JPH1120020A - 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法 - Google Patents

枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法

Info

Publication number
JPH1120020A
JPH1120020A JP9176117A JP17611797A JPH1120020A JP H1120020 A JPH1120020 A JP H1120020A JP 9176117 A JP9176117 A JP 9176117A JP 17611797 A JP17611797 A JP 17611797A JP H1120020 A JPH1120020 A JP H1120020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch pipe
pipe lining
tube
lining material
liner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9176117A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GET KK
YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
GET KK
YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GET KK, YOKOSHIMA KK, Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd filed Critical GET KK
Priority to JP9176117A priority Critical patent/JPH1120020A/ja
Publication of JPH1120020A publication Critical patent/JPH1120020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 曲がり部を有する枝管にも容易に反転挿入さ
れる枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工
法を提供すること。 【解決手段】 枝管ライニングユニット13を作業用ロ
ボット14に連結して本管10内を移動せしめ、枝管ラ
イニング材1の鍔部3を本管10の枝管開口部周縁に密
着させた状態でエアーホース7から第1の密閉空間S1
に圧縮エアーを供給してスタートライナー6を枝管11
内に本管10側から地上に向かって反転挿入し、第1の
密閉空間S1を加圧したまま牽引ロープ又はベルト9を
牽引することによって枝管ライニング1をそのエンド部
側から逆反転させて前記スタートライナー6内に引き込
み、第2の密閉空間S2を加圧して枝管ライニング材1
を枝管11の内周面に押圧したまま該枝管ライニング材
1に含浸された硬化性樹脂を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端に硬化した鍔
部を有する枝管ライニング材とこれを用いて施工される
枝管ライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老巧
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライ
ニング工法が知られている。この管ライニング工法は、
可撓性の管状樹脂吸着材に未硬化の硬化性樹脂を含浸せ
しめて成る管ライニング材を流体圧によって管路内に反
転挿入するとともに、これを管路内周面に押圧し、その
状態を保ったまま管ライニング材を加温等してこれに含
浸された硬化性樹脂を硬化させることによって管路の内
周面にライニングを施す工法である。
【0003】ところで、下水管等の本管には複数本の枝
管が合流しており、これらの枝管に対しても前記と同様
の工法によってライニングを施すことができる。枝管の
ライニングに関しては、例えば可撓性ライナーチューブ
及びこれを収納する圧力バッグを含む反転ユニットを本
管内に導入し、該反転ユニットを本管内で移動させてラ
イナーチューブの反転出口を枝管開口部に位置決めした
後、流体圧によってライナーチューブを枝管内に反転挿
入し、該ライナーチューブに含浸された硬化性樹脂を硬
化させて枝管をライニングする工法が提案されている
(米国特許第4,434,115号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、枝管をライ
ニングするための枝管ライニング材はこれに必要な強度
を確保するために所定値以上の板厚を要する。
【0005】ところが、枝管ライニング材を流体圧によ
って枝管内に反転挿入する場合、枝管ライニング材の板
厚が厚くなる程高い反転圧力が必要となり、反転作業が
困難であった。特に、枝管ライニング材が枝管の曲がり
部を通過する際に高い反転圧力を要し、老朽化した枝管
が高い反転圧力によって破損したり、曲がり部を通過し
た途端に枝管ライニング材が勢い良く反転して地上に飛
び出すという問題があった。又、複数の曲がり部を有す
る枝管への管ライニング材への反転挿入は至難であっ
た。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、曲がり部を有する枝管にも容
易に反転挿入される枝管ライニング材とこれを用いた枝
管ライニング工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、一端に硬化した鍔部を有し
外表面が気密性の高いプラスチックフィルムで被覆され
るとともに未硬化の硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂
吸着材の内部に気密性の高いチューブを挿入し、エンド
部が密閉された気密性の高いスタートライナーを前記チ
ューブの内部に挿入し、これらのチューブとスタートラ
イナーの各一端を前記鍔部に気密的に固着するととも
に、前記管状樹脂吸着材とチューブの各エンド部を密閉
することによって内部にチューブとスタートライナーと
で区画される第1の密閉空間を形成し、該第1の密閉空
間に圧力流体を供給するホースを前記管状樹脂吸着材と
チューブのエンド部から第1の密閉空間に臨ませ、該ホ
ースと前記スタートライナーのエンド部とを牽引ロープ
又はベルトで連結して枝管ライニング材を構成したこと
を特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の枝
管ライニング材を使用して施工される枝管ライニング工
法であって、枝管ライニング材の鍔部を除く本体部分を
圧力バッグ内に挿入し、同枝管ライニング材の鍔部を前
記圧力バッグの一端開口部に取り付けられたセッティン
グヘッドに密着させることによって前記圧力バッグ内に
枝管ライニング材によって画成される第2の密閉空間を
形成して成る枝管ライニングユニットを作業用ロボット
に連結して本管内を移動せしめ、前記枝管ライニング材
の鍔部を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記
ホースから前記第1の密閉空間に圧力流体を供給して前
記スタートライナーを枝管内に本管側から地上に向かっ
て反転挿入し、第1の密閉空間を加圧したまま前記牽引
ロープ又はベルトを牽引することによって前記枝管ライ
ニングをそのエンド部側から逆反転させて前記スタート
ライナー内に引き込み、前記第2の密閉空間を加圧して
枝管ライニング材を枝管の内周面に押圧したまま該枝管
ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化させること
を特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の枝
管ライニング材を用いて施工される枝管ライニング工法
であって、枝管ライニング材の鍔部を除く本体部分を圧
力バッグ内に挿入し、同枝管ライニング材の鍔部を前記
圧力バッグの一端開口部に取り付けられたセッティング
ヘッドに密着させることによって前記圧力バッグ内に枝
管ライニング材によって画成される第2の密閉空間を形
成して成る枝管ライニングユニットを作業用ロボットに
連結して本管内を移動せしめ、前記枝管ライニング材の
鍔部を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記ホ
ースから前記第1の密閉空間に圧力流体を供給して前記
スタートライナーを枝管内に本管側から地上に向かって
反転挿入し、第1の密閉空間を加圧したまま前記第2の
密閉空間に圧力流体を供給するとともに前記牽引ロープ
又はベルトを牽引して前記枝管ライニング材を前記スタ
ートライナー内に本管側から地上に向かって反転挿入
し、前記第2の密閉空間を加圧して枝管ライニング材を
枝管の内周面に押圧したまま該枝管ライニング材に含浸
された硬化性樹脂を硬化させることを特徴とする。
【0010】従って、請求項1記載の枝管ライニング材
を用いて施工される請求項2又は3記載の枝管ライニン
グ工法によれば、先ず、薄くて柔軟であるために曲がり
があっても反転し易いスタートライナーを流体圧によっ
て枝管内に反転挿入することによって、該スタートライ
ナーのエンド部に取り付けられた牽引ロープ又はベルト
を枝管(スタートライナー)内に本管側から地上に向か
って通し、この牽引ロープ又はベルトを牽引して枝管ラ
イニング材を枝管(スタートライナー)内に引き込み、
枝管の曲がり部においては牽引ロープ又はベルトによっ
て枝管ライニング材の挿入方向を修正して該枝管ライニ
ング材に曲がり部を容易に通過させることができるた
め、従来のように高い反転圧力が不要となり、板厚の厚
い枝管ライニング材であっても、これを曲がり部を有す
る枝管内に容易に反転挿入することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明に係る枝管ライニング材1の
断面図であり、該枝管ライニング材1は厚さ1.0m/
m〜6.0m/mの不織布から成る管状樹脂吸着材2を
含んで構成され、その一端には外方へ折り返されたフラ
ンジ状の鍔部3が形成されている。そして、枝管ライニ
ング材1の前記管状樹脂吸着材2の鍔部3を除く本体部
分には未硬化の液状熱硬化性樹脂が含浸されており、管
状樹脂吸着材2の外表面には気密性の高いプラスチック
フィルム4が被覆されている。尚、管状樹脂吸着材2を
構成する不織布の材質としてはポリエステル、ポリプロ
ピレン、ナイロン、アクリル、ビニロン等が選定され、
これらに含浸される未硬化の熱硬化性樹脂としては不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が用いられる。
又、前記プラスチックフィルム4の材質としては、ポリ
ウレタン、ポリエチレン、ポリエチレン/ナイロン共重
合体、塩化ビニール等が選定される。
【0013】ところで、前記鍔部3は後述の本管10
(図2参照)の内周面と同じ曲率で円弧状に湾曲する曲
面を構成しており、その外径は後述の枝管11(図2参
照)の内径よりも大きく設定されており、これに含浸さ
れた硬化性樹脂が硬化することによって該鍔部3はその
形状を保持している。そして、鍔部3の上面には気密性
の高いチューブ5とスタートライナー6の各一端が切り
開かれて接着されており、チューブ5は管状樹脂吸着材
2内に挿入され、このチューブ5内には前記スタートラ
イナー6が挿入され、スタートライナー6のエンド部は
図示のように密閉されている。尚、チューブ5の材質と
しては前記プラスチックフィルム4のそれと同様のもの
が使用され、スタートライナー6は管状不織布又は管状
織布の外表面をプラスチックフィルムで被覆したもの、
プラスチックチューブ内に管状不織布を挿入したもの或
はプラスチックチューブそのものが使用され、その厚さ
は管状樹脂吸着材2のそれよりも薄く、具体的には0.
2m/m〜2.0m/mに設定される。
【0014】又、上記管状樹脂吸着材2とチューブ5の
エンド部にはエアーホース7が差し込まれており、管状
樹脂吸着材2とチューブ5のエンド部はその外周が締付
ベルト8によって締め付けられて密閉されている。
【0015】而して、枝管ライニング材1の内部にはチ
ューブ5とスタートライナー6によって画成される第1
の密閉空間S1が形成されており、この第1の密閉空間
S1内に前記エアーホース7の一端が開口している。そ
して、スタートライナー6のエンド部とエアーホース7
の一端とは牽引ロープ又はベルト9によって連結されて
いる。尚、エアーホース7の他端は不図示のコンプレッ
サーに接続されている。
【0016】又、枝管ライニング材1にあっては、管状
樹脂吸着材2の外側に所定長さの引き剥しチューブ12
が通され、該引き剥しチューブ12の一端は管状樹脂吸
着材2(プラスチックフィルム4)の鍔部3に近い外周
に引き剥し可能に接着されており、他端は開放されてい
る。尚、この引き剥しチューブ12の材質には前記プラ
スチックチューブ4と同様のものが選定される。
【0017】次に、以上のように構成される枝管ライニ
ング材1を用いて施工される枝管ライニング工法につい
て説明する。
【0018】<実施の形態1>図2乃至図6は本発明の
実施の形態1に係る枝管ライニング工法をその工程順に
示す断面図であり、図中、10は下水管等の本管、11
は本管10に合流する小径の枝管である。
【0019】而して、本実施の形態に係る枝管ライニン
グ工法においては、図2に示すように、枝管ライニング
材1を含む枝管ライニングユニット13が作業用ロボッ
ト14に連結された状態で本管10内に移動自在に導入
される。
【0020】ここで、上記枝管ライニングユニット13
は、枝管ライニング材1の鍔部3を除く本体部分を圧力
バッグ15内に挿入し、同枝管ライニング材1の鍔部3
を前記圧力バッグ15の一端開口部に取り付けられたセ
ッティングヘッド16に密着させることによって前記圧
力バッグ15内に枝管ライニング材1によって画成され
る第2の密閉空間S2を形成して構成されている。
【0021】尚、圧力バッグ15はその途中をジョイン
トカラー17によって連結一体化されており、このジョ
イントカラー17には枝管ライニング材1の前記引き剥
しチューブ12の開放端が連結されている。又、圧力バ
ッグ15のエンド部に連結されたエンドカラー18には
前記エアーホース7が挿通しており、その挿通部はOリ
ング19によって気密にシールされている。更に、エン
ドカラー18には別のエアーホース20が接続されてお
り、このエアーホース20の一端は圧力バッグ15内の
第2の密閉空間S2に開口し、同エアーホース20の他
端は地上に設置された不図示のコンプレッサーに接続さ
れている。
【0022】ところで、前記作業用ロボット14は油圧
で駆動されてそのヘッド14aが図2の矢印a,b方向
に上下動し、且つ、矢印c方向に回転するものであっ
て、該ヘッド14aに前記枝管ライニングユニット13
のセッティングヘッド16が着脱可能に取り付けられて
いる。そして、この作業用ロボット14の上部にはモニ
ター用のTVカメラ21が設置されている。
【0023】以上において、作業用ロボット14とこれ
に支持された枝管ライニングユニット13は本管10内
を一体的に移動せしめられるが、前記TVカメラ21に
よって本管10内を地上でモニタリングしながら、図2
に示すように、枝管ライニング材1の鍔部3を枝管11
の開口部に位置決めし、作業用ロボット14のヘッド1
4aを図示矢印a方向に上動させて図3に示すように枝
管ライニング材1の鍔部3を本管10の枝管開口部(本
管10に枝管11が開口する部分)の周縁に押圧してこ
れを密着せしめる。
【0024】次に、地上に設置された不図示のコンプレ
ッサーを駆動して圧縮エアーをエアーホース7から枝管
ライニング材1内の前記第1の密閉空間S1内に供給す
ると、薄くて柔軟なスタートライナー6が圧縮エアーの
圧力を受けて反転しながら枝管11内を本管10から地
上側(上方)に向かって順次挿入され、これに伴って該
スタートライナー6のエンド部に連結された牽引ロープ
又はベルト9がスタートライナー6に引かれて枝管11
(スタートライナー6)内に挿入されていく。尚、枝管
11に曲がり部が存在しても、スタートライナー6は前
述のように枝管ライニング材1の管状樹脂吸着材2の厚
さよりも薄いために低い圧力の圧縮エアーによっても枝
管11内に容易に反転挿入される。
【0025】上述のようにしてスタートライナー6の枝
管11内への反転挿入が終了すると、図4に示すよう
に、スタートライナー6のエンド部に接続された牽引ロ
ープ又はベルト9が枝管11(スタートライナー6)内
に挿通されるが、スタートライナー6の上端開口部は密
閉カラー22によって閉じられ、牽引ロープ又はベルト
9は密閉カラー22を通過して外部に延出している。
尚、密閉カラー22の牽引ロープ又はベルト9が挿通す
る部分はOリング23によって気密にシールされてお
り、密閉カラー22にはコンプレッサー24に接続され
たエアーホース25とエアーパージ用のエアーホース2
6及び圧力計27が接続されており、各エアーホース2
5,26の途中にはバルブ28,29がそれぞれ設けら
れている。
【0026】而して、一方のバルブ29を閉じ、他方の
バルブ28を開いてコンプレッサー24を駆動し、圧縮
エアーをエアーホース25からスタートライナー6内に
供給してスタートライナー6を枝管11の内壁に押圧し
た状態で、牽引ロープ又はベルト9を地上から上方に牽
引する。すると、図4に示すように、枝管ライニング材
1はそのエンド部側から逆反転されて枝管11内に本管
10側から引き込まれるが、その途中で枝管11の曲が
り部を通過する際には牽引ロープ又はベルト9によって
その引き込み方向が修正されるため、該枝管ライニング
材1は枝管11の曲がり部を容易に通過することがで
き、従来のように高い反転圧力が不要となり、枝管ライ
ニング材1の板厚が厚くても、これを曲がり部を有する
枝管11内に容易に引き込むことができる。
【0027】上述のようにして、図5に示すように枝管
ライニング材1が枝管11内にその全長に亘って引き込
まれると、不図示のコンプレッサーを駆動してエアーホ
ース20から圧縮エアーを圧力バッグ15内野第2の密
閉空間S2に供給し、この圧縮エアーの圧力で枝管ライ
ニング材1を枝管11(スタートライナー6)に押圧し
たままの状態で、該枝管ライニング材1を任意の手段で
加熱する。すると、枝管ライニング材1の管状樹脂吸着
材2に含浸された熱硬化性樹脂が熱によって硬化し、硬
化した枝管ライニング材1によって枝管11がライニン
グされて補修される。
【0028】而して、上述のように枝管ライニング材1
が硬化すると、作業用ロボット14のヘッド14aを下
動させてセッティングヘッド16を枝管ライニング材1
の鍔部3から引き離した後、作業用ロボット14、圧力
バッグ15、引き剥しチューブ12等を一体として例え
ば図5の右方に引く。すると、引き剥しチューブ12は
枝管ライニング材1の内周面から引き剥されるため、作
業用ロボット14、圧力バッグ15、引き剥しチューブ
12等を一体として本管10内から取り除くことがで
き、図6に示すように、枝管11内には硬化した枝管ラ
イニング材1のみが残され、ここに枝管11に対する一
連のライニング作業が終了する。
【0029】而して、本実施例においては、先ず、薄く
て柔軟なスタートライナー6をエアー圧によって枝管1
1内に反転挿入することによって、該スタートライナー
6のエンド部に取り付けられた牽引ロープ又はベルト9
を枝管11(スタートライナー6)内に本管10側から
地上に向かって通し、この牽引ロープ又はベルト9を牽
引して枝管ライニング材1を枝管11(スタートライナ
ー6)内に引き込み、枝管11の曲がり部においては牽
引ロープ又はベルト9によって枝管ライニング材1の挿
入方向を修正して該枝管ライニング材1に曲がり部を容
易に通過させることができるため、従来のように高い反
転圧力が不要となり、板厚の厚い枝管ライニング材1で
あっても、これを曲がり部を有する枝管11内に容易に
反転挿入することができる。
【0030】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2に係る枝管ライニング工法を図7及び図8に基づい
て説明する。尚、図7及び図8は本実施の形態に係る枝
管ライニング工法の一工程を示す断面図であり、これら
の図においては図2乃至図6に示したと同一要素には同
一符号を付しており、以下、それらについての説明は省
略する。
【0031】本実施の形態に係る管ライニング工法にお
いては、前記実施の形態1において図2及び図3に示し
た工程(枝管ライニングユニット13の本管10内への
セットからスタートライナー6の枝管11内への反転挿
入に至る工程)は実施の形態1と全く同様になされる。
【0032】而して、本実施の形態では、図7に示す状
態から不図示のコンプレッサーを駆動してエアーホース
20から第2の密閉空間S2に圧縮エアーを供給する。
すると、枝管ライニング材1は圧縮エアーの圧力を受け
て枝管11(スタートライナー6)内に本管10側から
地上に向かって反転挿入されるが、図8に示すようにそ
の途中で枝管11の曲がり部を通過する際には、牽引ロ
ープ又はベルト9によってその反転挿入が修正されるた
め、該枝管ライニング材1は枝管11の曲がり部を容易
に通過することができ、従来のように高い反転圧力が不
要となり、枝管ライニング材1の板厚が厚くても、これ
を曲がり部を有する枝管11内に容易に引き込むことが
できる。
【0033】上述のようにして枝管ライニング材1が枝
管11(スタートライナー6)内に反転挿入されると、
以後は前記実施の形態1と同様の工程(図5及び図6参
照)を経て枝管11のライニングがなされるが、本実施
の形態においても前記実施の形態1と同様の効果が得ら
れる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の枝管ライニング材を用いて施工される請求項2又
は3記載の枝管ライニング工法によれば、先ず、薄くて
柔軟であるために曲がりがあっても反転し易いスタート
ライナーを流体圧によって枝管内に反転挿入することに
よって、該スタートライナーのエンド部に取り付けられ
た牽引ロープ又はベルトを枝管(スタートライナー)内
に本管側から地上に向かって通し、この牽引ロープ又は
ベルトを牽引して枝管ライニング材を枝管(スタートラ
イナー)内に引き込み、枝管の曲がり部においては牽引
ロープ又はベルトによって枝管ライニング材の反転挿入
方向を修正して該枝管ライニング材に曲がり部を容易に
通過させることができるため、従来のように高い反転圧
力が不要となり、板厚の厚い枝管ライニング材であって
も、これを曲がり部を有する枝管内に容易に反転挿入す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枝管ライニング材の断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る枝管ライニング工
法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 枝管ライニング材 2 管状樹脂吸着材 3 鍔部 4 プラスチックフィルム 5 チューブ 6 スタートライナー 7 エアーホース(ホース) 9 牽引ロープ又はベルト 10 本管 11 枝管 13 枝管ライニングユニット 14 作業ロボット 15 圧力バッグ 16 セッティングヘッド 20 エアーホース(ホース) S1 第1の密閉空間 S2 第2の密閉空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 23:00 (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2−12−4株式会社ゲ ット内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に硬化した鍔部を有し外表面が気密
    性の高いプラスチックフィルムで被覆されるとともに未
    硬化の硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂吸着材の内部
    に気密性の高いチューブを挿入し、エンド部が密閉され
    た気密性の高いスタートライナーを前記チューブの内部
    に挿入し、これらのチューブとスタートライナーの各一
    端を前記鍔部に気密的に固着するとともに、前記管状樹
    脂吸着材とチューブの各エンド部を密閉することによっ
    て内部にチューブとスタートライナーとで区画される第
    1の密閉空間を形成し、該第1の密閉空間に圧力流体を
    供給するホースを前記管状樹脂吸着材とチューブのエン
    ド部から第1の密閉空間に臨ませ、該ホースと前記スタ
    ートライナーのエンド部とを牽引ロープ又はベルトで連
    結して構成されることを特徴とする枝管ライニング材。
  2. 【請求項2】 一端に硬化した鍔部を有し外表面が気密
    性の高いプラスチックフィルムで被覆されるとともに未
    硬化の硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂吸着材の内部
    に気密性の高いチューブを挿入し、エンド部が密閉され
    た気密性の高いスタートライナーを前記チューブの内部
    に挿入し、これらのチューブとスタートライナーの各一
    端を前記鍔部に気密的に固着するとともに、前記管状樹
    脂吸着材とチューブの各エンド部を密閉することによっ
    て内部にチューブとスタートライナーとで画成される第
    1の密閉空間を形成し、該第1の密閉空間に圧力流体を
    供給するホースを前記管状樹脂吸着材とチューブのエン
    ド部から第1の密閉空間に臨ませ、該ホースと前記スタ
    ートライナーのエンド部とを牽引ロープ又はベルトで連
    結して構成される枝管ライニング材を用いて施工される
    枝管ライニング工法であって、 前記枝管ライニング材の鍔部を除く本体部分を圧力バッ
    グ内に挿入し、同枝管ライニング材の鍔部を前記圧力バ
    ッグの一端開口部に取り付けられたセッティングヘッド
    に密着させることによって前記圧力バッグ内に枝管ライ
    ニング材によって画成される第2の密閉空間を形成して
    成る枝管ライニングユニットを作業用ロボットに連結し
    て本管内を移動せしめ、前記枝管ライニング材の鍔部を
    本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記ホースか
    ら前記第1の密閉空間に圧力流体を供給して前記スター
    トライナーを枝管内に本管側から地上に向かって反転挿
    入し、第1の密閉空間を加圧したまま前記牽引ロープ又
    はベルトを牽引することによって前記枝管ライニングを
    そのエンド部側から逆反転させて前記スタートライナー
    内に引き込み、前記第2の密閉空間を加圧して枝管ライ
    ニング材を枝管の内周面に押圧したまま該枝管ライニン
    グ材に含浸された硬化性樹脂を硬化させることを特徴と
    する枝管ライニング工法。
  3. 【請求項3】 一端に硬化した鍔部を有し外表面が気密
    性の高いプラスチックフィルムで被覆されるとともに未
    硬化の硬化性樹脂を含浸して成る管状樹脂吸着材の内部
    に気密性の高いチューブを挿入し、エンド部が密閉され
    た気密性の高いスタートライナーを前記チューブの内部
    に挿入し、これらのチューブとスタートライナーの各一
    端を前記鍔部に気密的に固着するとともに、前記管状樹
    脂吸着材とチューブの各エンド部を密閉することによっ
    て内部にチューブとスタートライナーとで画成される第
    1の密閉空間を形成し、該第1の密閉空間に圧力流体を
    供給するホースを前記管状樹脂吸着材とチューブのエン
    ド部から第1の密閉空間に臨ませ、該ホースと前記スタ
    ートライナーのエンド部とを牽引ロープ又はベルトで連
    結して構成される枝管ライニング材を用いて施工される
    枝管ライニング工法であって、 前記枝管ライニング材の鍔部を除く本体部分を圧力バッ
    グ内に挿入し、同枝管ライニング材の鍔部を前記圧力バ
    ッグの一端開口部に取り付けられたセッティングヘッド
    に密着させることによって前記圧力バッグ内に枝管ライ
    ニング材によって画成される第2の密閉空間を形成して
    成る枝管ライニングユニットを作業用ロボットに連結し
    て本管内を移動せしめ、前記枝管ライニング材の鍔部を
    本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記ホースか
    ら前記第1の密閉空間に圧力流体を供給して前記スター
    トライナーを枝管内に本管側から地上に向かって反転挿
    入し、第1の密閉空間を加圧したまま前記第2の密閉空
    間に圧力流体を供給するとともに前記牽引ロープ又はベ
    ルトを牽引して前記枝管ライニング材を前記スタートラ
    イナー内に本管側から地上に向かって反転挿入し、前記
    第2の密閉空間を加圧して枝管ライニング材を枝管の内
    周面に押圧したまま該枝管ライニング材に含浸された硬
    化性樹脂を硬化させることを特徴とする枝管ライニング
    工法。
JP9176117A 1997-07-01 1997-07-01 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法 Pending JPH1120020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176117A JPH1120020A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176117A JPH1120020A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1120020A true JPH1120020A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16007985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9176117A Pending JPH1120020A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1120020A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123199A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Ccs:Kk 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JP2023014779A (ja) * 2021-07-19 2023-01-31 有限会社横島 更生管構造体及び管更生工法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123199A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Ccs:Kk 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JP2023014779A (ja) * 2021-07-19 2023-01-31 有限会社横島 更生管構造体及び管更生工法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7311121B2 (en) Lateral pipe lining material and lateral pipe lining method
EP0620102B1 (en) Branch pipe lining method and liner
JP2528429B2 (ja) 枝管ライニング工法
KR0178151B1 (ko) 관 라이닝 공법
US5439033A (en) Method of lining a branch pipe
US6152184A (en) Branch pipe liner bag and branch pipe lining method
US5964249A (en) Apparatus and method for repairing a pipeline
JPH04355115A (ja) 枝管ライニング材及びその製造方法
KR0178146B1 (ko) 관 라이닝재의 반전방법
JP2530552B2 (ja) 枝管ライニング工法
JPH1120020A (ja) 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法
JP2959667B2 (ja) 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JP2690716B2 (ja) 管部分補修用器材及び管部分補修工法
JP2678149B2 (ja) 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JPH04355116A (ja) 枝管ライニング工法
JPH0788962A (ja) 枝管ライニング工法
JPH1120022A (ja) 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法
JP2006205719A (ja) 枝管ライニング工法
JPH0957852A (ja) 枝管用鍔付スタートライナー及び管ライニング工法
JPH08289432A (ja) ケーブル通線兼管路補修工法
JP2003311833A (ja) 圧力バッグ及び枝管ライニング工法
JPH11207820A (ja) 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JPH1120021A (ja) 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法
AU2015202384A1 (en) Apparatus for repairing a damaged junction between a main line sewer pipe and a lateral sewer pipe
JPH08336896A (ja) ケーブル通線兼管路補修工法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018