JPH11180499A - 出荷管理システム - Google Patents

出荷管理システム

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JPH11180499A
JPH11180499A JP9353597A JP35359797A JPH11180499A JP H11180499 A JPH11180499 A JP H11180499A JP 9353597 A JP9353597 A JP 9353597A JP 35359797 A JP35359797 A JP 35359797A JP H11180499 A JPH11180499 A JP H11180499A
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JP
Japan
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vehicle
hatch
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card
data
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JP9353597A
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English (en)
Inventor
Makoto Taguchi
誠 田口
Yuuta Miyazaki
勇太 宮崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は異なる元売り会社の車番カードを使
用可能として異なる元売り会社のタンクローリ車への積
込みを可能とすることを課題とする。 【解決手段】 油槽所の出荷管理システムは、油槽所を
管理するホストコンピュータ11と、ハッチ割り付け処
理を実行するハッチ設定器12と、各出荷現場に設置さ
れた複数の積込制御装置13と、当該油槽所以外の元売
り会社A,Bの物流システム端末機14,15とから構
成されている。ホストコンピュータ11は、判別された
元売り会社に対応するデータベースから当該車両情報に
対応する予約情報を抽出して統一フォーマットで各ハッ
チへ積込む油種・数量等の積込み情報を作成する。ハッ
チ設定器12は、異なる元売り会社の車番カード19が
挿入されたとき、統一フォーマットで作成されたデータ
ベースに基づいてタンクローリ車の各ハッチ割り付けを
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出荷管理システムに
係り、特に同一のタンクローリ車に対し異なる油槽所で
油液の積み込みが行えるように構成された出荷管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】タンクローリ車の各ハッチにレギュラー
ガソリン,ハイオクガソリン,灯油,軽油等の油液を積
み込む油槽所は、夫々元売り会社毎に設けられている。
そして、各タンクローリ車は、各油槽所の専属として油
液の配送を行っている。そのため、油槽所側では、各タ
ンクローリ車を識別する磁気カードからなる車番カード
(車両カード)を配付して配送管理を行っている。この
車番カードの磁気記憶部には、各元売り会社毎に決めら
れたフォーマットで車両番号及びハッチに積み込まれた
油種、数量等の各種情報が記憶されている。
【0003】そして、タンクローリ車の運転者は、油槽
所において各油種の積み込みが行われると、油槽所を出
発して注文のあった各配送先の給油所へ向かって移動す
る。また、タンクローリ車には、複数のハッチが設けら
れており、1回の配送で複数の給油所を回ることができ
る。一方、油槽所に設けられたホストコンピュータは、
センタを経由して給油所等の顧客からの注文により作成
される予約情報と、予約情報に基づいて出荷される油液
の出荷状況とを各タンクローリ車毎に管理している。ま
た、油槽所には、ホストコンピュータに登録された予約
ファイルに基づいてタンクローリ車の各ハッチに油種、
数量をどの様に積み込むかを割り付けるハッチ設定器が
設置されている。
【0004】このハッチ設定器では、その日の予約ファ
イルから各タンクローリ車の配送予定を作成し、1回目
の配送予定で各ハッチ毎に積み込むべき油種、数量、配
送先を割り付ける。また、1回目の配送予定を作成した
後も予約情報が残っているときは、2回目、3回目の配
送予定を作成して予約情報を全て割り付ける。そして、
タンクローリ車の運転者は、油槽所に到着すると、ハッ
チ設定器により作成された割り付け伝票を受け取り、出
荷ステージへ移動する。その後、タンクローリ車が出荷
ステージに到着すると、タンクローリ車の車番カードを
カードリーダに挿入して車番番号を読み取らせる。これ
により、油槽所のホストコンピュータからは、この車番
番号に対応するタンクローリ車について、タンクのハッ
チ別に設定された予約数量からなる予約情報が、複数の
出荷ステージの出荷制御装置に出力される。
【0005】このように、油槽所では、各タンクローリ
車毎にその日に配送すべき予約情報を管理しており、タ
ンクローリ車の運転者は、ハッチ設定器により設定され
た割り付け伝票に記載された配送予定(油種、数量、配
送先)に基づいて油液の配送を行う。ところが、タンク
ローリ車の配送先によって、その日の1回目の積み込み
が行われた第1の油槽所からかなり離れた場所まで配送
することがあり、2回目の積込みを行うために第1の油
槽所まで戻ると、第1の油槽所との間を往復する時間、
及びその間の走行距離に応じた燃料消費量が無駄であ
り、配送効率が著しく低下することがある。
【0006】このような場合、第1の油槽所から離れた
遠方の配送先の近くにある別の元売り会社の第2の油槽
所で2回目の積込みを行って、タンクローリ車の移動に
伴う損失を最小限に抑えることが検討されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、各元売り会社毎に予約ファイル及び車番カードに記
憶されている車両データのデータ形式(フォーマット)
が異なっている。そのため、同一のタンクローリ車が異
なる元売り会社の油槽所で油液の積み込みを受けるに
は、タンクローリ車の運転者が各元売り会社毎のデータ
形式に対応して作成された複数の車番カードを携行する
必要がある。
【0008】例えば元売り会社が5社ある場合には、各
元売り会社別の車番カードを5枚所持しなければなら
ず、複数の車番カードの管理が面倒であるばかりか、各
車番カードを携行する運転者の作業がより煩雑となると
いう問題があった。また、常に複数の車番カードの所持
しなければならないため、一の元売り会社の形式の車番
カードを忘れたり、あるいは紛失してしまうと、その元
売り会社の油槽所においては当該タンクローリ車に割り
付けられた予約情報を読み込むことができなくなる。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解決した出荷
管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記本発明
は、複数の元売り会社により個々に異なるタンクローリ
車の車両データのデータ形式を複数種類記憶する記憶手
段と、前記タンクローリ車に備えられタンクローリ車毎
に異なる車両データを記憶する車両カードと、該車両カ
ードに記憶された車両データを読み取るカードリーダ
と、該カードリーダにより読み取られた車両データのデ
ータ形式と前記記憶手段に記憶された車両データのデー
タ形式とを比較して前記車両カードの車両データから元
売り会社コード及び車両番号を抽出する車両データ抽出
手段と、該車両データ抽出手段により抽出された元売り
会社コード及び車両番号に基づき出荷データを読み出し
て前記タンクローリ車に対する油液の積み込みに関する
制御を行う制御手段と、からなることを特徴とするもの
である。
【0011】従って、本発明によれば、カードリーダに
より読み取られた車両データのデータ形式と記憶手段に
記憶された車両データのデータ形式とを比較して車両カ
ードの車両データから元売り会社コード及び車両番号を
抽出し、抽出された元売り会社コード及び車両番号に基
づき出荷データを読み出してタンクローリ車に対する油
液の積み込みを制御するため、異なる元売り会社でタン
クローリ車に油液の積み込みを受ける場合でも一枚の車
両カードを共通カードとして使用できる。これにより、
運転者が携行するカード数を削減して作業の簡略化を図
ることができると共に、タンクローリ車による配送効率
を高めることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。図1は本発明の出荷管理システム
の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図1に
示されるように、油槽所の出荷管理システムは、油槽所
を管理するホストコンピュータ11と、当該油槽所に到
着したタンクローリ車(図示せず)へのハッチ割り付け
処理を実行するハッチ設定器12と、各出荷現場に設置
された複数の積込制御装置13(131 〜13n )と、
当該油槽所以外の元売り会社A,Bの物流システム端末
機14,15とから構成されている。尚、当該油槽所
は、元売り会社Cが所有しているものとする。
【0013】ホストコンピュータ11は、公衆回線63
を介して予約コンピュータ65と接続されている。その
ため、各給油所から油液の配送注文がセンタの予約コン
ピュータ65に入力されると、当該油槽所の予約情報が
公衆回線63を介してホストコンピュータ11に送信さ
れる。そして、ハッチ設定器12は、ホストコンピュー
タ11に入力された予約情報に基づいて各タンクローリ
車の車両番号に対応するハッチへの油種・数量の割り付
け処理を行う。
【0014】また、ホストコンピュータ11は、元売り
会社Aの物流システム端末機14と通信回線16を介し
てオンラインで接続されており、且つ、元売り会社Bの
物流システム端末機15と磁気ディスク17を介して元
売り会社Bの予約情報を受け取ることができる。そのた
め、ホストコンピュータ11の磁気ディスク装置等から
なる記憶装置(記憶手段)18には、予約情報を格納す
る予約情報格納部21と、元売り会社Aの物流システム
端末機14から送信された予約情報を受信するための通
信処理プログラム22と、元売り会社Bの物流システム
端末機15で作成された予約情報を磁気ディスク17か
ら読み込むためのFD読込処理プログラム25とが格納
されている。
【0015】また、ホストコンピュータ11の記憶装置
18には、公衆回線16又は磁気ディスク17を介して
入力された各元売り会社A,Bの元売りデータベース2
3,26、各元売り会社A,Bの予約情報のフォーマッ
トを会社共通の統一フォーマットに変換する予約内容統
一プログラム27、元売り制御テーブル28、及び各元
売り会社共通の統一フォーマットで作成された統一フォ
ーマット予約情報データベース29等が格納されてい
る。
【0016】また、ホストコンピュータ11は、ハッチ
設定器12とも接続されており、磁気カードからなる車
番カード(車両カード)19がハッチ設定器12のカー
ドリーダ部に挿入されると、後述するように車番カード
19に記憶された各種情報が読み取られ、データ形式に
基づいて車番カード19がどの元売り会社から発行され
たものかを判別する。そして、ホストコンピュータ11
は、判別された元売り会社に対応するデータベースから
当該車両情報に対応する予約情報を抽出して統一フォー
マットで各ハッチへ積込む油種・数量等の積込み情報を
作成する車両データ抽出処理を行う。
【0017】そして、ハッチ設定器12は、異なる元売
り会社の車番カード19が挿入されたとき、統一フォー
マットで作成されたデータベースに基づいてタンクロー
リ車の各ハッチへの油種・数量の割り付けを行う。ま
た、積込制御装置13(131 〜13n )は、シリアル
回線20を介してホストコンピュータ11と接続されて
おり、タンクローリ車が出荷ステージに到着して車番カ
ード19をカードリーダに挿入すると、車番カード19
から読み込まれた車両番号に対応する予約情報(配送先
名、配送日時、油種、数量等)をホストコンピュータ1
1の記憶装置18に格納された予約情報格納部21に格
納されたデータベースから読み出し、この予約情報に基
づいて各ハッチへの積込み設定処理を行う。
【0018】図2はホストコンピュータ11の記憶装置
18に格納される予約情報格納部のフォーマットを模式
的に示す図である。図2に示されるように、予約情報格
納部21には、元売りコード、車両番号、伝票番号、積
込数量データ等の油液の積込みに必要な各情報が記憶さ
れている。図3は元売り制御テーブル28のフォーマッ
トを模式的に示す図である。
【0019】図3に示されるように、元売り制御テーブ
ル28には、元売りコード、元売り予約データファイル
名、車両番号、伝票番号、商品名、商品コード、数量等
の情報が格納されている。図4はホストコンピュータ1
1で各元売り会社の物流システム端末機14,15から
受け取る予約情報の処理を説明するために系統図であ
る。
【0020】図4に示されるように、元売り会社Aの物
流システム端末機14は、元売り会社Aの予約情報をオ
ンラインで当該油槽所のホストコンピュータ11に送信
する。すなわち、通信回線16を介して送信された予約
情報は、ホストコンピュータ11において通信処理プロ
グラム22により演算処理されて元売り会社Aの予約デ
ータベース23に格納される。
【0021】また、元売り会社Bの物流システム端末機
15で作成された磁気ディスク17が磁気ディスク装置
24に挿入されると、磁気ディスク17から予約情報を
読み込むためのFD読込処理プログラム25が実行され
る。そして、磁気ディスク17から読み込まれた予約情
報は、元売り会社Bの予約データベース26に格納され
る。
【0022】そして、ホストコンピュータ11では、予
約内容統一プログラム27により元売り会社Aの予約デ
ータベース23と元売り会社Bの予約データベース26
に格納された各予約情報を元売り制御テーブル28に基
づいて元売り会社を判別した後、統一フォーマットのデ
ータに変換して統一フォーマット予約情報データベース
29を作成する。すなわち、ホストコンピュータ11
は、カードリーダにより読み取られた車両データのデー
タ形式と記憶装置18に記憶された車両データのデータ
形式とを比較して前記車両カードの車両データから元売
り会社コード及び車両番号を抽出する(車両データ抽出
手段)。このように抽出された元売り会社コード及び車
両番号に基づいて予約情報を読み出して当該タンクロー
リ車に対する統一フォーマットの予約情報を統一フォー
マット予約情報データベース29に格納する。
【0023】図5は車番カード19の磁気記憶部に記憶
されるカードデータのフォーマット形式の一例を模式的
に示す図である。図5(A)に示されるように、元売り
会社Aの車番カード19に記憶されたカードデータ31
は、車両番号の領域の次に第1の予備領域32が設けら
れ、EXT領域の手前に第2の予備領域33が設けられ
ている。そして、第1の予備領域32の記憶容量は7バ
イトであり、第2の予備領域33の記憶容量は22バイ
トである。
【0024】図5(B)に示されるように、元売り会社
Bの車番カード19に記憶されたカードデータ34は、
ハッチ情報の領域とカード種別の領域との間に予備領域
35が設けられている。そして、予備領域35の記憶容
量は1バイトである。このように元売り会社Aの車番カ
ード19に記憶されたカードデータ31と元売り会社B
の車番カード19に記憶されたカードデータ34とで予
備領域のフォーマット形式が異なっており、元売り会社
毎に独自の予備領域が設けられている。
【0025】そのため、車番カード19に記憶された情
報を読み込むと共に、予備領域の位置や記憶容量を検出
することにより車番カード19を発行した元売り会社を
判別することが可能となる。図6は油槽所の概略構成を
示す図である。図6に示されるように、ホストコンピュ
ータ11は、予約情報を記憶装置18に記憶すると共
に、積込制御装置13及びハッチ設定器12に予約情報
を転送する。ハッチ設定器12は、カードリーダライタ
48,ディスプレイ本体49,キーボード50,プリン
タ51,CPU52等よりなる。
【0026】また、油槽所のホストコンピュータ11
は、公衆回線53を介して配送センタに設置された予約
コンピュータ65と通信可能に接続されている。予約コ
ンピュータ65は、給油所等の顧客から注文(油種及び
数量)があると、これらの注文を予約情報として油槽所
のホストコンピュータ11に送信する。積込制御装置1
3は、各出荷ステージ57毎に設けられ、当該出荷ステ
ージ57の各機器を制御しており、後述するようにタン
クローリ車55毎に配付された車番カード19がカード
リーダ64により読み取られると該当する車両番号の予
約情報がホストコンピュータ11から転送され、この予
約情報が有している油種、数量がタンクローリ車55に
出荷されるように出荷制御を行う。
【0027】タンクローリ車55はタンク56内が複数
のハッチに仕切られており、各ハッチの容量は例えば1
キロリットル、2キロリットル、4キロリットルといっ
た具合に異なっている。そして、タンクローリ車55は
出荷ステージ57に到着すると、後述するようにハッチ
設定器12により設定された油種がタンク56の各ハッ
チに積み込まれる。
【0028】上記ハッチ設定器12のメモリには、車番
カード19に記憶されたデータ形式から所属の元売り会
社を判別する制御プログラムと、判別された別の元売り
会社の予約データを統一フォーマットの予約データに変
換する予約データ変換プログラムと、統一フォーマット
の予約データに基づいてハッチ割り付け処理を行うハッ
チ割り付け制御プログラムとが格納されている。
【0029】出荷現場に設けられた出荷装置51は、積
込制御装置13及びカードリーダ64,ハッチカードリ
ーダを有するリモートスイッチボックス66,アース装
置67、作業者が各出荷ポイント毎の積み込むべき数量
を設定する積込み設定器68等よりなる。積込み設定器
68には、積込量を設定する積込量設定スイッチ68
a,出荷開始させるスタートスイッチ68b,出荷を停
止させる停止スイッチ68cが配設されている。さらに
本実施例のリモートスイッチボックス66と積込み設定
器68とは一体化されており、これらはローディングア
ーム75に取り付けられている。
【0030】油液が貯留された貯留タンク(図示せず)
に接続されて油液を給送する給送配管69には、ポンプ
70,ストレーナ71,流量計72,定流量弁73,定
量弁74が配設されている。さらに、給送配管69の先
端には、ローディングアーム75が連通されている。
尚、出荷ステージ67において、ローディングアーム7
5が1本しか示されていないが、実際には各油種毎に複
数本が設けられている。
【0031】また、出荷ステージ67には、ハッチ設定
器12により割り付けられた各ハッチ毎の積み込むべき
油種を表示する予約量表示器76が設けられている。そ
のため、作業者は、予約量表示器76の表示内容を見て
上記積込み設定器68を操作する。81はガスパージ用
ステージで、出荷ステージ57とは別の場所に設けられ
ている。このガスパージ用ステージ81には、タンクロ
ーリ車55のハッチに残留するベーパをパージするため
のガスパージ用のローディングアーム82が設けられて
いる。タンクローリ車55のハッチに油液を積み込む
際、前回に積み込まれた油種が第1石油類(引火性の高
いガソリン等)である場合には、ハッチ内をガスパージ
して残留ベーパを除去しなければならない。そのため、
タンクローリ車55の運転者は、ハッチ設定器12によ
り作成された伝票にガスパージ要の記載がある場合、出
荷ステージ57に向かう前にガスパージ用ステージ81
でガスパージ作業を行う必要がある。
【0032】尚、油槽所によっては、出荷ステージ57
にガスパージ用のローディングアーム82が設けられて
いることがあり、その場合には出荷ステージ57におい
てタンクローリ車55のハッチをガスパージすることが
できる。ここで、タンクローリ車55のハッチへの積込
み作業手順について説明する。タンクローリ車55が油
槽所に到着すると、運転者は、各タンクローリ車55毎
に発行された車番カード77をハッチ設定器12のカー
ドリーダライタ58に挿入し、車番カード19に記憶さ
れた車両番号を読み取らせる。
【0033】そして、ハッチ設定器12は、車番カード
19から車両番号を読み取ると、該当する車両番号の予
約データをホストコンピュータ11に要求してホストコ
ンピュータ11より車両番号に対応する予約情報を取得
し、この予約データが有している予約情報に基づいてタ
ンクローリ車55の各ハッチに積込むべき油種及び数量
を割り付け、この割り付けられた各ハッチ毎の油種・数
量をハッチ情報が印字された伝票をプリンタ61より発
行する。
【0034】伝票を受け取った運転者は、前回の積込み
作業でガソリンが積み込まれたハッチがある場合、ガス
パージ用ステージ81に移動して当該ハッチにガスパー
ジ用のローディングアーム82を挿入してハッチ内の残
留ベーパを除去する。そして、運転者は、前回ガソリン
が積み込まれた全てのハッチのガスパージ作業が終了す
ると、タンクローリ車55を出荷ステージ57に移動さ
せる。
【0035】この後、運転者は、出荷ステージ57のロ
ーディングアーム75をハッチに挿入させる。そして、
積込み設定器68により積み込むべき数量を設定してス
タートスイッチ68bをオンに操作する。このように、
積込み設定器68のスタートスイッチ68bがオンに操
作されると、積込制御装置13は、ポンプ70を起動し
て定量弁74を開弁して積込みを開始する。そして、流
量計72の流量パルス発信器72aからの流量パルスを
積算し、積込量設定スイッチ68aにより設定された流
量が出荷されたとき定量弁74を閉弁させる。
【0036】次に、異なる元売り会社のタンクローリ車
へ積込みを行う場合のハッチ設定器12のCPUが実行
する制御処理につき説明する。図7はハッチ設定器12
のCPUが実行する制御処理のフローチャートである。
図7中、ハッチ設定器2のCPUは、ステップS1(以
下「ステップ」を省略する)において、車番カード19
はカードリーダ58に挿入されると、S2に進み、車番
カード19の磁気記憶部に記憶されたカード情報を読み
込む。
【0037】次のS3では、元売り制御テーブル28に
格納された元売りコード、元売り予約データファイル
名、車両番号、伝票番号、商品名、商品コード、数量等
の情報を読み込む。そして、S4で車番カード19の磁
気記憶部のデータ形式と元売り制御テーブル28に格納
されたデータ形式とを比較する。次のS5において、両
データ形式が不一致の場合には、上記S3に戻り、S3
〜S5の処理を繰り返す。
【0038】しかし、S5において、両データ形式が一
致した場合には、S6に進み、車番カード19の磁気記
憶部に記憶されたカード情報のデータ形式から元売り会
社を認識する。次のS7では、各元売り会社共通の統一
フォーマットで作成された統一フォーマット予約情報デ
ータベース29から車両番号に対応する予約データを読
み込む。
【0039】続いて、S8に進み、統一フォーマットの
予約データに基づいてタンクローリ車55の各ハッチへ
の割り付け処理を実行する。そして、S9でハッチ割り
付け結果を伝票に印字して発行する。このように油槽所
と異なる元売り会社のタンクローリ車55が到着した場
合でも、車番カード19の磁気記憶部に記憶されたデー
タ形式に基づいて当該車番カード19を発行した元売り
会社を判別し、この元売り会社の体操車両番号に対応す
る予約データを統一フォーマット予約情報データベース
29から読み込む。
【0040】従って、異なる元売り会社の油槽所でタン
クローリ車55に油液の積み込みを受ける場合でも一枚
の車番カード19を共通カードとして使用できる。これ
により、運転者が携行する車番カード19のカード数を
削減して作業の簡略化を図ることができると共に、カー
ド紛失事故を減らすことができる。そのため、油槽所で
は、異なる元売り会社であっても予約された油種、数量
をタンクローリ車55の各ハッチに積み込むことができ
る。よって、配送先の近くにある別会社の油槽所で油液
の積込み作業を行うことが可能となり、タンクローリ車
55が登録されている油槽所に戻るまでの時間、燃料等
を節約して配送効率を高めることができる。
【0041】図8は積込制御装置13が実行する積込制
御処理を説明するためのフローチャートである。図8に
示されるように、S11では、出荷ステージのカードリ
ーダ64に車番カード19が挿入されると、S12に進
み、統一フォーマット予約情報データベース29に格納
された統一フォーマットの予約情報を読み込む。
【0042】次のS13では、積込み設定器68による
設定操作が完了したか否かをチェックしている。このS
13において、積込み設定器68による設定操作が完了
したときは、S14に進み、積込み設定器68により設
定された設定情報(油種、数量)と、統一フォーマット
予約情報データベース29に記憶された統一フォーマッ
トの予約データとを照合する。そして、S15におい
て、積込み設定器68の設定情報と、統一フォーマット
の予約データとが一致したときは、S16に進み、イン
タロックを解除する。その後、S17で積込み設定器6
8のスタート釦68bがオンに操作されたことを確認す
る。
【0043】S17において、積込み設定器68のスタ
ートスイッチ68bがオンに操作されると、S18で積
込み開始処理を実行する。すなわち、積込み設定器68
のスタートスイッチ68bがオンに操作されると、ポン
プ70を起動した後、定量弁74を開弁して積込みを開
始する。そして、流量計72の流量パルス発信器72a
からの流量パルスを積算し、積込量設定スイッチ68a
により設定された流量が出荷されたとき定量弁74を閉
弁させる。
【0044】次のS19で、積込み設定器68により設
定された数量の積込みが完了したことが確認されると、
S20に進み、未だ積み込んでいない予約データが残っ
ているか否かをチェックする。このS20において、未
だ積み込んでいない予約データが残っているときは、上
記S13に戻り、S13以降の処理を繰り返す。また、
上記S20において、当該車両番号に対応する予約デー
タの油液が全て積み込まれたときは、S21に進み、積
込み完了をホストコンピュータ11に出力する。
【0045】また、上記S15において、積込み設定器
68の設定情報と、統一フォーマットの予約データとが
一致しないときは、S22に移行して警報を発すると共
に、S23で積込み設定のやり直しを指示する。その
後、上記S13に戻り、S13以降の処理を繰り返す。
このように、異なる元売り会社のタンクローリ車55が
出荷ステージ57に到着した場合でも統一フォーマット
予約情報データベース29に格納された統一フォーマッ
トの予約情報に基づいて積込み設定器68により設定さ
れた設定情報が正しいかどうかを確認するため、異なる
元売り会社のタンクローリ車55でも通常の場合と同様
に油液の積込み処理が可能となる。
【0046】尚、上記実施例では、油槽所と異なる元売
り会社としてA,B社を一例として挙げたが、これに限
らず、例えば3社以上の異なる元売り会社のタンクロー
リ車に油液を積み込む場合にも適用できるのは勿論であ
る。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、カードリ
ーダにより読み取られた車両データのデータ形式と記憶
手段に記憶された車両データのデータ形式とを比較して
車両カードの車両データから元売り会社コード及び車両
番号を抽出し、抽出された元売り会社コード及び車両番
号に基づき出荷データを読み出してタンクローリ車に対
する油液の積み込みを制御するため、異なる元売り会社
の油槽所でタンクローリ車に油液の積み込みを受ける場
合でも一枚の車両カードを共通カードとして使用でき
る。これにより、運転者が携行するカード数を削減して
作業の簡略化を図ることができると共に、カード紛失事
故を減らすことができる。また、タンクローリ車が配送
先の近くにある油槽所で油液の積込みを受けることがで
きるので、配送先から離れた油槽所まで戻る必要がなく
なり、タンクローリ車による配送効率を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出荷管理システムの一実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】ホストコンピュータの記憶装置に格納される予
約情報格納部のフォーマットを模式的に示す図である。
【図3】元売り制御テーブルのフォーマットを模式的に
示す図である。
【図4】ホストコンピュータで各元売り会社の物流シス
テム端末機から受け取る予約情報の処理を説明するため
に系統図である。
【図5】車番カードの磁気記憶部に記憶されるカードデ
ータのフォーマット形式の一例を模式的に示す図であ
る。
【図6】油槽所の概略構成を示す図である。
【図7】ハッチ設定器のCPUが実行する制御処理のフ
ローチャートである。
【図8】積込制御装置が実行する積込制御処理を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】 11 ホストコンピュータ 12 ハッチ設定器 13(131 〜13n ) 積込制御装置 14,15 物流システム端末機 17 磁気ディスク 18 記憶装置 21 予約情報格納部 22 通信処理プログラム 23,26 元売りデータベース 25 FD読込処理プログラム 27 予約内容統一プログラム 28 元売り制御テーブル 29 統一フォーマット予約情報データベース 31 カードデータ 32 第1の予備領域 33 第2の予備領域 34 カードデータ 35 予備領域 55 タンクローリ車 57 出荷ステージ 64 カードリーダ 68 積込み設定器 69 給送配管 70 ポンプ 72 流量計 73 定流量弁 74 定量弁 75 ローディングアーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の元売り会社により個々に異なるタ
    ンクローリ車の車両データのデータ形式を複数種類記憶
    する記憶手段と、 前記タンクローリ車に備えられタンクローリ車毎に異な
    る車両データを記憶する車両カードと、 該車両カードに記憶された車両データを読み取るカード
    リーダと、 該カードリーダにより読み取られた車両データのデータ
    形式と前記記憶手段に記憶された車両データのデータ形
    式とを比較して前記車両カードの車両データから元売り
    会社コード及び車両番号を抽出する車両データ抽出手段
    と、 該車両データ抽出手段により抽出された元売り会社コー
    ド及び車両番号に基づき出荷データを読み出して前記タ
    ンクローリ車に対する油液の積み込みに関する制御を行
    う制御手段と、 からなることを特徴とする出荷管理システム。
JP9353597A 1997-12-22 1997-12-22 出荷管理システム Pending JPH11180499A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109784803A (zh) * 2018-12-12 2019-05-21 兖矿集团有限公司 一种煤矿自助发运方法、装置和存储介质
CN110072803A (zh) * 2017-11-20 2019-07-30 深圳市尚佳能源网络有限责任公司 一种能源分配调度方法及系统

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CN109784803A (zh) * 2018-12-12 2019-05-21 兖矿集团有限公司 一种煤矿自助发运方法、装置和存储介质
CN109784803B (zh) * 2018-12-12 2023-12-19 兖矿集团有限公司 一种煤矿自助发运方法、装置和存储介质

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