスク1上に集光されるビームス
ポットを小さく形成することができる。これにより、少
なくともディスク1のトラッキング方向にもビームスポ
ットが小さくなるので、トラッキング方向に制御をかけ
る際に許容される誤差に対する余裕が拡大する。その結
果、前記ビームスポットがディスク1のトラッキング方
向にずれることによる影響を低減できる。
【0094】次に、図10から図12を用いて本発明の
第7実施形態を説明する。なお、図10から図12には
説明の便宜のためX,Y,Z軸を付記しているが、図1
3から図17と図5に示したX,Y,Z軸とは関係な
い。
【0095】第7実施形態に係る光ディスク装置70で
は、ディスク1を安定駆動する回転駆動手段としてのス
ピンドルモータ2に、ディスク1をクランプする磁性体
で形成される永久磁石が接合された固定手段としてのタ
ーンテーブル71を、ロータ72の回転中心からXY平
面内で自由に移動させ、ディスク1のトラック73に対
してロータ72の回転中心を位置させることが可能な自
動調芯装置を有する光ディスク装置としている。
【0096】ディスク1はターンテーブル71に安定的
にクランプされている。このクランプは、例えば、ター
ンテーブル71に固定された永久磁石74と、ディスク
1に固定された磁性体とによる磁気吸引力により行なわ
れる。ターンテーブル71には、例えば、樹脂や硬質ゴ
ム等の摩擦係数が比較的大きな板材を介して、ロータ7
2にコイルバネ75の引っ張り力により予圧力が与えら
れている。この引っ張り力は磁性体などにより与えても
よい。
【0097】ターンテーブル71、ロータ72の回りに
は、ヨーク76a,76bとコイル77a,77bから
なる磁気回路78a,78bが形成されており、コイル
77a,77bに通電することにより、磁性体で形成さ
れるか永久磁石が接合されたターンテーブル74を図の
Y方向のどちらにでも移動させることができる。
【0098】ロータ72の回転角度は駆動基盤79上に
形成されたホールセンサ80によりロータ72の内側に
貼り付けられた図示されない回転用の駆動磁石の磁性を
検出することにより得られる。なお、回転角度の検出
は、コイル77a,77bの電磁誘電により行なっても
かまわない。
【0099】自動調芯機構による自動調芯は、ロータ7
2を回転させることによってターンテーブル71とディ
スク1を回転させ、フォトディテクタ4により検出され
るトラッキングエラー信号からのトラッククロス数をカ
ウントするとともに、ホールセンサ80の信号を検出す
ることにより、ディスク1の偏芯量の絶対量と方向を算
出する演算回路81により検出する。
【0100】ロータ72を回転させて、ホールセンサ8
0によりロータ72の回転角度を検出しながら、コイル
77a,77bに通電することにより、ターンテーブル
71を、ディスク1の偏芯方向と反対方向に駆動し、偏
芯量が1ミクロン程度になるまでこの作業を続け、偏芯
量が所定の量以下になったら、コイル77a,77bに
通電するのをやめ、光学ヘッドを動作させる。
【0101】ディスク1とターンテーブル71、および
ターンテーブル71とロータ72には、光ディスク装置
70に定められた耐振動・衝撃の仕様の範囲内で、ずれ
が発生しない程度のクランプ力と予圧力とが与えられて
いる。また、上記クランプ力と予圧力は遠心クラッチ等
により、回転数の増加とともに増加する構成となってい
てもよい。
【0102】光ヘッド82は、第1実施形態と同じ光学
ユニット6を用いているが、半導体レーザ3からXY平
面内に出光されたレーザ光は、HOE5を通り、このレ
ーザ光に対して45°に傾いたガルバノミラー83によ
り、図中略Z方向に光が反射される。
【0103】ガルバノミラー9Bは、図12に示すよう
に、楕円の斜め方向に一対の弾性部25a,25bが形
成されている。この一対の弾性部25a,25bを結ぶ
直線は、トラック73の方向と対物レンズ10の光軸を
含む平面である図中YZ平面と、ガルバノミラー9Bの
反射面に平行な平面の交線と平行になるように形成され
ている。
【0104】この一対の弾性部25a,25bを結ぶ直
線は、半導体レーザ3から出光した光が、図中X方向に
進行してガルバノミラー9Bに照射される場合を除いて
必ずディスク1と交点を有する関係にある。
【0105】前記光がX方向に進行する場合には、前記
直線はY軸に平行になり、前記光がY方向に進行する場
合には、前記直線はYZ平面内に存在し、ディスク1の
再生もしくは記録・再生面と45°の角度をなす直線と
なる。
【0106】第2のプレート30上には電極31a,3
1bが設けられ、この電極31a,31bも、一対の弾
性部25a,25bを結ぶ直線に沿って分割されてい
る。電極31a,31bと連続した端子32a,32b
と接地レベルに接続された端子27a,27bに電圧を
かけ、端子32a,32bに印加される電圧に差をもた
せると、揺動部23は弾性部25a,25b回りに回転
する。この揺動部23の回転により、揺動部23に形成
された反射ミラー24が光を図中略Z方向に反射すと共
に、対物レンズ10がディスク1上に集光されたビーム
スポットを図10中のX方向であるトラッキング方向に
移動させることができる。
【0107】このように、対物レンズ10の下に光を導
く光路83を、図10中のトラッキング方向であるX方
向に対して傾けるようにして光ヘッド82を構成するこ
とにより、光ヘッド82をコンパクトにすることができ
る。また、図10に示すように、四角形形状である光デ
ィスク装置70の対角線方向にトラッキング方向を設定
することにより、光ディスク装置70をディスク1とほ
とんど寸法が変わらない、いわゆるジャケットサイズに
相当する小型にすることができる。
【0108】このとき、光学ヘッド82のトラッキング
送りは、ネジが切られて図示しないベースに回転自在に
支持された送り軸84と、送り軸84を回転させるベー
スに取り付けられた駆動モータ85と、ネジが切られて
おらずベースに固定された軸86と、送り軸84,86
にトラッキング方向に摺動自在に填める嵌合され、光学
ヘッド82と樹脂などで一体に成型された軸受87と、
送り軸84のネジの谷と摺動自在に嵌合し、光学ヘッド
82から図示しないバネなどで予圧力を受け、送り軸8
4に押しあてられた爪88の作用により行なわれる。
【0109】具体的には、光学ヘッド82は軸受87と
送り軸84、軸86によりトラッキング方向(X方向)
に移動自在に支持されているが、駆動モーター85が回
転することにより、送り軸84が回転し、トラッキング
方向の駆動力が爪88から光学ヘッド82に伝えられ
る。
【0110】上記構成の光ディスク装置70によれば、
対物レンズ10によってディスク1上に集光されるビー
ムスポットのトラッキング方向の制御において、予めデ
ィスク1の偏芯を自動調芯機構により1ミクロン程度に
低減するとともに、この1ミクロン程度の偏芯は静電気
により駆動されるガルバノミラー9Bが修正しているた
め消費電力が少ない。
【0111】光ディスク装置に衝撃等が加えられたと
き、図10中のX,Z方向に移動可能な2軸のアクチュ
エータによりディスク1の偏芯を取り除く一般的な機構
では、この2軸アクチュエータの振幅がトラッキング方
向に500ミクロン程度あるため、記録中に衝撃が加え
られると、数100トラックのデーターを破壊する恐れ
がある。
【0112】これに対して、本発明の光ディスク装置で
は、送り軸84と爪88の嵌合により光ヘッド82はト
ラッキング方向への移動が阻止され、ガルバノミラー9
Bは第1実施形態で説明したように、揺動部23と電極
31a,31bの隙間が1ミクロンから20ミクロン程
度なので、揺動部23の回転に起因して数100トラッ
クものデーターを破壊することはあり得ない。したがっ
て、簡単な構成により消費電力が少なく、装置に加わる
外力に対して十分な耐性を有する光ディスク装置を提供
することができる。
【0113】なお、本発明は上述した各実施形態および
変形例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できることは言うまでもな
い。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば簡
単な構成で、安定な制御を実現することが可能なガルバ
ノミラー、および装置に加わる外力に対して十分な耐性
を有する光ディスク装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るガルバノミラーを
示す斜視面図。
【図2】第1実施形態における第1のプレートの裏面を
示す斜視図。
【図3】第1実施形態における第2のプレートの表面を
示す斜視図。
【図4】(a)第1実施形態の第2のプレートの断面
図、および(b)第2実施形態の第2のプレートの断面
図。
【図5】本発明の第3実施形態に係るガルバノミラーを
含む集積光学装置の斜視図。
【図6】第3実施形態に係るガルバノミラーの製造工程
をそれぞれ示す断面図。
【図7】本発明の第4実施形態に係るガルバノミラーを
示す斜視図。
【図8】本発明の第5実施形態に係るガルバノミラーを
示す斜視図。
【図9】本発明の第6実施形態に係るガルバノミラーを
示す斜視図。
【図10】本発明の第7実施形態に係るガルバノミラー
を用いた光ディスク装置を示す平面図。
【図11】第7実施形態に用いられる自動調芯装置を示
す斜視図。
【図12】第7実施形態に適用されるガルバノミラーを
示す平面図。
【図13】本発明を含む一般的な光ディスク装置の内部
構造を示す断面図。
【図14】本発明を含む一般的な光学ヘッドを含む駆動
系を示す平面図。
【図15】本発明を含む一般的な光学ヘッドを示す断面
図。
【図16】本発明を含む一般的な光学ユニットを示す断
面図。
【図17】従来のガルバノミラーを示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 回転駆動手段(スピンドルモータ) 3 半導体レーザ 9,9A,9B ガルバノミラー 10 対物レンズ 22 固定部 23 揺動部 24 反射ミラー 25a,25b 弾性部 26 凸部 34 凹部 37 面 56 HOE 71 固定手段(ターンテーブル)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に反射ミラーを有する揺動部と、 この揺動部の周囲に配置される固定部と、 前記揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性部
    と、 前記揺動部の裏面に前記弾性部と連続して形成された凸
    部と、 を備えることを特徴とするガルバノミラー。
  2. 【請求項2】表面に反射ミラーを有する揺動部と、 この揺動部の周囲に配置される固定部と、 前記揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性部
    と、 前記揺動部の裏面およびこれに対向する前記固定部の面
    のいずれか一方に形成されると共に、前記一対の弾性部
    を結ぶ直線を少なくとも横切る部分を含む凹部と、 を備えることを特徴とするガルバノミラー。
  3. 【請求項3】ホログラフィック光学素子が表面に形成さ
    れた揺動部と、 この揺動部の周囲に配置される固定部と、 前記揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性部
    と、 を備えることを特徴とするガルバノミラー。
  4. 【請求項4】表面の一部に反射ミラーが形成され、この
    反射ミラーが形成されていない部分に所定形状の穴部を
    有する揺動部と、 この揺動部の周囲に配置される固定部と、 前記揺動部を前記固定部に吊設支持する一対の弾性部
    と、 を備えることを特徴とするガルバノミラー。
  5. 【請求項5】前記所定形状の穴部は、楕円形状の揺動部
    の中心に穿設されていることを特徴とする請求項4に記
    載のガルバノミラー。
  6. 【請求項6】前記反射ミラーは、楕円形状の揺動部の略
    中心に形成され、前記所定形状の穴部は、前記反射ミラ
    ーを囲むように複数穿設されていることを特徴とする請
    求項4に記載のガルバノミラー。
  7. 【請求項7】光源と、 この光源より出射されるレーザ光を光ディスクの情報記
    録面に収束させて光スポットを形成する対物レンズと、 前記光源と前記対物レンズとの間に設けられると共に、
    表面に反射ミラーが形成された揺動部,この揺動部の周
    囲に位置する固定部,前記揺動部を前記固定部に吊設支
    持する一対の弾性部,前記揺動部の裏面に前記弾性部と
    連続して形成された凸部を具備するガルバノミラーと、 を備え、 前記一対の弾性部を結ぶ直線が、前記光ディスクの情報
    記録トラックと前記対物レンズの光軸を含む平面に含ま
    れるとともに、前記情報記録面に対して交点を有するこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】光ディスクを回転させる回転駆動手段と、 前記光ディスクを前記回転駆動手段に着脱可能に固定す
    る固定手段と、 光源と前記対物レンズとの間に設けられると共に、表面
    に反射ミラーが形成された揺動部,この揺動部の周囲に
    位置する固定部,前記揺動部を前記固定部に吊設支持す
    る一対の弾性部,前記揺動部の裏面に前記弾性部と連続
    して形成された凸部,を具備するガルバノミラーと、 前記ガルバノミラーを含む光ヘッドを前記光ディスクの
    半径方向に移動可能に支持する送り機構と、 前記固定手段に前記光ディスクの情報記録トラックの中
    心と、前記回転駆動手段の回転中心との間を調整する自
    動調芯機構と、 を備えることを特徴とする光ディスク装置。
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