JPH11165553A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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Publication number
JPH11165553A
JPH11165553A JP32991997A JP32991997A JPH11165553A JP H11165553 A JPH11165553 A JP H11165553A JP 32991997 A JP32991997 A JP 32991997A JP 32991997 A JP32991997 A JP 32991997A JP H11165553 A JPH11165553 A JP H11165553A
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JP
Japan
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shift
stopper
shift lever
lever
vehicle
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Application number
JP32991997A
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English (en)
Inventor
Noriyasu Shamoto
紀康 社本
Kazuhiro Sato
和弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトロック機構を構成する各部材の厳格な
寸法設定が不要なシフトレバー装置を得る。 【解決手段】 シフトレバー16のシフト操作方向と同
様に略車両前後方向を軸方向としたピン124周りにス
トッパ122が回転して透孔128を貫通すると、シフ
トレバー16のシフト操作時におけるディテントピン2
6の移動軌跡上に位置する。この状態では、ストッパ1
22のストッパ部126がシフトレバー16のシフト操
作に伴い移動するディテントピン26へ当接してディテ
ントピン26の移動を制限する。これにより、シフトレ
バー16のシフト操作が制限される。このように、スト
ッパ122をピン124周りに回動させて移動するディ
テントピン26へ直接ストッパ122を当接させて制限
するため、ストッパ122の各部位の寸法を厳格に設定
しなくても、充分にシフト操作を制限できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の変速機のシ
フトレンジを変更するシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の自動変速機の操作用として用いら
れるシフトレバー装置は、自動変速機のシフトレンジの
中で車両の駆動輪をロック状態とするパーキングレンジ
に対応するP位置へシフトレバーをシフト操作した状態
では、車両のブレーキペダルを踏み込んでいない場合に
他のシフトレンジに対応するポジションへのシフトレバ
ーをシフト操作を制限したり、或いは車両の駆動輪への
エンジンの駆動力の伝達を遮断して駆動輪をフリーの状
態とするニュートラルレンジに対応するN位置から、エ
ンジンの駆動力を通常走行時とは逆に伝えて駆動輪を逆
転させるリバースレンジに対応するR位置へのシフトレ
バーのシフト操作を制限するシフトロック機構を備えて
いる。
【0003】このようなシフトロック機構のうち、P位
置からのシフトレバーのシフト操作を制限するPシフト
ロック機構は、略車両上下方向方向へ向けて変移可能な
シフトロックプレートを備えており、下方変移した状態
でシフトロックプレートに設けられたスリット状の切欠
部へシフトレバーのノブに設けられたボタンの押圧操作
によって下方変移したディテントピンが入り込み、ディ
テントピンが上方へ復帰した状態でシフトロックプレー
トの下方変移をシフトロックソレノイドによって制限す
ることでディテントピンの下方変移を制限し、シフトレ
バーのシフト操作を制限するようになっている。
【0004】また、R位置へのシフトレバーのシフト操
作を制限するシフトロック機構(Rインヒビット機構)
は、上述したディテントピンがシフトレバーのシフト操
作と共に変移するとディテントピンの移動軌跡上に設け
られた制限部に当接し、ノブのボタンを押圧操作して制
限部を回避させない限り、それ以上のディテントピンの
移動、すなわち、シフトレバーのシフト操作を制限する
ようになっている。
【0005】しかしながら、この種のRインヒビット機
構は、単純にノブのボタンを押圧操作すれば制限解除と
なる構造であるため、例えば、ブレーキペダルを踏み込
まなければノブを押圧操作してもシフト操作制限が解除
されない機構とすることが要望されていた。
【0006】ここで、上述したPシフトロック機構と同
様の機構をRインヒビット機構に適用することも考えら
れるが、上述したPシフトロック機構ようなシフトロッ
ク機構は、制限解除状態でシフトロックプレートの切欠
部へ円滑にディテントピンが入り込むことができ、しか
も、制限解除状態から変移して確実に制限状態とできる
ように、シフトロックプレートの位置や寸法、シフトロ
ックソレノイドのプランジャの寸法や変移量等を厳格に
設定しなければならず、このため、コスト高となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮してシフトロック機構を構成する各部材の厳格な寸
法設定が不要なシフトレバー装置を得ることが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシフトレ
バー装置は、車両の変速機へ連結され、略直線的なシフ
ト操作により複数のシフト位置から所定のシフト位置を
選択することで前記変速機に設定された複数のシフトレ
ンジの中から前記所定のシフト位置に対応したシフトレ
ンジを選択可能なシフトレバーと、前記複数のシフトレ
ンジの中の特定のシフトレンジに対応したシフト位置へ
の前記シフトレバーのシフト操作軌跡の側方に設けら
れ、前記シフト操作軌跡上で前記シフト操作方向に沿っ
て前記シフトレバーと対向し前記シフトレバーへ当接可
能な制限位置から前記シフト操作されたシフトレバーが
当接しない解除位置までの解除方向及び前記解除方向と
は反対の制限方向の何れか一方の方向へ向けて前記シフ
ト操作方向を略軸方向とし当該軸周りに回動するストッ
パと、通電されることにより発生した磁力によって前記
解除方向及び制限方向の何れか他方の方向へ向けて前記
ストッパを回動させるソレノイドと、を備えている。
【0009】上記構成のシフトレバー装置によれば、ソ
レノイドが通電状態或いは通電解除状態の何れか一方の
状態となってソレノイドから磁力が発生した場合、或い
は通電の解除によりソレノイドからの磁力が消えた場合
には、シフトレバーのシフト操作軌跡の側方に設けられ
たストッパが、シフトレバーのシフト操作方向を略軸方
向として当該軸周りに制限方向へ向けて回動し、シフト
レバーの移動軌跡上の制限位置に位置する。この状態で
車両の変速機の特定のシフトレンジに対応した特定のシ
フト位置へ向けてシフトレバーを略直線的にシフト操作
しようとすると、シフトレバーがストッパへ当接し、こ
のストッパにより特定のシフト位置へのシフト操作が制
限される。
【0010】次いで、ソレノイドが通電状態或いは通電
解除状態の何れか他方の状態となると、解除方向へ向け
てストッパが回動して制限位置から離脱した(すなわ
ち、シフトレバーのシフト操作軌跡上から離脱した)解
除位置に位置する。これにより、ストッパによるシフト
操作制限が解除されて、特定のシフト位置へのシフト操
作が可能となり、この特定のシフト位置に対応した特定
のシフトレンジを選択できるようになる。
【0011】ここで、本シフトレバー装置は、ストッパ
が直接シフトレバーへ当接してシフトレバーのシフト操
作を制限する構成である。したがって、ストッパは上述
した制限位置から解除位置まで回動可能な構成であれ
ば、基本的にストッパの寸法等の諸々の設定条件がスト
ッパの作用に関係してくることはなく、寸法公差等を緩
やかにできる。
【0012】なお、本発明においてシフトレバーとは、
シフト操作により実質的に変速機を操作する操作部材
(すなわち、狭い意味でのシフトレバー)のみならず、
この操作部材と一体的にシフト操作方向へ移動する部
材、例えば、操作部材に設けられディテントピン等のデ
ィテント手段等もシフトレバーに含まれる。
【0013】また、本発明において特定のシフト位置は
複数のシフト位置のうち1つのシフト位置でもよく、ま
た、複数のシフト位置のうち所定の2以上のシフト位置
でもよい。すなわち、3以上のシフトレンジを有する変
速機に適用されるシフトレバー装置であれば、特定の2
つのシフト位置へのシフトレバーのシフト操作を制限す
る構成であってもよい。
【0014】さらに、本発明において、ストッパは制限
方向及び解除方向の何れか他方へはシフトロックソレノ
イドの磁力で回動する構成であるが、何れか一方への回
動させる構成については限定せず、例えば、ストッパの
自重により常に何れか一方の方向へ傾こうとしているた
め、シフトロックソレノイドの磁力が解除された場合に
ストッパが回動する構成であってもよく、スプリング等
の付勢手段で何れか一方の方向へ付勢する構成でもよ
い。
【0015】請求項2記載のシフトレバー装置は、請求
項1記載のシフトレバー装置において、前記ストッパの
回動中心よりも前記シフト操作軌跡側に設けられ、前記
ストッパへ前記シフトレバーが当接した場合に前記スト
ッパを介して前記シフトレバーとは反対側から前記スト
ッパへ当接して前記ストッパへかかる荷重を支持する荷
重支持部を備えることを特徴としている。
【0016】上記構成のシフトレバー装置では、ストッ
パの回動中心よりもシフトレバーのシフト操作軌跡側に
荷重支持部が設けられており、ストッパへ当接したシフ
トレバーが更にそのシフト操作方向へ向けてストッパを
押圧すると、ストッパを介して荷重支持部がシフトレバ
ーからの押圧荷重を受ける。すなわち、荷重支持部がス
トッパへ当接するまでは、ストッパの支持位置は回動中
心となるのに対して、荷重支持部がストッパへ当接した
状態では、荷重支持部の位置がシフト操作軌跡とストッ
パの回動中心との間であれば、ストッパの支持位置(す
なわち、回動中心位置)がシフト操作軌跡側(すなわ
ち、ストッパとシフトレバーとの当接部側)へ変更さ
れ、また、荷重支持部がシフト操作軌跡を介してストッ
パの回動中心位置とは反対側であればストッパの支持位
置が増える。
【0017】いずれの場合においても、回動中心のみで
ストッパを支持した状態でシフトレバーからの荷重を受
けた場合に比べて曲げモーメントが減少するため、スト
ッパの強度を小さくでき、ストッパの小型計量化を図る
ことができる。
【0018】請求項3記載のシフトレバー装置は、車両
の変速機へ連結され、略直線的なシフト操作により複数
のシフト位置から所定のシフト位置を選択することで前
記変速機に設定された複数のシフトレンジの中から前記
所定のシフト位置に対応したシフトレンジを選択可能な
シフトレバーと、前記変速機の複数のシフトレンジのう
ち車両の駆動輪を逆転駆動させるリバースレンジに対応
したシフト位置へシフト操作されるシフトレバーのシフ
ト操作軌跡の側方に設けられ、前記シフト操作軌跡上で
前記シフト操作方向に沿って前記シフトレバーと対向し
前記シフトレバーへ当接可能な制限位置から前記シフト
操作されたシフトレバーが当接しない解除位置までの解
除方向及び前記解除方向とは反対の制限方向の何れか一
方の方向へ向けて前記シフト操作方向を略軸方向とし当
該軸周りに回動するストッパと、特定の条件下において
通電されることにより発生した磁力によって前記解除方
向及び制限方向の何れか他方の方向へ向けて前記ストッ
パを回動させるソレノイドと、を備えている。
【0019】上記構成のシフトレバー装置によれば、特
定の条件下でソレノイドが通電状態或いは通電解除状態
の何れか一方の状態となってソレノイドから磁力が発生
した場合、或いは通電の解除によりソレノイドからの磁
力が消えた場合には、R位置へのシフトレバーの操作軌
跡の側方に設けられたストッパが、シフトレバーのシフ
ト操作方向を略軸方向として当該軸周りに制限方向へ向
けて回動し、シフトレバーの移動軌跡上の制限位置に位
置する。この状態で車両の変速機の特定のシフトレンジ
に対応したR位置へ向けてシフトレバーをシフト操作し
ようとすると、シフトレバーがストッパへ当接し、この
ストッパによりR位置へのシフト操作が制限される。こ
れにより、特定の条件下における変速機のリバースレン
ジへのシフトレンジの変更を制限できる。
【0020】次いで、ソレノイドが通電状態或いは通電
解除状態の何れか他方の状態となると、解除方向へ向け
てストッパが回動して制限位置から離脱した(すなわ
ち、シフトレバーのシフト操作軌跡上から離脱した)解
除位置に位置する。これにより、ストッパによるシフト
操作制限が解除されて、R位置へのシフト操作が可能と
なり、変速機をリバースレンジに変更できるようにな
る。
【0021】ここで、本シフトレバー装置は、ストッパ
が直接シフトレバーへ当接してシフトレバーのシフト操
作を制限する構成である。したがって、ストッパは上述
した制限位置から解除位置まで回動可能な構成であれ
ば、基本的にストッパの寸法等の諸々の設定条件がスト
ッパの作用に関係してくることはなく、寸法公差等を緩
やかにできる。
【0022】なお、本発明において特定の条件とは、基
本的にリバースレンジへ変更して車両の駆動輪を逆転さ
せてもよい状態(換言すれば、シフトレンジをリバース
レンジに変更して車両の駆動輪を逆転させることが好ま
しくない状態が解除された状態)をいい、例えば、ブレ
ーキペダルが踏み込まれた場合、車両の前進速度が所定
値以下となった場合、車両が停止した場合、更に、これ
らの状態となって所定時間経過した状態等を言い、より
詳細に言えば、このような状態をセンサ等の検出手段が
検出した場合をいう。
【0023】また、本発明においてシフトレバーとは、
シフト操作により実質的に変速機を操作する操作部材
(すなわち、狭い意味でのシフトレバー)のみならず、
この操作部材と一体的にシフト操作方向へ移動する部
材、例えば、操作部材に設けられディテントピン等のデ
ィテント手段等もシフトレバーに含まれる。
【0024】また、本発明においてストッパによってシ
フトレバーのシフト操作を制限する位置は、シフトレバ
ーのR位置へのシフト操作を制限する位置を含む構成で
あればよく、ストッパがR位置へのシフト操作の制限に
加えて他の位置へのシフトレバーのシフト操作を制限す
る構成でも構わない。
【0025】さらに、本発明において、ストッパは制限
方向及び解除方向の何れか他方へはシフトロックソレノ
イドの磁力で回動する構成であるが、何れか一方への回
動させる構成については限定せず、例えば、ストッパの
自重により常に何れか一方の方向へ傾こうとしているた
め、シフトロックソレノイドの磁力が解除された場合に
ストッパが回動する構成であってもよく、スプリング等
の付勢手段で何れか一方の方向へ付勢する構成でもよ
い。
【0026】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施の形態に
係るシフトレバー装置10の分解斜視図が示されてい
る。図1に示されるようにシフトレバー装置10はハウ
ジング12を備えている。このハウジング12は略車両
下方側(図1の矢印UP方向とは反対方向側)へ向けて
開口した略ボックス状とされており、車両の床部等(図
示省略)へ固定される。このハウジング12の上壁部に
は略車両前後方向(図1の矢印FR方向及びその反対方
向)に沿って長手方向とされた長孔状のシフト孔14が
形成されており、更に、このシフト孔14の側方には自
動変速機(図示省略)に設定された複数のシフトレンジ
に対応した『P』、『R』、『N』、『D』等の文字等
が設けられている。
【0027】このハウジング12のシフト孔14には略
車両上下方向(図1の矢印UP方向及びその反対方向)
に沿って長手方向とされた中空棒状のシフトレバー16
が貫通配置されており、シフト孔14に沿って後述する
シャフト48周りに旋回移動可能とされている。このシ
フトレバー16の上端部には操作把手用のノブ18が設
けられており、このノブ18の略車両右方側(図1の矢
印RT方向側)端部にはボタン22が設けられている。
このボタン22はシフトレバー16内に上下方向へ向け
てスライド可能に設けられたロッド(図示省略)の上端
部へ当接しており、このロッドを上方へ向けて付勢して
いる圧縮コイルスプリングの付勢力をロッドを介して受
けている。この付勢力により略車両右方側からの押圧力
が作用しない限りボタン22はノブ18の外側へ突出し
た状態で保持されている。
【0028】一方、このシフトレバー16の下端部には
シフトレバー16の長手方向に沿って長手方向とされた
一対(図1ではその一方のみ図示)の矩形状の長孔24
が形成されており、この長孔24からは略車両左右方向
(図1の矢印RT方向及びその反対方向)に沿って長手
方向とされたディテントピン26が突出している。ディ
テントピン26は、上述したシフトレバー16内のロッ
ドの下端部へ連結されており、圧縮コイルスプリングの
付勢力に抗してロッドが下方変位した場合にディテント
ピン26が長孔24の下端側へ向けて下方変位する。
【0029】また、シフトレバー16の下端部には、略
車両左右方向へ向けて互いに対向した一対の縦壁28が
形成されている。これらの縦壁28の各々には、同径の
円孔32が同軸的に形成され、後述する一対の縦壁42
の間に設けられてこれらの縦壁42に両端部が固定され
るシャフト48が貫通している。
【0030】さらに、シフトレバー16の下端部には、
係止部34が略車両前方側へ向けて突出形成されてい
る。この係止部34にはワイヤ(図示省略)の一端が係
止され、このワイヤを含めた連結手段を介してシフトレ
バー16が車両の自動変速機(何れも図示省略)へ連結
されている。このため、上述した『P』、『R』、
『N』、『D』等の何れかの文字の側方にシフトレバー
16が位置するようにシャフト48周りにシフトレバー
16を旋回操作(シフト操作)すると、自動変速機のシ
フトレンジをその文字に対応したシフトレンジに変更で
きる。ここで、例えば、『P』の文字の側方のP位置へ
シフトレバー16を旋回操作すると、自動変速機はパー
キングレンジに変更されて車両の駆動輪(図示省略)が
ロックされ、また、『N』の文字の側方のN位置へシフ
トレバー16が旋回操作されると、自動変速機はニュー
トラルレンジに変更されて車両の駆動輪が回転自在とな
る。
【0031】シフトレバー16の略車両下方側にはベー
スプレート36が設けられている。このベースプレート
36は略平板状とされており、ネジやボルト等の固定手
段によって車両の床部の裏面側に設けられたブラケット
等(何れも図示省略)に固定されている。このベースプ
レート36上にはディテント部38が固定されている。
このディテント部38は略車両左右方向へ向けて互いに
対向した一対の縦壁42と、これらの縦壁42の略車両
後方側端部を繋ぐ連結部44とによって構成されてい
る。
【0032】各縦壁42には同径の円孔46が同軸的に
形成されており、シャフト48が円孔46を貫通した状
態で固定されている。また、これらの縦壁42にはディ
テント孔52(図1では略車両右方側のディテント孔5
2のみを図示しており、略車両左方側のディテント孔5
2は図2に図示している)が形成されており、上述した
ディテントピン26の長手方向両端部側が入り込み、通
常は、シフトレバー16を旋回操作すると上述した圧縮
コイルプリングの付勢力によってディテントピン26が
ディテント孔52の頂部54に沿って移動するようにな
っている。このディテント孔52の頂部54には底部5
6側へ向けて突出した制限部58が形成されており、シ
フトレバー16をN位置からP位置或いはP位置からN
位置へ旋回操作しようとすると、制限部58がディテン
トピン26へ当接してシフトレバー16の旋回操作を制
限して、ディテントピン26を下方変位させた場合(す
なわち、ボタン22を押圧操作した場合)にディテント
ピン26が制限部58を回避してシフトレバー16を旋
回操作できるようになっている。
【0033】また、図1に示されるように、略車両右方
側(図1の矢印RT方向側)の縦壁42にはPシフトロ
ック装置70が設けられている。このPシフトロック装
置70はケース72を備えており、ケース72が略車両
右方側の縦壁42へネジ等の固定手段により固定され、
これにより、縦壁42とPシフトロック装置70とが一
体とされる。このケース72の内部には図示しないPシ
フトロックソレノイドが収容されており、このPシフト
ロックソレノイドが通電されると、図1に示されるプラ
ンジャ74が吸引されて略車両後方側(図1の矢印FR
とは反対方向側)へスライドするようになっている。ま
た、このPシフトロックソレノイドはケーブル等を介し
てシフトロックコンピュータ(何れも図示省略)へ電気
的に接続されている。このシフトロックコンピュータは
ブレーキペダルの踏み込み状態を検出する感圧手段へ接
続されており、感圧手段がブレーキペダルの踏み込み状
態を検出するとシフトロックコンピュータがPシフトロ
ックソレノイドを通電状態とする。
【0034】また、このプランジャ74の先端部の側方
には軸方向が略車両上下方向(図1の矢印UP方向及び
その反対方向)とされたシャフト76が設けられてお
り、Pシフトロックプレートストッパ78がシャフト7
6周りに回動自在に軸支されている。このPシフトロッ
クプレートストッパ78は当接部80でプランジャ74
の先端部と対向しており、プランジャ74のスライドに
より当接部80が略車両前方側へ押圧されると、Pシフ
トロックプレートストッパ78がシャフト76周りに回
動する。また、このシャフト76の下端側には捩じりコ
イルスプリング82が設けられている。この捩じりコイ
ルスプリング82の一端はPシフトロックプレートスト
ッパ78へ固定されており、Pシフトロックプレートス
トッパ78を介してプランジャ74を引き出す方向(す
なわち、上述したPシフトロックソレノイド通電時にお
けるプランジャ74のスライド方向とは反対方向)へ向
けて付勢している。すなわち、Pシフトロックソレノイ
ドが非通電状態とされている場合には、プランジャ74
はスライド方向とは反対方向へ向けて引き出された状態
で保持されている。
【0035】また、Pシフトロックプレートストッパ7
8にはストッパ部84が設けられている。このストッパ
部84はケース72に形成されたスライド部86に対応
しており、捩じりコイルスプリング82の付勢力により
シャフト76周りにPシフトロックプレートストッパ7
8が回動した状態ではストッパ部84がスライド部86
の真下に位置して次に説明するPシフトロックプレート
88の下方変位を制限する。
【0036】スライド部86は略車両左方側(図1の矢
印RTとは反対方向側)へ向けて開口した箱形状とされ
ており、その内側には略矩形平板状のPシフトロックプ
レート88がスライド部86に沿って略車両上下方向
(図1の矢印UP方向及びその反対方向)へスライド自
在に配置されている。このPシフトロックプレート88
には略車両後方側(図1の矢印FRとは反対方向側)へ
向けて開口した切欠90が形成されている。この切欠9
0は幅寸法が上述したディテントピン26の外径寸法よ
りも僅かに大きく、その内側にディテントピン26が入
り込めるようになっている。
【0037】また、この切欠90の開口側はテーパ状の
カム部92とされており、このカム部92へディテント
ピン26が当接してディテントピン26がカム部92を
略車両前方(図1の矢印FR方向)へ向けて押圧する
と、この押圧力の分力がPシフトロックプレート88を
略車両下方側(図1の矢印UPとは反対方向側)へ向け
てスライドさせる。
【0038】ここで、Pシフトロック装置70は、01
2に形成された『P』の文字の側方のP位置にシフトレ
バー16がある場合にディテントピン26がPシフトロ
ックプレート88の切欠90へ入り込むように設置され
ている。したがって、ディテントピン26が切欠90へ
入り込んだ状態でPシフトロックプレートストッパ78
のストッパ部84がPシフトロックプレート88の下方
変位を制限することでディテントピン26は下方変位す
ることができず、052の制限部58を越えることがで
きない。このため、この状態では、シフトレバー16を
P位置から012に形成された『R』の文字の側方のR
位置へ向けてシフト操作することはできない(Pシフト
ロック状態)。
【0039】また、図1に示されるように、略車両左方
側(図1の矢印RTとは反対方向側)の縦壁42には、
本発明の特許請求の範囲で言うところのシフトロック装
置としてのRインヒビット装置100が設けられている
(すなわち、上述したPシフトロック装置70もシフト
ロック装置の一種には違いないが、本発明で言うところ
のシフトロック装置ではない)。
【0040】ここで、図2には縦壁42へRインヒビッ
ト装置100を取り付けた状態の拡大斜視図が示されて
おり、図3にはRインヒビット装置100の分解斜視図
が示されている。図2及び図3に示されるように、Rイ
ンヒビット装置100は複数のネジ102によって縦壁
42へ固定可能なケース104を備えている。このケー
ス104は取付状態(すなわち、ネジ102による固定
状態)で略車両右方側(図1の矢印RT方向側)へ向け
て開口した略ボックス形状とされており、図3に示され
るように、ケース104の内部には本発明の特許請求の
範囲で言うところのソレノイドとしてのRインヒビット
ソレノイド106が収容されている。このRインヒビッ
トソレノイド106は略筒形状に捲線が施されたソレノ
イドでコネクタ部108へ電気的に接続されるケーブル
を介して上述したシフトロックコンピュータ(何れも図
示省略)へ接続されており、感圧手段がブレーキペダル
の踏み込みを検出するとRインヒビットソレノイド10
6が通電されるようになっている。
【0041】また、このRインヒビットソレノイド10
6にはその軸方向に沿ってプランジャ収容部110が形
成され、棒状のプランジャ112がその軸方向に沿って
スライド自在に収容されている。このプランジャ112
はRインヒビットソレノイド106の通電状態でRイン
ヒビットソレノイド106の磁力によって吸引され、プ
ランジャ収容部110の内側へ向けてスライドするよう
になっている。さらに、このプランジャ112には圧縮
コイルスプリング114が設けられている。この圧縮コ
イルスプリング114は一端がプランジャ112へ固定
されており、圧縮コイルスプリング114をプランジャ
収容部110から抜き出す方向へ付勢してい。したがっ
て、Rインヒビットソレノイド106の非通電時にはプ
ランジャ112はプランジャ収容部110から所定量抜
き出された位置で保持されている。なお、この圧縮コイ
ルスプリング114の付勢力はRインヒビットソレノイ
ド106が通電された際にプランジャ112を吸引する
吸引力よりも小とされており、Rインヒビットソレノイ
ド106が通電された際には圧縮コイルスプリング11
4の付勢力に抗してRインヒビットソレノイド106が
プランジャ112をプランジャ収容部110の内側へ向
けて吸引して変位させることができる。
【0042】また、プランジャ112の先端部にはカム
116が連結されており、プランジャ112と一体的に
Rインヒビットソレノイド106の軸方向に沿ってスラ
イドする。このカム116はRインヒビットソレノイド
106とは反対方向へ向けて漸次幅広とされており、略
車両右方側(図3の矢印RT方向側)の側面は、略車両
右方に対して略車両後方へ傾斜したカム部118とされ
ている。
【0043】さらに、このカム116には、先端部がケ
ース104を貫通してケース104の内部へ入り込んだ
ロッド134が連結されている。このロッド134のワ
イヤや他のロッド或いはカム等の連結手段を介して車両
室内側に設けられた強制解除ボタン(何れも図示省略)
へ接続されており、この強制解除ボタンを押圧操作する
ことでRインヒビットソレノイド106が通電されてい
なくても、圧縮コイルスプリング114の付勢力に抗し
て強制的にプランジャ112をプランジャ収容部110
の内側へ向けてスライドさせることができるようになっ
ている。
【0044】一方、ケース104の上壁の前端側には略
車両前後方向(図3の矢印FR方向及びその反対方向)
に互いに対向した一対の縦壁120が立設されている。
これらの縦壁120の間には肉厚方向が略車両前後方向
とされたプレート状のストッパ122が設けられてお
り、略車両前後方向を軸方向とされた状態で両縦壁12
0に支持されているピン124が貫通しており、このピ
ン124周りに回動自在に軸支されている。
【0045】このストッパ122の上端部は略車両右方
側へ向けて屈曲したストッパ部126とされており、略
車両左方側の縦壁42に形成された荷重支持部としての
略矩形の透孔128へ入り込んでいる。一方、ストッパ
122の下端部はフォロワ部130とされている。ここ
で、図4に示されるように、ストッパ122はフォロワ
部130に比べてストッパ部126が極端に大きく形成
されており、しかも、ストッパ部126は略車両右方側
(図4の矢印RT方向側)へ屈曲されているため、スト
ッパ122は常に略車両右方側へ傾こうとしている(す
なわち、ストッパ122はピン124周りに図4の反時
計周り方向に回動しようとしている)。このため、スト
ッパ122に特別な外力が作用しない限り、図5に示さ
れるように、フォロワ部130は常にカム116の略車
両右方側の端面に当接している。したがって、カム11
6が略車両後方側へスライドしてカム部118がフォロ
ワ部130を略車両右方側へ向けて押圧すると、ピン1
24周りにストッパ122が回動してストッパ部126
が略車両左方側へ向けて変位する(すなわち、図4の二
点鎖線状態)となる。
【0046】また、上述したストッパ122の各部位の
寸法は、フォロワ部130がカム部118以外のカム1
16の略車両右方側端面に接触している状態では、図4
の実線で示されるように、N位置からR位置へのシフト
レバー16のシフト操作に伴うディテントピン26の移
動軌跡上にストッパ部126が位置し、フォロワ部13
0がカム部118に押圧されて回動した場合には、図4
の二点鎖線で示されるように、ストッパ部126はその
一部だけが透孔128へ入り込んだ状態となり、N位置
からR位置へのシフトレバー16のシフト操作に伴うデ
ィテントピン26の移動軌跡上からストッパ部126が
離脱するように設定されている。
【0047】次に本実施の形態の作用並びに効果につい
て説明する。本シフトレバー装置10では、P位置、R
位置、N位置、D位置等へシフトレバー16をシフト操
作することで、車両の自動変速機に設定された複数のシ
フトレンジのうち所望のシフトレンジを選択できる。し
かしながら、例えば、シフトレバー16がP位置にある
場合(すなわち、自動変速機のシフトレンジが車両の駆
動輪をロックするパーキングレンジにある状態)に、車
両のブレーキペダルを踏み込んだ状態を感圧手段が検出
しないと、Pシフトロック装置70のPシフトロックソ
レノイドが通電されず、Pシフトロックプレートストッ
パ78のストッパ部84によりPシフトロックプレート
88の下方変位が制限され、Pシフトロックプレート8
8の切欠90へ入り込んでいるディテントピン26の下
方変位が制限される。したがって、この状態では、R位
置へ向けてシフトレバー16をシフト操作しようとして
も、ディテントピン26はディテント孔52の制限部5
8を越えて移動することができず、結果的にシフトレバ
ー16をシフト操作することができない。すなわち、仮
に、車両のエンジン(図示省略)が作動していても、ブ
レーキ操作していなければ車両の駆動輪を逆転させるリ
バースレンジに対応したR位置や車両の駆動輪を正転さ
せるドライブレンジに対応したD位置へシフト操作して
シフトレンジを変更することができないため、車両の急
発進や意図しないシフトレバー16のシフト操作による
車両の前進或いは後退等を防止できる。
【0048】一方、Pシフトロック装置70と同様にブ
レーキペダルが踏み込まれていない場合には、Rインヒ
ビット装置100のRインヒビットソレノイド106は
非通電状態とされ、プランジャ112は圧縮コイルスプ
リング114の付勢力によりRインヒビットソレノイド
106に吸引された際の位置よりも略車両前方側へ突出
しており、カム116のカム部118がストッパ122
のフォロワ部130から離れた位置にある。このため、
この状態では、ストッパ122のストッパ部126は透
孔128を貫通して、シフトレバー16をN位置からR
位置へシフト操作した際のディテントピン26の移動軌
跡上に位置している。このため、この状態では、シフト
レバー16をN位置からR位置へシフト操作しようする
と、ストッパ部126にディテントピン26が当接して
ストッパ部126によりディテントピン26の移動が制
限され、結果的にN位置からR位置へのシフトレバー1
6のシフト操作が制限される。このため、例えば、車両
走行中等における不用意なリバースレンジへのシフトレ
ンジの変更等を防止できる。
【0049】また、この状態から、ブレーキペダルが踏
み込まれてRインヒビットソレノイド106を通電さ
れ、これにより、Rインヒビットソレノイド106が磁
力によってプランジャ112を吸引し、プランジャ11
2と共にカム116をプランジャ収容部110の内側へ
スライドさせると、カム116のカム部118がストッ
パ122のフォロワ部130を押圧してストッパ122
をピン124周りに回転させる。このストッパ122の
回転により、ストッパ122のストッパ部126が上述
したディテントピン26の移動軌跡上から離脱する。し
たがって、この状態では、ディテントピン26がストッ
パ122のストッパ部126へ当接することがなく、N
位置からR位置へシフトレバー16をシフト操作でき
る。
【0050】ここで、ディテントピン26の移動軌跡上
の制限位置(すなわち、図4の実線状態の位置)で確実
にディテントピン26へ当接し、この制限位置から離脱
した解除位置(すなわち、図4の二点鎖線状態の位置)
ではディテントピン26へ当接しなければ、略車両左右
方向の寸法はラフであっても(すなわち、寸法公差を厳
しく設定しなくても)よい。また、ストッパ部126は
ピン124周りの回動中に上端部或いは下端部が透孔1
28の内周部へ当接しなければよく(すなわち、円滑に
ストッパ122が回転できればよく)、ストッパ部12
6の略車両上下方向の寸法は小さい分には多少寸法がラ
フであってもよい。すなわち、ストッパ部126のどの
部分が制限位置でディテントピン26と当接しなければ
ならないという制約がないので、上述した条件さえ満足
できればストッパ部126の寸法公差は緩やかでよく、
このため、部品コストが安価となる。
【0051】しかも、ストッパ部126の略車両上下方
向寸法はディテントピン26の外径寸法よりも充分に大
きいため、縦壁42に対するケース104の取付誤差で
制限位置でのストッパ部126の位置が略車両上下方向
或いは略車両左右方向へ多少ずれても、ストッパ部12
6は制限位置で確実にディテントピン26へ当接してシ
フトレバー16のシフト操作を制限できる。したがっ
て、この意味でもストッパ部126の寸法公差は緩やか
でよく、部品コストが安価とすることができる。
【0052】また、ディテントピン26がストッパ部1
26へ当接した状態で更にストッパ部126を押圧する
と、ストッパ部126は透孔128の内周部へ当接し、
透孔128の内周部によって支持される。すなわち、通
常、ストッパ122は縦壁120を貫通するピン124
によって支持されているが、ディテントピン26に押圧
されることで透孔128の内周部に当接すると、ピン1
24による軸支位置から透孔128の内周部へデゥイテ
ントピン26からの荷重を受ける荷重支持位置が変更さ
れる。ここで、透孔128の内周部はピン124による
軸支位置よりもディテントピン26に近い位置にあるた
め、ディテントピン26がストッパ126を押圧した際
にストッパ122の荷重支持部に作用するモーメントが
減少する。したがって、ストッパ部126のを小さくで
き、部品の軽量化ひいては装置全体の軽量化を図ること
ができる。
【0053】なお、本実施の形態では、本発明で言うシ
フトロック装置としてのRインヒビット装置100をR
インヒビット機構に適用した構成であったが、Pシフト
ロック機構やD位置からN位置へのシフトレバー16の
シフト操作を制限するためのNシフトロック機構として
Rインヒビット装置100と同様の構成のシフトロック
装置を適用してもよい。したがって、例えば、本シフト
レバー装置10においてPシフトロック用として用いら
れたPシフトロック装置70に代えてRインヒビット装
置100と同様の構成のシフトロック装置を適用しても
よい。
【0054】また、本実施の形態では、Pシフトロック
装置70はN位置からR位置へのシフトレバー16のシ
フト操作を制限するだけの構成であったが、例えば、N
位置からR位置へのシフトレバー16のシフト操作の制
限に加え、P位置からR位置へのシフトレバー16のシ
フト操作を制限するようにしてもよい(すなわち、1つ
の装置でPシフトロック機構とRインヒビット機構の双
方を行うようにしてもよい)。
【0055】すなわち、本実施の形態では、ストッパ1
22のストッパ部126は一枚の板状であったが、この
ストッパ部126の板厚寸法を更に大きくしてストッパ
部126全体を略ブロック状とし、その厚さ寸法をディ
テント孔52の制限部58の幅寸法と略等しくすると共
に、ストッパ部126の略車両上下方向寸法をR位置及
びP位置の何れの位置にシフトレバー16がある状態で
も、長孔24の下端部に位置したディテントピン26と
対向するように設定する。また、ストッパ部126の大
型化に伴いこのストッパ部126が貫通可能な大きさに
透孔128も拡大する。これにより、上述したN位置か
らR位置へのシフトレバー16のシフト操作を制限でき
るのみならず、Rインヒビットソレノイド106を通電
させなければP位置からR位置へシフトレバー16をシ
フト操作も制限される。このため、Rインヒビット装置
100はRインヒビットの機構のみならず、Pシフトロ
ック機構をも兼ねることになり、Pシフトロック装置7
0が不要となる。このため、より一層のコストの削減を
図ることができる。
【0056】また、上述したストッパ部126をブロッ
ク状とした構成に代えて、ストッパ122にピン124
の軸方向に沿って互いに対向したび一対のストッパ部1
26を設けて一方のストッパ部126がN位置からR位
置へのシフトレバー16のシフト操作を制限し、他方の
ストッパ部126がP位置からR位置へのシフトレバー
16のシフト操作を制限する構成としてもよい。この場
合でもストッパ部126をブロック状とした構成と同様
の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態で
は、ストッパ122は自重で制限位置側(すなわち、デ
ィテントピン26の移動軌跡上)へ倒れ込み、カム11
6のスライドで解除位置へ回動する構成であったが、例
えば、捩じりコイルスプリング等の付勢手段によってス
トッパ122を制限位置側へ付勢する構成としてもよ
い。
【0057】また、本実施の形態では、Rインヒビット
ソレノイド106が通電された場合に制限位置から解除
位置へ向けてストッパ122が回動する構成であった。
しかしながら、例えば、通常状態でRインヒビットソレ
ノイド106が通電され、ブレーキペダルが踏み込まれ
た状態でRインヒビットソレノイド106への通電が解
除される構成とした場合には、Rインヒビットソレノイ
ド106が通電が解除された際の圧縮コイルスプリング
114の付勢力でプランジャ112がスライドすること
により、ストッパ122が解除位置から制限位置へ回動
する構成となる。
【0058】さらに、本実施の形態では、ブレーキペダ
ルを踏み込んだ状態を感圧手段が検出した場合にRイン
ヒビットソレノイド106が通電される構成であった
が、Rインヒビットソレノイド106が通電されるため
の構成(条件)はこれに限るものではない。すなわち、
上記の条件以外にも、自動変速機のシフトレンジをリバ
ースレンジへ変更してもよい状態(換言すれば、リバー
スレンジに変更して車両の駆動輪を逆転させることが好
ましくない状態が解除された状態)で、この状態を検出
手段が検出した場合にRインヒビットソレノイド106
が通電される構成(条件)としてもよい。この条件の他
の例としては、車両の前進速度が所定値以下となった場
合、車両が停止した場合、また、このような状態又はブ
レーキペダルが踏み込まれた状態となってから所定時間
が経過した場合等が上げられる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシフ
トレバー装置では、シフトロック機構を構成する各部材
の厳格な寸法設定が不要となり、部品コストの軽減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシフトレバー装置
の分解斜視図である。
【図2】シフトロック装置(Rインヒビット装置)の拡
大斜視図である。
【図3】シフトロック装置(Rインヒビット装置)の分
解斜視図である。
【図4】図2の4−4線に沿った縦断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿った平断面図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 16 シフトレバー 106 Rインヒビットソレノイド(ソレノイド) 122 ストッパ 128 透孔(荷重支持部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の変速機へ連結され、略直線的なシ
    フト操作により複数のシフト位置から所定のシフト位置
    を選択することで前記変速機に設定された複数のシフト
    レンジの中から前記所定のシフト位置に対応したシフト
    レンジを選択可能なシフトレバーと、 前記複数のシフトレンジの中の特定のシフトレンジに対
    応したシフト位置への前記シフトレバーのシフト操作軌
    跡の側方に設けられ、前記シフト操作軌跡上で前記シフ
    ト操作方向に沿って前記シフトレバーと対向し前記シフ
    トレバーへ当接可能な制限位置から前記シフト操作され
    たシフトレバーが当接しない解除位置までの解除方向及
    び前記解除方向とは反対の制限方向の何れか一方の方向
    へ向けて前記シフト操作方向を略軸方向とし当該軸周り
    に回動するストッパと、 通電されることにより発生した磁力によって前記解除方
    向及び制限方向の何れか他方の方向へ向けて前記ストッ
    パを回動させるソレノイドと、 を備えるシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパの回動中心よりも前記シフ
    ト操作軌跡側に設けられ、前記ストッパへ前記シフトレ
    バーが当接した場合に前記ストッパを介して前記シフト
    レバーとは反対側から前記ストッパへ当接して前記スト
    ッパへかかる荷重を支持する荷重支持部を備えることを
    特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。
  3. 【請求項3】 車両の変速機へ連結され、略直線的なシ
    フト操作により複数のシフト位置から所定のシフト位置
    を選択することで前記変速機に設定された複数のシフト
    レンジの中から前記所定のシフト位置に対応したシフト
    レンジを選択可能なシフトレバーと、 前記変速機の複数のシフトレンジのうち車両の駆動輪を
    逆転駆動させるリバースレンジに対応したシフト位置へ
    シフト操作されるシフトレバーのシフト操作軌跡の側方
    に設けられ、前記シフト操作軌跡上で前記シフト操作方
    向に沿って前記シフトレバーと対向し前記シフトレバー
    へ当接可能な制限位置から前記シフト操作されたシフト
    レバーが当接しない解除位置までの解除方向及び前記解
    除方向とは反対の制限方向の何れか一方の方向へ向けて
    前記シフト操作方向を略軸方向とし当該軸周りに回動す
    るストッパと、 特定の条件下において通電されることにより発生した磁
    力によって前記解除方向及び制限方向の何れか他方の方
    向へ向けて前記ストッパを回動させるソレノイドと、 を備えるシフトレバー装置。
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