JPH1115114A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法

Info

Publication number
JPH1115114A
JPH1115114A JP16575397A JP16575397A JPH1115114A JP H1115114 A JPH1115114 A JP H1115114A JP 16575397 A JP16575397 A JP 16575397A JP 16575397 A JP16575397 A JP 16575397A JP H1115114 A JPH1115114 A JP H1115114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
represented
sensitive material
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16575397A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Kokeguchi
典之 苔口
Hideki Hoshino
秀樹 星野
Yoshihiko Suda
美彦 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP16575397A priority Critical patent/JPH1115114A/ja
Publication of JPH1115114A publication Critical patent/JPH1115114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 より少ないイエロー画像色素量でより高い反
射濃度が得られるという光学特性を利用することにより
イエローカプラー使用量を低減し、かつ迅速処理適性に
優れた経済性の高いハロゲン化銀カラー写真感光材料及
びその処理方法を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料にお
いて、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が下記一
般式(Y−I)で表される色素画像形成カプラー及び多
価アルコールを含有するハロゲン化銀カラー写真感光材
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はハロゲン化銀カラー
写真感光材料及びその処理方法に関し、更に詳しくは発
色現像処理の発色性に優れ、かつ迅速処理適性に優れた
ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料は、高感度で
あること、階調性、鮮鋭性に優れていることから、今
日、非常に広く実用に用いられ、その代表例の1つにハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料がある。ハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料においては、色素画像形成する発色剤
として、通常イエロー、マゼンタ、シアンの色素形成カ
プラーが使用される。これらのカプラーに対して要求さ
れる基本性能としては、発色性、画像保存性、画像の鮮
鋭性、色再現性等が挙げられる。
【0003】これらハロゲン化銀カラー感光材料の現像
処理は、いわゆる湿式処理であって、処理液の調整に手
間がかかる、汚れる、種々の薬品を含んだ廃液が生じ
る、暗所作業が必要である等の欠点がある。
【0004】しかしながら、ハロゲン化銀カラー感光写
真材料には前述した長所があるため、少数の大きな現像
所において、熟練した技術者がカラーネガからカラープ
リントの作成までを集中して行う方式を採用し、上記の
現像処理における欠点を補うことが行われてきた。
【0005】また、最近では、写真店の店頭等の僅かな
スペースでカラーネガの現像からカラープリントの作製
までを一貫して行うことのできるいわゆるミニラボが急
速に普及してきており、大きな現像所でなくてもハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料の現像処理ができるようにな
った。このような中で、更なる現像処理時間の短縮化や
写真廃液処理の削減といった環境条件に対する要求は高
くなっている。
【0006】処理時間短縮化という迅速処理達成のため
には、処理手段及び感光材料の2面からアプローチがな
されており、処理手段の改良では、高pH下での発色現
像処理、発色現像処理の高温化、発色現像主薬の高濃度
化等、写真処理液からのが試みられている。
【0007】しかしながら、前述処理液での迅速処理手
段では、処理液のpH、温度、発色現像主薬濃度の変動
の影響をよりうけやすくなり、最高発色濃度の低下やカ
ブリの増大、階調変動など画質特性に多大な影響を与え
るようになる。
【0008】処理時間短縮化のための感光材料からのア
プローチとしては、塗布バインダー量の低減、発色反応
に必要なカプラー及びハロゲン化銀塗布量の低減等が挙
げられる。特に、反射支持体層を持つカラーペーパーの
場合、マゼンタカプラーやシアンカプラーに比較してモ
ル吸光係数の低いイエローカプラーを使用するのが一般
的であり、イエローの発色性向上によるイエローカプラ
ー塗布量の低減技術の開発が強く望まれているところで
ある。
【0009】特開昭47−26133号には、α位がジ
アシルアミノ基及び脂肪族アシル基で置換されたアセト
アミドならびに発色現像主薬存在下でハロゲン化銀写真
感光材料を処理する画像形成方法が開示されており、一
般式(Y−I)の離脱基及び耐拡散基をもつ化合物が開
示されている。また、特開昭56−30126号にはア
リールオキシカルボニルアリール基を有するイエロー又
はマゼンタカプラーを含有する感光材料が開示され、一
般式(Y−I)の化合物が例示されているが、本願の構
成要件と組み合わせて初めて得られる効果については何
等述べられていない。
【0010】特開昭63−11935号、同63−60
446号には多価アルコール類を界面活性剤として分散
安定性を向上する技術が開示されている。また、特開昭
55−56867号、同49−66329号、同63−
169369号、特開平1−260437号、同2−9
6743号、同4−131839号には非イオン性界面
活性剤の一例として多価アルコール類が含有されてい
る。ところが、いづれの場合も多価アルコール類を界面
活性剤として使用し、また、その効果も界面活性剤とし
ての性質を利用したものに限られている。
【0011】更に、特開平4−265975号には、ハ
ロゲン化銀写真感光材料中に1価のアルコールを添加す
ることによって現像処理液のpHの変化に対する安定性
を向上させる方法が開示されているが、発色性の向上に
対しては何等影響を及ぼさないことが判った。
【0012】特開平6−266076号、同7−209
829号、同7−209829号には、色素画像形成カ
プラー及び多価アルコールを含有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料が開示されているが、その効果は、マゼ
ンタカプラーと多価アルコールとの組み合わせによる分
散物経時安定性、製造適性の向上、画像保存性の向上で
あり、本願の構成要件と組み合わせて見られる効果につ
いては何等述べられていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
少ないイエロー画像色素量でより高い反射濃度が得られ
るという光学特性を利用することによりイエローカプラ
ー使用量を低減し、かつ迅速処理適性に優れた経済性の
高いハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
の構成によって達成された。
【0015】(1) 支持体上に少なくとも一層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材
料において、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が
下記一般式(Y−I)で表される色素画像形成カプラー
及び多価アルコールを含有することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料。
【0016】
【化8】
【0017】〔式中、RAはアルキル基を表し、RBはハ
ロゲン原子又はアルコキシル基を表し、RCは、−CO
ORD1、−COORD2COORD1、−NHCORD2SO
2D1、−N(RD3)SO2D1又は−SO2N(RD3
D1を表す。RD1は、一価の有機基を表し、RD2は、ア
ルキレン基を表し、RD3は、アルキル基、アラルキル基
又は水素原子を表す。YAは一価の有機基を表し、nは
0又は1を表し、RE及びRFは各々水素原子又はアルキ
ル基を表す。〕 (2) 前記多価アルコールを、同一ハロゲン化銀乳剤
層中に含有される前記一般式(Y−I)で表される色素
画像形成カプラーに対して重量比で0.1以上8.0以
下含有することを特徴とする(1)記載のハロゲン化銀
カラー写真感光材料。
【0018】(3) 前記多価アルコールが下記一般式
〔I〕で表されることを特徴とする(1)又は(2)記
載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0019】一般式〔I〕 RA1−O−RA2 〔式中、RA1はアルキル基、アルケニル基、シクロアル
キル基又はシクロアルケニル基を表し、RA2はアルキル
基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
ル基、−(O=)C−RA3、−SO2−RA4、−(O
=)P<(−O−RA5)(−O−RA6)、−(O=)P
<(RA7)(RA8)、−CON<(RA9)(RA10)又
は−SO2N<(RA11)(RA12)を表す。
【0020】ここで、RA3〜RA9及びRA11はそれぞれ
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基又はアリール基を表し、RA10及びRA12
水素原子又はアルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルケニル基、アリール基を表す。
【0021】但し、RA1の表すアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基及び/又は
A2の表すアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基及び/又はRA3〜RA12の表す
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基の炭素原子上の少なくとも1カ所が水酸基
で置換され、かつ分子内のアルコール性水酸基の総和が
2以上である。そして、更にRA1とRA2とは互いに縮合
して環を形成することはない。〕 (4) 前記多価アルコールが下記一般式〔II〕又は
〔III〕で表されることを特徴とする(1)又は(2)
記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0022】
【化9】
【0023】〔式中、RA21,RA22,RA23及びRA24
それぞれ水素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロ
アルキル基、シクロアルケニル基、アリール基、アシル
基、スルホニル基、ホスホニル基、カルバモイル基、ス
ルファモイル基を表す。
【0024】但し、RA21,RA22,RA23及びRA24のう
ち少なくとも2つは水素原子であり、かつ全てが水素原
子であることはない。〕 (5) 前記多価アルコールが下記一般式〔IV〕で表さ
れることを特徴とする(1)又は(2)記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料。
【0025】
【化10】
【0026】〔式中、RA41,RA42及びRA43はそれぞ
れ水素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルケニル基、アリール基、カルバモイル
基を表し、Lはアルキレン基、アリーレン基を表し、Y
Aは水素原子又はカルバモイル基、スルファモイル基、
アシル基を表し、mは0又は1を表す。〕 (6) 前記多価アルコールが下記一般式〔V〕で表さ
れることを特徴とする(1)又は(2)記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料。
【0027】
【化11】
【0028】〔式中、R51は2つ以上の水酸基を含有す
る置換アルキル基又は置換アルケニル基を表し、R52
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、アリール基を表し、R51及びR52とは互
いに縮合してラクトン環を形成してもよい。〕 (7) 前記多価アルコールが下記一般式〔VI〕で表さ
れることを特徴とする(1)又は(2)記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料。
【0029】
【化12】
【0030】〔式中、R71,R72及びR73はそれぞれ水
素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、アシル基、スルホニル基、ホ
スホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基を表
し、pは1から20の整数を表す。pが2以上の時、複
数のR73は同一でも異なっていてもよい。但し、pが1
を表す時はR71,R72及びR73のうち任意の2つが水素
原子であり、pが2以上の場合は、R71,R72及び複数
のR73のうち少なくとも2つが水素原子であって、かつ
全てが水素原子であることはない。〕 (8) 前記一般式〔I〕で表される多価アルコールが
下記一般式〔VII〕又は〔VIII〕で表される化合物であ
ることを特徴とする(3)記載のハロゲン化銀カラー写
真感光材料。
【0031】
【化13】
【0032】〔式中、R81〜R84はそれぞれ水素原子、
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基を表し、qは1
から20の整数を表し、qが2以上の時、複数のR83
84はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。但し、q
が1を表す時はR81,R82,R83及びR84のうち少なく
とも2つが水素原子であり、かつ全てが水素原子である
ことはなく、qが2以上の場合は、R81,R82,複数の
83及び複数のR84のうち少なくとも2つが水素原子で
あって、かつ全てが水素原子であることはない。〕
【0033】
【化14】
【0034】〔式中、R91〜R96はそれぞれ水素原子、
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基を表す。但しR
91〜R96のうち少なくとも2つは水素原子であり、かつ
全てが水素原子であることはない。〕 (9) 請求項1〜8の何れか1項記載のハロゲン化銀
カラー写真感光材料が発色現像工程から乾燥工程までの
総処理時間が4分以内である処理にて処理されることを
特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方
法。
【0035】以下、本発明を詳細に説明する。
【0036】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
は、前記一般式(Y−I)で表される色素画像形成カプ
ラー(以下、一般式(Y−I)で表されるイエロー発色
カプラー、一般式(Y−I)のイエロー発色カプラー、
一般式(Y−I)のイエローカプラー等ともいう)を含
有することを特徴としている。以下に一般式(Y−I)
で表されるイエロー発色カプラーについて説明する。
【0037】前記一般式(Y−I)において、RAで表
されるアルキル基としては、直鎖、分岐又は環状のアル
キル基、例えば、メチル基、エチル基、i−プロピル
基、t−ブチル基、ドデシル基、1−ヘキシルノニル
基、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、アダマンチ
ル基等を挙げることができる。
【0038】これらアルキル基は更に置換されていても
よく、置換基としては、例えば、ハロゲン原子(塩素原
子、臭素原子等)、アリール基(例えば、フェニル基、
p−t−オクチルフェニル基等)、アルコキシル基(例
えばメトキシ基等)、アリールオキシ基(例えば、2,
4−ジ−t−ペンチルフェノキシ基等)、スルホニル基
(例えばメタンスルホニル基等)、アシル基(例えば、
アセチル基、ベンゾイル基等)、スルホニルアミノ基
(例えば、ドデカンスルホニルアミノ基等)、ヒドロキ
シル基等が挙げられる。
【0039】RAとしては、分岐アルキル基が好まし
く、t−ブチル基が特に好ましい。
【0040】RBで表されるアルコキシル基としては、
直鎖、分岐のアルコキシル基、例えば、メトキシ基、エ
トキシ基、1−メチルエチルオキシ基、t−ブチルオキ
シ基、ドデシルオキシ基、1−ヘキシルノニルオキシ基
等を挙げることができる。中でもメトキシ基が好まし
い。
【0041】RBで表されるハロゲン原子としては、例
えば、塩素原子、臭素原子、フッ素原子を挙げることが
できるが、塩素原子が好ましい。
【0042】RCで表される−COORD1、−COOR
D2COORD1、−NHCORD2SO2D1、−N
(RD3)SO2D1又は−SO2N(RD3)RD1におい
て、RD1で表される一価の有機基としては、耐拡散基と
しての機能を有する基が好ましく、例えば炭素数10以
上の直鎖又は分岐のアルキル基(例えば、ドデシル基、
オクタデシル基等)又はアリール基(2,4−ジペンチ
ルフェニル基等)等が好ましく、更に好ましくは炭素数
14以上の直鎖又は分岐のアルキル基が好ましい。RD2
で表されるアルキレン基としては、例えば、プロピレン
基、トリメチレン基等が好ましい。RD3で表されるアル
キル基としては、直鎖、分岐のアルキル基、例えばメチ
ル基、エチル基、i−プロピル基等が好ましく、アラル
キル基としては例えばベンジル基等を挙げることができ
る。
【0043】RCとしては、−COORD1基が好まし
い。
【0044】RE及びRFで表されるアルキル基として
は、炭素数1〜10の直鎖、分岐のアルキル基、例えば
メチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブ
チル基、ヘキシル基等が挙げられ、メチル基が特に好ま
しい。
【0045】YAで表される一価の有機基としては、例
えばアルキル基(例えば、エチル基,i−プロピル基、
t−ブチル基等)、アルコキシル基(例えばメトキシ基
等)、アリールオキシ基(例えばフェニルオキシ基
等)、アシルオキシ基(例えばメチルカルボニルオキシ
基、ベンゾイルオキシ基等)、アシルアミノ基(例えば
アセトアミド基、フェニルカルボニルアミノ基等)、カ
ルバモイル基(例えばN−メチルカルバモイル基、N−
フェニルカルバモイル基等)、アルキルスルホニルアミ
ノ基(例えばエチルスルホニルアミノ基等)、アリール
スルホニルアミノ基(例えばフェニルスルホニルアミノ
基等)、スルファモイル基(例えばN−プロピルスルフ
ァモイル基、N−フェニルスルファモイル基等)、イミ
ド基(例えばコハク酸イミド基、グルタルイミド基な
ど)等が挙げられる。
【0046】次に一般式(Y−I)で表されるイエロー
発色カプラーの具体例を示すが本発明はこれらによって
限定されるものではない。
【0047】
【化15】
【0048】
【化16】
【0049】一般式(Y−I)で表されるイエロー発色
カプラーは従来公知の方法により合成することができ
る。また、一般式(Y−I)で表されるイエロー発色カ
プラー(化合物)同士を併用したり、本発明の効果を損
ねない範囲において、一般式(Y−I)のイエロー発色
カプラーとその他のカプラーを組み合わせて用いてもよ
い。
【0050】本発明のハロゲン化銀写真感光材料中のイ
エロー発色カプラーの塗布量は0.50×10-3〜1.
10×10-3モル/m2であることが好ましく、特に好
ましくは0.60×10-3〜1.00×10-3モル/m
2が好ましい。ここにいうカプラーの塗布量は何れもイ
エロー発色カプラーの総量を意味しており、一般式(Y
−I)で表されるイエロー発色カプラーだけの量ではな
い。
【0051】次に本発明に用いられる多価アルコールに
ついて説明する。
【0052】本発明において多価アルコールとは、アル
コール性の水酸基を分子中に2つ以上有する化合物を示
すものであり、脂肪族化合物、脂環式化合物、芳香族性
を示さない複素環式化合物中の炭素原子に置換した水酸
基を分子中に2つ以上有する化合物である。
【0053】本発明の多価アルコールは好ましくは炭素
数の総和が6以上のものである。
【0054】本発明の多価アルコールは分子量5000
以下のものが好ましく、常温で液状のものが好ましい。
【0055】本発明の多価アルコールは好ましくは水酸
基価が50以上のものである。
【0056】本発明の多価アルコールは好ましくはlo
gP値が3以上のものである。
【0057】本発明の多価アルコールは好ましくは下記
一般式〔I〕〜〔VIII〕で表される化合物である。
【0058】一般式〔I〕 RA1−O−RA2 〔式中、RA1はアルキル基、アルケニル基、シクロアル
キル基又はシクロアルケニル基を表し、RA2はアルキル
基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
ル基、−(O=)C−RA3、−SO2−RA4、−(O
=)P<(−O−RA5)(−O−RA6)、−(O=)P
<(RA7)(RA8)、−CON<(RA9)(RA10)又
は−SO2N<(RA11)(RA12)を表す。
【0059】ここで、RA3〜RA9及びRA11はそれぞれ
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基又はアリール基を表し、RA10及びRA12
水素原子又はアルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルケニル基、アリール基を表す。
【0060】但し、RA1の表すアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基及び/又は
A2の表すアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基及び/又はRA3〜RA12の表す
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基の炭素原子上の少なくとも1ケ所が水酸基
で置換され、かつ分子内のアルコール性水酸基の総和が
2以上である。そして、更にRA1とRA2とは互いに縮合
して環を形成することはない。〕
【0061】
【化17】
【0062】〔一般式〔II〕及び一般式〔III〕におい
て、RA21,RA22,RA23及びRA24はそれぞれ水素原
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シ
クロアルケニル基、アリール基、アシル基、スルホニル
基、ホスホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基
を表す。
【0063】但し、RA21,RA22,RA23及びRA24のう
ち少なくとも2つは水素原子であり、かつ全てが水素原
子であることはない。〕
【0064】
【化18】
【0065】〔式中、RA41,RA42及びRA43はそれぞ
れ水素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルケニル基、アリール基、カルバモイル
基を表し、Lはアルキレン基、アリーレン基を表し、Y
Aは水素原子又はカルバモイル基、スルファモイル基、
アシル基を表し、mは0又は1を表す。〕
【0066】
【化19】
【0067】〔式中、R51は2つ以上の水酸基を含有す
る置換アルキル基又は置換アルケニル基を表し、R52
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、アリール基を表し、R51及びR52とは互
いに縮合してラクトン環を形成してもよい。〕 一般式〔I〕〜〔V〕において、RA1〜RA12、RA21
A24、RA41〜RA43及びR52で表されるアルキル基
は、直鎖でも分岐でもよく、炭素数1〜32のものが好
ましく、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、ドデシル基、ヘプタデシル基、2−エチ
ルヘキシル基等がその代表例として挙げられる。
【0068】RA1〜RA12、RA21〜RA24、RA41〜R
A43及びR52で表されるアルケニル基は直鎖でも分岐で
もよく、炭素数2〜32のものが好ましく、例えばビニル
基、プロペニル基、11−ウンデセニル基、1−メチル
プロペニル基等がその代表例として挙げられる。
【0069】R51で表される2つ以上の水酸基を含有す
る置換アルキル基又は置換アルケニル基は、前記RA1
A12、RA21〜RA24、RA41〜RA43及びR52のアルキ
ル基及びアルケニル基(各々更に置換基によって置換さ
れたものも含む)の任意の2つ以上の炭素原子が水酸基
によって置換されたものを表し、その代表例としては
1,2−ジヒドロキシプロピル基、1,1−ジヒドロキ
シメチルエチル基等が上げられる。
【0070】RA1〜RA12、RA21〜RA24、RA41〜R
A43及びR52で表されるシクロアルキル基としては、炭
素数3〜12、特に5〜7のものが好ましく、分岐構造
を有していてもよく、例えばシクロヘキシル基、シクロ
ペンチル基、シクロプロピル基、2−メチルシクロプロ
ピル基等がその代表例として挙げられる。
【0071】RA1〜RA12、RA21〜RA24、RA41〜R
A43及びR52で表されるシクロアルケニル基としては、
炭素数3〜12、特に5〜7のものが好ましく、分岐構
造を有していてもよく、例えば1−シクロヘキセニル
基、2−シクロペンテニル基等がその代表例として挙げ
られる。
【0072】RA3〜RA12、RA21〜RA24、RA41〜R
A43及びR52で表されるアリール基としては、炭素数6
〜14のものが好ましく、その代表例としてはフェニル
基、1−ナフチル基、2−ナフチル基等が挙げられる。
【0073】上記、アルキル基、アルケニル基、シクロ
アルキル基、シクロアルケニル基及びアリール基は、更
に置換基によって置換されていてもよく、その置換基と
しては以下のものが挙げられる。
【0074】アルキル、アリール、アニリノ、アシルア
ミノ、スルホンアミド、アルキルチオ、アリールチオ、
アルケニル等の各基、ハロゲン原子及びシクロアルケニ
ル、アルキニル、複素環、スルホニル、スルフィニル、
アシル、カルバモイル、スルファモイル、シアノ、アル
コキシ、アリールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、ア
シルオキシ、カルバモイルオキシ、アミノ、アルキルア
ミノ、イミド、ウレイド、スルファモイルアミノ、アル
コキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルア
ミノ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニ
ル、複素環チオの各基、ならびにスピロ化合物残基、有
橋炭化水素化合物残基、水酸基等が挙げられる。
【0075】RA21〜RA24及びYAで表されるアシル基
としては、−(O=)C−RA3(RA3は前記のとおり)
が好ましい。
【0076】RA21〜RA24で表されるスルホニル基とし
ては、−SO2−RA4(RA4は前記のとおり)が好まし
い。
【0077】RA21〜RA24で表されるホスホニル基とし
ては、−(O=)P<(−O−RA5)(−O−RA6
(RA5及びRA6は前記のとおり)が好ましい。
【0078】RA21〜RA24,RA41〜RA43及びYAで表
されるカルバモイル基としては、−CON<(RA9
(RA10)(RA9及びRA10は前記のとおり)が好まし
い。
【0079】RA21〜RA24及びYAで表されるスルファ
モイル基としては、−SO2N<(RA11)(RA12
(RA11及びRA12は前記のとおり)が好ましい。
【0080】Lで表されるアルキレン基としては、炭素
数1〜32のものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
Lで表されるアリーレン基としてはフェニレル基が好ま
しい。Lで表されるアルキレン基、アリーレン基は更に
置換基を有してもよく、その置換基としては、前記RA1
〜RA12、RA21〜RA24、RA41〜RA43、R51及びR52
に置換する置換基として挙げたものが挙げられる。
【0081】一般式〔I〕において、RA1とRA2とは互
いに縮合して環を形成することはないが、RA5とRA6
A7とRA8,RA9とRA10及びRA11とRA12とが互いに
縮合して環を形成してもよい。
【0082】本発明の多価アルコールの中でも特に好ま
しいものは、前記一般式〔II〕,〔III〕及び下記一般
式〔VI〕〜〔VIII〕で表される化合物である。
【0083】
【化20】
【0084】〔式中、R71,R72及びR73はそれぞれ水
素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基、シクロアルケニル基、アシル基、スルホニル基、ホ
スホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基を表
し、pは1から20の整数を表す。pが2以上の時、複
数のR73は同一でも異なっていてもよい。但し、pが1
を表す時はR71,R72及びR73のうち任意の2つが水素
原子であり、pが2以上の場合は、R71,R72及び複数
のR73のうち少なくとも2つが水素原子であって、かつ
全てが水素原子であることはない。〕
【0085】
【化21】
【0086】〔式中、R81〜R84はそれぞれ水素原子、
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基を表し、qは1
から20の整数を表し、qが2以上の時、複数のR83
84はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。但し、q
が1を表す時はR81,R82,R83及びR84のうち少なく
とも2つが水素原子であり、かつ全てが水素原子である
ことはなく、qが2以上の場合は、R81,R82,複数の
83及び複数のR84のうち少なくとも2つが水素原子で
あって、かつ全てが水素原子であることはない。〕
【0087】
【化22】
【0088】〔式中、R91〜R96はそれぞれ水素原子、
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基を表す。但しR
91〜R96のうち少なくとも2つは水素原子であり、かつ
全てが水素原子であることはない。〕 一般式〔VI〕〜〔VIII〕において、R71〜R73,R81
84及びR91〜R96で表されるアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基としては、
それぞれ前記一般式〔I〕〜〔V〕におけるRA1〜R
A12、RA21〜RA24、RA41〜RA43、R51及びR52で表
されるアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、
シクロアルケニル基として説明されたものが挙げられ
る。
【0089】上記アルキル基、アルケニル基、シクロア
ルキル基及びシクロアルケニル基は、更に置換基によっ
て置換されていてもよく、その置換基としては前記RA1
〜RA12、RA21〜RA24、RA41〜RA43、R51及びR52
に置換する置換基として挙げたものが挙げられる。
【0090】R71〜R73、R81〜R84及びR91〜R96
表されるアシル基としては、−(O=)C−RA3(RA3
は前記のとおり)が好ましい。
【0091】R71〜R73、R81〜R84及びR91〜R96
表されるスルホニル基としては、−SO2−RA4(RA4
は前記のとおり)が好ましい。
【0092】R71〜R73、R81〜R84及びR91〜R96
表されるホスホニル基としては、−(O=)P<(−O
−RA5)(−O−RA6)(RA5及びRA6は前記のとお
り)が好ましい。
【0093】R71〜R73、R81〜R84及びR91〜R96
表されるカルバモイル基としては、−CON<(RA9
(RA10)(RA9及びRA10は前記のとおり)が好まし
い。
【0094】R71〜R73、R81〜R84及びR91〜R96
表されるスルファモイル基としては、−SO2N<(R
A11)(RA12)(RA11及びRA12は前記のとおり)が好
ましい。
【0095】本発明の多価アルコールは好ましくは炭素
数の総和が6以上のものである。
【0096】本発明の多価アルコールは分子量5000
以下のものが好ましく、常温で液状のものが好ましい。
【0097】本発明の多価アルコールは好ましくは水酸
基価が50以上のものである。
【0098】本発明の多価アルコールは好ましくはlo
gP値が3以上のものである。
【0099】以下、本発明の多価アルコールの代表的具
体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0100】
【化23】
【0101】
【化24】
【0102】
【化25】
【0103】
【化26】
【0104】
【化27】
【0105】
【化28】
【0106】
【化29】
【0107】
【化30】
【0108】
【化31】
【0109】
【化32】
【0110】
【化33】
【0111】
【化34】
【0112】
【化35】
【0113】
【化36】
【0114】
【化37】
【0115】
【化38】
【0116】
【化39】
【0117】
【化40】
【0118】
【化41】
【0119】
【化42】
【0120】本発明において、前記一般式(Y−I)で
表されるイエローカプラー(以下、一般式(Y−I)の
イエローカプラーという。)及び本発明の多価アルコー
ルは、好ましくは、青感性ハロゲン化銀乳剤層の少なく
とも一層に含有される。
【0121】一般式(Y−I)のイエローカプラー及び
多価アルコールをハロゲン化銀乳剤層中に含有させるた
めには、従来公知の方法、例えば本発明に係わる一般式
(Y−I)のイエローカプラー及び多価アルコールを必
要に応じて公知のジブチルフタレート、トリクレジルホ
スフェート等の如き高沸点溶媒と酢酸ブチル、酢酸エチ
ル等の如き低沸点溶媒の混合液或いは低沸点溶媒のみの
溶媒に溶解せしめた後、界面活性剤を含むゼラチン水溶
液と混合し、次いで、高速回転ミキサー又はコロイドミ
ルもしくは超音波分散機等を用いて乳化分散させた後、
乳剤中に添加する方法を採用することができる。また、
上記乳化分散液をセットした後、細断し、水洗した後、
これを乳剤に添加してもよい。
【0122】本発明において、本発明に係わる一般式
(Y−I)のイエローカプラーと多価アルコールとを前
記分散法により、別々に分散させてハロゲン化銀乳剤に
添加してもよいが、両化合物を同時に溶解せしめ、分散
し、乳剤に添加する方法が好ましい。
【0123】本発明の多価アルコールの添加量は、同一
ハロゲン化銀乳剤層中に上記本発明に係わる一般式(Y
−I)のイエローカプラーに対して、重量比で0.1以
上であることが必要であり、好ましくは0.1以上8.
0以下、更に好ましくは0.1以上2.0以下の範囲で
ある。また、本発明の多価アルコールは単独でも、2種
以上を併用してもかまわない。
【0124】本発明の多価アルコールを2種以上併用し
て用いる場合には、複数の本発明の多価アルコールの合
計量が、本発明に係わる一般式(Y−I)のイエローカ
プラーに対して重量比で0.1以上であればよい。
【0125】次に、併用しうるマゼンタカプラーの代表
的具体例としては例えば、特開平4−313751号明
細書第52頁〜第58頁記載の化合物等が挙げられる。
【0126】これらの他、併用しうるマゼンタカプラー
としては、例えば米国特許3,684,514号、英国
特許1,183,515号、特公昭40−6031号、
同40−6035号、同44−15754号、同45−
40757号、同46−19032号、特開昭50−1
3041号、同53−129035号、同51−376
46号、同55−62454号、米国特許3,725,
067号、英国特許1,252,418号、同1,33
4,515号、特開昭59−171956号、同59−
162548号、同60−43659号、同60−33
552号、リサーチ・ディスクロージャーNo.246
26(1984)、特願昭59−243007号、同5
9−243008号、同59−243009号、同59
−243012号、同60−70197号、同60−7
0198号等に記載されている化合物が挙げられ、か
つ、これらに記載されている方法に従って合成すること
ができる。
【0127】次に、併用しうるシアンカプラーの代表的
具体例としては、例えば、特開平4−313751号明
細書第59頁〜第61頁記載のC−1〜C−24が挙げ
られる。
【0128】これらの他、併用しうるシアンカプラーと
しては、例えば米国特許2,423,730号、同2,
801,171号、特開昭50−112038号、同5
0−134644号、同53−109630号、同54
−55380号、同56−65134号、同56−80
045号、同57−155538号、同57−2045
45号、同58−98731号、同59−31953号
等に記載されている化合物が挙げられ、かつ、これらに
記載されている方法に従って合成できる。
【0129】本発明において高沸点有機溶媒とは沸点1
50℃以上の有機溶媒であり、カプラーと十分相溶すれ
ば常温で固体のものでもよい。本発明における高沸点有
機溶媒は100℃における蒸気圧ガ0.5mmHg以下
であるものが好ましく、また水に対する溶解度が25℃
で1%以下であるものが好ましい。
【0130】本発明において前記一般式(Y−I)のイ
エローカプラーが含有されるハロゲン化銀乳剤層に添加
される高沸点有機溶媒は一般式(Y−I)のイエローカ
プラーにたいして重量比で0.05以上が好ましく、よ
り好ましくは0.05以上8.0以下、更に好ましくは
0.05以上2.0以下である。
【0131】本発明に用いられる高沸点有機溶媒として
は下記一般式(H−1)〜(H−4)で表されるものが
好ましい。
【0132】
【化43】
【0133】式中、RH1、RH2及びRH3はそれぞれ置換
もしくは無置換のアルキル基、シクロアルキル基、アル
ケニル基、アリール基又はヘテロ環基を表す。下記一般
式(H−4)において、RH1とRH2は互いに結合して環
を形成してもよい。
【0134】以下に本発明に用いられる高沸点有機溶媒
の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0135】
【化44】
【0136】
【化45】
【0137】
【化46】
【0138】更に上記化合物以外にも、本発明に用いら
れる高沸点有機溶媒として、特開平1−196048号
8〜9頁に記載の例示化合物II−1〜II−29、14〜
15頁に記載の例示化合物H−1〜H−22、特開平1
−209446号3〜7頁に記載の例示化合物S−1〜
S−69、特開昭63−253943号10〜12頁に
記載の例示化合物I−1〜I−95、特開平4−147
136号6〜9頁に記載の例示化合物S−1〜S−74
等を挙げることができる。
【0139】これらの高沸点有機溶媒を用い、必要に応
じて低沸点及び/又は水溶性有機溶媒を併用して色素形
成カプラー等の疎水性化合物を溶解し、ゼラチン水溶液
等の親水性バインダー中に界面活性剤を用いて撹拌機、
ホモジナイザー、コロイドミル、フロージェットミキサ
ー、超音波装置等の分散手段を用いて乳化分散した後、
目的とする親水性コロイド層中に添加すればよい。
【0140】また、ハロゲン化銀写真感光材料におい
て、前記多価アルコールと、前記色素形成カプラーの重
量比(多価アルコール/色素形成カプラー)が0.5以
上であり、かつ5以下である事が好ましい。
【0141】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られるハロゲン化銀乳剤は、塩化銀を95〜99.95
モル%含有することが好ましく、実質的に沃化銀を含ま
ない塩臭化銀が好ましい。塩化銀の含有量は97〜9
9.9モル%がより好ましい。更に短い時間での現像や
発色現像液の補充量を低下させるためには、99.5〜
99.9モル%であることがより好ましい。
【0142】本発明の感光材料に用いられるハロゲン化
銀粒子の形状は任意のものを用いることが出来る。好ま
しい一つの例は、(100)面を結晶表面として有する
立方体である。また、米国特許4183756号、同4
225666号、特開昭55−26589号、特公昭5
5−42737号や、ザ・ジャーナル・オブ・フォトグ
ラフィック・サイエンス(J.Photogr.Sc
i.)21、39(1973)等の文献に記載された方
法等により、八面体、十四面体、十二面体等の形状を有
する粒子をつくり、これを用いることもできる。更に、
双晶面を有する粒子を用いてもよい。
【0143】本発明の感光材料に用いられるハロゲン化
銀粒子は、単一の形状からなる粒子を用いてもよいし、
種々の形状の粒子が混合されたものでもよい。
【0144】本発明の感光材料に用いられるハロゲン化
銀粒子の粒径は特に制限はないが、迅速処理性及び、感
度など、他の写真性能などを考慮すると好ましくは、
0.1〜1.2μm、更に好ましくは、0.2〜1.0
μmの範囲である。なお、上記粒径は当該技術分野にお
いて一般に用いられる各種の方法によって測定すること
が出来る。代表的な方法としては、ラブランドの「粒子
径分析法」(A.S.T.M.シンポジウム・オン・ラ
イト・マイクロスコピー、94〜122頁、1955)
又は、「写真プロセスの理論 第3版」(ミース及びジ
ェームス共著、第2章、マクミラン社刊、1966)に
記載されている方法を挙げることができる。
【0145】この粒径は、粒子の投影面積か直径近似値
を使ってこれを測定することができる。粒子が実質的に
均一形状である場合は、粒径分布は直径か投影面積とし
てかなり正確にこれを表すことができる。
【0146】本発明の感光材料に用いられるハロゲン化
銀粒子の粒径の分布は、多分散であっても良いし、単分
散であってもよい。好ましくは変動係数が0.22以
下、更に好ましくは0.15以下の単分散ハロゲン化銀
粒子である。ここで変動係数は、粒径分布の広さを表す
係数であり、次式によって定義される。
【0147】変動係数=S/R (ここに、Sは粒径分布の標準偏差、Rは平均粒径を表
す。) ここでいう粒径とは、球状のハロゲン化銀粒子の場合は
その直径、また、立方体や球状以外の形状の粒子の場合
は、その投影像を同面積の円像に換算したときの直径を
表す。
【0148】ハロゲン化銀乳剤の調製装置、方法として
は、当業界において公知の種々の方法を用いることがで
きる。
【0149】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は、酸性
法、中性法、アンモニア法の何れで得られたものであっ
てもよい。該粒子は一時に成長させたものであってもよ
いし、種粒子を作った後で成長させてもよい。種粒子を
作る方法と成長させる方法は同じであっても、異なって
もよい。
【0150】また、可溶性銀塩と可溶性ハロゲン化物塩
を反応させる形式としては、順混合法、逆混合法、同時
混合法、それらの組合せなど、何れでもよいが、同時混
合法で得られたものが好ましい。更に同時混合法の一形
式として特開昭54−48521号等に記載されている
pAgコントロールド・ダブルジェット法を用いること
もできる。
【0151】また、特開昭57−92523号、同57
−92524号等に記載の反応母液中に配置された添加
装置から水溶性銀塩及び水溶性ハロゲン化物塩水溶液を
供給する装置、ドイツ公開特許2921164号等に記
載された水溶性銀塩及び水溶性ハロゲン化物塩水溶液を
連続的に濃度変化して添加する装置、特公昭56−50
1776号等に記載の反応器外に反応母液を取り出し、
限外濾過法で濃縮することによりハロゲン化銀粒子間の
距離を一定に保ちながら粒子形成を行なう装置などを用
いてもよい。
【0152】更に必要で有ればチオエーテル等のハロゲ
ン化銀溶剤を用いてもよい。また、メルカプト基を有す
る化合物、含窒素ヘテロ環化合物又は増感色素のような
化合物をハロゲン化銀粒子の形成時、又は、粒子形成終
了の後に添加して用いてもよい。
【0153】本発明に係るハロゲン化銀乳剤を還元増感
するには、公知の方法を用いることが出来る。例えば、
種々の還元剤を添加する方法を用いることもできるし、
銀イオン濃度が高い条件で熟成する方法や、高pHの条
件で熟成する方法を用いることが出来る。
【0154】本発明に係るハロゲン化銀乳剤の還元増感
に用いる還元剤としては、塩化第一スズ等の第一スズ
塩、トリ−t−ブチルアミンボラン等のボラン類、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸カリウム等の亜硫酸塩、アスコル
ビン酸等のレダクトン類、二酸化チオ尿素等を上げるこ
とができる。このうち、好ましく用いることができる化
合物として、二酸化チオ尿素、アスコルビン酸及びその
誘導体、亜硫酸塩を挙げることができる。熟成時の銀イ
オン濃度やpHを制御することにより還元増感を行う場
合と比べ、上記のような還元剤を用いる方法は再現性に
優れており好ましい。
【0155】これらの還元剤は、水、アルコール等の溶
媒に溶解してハロゲン化銀乳剤中に添加して熟成を行う
か、或いはハロゲン化銀粒子の形成時に添加して粒子形
成と同時に還元増感を行ってもよい。
【0156】これらの還元剤を添加する量は、ハロゲン
化銀乳剤のpH、銀イオン濃度などに応じて調整する必
要があるが、一般には、ハロゲン化銀乳剤1モル当り1
-7〜10-2モルが好ましい。
【0157】還元増感後に還元増感核を修飾したり、残
存する還元剤を失活させるために少量の酸化剤を用いて
もよい。このような目的で用いられる化合物としては、
ヘキサシアノ鉄(III)酸カリウム、ブロモサクシンイ
ミド、p−キノン、過塩素酸カリウム、過酸化水素水等
を挙げることが出来る。
【0158】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は還元増感
されるとともに、金化合物を用いる増感法、カルコゲン
増感剤を用いる増感法を組み合わせて用いることが出来
る。
【0159】本発明に係るハロゲン化銀乳剤に適用する
カルコゲン増感剤としては、イオウ増感剤、セレン増感
剤、テルル増感剤などを用いることが出来るが、イオウ
増感剤が好ましい。イオウ増感剤としてはチオ硫酸塩、
アリルチオカルバミドチオ尿素、アリルイソチアシアネ
ート、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸塩、ロー
ダニン等が挙げられる。
【0160】本発明に係るハロゲン化銀乳剤に適用する
金増感剤としては、塩化金酸、硫化金酸、チオ硫酸金等
の他各種の金錯体として添加することができる。用いら
れる配位子化合物としては、ジメチルローダニン、チオ
シアン酸、メルカプトテトラゾール、メルカプトトリア
ゾール等を挙げることができる。金化合物の使用量は、
ハロゲン化銀乳剤の種類、使用する化合物の種類、熟成
条件などによって一様ではないが、通常はハロゲン化銀
1モル当たり1×10-4モル〜1×10-8モルであるこ
とが好ましい。更に好ましくは1×10-5モル〜1×1
-8モルである。
【0161】本発明に係るハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀写真感光材料の調製工程中に生じるカブリを防
止したり、保存中の性能変動を小さくしたり、現像時に
生じるカブリを防止する目的で公知のカブリ防止剤、安
定剤を用いることが出来る。こうした目的に用いること
のできる化合物の例として、特開平2−146036号
7頁下欄に記載された一般式(II)で表される化合物を
挙げることができ、その具体的な化合物としては、同公
報の8ページに記載の(IIa−1)〜(IIa−8)、
(IIb−1)〜(IIb−7)の化合物及び、1−(3−
メトキシフェニル)−5−メルカプトテトラゾール等を
挙げることができる。これらの化合物は、その目的に応
じて、ハロゲン化銀乳剤粒子の調製工程、化学増感工
程、化学増感工程の終了時、塗布液調製工程などの工程
で添加される。これらの化合物の存在下に化学増感を行
う場合には、ハロゲン化銀1モル当り1×10-5モル〜
5×10-4モル程度の量で好ましく用いられる。化学増
感終了時に添加する場合には、ハロゲン化銀1モル当り
1×10-6モル〜1×10-2モル程度の量が好ましく、
1×10-5モル〜5×10-3モルがより好ましい。塗布
液調製工程において、ハロゲン化銀乳剤層に添加する場
合には、ハロゲン化銀1モル当り1×10-6モル〜1×
10-1モル程度の量が好ましく、1×10-5モル〜1×
10-2モルがより好ましい。またハロゲン化銀乳剤層以
外の層に添加する場合には、塗布被膜中の量が、1×1
-9モル〜1×10-3モル程度の量が好ましい。
【0162】本発明のハロゲン化銀写真感光材料をカラ
ー写真感光材料として用いる場合には、イエローカプラ
ー、マゼンタカプラー、シアンカプラーに組み合わせて
400〜900nmの波長域の特定領域に分光増感され
たハロゲン化銀乳剤を含む層を有する。該ハロゲン化銀
乳剤は一種又は、二種以上の増感色素を組み合わせて含
有する。
【0163】本発明に係るハロゲン化銀乳剤に用いる分
光増感色素としては、公知の化合物を何れも用いること
ができるが、青感光性増感色素としては、特願平2−5
1124号明細書108〜109ページに記載のBS−
1〜8を単独で又は組み合わせて好ましく用いることが
できる。緑感光性増感色素としては、同明細書の110
ページに記載のGS−1〜5が好ましく用いられる。赤
感光性増感色素としては同明細書111〜112ページ
に記載のRS−1〜8が好ましく用いられる。本発明に
係るハロゲン化銀写真感光材料を半導体レーザーを用い
たプリンターにより露光する場合には、赤外に感光性を
有する増感色素を用いる必要があり、赤外感光性増感色
素としては、特願平3−73619号明細書12〜14
ページに記載のIRS−1〜11の色素が好ましく用い
られる。また、同明細書14〜15ページに記載の強色
増感剤SS−1〜SS−9をこれらの色素に組み合わせ
て用いるのが好ましい。
【0164】本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、
イラジエーション防止やハレーション防止の目的で種々
の波長域に吸収を有する染料を用いることができる。こ
の目的で、公知の化合物を何れも用いることが出来る
が、特に、可視域に吸収を有する染料としては、特願平
2−51124号明細書117〜118ページに記載の
AI−1〜11の染料が好ましく用いられ、赤外線吸収
染料としては、特開平1−280750号の2ページ左
下欄に記載の一般式(I)、(II)、(III)で表され
る化合物が好ましい分光特性を有し、ハロゲン化銀写真
乳剤の写真特性への影響もなく、また残色による汚染も
なく好ましい。好ましい化合物の具体例として、同明細
書3ページ左下欄〜5ページ左下欄に挙げられた例示化
合物(1)〜(45)を挙げることができる。
【0165】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られるカプラーとしては、発色現像主薬の酸化体とカッ
プリング反応して340nmより長波長域に分光吸収極
大波長を有するカップリング生成物を形成し得るいかな
る化合物をも用いることが出来るが、特に代表的な物と
しては、波長域350〜500nmに分光吸収極大波長
を有するイエローカプラー、波長域500〜600nm
に分光吸収極大波長を有するマゼンタカプラー、波長域
600〜750nmに分光吸収極大波長を有するシアン
カプラーとして知られているものが代表的である。
【0166】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に好ま
しく用いることのできるイエローカプラーとしては、特
願平2−234208号明細書8ページに記載の一般式
(Y−I)で表されるカプラーを挙げることができる。
具体的な化合物は、同明細書9〜11ページにYC−1
〜YC−9として記載されているものを挙げることがで
きる。中でも同明細書11ページに記載されているYC
−8、YC−9は好ましい色調の黄色を再現でき好まし
い。
【0167】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に好ま
しく用いることのできるシアンカプラーとしては、特願
平2−234208号明細書17ページに記載の一般式
(C−I)、(C−II)で表されるカプラーを挙げるこ
とができる。具体的な化合物は、同明細書18〜21ペ
ージにCC−1〜CC−9として記載されているものを
挙げることができる。
【0168】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られるカプラーを添加するのに水中油滴型乳化分散法を
用いる場合には、通常、沸点150℃以上の水不溶性高
沸点有機溶媒に、必要に応じて低沸点及び/又は水溶性
有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶液などの親水
性バインダー中にベタイン系の界面活性剤或いは、それ
以外の界面活性剤を用いて乳化分散する。分散手段とし
ては、撹拌機、ホモジナイザー、コロイドミル、フロー
ジェットミキサー、超音波分散機等を用いることができ
る。分散後、又は、分散と同時に低沸点有機溶媒を除去
する工程を入れてもよい。
【0169】発色色素の吸収波長をシフトさせる目的
で、特願平2−234208号明細書33ページに記載
の化合物(d−11)、同明細書35ページに記載の化
合物(A′−1)等の化合物を用いることができる。ま
た、これ以外にも米国特許4774187号に記載の蛍
光色素放出化合物を用いることも出来る。
【0170】カプラーの塗布量としては、十分に高い濃
度を得ることが出来れば、特に制限はないが、好ましく
は、ハロゲン化銀1モル当り1×10-3〜5モル、更に
好ましくは、1×10-2〜1モルの範囲で用いられる。
【0171】本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、
バインダーとしてゼラチンを用いることが有利である
が、必要に応じて他のゼラチン、ゼラチン誘導体、ゼラ
チンと他の高分子のグラフトポリマー、ゼラチン以外の
タンパク質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一或いは
共重合体のごとき合成親水性高分子物質等の親水性コロ
イドも用いることができる。
【0172】また、バインダーとして使用するゼラチン
の総量は10.0g/m2以下であることが好ましく、
更に、7.0g/m2以下であることが本発明の効果を
より具現化出来るので好ましい。下限については特に制
限はないが一般的に物性もしくは写真性能の面から3g
/m2以上であることが好ましい。
【0173】本発明に係る反射支持体としては、どのよ
うな材質を用いてもよく、白色顔料含有ポリエチレン被
覆紙、バライタ紙、塩化ビニルシート、白色顔料を含有
したポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート支持
体などを用いることができる。中でも白色顔料を含有す
るポリオレフィン樹脂層を表面に有する支持体が好まし
い。
【0174】本発明に係る反射支持体に用いられる白色
顔料としては、無機及び/又は有機の白色顔料を用いる
ことができ、好ましくは無機の白色顔料が用いられる。
例えば硫酸バリウム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、炭
酸カルシウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩、微粉ケイ
酸、合成ケイ酸塩等のシリカ類、ケイ酸カルシウム、ア
ルミナ、アルミナ水和物、酸化チタン、酸化亜鉛、タル
ク、クレイ等があげられる。白色顔料は好ましくは硫酸
バリウム、酸化チタンである。
【0175】本発明に係る反射支持体の表面の耐水性樹
脂層中に含有される白色顔料の量は、耐水性樹脂層中で
の含有量として10重量%以上であることが好ましく、
更には13重量%以上の含有量であることが好ましく、
15重量%以上であることがより好ましい。本発明に係
る紙支持体の耐水性樹脂層中の白色顔料の分散度は、特
開平2−28640号公報に記載の方法で測定すること
ができる。この方法で測定したときに、白色顔料の分散
度が前記公報に記載の変動係数として0.20以下であ
ることが好ましく、0.15以下であることがより好ま
しく、0.10以下であることが更に好ましい。
【0176】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、必
要に応じて支持体表面にコロナ放電、紫外線照射、火炎
処理等を施した後、直接又は下塗層(支持体表面の接着
性、帯電防止性、寸度安定性、耐摩擦性、硬さ、ハレー
ション防止性、摩擦特性及び/又はその他の特性を向上
するための1又は2以上の下塗層)を介して塗布されて
いてもよい。
【0177】ハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材料の
塗布に際して、塗布性を向上させるために増粘剤を用い
てもよい。塗布法としては2種以上の層を同時に塗布す
ることの出来るエクストルージョンコーティング及びカ
ーテンコーティングが特に有用である。
【0178】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像
処理に於て発色現像液に使用される発色現像主薬は、種
々のカラー写真プロセスにおいて広範囲に使用されてい
るアミノフェノール及びp−フェニレンジアミン系化合
物が用いられる。特に、芳香族第一級アミン系発色現像
主薬が好ましく用いられる。
【0179】芳香族一級アミン現像主薬としては、 (1)N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン塩酸
塩 (2)N−メチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩 (3)2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルア
ミノ)トルエン (4)N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエ
チル)−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 (5)N−エチル−N−(βーヒドロキシエチル)−3
−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 (6)4−アミノー3ーメチル−N,N,−ジエチルア
ニリン (7)4−アミノ−N−(β−メトキシエチル)−N−
エチル−3−メチルアニリン・p−トルエンスルホン酸
塩 (8)4−アミノ−N−エチル−N−(γ−ヒドロキシ
プロピル)−3−メチルアニリン・p−トルエンスルホ
ン酸塩 これらの発色現像主薬は、現像液1リットル当り1×1
-3〜2×10-1モルの範囲で使用することが好まし
く、5×10-3〜2×10-1モルの範囲で使用すること
がより好ましい。
【0180】発色現像液には、前記の発色現像主薬に加
えて、既知の現像液成分化合物を添加することが出来
る。通常、pH緩衝作用を有するアルカリ剤、塩化物イ
オン、ベンゾトリアゾール類等の現像抑制剤、保恒剤、
キレート剤などが用いられる。
【0181】本発明のハロゲン化銀写真感光材料用の発
色現像液に用いられるアルカリ剤としては、炭酸カリウ
ム、ホウ酸カリウム、リン酸三ナトリウムなどが用いら
れ、おもにpH調整等の目的に水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等が用いられる。発色現像液のpHは、9〜
12であることが一般的であり、9.5〜11の間が好
ましく用いられる。
【0182】現像抑制の目的には、ハロゲン化物塩イオ
ンが用いられることが多いが、本発明に係る画像形成方
法においては、ごく短時間に現像を終了する必要がある
ため主に塩化物イオンが用いられ、塩化カリウム、塩化
ナトリウム、等が用いられる。塩化物イオンの量は、お
およそ発色現像液1リットル当り3.0×10-2モル以
上が好ましく、より好ましくは、4.0×10-2〜5.
0×10-1モルである。臭化物イオンは、本発明の効果
を損なわない範囲において用いることが出来るが、現像
を抑制する効果が大きく、おおよそ発色現像液1リット
ル当り1.0×10-3モル以下が好ましく、より好まし
くは、5.0×10-4以下であることが望ましい。
【0183】保恒剤としては、ヒドロキシルアミン誘導
体(ヒドロキシルアミンを除く)、ヒドロキサム酸類、
ヒドラジン類、ヒドラジドアミノケトン類、糖類、モノ
アミン類、ジアミン類、ポリアミン類、四級アンモニウ
ム塩類、ニトロキシラジカル類、アルコール類、オキシ
ム類、ジアミド化合物類、縮環式アミン類等が特に有効
な有機保恒剤である。特に、ジエチルヒドロキシアミン
のようなジアルキル置換のヒドロキシルアミン類、トリ
エタノールアミンのようなアルカノールアミン類が好ま
しく用いられる。
【0184】本発明に係る発色現像液に用いられるキレ
ート剤としては、アミノポリカルボン酸、アミノポリホ
スホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸等
の化合物が用いられる。特に、エチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸が好ま
しく用いられる。
【0185】発色現像温度は通常15℃以上であり一般
的には20〜50℃の範囲である。また、迅速処理の為
には30℃以上で行うことが好ましい。
【0186】発色現像処理時間は一般的には10秒から
4分であるが、本発明では5秒〜45秒の範囲で行われ
るのが好ましく、更に迅速化が要求される場合には5秒
〜25秒の範囲で行われるのが好ましく、更に好ましく
は5〜15秒の範囲で行われる事が好ましい。
【0187】また、発色現像液を連続的に補充しながら
ランニング処理をしていく際の発色現像液の補充量は、
最近の現像液廃液による環境汚染を考えるとランニング
時に実質的にオーバーフローがなくなることが好まし
く、具体的には現像液の補充量は感光材料1m2当たり
20〜60mlが好ましい。
【0188】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、発
色現像処理後、漂白処理及び定着処理を施される。漂白
処理は定着処理と同時に行なってもよい。定着処理の後
は、通常は水洗処理が行なわれる。また、水洗処理の代
替として、安定化処理を行なってもよい。
【0189】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像
処理に用いる現像処理装置としては、処理槽に配置され
たローラーに感光材料を挟んで搬送するローラートラン
スポートタイプであっても、ベルトに感光材料を固定し
て搬送するエンドレスベルト方式であってもよいが、特
に処理槽をスリット状に形成して、この処理槽に処理液
を供給するとともに感光材料を搬送する方式でもよい。
【0190】
【実施例】以下に本発明の実施例を述べるが、本発明の
実施の態様はこれに限定されない。
【0191】実施例1 <ハロゲン化銀乳剤の調製>中性法、同時混合法により
表1に示す3種類のハロゲン化銀乳剤を調製した。それ
ぞれのハロゲン化銀乳剤は化学増感終了時に乳剤安定化
剤としてSTB−1をハロゲン化銀1モルあたり2×1
-4モル添加した。
【0192】
【表1】
【0193】<カラー感光材料の作製>紙支持体の片面
にポリエチレンを、別の面に第1層側に酸化チタンを含
有するポリエチレンをラミネートした支持体上に下記表
2、表3に示す構成の各層を塗設し、多層カラー感光材
料101(比較試料)を作製した。
【0194】第1塗布液 イエローカプラー(YC−1)26.7g、ステイン防
止剤(HQ−1)0.67g、色素画像安定化剤(ST
−1)10.0g、(ST−2)6.7g及び高沸点溶
媒(DNP)6.7g に酢酸エチル60mlを加え溶
解し、この溶液を、10%アルキルナフタレンスルホン
酸ナトリウム(SU−1)10mlを含有する10%ゼ
ラチン水溶液にホモジナイザーを用いて乳化分散させ
て、イエローカプラー分散液を作製した。この分散液に
青感性塩臭化銀乳剤(Em−1を銀に換算しえ10g)
及び塗布用ゼラチン溶液と混合して第1層塗布液を調液
した。
【0195】第2〜7層塗布液も上記第1層塗布液と同
様に調製した。
【0196】また、硬膜剤として第2層及び〕第3層に
(H−1)を第7層に(H−2)を添加した。塗布助剤
としては、SU−1及び〕SU−2(界面活性剤)を添
加し、表面張力を調整した。
【0197】
【表2】
【0198】
【表3】
【0199】以下に、表2,3で使用した化合物の構造
(式)を示す。
【0200】
【化47】
【0201】
【化48】
【0202】
【化49】
【0203】
【化50】
【0204】以上のようにして試料101を作製した。
【0205】次に試料101の第1層の高沸点溶媒DN
Pを表4記載の本発明の多価アルコール、また、試料1
01の第1層のイエローカプラーを表4記載の本発明の
等モル数のイエローカプラーに入れ替え試料102〜1
27を作製した。
【0206】このようにして作製した試料を常法に従っ
て青色光によってウエッジ露光後、下記の処理工程に従
って現像処理を行った。
【0207】 《現像処理》 処理工程 温度 時間 補充量 発色現像 35.0±0.3℃ 45秒 120ml 漂白定着 35.0±0.3℃ 45秒 51ml 安 定 30〜34℃ 90秒 250ml (3槽カスケード) 乾 燥 60〜80℃ 30秒 処理液の組成を下記に示す。補充量は感光材料1m2
りの量である。安定処理は安定タンク3→1への向流方
式で補充した。
【0208】 発色現像液(処理工程A) タンク液 純水 800ml トリエタノールアミン 10g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 塩化カリウム 2g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル −4−アミノアニリン硫酸塩 5.4g 炭酸カリウム 27g 水を加えて1lとし、水酸化カリウム又は硫酸でpHを10.10に調整する。
【0209】 補充液 純水 800ml トリエタノールアミン 18g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 9g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1.8g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル −4−アミノアニリン硫酸塩 8.2g 炭酸カリウム 27g 水を加えて1lとし、水酸化カリウム又は硫酸でpHを10.60に調整する。
【0210】 漂白定着タンク液及び補充液 エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム塩 53g エチレンジアミン四酢酸 3.0g チオ硫酸アンモニウム(70%)溶液 123g 亜硫酸アンモニウム(40%)溶液 51g アンモニア水又は氷酢酸でpH5.4に調整すると共に、水を加えて全量を1l とする。
【0211】 安定タンク液及び補充液 オルトフェニルフェノール 0.1g ユビッテクス(チバガイギー社製) 1.0g 硫酸亜鉛−7−水和物 0.1g 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 5.0ml 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 3.0g エチレンジアミン四酢酸 1.5g アンモニア水又は氷酢酸でpH7.8に調整すると共に、水を加えて全量を1l とする。
【0212】《評価方法》連続処理後の試料を用いて以
下の評価を行った。
【0213】<発色性>PDA−65濃度計(コニカ株
式会社製)を用いて反射濃度を測定し、またHPLCを
用いて発色現像処理により生成したイエロー画像色素量
の定量値(mmol/m2)を求めた。反射濃度0.1
〜1.0の範囲の(反射濃度/イエロー画像色素定量
値)を一次回帰により傾きを求め、この傾きの2乗をそ
れぞれの試料で比較した。この傾きの2乗が大きいほ
ど、同一生成色素量あたりの反射濃度が高いことを示
す。試料101(比較例)の値を1とした時の比で表
す。
【0214】結果を表4に示す。
【0215】
【表4】
【0216】表4から明らかなように、本発明の多価ア
ルコールと本発明のイエローカプラーを併用した試料の
発色性が優れていることが分かる。
【0217】また、本発明の効果は発色現像から乾燥ま
での総時間が4分以内の時、顕著に観測された。更に、
発色現像時間を45秒から30秒に短縮しても、表4と
同様に、本発明の多価アルコールと本発明のイエローカ
プラーを併用した試料の発色性が優れていることが観測
された。
【0218】また、実施例1中の銀量のみを1/5に減
量した感光材料を作成し、特開平7−159960号等
に記載されている過酸化水素又は過酸化水素を放出する
化合物を用いて画像増幅する処理方法を用いて現像処理
を行い、同様の評価を行っても表4と同等の効果が得ら
れた。
【0219】実施例2 実施例1の試料101の第1層のイエローカプラーを表
5に示す等モル数のイエローカプラーにおきかえ、ま
た、第1層のHBSを表5に示す重量比で高沸点溶媒及
び多価アルコールにおきかえ、実施例1と同様の発色現
像処理及び評価を行った。結果を表5に示す。
【0220】
【表5】
【0221】表5から明らかなように、本発明の多価ア
ルコールと本発明のイエローカプラーを併用し、多価ア
ルコールの重量比がイエローカプラーに対して0.1以
上の時においても、発色性向上の効果が顕著であること
が判った。また、表5に記載していない本発明のイエロ
ーカプラーと本発明の多価アルコールの併用において
も、表5記載と同様の効果が観測された。
【0222】実施例1と同様に、本発明の効果は発色現
像から乾燥までの総時間が4分以内の時、顕著に観測さ
れた。更に、発色現像時間を45秒から30秒に短縮し
ても同様の効果が観測された。また、実施例1の場合と
同様、銀量のみを1/5に減量した感光材料を作成し、
特開平7−159960号等に記載されている過酸化水
素又は過酸化水素を放出する化合物を用いて画像増幅す
る処理方法を用いて現像処理を行い、同様の評価を行っ
ても表5と同等の効果が得られた。
【0223】
【発明の効果】本発明により、より少ない画像色素量で
より高い反射濃度が得られるという光学特性を利用する
ことによりイエローカプラー使用量を低減し、かつ迅速
処理適性に優れた経済性の高いハロゲン化銀カラー写真
感光材料及びその処理方法を提供することができた。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化
    銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料にお
    いて、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が下記一
    般式(Y−I)で表される色素画像形成カプラー及び多
    価アルコールを含有することを特徴とするハロゲン化銀
    カラー写真感光材料。 【化1】 〔式中、RAはアルキル基を表し、RBはハロゲン原子又
    はアルコキシル基を表し、RCは、−COORD1、−C
    OORD2COORD1、−NHCORD2SO2D1、−N
    (RD3)SO2D1又は−SO2N(RD3)RD1を表す。
    D1は、一価の有機基を表し、RD2は、アルキレン基を
    表し、RD3は、アルキル基、アラルキル基又は水素原子
    を表す。YAは一価の有機基を表し、nは0又は1を表
    し、RE及びRFは各々水素原子又はアルキル基を表
    す。〕
  2. 【請求項2】 前記多価アルコールを、同一ハロゲン化
    銀乳剤層中に含有される前記一般式(Y−I)で表され
    る色素画像形成カプラーに対して重量比で0.1以上
    8.0以下含有することを特徴とする請求項1記載のハ
    ロゲン化銀カラー写真感光材料。
  3. 【請求項3】 前記多価アルコールが下記一般式〔I〕
    で表されることを特徴とする請求項1又は2記載のハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式〔I〕 RA1−O−RA2 〔式中、RA1はアルキル基、アルケニル基、シクロアル
    キル基又はシクロアルケニル基を表し、RA2はアルキル
    基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
    ル基、−(O=)C−RA3、−SO2−RA4、−(O
    =)P<(−O−RA5)(−O−RA6)、−(O=)P
    <(RA7)(RA8)、−CON<(RA9)(RA10)又
    は−SO2N<(RA11)(RA12)を表す。ここで、R
    A3〜RA9及びRA11はそれぞれアルキル基、アルケニル
    基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基又はアリー
    ル基を表し、RA10及びRA12は水素原子又はアルキル
    基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
    ル基、アリール基を表す。但し、RA1の表すアルキル
    基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
    ル基及び/又はRA2の表すアルキル基、アルケニル基、
    シクロアルキル基、シクロアルケニル基及び/又はRA3
    〜RA12の表すアルキル基、アルケニル基、シクロアル
    キル基、シクロアルケニル基の炭素原子上の少なくとも
    1カ所が水酸基で置換され、かつ分子内のアルコール性
    水酸基の総和が2以上である。そして、更にRA1とRA2
    とは互いに縮合して環を形成することはない。〕
  4. 【請求項4】 前記多価アルコールが下記一般式〔II〕
    又は〔III〕で表されることを特徴とする請求項1又は
    2記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化2】 〔式中、RA21,RA22,RA23及びRA24はそれぞれ水素
    原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、
    シクロアルケニル基、アリール基、アシル基、スルホニ
    ル基、ホスホニル基、カルバモイル基、スルファモイル
    基を表す。但し、RA21,RA22,RA23及びRA24のうち
    少なくとも2つは水素原子であり、かつ全てが水素原子
    であることはない。〕
  5. 【請求項5】 前記多価アルコールが下記一般式〔IV〕
    で表されることを特徴とする請求項1又は2記載のハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料。 【化3】 〔式中、RA41,RA42及びRA43はそれぞれ水素原子、
    アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
    アルケニル基、アリール基、カルバモイル基を表し、L
    はアルキレン基、アリーレン基を表し、YAは水素原子
    又はカルバモイル基、スルファモイル基、アシル基を表
    し、mは0又は1を表す。〕
  6. 【請求項6】 前記多価アルコールが下記一般式〔V〕
    で表されることを特徴とする請求項1又は2記載のハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料。 【化4】 〔式中、R51は2つ以上の水酸基を含有する置換アルキ
    ル基又は置換アルケニル基を表し、R52はアルキル基、
    アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
    基、アリール基を表し、R51及びR52とは互いに縮合し
    てラクトン環を形成してもよい。〕
  7. 【請求項7】 前記多価アルコールが下記一般式〔VI〕
    で表されることを特徴とする請求項1又は2記載のハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料。 【化5】 〔式中、R71,R72及びR73はそれぞれ水素原子、アル
    キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアル
    ケニル基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル基、カ
    ルバモイル基、スルファモイル基を表し、pは1から2
    0の整数を表す。pが2以上の時、複数のR73は同一で
    も異なっていてもよい。但し、pが1を表す時はR71
    72及びR73のうち任意の2つが水素原子であり、pが
    2以上の場合は、R71,R72及び複数のR73のうち少な
    くとも2つが水素原子であって、かつ全てが水素原子で
    あることはない。〕
  8. 【請求項8】 前記一般式〔I〕で表される多価アルコ
    ールが下記一般式〔VII〕又は〔VIII〕で表される化合
    物であることを特徴とする請求項3記載のハロゲン化銀
    カラー写真感光材料。 【化6】 〔式中、R81〜R84はそれぞれ水素原子、アルキル基、
    アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
    基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル基、カルバモ
    イル基、スルファモイル基を表し、qは1から20の整
    数を表し、qが2以上の時、複数のR83,R84はそれぞ
    れ同一でも異なっていてもよい。但し、qが1を表す時
    はR81,R82,R83及びR84のうち少なくとも2つが水
    素原子であり、かつ全てが水素原子であることはなく、
    qが2以上の場合は、R81,R82,複数のR83及び複数
    のR84のうち少なくとも2つが水素原子であって、かつ
    全てが水素原子であることはない。〕 【化7】 〔式中、R91〜R96はそれぞれ水素原子、アルキル基、
    アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
    基、アシル基、スルホニル基、ホスホニル基、カルバモ
    イル基、スルファモイル基を表す。但しR91〜R96のう
    ち少なくとも2つは水素原子であり、かつ全てが水素原
    子であることはない。〕
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか1項記載のハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料が発色現像工程から乾燥工程
    までの総処理時間が4分以内である処理にて処理される
    ことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料の処
    理方法。
JP16575397A 1997-06-23 1997-06-23 ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法 Pending JPH1115114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16575397A JPH1115114A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16575397A JPH1115114A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1115114A true JPH1115114A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15818418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16575397A Pending JPH1115114A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1115114A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098048A1 (fr) * 2014-12-17 2016-06-23 Syral Belgium Nv Composition antibactérienne comprenant un acétal ou un éther d'hexitane à longue chaîne alkyle
JP2017525659A (ja) * 2014-06-13 2017-09-07 テレオス・スターチ・アンド・スウィートナーズ・ベルギーTereos Starch & Sweeteners Belgium モノアンヒドロ−ヘキシトールのモノアルキルエーテルの組成物、その製造方法、ならびにその使用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017525659A (ja) * 2014-06-13 2017-09-07 テレオス・スターチ・アンド・スウィートナーズ・ベルギーTereos Starch & Sweeteners Belgium モノアンヒドロ−ヘキシトールのモノアルキルエーテルの組成物、その製造方法、ならびにその使用
WO2016098048A1 (fr) * 2014-12-17 2016-06-23 Syral Belgium Nv Composition antibactérienne comprenant un acétal ou un éther d'hexitane à longue chaîne alkyle
CN107466233A (zh) * 2014-12-17 2017-12-12 特雷奥斯淀粉及甜味剂比利时公司 包含己糖醇酐长链烷基缩醛或己糖醇酐长链烷基醚的抗菌组合物
JP2018503615A (ja) * 2014-12-17 2018-02-08 テレオス・スターチ・アンド・スウィートナーズ・ベルギーTereos Starch & Sweeteners Belgium アセタールまたは長鎖アルキルヘキシタンエーテルを含む殺菌性組成物
US10874103B2 (en) 2014-12-17 2020-12-29 Tereos Starch & Sweeteners Belgium Antibacterial composition comprising an acetal or a long-chain alkyl hexitane ether

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3131662B2 (ja) カラープルーフの作製方法
JPS63153534A (ja) 処理安定性に優れたハロゲン化銀写真感光材料
JPS62279337A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0715571B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH05197103A (ja) マゼンタカプラー、抑制剤放出カプラー及びカルボンアミド化合物を含有するカラー写真材料
JP2627147B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0560580B2 (ja)
USH706H (en) Silver halide color photosensitive materials
JPH0576022B2 (ja)
JPH0854716A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方法
JPH1115114A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法
JPH07113752B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPS62253170A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3358037B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2517289B2 (ja) 抑制剤を含有するハロゲン化銀写真感光材料
JP2603066B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2847419B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH073564B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0561163A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH05150429A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0652412B2 (ja) 迅速処理可能なハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH05150430A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH09166853A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の画像形成方法
JPH0560579B2 (ja)
JPWO2005040916A1 (ja) 安定化液及びそれを用いたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法