JPH11176552A - 端子と導体の接続方法 - Google Patents
端子と導体の接続方法Info
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- JPH11176552A JPH11176552A JP9362062A JP36206297A JPH11176552A JP H11176552 A JPH11176552 A JP H11176552A JP 9362062 A JP9362062 A JP 9362062A JP 36206297 A JP36206297 A JP 36206297A JP H11176552 A JPH11176552 A JP H11176552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】端子と導体の界面の接合強度に信頼性の高いも
のを得ることのできる、端子と導体の接続方法を提供す
る。 【解決手段】銅及び銅合金または複合線にそれらの構成
材より低融点の金属をメッキしたメッキ線素線またはメ
ッキ線素線を撚り合わせた撚線と、上記と同様の低融点
の金属をメッキした端子を、圧力を加えながら加熱する
ことにより、導体と端子の空隙に低融点のメッキ材が液
相として浸入し、この液相のメッキ金属を介して固相の
導体と固相の端子の拡散を促進させかつ圧接を行なう。
より好ましくは、錫メッキ銅素線または錫メッキ銅素線
の撚線に錫メッキをした撚線と、錫メッキ金属端子を、
圧着した後、加圧しながら2KA〜4KAの範囲で加熱する
ことにより、錫を溶融させ液相として端子と素線または
撚線の接合部近傍の空隙に浸入させる。
のを得ることのできる、端子と導体の接続方法を提供す
る。 【解決手段】銅及び銅合金または複合線にそれらの構成
材より低融点の金属をメッキしたメッキ線素線またはメ
ッキ線素線を撚り合わせた撚線と、上記と同様の低融点
の金属をメッキした端子を、圧力を加えながら加熱する
ことにより、導体と端子の空隙に低融点のメッキ材が液
相として浸入し、この液相のメッキ金属を介して固相の
導体と固相の端子の拡散を促進させかつ圧接を行なう。
より好ましくは、錫メッキ銅素線または錫メッキ銅素線
の撚線に錫メッキをした撚線と、錫メッキ金属端子を、
圧着した後、加圧しながら2KA〜4KAの範囲で加熱する
ことにより、錫を溶融させ液相として端子と素線または
撚線の接合部近傍の空隙に浸入させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等におけ
る金属製の端子と導体の接続方法に関する。
る金属製の端子と導体の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電線導体(素線または撚線)と金属端子
の接続や電線導体同志の接続において、圧着法で接合が
行われている。
の接続や電線導体同志の接続において、圧着法で接合が
行われている。
【0003】圧着法は、冷間で端子に導体を機械的に保
持する方法であり、導体と端子が金属的に接合していな
いので、長時間のヒートサイクルテストを行うと、接合
界面の酸化、腐食のために信頼性が低下する傾向があ
る。
持する方法であり、導体と端子が金属的に接合していな
いので、長時間のヒートサイクルテストを行うと、接合
界面の酸化、腐食のために信頼性が低下する傾向があ
る。
【0004】また、抵抗溶接機による熱圧着法もよく使
われており、荷重をかけながら電流を流すことにより、
銅導体同志を接続する技術からなる。この方法では、多
数本の撚線の接続が難しいという欠点がある。
われており、荷重をかけながら電流を流すことにより、
銅導体同志を接続する技術からなる。この方法では、多
数本の撚線の接続が難しいという欠点がある。
【0005】それに対して、撚線同志を圧着と熱圧接に
て接続する方法が提案されている。この方法は、圧着作
用と熱圧着による金属結合を行う方法であり、金属結合
を有しながら圧着材と同等の引張り強度を有せしめてい
る(文献;藤巻他、溶接学会論文集第11巻(199
3)2号P277参照)。
て接続する方法が提案されている。この方法は、圧着作
用と熱圧着による金属結合を行う方法であり、金属結合
を有しながら圧着材と同等の引張り強度を有せしめてい
る(文献;藤巻他、溶接学会論文集第11巻(199
3)2号P277参照)。
【0006】また、超音波圧接法も提案され、一部で使
用されており、金属結合が可能となっているが、撚線の
接合には使用し難いのが現状である。
用されており、金属結合が可能となっているが、撚線の
接合には使用し難いのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術つま
り、圧着による方法、熱圧着による方法、圧着+熱圧着
による方法、超音波接合法では、端子と導体とを固相
(固体)と固相(固体)の接合を行う方法であり、一部
で金属的接合は得られるものの、界面の接合強度に不安
が残っていた。
り、圧着による方法、熱圧着による方法、圧着+熱圧着
による方法、超音波接合法では、端子と導体とを固相
(固体)と固相(固体)の接合を行う方法であり、一部
で金属的接合は得られるものの、界面の接合強度に不安
が残っていた。
【0008】よって、端子と導体との接合技術におい
て、より耐食性、耐酸化性等の信頼性のある方法の開発
が強く望まれていた。
て、より耐食性、耐酸化性等の信頼性のある方法の開発
が強く望まれていた。
【0009】そこで、本発明の解決すべき課題(目的)
は、端子と導体の界面の接合強度に信頼性の高いものを
得ることのできる、端子と導体の接続方法を提供するこ
とにある。
は、端子と導体の界面の接合強度に信頼性の高いものを
得ることのできる、端子と導体の接続方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する第
一手段による端子と導体の接続方法は、銅及び銅合金ま
たは複合線にそれらの構成材より低融点の金属をメッキ
したメッキ線素線またはメッキ線素線を撚り合わせた撚
線と、上記の低融点金属と同様の低融点の金属をメッキ
した端子を、圧力を加えながら加熱することにより、導
体と端子の空隙に低融点のメッキ材が液相として浸入
し、この液相のメッキ金属を介して固相の導体と固相の
端子の拡散を促進させかつ圧接を行なうことにより、端
子と導体の接合界面強度を高くする方法からなる。
一手段による端子と導体の接続方法は、銅及び銅合金ま
たは複合線にそれらの構成材より低融点の金属をメッキ
したメッキ線素線またはメッキ線素線を撚り合わせた撚
線と、上記の低融点金属と同様の低融点の金属をメッキ
した端子を、圧力を加えながら加熱することにより、導
体と端子の空隙に低融点のメッキ材が液相として浸入
し、この液相のメッキ金属を介して固相の導体と固相の
端子の拡散を促進させかつ圧接を行なうことにより、端
子と導体の接合界面強度を高くする方法からなる。
【0011】前記第一手段の方法において、メッキ材と
しては、錫(mp231.9℃)、銀(mp960.8
℃)及びそれらより融点の低い金属材料を用いることが
望ましい。また、加熱手段としては通電加熱(抵抗加
熱)を用いるか、加熱源として、加熱された金属治具、
光ビーム、半導体レーザーを用いると良い。或いは加熱
源の代用として超音波を負荷することも可能である。
しては、錫(mp231.9℃)、銀(mp960.8
℃)及びそれらより融点の低い金属材料を用いることが
望ましい。また、加熱手段としては通電加熱(抵抗加
熱)を用いるか、加熱源として、加熱された金属治具、
光ビーム、半導体レーザーを用いると良い。或いは加熱
源の代用として超音波を負荷することも可能である。
【0012】本発明により提供する第二手段による端子
と導体の接続方法は、錫メッキ銅素線または錫メッキ銅
素線の撚線に錫メッキをした撚線と、錫メッキ金属端子
を、圧着した後、加圧しながら2KA〜4KAの範囲で加熱
することにより、錫を溶融させ液相として端子と素線ま
たは撚線の接合部近傍の空隙に浸入させる方法からな
る。
と導体の接続方法は、錫メッキ銅素線または錫メッキ銅
素線の撚線に錫メッキをした撚線と、錫メッキ金属端子
を、圧着した後、加圧しながら2KA〜4KAの範囲で加熱
することにより、錫を溶融させ液相として端子と素線ま
たは撚線の接合部近傍の空隙に浸入させる方法からな
る。
【0013】前記第二手段の方法において用いる低融点
金属材料としての錫は、銅系材料(端子及び導体)と接
合した場合に固溶強化され接続強度がより一層高まる。
また、錫は、銅系材料(端子及び導体)と接合した場合
に、電気化学的にアノードとして作用するために、端子
と導体の接続部の耐食性をより一層向上させることがで
きる。
金属材料としての錫は、銅系材料(端子及び導体)と接
合した場合に固溶強化され接続強度がより一層高まる。
また、錫は、銅系材料(端子及び導体)と接合した場合
に、電気化学的にアノードとして作用するために、端子
と導体の接続部の耐食性をより一層向上させることがで
きる。
【0014】前記第二手段の方法において、加熱手段と
しては、通電加熱を用いるか、加熱源として、加熱され
た金属治具、光ビーム、半導体レーザーを用いると良
い。或いは加熱源の代用として超音波を負荷することも
可能である。また、素線または撚線と端子とを、圧着を
経ずに直接加圧しながら通電加熱する方法をとることも
可能である。さらに、接合部近傍の空隙に浸入させるメ
ッキ材質の融点が、銅線または金属端子の材質の融点よ
りも低いことが望ましい。
しては、通電加熱を用いるか、加熱源として、加熱され
た金属治具、光ビーム、半導体レーザーを用いると良
い。或いは加熱源の代用として超音波を負荷することも
可能である。また、素線または撚線と端子とを、圧着を
経ずに直接加圧しながら通電加熱する方法をとることも
可能である。さらに、接合部近傍の空隙に浸入させるメ
ッキ材質の融点が、銅線または金属端子の材質の融点よ
りも低いことが望ましい。
【0015】本発明により提供する第三手段による端子
と導体の接続方法は、銅素線または銅撚線と、錫メッキ
した金属端子を、圧着加工しながら通電加熱することに
より、端子側の錫を溶融させ液相として端子と素線また
は撚線の接合部近傍の空隙に浸入させる方法からなる。
と導体の接続方法は、銅素線または銅撚線と、錫メッキ
した金属端子を、圧着加工しながら通電加熱することに
より、端子側の錫を溶融させ液相として端子と素線また
は撚線の接合部近傍の空隙に浸入させる方法からなる。
【0016】尚、上記のいずれの手段においても、メッ
キ材質に鉛を含まず、最近の環境問題に対応させること
が望ましい。
キ材質に鉛を含まず、最近の環境問題に対応させること
が望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第二手段の方法を
具体化した実施例について説明する。錫メッキの軟銅線
(φ0.127)を7本撚り合わせた撚線と、0.16
mmt の黄銅(Cu−%Zn)製の端子を、図1のよう
に、つまり、錫メッキ軟銅撚線1上に略U字状の黄銅製
端子2を配置し、黄銅製端子2の両外面から圧着治具
3,3によって10kgf の荷重をかけ、1〜3KAの電流
値で通電状態下で0.3sec の圧着を実施した。撚線の
みの破断強度は2.2kgf である。
具体化した実施例について説明する。錫メッキの軟銅線
(φ0.127)を7本撚り合わせた撚線と、0.16
mmt の黄銅(Cu−%Zn)製の端子を、図1のよう
に、つまり、錫メッキ軟銅撚線1上に略U字状の黄銅製
端子2を配置し、黄銅製端子2の両外面から圧着治具
3,3によって10kgf の荷重をかけ、1〜3KAの電流
値で通電状態下で0.3sec の圧着を実施した。撚線の
みの破断強度は2.2kgf である。
【0018】上記の実施例に対して黄銅製端子2と錫メ
ッキ軟銅撚線1の接続強度を評価するために、黄銅製端
子と錫メッキ軟銅撚線の引張り試験を行った。その結
果、破断強度は、電流値1KAにおいて1.9kgf で2kg
f に達せず、それ以上の1.5KAで2.05kgf 、2.
0KAで2.05、3.0KAで2.05kgf であった。
ッキ軟銅撚線1の接続強度を評価するために、黄銅製端
子と錫メッキ軟銅撚線の引張り試験を行った。その結
果、破断強度は、電流値1KAにおいて1.9kgf で2kg
f に達せず、それ以上の1.5KAで2.05kgf 、2.
0KAで2.05、3.0KAで2.05kgf であった。
【0019】図2に、黄銅製の端子5と錫メッキ軟銅線
による撚線4の接続部の断面写真を示した。この断面写
真は、アンモニア−過酸化水素水でエッチングして接続
状況を分かるようにしてある。図2a)は比較例で電流
値1.5KAでの通電による場合の接続状況、図2b)は
電流値2.0KA、図2c)は電流値3.0KAでの通電に
よる場合の接続状況である。
による撚線4の接続部の断面写真を示した。この断面写
真は、アンモニア−過酸化水素水でエッチングして接続
状況を分かるようにしてある。図2a)は比較例で電流
値1.5KAでの通電による場合の接続状況、図2b)は
電流値2.0KA、図2c)は電流値3.0KAでの通電に
よる場合の接続状況である。
【0020】ここで、図2c)は、撚線4が端子5によ
って楕円状に圧潰変形され、撚線4の素線間及び撚線4
と端子5との間をメッキ材のスズ6が埋めた構造となっ
ていることが見られる。
って楕円状に圧潰変形され、撚線4の素線間及び撚線4
と端子5との間をメッキ材のスズ6が埋めた構造となっ
ていることが見られる。
【0021】通常行われている、単なる冷間圧着では端
子と導体間に空隙を生じるのは避けられないが、上記の
実施例の場合には、メッキ材の錫と導体部の銅が通電下
での加熱拡散により金属的に結合しており、長時間放置
による銅線と銅線の間、銅線と端子の間の酸化や腐食に
よる信頼性の低下を防ぐことが可能となる。
子と導体間に空隙を生じるのは避けられないが、上記の
実施例の場合には、メッキ材の錫と導体部の銅が通電下
での加熱拡散により金属的に結合しており、長時間放置
による銅線と銅線の間、銅線と端子の間の酸化や腐食に
よる信頼性の低下を防ぐことが可能となる。
【0022】即ち、MILSTD1344Aの湿度一定
の熱サイクルテスト(1サイクルの条件:湿度90〜9
6%、温度条件65℃×3h→2.5h、25℃→2.
5h65℃×3h→2.5h、25℃×2h→0.5
h、−10℃×3h→0.5h、25℃×2h)を10
サイクルにて接続部の電気抵抗を測定し、試験前の電気
抵抗で除すると、空隙の少ない図2c)の実施例では、
3.0KAで1.01の値を示し、これは接続部の劣化が
殆どないことを意味する。
の熱サイクルテスト(1サイクルの条件:湿度90〜9
6%、温度条件65℃×3h→2.5h、25℃→2.
5h65℃×3h→2.5h、25℃×2h→0.5
h、−10℃×3h→0.5h、25℃×2h)を10
サイクルにて接続部の電気抵抗を測定し、試験前の電気
抵抗で除すると、空隙の少ない図2c)の実施例では、
3.0KAで1.01の値を示し、これは接続部の劣化が
殆どないことを意味する。
【0023】それに比べて、図2a)の例や単なる圧着
によるものでは、1.25〜1.38の値を示し、これ
は接続部の信頼性が劣っていることの現れである。
によるものでは、1.25〜1.38の値を示し、これ
は接続部の信頼性が劣っていることの現れである。
【0024】上記のようなことから、本発明の実施例で
ある図2c)及び図2b)によれば、接続部の信頼性に
優れていることが分かる。
ある図2c)及び図2b)によれば、接続部の信頼性に
優れていることが分かる。
【0025】以上のような検討の結果をまとめると次の
ようになる。耐食性及び耐酸化性のある接合部とは、接
合部に空隙の少ないものである。空隙があるとその空隙
の部分で空気に触れるため、導体が酸化し易かったり、
空隙に水が溜まり易くなることから、空隙の少ない接続
が望ましいのである。
ようになる。耐食性及び耐酸化性のある接合部とは、接
合部に空隙の少ないものである。空隙があるとその空隙
の部分で空気に触れるため、導体が酸化し易かったり、
空隙に水が溜まり易くなることから、空隙の少ない接続
が望ましいのである。
【0026】また、抵抗溶接のとき、脆いCu6 Sn5
等の化合物が形成されないように、銅の中に錫が固溶し
た接合界面の錫濃度の低い接合状態になっていることが
望ましい。そのため、錫メッキの場合では、電流が2KA
以上で4KA以下が良い。その点は、以下の表1を参照さ
れたい。
等の化合物が形成されないように、銅の中に錫が固溶し
た接合界面の錫濃度の低い接合状態になっていることが
望ましい。そのため、錫メッキの場合では、電流が2KA
以上で4KA以下が良い。その点は、以下の表1を参照さ
れたい。
【0027】
【表1】
【0028】表1は、黄銅製端子と錫メッキ軟銅撚線の
接続部においての、特定の電流値による通電加熱圧着に
おいての接続部界面の症状を診断した結果を示したもの
である。
接続部においての、特定の電流値による通電加熱圧着に
おいての接続部界面の症状を診断した結果を示したもの
である。
【0029】表1から明らかなように、電流値が1.5
KA以下の場合では、熱サイクルテスト前後の抵抗比が大
きい。これは、接合部の空隙が多いためである。また、
その場合では、接合界面の錫濃度が2〜10%と高く
(XMAで点分析で評価)、脆い化合物を形成する可能
性のあることが分かった。
KA以下の場合では、熱サイクルテスト前後の抵抗比が大
きい。これは、接合部の空隙が多いためである。また、
その場合では、接合界面の錫濃度が2〜10%と高く
(XMAで点分析で評価)、脆い化合物を形成する可能
性のあることが分かった。
【0030】表1において、2.0KA以上の場合では、
熱サイクルテスト前後の抵抗比が約1.0であり安定し
ている。これらの接合界面の錫濃度は2%以下であり、
化合部が存在する可能性は少ないとみてよい。しかし、
4.5KA以上の場合には、圧着部表面に傷が多くなり、
製品としての使用には適さないものである。
熱サイクルテスト前後の抵抗比が約1.0であり安定し
ている。これらの接合界面の錫濃度は2%以下であり、
化合部が存在する可能性は少ないとみてよい。しかし、
4.5KA以上の場合には、圧着部表面に傷が多くなり、
製品としての使用には適さないものである。
【0031】前述した実施例による効果を列挙すると次
の通りである。端子と導体との接合強度において高い
ものが得られる。即ち錫が銅系材料(端子及び導体)に
拡散し、固溶強化できる。経時的劣化対応の信頼性に
優れる。端子と導体の間への錫メッキの溶融・浸入で
耐食性に優れたものとなる。即ち、錫がアノードとな
る。接続部を保護することが可能。端子と導体の自
動接続に適する簡易技術となり得る。
の通りである。端子と導体との接合強度において高い
ものが得られる。即ち錫が銅系材料(端子及び導体)に
拡散し、固溶強化できる。経時的劣化対応の信頼性に
優れる。端子と導体の間への錫メッキの溶融・浸入で
耐食性に優れたものとなる。即ち、錫がアノードとな
る。接続部を保護することが可能。端子と導体の自
動接続に適する簡易技術となり得る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、端
子と導体の界面の接合強度に信頼性の高いものを得るこ
とのできる、端子と導体の接続方法を提供するという所
期の課題(目的)を達成することができる。
子と導体の界面の接合強度に信頼性の高いものを得るこ
とのできる、端子と導体の接続方法を提供するという所
期の課題(目的)を達成することができる。
【図1】本発明の実施例にして、錫メッキ軟銅撚線に黄
銅製端子を通電加熱圧着する様子を示す斜視説明図。
銅製端子を通電加熱圧着する様子を示す斜視説明図。
【図2】a),b),c)ともに、錫メッキ軟銅撚線と
黄銅製端子との圧着接続後の横断面をエッチング処理し
た後の組織で示した写真で、a)は負荷電流1.5KA、
b)は負荷電流2.0KA、c)は負荷電流3.0KAの場
合を示す。
黄銅製端子との圧着接続後の横断面をエッチング処理し
た後の組織で示した写真で、a)は負荷電流1.5KA、
b)は負荷電流2.0KA、c)は負荷電流3.0KAの場
合を示す。
1 錫メッキ軟銅撚線 2 黄銅製端子 3 圧着治具 4 錫メッキ軟銅撚線 5 黄銅製端子 6 錫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 20/10 B23K 20/10 (72)発明者 早川 良和 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 遠藤 勝雄 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線加工株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】銅及び銅合金または複合線にそれらの構成
材より低融点の金属をメッキしたメッキ線素線またはメ
ッキ線素線を撚り合わせた撚線と、上記の低融点金属と
同様の低融点の金属をメッキした端子を、圧力を加えな
がら加熱することにより、導体と端子の空隙に低融点の
メッキ材が液相として浸入し、この液相のメッキ金属を
介して固相の導体と固相の端子の拡散を促進させかつ圧
接を行なう、端子と導体の接続方法。 - 【請求項2】メッキ材として、錫(mp231.9
℃)、銀(mp960.8℃)及びそれらより融点の低
い金属材料を用いる、請求項1記載の端子と導体の接続
方法。 - 【請求項3】加熱として通電加熱(抵抗加熱)を用いる
か、加熱源として、加熱された金属治具、光ビーム、半
導体レーザーを用いるか、或いは加熱源の代用として超
音波を負荷する、請求項1記載の端子と導体の接続方
法。 - 【請求項4】錫メッキ銅素線または錫メッキ銅素線の撚
線に錫メッキをした撚線と、錫メッキ金属端子を、圧着
した後、加圧しながら2KA〜4KAの範囲で加熱すること
により、錫を溶融させ液相として端子と素線または撚線
の接合部近傍の空隙に浸入させる、端子と導体の接続方
法。 - 【請求項5】加熱として通電加熱を用いるか、加熱源と
して、加熱された金属治具、光ビーム、半導体レーザー
を用いるか、或いは加熱源の代用として超音波を負荷す
る、請求項4記載の端子と導体の接続方法。 - 【請求項6】請求項4の方法において、素線または撚線
と端子とを、圧着を経ずに直接加圧しながら通電加熱す
る、端子と導体の接続方法。 - 【請求項7】請求項4または請求項6の方法において、
接合部近傍の空隙に浸入させるメッキ材質の融点が、銅
線または金属端子の材質の融点よりも低い、端子と導体
の接続方法。 - 【請求項8】銅素線または銅撚線と、錫メッキした金属
端子を、圧着加工しながら通電加熱することにより、端
子側の錫を溶融させ液相として端子と素線または撚線の
接合部近傍の空隙に浸入させる、端子と導体の接続方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9362062A JPH11176552A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 端子と導体の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9362062A JPH11176552A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 端子と導体の接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11176552A true JPH11176552A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18475784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9362062A Pending JPH11176552A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 端子と導体の接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11176552A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002160069A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Honda Motor Co Ltd | 端子の接合方法 |
| JP2004515198A (ja) * | 2000-11-30 | 2004-05-20 | コンパクト ダイナミクス ゲーエムベーハー | 電気機械用ステータ及びその製造方法 |
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