JPH1119482A - 中空糸膜濾過塔 - Google Patents
中空糸膜濾過塔Info
- Publication number
- JPH1119482A JPH1119482A JP19486397A JP19486397A JPH1119482A JP H1119482 A JPH1119482 A JP H1119482A JP 19486397 A JP19486397 A JP 19486397A JP 19486397 A JP19486397 A JP 19486397A JP H1119482 A JPH1119482 A JP H1119482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber membrane
- hollow fiber
- filter
- distribution mechanism
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 title claims abstract description 141
- 238000005374 membrane filtration Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims abstract description 114
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 84
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 25
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 48
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 29
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 1,2-bis(ethenyl)benzene;1-ethenyl-2-ethylbenzene;styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.CCC1=CC=CC=C1C=C.C=CC1=CC=CC=C1C=C NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000003456 ion exchange resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920003303 ion-exchange polymer Polymers 0.000 claims description 7
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 2
- 206010073306 Exposure to radiation Diseases 0.000 abstract 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 19
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 11
- 230000005587 bubbling Effects 0.000 description 5
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N Iron oxide Chemical compound [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000005201 scrubbing Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002861 polymer material Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000000941 radioactive substance Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 238000004065 wastewater treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 複数の中空糸膜モジュールが所定の間隔を空
けて塔本体内の仕切板に個別に取り付けられているた
め、中空糸膜モジュールを交換する時には1本ずつ仕切
板から取り外さなくてはならず、交換作業時間が長くな
る。また、特に原子力発電所内の廃液処理装置等として
使用されている濾過塔の場合には、放射線被曝の問題が
ある。 【解決手段】 塔本体1内を下室2と上室3に区画する
仕切板4と、この仕切板4に端部が固定され且つ塔本体
1の軸心に沿って下室2内に配設された複数の中空糸膜
モジュール51とを備え、下室2に流入した原水を多数
本の中空糸膜フィルタ511によって濾過し、この濾過
水を上室3へ流出させる中空糸膜濾過塔において、中空
糸膜モジュール51を7本纏めて一つのフィルタケージ
5として構成すると共にフィルタケージ5を仕切板4に
4組固定したことを特徴とする。
けて塔本体内の仕切板に個別に取り付けられているた
め、中空糸膜モジュールを交換する時には1本ずつ仕切
板から取り外さなくてはならず、交換作業時間が長くな
る。また、特に原子力発電所内の廃液処理装置等として
使用されている濾過塔の場合には、放射線被曝の問題が
ある。 【解決手段】 塔本体1内を下室2と上室3に区画する
仕切板4と、この仕切板4に端部が固定され且つ塔本体
1の軸心に沿って下室2内に配設された複数の中空糸膜
モジュール51とを備え、下室2に流入した原水を多数
本の中空糸膜フィルタ511によって濾過し、この濾過
水を上室3へ流出させる中空糸膜濾過塔において、中空
糸膜モジュール51を7本纏めて一つのフィルタケージ
5として構成すると共にフィルタケージ5を仕切板4に
4組固定したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空糸膜濾過塔に
関し、更に詳しくは、例えば原子力発電所、火力発電所
の水処理や一般産業用の廃液処理等に好適に用いられる
中空糸膜濾過塔に関する。
関し、更に詳しくは、例えば原子力発電所、火力発電所
の水処理や一般産業用の廃液処理等に好適に用いられる
中空糸膜濾過塔に関する。
【0002】
【従来の技術】中空糸膜濾過塔(以下、単に「濾過塔」
と称す。)は、例えば、塔本体と、この塔本体内を上室
(二次室)と下室(一次室)に区画する仕切板と、この
仕切板から下室へ垂下する複数本の中空糸膜モジュール
とを備えている。中空糸膜モジュールは多数本の中空糸
膜フィルタを有し、各中空糸膜フィルタの上端が塔本体
内の上室で開口している。従って、原水の処理時には、
下室内に流入した原水は中空糸膜モジュール内で各中空
糸膜フィルタの外側(一次側)から内側(二次側)へ透
過し、原水が各中空糸膜フィルタを透過する間に原水中
の酸化鉄等の無機物や不溶性の有機物等の懸濁物質が中
空糸膜フィルタの外面で捕捉され、濾過水が中空糸膜フ
ィルタの内側を経由して上室へ流出するようになってい
る。
と称す。)は、例えば、塔本体と、この塔本体内を上室
(二次室)と下室(一次室)に区画する仕切板と、この
仕切板から下室へ垂下する複数本の中空糸膜モジュール
とを備えている。中空糸膜モジュールは多数本の中空糸
膜フィルタを有し、各中空糸膜フィルタの上端が塔本体
内の上室で開口している。従って、原水の処理時には、
下室内に流入した原水は中空糸膜モジュール内で各中空
糸膜フィルタの外側(一次側)から内側(二次側)へ透
過し、原水が各中空糸膜フィルタを透過する間に原水中
の酸化鉄等の無機物や不溶性の有機物等の懸濁物質が中
空糸膜フィルタの外面で捕捉され、濾過水が中空糸膜フ
ィルタの内側を経由して上室へ流出するようになってい
る。
【0003】そして、所定期間濾過を継続すると、中空
糸膜フィルタの外面に懸濁物質が付着し、中空糸膜フィ
ルタの微細孔が詰まり、下室と上室間の差圧が上昇し、
濾過機能が低下する。そのため、濾過塔を定期的に洗浄
し、中空糸膜フィルタの機能回復を行う。濾過塔を洗浄
する際には、中空糸膜モジュール内に空気をバブリング
して洗浄するスクラビング操作を行う。スクラビング操
作では、例えば下室内を満水にした後、気液分配機構を
介して各中空糸膜モジュール内へ空気の気泡を流入さ
せ、この気泡により中空糸膜モジュール内の各中空糸膜
フィルタを振動させて各中空糸膜フィルタの外面に付着
している懸濁物質を剥離するようにしている。ところ
が、中空糸膜フィルタは継続使用により経年劣化して濾
過機能が逓減するため、中空糸膜モジュールを定期的に
交換せざるを得ない。
糸膜フィルタの外面に懸濁物質が付着し、中空糸膜フィ
ルタの微細孔が詰まり、下室と上室間の差圧が上昇し、
濾過機能が低下する。そのため、濾過塔を定期的に洗浄
し、中空糸膜フィルタの機能回復を行う。濾過塔を洗浄
する際には、中空糸膜モジュール内に空気をバブリング
して洗浄するスクラビング操作を行う。スクラビング操
作では、例えば下室内を満水にした後、気液分配機構を
介して各中空糸膜モジュール内へ空気の気泡を流入さ
せ、この気泡により中空糸膜モジュール内の各中空糸膜
フィルタを振動させて各中空糸膜フィルタの外面に付着
している懸濁物質を剥離するようにしている。ところ
が、中空糸膜フィルタは継続使用により経年劣化して濾
過機能が逓減するため、中空糸膜モジュールを定期的に
交換せざるを得ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
濾過塔の場合には図10に示すように複数の中空糸膜モ
ジュールMが互いに所定の間隔を空けて塔本体T内の仕
切板(図示せず)に対して1本1本個別に取り付けられ
ているため、使用後の中空糸膜モジュールMを交換する
時には1本ずつ仕切板から取り外して交換しなくてはな
らず、交換作業が長くなるという課題があった。特に原
子力発電所内の廃液処理装置等として使用されている濾
過塔の場合には、使用後の中空糸膜モジュールMには放
射性物質が付着しているため、中空糸膜モジュールMの
交換時間が長くなるとそれだけ作業員の放射線被爆量が
多くなり、交換作業員の安全を損なうという課題があっ
た。
濾過塔の場合には図10に示すように複数の中空糸膜モ
ジュールMが互いに所定の間隔を空けて塔本体T内の仕
切板(図示せず)に対して1本1本個別に取り付けられ
ているため、使用後の中空糸膜モジュールMを交換する
時には1本ずつ仕切板から取り外して交換しなくてはな
らず、交換作業が長くなるという課題があった。特に原
子力発電所内の廃液処理装置等として使用されている濾
過塔の場合には、使用後の中空糸膜モジュールMには放
射性物質が付着しているため、中空糸膜モジュールMの
交換時間が長くなるとそれだけ作業員の放射線被爆量が
多くなり、交換作業員の安全を損なうという課題があっ
た。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、濾過塔に対する中空糸膜モジュールの取付
構造を簡素化すると共に、その交換作業を短時間で行う
ことができ、特に原子力発電所においては放射線被爆量
を格段に軽減することができ、安全性に優れた中空糸膜
濾過塔を提供することを目的としている。
れたもので、濾過塔に対する中空糸膜モジュールの取付
構造を簡素化すると共に、その交換作業を短時間で行う
ことができ、特に原子力発電所においては放射線被爆量
を格段に軽減することができ、安全性に優れた中空糸膜
濾過塔を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の中空糸膜濾過塔は、塔本体内を一次室と二次室に区画
する仕切板と、この仕切板に端部が固定され且つ上記塔
本体の軸心に沿って上記一次室内に配設された複数の中
空糸膜モジュールとを備え、上記一次室に流入した原水
を上記各中空糸膜モジュール内の多数本の中空糸膜フィ
ルタによって濾過し、この濾過水を上記二次室へ流出さ
せる中空糸膜濾過塔において、上記中空糸膜モジュール
を複数本纏めて一つのフィルタケージとして構成すると
共に複数の上記フィルタケージを上記仕切板にそれぞれ
固定したことを特徴とするものである。
の中空糸膜濾過塔は、塔本体内を一次室と二次室に区画
する仕切板と、この仕切板に端部が固定され且つ上記塔
本体の軸心に沿って上記一次室内に配設された複数の中
空糸膜モジュールとを備え、上記一次室に流入した原水
を上記各中空糸膜モジュール内の多数本の中空糸膜フィ
ルタによって濾過し、この濾過水を上記二次室へ流出さ
せる中空糸膜濾過塔において、上記中空糸膜モジュール
を複数本纏めて一つのフィルタケージとして構成すると
共に複数の上記フィルタケージを上記仕切板にそれぞれ
固定したことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の中空糸膜
濾過塔は、請求項1に記載の発明において、上記仕切板
に対向させて気液分配機構を設け、この気液分配機構
は、上記各フィルタケージへ空気を分配する第1分配機
構と、第1分配機構上に上記各フィルタケージに対応し
て配設され且つ第1分配機構からの空気を上記各フィル
タケージの各中空糸膜モジュールへ分配する第2分配機
構とからなることを特徴とするものである。
濾過塔は、請求項1に記載の発明において、上記仕切板
に対向させて気液分配機構を設け、この気液分配機構
は、上記各フィルタケージへ空気を分配する第1分配機
構と、第1分配機構上に上記各フィルタケージに対応し
て配設され且つ第1分配機構からの空気を上記各フィル
タケージの各中空糸膜モジュールへ分配する第2分配機
構とからなることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載の中空糸膜
濾過塔は、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記フィルタケージは、両端が開口した複数本の中
空糸膜モジュールと、各中空糸膜モジュールの他端開口
が臨む集水室と、この集水室と上記二次室とを連通する
集水管とを備えたことを特徴とするものである。
濾過塔は、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記フィルタケージは、両端が開口した複数本の中
空糸膜モジュールと、各中空糸膜モジュールの他端開口
が臨む集水室と、この集水室と上記二次室とを連通する
集水管とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4に記載の中空糸膜
濾過塔は、請求項3に記載の発明において、上記集水管
内にイオン交換樹脂を充填したことを特徴とするもので
ある。
濾過塔は、請求項3に記載の発明において、上記集水管
内にイオン交換樹脂を充填したことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発
明の一実施形態に用いられる中空糸膜濾過塔を示す縦方
向の断面図、図2は図1に示す中空糸膜濾過塔を示す横
方向の断面図、図3は図2に示すフィルタケージのII
I−III線方向の断面図、図4は図2に示すフィルタ
ケージのIV−IV線方向の断面図、図5は図3に示す
フィルタケージに用いられた中空糸膜モジュールを示す
断面図、図6は本発明の他の実施形態に用いられたフィ
ルタケージを示す図3相当図、図7は図6に示すフィル
タケージの図4相当図、図8は本発明の更に他の実施形
態に用いられたフィルタケージを示す図3相当図、図9
は図8に示すフィルタケージの図4相当図である。
に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発
明の一実施形態に用いられる中空糸膜濾過塔を示す縦方
向の断面図、図2は図1に示す中空糸膜濾過塔を示す横
方向の断面図、図3は図2に示すフィルタケージのII
I−III線方向の断面図、図4は図2に示すフィルタ
ケージのIV−IV線方向の断面図、図5は図3に示す
フィルタケージに用いられた中空糸膜モジュールを示す
断面図、図6は本発明の他の実施形態に用いられたフィ
ルタケージを示す図3相当図、図7は図6に示すフィル
タケージの図4相当図、図8は本発明の更に他の実施形
態に用いられたフィルタケージを示す図3相当図、図9
は図8に示すフィルタケージの図4相当図である。
【0011】本実施形態の中空糸膜濾過塔(以下、単に
「濾過塔」と称す。)は、図1に示すように、塔本体1
と、この塔本体1の上部において下室2と上室3に区画
する仕切板4と、この仕切板4から下室2へ垂下する4
本のフィルタケージ5とを備えている。フィルタケージ
5については後述する。また、下室2の底部には原水が
流入する流入管6が接続され、上室3の頂部には濾過水
が流出する流出管7が接続され、各配管6、7にはバル
ブ6A、7Aが取り付けられている。そして、下室2は
原水が流入する一次室として形成され、上室3は濾過水
が流出する二次室として形成されている。
「濾過塔」と称す。)は、図1に示すように、塔本体1
と、この塔本体1の上部において下室2と上室3に区画
する仕切板4と、この仕切板4から下室2へ垂下する4
本のフィルタケージ5とを備えている。フィルタケージ
5については後述する。また、下室2の底部には原水が
流入する流入管6が接続され、上室3の頂部には濾過水
が流出する流出管7が接続され、各配管6、7にはバル
ブ6A、7Aが取り付けられている。そして、下室2は
原水が流入する一次室として形成され、上室3は濾過水
が流出する二次室として形成されている。
【0012】上記下室2内の底部中央にはバッフルプレ
ート8が原水の流入口に対向させて配設され、このバッ
フルプレート8によって下室2内へ流入した原水を分散
させるようにしてある。また、このバッフルプレート8
とフィルタケージ5下端との間には第1分配機構9が配
設され、この第1分配機構9によってバッフルプレート
8からの原水を一旦受け、引き続き各フィルタケージ5
へ分配するようにしてある。この第1分配機構9は、全
体が偏平なカップ状で下室2の内径より縮小した外径を
有する大きさに形成されている。そして、第1分配機構
9には各フィルタケージ5に対向させた複数の分配管1
0が配設され、各分配管10及び第1分配機構9の周囲
から各フィルタケージ5側へ原水を分配供給するように
してある。従って、原水が下室2へ流入すると、原水中
の酸化鉄等の無機物や不溶性の有機物等からなる懸濁物
質が各フィルタケージ5において濾過され、濾過水が上
室3へ流出するように構成されている。
ート8が原水の流入口に対向させて配設され、このバッ
フルプレート8によって下室2内へ流入した原水を分散
させるようにしてある。また、このバッフルプレート8
とフィルタケージ5下端との間には第1分配機構9が配
設され、この第1分配機構9によってバッフルプレート
8からの原水を一旦受け、引き続き各フィルタケージ5
へ分配するようにしてある。この第1分配機構9は、全
体が偏平なカップ状で下室2の内径より縮小した外径を
有する大きさに形成されている。そして、第1分配機構
9には各フィルタケージ5に対向させた複数の分配管1
0が配設され、各分配管10及び第1分配機構9の周囲
から各フィルタケージ5側へ原水を分配供給するように
してある。従って、原水が下室2へ流入すると、原水中
の酸化鉄等の無機物や不溶性の有機物等からなる懸濁物
質が各フィルタケージ5において濾過され、濾過水が上
室3へ流出するように構成されている。
【0013】而して、上記フィルタケージ5は、図2〜
図4に示すように、例えば、7本の中空糸膜モジュール
51と、各中空糸膜モジュール51が互いに所定間隔を
空けて配置され且つそれぞれの上端を連結、固定する円
形状の連結固定板52と、この連結固定板52と対をな
し且つ各中空糸膜モジュールの下端とそれぞれ狭い隙間
を空けて対向する円形状の第2分配機構53と、この第
2分配機構53と連結固定板52とを連結する6本の連
結棒54とを有している。6本の連結棒54は図2に示
すように連結固定板52及び第2分配機構53をそれぞ
れの外周縁部で連結している。また、上記連結固定板5
2はフランジ52Aを有し、このフランジ52Aを介し
て塔本体1の仕切板4に固定されている。そして、フラ
ンジ52Aの外周面及び下面と仕切板4の間にはそれぞ
れ例えばOリング等からなるシール部材55が装着さ
れ、下室2内の原水が上室3の濾過水側へ漏れないよう
にしてある。また、フィルタケージ5の構成部材は例え
ばポリプロピレン等の焼却可能な高分子材料によって形
成することが好ましい。
図4に示すように、例えば、7本の中空糸膜モジュール
51と、各中空糸膜モジュール51が互いに所定間隔を
空けて配置され且つそれぞれの上端を連結、固定する円
形状の連結固定板52と、この連結固定板52と対をな
し且つ各中空糸膜モジュールの下端とそれぞれ狭い隙間
を空けて対向する円形状の第2分配機構53と、この第
2分配機構53と連結固定板52とを連結する6本の連
結棒54とを有している。6本の連結棒54は図2に示
すように連結固定板52及び第2分配機構53をそれぞ
れの外周縁部で連結している。また、上記連結固定板5
2はフランジ52Aを有し、このフランジ52Aを介し
て塔本体1の仕切板4に固定されている。そして、フラ
ンジ52Aの外周面及び下面と仕切板4の間にはそれぞ
れ例えばOリング等からなるシール部材55が装着さ
れ、下室2内の原水が上室3の濾過水側へ漏れないよう
にしてある。また、フィルタケージ5の構成部材は例え
ばポリプロピレン等の焼却可能な高分子材料によって形
成することが好ましい。
【0014】第2分配機構53は、図3、図4に示すよ
うに、各中空糸膜モジュール51下端にそれぞれ対向さ
せて配置された分配管53Aを有し、第1分配機構9と
の間に僅かな隙間を介して配置されている。そして、第
1、第2分配機構9、53は、バッフルプレート8を介
して分散した原水を各フィルタケージ5内の各中空糸膜
モジュール51内へ原水を分配供給すると共に、洗浄時
も空気を各中空糸膜モジュール51へ分配供給するよう
にしてある。つまり、本実施形態の気液分配機構は、第
1分配機構9と第2分配機構53の二段構えになってい
る。
うに、各中空糸膜モジュール51下端にそれぞれ対向さ
せて配置された分配管53Aを有し、第1分配機構9と
の間に僅かな隙間を介して配置されている。そして、第
1、第2分配機構9、53は、バッフルプレート8を介
して分散した原水を各フィルタケージ5内の各中空糸膜
モジュール51内へ原水を分配供給すると共に、洗浄時
も空気を各中空糸膜モジュール51へ分配供給するよう
にしてある。つまり、本実施形態の気液分配機構は、第
1分配機構9と第2分配機構53の二段構えになってい
る。
【0015】上記フィルタケージ5を構成する中空糸膜
モジュール51について図5を参照しながら説明する。
この中空糸膜モジュール51は、同図に示すように、1
00〜50000本前後の中空糸膜フィルタ511と、
これらの中空糸膜フィルタ511を束ねて収納する保護
筒512とを備えて構成されている。各中空糸膜フィル
タ511は、例えば0.01〜0.3μの微細孔を有する
樹脂薄膜により外径0.3〜7mm、内径0.2〜5mm
の中空糸として形成されている。また、保護筒512の
上端部にはフランジ部512Aが形成され、このフラン
ジ部512Aを介して上記フィルタケージ5が連結固定
板52から垂下するようにしてある。また、保護筒51
2の下端部にはスカート部512Bが形成され、このス
カート部512Bで洗浄時の空気を捕集するようにして
ある。そして、保護筒512の上端部で各中空糸膜フィ
ルタ511の上端部を接着剤等により束ねて接合固定し
た上部接合部513が形成され、その下端部で各中空糸
膜フィルタ511の下端部を上端部と同様に接合固定し
た下部接合部514が形成されている。上部接合部51
3では各中空糸膜フィルタ511は開口し、下部接合部
514では各中空糸膜フィルタ511は閉塞し、濾過水
が中空糸膜フィルタ511の開口から流出して上室3内
で集水するようにしてある。また、下部接合部514に
は流通孔514Aが形成され、中空糸膜フィルタ洗浄時
には流通孔514Aを介してスカート部512Bに捕集
した空気が中空糸膜モジュール51内へ流入するように
してある。
モジュール51について図5を参照しながら説明する。
この中空糸膜モジュール51は、同図に示すように、1
00〜50000本前後の中空糸膜フィルタ511と、
これらの中空糸膜フィルタ511を束ねて収納する保護
筒512とを備えて構成されている。各中空糸膜フィル
タ511は、例えば0.01〜0.3μの微細孔を有する
樹脂薄膜により外径0.3〜7mm、内径0.2〜5mm
の中空糸として形成されている。また、保護筒512の
上端部にはフランジ部512Aが形成され、このフラン
ジ部512Aを介して上記フィルタケージ5が連結固定
板52から垂下するようにしてある。また、保護筒51
2の下端部にはスカート部512Bが形成され、このス
カート部512Bで洗浄時の空気を捕集するようにして
ある。そして、保護筒512の上端部で各中空糸膜フィ
ルタ511の上端部を接着剤等により束ねて接合固定し
た上部接合部513が形成され、その下端部で各中空糸
膜フィルタ511の下端部を上端部と同様に接合固定し
た下部接合部514が形成されている。上部接合部51
3では各中空糸膜フィルタ511は開口し、下部接合部
514では各中空糸膜フィルタ511は閉塞し、濾過水
が中空糸膜フィルタ511の開口から流出して上室3内
で集水するようにしてある。また、下部接合部514に
は流通孔514Aが形成され、中空糸膜フィルタ洗浄時
には流通孔514Aを介してスカート部512Bに捕集
した空気が中空糸膜モジュール51内へ流入するように
してある。
【0016】更に、上記保護筒512の上部接合部51
3のやや下方と、下部接合部514のやや上方にはそれ
ぞれ流通孔512C、512Dが形成され、これらの流
通孔512C、512D及び流通孔514Aを介して原
水が中空糸膜モジュール51内へ流入するようにしてあ
る。
3のやや下方と、下部接合部514のやや上方にはそれ
ぞれ流通孔512C、512Dが形成され、これらの流
通孔512C、512D及び流通孔514Aを介して原
水が中空糸膜モジュール51内へ流入するようにしてあ
る。
【0017】また、図1に示すように塔本体1には中空
糸膜モジュール51を構成する中空糸膜フィルタ511
に付着した懸濁物質を洗浄する際に用いられる空気配管
が接続されている。この空気配管は、上室3の頂部に接
続された空気配管11と、下室2の下部に接続された空
気配管12と、下室2の上部に接続された空気配管13
とからなっている。空気各配管11、12、13にはバ
ルブ11A、12A、13Aがそれぞれ取り付けられて
いる。更に、気液分配機構を構成する第1分配機構9の
各分配管10にはそれぞれ孔10Aが形成され、下室2
内へ供給された空気が第1分配機構9の下側に溜まって
孔10Aを抜け、分配管10を介して上方の第2分配機
構53内へ到達し、第2分配機構53内に溜まった空気
は分配管53Aの孔53Bを介して中空糸膜モジュール
51の下端へ達するようにしてある。また、塔本体1の
下端にはドレン抜き配管14が接続され、このドレン抜
き配管14を介して懸濁物質を含んだ洗浄廃水を抜き取
るようにしてある。尚、14Aはドレン抜き配管14に
取り付けられたバルブである。
糸膜モジュール51を構成する中空糸膜フィルタ511
に付着した懸濁物質を洗浄する際に用いられる空気配管
が接続されている。この空気配管は、上室3の頂部に接
続された空気配管11と、下室2の下部に接続された空
気配管12と、下室2の上部に接続された空気配管13
とからなっている。空気各配管11、12、13にはバ
ルブ11A、12A、13Aがそれぞれ取り付けられて
いる。更に、気液分配機構を構成する第1分配機構9の
各分配管10にはそれぞれ孔10Aが形成され、下室2
内へ供給された空気が第1分配機構9の下側に溜まって
孔10Aを抜け、分配管10を介して上方の第2分配機
構53内へ到達し、第2分配機構53内に溜まった空気
は分配管53Aの孔53Bを介して中空糸膜モジュール
51の下端へ達するようにしてある。また、塔本体1の
下端にはドレン抜き配管14が接続され、このドレン抜
き配管14を介して懸濁物質を含んだ洗浄廃水を抜き取
るようにしてある。尚、14Aはドレン抜き配管14に
取り付けられたバルブである。
【0018】次に、濾過動作について説明する。原水を
濾過する場合には、塔本体1の上下に配置された流入管
6及び流出管7のバルブ6A、7Aをそれぞれ開放し、
他のバルブを閉止する。この状態で原水を供給すると、
原水は流入管6から下室2内に流入し、バッフルプレー
ト8において分散される。その後、原水は第1、第2分
配機構9、53の分配管10、53A及び第1分配機構
9の周囲から下室2内を上昇し、フィルタケージ5に到
達する。フィルタケージ5では各中空糸膜モジュール5
1の保護筒512の流通孔512C、512D及び下部
結合部514の流通孔514Aを経由して各保護筒51
2内に流入する。各保護筒512内で原水はそれぞれの
中空糸膜フィルタ511の外側から内側へ透過し、その
際に原水中に含まれている懸濁物質が中空糸膜フィルタ
511の外面で捕捉される。濾過水は各中空糸膜フィル
タ511の内側で得られ、その濾過水は各中空糸膜フィ
ルタ511内を上昇して各中空糸膜フィルタ511の上
端開口から上室3内へ流出し、ここで集水され、引き続
き、流出管7を介して塔外へ流出する。所定期間濾過を
継続すると、各中空糸膜フィルタ511の外面に懸濁物
質が付着し、中空糸膜フィルタ511の外側と内側との
差圧が規定値以上になってその後の濾過が困難になる。
そこで、濾過塔を例えば以下のようにして洗浄して中空
糸膜フィルタ511に付着している懸濁物質を除去す
る。
濾過する場合には、塔本体1の上下に配置された流入管
6及び流出管7のバルブ6A、7Aをそれぞれ開放し、
他のバルブを閉止する。この状態で原水を供給すると、
原水は流入管6から下室2内に流入し、バッフルプレー
ト8において分散される。その後、原水は第1、第2分
配機構9、53の分配管10、53A及び第1分配機構
9の周囲から下室2内を上昇し、フィルタケージ5に到
達する。フィルタケージ5では各中空糸膜モジュール5
1の保護筒512の流通孔512C、512D及び下部
結合部514の流通孔514Aを経由して各保護筒51
2内に流入する。各保護筒512内で原水はそれぞれの
中空糸膜フィルタ511の外側から内側へ透過し、その
際に原水中に含まれている懸濁物質が中空糸膜フィルタ
511の外面で捕捉される。濾過水は各中空糸膜フィル
タ511の内側で得られ、その濾過水は各中空糸膜フィ
ルタ511内を上昇して各中空糸膜フィルタ511の上
端開口から上室3内へ流出し、ここで集水され、引き続
き、流出管7を介して塔外へ流出する。所定期間濾過を
継続すると、各中空糸膜フィルタ511の外面に懸濁物
質が付着し、中空糸膜フィルタ511の外側と内側との
差圧が規定値以上になってその後の濾過が困難になる。
そこで、濾過塔を例えば以下のようにして洗浄して中空
糸膜フィルタ511に付着している懸濁物質を除去す
る。
【0019】それには、まず、流入管6及び流出管7の
バルブ6A、7Aを閉止して通水を停止した後、下室2
内及び上室3内が満水状態のまま空気配管12及び空気
配管13のバルブ12A、13Aを開放し、空気配管1
2から下室2内へ圧縮空気を供給すると、空気が第1分
配機構9内に一旦溜まり、分配管10の孔10Aから気
泡となってフィルタケージ5の第2分配機構53側へ到
達し、ここに溜まった空気が各分配管53Aの孔53B
を介して気泡となって真上の各中空糸膜モジュール51
の下端部にあるスカート部512Bに一旦溜まり下部接
合部514に形成されている流通孔514Aを介して各
中空糸膜モジュール51内をバブリングしながら上昇す
る。気泡のバブリングにより各中空糸膜フィルタ511
が振動し、この振動により各中空糸膜フィルタ511か
ら懸濁物質が剥離する。その後、バルブ14Aを開放し
て下室2内の原水(洗浄廃水)をドレン抜き配管14か
ら排出し、ドレン抜きを終了する。中空糸膜フィルタ5
11から懸濁物質を十分に除去できない時には、上述の
操作を複数回繰り返し、濾過塔の洗浄を終了する。上述
の洗浄操作で懸濁物質を除去できない時には薬液洗浄に
より懸濁物質を除去する。
バルブ6A、7Aを閉止して通水を停止した後、下室2
内及び上室3内が満水状態のまま空気配管12及び空気
配管13のバルブ12A、13Aを開放し、空気配管1
2から下室2内へ圧縮空気を供給すると、空気が第1分
配機構9内に一旦溜まり、分配管10の孔10Aから気
泡となってフィルタケージ5の第2分配機構53側へ到
達し、ここに溜まった空気が各分配管53Aの孔53B
を介して気泡となって真上の各中空糸膜モジュール51
の下端部にあるスカート部512Bに一旦溜まり下部接
合部514に形成されている流通孔514Aを介して各
中空糸膜モジュール51内をバブリングしながら上昇す
る。気泡のバブリングにより各中空糸膜フィルタ511
が振動し、この振動により各中空糸膜フィルタ511か
ら懸濁物質が剥離する。その後、バルブ14Aを開放し
て下室2内の原水(洗浄廃水)をドレン抜き配管14か
ら排出し、ドレン抜きを終了する。中空糸膜フィルタ5
11から懸濁物質を十分に除去できない時には、上述の
操作を複数回繰り返し、濾過塔の洗浄を終了する。上述
の洗浄操作で懸濁物質を除去できない時には薬液洗浄に
より懸濁物質を除去する。
【0020】濾過、洗浄を繰り返し、中空糸膜フィルタ
511が経年劣化した場合には中空糸膜モジュール51
を交換する。本実施形態の場合には、上室3を開放した
後、各フィルタケージ5を仕切板4から順次取り外した
後、新規のフィルタケージ5を仕切板4に順次取り付け
てフィルタケージ5の交換を終了する。この時、1本の
フィルタケージ5を交換するだけで7本の中空糸膜モジ
ュール51を纏めて交換することができるため、中空糸
膜モジュール51を1本ずつ交換する従来の濾過塔と比
較して交換時間を格段に短縮することができる。従っ
て、本実施形態の濾過塔が原子力発電所の復水濾過塔や
廃水処理装置等として用いられた場合には、フィルタケ
ージ5の交換時間が短時間で済むため、使用後のフィル
タケージ5の各中空糸膜モジュール51に付着した放射
線物質による被爆時間を格段に短縮することができ、交
換作業の安全性を向上させることができる。フィルタケ
ージ5を交換した後には仕切板4を塔本体1内へ装着
し、フィルタケージ5、即ち中空糸膜モジュール51の
交換を終了する。
511が経年劣化した場合には中空糸膜モジュール51
を交換する。本実施形態の場合には、上室3を開放した
後、各フィルタケージ5を仕切板4から順次取り外した
後、新規のフィルタケージ5を仕切板4に順次取り付け
てフィルタケージ5の交換を終了する。この時、1本の
フィルタケージ5を交換するだけで7本の中空糸膜モジ
ュール51を纏めて交換することができるため、中空糸
膜モジュール51を1本ずつ交換する従来の濾過塔と比
較して交換時間を格段に短縮することができる。従っ
て、本実施形態の濾過塔が原子力発電所の復水濾過塔や
廃水処理装置等として用いられた場合には、フィルタケ
ージ5の交換時間が短時間で済むため、使用後のフィル
タケージ5の各中空糸膜モジュール51に付着した放射
線物質による被爆時間を格段に短縮することができ、交
換作業の安全性を向上させることができる。フィルタケ
ージ5を交換した後には仕切板4を塔本体1内へ装着
し、フィルタケージ5、即ち中空糸膜モジュール51の
交換を終了する。
【0021】以上説明したように本実施形態によれば、
中空糸膜モジュール51を7本纏めた一組のフィルタケ
ージ5として構成して仕切板4に4組固定したため、濾
過塔に対する中空糸膜モジュール51の取付構造を簡素
化することができると共に、その交換作業を短時間で行
うことができる。特に、原子力発電所において濾過塔に
フィルタケージ5を用いると、中空糸膜モジュール51
の交換時間が短く、懸濁物質等に起因した放射線被爆量
を格段に低減することができ、交換作業の安全性を向上
させることができる。
中空糸膜モジュール51を7本纏めた一組のフィルタケ
ージ5として構成して仕切板4に4組固定したため、濾
過塔に対する中空糸膜モジュール51の取付構造を簡素
化することができると共に、その交換作業を短時間で行
うことができる。特に、原子力発電所において濾過塔に
フィルタケージ5を用いると、中空糸膜モジュール51
の交換時間が短く、懸濁物質等に起因した放射線被爆量
を格段に低減することができ、交換作業の安全性を向上
させることができる。
【0022】上記実施形態の場合には気液分配機構が第
1分配機構9と第2分配機構53の二段構えになってい
るが、本発明に適用される気液分配機構は図6、図7に
示すように一段で構成されたものであっても良い。気液
分配機構9は、各図に示すように、上記実施形態の第2
分配機構53を省略して構成されている。従って、気液
分配機構9にはフィルタケージ5を構成する各中空糸膜
モジュール51の真下に分配管10がそれぞれ配設さ
れ、図1に示すバッフルプレート8を介して分散した原
水を各フィルタケージ5内の個々の中空糸膜モジュール
51内へ原水を分配供給すると共に、洗浄時には空気を
個々の中空糸膜モジュール51へ分配供給するようにし
てある。その他は上記実施形態に準じて構成されてい
る。従って、本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果を期することができる。
1分配機構9と第2分配機構53の二段構えになってい
るが、本発明に適用される気液分配機構は図6、図7に
示すように一段で構成されたものであっても良い。気液
分配機構9は、各図に示すように、上記実施形態の第2
分配機構53を省略して構成されている。従って、気液
分配機構9にはフィルタケージ5を構成する各中空糸膜
モジュール51の真下に分配管10がそれぞれ配設さ
れ、図1に示すバッフルプレート8を介して分散した原
水を各フィルタケージ5内の個々の中空糸膜モジュール
51内へ原水を分配供給すると共に、洗浄時には空気を
個々の中空糸膜モジュール51へ分配供給するようにし
てある。その他は上記実施形態に準じて構成されてい
る。従って、本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果を期することができる。
【0023】また、図8、図9は本発明の更に他の実施
形態の濾過塔を示す図で、上記実施形態と同一または相
当部分には同一符号を附してある。従って、本実施形態
では特徴部分についてのみ説明する。本実施形態の濾過
塔は、フィルタケージ5の各中空糸膜モジュール51の
中空糸膜フィルタ511の両端が開口し、各中空糸膜フ
ィルタ511の両端から濾過水を集水するようにしたも
のである。即ち、本実施形態のフィルタケージ5の場合
には、上記実施形態のフィルタケージ5(図2参照)の
中央の中空糸膜モジュール51に代えて集水管56を設
けると共に、第2分配機構53上面に濾過水を集水する
集水室57が設けられている。集水管56は、上端が連
結固定板52を介して上室3内に開口し、下端が集水室
57内に開口している。また、各中空糸膜モジュール5
1の各中空糸膜フィルタ511は、上端が連結固定板5
2を介して上室3内にそれぞれ開口し、下端が連結管5
8を介して集水室57内に開口している。従って、各中
空糸膜フィルタ511による濾過水は、上端開口から上
室3へ流出すると共に、下端開口から連結管58、集水
室57及び集水管56を経由して上室3へ流出するよう
にしてある。また、第2分配機構53の分配管53Aは
集水室57を貫通して中空糸膜モジュール51のスカー
ト部512Bの下部に臨むようにしてある。更に、集水
管56内にはイオン交換樹脂59が充填され、濾過水が
集水室57から上室3へ流れる間にイオン不純物を除去
するようにしてある。その他は上記実施形態に準じて構
成されている。
形態の濾過塔を示す図で、上記実施形態と同一または相
当部分には同一符号を附してある。従って、本実施形態
では特徴部分についてのみ説明する。本実施形態の濾過
塔は、フィルタケージ5の各中空糸膜モジュール51の
中空糸膜フィルタ511の両端が開口し、各中空糸膜フ
ィルタ511の両端から濾過水を集水するようにしたも
のである。即ち、本実施形態のフィルタケージ5の場合
には、上記実施形態のフィルタケージ5(図2参照)の
中央の中空糸膜モジュール51に代えて集水管56を設
けると共に、第2分配機構53上面に濾過水を集水する
集水室57が設けられている。集水管56は、上端が連
結固定板52を介して上室3内に開口し、下端が集水室
57内に開口している。また、各中空糸膜モジュール5
1の各中空糸膜フィルタ511は、上端が連結固定板5
2を介して上室3内にそれぞれ開口し、下端が連結管5
8を介して集水室57内に開口している。従って、各中
空糸膜フィルタ511による濾過水は、上端開口から上
室3へ流出すると共に、下端開口から連結管58、集水
室57及び集水管56を経由して上室3へ流出するよう
にしてある。また、第2分配機構53の分配管53Aは
集水室57を貫通して中空糸膜モジュール51のスカー
ト部512Bの下部に臨むようにしてある。更に、集水
管56内にはイオン交換樹脂59が充填され、濾過水が
集水室57から上室3へ流れる間にイオン不純物を除去
するようにしてある。その他は上記実施形態に準じて構
成されている。
【0024】次に、動作について説明する。濾過時に
は、上記実施形態と同一要領で原水を供給すると、原水
は流入管6から下室2内に流入し、バッフルプレート8
において分散される。その後、原水は第1、第2分配機
構9、53の分配管10、53A及び第1分配機構9の
周囲から下室2内を上昇し、フィルタケージ5に到達す
る。フィルタケージ5では原水が各中空糸膜モジュール
51の保護筒512の流通孔512C、512D及び下
部結合部514の流通孔514Aを経由して各保護筒5
12内に流入する。各保護筒512内で原水はそれぞれ
の各中空糸膜フィルタ511の外側から内側へ透過し、
その際に原水中に含まれている懸濁物質が中空糸膜フィ
ルタ511の外面で捕捉される。濾過水は各中空糸膜フ
ィルタ511の内側を上下双方へ流れ、上端開口から上
室3内へ流出すると共に下端開口から連結管58、集水
室57、集水管56を経由して上室3内へ流出し、上室
3内で集水され、引き続き、流出管7を介して塔外へ流
出する。各中空糸膜フィルタ511の下端開口から流出
した濾過水は集水管56を通水する間に充填されている
イオン交換樹脂59によりイオン不純物が除去される。
は、上記実施形態と同一要領で原水を供給すると、原水
は流入管6から下室2内に流入し、バッフルプレート8
において分散される。その後、原水は第1、第2分配機
構9、53の分配管10、53A及び第1分配機構9の
周囲から下室2内を上昇し、フィルタケージ5に到達す
る。フィルタケージ5では原水が各中空糸膜モジュール
51の保護筒512の流通孔512C、512D及び下
部結合部514の流通孔514Aを経由して各保護筒5
12内に流入する。各保護筒512内で原水はそれぞれ
の各中空糸膜フィルタ511の外側から内側へ透過し、
その際に原水中に含まれている懸濁物質が中空糸膜フィ
ルタ511の外面で捕捉される。濾過水は各中空糸膜フ
ィルタ511の内側を上下双方へ流れ、上端開口から上
室3内へ流出すると共に下端開口から連結管58、集水
室57、集水管56を経由して上室3内へ流出し、上室
3内で集水され、引き続き、流出管7を介して塔外へ流
出する。各中空糸膜フィルタ511の下端開口から流出
した濾過水は集水管56を通水する間に充填されている
イオン交換樹脂59によりイオン不純物が除去される。
【0025】濾過後に濾過塔を洗浄する場合には、空気
配管12から下室2内へ圧縮空気を供給すると、空気が
第1分配機構9内に一旦溜まり、分配管10の孔10A
から気泡となってフィルタケージ5の第2分配機構53
側へ到達し、ここに溜まった空気が各分配管53Aの孔
53Bを介して気泡となって真上の各中空糸膜モジュー
ル51の下端部にあるスカート部512Bに一旦溜まり
下部接合部514に形成されている流通孔514Aを介
して各中空糸膜モジュール51内をバブリングしながら
上昇する。気泡のバブリングにより各中空糸膜フィルタ
511が振動し、この振動により各中空糸膜フィルタ5
11から懸濁物質が剥離し、懸濁物質が除去される。そ
の後、上記実施形態と同一要領で下室2内の原水をドレ
ン抜き配管14から排出し、ドレン抜きを終了する。そ
して、中空糸膜フィルタ511が経年劣化した場合には
中空糸膜モジュール51、即ちフィルタケージ5を交換
する。フィルタケージ5の交換要領は上記実施形態と同
様である。従って、本実施形態では、フィルターケージ
5の上下両端で集水できると共に濾過水の一部を脱塩処
理できる他、上記実施形態に準じた作用効果を期するこ
とができる。
配管12から下室2内へ圧縮空気を供給すると、空気が
第1分配機構9内に一旦溜まり、分配管10の孔10A
から気泡となってフィルタケージ5の第2分配機構53
側へ到達し、ここに溜まった空気が各分配管53Aの孔
53Bを介して気泡となって真上の各中空糸膜モジュー
ル51の下端部にあるスカート部512Bに一旦溜まり
下部接合部514に形成されている流通孔514Aを介
して各中空糸膜モジュール51内をバブリングしながら
上昇する。気泡のバブリングにより各中空糸膜フィルタ
511が振動し、この振動により各中空糸膜フィルタ5
11から懸濁物質が剥離し、懸濁物質が除去される。そ
の後、上記実施形態と同一要領で下室2内の原水をドレ
ン抜き配管14から排出し、ドレン抜きを終了する。そ
して、中空糸膜フィルタ511が経年劣化した場合には
中空糸膜モジュール51、即ちフィルタケージ5を交換
する。フィルタケージ5の交換要領は上記実施形態と同
様である。従って、本実施形態では、フィルターケージ
5の上下両端で集水できると共に濾過水の一部を脱塩処
理できる他、上記実施形態に準じた作用効果を期するこ
とができる。
【0026】尚、本発明は上記各実施形態に何等制限さ
れものではなく、例えば気液分配機構等は必要に応じて
適宜設計変更することができる。また、上記実施形態で
は集水管56内にイオン交換樹脂59を充填したものに
ついて説明したが、イオン交換樹脂を充填しないもので
あっても良い。
れものではなく、例えば気液分配機構等は必要に応じて
適宜設計変更することができる。また、上記実施形態で
は集水管56内にイオン交換樹脂59を充填したものに
ついて説明したが、イオン交換樹脂を充填しないもので
あっても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1及び請求項2に記載の
発明によれば、濾過塔に対する中空糸膜モジュールの取
付構造を簡素化することができると共に、その交換作業
を短時間で行うことができ、特に原子力発電所において
は放射線物質による被爆を格段に軽減することができ、
安全性に優れた中空糸膜濾過塔を提供することができ
る。
発明によれば、濾過塔に対する中空糸膜モジュールの取
付構造を簡素化することができると共に、その交換作業
を短時間で行うことができ、特に原子力発電所において
は放射線物質による被爆を格段に軽減することができ、
安全性に優れた中空糸膜濾過塔を提供することができ
る。
【0028】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
濾過水を中空糸膜フィルタの両端から集水できる中空糸
膜濾過塔を提供することができる。
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
濾過水を中空糸膜フィルタの両端から集水できる中空糸
膜濾過塔を提供することができる。
【0029】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、請求項3に記載の発明において、濾過水の一部を
脱塩処理できる中空糸膜濾過塔を提供することができ
る。
れば、請求項3に記載の発明において、濾過水の一部を
脱塩処理できる中空糸膜濾過塔を提供することができ
る。
【図1】図1は本発明の一実施形態に用いられる中空糸
膜濾過塔を示す縦方向の断面図である。
膜濾過塔を示す縦方向の断面図である。
【図2】図1に示す中空糸膜濾過塔を示す横方向の断面
図である。
図である。
【図3】図2に示すフィルタケージのIII−III線
方向の断面図である。
方向の断面図である。
【図4】図2に示すフィルタケージのIV−IV線方向
の断面図である。
の断面図である。
【図5】図3に示すフィルタケージに用いられた中空糸
膜モジュールを示す断面図である。
膜モジュールを示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に用いられたフィルタケ
ージを示す図3相当図である。
ージを示す図3相当図である。
【図7】図6に示すフィルタケージの図4相当図であ
る。
る。
【図8】本発明の更に他の実施形態に用いられたフィル
タケージを示す図3相当図である。
タケージを示す図3相当図である。
【図9】図8に示すフィルタケージの図4相当図であ
る。
る。
【図10】従来の中空糸膜濾過塔の一例を示す図で、図
2に相当する断面図である。
2に相当する断面図である。
1 塔本体 2 下室(一次室) 3 上室(二次室) 4 仕切板 5 フィルタケージ 9 第1分配機構 51 中空糸膜モジュール 53 第2分配機構 56 集水管 59 イオン交換樹脂 511 中空糸膜フィルタ
Claims (4)
- 【請求項1】 塔本体内を一次室と二次室に区画する仕
切板と、この仕切板に端部が固定され且つ上記塔本体の
軸心に沿って上記一次室内に配設された複数の中空糸膜
モジュールとを備え、上記一次室に流入した原水を上記
各中空糸膜モジュール内の多数本の中空糸膜フィルタに
よって濾過し、この濾過水を上記二次室へ流出させる中
空糸膜濾過塔において、上記中空糸膜モジュールを複数
本纏めて一つのフィルタケージとして構成すると共に複
数の上記フィルタケージを上記仕切板にそれぞれ固定し
たことを特徴とする中空糸膜濾過塔。 - 【請求項2】 上記仕切板に対向させて気液分配機構を
設け、この気液分配機構は、上記各フィルタケージへ空
気を分配する第1分配機構と、第1分配機構上に上記各
フィルタケージに対応して配設され且つ第1分配機構か
らの空気を上記各フィルタケージの各中空糸膜モジュー
ルへ分配する第2分配機構とからなることを特徴とする
請求項1に記載の中空糸膜濾過塔。 - 【請求項3】 上記フィルタケージは、両端が開口した
複数本の中空糸膜モジュールと、各中空糸膜モジュール
の他端開口が臨む集水室と、この集水室と上記二次室と
を連通する集水管とを備えたことを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の中空糸膜濾過塔。 - 【請求項4】 上記集水管内にイオン交換樹脂を充填し
たことを特徴とする請求項3に記載の中空糸膜濾過塔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19486397A JPH1119482A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 中空糸膜濾過塔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19486397A JPH1119482A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 中空糸膜濾過塔 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119482A true JPH1119482A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16331557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19486397A Pending JPH1119482A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 中空糸膜濾過塔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119482A (ja) |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP19486397A patent/JPH1119482A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000157846A (ja) | 中空糸膜カートリッジ | |
| JPH0462770B2 (ja) | ||
| JPH10328538A (ja) | 中空糸膜濾過塔の洗浄方法 | |
| JP2641341B2 (ja) | 多段式中空糸膜モジュール結合体 | |
| JPS6393307A (ja) | 中空糸型濾過器 | |
| JPS61153104A (ja) | 外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法 | |
| JPH0824825B2 (ja) | 多段中空糸型濾過器 | |
| JP3464889B2 (ja) | 中空糸膜濾過塔の洗浄方法 | |
| JPS62149304A (ja) | 濾過装置 | |
| JPH0761420B2 (ja) | 中空糸型濾過器 | |
| JPS60206405A (ja) | 中空糸膜濾過装置 | |
| JPS61254207A (ja) | 中空糸モジュ−ルを用いる濾過塔 | |
| JPS62197106A (ja) | 中空糸モジユ−ルを用いる濾過塔 | |
| JPH0433945Y2 (ja) | ||
| JP3554286B2 (ja) | ろ過分離円筒膜カートリッジ | |
| JPS61222509A (ja) | 中空糸モジュ−ルを用いる濾過塔 | |
| JPS63291605A (ja) | 多段中空糸型濾過器 | |
| JPH01203005A (ja) | 管形中空糸モジュールを用いた濾過塔 | |
| JPH0630260Y2 (ja) | 外圧全濾過型中空糸膜モジュール | |
| JPS60206415A (ja) | 中空糸膜濾過装置 | |
| JPS6323924Y2 (ja) | ||
| JPH0824823B2 (ja) | 中空糸モジュ−ル | |
| JPH10272466A (ja) | 復水濾過装置 | |
| JPS6355967B2 (ja) | ||
| JPH08323158A (ja) | 固液分離装置 |