JPH1117534A - Pll回路および制御電圧生成方法 - Google Patents
Pll回路および制御電圧生成方法Info
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- JPH1117534A JPH1117534A JP9170161A JP17016197A JPH1117534A JP H1117534 A JPH1117534 A JP H1117534A JP 9170161 A JP9170161 A JP 9170161A JP 17016197 A JP17016197 A JP 17016197A JP H1117534 A JPH1117534 A JP H1117534A
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度を向上させ、信頼性の高いPLL回路を
提供する。 【解決手段】 位相比較器5は、分周基準クロック信号
S2に対して、制御対象クロック信号S3が進相である
ときには、右ウインドウ信号WRによって形成される右
ウインドウの前縁(目的位相点)と分周基準クロック信
号S2の基準位相点との位相差に応じた進相エラー信号
E1を生成し、分周基準クロック信号S2に対して、制
御対象クロック信号S3が遅相であるときには、分周基
準クロック信号S2の基準位相点と左ウインドウ信号W
Lによって形成される左ウインドウの後縁(目的位相
点)との位相差に応じた遅相エラー信号E1を生成す
る。
提供する。 【解決手段】 位相比較器5は、分周基準クロック信号
S2に対して、制御対象クロック信号S3が進相である
ときには、右ウインドウ信号WRによって形成される右
ウインドウの前縁(目的位相点)と分周基準クロック信
号S2の基準位相点との位相差に応じた進相エラー信号
E1を生成し、分周基準クロック信号S2に対して、制
御対象クロック信号S3が遅相であるときには、分周基
準クロック信号S2の基準位相点と左ウインドウ信号W
Lによって形成される左ウインドウの後縁(目的位相
点)との位相差に応じた遅相エラー信号E1を生成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、通信機
器やビデオ機器に用いられる位相同期ループ回路(PL
L(Phase Locked Loop)回路)に関
する。
器やビデオ機器に用いられる位相同期ループ回路(PL
L(Phase Locked Loop)回路)に関
する。
【0002】
【従来の技術】PLL回路は、例えば、携帯電話端末の
PLLシンセサイザ回路やモーターの回転速度や回転位
相の制御回路など様々な機器の様々な部分に用いられて
いる。このPLL回路は、電圧制御型可変周波数発振器
(以下、VCO(Voltage Controlle
d Oscillator)という)、位相比較器、ル
ープフィルタなどから構成され、VCOの出力信号と基
準信号とが、一定の位相関係を有するように制御するも
のである。
PLLシンセサイザ回路やモーターの回転速度や回転位
相の制御回路など様々な機器の様々な部分に用いられて
いる。このPLL回路は、電圧制御型可変周波数発振器
(以下、VCO(Voltage Controlle
d Oscillator)という)、位相比較器、ル
ープフィルタなどから構成され、VCOの出力信号と基
準信号とが、一定の位相関係を有するように制御するも
のである。
【0003】このように、VCOの出力信号と基準信号
とが一定の位相関係になることをロックといい、この一
定の位相関係が保たれている状態をロック状態という。
そして、PLL回路の中には、迅速かつ正確にVCOの
出力信号と基準信号とをロックさせ、ロック状態を安定
に維持するため、VCOの出力信号と基準信号との位相
差を検出するための区間(ウインドウ)を設定するよう
にしているものがある。
とが一定の位相関係になることをロックといい、この一
定の位相関係が保たれている状態をロック状態という。
そして、PLL回路の中には、迅速かつ正確にVCOの
出力信号と基準信号とをロックさせ、ロック状態を安定
に維持するため、VCOの出力信号と基準信号との位相
差を検出するための区間(ウインドウ)を設定するよう
にしているものがある。
【0004】例えば、VCOの出力信号に基づいて、予
め決められた大きさのウインドウを設定する。このウイ
ンドウ内において、VCOの出力信号と基準信号との位
相差を検出することができないほど、両信号の位相差が
大きいときには、VCOの出力信号を基準信号の基準位
相点に急速に引き込むようにする。
め決められた大きさのウインドウを設定する。このウイ
ンドウ内において、VCOの出力信号と基準信号との位
相差を検出することができないほど、両信号の位相差が
大きいときには、VCOの出力信号を基準信号の基準位
相点に急速に引き込むようにする。
【0005】そして、VCOの出力信号と基準信号との
位相差が設定したウインドウ内で検出することができる
ようになった後においては、このウインドウ内におい
て、VCOの出力信号と基準信号との位相差を検出し、
この位相差に応じてVCOを制御する制御電圧を形成す
ることにより、迅速かつ正確に両信号をロックさせると
共に、ロック状態を安定に維持することができるように
している。
位相差が設定したウインドウ内で検出することができる
ようになった後においては、このウインドウ内におい
て、VCOの出力信号と基準信号との位相差を検出し、
この位相差に応じてVCOを制御する制御電圧を形成す
ることにより、迅速かつ正確に両信号をロックさせると
共に、ロック状態を安定に維持することができるように
している。
【0006】例えば、図6A、B、Cに示すように、ウ
インドウの中心が、位相差を検出する場合の基準位置と
なる基準信号の基準位相点Kと一致するウインドウ信号
Wを生成する。そして、VCOの出力信号をT1とした
とき、ウインドウ信号Wの前縁から出力信号T1までの
パルス幅の正のエラー信号Sと、出力信号T1からウイ
ンドウ信号Wの後縁までのパルス幅の負のエラー信号を
形成する。
インドウの中心が、位相差を検出する場合の基準位置と
なる基準信号の基準位相点Kと一致するウインドウ信号
Wを生成する。そして、VCOの出力信号をT1とした
とき、ウインドウ信号Wの前縁から出力信号T1までの
パルス幅の正のエラー信号Sと、出力信号T1からウイ
ンドウ信号Wの後縁までのパルス幅の負のエラー信号を
形成する。
【0007】例えば、図6Aに示すように、VCOの出
力信号が基準信号に対して進相の場合には、正のエラー
信号Sのパルス幅が負のエラー信号Fのパルス幅より大
きくなるため、VCOの出力信号は遅れるように制御さ
れ、両信号の位相が一定の関係になるようにされる。
力信号が基準信号に対して進相の場合には、正のエラー
信号Sのパルス幅が負のエラー信号Fのパルス幅より大
きくなるため、VCOの出力信号は遅れるように制御さ
れ、両信号の位相が一定の関係になるようにされる。
【0008】また、例えば、図6Bに示すように、VC
Oの出力信号が基準信号に対して遅相の場合には、負の
エラー信号Fのパルス幅が正のエラー信号Sのパルス幅
より大きくなるため、VCOの出力信号は進められるよ
うに制御され、両信号の位相が一定の関係になるように
される。
Oの出力信号が基準信号に対して遅相の場合には、負の
エラー信号Fのパルス幅が正のエラー信号Sのパルス幅
より大きくなるため、VCOの出力信号は進められるよ
うに制御され、両信号の位相が一定の関係になるように
される。
【0009】また、図6Cに示すように、VCOの出力
信号の位相と基準信号の位相とが、一定の位相関係にあ
るとき,すなわちロック状態にあるときには、エラー信
号S、Fのパルス幅は等しくなるので、エラーは零とな
り、ロック状態を維持するように制御される。
信号の位相と基準信号の位相とが、一定の位相関係にあ
るとき,すなわちロック状態にあるときには、エラー信
号S、Fのパルス幅は等しくなるので、エラーは零とな
り、ロック状態を維持するように制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、ウインドウを設定する従来のPLL回路の場合に
は、図6Cを用いて説明したように、基準信号とVCO
の出力信号とがロックしているときでも、正負同量のエ
ラー信号(エラー電圧)を発生させている。このため、
ロック状態にあってもVCOの出力信号の周波数がわず
かに変化する。
うに、ウインドウを設定する従来のPLL回路の場合に
は、図6Cを用いて説明したように、基準信号とVCO
の出力信号とがロックしているときでも、正負同量のエ
ラー信号(エラー電圧)を発生させている。このため、
ロック状態にあってもVCOの出力信号の周波数がわず
かに変化する。
【0011】また、図6に示したように、VCOを制御
する制御電圧を形成するためのエラー信号は、正から
負、負からハイインピーダンスと発生するようにされる
ので、オフセットがつくことが避けられない。
する制御電圧を形成するためのエラー信号は、正から
負、負からハイインピーダンスと発生するようにされる
ので、オフセットがつくことが避けられない。
【0012】以上のことに鑑みこの発明は、上記問題点
を一掃し、精度を向上させ、信頼性の高いPLL回路を
提供することを目的とする。
を一掃し、精度を向上させ、信頼性の高いPLL回路を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明のPLL回路は、基準周波数
の基準信号を発生する基準信号発生回路と、電圧制御型
可変周波数発振器と、前記電圧制御型可変周波数発振器
の出力信号から、前記基準周波数に等しく、所定のウイ
ンドウパルス幅を有する第1のウインドウ信号と、この
第1のウインドウ信号と同じ周波数で、前記第1のウイ
ンドウ信号のウインドウパルスの後縁を前縁とし前記第
1のウインドウ信号と同じパルス幅を有する第2のウイ
ンドウ信号とを形成するウインドウ形成回路と、前記基
準信号と、前記第1、第2のウインドウ信号の供給を受
け、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号が、前
記基準信号に対して、進相のときには、前記第2のウイ
ンドウ信号のウインドウパルスの前縁から前記基準信号
の基準位相点までのパルス幅の進相エラー信号を出力
し、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号が、前
記基準信号に対し、遅相のときには、前記第1のウイン
ドウ信号のウインドウパルスの後縁から前記基準信号の
基準位相点までのパルス幅の遅相エラー信号を出力する
位相比較回路と、前記位相比較回路の出力に基づいて、
前記電圧制御型可変周波数発振器に印加する制御電圧を
生成するフィルタであって、前記位相比較器の出力が、
前記進相エラー信号であるときには、前記電圧制御型可
変周波数発振器の出力を遅らせる制御電圧を生成し、前
記位相比較器の出力が、前記遅相エラー信号であるとき
には、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力を進ませ
る制御電圧を生成するフィルタとを備えることを特徴と
する。
め、請求項1に記載の発明のPLL回路は、基準周波数
の基準信号を発生する基準信号発生回路と、電圧制御型
可変周波数発振器と、前記電圧制御型可変周波数発振器
の出力信号から、前記基準周波数に等しく、所定のウイ
ンドウパルス幅を有する第1のウインドウ信号と、この
第1のウインドウ信号と同じ周波数で、前記第1のウイ
ンドウ信号のウインドウパルスの後縁を前縁とし前記第
1のウインドウ信号と同じパルス幅を有する第2のウイ
ンドウ信号とを形成するウインドウ形成回路と、前記基
準信号と、前記第1、第2のウインドウ信号の供給を受
け、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号が、前
記基準信号に対して、進相のときには、前記第2のウイ
ンドウ信号のウインドウパルスの前縁から前記基準信号
の基準位相点までのパルス幅の進相エラー信号を出力
し、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号が、前
記基準信号に対し、遅相のときには、前記第1のウイン
ドウ信号のウインドウパルスの後縁から前記基準信号の
基準位相点までのパルス幅の遅相エラー信号を出力する
位相比較回路と、前記位相比較回路の出力に基づいて、
前記電圧制御型可変周波数発振器に印加する制御電圧を
生成するフィルタであって、前記位相比較器の出力が、
前記進相エラー信号であるときには、前記電圧制御型可
変周波数発振器の出力を遅らせる制御電圧を生成し、前
記位相比較器の出力が、前記遅相エラー信号であるとき
には、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力を進ませ
る制御電圧を生成するフィルタとを備えることを特徴と
する。
【0014】この請求項1に記載の発明のPLL回路に
よれば、電圧制御型可変周波数発振器の出力信号に基づ
いて、第1、第2のウインドウ信号が形成される。この
場合、第1のウインドウ信号のウインドウパルス後縁
は、第2のウインドウ信号のウインドウパルスの前縁と
なるようにされる。
よれば、電圧制御型可変周波数発振器の出力信号に基づ
いて、第1、第2のウインドウ信号が形成される。この
場合、第1のウインドウ信号のウインドウパルス後縁
は、第2のウインドウ信号のウインドウパルスの前縁と
なるようにされる。
【0015】そして、基準信号に対して、電圧制御型可
変周波数発振器の出力信号が進相のときには、第2のウ
インドウ信号のウインドウパルスの前縁と基準信号の基
準位相点とから進相エラー信号が生成され、また、基準
信号に対して、電圧制御型可変周波数発振器の出力信号
が遅相のときには、第1のウインドウ信号のウインドウ
パルスの後縁から前記基準信号の基準位相点とから遅相
エラー信号が形成され、これらがフィルタに供給され
る。
変周波数発振器の出力信号が進相のときには、第2のウ
インドウ信号のウインドウパルスの前縁と基準信号の基
準位相点とから進相エラー信号が生成され、また、基準
信号に対して、電圧制御型可変周波数発振器の出力信号
が遅相のときには、第1のウインドウ信号のウインドウ
パルスの後縁から前記基準信号の基準位相点とから遅相
エラー信号が形成され、これらがフィルタに供給され
る。
【0016】このフィルタにおいては、これに供給され
た信号が、進相エラー信号であるときには、電圧制御型
可変周波数発振器の出力信号の位相を遅らせる制御電圧
が生成され、また、フィルタに供給された信号が、遅相
エラー信号であるときには、前記電圧制御型可変周波数
発振器の出力信号の位相を進ませる制御電圧が生成ささ
れる。
た信号が、進相エラー信号であるときには、電圧制御型
可変周波数発振器の出力信号の位相を遅らせる制御電圧
が生成され、また、フィルタに供給された信号が、遅相
エラー信号であるときには、前記電圧制御型可変周波数
発振器の出力信号の位相を進ませる制御電圧が生成ささ
れる。
【0017】このように、基準信号と電圧制御型可変周
波数発振器の出力信号との位相がロックしていないとき
には、進相エラー信号あるいは遅相エラー信号に応じて
生成される制御電圧に応じて、電圧制御型可変周波数発
振器の出力信号の周波数は制御される。
波数発振器の出力信号との位相がロックしていないとき
には、進相エラー信号あるいは遅相エラー信号に応じて
生成される制御電圧に応じて、電圧制御型可変周波数発
振器の出力信号の周波数は制御される。
【0018】すなわち、正、負両方のエラー信号を発生
させるのではなく、基準信号と電圧制御型可変周波数発
振器の出力信号との位相差に応じた、進相エラー信号、
あるいは、遅相エラー信号のいずれかに応じて、電圧制
御型可変周波数発振器に供給する制御電圧が生成され
る。また、基準信号と電圧制御型可変周波数発振器の出
力信号とがロックしている場合には、進相エラー信号、
遅相エラー信号は生成されず、ロック状態が維持するよ
うにされる。
させるのではなく、基準信号と電圧制御型可変周波数発
振器の出力信号との位相差に応じた、進相エラー信号、
あるいは、遅相エラー信号のいずれかに応じて、電圧制
御型可変周波数発振器に供給する制御電圧が生成され
る。また、基準信号と電圧制御型可変周波数発振器の出
力信号とがロックしている場合には、進相エラー信号、
遅相エラー信号は生成されず、ロック状態が維持するよ
うにされる。
【0019】したがって、基準信号と、電圧制御型可変
周波数発振器の出力信号とがロック状態にあるときに、
電圧制御型可変周波数発振器の出力信号が変化したり、
位相比較時にオフセットが発生することが防止される。
周波数発振器の出力信号とがロック状態にあるときに、
電圧制御型可変周波数発振器の出力信号が変化したり、
位相比較時にオフセットが発生することが防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この実施の形態のPLL
回路を説明するためのブロック図である。図1に示すよ
うに、この実施の形態のPLL回路は、基準周波数発振
器1と、分周器2と、VCO(電圧制御型可変周波数発
振器)3と、ウインドウ作成部4と、位相比較器5と、
ループフィルタ6とを備えたものである。
回路を説明するためのブロック図である。図1に示すよ
うに、この実施の形態のPLL回路は、基準周波数発振
器1と、分周器2と、VCO(電圧制御型可変周波数発
振器)3と、ウインドウ作成部4と、位相比較器5と、
ループフィルタ6とを備えたものである。
【0021】また、図2、図3、図4のそれぞれは、こ
の実施の形態のPLL回路の各部で生成される信号を示
し、この実施の形態のPLL回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
の実施の形態のPLL回路の各部で生成される信号を示
し、この実施の形態のPLL回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【0022】そして、詳しくは後述するように、図2
は、この実施の形態のPLL回路において、基準信号に
対して、VCOの出力信号が進相である場合のタイミン
グチャートであり、図3は、基準信号に対して、VCO
の出力信号が遅相である場合のタイミングチャートであ
る。また、図4は、基準信号と、VCOの出力信号とが
ロック状態にあるときのタイミングチャートである。
は、この実施の形態のPLL回路において、基準信号に
対して、VCOの出力信号が進相である場合のタイミン
グチャートであり、図3は、基準信号に対して、VCO
の出力信号が遅相である場合のタイミングチャートであ
る。また、図4は、基準信号と、VCOの出力信号とが
ロック状態にあるときのタイミングチャートである。
【0023】まず、図1、図2および図5を参照しなが
ら、この実施の形態のPLL回路について説明する。
ら、この実施の形態のPLL回路について説明する。
【0024】基準周波数発振器1は、予め決められた周
波数の基準クロック信号S1(図2A)を発振させ、こ
れを分周器2に供給する。分周器2は、これに供給され
た基準クロック信号S1を、予め決められた分周比に応
じて分周し、基準周波数の分周基準クロック信号S2
(図2B)を形成する。そして、分周器2において形成
された分周基準クロック信号S2は、位相比較器5に供
給される。
波数の基準クロック信号S1(図2A)を発振させ、こ
れを分周器2に供給する。分周器2は、これに供給され
た基準クロック信号S1を、予め決められた分周比に応
じて分周し、基準周波数の分周基準クロック信号S2
(図2B)を形成する。そして、分周器2において形成
された分周基準クロック信号S2は、位相比較器5に供
給される。
【0025】このように、この実施の形態においては、
基準周波数発信器1と分周器2とにより、基準周波数の
基準信号である分周基準クロック信号S2を発生する基
準信号発生回路を構成している。
基準周波数発信器1と分周器2とにより、基準周波数の
基準信号である分周基準クロック信号S2を発生する基
準信号発生回路を構成している。
【0026】一方、VCO3は、分周基準クロック信号
S2に対して、一定の位相関係を有するように制御する
制御対象クロック信号S3(図2C)を形成し、これを
ウインドウ作成部4に供給する。
S2に対して、一定の位相関係を有するように制御する
制御対象クロック信号S3(図2C)を形成し、これを
ウインドウ作成部4に供給する。
【0027】ウインドウ作成部4は、制御対象クロック
信号S3に基づいて、分周基準クロック信号S2と、制
御対象クロック信号S3との位相差を検出するための区
間である左ウインドウWdL、右ウインドウWdRを形
成するための左ウインドウ信号WL(図2E)、右ウイ
ンドウ信号WR(図2F)を生成する。
信号S3に基づいて、分周基準クロック信号S2と、制
御対象クロック信号S3との位相差を検出するための区
間である左ウインドウWdL、右ウインドウWdRを形
成するための左ウインドウ信号WL(図2E)、右ウイ
ンドウ信号WR(図2F)を生成する。
【0028】この実施の形態のウインドウ作成部4にお
いては、制御対象クロック信号S3に基づいて、分周基
準クロック信号S2の周波数に等しく、制御対象クロッ
ク信号S3の2周期分のパルス幅を有するウインドウW
dを形成するウインドウ信号W1(図2D)が形成さ
れ、このウインドウ信号W1によって形成されるウイン
ドウWdの中心に対して左右に分けられる左ウインドウ
WdLを形成する左ウインドウ信号WLと、右ウインド
ウ信号WdRを形成する右ウインドウ信号WRとが形成
される。
いては、制御対象クロック信号S3に基づいて、分周基
準クロック信号S2の周波数に等しく、制御対象クロッ
ク信号S3の2周期分のパルス幅を有するウインドウW
dを形成するウインドウ信号W1(図2D)が形成さ
れ、このウインドウ信号W1によって形成されるウイン
ドウWdの中心に対して左右に分けられる左ウインドウ
WdLを形成する左ウインドウ信号WLと、右ウインド
ウ信号WdRを形成する右ウインドウ信号WRとが形成
される。
【0029】これら左ウインドウ信号WL、右ウインド
ウ信号WRは、図2に示したように、分周基準クロック
信号S2の周波数に等しく、左ウインドウ信号WLが形
成する左ウインドウWdLの後縁が、右ウインドウ信号
WRが形成する右ウインドウWdRの前縁となるように
され、左ウインドウWdL、右ウインドウWdRは、同
じパルス幅を有するようにされる。この実施の形態にお
いては、左ウインドウWdL、右ウインドウWdLは、
制御対象クロック信号S3の1周期分のパルス幅を有す
るようにされる。
ウ信号WRは、図2に示したように、分周基準クロック
信号S2の周波数に等しく、左ウインドウ信号WLが形
成する左ウインドウWdLの後縁が、右ウインドウ信号
WRが形成する右ウインドウWdRの前縁となるように
され、左ウインドウWdL、右ウインドウWdRは、同
じパルス幅を有するようにされる。この実施の形態にお
いては、左ウインドウWdL、右ウインドウWdLは、
制御対象クロック信号S3の1周期分のパルス幅を有す
るようにされる。
【0030】この場合、この実施の形態において、左ウ
インドウ信号WLの形成する左ウインドウWdLの後縁
であって、右ウインドウ信号WRの形成する右ウインド
ウWdRの前縁でもある位置が、制御対象クロック信号
S3の目的位相点Pであり、この目的位相点Pが基準位
相点Kと一致するようにPLL回路は制御される。
インドウ信号WLの形成する左ウインドウWdLの後縁
であって、右ウインドウ信号WRの形成する右ウインド
ウWdRの前縁でもある位置が、制御対象クロック信号
S3の目的位相点Pであり、この目的位相点Pが基準位
相点Kと一致するようにPLL回路は制御される。
【0031】ウインドウ作成部4において形成された左
ウインドウ信号WL、右ウインドウWRは、位相比較器
5に供給される。
ウインドウ信号WL、右ウインドウWRは、位相比較器
5に供給される。
【0032】位相比較器5は、分周基準クロック信号S
2と、左ウインドウ信号WL、右ウインドウ信号WRと
から、分周基準クロック信号S2に対する制御対象クロ
ック信号S3の位相差に応じたエラー信号E1を形成す
る。
2と、左ウインドウ信号WL、右ウインドウ信号WRと
から、分周基準クロック信号S2に対する制御対象クロ
ック信号S3の位相差に応じたエラー信号E1を形成す
る。
【0033】図5は、この実施の形態のPLL回路の位
相比較器5を説明するための図である。この実施の形態
の位相比較器5は、図5に示すように、オア(論理和)
ゲート回路51、52、インバータ回路53、54、5
5を備えたものである。
相比較器5を説明するための図である。この実施の形態
の位相比較器5は、図5に示すように、オア(論理和)
ゲート回路51、52、インバータ回路53、54、5
5を備えたものである。
【0034】そして、オアゲート回路51には、分周基
準クロック信号S2と、左ウインドウ信号WLとが供給
される。オアゲート回路52には、インバータ回路53
により反転された分周基準クロック信号S2である反転
分周基準クロック信号S21と、右ウインドウ信号WR
とが供給される。
準クロック信号S2と、左ウインドウ信号WLとが供給
される。オアゲート回路52には、インバータ回路53
により反転された分周基準クロック信号S2である反転
分周基準クロック信号S21と、右ウインドウ信号WR
とが供給される。
【0035】そして、オアゲート回路51からは、分周
基準クロック信号S2と左ウインドウ信号WLとが共に
ローレベルの信号であるときには、ローレベルの信号が
出力され、少なくともいづれか一方がハイレベルの信号
であるときには、ハイレベルの信号が出力される。
基準クロック信号S2と左ウインドウ信号WLとが共に
ローレベルの信号であるときには、ローレベルの信号が
出力され、少なくともいづれか一方がハイレベルの信号
であるときには、ハイレベルの信号が出力される。
【0036】したがって、オアゲート回路51からは、
制御対象クロック信号S3の目的位相点Pが、分周基準
クロック信号S2の基準位相点Kに対して遅れており、
分周基準クロック信号S2の基準位相点Kが、左ウイン
ドウWdL中にあるときに、分周基準クロック信号S2
と、左ウインドウ信号WLとが共にローレベルの区間に
ついてだけローレベルとなる信号が出力される。
制御対象クロック信号S3の目的位相点Pが、分周基準
クロック信号S2の基準位相点Kに対して遅れており、
分周基準クロック信号S2の基準位相点Kが、左ウイン
ドウWdL中にあるときに、分周基準クロック信号S2
と、左ウインドウ信号WLとが共にローレベルの区間に
ついてだけローレベルとなる信号が出力される。
【0037】一方、オアゲート回路52からは、分周基
準クロック信号S2がハイレベルの信号であって、右ウ
インドウ信号WRがローレベルの信号であるときには、
ローレベルの信号が出力され、これ以外の場合にはハイ
レベルの信号が出力される。
準クロック信号S2がハイレベルの信号であって、右ウ
インドウ信号WRがローレベルの信号であるときには、
ローレベルの信号が出力され、これ以外の場合にはハイ
レベルの信号が出力される。
【0038】したがって、オアゲート回路52からは、
制御対象クロック信号S3の目的位相点Pが、分周基準
クロック信号S2の基準位相点Kに対して進んでおり、
分周基準クロック信号S2の基準位相点Kが、右ウイン
ドウWdR中にあるときに、分周基準クロック信号S2
がハイレベルとなり、右ウインドウ信号WRがローレベ
ルとなる区間についてだけローレベルとなる信号が出力
される。
制御対象クロック信号S3の目的位相点Pが、分周基準
クロック信号S2の基準位相点Kに対して進んでおり、
分周基準クロック信号S2の基準位相点Kが、右ウイン
ドウWdR中にあるときに、分周基準クロック信号S2
がハイレベルとなり、右ウインドウ信号WRがローレベ
ルとなる区間についてだけローレベルとなる信号が出力
される。
【0039】そして、オアゲート回路51から出力され
た信号は、インバータ回路54を介して出力され、オア
ゲート回路52から出力された信号は、インバータ回路
55を介して出力される。
た信号は、インバータ回路54を介して出力され、オア
ゲート回路52から出力された信号は、インバータ回路
55を介して出力される。
【0040】そして、図2に示した例は、分周基準クロ
ック信号S2の基準位相点Kに対して、制御対象クロッ
ク信号S3の目的位相点Pが、制御対象クロック信号S
3の半周期分進んでいる場合である。
ック信号S2の基準位相点Kに対して、制御対象クロッ
ク信号S3の目的位相点Pが、制御対象クロック信号S
3の半周期分進んでいる場合である。
【0041】この場合には、図2に示したように、基準
位相点Kは右ウインドウWdR内に位置する。したがっ
て、この図2に示した例の場合には、図2Gに示すよう
に、右ウインドウの前縁(目的位相点P)から基準位相
点Kまでの制御対象クロック信号S3の半周期分のパル
ス幅を有する進相エラー信号E1が位相比較器5におい
て形成される。
位相点Kは右ウインドウWdR内に位置する。したがっ
て、この図2に示した例の場合には、図2Gに示すよう
に、右ウインドウの前縁(目的位相点P)から基準位相
点Kまでの制御対象クロック信号S3の半周期分のパル
ス幅を有する進相エラー信号E1が位相比較器5におい
て形成される。
【0042】このように、分周基準クロック信号S2に
対し、制御対象クロック信号S3が進相の場合には、分
周基準クロック信号S2と制御対象クロック信号S3と
の位相差に応じて、制御対象クロック信号S3を遅らせ
るようにする進相エラー信号E1が形成され、これがル
ープフィルタ6に供給される。
対し、制御対象クロック信号S3が進相の場合には、分
周基準クロック信号S2と制御対象クロック信号S3と
の位相差に応じて、制御対象クロック信号S3を遅らせ
るようにする進相エラー信号E1が形成され、これがル
ープフィルタ6に供給される。
【0043】ループフィルタ6は、進相エラー信号E1
を直流電圧に変換し、これを制御電圧E2としてVCO
3に供給する。VCO3は、供給された制御電圧E2に
応じて、制御対象クロック信号S3の周波数を変化さ
せ、分周基準クロック信号S2と、制御対象クロック信
号S3とが一定の位相関係となるロック状態になるよう
にする。
を直流電圧に変換し、これを制御電圧E2としてVCO
3に供給する。VCO3は、供給された制御電圧E2に
応じて、制御対象クロック信号S3の周波数を変化さ
せ、分周基準クロック信号S2と、制御対象クロック信
号S3とが一定の位相関係となるロック状態になるよう
にする。
【0044】次に、基準信号としての分周基準クロック
信号S2に対して、VCOの出力信号である制御対象ク
ロック信号S3が遅相の場合について説明する。図3
は、前述にもしたように、基準信号に対して、VCOの
出力信号が遅相である場合のタイミングチャートであ
る。
信号S2に対して、VCOの出力信号である制御対象ク
ロック信号S3が遅相の場合について説明する。図3
は、前述にもしたように、基準信号に対して、VCOの
出力信号が遅相である場合のタイミングチャートであ
る。
【0045】図3に示す例は、基準クロック信号S1
(図3A)を分周して得られる分周基準クロック信号S
2(図3B)の基準位相点Kに対して、制御対象クロッ
ク信号S3(図3C)の目的位相点Pが、制御対象クロ
ック信号S3の半周期分遅れている場合である。
(図3A)を分周して得られる分周基準クロック信号S
2(図3B)の基準位相点Kに対して、制御対象クロッ
ク信号S3(図3C)の目的位相点Pが、制御対象クロ
ック信号S3の半周期分遅れている場合である。
【0046】この場合には、制御対象クロック信号S3
に基づいて形成されるウインドウ信号W1(図3D)の
ウインドウWdの中心である目的位相点Pに対して、左
右に分けられる区間であって、左ウインドウ信号WL
(図3E)によって形成される左ウインドウWdLと、
右ウインドウ信号WR(図3F)によって形成される右
ウインドウWdRのうち、左ウインドウWdL内に、分
周基準クロック信号S2の基準位相点Kが位置する。
に基づいて形成されるウインドウ信号W1(図3D)の
ウインドウWdの中心である目的位相点Pに対して、左
右に分けられる区間であって、左ウインドウ信号WL
(図3E)によって形成される左ウインドウWdLと、
右ウインドウ信号WR(図3F)によって形成される右
ウインドウWdRのうち、左ウインドウWdL内に、分
周基準クロック信号S2の基準位相点Kが位置する。
【0047】したがって、この例の場合には、図3Gに
示すように、基準位相点Kから左ウインドウWdLの後
縁(目的位相点P)までの制御対象クロック信号S3の
半周期分のパルス幅を有し、制御対象クロック信号S3
を進ませるようにする遅相エラー信号E1が位相比較器
5において形成され、これがループフィルタ6に供給さ
れる。
示すように、基準位相点Kから左ウインドウWdLの後
縁(目的位相点P)までの制御対象クロック信号S3の
半周期分のパルス幅を有し、制御対象クロック信号S3
を進ませるようにする遅相エラー信号E1が位相比較器
5において形成され、これがループフィルタ6に供給さ
れる。
【0048】そして、ループフィルタ6において、制御
対象クロック信号S3を進ませるようにする遅相エラー
信号E1に応じた制御電圧E2が形成され、これがVC
O3に印加されて、制御対象クロック信号S3が分周基
準クロック信号S2に対してロックするようにされる。
対象クロック信号S3を進ませるようにする遅相エラー
信号E1に応じた制御電圧E2が形成され、これがVC
O3に印加されて、制御対象クロック信号S3が分周基
準クロック信号S2に対してロックするようにされる。
【0049】なお、進相エラー信号、あるいは、遅相エ
ラー信号が出力されて、VCO3からの制御対象クロッ
ク信号S3の周波数が制御された後には、位相比較器5
からはハイインピーダンスにつられた信号が出力され、
調整後の制御対象クロック信号S3の周波数が変化する
ことがないようにされる。
ラー信号が出力されて、VCO3からの制御対象クロッ
ク信号S3の周波数が制御された後には、位相比較器5
からはハイインピーダンスにつられた信号が出力され、
調整後の制御対象クロック信号S3の周波数が変化する
ことがないようにされる。
【0050】次に、基準信号としての分周基準クロック
信号S2に対して、VCOの出力信号である制御対象ク
ロック信号S3がロックしている場合について説明す
る。図4は、前述にもしたように、基準信号に対して、
VCOの出力信号がロックしている場合のタイミングチ
ャートである。
信号S2に対して、VCOの出力信号である制御対象ク
ロック信号S3がロックしている場合について説明す
る。図4は、前述にもしたように、基準信号に対して、
VCOの出力信号がロックしている場合のタイミングチ
ャートである。
【0051】この場合には、図4に示すように、基準ク
ロック信号S1(図4A)が分周されて形成される分周
基準クロック信号S2(図4B)の基準位相点Kと、制
御対象クロック信号S3(図4C)から生成されるウイ
ンドウ信号W1(図4D)が形成するウインドウWdの
中心であって、左ウインドウ信号WL(図4E)によっ
て形成される左ウインドウWdLの後縁であり、右ウイ
ンドウ信号WR(図4F)によって形成される右ウイン
ドウWdRの前縁である目的位相点Pとは一致してい
る。
ロック信号S1(図4A)が分周されて形成される分周
基準クロック信号S2(図4B)の基準位相点Kと、制
御対象クロック信号S3(図4C)から生成されるウイ
ンドウ信号W1(図4D)が形成するウインドウWdの
中心であって、左ウインドウ信号WL(図4E)によっ
て形成される左ウインドウWdLの後縁であり、右ウイ
ンドウ信号WR(図4F)によって形成される右ウイン
ドウWdRの前縁である目的位相点Pとは一致してい
る。
【0052】このように、分周基準クロック信号S2と
制御対象クロック信号S3とがロックしている場合に
は、分周基準クロック信号S2と左ウインドウ信号WL
との両方が共にローレベルとなることはなく、また、分
周基準クロック信号S2がハイレベルの信号であって、
右ウインドウ信号WRがローレベルの信号となることも
ないため、位相比較器5においては、進相エラー信号、
あるいは、遅相エラー信号は生成されない。
制御対象クロック信号S3とがロックしている場合に
は、分周基準クロック信号S2と左ウインドウ信号WL
との両方が共にローレベルとなることはなく、また、分
周基準クロック信号S2がハイレベルの信号であって、
右ウインドウ信号WRがローレベルの信号となることも
ないため、位相比較器5においては、進相エラー信号、
あるいは、遅相エラー信号は生成されない。
【0053】この場合には、位相比較器3からはハイイ
ンピーダンスにつられた信号が出力され、これがループ
フィルタ6によって制御電圧に変換されてVCO3に印
加され、ロック状態が維持される。
ンピーダンスにつられた信号が出力され、これがループ
フィルタ6によって制御電圧に変換されてVCO3に印
加され、ロック状態が維持される。
【0054】このように、この実施の形態のPLL回路
は、分周基準クロック信号S2に対して、制御対象クロ
ック信号S3が進相のときには、制御対象クロック信号
S3を遅らせるようにする進相エラー信号が形成され、
分周基準クロック信号S2に対して、制御対象クロック
信号S3が遅相のときには、制御対象クロック信号S3
を進ませるようにする遅相エラー信号を形成する。
は、分周基準クロック信号S2に対して、制御対象クロ
ック信号S3が進相のときには、制御対象クロック信号
S3を遅らせるようにする進相エラー信号が形成され、
分周基準クロック信号S2に対して、制御対象クロック
信号S3が遅相のときには、制御対象クロック信号S3
を進ませるようにする遅相エラー信号を形成する。
【0055】そして、これら進相エラー信号、あるい
は、遅相エラー信号に応じて形成される制御電圧E2に
応じて、VCO3の出力信号である制御対象クロック信
号S3の周波数を変化させ、制御対象クロック信号S3
と分周基準クロック信号S2とがロックするようにす
る。
は、遅相エラー信号に応じて形成される制御電圧E2に
応じて、VCO3の出力信号である制御対象クロック信
号S3の周波数を変化させ、制御対象クロック信号S3
と分周基準クロック信号S2とがロックするようにす
る。
【0056】また、前述したように、分周基準クロック
信号S2と、制御対象クロック信号S3とがロックして
いる場合には、進相エラー信号、あるいは、遅相エラー
信号は生成されず、ハイインピーダンスの信号が位相比
較器5からループフィルタ6に供給される。
信号S2と、制御対象クロック信号S3とがロックして
いる場合には、進相エラー信号、あるいは、遅相エラー
信号は生成されず、ハイインピーダンスの信号が位相比
較器5からループフィルタ6に供給される。
【0057】このため、ロック状態であるときに、制御
対象クロック信号S3の周波数が変化したり、分周基準
クロック信号S2と、制御対象クロック信号S3との位
相比較を行う際にオフセットが発生することもなく、安
定かつ高精度にロック状態を維持することができる。
対象クロック信号S3の周波数が変化したり、分周基準
クロック信号S2と、制御対象クロック信号S3との位
相比較を行う際にオフセットが発生することもなく、安
定かつ高精度にロック状態を維持することができる。
【0058】なお、前述した実施の形態において、図
2、図3、図4を用いて説明したように、左ウインドウ
信号WLと右ウインドウ信号WRとは、ウインドウ信号
W1によって形成されるウインドウWdの中心から左右
に分かれる左ウインドウWdL、右ウインドウWdRを
形成するものとして説明したが、これに限るものではな
い。
2、図3、図4を用いて説明したように、左ウインドウ
信号WLと右ウインドウ信号WRとは、ウインドウ信号
W1によって形成されるウインドウWdの中心から左右
に分かれる左ウインドウWdL、右ウインドウWdRを
形成するものとして説明したが、これに限るものではな
い。
【0059】ウインドウのパルス幅は予め決められるた
め、VCOの出力信号に同期し、同じパルス幅の左ウイ
ンドウWdL、右ウインドウWdRを隣接して設けるこ
とができる左ウインドウ信号WLと右ウインドウ信号W
Rとを別々に形成するようにすることもできる。
め、VCOの出力信号に同期し、同じパルス幅の左ウイ
ンドウWdL、右ウインドウWdRを隣接して設けるこ
とができる左ウインドウ信号WLと右ウインドウ信号W
Rとを別々に形成するようにすることもできる。
【0060】この場合、前記左ウインドウWdLの後縁
の位置が、前記右ウインドウの前縁の位置と一致し、こ
の左ウインドウWdLの後縁の位置と右ウインドウの前
縁の位置とが目的位相点となるようにすればよい。
の位置が、前記右ウインドウの前縁の位置と一致し、こ
の左ウインドウWdLの後縁の位置と右ウインドウの前
縁の位置とが目的位相点となるようにすればよい。
【0061】また、前述した実施の形態において、左ウ
インドウWdL、右ウインドウWdRのパルス幅は、V
CO3からの制御対象クロック信号S3の1周期分とし
て説明したがこれに限るものではない。もっと広くする
ことも可能であるし、狭くすることも可能である。
インドウWdL、右ウインドウWdRのパルス幅は、V
CO3からの制御対象クロック信号S3の1周期分とし
て説明したがこれに限るものではない。もっと広くする
ことも可能であるし、狭くすることも可能である。
【0062】また、位相比較器5は、図5に示した構成
を有するものとして説明したがこれに限るものではな
い。図5に示した位相比較器は、その一例であって、図
5に示した位相比較器が形成する出力信号と同じ信号を
形成できるものであればよい。
を有するものとして説明したがこれに限るものではな
い。図5に示した位相比較器は、その一例であって、図
5に示した位相比較器が形成する出力信号と同じ信号を
形成できるものであればよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明のPLL回路によれば、基準信号の位相とVCOの
出力信号の位相とがロック状態にあるときに、VCOの
出力信号の周波数を変化させることがないようにするこ
とができる。また、基準信号の位相とVCOの出力信号
の位相とがロック状態にあるときに、オフセットを発生
させないようにすることができる。これにより信頼性の
高い高精度のPLL回路を実現することができる。
発明のPLL回路によれば、基準信号の位相とVCOの
出力信号の位相とがロック状態にあるときに、VCOの
出力信号の周波数を変化させることがないようにするこ
とができる。また、基準信号の位相とVCOの出力信号
の位相とがロック状態にあるときに、オフセットを発生
させないようにすることができる。これにより信頼性の
高い高精度のPLL回路を実現することができる。
【図1】この発明によるPLL回路の一実施の形態を説
明するためのブロック図である。
明するためのブロック図である。
【図2】この発明によるPLL回路において、基準信号
に対して制御対象クロック信号が進相の場合の動作を説
明するための図である。
に対して制御対象クロック信号が進相の場合の動作を説
明するための図である。
【図3】この発明によるPLL回路において、基準信号
に対して制御対象クロック信号が遅相の場合の動作を説
明するための図である。
に対して制御対象クロック信号が遅相の場合の動作を説
明するための図である。
【図4】この発明によるPLL回路において、基準信号
に対して制御対象クロック信号がロックしている場合の
動作を説明するための図である。
に対して制御対象クロック信号がロックしている場合の
動作を説明するための図である。
【図5】この発明によるPLL回路の位相比較器を説明
するための図である。
するための図である。
【図6】従来のPLL回路の動作を説明するための図で
ある。
ある。
1…基準周波数発信器、2…分周器、3…VCO(電圧
制御型可変周波数発振器)、4…ウインドウ作成部、5
…位相比較器、6…ループフィルタ、51、52…オア
ゲート回路、53、54、55…インバータ回路。
制御型可変周波数発振器)、4…ウインドウ作成部、5
…位相比較器、6…ループフィルタ、51、52…オア
ゲート回路、53、54、55…インバータ回路。
Claims (2)
- 【請求項1】基準周波数の基準信号を発生する基準信号
発生回路と、 電圧制御型可変周波数発振器と、 前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号から、前記
基準周波数に等しく、所定のウインドウパルス幅を有す
る第1のウインドウ信号と、この第1のウインドウ信号
と同じ周波数で、前記第1のウインドウ信号のウインド
ウパルスの後縁を前縁とし前記第1のウインドウ信号と
同じパルス幅を有する第2のウインドウ信号とを形成す
るウインドウ形成回路と、 前記基準信号と、前記第1、第2のウインドウ信号の供
給を受け、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号
が、前記基準信号に対して、進相のときには、前記第2
のウインドウ信号のウインドウパルスの前縁から前記基
準信号の基準位相点までのパルス幅の進相エラー信号を
出力し、前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号
が、前記基準信号に対し、遅相のときには、前記第1の
ウインドウ信号のウインドウパルスの後縁から前記基準
信号の基準位相点までのパルス幅の遅相エラー信号を出
力する位相比較回路と、 前記位相比較回路の出力に基づいて、前記電圧制御型可
変周波数発振器に印加する制御電圧を生成するフィルタ
であって、前記位相比較器の出力が、前記進相エラー信
号であるときには、前記電圧制御型可変周波数発振器の
出力信号の位相を遅らせる制御電圧を生成し、前記位相
比較器の出力が、前記遅相エラー信号であるときには、
前記電圧制御型可変周波数発振器の出力信号の位相を進
ませる制御電圧を生成するフィルタとを備えることを特
徴とするPLL回路。 - 【請求項2】PLL回路の電圧制御型可変周波数発振器
を制御する制御電圧の生成方法であって、 基準信号の基準位相点に対して、前記電圧制御型可変周
波数発振器の出力信号が進相のときには、前記電圧制御
型可変周波数発振器の出力信号と前記基準信号との位相
差分のパルス幅の信号であって、電圧制御型可変周波数
発振器の出力信号の位相を遅らせる進相関係のパルス信
号を生成し、 前記基準信号の基準位相点に対して、前記電圧制御型可
変周波数発振器の出力信号が遅相のときには、前記電圧
制御型可変周波数発振器の出力信号と前記基準信号との
位相差分のパルス幅の信号であって、電圧制御型可変周
波数発振器の出力信号の位相を進ませる遅相関係のパル
ス信号を生成し、 前記進相関係のパルス信号と前記遅相関係のパルス信号
から、前記電圧制御型可変周波数発振器を制御する制御
電圧を生成することを特徴とする制御電圧生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170161A JPH1117534A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | Pll回路および制御電圧生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170161A JPH1117534A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | Pll回路および制御電圧生成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1117534A true JPH1117534A (ja) | 1999-01-22 |
| JPH1117534A5 JPH1117534A5 (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=15899820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9170161A Pending JPH1117534A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | Pll回路および制御電圧生成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1117534A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001227493A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-24 | Hitachi Kokusai Electric Inc | ファン制御回路 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP9170161A patent/JPH1117534A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001227493A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-24 | Hitachi Kokusai Electric Inc | ファン制御回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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