JPH11181497A - 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法及び高嵩密度粒状洗剤組成物 - Google Patents
高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法及び高嵩密度粒状洗剤組成物Info
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- JPH11181497A JPH11181497A JP34818697A JP34818697A JPH11181497A JP H11181497 A JPH11181497 A JP H11181497A JP 34818697 A JP34818697 A JP 34818697A JP 34818697 A JP34818697 A JP 34818697A JP H11181497 A JPH11181497 A JP H11181497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワックス類により固化することがなく、流動
性の良好な高嵩密度粒状洗剤組成物を、少ない工程にお
いて効率よく得る。 【解決手段】 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法にお
いて、界面活性剤を含む高嵩密度洗剤粒子と、平均粒子
径1500μm以下のワックス類粒子と、平均粒子径2
0μm以下の無機粉体とを粉体混合し、少なくとも、前
記ワックス類粒子が前記無機粉体によりコーティングさ
れて配合された高嵩密度粒状洗剤組成物を得る。
性の良好な高嵩密度粒状洗剤組成物を、少ない工程にお
いて効率よく得る。 【解決手段】 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法にお
いて、界面活性剤を含む高嵩密度洗剤粒子と、平均粒子
径1500μm以下のワックス類粒子と、平均粒子径2
0μm以下の無機粉体とを粉体混合し、少なくとも、前
記ワックス類粒子が前記無機粉体によりコーティングさ
れて配合された高嵩密度粒状洗剤組成物を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衣料用粒状洗剤組成
物に特に適した高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法およ
び高嵩密度粒状洗剤組成物に関する。
物に特に適した高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法およ
び高嵩密度粒状洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者の生活の高級化、多様化な
どから洗濯から乾燥まで自動化された全自動洗濯乾燥機
も徐々に普及しつつある。このタイプにはドラム型洗濯
機がある。ドラム型洗濯機は従来のパルセーター型洗濯
機と異なり、叩き洗いによって洗浄を行うため、洗浄時
に泡立つと洗浄効率が落ち、洗浄性能が低下してしま
う。さらに泡立ちがひどくなると洗濯機から泡があふれ
出てくるといった問題もあった また、ドラム型洗濯機
はパルセーター型洗濯機と比べてすすぎ時の泡切れが非
常に悪い。このような問題から、泡を抑制した洗剤が要
望されてきている。
どから洗濯から乾燥まで自動化された全自動洗濯乾燥機
も徐々に普及しつつある。このタイプにはドラム型洗濯
機がある。ドラム型洗濯機は従来のパルセーター型洗濯
機と異なり、叩き洗いによって洗浄を行うため、洗浄時
に泡立つと洗浄効率が落ち、洗浄性能が低下してしま
う。さらに泡立ちがひどくなると洗濯機から泡があふれ
出てくるといった問題もあった また、ドラム型洗濯機
はパルセーター型洗濯機と比べてすすぎ時の泡切れが非
常に悪い。このような問題から、泡を抑制した洗剤が要
望されてきている。
【0003】従来、抑泡効果を有する洗剤を提供するた
めに、洗剤組成物中に消泡剤を配合して過度の発泡傾向
を減少または解消している。この消泡剤としてはワック
ス類がよく知られている。しかし、ワックス類をそのま
ま、粒状(以下粒状とは粉末状のものも含むものとす
る)の他の洗剤成分に直接添加、混合した場合、ワック
ス類に洗剤成分粒子が付着して洗剤が固化し、粉体特性
(流動性)が低下してしまうという問題点がある。洗剤
が固化し、流動性が低下すれば、製造時にその取り扱い
性が低下し、操作性が悪化する。また、洗浄時に、均一
にすばやく溶解させ、分散させることが困難となるた
め、ワックス類の消泡効果が十分に発揮されないばかり
か、洗剤においてもその洗浄効果が低下してしまう。
めに、洗剤組成物中に消泡剤を配合して過度の発泡傾向
を減少または解消している。この消泡剤としてはワック
ス類がよく知られている。しかし、ワックス類をそのま
ま、粒状(以下粒状とは粉末状のものも含むものとす
る)の他の洗剤成分に直接添加、混合した場合、ワック
ス類に洗剤成分粒子が付着して洗剤が固化し、粉体特性
(流動性)が低下してしまうという問題点がある。洗剤
が固化し、流動性が低下すれば、製造時にその取り扱い
性が低下し、操作性が悪化する。また、洗浄時に、均一
にすばやく溶解させ、分散させることが困難となるた
め、ワックス類の消泡効果が十分に発揮されないばかり
か、洗剤においてもその洗浄効果が低下してしまう。
【0004】このために、ワックス類を用いる場合に
は、一般的に担体物質にワックス類を担持させ、有機バ
インダーなどとともに造粒するなどして、粒状消泡剤組
成物とし、これを、例えば界面活性剤などの洗剤成分に
配合した高密度洗剤粒状物に粉体混合してその流動性を
向上させる方法が提案されている。通常、このような粒
状消泡剤組成物は、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤
粒子とは別な工程において、混練造粒されて、高嵩密度
洗剤粒子に粉体混合され、高嵩密度粒状洗剤組成物とさ
れる。このため、製造工程が増加するという問題があ
る。
は、一般的に担体物質にワックス類を担持させ、有機バ
インダーなどとともに造粒するなどして、粒状消泡剤組
成物とし、これを、例えば界面活性剤などの洗剤成分に
配合した高密度洗剤粒状物に粉体混合してその流動性を
向上させる方法が提案されている。通常、このような粒
状消泡剤組成物は、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤
粒子とは別な工程において、混練造粒されて、高嵩密度
洗剤粒子に粉体混合され、高嵩密度粒状洗剤組成物とさ
れる。このため、製造工程が増加するという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明は、ワ
ックス類の配合により洗剤成分が固化することがなく、
その粉体特性(流動性)を向上させた高嵩密度粒状洗剤
組成物を得ることができ、また、少ない工程において効
率のよい高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法を提供し、
ワックス類の配合により洗剤成分が固化することがな
く、その粉体特性(流動性)を向上させた高嵩密度粒状
洗剤組成物を得ることを目的とする。
ックス類の配合により洗剤成分が固化することがなく、
その粉体特性(流動性)を向上させた高嵩密度粒状洗剤
組成物を得ることができ、また、少ない工程において効
率のよい高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法を提供し、
ワックス類の配合により洗剤成分が固化することがな
く、その粉体特性(流動性)を向上させた高嵩密度粒状
洗剤組成物を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法にお
いては、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子と、平
均粒子径1500μm以下のワックス類粒子と、平均粒
子径20μm以下の無機粉体を粉体混合し、少なくと
も、前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコーテ
ィングされて配合されている高嵩密度粒状洗剤組成物を
得るようにした。また、上記製造方法においては、予
め、平均粒子径1500μm以下のワックス類粒子が、
平均粒子径20μm以下の無機粉体によりコーティング
されてなる粒状消泡剤を用いることが好ましい。
めに、本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法にお
いては、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子と、平
均粒子径1500μm以下のワックス類粒子と、平均粒
子径20μm以下の無機粉体を粉体混合し、少なくと
も、前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコーテ
ィングされて配合されている高嵩密度粒状洗剤組成物を
得るようにした。また、上記製造方法においては、予
め、平均粒子径1500μm以下のワックス類粒子が、
平均粒子径20μm以下の無機粉体によりコーティング
されてなる粒状消泡剤を用いることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法にお
いては、高嵩密度洗剤粒子と、平均粒子径1500μm
以下のワックス類粒子と、平均粒子径20μm以下の無
機粉体を粉体混合することによって、少なくとも前記ワ
ックス類粒子を、前記無機粉体によってコーティングさ
れた状態で高嵩密度粒状洗剤組成物中に存在させること
ができるので、ワックス類粒子の表面の粘着が防止で
き、ワックス類粒子の配合による高嵩密度粒状洗剤組成
物が固化することなく、その流動性の低下が起こらない
ようにすることができる。
する。本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法にお
いては、高嵩密度洗剤粒子と、平均粒子径1500μm
以下のワックス類粒子と、平均粒子径20μm以下の無
機粉体を粉体混合することによって、少なくとも前記ワ
ックス類粒子を、前記無機粉体によってコーティングさ
れた状態で高嵩密度粒状洗剤組成物中に存在させること
ができるので、ワックス類粒子の表面の粘着が防止で
き、ワックス類粒子の配合による高嵩密度粒状洗剤組成
物が固化することなく、その流動性の低下が起こらない
ようにすることができる。
【0008】したがって、高嵩密度粒状洗剤組成物中に
おいて、無機粉体は、少なくともワックス類粒子をコー
ティングしていればよい。本発明においては、ワックス
類粒子が無機粉体によってコーティングされたものを粒
状消泡剤と呼ぶ。また、高嵩密度洗剤粒子の表面と、ワ
ックス類粒子の表面とを比較すると、ワックス類粒子の
表面の方がやや粘着性がある。このため、本発明の高嵩
密度粒状洗剤組成物を製造するにおいて、例えば、これ
ら高嵩密度洗剤粒子と、ワックス類粒子と、無機粉体を
同時に粉体混合しても、無機粉体は、粘着性のあるワッ
クス類粒子の表面に優先的に付着し、ワックス類粒子が
無機粉体によって選択的にコーティングされる。このよ
うなことから、高嵩密度洗剤粒子と、ワックス類粒子
と、無機粉体の粉体混合の順は特に問わないが、ワック
ス類粒子と無機粉体とを粉体混合したあとに、高嵩密度
洗剤粒子を粉体混合すると、ワックス類粒子が無機粉体
により十分にコーティングされるので好ましい。
おいて、無機粉体は、少なくともワックス類粒子をコー
ティングしていればよい。本発明においては、ワックス
類粒子が無機粉体によってコーティングされたものを粒
状消泡剤と呼ぶ。また、高嵩密度洗剤粒子の表面と、ワ
ックス類粒子の表面とを比較すると、ワックス類粒子の
表面の方がやや粘着性がある。このため、本発明の高嵩
密度粒状洗剤組成物を製造するにおいて、例えば、これ
ら高嵩密度洗剤粒子と、ワックス類粒子と、無機粉体を
同時に粉体混合しても、無機粉体は、粘着性のあるワッ
クス類粒子の表面に優先的に付着し、ワックス類粒子が
無機粉体によって選択的にコーティングされる。このよ
うなことから、高嵩密度洗剤粒子と、ワックス類粒子
と、無機粉体の粉体混合の順は特に問わないが、ワック
ス類粒子と無機粉体とを粉体混合したあとに、高嵩密度
洗剤粒子を粉体混合すると、ワックス類粒子が無機粉体
により十分にコーティングされるので好ましい。
【0009】また、本発明においては、上記粒状消泡剤
を、高嵩密度洗剤粒子との粉体混合前に予め別の工程に
おいて調整してから、これを高嵩密度洗剤粒子に粉体混
合することができる。この状態のものであれば、無機粉
体の量を最小限にすることができ、ワックス類粒子の表
面を十分にコーティングしたのちに、高嵩密度洗剤粒子
に配合するので、高嵩密度洗剤粒子の流動性を損なうこ
となく、ワックス類粒子の消泡効果を維持する効果がよ
り得られるため好ましい。粒状消泡剤は、平均粒子径1
500μm以下のワックス類粒子と、平均粒子径20μ
m以下の無機粉体とを粉体混合することによって得るこ
とができる。
を、高嵩密度洗剤粒子との粉体混合前に予め別の工程に
おいて調整してから、これを高嵩密度洗剤粒子に粉体混
合することができる。この状態のものであれば、無機粉
体の量を最小限にすることができ、ワックス類粒子の表
面を十分にコーティングしたのちに、高嵩密度洗剤粒子
に配合するので、高嵩密度洗剤粒子の流動性を損なうこ
となく、ワックス類粒子の消泡効果を維持する効果がよ
り得られるため好ましい。粒状消泡剤は、平均粒子径1
500μm以下のワックス類粒子と、平均粒子径20μ
m以下の無機粉体とを粉体混合することによって得るこ
とができる。
【0010】本発明に使用されるワックス類粒子として
は、平均粒子径が1500μm以下、好ましくは100
0μm以下、実質的には、100〜1000μmのもの
が好ましい。1500μmを越えると、高嵩密度粒状洗
剤組成物がワックス類粒子によって固化することがあ
り、その流動性が低下することとなる。上記範囲とする
ために、ワックス類が板状などの場合には、その融点以
上の温度で加熱溶解した後に、噴霧ノズルから噴射し、
この融点未満の空気と接触させて冷却するなどして急冷
却し、平均粒子径が1500μm以下のワックス類粒子
となるように調整することが好ましい。
は、平均粒子径が1500μm以下、好ましくは100
0μm以下、実質的には、100〜1000μmのもの
が好ましい。1500μmを越えると、高嵩密度粒状洗
剤組成物がワックス類粒子によって固化することがあ
り、その流動性が低下することとなる。上記範囲とする
ために、ワックス類が板状などの場合には、その融点以
上の温度で加熱溶解した後に、噴霧ノズルから噴射し、
この融点未満の空気と接触させて冷却するなどして急冷
却し、平均粒子径が1500μm以下のワックス類粒子
となるように調整することが好ましい。
【0011】また、ワックス類粒子の融点は25〜90
℃、好ましくは35〜70℃であることが好ましい。2
5℃未満の場合は高嵩密度粒状洗剤組成物の流動性や保
存性の低下を招くことがあり、90℃を越えると、高嵩
密度粒状洗剤組成物を低温の水に投入した際に消泡効果
が得られないことがあり好ましくない。そして、その配
合量としては、高嵩密度粒状洗剤組成物に対して、0.
05〜15重量%添加されることが好ましい。0.05
重量%未満であると、高嵩密度粒状洗剤組成物における
消泡効果が不十分となり、15重量%を越えると、高嵩
密度粒状洗剤組成物の粉体物性(流動性)が低下するこ
とがある。予めワックス類粒子を無機粉体でコーティン
グした粒状消泡剤を配合する場合も、この高嵩密度粒状
洗剤組成物におけるワックス類粒子の配合量を満たして
いればよい。
℃、好ましくは35〜70℃であることが好ましい。2
5℃未満の場合は高嵩密度粒状洗剤組成物の流動性や保
存性の低下を招くことがあり、90℃を越えると、高嵩
密度粒状洗剤組成物を低温の水に投入した際に消泡効果
が得られないことがあり好ましくない。そして、その配
合量としては、高嵩密度粒状洗剤組成物に対して、0.
05〜15重量%添加されることが好ましい。0.05
重量%未満であると、高嵩密度粒状洗剤組成物における
消泡効果が不十分となり、15重量%を越えると、高嵩
密度粒状洗剤組成物の粉体物性(流動性)が低下するこ
とがある。予めワックス類粒子を無機粉体でコーティン
グした粒状消泡剤を配合する場合も、この高嵩密度粒状
洗剤組成物におけるワックス類粒子の配合量を満たして
いればよい。
【0012】具体的にワックス類粒子の材料としては、
炭化水素を主成分とするもの、高級脂肪酸と高級アルコ
ールとのエステルあるいは脂肪酸アミドを主成分とする
ものが挙げられる。炭化水素を主成分とするワックス類
粒子としては、石油の潤滑油留分から抽出されたパラフ
ィンワックス(一般に炭素数の分布はC16〜C40であっ
て、C20〜C40の直鎖炭化水素を主成分とする。)、石
油の重質潤滑油留分から抽出されたマイクロクリスタリ
ンワックス(一般にC30〜C60の非直鎖炭化水素を主成
分とする。)などの石油ワックス;フィッシャー・トロ
プッシュワックス(一般にC17〜C78の炭化水素を主成
分とする。)、ポリエチレンワックス(低重合度のポリ
エチレンを主成分とする。)などの合成系ワックス;オ
ゾケライトやセレシンなどの鉱物系ワックスなどがあげ
られる。
炭化水素を主成分とするもの、高級脂肪酸と高級アルコ
ールとのエステルあるいは脂肪酸アミドを主成分とする
ものが挙げられる。炭化水素を主成分とするワックス類
粒子としては、石油の潤滑油留分から抽出されたパラフ
ィンワックス(一般に炭素数の分布はC16〜C40であっ
て、C20〜C40の直鎖炭化水素を主成分とする。)、石
油の重質潤滑油留分から抽出されたマイクロクリスタリ
ンワックス(一般にC30〜C60の非直鎖炭化水素を主成
分とする。)などの石油ワックス;フィッシャー・トロ
プッシュワックス(一般にC17〜C78の炭化水素を主成
分とする。)、ポリエチレンワックス(低重合度のポリ
エチレンを主成分とする。)などの合成系ワックス;オ
ゾケライトやセレシンなどの鉱物系ワックスなどがあげ
られる。
【0013】高級脂肪酸と高級アルコールとのエステル
あるいは脂肪酸アミドを主成分とするワックス類粒子
は、動物系ワックス;植物系ワックス;鉱物系ワック
ス;合成ワックスなどのいずれでもよく、一般にその炭
素数がC16〜C32のものを主成分とする。脂肪酸アミド
を主成分とするものは、脂肪酸アミドとシリカが混合さ
れたものなどを用いることもできる。本発明においては
石油ワックスが効果が高く入手しやすいため好ましく、
中でもパラフィンワックスが効果が優れており、また安
価であるため好ましい。
あるいは脂肪酸アミドを主成分とするワックス類粒子
は、動物系ワックス;植物系ワックス;鉱物系ワック
ス;合成ワックスなどのいずれでもよく、一般にその炭
素数がC16〜C32のものを主成分とする。脂肪酸アミド
を主成分とするものは、脂肪酸アミドとシリカが混合さ
れたものなどを用いることもできる。本発明においては
石油ワックスが効果が高く入手しやすいため好ましく、
中でもパラフィンワックスが効果が優れており、また安
価であるため好ましい。
【0014】本発明に用いられる無機粉体としては、平
均粒子径が20μm以下、好ましくは、15μm以下、
実質的には、0.5μm〜10μmのものであることが
望ましい。20μmを越えると、ワックス類粒子を十分
にコーティングできない場合がある。この無機粉体とし
ては、具体的には、ゼオライト、炭酸塩、硫酸塩、珪酸
塩、粘土鉱物等が挙げられる。
均粒子径が20μm以下、好ましくは、15μm以下、
実質的には、0.5μm〜10μmのものであることが
望ましい。20μmを越えると、ワックス類粒子を十分
にコーティングできない場合がある。この無機粉体とし
ては、具体的には、ゼオライト、炭酸塩、硫酸塩、珪酸
塩、粘土鉱物等が挙げられる。
【0015】上記無機粉体の配合量としては、高嵩密度
洗剤粒子と、ワックス類粒子と、無機粉体を粉体混合す
る場合には、ワックス類粒子に対しては、0.1〜20
重量%、高嵩密度粒状洗剤組成物に対しては、0.1〜
20重量%、好ましくは0.5〜10重量%配合される
ことが好ましい。ワックス類粒子に対して0.1重量%
未満であると、十分コーティングすることができず、高
嵩密度粒状洗剤組成物の流動性が低下することがあり、
20重量%を越えると、効果が飽和する。また、予めワ
ックス類粒子と無機粉体とを粉体混合して粒状消泡剤と
する場合には、ワックス消泡剤に対して0.1〜20重
量%以上、好ましくは0.5〜10重量%とする。
洗剤粒子と、ワックス類粒子と、無機粉体を粉体混合す
る場合には、ワックス類粒子に対しては、0.1〜20
重量%、高嵩密度粒状洗剤組成物に対しては、0.1〜
20重量%、好ましくは0.5〜10重量%配合される
ことが好ましい。ワックス類粒子に対して0.1重量%
未満であると、十分コーティングすることができず、高
嵩密度粒状洗剤組成物の流動性が低下することがあり、
20重量%を越えると、効果が飽和する。また、予めワ
ックス類粒子と無機粉体とを粉体混合して粒状消泡剤と
する場合には、ワックス消泡剤に対して0.1〜20重
量%以上、好ましくは0.5〜10重量%とする。
【0016】本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物は、上述
のワックス類粒子および無機粉体を、あるいは、上記粒
状消泡剤を、各洗剤成分を造粒して得られた高嵩密度洗
剤粒子に粉体混合することによって得られる。
のワックス類粒子および無機粉体を、あるいは、上記粒
状消泡剤を、各洗剤成分を造粒して得られた高嵩密度洗
剤粒子に粉体混合することによって得られる。
【0017】上記高嵩密度洗剤粒子の構成成分として
は、界面活性剤が必須とされ、これにその他の成分が必
要に応じて配合される。界面活性剤としては、陰イオン
界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性
剤、両性イオン界面活性剤、あるいはこれらの混合物を
用いることができる。陰イオン界面活性剤としてはアル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アル
キルアリールスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩などがあげられる。両
性界面活性剤としては、アルキルベタインなどが例示さ
れる。非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテルなどを例示することができる。これらの中
でも、高起泡性のためにドラム式洗濯機用の洗剤として
は使用しにくかった陰イオン界面活性剤に対して、ワッ
クス類粒子による消泡作用が効果的に発揮されるので、
陰イオン界面活性剤を用いることが好ましい。界面活性
剤の配合量は、高嵩密度粒状洗剤組成物(製品)中5〜
40重量%、好ましくは10〜30重量%とされる。
は、界面活性剤が必須とされ、これにその他の成分が必
要に応じて配合される。界面活性剤としては、陰イオン
界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性
剤、両性イオン界面活性剤、あるいはこれらの混合物を
用いることができる。陰イオン界面活性剤としてはアル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アル
キルアリールスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩などがあげられる。両
性界面活性剤としては、アルキルベタインなどが例示さ
れる。非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテルなどを例示することができる。これらの中
でも、高起泡性のためにドラム式洗濯機用の洗剤として
は使用しにくかった陰イオン界面活性剤に対して、ワッ
クス類粒子による消泡作用が効果的に発揮されるので、
陰イオン界面活性剤を用いることが好ましい。界面活性
剤の配合量は、高嵩密度粒状洗剤組成物(製品)中5〜
40重量%、好ましくは10〜30重量%とされる。
【0018】他の洗剤成分としては、ビルダー(有機ビ
ルダー、無機ビルダー);主な界面活性剤の他に添加す
る非イオン界面活性剤;担体物質;色素;酵素;柔軟
剤;漂白剤;漂白活性化剤;香料などを配合することも
できる。これらの他の洗剤成分のうち酵素、香料など
は、高嵩密度粒状物の成形後に混合したり、これらの表
面に噴霧することもできる。
ルダー、無機ビルダー);主な界面活性剤の他に添加す
る非イオン界面活性剤;担体物質;色素;酵素;柔軟
剤;漂白剤;漂白活性化剤;香料などを配合することも
できる。これらの他の洗剤成分のうち酵素、香料など
は、高嵩密度粒状物の成形後に混合したり、これらの表
面に噴霧することもできる。
【0019】ビルダーとしては、例えばトリポリリン酸
塩、ピロリン酸塩、炭酸塩などのアルカリビルダー;A
型、X型または無定形の合成ゼオライトなどの無機ビル
ダー;EDTAなどの有機キレートビルダー;マレイン
酸−アクリル酸共重合体などの有機ビルダー;硫酸ナト
リウムなどの中性ビルダーなどを例示することができ
る。担体物質は必要に応じて配合される。担体物質とし
ては上述のビルダーとして例示されるものから選択する
こともできるし、界面活性剤などの洗浄効果を妨げない
他の無機粒子、有機粒子などを選択することもできる。
例えば澱粉、化工澱粉、石鹸、金属石鹸、粘土、カルボ
キシメチルセルロース塩などがあげられ、これらを単独
あるいは2種類以上の混合物として用いることができ
る。ビルダーと担体物質をあわせた配合量は高嵩密度洗
剤粒子中60〜95重量%、好ましくは70〜90重量
%とされる。
塩、ピロリン酸塩、炭酸塩などのアルカリビルダー;A
型、X型または無定形の合成ゼオライトなどの無機ビル
ダー;EDTAなどの有機キレートビルダー;マレイン
酸−アクリル酸共重合体などの有機ビルダー;硫酸ナト
リウムなどの中性ビルダーなどを例示することができ
る。担体物質は必要に応じて配合される。担体物質とし
ては上述のビルダーとして例示されるものから選択する
こともできるし、界面活性剤などの洗浄効果を妨げない
他の無機粒子、有機粒子などを選択することもできる。
例えば澱粉、化工澱粉、石鹸、金属石鹸、粘土、カルボ
キシメチルセルロース塩などがあげられ、これらを単独
あるいは2種類以上の混合物として用いることができ
る。ビルダーと担体物質をあわせた配合量は高嵩密度洗
剤粒子中60〜95重量%、好ましくは70〜90重量
%とされる。
【0020】また高嵩密度洗剤粒子に必要に応じて有機
バインダー物質を混合すると、造粒時の操作性が良好と
なり、また保存安定性が向上するため好ましい。例え
ば、ポリエチレングリコール;ポリエチレンオキサイ
ド;ポリエチレングリコールアルキルエステル;ポリビ
ニルアルコール;グリセリン;炭素数8〜20の脂肪
酸;高級アルコール;炭素数8〜20のアルコールにエ
チレンオキサイド(EO)を平均4〜50モル付加させ
た非イオン界面活性剤;炭素数8〜20のアルコールに
エチレンオキサイド(EO)を平均4〜25モル、プロ
ピレンオキサイド(PO)を平均3〜15モル付加させ
た非イオン界面活性剤等があげられる。
バインダー物質を混合すると、造粒時の操作性が良好と
なり、また保存安定性が向上するため好ましい。例え
ば、ポリエチレングリコール;ポリエチレンオキサイ
ド;ポリエチレングリコールアルキルエステル;ポリビ
ニルアルコール;グリセリン;炭素数8〜20の脂肪
酸;高級アルコール;炭素数8〜20のアルコールにエ
チレンオキサイド(EO)を平均4〜50モル付加させ
た非イオン界面活性剤;炭素数8〜20のアルコールに
エチレンオキサイド(EO)を平均4〜25モル、プロ
ピレンオキサイド(PO)を平均3〜15モル付加させ
た非イオン界面活性剤等があげられる。
【0021】有機バインダー物質は、望ましくは常温で
固体であり、加熱することによって溶融する水溶性のも
のが好ましい。好ましくはその融点が25〜100℃、
より好ましくは40〜80℃のものが好適である。有機
バインダー物質の融点が100℃をこえると、他の材料
と均一に混合する操作に時間がかかったり、操作温度が
高温になるため生産性が低下する場合がある。また溶解
性が低下することがある。
固体であり、加熱することによって溶融する水溶性のも
のが好ましい。好ましくはその融点が25〜100℃、
より好ましくは40〜80℃のものが好適である。有機
バインダー物質の融点が100℃をこえると、他の材料
と均一に混合する操作に時間がかかったり、操作温度が
高温になるため生産性が低下する場合がある。また溶解
性が低下することがある。
【0022】これらのうち特に平均分子量が400〜3
0000のポリエチレングリコールが好ましく、より好
ましくは1000〜20000、最も好ましくは400
0〜20000のポリエチレングリコールである。また
ポリエチレングリコール付加型非イオン界面活性剤も好
適であり、具体的には炭素数8〜20、好ましくは10
〜18のアルコール1モルあたり、EOを3〜80モ
ル、好ましくは10〜50モル付加させたものが好まし
い。有機バインダー物質は高嵩密度洗剤粒子中に10〜
80重量%、好ましくは15〜70重量%配合される。
配合量が10重量%未満の場合は添加効果が得られず、
80重量%をこえると粉体物性が低下することがある。
0000のポリエチレングリコールが好ましく、より好
ましくは1000〜20000、最も好ましくは400
0〜20000のポリエチレングリコールである。また
ポリエチレングリコール付加型非イオン界面活性剤も好
適であり、具体的には炭素数8〜20、好ましくは10
〜18のアルコール1モルあたり、EOを3〜80モ
ル、好ましくは10〜50モル付加させたものが好まし
い。有機バインダー物質は高嵩密度洗剤粒子中に10〜
80重量%、好ましくは15〜70重量%配合される。
配合量が10重量%未満の場合は添加効果が得られず、
80重量%をこえると粉体物性が低下することがある。
【0023】高嵩密度洗剤粒子の製造方法としては、撹
拌造粒法、捏和・造粒法、流動層造粒法などの方法を採
用することができ、特に限定されないが、例えば、以下
に示す方法において製造される。まず、界面活性剤を含
む洗剤成分を混合し、必要に応じて水を添加し、これを
混連機に供給し、所定の温度において緊密化混合し、高
嵩密度洗剤混練物を調製する。(混練工程)
拌造粒法、捏和・造粒法、流動層造粒法などの方法を採
用することができ、特に限定されないが、例えば、以下
に示す方法において製造される。まず、界面活性剤を含
む洗剤成分を混合し、必要に応じて水を添加し、これを
混連機に供給し、所定の温度において緊密化混合し、高
嵩密度洗剤混練物を調製する。(混練工程)
【0024】ついで、前記高嵩密度洗剤混練物を押出機
に供給し、この押出機に設けられたダイスから、例えば
ヌードル状に押出成形してヌードル状物とし、このヌー
ドル状物が切断されたペレット状粒子を製造する。この
ときの温度条件は、混練工程と同様とすると好ましい。
前記ヌードル状物の直径は0.5〜30mm、好ましく
は0.7〜20mm、より好ましくは1〜20mmとさ
れる。その形状は円筒形、角柱、三角柱などとされる
が、混練物を適度な大きさに調整して後の破砕工程の操
作性を向上させることができれば、特に限定することは
ない。またペレット状粒子の長さは任意とすることがで
きるが、押出機から出てくるヌードル状物を切断し、ま
たは切断することなく自然崩壊で、0.5〜50mm程
度の長さのものとしてもよい。(押出成形工程) この押出工程は、必須ではないが、粒状物を得る際の操
作性を考慮すると、押出成形工程を経ることが好まし
い。
に供給し、この押出機に設けられたダイスから、例えば
ヌードル状に押出成形してヌードル状物とし、このヌー
ドル状物が切断されたペレット状粒子を製造する。この
ときの温度条件は、混練工程と同様とすると好ましい。
前記ヌードル状物の直径は0.5〜30mm、好ましく
は0.7〜20mm、より好ましくは1〜20mmとさ
れる。その形状は円筒形、角柱、三角柱などとされる
が、混練物を適度な大きさに調整して後の破砕工程の操
作性を向上させることができれば、特に限定することは
ない。またペレット状粒子の長さは任意とすることがで
きるが、押出機から出てくるヌードル状物を切断し、ま
たは切断することなく自然崩壊で、0.5〜50mm程
度の長さのものとしてもよい。(押出成形工程) この押出工程は、必須ではないが、粒状物を得る際の操
作性を考慮すると、押出成形工程を経ることが好まし
い。
【0025】次いで、混練工程で得られた高嵩密度洗剤
混練物、または押出成形工程で得られた高嵩密度洗剤混
練物のペレット状粒子を破砕造粒して、高嵩密度洗剤粒
子を所定の粒径および粒度分布に調整し、高嵩密度洗剤
粒子とする。(破砕工程) このとき、上記高嵩密度洗剤混練物、またはそのペレッ
ト状粒子を、破砕造粒機に粉砕助剤とともに供給し、破
砕助剤の存在下で破砕すると好ましい。破砕助剤として
は具体的に二酸化珪素、ベントナイト、タルク、クレ
イ、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムなど
を例示することができる。この破砕工程を経ることによ
り、例えば平均粒径50μm〜500μm程度の粒状物
や、直径0.8mm程度で長さが2〜3mm程度のペレ
ット状粒子に破砕(解砕)して高嵩密度洗剤粒子とする
ことができる。高嵩密度洗剤粒子の嵩密度は0.5g/
ml以上、好ましくは0.7〜1.5g/mlとされ
る。
混練物、または押出成形工程で得られた高嵩密度洗剤混
練物のペレット状粒子を破砕造粒して、高嵩密度洗剤粒
子を所定の粒径および粒度分布に調整し、高嵩密度洗剤
粒子とする。(破砕工程) このとき、上記高嵩密度洗剤混練物、またはそのペレッ
ト状粒子を、破砕造粒機に粉砕助剤とともに供給し、破
砕助剤の存在下で破砕すると好ましい。破砕助剤として
は具体的に二酸化珪素、ベントナイト、タルク、クレ
イ、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムなど
を例示することができる。この破砕工程を経ることによ
り、例えば平均粒径50μm〜500μm程度の粒状物
や、直径0.8mm程度で長さが2〜3mm程度のペレ
ット状粒子に破砕(解砕)して高嵩密度洗剤粒子とする
ことができる。高嵩密度洗剤粒子の嵩密度は0.5g/
ml以上、好ましくは0.7〜1.5g/mlとされ
る。
【0026】本発明の製造方法によれば、界面活性剤を
含有する高嵩密度洗剤粒子に、平均粒子径1500μm
以下のワックス類粒子と、平均粒子径20μm以下の無
機粉体を粉体混合し、少なくとも、前記ワックス類粒子
が、前記無機粉体によりコーティングされてなる粒状消
泡剤が配合された高嵩密度粒状洗剤組成物を得ることが
できる。よって、少ない工程において、効率よく、洗剤
成分がワックス類粒子により固化することがなく、流動
性が良好な高嵩密度粒状洗剤組成物を得ることができ
る。また、本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物において
は、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子と、平均粒
子径1500μm以下のワックス類粒子と、平均粒子径
20μm以下の無機粉体を粉体混合してなり、少なくと
も、前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコーテ
ィングされて配合されていることを特徴とするものであ
るので、洗剤成分がワックス類粒子により固化すること
がなく、流動性が良好なものであるので、製造時の取り
扱い性が良好となり、操作性に優れたものとなる。ま
た、洗浄時に、均一にすばやく溶解して、分散すること
が可能になり、ワックス類粒子の消泡効果が十分に発揮
される。
含有する高嵩密度洗剤粒子に、平均粒子径1500μm
以下のワックス類粒子と、平均粒子径20μm以下の無
機粉体を粉体混合し、少なくとも、前記ワックス類粒子
が、前記無機粉体によりコーティングされてなる粒状消
泡剤が配合された高嵩密度粒状洗剤組成物を得ることが
できる。よって、少ない工程において、効率よく、洗剤
成分がワックス類粒子により固化することがなく、流動
性が良好な高嵩密度粒状洗剤組成物を得ることができ
る。また、本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物において
は、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子と、平均粒
子径1500μm以下のワックス類粒子と、平均粒子径
20μm以下の無機粉体を粉体混合してなり、少なくと
も、前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコーテ
ィングされて配合されていることを特徴とするものであ
るので、洗剤成分がワックス類粒子により固化すること
がなく、流動性が良好なものであるので、製造時の取り
扱い性が良好となり、操作性に優れたものとなる。ま
た、洗浄時に、均一にすばやく溶解して、分散すること
が可能になり、ワックス類粒子の消泡効果が十分に発揮
される。
【0027】本発明の実施の態様をまとめると以下のよ
うになる。 (1) 本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物を製造するにおい
て、高嵩密度洗剤粒子と、ワックス類粒子と、無機粉体
の粉体混合の順は問わないが、予めワックス類粒子と無
機粉体とを粉体混合して粒状消泡剤とし、これを高嵩密
度洗剤粒子と粉体混合するとより好ましい。 また、本発明において、粒状消泡剤は、上記ワックス類
粒子が、上記無機粉体によりコーティングされたもので
ある。上記粒状消泡剤を高嵩密度洗剤粒子との粉体混合
前に予め別の工程において調整してから、これを高嵩密
度洗剤粒子に粉体混合することができる。
うになる。 (1) 本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物を製造するにおい
て、高嵩密度洗剤粒子と、ワックス類粒子と、無機粉体
の粉体混合の順は問わないが、予めワックス類粒子と無
機粉体とを粉体混合して粒状消泡剤とし、これを高嵩密
度洗剤粒子と粉体混合するとより好ましい。 また、本発明において、粒状消泡剤は、上記ワックス類
粒子が、上記無機粉体によりコーティングされたもので
ある。上記粒状消泡剤を高嵩密度洗剤粒子との粉体混合
前に予め別の工程において調整してから、これを高嵩密
度洗剤粒子に粉体混合することができる。
【0028】(2) ワックス類粒子は、平均粒子径が15
00μm以下、好ましくは1000μm以下、実質的に
は、100〜1000μmのものであることが好まし
く、顆粒状または粉末状などに成形されたものが好まし
い。また、その融点が25〜90℃であると好ましい。
その添加量としては、高嵩密度粒状洗剤組成物に対し
て、0.05〜15重量%添加されることが好ましい。
ワックス類は、石油ワックスが好ましく、さらにパラフ
ィンワックスが好ましい。 (3) 無機粉体は、平均粒子径が20μm以下、好まし
くは、15μm以下、実質的には、0.5μm〜10μ
mのものであることが望ましい。 例として、ゼオライト、炭酸塩、硫酸塩、珪酸塩、粘土
鉱物等が挙げられる。そして、その配合量としては、ワ
ックス類粒子に対して、0.1〜20重量%、高嵩密度
粒状洗剤組成物に対しては、0.1〜20重量%配合さ
れることが好ましい。
00μm以下、好ましくは1000μm以下、実質的に
は、100〜1000μmのものであることが好まし
く、顆粒状または粉末状などに成形されたものが好まし
い。また、その融点が25〜90℃であると好ましい。
その添加量としては、高嵩密度粒状洗剤組成物に対し
て、0.05〜15重量%添加されることが好ましい。
ワックス類は、石油ワックスが好ましく、さらにパラフ
ィンワックスが好ましい。 (3) 無機粉体は、平均粒子径が20μm以下、好まし
くは、15μm以下、実質的には、0.5μm〜10μ
mのものであることが望ましい。 例として、ゼオライト、炭酸塩、硫酸塩、珪酸塩、粘土
鉱物等が挙げられる。そして、その配合量としては、ワ
ックス類粒子に対して、0.1〜20重量%、高嵩密度
粒状洗剤組成物に対しては、0.1〜20重量%配合さ
れることが好ましい。
【0029】(4) また、高嵩密度洗剤粒子に必須の成
分である界面活性剤としては、陰イオ界面界面活性剤が
好ましい。 その配合量は、高嵩密度粒状洗剤組成物中5〜40重量
%、好ましくは10〜30重量%とされる。
分である界面活性剤としては、陰イオ界面界面活性剤が
好ましい。 その配合量は、高嵩密度粒状洗剤組成物中5〜40重量
%、好ましくは10〜30重量%とされる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。表1に示す構成成分からなる高嵩密度粒状洗剤組成
物を、以下の方法で製造した。このとき、ワックス類粒
子としては表2に示すものを用いた。このとき、木蝋と
は、脂肪酸エステル系のワックス類粒子である。
る。表1に示す構成成分からなる高嵩密度粒状洗剤組成
物を、以下の方法で製造した。このとき、ワックス類粒
子としては表2に示すものを用いた。このとき、木蝋と
は、脂肪酸エステル系のワックス類粒子である。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】まず表1に示す成分のうち、非イオン界面
活性剤(ポリオキシエチレンドデシルエーテル(エチレ
ンオキシド平均12モル付加物))、酵素(アルカリプ
ロテアーゼ)、香料及びワックス類粒子以外の成分を用
い、固形分60重量%の水性スラリーを調整した。この
水性スラリーを、向流式噴霧乾燥塔を用いて熱風温度2
00〜250℃で乾燥し、水分5重量%の噴霧乾燥粒子
とした。尚、使用した噴霧乾燥粒子は、最終的にワック
ス類粒子、酵素、非イオン活性剤、香料を添加した後の
高嵩密度粒状洗剤組成物が100となるように、破砕工
程で破砕助剤として添加する量を除いて、スラリー中の
炭酸ナトリウムを調整して乾燥したものである。
活性剤(ポリオキシエチレンドデシルエーテル(エチレ
ンオキシド平均12モル付加物))、酵素(アルカリプ
ロテアーゼ)、香料及びワックス類粒子以外の成分を用
い、固形分60重量%の水性スラリーを調整した。この
水性スラリーを、向流式噴霧乾燥塔を用いて熱風温度2
00〜250℃で乾燥し、水分5重量%の噴霧乾燥粒子
とした。尚、使用した噴霧乾燥粒子は、最終的にワック
ス類粒子、酵素、非イオン活性剤、香料を添加した後の
高嵩密度粒状洗剤組成物が100となるように、破砕工
程で破砕助剤として添加する量を除いて、スラリー中の
炭酸ナトリウムを調整して乾燥したものである。
【0034】得られた噴霧乾燥粒子と、非イオン界面活
性剤、水を加え、(株)栗本鐵工所製のS−2KRCニ
ーダーに投入し、60℃温度条件下で、圧密捏和(混
連)して混連物とした。ついでこの混連物を不二パウダ
ル(株)製ペレッターダブルを用いて、50℃の温度条
件下で押出し、直径10mm、長さ20mmの水分含量
約8重量%の高嵩密度洗剤混練物のペレット状粒子を得
た。
性剤、水を加え、(株)栗本鐵工所製のS−2KRCニ
ーダーに投入し、60℃温度条件下で、圧密捏和(混
連)して混連物とした。ついでこの混連物を不二パウダ
ル(株)製ペレッターダブルを用いて、50℃の温度条
件下で押出し、直径10mm、長さ20mmの水分含量
約8重量%の高嵩密度洗剤混練物のペレット状粒子を得
た。
【0035】この高嵩密度洗剤混練物のペレット状粒子
を、炭酸ナトリウム(破砕助剤)6重量%とともに、ホ
ソカワミクロン(株)製のフィッツミルDKASO6型
(解砕機)に定量フィードし、破砕し、高嵩密度洗剤粒
子を製造した。このとき解砕機の高速回転ナイフカッタ
ーの回転数は3800rpmで、スクリーンは2mmφ
のパンチングメタルを用いた。
を、炭酸ナトリウム(破砕助剤)6重量%とともに、ホ
ソカワミクロン(株)製のフィッツミルDKASO6型
(解砕機)に定量フィードし、破砕し、高嵩密度洗剤粒
子を製造した。このとき解砕機の高速回転ナイフカッタ
ーの回転数は3800rpmで、スクリーンは2mmφ
のパンチングメタルを用いた。
【0036】ついで、表2に示す平均粒子300μmの
ワックス類粒子(実施例2の木蝋は、脂肪酸エステル系
ワックスである)を、予め平均粒子径3μmの粉末ゼオ
ライト2重量%にてコーティングした粒状消泡剤を用意
し、これを上記高嵩密度洗剤粒子に添加し、最後に酵
素、香料を添加して粉体混合し、実施例1、2の高嵩密
度粒状洗剤組成物を得た。また、比較例1として、ワッ
クス類粒子として表2に示すパラフィンワックスを用
い、無機粉体によりコーティングしなかったものを、比
較例2として、ワックス類粒子を配合しなかったものを
作製した。
ワックス類粒子(実施例2の木蝋は、脂肪酸エステル系
ワックスである)を、予め平均粒子径3μmの粉末ゼオ
ライト2重量%にてコーティングした粒状消泡剤を用意
し、これを上記高嵩密度洗剤粒子に添加し、最後に酵
素、香料を添加して粉体混合し、実施例1、2の高嵩密
度粒状洗剤組成物を得た。また、比較例1として、ワッ
クス類粒子として表2に示すパラフィンワックスを用
い、無機粉体によりコーティングしなかったものを、比
較例2として、ワックス類粒子を配合しなかったものを
作製した。
【0037】(流動性試験)上述のように製造した実施
例1、2および比較例1、2の高嵩密度粒状洗剤組成物
の安息角を室温にて測定し、その結果を表3に示した。
安息角が小さいものほど、流動性が高いといえる。
例1、2および比較例1、2の高嵩密度粒状洗剤組成物
の安息角を室温にて測定し、その結果を表3に示した。
安息角が小さいものほど、流動性が高いといえる。
【0038】
【表3】
【0039】表3に示す結果から、本発明における高嵩
密度粒状洗剤組成物においては、流動性に優れるもので
あることがわかる。
密度粒状洗剤組成物においては、流動性に優れるもので
あることがわかる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の製造方法に
おいては、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子に、
平均粒子径1500μm以下のワックス類粒子と、平均
粒子径20μm以下の無機粉体を粉体混合し、少なくと
も、前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコーテ
ィングされてなる粒状消泡剤が配合されている高嵩密度
粒状洗剤組成物を得ることができる。よって、少ない工
程において効率よく、洗剤成分がワックス類粒子によ
り、固化することがなく、流動性の良好な高嵩密度粒状
洗剤組成物を製造することができる。また、本発明の高
嵩密度粒状洗剤組成物においては、平均粒子径1500
μm以下のワックス類粒子と、平均粒子20μm以下の
無機粉体を粉体混合してなり、少なくとも、前記ワック
ス類粒子が、前記無機粉体によりコーティングされてな
る粒状消泡剤が配合されているものであるので、洗剤成
分がワックス類粒子により、固化することがなく、流動
性の良好なものとなる。よってその取り扱い性に優れ、
操作性が良好となる。また、洗浄時に、均一にすばやく
溶解して、分散することが可能になり、ワックス類粒子
の消泡効果が十分に発揮される。
おいては、界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子に、
平均粒子径1500μm以下のワックス類粒子と、平均
粒子径20μm以下の無機粉体を粉体混合し、少なくと
も、前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコーテ
ィングされてなる粒状消泡剤が配合されている高嵩密度
粒状洗剤組成物を得ることができる。よって、少ない工
程において効率よく、洗剤成分がワックス類粒子によ
り、固化することがなく、流動性の良好な高嵩密度粒状
洗剤組成物を製造することができる。また、本発明の高
嵩密度粒状洗剤組成物においては、平均粒子径1500
μm以下のワックス類粒子と、平均粒子20μm以下の
無機粉体を粉体混合してなり、少なくとも、前記ワック
ス類粒子が、前記無機粉体によりコーティングされてな
る粒状消泡剤が配合されているものであるので、洗剤成
分がワックス類粒子により、固化することがなく、流動
性の良好なものとなる。よってその取り扱い性に優れ、
操作性が良好となる。また、洗浄時に、均一にすばやく
溶解して、分散することが可能になり、ワックス類粒子
の消泡効果が十分に発揮される。
Claims (3)
- 【請求項1】 界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子
と、平均粒子径1500μm以下のワックス類粒子と、
平均粒子径20μm以下の無機粉体を粉体混合し、少な
くとも前記ワックス類粒子が、前記無機粉体によりコー
ティングされて配合されている高嵩密度粒状洗剤組成物
を得ることを特徴とする高嵩密度粒状洗剤組成物の製造
方法。 - 【請求項2】 界面活性剤を含有する高嵩密度洗剤粒子
と、平均粒子径1500μm以下のワックス類粒子と、
平均粒子径20μm以下の無機粉体を粉体混合してな
り、少なくとも前記ワックス類粒子が、前記無機粉体に
よりコーティングされて配合されていることを特徴とす
る高嵩密度粒状洗剤組成物。 - 【請求項3】 平均粒子径1500μm以下のワックス
類粒子が、平均粒子径20μm以下の無機粉体によりコ
ーティングされてなる粒状消泡剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34818697A JPH11181497A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法及び高嵩密度粒状洗剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34818697A JPH11181497A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法及び高嵩密度粒状洗剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11181497A true JPH11181497A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18395329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34818697A Pending JPH11181497A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法及び高嵩密度粒状洗剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11181497A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014193964A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Lion Corp | 粒状洗剤組成物 |
| JP2022104632A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | ライオン株式会社 | 洗濯処理用固形組成物 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP34818697A patent/JPH11181497A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014193964A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Lion Corp | 粒状洗剤組成物 |
| JP2022104632A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | ライオン株式会社 | 洗濯処理用固形組成物 |
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