JPH111573A - 老化防止剤 - Google Patents

老化防止剤

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Publication number
JPH111573A
JPH111573A JP17328297A JP17328297A JPH111573A JP H111573 A JPH111573 A JP H111573A JP 17328297 A JP17328297 A JP 17328297A JP 17328297 A JP17328297 A JP 17328297A JP H111573 A JPH111573 A JP H111573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antioxidant
weight
butylphenol
polyolefin resin
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17328297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kawahigashi
正記 川東
Takeshi Murakami
剛 村上
Hiroshi Kato
寛 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP17328297A priority Critical patent/JPH111573A/ja
Publication of JPH111573A publication Critical patent/JPH111573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐劣化特性に優れた変性老化防止剤を提供す
ることを目的とする。 【構成】 本発明の老化防止剤は、ビス(t−ブチルフ
ェノール)または(t−ブチル−ヒドロキシフェニル)
プロピオネートと、有機過酸化物との混合物を140〜
300℃で加熱処理してなることによって、両者を反応
させて得られるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐劣化特性に優れた老
化防止剤に関するものである。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】現在、
ケーブルにおいて、導体を絶縁被覆してなる電気絶縁層
には電気特性に優れるポリオレフィン樹脂組成物が好適
に用いられている。該ポリオレフィン樹脂組成物は、ケ
ーブルの電気絶縁層として必要とされる様々な物性を満
足させるため、ポリオレフィン樹脂に様々な配合剤を配
合したものである。
【0003】上記ポリオレフィン樹脂組成物において、
ポリオレフィン樹脂に配合される配合剤の一つとして老
化防止剤がある。老化防止剤はポリオレフィン樹脂組成
物の耐劣化特性を向上させるために配合されているが、
その効果は十分とは言えなかった。
【0004】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、耐劣化特性に優れた老化防止剤を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビス(t−ブ
チルフェノール)または(t−ブチル−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネートと、有機過酸化物との混合物を1
40〜300℃で加熱処理してなることを特徴とする老
化防止剤によって、上記課題を解決するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるビス(t−ブ
チルフェノール)としては、例えば、以下の
【化1】や
【化2】に示す化学構造式で表される化合物が挙げら
れ、
【化1】で表される化合物としては、具体的には、2,
2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)などが挙げられ、
【化2】で表される化合物としては、具体的には、4,
4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、4,4’−メチレンビス(3,5−ジ−t−ブチ
ルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)などが挙げられる。
【0007】
【化1】
【0008】
【化2】
【0009】また、本発明に用いられる(t−ブチル−
ヒドロキシフェニル)プロピオネートとしては、例え
ば、以下の
【化3】、
【化4】、
【化5】または
【化6】に示す化学構造式で表されるものが挙げられ、
【化3】で表される化合物としては、具体的には、ペン
タエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]な
どが挙げられ、
【化4】で表される化合物としては、具体的には、オク
タデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネートなどが挙げられ、
【化5】で表される化合物としては、具体的には、2,
2−チオ[ジエチル−ビス−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオネート]な
どが挙げられる。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】
【化5】
【0013】
【化6】
【0014】また、本発明に用いられる有機過酸化物と
しては、例えば、ジクミルパーオキサイド、1,3−ビ
ス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)−ベンゼン、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ブチルパーオキシ)−
ヘキシン−3などが挙げられ、なかでも耐劣化特性の点
から特に、ジクミルパーオキサイドが好適に用いられ
る。
【0015】本発明の老化防止剤は、上記ビス(t−ブ
チルフェノール)または(t−ブチル−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネートと、有機過酸化物との混合物を加
熱処理することによって両者を反応させて得られるもの
であって、その加熱処理温度は140〜300℃であ
り、耐劣化特性の点から特に160〜250℃が好まし
い。加熱処理温度が140℃より低いと反応が不十分と
なるため耐劣化特性の点から好ましくなく、また、加熱
処理温度が300℃を超えるとビス(t−ブチルフェノ
ール)または(t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネートが分解する傾向にある。
【0016】本発明において、ビス(t−ブチルフェノ
ール)または(t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネートと、有機過酸化物との混合比は重量比で1:
0.7〜1.1が好ましい。有機過酸化物の割合が少な
すぎると耐劣化特性の点で効果が得られない傾向にあ
り、また、有機過酸化物の割合が多すぎると反応しない
余剰分が多くなる傾向にある。
【0017】本発明においては、上記老化防止剤を樹脂
に含有せしめることによってマスターバッチ化してもよ
い。その際に用いられる樹脂としては、特に制限はない
が、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、または、エチレンとオクテンなどのα−
オレフィンとの共重合体などのポリオレフィン樹脂が好
ましい。マスターバッチ化する際に上記樹脂に含有せし
める老化防止剤の濃度は、適宜設計すればよい。また、
マスターバッチ化する際にマスターバッチの形状及び大
きさについて特に制限はなく、形状としては、円柱形
状、円筒形状、立方体形状、直方体形状、球状などのペ
レット状が好ましく、大きさについては、粒径が0.5
〜5.0mm程度が適当である。
【0018】本発明の老化防止剤は、ポリオレフィン樹
脂の組成物に好適に用いられ、特にケーブル用のポリオ
レフィン樹脂組成物に好適に用いられる。ポリオレフィ
ン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、または、エチレンとオクテ
ンなどのα−オレフィンとの共重合体などが挙げられ、
なかでも特にポリプロピレンの組成物に好適に用いられ
る。本発明の老化防止剤を用いて上記組成物を製造する
際において、ポリオレフィン樹脂と老化防止剤との配合
割合は、ポリオレフィン樹脂100重量部に対して老化
防止剤が0.1〜5.0重量部程度となるようにすれば
よい。
【0019】
【実施例】
(実施例1)4,4’−チオビス(3−メチル−6−t
−ブチルフェノール)1.0重量部と、ジクミルパーオ
キサイド0.9重量部との混合物を140℃で加熱処理
して得た老化防止剤をポリエチレン(メルトフローレイ
ト=1.0g/10分)100重量部に対し0.1重量
部配合して組成物を得た。
【0020】(実施例2)4,4’−チオビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)1.0重量部と、ジ
クミルパーオキサイド1.1重量部との混合物を300
℃で加熱処理して得た老化防止剤をポリプロピレン(メ
ルトフローレイト=0.5g/10分)100重量部に
対し5.0重量部配合して組成物を得た。
【0021】(実施例3)4,4’−チオビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)1.0重量部と、ジ
クミルパーオキサイド0.9重量部との混合物を140
℃で加熱処理して得た老化防止剤をポリエチレン(メル
トフローレイト=1.0g/10分)100重量部に対
し10重量部含有せしめてマスターバッチを作成した。
このマスターバッチをポリエチレン(メルトフローレイ
ト=1.0g/10分)100重量部に対し10重量部
配合して組成物を得た。
【0022】(比較例1)4,4’−チオビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)1.0重量部と、ジ
クミルパーオキサイド0.8重量部との混合物を120
℃で加熱処理して得た老化防止剤をポリエチレン(メル
トフローレイト=1.0g/10分)100重量部に対
し0.1重量部配合して組成物を得た。
【0023】(比較例2)4,4’−チオビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)1.0重量部と、ジ
クミルパーオキサイド1.2重量部との混合物を320
℃で加熱処理して得た老化防止剤をポリプロピレン(メ
ルトフローレイト=0.5g/10分)100重量部に
対し5.0重量部配合して組成物を得た。
【0024】(比較例3)4,4’−チオビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)をポリエチレン(メ
ルトフローレイト=1.0g/10分)100重量部に
対し0.2重量部配合して組成物を得た。
【0025】上記実施例1〜3、及び比較例1〜3にて
得られた組成物について、耐劣化特性及びゲル分率を評
価した。結果を表1に示す。評価方法は以下の通りであ
る。 (耐劣化特性)耐劣化特性は、170℃で加熱を行なっ
ていき、組成物の伸び率残率が50%となったときの加
熱時間によって評価した。なお、伸び率はJIS C3
005に準拠して測定した。 (ゲル分率)ゲル分率はASTM D2765に準拠し
て測定した。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明の老化防止剤は、ビス(t−ブチ
ルフェノール)または(t−ブチル−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネートと、有機過酸化物との混合物を14
0〜300℃で加熱処理してなることによって、耐劣化
特性に優れる。また、ビス(t−ブチルフェノール)ま
たは(t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
トと、有機過酸化物との混合比は重量比で1:0.7〜
1.1であることによって、さらに耐劣化特性に優れ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5:14)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビス(t−ブチルフェノール)または
    (t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
    と、有機過酸化物との混合物を140〜300℃で加熱
    処理してなることを特徴とする老化防止剤。
  2. 【請求項2】 ビス(t−ブチルフェノール)または
    (t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
    と、有機過酸化物との混合比は重量比で1:0.7〜
    1.1である請求項1記載の老化防止剤。
  3. 【請求項3】 ビス(t−ブチルフェノール)は、 【化1】 または 【化2】 で表される化合物である請求項1または請求項2に記載
    の老化防止剤。
  4. 【請求項4】 (t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プ
    ロピオネートは、 【化3】 、 【化4】 、 【化5】 または 【化6】 のいずれかで表される化合物である請求項1〜3いずれ
    かに記載の老化防止剤。
JP17328297A 1997-06-13 1997-06-13 老化防止剤 Pending JPH111573A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110156650A (zh) * 2019-05-30 2019-08-23 杭州国盛新材料科技有限公司 一种硫醚型抗氧剂及其合成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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