JPH1117559A - データインタリーブ回路 - Google Patents

データインタリーブ回路

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JPH1117559A
JPH1117559A JP16556497A JP16556497A JPH1117559A JP H1117559 A JPH1117559 A JP H1117559A JP 16556497 A JP16556497 A JP 16556497A JP 16556497 A JP16556497 A JP 16556497A JP H1117559 A JPH1117559 A JP H1117559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データインタリーブ回路の消費電力を低減す
る。 【解決手段】 畳み込み符号器1から与えられた3ビッ
トのシンボルデータSYMは、書き込み制御部11によ
って、メモリ12の3個の入力端子DI0 〜DI2 に3
ビット単位で与えられる。メモリ12は、1ワード19
2ビット構成で、出力端子DO3i-3〜DO3i-1(但し、
i=1〜63)からの出力信号が入力端子DI3i〜DI
3i+2に与えられ、シフトレジスタが構成されている。メ
モリ12の出力端子DO0 〜DO191 は、読み出し選択
部20の入力側に並列に接続され、この読み出し選択部
20によって、データ速度指示信号SPDに基づいた読
み出し順序で順次選択読み出しされ、直列の送信情報O
UTとして出力される。メモリ12に対して、シンボル
データSYMのデータ速度に応じた書き込み動作が行わ
れるので、低速データ時の消費電力が低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信等におい
て受信側での誤りの分散を行うために、送信側でデータ
の送信順序を入れ替えて送信するためのデータインタリ
ーブ回路、特にその低消費電力化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】符号分割多元接続(Code Division Mult
iple Access 、以下、「CDMA」という)通信方式等
の無線通信においては、送信すべきデータを畳み込み符
号器を用いてシンボルデータと呼ばれる符号列に変換
し、そのシンボルデータを無線信号によって送信してい
る。一方、受信側では、受信した無線信号をシンボルデ
ータに復調した後、復号器を用いてそのシンボルデータ
から元のデータを再生している。この復号器による復号
過程において、伝送路上で生じた誤りが訂正されて、元
のデータが正しく再生されるようになっている。携帯電
話等においては、データによって異なる有意度が与えら
れる。即ち、無音状態や通話が混雑している時には、低
い有意度が与えられ、回線に空きがあるような状態では
高い有意度が与えられる。そして、この有意度に応じ
て、元のデータ速度が、1200,2400,480
0,9600bpsの4種類の中の1つに設定されるよ
うになっている。一方、送信するシンボルデータの速度
は、元のデータ速度には無関係に、一定の送信速度を保
つ必要がある。このため、元のデータ速度が遅く、送信
シンボルデータ数が少ない場合には、同一のシンボルデ
ータをデータ速度に応じて複数回繰り返して送信するこ
とによって、送信速度を一定に保っている。
【0003】また、CDMA通信方式等の無線通信の場
合、フェージング等によってデータブロックの欠落等の
通信エラーが発生する可能性が高い。連続した一定期間
の送信データがすべて欠落した場合、通常の畳み込み符
号とその復号だけでは、欠落部分を推定・修正して元の
データの状態に復元することは不可能である。このた
め、送信側で、畳み込み符号化後に送信するデータの送
信順序を比較的長い周期で並べ換えるインターリーブと
呼ばれる方法がしばしば用いられている。そして、この
インタリーブによってシンボルデータの連続性、つまり
元のデータの連続性を無くした上で、シンボルデータの
送信が行われる。従来、シンボルデータの繰り返しを行
う回路と、インタリーブを行う回路は、別々の回路ブロ
ックとして構成されていた。シンボルデータの繰り返し
を行う回路では、シンボルデータの一時蓄積用のメモリ
を用いて、このメモリに必要な回数分だけ同一シンボル
データを繰り返して書き込む操作を行うとともに、一度
に複数のシンボルデータが入力されるので、セレクタ等
を用いて、書き込み位置の選択を行うようにしていた。
また、インタリーブを行う回路では、予め決められてい
る元のデータ速度毎のシンボルデータの並べ換えの規則
に則り、一時蓄積用のメモリに書き込まれたシンボルデ
ータを順次読み出すことによって、シンボルデータ列の
並べ換え動作を行い、送信情報として出力するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シンボルデータの繰り返しを行う回路、及びインタリー
ブを行う回路では、次のような課題があった。シンボル
データの繰り返しを行う回路では、シンボルデータの絶
対数が少ない低速データの場合も、シンボルデータの絶
対数が多い高速データの場合にも、同じ回数だけメモリ
へシンボルデータの書き込み処理を行う必要があり、デ
ータ速度に関係なく回路の動作回数が一定となる。この
ため、低速データの場合にはシンボルデータ数が少な
く、書き込み回数も少なくて済むにも拘らず、回路の消
費電力を減少させることができない。更に、書き込み位
置の選択のためにセレクタ等の選択回路が必要となり、
回路規模の増大と消費電力の増大を招くことになる。ま
た、インタリーブを行う回路では、データの読み出し順
序に則り、シンボルデータが蓄積されているメモリのア
ドレスが変わる毎にアドレス変更を行って、蓄積された
データを読み出す必要がある。このためデータ速度に関
係なく、メモリに蓄積されたデータをすべて読み出して
並べ換えを行う必要があり、回路の消費電力を減少させ
ることができない。本発明は、前記従来技術が持ってい
た課題を解決し、シンボルデータの繰り返しを行う回路
とインタリーブを行う回路を一体化するとともに、デー
タ速度に応じた回数だけシンボルデータの書き込み及び
読み出し行うことにより、消費電力を低減することがで
きるデータインタリーブ回路を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の内の第1の発明は、データインタリーブ回
路において、データ速度に応じた第1の周期でM(但
し、Mは複数)ビット単位の入力データが順次与えら
れ、該与えられた入力データをMビット単位で順次シフ
トして保持するとともに、該保持した入力データを並列
に出力するN(但し、Nは複数)段の保持手段と、前記
N段の保持手段に保持された入力データを、前記データ
速度に応じた第2の周期でM×Nビットの並列データと
して読み出す読み出し手段と、前記読み出された並列デ
ータを、入力の順序とは異なる一定の順序で逐次選択し
て、前記データ速度に応じた第3の周期で直列データと
して出力する選択手段とを、備えている。
【0006】第2の発明は、第1の発明の保持手段を、
1ワード当たりM×Nビットを有し、かつ該各ビット毎
に入力端子と出力端子とを持つメモリを用い、第1から
第Mの該入力端子に前記Mビットの入力データが与えら
れるとともに、第M+1から第M×Nの該入力端子には
第1から第M×(N−1)の該出力端子からの前記並列
データがそれぞれ与えられることによって、該与えられ
た入力データがMビット単位で順次シフトして保持され
る構成にしている。本発明によれば、以上のようにデー
タインタリーブ回路を構成したので、次のような作用が
行われる。第1の周期でMビット単位の入力データが順
次与えられると、保持手段によってMビット単位でシフ
トされ、M×Nビットのデータが保持される。このM×
Nビットのデータは、読み出し手段によって並列データ
として読み出される。更に、選択手段によって、データ
速度に応じた周期で入力された順序とは異なる順序選択
されて直列データとして出力される。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すデータインタリ
ーブ回路の構成図である。このデータインタリーブ回路
10は、例えば携帯電話機等の無線端末機に組み込まれ
るものであり、畳み込み符号器1からのシンボルデータ
SYMが与えられる書き込み制御部11を有している。
例えば、符号化率R=1/3の無線端末機の場合、畳み
込み符号器1は、送信データSDを符号化し、1ビット
の送信データSDに対して、この畳み込み符号器1の拘
束長分の影響を受けた3シンボルのシンボルデータSY
Mを生成して、書き込み制御部11に出力するものであ
る。また、畳み込み符号器1は、1フレーム単位の処理
周期によって畳み込み符号化を行うようになっており、
1フレームの最大データ数は、例えば192ビットとな
っている。従って、畳み込み符号器1から出力されるシ
ンボルデータSYMは、1フレーム当たり576シンボ
ルとなる。
【0008】通常は、入力される送信データSDの速度
が遅く、1フレーム単位のデータ数が192ビット以下
の場合でも、繰り返し処理を行うことで、1フレーム内
のシンボル数は、いつでも576シンボル存在すること
になる。書き込み制御部11は、畳み込み符号器1から
与えられたシンボルデータSYMを、その出力側に接続
された保持手段(例えば、メモリ)12に、順次書き込
む処理を行うものである。書き込み制御部11には、外
部から書き込むシンボルデータSYMの元のデータ速度
(例えば、1200,2400,4800,または96
00bps)を示すデータ速度指示信号SPDが与えら
れており、このデータ速度指示信号SPDに基づいて書
き込むデータ量の制御を行うようになっている。メモリ
12は、書き込み制御部11から入力端子DIに与えら
れるシンボルデータSYMを一時蓄積するものであり、
一時蓄積するシンボルデータSYMにあわせて、192
ビット×3ワードの記憶容量を有している。即ち、メモ
リ12は、アドレス端子ADに与えられるアドレス信号
ADRを3回変更することによって、1フレーム分のす
べてのシンボルデータSYMを書き込むことができる記
憶容量に設定されている。メモリ12のアドレス端子A
Dにはアドレス制御部13が、出力端子DOには読み出
し手段及び選択手段(例えば、読み出し選択部)20
が、それぞれ接続されている。
【0009】アドレス制御部13は、メモリ12に対す
る書き込み及び読み出しアドレスの制御を行うものであ
り、このメモリ12の最大3ワードのアドレスを管理す
るために、書き込み用の2ビットのアドレスカウンタ1
3a、及び読み出し用の2ビットのアドレスカウンタ1
3bを有している。読み出し選択部20は、前記データ
速度指示信号SPDに基づいて、そのデータ速度毎に指
定されている読み出し規則に則り、メモリ12からデー
タを読み出して、送信情報OUTとして出力する機能を
有している。図2は、図1中のメモリ12の入力端子D
Iと出力端子DOの接続関係を示す接続図である。メモ
リ12は、192個の入力端子DI0 ,DI1 ,…,D
191 、及び同じく192個の出力端子DO0 ,D
1 ,…,DO191 を有している。そして、メモリ12
の3個の入力端子DI0 〜DI2 に、書き込み制御部1
1から3個のシンボルデータSYMが与えられている。
更に、入力端子DI3i〜DI3i+2(但し、i=1〜6
3)には、それぞれ出力端子DO3i-3〜DO3i-1からの
出力信号が与えられるようになっている。また、出力端
子DO0 〜DO191 は、読み出し選択部20の192本
の入力側に並列に接続されている。このように、メモリ
12はシフトレジスタを構成するように接続されてい
る。
【0010】図3は、図1中の読み出し選択部20の構
成図である。この読み出し選択部20は、メモリ12の
出力端子DO0 〜DO191 から出力される出力信号の内
の最下位ビット(以下、「LSB」という)から、第7
2番目のビットまでを、4本ずつに区切って、その内の
1つをそれぞれ選択するための18個の4入力セレクタ
211 〜2118を有している。また、メモリ12の出力
信号の内の第73番目のビットから第144番目のビッ
トまでは、8本ずつに区切られて、9個の8入力セレク
タ221 〜229 の入力側に接続されている。更に、メ
モリ12の出力信号の内の第145番目のビットから最
上位ビット(以下、「MSB」という)までは、16本
ずつに区切られて、3個の16入力セレクタ231 〜2
3 の入力側に接続されている。18個のセレクタ21
1 〜2118の出力側は、1200bps出力信号として
出力されるとともに、2本ずつに区切られて9個の2入
力セレクタ241 〜249 の入力側に接続されている。
セレクタ241 〜249 、及びセレクタ221 〜229
の出力側は、2400bps出力信号として出力される
とともに、2本ずつに区切られて9個の2入力セレクタ
251 〜259 の入力側に接続されている。セレクタ2
1 〜259 、及びセレクタ231 〜233 の出力側
は、4800bps出力信号として出力されるととも
に、2本ずつに区切られて6個の2入力セレクタ261
〜266 の入力側に接続されている。そして、セレクタ
261 〜266 の出力側に、9600bps出力信号が
出力されるようになっている。
【0011】更に1200bps出力信号は、3本ずつ
に区切られて6個の3入力セレクタ27(但し、j=
1〜6)の入力側に接続されている。2400bps出
力信号は、3本ずつに区切られて6個の3入力セレクタ
28の入力側に接続されている。4800bps出力
信号は、2本ずつに区切られて6個の2入力セレクタ2
の入力側に接続されている。これらのセレクタ27
,28,29の出力側、及び9600bps出力
信号は、それぞれ4入力セレクタ30の入力側に接続
され、このセレクタ30の出力側に送信情報OUTが
出力されるようになっている。次に、動作を説明する。
【0012】9600bpsの場合、192ビット(5
76シンボル)のデータをメモリ12に書き込む必要が
あるため、図1の畳み込み符号器1から1度に3個のシ
ンボルデータSYMが出力されると、書き込み制御部1
1では、図2に示すように、メモリ12に対して3シン
ボルずつ順次書き込み処理を行う。64回書き込み動作
をすることにより、192シンボルのシンボルデータS
YMがメモリ12へ書き込まれ、アドレス制御部13内
の書き込み用のアドレスカウンタ13aを1回更新す
る。メモリ12内のシンボルデータSYMは、3ビット
単位で上位桁にシフトされてメモリ12に再び書き込ま
れるので、64回の書き込み動作が終了した時点で、1
ワード(192ビット)分のデータをすべて書き込んだ
ことになる。そして、アドレスカウンタ13aが更新さ
れて、次のアドレスに対する書き込みを行い、3ワード
すべてに書き込みが終了した時点で576シンボルの書
き込みを終えたことになる。4800bpsの場合に
は、データ量が96ビット(288シンボル)であるの
で、9600bpsの場合と同様に64回の書き込みで
192シンボルのデータの書き込みを終えるとアドレス
を1回更新し、次のアドレスで指示されたメモリ位置に
残りの96シンボルデータを同様に3シンボル単位で3
2回書き込みを行う。4800bpsの場合には、メモ
リ12のアドレスは、1回だけ更新されたことになる。
【0013】2400bpsの場合には、データ量が4
8ビット(144シンボル)であるので、3個のシンボ
ルデータ毎に48回の書き込みですべてのシンボルのデ
ータの書き込みを終えたことになり、アドレスの更新は
行われない。1200bpsの場合には、データ量が2
4ビット(72シンボル)であるので、3個のシンボル
データ毎に24回の書き込みですべてのシンボルのデー
タの書き込みを終えたことになり、2400bpsの場
合と同様に、アドレスの更新は行われない。このように
して、畳み込み符号器1からのシンボルデータSYM
は、同一のシンボルデータSYMを繰り返して複数回書
き込むことなく、データ速度に応じたシンボルデータS
YMを1回だけメモリ12に書き込むことで、書き込み
処理が完了する。
【0014】畳み込み符号器1から出力された1フレー
ム分のシンボルデータSYMをすべてメモリ12に書き
込む処理が終了すると、読み出し選択部20では、外部
から与えられるデータ速度指示信号SPDに基づいて、
メモリ12からのシンボルデータSYMの読み出し順序
の選択を行い、順次シンボルデータSYMの選択出力が
行われる。CDMA通信方式の端末機で、最もデータ速
度の遅い1200bpsの場合、メモリ12に書き込ま
れたシンボルデータSYMは、図3に示すように、MS
Bから4ビット毎に読み出される。また、データ速度が
2400bpsの場合には8ビット毎に、データ速度が
4800bpsの場合には16ビット毎に、データ速度
が9600bpsの場合には32ビット毎に、それぞれ
読み出される。1200bpsの場合、全部で72個の
シンボルデータSYMは、読み出し選択部20の4:1
セレクタ21〜2118,27の選択信号を0選択に
設定して読み出しを行う。この時、同時に6個のシンボ
ルデータSYMを読み出すことができ、1回目の読み出
しで、1、5、9、13、17、21番目のシンボルデ
ータSYMを取り出すことができ、次にセレクタ21
〜2118の選択信号は動作させずにセレクタ27の選
択信号のみを0から1に動作させることで、続いて2
5、29、33、37、41、45番目のシンボルデー
タSYMを読み出すことができる。
【0015】更に、セレクタ27の選択信号のみを1
回更新して1から2へ動作させることにより、49、5
3、57、61、65、69番目のデータを読み出すこ
とができる。この動作を8回繰り返した後に、セレクタ
21〜2118の選択信号を1回更新して0から1を選
択するように設定し、セレクタ27は、再び0を選択
するように設定して読み出しを行うことで、次の2、
6、10、14、18、22番目のデータを読み出すこ
とができる。以降、順次セレクタ27の選択信号を読
み出す毎に更新し、2を選択して読み出すまでの動作を
8回繰り返した後にセレクタ21〜2118の選択信号
を1回更新し、同様にセレクタ27の制御、更新をシ
ンボルデータSYMの読み出しとともに繰り返し行う。
セレクタ21〜2118の選択信号が3を選択し、セレ
クタ27の選択信号が0から2までの巡回を8回繰り
返した時点で、読み出しが終るとともに6ビット毎に9
6回の読み出し{3(セレクタ27の動作回数)×8
(繰り返し回数)×4(セレクタ21〜2118の動作
回数)}を行い、576個のシンボルを読み出したこと
になる。
【0016】このような読み出し動作の場合、メモリ1
2の1ワード当たりのビット数が192ビットであるこ
とから、メモリ12のアドレスを更新する必要がない。
このため、選択用のセレクタ21,27等の一部だけが
動作するだけで1度に6ビットのシンボルデータSYM
が得られるので、読み出し選択部20の動作回数は6分
の1に低減できる。また、データ速度が4800bps
以上の場合には、メモリ12のアドレスを変更する必要
が生じるが、その場合にも、アドレス信号ADRとセレ
クタ21,22,29等を同時に動作させなければなら
ない頻度が非常に少なくなる。更に、読み出し選択部2
0の動作回数は6分の1であるので、回路が同時動作を
する率が減少し、消費電力の低減が可能になる。以上の
ように、この第1の実施形態では、次の(1)〜(3)
のような利点がある。
【0017】(1) 畳み込み符号器1からのシンボル
データSYMを、メモリ12に書き込む際に、シフトレ
ジスタを構成するように接続したメモリ12を用いてい
るので、メモリ12への書き込み選択回路が不要にな
り、回路規模の縮小と低消費電力化が可能になる。 (2) メモリ12へのシンボルデータSYMの書き込
みが、元のデータ速度に依存せず1回で済むので、回路
の動作率の低減が可能になり、回路の低消費電力化が達
成される。更に、同一シンボルデータSYMを複数回書
き込む必要が亡くなるので、高速に繰り返して書き込む
必要がなくなり、高速クロック信号が不要になり、低消
費電力化が可能になる。 (3) 読み出し選択部20では、インタリーブの規則
性に着目し、メモリ12のビットとワードの関係を19
2ビット×3ワード構成にするとともに、読み出しのた
めのセレクタ21等の選択回路の構成を4の倍数関係に
設定している。これにより、メモリ12の動作回数、選
択回路の動作回数の削減が可能になり、更に、1度に6
ビットのシンボルデータSYMをメモリ12から読み出
すことが可能になっている。読み出し選択部20の動作
回数が6分の1に減少することにより、回路の消費電力
の低減が可能となる。
【0018】第2の実施形態 図4は、本発明の第2の実施形態を示すデータインタリ
ーブ回路の構成図である。このデータインタリーブ回路
40は、例えば携帯電話システムの無線基地局側の送信
機に組み込まれるもので、符号化率R=1/2の畳み込
み符号器2からのシンボルデータSYMが与えられる書
き込み制御部41を有している。書き込み制御部41に
は、1ビットの送信データSDに対して、畳み込み符号
器2の拘束長分の影響を受けた2シンボルのシンボルデ
ータSYMが与えられる。また、畳み込み符号器2は、
1フレーム当たりの最大データ数192ビットに対応し
て、常に1フレーム当たり384シンボルのシンボルデ
ータSYMが与えられるようになっている。書き込み制
御部41は、畳み込み符号器2から与えられたシンボル
データSYMを、その出力側に接続されたメモリ42
に、順次書き込む処理を行うものである。書き込み制御
部41は、データ速度指示信号SPDに基づいて書き込
むデータ量の制御を行うようになっている。
【0019】メモリ42は、書き込み制御部41から入
力端子DIに与えられるシンボルデータSYMを一時蓄
積するものであり、一時蓄積するシンボルデータSYM
にあわせて、192ビット×2ワードの記憶容量を有し
ている。即ち、メモリ42は、アドレス端子ADに与え
られるアドレス信号ADRを2回変更することによっ
て、1フレーム分のすべてのシンボルデータSYMを書
き込むことができる記憶容量に設定されている。メモリ
42のアドレス端子ADにはアドレス制御部43が、出
力端子DOには読み出し選択部50が、それぞれ接続さ
れている。アドレス制御部43は、メモリ42に対する
書き込み及び読み出しアドレスの制御を行うものであ
り、このメモリ42の2ワードのアドレスを管理するた
めに、書き込み用及び読み出し用のそれぞれ1ビットの
アドレスカウンタ43a,43bを有している。読み出
し選択部50は、前記データ速度指示信号SPDに基づ
いて、そのデータ速度毎に指定されている読み出し規則
に則り、メモリ42からデータを読み出して、送信情報
OUTとして出力する機能を有している。
【0020】図5は、図4中のメモリ42の入力端子D
Iと出力端子DOの接続関係を示す接続図である。メモ
リ42は、192個の入力端子DI0 ,DI1 ,…,D
191 、及び192個の出力端子DO0 ,DO1 ,…,
DO191 を有している。そして、メモリ42の2個の入
力端子DI0 〜DI1 に、書き込み制御部41から2個
のシンボルデータSYMが与えられている。更に、入力
端子DI2k〜DI2k+1(但し、k=1〜95)には、そ
れぞれ出力端子DO2k-2〜DO2k-1からの出力信号が与
えられるようになっている。また、出力端子DO0 〜D
191 は、読み出し選択部50の192本の入力側に並
列に接続されている。このように、メモリ42はシフト
レジスタを構成するように接続されている。図6は、図
4中の読み出し選択部50の構成図である。この読み出
し選択部50は、メモリ42の出力端子DO0 〜DO
191 から出力される出力信号の内のLSBから、第14
4番目のビットまでを、8本ずつに区切って、その内の
1つをそれぞれ選択するための18個の8入力セレクタ
511〜5118を有している。また、メモリ42の出力
信号の内の第145番目のビットから第288番目のビ
ットまでは、16本ずつに区切られて、9個の16入力
セレクタ521 〜529 の入力側に接続されている。更
に、メモリ42の出力信号の内の第289番目のビット
からMSBまでは、32本ずつに区切られて、3個の3
2入力セレクタ531 〜533 の入力側に接続されてい
る。
【0021】18個のセレクタ511 〜5118の出力側
は、1200bps出力信号として出力されるととも
に、2本ずつに区切られて9個の2入力セレクタ541
〜549 の入力側に接続されている。セレクタ541
549 、及びセレクタ521 〜529 の出力側は、24
00bps出力信号として出力されるとともに、2本ず
つに区切られて9個の2入力セレクタ551 〜559
入力側に接続されている。セレクタ551 〜559 、及
びセレクタ531 〜533 の出力側は、4800bps
出力信号として出力されるとともに、2本ずつに区切ら
れて6個の2入力セレクタ561 〜566 の入力側に接
続されている。そして、セレクタ561 〜566 の出力
側に、9600bps出力信号が出力されるようになっ
ている。更に1200bps出力信号は、3本ずつに区
切られて6個の3入力セレクタ57(但し、l=1〜
6)の入力側に接続されている。2400bps出力信
号は、3本ずつに区切られて6個の3入力セレクタ58
の入力側に接続されている。4800bps出力信号
は、2本ずつに区切られて6個の2入力セレクタ59
の入力側に接続されている。これらのセレクタ57
58,59の出力側、及び9600bps出力信号
は、それぞれ4入力セレクタ60の入力側に接続さ
れ、このセレクタ60の出力側に送信情報OUTが出
力されるようになっている。
【0022】次に、動作を説明する。図4の畳み込み符
号器2から1度に2個のシンボルデータSYMが出力さ
れると、書き込み制御部41では、図5に示すように、
メモリ42に対して2シンボルずつ順次書き込み処理を
行う。96回書き込み動作をすることにより、192シ
ンボルのシンボルデータSYMがメモリ42へ書き込ま
れ、アドレス制御部43内の書き込み用のアドレスカウ
ンタ43aを1回更新する。メモリ42内のシンボルデ
ータSYMは、2ビット単位で上位桁にシフトされてメ
モリ42に再び書き込まれるので、96回の書き込み動
作が終了した時点で、1ワード(192ビット)分のデ
ータをすべて書き込んだことになる。そして、アドレス
カウンタ43aが更新されて、次のアドレスに対する書
き込みが開始される。このようにして、畳み込み符号器
2からのシンボルデータSYMは、同一のシンボルデー
タSYMを繰り返して複数回書き込むことなく、データ
速度に応じたシンボルデータSYMを1回だけメモリ4
2に書き込むことで、書き込み処理が完了する。
【0023】畳み込み符号器2から出力された1フレー
ム分のシンボルデータSYMを、すべてメモリ42に書
き込む処理が終了すると、読み出し選択部50では、外
部から与えられるデータ速度指示信号SPDに基づい
て、メモリ42からのシンボルデータSYMの読み出し
順序の選択を行い、順次シンボルデータSYMの選択出
力が行われる。CDMA通信方式の無線基地局で、最も
データ速度の遅い1200bpsの場合、メモリ42に
書き込まれたシンボルデータSYMは、図6に示すよう
に、MSBから8ビット毎に読み出される。また、デー
タ速度が2400bpsの場合には16ビット毎に、デ
ータ速度が4800bpsの場合には32ビット毎に、
データ速度が9600bpsの場合には64ビット毎
に、それぞれ読み出される。例えば、データ速度が12
00bpsの場合、全部で48個のシンボルデータSY
Mは、メモリ12のMSBから8ビット毎に、次のよう
な順序で8回繰り返して読み出される。
【0024】1、9、17、25、33、41、5、1
3、21、29、37、45、3、11、19、27、
35、43、7、15、23、31、39、47、2、
10、18、26、34、42、6、14、22、3
0、38、46、4、12、20、28、36、44、
8、16、24、32、40、48 このような読み出し動作の場合、メモリ42の1ワード
当たりのビット数が192ビットであることから、この
メモリ42のアドレスを更新する必要がない。このた
め、選択用のセレクタ51,52等の一部だけが動作す
るだけで1度に6ビットのシンボルデータSYMが得ら
れるので、読み出し選択部50の動作回数は6分の1に
低減できる。また、データ速度が9600bpsの場合
以外、メモリ42のアドレスの更新をする必要がなく、
セレクタ51等を動作させることだけでインタリーブ規
則に則った読み出し動作が可能である。
【0025】データ速度が9600bpsの場合には、
メモリ42のアドレスを変更する必要が生じるが、その
場合にも、アドレス信号ADRとセレクタ51,52等
の両方を同時に動作させなければならない頻度が非常に
少なくなる。更に、読み出し選択部50の動作回数は6
分の1であるので、回路が同時動作をする率が減少し、
消費電力の低減が可能になる。このように、第2の実施
形態のデータインタリーブ回路40は、第1の実施形態
のデータインタリーブ回路10と同様の利点を有する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変
形が可能である。この変形例としては、例えば、次の
(a)〜(e)のようなものがある。
【0026】(a) データ速度は1200〜9600
bpsに限定されず、アプリケーションに応じた任意の
データ速度に適用することができる。 (b) フレーム長は192ビットに限定されず、アプ
リケーションに応じた任意のフレーム長に適用すること
ができる。その場合、メモリ12,42の記憶容量は、
そのフレーム長に合わせた容量に設定すれば良い。 (c) 符号化率Rは、1/2,1/3に限定されず、
アプリケーションに応じた任意の符号化率に適用するこ
とができる。 (d) シンボルデータSYMの一時蓄積用に、シフト
レジスタを構成するように接続されたメモリ12,42
を用いているが、蓄積する必要のあるシンボルデータS
YMの量が少ない場合等には、フリップフロップやラッ
チ等の素子を用いても同様の機能を実現することができ
る。 (e) 第2の実施形態におけるメモリ42は、192
ビット×2ワードの構成になっているが、CDMAの方
式によって1度に6ビットのデータを読み出す必要がな
い場合には、メモリ42のビット方向をインタリーブの
データ読み出し間隔の最少数である16の倍数に設定
し、その分だけワード方向を増やすことでも、同様の機
能を実現することができる、
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、入力データをMビット単位でシフトして保持
する保持手段を有するとともに、並列に出力されたM×
Nビットのデータを入力の順序とは異なる順序で選択し
て出力する選択手段を有している。これにより、入力が
低速データの場合でも1回の書き込み動作で高速の出力
データを得ることができるので、回路が同時動作をする
率が減少し、消費電力の低減が可能になる。第2の発明
によれば、保持手段としてメモリを用い、シフトレジス
タを構成するように接続しているので、容量の大きな保
持手段を容易に得ることができ、回路規模の縮小と低消
費電力化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すデータインタリ
ーブ回路の構成図である。
【図2】図1中のメモリ12の入力端子DIと出力端子
DOの接続関係を示す接続図である。
【図3】図1中の読み出し選択部20の構成図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すデータインタリ
ーブ回路の構成図である。
【図5】図4中のメモリ42の入力端子DIと出力端子
DOの接続関係を示す接続図である。
【図6】図4中の読み出し選択部50の構成図である。
【符号の説明】
10,40 データインタリーブ回路 11,41 書き込み制御部 12,42 メモリ 13,43 アドレス制御部 20,50 読み出し選択部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ速度に応じた第1の周期でM(但
    し、Mは複数)ビット単位の入力データが順次与えら
    れ、該与えられた入力データをMビット単位で順次シフ
    トして保持するとともに、該保持した入力データを並列
    に出力するN(但し、Nは複数)段の保持手段と、 前記N段の保持手段に保持された入力データを、前記デ
    ータ速度に応じた第2の周期でM×Nビットの並列デー
    タとして読み出す読み出し手段と、 前記読み出された並列データを、入力の順序とは異なる
    一定の順序で逐次選択して、前記データ速度に応じた第
    3の周期で直列データとして出力する選択手段とを、 備えたことを特徴とするデータインタリーブ回路。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、1ワード当たりM×N
    ビットを有し、かつ該各ビット毎に入力端子と出力端子
    とを持つメモリを用い、第1から第Mの該入力端子に前
    記Mビットの入力データが与えられるとともに、第M+
    1から第M×Nの該入力端子には第1から第M×(N−
    1)の該出力端子からの前記並列データがそれぞれ与え
    られることによって、該与えられた入力データがMビッ
    ト単位で順次シフトして保持される構成としたことを特
    徴とする請求項1記載のデータインタリーブ回路。
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