JPH11164652A - 沢蟹せんべいとその製作方法 - Google Patents

沢蟹せんべいとその製作方法

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JPH11164652A
JPH11164652A JP9352166A JP35216697A JPH11164652A JP H11164652 A JPH11164652 A JP H11164652A JP 9352166 A JP9352166 A JP 9352166A JP 35216697 A JP35216697 A JP 35216697A JP H11164652 A JPH11164652 A JP H11164652A
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JP
Japan
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crab
cracker
rice
rice cracker
firing
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JP9352166A
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English (en)
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Shinichiro Inoue
信一郎 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 沢蟹をそのままの形を維持してせんべいの具
材として用いることにより、外観及び風味上での商品価
値を高めた沢蟹せんべいを提供することを目的とする。 【解決手段】 沢蟹1の一匹をそのまま一枚のせんべい
生地2上に乗せて、プレス,焼成して仕上げた沢蟹せん
べいとその製作方法を提供する。製作方法として、捕獲
した沢蟹1を水洗後、塩ゆでを行い、放冷後に足を広げ
た状態として冷凍し、この沢蟹1の一匹そのままを予め
焼成用プレート上に載置された一枚のせんべい生地2上
に乗せ、上下からプレスして平面性を付与してから焼成
用プレートごと焼成炉に入れて加熱焼成を行う。焼成炉
での焼成温度は130℃前後、焼成時間は7〜10分と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沢蟹せんべいに関
し、特には河川で捕獲した沢蟹一匹をそのまま一枚のせ
んべい生地上に乗せて、プレス,焼成して仕上げた沢蟹
せんべいに関するものである。
【0002】
【従来の技術】わが国で古来から知られている食品の一
つにせんべい(煎餅)があるが、これらのせんべいは各
種の具材を細断,混合してつなぎに入れて生地を製作
し、この生地を焼成用プレート上で円形状等に成形した
後にプレスして平面状とし、更に焼成炉内で適当な時間
だけ焼成して完成している。
【0003】せんべいの具材として、米,粟等の穀物
類、ピーナッツその他の豆類、海苔などの海産品が一般
に用いられており、これらの具材を適当に細断するか、
もしくは原形をとどめてデンプンに加えて生地を製作
し、この生地を前記したように焼成用プレート上で円形
状に成形した後にプレス,焼成して製作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】沢蟹はわが国の多くの
河川に生息していて、食材としてもかなり利用されてい
るが、調理の過程で足が脱落しやすいため、沢蟹をその
ままの形を維持して調理することは困難であって、細断
したり他の料理とともに混合して調理されているのが実
状である。他方でせんべいはわが国では古来から知られ
ている食品であるが、沢蟹一匹をそのまま一枚の生地に
乗せて完成させたせんべいは知られていないのが現状で
ある。
【0005】そこで本発明は上記に鑑みてなされたもの
であり、沢蟹をそのままの形を維持してせんべいの具材
として用いることにより、外観及び風味上での商品価値
を高めた沢蟹せんべいを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、沢蟹一匹をそのまま一枚のせんべい生地上
に乗せて、プレス,焼成して仕上げた沢蟹せんべいとそ
の製作方法を提供する。せんべい生地の配合は、ニンニ
ク、玉ねぎ、酒カス、砂糖、食塩、白ゴマ、カニエキ
ス、水及び各種デンプンを用いる。
【0007】具体的な製作方法として、捕獲した沢蟹を
水洗後、塩ゆでを行い、放冷後に足を広げた状態として
冷凍し、この沢蟹の一匹そのままを予め焼成用プレート
上に載置された一枚のせんべい生地上に乗せ、上下から
適当にプレスして平面性を付与してから焼成用プレート
ごと焼成炉に入れて加熱焼成を行う。焼成炉での焼成温
度は130℃前後、焼成時間は7〜10分とする。
【0008】かかる本発明の沢蟹せんべいによれば、古
来から知られている食品であるせんべいに沢蟹一匹をそ
のままの状態で乗せたことにより、外観と風味上の面で
せんべいとしての商品価値を高め、しかもわが国の多く
の河川に生息している沢蟹を食材として有効利用するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、本発明にか
かる沢蟹せんべいの実施形態例を説明する。図1は本発
明を採用した沢蟹せんべいの製作工程を説明するための
概略図であり、先ず工程(A)では河川等で捕獲した沢
蟹1を用意する。この沢蟹1は捕獲後に充分に水洗し、
更に塩ゆでを行う。
【0010】塩ゆではアク抜きを兼ねて行うものであっ
て、塩水中で沢蟹1を1度沸騰させた後、とろ火で2時
間程度保持する方法が最適である。塩ゆでの終了した沢
蟹1は放冷後に足を広げた状態として一旦冷凍する。
【0011】次に工程(B)で、冷凍した沢蟹1の一匹
そのままを、冷凍状態のままで焼成用プレート上に載置
されて円形状に成形した一枚のせんべい生地2上に乗
せ、工程(C)でプレス機3にかけて上下から適当にプ
レスして平面性を付与し、工程(D)で焼成用プレート
ごと焼成炉に入れて加熱焼成を行う。焼成温度は130
℃前後、焼成時間は7〜10分程度が適当である。
【0012】このようにして工程(E)で完成した沢蟹
せんべいは、放冷後に図外の包装機により一枚ずつ包装
して製品が得られる。包装時に透明な袋体を用いること
によって原形を保った沢蟹1匹そのままを外方から視認
することができて、外観的な商品価値を高めることがで
きる。
【0013】前記せんべい生地2の配合の一例を以下に
説明する。先ずニンニク10g、玉ねぎ60g、酒カス
60g、砂糖30g、食塩10g、白ゴマ30g、カニ
エキス100g、水500g及び各種デンプンA,B,
Cを用意する。デンプンとしては片栗粉,タピオカデン
プン,馬鈴薯デンプン,食用デンプン等の市販のデンプ
ンを使用することが可能であり、食感に応じて製作する
せんべいが所望のソフトなものからハードなものまでの
固さになるように選択すればよい。本実施例ではデンプ
ンAとして市販の可溶性のデンプン(松谷化学工業株式
会社製のMKK−100)を、デンプンBとして食用デ
ンプン(松谷化学工業株式会社製のフードスターチW)
を、デンプンCとして馬鈴薯精製デンプンを使用した。
【0014】ミキサー中にニンニク、玉ねぎ、酒カス、
カニエキスを入れて約一分間ミキシングを行った後、殺
菌のために鍋に移し入れて撹拌しながらガス火により9
0〜95℃に加熱する。次につなぎ材として水に梳いた
デンプンCの約400gを鍋に加えて混合し、のり状と
する。
【0015】次に冷水中に鍋ごと浮かせて、中身をかき
混ぜながら荒熱を抜き、砂糖と食塩を加える。
【0016】次に篩(ふるい)に通したデンプンA,B
の混合物200gを加え、充分に撹拌混合した後、白ゴ
マを加えて流動性を有するせんべい生地となる。このせ
んべい生地の適当量を絞り袋に入れて、一枚分だけ焼成
用プレート上に絞り出すことによって前記円形状のせん
べい生地2が得られる。実際には焼成用プレート上で1
度に10枚〜12枚程度のせんべい生地2を成形するこ
とが可能である。
【0017】このようにして焼成用プレート上に載置さ
れた各せんべいの生地2上に沢蟹1を一匹ずつ乗せて、
前記した工程(C)でのプレスと、工程(D)での焼成
炉での加熱焼成によって本発明にかかる沢蟹せんべいが
完成する。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる沢蟹せんべいとその製作方法によれば、多くの河川
に生息している沢蟹を食材として有効に利用して、古来
から知られている食品であるせんべいに沢蟹一匹をその
ままの状態で乗せたことにより、外観と風味の面でせん
べいとしての商品価値を高めることができる。
【0019】特に沢蟹を水洗、塩ゆで、放冷後に足を広
げた状態として一旦冷凍してからせんべい生地上に乗せ
て焼成炉での加熱焼成を行うことにより、通常の調理過
程で足が脱落しやすい沢蟹を、そのままの形を維持して
せんべい生地に乗せて完成させることが可能となり、商
品価値を高めた沢蟹せんべいを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる沢蟹せんべいの製作工程を説明
するための概略図。
【符号の説明】
1…沢蟹 2…せんべい生地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沢蟹一匹をそのまま一枚のせんべい生地
    上に乗せて、プレス,焼成して仕上げたことを特徴とす
    る沢蟹せんべい。
  2. 【請求項2】 せんべい生地の配合は、ニンニク、玉ね
    ぎ、酒カス、砂糖、食塩、白ゴマ、カニエキス、水及び
    各種デンプンを用いた請求項1記載の沢蟹せんべい。
  3. 【請求項3】 捕獲した沢蟹を水洗後、塩ゆでを行い、
    放冷後に足を広げた状態として冷凍し、この沢蟹の一匹
    そのままを予め焼成用プレート上に載置された一枚のせ
    んべい生地上に乗せ、上下から適当にプレスして平面性
    を付与してから焼成用プレートごと焼成炉に入れて加熱
    焼成を行うことを特徴とする沢蟹せんべいの製作方法。
  4. 【請求項4】 焼成炉での焼成温度は130℃前後、焼
    成時間は7〜10分とした請求項3記載の沢蟹せんべい
    の製作方法。
JP9352166A 1997-12-05 1997-12-05 沢蟹せんべいとその製作方法 Pending JPH11164652A (ja)

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