JPH11151229A - 非接触非侵襲測定方法及び装置 - Google Patents
非接触非侵襲測定方法及び装置Info
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- JPH11151229A JPH11151229A JP9337913A JP33791397A JPH11151229A JP H11151229 A JPH11151229 A JP H11151229A JP 9337913 A JP9337913 A JP 9337913A JP 33791397 A JP33791397 A JP 33791397A JP H11151229 A JPH11151229 A JP H11151229A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被測定物を非接触状態で空間に配置するとと
もに、測定装置との相対的な位置を決定することによっ
て再現性のよい測定データを得る。 【解決手段】 被測定部位の目印となる像と測定装置ま
での距離を予め登録しておき、被測定物を所定の空間に
非接触状態で配置し、二次元画像検出手段が予め登録さ
れた被測定部位の像を検出するようにプローブの位置を
調整し、距離測定手段による被測定部位までの距離が予
め登録された距離になるようにプローブの位置を調整
し、さらに方位決定手段から被測定部位への方位を変え
ながら光ビームを照射し、被測定部位を透過した透過光
量が最大になる方位を決定する。その後、物理量測定装
置から被測定部位に測定光を照射し、被測定部位からの
出力光を検出して物理量を求める。
もに、測定装置との相対的な位置を決定することによっ
て再現性のよい測定データを得る。 【解決手段】 被測定部位の目印となる像と測定装置ま
での距離を予め登録しておき、被測定物を所定の空間に
非接触状態で配置し、二次元画像検出手段が予め登録さ
れた被測定部位の像を検出するようにプローブの位置を
調整し、距離測定手段による被測定部位までの距離が予
め登録された距離になるようにプローブの位置を調整
し、さらに方位決定手段から被測定部位への方位を変え
ながら光ビームを照射し、被測定部位を透過した透過光
量が最大になる方位を決定する。その後、物理量測定装
置から被測定部位に測定光を照射し、被測定部位からの
出力光を検出して物理量を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人のような生物体内の
物理量、例えば血糖値等の成分濃度を非侵襲的に、かつ
非接触の状態で測定する方法とその装置に関するもので
ある。
物理量、例えば血糖値等の成分濃度を非侵襲的に、かつ
非接触の状態で測定する方法とその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】生物体内の物理量を測定装置により測定
するには、被測定者の体表と測定装置が何らかの形で相
互作用を行わなければならない。例えば光の吸収の原理
を利用する場合、光を生物体に照射するといった相互作
用は避けることはできないが、測定装置のセンサを含む
プローブが生物体に接触する等の測定方法による被測定
物への影響はできるだけ少なくしなければ測定誤差が大
きくなる。特に、被測定物が人のように意識を持った生
物の場合、測定方法による物理的な影響のみならず精神
的な影響も受ける。しかも、その影響は人の平衡状態と
プローブの状態との差によって変化する。その状態の差
によって、人自身が意識的であるにせよ無意識的である
にせよ、新しい平衡状態へ調整しようとするために生じ
る調整過程によって、物理量の測定に外乱が生じ、測定
値に影響を与えるおそれがある。
するには、被測定者の体表と測定装置が何らかの形で相
互作用を行わなければならない。例えば光の吸収の原理
を利用する場合、光を生物体に照射するといった相互作
用は避けることはできないが、測定装置のセンサを含む
プローブが生物体に接触する等の測定方法による被測定
物への影響はできるだけ少なくしなければ測定誤差が大
きくなる。特に、被測定物が人のように意識を持った生
物の場合、測定方法による物理的な影響のみならず精神
的な影響も受ける。しかも、その影響は人の平衡状態と
プローブの状態との差によって変化する。その状態の差
によって、人自身が意識的であるにせよ無意識的である
にせよ、新しい平衡状態へ調整しようとするために生じ
る調整過程によって、物理量の測定に外乱が生じ、測定
値に影響を与えるおそれがある。
【0003】被測定物をプローブと接触させて測定する
場合に位置や方位などの測定条件を定めることは検討さ
れているが、非接触状態でそのような測定条件を定める
ことは行われておらず、接触状態での方法を適応するこ
ともできない。すなわち、被測定物をプローブその他の
物に接触させて測定条件を決めた場合には、接触による
意識的又は生理的な影響が測定値に及ぶ。そのような影
響を避けるには、非接触状態で測定条件を決める方法が
必要である。特に、微量成分の濃度、例えばグルコース
濃度を測定する場合、もともと得られる信号が非常に弱
い上、接触状態で測定すれば物理的な影響や精神的な影
響により測定値が乱れてS/N比を悪化させ、信号の抽
出が難しくなる。現在非侵襲グルコース測定において精
度が得られない原因はこのような接触に伴う影響が一つ
の原因と考えられている。この物理的又は精神的な影響
による測定誤差を最も小さくする方法は、被測定物とプ
ローブとが接触しないように、被測定物をプローブと接
触させない状態で空間に配置し、それに測定装置から光
を照射して測定を行なう方法である。
場合に位置や方位などの測定条件を定めることは検討さ
れているが、非接触状態でそのような測定条件を定める
ことは行われておらず、接触状態での方法を適応するこ
ともできない。すなわち、被測定物をプローブその他の
物に接触させて測定条件を決めた場合には、接触による
意識的又は生理的な影響が測定値に及ぶ。そのような影
響を避けるには、非接触状態で測定条件を決める方法が
必要である。特に、微量成分の濃度、例えばグルコース
濃度を測定する場合、もともと得られる信号が非常に弱
い上、接触状態で測定すれば物理的な影響や精神的な影
響により測定値が乱れてS/N比を悪化させ、信号の抽
出が難しくなる。現在非侵襲グルコース測定において精
度が得られない原因はこのような接触に伴う影響が一つ
の原因と考えられている。この物理的又は精神的な影響
による測定誤差を最も小さくする方法は、被測定物とプ
ローブとが接触しないように、被測定物をプローブと接
触させない状態で空間に配置し、それに測定装置から光
を照射して測定を行なう方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】非接触状態で測定しよ
うとすると、接触に伴う物理的又は精神的な影響は排除
できるが、被測定物と測定装置との相対的な位置関係の
変動に伴う測定誤差が生じることが知られている(特開
平9−49794号公報等を参照)。したがって、測定
条件である測定部位(測定光の照射位置)、測定面積
(測定光が被測定物表面を照射する照射面積、すなわち
測定装置から被測定物表面までの距離)及び測定方位
(測定光の被測定表面への入射方向)を正確に決めなけ
れば高精度の測定結果を得ることができない。そこで、
本発明は被測定物をプローブとは非接触状態で空間に配
置するとともに、測定装置との相対的な位置を決定する
ことによって再現性のよい測定データを得るようにする
ことを目的とするものである。
うとすると、接触に伴う物理的又は精神的な影響は排除
できるが、被測定物と測定装置との相対的な位置関係の
変動に伴う測定誤差が生じることが知られている(特開
平9−49794号公報等を参照)。したがって、測定
条件である測定部位(測定光の照射位置)、測定面積
(測定光が被測定物表面を照射する照射面積、すなわち
測定装置から被測定物表面までの距離)及び測定方位
(測定光の被測定表面への入射方向)を正確に決めなけ
れば高精度の測定結果を得ることができない。そこで、
本発明は被測定物をプローブとは非接触状態で空間に配
置するとともに、測定装置との相対的な位置を決定する
ことによって再現性のよい測定データを得るようにする
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では人などの被測
定物が通常の状態、例えば室温で既に熱平衡になってい
る状態のままで測定することが望ましい。そのため被測
定部位を測定装置の所定の空間に非接触状態で設置し、
プローブと被測定物との相対的な位置関係と照射光の方
位の関係を決定し、常に一定の位置及び方位で測定を行
なうようにするものである。それにより、いつでも同じ
測定条件で被測定物の物理量を非接触的に、かつ非侵襲
的に測定することができるようになる。
定物が通常の状態、例えば室温で既に熱平衡になってい
る状態のままで測定することが望ましい。そのため被測
定部位を測定装置の所定の空間に非接触状態で設置し、
プローブと被測定物との相対的な位置関係と照射光の方
位の関係を決定し、常に一定の位置及び方位で測定を行
なうようにするものである。それにより、いつでも同じ
測定条件で被測定物の物理量を非接触的に、かつ非侵襲
的に測定することができるようになる。
【0006】そこで、本発明の測定方法では、被測定物
上の測定部位の目印となる像、その像からセンシング位
置までの距離、及び測定時の被測定部位に対する物理量
測定装置の方位を予め登録しておき、図1に示されるよ
うに、次のステップ(A)から(D)により物理量測定
装置の位置及び方位を決定して測定を行なう。 (A)被測定物を所定の空間に非接触状態で配置し、プ
ローブのセンシング位置に位置決め手段を配置して、そ
の位置決め手段が予め登録された被測定部位の像を検出
し、かつその検出した像の位置が登録されている像の位
置(X0,Y0)と一致するように前記プローブの位置を
調整するステップ、(B)プローブのセンシング位置に
距離測定手段を配置し、被測定部位までの距離が予め登
録された距離(Z0)になるようにプローブの位置を調
整するステップ、(C)プローブのセンシング位置に方
位決定手段を配置し、被測定部位の方位が予め登録され
た方位(θ0)となるセンシング位置を決定するステッ
プ、(D)その後、プローブのセンシング位置に物理量
測定装置を配置し、方位決定手段により決定された位置
に移動させた後、その物理量測定装置から被測定部位に
測定光を照射し、被測定部位からの出力光を検出して物
理量を求めるステップ。
上の測定部位の目印となる像、その像からセンシング位
置までの距離、及び測定時の被測定部位に対する物理量
測定装置の方位を予め登録しておき、図1に示されるよ
うに、次のステップ(A)から(D)により物理量測定
装置の位置及び方位を決定して測定を行なう。 (A)被測定物を所定の空間に非接触状態で配置し、プ
ローブのセンシング位置に位置決め手段を配置して、そ
の位置決め手段が予め登録された被測定部位の像を検出
し、かつその検出した像の位置が登録されている像の位
置(X0,Y0)と一致するように前記プローブの位置を
調整するステップ、(B)プローブのセンシング位置に
距離測定手段を配置し、被測定部位までの距離が予め登
録された距離(Z0)になるようにプローブの位置を調
整するステップ、(C)プローブのセンシング位置に方
位決定手段を配置し、被測定部位の方位が予め登録され
た方位(θ0)となるセンシング位置を決定するステッ
プ、(D)その後、プローブのセンシング位置に物理量
測定装置を配置し、方位決定手段により決定された位置
に移動させた後、その物理量測定装置から被測定部位に
測定光を照射し、被測定部位からの出力光を検出して物
理量を求めるステップ。
【0007】本発明では、図2に示されるリング状のプ
ローブ上で、その中心を通ってリング面に直交する1つ
の面をXY面とし、プローブの中心を通ってXY面に直
交する軸をZ軸としたとき、そのリングの中央の円とZ
軸との交点をセンシング位置とする。被測定部位までの
予め登録された距離(Z0)は、リング状のプローブの
半径と等しいことが好ましい。その場合には、被測定部
位がプローブのリングの中心にくるため、上記のステッ
プ(C)で被測定部位の方位が予め登録された方位(θ
0)となるように調整するためにプローブのリングを回
転させても、ステップ(A)ですでに決定した被測定部
位の位置(X0,Y0)が変化しない。また、測定の方位
とは、物理量を測定する光束と被測定部位の法線方向と
のなす角度を指す。測定の方位は種々に決めることがで
きるが、その1つの方法は方位角度が0、すなわち物理
量を測定する光束の方向と被測定部位の法線方向とがな
す角度が0になるように決めることである。方位角度が
0の方位を基準方位と呼ぶことにすると、基準方位で物
理量を測定するには、被測定物の形の特徴を利用して基
準方位を検出することができる。例えば、被測定物のY
Z平面中の断面の形が長方形の場合は、図3(A)のよ
うに透過光エネルギーは0方位角で最大となる。また、
例えば、被測定物のYZ平面中の断面の形が円の場合
は、図3(B)のように透過光エネルギーは0方位角で
最小となる。被測定物のYZ平面中の断面の形が長方形
や円の場合に限らず、他の形のときも透過エネルギー波
形の特徴を利用して基準方位を検出することができる。
物理量測定は基準方位に限らず、他の方位で行なっても
よく、基準方位以外の方位も透過エネルギー波形から検
出することができる。さらには、方位の決定を透過エネ
ルギー自体でなく、その一次微分、二次微分又はそれよ
り高次の微分波形を利用して行なってもよい。
ローブ上で、その中心を通ってリング面に直交する1つ
の面をXY面とし、プローブの中心を通ってXY面に直
交する軸をZ軸としたとき、そのリングの中央の円とZ
軸との交点をセンシング位置とする。被測定部位までの
予め登録された距離(Z0)は、リング状のプローブの
半径と等しいことが好ましい。その場合には、被測定部
位がプローブのリングの中心にくるため、上記のステッ
プ(C)で被測定部位の方位が予め登録された方位(θ
0)となるように調整するためにプローブのリングを回
転させても、ステップ(A)ですでに決定した被測定部
位の位置(X0,Y0)が変化しない。また、測定の方位
とは、物理量を測定する光束と被測定部位の法線方向と
のなす角度を指す。測定の方位は種々に決めることがで
きるが、その1つの方法は方位角度が0、すなわち物理
量を測定する光束の方向と被測定部位の法線方向とがな
す角度が0になるように決めることである。方位角度が
0の方位を基準方位と呼ぶことにすると、基準方位で物
理量を測定するには、被測定物の形の特徴を利用して基
準方位を検出することができる。例えば、被測定物のY
Z平面中の断面の形が長方形の場合は、図3(A)のよ
うに透過光エネルギーは0方位角で最大となる。また、
例えば、被測定物のYZ平面中の断面の形が円の場合
は、図3(B)のように透過光エネルギーは0方位角で
最小となる。被測定物のYZ平面中の断面の形が長方形
や円の場合に限らず、他の形のときも透過エネルギー波
形の特徴を利用して基準方位を検出することができる。
物理量測定は基準方位に限らず、他の方位で行なっても
よく、基準方位以外の方位も透過エネルギー波形から検
出することができる。さらには、方位の決定を透過エネ
ルギー自体でなく、その一次微分、二次微分又はそれよ
り高次の微分波形を利用して行なってもよい。
【0008】この測定方法を実現するために、本発明の
測定装置の一局面は、図2に示されるように、被測定部
位9が非接触状態で配置される空間の周りに設置された
リング状のプローブ2と、プローブ2の中心を通ってリ
ングの面に直交する1つの面をXY面とし、プローブ2
の中心を通ってXY面に直交する軸をZ軸としたとき、
プローブ2をX,Y,Z軸方向に移動可能に支持すると
ともに、プローブ2をリングを含む面内で回転可能に支
持する支持機構(図示略)と、プローブ2のリングに沿
って配置され内側に向けて取り付けられた位置決め手段
4、距離測定手段6、方位決定手段8及び物理量測定装
置10のセンサ類と、被測定部位9の目印となる像の位
置、測定時の被測定部位9からリングとZ軸との交点に
位置するセンシング位置までの距離、及び測定時の被測
定部位9に対する物理量測定装置10の方位を記憶して
おり、所定の空間に非接触状態で配置された被測定物9
に対し、センシング位置に位置決め手段4を配置したと
き、その位置決め手段4が予め登録された被測定部位9
の像を検出し、かつその検出した像の位置が登録されて
いる像の位置と一致するように支持機構をX軸方向とY
軸方向に制御してプローブ2の位置を調整し、プローブ
2のセンシング位置に距離測定手段6を配置したとき、
被測定部位9までの距離が予め登録された距離になるよ
うに支持機構をZ軸方向に制御してプローブ2の位置を
調整し、プローブ2のセンシング位置に方位決定手段8
を配置したとき、被測定部位9の方位が予め登録された
方位となる位置を決定し、プローブ2のセンシング位置
に物理量測定装置10を配置したとき、物理量測定装置
10を方位決定手段8により決定された位置に移動させ
る位置制御部(図示略)と、位置制御部により位置決め
された物理量測定装置10の検出信号から物理量を算出
するデータ処理装置(図示略)とを備えている。
測定装置の一局面は、図2に示されるように、被測定部
位9が非接触状態で配置される空間の周りに設置された
リング状のプローブ2と、プローブ2の中心を通ってリ
ングの面に直交する1つの面をXY面とし、プローブ2
の中心を通ってXY面に直交する軸をZ軸としたとき、
プローブ2をX,Y,Z軸方向に移動可能に支持すると
ともに、プローブ2をリングを含む面内で回転可能に支
持する支持機構(図示略)と、プローブ2のリングに沿
って配置され内側に向けて取り付けられた位置決め手段
4、距離測定手段6、方位決定手段8及び物理量測定装
置10のセンサ類と、被測定部位9の目印となる像の位
置、測定時の被測定部位9からリングとZ軸との交点に
位置するセンシング位置までの距離、及び測定時の被測
定部位9に対する物理量測定装置10の方位を記憶して
おり、所定の空間に非接触状態で配置された被測定物9
に対し、センシング位置に位置決め手段4を配置したと
き、その位置決め手段4が予め登録された被測定部位9
の像を検出し、かつその検出した像の位置が登録されて
いる像の位置と一致するように支持機構をX軸方向とY
軸方向に制御してプローブ2の位置を調整し、プローブ
2のセンシング位置に距離測定手段6を配置したとき、
被測定部位9までの距離が予め登録された距離になるよ
うに支持機構をZ軸方向に制御してプローブ2の位置を
調整し、プローブ2のセンシング位置に方位決定手段8
を配置したとき、被測定部位9の方位が予め登録された
方位となる位置を決定し、プローブ2のセンシング位置
に物理量測定装置10を配置したとき、物理量測定装置
10を方位決定手段8により決定された位置に移動させ
る位置制御部(図示略)と、位置制御部により位置決め
された物理量測定装置10の検出信号から物理量を算出
するデータ処理装置(図示略)とを備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1の測定方法において、複数回
の物理量測定を行なうに際し、毎回の物理量測定時に上
記の(A)から(D)のステップを繰り返すようにして
もよい。被測定物を非接触状態とするので、長い時間に
わたって固定することはできない。そのため、毎回の物
理量測定時に被測定部位と物理量測定装置との相対的な
位置と方位を調整することにより、常に一定した測定条
件のもとで物理量を測定することができるようになる。
また、被測定物が動いている状態でも一定した測定条件
のもとで物理量を測定することができるようになる。
の物理量測定を行なうに際し、毎回の物理量測定時に上
記の(A)から(D)のステップを繰り返すようにして
もよい。被測定物を非接触状態とするので、長い時間に
わたって固定することはできない。そのため、毎回の物
理量測定時に被測定部位と物理量測定装置との相対的な
位置と方位を調整することにより、常に一定した測定条
件のもとで物理量を測定することができるようになる。
また、被測定物が動いている状態でも一定した測定条件
のもとで物理量を測定することができるようになる。
【0010】測定条件を決めやすくするために、図1の
上部に示されているように、被測定部位9を所定の空間
に配置する際、予備的な位置決め装置を用い、位置決め
後、その予備的位置決め装置を除去して被測定部位9を
空間に非接触的に配置するのが好ましい。その後、上記
に示したように、被測定部位9に対し、プローブ2のセ
ンシング位置、測定面積(距離)、及び測定方位を決め
た後、プローブ2のセンシング位置に物理量測定装置1
0を配置して物理量測定を実施する。
上部に示されているように、被測定部位9を所定の空間
に配置する際、予備的な位置決め装置を用い、位置決め
後、その予備的位置決め装置を除去して被測定部位9を
空間に非接触的に配置するのが好ましい。その後、上記
に示したように、被測定部位9に対し、プローブ2のセ
ンシング位置、測定面積(距離)、及び測定方位を決め
た後、プローブ2のセンシング位置に物理量測定装置1
0を配置して物理量測定を実施する。
【0011】位置決め手段4の一例は、CCDカメラの
ような二次元画像検出装置である。距離測定手段6の一
例は、光ビームを被測定物に照射する第1の光ビーム照
射光学系、被測定物による光ビームの反射光を受光する
位置検出素子、及び被測定物による反射光を位置検出素
子上に集光させる受光光学系を備え、その位置検出素子
上の集光位置によりセンシング位置から被測定物までの
距離を検出するものである。
ような二次元画像検出装置である。距離測定手段6の一
例は、光ビームを被測定物に照射する第1の光ビーム照
射光学系、被測定物による光ビームの反射光を受光する
位置検出素子、及び被測定物による反射光を位置検出素
子上に集光させる受光光学系を備え、その位置検出素子
上の集光位置によりセンシング位置から被測定物までの
距離を検出するものである。
【0012】方位決定手段3の一例は、方位を変えて光
ビームを被測定物に照射する第2の光ビーム照射光学系
と、被測定物を透過した光ビームを検出する受光部とを
含み、その受光部が検出した透過光強度又はその微分値
により、物理量を測定する際の測定光の入射角を決定す
るものである。第1、第2の光ビーム照射光学系は、光
源としてレーザ装置を備えたものとすることができる。
ビームを被測定物に照射する第2の光ビーム照射光学系
と、被測定物を透過した光ビームを検出する受光部とを
含み、その受光部が検出した透過光強度又はその微分値
により、物理量を測定する際の測定光の入射角を決定す
るものである。第1、第2の光ビーム照射光学系は、光
源としてレーザ装置を備えたものとすることができる。
【0013】位置制御部は、プローブの位置決めを行な
う機能を実行するプログラムを備えていることが好まし
い。これにより、被測定物を所定の位置に配置すれば、
位置決めから物理量測定までを自動的に実行させること
ができるようになる。また、位置制御部は、複数回の物
理量測定を行なう際に、毎回の物理量測定時にプローブ
の位置決めのプログラムを繰り返すように制御するもの
であることが好ましい。これにより、常に一定した測定
条件のもとでの物理量測定が自動的に実行できるように
なる。
う機能を実行するプログラムを備えていることが好まし
い。これにより、被測定物を所定の位置に配置すれば、
位置決めから物理量測定までを自動的に実行させること
ができるようになる。また、位置制御部は、複数回の物
理量測定を行なう際に、毎回の物理量測定時にプローブ
の位置決めのプログラムを繰り返すように制御するもの
であることが好ましい。これにより、常に一定した測定
条件のもとでの物理量測定が自動的に実行できるように
なる。
【0014】
【実施例】図4はプローブ2に対する二次元画像検出手
段4、距離測定手段6、方位決定手段8及び物理量測定
装置10の配置を示したものである。方位決定手段8は
ビーム照射部8aと受光部8bとからなり、それらはプ
ローブ2のリングの直径の両端にそれぞれ配置されてい
る。位置決めを行なう二次元画像検出手段4は、ビーム
照射部8aと受光部8bが配置されている直径に直交す
る方向に配置されており、二次元画像検出手段4の位置
を基準にして距離測定手段6と物理量測定装置10がそ
れぞれ正及び負の45度の位置に配置されている。
段4、距離測定手段6、方位決定手段8及び物理量測定
装置10の配置を示したものである。方位決定手段8は
ビーム照射部8aと受光部8bとからなり、それらはプ
ローブ2のリングの直径の両端にそれぞれ配置されてい
る。位置決めを行なう二次元画像検出手段4は、ビーム
照射部8aと受光部8bが配置されている直径に直交す
る方向に配置されており、二次元画像検出手段4の位置
を基準にして距離測定手段6と物理量測定装置10がそ
れぞれ正及び負の45度の位置に配置されている。
【0015】図5は一実施例の測定装置を具体的に示し
たものである。プローブ2がZステージ20上に回転可
能に支持されており、プローブ2の側面には歯車22が
設けられ、その歯車22がモータ24の回転軸に取り付
けられた歯車26と噛み合っていることにより、モータ
24の回転によりプローブ2が回転する。プローブ2の
回転は二次元画像検出手段4、距離測定手段6、ビーム
照射部8a、受光部8b及び物理量測定装置10をセン
シング位置に配置するとともに、方位角を調節するため
のものであり、その回転角度がθである。
たものである。プローブ2がZステージ20上に回転可
能に支持されており、プローブ2の側面には歯車22が
設けられ、その歯車22がモータ24の回転軸に取り付
けられた歯車26と噛み合っていることにより、モータ
24の回転によりプローブ2が回転する。プローブ2の
回転は二次元画像検出手段4、距離測定手段6、ビーム
照射部8a、受光部8b及び物理量測定装置10をセン
シング位置に配置するとともに、方位角を調節するため
のものであり、その回転角度がθである。
【0016】Zステージ20はXYステージ30に対し
Z軸方向に移動可能に取り付けられており、モータ32
の回転によりZステージ20がZ軸方向に移動する。X
Yステージ30は支持台(図示略)によりX方向とY方
向に移動可能に支持されており、Xモータ34とYモー
タ36の回転によりそれぞれX軸方向とY軸方向に移動
する。各モータ32,34,36,24の回転によるス
テージ20,30の移動やプローブ2の回転は、図には
示されていない位置制御部により、予め設定された条件
になるように制御される。
Z軸方向に移動可能に取り付けられており、モータ32
の回転によりZステージ20がZ軸方向に移動する。X
Yステージ30は支持台(図示略)によりX方向とY方
向に移動可能に支持されており、Xモータ34とYモー
タ36の回転によりそれぞれX軸方向とY軸方向に移動
する。各モータ32,34,36,24の回転によるス
テージ20,30の移動やプローブ2の回転は、図には
示されていない位置制御部により、予め設定された条件
になるように制御される。
【0017】図6はプローブ2と各種センサ類4,6,
8a,8b,10と、被測定物(例えば指)9との相対
的な位置関係を示したものである。Z軸とプローブ2の
リングとが交差する位置(図6では二次元画像検出手段
4が配置されている位置)がセンシング位置であり、そ
の位置に二次元画像検出手段4、距離測定手段6及びビ
ーム照射部8aをそれぞれ配置してフローブの位置調整
と方位決定を行ない、その後センシング位置に物理量測
定装置10を配置して物理量測定を実施する。
8a,8b,10と、被測定物(例えば指)9との相対
的な位置関係を示したものである。Z軸とプローブ2の
リングとが交差する位置(図6では二次元画像検出手段
4が配置されている位置)がセンシング位置であり、そ
の位置に二次元画像検出手段4、距離測定手段6及びビ
ーム照射部8aをそれぞれ配置してフローブの位置調整
と方位決定を行ない、その後センシング位置に物理量測
定装置10を配置して物理量測定を実施する。
【0018】図7は一実施例の装置の全体を概略的に表
したものである。各モータ24,32,34,36を駆
動するためにモータードライバ回路40が設けられ、モ
ータードライバ回路40の動作を制御するモーターコン
トローラ42が、位置制御部とデータ処理装置を兼ねる
制御・記憶・データ処理装置44により制御されるよう
になっている。プローブ2にセンサ類として位置決め手
段の二次元画像検出装置4、距離測定手段の一次元位置
検出装置6、方位決定手段の方位受光量検出装置8が設
けられている。二次元画像検出装置4はセンシング位置
(X,Y)を決めるものであり、一次元位置検出装置6
は測定距離Z、すなわち測定面積を決めるものであり、
方位受光量検出装置8は測定方位θを決めるものであ
る。これらのセンサ類の動作が制御・記憶・データ処理
装置44により制御され、それらのセンサ類の検出信号
を基に予め設定された条件になるように制御・記憶・デ
ータ処理装置44からモーターコントローラ42を経て
それぞれのモータ24,32,34,36が制御され
る。物理量測定装置としての血糖濃度非侵襲測定装置1
0の検出信号は制御・記憶・データ処理装置44でデー
タ処理され、ディスプレイ50により表示される。ディ
スプレイ50は物理量の測定結果を表示する部分であっ
て、ここでは血糖濃度値を表示する。46はセンシング
位置(X,Y)、測定面積(距離)(Z)、測定方位
(θ)の測定条件を制御・記憶・データ処理装置44に
入力する入力部であり、48はプローブ2の状態をモニ
タして表示する測定条件モニタ装置である。
したものである。各モータ24,32,34,36を駆
動するためにモータードライバ回路40が設けられ、モ
ータードライバ回路40の動作を制御するモーターコン
トローラ42が、位置制御部とデータ処理装置を兼ねる
制御・記憶・データ処理装置44により制御されるよう
になっている。プローブ2にセンサ類として位置決め手
段の二次元画像検出装置4、距離測定手段の一次元位置
検出装置6、方位決定手段の方位受光量検出装置8が設
けられている。二次元画像検出装置4はセンシング位置
(X,Y)を決めるものであり、一次元位置検出装置6
は測定距離Z、すなわち測定面積を決めるものであり、
方位受光量検出装置8は測定方位θを決めるものであ
る。これらのセンサ類の動作が制御・記憶・データ処理
装置44により制御され、それらのセンサ類の検出信号
を基に予め設定された条件になるように制御・記憶・デ
ータ処理装置44からモーターコントローラ42を経て
それぞれのモータ24,32,34,36が制御され
る。物理量測定装置としての血糖濃度非侵襲測定装置1
0の検出信号は制御・記憶・データ処理装置44でデー
タ処理され、ディスプレイ50により表示される。ディ
スプレイ50は物理量の測定結果を表示する部分であっ
て、ここでは血糖濃度値を表示する。46はセンシング
位置(X,Y)、測定面積(距離)(Z)、測定方位
(θ)の測定条件を制御・記憶・データ処理装置44に
入力する入力部であり、48はプローブ2の状態をモニ
タして表示する測定条件モニタ装置である。
【0019】次に、この実施例において測定条件を決定
するための各装置を説明する。図8は被測定物を空間に
配置する際にその位置と方向を予備的に決めるための仮
方向決め装置であり、被測定物2が指である場合のスタ
ンド52を示したものである。このスタンド52は指9
をおき、その軸をX軸方向になるように位置決めするた
めのものであり、指9を支持する2つのU字型の支持部
53a,53bを備えている。このスタンド52は、更
に簡単なパイプ状のものとしてもよいし、1つの鞍型支
持部を備えたものでもよい。このスタンド52は予備的
なものであり、指9の配置が決まると取り除かれるよう
に設置される。ただし、被測定物の位置設定の安定性を
考慮すると、被測定物に物理的な影響を大きく与えない
位置で被測定物と接触する一部の支えを残して、被測定
物の概略的な位置決めを行なうようにしてもよい。
するための各装置を説明する。図8は被測定物を空間に
配置する際にその位置と方向を予備的に決めるための仮
方向決め装置であり、被測定物2が指である場合のスタ
ンド52を示したものである。このスタンド52は指9
をおき、その軸をX軸方向になるように位置決めするた
めのものであり、指9を支持する2つのU字型の支持部
53a,53bを備えている。このスタンド52は、更
に簡単なパイプ状のものとしてもよいし、1つの鞍型支
持部を備えたものでもよい。このスタンド52は予備的
なものであり、指9の配置が決まると取り除かれるよう
に設置される。ただし、被測定物の位置設定の安定性を
考慮すると、被測定物に物理的な影響を大きく与えない
位置で被測定物と接触する一部の支えを残して、被測定
物の概略的な位置決めを行なうようにしてもよい。
【0020】図9(A)はセンシング位置を定めるため
の二次元画像検出手段4の概略を示したものである。位
置決めは、予め登録された被測定部位、例えば図のよう
に手につけた星印の位置が登録された位置(X0,Y0)
にくるように、XY平面内でプローブを移動させる。二
次元画像検出手段4としては、例えば二次元CCDカメ
ラを備えた画像読取り装置であり、そのほかに照明装置
やディスプレイもセットとして組み込まれている。
の二次元画像検出手段4の概略を示したものである。位
置決めは、予め登録された被測定部位、例えば図のよう
に手につけた星印の位置が登録された位置(X0,Y0)
にくるように、XY平面内でプローブを移動させる。二
次元画像検出手段4としては、例えば二次元CCDカメ
ラを備えた画像読取り装置であり、そのほかに照明装置
やディスプレイもセットとして組み込まれている。
【0021】図9(B)はこの位置決めの過程を示した
ものであり、登録画像の位置(X0,Y0)に対し、読み
取られた現在画像が(X,Y)であるとすると、プロー
ブ2をX軸方向とY軸方向に移動させることにより取り
込まれた画像の位置が登録画像の位置と一致するように
プローブ2のX,Y位置が調整される。
ものであり、登録画像の位置(X0,Y0)に対し、読み
取られた現在画像が(X,Y)であるとすると、プロー
ブ2をX軸方向とY軸方向に移動させることにより取り
込まれた画像の位置が登録画像の位置と一致するように
プローブ2のX,Y位置が調整される。
【0022】図10(A)は測定面積を登録されたもの
にするための距離測定手段6の一例を示したものであ
る。測定面積は被測定物9と測定装置との距離を予め登
録されたものに調整することにより設定する。そのため
に、プローブ2のX,Y方向が調整された後、プローブ
2を回転させて距離測定手段6をセンシング位置へ配置
する。距離測定手段6にはレーザビームを被測定物9に
照射するレーザ装置6a、被測定物9によるレーザビー
ムの反射光を受光するPSD(位置検出素子:position
sensitive device)6c、及び被測定物9による反射
光をPSD6c上に集光させるレンズ6bが備えられて
いる。PSD6c上の結像位置はレーザ装置6aから被
測定物9までの距離に対応し、被測定物9の距離が変わ
るとPSD6c上での結像位置も変わるので、PSD6
c上の結像位置が予め登録された位置になるようにプロ
ーブ2をZ軸方向に移動させる。
にするための距離測定手段6の一例を示したものであ
る。測定面積は被測定物9と測定装置との距離を予め登
録されたものに調整することにより設定する。そのため
に、プローブ2のX,Y方向が調整された後、プローブ
2を回転させて距離測定手段6をセンシング位置へ配置
する。距離測定手段6にはレーザビームを被測定物9に
照射するレーザ装置6a、被測定物9によるレーザビー
ムの反射光を受光するPSD(位置検出素子:position
sensitive device)6c、及び被測定物9による反射
光をPSD6c上に集光させるレンズ6bが備えられて
いる。PSD6c上の結像位置はレーザ装置6aから被
測定物9までの距離に対応し、被測定物9の距離が変わ
るとPSD6c上での結像位置も変わるので、PSD6
c上の結像位置が予め登録された位置になるようにプロ
ーブ2をZ軸方向に移動させる。
【0023】図10(B)と(C)はそのZ軸方向の調
整過程を示したのもであり、現在位置Zが登録されたZ
0と等しくなるようにプローブ2のZ軸方向が調整され
る。位置P(X,Y,Z)がP(X0,Y0,Z0)となるよう
に調整されると、測定部位が方位角θの回転中心、すな
わちX軸上に位置決めされたことになる。
整過程を示したのもであり、現在位置Zが登録されたZ
0と等しくなるようにプローブ2のZ軸方向が調整され
る。位置P(X,Y,Z)がP(X0,Y0,Z0)となるよう
に調整されると、測定部位が方位角θの回転中心、すな
わちX軸上に位置決めされたことになる。
【0024】測定面積が決められたあと、光の入射角度
である測定方位を決める。ここでは測定方位を決めるた
めに、被測定物9からの透過光強度を検出する。光が被
測定物を透過する際、被測定物9の厚さが厚いほど透過
光が弱くなる。したがって、透過光強度が最も強くなる
入射角に対応するパス長が一番短かい。この最も短かい
パス長に対応する光の入射角度を物理量を測定する際の
入射方位として用いる。
である測定方位を決める。ここでは測定方位を決めるた
めに、被測定物9からの透過光強度を検出する。光が被
測定物を透過する際、被測定物9の厚さが厚いほど透過
光が弱くなる。したがって、透過光強度が最も強くなる
入射角に対応するパス長が一番短かい。この最も短かい
パス長に対応する光の入射角度を物理量を測定する際の
入射方位として用いる。
【0025】図11(A)は方位決定手段8の一例を示
したものであり、ビーム照射部8aと受光部8bを含ん
でいる。ビーム照射部8aでは、レーザビーム60をポ
リゴンミラー62に入射させ、ポリゴンミラー62によ
る反射光をレンズ64に入射させる。ポリゴンミラー6
2の反射面がレンズ64の焦点位置にくるように配置し
ておくことにより、ポリゴンミラー62の反射光がレン
ズ64を経由してレンズ64の光学系の光軸と平行なビ
ームとなる。平行ビームはレンズ66により集光させて
被測定物9に入射させ、被測定物9の透過光を受光部8
bにより検出する。レンズ66は被測定物9がレンズ6
6の焦点位置にくるように配置しておくことにより、レ
ンズ66を経たレーザビームが被測定物9の同一位置に
入射する。被測定物9の透過光を受光部8bにより検出
してその透過光強度が最も強くなる入射角θpを物理量
を測定する際の測定光の入射角(測定方位)θ0とす
る。図11(B),(C)はこの測定方位θ0を調整す
る過程を示したものである。
したものであり、ビーム照射部8aと受光部8bを含ん
でいる。ビーム照射部8aでは、レーザビーム60をポ
リゴンミラー62に入射させ、ポリゴンミラー62によ
る反射光をレンズ64に入射させる。ポリゴンミラー6
2の反射面がレンズ64の焦点位置にくるように配置し
ておくことにより、ポリゴンミラー62の反射光がレン
ズ64を経由してレンズ64の光学系の光軸と平行なビ
ームとなる。平行ビームはレンズ66により集光させて
被測定物9に入射させ、被測定物9の透過光を受光部8
bにより検出する。レンズ66は被測定物9がレンズ6
6の焦点位置にくるように配置しておくことにより、レ
ンズ66を経たレーザビームが被測定物9の同一位置に
入射する。被測定物9の透過光を受光部8bにより検出
してその透過光強度が最も強くなる入射角θpを物理量
を測定する際の測定光の入射角(測定方位)θ0とす
る。図11(B),(C)はこの測定方位θ0を調整す
る過程を示したものである。
【0026】このように、位置(X0,Y0)、測定面積
(距離)(Z0)及び測定方位(θ0)が決定されると、
図12に示されるように、物理量として血糖濃度などを
測定する物理量測定装置10をプローブの決定された位
置に配置し、その決定された条件において測定を行な
う。
(距離)(Z0)及び測定方位(θ0)が決定されると、
図12に示されるように、物理量として血糖濃度などを
測定する物理量測定装置10をプローブの決定された位
置に配置し、その決定された条件において測定を行な
う。
【0027】図13と図14は測定条件の決定から物理
量(例えば血糖値)測定までをまとめて示したものであ
る。測定を開始すると、まず測定条件(X0,Y0,
Z0,θ0)を決定する。その測定が初回の測定である場
合には、特徴のある画像を二次元画像検出手段4で取り
込み、特徴点の座標(X0,Y0)を新規に登録する。そ
の測定が2回目以降の測定である場合には、登録されて
いる座標(X0,Y0)を呼び出して参照する。その後、
測定装置を初期化する。ここでは、図4に示されるよう
にプローブ2の初期化を行なう。
量(例えば血糖値)測定までをまとめて示したものであ
る。測定を開始すると、まず測定条件(X0,Y0,
Z0,θ0)を決定する。その測定が初回の測定である場
合には、特徴のある画像を二次元画像検出手段4で取り
込み、特徴点の座標(X0,Y0)を新規に登録する。そ
の測定が2回目以降の測定である場合には、登録されて
いる座標(X0,Y0)を呼び出して参照する。その後、
測定装置を初期化する。ここでは、図4に示されるよう
にプローブ2の初期化を行なう。
【0028】その後、まず、被測定物9を図8に示され
るような仮方向決め装置により所定の位置に設置する。
この状態では被測定物の設定軸とX軸との間の角度αは
0°であり、方位角θは測定状態のθ0である。位置P
(X,Y,Z)はまだ測定状態の位置P(X0,Y0,Z0)に
はなっていない。仮方向決め装置を除去し、被測定物を
非接触状態で空間に配置する。まず、二次元画像検出手
段4がセンシング位置にくるようにプローブ2が回転
し、二次元画像検出手段4が現在画像を取り込み、その
画像はモニタ48に表示される。
るような仮方向決め装置により所定の位置に設置する。
この状態では被測定物の設定軸とX軸との間の角度αは
0°であり、方位角θは測定状態のθ0である。位置P
(X,Y,Z)はまだ測定状態の位置P(X0,Y0,Z0)に
はなっていない。仮方向決め装置を除去し、被測定物を
非接触状態で空間に配置する。まず、二次元画像検出手
段4がセンシング位置にくるようにプローブ2が回転
し、二次元画像検出手段4が現在画像を取り込み、その
画像はモニタ48に表示される。
【0029】二次元画像検出手段4により取りこまれた
現在位置が登録位置と比較され、現在位置(X,Y)が
登録位置(X0,Y0)となるようにXモータとYモータ
が駆動される。次に、一次元位置検出装置の距離測定手
段6がセンシング位置にくるようにプローブ2が回転
し、距離測定手段6で現在距離が検出され、Z=Z0と
なるようにZモータが駆動される。
現在位置が登録位置と比較され、現在位置(X,Y)が
登録位置(X0,Y0)となるようにXモータとYモータ
が駆動される。次に、一次元位置検出装置の距離測定手
段6がセンシング位置にくるようにプローブ2が回転
し、距離測定手段6で現在距離が検出され、Z=Z0と
なるようにZモータが駆動される。
【0030】次に、方位決定手段8のビーム照射部8a
がセンシング位置にくるようにプローブ2が回転し、方
位を変えてビーム照射部8aからレーザビームが被測定
物9に照射され、その透過光が受光部8bで検出されて
透過光量が最大になる方位角θmaxを決定する。その
後、物理量測定装置がセンシング位置からさらに上記で
決定された方位角θmaxとなるようにプローブ2が回転
する。その位置で被測定物に複数波長にわたって測定光
が照射され、その出力光を検出してデータ処理装置でデ
ータ処理される。データ処理装置では、例えば多変量分
析により血糖濃度が算出され、その値はディスプレイ5
0に表示される。
がセンシング位置にくるようにプローブ2が回転し、方
位を変えてビーム照射部8aからレーザビームが被測定
物9に照射され、その透過光が受光部8bで検出されて
透過光量が最大になる方位角θmaxを決定する。その
後、物理量測定装置がセンシング位置からさらに上記で
決定された方位角θmaxとなるようにプローブ2が回転
する。その位置で被測定物に複数波長にわたって測定光
が照射され、その出力光を検出してデータ処理装置でデ
ータ処理される。データ処理装置では、例えば多変量分
析により血糖濃度が算出され、その値はディスプレイ5
0に表示される。
【0031】図15は複数回の測定を繰り返し行なう場
合の手順を示したものである。測定回数を示すmを0に
初期設定し、測定回数nを設定する。図13に示された
ように測定条件として位置(X0,Y0)、距離Z0及び
方位θ0を決定して物理量の測定を行い、測定回数のm
に1を加算する。測定回数mがnになるまでこの操作を
繰り返す。図15では毎回の測定で測定条件を決定して
いるが、最初に被測定物を位置決めし、プローブを調整
すると被測定物がほとんど動かないと考えられる場合に
は、測定条件決定を一度行った後、物理量の測定を連続
してn回繰り返すようにしてもよい。
合の手順を示したものである。測定回数を示すmを0に
初期設定し、測定回数nを設定する。図13に示された
ように測定条件として位置(X0,Y0)、距離Z0及び
方位θ0を決定して物理量の測定を行い、測定回数のm
に1を加算する。測定回数mがnになるまでこの操作を
繰り返す。図15では毎回の測定で測定条件を決定して
いるが、最初に被測定物を位置決めし、プローブを調整
すると被測定物がほとんど動かないと考えられる場合に
は、測定条件決定を一度行った後、物理量の測定を連続
してn回繰り返すようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明では被測定物を空間に配置し、被
測定物にあわせてプローブの位置、距離及び方位を決定
した後に物理量を測定するようにしたので、非接触状態
で行なう非侵襲測定であっても、再現性よく測定を行な
うことができる。そして非接触で測定することにより被
測定物がプローブから物理的又は精神的な影響を受ける
ことがなくなり、測定データのバラツキをなお抑えるこ
とができ、一層再現性のある測定を行えるようになる。
測定物にあわせてプローブの位置、距離及び方位を決定
した後に物理量を測定するようにしたので、非接触状態
で行なう非侵襲測定であっても、再現性よく測定を行な
うことができる。そして非接触で測定することにより被
測定物がプローブから物理的又は精神的な影響を受ける
ことがなくなり、測定データのバラツキをなお抑えるこ
とができ、一層再現性のある測定を行えるようになる。
【図1】 本発明方法を示す概略フローチャート図であ
る。
る。
【図2】 本発明装置を示す概略構成図である。
【図3】 (A),(B)はそれぞれ測定方位決定の原
理を示す図であり、それぞれ(a)は透過光の光路と測
定方位角θの関係を示し、(b)は測定方位角θに対す
る透過光量の関係を示す。
理を示す図であり、それぞれ(a)は透過光の光路と測
定方位角θの関係を示し、(b)は測定方位角θに対す
る透過光量の関係を示す。
【図4】 プローブに対する二次元画像検出手段、距離
測定手段、方位決定手段8及物理量測定装置の配置を示
す概略平面図である。
測定手段、方位決定手段8及物理量測定装置の配置を示
す概略平面図である。
【図5】 一実施例の測定装置を具体的に示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】 プローブ、各種センサ類及び被測定物の相対
的な位置関係を示す斜視図である。
的な位置関係を示す斜視図である。
【図7】 一実施例の装置の全体を概略的に示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】 被測定物を空間に配置する際にその位置と方
向を予備的に決めるための仮方向決め装置を示す斜視図
である。
向を予備的に決めるための仮方向決め装置を示す斜視図
である。
【図9】 (A)はセンシング位置を定めるための二次
元画像検出手段の概略図、(B)は位置決めの過程を示
す図である。
元画像検出手段の概略図、(B)は位置決めの過程を示
す図である。
【図10】 (A)は測定面積を定めるための距離測定
手段の概略図、(B)と(C)はその距離調整過程を示
す図である。
手段の概略図、(B)と(C)はその距離調整過程を示
す図である。
【図11】 (A)は方位決定手段の概略図、(B)は
方位決定の過程を示す図である。
方位決定の過程を示す図である。
【図12】 物理量測定装置をプローブの決定された位
置に配置して測定を行なう状態を示す概略図である。
置に配置して測定を行なう状態を示す概略図である。
【図13】 測定条件の決定から物理量測定までの操作
の前半部を示すフローチャート図である。
の前半部を示すフローチャート図である。
【図14】 測定条件の決定から物理量測定までの操作
の後半部を示すフローチャート図である。
の後半部を示すフローチャート図である。
【図15】 複数回の測定を繰り返し行なう場合の手順
を示すフローチャート図である。
を示すフローチャート図である。
2 プローブ 4 二次元画像検出手段 6 距離測定手段 8 方位決定手段 8a ビーム照射部 8b 受光部 9 被測定物 10 物理量測定装置 20 Zステージ 30 XYステージ 24,32,34,36 モータ 44 制御・記憶・データ処理装置
Claims (11)
- 【請求項1】 被測定部位の目印となる像、被測定部位
から物理量測定装置までの距離、及び測定時の被測定部
位に対する物理量測定装置の方位を予め登録しておき、
次のステップ(A)から(D)により物理量測定装置の
位置及び方位を決定して測定を行なうことを特徴とする
非接触非侵襲測定方法。 (A)被測定物を所定の空間に非接触状態で配置し、プ
ローブのセンシング位置に位置決め手段を配置して、そ
の位置決め手段が予め登録された被測定部位の像を検出
し、かつその検出した像の位置が登録されている像の位
置と一致するように前記プローブの位置を調整するステ
ップ、 (B)プローブのセンシング位置に距離測定手段を配置
し、被測定部位までの距離が予め登録された距離になる
ようにプローブの位置を調整するステップ、 (C)プローブのセンシング位置に方位決定手段を配置
し、被測定部位の方位が予め登録された方位となるセン
シング位置を決定するステップ、 (D)その後、プローブのセンシング位置に物理量測定
装置を配置し、方位決定手段により決定された位置に移
動させた後、その物理量測定装置から被測定部位に測定
光を照射し、被測定部位からの出力光を検出して物理量
を求めるステップ。 - 【請求項2】 前記プローブはリング状であり、被測定
部位はそのプローブの中心に配置されるようになってお
り、前記ステップ(B)における被測定部位までの予め
登録された距離はそのプローブのリングの半径と等しく
設定されている請求項1に記載の非接触非侵襲測定方
法。 - 【請求項3】 前記ステップ(A)で被測定物を所定の
空間に非接触状態で配置する際に、予備的な位置決め装
置を用いて位置決めした後、その予備的位置決め装置を
除去することにより、被測定物を空間に非接触状態で配
置する請求項1又は2に記載の非接触非侵襲測定方法。 - 【請求項4】 複数回の物理量測定を行なうに際し、毎
回の物理量測定時に物理量測定装置の位置及び方位の決
定作業を繰り返す請求項1,2又は3に記載の非接触非
侵襲測定方法。 - 【請求項5】 被測定部位が非接触状態で配置される空
間の周りに設置されたリング状のプローブと、 プローブの中心を通ってリングの面に直交する1つの面
をXY面とし、プローブの中心を通ってXY面に直交す
る軸をZ軸としたとき、プローブをX,Y,Z軸方向に
移動可能に支持するとともに、プローブをリングを含む
面内で回転可能に支持する支持機構と、 プローブのリングに沿って配置され内側に向けて取り付
けられた位置決め手段、距離測定手段、方位決定手段及
び物理量測定装置のセンサ類と、 被測定部位の目印となる像の位置、測定時の被測定部位
から前記リングとZ軸との交点に位置するセンシング位
置までの距離、及び測定時の被測定部位に対する物理量
測定装置の方位を記憶しており、所定の空間に非接触状
態で配置された被測定物に対し、センシング位置に前記
位置決め手段を配置したとき、その位置決め手段が予め
登録された被測定部位の像を検出し、かつその検出した
像の位置が登録されている像の位置と一致するように前
記支持機構をX軸方向とY軸方向に制御してプローブの
位置を調整し、プローブのセンシング位置に前記距離測
定手段を配置したとき、被測定部位までの距離が予め登
録された距離になるように前記支持機構をZ軸方向に制
御してプローブの位置を調整し、プローブのセンシング
位置に前記方位決定手段を配置したとき、被測定部位の
方位が予め登録された方位となる位置を決定し、プロー
ブのセンシング位置に前記物理量測定装置を配置したと
き、前記物理量測定装置を前記方位決定手段により決定
された位置に移動させる位置制御部と、 前記位置制御部により位置決めされた前記物理量測定装
置の検出信号から物理量を算出するデータ処理装置と、
を備えたことを特徴とする測定装置。 - 【請求項6】 前記位置決め手段は、二次元画像検出装
置である請求項5に記載の測定装置。 - 【請求項7】 前記距離測定手段は、光ビームを被測定
物に照射する第1の光ビーム照射光学系、被測定物によ
る前記光ビームの反射光を受光する位置検出素子、及び
被測定物による反射光を位置検出素子上に集光させる受
光光学系を備え、前記位置検出素子上の集光位置により
センシング位置から被測定物までの距離を検出するもの
である請求項5又は6に記載の測定装置。 - 【請求項8】 前記方位決定手段は、方位を変えて光ビ
ームを被測定物に照射する第2の光ビーム照射光学系
と、被測定物を透過した前記光ビームを検出する受光部
と、その受光部が検出した透過光強度又はその微分値に
より、物理量を測定する際の測定光の入射角を決定する
ものである請求項5から7のいずれかに記載の測定装
置。 - 【請求項9】 被測定物を所定の空間に配置する際にそ
の位置と方向を予備的に決めるための仮方向決め装置が
取外し可能にさらに設けられている請求項5から8のい
ずれかに記載の測定装置。 - 【請求項10】 前記位置制御部は、プローブの位置決
めを行なう機能を実行するプログラムを備えている請求
項5から9のいずれかに記載の測定装置。 - 【請求項11】 前記位置制御部は、複数回の物理量測
定を行なう際に、毎回の物理量測定時にプローブの位置
決めのプログラムを繰り返すように制御するものである
請求項10に記載の測定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337913A JPH11151229A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 非接触非侵襲測定方法及び装置 |
| US09/181,635 US6084676A (en) | 1997-11-21 | 1998-10-29 | Non-contact non-invasive measuring method and apparatus |
| EP98120518A EP0917854A3 (en) | 1997-11-21 | 1998-10-29 | Non-contact non-invasive measuring method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337913A JPH11151229A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 非接触非侵襲測定方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11151229A true JPH11151229A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18313180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9337913A Pending JPH11151229A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 非接触非侵襲測定方法及び装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0917854A3 (ja) |
| JP (1) | JPH11151229A (ja) |
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- 1997-11-21 JP JP9337913A patent/JPH11151229A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-29 EP EP98120518A patent/EP0917854A3/en not_active Withdrawn
- 1998-10-29 US US09/181,635 patent/US6084676A/en not_active Expired - Fee Related
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| US6084676A (en) | 2000-07-04 |
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