JPH11186493A - 半導体素子の接続構造及びその接続方法 - Google Patents
半導体素子の接続構造及びその接続方法Info
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- JPH11186493A JPH11186493A JP9355934A JP35593497A JPH11186493A JP H11186493 A JPH11186493 A JP H11186493A JP 9355934 A JP9355934 A JP 9355934A JP 35593497 A JP35593497 A JP 35593497A JP H11186493 A JPH11186493 A JP H11186493A
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- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
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- H05K3/323—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives by applying an anisotropic conductive adhesive layer over an array of pads
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続を確実にするとともに、半導体素子のコ
ストを低減することができる半導体素子の接続構造及び
その接続方法を提供する。 【解決手段】 信号取り出し用の第1の接続電極11が
形成された半導体素子10と前記第1の接続電極11に
対応する位置に前記第1の接続電極11と接続する第2
の接続電極23が形成される部品21とを対向して配置
し、相互に電気的に接続された半導体素子10の接続構
造であって、前記半導体素子10に形成される回路形成
部分及びこの回路形成部分と前記第1の接続電極11を
電気的に接続させる第1の配線13が、前記部品21に
形成される機能素子部分及び該機能素子部分と前記第2
の接続電極23を電気的に接続させる第2の配線24と
が、互いに対向する部分には配置されない構成であっ
て、前記半導体素子10と前記部品21との間に使用さ
れ、導電性粉体31を分散させた合成樹脂材料からなる
異方性導電接着剤層30を含み、前記第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23が電気的に接続される。
ストを低減することができる半導体素子の接続構造及び
その接続方法を提供する。 【解決手段】 信号取り出し用の第1の接続電極11が
形成された半導体素子10と前記第1の接続電極11に
対応する位置に前記第1の接続電極11と接続する第2
の接続電極23が形成される部品21とを対向して配置
し、相互に電気的に接続された半導体素子10の接続構
造であって、前記半導体素子10に形成される回路形成
部分及びこの回路形成部分と前記第1の接続電極11を
電気的に接続させる第1の配線13が、前記部品21に
形成される機能素子部分及び該機能素子部分と前記第2
の接続電極23を電気的に接続させる第2の配線24と
が、互いに対向する部分には配置されない構成であっ
て、前記半導体素子10と前記部品21との間に使用さ
れ、導電性粉体31を分散させた合成樹脂材料からなる
異方性導電接着剤層30を含み、前記第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23が電気的に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプを用いて半
導体素子を基板あるいは他の半導体素子等の部品に接続
する半導体素子の接続構造及びその接続方法に関する。
導体素子を基板あるいは他の半導体素子等の部品に接続
する半導体素子の接続構造及びその接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの透明電極(ITO)に駆動
用ICチップのような半導体素子を接続する方法とし
て、例えば、特公平4−57045号公報には、半導体
素子の電極上にバンプを設け、このバンプと、部品であ
る液晶パネルの透明電極との間に、弾性を有する導電性
粉体を合成樹脂材料に分散させて得られた異方性導電接
着剤層を用いる方法が開示されている。
用ICチップのような半導体素子を接続する方法とし
て、例えば、特公平4−57045号公報には、半導体
素子の電極上にバンプを設け、このバンプと、部品であ
る液晶パネルの透明電極との間に、弾性を有する導電性
粉体を合成樹脂材料に分散させて得られた異方性導電接
着剤層を用いる方法が開示されている。
【0003】このような従来技術によれば、バンプ及び
透明電極間に介在する導電性粉体をバンプ及び透明電極
間で加圧した状態で異方性導電接着剤層を固化すること
により、導電性粉体を経てバンプ及び透明電極を電気的
に接続した状態で、半導体素子を液晶パネルに固定する
ことができる。
透明電極間に介在する導電性粉体をバンプ及び透明電極
間で加圧した状態で異方性導電接着剤層を固化すること
により、導電性粉体を経てバンプ及び透明電極を電気的
に接続した状態で、半導体素子を液晶パネルに固定する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の半導体素子の接続方法では、バンプと透明電極間と
の間で導電性粉体が弾性変形して接続され、導電性粉体
が無い部分に樹脂が充填され固化される。しかしなが
ら、半導体素子の接続電極としてバンプを形成しなけれ
ばならないため、半導体素子のコストが上昇するといっ
た問題点があった。
来の半導体素子の接続方法では、バンプと透明電極間と
の間で導電性粉体が弾性変形して接続され、導電性粉体
が無い部分に樹脂が充填され固化される。しかしなが
ら、半導体素子の接続電極としてバンプを形成しなけれ
ばならないため、半導体素子のコストが上昇するといっ
た問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を除去し、接続を確
実にするとともに、半導体素子のコストを低減すること
ができる半導体素子の接続構造及びその接続方法を提供
することを目的とする。
実にするとともに、半導体素子のコストを低減すること
ができる半導体素子の接続構造及びその接続方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕信号取り出し用の第1の接続電極が形成された半
導体素子と前記第1の接続電極に対応する位置に前記第
1の接続電極を接続する第2の接続電極が形成される部
品とを対向して配置し、相互に電気的に接続された半導
体素子の接続構造であって、前記半導体素子に形成され
る回路形成部分及びこの回路形成部分と前記第1の接続
電極を電気的に接続させる第1の配線が、前記部品に形
成される機能素子部分及びこの機能素子部分と前記第2
の接続電極を電気的に接続させる第2の配線とが、互い
に対向する部分には配置されない構成であって、前記半
導体素子と前記部品との間に使用され、導電性粉体を分
散させた合成樹脂材料からなる異方性導電接着剤層を含
み、前記第1の接続電極及び第2の接続電極が電気的に
接続されるようにしたものである。
成するために、 〔1〕信号取り出し用の第1の接続電極が形成された半
導体素子と前記第1の接続電極に対応する位置に前記第
1の接続電極を接続する第2の接続電極が形成される部
品とを対向して配置し、相互に電気的に接続された半導
体素子の接続構造であって、前記半導体素子に形成され
る回路形成部分及びこの回路形成部分と前記第1の接続
電極を電気的に接続させる第1の配線が、前記部品に形
成される機能素子部分及びこの機能素子部分と前記第2
の接続電極を電気的に接続させる第2の配線とが、互い
に対向する部分には配置されない構成であって、前記半
導体素子と前記部品との間に使用され、導電性粉体を分
散させた合成樹脂材料からなる異方性導電接着剤層を含
み、前記第1の接続電極及び第2の接続電極が電気的に
接続されるようにしたものである。
【0007】〔2〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続
構造において、前記半導体素子に形成される回路形成部
分及びこの回路形成部分と前記第1の接続電極を電気的
に接続させる前記第1の配線と対向する部分にある前記
部品の表面に切欠段差を設け、前記部品のその他の部分
の表面より前記半導体素子と対向する距離を広げるよう
にしたものである。
構造において、前記半導体素子に形成される回路形成部
分及びこの回路形成部分と前記第1の接続電極を電気的
に接続させる前記第1の配線と対向する部分にある前記
部品の表面に切欠段差を設け、前記部品のその他の部分
の表面より前記半導体素子と対向する距離を広げるよう
にしたものである。
【0008】〔3〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続
構造において、前記部品に形成される機能素子部分及び
この機能素子部分と前記第2の接続電極を電気的に接続
させる第2の配線と対向する部分にある前記半導体素子
の表面に切欠段差を設け、前記半導体素子のその他の部
分の表面より前記部品と対向する距離を広げるようにし
たものである。
構造において、前記部品に形成される機能素子部分及び
この機能素子部分と前記第2の接続電極を電気的に接続
させる第2の配線と対向する部分にある前記半導体素子
の表面に切欠段差を設け、前記半導体素子のその他の部
分の表面より前記部品と対向する距離を広げるようにし
たものである。
【0009】〔4〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続
構造において、前記第1の接続電極及び第2の接続電極
に互いに共晶接合あるいは合金接合を形成する金属材料
を用い、前記第1の接続電極と第2の接続電極を接触さ
せ、接触界面に共晶接合あるいは合金接合を形成させる
ようにしたものである。 〔5〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続構造におい
て、前記異方性導電接着剤中の導電性粉体の硬度が前記
第1の接続電極及び前記第2の接続電極の材料の硬度よ
りも高く、導電性粉体が両電極に突出しているようにし
たものである。
構造において、前記第1の接続電極及び第2の接続電極
に互いに共晶接合あるいは合金接合を形成する金属材料
を用い、前記第1の接続電極と第2の接続電極を接触さ
せ、接触界面に共晶接合あるいは合金接合を形成させる
ようにしたものである。 〔5〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続構造におい
て、前記異方性導電接着剤中の導電性粉体の硬度が前記
第1の接続電極及び前記第2の接続電極の材料の硬度よ
りも高く、導電性粉体が両電極に突出しているようにし
たものである。
【0010】〔6〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続
構造において、前記導電性粉体材料として前記第1の接
続電極あるいは第2の接続電極と同等の金属材料あるい
は表面にこの金属材料の皮膜が形成された粒子を用い、
導電性粉体と前記第1の接続電極との間あるいは前記導
電性粉体と前記第2の接続電極との間に、共晶接合ある
いは合金接合を形成させるようにしたものである。
構造において、前記導電性粉体材料として前記第1の接
続電極あるいは第2の接続電極と同等の金属材料あるい
は表面にこの金属材料の皮膜が形成された粒子を用い、
導電性粉体と前記第1の接続電極との間あるいは前記導
電性粉体と前記第2の接続電極との間に、共晶接合ある
いは合金接合を形成させるようにしたものである。
【0011】〔7〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続
構造において、前記合成樹脂材料に、前記接触界面に共
晶接合あるいは合金接合を形成する温度領域で加熱硬化
するエポキシ系樹脂材料を用いるようにしたものであ
る。 〔8〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続構造におい
て、前記第2の接続電極の先端部に凹凸部を形成するよ
うにしたものである。
構造において、前記合成樹脂材料に、前記接触界面に共
晶接合あるいは合金接合を形成する温度領域で加熱硬化
するエポキシ系樹脂材料を用いるようにしたものであ
る。 〔8〕上記〔1〕記載の半導体素子の接続構造におい
て、前記第2の接続電極の先端部に凹凸部を形成するよ
うにしたものである。
【0012】
〔9〕半導体素子の接続方法において、信
号取り出し用の第1の接続電極が形成された半導体素子
と前記第1の接続電極に対応する位置に前記第1の接続
電極を接続する第2の接続電極が形成された部品を対向
して配置し、相互に電気的に接続するために、前記半導
体素子に形成される回路形成部分及びこの回路形成部分
と前記第1の接続電極を電気的に結合させる第1の配線
が、前記部品に形成される機能素子部分及びこの機能素
子部分と前記第2の接続電極を電気的に結合させる第2
の配線とが、互いに対向する部分には配置されない構成
であって、前記半導体素子と前記部品との間に導電性粉
体を分散させた合成樹脂材料からなる異方性導電接着剤
層を用い、前記半導体素子と前記部品を加圧し、前記導
電性粒子を前記第1の接続電極及び第2の接続電極の両
電極にめり込ませた状態で加熱し、前記異方性導電接着
剤層を硬化させるようにしたものである。
号取り出し用の第1の接続電極が形成された半導体素子
と前記第1の接続電極に対応する位置に前記第1の接続
電極を接続する第2の接続電極が形成された部品を対向
して配置し、相互に電気的に接続するために、前記半導
体素子に形成される回路形成部分及びこの回路形成部分
と前記第1の接続電極を電気的に結合させる第1の配線
が、前記部品に形成される機能素子部分及びこの機能素
子部分と前記第2の接続電極を電気的に結合させる第2
の配線とが、互いに対向する部分には配置されない構成
であって、前記半導体素子と前記部品との間に導電性粉
体を分散させた合成樹脂材料からなる異方性導電接着剤
層を用い、前記半導体素子と前記部品を加圧し、前記導
電性粒子を前記第1の接続電極及び第2の接続電極の両
電極にめり込ませた状態で加熱し、前記異方性導電接着
剤層を硬化させるようにしたものである。
【0013】〔10〕上記
〔9〕記載の半導体素子の接
続方法において、前記第1の接続電極及び第2の接続電
極に互いに共晶接合あるいは合金接合を形成する金属材
料を用い、前記第1の接続電極と第2の接続電極を接触
するまで加圧した状態で、接触界面を加熱することによ
り、接触界面に共晶接合あるいは合金接合を形成させる
ようにしたものである。
続方法において、前記第1の接続電極及び第2の接続電
極に互いに共晶接合あるいは合金接合を形成する金属材
料を用い、前記第1の接続電極と第2の接続電極を接触
するまで加圧した状態で、接触界面を加熱することによ
り、接触界面に共晶接合あるいは合金接合を形成させる
ようにしたものである。
【0014】〔11〕上記〔10〕記載の半導体素子の
接続方法において、前記接触界面の加熱温度で前記合成
樹脂材料を加熱硬化するようにしたものである。
接続方法において、前記接触界面の加熱温度で前記合成
樹脂材料を加熱硬化するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す半
導体素子の接続部の模式断面図である。この図におい
て、10は半導体素子、11は第1の接続電極、12は
第1の絶縁膜、21は部品、22は第2の絶縁膜、30
は異方性導電接着剤層、23は第2の接続電極、31は
導電性粉体である。
て詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す半
導体素子の接続部の模式断面図である。この図におい
て、10は半導体素子、11は第1の接続電極、12は
第1の絶縁膜、21は部品、22は第2の絶縁膜、30
は異方性導電接着剤層、23は第2の接続電極、31は
導電性粉体である。
【0016】ここで、半導体素子10としてはICチッ
プが示され、半導体素子10の表面は、従来と同様、入
出力端子となる、例えば、Alからなる第1の接続電極
11が形成されている。また、半導体素子10と接続さ
れる部品21として、その表面に半導体素子10と同様
に、入出力端子となる、例えばAlからなる第2の接続
電極23が設けられた、例えばLEDアレイのような能
動部品の例が示されている。
プが示され、半導体素子10の表面は、従来と同様、入
出力端子となる、例えば、Alからなる第1の接続電極
11が形成されている。また、半導体素子10と接続さ
れる部品21として、その表面に半導体素子10と同様
に、入出力端子となる、例えばAlからなる第2の接続
電極23が設けられた、例えばLEDアレイのような能
動部品の例が示されている。
【0017】また、半導体素子10の各第1の接続電極
11は、部品21の第2の接続電極23が設けられた位
置に対応する位置に形成されている。図2は本発明の第
1実施例を示す半導体素子の接続部及び配線部の模式断
面図である。この図において、半導体素子10には回路
形成部分(図示せず)及びこの回路形成部分と第1の接
続電極11を電気的に結合させる第1の配線13が形成
されており、部品21には能動素子部分(図示せず)及
びこの能動素子部分と第2の接続電極23を電気的に結
合させる第2の配線24が形成されている。
11は、部品21の第2の接続電極23が設けられた位
置に対応する位置に形成されている。図2は本発明の第
1実施例を示す半導体素子の接続部及び配線部の模式断
面図である。この図において、半導体素子10には回路
形成部分(図示せず)及びこの回路形成部分と第1の接
続電極11を電気的に結合させる第1の配線13が形成
されており、部品21には能動素子部分(図示せず)及
びこの能動素子部分と第2の接続電極23を電気的に結
合させる第2の配線24が形成されている。
【0018】そして、半導体素子10の第1の接続電極
11と部品21の第2の接続電極23を対向配置させた
際に、半導体素子10の回路形成部分及び第1の配線1
3と、部品21の能動素子部分及び第2の配線24と
が、互いに反対の方向に伸び出すように形成されてお
り、半導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13
と部品21の能動素子部分及び第2の配線24とが互い
に対向する部分に形成されない構成になっている。
11と部品21の第2の接続電極23を対向配置させた
際に、半導体素子10の回路形成部分及び第1の配線1
3と、部品21の能動素子部分及び第2の配線24と
が、互いに反対の方向に伸び出すように形成されてお
り、半導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13
と部品21の能動素子部分及び第2の配線24とが互い
に対向する部分に形成されない構成になっている。
【0019】半導体素子10の表面には回路形成部分
(図示せず)及び第1の配線13を保護するための第1
の絶縁膜12が形成されており、第1の接続電極11上
に開口部が設けられており、部品21の第2の接続電極
23及び第2の配線24の下には部品21の能動素子部
分(図示せず)を含む部品21全体を保護するための第
2の絶縁膜22が設けられている。
(図示せず)及び第1の配線13を保護するための第1
の絶縁膜12が形成されており、第1の接続電極11上
に開口部が設けられており、部品21の第2の接続電極
23及び第2の配線24の下には部品21の能動素子部
分(図示せず)を含む部品21全体を保護するための第
2の絶縁膜22が設けられている。
【0020】また、半導体素子10の第1の接続電極1
1と部品21の第2の接続電極23とを電気的に接続し
た状態で両者を結合するために、両者間には異方性導電
接着剤層30が用いられる。この異方性導電接着剤層3
0は、例えば、粒径が数ミクロンのニッケル粉からなる
導電性粉体31を分散させた熱硬化性合成樹脂材料から
なり、加圧を受けた時に、導電性粉体31の導電作用に
より加圧を受けた部分のみ加圧方向への局部的な導通を
許す。
1と部品21の第2の接続電極23とを電気的に接続し
た状態で両者を結合するために、両者間には異方性導電
接着剤層30が用いられる。この異方性導電接着剤層3
0は、例えば、粒径が数ミクロンのニッケル粉からなる
導電性粉体31を分散させた熱硬化性合成樹脂材料から
なり、加圧を受けた時に、導電性粉体31の導電作用に
より加圧を受けた部分のみ加圧方向への局部的な導通を
許す。
【0021】図3は本発明の第1実施例を示す半導体素
子の接続部の構造断面図であり、図3(a)は半導体素
子と部品の接合前の断面図、図3(b)は半導体素子と
部品の加圧/加熱後の接合断面図である。まず、図3
(a)に示すように、半導体素子10と部品21との接
続に際しては、半導体素子10の第1の接続電極11及
び部品21の第2の接続電極23とが相互に間隔をおく
ように対向させ、それらの間に異方性導電接着剤層30
を介在させた状態で、第1の接続電極11と第2の接続
電極23とを圧接すべく半導体素子10と部品21とが
相互に押圧される。
子の接続部の構造断面図であり、図3(a)は半導体素
子と部品の接合前の断面図、図3(b)は半導体素子と
部品の加圧/加熱後の接合断面図である。まず、図3
(a)に示すように、半導体素子10と部品21との接
続に際しては、半導体素子10の第1の接続電極11及
び部品21の第2の接続電極23とが相互に間隔をおく
ように対向させ、それらの間に異方性導電接着剤層30
を介在させた状態で、第1の接続電極11と第2の接続
電極23とを圧接すべく半導体素子10と部品21とが
相互に押圧される。
【0022】第1の接続電極11と第2の接触電極23
との圧接により、異方性導電接着剤層30中に介在する
導電性粉体31が加圧される。加圧を受ける導電性粉体
31の硬度は、この導電性粉体31を挟み込む第1の接
続電極11及び第2の接続電極23の硬度よりも高い。
そのため、加圧を受ける導電性粉体31は、図3(b)
に示すように、第1の接続電極11及び第2の接続電極
23の両者を変形させて、それぞれの内部に突出する。
との圧接により、異方性導電接着剤層30中に介在する
導電性粉体31が加圧される。加圧を受ける導電性粉体
31の硬度は、この導電性粉体31を挟み込む第1の接
続電極11及び第2の接続電極23の硬度よりも高い。
そのため、加圧を受ける導電性粉体31は、図3(b)
に示すように、第1の接続電極11及び第2の接続電極
23の両者を変形させて、それぞれの内部に突出する。
【0023】この際、前記異方性導電接着剤層30の熱
硬化性合成樹脂材料にエポキシ系の樹脂材料を用いた場
合は、硬化反応が加速しない程度の加熱を加えることに
より、流動性を上げることができる。第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23の両者を変形させて、それぞ
れの内部に突出した導電性粉体31は、両電極表面にク
サビのように突き刺さり、両金属の表面酸化膜を破壊
し、両電極間を電気的に導通状態にする。
硬化性合成樹脂材料にエポキシ系の樹脂材料を用いた場
合は、硬化反応が加速しない程度の加熱を加えることに
より、流動性を上げることができる。第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23の両者を変形させて、それぞ
れの内部に突出した導電性粉体31は、両電極表面にク
サビのように突き刺さり、両金属の表面酸化膜を破壊
し、両電極間を電気的に導通状態にする。
【0024】図4は本発明の第1実施例を示す半導体素
子の接続部及び配線の構造断面図である。この図におい
て、第1の絶縁膜12の厚み+第2の絶縁膜22の厚み
+第1の配線13の厚みの総厚あるいは、第1の絶縁膜
12の厚み+第2の絶縁膜22の厚み+第2の配線24
の厚みの総厚は、導電性粉体31の直径よりも厚く設定
されており、半導体素子10の基材と部品21の基材同
士が異方性導電接着剤層30中の導電性粉体31を介し
て電気的に導通しないようになっている。
子の接続部及び配線の構造断面図である。この図におい
て、第1の絶縁膜12の厚み+第2の絶縁膜22の厚み
+第1の配線13の厚みの総厚あるいは、第1の絶縁膜
12の厚み+第2の絶縁膜22の厚み+第2の配線24
の厚みの総厚は、導電性粉体31の直径よりも厚く設定
されており、半導体素子10の基材と部品21の基材同
士が異方性導電接着剤層30中の導電性粉体31を介し
て電気的に導通しないようになっている。
【0025】この状態で、加熱することにより、異方性
導電接着剤層30の合成樹脂材料が硬化することから、
半導体素子10及び部品21が相互に電気的に接続され
た状態で固着される。例えば、異方性導電接着剤層30
にエポキシ系の熱硬化性合成樹脂材料を用いた場合は、
接続部を200〜300℃程度まで加熱することによ
り、硬化させることができる。
導電接着剤層30の合成樹脂材料が硬化することから、
半導体素子10及び部品21が相互に電気的に接続され
た状態で固着される。例えば、異方性導電接着剤層30
にエポキシ系の熱硬化性合成樹脂材料を用いた場合は、
接続部を200〜300℃程度まで加熱することによ
り、硬化させることができる。
【0026】異方性導電接着剤層30は半導体素子10
及び部品21の圧接前に、予めその一方に仮止めしてお
くことが望ましい。また、異方性導電接着剤層30の合
成樹脂材料として、熱硬化性合成樹脂材料に代えて、熱
可塑性あるいは紫外線硬化型合成樹脂材料を用いること
ができる。この合成樹脂材料に分散される導電性粉体3
1として、加圧により第1の接続電極11及び第2の接
続電極23に突出する材料であれば、例えば、白金、銅
等の金属材料を適宜採用することができる。
及び部品21の圧接前に、予めその一方に仮止めしてお
くことが望ましい。また、異方性導電接着剤層30の合
成樹脂材料として、熱硬化性合成樹脂材料に代えて、熱
可塑性あるいは紫外線硬化型合成樹脂材料を用いること
ができる。この合成樹脂材料に分散される導電性粉体3
1として、加圧により第1の接続電極11及び第2の接
続電極23に突出する材料であれば、例えば、白金、銅
等の金属材料を適宜採用することができる。
【0027】このように構成したので、第1実施例によ
れば、両デバイス間を電気的に接続するために用いられ
る異方性導電接着剤層30の導電性粉体31により、半
導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13と部品
の能動素子部分及び第2の配線24とがショートし、誤
動作することがない。したがって、接続部にバンプ等の
十数ミクロンの突起電極を形成する必要が無く、接続部
に樹脂をさらに充填する工程が必要ないため、実装工程
数及びコストの削減を達成することができる。
れば、両デバイス間を電気的に接続するために用いられ
る異方性導電接着剤層30の導電性粉体31により、半
導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13と部品
の能動素子部分及び第2の配線24とがショートし、誤
動作することがない。したがって、接続部にバンプ等の
十数ミクロンの突起電極を形成する必要が無く、接続部
に樹脂をさらに充填する工程が必要ないため、実装工程
数及びコストの削減を達成することができる。
【0028】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図5は本発明の第2実施例の接続方法を示すチップ
モジュールの概略構成の断面図、図6はその接続部の構
造を示す断面図である。なお、第1実施例と同じ箇所に
は、同じ符号を付してその説明は省略する。この実施例
においては、半導体素子10の回路形成部分及び第1の
配線13と対向する部分の部品21に、半導体素子のエ
ッチング技術あるいは微細加工技術により第2の切欠2
5を形成し、半導体素子10の回路形成部分及び第1の
配線13と部品21の間隔を広げる。
る。図5は本発明の第2実施例の接続方法を示すチップ
モジュールの概略構成の断面図、図6はその接続部の構
造を示す断面図である。なお、第1実施例と同じ箇所に
は、同じ符号を付してその説明は省略する。この実施例
においては、半導体素子10の回路形成部分及び第1の
配線13と対向する部分の部品21に、半導体素子のエ
ッチング技術あるいは微細加工技術により第2の切欠2
5を形成し、半導体素子10の回路形成部分及び第1の
配線13と部品21の間隔を広げる。
【0029】さらに、部品21の能動素子部分及び第2
の配線24と対向する部分の半導体素子10に、部品2
1と同様にエッチング技術あるいは微細加工技術によ
り、第1の切欠15を形成し、部品21の能動素子部分
及び第2の配線24と半導体素子10の間隔を広げ、チ
ップモジュール全体の構成として接続部分以外の部分の
半導体素子10と部品21との間隔を広げたものであ
る。
の配線24と対向する部分の半導体素子10に、部品2
1と同様にエッチング技術あるいは微細加工技術によ
り、第1の切欠15を形成し、部品21の能動素子部分
及び第2の配線24と半導体素子10の間隔を広げ、チ
ップモジュール全体の構成として接続部分以外の部分の
半導体素子10と部品21との間隔を広げたものであ
る。
【0030】本発明の第2実施例においても、第1実施
例同様に半導体素子10の第1の接続電極11及び部品
21の第2の接続電極23とを相互に間隔をおくように
対向させ、それらの間に異方性導電接着剤層30を介在
させた状態で、第1の接続電極11と第2の接続電極2
3とを圧接すべく半導体素子10と部品21とが相互に
押圧される。
例同様に半導体素子10の第1の接続電極11及び部品
21の第2の接続電極23とを相互に間隔をおくように
対向させ、それらの間に異方性導電接着剤層30を介在
させた状態で、第1の接続電極11と第2の接続電極2
3とを圧接すべく半導体素子10と部品21とが相互に
押圧される。
【0031】第1の接続電極11と第2の接続電極23
との圧接により、第1の接続電極11と第2の接続電極
23との間に介在する導電性粉体31がそれらの間で加
圧され、導電性粉体31は、図6に示すように、第1の
接続電極11及び第2の接続電極23の両者を変形させ
て、それぞれの内部に突出する。半導体素子10の回路
形成部分及び第1の配線13と対向する部分の部品21
には第2の切欠25が形成されており、第1の接続電極
11と第2の接続電極23が対向する部分の間隔より、
半導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13と対
向する部分の部品21との間隔が広く設定されており、
異方性導電接着剤層30中の導電性粉体31により、半
導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13に損傷
を与えることのない構成になっている。
との圧接により、第1の接続電極11と第2の接続電極
23との間に介在する導電性粉体31がそれらの間で加
圧され、導電性粉体31は、図6に示すように、第1の
接続電極11及び第2の接続電極23の両者を変形させ
て、それぞれの内部に突出する。半導体素子10の回路
形成部分及び第1の配線13と対向する部分の部品21
には第2の切欠25が形成されており、第1の接続電極
11と第2の接続電極23が対向する部分の間隔より、
半導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13と対
向する部分の部品21との間隔が広く設定されており、
異方性導電接着剤層30中の導電性粉体31により、半
導体素子10の回路形成部分及び第1の配線13に損傷
を与えることのない構成になっている。
【0032】さらに、部品21の能動素子部分及び第2
の配線24と対向する部分の半導体素子10に、部品2
1と同様に第1の切欠15を形成することにより、第1
の接続電極11と第2の接続電極23が対向する部分の
間隔より、部品21の能動素子部分及び第2の配線24
と対向する部分の半導体素子10との間隔が広く設定さ
れており、異方性導電接着剤層30中の導電性粉体31
により、部品21の能動素子部分及び第2の配線24に
損傷を与えることもない構成になっている。
の配線24と対向する部分の半導体素子10に、部品2
1と同様に第1の切欠15を形成することにより、第1
の接続電極11と第2の接続電極23が対向する部分の
間隔より、部品21の能動素子部分及び第2の配線24
と対向する部分の半導体素子10との間隔が広く設定さ
れており、異方性導電接着剤層30中の導電性粉体31
により、部品21の能動素子部分及び第2の配線24に
損傷を与えることもない構成になっている。
【0033】この構成により、チップモジュール全体と
して接続部分以外の部分の半導体素子10と部品21と
の間隔が広がり、接続工程における半導体素子10及び
部品21内の回路素子部分及び能動素子部分及び配線部
分に対する機械的損傷をなくしたものである。半導体素
子10に形成される第1の切欠15及び部品21に形成
される第2の切欠25の深さは、導電性粉体31の直径
よりも深く設定されており、半導体素子10の表面及び
部品21の表面に導電性粉体31が突出することによ
る、損傷を与えないようになっている。
して接続部分以外の部分の半導体素子10と部品21と
の間隔が広がり、接続工程における半導体素子10及び
部品21内の回路素子部分及び能動素子部分及び配線部
分に対する機械的損傷をなくしたものである。半導体素
子10に形成される第1の切欠15及び部品21に形成
される第2の切欠25の深さは、導電性粉体31の直径
よりも深く設定されており、半導体素子10の表面及び
部品21の表面に導電性粉体31が突出することによ
る、損傷を与えないようになっている。
【0034】また、第1の接続電極11及び第2の接続
電極23の両者を変形させて、それぞれの内部に突出し
た導電性粉体31は、第1実施例と同様に両電極表面に
クサビのように突き刺さり、両金属の表面酸化膜を破壊
し、両電極間を電気的に導通状態にする。この状態で、
加熱することにより、第1実施例と同様に異方性導電接
着剤層30の合成樹脂材料が硬化することから、半導体
素子10及び部品21が相互に電気的に接続された状態
で固着される。
電極23の両者を変形させて、それぞれの内部に突出し
た導電性粉体31は、第1実施例と同様に両電極表面に
クサビのように突き刺さり、両金属の表面酸化膜を破壊
し、両電極間を電気的に導通状態にする。この状態で、
加熱することにより、第1実施例と同様に異方性導電接
着剤層30の合成樹脂材料が硬化することから、半導体
素子10及び部品21が相互に電気的に接続された状態
で固着される。
【0035】このように構成することにより、第2実施
例によれば、チップモジュール全体として接続部分以外
の部分の半導体素子10と部品21との間隔を広げるこ
とにより、異方性導電接着剤30中の導電性粉体31に
よる半導体素子10及び部品21内の回路素子部分及び
能動素子部分及び配線部分に対する機械的損傷をなくす
ことができ、接続部にバンプ等の十数ミクロンの突起電
極を形成する必要もなく、第1実施例よりも故障の発生
率の低い実装構造を提供することができる。
例によれば、チップモジュール全体として接続部分以外
の部分の半導体素子10と部品21との間隔を広げるこ
とにより、異方性導電接着剤30中の導電性粉体31に
よる半導体素子10及び部品21内の回路素子部分及び
能動素子部分及び配線部分に対する機械的損傷をなくす
ことができ、接続部にバンプ等の十数ミクロンの突起電
極を形成する必要もなく、第1実施例よりも故障の発生
率の低い実装構造を提供することができる。
【0036】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図7は本発明の第3実施例を示す半導体素子の接続
部の構造断面図であり、図7(a)は半導体素子と部品
の接合前の断面図、図7(b)は半導体素子と部品の加
圧後の接合断面図、図8は加圧/加熱後の接続部及び配
線の断面図である。なお、第1実施例と同じ部分には同
じ符号を付してそれらの説明は省略する。
る。図7は本発明の第3実施例を示す半導体素子の接続
部の構造断面図であり、図7(a)は半導体素子と部品
の接合前の断面図、図7(b)は半導体素子と部品の加
圧後の接合断面図、図8は加圧/加熱後の接続部及び配
線の断面図である。なお、第1実施例と同じ部分には同
じ符号を付してそれらの説明は省略する。
【0037】これらの図に示すように、半導体素子10
の表面には、第1実施例と同様、入出力端子となる例え
ばAlからなる第1の接続電極11が形成されており、
部品21の表面には、例えば、Alからなる第2の接続
電極23が形成されている。半導体素子10の第1の接
続電極11と部品21の第2の接続電極23とを電気的
に接続した状態で両者を結合するために、両者間には異
方性導電接着剤層30が用いられ、さらに、第1の接続
電極11と第2の接続電極23は接続されており、接触
界面には合金接合41が形成されている。
の表面には、第1実施例と同様、入出力端子となる例え
ばAlからなる第1の接続電極11が形成されており、
部品21の表面には、例えば、Alからなる第2の接続
電極23が形成されている。半導体素子10の第1の接
続電極11と部品21の第2の接続電極23とを電気的
に接続した状態で両者を結合するために、両者間には異
方性導電接着剤層30が用いられ、さらに、第1の接続
電極11と第2の接続電極23は接続されており、接触
界面には合金接合41が形成されている。
【0038】この第3実施例においては、第2実施例と
同様に半導体素子10と部品21との接続に際しては、
図7(a)に示すように、半導体素子10の第1の接続
電極11及び部品21の第2の接続電極23とを相互に
間隔をおくように対向させ、それらの間に異方性導電接
着剤層30を介在させた状態で、第1の接続電極11と
第2の接続電極23とを圧接すべく半導体素子10と部
品21とが相互に押圧される。
同様に半導体素子10と部品21との接続に際しては、
図7(a)に示すように、半導体素子10の第1の接続
電極11及び部品21の第2の接続電極23とを相互に
間隔をおくように対向させ、それらの間に異方性導電接
着剤層30を介在させた状態で、第1の接続電極11と
第2の接続電極23とを圧接すべく半導体素子10と部
品21とが相互に押圧される。
【0039】特に、第1の接続電極11と第2の接続電
極23とが接触するまで圧接しており、第1の接続電極
11と第2の接続電極23との間に介在する導電性粉体
31がそれらの間で第2実施例よりも強く加圧される。
加圧を受ける導電性粉体31の硬度は、この導電性粉体
31を挟み込む第1の接続電極11及び第2の接続電極
23の硬度よりも高いため、加圧を受ける導電性粉体3
1は、図7(b)に示すように、第1の接続電極11及
び第2の接続電極23の両者を変形させて、それぞれの
内部に突出し、両電極表面にクサビのように突き刺さ
り、両金属の表面酸化膜を破壊する。
極23とが接触するまで圧接しており、第1の接続電極
11と第2の接続電極23との間に介在する導電性粉体
31がそれらの間で第2実施例よりも強く加圧される。
加圧を受ける導電性粉体31の硬度は、この導電性粉体
31を挟み込む第1の接続電極11及び第2の接続電極
23の硬度よりも高いため、加圧を受ける導電性粉体3
1は、図7(b)に示すように、第1の接続電極11及
び第2の接続電極23の両者を変形させて、それぞれの
内部に突出し、両電極表面にクサビのように突き刺さ
り、両金属の表面酸化膜を破壊する。
【0040】第1の接続電極11と第2の接続電極23
とを圧接させた状態で、接続部を加熱することにより、
図8に示すように、第2実施例と同じように、第1の切
り欠き15及び第2の切り欠き25を有するとともに、
圧接部に両金属間の合金接合41を形成し、かつ異方性
で導電接着剤層30の合成樹脂材料が硬化することか
ら、半導体素子10及び部品21が相互に電気的に接続
された状態で固着される。
とを圧接させた状態で、接続部を加熱することにより、
図8に示すように、第2実施例と同じように、第1の切
り欠き15及び第2の切り欠き25を有するとともに、
圧接部に両金属間の合金接合41を形成し、かつ異方性
で導電接着剤層30の合成樹脂材料が硬化することか
ら、半導体素子10及び部品21が相互に電気的に接続
された状態で固着される。
【0041】第1の接続電極11及び第2の接続電極2
3にはAlを使用しているため、加圧状態で接続部を2
50〜350℃程度まで加熱することにより、合金接合
41を発生させることができ、合成樹脂材料にエポキシ
系熱硬化樹脂を用いると前記温度範囲で硬化させること
ができる。また、合成樹脂材料の硬化温度範囲で、共晶
接合あるいは合金接合を発生させる金属材料の組合せで
あれば、第1の接続電極11及び第2の接続電極23に
任意好適な材料、例えば金あるいは金系合金あるいは低
融点半田あるいはインジウム等を適宜採用することがで
きる。
3にはAlを使用しているため、加圧状態で接続部を2
50〜350℃程度まで加熱することにより、合金接合
41を発生させることができ、合成樹脂材料にエポキシ
系熱硬化樹脂を用いると前記温度範囲で硬化させること
ができる。また、合成樹脂材料の硬化温度範囲で、共晶
接合あるいは合金接合を発生させる金属材料の組合せで
あれば、第1の接続電極11及び第2の接続電極23に
任意好適な材料、例えば金あるいは金系合金あるいは低
融点半田あるいはインジウム等を適宜採用することがで
きる。
【0042】このように、第3実施例によれば、異方性
導電接着剤を用いて半導体素子10に形成する第1の接
続電極11と、部品21に形成する第2の接続電極23
とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接続電極1
1と第2の接続電極23の圧接部に共晶接合あるいは合
金接合を形成したため、樹脂の固着力だけでなく、共晶
接合あるいは合金接合の固着力を有する。このため、第
1及び第2実施例による接続より電気的に確実に接続
し、且つ強固に固着することができる。
導電接着剤を用いて半導体素子10に形成する第1の接
続電極11と、部品21に形成する第2の接続電極23
とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接続電極1
1と第2の接続電極23の圧接部に共晶接合あるいは合
金接合を形成したため、樹脂の固着力だけでなく、共晶
接合あるいは合金接合の固着力を有する。このため、第
1及び第2実施例による接続より電気的に確実に接続
し、且つ強固に固着することができる。
【0043】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。図9は本発明の第4実施例を示す半導体素子の接続
部の断面図である。なお、第1実施例と同じ部分につい
ては同じ符号を付してそれらの説明は省略する。この実
施例においては、異方性導電接着剤層30に分散させる
導電性粉体31に、第1の接続電極11及び第2の接続
電極23と同じ金属材料、例えば、アルミニウム粒子を
用いるようにしている。
る。図9は本発明の第4実施例を示す半導体素子の接続
部の断面図である。なお、第1実施例と同じ部分につい
ては同じ符号を付してそれらの説明は省略する。この実
施例においては、異方性導電接着剤層30に分散させる
導電性粉体31に、第1の接続電極11及び第2の接続
電極23と同じ金属材料、例えば、アルミニウム粒子を
用いるようにしている。
【0044】この実施例においては、第2実施例と同様
に半導体素子10と部品21との接続に際しては、半導
体素子10の第1の接続電極11及び部品21の第2の
接続電極23とを相互に間隔をおくように、第1の切欠
15、第2の切欠25を設けて対向させ、それらの間に
異方性導電接着剤層30を介在させた状態で、第1の接
続電極11と第2の接続電極23とを圧接すべく半導体
素子10と部品21とが相互に押圧される。
に半導体素子10と部品21との接続に際しては、半導
体素子10の第1の接続電極11及び部品21の第2の
接続電極23とを相互に間隔をおくように、第1の切欠
15、第2の切欠25を設けて対向させ、それらの間に
異方性導電接着剤層30を介在させた状態で、第1の接
続電極11と第2の接続電極23とを圧接すべく半導体
素子10と部品21とが相互に押圧される。
【0045】この実施例においては、第3実施例と同様
に第1の接続電極11と第2の接続電極23とが接触す
るまで圧接するため、第1の接続電極11と第2の接続
電極23との間に介在する導電性粉体31が、それらの
間で第2実施例よりも強く加圧される。導電性粉体31
の硬度は、導電性粉体31を挟み込む第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23と同程度の硬度を有するた
め、加圧を受ける導電性粉体31は、図9に示すよう
に、第1の接続電極11及び第2の接続電極23の両者
の間で変形し、隙間に広がる。
に第1の接続電極11と第2の接続電極23とが接触す
るまで圧接するため、第1の接続電極11と第2の接続
電極23との間に介在する導電性粉体31が、それらの
間で第2実施例よりも強く加圧される。導電性粉体31
の硬度は、導電性粉体31を挟み込む第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23と同程度の硬度を有するた
め、加圧を受ける導電性粉体31は、図9に示すよう
に、第1の接続電極11及び第2の接続電極23の両者
の間で変形し、隙間に広がる。
【0046】また、第1の接続電極11と第2の接続電
極23とを圧接させた状態で、接続部を加熱すると、圧
接部の両金属間に合金接合41を形成するだけでなく、
第1の接続電極11と導電性粉体31との間あるいは第
2の接続電極23と導電性粉体31との間で合金接合4
1が形成される。さらに、異方性導電接着剤層30の合
成樹脂材料が硬化することから、半導体素子10及び部
品21が相互に電気的に接続された状態で固着される。
極23とを圧接させた状態で、接続部を加熱すると、圧
接部の両金属間に合金接合41を形成するだけでなく、
第1の接続電極11と導電性粉体31との間あるいは第
2の接続電極23と導電性粉体31との間で合金接合4
1が形成される。さらに、異方性導電接着剤層30の合
成樹脂材料が硬化することから、半導体素子10及び部
品21が相互に電気的に接続された状態で固着される。
【0047】また、合成樹脂材料の硬化温度範囲で共晶
接合あるいは合金接合を発生させる金属材料の組合せで
あれば、第1の接続電極11及び第2の接続電極23及
び導電性粉体31に任意好適な材料、例えば、金あるい
は金系合金あるいは低融点半田あるいはインジウム等を
適宜採用することができる。このように第4実施例によ
れば、異方性導電接着剤層30を用いて半導体素子10
に形成する第1の接続電極11と、部品21に形成する
第2の接続電極23とを電気的に接続し、固着させる際
に第1の接続電極11と第2の接続電極23の圧接部に
合金接合41を形成し、さらに、第1の接続電極11と
導電性粉体31との間、あるいは第2の接続電極23と
導電性粉体31との間に合金接合41を形成させるた
め、第3実施例よりも広い領域で共晶結合あるいは合金
結合の固着力が得られる。このため、第3実施例の異方
性導電接着剤層30による接続より電気的に確実に接続
し、かつ強固に固着することができる。
接合あるいは合金接合を発生させる金属材料の組合せで
あれば、第1の接続電極11及び第2の接続電極23及
び導電性粉体31に任意好適な材料、例えば、金あるい
は金系合金あるいは低融点半田あるいはインジウム等を
適宜採用することができる。このように第4実施例によ
れば、異方性導電接着剤層30を用いて半導体素子10
に形成する第1の接続電極11と、部品21に形成する
第2の接続電極23とを電気的に接続し、固着させる際
に第1の接続電極11と第2の接続電極23の圧接部に
合金接合41を形成し、さらに、第1の接続電極11と
導電性粉体31との間、あるいは第2の接続電極23と
導電性粉体31との間に合金接合41を形成させるた
め、第3実施例よりも広い領域で共晶結合あるいは合金
結合の固着力が得られる。このため、第3実施例の異方
性導電接着剤層30による接続より電気的に確実に接続
し、かつ強固に固着することができる。
【0048】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。なお、第1実施例と同じ部分については、同じ符号
を付してそれらの説明は省略する。図10は本発明の第
5実施例を示す半導体素子の接続部の断面図である。こ
の実施例においては、異方性導電接着剤層30に分散さ
せる導電性粉体として、第1の接続電極11あるいは第
2の接続電極23よりも硬度の高い粒子核体51を用
い、その表面に第1の接続電極11及び第2の接続電極
23と同じ金属材料、例えば、アルミニウムにより皮膜
52を形成したものである。
る。なお、第1実施例と同じ部分については、同じ符号
を付してそれらの説明は省略する。図10は本発明の第
5実施例を示す半導体素子の接続部の断面図である。こ
の実施例においては、異方性導電接着剤層30に分散さ
せる導電性粉体として、第1の接続電極11あるいは第
2の接続電極23よりも硬度の高い粒子核体51を用
い、その表面に第1の接続電極11及び第2の接続電極
23と同じ金属材料、例えば、アルミニウムにより皮膜
52を形成したものである。
【0049】第5実施例によれば、第2実施例と同様に
半導体素子10と部品21との接続に際しては、半導体
素子10の第1の接続電極11及び部品21の接続電極
23とを相互に間隔をおくように第1の切欠15、第2
の切欠25を設けて対向させ、それらの間に異方性導電
接着剤層30を介在させた状態で、第1の接続電極11
と第2の接続電極23とを圧接すべく半導体素子10と
部品21とを相互に押圧させる。
半導体素子10と部品21との接続に際しては、半導体
素子10の第1の接続電極11及び部品21の接続電極
23とを相互に間隔をおくように第1の切欠15、第2
の切欠25を設けて対向させ、それらの間に異方性導電
接着剤層30を介在させた状態で、第1の接続電極11
と第2の接続電極23とを圧接すべく半導体素子10と
部品21とを相互に押圧させる。
【0050】また、第3実施例と同様に第1の接続電極
11と第2の接続電極23とが接触するまで圧接するた
め、第1の接続電極11と第2の接続電極23との間に
介在する粒子核体と皮膜からなる導電性粉体31がそれ
らの間で第2実施例よりも強く加圧される。導電性粉体
の核体51の硬度は、導電性粉体31を挟み込む第1の
接続電極11及び第2の接続電極23よりも高い硬度を
有するため、加圧を受ける粒子核体と皮膜からなる導電
性粉体31は、図10に示すように、第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23の両者を変形させて、それぞ
れの内部に突出する。
11と第2の接続電極23とが接触するまで圧接するた
め、第1の接続電極11と第2の接続電極23との間に
介在する粒子核体と皮膜からなる導電性粉体31がそれ
らの間で第2実施例よりも強く加圧される。導電性粉体
の核体51の硬度は、導電性粉体31を挟み込む第1の
接続電極11及び第2の接続電極23よりも高い硬度を
有するため、加圧を受ける粒子核体と皮膜からなる導電
性粉体31は、図10に示すように、第1の接続電極1
1及び第2の接続電極23の両者を変形させて、それぞ
れの内部に突出する。
【0051】第1の接続電極11と第2の接続電極23
とを圧接させた状態で、接続部を加熱すると、圧接部の
両金属間に合金接合41が形成されるだけでなく、第1
の接続電極11と粒子核体(導電性粉体)51の表面の
皮膜52との間あるいは第2の接続電極23と粒子核体
51の表面の皮膜52との間で合金接合41が形成され
る。
とを圧接させた状態で、接続部を加熱すると、圧接部の
両金属間に合金接合41が形成されるだけでなく、第1
の接続電極11と粒子核体(導電性粉体)51の表面の
皮膜52との間あるいは第2の接続電極23と粒子核体
51の表面の皮膜52との間で合金接合41が形成され
る。
【0052】さらに、異方性導電接着剤層30の合成樹
脂材料が硬化することから、半導体素子10及び部品2
1が相互に電気的に接続された状態で固着される。ま
た、合成樹脂材料の硬化温度範囲で共晶接合あるいは合
金接合を発生させる金属材料の組合せであれば、第1の
接続電極11及び第2の接続電極23及び粒子核体51
の表面の皮膜52に任意好適な材料、例えば、金、金系
合金、低融点半田あるいはインジウム等を適宜採用する
ことができる。
脂材料が硬化することから、半導体素子10及び部品2
1が相互に電気的に接続された状態で固着される。ま
た、合成樹脂材料の硬化温度範囲で共晶接合あるいは合
金接合を発生させる金属材料の組合せであれば、第1の
接続電極11及び第2の接続電極23及び粒子核体51
の表面の皮膜52に任意好適な材料、例えば、金、金系
合金、低融点半田あるいはインジウム等を適宜採用する
ことができる。
【0053】このように第5実施例によれば、異方性導
電接着剤層30を用いて半導体素子10に形成する第1
の接続電極11と、部品21に形成する第2の接続電極
23とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接続電
極11と第2の接続電極23の圧接部に合金接合41を
形成し、さらに第1の接続電極11と粒子核体51の表
面の皮膜52との間、あるいは第2の接続電極23と粒
子核体51の表面の皮膜52との間に合金接合41を形
成させたため、第1の接続電極11及び第2の接続電極
23の表面と、数ミクロン程度の深い部分に広い領域で
共晶接合あるいは合金接合の固着力を得られる。このた
め、第4実施例の異方性導電接着剤による接続より、更
に、電気的に確実に接続し、かつ強固に固着することが
できる。
電接着剤層30を用いて半導体素子10に形成する第1
の接続電極11と、部品21に形成する第2の接続電極
23とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接続電
極11と第2の接続電極23の圧接部に合金接合41を
形成し、さらに第1の接続電極11と粒子核体51の表
面の皮膜52との間、あるいは第2の接続電極23と粒
子核体51の表面の皮膜52との間に合金接合41を形
成させたため、第1の接続電極11及び第2の接続電極
23の表面と、数ミクロン程度の深い部分に広い領域で
共晶接合あるいは合金接合の固着力を得られる。このた
め、第4実施例の異方性導電接着剤による接続より、更
に、電気的に確実に接続し、かつ強固に固着することが
できる。
【0054】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。図11は本発明の第6実施例を示す半導体素子の接
続部断面図であり、図11(a)は半導体素子と部品の
接合前の断面図、図11(b)は半導体素子と部品の加
圧後の接合断面図、図12は本発明の第6実施例を示す
半導体素子の接続部及び配線の断面図である。なお、第
1実施例と同じ部分については同じ符号を付してそれら
の説明は省略する。
る。図11は本発明の第6実施例を示す半導体素子の接
続部断面図であり、図11(a)は半導体素子と部品の
接合前の断面図、図11(b)は半導体素子と部品の加
圧後の接合断面図、図12は本発明の第6実施例を示す
半導体素子の接続部及び配線の断面図である。なお、第
1実施例と同じ部分については同じ符号を付してそれら
の説明は省略する。
【0055】この実施例においては、部品21に形成す
る第2の接続電極23の形状を、その先端部に凹凸部2
3Aを有する形状としたものである。この実施例におい
ては、半導体素子10と部品21との接続に際しては、
まず、図11(a)に示すように、半導体素子10の第
1の接続電極11及び部品21の第2の接続電極23の
先端の凹凸部23Aとを相互に間隔をおくように対向さ
せ、それらの間に異方性導電接着剤層30を介在させた
状態で、第1の接続電極11と第2の接続電極23とを
圧接すべく半導体素子10と部品21とを相互に押圧さ
せる。
る第2の接続電極23の形状を、その先端部に凹凸部2
3Aを有する形状としたものである。この実施例におい
ては、半導体素子10と部品21との接続に際しては、
まず、図11(a)に示すように、半導体素子10の第
1の接続電極11及び部品21の第2の接続電極23の
先端の凹凸部23Aとを相互に間隔をおくように対向さ
せ、それらの間に異方性導電接着剤層30を介在させた
状態で、第1の接続電極11と第2の接続電極23とを
圧接すべく半導体素子10と部品21とを相互に押圧さ
せる。
【0056】また、第3実施例と同様に第1の接続電極
11と第2の接続電極23とを接触するまで圧接するた
め、第1の接続電極11と第2の接続電極23との間に
介在する導電性粉体31が、それらの間で第2実施例よ
りも強く加圧される。また、図12に示すように、導電
性粉体31の核体の硬度は、導電性粉体31を挟み込む
接続電極11及び接続電極23よりも高い硬度を有する
ため、加圧を受ける導電性粉体31は、図11(b)に
示すように、第1の接続電極11及び第2の接続電極2
3の両者を変形させて、それぞれの内部に突出する。
11と第2の接続電極23とを接触するまで圧接するた
め、第1の接続電極11と第2の接続電極23との間に
介在する導電性粉体31が、それらの間で第2実施例よ
りも強く加圧される。また、図12に示すように、導電
性粉体31の核体の硬度は、導電性粉体31を挟み込む
接続電極11及び接続電極23よりも高い硬度を有する
ため、加圧を受ける導電性粉体31は、図11(b)に
示すように、第1の接続電極11及び第2の接続電極2
3の両者を変形させて、それぞれの内部に突出する。
【0057】また、第2の接続電極23の形状が、その
先端部に凹凸部23Aを有するため、第1の接続電極1
1と第2の接続電極23との圧接により、第1の接続電
極11及び第2の接続電極23の互いの電極表面が接触
した際に、加圧が第2の接続電極23の先端の凹凸部2
3Aに集中し、接続電極11を変形させて突出し、互い
の電極の表面酸化膜を破壊する。
先端部に凹凸部23Aを有するため、第1の接続電極1
1と第2の接続電極23との圧接により、第1の接続電
極11及び第2の接続電極23の互いの電極表面が接触
した際に、加圧が第2の接続電極23の先端の凹凸部2
3Aに集中し、接続電極11を変形させて突出し、互い
の電極の表面酸化膜を破壊する。
【0058】また、図12に示すように、第1の接続電
極11と第2の接続電極23とを圧接させた状態で、接
続部を加熱するため、第3実施例と同様に圧接部に両金
属間の合金結合41を形成することができる。さらに、
異方性導電接着剤層30の合成樹脂材料が硬化すること
から、半導体素子10及び部品21が相互に電気的に接
続された状態で固着される。
極11と第2の接続電極23とを圧接させた状態で、接
続部を加熱するため、第3実施例と同様に圧接部に両金
属間の合金結合41を形成することができる。さらに、
異方性導電接着剤層30の合成樹脂材料が硬化すること
から、半導体素子10及び部品21が相互に電気的に接
続された状態で固着される。
【0059】このように第6実施例によれば、第3実施
例に比較して、第2の接続電極23の形状を、その先端
部に凹凸部23Aを有する形状としたため、圧接時の加
圧が先端の凹凸部23Aに集中し、第1の接続電極11
を変形させて突出させることにより、第3実施例より強
く、より深い共晶接合あるいは合金接合を形成すること
ができる。
例に比較して、第2の接続電極23の形状を、その先端
部に凹凸部23Aを有する形状としたため、圧接時の加
圧が先端の凹凸部23Aに集中し、第1の接続電極11
を変形させて突出させることにより、第3実施例より強
く、より深い共晶接合あるいは合金接合を形成すること
ができる。
【0060】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)半導体素子に形成する第1の接続電極と部品に形
成する第2の接続電極を対向配置させる際に、半導体素
子の回路形成部分及び第1の配線と、部品の能動素子部
分及び第2の配線とが、互いに反対の方向に伸び出すよ
うに形成されており、半導体素子の回路形成部分及び第
1の配線と部品の能動素子部分及び第2の配線とが互い
に対向する部分に形成されない構成になっているため、
両デバイス間を電気的に接続するために用いられる異方
性導電接着剤層の導電性粉体により、半導体素子の回路
形成部分及び第1の配線と部品の能動素子部分及び第2
の配線とがショートし、誤動作することがない。したが
って、接続部にバンプ等の十数ミクロンの突起電極を形
成する必要が無く、接続部に樹脂をさらに充填する工程
が必要ないため、実装コストの削減を達成することがで
きる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)半導体素子に形成する第1の接続電極と部品に形
成する第2の接続電極を対向配置させる際に、半導体素
子の回路形成部分及び第1の配線と、部品の能動素子部
分及び第2の配線とが、互いに反対の方向に伸び出すよ
うに形成されており、半導体素子の回路形成部分及び第
1の配線と部品の能動素子部分及び第2の配線とが互い
に対向する部分に形成されない構成になっているため、
両デバイス間を電気的に接続するために用いられる異方
性導電接着剤層の導電性粉体により、半導体素子の回路
形成部分及び第1の配線と部品の能動素子部分及び第2
の配線とがショートし、誤動作することがない。したが
って、接続部にバンプ等の十数ミクロンの突起電極を形
成する必要が無く、接続部に樹脂をさらに充填する工程
が必要ないため、実装コストの削減を達成することがで
きる。
【0062】(B)半導体素子の回路形成部分及び第1
の配線と対向する部分の部品には第2の切欠を形成し、
さらに、部品の能動素子部分及び第2の配線と対向する
部分の半導体素子に部品と同様に第1の切欠を形成する
ことにより、チップモジュール全体として接続部分以外
の部分の半導体素子と部品との間隔を広げることによ
り、異方性導電接着剤層中の導電性粉体による半導体素
子及び部品内の回路素子部分及び能動素子部分及び配線
部分に対する機械的損傷がなくなるため、接続部にバン
プ等の十数ミクロンの突起電極を形成する必要がなく、
上記(A)よりも故障の発生率の低い実装構造を得るこ
とができる。
の配線と対向する部分の部品には第2の切欠を形成し、
さらに、部品の能動素子部分及び第2の配線と対向する
部分の半導体素子に部品と同様に第1の切欠を形成する
ことにより、チップモジュール全体として接続部分以外
の部分の半導体素子と部品との間隔を広げることによ
り、異方性導電接着剤層中の導電性粉体による半導体素
子及び部品内の回路素子部分及び能動素子部分及び配線
部分に対する機械的損傷がなくなるため、接続部にバン
プ等の十数ミクロンの突起電極を形成する必要がなく、
上記(A)よりも故障の発生率の低い実装構造を得るこ
とができる。
【0063】(C)異方性導電接着剤を用いて半導体素
子に形成する第1の接続電極と、部品に形成する第2の
接続電極とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接
続電極と第2の接続電極の圧接部に共晶接合あるいは合
金接合を形成したため、樹脂の固着力だけでなく、共晶
接合あるいは合金接合の固着力を有する。このため、上
記(A)及び上記(B)による接続より電気的に確実に
接続し、且つ強固に固着させることができる。
子に形成する第1の接続電極と、部品に形成する第2の
接続電極とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接
続電極と第2の接続電極の圧接部に共晶接合あるいは合
金接合を形成したため、樹脂の固着力だけでなく、共晶
接合あるいは合金接合の固着力を有する。このため、上
記(A)及び上記(B)による接続より電気的に確実に
接続し、且つ強固に固着させることができる。
【0064】(D)異方性導電接着剤を用いて半導体素
子に形成する第1の接続電極と、部品に形成する第2の
接続電極とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接
続電極と第2の接続電極の圧接部に合金接合を形成し、
さらに、第1の接続電極と導電性粉体との間、あるいは
第2の接続電極と導電性粉体との間に合金接合を形成さ
せるため、上記(C)よりも広い領域で共晶結合あるい
は合金結合の固着力が得られる。このため、上記(C)
の異方性導電接着剤層による接続より電気的に確実に接
続され、かつ強固に固着することができる。
子に形成する第1の接続電極と、部品に形成する第2の
接続電極とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接
続電極と第2の接続電極の圧接部に合金接合を形成し、
さらに、第1の接続電極と導電性粉体との間、あるいは
第2の接続電極と導電性粉体との間に合金接合を形成さ
せるため、上記(C)よりも広い領域で共晶結合あるい
は合金結合の固着力が得られる。このため、上記(C)
の異方性導電接着剤層による接続より電気的に確実に接
続され、かつ強固に固着することができる。
【0065】(E)異方性導電接着剤を用いて半導体素
子に形成する第1の接続電極と部品に形成する第2の接
続電極とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接続
電極と第2の接続電極の圧接部に合金接合を形成し、さ
らに第1の接続電極と粒子核体の表面の皮膜との間、あ
るいは第2の接続電極と粒子核体の表面の皮膜との間に
合金接合41を形成させたため、第1の接続電極及び第
2の接続電極の表面と数ミクロン程度の深い部分に広い
領域で共晶接合あるいは合金接合の固着力を得られる。
このため、上記(D)の異方性導電接着剤による接続よ
り電気的に確実に接続し、かつ強固に固着することがで
きる。
子に形成する第1の接続電極と部品に形成する第2の接
続電極とを電気的に接続し、固着させる際に第1の接続
電極と第2の接続電極の圧接部に合金接合を形成し、さ
らに第1の接続電極と粒子核体の表面の皮膜との間、あ
るいは第2の接続電極と粒子核体の表面の皮膜との間に
合金接合41を形成させたため、第1の接続電極及び第
2の接続電極の表面と数ミクロン程度の深い部分に広い
領域で共晶接合あるいは合金接合の固着力を得られる。
このため、上記(D)の異方性導電接着剤による接続よ
り電気的に確実に接続し、かつ強固に固着することがで
きる。
【0066】(F)上記(C)に比較して、第2の接続
電極の形状を、その先端部に凹凸部を有する形状とした
ため、圧接時の加圧が先端部の凹凸部に集中し、第1の
接続電極を変形させて突出させることにより、より深い
共晶接合あるいは合金接合を形成することができない。
電極の形状を、その先端部に凹凸部を有する形状とした
ため、圧接時の加圧が先端部の凹凸部に集中し、第1の
接続電極を変形させて突出させることにより、より深い
共晶接合あるいは合金接合を形成することができない。
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体素子の接続部
の模式断面図である。
の模式断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す半導体素子の接続部
及び配線部の模式断面図である。
及び配線部の模式断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す半導体素子の接続部
の構造断面図である。
の構造断面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す半導体素子の接続部
及び配線の構造断面図である。
及び配線の構造断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の接続方法を示すチップモ
ジュールの概略構成の断面図である。
ジュールの概略構成の断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の接続方法を示す半導体素
子の接続部の構造を示す断面図である。
子の接続部の構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す半導体素子の接続部
の構造断面図である。
の構造断面図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す半導体素子の接続部
及び配線の断面図である。
及び配線の断面図である。
【図9】本発明の第4実施例の半導体素子の接続部の断
面図である。
面図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す半導体素子の接続
部の断面図である。
部の断面図である。
【図11】本発明の第6実施例を示す半導体素子の接続
部の断面図である。
部の断面図である。
【図12】本発明の第6実施例を示す半導体素子の接続
部及び配線の断面図である。
部及び配線の断面図である。
10 半導体素子 11 第1の接続電極 12 第1の絶縁膜 13 第1の配線 15 第1の切欠 21 部品 22 第2の絶縁膜 23 第2の接続電極 23A 凹凸部 24 第2の配線 25 第2の切欠 30 異方性導電接着剤層 31 導電性粉体 41 合金接合 51 粒子核体 52 皮膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小椋 茂樹 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 信号取り出し用の第1の接続電極が形成
された半導体素子と前記第1の接続電極に対応する位置
に前記第1の接続電極を接続する第2の接続電極が形成
される部品とを対向して配置し、相互に電気的に接続さ
れた半導体素子の接続構造であって、 前記半導体素子に形成される回路形成部分及び該回路形
成部分と前記第1の接続電極を電気的に接続させる第1
の配線が、前記部品に形成される機能素子部分及び該機
能素子部分と前記第2の接続電極を電気的に接続させる
第2の配線とが、互いに対向する部分には配置されない
構成であって、 前記半導体素子と前記部品との間に使用され、導電性粉
体を分散させた合成樹脂材料からなる異方性導電接着剤
層を含み、前記第1の接続電極及び第2の接続電極が電
気的に接続されることを特徴とする半導体素子の接続構
造。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記半導体素子に形成される回路形成部分及び
該回路形成部分と前記第1の接続電極を電気的に接続さ
せる前記第1の配線と対向する部分にある前記部品の表
面に切欠段差を設け、前記部品のその他の部分の表面よ
り前記半導体素子と対向する距離を広げるようにしたこ
とを特徴とする半導体素子の接続構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記部品に形成される機能素子部分及び該機能
素子部分と前記第2の接続電極を電気的に接続させる第
2の配線と対向する部分にある前記半導体素子の表面に
切欠段差を設け、前記半導体素子のその他の部分の表面
より前記部品と対向する距離を広げるようにしたことを
特徴とする半導体素子の接続構造。 - 【請求項4】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記第1の接続電極及び第2の接続電極に互い
に共晶接合あるいは合金接合を形成する金属材料を用
い、前記第1の接続電極と第2の接続電極を接触させ、
接触界面に共晶接合あるいは合金接合を形成させること
を特徴とする半導体素子の接続構造。 - 【請求項5】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記異方性導電接着剤中の導電性粉体の硬度が
前記第1の接続電極及び前記第2の接続電極の材料の硬
度よりも高く、導電性粉体が両電極に突出していること
を特徴とする半導体素子の接続構造。 - 【請求項6】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記導電性粉体材料として前記第1の接続電極
あるいは第2の接続電極と同等の金属材料あるいは表面
に該金属材料の皮膜が形成された粒子を用い、導電性粉
体と前記第1の接続電極との間あるいは導電性粉体と前
記第2の接続電極との間に、共晶接合あるいは合金接合
を形成させることを特徴とする半導体素子の接続構造。 - 【請求項7】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記合成樹脂材料に、前記接触界面に共晶接合
あるいは合金接合を形成する温度領域で加熱硬化するエ
ポキシ系樹脂材料を用いることを特徴とする半導体素子
の接続構造。 - 【請求項8】 請求項1記載の半導体素子の接続構造に
おいて、前記第2の接続電極の先端部に凹凸部を形成す
るようにしたことを特徴とする半導体素子の接続構造。 - 【請求項9】 信号取り出し用の第1の接続電極が形成
された半導体素子と前記第1の接続電極に対応する位置
に前記第1の接続電極を接続する第2の接続電極が形成
された部品を対向して配置し、相互に電気的に接続する
ために、前記半導体素子に形成される回路形成部分及び
該回路形成部分と前記第1の接続電極を電気的に結合さ
せる第1の配線が、前記部品に形成される機能素子部分
及び該機能素子部分と前記第2の接続電極を電気的に結
合させる第2の配線とが、互いに対向する部分には配置
されない構成であって、 前記半導体素子と前記部品との間に導電性粉体を分散さ
せた合成樹脂材料からなる異方性導電接着剤層を用い、
前記半導体素子と前記部品を加圧し、前記導電性粒子を
前記第1の接続電極及び第2の接続電極の両電極にめり
込ませた状態で加熱し、前記異方性導電接着剤層を硬化
させることを特徴とする半導体素子の接続方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の半導体素子の接続方法
において、前記第1の接続電極及び第2の接続電極に互
いに共晶接合あるいは合金接合を形成する金属材料を用
い、前記第1の接続電極と第2の接続電極を接触するま
で加圧した状態で、接触界面を加熱することにより、接
触界面に共晶接合あるいは合金接合を形成させることを
特徴とする半導体素子の接続方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の半導体素子の接続方
法において、前記接触界面の加熱温度で前記合成樹脂材
料を加熱硬化することを特徴とする半導体素子の接続方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9355934A JPH11186493A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 半導体素子の接続構造及びその接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9355934A JPH11186493A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 半導体素子の接続構造及びその接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11186493A true JPH11186493A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18446490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9355934A Withdrawn JPH11186493A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 半導体素子の接続構造及びその接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11186493A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008066455A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
| DE102010032834A1 (de) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Optoelektronische Vorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung |
| CN111048499A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-21 | 业成科技(成都)有限公司 | 微发光二极管显示面板及其制备方法 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP9355934A patent/JPH11186493A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008066455A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
| DE102010032834A1 (de) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Optoelektronische Vorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung |
| US8823184B2 (en) | 2010-07-30 | 2014-09-02 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Optoelectronic device and method for the production thereof |
| DE102010032834B4 (de) | 2010-07-30 | 2023-05-25 | Pictiva Displays International Limited | Optoelektronische Vorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung |
| CN111048499A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-21 | 业成科技(成都)有限公司 | 微发光二极管显示面板及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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