JPH11195205A - 薄膜磁気ヘッド組立体及びその製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド組立体及びその製造方法

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JPH11195205A
JPH11195205A JP36795897A JP36795897A JPH11195205A JP H11195205 A JPH11195205 A JP H11195205A JP 36795897 A JP36795897 A JP 36795897A JP 36795897 A JP36795897 A JP 36795897A JP H11195205 A JPH11195205 A JP H11195205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
electrode
auxiliary
substrate
film magnetic
Prior art date
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Application number
JP36795897A
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English (en)
Inventor
Shingo Yagyu
慎悟 柳生
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜磁気ヘッド組立体における引出線接続を
効率的に簡便に行うことができる生産性,信頼性の高い
薄膜磁気ヘッド組立体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 ヘッドチップ30に補助基板40を隣接
配置し、ヘッド側の引出電極16,18と、補助側の電
極42,44とが対向した状態で、ワイヤボンディング
装置の取付工具50を用いて、垂直にワイヤ(金線)5
2に対して加重を加える。すると、ワイヤ52のボール
状の先端部54が、引出電極18と補助電極44に接合
し、両者が接合される。その後、ワイヤ52は、プリン
ト基板46上の該当する電極パターンにボンディングさ
れる。サポート側への引出しは、プリント基板46から
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は薄膜磁気ヘッド組
立体及びその製造方法にかかり、特に、磁気テープ用の
アジマスヘッドに好適なワイヤ接続手法の改良に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】薄膜磁気ヘッドは、インダクタンスが低く
周波数特性に優れていることから、ハードディスクドラ
イブ用の磁気ヘッドとして数多く使用されている。ま
た、近年ではVTRのデジタル化が進みつつあり、ハー
ドディスクと同様に薄膜磁気ヘッドの使用が検討されて
いる。
【0003】VTRに使用される薄膜磁気ヘッド組立体
の主要な製造工程を示すと、図7に示すようになる。ま
ず、所定の薄膜プロセスによって、ウエハ(図示せず)
上に磁気ヘッドパターン900を多数形成する。磁気ヘ
ッドパターン900には、磁気ギャップを形成するため
の絶縁膜(図示せず),上下コア902,コイルパター
ン904,引出電極906などが含まれている。このよ
うなウエハを所定のバー状に切断すると、図7(A)に示
すようなヘッドバー908が得られる。
【0004】次に、磁気テープと良好に摺動するため、
同図(B)に示すように、ダミー基板910をガラス溶着
などによってヘッドバー908に貼り付ける。その後、
同図(C)に示すように、磁気ヘッドパターン900毎に
ヘッドバー908及びダミー基板910を切断して分離
し、同図(D)に示すようにヘッドチップ920を得る。
このとき、同図(C)に示すように、ヘッドバー908に
対して斜めに切断ブレード922が入るようにすること
によって、所定のアジマスを付けることができる。
【0005】次に、同図(E)に示すように、チップ92
0の引出電極906が上向きになるようにして、ワイヤ
924をボンディングする。このヘッドチップ920
は、図8に示すようにサポート930に貼り付けられ
る。そして、前記ワイヤ924をサポート930の端子
部分(図示せず)に半田付けするとともに、ヘッドチッ
プ920先端に所定のR研磨,形状加工などを施す。こ
れによって、薄膜磁気ヘッド組立体が完成する。なお、
この組立体は、磁気ドラム(図示せず)に更に取付けら
れる。
【0006】以上の背景技術は、サポート930に一つ
の磁気ヘッドが取り付けられた例であるが、図9に示す
ようなダブルアジマスタイプもある。この場合、アジマ
スの異なる二つのLチャンネルとRチャンネルの薄膜磁
気ヘッド940,942が、それぞれサポート930に
取り付けられる。なお、このダブルアジマスタイプの場
合、ヘッドチップを隣接させることによって、図7(B)
に示したダミー基板910を必要とすることなく、良好
な磁気テープとの摺動が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、薄膜ヘッド
の引出電極906は、図8に示すように、ヘッドサポー
ト930に対して垂直に近い角度の配置となる。一方、
IC製造に使用される量産性の高いワイヤボンディング
装置(図示せず)は、通常ワイヤに対して垂直下方向に
力を加えることによってその接続を行う。そして、図7
(E)に示したように、ヘッドチップ920の状態でワイ
ヤ924をボンディングし、その後、ヘッドサポート9
30に貼り付けることになる。しかしながら、このよう
な作業手順では、組立作業に時間がかかる,ヘッドチッ
プ920のハンドリングの際にワイヤ924が取れてし
まうなどの不都合がある。特に図9に示したダブルアジ
マスの場合には、合計で4本のワイヤを取り扱うため、
処理が更に煩雑になる,ワイヤ同士が接触してショート
してしまうなどの不都合が追加発生してしまう。
【0008】図8に示したシングルヘッドの場合には、
サポート930自身もしくはワイヤボンディング装置を
所定の角度に傾けることにより、ヘッドチップ920を
ヘッドサポート930に貼り付けた後にワイヤボンディ
ングを行うという手法も考えられるが、装置構造が複雑
になってしまう。また、図9のダブルアジマスの場合に
はこの手法を用いることは困難である。
【0009】この発明は、以上の点に着目したもので、
薄膜磁気ヘッド組立体における引出線接続を効率的に簡
便に行うことができる生産性,信頼性の高い薄膜磁気ヘ
ッド組立体及びその製造方法を提供することを、その目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の薄膜磁気ヘッド組立体は、引出電極に対向
する位置に補助電極を有する補助基板をヘッドチップに
近接して配置し、対向する引出電極と補助電極を導体で
接合したことを特徴とする。他の発明は、一方のヘッド
チップであって、他方のヘッドチップの引出電極に対向
する位置に、補助電極をそれぞれ形成するとともに、対
向する引出電極と補助電極を導体で接合したことを特徴
とする。
【0011】本発明の薄膜磁気ヘッド組立体の製造方法
は、少なくとも、上下コア,磁気ギャップ,コイル,こ
のコイルと接続されている引出電極が基板上に形成され
ているヘッドチップを、磁気ギャップを所定角度傾けて
ヘッドサポートに取り付けるステップ;前記引出電極に
対向する位置に補助電極を設けるステップ;対向する引
出電極と補助電極を導体で接合するステップ;を含むこ
とを特徴とする。
【0012】この発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。最初に、図1〜図4を参照しながら
実施形態1について説明する。本形態では、図2に示す
ように、ヘッドパターン10が前記背景技術と異なる。
磁気ギャップを形成するための絶縁膜(図示せず),上
下コア12,コイルパターン14,引出電極16,18
などが含まれている点は同様であるが、引出電極16,
18が略L字形状に形成されている。このようなヘッド
パターン10が多数形成されたヘッドバー20は、図7
に示したような手順でヘッドチップ化される。
【0014】ところで、本形態では、図7(E)に示した
ようなヘッドチップの状態ではワイヤ接続は行われな
い。本形態では、図3に示すように、ヘッドチップ30
を所定のアジマス角度でサポート(図示せず)上に取り
付けた状態で、更に補助基板40を用いてワイヤボンデ
ィングが行われる。すなわち、ヘッドチップ30の引出
電極16,18に対向する位置に、補助基板40を配置
する(図3中矢印FA参照)。図4には、配置後の状態
が示されている。この図4の#1線に沿って矢印方向に
みると、図1に示すようになる。補助基板40には、そ
の主面の前記引出電極16,18に対向する位置に、補
助電極42,44がそれぞれ形成されている。また、そ
の側面にはプリント基板46が配置されている。
【0015】次に、図1を参照して、本形態におけるワ
イヤボンディングの様子を説明する。図1(A)に示すよ
うに、ヘッドチップ30に補助基板40を隣接配置した
状態では、ヘッド側の引出電極16,18と、補助側の
電極42,44とが対向するようになる。この状態で、
ワイヤボンディング装置の取付工具50を用いて、垂直
にワイヤ(金線)52に対して加重を加える。すると、
ワイヤ52のボール状の先端部54が、引出電極18と
補助電極44に接合し、両者が接合される。その後、ワ
イヤ52は、図1(B)に示すように、プリント基板46
上の該当する電極パターンにボンディングされる。引出
電極16と補助電極42についても、同様である。サポ
ート側への引出しは、プリント基板46から行われる。
【0016】このように、本形態によれば、補助基板を
用いることとしたので、一般的なワイヤボンディング装
置を用いてヘッドパターンの引出電極に良好にワイヤを
ボンディングすることができ、本発明に関連して行った
実験によれば、ワイヤの結線を、1秒以下で完了するこ
とができた。
【0017】次に、図5を参照しながら形態2について
説明する。図5(A),(B)は、前記図1(A),(B)にそれぞ
れ対応する図である。本形態では、図5(A)に示すよう
に、補助基板40には、補助電極42,44は設けられ
ているものの、プリント基板は設けられていない。そし
て、ヘッドチップ30に補助基板40が近接した状態
で、図示のように、クリーム半田56をディスペンサ
(図示せず)などを用いて充填する。その後、プリント
基板58をクリーム半田56の位置に合わせて配置し、
熱を加える。すると、クリーム半田56によって、引出
電極18,補助電極44,及びプリント基板58が接合
する。引出電極16と補助電極42についても同様であ
る。このようにして、本形態では結線が完了する。
【0018】次に、図6を参照しながら形態3について
説明する。前記形態は、いずれもサポート上に一つの磁
気ヘッドが取り付けられる場合であるが、この形態3
は、ダブルアジマスタイプの場合である。同図におい
て、一方のヘッドチップ60の主面には、コア62,コ
イルパターン64,引出電極66A,66Bの他に、補
助電極68A,68Bが形成されている。他方のヘッド
チップ70の主面には、コア72,コイルパターン7
4,引出電極76A,76Bの他に、補助電極78A,
78Bが形成されている。
【0019】ヘッドチップ60の補助電極68A,68
Bは、ヘッドチップ70の引出電極76A,76Bに対
応している。また、ヘッドチップ60の引出電極66
A,66Bは、ヘッドチップ70の補助電極78A,7
8Bに対応している。更に、ヘッドチップ60,70の
側面であって、補助電極側には、プリント基板80,8
2がそれぞれ設けられている。このようなヘッドチップ
60,70は、矢印FBで示すように、アジマスが対称
になるようにサポート上に配置される。
【0020】本形態におけるワイヤボンディングの手順
は、前記図1に示した手法と同様である。すなわち、ワ
イヤ先端部54によって、引出電極66A,66Bと補
助電極78A,78Bを結合するとともに、引出電極7
6A,76Bと補助電極68A,68Bを結合する。そ
して、ワイヤ52を、プリント基板80,82に結合す
る。これにより、前記形態と同様にして、ワイヤ結線を
ダブルアジマス構造で実現することができる。もちろ
ん、図5に示したクリーム半田を用いて結線を行っても
よい。
【0021】この発明には数多くの実施形態があり、以
上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。
例えば、図6では、プリント基板を補助電極側にそれぞ
れ設けたが、いずれか一方の磁気ヘッドの側面にのみプ
リント基板を設けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補助基板もしくは近接するヘッドチップを利用し、これ
に引出電極に対向する補助電極を形成して両者を導体で
接合することとしたので、引出電極の接続を効率的に簡
便に行うことができ、生産性,信頼性の向上を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態1における引出電極の結合手順を
示す図である。
【図2】形態1におけるヘッドバーの主面上のパターン
を示す図である。
【図3】形態1における磁気ヘッドと補助基板を示す図
である。
【図4】形態1における磁気ヘッドと補助基板との配置
の様子を示す図である。
【図5】本発明の形態2における引出電極の結合手順を
示す図である。
【図6】本発明の形態3における磁気ヘッドと補助基板
を示す図である。
【図7】薄膜磁気ヘッドの主要な製造工程を示す図であ
る。
【図8】薄膜磁気ヘッド組立体を示す図である。
【図9】ダブルアジマスの場合の薄膜磁気ヘッド組立体
を示す図である。
【符号の説明】
10…ヘッドパターン 12,62,72…上下コア 14,64,74…コイルパターン 16,18,66A,66B,76A,76B…引出電
極 20…ヘッドバー 30,60,70…ヘッドチップ 40…補助基板 42,44,68A,68B,78A,78B…補助電
極 46,58,80,82…プリント基板 50…取付工具 52…ワイヤ 54…先端部 56…クリーム半田

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、上下コア,磁気ギャップ,
    コイル,このコイルと接続されている引出電極が基板上
    に形成されているヘッドチップを、磁気ギャップを所定
    角度傾けてヘッドサポートに取り付けた薄膜磁気ヘッド
    組立体において、 前記引出電極に対向する位置に補助電極を有する補助基
    板を前記ヘッドチップに近接して配置し、対向する引出
    電極と補助電極を導体で接合したことを特徴とする薄膜
    磁気ヘッド組立体。
  2. 【請求項2】 少なくとも、上下コア,磁気ギャップ,
    コイル,このコイルと接続されている引出電極が基板上
    に形成されているアジマス角が異なる2つのヘッドチッ
    プを、磁気ギャップの傾きがテープ摺動面からみたとき
    に対称となるようにヘッドサポートに近接して取り付け
    た薄膜磁気ヘッド組立体において、 一方のヘッドチップであって、他方のヘッドチップの引
    出電極に対向する位置に、補助電極をそれぞれ形成する
    とともに、対向する引出電極と補助電極を導体で接合し
    たことを特徴とする薄膜磁気ヘッド組立体。
  3. 【請求項3】 少なくとも、上下コア,磁気ギャップ,
    コイル,このコイルと接続されている引出電極が基板上
    に形成されているヘッドチップを、磁気ギャップを所定
    角度傾けてヘッドサポートに取り付けるステップ;前記
    引出電極に対向する位置に補助電極を設けるステップ;
    対向する引出電極と補助電極を導体で接合するステッ
    プ;を含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッド組立体の製
    造方法。
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