JPH1120109A - 化粧シート - Google Patents
化粧シートInfo
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- JPH1120109A JPH1120109A JP18768497A JP18768497A JPH1120109A JP H1120109 A JPH1120109 A JP H1120109A JP 18768497 A JP18768497 A JP 18768497A JP 18768497 A JP18768497 A JP 18768497A JP H1120109 A JPH1120109 A JP H1120109A
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- Japan
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- layer
- formaldehyde
- decorative sheet
- protective layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保護層に2液硬化型ポリウレタン系樹脂を用
い、かつ、ホルムアルデヒド捕捉層に有機網の化合物を
用いた構成からなるホルムアルデヒド捕捉機能を有する
化粧シートにおいて、ホルムアルデヒド捕捉機能を有す
ると共に化粧シート表面の摩擦性や薬品性に優れた化粧
シートを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 保護層、絵柄層、ホルムアルデヒド捕捉
層、遮蔽層と紙基体とからなる積層体において、前記積
層体の最表面層が前記保護層からなると共に、前記保護
層と前記ホルムアルデヒド捕捉層間に前記遮蔽層が形成
されていることを特徴とする化粧シート。
い、かつ、ホルムアルデヒド捕捉層に有機網の化合物を
用いた構成からなるホルムアルデヒド捕捉機能を有する
化粧シートにおいて、ホルムアルデヒド捕捉機能を有す
ると共に化粧シート表面の摩擦性や薬品性に優れた化粧
シートを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 保護層、絵柄層、ホルムアルデヒド捕捉
層、遮蔽層と紙基体とからなる積層体において、前記積
層体の最表面層が前記保護層からなると共に、前記保護
層と前記ホルムアルデヒド捕捉層間に前記遮蔽層が形成
されていることを特徴とする化粧シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装、建
具の表面化粧、戸棚や箪笥などの家具等に使用される化
粧シートに関するものである。
具の表面化粧、戸棚や箪笥などの家具等に使用される化
粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の化粧シートは、基体とし
て一般的に紙を使用し、これに印刷を施してなる印刷シ
ートがそのまま用いられ、被着体の表面に貼り合わせて
使用されている。ところが、化粧シートを貼り合わせる
被着体の中には、ホルムアルデヒドを発生させる材料が
用いられているものが多く存在する。たとえば、木材合
板、パーティクルボード、木質繊維板等を形成するため
の接着剤、FRPを構成する樹脂、あるいは、樹脂基体
を構成する樹脂それ自体に尿素樹脂等のホルムアルデヒ
ド発生物質が用いられている。従って、このような被着
体に印刷シートをそのまま貼り合わせると、ホルムアル
デヒドが室内等に放出され、室内の衛生環境を損なうこ
とになる。
て一般的に紙を使用し、これに印刷を施してなる印刷シ
ートがそのまま用いられ、被着体の表面に貼り合わせて
使用されている。ところが、化粧シートを貼り合わせる
被着体の中には、ホルムアルデヒドを発生させる材料が
用いられているものが多く存在する。たとえば、木材合
板、パーティクルボード、木質繊維板等を形成するため
の接着剤、FRPを構成する樹脂、あるいは、樹脂基体
を構成する樹脂それ自体に尿素樹脂等のホルムアルデヒ
ド発生物質が用いられている。従って、このような被着
体に印刷シートをそのまま貼り合わせると、ホルムアル
デヒドが室内等に放出され、室内の衛生環境を損なうこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、これらの被着
体については、酢酸ビニル系樹脂等のホルムアルデヒド
を含まない樹脂を使用したり、樹脂の中に有機アミノ化
合物からなるホルムアルデヒド捕捉剤を添加するなどの
対策が採られているが、ホルムアルデヒドを含まない樹
脂は接着力が弱いために、合板の場合には層間の接着力
が不十分になる(特に初期接着力が弱い)という問題が
あり、パーティクルボード、木質繊維板、FRPの場合
には強度等の物性が変わってしまうという問題がある。
また、ホルムアルデヒド捕捉剤を被着体自体に添加して
使用すると、価格が高くなる上に、出来上がったものの
物性が変わる恐れがあるという問題もある。
体については、酢酸ビニル系樹脂等のホルムアルデヒド
を含まない樹脂を使用したり、樹脂の中に有機アミノ化
合物からなるホルムアルデヒド捕捉剤を添加するなどの
対策が採られているが、ホルムアルデヒドを含まない樹
脂は接着力が弱いために、合板の場合には層間の接着力
が不十分になる(特に初期接着力が弱い)という問題が
あり、パーティクルボード、木質繊維板、FRPの場合
には強度等の物性が変わってしまうという問題がある。
また、ホルムアルデヒド捕捉剤を被着体自体に添加して
使用すると、価格が高くなる上に、出来上がったものの
物性が変わる恐れがあるという問題もある。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、有害なホ
ルムアルデヒドの捕捉機能を有する化粧シートを提供す
ることにある。また、ホルムアルデヒド捕捉作用のある
代表的な物質は有機アミノ化合物であり、通常、ホルム
アルデヒド捕捉機能を有する化粧シートには、これらの
物質が含有されたホルムアルデヒド捕捉層が形成され、
このホルムアルデヒド捕捉層により、被着体等から放出
されるホルムアルデヒドを捕捉するように設計されてい
る。
されたものであり、その目的とするところは、有害なホ
ルムアルデヒドの捕捉機能を有する化粧シートを提供す
ることにある。また、ホルムアルデヒド捕捉作用のある
代表的な物質は有機アミノ化合物であり、通常、ホルム
アルデヒド捕捉機能を有する化粧シートには、これらの
物質が含有されたホルムアルデヒド捕捉層が形成され、
このホルムアルデヒド捕捉層により、被着体等から放出
されるホルムアルデヒドを捕捉するように設計されてい
る。
【0005】一方、化粧シートには、通常、木目柄やベ
タ柄、抽象柄等の装飾層が設けられると共に、前記装飾
層の保護および化粧シート表面の摩擦性や薬品性の向上
から保護層が設けられているが、前記保護層は加工適性
やコストや性能等の点からポリオール基を有する主剤に
イソシアネート基を有する硬化剤を加えて反応させる2
液硬化型ポリウレタン系樹脂が広く用いられている。ま
た、前記装飾層にも紙基体との接着性を向上させる目的
で2液硬化型ウレタン系樹脂が用いられることもある。
タ柄、抽象柄等の装飾層が設けられると共に、前記装飾
層の保護および化粧シート表面の摩擦性や薬品性の向上
から保護層が設けられているが、前記保護層は加工適性
やコストや性能等の点からポリオール基を有する主剤に
イソシアネート基を有する硬化剤を加えて反応させる2
液硬化型ポリウレタン系樹脂が広く用いられている。ま
た、前記装飾層にも紙基体との接着性を向上させる目的
で2液硬化型ウレタン系樹脂が用いられることもある。
【0006】しかしながら、この2液硬化型ポリウレタ
ン系樹脂で形成された保護層と有機アミノ化合物で形成
されたホルムアルデヒド捕捉層とを有する化粧シートは
製造時において、2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬化
剤であるイソシアネートと有機アミノ化合物のアミンが
反応してウレタン単分子を形成し、ホルムアルデヒドを
捕捉する機能を消滅させると共に保護層を形成する2液
硬化型ポリウレタン系樹脂が完全に硬化せずに化粧シー
ト表面の摩擦性や薬品性が所期の耐性までに至らないと
いった問題が生じる。
ン系樹脂で形成された保護層と有機アミノ化合物で形成
されたホルムアルデヒド捕捉層とを有する化粧シートは
製造時において、2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬化
剤であるイソシアネートと有機アミノ化合物のアミンが
反応してウレタン単分子を形成し、ホルムアルデヒドを
捕捉する機能を消滅させると共に保護層を形成する2液
硬化型ポリウレタン系樹脂が完全に硬化せずに化粧シー
ト表面の摩擦性や薬品性が所期の耐性までに至らないと
いった問題が生じる。
【0007】そこで、本発明は、上記のような問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
保護層に2液硬化型ポリウレタン系樹脂を用い、かつ、
ホルムアルデヒド捕捉層に有機アミノ化合物を用いた構
成からなるホルムアルデヒド捕捉機能を有する化粧シー
トにおいて、保護層に用いる2液硬化型ポリウレタン系
樹脂のイソシアネートとホルムアルデヒド捕捉層に用い
る有機アミノ化合物のアミンとの反応を防止し、ホルム
アルデヒド捕捉機能を有すると共に化粧シート表面の摩
擦性や薬品性に優れた化粧シートを提供することにあ
る。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
保護層に2液硬化型ポリウレタン系樹脂を用い、かつ、
ホルムアルデヒド捕捉層に有機アミノ化合物を用いた構
成からなるホルムアルデヒド捕捉機能を有する化粧シー
トにおいて、保護層に用いる2液硬化型ポリウレタン系
樹脂のイソシアネートとホルムアルデヒド捕捉層に用い
る有機アミノ化合物のアミンとの反応を防止し、ホルム
アルデヒド捕捉機能を有すると共に化粧シート表面の摩
擦性や薬品性に優れた化粧シートを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の化粧シートは、保護層、絵柄
層、ホルムアルデヒド捕捉層、遮蔽層と紙基体とからな
る積層体において、前記積層体の最表面層が前記保護層
からなると共に前記保護層と前記ホルムアルデヒド捕捉
層間に前記遮蔽層が形成されていることを特徴とするも
のである。このように遮蔽層を設けることにより、保護
層とホルムアルデヒド捕捉層が直接的に接触することを
防止することができ、前記保護層に2液硬化型ポリウレ
タン系樹脂を用い、かつ、前記ホルムアルデヒド捕捉層
に有機アミノ化合物を用いた構成としても、前記遮蔽層
により前記保護層の2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬
化剤であるイソシアネートと前記ホルムアルデヒド捕捉
層に設けられた有機アミノ化合物のアミンが相互に移行
するのを防止することができ、ホルムアルデヒド捕捉機
能を有すると共に化粧シート表面の摩擦性や薬品性に優
れた化粧シートとすることができる。
に、請求項1記載の発明の化粧シートは、保護層、絵柄
層、ホルムアルデヒド捕捉層、遮蔽層と紙基体とからな
る積層体において、前記積層体の最表面層が前記保護層
からなると共に前記保護層と前記ホルムアルデヒド捕捉
層間に前記遮蔽層が形成されていることを特徴とするも
のである。このように遮蔽層を設けることにより、保護
層とホルムアルデヒド捕捉層が直接的に接触することを
防止することができ、前記保護層に2液硬化型ポリウレ
タン系樹脂を用い、かつ、前記ホルムアルデヒド捕捉層
に有機アミノ化合物を用いた構成としても、前記遮蔽層
により前記保護層の2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬
化剤であるイソシアネートと前記ホルムアルデヒド捕捉
層に設けられた有機アミノ化合物のアミンが相互に移行
するのを防止することができ、ホルムアルデヒド捕捉機
能を有すると共に化粧シート表面の摩擦性や薬品性に優
れた化粧シートとすることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明の化粧シート
は、保護層、絵柄層、紙基体と遮蔽層とからなる積層体
において、前記積層体の最表面層が前記保護層からなる
と共に前記絵柄層にホルムアルデヒド捕捉物質が含有さ
れ、少なくとも前記保護層と前記絵柄層間に前記遮蔽層
が形成されていることを特徴とするものである。このよ
うな構成とすることにより、ホルムアルデヒド捕捉層を
一層別途に設けずに済むために、工数の低減ひいてはコ
スト低減になる。
は、保護層、絵柄層、紙基体と遮蔽層とからなる積層体
において、前記積層体の最表面層が前記保護層からなる
と共に前記絵柄層にホルムアルデヒド捕捉物質が含有さ
れ、少なくとも前記保護層と前記絵柄層間に前記遮蔽層
が形成されていることを特徴とするものである。このよ
うな構成とすることにより、ホルムアルデヒド捕捉層を
一層別途に設けずに済むために、工数の低減ひいてはコ
スト低減になる。
【0010】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、図面等を
用いて以下に更に詳しく説明する。図1〜6は本発明の
化粧シートの第1〜6の実施形態の層構成を示す断面図
であり、図中の1は保護層、2,2'は絵柄層、3,3',
3"は紙基体、4はホルムアルデヒド捕捉層、5は遮蔽
層、6,6'は接着剤層,10,10' は化粧シートをそれぞ
れ示す。
用いて以下に更に詳しく説明する。図1〜6は本発明の
化粧シートの第1〜6の実施形態の層構成を示す断面図
であり、図中の1は保護層、2,2'は絵柄層、3,3',
3"は紙基体、4はホルムアルデヒド捕捉層、5は遮蔽
層、6,6'は接着剤層,10,10' は化粧シートをそれぞ
れ示す。
【0011】図1は本発明の化粧シートの第1の実施形
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10は保護
層1,絵柄層2,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉層
4,紙基体3が順に積層されている。前記紙基体3を形
成する紙としては、上質紙、薄葉紙、和紙、クラフト
紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏ボード紙などが
使用され、その斤量としては20〜80g/m2 が適当
である。また、前記紙基体3は、これらの紙の単体ある
いは2層以上の積層体のいずれでもよい。この紙基体3
にホルムアルデヒドを捕捉する物質を含有した塗工液を
周知のロールコート法やグラビアコート法等で塗工して
ホルムアルデヒドを捕捉するホルムアルデヒド捕捉層4
が形成されている。この場合、ホルムアルデヒド捕捉層
4は前記紙基体3の紙層の中にも形成されていることは
当然である。
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10は保護
層1,絵柄層2,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉層
4,紙基体3が順に積層されている。前記紙基体3を形
成する紙としては、上質紙、薄葉紙、和紙、クラフト
紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏ボード紙などが
使用され、その斤量としては20〜80g/m2 が適当
である。また、前記紙基体3は、これらの紙の単体ある
いは2層以上の積層体のいずれでもよい。この紙基体3
にホルムアルデヒドを捕捉する物質を含有した塗工液を
周知のロールコート法やグラビアコート法等で塗工して
ホルムアルデヒドを捕捉するホルムアルデヒド捕捉層4
が形成されている。この場合、ホルムアルデヒド捕捉層
4は前記紙基体3の紙層の中にも形成されていることは
当然である。
【0012】ホルムアルデヒドを捕捉する代表的な物質
は有機アミノ化合物であり、この化合物はホルムアルデ
ヒドと容易に反応し、その生成物がホルムアルデヒドを
解離せず、無害で安定な物質であって、たとえば、尿
素、エチレン尿素、プロピレン尿素、5ーヒドロキシプ
ロピレン尿素、5ーメトキシプロピレン尿素、5ーメチ
ルプロピレン尿素、パラバン酸(グリオキザールモノウ
イレン)、4,5ージメトキシエチレン尿素、ピロリジ
ン、ピペリジン、ホルモリン、2ーヒドラゾベンゾチア
ゾールもしくはその誘導体、ジシアンジアミド等のアミ
ン類、アミド類、イミド類などが挙げられる。また、必
要に応じて水酸化アンモニウムを添加してもよい。さら
に、上記ホルムアルデヒド捕捉物質をシリカ、タルク、
クレー、活性炭、ゼオライト、セピオライト等の無機質
系粉末に担持させたものであってもよい。
は有機アミノ化合物であり、この化合物はホルムアルデ
ヒドと容易に反応し、その生成物がホルムアルデヒドを
解離せず、無害で安定な物質であって、たとえば、尿
素、エチレン尿素、プロピレン尿素、5ーヒドロキシプ
ロピレン尿素、5ーメトキシプロピレン尿素、5ーメチ
ルプロピレン尿素、パラバン酸(グリオキザールモノウ
イレン)、4,5ージメトキシエチレン尿素、ピロリジ
ン、ピペリジン、ホルモリン、2ーヒドラゾベンゾチア
ゾールもしくはその誘導体、ジシアンジアミド等のアミ
ン類、アミド類、イミド類などが挙げられる。また、必
要に応じて水酸化アンモニウムを添加してもよい。さら
に、上記ホルムアルデヒド捕捉物質をシリカ、タルク、
クレー、活性炭、ゼオライト、セピオライト等の無機質
系粉末に担持させたものであってもよい。
【0013】また、上記のホルムアルデヒド捕捉物質を
含有した塗工液は、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、硝化綿/ポリア
ミド系樹脂等の溶剤タイプやエマルジョンタイプのビヒ
クルに前記ホルムアルデヒド捕捉物質の1種あるいはそ
れ以上と添加剤を任意に加えて混練りすることにより得
ることができる。ホルムアルデヒド捕捉物質の塗工量は
化粧板の製造時に使用されたホルムアルデヒドを発生さ
せる要因物質の使用量により異なるが、ホルムアルデヒ
ド発生予想量に対して概ね1.5 〜2.0 倍の量であれば良
好な効果が得られる。また、塗工液は顔料を加えて着色
してもよいことはいうまでもない。
含有した塗工液は、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、硝化綿/ポリア
ミド系樹脂等の溶剤タイプやエマルジョンタイプのビヒ
クルに前記ホルムアルデヒド捕捉物質の1種あるいはそ
れ以上と添加剤を任意に加えて混練りすることにより得
ることができる。ホルムアルデヒド捕捉物質の塗工量は
化粧板の製造時に使用されたホルムアルデヒドを発生さ
せる要因物質の使用量により異なるが、ホルムアルデヒ
ド発生予想量に対して概ね1.5 〜2.0 倍の量であれば良
好な効果が得られる。また、塗工液は顔料を加えて着色
してもよいことはいうまでもない。
【0014】また、前記遮蔽層5は前記絵柄層2や前記
ホルムアルデヒド捕捉層4との接着性や前記保護層1に
用いられる2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬化剤であ
るイソシアネートの前記ホルムアルデヒド捕捉層4への
移行防止やホルムアルデヒドを透過させない等の点か
ら、たとえば、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレ
ンーメタクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチ
ル共重合体、エチレンー酢酸ビニル等のエチレンコポリ
マー樹脂が好ましい。前記遮蔽層5の形成方法は、前記
エチレンコポリマー樹脂のエマルジョン溶液を前記ホル
ムアルデヒド捕捉層4を形成した前記紙基体3の前記ホ
ルムアルデヒド捕捉層4面に周知のロールコート法やグ
ラビアコート法等で塗工して形成することができるし、
また、前記エチレンコポリマー樹脂を周知のTーダイ押
し出しラミネート法で塗工して形成することができる。
前記遮蔽層5は、均一なエチレンコポリマー樹脂の層を
形成することが第一義であって、前記遮蔽層5の厚みに
こだわるものではない。
ホルムアルデヒド捕捉層4との接着性や前記保護層1に
用いられる2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬化剤であ
るイソシアネートの前記ホルムアルデヒド捕捉層4への
移行防止やホルムアルデヒドを透過させない等の点か
ら、たとえば、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレ
ンーメタクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチ
ル共重合体、エチレンー酢酸ビニル等のエチレンコポリ
マー樹脂が好ましい。前記遮蔽層5の形成方法は、前記
エチレンコポリマー樹脂のエマルジョン溶液を前記ホル
ムアルデヒド捕捉層4を形成した前記紙基体3の前記ホ
ルムアルデヒド捕捉層4面に周知のロールコート法やグ
ラビアコート法等で塗工して形成することができるし、
また、前記エチレンコポリマー樹脂を周知のTーダイ押
し出しラミネート法で塗工して形成することができる。
前記遮蔽層5は、均一なエチレンコポリマー樹脂の層を
形成することが第一義であって、前記遮蔽層5の厚みに
こだわるものではない。
【0015】次に、前記絵柄層2は、たとえば、前記遮
蔽層5に用いたエチレンコポリマー樹脂と接着する樹脂
からなる印刷用インキで印刷することにより形成するこ
とができる。前記印刷用インキは、ビニル系樹脂、アク
リル系樹脂、硝化綿/ポリアミド系、塩素化ポリエチレ
ン,塩素化ポリプロピレン等の変成ポリオレフィン系、
ウレタン系樹脂等のビヒクルに顔料や添加剤を任意に加
えて混練りすることにより得ることができる。また、前
記保護層1は当然2液硬化型ポリウレタン系樹脂であっ
て、周知のロールコート法、グラビアコート法で前記2
液硬化型ポリウレタン系樹脂の塗工液を塗工することで
形成することができる。その塗工厚みは3〜6μmが適
当である。また、前記塗工液は必要に応じて顔料等を加
えて着色してもよいことはいうまでもない。
蔽層5に用いたエチレンコポリマー樹脂と接着する樹脂
からなる印刷用インキで印刷することにより形成するこ
とができる。前記印刷用インキは、ビニル系樹脂、アク
リル系樹脂、硝化綿/ポリアミド系、塩素化ポリエチレ
ン,塩素化ポリプロピレン等の変成ポリオレフィン系、
ウレタン系樹脂等のビヒクルに顔料や添加剤を任意に加
えて混練りすることにより得ることができる。また、前
記保護層1は当然2液硬化型ポリウレタン系樹脂であっ
て、周知のロールコート法、グラビアコート法で前記2
液硬化型ポリウレタン系樹脂の塗工液を塗工することで
形成することができる。その塗工厚みは3〜6μmが適
当である。また、前記塗工液は必要に応じて顔料等を加
えて着色してもよいことはいうまでもない。
【0016】図2は本発明の化粧シートの第2の実施形
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10は保護
層1,絵柄層2,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉層
4,紙基体3'が順に積層されている。前記紙基体3'は紙
基体3/接着剤層6/紙基体3の積層体からなる以外は
第1の実施形態と同じ構成である。前記接着剤層6に用
いる接着剤としては、エチレンー酢酸ビニル系,塩化ビ
ニルー酢酸ビニル系,アクリル系,ゴム系などのエマル
ジョン型接着剤を用いることができ、こららの接着剤を
用いて紙基体3、3を貼り合わせることにより、前記紙
基体3'を形成することができる。
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10は保護
層1,絵柄層2,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉層
4,紙基体3'が順に積層されている。前記紙基体3'は紙
基体3/接着剤層6/紙基体3の積層体からなる以外は
第1の実施形態と同じ構成である。前記接着剤層6に用
いる接着剤としては、エチレンー酢酸ビニル系,塩化ビ
ニルー酢酸ビニル系,アクリル系,ゴム系などのエマル
ジョン型接着剤を用いることができ、こららの接着剤を
用いて紙基体3、3を貼り合わせることにより、前記紙
基体3'を形成することができる。
【0017】図3は本発明の化粧シートの第3の実施形
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10は保護
層1,絵柄層2,紙基体3",ホルムアルデヒド捕捉層4
が順に積層されている。前記紙基体3"は紙基体3/接着
剤層6'/紙基体3の積層体からなり、前記接着剤層6'は
遮蔽層5を兼ねたものであり、これに用いる接着剤とし
てはポリエチレン,ポリプロピレン等のオレフィン、ア
イオノマー、エチレンーアクリル酸共重合体,エチレン
ーアクリル酸メチル共重合体,エチレンーメタクリル酸
共重合体等のエチレンコポリマーなどの熱溶融型樹脂が
適当であり、これらの樹脂を紙基体3、3間に周知のT
ーダイ押し出しラミネート法で塗工することにより前記
紙基体3"を形成することができる。この場合の接着剤層
6'は13〜50μmが適当である。保護層1,絵柄層2,ホ
ルムアルデヒド捕捉層4については第1の実施形態と同
じ方法で形成すればよく説明は省略するが、上記の熱溶
融型樹脂で形成された前記接着剤層6'はホルムアルデヒ
ドを透過させないために、前記接着剤層6'のホルムアル
デヒド捕捉層4を形成した側の紙基体3に滞留するホル
ムアルデヒドを確実に捕捉し、外部への放出を一層少な
くすることができる。
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10は保護
層1,絵柄層2,紙基体3",ホルムアルデヒド捕捉層4
が順に積層されている。前記紙基体3"は紙基体3/接着
剤層6'/紙基体3の積層体からなり、前記接着剤層6'は
遮蔽層5を兼ねたものであり、これに用いる接着剤とし
てはポリエチレン,ポリプロピレン等のオレフィン、ア
イオノマー、エチレンーアクリル酸共重合体,エチレン
ーアクリル酸メチル共重合体,エチレンーメタクリル酸
共重合体等のエチレンコポリマーなどの熱溶融型樹脂が
適当であり、これらの樹脂を紙基体3、3間に周知のT
ーダイ押し出しラミネート法で塗工することにより前記
紙基体3"を形成することができる。この場合の接着剤層
6'は13〜50μmが適当である。保護層1,絵柄層2,ホ
ルムアルデヒド捕捉層4については第1の実施形態と同
じ方法で形成すればよく説明は省略するが、上記の熱溶
融型樹脂で形成された前記接着剤層6'はホルムアルデヒ
ドを透過させないために、前記接着剤層6'のホルムアル
デヒド捕捉層4を形成した側の紙基体3に滞留するホル
ムアルデヒドを確実に捕捉し、外部への放出を一層少な
くすることができる。
【0018】図4は本発明の化粧シートの第4の実施形
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10’は保
護層1,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉物質を含有し
た絵柄層2',紙基体3が順に積層されている。前記ホル
ムアルデヒド捕捉物質を含有した絵柄層2'を形成する印
刷インキは、硝化綿/アルキッド系、硝化綿/ポリアミ
ド系、セルロース系、塩化ビニル系、塩化ビニル/酢酸
ビニル系、アクリル系、エステル系樹脂等の溶剤タイプ
やエマルジョンタイプのビヒクルに前記のホルムアルデ
ヒド捕捉物質と顔料と添加剤を任意に混練りすることに
より得ることができる。また、遮蔽層5、保護層1につ
いては第1の実施形態に記載したと同じ方法で形成する
ことができ、説明は省略する。
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10’は保
護層1,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉物質を含有し
た絵柄層2',紙基体3が順に積層されている。前記ホル
ムアルデヒド捕捉物質を含有した絵柄層2'を形成する印
刷インキは、硝化綿/アルキッド系、硝化綿/ポリアミ
ド系、セルロース系、塩化ビニル系、塩化ビニル/酢酸
ビニル系、アクリル系、エステル系樹脂等の溶剤タイプ
やエマルジョンタイプのビヒクルに前記のホルムアルデ
ヒド捕捉物質と顔料と添加剤を任意に混練りすることに
より得ることができる。また、遮蔽層5、保護層1につ
いては第1の実施形態に記載したと同じ方法で形成する
ことができ、説明は省略する。
【0019】図5は本発明の化粧シートの第5の実施形
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10’は保
護層1,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉物質を含有し
た絵柄層2',紙基体3'が順に積層されている。本実施形
態は第4の実施形態の紙基体3のかわりに第2の実施形
態に用いた紙基体3/接着剤層6/紙基体3の積層体か
らなる紙基体3'を用いたものであり説明は省略する。
態の層構成を示す断面図であって、化粧シート10’は保
護層1,遮蔽層5,ホルムアルデヒド捕捉物質を含有し
た絵柄層2',紙基体3'が順に積層されている。本実施形
態は第4の実施形態の紙基体3のかわりに第2の実施形
態に用いた紙基体3/接着剤層6/紙基体3の積層体か
らなる紙基体3'を用いたものであり説明は省略する。
【0020】図6は本発明の化粧シートの第6の実施形
態の層構成を示す断面図である。第1〜5に記載した方
法と同じ方法で形成することができ、説明は省略する。
態の層構成を示す断面図である。第1〜5に記載した方
法と同じ方法で形成することができ、説明は省略する。
【0021】また、図1〜6に示した本発明の化粧シー
トの第1〜第6の実施形態は、いずれも保護層に用いる
2液硬化型ポリウレタン系樹脂とホルムアルデヒド捕捉
層に用いる有機アミノ化合物とが直接接触するのを防止
することを目的に遮蔽層を保護層とホルムアルデヒド捕
捉層との間に設けたものであるが、通常化粧シートは製
造時においてはロール状であり、ロール状において保護
層とホルムアルデヒド捕捉層とが第1〜第6の実施形態
においても直接、あるいは、間接的に接触することにな
り、これを防止するためにロール状において保護層と接
触する化粧シートの保護層と反対面にも上記の遮蔽層に
用いた樹脂の層を形成してもよい。この場合には、上記
の遮蔽層に用いた樹脂のエマルジョン溶液を用いて形成
することが好ましい。ただし、図2の第2の実施形態に
おいては、紙基体3'が化粧シートの保護層と反対面に設
けた遮蔽層と同様な効果を期待できるものである。
トの第1〜第6の実施形態は、いずれも保護層に用いる
2液硬化型ポリウレタン系樹脂とホルムアルデヒド捕捉
層に用いる有機アミノ化合物とが直接接触するのを防止
することを目的に遮蔽層を保護層とホルムアルデヒド捕
捉層との間に設けたものであるが、通常化粧シートは製
造時においてはロール状であり、ロール状において保護
層とホルムアルデヒド捕捉層とが第1〜第6の実施形態
においても直接、あるいは、間接的に接触することにな
り、これを防止するためにロール状において保護層と接
触する化粧シートの保護層と反対面にも上記の遮蔽層に
用いた樹脂の層を形成してもよい。この場合には、上記
の遮蔽層に用いた樹脂のエマルジョン溶液を用いて形成
することが好ましい。ただし、図2の第2の実施形態に
おいては、紙基体3'が化粧シートの保護層と反対面に設
けた遮蔽層と同様な効果を期待できるものである。
【0022】また、本発明の第1〜3、および、第6の
実施形態においては、保護層と絵柄層とがホルムアルデ
ヒド捕捉層と遮蔽層により分離されており、この場合に
は絵柄層を形成する印刷インキのバインダーとして2液
硬化型ポリウレタン系樹脂を用いることも可能である。
実施形態においては、保護層と絵柄層とがホルムアルデ
ヒド捕捉層と遮蔽層により分離されており、この場合に
は絵柄層を形成する印刷インキのバインダーとして2液
硬化型ポリウレタン系樹脂を用いることも可能である。
【0023】
【実施例】上記の本発明について、以下に実施例をあげ
て、更に詳しく説明する。 実施例1 斤量30g/ m2 の薄葉紙の片面にホルムアルデヒド捕
捉物質である六員環の飽和環状第二アミンのピペリジン
を担持したクレーを10%添加した硝化綿系塗工液を周
知のグラビア印刷法で印刷してホルムアルデヒド捕捉層
を形成し、前記ホルムアルデヒド捕捉層上にエチレンー
アクリル酸共重合体のエマルジョン溶液を周知のグラビ
ア印刷法でドライ時に1g/m2 の層ができるように印
刷して遮蔽層を形成し、さらに前記遮蔽層状にアクリル
系の印刷インキを用いて着色ベタインキ層を形成すると
共に、その上にアクリル系インキにて木目模様の絵柄層
を形成すると共に、前記絵柄層面全面に2液硬化型ポリ
ウレタン系樹脂の塗工液を用いて周知のグラビア印刷法
でドライ時に5g/m2 となるように保護層を形成し
て、本発明の化粧シートAを得た。 実施例2 斤量30g/ m2 の薄葉紙同士を低密度ポリエチレンを
15μm押し出して薄葉紙/低密度ポリエチレン/薄葉
紙の積層体となし、前記積層体の一方の面に硝化綿系イ
ンキにて木目模様の絵柄層を周知のグラビア印刷法で形
成すると共に、前記絵柄層全面に2液硬化型ポリウレタ
ン系樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法でドライ時に
5g/m2 となるように保護層を形成して後に、継続し
て前記積層体の他方の面にホルムアルデヒド捕捉物質で
ある六員環の飽和環状第二アミンのピペリジンを担持し
たクレーを10%添加した硝化綿系塗工液を周知のグラ
ビア印刷法で印刷してホルムアルデヒド捕捉層を形成し
て、本発明の化粧シートBを得た。 比較例1 斤量30g/ m2 の薄葉紙の一方の面に硝化綿系インキ
にて木目模様の絵柄層を周知のグラビア印刷法で形成す
ると共に、前記絵柄層全面に2液硬化型ポリウレタン系
樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法でドライ時に5g
/m2 となるように保護層を形成して後に、継続して前
記薄葉紙の他方の面にホルムアルデヒド捕捉物質である
六員環の飽和環状第二アミンのピペリジンを担持したク
レーを10%添加した硝化綿系塗工液を周知のグラビア
印刷法で印刷して比較対象となす化粧シートCを得た。
て、更に詳しく説明する。 実施例1 斤量30g/ m2 の薄葉紙の片面にホルムアルデヒド捕
捉物質である六員環の飽和環状第二アミンのピペリジン
を担持したクレーを10%添加した硝化綿系塗工液を周
知のグラビア印刷法で印刷してホルムアルデヒド捕捉層
を形成し、前記ホルムアルデヒド捕捉層上にエチレンー
アクリル酸共重合体のエマルジョン溶液を周知のグラビ
ア印刷法でドライ時に1g/m2 の層ができるように印
刷して遮蔽層を形成し、さらに前記遮蔽層状にアクリル
系の印刷インキを用いて着色ベタインキ層を形成すると
共に、その上にアクリル系インキにて木目模様の絵柄層
を形成すると共に、前記絵柄層面全面に2液硬化型ポリ
ウレタン系樹脂の塗工液を用いて周知のグラビア印刷法
でドライ時に5g/m2 となるように保護層を形成し
て、本発明の化粧シートAを得た。 実施例2 斤量30g/ m2 の薄葉紙同士を低密度ポリエチレンを
15μm押し出して薄葉紙/低密度ポリエチレン/薄葉
紙の積層体となし、前記積層体の一方の面に硝化綿系イ
ンキにて木目模様の絵柄層を周知のグラビア印刷法で形
成すると共に、前記絵柄層全面に2液硬化型ポリウレタ
ン系樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法でドライ時に
5g/m2 となるように保護層を形成して後に、継続し
て前記積層体の他方の面にホルムアルデヒド捕捉物質で
ある六員環の飽和環状第二アミンのピペリジンを担持し
たクレーを10%添加した硝化綿系塗工液を周知のグラ
ビア印刷法で印刷してホルムアルデヒド捕捉層を形成し
て、本発明の化粧シートBを得た。 比較例1 斤量30g/ m2 の薄葉紙の一方の面に硝化綿系インキ
にて木目模様の絵柄層を周知のグラビア印刷法で形成す
ると共に、前記絵柄層全面に2液硬化型ポリウレタン系
樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法でドライ時に5g
/m2 となるように保護層を形成して後に、継続して前
記薄葉紙の他方の面にホルムアルデヒド捕捉物質である
六員環の飽和環状第二アミンのピペリジンを担持したク
レーを10%添加した硝化綿系塗工液を周知のグラビア
印刷法で印刷して比較対象となす化粧シートCを得た。
【0024】上記の実施例1、2および比較例1の各化
粧シートA、B、Cをラワン材単板相互を尿素樹脂系接
着剤で貼り合せた2.5mm の木質合板の両面にエチレンー
酢酸ビニル系接着剤を用いてそれぞれ貼り合わせた化粧
板を作製した。これらの化粧板を日本農林規格に定める
ホルムアルデヒド定量試験に準じて実施し、その結果を
表1にまとめて示した。
粧シートA、B、Cをラワン材単板相互を尿素樹脂系接
着剤で貼り合せた2.5mm の木質合板の両面にエチレンー
酢酸ビニル系接着剤を用いてそれぞれ貼り合わせた化粧
板を作製した。これらの化粧板を日本農林規格に定める
ホルムアルデヒド定量試験に準じて実施し、その結果を
表1にまとめて示した。
【0025】
【表1】 表1からも明らかなように、本発明の化粧シートは遮蔽
層を2液硬化型ポリウレタン系樹脂とホルムアルデヒド
捕捉層が直接接触しないように設けることにより、ホル
ムアルデヒドを捕捉する機能を有する化粧シートとして
有効であることが確認できた。
層を2液硬化型ポリウレタン系樹脂とホルムアルデヒド
捕捉層が直接接触しないように設けることにより、ホル
ムアルデヒドを捕捉する機能を有する化粧シートとして
有効であることが確認できた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化粧シー
トは、保護層等に用いる樹脂等の材料、たとえば、2液
硬化型ポリウレタン系樹脂と、ホルムアルデヒド捕捉層
に用いるホルムアルデヒド捕捉物質等の材料、たとえ
ば、有機アミノ化合物を用いた構成からなるホルムアル
デヒド捕捉機能を有する化粧シートにおいて、遮蔽層を
設けることにより、保護層とホルムアルデヒド捕捉層と
の反応を防止し、ホルムアルデヒド捕捉機能を有すると
共に、化粧シート表面の摩擦性や薬品性に優れた化粧シ
ートとすることができる。
トは、保護層等に用いる樹脂等の材料、たとえば、2液
硬化型ポリウレタン系樹脂と、ホルムアルデヒド捕捉層
に用いるホルムアルデヒド捕捉物質等の材料、たとえ
ば、有機アミノ化合物を用いた構成からなるホルムアル
デヒド捕捉機能を有する化粧シートにおいて、遮蔽層を
設けることにより、保護層とホルムアルデヒド捕捉層と
の反応を防止し、ホルムアルデヒド捕捉機能を有すると
共に、化粧シート表面の摩擦性や薬品性に優れた化粧シ
ートとすることができる。
【図1】本発明の化粧シートの第1の実施形態の層構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明の化粧シートの第2の実施形態の層構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本発明の化粧シートの第3の実施形態の層構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】本発明の化粧シートの第4の実施形態の層構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本発明の化粧シートの第5の実施形態の層構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】本発明の化粧シートの第6の実施形態の層構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 保護層 2,2' 絵柄層 3,3',3" 紙基体 4 ホルムアルデヒド捕捉層 5 遮蔽層 6,6' 接着剤層 10,10' 化粧シート
Claims (2)
- 【請求項1】 保護層、絵柄層、ホルムアルデヒド捕捉
層、遮蔽層と紙基体とからなる積層体において、前記積
層体の最表面層が前記保護層からなると共に前記保護層
と前記ホルムアルデヒド捕捉層間に前記遮蔽層が形成さ
れていることを特徴とする化粧シート。 - 【請求項2】 保護層、絵柄層、紙基体と遮蔽層とから
なる積層体において、前記積層体の最表面層が前記保護
層からなると共に前記絵柄層にホルムアルデヒド捕捉物
質が含有され、少なくとも前記保護層と前記絵柄層間に
前記遮蔽層が形成されていることを特徴とする化粧シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18768497A JPH1120109A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18768497A JPH1120109A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 化粧シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120109A true JPH1120109A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16210342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18768497A Withdrawn JPH1120109A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 化粧シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1120109A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7604853B2 (en) | 2000-10-10 | 2009-10-20 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisya | Building material for interiors having odor elilinating property and interior structure of building using the same |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP18768497A patent/JPH1120109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7604853B2 (en) | 2000-10-10 | 2009-10-20 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisya | Building material for interiors having odor elilinating property and interior structure of building using the same |
| US7955472B2 (en) | 2000-10-10 | 2011-06-07 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisya | Interior construction material having deodorizing activity |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |